JP2009014241A - 温風発生装置 - Google Patents

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徳蔵 山元
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Abstract

【課題】本発明は、ガンタイプバーナーによる燃焼を完全燃焼することにより燃焼ガスを有効利用することができる温風発生装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、上部に外部の空気を取り込むための吸引ファン2および側部に温風を吹く出すための温風吹出し口3が設けられる燃焼装置収納ケース4と、該燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5と、該燃焼装置5に連通状に連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出される排気管7とから構成される温風発生装置1において、前記燃焼装置5の第一の燃焼炉8の火炎の先端から前記排気口6までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、温風発生装置に関する。詳しくは炭化水素系燃料を完全燃焼させることで燃料の有効利用を可能とする温風発生装置に係るものである。
従来より、例えば施設園芸ハウス内の内部を温風で暖房するための温風ボイラー101では、図7に示すように、ガンタイプバーナー102の噴射ノズルを大口径の燃焼炉104内にて燃焼させ、燃焼炉104に充満する燃焼ガスによって燃焼炉104内を高温状態とし、この高温燃焼排気ガスを熱交換器107のパイプ内を通過させ、この燃焼炉104および熱交換器107に送風ファン105によって風を当てることにより熱交換された温風をハウス103内に送り込んでいる。なお、燃焼炉104内の熱交換された排ガスは煙突106によってハウス外へ排気されている(参考文献1参照。)。
特開2002−34355号公報
しかしながら前記温風ボイラーでは熱交換率を高めるために燃焼炉が大口径とされるが、ガンタイプバーナーでは液体燃料をノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に、液体燃料のかなり多くの部分が燃焼せずに燃焼炉内面に付着するなどして不完全燃焼の状態となるために一酸化炭素やNoxなどの有毒ガスがハウスの外へ排気されることとなり、外気に有害物質が放出され環境に悪影響を及ぼすことになる。まして、このような排気ガスをハウス内に排出すれば植物の生育に有害であったり、ハウス内で作業する人の健康が害したり一酸化炭素中毒事故を起こしたりしかねない。
また、前記温風ボイラーでは燃焼炉および熱交換器の外表面をファンによる送風によって熱交換するものであるが、燃焼ガスは高温の状態で煙突から外気中に放出されるために、熱交換率が非常に低く、燃費が非常に悪い。
また、サウナ用暖房装置などにおいて、排気管を蛇行構造とすることにより完全燃焼させるとともに熱交換効率を向上させるような構造を有するものがあるが、この装置で用いることのできるバーナーの火炎噴射ノズルのサイズは小さなものに限られ、炉内温度はせいぜい400℃前後の値になると推測される。また、無理に火炎噴射ノズルのサイズを大きくすると黒煙が発生し、完全燃焼状態が保てなくなることが本発明者により確認されている。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、ガンタイプバーナーによる燃焼を完全燃焼することにより燃焼ガスを有効利用することができる温風発生装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る温風発生装置は、空気を取り込む吸引ファンと該吸引ファンにより温風が吹き出される温風吹出し口を備える燃焼装置収納ケースと、前記燃焼装置収納ケース内に、燃料源から燃料が供給されると共に前方先端に火炎噴射ノズルが装着された火炎噴射器と、酸素または酸素を含む気体から成る酸素含有気体を送出する送風機と、該送風機から前記火炎噴射器を取り囲んで前記火炎噴射ノズルの軸方向と同心的に前方に延設された送風管とを有し、前記火炎噴射ノズルから火炎が噴射されるバーナーを備える温風発生装置において、一端が前記バーナーに連結され、且つ、他端が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、その他端に形成される排気口が前記吸引ファンの近傍に位置される筒状の第一の燃焼炉が内包され、前記送風機は前記送風管を通じて前記燃焼炉内のみに前記酸素含有気体を送出し、前記火炎噴射器は前記燃焼炉内のみに前記火炎を噴射すると共に、前記送風機から送出された前記酸素含有気体は前記排気口のみから排出され、前記第一の燃焼炉の長さは、前記火炎の先端の位置が前記排気口の位置より前記第一の燃焼炉の内部にあり、且つ前記火炎の先端の位置と前記排気口の位置に所定の距離を設けるのに十分な長さであり、前記第一の燃焼炉の内径は前記火炎と接触しない範囲での最小値以上の値であり且つその近傍の値とし、前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成とする。
ここで、一端が前記バーナーに連結され、且つ、他端が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、その他端に形成される排気口が前記吸引ファンの近傍に位置される筒状の第一の燃焼炉の内径が前記火炎と接触しない範囲での最小値以上の値であり、且つその近傍の値とする構成を採用することにより、以下の5つの効果が得られ前記課題が解決される。すなわち、第1に、ガンタイプバーナーで液体燃料をノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に液体燃料のかなり多くの部分が燃焼せずに燃焼炉内面に付着しても、燃焼炉内面は炎の直近で高温であるため付着した液体燃料は直ちに気化し、その場で着火して燃焼することになる。第2に、従来の大口径燃焼炉の場合は、バーナーより送り出される酸素含有気体の中には火炎より遠い位置を通過して燃焼には何ら利用されることなく炉外に排出される部分がある一方、火炎近傍を通過する酸素含有気体中の酸素は急速に燃焼消費されるため火炎近傍の酸素濃度が低くなってしまうのに対し、本発明ではバーナーより送り出される酸素含有気体はすべて火炎の直近を通過するので、火炎近傍の酸素濃度は従来の大口径燃焼炉の場合に比べて高く保たれ、燃焼への酸素の利用効率が格段に向上することになる。第3に、燃焼炉内が狭い空間であるため燃焼炉内温度が容易に高温となり完全燃焼がさらに促進されることになる。第4に、第3の効果により燃焼炉内温度が容易に高温となるのに加えて、第2の効果に付随する効果としてバーナーより送り出される酸素含有気体はすべて高温の火炎の直近を通過して酸素含有気体が効率よく高温に加熱されることにより、高温予熱空気燃焼といわれる燃焼状態と同様の燃焼状態が実現し、たとえ酸素濃度が低くても完全燃焼することにより一酸化炭素のみならずNOxなどの有害物質の発生を抑えることが可能となる。
さらに、前記燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成とすることにより排気管内を流れる酸素含有気体の流れが抑制されることで燃焼内部の気圧が高まり、完全燃焼効果がさらに助長され、バーナーの火炎噴射ノズルのサイズを大きくしても、完全燃焼状態および高温予熱空気燃焼状態が保てることとなり、一酸化炭素のみならずNOxの発生をも抑制することができる。
第5に、排気口が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、吸引ファンの近傍に配置させることにより、吸引ファンによって燃焼ガスが強制的に吸引されることで炉内に圧がかからず燃焼効率が良くなる。また、従来では一酸化炭素などの有毒ガスが含まれる燃焼ガスは屋外に排気するものであるが、本発明では完全燃焼を可能とすることにより排気口より排気される高温状態の燃焼ガスを吸引ファンによって外気とともに燃焼装置収納ケース内に取り込んで温風として活用することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る温風発生装置は、前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域内の少なくとも一部領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向である構成とする。
ここで、前記燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成に加えて、前記燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域内の少なくとも一部領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向である構成とすることにより、前記排気管内を流れる前記酸素含有気体の流れはさらに抑制されることになり、前記〔0009〕で詳述した効果はさらに助長されることになる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る温風発生装置は、前記第一の燃焼炉内の領域において、複数の放熱管が設けられる構成とする。
ここで、第一の燃焼炉内の領域において、複数の放熱管が設けられることにより放熱面積が大きくなり、燃焼装置収納ケース内に吸引される外気と燃焼ガスとの混合気体との接触面積が大きくなることにより非常に効率の良い熱交換が可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る温風発生装置は、前記火炎噴射ノズルに、一端が連結され、他端が前記第一の燃焼炉内に開放状とされる筒状の第二の燃焼炉を設ける構成とする。
ここで、第一の燃焼炉内に、火炎噴射ノズルに、一端が連結され、他端が開放状とされる筒状の第二の燃焼炉を設けることによって、一段と燃焼炉内が狭い空間となり、燃焼炉内温度が容易に高温となり完全燃焼がさらに促進されることになる。
また、前記第二の燃焼炉が、前記火炎噴射ノズルからの火炎を囲む内径と長さを有する
構成とすることにより、燃焼炉内温度が容易に高温となりガンタイプバーナーで液体燃料をノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に液体燃料のかなり多くの部分が燃焼せずに燃焼炉内面に付着しても、燃焼炉内面は炎の直近で高温であるため付着した液体燃料は直ちに気化し、その場で着火して燃焼することで、完全燃焼状態が保てることとなり、一酸化炭素のみならずNOxの発生を抑制することができる。
また、前記火炎による前記第二の燃焼炉内の炉内壁の全部又は一部の位置における温度が800℃以上とすることにより、ノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に燃焼せずに燃焼炉内面に付着する炭化水素系燃料が完全燃焼することになり、一酸化炭素およびNOxの発生を抑止することができる。
また、前記炭化水素系燃料は、原油、重油、灯油、軽油、ジェット燃料、ガソリン、ナフサ、LPG及びLNGよりなる炭化水素系燃料の中から選ばれる一又は複数種を混合した燃料とするものであるが、特に灯油、あるいは軽油を使用した場合に顕著な効果を得ることができる。
本発明に係る温風発生装置では、排気管を燃焼装置収納ケース内より突出させて吸引ファンの近傍にその排気口を配置させることにより、吸引ファンにより前記排気口から排気される燃焼ガスが吸引されて前記排気管内に過度の圧がかかわらず燃焼ガスの良好な流れが確保されることにより燃焼効率が良くなる。
また、排気口から放出される高温状態の燃焼ガスと外気とが混合されることで外気の温度が上昇した状態で吸引ファンによって燃焼装置収納ケース内に取り込まれることとなり、これにより燃焼装置収納ケース内の第一の燃焼炉、排気管、あるいは放熱管の外表面での温度降下を抑制し、非常に効率の良い熱交換が可能となる。
また、前記燃焼炉内の火炎の先端から排気口までの領域の一又は複数の箇所において、酸素混合気体の流路が狭く制限される突起部を設ける、あるいは前記燃焼炉内の火炎の先端から排気口までの領域内の少なくとも一部領域における前記酸素含有気体の流れる方向が、送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向であることにより、第一の燃焼炉内の内部気圧をさらに効果的に高めることとなり高温予熱空気燃焼といわれる燃焼状態と同様の燃焼状態が実現し、酸素濃度が低くても完全燃焼することが可能となる。
また、第一の燃焼炉内に、火炎噴射ノズルに、一端が連結され、他端が開放状とされる筒状の第二の燃焼炉を設けることにより、一段と燃焼炉内が狭い空間となり、燃焼炉内温度を800℃以上の高温とすることが可能となり、ノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に燃焼せずに燃焼炉内面に付着する炭化水素系燃料が完全燃焼することになり、一酸化炭素およびNOxの発生を抑止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明を適用した温風発生装置の一例を示すための説明図、図2に、図1における燃焼装置の他の例を示すための説明図を示す。
ここで示す温風発生装置1は、上部に外部の空気を取り込むための吸引ファン2および側部に温風を吹く出すための温風吹出し口3が設けられる燃焼装置収納ケース4と、該燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5と、該燃焼装置5に連通状に連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出される排気管7とから構成される。
そこで、前記燃焼装置5は、全長1500mm、内径が300mmの筒形状の第一の燃焼炉8と、この第一の燃焼炉8の一端9に連結されるガンタイプ式のバーナー10とから構成される。このバーナー10は、燃料源から燃料(例えば灯油燃料)が供給されると共に、前方先端に火炎噴射ノズル11が装着された火炎噴射器12と、酸素または酸素を含む気体から成る酸素含有気体を送出する送風機13と、この送風機13から前記火炎噴射器12を取り囲んで前記火炎噴射ノズル11の軸方向と同心的に前方に延設される送風管14とから構成される。
ここで、前記第一の燃焼炉8の一端には前記バーナー10の火炎噴射器12および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器12の火炎噴射ノズル11が前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の他端15に向けて突出された状態で連結され、さらに燃焼前記第一の炉8の他端15に、排気口6を有する排気管7が連結された構成とする。
また、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎に先端から該第一の燃焼炉8の他端までの領域において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面に沿って突設されている。
したがって、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から前記排気口6までの領域内で前記酸素含有気体の流路が前記突起部16および前記第一の燃焼炉8の他端に連結された排気管7によって狭く制限されることになる。
また、図2に示すように、燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5は、内径が約300mmの第一の燃焼炉8の一端9には前記バーナー10の火炎噴射器および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器の火炎噴射ノズルが前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の開放端に向けて突出された状態で連結され、この第一の燃焼炉8の他端には、内径が200mmの排気口排気管7が連結され、この排気管7は、その内部を流れる酸素含有気体と第一の燃焼炉8の内部を酸素含有気体との流方向が逆方向となるように前記排気管7が180度折り曲げられ、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出された構成される。
更に、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から該第一の燃焼炉8の他端15までの領域および前記排気管7の領域内において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面および前記排気管7内周面に沿って突設されている。
したがって、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズルから噴射される火炎の先端から前記排気口6までの領域内で前記酸素含有気体の流路が前記突起部16および前記第一の燃焼炉8の他端に連結された排気管7によって狭く制限されるとともに、前記領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向となる。
このような構成の温風発生装置1では、前記バーナー10の送風機13から送風管14を通して前記第一の燃焼炉8内のみに酸素含有気体(空気)を送出するとともに前記火炎噴射器12は第一の燃焼炉8内のみに火炎を噴射させることとなり、前記酸素含有気体と火炎とによる燃焼ガスは第一の燃焼炉8の他端15に連結される排気管7の排気口6から外部の空気を取り込むための吸引ファン2の近傍に排出される。この熱せられた燃焼ガスは、吸引ファン2によって外気と共に燃焼装置収納ケース4内に取り込まれる。取り込まれた前記燃焼ガスと外気との混合気体は、前記燃焼装置収納ケース4内の第一の燃焼炉8および排気管7の外表面に接触することにより熱せられて温風吹出し口3より吹き出される。
次に、図3に、本発明を適用した温風発生装置の他の例を示すための説明図、図4に、図3における燃焼装置の一例を示すための説明図を示す。
ここで示す温風発生装置1は、上部に外部の空気を取り込むための吸引ファン2および側部に温風を吹く出すための温風吹出し口3が設けられる燃焼装置収納ケース4と、該燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5と、該燃焼装置5に連通状に連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出される排気管7とから構成される。
そこで、前記燃焼装置5は、全長1500mm、内径が300mmの筒形状の第一の燃焼炉8と、この第一の燃焼炉8の一端9に連結されるガンタイプ式のバーナー10とから構成される。このバーナー10は、燃料源から燃料(例えば灯油燃料)が供給されると共に、前方先端に火炎噴射ノズル11が装着された火炎噴射器12と、酸素または酸素を含む気体から成る酸素含有気体を送出する送風機13と、この送風機13から前記火炎噴射器12を取り囲んで前記火炎噴射ノズル11の軸方向と同心的に前方に延設される送風管14とから構成される。
ここで、前記第一の燃焼炉8の一端には前記バーナー10の火炎噴射器12および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器12の火炎噴射ノズル11が前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の他端15に向けて突出された状態で連結され、さらに燃焼前記第一の炉8の他端15に、排気口6を有する排気管7が連結された構成とする。
更に、前記第一の燃焼炉8内には、全長500mm、内径が130mmの第二の燃焼炉8Aが、該第二の燃焼炉8Aの一端が前記第一の燃焼炉8と同様に、前記バーナー10の火炎噴射器12を取り囲むように取り付けられ、その他端が前記第一の燃焼炉8の同軸線上に開放された状態で設置される。
また、前記第一の燃焼炉8の他端までの領域において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面に沿って突設されている。
したがって、前記第二の燃焼炉8A内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から前記排気口6までの領域内で前記酸素含有気体の流路が前記突起部16および前記第一の燃焼炉8の他端に連結された排気管7によって狭く制限されることになる。
また、図4に示すように、燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5は、内径が約300mmの第一の燃焼炉8の一端9には前記バーナー10の火炎噴射器および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器の火炎噴射ノズルが前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の開放端に向けて突出された状態で連結され、この第一の燃焼炉8の他端には、内径が200mmの排気口排気管7が連結され、この排気管7は、その内部を流れる酸素含有気体と第一の燃焼炉8の内部を酸素含有気体との流方向が逆方向となるように前記排気管7が180度折り曲げられ、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出された構成される。
更に、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から該第一の燃焼炉8の他端15までの領域および前記排気管7の領域内において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面および前記排気管7内周面に沿って突設されている。
更に、前記第一の燃焼炉8内には、全長500mm、内径が130mmの第二の燃焼炉8Aが、該第二の燃焼炉8Aの一端が前記第一の燃焼炉8と同様に、前記バーナー10の火炎噴射器12を取り囲むように取り付けられ、その他端が前記第一の燃焼炉8の同軸線上に開放された状態で設置される。
したがって、前記第二の燃焼炉8A内に設置された前記火炎噴射ノズルから噴射される火炎の先端から前記排気口6までの領域内で前記酸素含有気体の流路が前記突起部16および前記第一の燃焼炉8の他端に連結された排気管7によって狭く制限されるとともに、前記領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向となる。
このような構成の温風発生装置1では、前記バーナー10の送風機13から送風管14を通して前記第一の燃焼炉8に内包される前記第二の燃焼炉8A内のみに酸素含有気体(空気)を送出するとともに前記火炎噴射器12は第二の燃焼炉8A内のみに火炎を噴射させることで第二の燃焼炉8A内での完全燃焼が行われ、前記酸素含有気体と火炎とによる燃焼ガスは前記第一の燃焼炉8内に排出される。そして該第一の燃焼炉8の他端15に連結される排気管7の排気口6から燃焼ガスが吸引ファン2の近傍に排出される。この熱せられた燃焼ガスは、吸引ファン2によって外気と共に燃焼装置収納ケース4内に取り込まれる。取り込まれた前記燃焼ガスと外気との混合気体は、前記燃焼装置収納ケース4内の第一の燃焼炉8および排気管7の外表面に接触することにより熱せられて手温風吹出し口3より吹き出される。
次に、図5に示すように、燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5は、全長600mm、内径が約300mmの第一の燃焼炉8の一端9には前記バーナー10の火炎噴射器および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器の火炎噴射ノズルが前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の開放端に向けて突出された状態で連結されると共に、前記第一の燃焼炉8の略中央より他端側に向けて、全長600mm、内径60mmとした複数本の放熱管17(13本〜17本)が内包される。そして第一の燃焼炉8の他端には、排気管7が連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出された構成される。
このような構成の温風発生装置1では、前記バーナー10の送風機13から送風管14を通して前記第一の燃焼炉8内に火炎を噴射させることで酸素含有気体と火炎とによる燃焼ガスは前記複数本の放熱管17(13本〜17本)内を通ることとなる。したがって、高温の燃焼ガスがこれらの放熱管17を通過することによって放熱管17の外表面からの放熱面積が増大し、放熱管17によって放熱面積が増大し、燃焼装置収納ケース4内への効率の良い熱放射が行われるとともに、前記第一の燃焼炉8の他端15に連結される排気管7の排気口6から燃焼ガスが吸引ファン2の近傍に排出される。この熱せられた燃焼ガスは、吸引ファン2によって外気と共に燃焼装置収納ケース4内に取り込まれる。取り込まれた前記燃焼ガスと外気との混合気体は、前記燃焼装置収納ケース4内の第一の燃焼炉8および排気管7の外表面に接触することにより熱せられて手温風吹出し口3より吹き出される。
また、図6に示すように、燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5は、全長600mm、内径が約300mmの第一の燃焼炉8の一端9には前記バーナー10の火炎噴射器および送風管14のみが前記第一の燃焼炉8内に設置され、かつ前記火炎噴射器の火炎噴射ノズルが前記第一の燃焼炉8の同心軸線上で前記第一の燃焼炉8の開放端に向けて突出された状態で連結されると共に、前記第一の燃焼炉8の略中央より他端側に向けて、全長600mm、内径60mmとした複数本の放熱管17(13本〜17本)が内包される。そして第一の燃焼炉8の他端には、排気管7が連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出された構成される。
更に、前記第一の燃焼炉8内には、全長500mm、内径が130mmの第二の燃焼炉8Aが、該第二の燃焼炉8Aの一端が前記第一の燃焼炉8と同様に、前記バーナー10の火炎噴射器12を取り囲むように取り付けられ、その他端が前記第一の燃焼炉8の同軸線上に開放された状態で設置される。
このような構成の温風発生装置1では、前記バーナー10の送風機13から送風管14を通して前記第一の燃焼炉8に内包される前記第二の燃焼炉8A内のみに酸素含有気体(空気)を送出するとともに前記火炎噴射器12は第二の燃焼炉8A内のみに火炎を噴射させることで第二の燃焼炉8A内での完全燃焼が行われ、前記酸素含有気体と火炎とによる燃焼ガスは前記第一の燃焼炉8内に排出されとともに、該燃焼ガスは前記複数本の放熱管17(13本〜17本)内を通ることとなる。したがって、高温の燃焼ガスがこれらの放熱管17を通過することによって放熱管17の外表面からの放熱面積が増大し、燃焼装置収納ケース4内への効率の良い熱放射が行われるとともに、前記第一の燃焼炉8の他端15に連結される排気管7の排気口6から燃焼ガスが吸引ファン2の近傍に排出される。この熱せられた燃焼ガスは、吸引ファン2によって外気と共に燃焼装置収納ケース4内に取り込まれる。取り込まれた前記燃焼ガスと外気との混合気体は、前記燃焼装置収納ケース4内の第一の燃焼炉8および排気管7の外表面に接触することにより熱せられて手温風吹出し口3より吹き出される。
そこでバーナーに全長500mm、内径120mmの第二の燃焼炉を取付けた場合と取付けない場合との排ガスの比較測定をした結果を下記表1に示す。
Figure 2009014241
前記排ガスの比較試験結果より、O、CO、NO、NO、SOの測定濃度に大きな差異は見受けられないが、CO濃度では、第二の燃焼炉を設けた場合には、第二の燃焼炉を設けない場合に比べて50%以下に軽減させることが可能となった。
これは、バーナーの火炎噴射器から噴射される火炎と接するような第二の燃焼炉を設けることによって、炉の内部は800度以上の高温で燃焼することとなる。すなわち、800度以上で燃焼することで酸素濃度が低くとも完全燃焼する高温予熱空気燃焼となり、COやNOの濃度が低下することとなる。
また、排気管7を燃焼装置収納ケース4内より突出させて吸引ファン2の近傍にその排気口6を配置させることにより、吸引ファン2により前記排気口6から排気される燃焼ガスが吸引されて前記排気管7内に負圧が生じ、これにより炉内の気圧が高まることによる酸素混合気体の供給に支障をきたすことなくスムーズに行うことができ、不完全燃焼を防ぐことが可能となる。
さらに、前記排気口6から350℃前後の燃焼ガスが吹き出されており、この高温状態の燃焼ガスと外気とが混合されることで外気の温度が上昇した状態で吸引ファン2によって燃焼装置収納ケース4内に取り込まれることとなり、これにより燃焼装置収納ケース4内の第一の燃焼炉8、排気管7、あるいは放熱管17の外表面の温度降下が抑えられることにより燃焼効率の良い暖房が可能となる。
本発明を適用した温風発生装置の一例を示すための説明図である。 図1における燃焼装置を示すための説明図である。 本発明を適用した温風発生装置の他の例を示すための説明図である。 図3における燃焼装置を示すための説明図である。 本発明を適用した温風発生装置の他の例を示すための説明図である。 図5における温風発生装置の他の例を示すための説明図である。 従来の温風発生装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 温風発生装置
2 吸引ファン
3 温風吹出し口
4 燃焼装置収納ケース
5 燃焼装置
6 排気口
7 排気管
8 第一の燃焼炉
8A 第二の燃焼炉
9 一端
10 バーナー
11 火炎噴射ノズル
12 火炎噴射器
13 送風機
14 送風管
15 他端
16 突起部
17 放熱管

Claims (7)

  1. 空気を取り込む吸引ファンと該吸引ファンにより温風が吹き出される温風吹出し口を備える燃焼装置収納ケースと、
    前記燃焼装置収納ケース内に、燃料源から燃料が供給されると共に前方先端に火炎噴射ノズルが装着された火炎噴射器と、酸素または酸素を含む気体から成る酸素含有気体を送出する送風機と、該送風機から前記火炎噴射器を取り囲んで前記火炎噴射ノズルの軸方向と同心的に前方に延設された送風管とを有し、前記火炎噴射ノズルから火炎が噴射されるバーナーを備える温風発生装置において、
    一端が前記バーナーに連結され、且つ、他端が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、その他端に形成される排気口が前記吸引ファンの近傍に位置される筒状の第一の燃焼炉が内包され、
    前記送風機は前記送風管を通じて前記燃焼炉内のみに前記酸素含有気体を送出し、前記火炎噴射器は前記燃焼炉内のみに前記火炎を噴射すると共に、前記送風機から送出された前記酸素含有気体は前記排気口のみから排出され、
    前記第一の燃焼炉の長さは、前記火炎の先端の位置が前記排気口の位置より前記第一の燃焼炉の内部にあり、且つ前記火炎の先端の位置と前記排気口の位置に所定の距離を設けるのに十分な長さであり、前記第一の燃焼炉の内径は前記火炎と接触しない範囲での最小値以上の値であり且つその近傍の値とし、
    前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された
    ことを特徴とする温風発生装置。
  2. 前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域内の少なくとも一部領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向である
    ことを特徴とする請求項1記載の温風発生装置。
  3. 前記第一の燃焼炉内の領域において、複数の放熱管が設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の温風発生装置。
  4. 前記火炎噴射ノズルに、一端が連結され、他端が前記第一の燃焼炉内に開放状とされる筒状の第二の燃焼炉を設ける
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の温風発生装置。
  5. 前記第二の燃焼炉が、前記火炎噴射ノズルからの火炎を囲む内径と長さを有する
    ことを特徴とする請求項4記載の温風発生装置。
  6. 前記火炎により前記第二の燃焼炉内の炉内壁近傍の全部又は一部の位置における温度が800℃以上となる
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の温風発生装置。
  7. 前記炭化水素系燃料は、原油、重油、灯油、軽油、ジェット燃料、ガソリン、ナフサ、LPG及びLNGよりなる炭化水素系燃料の中から選ばれる一又は複数種を混合した燃料である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の温風発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102716842A (zh) * 2012-06-18 2012-10-10 浙江明泉工业涂装有限公司 一种涂装直接空气加热器
US10143146B2 (en) 2013-06-14 2018-12-04 Heat Ranger Limited Heat distribution apparatus and method
CN110579017A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 安徽谷王烘干机械有限公司 一种生物质颗粒炉

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