JP2009010034A - プリント基板の位置決め構造 - Google Patents
プリント基板の位置決め構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009010034A JP2009010034A JP2007167943A JP2007167943A JP2009010034A JP 2009010034 A JP2009010034 A JP 2009010034A JP 2007167943 A JP2007167943 A JP 2007167943A JP 2007167943 A JP2007167943 A JP 2007167943A JP 2009010034 A JP2009010034 A JP 2009010034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- positioning
- divided
- positioning structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
【課題】接着剤等により取付部材に固定される分割プリント基板の位置決めを正確に行うことが出来るプリント基板の位置決め構造を提供すること。
【解決手段】電子部品の実装後、分割位置よりダミー部を分割除去してなる分割プリント基板1を、取付部材11に接着剤により取り付ける位置決め構造において、前記分割プリント基板1には、前記分割位置よりも前記ダミー部側に突出する位置決め部9がプレス加工により形成され、前記位置決め部9は、その外周面が前記取付部材11に設けられた当接部12に当接することにより位置決めできる構造とされている。
【選択図】図2
【解決手段】電子部品の実装後、分割位置よりダミー部を分割除去してなる分割プリント基板1を、取付部材11に接着剤により取り付ける位置決め構造において、前記分割プリント基板1には、前記分割位置よりも前記ダミー部側に突出する位置決め部9がプレス加工により形成され、前記位置決め部9は、その外周面が前記取付部材11に設けられた当接部12に当接することにより位置決めできる構造とされている。
【選択図】図2
Description
本発明は、プリント基板の位置決め構造に関する。
一枚のプリント基板原反から複数のプリント基板に分割して得られる分割プリント基板は公知である。この分割プリント基板は、一枚のプリント基板原反の周囲に設けられるダミー部と、その内部に設けられる複数の製品部とが、分割位置において区画され、前記製品部に各種電子部品を実装後、前記分割位置から前記製品部を分割して得られるものである。
前記製品部への電子部品の装着の際の位置決めについては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載のように各種の技術が提案されている。
そして、これら分割プリント基板は小さいものであるので、取付部材に取り付ける際は、筺体に保持されるものであった(例えば、特許文献3、4参照)。
なお、大きなプリント基板を取付部材に取り付けるときの位置決めについては、例えば、特許文献5に記載の技術が公知である。
この特許文献5に記載のものは、電子機器の合成樹脂製のベースにプリント基板を取り付けるプリント基板固定機構において、前記ベースに一体成形され前記プリント基板の少なくとも対角の2隅をねじ止めするねじ座と、このねじ座に一体成形されて突設され前記プリント基板の前記隅の2辺端面に当接してプリント基板を位置決めする突起部とを具備したものであった。
実開平7−29866号公報
特開2001−7454号公報
実開昭58−142989号公報
特開平9−97986号公報
特開2000−340971号公報
前記特許文献5に記載の大きなプリント基板の位置決め構造は、「ねじ」によりプリント基板を取付部材(ベース)に取り付けるものであった。
しかし、小さな分割プリント基板においては、ねじ止めすることが出来ず、従来は、特許文献3、4に示すように筺体を介して取付部材に固定されるものであった。筺体に保持するものでは、筺体が必要になり、組み立てコストがかかるものである。
そこで、小さな分割プリント基板を接着剤等により直接、取付部材に固定することが考えられる。
しかし、接着剤等で固定する場合、取付部材に対する分割プリント基板の位置合わせが正確に行えないという問題があった。
すなわち、DVD(Digital Versatile Disc)装置などの光ピックアップ装置においては、フォトディテクタ用基板(分割プリント基板)に設けられた実装部品が光を受光しなければならないので、当該分割プリント基板と取付部材とは、正確な位置決めが要求される。しかし、接着剤等で固定する場合は、正確な位置決め作業が困難になる。
そこで、本発明は、接着剤等により取付部材に固定される分割プリント基板の位置決めを正確に行うことが出来るプリント基板の位置決め構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴とするところは、電子部品の実装後、分割位置よりダミー部を分割除去してなる分割プリント基板を、取付部材に接着剤により取り付ける位置決め構造において、前記分割プリント基板には、前記分割位置よりも前記ダミー部側に突出する位置決め部がプレス加工により形成され、前記位置決め部は、その外周面が前記取付部材に設けられた当接部に当接することにより位置決めできる構造とされている点にある。
前記位置決め部は、分割プリント基板の幅方向中央部に設けられているのが好ましい。
また前記位置決め部は、分割プリント基板の幅方向両側に設けることもできる。
また前記位置決め部は、分割プリント基板の幅方向両側に設けることもできる。
前記分割位置には、分割用V溝又は分割用スリットが形成されているのが好ましい。
前記分割プリント基板は、光ピックアップ装置におけるフォトディテクタ用基板であるのが好ましい。
前記分割プリント基板は、光ピックアップ装置におけるフォトディテクタ用基板であるのが好ましい。
本発明によれば、分割プリント基板には、分割位置よりもダミー部側に突出する位置決め部がプレス加工により形成され、前記位置決め部は、その外周面が取付部材に設けられた当接部に当接することにより位置決めできる構造とされているので、接着剤による固定にかかわらず、取付部材に対する位置決めが正確で且つ容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1および図2において、分割プリント基板1は、一枚のプリント基板原反2より分割されたものである。プリント基板原反2は、矩形状の板材である。プリント基板原反2の外周部に帯状の外周ダミー部3が形成され、左右方向中央部に上下方向に沿って帯状の中央ダミー部3が形成されている。これらダミー部3に囲われた内側に複数の製品部4が形成されている。この実施の形態では、3種類の製品部4が横一列に連続して配置されている。前記横一列の製品部4は、上下方向に対して複数行にわたって配置されている。
図1および図2において、分割プリント基板1は、一枚のプリント基板原反2より分割されたものである。プリント基板原反2は、矩形状の板材である。プリント基板原反2の外周部に帯状の外周ダミー部3が形成され、左右方向中央部に上下方向に沿って帯状の中央ダミー部3が形成されている。これらダミー部3に囲われた内側に複数の製品部4が形成されている。この実施の形態では、3種類の製品部4が横一列に連続して配置されている。前記横一列の製品部4は、上下方向に対して複数行にわたって配置されている。
ダミー部3と製品部4、および、左右に隣接する製品部4,4同士の間が分割位置5とされており、この分割位置5に上下方向に沿って分割用V溝6が形成されている。また、上下方向に配置された製品部の間は、プレス加工により打ち抜かれて空間7が形成されている。
前記プレス加工の際、前記分割位置5にスリット8が形成され、該スリット8により前記分割用V溝6は分断されている。なお、前記プレス加工後、V溝加工6が行われる。
中央ダミー部3に隣接する製品部4が、本発明の対象とする分割プリント基板1になるものである。この分割プリント基板1には、前記分割位置5よりも前記ダミー部3側に突出する位置決め部9が前記プレス加工により形成されている。
前記位置決め部9は、分割プリント基板1の幅方向(図1の上下方向)中央部に設けられている。
前記ダミー部3には、位置決め孔10が設けられている。この位置決め孔10は、前記プレス加工用の位置決めとして用いられ、また、前記製品部4に電子部品を実装するときの位置決めとして使用されるものである。
前記製品部4に電子部品を実装後、分割位置5よりダミー部3を分割除去して、前記分割プリント基板1が取り出される。即ち、分割プリント基板1は、分割用V溝6から破断されて分割される。
破断されるものであるから、その分割位置5は実装電子部品に対して常に正確なものではない。しかし、前記位置決め部9は、プレス加工により形成されているので、実装電子部品に対して常に正確な位置を保っている。
図2に示すように、分割プリント基板1の前記位置決め部9は、その外周面が取付部材11に設けられた当接部12に当接することにより位置決めできる構造とされている。分割プリント基板1は、前記取付部材11に接着剤により取り付けられる。
図3および図4に示すものは、本発明の他に実施の形態であり、前記位置決め部9が、分割プリント基板1の幅方向(図3の上下方向)両側に設けられている。
両側の二箇所に位置決め部9を設けることにより、図4に示す如く、取付部材11の当接部12に対して安定よく位置決めが行える。
図5〜図8に示すものは、本発明の実施例であり、DVD装置の光ピックアップ装置に本件発明を適用したものである。前記分割プリント基板は、DVD装置の光ピックアップ装置におけるフォトディテクタ用基板とされている。
図5に示すように、CD(Compact Disc)装置あるいはDVD装置などの光ディスク装置13には、光ディスク14に記録された情報を読み取ったり、光ディスク14に情報を書き込んだりするための光ピックアップ装置15が配設されている。その光ピックアップ装置15では、一連の光学系部品が所定のベース部材16に搭載されている。そのベース部材16はガイドレール17に取付けられて、光ディスク14の径方向(矢印18)にスライド可能とされる。
図6に示すように、ベース部材16に搭載される光学系部品には、レーザダイオードなどの発光素子19、その発光素子19から発せられた光を光ディスク14にまで導くミラー20およびレンズ21、光ディスク14に照射されて反射した光を受光するフォトダイオードなどの受光素子22、および、発光素子19からの光を受光するフォトディテクタ23等が含まれる。
前記フォトディテクタ23が前記分割プリント基板1に実装されている。
前記光学系部品が搭載されるベース部材16についてさらに詳しく説明する。
前記光学系部品が搭載されるベース部材16についてさらに詳しく説明する。
図7に示すように、ベース部材16は、ベース本体24、第1軸受部25および第2軸受部26を備えて構成される。ベース本体24に光学系部品(図6参照)が搭載される。第1軸受部25はベース本体24の一端側に形成されている。第2軸受部26はベース本体24の他端側に形成されている。ベース部材16のスライド動作を案内するガイドレール17として、互いに平行に延在する主軸17aと副軸17bとがあり、第1軸受25は主軸17aに軸支され、第2軸受部26は副軸17bに軸支される。
第1軸受部25は、主軸17aに対する位置精度を確保するために筒状に形成されている。第2軸受部26は、副軸17bにそれぞれ接触する副軸受第1部26aと副軸受第2部26bから構成される。副軸受第1部26aと副軸受第2部26bは、ベース本体24の他端側にベース本体24から突出し、先端が開放される態様で繋がらないように形成されている。副軸第1部26aは光ディスク14の側から副軸17bにスライド可能に接触し、副軸第2部26bは光ディスク14とは反対の側から副軸17bにスライド可能に接触している。
こうして、副軸受第1部26aが副軸17bに対して一方の側から副軸17bに接触し、副軸受第2部26bが他方の側から副軸17bに接触することで、ベース本体24のスライド方向と交差する方向の動きが規制されることになる。なお、光学系部品の一部はベース本体24の裏側にも搭載される。
図8に示すように、ベース部材16を裏側から見たとき、その側面に、前記フォトディテクタ用分割基板1が接着剤で固定されている。取付部材11であるベース本体24の側面に、当接部12が設けられている。この当接部12は、ベース本体24の側面からリブ状に突出している。この当接部12に、前記分割プリント基板1の位置決め部9の外周面が当接することにより、当該分割プリント基板1とベース本体24に対する位置決めが行われる。
今回開示された実施の形態や実施例は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、前記実施の形態では、分割位置にV溝を設けたものを例示したが、プレス加工によるスリットを設けたものであっても良い。
1 分割プリント基板、3 ダミー部、5 分割位置、9 位置決め部、11 取付部材、12 当接部。
Claims (5)
- 電子部品の実装後、分割位置よりダミー部を分割除去してなる分割プリント基板を、取付部材に接着剤により取り付ける位置決め構造において、
前記分割プリント基板には、前記分割位置よりも前記ダミー部側に突出する位置決め部がプレス加工により形成され、
前記位置決め部は、その外周面が前記取付部材に設けられた当接部に当接することにより位置決めできる構造とされているプリント基板の位置決め構造。 - 前記位置決め部は、分割プリント基板の幅方向中央部に設けられている請求項1記載のプリント基板の位置決め構造。
- 前記位置決め部は、分割プリント基板の幅方向両側に設けられている請求項1記載のプリント基板の位置決め構造。
- 前記分割位置には、分割用V溝又は分割用スリットが形成されている請求項1〜3の何れか一つに記載のプリント基板の位置決め構造。
- 前記分割プリント基板は、光ピックアップ装置におけるフォトディテクタ用基板である請求項1〜4の何れか一つに記載のプリント基板の位置決め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167943A JP2009010034A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | プリント基板の位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167943A JP2009010034A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | プリント基板の位置決め構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009010034A true JP2009010034A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40324868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007167943A Withdrawn JP2009010034A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | プリント基板の位置決め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009010034A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016012663A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | アイコム株式会社 | 集合基板分割用治具 |
-
2007
- 2007-06-26 JP JP2007167943A patent/JP2009010034A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016012663A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | アイコム株式会社 | 集合基板分割用治具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100836656B1 (ko) | 광 디스크 장치 | |
JP2007141362A (ja) | 光ヘッド | |
JP2009010034A (ja) | プリント基板の位置決め構造 | |
US7841861B2 (en) | Encoder spacer for a spindle motor and encoder assembly including the same | |
JP2004164812A (ja) | 光ピックアップ装置およびその調整方法 | |
JP5163585B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2014022024A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
EP1981026B1 (en) | Optical pickup | |
JP3858438B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
US7046614B2 (en) | Optical pickup | |
JP2008251105A (ja) | 光ピックアップの案内機構及びディスクドライブ装置 | |
JP4470722B2 (ja) | 光ヘッド | |
TWI272603B (en) | Composite optical member and its mounting structure | |
JPH05342606A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JP6408968B2 (ja) | 磁気情報記録媒体処理装置 | |
JP4515555B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JP2007200403A (ja) | 光ピックアップ | |
JP2007213689A (ja) | 光ピックアップ | |
JP2005056996A (ja) | フレキシブルプリント基板および光ピックアップ装置 | |
JP3991435B2 (ja) | 記録媒体駆動装置 | |
JP3748265B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JP2012053931A (ja) | ディスク装置 | |
JP2012230741A (ja) | 光ピックアップ | |
KR200211887Y1 (ko) | 광픽업 홀로그램 레이저 다이오드의 리드핀 고정장치 | |
JP2536662Y2 (ja) | 光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100907 |