JP2009010068A - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】各種電子機器に使用されるチップ形固体電解コンデンサの更なる低ESL化を図ることを目的とする。
【解決手段】板状の素子1を積層して中央に陰極電極部3、両端に陽極電極部2を配置した2組の素子積層体4、5を、最下段の素子1の陽極電極部2を異なる側に配置して並べ、陰極電極部3を接合した陰極端子7と、陽極電極部2を接合した一対の陽極端子6と、これらを被覆した外装樹脂9からなる構成により、陽極/陰極電極部2、3間を流れる電流経路を短くして打ち消し合うことができるためにESLを大幅に低減し、更に、素子積層体4、5を複数並べて連結した構成により、ESLを1/複数に低減でき、また、陽極電極部2を交互に相反する方向に配置して素子1を積層した構成により、陽極端子6と接合される陽極電極部2の枚数を半減し、接合の作業性と信頼性を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】板状の素子1を積層して中央に陰極電極部3、両端に陽極電極部2を配置した2組の素子積層体4、5を、最下段の素子1の陽極電極部2を異なる側に配置して並べ、陰極電極部3を接合した陰極端子7と、陽極電極部2を接合した一対の陽極端子6と、これらを被覆した外装樹脂9からなる構成により、陽極/陰極電極部2、3間を流れる電流経路を短くして打ち消し合うことができるためにESLを大幅に低減し、更に、素子積層体4、5を複数並べて連結した構成により、ESLを1/複数に低減でき、また、陽極電極部2を交互に相反する方向に配置して素子1を積層した構成により、陽極端子6と接合される陽極電極部2の枚数を半減し、接合の作業性と信頼性を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は各種電子機器に使用されるコンデンサの中で、導電性高分子を固体電解質に用い、かつ、面実装対応にしたチップ形固体電解コンデンサに関するものである。
電子機器の高周波化に伴って電子部品の一つであるコンデンサにも従来よりも高周波領域でのインピーダンス特性に優れたコンデンサが求められてきており、このような要求に応えるために電気伝導度の高い導電性高分子を固体電解質に用いた固体電解コンデンサが種々検討されている。
また、近年、パーソナルコンピュータのCPU周り等に使用される固体電解コンデンサには小型大容量化が強く望まれており、更に高周波化に対応して低ESR(等価直列抵抗)化のみならず、ノイズ除去や過渡応答性に優れた低ESL(等価直列インダクタンス)化が強く要求されており、このような要求に応えるために種々の検討がなされている。
図6(a)、(b)は本発明者らが提案した、この種の従来のチップ形固体電解コンデンサの構成を示した斜視図と底面図、図7(a)〜(c)は同チップ形固体電解コンデンサに使用される陰極リードフレームの斜視図、同陽極リードフレームの斜視図、同両リードフレームを重ね合わせた状態の斜視図である。
図6と図7において、21はコンデンサ素子を示し、このコンデンサ素子21は弁作用金属であるアルミニウム箔を粗面化して表面に誘電体酸化皮膜を形成した陽極体の所定の位置に絶縁性のレジスト部21aを設けて陽極電極部21bと陰極形成部に分離し、この陰極形成部の誘電体酸化皮膜上に導電性高分子からなる固体電解質層、カーボン層と銀ペースト層からなる陰極層を順次積層形成して陰極電極部21cを形成することにより構成されたものである。
22は陽極リードフレームを示し、この陽極リードフレーム22は上記コンデンサ素子21の陽極電極部21bが接合される陽極接合部22bが平面部22aの一端に設けられると共に、実装用の陽極端子部22cが下面に複数個設けられている。なお、この陽極端子部22cは1枚の基材を折り曲げることにより平面部22aから実装面側に突出するように形成されたものである。
23は陰極リードフレームを示し、この陰極リードフレーム23は上記コンデンサ素子21の陰極電極部21cを搭載して接合すると共に上記陽極リードフレーム22の平面部22a上に図示しない絶縁層を介して載置される平面部23a、ならびに実装用の陰極端子部23bが下面に複数個設けられている。なお、この陰極端子部23bは1枚の基材を折り曲げることにより平面部23aから実装面側に突出するように形成されたものである。また、23cはコンデンサ素子21の陰極電極部21cを位置決め固定するために設けられたガイド壁である。また、上記図示しない絶縁層は、厚さが10μm程度のポリイミドフィルム、あるいは樹脂を印刷することによって形成すれば良いものである。
24は上記陽極端子部22cと陰極端子部23bの実装面が露呈する状態で複数のコンデンサ素子21、陽極リードフレーム22、陰極リードフレーム23を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂であり、図6(a)においては、内部構造を分かり易くするために、この外装樹脂24を除いた状態で図示したものである。
このように構成された従来のチップ形固体電解コンデンサは、陰極リードフレーム23に流れる電流の向きと反対方向に電流が流れるように陽極リードフレーム22を重ね合わせて配置した構成により、お互いのリードフレームに流れる電流が打ち消し合うようになるためにESLを大幅に低減する(参考:270pH)ことができるようになるというものであった(特許文献1)。
また、図8は従来の電解コンデンサの他の例を示した斜視図、図9は同分解斜視図であり、図8と図9において、30は電解コンデンサであり、この電解コンデンサ30は、基板31上にコンデンサ素子32及びコンデンサ素子33からなる積層体34が搭載された構成のものである。
上記コンデンサ素子32は平面視長方形の薄板形状の陰極端子32aを有し、この陰極端子32aの一辺から陽極端子32bが引き出され、この陽極端子32bはこれが形成されている陰極端子32aの辺の中央から端部までの領域に形成されているものであり、コンデンサ素子33も同様に構成されているものである。
そして、このように構成されたコンデンサ素子32とコンデンサ素子33を図9に示すように配置して陰極端子32aと陰極端子33aを導電性接着剤を介して接続した積層体34を構成し、この積層体34を基板31上に搭載して陰極端子32aと基板31に設けられた陰極接続部31aを導電性接着剤で接続すると共に、積層体34の陽極端子32b及び陽極端子33bを基板31に設けられた陽極接続部31bに溶接又はカシメにより接続するようにしたものである。
このような構成にすることにより、陽極端子32bと陽極端子33bが重なり合わないようになるため、基板31上にコンデンサ素子32及びコンデンサ素子33の2層が積層されているにもかかわらず、基板31の陽極接続部31bに接続されている陽極端子は実質的に1層となるため、上記溶接やカシメを極めて容易に行うことができると共に、良好な接続が得られるというものであった(特許文献2)。
特開2006−080427号公報
特開2005−191466号公報
しかしながら上記従来のチップ形固体電解コンデンサでは、従来品と比較してESLを大幅に低減することができるという効果は有するものの、更に高いレベルで要求される低ESL化に対しては、更なる改良が必要であるという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決し、更なる低ESL化を実現することが可能なチップ形固体電解コンデンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、陽極電極部と陰極電極部を隣接して設けた板状の素子を陽極電極部が交互に相反する方向に配置されるようにして複数枚積層することにより、上面視、中央に陰極電極部を、両端に陽極電極部を配置した第1の素子積層体と、この第1の素子積層体と同様に構成された第2の素子積層体と、この第2の素子積層体を、最下段の素子の陽極電極部が上記第1の素子積層体の最下段の素子の陽極電極部と相反する方向に配置されるようにして第1の素子積層体と並べて配置した状態で、中央に位置する陰極電極部を上面に接合した陰極端子と、同両端に位置する陽極電極部を上面に接合した一対の陽極端子と、この陽極端子ならびに陰極端子の少なくとも実装面となる部分を除いて上記第1の素子積層体と第2の素子積層体ならびに陽極端子と陰極端子を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂からなる構成にしたものである。
以上のように本発明によるチップ形固体電解コンデンサは、板状の素子を複数枚積層した素子積層体の中央に陰極電極部を、両端に陽極電極部を配置した構成により、素子の同一ライン上の近接した位置に配置された陽極電極部と陰極電極部間を流れる電流経路を極めて短くし、かつ、打ち消し合うことができるようになるためにESLを大幅に低減することができるようになるばかりでなく、素子積層体を複数個並べて連結した構成により、ESLを更に1/複数個に低減することができるようになるという効果が得られるものである。
また、陽極電極部が交互に相反する方向に配置されるようにして素子を複数枚積層した構成により、陽極端子と接合される陽極電極部の枚数を半減することができるため、接合の作業性と信頼性を向上させることができるという効果も得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、3、4に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、3、4に記載の発明について説明する。
図1(a)〜(d)は本発明の実施の形態1によるチップ形固体電解コンデンサの構成を示した平面図と正面図と底面図と側面図、図2(a)、(b)は同チップ形固体電解コンデンサを外装樹脂で被覆する前の上面側からの斜視図と底面側からの斜視図、図3は同チップ形固体電解コンデンサに使用される素子を示した斜視図、図4は同チップ形固体電解コンデンサに使用されるコム端子を示した底面図である。
図1〜図4において、1は素子を示し、この素子1はアルミニウム箔からなる陽極体の表面に図示しない誘電体酸化皮膜層を形成した後に、所定の位置に絶縁性のレジスト部(図示せず)を設けて陽極電極部2と陰極形成部(図示せず)に分離し、この陰極形成部の表面に導電性高分子からなる固体電解質層、カーボン層と銀ペースト層からなる陰極層(全て図示せず)を順次積層形成することによって陰極電極部3を形成し、これにより、陽極電極部2と陰極電極部3が隣接して設けられた構成のものである。
4は上記素子1の陽極電極部2が交互に相反する方向に配置されるようにして複数枚(本実施の形態においては6枚であるが、これに限定されるものではない)を積層した第1の素子積層体であり、陰極電極部3が同じ位置で重なり合うようにして積層することにより、上面視、中央に陰極電極部3が、両端に陽極電極部2が夫々配置されるようにしたものであり、各陰極電極部3間は図示しない導電性接着剤を介して接合されているものである。
5は上記第1の素子積層体4と同様に構成された第2の素子積層体であり、この第2の素子積層体5を、最下段の素子1の陽極電極部2が上記第1の素子積層体4の最下段の素子1の陽極電極部2と相反する方向に配置されるようにして第1の素子積層体4と並べて配置するようにしたものである。
6はこのように並べて配置された状態の第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陽極電極部2を上面に接合した一対の陽極端子であり、この陽極端子6の上面に上記複数の陽極電極部2を折り曲げるようにして重ね合わせて載置し、陽極端子6の両端を夫々折り曲げて複数の陽極電極部2を一体に束ねるようにして抵抗溶接(溶接痕6b)を行うことにより、陽極端子6と陽極電極部2を接合するようにしたものである。6aはこの陽極端子6の実装面となる下面側の両端に設けた段部であり、この段部6aは後述する外装樹脂9に被覆されて絶縁部となるものである。
7は上記と同様に、並べて配置された状態の第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3を上面に接合した陰極端子であり、この陰極端子7の上面に第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3を夫々載置し、導電性接着剤を介して接合するようにしたものである。7aはこの陰極端子7の実装面となる下面側の中央に設けた段部であり、この段部7aは後述する外装樹脂9に被覆されて絶縁部となるものである。7bはこの陰極端子7の両端を夫々上方へ折り曲げた折り曲げ部であり、この折り曲げ部7bの内面と第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3間には、ESR低減を目的として夫々導電性銀ペースト8が充填されているものである。
9は上記陽極端子6ならびに陰極端子7が接合された第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂であり、この外装樹脂9は上記陽極端子6ならびに陰極端子7の実装面に設けた段部6a、7aにも夫々充填されるため、外装樹脂9で被覆された後の実装面には、陽極端子6と陰極端子7が各々の対向する辺に夫々一対で配置された4端子構造のチップ形固体電解コンデンサを構成しているものである。
また、図4に示すコム端子10は、1枚の平板状の基材を打ち抜き加工することによって陽極端子6ならびに陰極端子7を所定の位置に形成し、この陽極端子6ならびに陰極端子7上に第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5を接合した後に不要部分を切断し、最後に外装樹脂9で被覆するようにしたものである。
このように構成された本実施の形態によるチップ形固体電解コンデンサは、板状の素子1を複数枚積層した素子積層体4、5の中央に陰極電極部3を、両端に陽極電極部2を配置した構成により、同一ライン上の近接した位置に配置された陽極電極部2と陰極電極部3間を流れる電流経路を極めて短くし、かつ、打ち消し合うことができるようになるためにESLを大幅に低減することができるようになるばかりでなく、素子積層体4、5を複数個並べて連結した構成により、ESLを更に1/複数個に低減することができるようになるという格別の効果を奏するものであり、このチップ形固体電解コンデンサのESLを測定したところ52.2pHという低い値を示し、従来品(270pH)と比べてESLを大幅に低減することができるものである。
また、陽極電極部2が交互に相反する方向に配置されるようにして素子1を複数枚積層した構成により、陽極端子6と接合される陽極電極部2の枚数を半減することができるため、接合の作業性と信頼性を向上させることができるという格別の効果も奏するものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で図1〜図4を用いて説明したチップ形固体電解コンデンサの素子積層体と陽極/陰極端子間に陽極/陰極リードフレームを配設した点が異なるものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図5(a)、(b)は本発明の実施の形態2によるチップ形固体電解コンデンサの構成を示した外装樹脂で被覆する前の上面側からの斜視図と底面側からの斜視図であり、図5において、11は第1の素子積層体4の陽極電極部2を上面に接合した一対の陽極リードフレームであり、この陽極リードフレーム11の上面に複数の陽極電極部2を折り曲げるようにして重ね合わせ、陽極リードフレーム11の両端を夫々折り曲げて複数の陽極電極部2を一体に束ねるようにして抵抗溶接(溶接痕は図示せず)を行うことにより、陽極リードフレーム11と陽極電極部2を接合するようにしたものであり、第2の素子積層体5の陽極電極部2も同様に形成された陽極リードフレーム11により接合されているものである。
12は、並べて配置された状態の第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3を上面に接合した陰極リードフレームであり、この陰極リードフレーム12の上面に第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3を夫々載置し、導電性接着剤を介して接合するようにしたものである。12aはこの陰極リードフレーム12の両端を夫々上方へ折り曲げた折り曲げ部であり、この折り曲げ部12aの内面と第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5の陰極電極部3間には、ESR低減を目的として夫々導電性銀ペースト8が充填されているものである。
13は一対の陽極端子、14は陰極端子であり、上記第1の素子積層体4ならびに第2の素子積層体5が接合された陽極リードフレーム11ならびに陰極リードフレーム12を夫々上面に接合したものであり、これらの接合は抵抗溶接やレーザー溶接等の手段によって行われているものである。なお、上記陽極端子13の実装面となる下面側の両端には段部13aが設けられ、また、陰極端子14の実装面となる下面側の中央には段部14aが設けられているのは上記実施の形態1と同様である。
このように構成された本実施の形態によるチップ形固体電解コンデンサは、上記実施の形態1によるチップ形固体電解コンデンサにより得られる効果に加え、素子積層体4、5と陽極/陰極端子6、7間に陽極/陰極リードフレーム11、12を配設した構成により、素子積層体4、5を単独で組み立てることができるようになるために、作業性を向上させることができるという格別の効果を奏するものである。
なお、本実施の形態によるチップ形固体電解コンデンサのESLを測定したところ54.0pHという低い値を示した。
本発明によるチップ形固体電解コンデンサは、ESLを大きく低減することが可能になるという効果を有し、特に高周波応答性が要求される分野等として有用である。
1 素子
2 陽極電極部
3 陰極電極部
4 第1の素子積層体
5 第2の素子積層体
6、13 陽極端子
6a、7a、13a、14a 段部
6b 溶接痕
7、14 陰極端子
7b、12a 折り曲げ部
8 導電性銀ペースト
9 外装樹脂
10 コム端子
11 陽極リードフレーム
12 陰極リードフレーム
2 陽極電極部
3 陰極電極部
4 第1の素子積層体
5 第2の素子積層体
6、13 陽極端子
6a、7a、13a、14a 段部
6b 溶接痕
7、14 陰極端子
7b、12a 折り曲げ部
8 導電性銀ペースト
9 外装樹脂
10 コム端子
11 陽極リードフレーム
12 陰極リードフレーム
Claims (4)
- 陽極電極部と陰極電極部を隣接して設けた板状の素子を陽極電極部が交互に相反する方向に配置されるようにして複数枚積層することにより、上面視、中央に陰極電極部を、両端に陽極電極部を配置した第1の素子積層体と、この第1の素子積層体と同様に構成された第2の素子積層体と、この第2の素子積層体を、最下段の素子の陽極電極部が上記第1の素子積層体の最下段の素子の陽極電極部と相反する方向に配置されるようにして第1の素子積層体と並べて配置した状態で、中央に位置する陰極電極部を上面に接合した陰極端子と、同両端に位置する陽極電極部を上面に接合した一対の陽極端子と、この陽極端子ならびに陰極端子の少なくとも実装面となる部分を除いて上記第1の素子積層体と第2の素子積層体ならびに陽極端子と陰極端子を一体に被覆した絶縁性の外装樹脂からなるチップ形固体電解コンデンサ。
- 第1の素子積層体と第2の素子積層体を並べて配置した状態で、中央に位置する陰極電極部を上面に接合する陰極リードフレームと、同両端に位置する陽極電極部を上面に接合する陽極リードフレームを設け、この陽極リードフレームならびに陰極リードフレームを陽極端子ならびに陰極端子に夫々接合するようにした請求項1に記載のチップ形固体電解コンデンサ。
- 第1、第2の素子積層体と同様に構成された第3、・・・、第nの素子積層体を、隣り合う素子積層体の最下段の素子の陽極電極部どうしが互いに相反する方向に配置されるようにして順に並べた請求項1に記載のチップ形固体電解コンデンサ。
- 第1、第2の素子積層体を並べて配置した方向における陽極端子の実装面の両端、ならびに陰極端子の実装面の中央に絶縁部を設けることにより、底面視、4端子構造とした請求項1に記載のチップ形固体電解コンデンサ。
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US20120162852A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-06-28 | Industrial Technology Research Institute | Decoupling device |
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