JP2009014148A - 自動変速機の潤滑油供給装置 - Google Patents

自動変速機の潤滑油供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自動変速機のコンパクト化が容易で、かつ、プラネタリギヤに対して十分な潤滑油の供給を行うこと。
【解決手段】自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置において、ピニオンシャフト4をキャリヤ3と共に取付ける略環状のキャリヤカバー41の壁部41a及びピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41b及びキャリヤカバー41の基部41bに連結したクラッチハブ33の内方向の端部33aによって、入力軸1の軸方向に開口する周方向の油溜り溝40を形成したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動変速機を構成するプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトの潤滑機構を備えた自動変速機の潤滑油供給装置に関し、特に、プラネタリギヤのピニオンギヤ(以下、単に「ピニオン」と記す)に対し内周側から潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置に関するものである。
従来の自動変速機の潤滑油供給装置としては、特許文献1及び特許文献2がある。
特許文献1は、インプットシャフト(21)(なお、ここで( )内の数字は特許文献1及び特許文献2に記載の図面の構成部品を示すものである)からオイルキャッチ部材(29)のオイルシールライン(35)までの半径方向の距離が、略直線形状部分(35a)によって不均等であるので、前記インプットシャフト(21)を中心とする回転が生じる遠心力は、隣接する各ピニオンシャフト(7a,7a)の配設方向への分力が生じ、この分力が、オイルキャッチ部材(29)に受け止められた潤滑油を、各ピニオンシャフト(7a,7a)の配設方向へ流し、オイルシールライン(35)の略直線形状部分(35a)に沿って油路(28)を形成し、油路(28)を介してピニオン配設位置側開口から突出して、ピニオンシャフト(7a)、ニードルベアリング(7b)、ピニオン(7)を潤滑させるものである。
特許文献2は、インプットシャフト(12)の回転による遠心力で、潤滑油の一部がインプットシャフト(12)に形成された油孔(12a)から、第1サンギヤ(22)の油孔(22a)に供給さ、第1サンギヤ(22)の回転により支持壁(44)に形成された内側径方向穴(50)へ供給され、次いで、ピニオンシャフト(32)、ピニオンシャフト(68)の径方向穴(52)から軸方向穴(54)へ供給され、そして、ピニオンシャフト(32)、ピニオンシャフト(68)の軸方向穴(54)から導入された潤滑油は、そのピニオンシャフト(32)、ピニオンシャフト(68)に形成されたピニオンシャフト(32)、ピニオンシャフト(68)の外周面に導かれ、潤滑油供給孔(86)へ潤滑油が供給される。
特開平10−38058号公報 特開2006−250253
特許文献1の技術は、部品点数が多く、かつ、オイルキャッチ部材(29)及びキャリアプレート(10)で構成されることから、自動変速機の全体をコンパクト化することができない。
また、特許文献2の技術は、支持壁(44)に潤滑油路を形成しているので軸方向寸法は短縮できるものの、ピニオンシャフト(32)ヘの潤滑油の供給を増やしたい場合に、径方向穴(52)の径を大きくするには限度があり、自動変速機の全体をコンパクト化することができない。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、自動変速機のコンパクト化が容易で、かつ、プラネタリギヤに対して十分な潤滑油の供給を行うことができる自動変速機の潤滑油供給装置の提供を目的とするものである。
請求項1にかかる自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対する潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置は、自動変速機を構成するプラネタリギヤのピニオンシャフトの両端を取付けるキャリヤ及び略環状のキャリヤカバーを有し、前記キャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチドラムの内周面の端部によって、自動変速機の入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝を形成したものである。
ここで、上記給油対象のプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトとは、複数段の自動変速機の場合には、何れのピニオン及びピニオンシャフトであっても対応可能である。また、上記ピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた基部とは、キャリヤカバーの内周側の断面形状が略L字形状、略半U字形状(略J字形状)になればよい。上記キャリヤカバーの基部に連結したクラッチハブの内周面の端部とは、クラッチハブの内周端部を意味する。そして、上記入力軸の軸方向に開口する周方向の油溜り溝とは、前記キャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって形成された油溜り溝が、入力軸の軸方向に開口する周方向の溝であることを特定するもので、油溜り溝の深さは、キャリヤカバーの壁部及びクラッチハブの内周面の端部によって決定され、その幅は前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた基部によって決定される。更に、上記油路は、前記油溜り溝から前記ピニオンシャフトに潤滑油を供給し、前記プラネタリギヤの潤滑に供するものであればよく、油溜り溝及び/または潤滑油孔として対応可能である。
請求項2にかかる自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対する潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置は、自動変速機を構成するプラネタリギヤのピニオンシャフトの両端を取付けるキャリヤ及び略環状のキャリヤカバーを有し、前記キャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって、自動変速機の入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝を形成し、前記入力軸の周囲に配設したクラッチハブの潤滑油孔から供給される潤滑油を、前記キャンセルプレートの前記入力軸の軸方向のドレン溝から前記油溜り溝に対して、その途中の介在物を介すことなく供給するものである。
ここで、上記給油対象のプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトとは、複数段の自動変速機の場合には、何れのプラネタリギヤのピニオンシャフトであっても対応可能である。また、上記ピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた基部とは、キャリヤカバーの内周側の断面形状が略L字形状、略半U字形状(J字形状)になればよい。上記キャリヤカバーの基部に連結したクラッチハブの内周面の端部とは、クラッチハブの内周面側の一部を意味する。そして、上記入力軸の軸方向に開口する周方向の油溜り溝とは、前記キャリヤカバーの壁部及び前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって形成された油溜り溝が、入力軸の軸方向に開口する周方向の溝であることを特定するもので、油溜り溝の深さは、キャリヤカバーの壁部及びクラッチドラムの内周面の端部によって決定され、その幅は前記ピニオンシャフトの軸方向に延びた基部によって決定される。更に、上記油路は、前記油溜り溝から前記ピニオンシャフトに潤滑油を供給し、前記プラネタリギヤの潤滑に供するものであればよく、油溜り溝及び/または潤滑油孔として対応可能である。更にまた、前記入力軸の周囲に配設したクラッチドラムの潤滑油孔から供給される潤滑油を、前記キャンセルプレートのドレン溝から前記油溜り溝に対して、その途中の介在物を介すことなく供給するとは、遠心力によって、前記油溜り溝に供給するものであればよい。
請求項3にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記油溜り溝は、前記クラッチのキャンセルプレートに前記油溜り溝に対向する複数のドレン溝を配設したものである。
前記クラッチのキャンセルプレートに前記油溜り溝に対向する複数のドレン溝とは、遠心力でドレン溝から供給される潤滑油の捕集効率が良いように、ドレン溝を形成するものであるから、その形態は捕集効率の良好なものであればよい。
請求項4にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記キャンセルプレートには、クラッチドラムのボス部に軸方向の移動を規制する支持部を有し、かつ、前記筒状部にはキャンセル油室の潤滑油を排出する前記入力軸の軸方向のドレン溝を形成し、前記支持部には前記入力軸の中心軸から径方向のドレン溝を形成したものである。
ここで、前記クラッチドラムのボス部に嵌合する筒状部にはキャンセル油室の潤滑油を排出する前記入力軸の軸方向のドレン溝を形成し、スナップリング等で移動を制限される支持部には前記入力軸の中心軸から径方向のドレン溝を形成するもので、キャンセル油室の潤滑油を効率よくプラネタリギヤの潤滑に使用できるものであればよい。
請求項5にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記キャンセル油室の潤滑油は、前記筒状部に形成したキャンセル油室の潤滑油を排出するドレン溝から、前記クラッチドラムの前記支持部に形成された前記ドレン溝に導き、前記油溜り溝に遠心力で供給するものである。
ここで、前記筒状部に形成したキャンセル油室の潤滑油を排出するドレン溝から前記支持部に形成されたドレン溝に至る潤滑油は、前記キャンセル油室側に存在するサーボ油室内の遠心油圧を相殺するに必要な量に至るまで排出され、前記油溜り溝に遠心力で供給される。
請求項6にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記油溜り溝に供給された潤滑油は、自動変速機のプラネタリギヤを構成するピニオン及びピニオンシャフトに軸支されているピニオン及び前記ピニオンシャフトと前記ピニオンの間のニードルベアリングに、前記油溜り溝の基部に穿設した前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔及びその中心の潤滑油孔、及び前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔を介して、潤滑油を供給するものである。
ここで、前記油溜り溝の基部に穿設した前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔から、その中心の潤滑油孔、前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔を通して、前記ピニオンシャフトの周方向に潤滑油を供給するものである。
請求項1にかかる自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置においては、プラネタリギヤのピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの入力軸の中心から径方向に形成した壁部及びピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって構成される前記入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝を形成したものであるから、前記ピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの両側に壁部とその間の軸方向に延びた基部によって油溜り溝が形成されたものに比較して、入力軸の軸方向にその幅を狭くすることができ、自動変速機全体をコンパクト化できる。また、油溜り溝はキャリヤカバーの径方向内周側から潤滑油を供給するものであり、油溜り溝の潤滑油を、プラネタリギヤのピニオンシャフトに供給でき、自動変速機をコンパクトに構成した場合であっても、プラネタリギヤに供給する十分な潤滑油を確保することができる。
請求項2にかかる自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置においては、プラネタリギヤのピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの入力軸の中心から径方向に形成した壁部及びピニオンシャフトの軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチドラムの内周面の端部によって構成される前記入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝を形成したものであるから、前記ピニオンシャフトの径方向に延びたキャリヤカバーの両側に壁部とその間の軸方向に延びた基部によって油溜り溝が形成されたものに比較して、入力軸の軸方向にその幅を狭くすることができ、自動変速機全体をコンパクト化できる。また、油溜り溝はキャリヤカバーの径方向内周側から潤滑油を供給するものであり、油溜り溝の潤滑油を、プラネタリギヤのピニオンシャフトに供給でき、自動変速機をコンパクトに構成した場合であっても、プラネタリギヤに供給する十分な潤滑油を確保することができる。そして、前記入力軸の周囲に配設したクラッチドラムの潤滑油孔から供給される潤滑油を、前記キャンセルプレートのドレン溝から前記油溜り溝に対して、その途中の介在物を介すことなく供給するものであるから、プラネタリギヤのピニオンギヤはプラネタリギヤの回転時に自転と公転をするためピニオンギヤの支持するキャリヤとの相対回転が大きくなるが、ピニオンシャフトの二一ドルベアリングやワッシャ等へ十分な潤滑油を供給することができる。更に、前記キャンセルプレートのドレン溝から前記油溜り溝に対して、その途中の介在物を介すことなく供給するものであるから、他の部材で潤滑油が分流されることなく収集される。
請求項3にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記油溜り溝は、前記クラッチのキャンセルプレートに前記油溜り溝に対向する複数のドレン溝を配設したものであるから、請求項1または請求項2の効果に加えて、複数のドレン溝から遠心力で前記油溜り溝に潤滑油を飛ばすことができるから、潤滑油の収集効率の良い構成とすることができる。
請求項4にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記キャンセルプレートには、クラッチドラムのボス部に嵌合する筒状部及びスナップリングで移動を制限される支持部を有し、かつ、前記筒状部にはキャンセル油室の潤滑油を排出する前記入力軸の軸方向のドレン溝を形成し、前記支持部には前記入力軸の中心軸から径方向のドレン溝を形成したものであるから、請求項3に記載の効果に加えて、キャンセル油室の制御に使用した潤滑油を効率的に使用できる。
請求項5にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記キャンセル油室の潤滑油は、前記筒状部に形成したキャンセル油室の潤滑油を排出するドレン溝から、前記クラッチドラムの前記支持部に形成された前記ドレン溝に導き、前記油溜り溝に遠心力で供給するものであるから、請求項4に記載の効果に加えて、キャンセル油室の潤滑油をプラネタリギヤのピニオンシャフトに供給でき、プラネタリギヤに供給する十分な潤滑油を確保することができる。
請求項6にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の前記油溜り溝に供給された潤滑油は、自動変速機のプラネタリギヤを構成するピニオンシャフトに軸支されているピニオン及び前記ピニオンシャフトと前記ピニオンの間のニードルベアリングに、前記油溜り溝の基部に穿設した前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔及びその中心の潤滑油孔、及び前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔を介して潤滑油を供給するものであるから、請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の効果に加えて、ピニオンギヤはプラネタリギヤの回転時に自転と公転をするためピニオンギヤを支持するキャリヤとの相対回転が大きくなるが、ピニオンシャフトの二一ドルベアリングやワッシャ等へ十分な潤滑油を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図中、実施の形態の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここでは重複する説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部断面図であり、図2は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部断面における潤滑油の流れを示す説明図である。また、図3は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部の側面図、図4は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部の断面図で、図3の切断線A−Aによる断面に相当するものである。
図において、入力軸1はエンジンを駆動源とし、トルクコンバ−タからの回転が入力される軸で、その軸方向(図1の左右方向でその中心軸方向を意味する)には、ポンプから供給された各種機構部品に必要な潤滑油を供給する潤滑油孔2が穿設されている。
入力軸1のフランジ1aには、略有底円筒状のキャリヤ3が一体に回転するように取付けられている。略有底円筒状のキャリヤ3の底に相当する支持壁部(以下、ここでは入力軸1を中心とする径方向に延びた面部分を「壁部」または「支持壁部」と、「壁」の概念で説明する)には、複数個のピニオンシャフト4が取付けられており、ピニオンシャフト4には複数個のピニオン(ピニオンギヤ)5がニードルベアリング7を介して回転自在に取付けられている。ピニオンシャフト4には、潤滑油孔6が穿設され、その端部は封止材6aによって封止されている。更に、潤滑油孔6からその径方向に潤滑油孔8が穿設されており、ピニオンシャフト4とピニオン5との間に配設されているニードルベアリング7に潤滑油が供給されるようになっている。
ピニオンシャフト4の一端を固定する略有底円筒のキャリヤ3に対して、ピニオンシャフト4の他端も別部材からなる略円環状のキャリヤカバー41に固着されている。この略円環状のキャリヤカバー41は略有底円筒のキャリヤ3の開口側に装着され、一体となり、堅固にピニオンシャフト4を固定するものである。そのために、キャリヤカバー41とピニオンシャフト4との間は、ピン41dによって一体に取付けている。
略円環状のキャリヤカバー41の内側、即ち、入力軸1を中心とする仮想円の略円環状の内側は、入力軸1を中心とする仮想円の直径が小さくなるようにした壁部41aを形成している。また、壁部41aに連続してピニオンシャフト4の軸方向に延びた基部41bを形成したものである。したがって、キャリヤカバー41の内周断面のシルエットラインは、L字形状となっている。
なお、ピニオンシャフト4の周囲でピニオン5の両端には、金属ワッシャが配設されており、ピニオン5とキャリヤ3及びキャリヤカバー41との間の相対回転のために設けている。
更に、キャリヤカバー41の基部41bに連結したクラッチハブ33の内方向の端部33aによって、キャリヤカバー41に潤滑油を受ける入力軸1の軸方向に開口する周方向の油溜り溝40を形成している。
このクラッチハブ33の内方向の端部33aは、油溜り溝40からキャリヤカバー41の基部41bを基準としてみると、その高さがキャリヤカバー41の壁部41aの高さよりも低く設定されている。即ち、油溜り溝40に潤滑油が満たされたときには、クラッチハブ33の端部33aの高さを乗り越えて潤滑油が他に供給される構造となっている。言い換えると、このクラッチハブ33の内方向の端部33aは、入力軸1を中心とする仮想円の直径からみると、壁部41aの内端の直径はクラッチハブ33の端部33aの直径よりも小さく設定されている。
ピニオンシャフト4のピニオン5は、サンギヤ10と噛み合っている。サンギヤ10は自動変速機のケースに固定されたステータシャフト11に連結され、回転不能に取付けられている。ステータシャフト11と入力軸1との間は、ニードルベアリング12を介して回転自在に取付けられている。サンギヤ10の入力軸1に装着されたボス部には、スリーブ部材21が装着され、更に、スリーブ部材21には、ニードルベアリング13を介してクラッチドラム22のボス部22aが配設されている。このクラッチドラム22のボス部22aには潤滑油孔23が設けられていて、入力軸1の潤滑油孔2に給油ポンプで供給された潤滑油が、スリーブ部材21を介して、クラッチドラム22のボス部22aの潤滑油孔23から、スナップリング24で移動が制限されているキャンセルプレート25の支持部25e側に供給される。
クラッチドラム22のボス部22aの周囲には、ピストン部材26が摺動自在となっている。そして、クラッチドラム22とキャンセルプレート25との間には、リターンスプリング27が配設されている。即ち、リターンスプリング27によってキャンセルプレート25とピストン部材26との間隔を拡大するように弾性力を付与している。
ドラム部材28は、ピストン部材26との間にサーボ油室26Aを形成し、図示しないコントロールバルブで制御された油圧をサーボ油室26Aに導入し、ピストン部材26によってクラッチプレート31及びクラッチディスク32からなるクラッチ30を断続させる。このクラッチ30は、入力軸1を中心とする径方向の内側位置がクラッチハブ33で支持され、その外周側は、ドラム部材28で支持されることによって構成されている。
また、クラッチハブ33とクラッチ30のキャンセルプレート25との間には、クラッチハブ33の軸方向の移動を規制する樹脂ワッシャ45が配設されている。樹脂ワッシャ45はクラッチハブ33に穿設された取付孔に挿入して固定され、容易に離脱しない構造となっている。
この樹脂ワッシャ45には、入力軸1の径方向に延びる溝46を形成している。この溝46は、クラッチハブ33の回転によって、クラッチハブ33の端部33aを超えた潤滑油が樹脂ワッシャ45側に流れ、樹脂ワッシャ45の径方向の溝46を介してクラッチ30の複数のクラッチプレート31及びクラッチディスク32に供給され、自動変速機をコンパクトに構成しても、潤滑油をクラッチ30に供給することができる。
油溜り溝40の中央には、複数のピニオンシャフト4の各々に潤滑油孔6に連通する潤滑油孔47が穿設されている。したがって、油溜り溝40に潤滑油が収集されると、潤滑油孔47を介して複数のピニオンシャフト4の各々の潤滑油孔6に給油される。潤滑油孔6に供給された潤滑油は、徐々に潤滑油孔8を介してニードルベアリング7に供給される。なお、油溜り溝40で収集された潤滑油は、クラッチハブ33の端部33aを超えると、潤滑油がクラッチ30側に遠心力で飛ばされ、クラッチ30に給油することになる。
このように構成された本実施の形態の自動変速機の潤滑油供給装置においては、次のように動作することができる。
給油ポンプで供給された潤滑油が入力軸1の潤滑油孔2に供給されると、潤滑油はクラッチドラム22のボス部22aの潤滑油孔23を通過し、キャンセルプレート25の端部に形成された潤滑油溝25bから遠心力によって、自動変速機の入力軸1の軸方向から径方向に飛散される。
飛散された潤滑油は、入力軸1の軸方向に開口する油溜り溝40で受け止められる。油溜り溝40は、ピニオンシャフト4をキャリヤ3と共に取付ける略環状のキャリヤカバー41の壁部41a及びピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41b及びキャリヤカバー41の基部41bに連結したクラッチハブ33の内方向の端部33aによって形成されている。キャリヤカバー41の基部41bには、ピニオンシャフト4の潤滑油孔6に連通する潤滑油孔47が穿設されているから、油溜り溝40に潤滑油が収集されると、潤滑油孔47を介してピニオンシャフト4の潤滑油孔6に給油される。潤滑油孔6に供給された潤滑油は、徐々に潤滑油孔8を介してニードルベアリング7に給油することができる。
このように、本実施の形態の自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン5及びピニオンシャフト4に対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置においては、ピニオンシャフト4をキャリヤ3と共に取付ける略環状のキャリヤカバー41の壁部41a及びピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41b及びキャリヤカバー41の基部41bに連結したクラッチハブ33の内方向の端部33aによって、キャリヤカバー41に潤滑油を受ける入力軸1の軸方向に開口する周方向の油溜り溝40を形成したものである。
したがって、例えば、ピニオンシャフト4の径方向に延びたキャリヤカバー41の両壁部と、その間の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41bによって油溜り溝40が形成するものと比較すると、ピニオンシャフト4の径方向に延びたキャリヤカバー41の壁部41aとクラッチハブ33の端部33aと、その間の入力軸1の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41bによって油溜り溝40が形成されているから、入力軸1の軸方向にその幅を狭くすることができ、自動変速機の全体をコンパクト化できる。勿論、他の部品を使用する必要がないので、自動変速機の全体をコンパクト化できる。
このとき、本実施の形態のピニオンシャフト4は、複数段の自動変速機の場合には、何れのプラネタリギヤのピニオンシャフト4であってもよく、本発明を実施する場合、特定の位置に配設されたピニオン5に限定されるものではない。また、ピニオンシャフト4の径方向に延びたキャリヤカバー41の壁部41a及びピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41bとは、基部41bが平坦なキャリヤカバー41の内周側の断面形状が略L字形状、基部41bが窪んだ略U字形状のキャリヤカバー41の内周側の断面形状が略J字形状になっておればよい。
また、キャンセルプレート25には、クラッチドラム22の入力軸1と同心に配設したボス部22aに嵌められた筒状部25c及びスナップリング24で移動を制限されるその端部の支持部25eを有し、かつ、筒状部25cにはキャンセルプレート25とピストン部材26で形成されるキャンセル油室25Aの潤滑油を排出する入力軸1の軸方向のドレン溝25dを形成し、前記支持部25eには入力軸1から径方向のドレン溝25bを形成したものであるから、キャンセルプレート25とピストン部材26で形成されるキャンセル油室25Aから漏れ出る潤滑油を効率的に使用できる。
そして、本実施の形態の入力軸1の軸方向に開口する周方向の油溜り溝40とは、入力軸1の軸方向に開口する周方向の溝であることを特定するもので、油溜り溝40の径方向の深さは、キャリヤカバー41の壁部41a及びクラッチハブ33の内方向の端部33aによって決定され、その幅はピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41bによって決定される。
更に、本実施の形態にかかる自動変速機の潤滑油供給装置は、クラッチハブ33とクラッチ30のキャンセルプレート25との間には、クラッチハブ33の軸方向の移動を制限し、入力軸1の径方向に延びる油溜り溝40を形成した樹脂ワッシャ45が配設され、また、樹脂ワッシャ45は径方向に延びる溝46が形成されているから、潤滑油がクラッチハブ33の内方向の端部33aを越えて樹脂ワッシャ45側に流れたとき、樹脂ワッシャ45の径方向の溝46を介してクラッチの複数のクラッチプレート31及びクラッチディスク32に供給され、自動変速機をコンパクトに構成しても潤滑油を十分に供給することができる。
更にまた、本実施の形態にかかる自動変速機の潤滑油供給装置の樹脂ワッシャ45は、クラッチハブ33とクラッチ30のキャンセルプレート25の支持壁部25aに挟まれ、その支持壁部25aの一方側に樹脂ワッシャ45が配設され、他方側にリターンスプリング27を配設したものであるから、機械的強度に影響を与えることなく、かつ、クラッチ30の複数のクラッチプレート31及びクラッチディスク32ヘの潤滑油の供給を確保し、自動変速機をコンパクトに構成できる。
加えて、本実施の形態にかかる自動変速機の潤滑油供給装置のクラッチ30のキャンセルプレート25のドレン溝25bは、入力軸1から径方向に溝が形成されているから、潤滑油がドレン溝25bからキャンセルプレート25の回転の遠心力によって、外周側に略垂直に飛ばされるので、キャリヤカバー41の周方向の油溜り溝40に潤滑油を受けることができ、ドレン溝25bを形成するための溝加工も容易にできる。
また、キャンセルプレート25とピストン部材26で形成されるキャンセル油室25Aのドレンがドレン溝25bから、及びクラッチドラム22のボス部22aの潤滑油孔23から潤滑油が供給されているから、プラネタリギヤへ供給する潤滑油がキャンセルプレート25とピストン部材26で形成されるキャンセル油室25Aに供給する作動油にのみに影響を受けることがない。
図1は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部断面図である。 図2は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部断面における潤滑油の流れを示す説明図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部の側面図である。 図4は本発明の実施の形態1にかかる自動変速機の潤滑油供給装置を示す要部の断面図で、図3の切断線A−Aによる断面に相当するものである。
符号の説明
1 入力軸
2,6,8,23,47 潤滑油孔
3 キャリヤ
4 ピニオンシャフト
5 ピニオン
22 クラッチドラム
25 キャンセルプレート
25b ドレン溝
26 ピストン部材
27 リターンスプリング
28 ドラム部材
30 クラッチ
33 クラッチハブ
33a クラッチハブの端部
40 油溜り溝
41 キャリヤカバー
41a キャリヤカバーの壁部
41b キャリヤカバーの基部
25A キャンセル油室
26A サーボ油室

Claims (6)

  1. 自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置において、
    自動変速機の入力軸の軸方向に配設した前記プラネタリギヤの前記ピニオンシャフトの両端を取付けるキャリヤ及びキャリヤカバーと、
    前記キャリヤカバーの前記入力軸の中心から径方向に形成した壁部及び前記ピニオンシャフトの前記軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって構成される前記入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝と、
    前記油溜り溝から前記ピニオンシャフトに潤滑油を供給し、前記プラネタリギヤの潤滑に供する油路と
    を具備することを特徴とする自動変速機の潤滑油供給装置。
  2. 自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤのピニオン及びピニオンシャフトに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置において、
    自動変速機の入力軸の軸方向に配設した前記プラネタリギヤの前記ピニオンシャフトの両端を取付けるキャリヤ及びキャリヤカバーと、
    前記キャリヤカバーの前記入力軸の中心から径方向に形成した壁部及び前記ピニオンシャフトの前記軸方向に延びた前記キャリヤカバーの基部及び前記基部に連結したクラッチハブの内周面の端部によって構成される前記入力軸の軸方向に、かつ、周方向に開口する油溜り溝とを具備し、
    前記入力軸の周囲に配設したクラッチドラムのボス部の潤滑油孔から供給される潤滑油を、前記キャンセルプレートの径方向に形成したドレン溝から前記油溜り溝に対して、その途中の介在物を介すことなく供給することを特徴とする自動変速機の潤滑油供給装置。
  3. 前記油溜り溝は、前記クラッチの前記キャンセルプレートに前記油溜り溝に対向する複数のドレン溝を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動変速機の潤滑油供給装置。
  4. 前記キャンセルプレートには、クラッチドラムのボス部に軸方向の移動を規制する支持部を形成し、かつ、前記筒状部にはキャンセル油室の潤滑油を排出する前記入力軸の軸方向のドレン溝を形成し、前記支持部には前記入力軸の中心軸から径方向のドレン溝を形成してなることを特徴とする請求項3に記載の自動変速機の潤滑油供給装置。
  5. 前記キャンセル油室の潤滑油は、前記筒状部に形成したキャンセル油室の潤滑油を排出するドレン溝から、前記クラッチドラムの前記支持部に形成された前記ドレン溝に導き、前記油溜り溝に遠心力で供給することを特徴とする請求項4に記載の自動変速機の潤滑油供給装置。
  6. 前記油溜り溝に供給された潤滑油は、自動変速機のプラネタリギヤを構成する前記ピニオンシャフトに軸支されている前記ピニオン及び前記ピニオンシャフトと前記ピニオンの間のニードルベアリングに、前記油溜り溝の基部に穿設した前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔、及び前記ピニオンシャフトの中心の潤滑油孔、及び前記ピニオンシャフトの径方向に穿設した潤滑油孔を通して潤滑油を供給することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の自動変速機の潤滑油供給装置。
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