JP2009014241A - 温風発生装置 - Google Patents
温風発生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009014241A JP2009014241A JP2007175395A JP2007175395A JP2009014241A JP 2009014241 A JP2009014241 A JP 2009014241A JP 2007175395 A JP2007175395 A JP 2007175395A JP 2007175395 A JP2007175395 A JP 2007175395A JP 2009014241 A JP2009014241 A JP 2009014241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion furnace
- flame
- combustion
- oxygen
- exhaust port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】本発明は、上部に外部の空気を取り込むための吸引ファン2および側部に温風を吹く出すための温風吹出し口3が設けられる燃焼装置収納ケース4と、該燃焼装置収納ケース4内に設けられる燃焼装置5と、該燃焼装置5に連通状に連結され、その排気口6が燃焼装置収納ケース4内より前記吸引ファン2の近傍に突出される排気管7とから構成される温風発生装置1において、前記燃焼装置5の第一の燃焼炉8の火炎の先端から前記排気口6までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成とされる。
【選択図】図1
Description
さらに、前記燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された構成とすることにより排気管内を流れる酸素含有気体の流れが抑制されることで燃焼内部の気圧が高まり、完全燃焼効果がさらに助長され、バーナーの火炎噴射ノズルのサイズを大きくしても、完全燃焼状態および高温予熱空気燃焼状態が保てることとなり、一酸化炭素のみならずNOxの発生をも抑制することができる。
第5に、排気口が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、吸引ファンの近傍に配置させることにより、吸引ファンによって燃焼ガスが強制的に吸引されることで炉内に圧がかからず燃焼効率が良くなる。また、従来では一酸化炭素などの有毒ガスが含まれる燃焼ガスは屋外に排気するものであるが、本発明では完全燃焼を可能とすることにより排気口より排気される高温状態の燃焼ガスを吸引ファンによって外気とともに燃焼装置収納ケース内に取り込んで温風として活用することが可能となる。
構成とすることにより、燃焼炉内温度が容易に高温となりガンタイプバーナーで液体燃料をノズルより霧状に噴出させて燃焼させる際に液体燃料のかなり多くの部分が燃焼せずに燃焼炉内面に付着しても、燃焼炉内面は炎の直近で高温であるため付着した液体燃料は直ちに気化し、その場で着火して燃焼することで、完全燃焼状態が保てることとなり、一酸化炭素のみならずNOxの発生を抑制することができる。
図1に、本発明を適用した温風発生装置の一例を示すための説明図、図2に、図1における燃焼装置の他の例を示すための説明図を示す。
更に、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から該第一の燃焼炉8の他端15までの領域および前記排気管7の領域内において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面および前記排気管7内周面に沿って突設されている。
更に、前記第一の燃焼炉8内に設置された前記火炎噴射ノズル11から噴射される火炎の先端から該第一の燃焼炉8の他端15までの領域および前記排気管7の領域内において前記酸素含有気体の流路が狭く制限されるための突起部16が前記第一の燃焼炉8内周面および前記排気管7内周面に沿って突設されている。
2 吸引ファン
3 温風吹出し口
4 燃焼装置収納ケース
5 燃焼装置
6 排気口
7 排気管
8 第一の燃焼炉
8A 第二の燃焼炉
9 一端
10 バーナー
11 火炎噴射ノズル
12 火炎噴射器
13 送風機
14 送風管
15 他端
16 突起部
17 放熱管
Claims (7)
- 空気を取り込む吸引ファンと該吸引ファンにより温風が吹き出される温風吹出し口を備える燃焼装置収納ケースと、
前記燃焼装置収納ケース内に、燃料源から燃料が供給されると共に前方先端に火炎噴射ノズルが装着された火炎噴射器と、酸素または酸素を含む気体から成る酸素含有気体を送出する送風機と、該送風機から前記火炎噴射器を取り囲んで前記火炎噴射ノズルの軸方向と同心的に前方に延設された送風管とを有し、前記火炎噴射ノズルから火炎が噴射されるバーナーを備える温風発生装置において、
一端が前記バーナーに連結され、且つ、他端が燃焼装置収納ケース外へ貫通されるとともに、その他端に形成される排気口が前記吸引ファンの近傍に位置される筒状の第一の燃焼炉が内包され、
前記送風機は前記送風管を通じて前記燃焼炉内のみに前記酸素含有気体を送出し、前記火炎噴射器は前記燃焼炉内のみに前記火炎を噴射すると共に、前記送風機から送出された前記酸素含有気体は前記排気口のみから排出され、
前記第一の燃焼炉の長さは、前記火炎の先端の位置が前記排気口の位置より前記第一の燃焼炉の内部にあり、且つ前記火炎の先端の位置と前記排気口の位置に所定の距離を設けるのに十分な長さであり、前記第一の燃焼炉の内径は前記火炎と接触しない範囲での最小値以上の値であり且つその近傍の値とし、
前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域の一又は複数の箇所において、前記酸素含有気体の流路が狭く制限された
ことを特徴とする温風発生装置。 - 前記第一の燃焼炉内の前記火炎の先端から前記排気口までの領域内の少なくとも一部領域における前記酸素含有気体の流れ方向が、前記送風機による前記酸素含有気体の送出方向と略逆方向である
ことを特徴とする請求項1記載の温風発生装置。 - 前記第一の燃焼炉内の領域において、複数の放熱管が設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の温風発生装置。 - 前記火炎噴射ノズルに、一端が連結され、他端が前記第一の燃焼炉内に開放状とされる筒状の第二の燃焼炉を設ける
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の温風発生装置。
- 前記第二の燃焼炉が、前記火炎噴射ノズルからの火炎を囲む内径と長さを有する
ことを特徴とする請求項4記載の温風発生装置。 - 前記火炎により前記第二の燃焼炉内の炉内壁近傍の全部又は一部の位置における温度が800℃以上となる
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の温風発生装置。 - 前記炭化水素系燃料は、原油、重油、灯油、軽油、ジェット燃料、ガソリン、ナフサ、LPG及びLNGよりなる炭化水素系燃料の中から選ばれる一又は複数種を混合した燃料である
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の温風発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175395A JP2009014241A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 温風発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175395A JP2009014241A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 温風発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009014241A true JP2009014241A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40355355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007175395A Pending JP2009014241A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 温風発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009014241A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102716842A (zh) * | 2012-06-18 | 2012-10-10 | 浙江明泉工业涂装有限公司 | 一种涂装直接空气加热器 |
US10143146B2 (en) | 2013-06-14 | 2018-12-04 | Heat Ranger Limited | Heat distribution apparatus and method |
CN110579017A (zh) * | 2018-06-07 | 2019-12-17 | 安徽谷王烘干机械有限公司 | 一种生物质颗粒炉 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007175395A patent/JP2009014241A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102716842A (zh) * | 2012-06-18 | 2012-10-10 | 浙江明泉工业涂装有限公司 | 一种涂装直接空气加热器 |
US10143146B2 (en) | 2013-06-14 | 2018-12-04 | Heat Ranger Limited | Heat distribution apparatus and method |
CN110579017A (zh) * | 2018-06-07 | 2019-12-17 | 安徽谷王烘干机械有限公司 | 一种生物质颗粒炉 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6276292B2 (ja) | 混合燃料減圧燃焼炉 | |
JP5216369B2 (ja) | バーナおよびその運転方法 | |
CN108027144A (zh) | 涡轮机的燃烧腔室,尤其是具有同流换热器的、用于产生电能的热力学循环涡轮机 | |
JP2009014241A (ja) | 温風発生装置 | |
JP2008309411A (ja) | 多層排ガス再循環バーナ及びその制御方法 | |
JP4385080B2 (ja) | 炭化水素系燃料の燃焼装置および炭化水素系燃料の燃焼装置を熱発生源として具備する装置 | |
ES2615431T3 (es) | Caldera de combustión con oxígeno | |
KR101726344B1 (ko) | 멀티연료 공급용 연소기 | |
KR101731246B1 (ko) | 압력분무식 하이브리드 플레임 석유 버너 | |
KR101562496B1 (ko) | 압력분무식 하이브리드 플레임 석유버너 | |
JPH10160163A (ja) | ガスタービン燃焼器の窒素酸化物低減化構造 | |
WO2023149024A1 (ja) | 燃焼装置及び燃焼システム | |
JP3625175B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JP6963838B2 (ja) | 燃焼装置 | |
KR102622029B1 (ko) | 미분탄 연소용 버너 장치 | |
JP3715496B2 (ja) | 低NOxバーナ | |
KR101400687B1 (ko) | 건포트식 수평형 석유버너 | |
CN208090664U (zh) | 一种水基燃料和蒸汽混合燃烧机 | |
KR101300940B1 (ko) | 저녹스형 버너 | |
KR20120006155A (ko) | 증기혼합 버너용 증기발생기 및 이를 이용한 버너 그리고 이 증기발생기를 이용한 연소장치 | |
JP3846998B2 (ja) | 燃料油と水の混合燃焼装置 | |
KR101836773B1 (ko) | 무노즐 버너 | |
JP2008175427A (ja) | 燃焼装置およびボイラ | |
KR100877435B1 (ko) | 워터가스와 보조연료의 혼합 분사노즐 | |
JP2006162095A (ja) | バーナ及び当該バーナを備えた燃料燃焼装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20100628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20100628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120528 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20121101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |