JP2009013702A - 泥水式シールド掘進機 - Google Patents

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Abstract

【課題】切羽の泥水圧の変動を吸収するエアチャンバーを備えた泥水式シールド掘進機において、低コストで、エアチャンバー内における泥や礫等の滞留堆積を予防防止して、連通口が塞がることを回避する。
【解決手段】カッター側隔壁5とカッターヘッド4との間に区画されたカッターチャンバー7と、カッター側隔壁5と本体側隔壁6との間に区画されたエアチャンバー8と、カッターチャンバー7とエアチャンバー8とを連通するようにカッター側隔壁5の下部に開口された連通口11とを備え、カッターチャンバー7内の泥水を連通口11を介してエアチャンバー8に導き、エアチャンバー8の下部に泥水層8bを上部に空気層8aを形成する泥水式シールド掘進機1であって、エアチャンバー8に、エアチャンバー8内の泥水層8bの泥の濃度を低下させる薄め水を導入する注水管17を、連通口11よりも上方の部分に接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、切羽の泥水圧を安定させるためのエアチャンバーを備えた泥水式シールド掘進機に関する。
エアチャンバーを備えた泥水式シールド掘進機として、図5に示すものが知られている(特許文献1参照)。
この種の泥水式シールド掘進機1xは、掘進機本体3の前部に配設され切羽を切削すべく回転されるカッターヘッド4と、カッターヘッド4から掘進方向と反対方向に離間して掘進機本体3内に形成されたカッター側隔壁5と、カッター側隔壁5から掘進方向と反対方向に離間して掘進機本体3内に形成された本体側隔壁6と、カッター側隔壁5とカッターヘッド4との間に区画されたカッターチャンバー7と、カッター側隔壁5と本体側隔壁6との間に区画されたエアチャンバー8とを備えている。
また、この泥水式シールド掘進機1xは、掘進機本体3内からカッターチャンバー7内の上部に切羽の土圧水圧を保持するための泥水を送出する送泥管9と、カッターチャンバー7内の下部の掘削土砂が混ざった泥水を掘進機本体3内に排出する排泥管10と、カッターチャンバー7とエアチャンバー8とを連通するようにカッター側隔壁5の下部に開口された連通口11とを備えていて、カッターチャンバー7内の泥水を連通口11を介してエアチャンバー8に導き、エアチャンバー8の下部に泥水層8bを上部に空気層8aを形成し、切羽における圧力変動をエアチャンバー8内の空気層8aの圧縮性によって吸収するものである。なお、空気層8aの空気量は、本体側隔壁6にこれを貫通して設けられた図示しない給気管及び排気管によって調節可能となっている。
ここで、仮に連通口11が泥や礫等で塞がると、エアチャンバー8内の空気層8aによる切羽の圧力変動吸収作用が得られない。そこで、従来、エアチャンバー8の底面を掘進方向前方が低くなるように連通口11に向けて傾けた傾斜面81とし、その傾斜面81の上端側から連通口11に向けて洗浄水を噴射する洗浄管170を本体側隔壁6に取り付け、傾斜面81に堆積した泥や礫等を洗浄管170から噴射される洗浄水によって連通口11に向けて押し流すようにしていた。
特開2003−120175号公報
図6は図5の連通口11の部分を掘進方向前方から見た概略図である。
洗浄管170は、傾斜面81に堆積した泥や礫等を洗浄管170から噴射される洗浄水によって押し流すものであるので、洗浄管170から噴射される洗浄水の水流が及ぶ範囲Aの泥や礫等しか押し流すことができない。よって、エアチャンバー8の底面の傾斜面81の全領域における泥や礫等を的確に押し流すためには、洗浄管170を傾斜面81の幅方向に間隔を隔てて複数設置しなければならず、コストアップを招く。また、泥や礫等を押し流すためには、ある程度の噴射圧で洗浄水を洗浄管170から噴射しなければならず、そのための加圧手段(ポンプ等)が別途必要となり、コストアップを招く。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、切羽の泥水圧の変動を吸収するエアチャンバーを備えた泥水式シールド掘進機において、低コストで、エアチャンバー内における泥や礫等の滞留堆積を予防、防止して、連通口が塞がることを回避した泥水式シールド掘進機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る泥水式シールド掘進機は、掘進機本体の前部に配設され、切羽を切削するカッターヘッドと、該カッターヘッドから掘進方向と反対方向に離間して上記掘進機本体に形成されたカッター側隔壁と、該カッター側隔壁と上記カッターヘッドとの間に区画され、上記カッター側隔壁を貫通した送泥管及び排泥管が接続されたカッターチャンバーと、上記カッター側隔壁から掘進方向と反対方向に離間して上記掘進機本体に形成された本体側隔壁と、該本体側隔壁と上記カッター側隔壁との間に区画され上部に空気層が形成されるエアチャンバーと、該エアチャンバーと上記カッターチャンバーとを連通するように上記カッター側隔壁の下部に開口され、上記カッターチャンバー内の泥水を上記エアチャンバー内に導入して上記エアチャンバーの下部に泥水層を形成する連通口とを備え、上記エアチャンバーに、上記エアチャンバー内の泥水層の泥の濃度を低下させるための薄め水を導入する注水管を、上記連通口よりも上方の部分に接続したものである。
上記注水管が、上記送泥管から分岐された分岐管からなっていてもよい。
本発明によれば、切羽の泥水圧の変動を吸収するエアチャンバーを備えた泥水式シールド掘進機において、低コストで、エアチャンバー内における泥や礫等の滞留堆積を予防、防止でき、連通口が塞がることを回避できる。
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係る泥水式シールド掘進機の側断面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断面図、図4は図1のIV−IV線断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る泥水式シールド掘進機1は、筒状(円筒状)に形成されたシールドフレーム2を有する掘進機本体3と、掘進機本体3の前部に配設され切羽を切削すべく回転されるカッターヘッド4と、カッターヘッド4から掘進方向と反対方向に離間してシールドフレーム2内に形成されたカッター側隔壁5と、カッター側隔壁5から掘進方向と反対方向に離間してシールドフレーム2内に形成された本体側隔壁6とを備えている。
カッター側隔壁5は、シールドフレーム2内を掘進方向の前後に仕切るように形成された仕切板(円板)から成る。本体側隔壁6は、カッター側隔壁5の掘進方向後方に配設された後方板6aと、後方板6aの下端部からカッター側隔壁5の背面まで延出された底部板6bとから成り、シールドフレーム2内を掘進方向の前後に仕切っている。カッター側隔壁5とカッターヘッド4との間には、カッターチャンバー7が区画され、カッター側隔壁5と本体側隔壁6との間には、エアチャンバー8が区画されている。
本体側隔壁6とカッター側隔壁5との間には、筒状に形成された周壁20が設けられており、この周壁20の内方には、カッターヘッド4を回転させる図示しないカッター駆動機構(ギヤ、モータ等)が収容されている。エアチャンバー8は、本体側隔壁6の前面、カッター側隔壁5の後面、周壁20の外周面、シールドフレーム2の内周面によって区画され、カッターチャンバー7は、カッターヘッド4の後面、カッター側隔壁5の前面、シールドフレーム2の内周面によって区画される。
泥水式シールド掘進機1は、本体側隔壁6の後方から泥水をカッター側隔壁5の前方上部に送出する送泥管9と、カッター側隔壁5の前方下部の泥水をカッター側隔壁5の後方に排出する排泥管10とを備えている。送泥管9は、本体側隔壁6の上部とカッター側隔壁5の上部とを貫通してそれら隔壁5、6に支持されており、切羽の土圧水圧を保持するため、図示しないポンプで加圧された泥水をカッターチャンバー7内の上部に送出する。排泥管10は、カッター側隔壁5の下部を貫通してその隔壁5に支持されており、カッターヘッド4によって切削された切羽の掘削土砂が混ざったカッターチャンバー7内の泥水を、カッターチャンバー7の下部からカッター側隔壁5の後方に排出する。
泥水式シールド掘進機1は、カッターチャンバー7とエアチャンバー8とを連通するように、カッター側隔壁5の下部に開口された連通口11を備えている。連通口11の下縁は、エアチャンバー8の下壁を成す底部板6bの上面と面一となっている。連通口11により、カッターチャンバー7内の泥水がエアチャンバー8に導かれ、エアチャンバー8には、下部に泥水層8bが上部に空気層8aが形成される。空気層8aの空気は、切羽の土圧水圧等が変動した際、その変動を吸収するエアスプリングとして機能する。
本体側隔壁6の上部には、エアチャンバー8内の空気層8aに空気を導入する給気管12と、エアチャンバー8内の空気層8aの空気を排出する排気管13とが接続され、エアチャンバー8内の空気層8aの圧力を検出する圧力センサ14が設けられている。圧力センサ14の出力は図示しないコントローラに送られ、空気層8aの圧力が、切羽の土圧水圧等の変動に拘わらず予め設定された圧力となるように、給気管12からエアチャンバー8へ導入される空気量及びエアチャンバー8から排気管13を通って排出される空気量の少なくとも一方が、上記コントローラにより制御される。
本体側隔壁6には、エアチャンバー8内の泥水層8bの泥水面16の高さを検出する液面センサ15(フロート式等)が設けられている。液面センサ15の出力は図示しないコントローラに送られ、泥水層8bの泥水面16の高さが、切羽の土圧水圧等の変動に拘わらず予め設定された高さとなるように、送泥管9に接続されたポンプの運転(回転)が、上記コントローラにより制御される。なお、泥水層8bの泥水面16を制御するコントローラと空気層8aの圧力を制御するコントローラとは、共用してもよい。
本体側隔壁6には、エアチャンバー8内の泥水層8bの泥の濃度を低下させるための薄め水をエアチャンバー8内に導入する注水管17が、接続されている。注水管17は、連通口11よりも上方の本体側隔壁6に接続されている。すなわち、エアチャンバー8には、エアチャンバー8内の泥水層8bの泥の濃度を低下させるための薄め水を導入する注水管17が、連通口11よりも上方の部分に接続されている。
注水管17は、送泥管9から分岐された分岐管から成り、送泥管9を通ってカッターチャンバー7内に送出される泥水の一部が、注水管17を介してエアチャンバー8に注水されるようになっている。注水管17は、送泥管9よりも細く形成されており、送泥管9からカッターチャンバー7に送出される水量よりも少ない水量がエアチャンバー8に注水される。注水管17には、流量を調節するためのバルブ18を設けてもよい。
本実施形態の作用を述べる。
図1に示すように、エアチャンバー8の泥水層8bの上部には、送泥管9を通ってカッターチャンバー7に向かう泥水(掘削土砂が含まれていないもの、以下送泥水という)の一部が、注水管17を通って導入される。
注水管17を通ってエアチャンバー8の泥水層8bの上部に導入された送泥水は、泥水層8bの上方に切羽の土圧水圧すなわちカッターチャンバー7内の泥水(掘削土砂が含まれているもの、以下排泥水という)の圧力に対抗できる圧力の空気が充満された空気層8aが存在するため、泥水層8b内を緩やかに下降して連通口11からカッターチャンバー7に流出する。
こうして、エアチャンバー8内の泥水層8bが、掘削土砂が含まれていない注水管17からの送泥水で満たされる状態が保たれるので、エアチャンバー8内における土砂の滞留堆積が予防され、抑制される。なお、図1にて、カッターチャンバー7内の密度の高いドットは泥の濃度の高い状態を概略的に示し、エアチャンバー8内の密度の低いドットは泥の濃度の低い状態を概略的に示すものである。
より詳しく述べると、図1に示す本実施形態において注水管17からエアチャンバー8の泥水層8bに送出される送泥水は、図5に示す従来例における洗浄管170から噴射される洗浄水のようにエアチャンバー8の底面(傾斜面81)に堆積した泥や礫等を水流の力で押し流すものではなく、エアチャンバー8内の泥水層8bの泥の濃度を低下させる薄め水として機能して泥や礫等がエアチャンバー8内の底面(底部板6b)に堆積することを予防抑制するものであり、エアチャンバー8の底面(底部板6b)に堆積した泥や礫等を水流の力で押し流すものではない。
よって、本実施形態の注水管17の数は、従来例の洗浄管170の数よりも少なくて済み、注水管17から流出される送泥水の送出圧力も、従来例の洗浄管170から噴射される清浄水の噴射圧力よりも小さな圧力で済む。
すなわち、図5の従来例においては、洗浄管170から噴射される洗浄水によってエアチャンバー8の底面(傾斜面81)に堆積した泥や礫等を押し流しているので、エアチャンバー8の底面(傾斜面81)に堆積した泥や礫等を全面的に押し流すためには、図6を用いて述べたように、洗浄管170をエアチャンバー8の底面(傾斜面81)の幅方向に間隔を隔てて複数設置する必要があったが、図1に示す本実施形態においては、注水管17は、エアチャンバー8内の泥水層8bにその泥の濃度を低下させる薄め水(送泥水)を供給すればよいので、1又は2本程度で足り、コストダウンとなる。なお、図3、図4に示すように、注水管17は、泥水層8bの左右の上部に1本ずつ設置することが好ましい。泥水層8b内の泥の濃度をバランスよく低下させるためである。
また、図5の従来例においては、洗浄管170から噴射される洗浄水の水流の力によってエアチャンバー8の底面(傾斜面81)に堆積した泥や礫等を押し流しているので、泥や礫等を的確に押し流すためには、ある程度の噴射圧で洗浄水を噴射しなければならず、そのための加圧手段(ポンプ等)が別途必要となり、コストアップを招くことになっていたが、図1の本実施形態においては、注水管17は、エアチャンバー8内の泥水層8bにその泥の濃度を低下させる薄め水(送泥水)を緩やかに供給すればよいので、泥や礫等を押し流すような噴射圧力で薄め水を噴射する必要はなく、専用の加圧手段(ポンプ等)は不要であり、コストダウンとなる。すなわち、送泥管9内を流れる送泥水の一部を分岐管で分岐し、これを注水管17とすれば、専用の加圧手段(ポンプ等)は不要である。
以上述べたように、本実施形態によれば、切羽の泥水圧の変動を吸収するエアチャンバー8を備えた泥水式シールド掘進機1において、低コストで、エアチャンバー8内における泥や礫等の滞留堆積を予防、防止でき、連通口11が塞がることを回避できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、注水管17を本体側隔壁6の泥水層8bの上部に接続したが、注水管17を本体側隔壁6の空気層8aの部分に接続してもよい。この場合、注水管17から流出した送泥水が泥水層8bの泥水面16に落下するため、泥水層8bにおける泥水の撹拌効果が期待できる。
また、泥水層8b内の泥の濃度をセンサで測定し、泥の濃度が高いときには注水管17のバルブ18の開度を大きくし、泥の濃度が低いときには注水管17のバルブ18の開度を小さくするようにしてもよい。
具体的には、カッター側隔壁5に後方へ光を照射する照射装置を設け、本体側隔壁6に照射装置から照射された光の受光量を検出する受光量検出装置を設け、受光量検出装置で検出した受光量が大きければ泥水層8b内の泥の濃度が低いと判断し、受光量検出装置で検出した受光量が小さければ泥水層8b内の泥の濃度が高いと判断する制御部を設け、この制御部からの指令を受け、泥の濃度が高いときには注水管17のバルブ18の開度を大きくし、泥の濃度が低いときには注水管17のバルブ18の開度を小さくするアクチュエータをバルブ18に設けてもよい。
これにより、送泥管9から分岐されてエアチャンバー8内へ供給される薄め水(送泥水)の供給量を、エアチャンバー8内における土砂の滞留堆積を予防できる必要最小限の量にコントロールできる。この結果、送泥管9内を流れる送泥水は、エアチャンバー8内における土砂の滞留堆積を予防するためにエアチャンバー8に向けて分流される量を除き、最大限、カッターチャンバー7内に供給されることになる。よって、送泥管9内を流れる送泥水の本来の目的である、排泥管10と協同したカッターチャンバー7内の掘削土砂の流体輸送能力を、保持できる。
また、注水管17は、送泥管9から分岐された分岐管に限られるものではなく、送泥管9とは切り離して別途配管してもよい。この場合、注水管17からエアチャンバー8内に送出される薄め水には、カッターチャンバー7内の掘削土砂が混ざった泥水(排泥水)よりも泥の濃度が低い水(泥が含まれていない水でも可)が用いられる。
本発明の一実施形態に係るエアチャンバー付きの泥水式シールド掘進機の側断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 従来例を示すエアチャンバー付きの泥水式シールド掘進機の側断面図である。 図5の連通口の部分を掘進方向前方から見た概略図である。
符号の説明
1 泥水式シールド掘進機
3 掘進機本体
4 カッターヘッド
5 カッター側隔壁
6 本体側隔壁
7 カッターチャンバー
8 エアチャンバー
8a 空気層
8b 泥水層
11 連通口
12 送泥管
13 排泥管
17 注水管

Claims (2)

  1. 掘進機本体の前部に配設され、切羽を切削するカッターヘッドと、
    該カッターヘッドから掘進方向と反対方向に離間して上記掘進機本体に形成されたカッター側隔壁と、
    該カッター側隔壁と上記カッターヘッドとの間に区画され、上記カッター側隔壁を貫通した送泥管及び排泥管が接続されたカッターチャンバーと、
    上記カッター側隔壁から掘進方向と反対方向に離間して上記掘進機本体に形成された本体側隔壁と、
    該本体側隔壁と上記カッター側隔壁との間に区画され上部に空気層が形成されるエアチャンバーと、
    該エアチャンバーと上記カッターチャンバーとを連通するように上記カッター側隔壁の下部に開口され、上記カッターチャンバー内の泥水を上記エアチャンバー内に導入して上記エアチャンバーの下部に泥水層を形成する連通口とを備え、
    上記エアチャンバーに、上記エアチャンバー内の泥水層の泥の濃度を低下させるための薄め水を導入する注水管を、上記連通口よりも上方の部分に接続した
    ことを特徴とする泥水式シールド掘進機。
  2. 上記注水管が、上記送泥管から分岐された分岐管からなる請求項1に記載の泥水式シールド掘進機。
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