JP2009009960A - 端子付き導線巻回用部材および磁性素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工程を簡素化することが可能な端子付き導線巻回用部材を提供すること。
【解決手段】端子付き導線巻回用部材3は、導線が巻回される巻回部材6と、導線と外部装置とを接続するための端子5とを備え、端子5は、導線の端部が接続される導線接続部5aと、外部装置へ接続される外部接続部5bとを備えている。この端子付き導線巻回用部材3では、導線接続部5aと外部接続部5bとが、巻回部材6に対して略同一方向へ突出している。
【選択図】図4

Description

本発明は、導線が巻回される端子付き導線巻回用部材およびこの端子付き導線巻回用部材を備える磁性素子に関する。
従来から、電子機器や電子部品等には、磁性素子が使用されている。この種の磁性素子として、複数の端子が配列された一対の端子台および一対の端子台を繋ぐ一対のフレーム有する端子支持体と、一次巻線や二次巻線等の導線が巻回されるボビンとを備えるトランスが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のトランスでは、ボビンは、一対の端子台と一対のフレームとで囲まれた空間部に配置されている。また、このトランスでは、端子が略L形状に形成されている。この端子の一端側には、一次巻線や二次巻線等の導線の端部が接続され、端子の他端側は、トランスが実装される実装基板等に接続される。
また、特許文献1に記載のトランスでは、プレス加工によって形成されたフープ材(リードフレーム)を用いてインサート成型を行い、インサート成型後に、フープ材に接続された端子の他端側をフープ材から切断して、端子支持体を形成する。なお、フープ材の酸化を防止するため、一般に、プレス加工後のフープ材には、メッキ処理が行われる。
特開2002−231538号公報
フープ材からの切断時に形成される切断面は、メッキ層が形成されていないため、酸化して錆やすい。そのため、切断面に酸化防止のための所定の処理を行う必要がある。また、導線の端部を端子に接続するためには、半田付け等の所定の処理を行う必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載のトランスでは、端子が略L形状に形成されているにもかかわらず、端子の他端側がフープ材から切断されるため、端子の他端側で酸化防止のための所定の処理を行う必要があり、端子の一端側に導線の端部が接続されるため、端子の一端側で半田付け等の処理を行う必要がある。そのため、特許文献1のトランスでは、端子支持体の製造工程が煩雑になる。
そこで、本発明の課題は、製造工程を簡素化することが可能な端子付き導線巻回用部材およびこの端子付き導線巻回用部材を備える磁性素子を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の端子付き導線巻回用部材は、導線が巻回される巻回部材と、導線と外部装置とを接続するための端子とを備え、端子は、導線の端部が接続される導線接続部と、外部装置へ接続される外部接続部とを備え、導線接続部と外部接続部とは、巻回部材に対して略同一方向へ突出していることを特徴とする。
本発明の端子付き導線巻回用部材では、端子は、導線の端部が接続される導線接続部と、外部装置へ接続される外部接続部とを備え、導線接続部と外部接続部とが、巻回部材に対して略同一方向へ突出している。そのため、たとえば、導線の端部を接続するための導線接続部の半田付け処理と、酸化防止のための外部接続部の半田付け処理とを同時に行うことが可能になる。また、端子付き導線巻回用部材がフープ材を用いて製造される場合であって、導線接続部と外部接続部との両者がフープ材に繋がっている場合であっても、1回の切断作業で、フープ材から端子付き導線巻回用部材を切り離すことが可能になる。このように、本発明の端子付き導線巻回用部材では、端子付き導線巻回用部材自体の製造工程や、端子付き導線巻回用部材が使用される磁性素子等の製造工程を簡素化することが可能になる。また、導線接続部と外部接続部とが巻回部材から略同一方向へ突出しているため、導線接続部および外部接続部の突出方向に直交する方向で、端子付き導線巻回用部材を小型化することが可能になる。
本発明において、導線接続部の突出量と外部接続部の突出量とは略等しいことが好ましい。このように構成すると、導線接続部および外部接続部の突出方向で、端子付き導線巻回用部材を小型化することが可能になる。また、フープ材を用いて端子付き導線巻回用部材が製造される場合であって、導線接続部と外部接続部との両者がフープ材に繋がっている場合には、1回の切断作業で、フープ材から端子付き導線巻回用部材を容易に切り離すことができる。
本発明の端子付き導線巻回用部材は、巻回部材に巻回される導線を備える磁性素子に用いることができる。このように構成された磁性素子では、製造工程を簡素化することが可能になる。また、磁性素子を小型化することが可能になる。
以上のように、本発明にかかる端子付き導線巻回用部材および磁性素子では、製造工程を簡素化することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(磁性素子の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる磁性素子1を示す平面図である。図2は、図1のE−E方向から磁性素子1を示す側面図である。図3は、図1に示す分割コア7の斜視図である。
本形態の磁性素子1は、たとえば、ノートパソコンの電源回路基板等の所定の回路基板B(図2参照)上に実装される小型のインダクタである。この磁性素子1は、図1、図2に示すように、導線2と、導線2が巻回される端子付き導線巻回用部材としての端子付きボビン3(以下、「ボビン3」とする。)と、ボビン3に取り付けられるコア4とを備えている。なお、以下の説明では、図2の上側(図1の紙面手前側)を「上」、図2の下側(図1の紙面奥側)を「下」とする。また、図1の右を「右」、左を「左」、下を「前」、上を「後(後ろ)」とする。
ボビン3は、外部装置となる回路基板Bに導線2を電気的に接続するための端子5と、導線2が巻回されるとともに端子5が固定される巻回部材としての支持体6とを備えている。このボビン3の詳細な構成については後述する。
導線2は、銅等の導電性線材の表面に絶縁被膜が被覆されて形成されている。この導線2は、図2に示すように、支持体6を構成する後述の巻回部6aに巻回されている。また、導線2の端部は、端子5を構成する後述の導線接続部5aに巻回され、半田付けされている。なお、本形態では、たとえば、1本または2本の導線2が巻回部6aに所定回数、巻回されている。
コア4は、磁性素子1の上面側、下面側、右側面側および左側面側に配置されている。このコア4は、上下方向に分割される2個の分割コア7によって構成されている。分割コア7は、たとえば、Mn−ZnやNi−Zn等のフェライトからなる磁性材料で形成されている。また、図3に示すように、分割コア7は、磁性素子1の上面側または下面側に配置される基部7aと、基部7aの長手方向の両端から垂直に立ち上がるように形成された当接部7bと、基部7aの中心位置から当接部7bと同じ方向に立ち上がるように形成された挿入部7cとを備えるE型コアである。なお、分割コア7は、I型コア等のE型コア以外のコアであっても良い。
図2に示すように、磁性素子1の右側面側および左側面側で、上面側に配置される分割コア7の当接部7bの先端と、下面側に配置される分割コア7の当接部7bの先端とが当接している。また、上面側に配置される分割コア7の挿入部7cと、下面側に配置される分割コア7の挿入部7cとは支持体6に形成された後述の中心孔6dに挿入されている。このように、2個の分割コア7によって、磁路が形成されている。なお、上面側に配置される分割コア7の挿入部7cの先端と、下面側に配置される分割コア7の挿入部7cの先端との間には所定の隙間が形成されている。
(端子付きボビンの構成)
図4は、図1に示す端子付きボビン3の平面図である。図5は、図1に示す端子付きボビン3の底面図である。図6は、図4のF−F断面を示す断面図である。図7は、図1に示す端子5の斜視図である。
上述のようにボビン3は、端子5と支持体6とを備えている。本形態では、ボビン3は、4個の端子5を備えている。
支持体6は、絶縁性の樹脂で形成されている。この支持体6は、導線2が巻回される巻回部6aと、巻回部6aの上端側に形成される上鍔部6bと、巻回部6aの下端側に形成され端子5が固定される端子固定部6cとを備えている。また、支持体6の中心部には、上下方向に貫通する円形状の中心孔6dが形成されている。すなわち、支持体6は、筒状に形成されている。
巻回部6aは、円筒状に形成されている。上鍔部6bは、扁平な円筒状に形成されている。この上鍔部6bの外径は、巻回部6aの外径よりも大きくなっている。また、上鍔部6bの上面には、上面側に配置される分割コア7の基部7aが配置される配置溝が左右方向に形成されている。
端子固定部6cは、ブロック状に形成されている。この端子固定部6cの外形は、巻回部6aの外径よりも大きくなっている。また、端子固定部6cの中心位置から巻回部6aが上方向へ突出するように形成されている。端子固定部6cの下面側には、図6等に示すように、4個の端子5が固定されている。また、端子固定部6cの下面には、下面側に配置される分割コア7の基部7aが配置される配置溝が左右方向に形成され、端子固定部6cの左右の側面には、分割コア7の当接部7bが配置される配置溝が上下方向に形成されている。
端子5は、ステンレス板等の導電性を有する金属の薄板で形成されている。この端子5は、図7に示すように、導線2の端部が接続される導線接続部5aと、回路基板Bへ接続される外部接続部5bと、導線接続部5aと外部接続部5bとを繋ぐ連結部5cとから構成されている。連結部5cは、折曲部5dで2回折り曲げられており、上下方向で平行に配置される第1連結部5eおよび第2連結部5fを備えている。
導線接続部5aは、連結部5cの一端側から連結部5cに略直交する方向に突出するように形成されている。具体的には、導線接続部5aは、図7に示すように、第1連結部5eの端部側から連結部5cに略直交する方向に突出するように形成されている。外部接続部5bは、連結部5cの他端側から連結部5cに略直交する方向に突出するように形成されている。具体的には、外部接続部5bは、図7に示すように、第2連結部5fの端部側から連結部5cに略直交する方向に突出するように形成されている。本形態では、導線接続部5aと外部接続部5bとは、連結部5cから略同一方向へ突出している。
上述のように、端子固定部6cの下面側には、4個の端子5が固定されている。本形態では、後述のように、インサート成型でボビン3が形成されており、第1連結部5eおよび折曲部5dが端子固定部6cの内部に配置されることで、端子5が端子固定部6cに固定されている。
具体的には、図4、図5に示すように、端子固定部6cの前後両端側にそれぞれ2個の端子5が固定されている。また、4個の端子5は、略同一方向へ突出する導線接続部5aと外部接続部5bとが前後方向の外側に向かって突出するように、かつ、外部接続部5bが左右方向の外側に配置されるように(導線接続部5aが左右方向の内側に配置されるように)左右方向に所定の間隔をあけた状態で端子固定部6cに固定されている。また、図6に示すように、連結部5cが上下方向に直交する平面と平行になるように、かつ、外部接続部5bおよび第2連結部5fがボビン3の下端(すなわち、磁性素子1の下端)となるように、4個の端子5が端子固定部6cに固定されている。
本形態では、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量と、外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量とが略等しくなっている。すなわち、導線接続部5aの支持体6に対する突出量と、外部接続部5bの支持体6に対する突出量とが略等しくなっている。
なお、導線2の端部側は、端子固定部6cの前面あるいは後面に沿って引き回されて、導線接続部5aに巻回され、固定される。
(磁性素子の製造工程)
図8は、図1に示す磁性素子1の製造工程で用いられるフープ材10の平面図である。図9は、図8のG−G方向からフープ材10を示す側面図である。図10は、図8のH−H断面を示す断面図である。図11は、図8に示すフープ材10に支持体6がインサート成型で形成された状態を示す平面図である。
以上のように構成された磁性素子1の製造工程を以下に説明する。
まず、フープ材(リードフレーム)10を形成する。すなわち、金属の薄板からなる母材にプレス加工(曲げ加工、抜き加工)を行って、フープ材10を形成する。このプレス加工によって、フープ材10には、後に1個の磁性素子1を構成する4個の端子5となる4個の端子対応部15と4個の端子対応部15を接続する矩形状の枠体16とからなる単位フープが連なるように形成される。
端子対応部15は、端子5の形状に対応した形状に形成される。すなわち、端子対応部15は、後に導線接続部5aとなる導線接続対応部15a、後に外部接続部5bとなる外部接続対応部15b、後に折曲部5dとなる折曲対応部15d、後に第1連結部5eとなる第1連結対応部15e、および、後に第2連結部5fとなる第2連結対応部15fによって構成されている。
本形態では、図8に示すように、導線接続対応部15aおよび外部接続対応部15bはともに、枠体16に繋がっている。具体的には、図8における上下方向の内側に向かって突出する第1突出部16aに導線接続対応部15aが接続され、第2突出部16bに折曲部16c(図9、図10参照)を介して外部接続対応部15bが接続されている。
その後、フープ材10にメッキ加工を行う。このメッキ加工で、フープ材10の表面にメッキ層が形成される。
その後、フープ材10の一部を金型内に配置して樹脂成型を行うインサート成型で、支持体6をフープ材10に一体で形成する。具体的には、後に、第1連結部5eおよび折曲部5dが端子固定部6cの内部に配置されるように、折曲対応部15dおよび第1連結対応部15eを金型内に配置して、金型に樹脂を充填する。また、その後、金型内の樹脂を硬化させる。樹脂が硬化すると、図11に示すように、金型の形状に倣った支持体6が形成される。
その後、枠体16から端子付きの支持体6を切断する。具体的には、図11に示すように、直線状の切断線Xに沿って、導線接続対応部15aおよび外部接続対応部15bを切断する。この切断によって、枠体16からボビン3が切り離されて、ボビン3が形成される。すなわち、端子5と支持体6とを備えるボビン3が形成される。なお、切断面となる導線接続部5aの先端面および外部接続部5bの先端面には、メッキ層が形成されておらず、導線接続部5aの先端面および外部接続部5bの先端面では、母材が剥き出した状態となっている。
その後、導線2の一端側をある導線接続部5aに巻回して絡げる。その状態で、巻回部6aに導線2を巻回する。所定回数の巻回が終わると、導線2の一端が固定された導線接続部5aと異なる導線接続部5aに導線2の他端側を巻回して絡げる。
その後、ボビン3の前面側および後面側を溶融半田が入っている半田槽に順次浸ける。ボビン3の前面側または後面側が半田槽に浸かると、導線接続部5aに絡げられている導線2の端部が、導線接続部5aに半田付けされる。また、ボビン3の前面側または後面側が半田槽に浸かると、母材が剥きになっていた導線接続部5aの先端面および外部接続部5bの先端面には、半田層が形成される。この半田層によって、導線接続部5aの先端面および外部接続部5bの先端面の酸化が防止される。以上の工程を経て、磁性素子1が完成する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、端子5を構成する導線接続部5aと外部接続部5bとが、支持体6に対して略同一方向へ突出している。そのため、導線2の端部を導線接続部5aに接続するための半田付けの工程と、導線接続部5aの先端面および外部接続部5bの先端面の酸化防止のための半田付けの工程とを同時に行うことができる。したがって、磁性素子1の製造工程を簡素化することができる。
また、本形態では、端子5を構成する導線接続部5aと外部接続部5bとが、支持体6に対して略同一方向へ突出している。そのため、本形態のように、導線接続部15aと外部接続部15bとの両者が枠体16に繋がっている場合であっても、1回の切断作業で、枠体16からボビン3を切り離すことができる。特に、本形態では、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量と、外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量とが略等しくなっている。そのため、直線状の切断線Xに沿って、導線接続対応部15aおよび外部接続対応部15bを切断する容易な切断作業で、枠体16からボビン3を切り離すことができる。したがって、本形態では、ボビン3の製造工程を簡素化することができる。
また、本形態では、導線接続部5aと外部接続部5bとが支持体6に対して略同一方向へ突出しているため、外部接続部5aおよび導線接続部5bの突出方向に直交する左右方向でボビン3および磁性素子1を小型化することが可能になる。特に、本形態では、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量と、外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量とが略等しいため、導線接続部5aおよび外部接続部5bの突出方向である前後方向でも、ボビン3および磁性素子1を小型化することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、図8に示すように、導線接続対応部15aおよび外部接続対応部15bはともに、枠体16に繋がっている。この他にもたとえば、図12に示すように、導線接続対応部15aのみが枠体16に繋がっており、外部接続対応部15bは枠体16に繋がっていなくても良い。この場合には、外部接続対応部15bは、メッキ加工後、そのまま外部接続部5bとなる。また、外部接続対応部15bのみが枠体16に繋がっており、導線接続対応部15aは枠体16に繋がっていなくても良い。なお、図12では、上述した形態と同一の構成については、同一の符号を付している。
上述した形態では、端子5を有する端子付き導線巻回用部材は、インサート成型で形成される樹脂製の支持体6を備えるボビン3である。この他にもたとえば、端子5を有する端子付き導線巻回用部材は、磁性材料で形成され導線2が巻回されるドラムコア等のコアを備える端子付きのコアであっても良い。この場合には、図8に示すフープ材10の所定位置にコアが接着固定された後に、枠体16から端子付きのコアが切り離される。なお、この場合には、コアは、導線2が巻回される巻回部材である。
上述した形態では、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量と外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量とは略等しくなっている。この他にもたとえば、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量が、外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量より大きくても良い。また、外部接続部5bの端子固定部6cからの突出量が、導線接続部5aの端子固定部6cからの突出量より大きくても良い。
上述した形態では、端子固定部6cの前後両端側にそれぞれ2個の端子5が固定されている。この他にもたとえば、端子固定部6cの前端側あるいは後端側のいずれかのみに2個の端子5が固定されても良いし、端子固定部6cの前後両端側にそれぞれ1個ずつ端子5が固定されても良い。
本発明の実施の形態にかかる磁性素子を示す平面図である。 図1のE−E方向から磁性素子を示す側面図である。 図1に示す分割コアの斜視図である。 図1に示す端子付きボビンの平面図である。 図1に示す端子付きボビンの底面図である。 図4のF−F断面を示す断面図である。 図1に示す端子の斜視図である。 図1に示す磁性素子の製造工程で用いられるフープ材の平面図である。 図8のG−G方向からフープ材を示す側面図である。 図8のH−H断面を示す断面図である。 図8に示すフープ材に支持体がインサート成型で形成された状態を示す平面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるフープ材を示す平面図である。
符号の説明
1 磁性素子
2 導線
3 ボビン(端子付きボビン、端子付き導線巻回用部材)
5 端子
5a 導線接続部
5b 外部接続部
6 支持体(巻回部材)
B 回路基板(外部装置)

Claims (3)

  1. 導線が巻回される巻回部材と、上記導線と外部装置とを接続するための端子とを備え、
    上記端子は、上記導線の端部が接続される導線接続部と、上記外部装置へ接続される外部接続部とを備え、
    上記導線接続部と上記外部接続部とは、上記巻回部材に対して略同一方向へ突出していることを特徴とする端子付き導線巻回用部材。
  2. 前記導線接続部の突出量と前記外部接続部の突出量とは略等しいことを特徴とする請求項1記載の端子付き導線巻回用部材。
  3. 請求項1または2記載の端子付き導線巻回用部材と、前記巻回部材に巻回される導線とを備えることを特徴とする磁性素子。
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