JP2009012650A - ショルダーアンカーレール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内側の空間が狭くなるのを抑制できるショルダーアンカーレール構造の提供を課題とする。
【解決手段】乗員拘束用のシートベルト30を支持するショルダーアンカー26が取り付けられるスライダー20と、車体側部に配置され、車体上下方向に沿って延在するピラー40の内板を構成するピラーインナーパネル44に形成され、スライダー20を車体上下方向に位置調節可能に保持するガイドレール12と、を有するショルダーアンカーレール構造10とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アジャスタブルショルダーアンカーレール構造に関する。
ショルダーアンカーが取り付けられるスライダーは、その位置(シートベルト装着高さ)が調節可能(摺動可能)にガイドレールに設けられている。そして、このガイドレールは、センターピラーのピラーインナーパネルの車室内側に、ボルトや溶接等の取付手段により取り付けられている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。したがって、そのガイドレールにより、車室内側の空間が車幅方向に狭くなるという課題があった。
特開平9−221001号公報 特開平10−203306号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、車室内側の空間が狭くなるのを抑制できるショルダーアンカーレール構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のショルダーアンカーレール構造は、乗員拘束用のシートベルトを支持するショルダーアンカーが取り付けられるスライダーと、車体側部に配置され、車体上下方向に沿って延在するピラーの内板を構成するピラーインナーパネルに形成され、前記スライダーを車体上下方向に位置調節可能に保持するガイドレールと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、シートベルトを支持するショルダーアンカーが取り付けられるスライダーを車体上下方向に位置調節可能に保持するガイドレールが、ピラーインナーパネルに(直接)形成されているので、従来のようにピラーインナーパネルにガイドレールを取り付ける必要がない。したがって、車室内側の空間が狭くなるのを抑制することができる。
また、請求項2に記載のショルダーアンカーレール構造は、請求項1に記載のショルダーアンカーレール構造において、前記ガイドレールが、前記ピラーインナーパネルよりも車室内側へ突出しないように形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、ガイドレールが、ピラーインナーパネルよりも車室内側へ突出しないように形成されているので、車室内側の空間が狭くなるのを更に抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、車室内側の空間が狭くなるのを抑制できるショルダーアンカーレール構造を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造において、スライダーを省略して示す概略斜視図であり、図2は本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造の概略側断面図、図3は本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造の概略平断面図である。なお、各図において、矢印UPを車体上方向、矢印INを車体(車室)内側方向とする。
図1〜図3で示すように、センターピラー40は、車体側部の略中央部に車体上下方向に沿って延在された車体骨格部材であり、外板を構成するピラーアウターパネル42と、内板を構成するピラーインナーパネル44とで閉断面構造に構成されている。そして、ピラーインナーパネル44には、ショルダーアンカーレール構造10を構成するガイドレール12が一体に形成されている。
すなわち、ピラーインナーパネル44の上部側の所定位置に車室外側へ凹む凹部45が形成されており、この凹部45の底部外周側に、切り起こしによりガイドレール12が形成されている。換言すれば、このガイドレール12は、ピラーインナーパネル44の凹部45内に落とし込まれた状態で形成されており、車体上下方向両端部の連設部48、49を介してピラーインナーパネル44と一体に連設されている。
このガイドレール12には、乗員拘束用のシートベルト(ウエビング)30を支持するショルダーアンカー26が取り付けられるスライダー20が、車体上下方向(センターピラー40の長手方向)に位置調節可能に設けられるようになっており、ガイドレール12は、図3の平断面視で示すように、ガイドレール12の両側で車室内側へ突出するとともに車体上下方向に延在するピラーインナーパネル44の凸部46よりも、車室内側へ突出しないように形成されている。
ガイドレール12は、図1で示すように、ピラーインナーパネル44に所定形状の開口部43を穿設することにより一体的に切り起こされて形成されたレール本体部14と、レール本体部14の中央に車体上下方向に所定間隔を隔てて複数(図示のものは4個)形成され、スライダー20の位置調節ピン22が挿入される係合穴16と、レール本体部14の両側に車室内側へ迫り出すように一体に屈曲形成され、スライダー20の保持部24が車体上下方向に摺動可能に嵌合するレール部18と、を有している。
係合穴16は、正面視で、最上側を除いて、非貫通の矩形状に形成されており、その非貫通とされた係合穴16内の車体上方向側における壁面16Aが、車室内側へ向かって傾倒するような所定角度θのテーパー形状に形成されている(図2参照)。これにより、図示しない付勢手段により車室外側方向へ付勢されて突出している位置調節ピン22が、車体上方向への移動に伴って、その壁面16Aに押され、車室内側方向へその付勢手段の付勢力に抗して後退可能となる構成である。なお、最上側の係合穴16は、スライダー20がそれよりも車体上方向側へ移動しないので、位置調節ピン22が挿入可能な簡易な構成、例えば円形状の貫通孔とされている。
また、このガイドレール12において、係合穴16とレール部18との間のレール本体部14には、車体上下方向に延在する突条部15がそれぞれ形成されている。この突条部15は、例えば車室内側から見ると凸状で、車室外側から見ると凹状になるように形成されており、これによって、レール本体部14の強度が向上されるようになっている。また、ガイドレール12には、スライダー20が最下位置に保持されたときに(最下側の係合穴16に位置調節ピン22が挿入されたときに)、そのスライダー20の下端部を支持可能なストッパー17が形成されている(図2参照)。
一方、スライダー20は、図2、図3で示すように、コイルバネ等の付勢手段(図示省略)によって車室外側方向に付勢され、ガイドレール12の複数の係合穴16の1つに挿入されることで、スライダー20を車体上下方向の所望位置に固定する位置調節ピン22と、ガイドレール12のレール部18に両側方から車体上下方向に摺動可能に嵌合する平面視略「U」字状の保持部24と、を有している。そして、このスライダー20に、シートベルト30を支持するショルダーアンカー26が、後述するアンカーボルト32によって取り付けられるようになっている。
ショルダーアンカー26は、シートベルト30が挿通されるスリップジョイント28と、スリップジョイント28を車体前後方向に回動可能に軸支するとともに、ショルダーアンカー26をスライダー20に取り付けるためのアンカーボルト32と、アンカーボルト32をカバーするスライドプレート34と、ショルダーアンカー26を車体上方向へ上げるときには操作不要であるが、ショルダーアンカー26を車体下方向へ下げるときには操作して(押し込み動作をして)、位置調節ピン22を係合穴16から強制的に後退させる(車室内側方向へ移動させる)操作部材36と、を有している。
なお、操作部材36の操作(押し込み動作)によって、位置調節ピン22が付勢手段の付勢力に抗して強制的に後退させられる(車室内側方向へ移動させられる)構成については、従来と同様であるため、その詳細な説明を省略する。また、少なくともスリップジョイント28と操作部材36は、ピラーガーニッシュ38から露出するようになっている。
以上のような構成のショルダーアンカーレール構造10において、次にその作用について説明する。ガイドレール12は、センターピラー40のピラーインナーパネル44に一体に形成されるとともに、そのピラーインナーパネル44の凸部46よりも車室内側へ突出しないように形成されている。つまり、このガイドレール12は、ピラーインナーパネル44の車室外側へ凹む凹部45内に落とし込まれた状態で形成されている。
したがって、ピラーインナーパネル44の凹部45との間に所定の間隙が形成されるようにしてガイドレールが取り付けられていた従来の構成に比べ、その間隙を確保する必要がない分、ガイドレール12を含めたセンターピラー40の厚さを低減することができる。よって、車室内側の空間が車幅方向に狭くなるのを抑制することができ、更にはセンターピラー40が分厚く見えて、全体的に見栄えを損ねるといった不具合も解消することができる。
また、ガイドレール12は、ピラーインナーパネル44に切り起こしにより一体に形成されているので、ガイドレール12とピラーアウターパネル42との間には充分な間隙がある。したがって、仮に側面衝突したときでも、乗員の2次衝突時に、ショルダーアンカー26から乗員側に入る荷重を低減することができる。
更に、ガイドレール12をピラーインナーパネル44に一体に形成したことから、従来のようにピラーインナーパネル44に、図示しないボルトや溶接等でガイドレールを取り付ける必要がない。そのため、従来に比べて、組立工数を低減することができ、組立時間を短縮することができる。
また、通常、ピラーインナーパネル44は、ピラーアウターパネル42よりも板厚が厚く形成されるが、本実施形態に係るピラーインナーパネル44は、従来のピラーインナーパネルよりも板厚が厚く形成されている。そして、レール本体部14には突条部15が形成され、そのレール本体部14の剛性が向上されている。したがって、ピラーインナーパネル44にガイドレール12を一体に形成する構成にしても、充分にその剛性を確保することができる。
また、切り起こしによって形成される本実施形態に係るガイドレール12は、上部側の連設部48のピラーインナーパネル44と連設する側の幅W1が、下部側の連設部49のピラーインナーパネル44と連設する側の幅W2よりも小さく形成されている(図1参照)。しかし、上部側の連設部48両側のピラーインナーパネル44には、車室外側へ凹む凹部47が形成されているので、上部側の連設部48における支持剛性は充分に確保されている。
以上のような構成のガイドレール12にスライダー20を取り付ける工程を簡単に説明すると、スライダー20はガイドレール12の車体上方向側から挿入される。すなわち、ガイドレール12のレール部18にスライダー20の保持部24を車体上方向から嵌合させ、操作部材36を操作(押し込み動作)しつつ、スライダー20を車体下方向へ摺動させる。そして、操作部材36の操作(押し込み動作)を解除し、位置調節ピン22を付勢手段の付勢力によって車室外側方向へ突出させ、複数の係合穴16の1つに挿入させる。これにより、スライダー20は、所定の位置(例えば最下位置)に固定される(図2参照)。
なお、上記したように、アンカーボルト32の車室外側の端面32Aが対向するレール本体部14には、車室内側が凸状とされた突条部15が形成されている。したがって、スライダー20が車体上下方向に摺動する際、アンカーボルト32の端面32Aは、突条部15に摺接することになる。これにより、スライダー20のレール本体部14に対する摺動抵抗を低減することができる。
本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造のスライダーを省略して示す概略斜視図 本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造の概略側断面図 本実施形態に係るショルダーアンカーレール構造の概略平断面図
符号の説明
10 ショルダーアンカーレール構造
12 ガイドレール
14 レール本体部
15 突条部
16 係合穴
18 レール部
20 スライダー
22 位置調節ピン
24 保持部
26 ショルダーアンカー
30 シートベルト(ウエビング)
32 アンカーボルト
40 センターピラー(ピラー)
42 ピラーアウターパネル
44 ピラーインナーパネル

Claims (2)

  1. 乗員拘束用のシートベルトを支持するショルダーアンカーが取り付けられるスライダーと、
    車体側部に配置され、車体上下方向に沿って延在するピラーの内板を構成するピラーインナーパネルに形成され、前記スライダーを車体上下方向に位置調節可能に保持するガイドレールと、
    を有することを特徴とするショルダーアンカーレール構造。
  2. 前記ガイドレールは、前記ピラーインナーパネルよりも車室内側へ突出しないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のショルダーアンカーレール構造。
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