JP2009009656A - 光ディスク装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化に対して記録パワー及び記録パルスタイミングの最適化処理を過去の最適化履歴を参照して必要がある場合にのみ行い、効率的に処理を行いながら記録品質を高めることができる光ディスク装置及び情報記録方法を提供する。
【解決手段】ディスクIDと、記録ストラテジ最適化処理時のレーザの周囲温度と、最適化した記録ストラテジを記憶手段に格納し、レーザの周囲温度を記憶手段の履歴と比較して、記録ストラテジの最適化処理を行うか履歴の記録ストラテジを採用するかを判断するような構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスク装置における情報記録技術に係り、特に、周囲温度に応じて記録ストラテジを最適化する技術に関する。
一般に、光ディスク装置においては、記録動作に先立ってOPC(Optimum Power Control)処理を行い、所定の記録ストラテジにおける最適記録パワーの記録パルスを発生できるようにしているが、光ディスク装置自体の性能上のばらつきや、光ディスクのばらつきなどによって、該記録パルスの最適記録パルスタイミング位置がばらつくことが多い。このために、パルスタイミングの最適化処理が行なわれる場合がある。
レーザの周囲温度が変化した場合には、レーザの波長変化やディスク膜面の特性変化等の要因によって、最適な記録パワーや最適な記録パルスタイミングは変化する。
本発明に関連し、温度に応じて記録ストラテジを変更する技術としては、例えば、特許文献1が知られている。
特許文献1には、「温度検出手段と、温度検出手段により検出された温度に応じて、照射するレーザ光の記録ストラテジを制御する制御手段を備える光ディスク装置」が記載されている。
一方、パルスタイミングの最適化処理のためには、複数のパルスタイミングのパラメータを変化させ記録を行い、最適値を求めるため、記録パワーのみを最適化するOPCよりも処理時間が増大しやすい。
本発明に関連し、最適化したパルスタイミングをメモリに格納し、二度目以降に同一のディスクの記録を行う場合にはメモリに格納したパルスタイミングを用いる技術として、例えば、特許文献2が知られている。
特許文献2には、「記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクを使用するとき、該ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録した後記録された信号を再生し、記録特性が最適と判定された信号を記録した記録ストラテジデータをコンピュータ装置に設けられているメモリ手段に記憶させるようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置」が記載されている。
特開2001−297437号公報 特開2005−293673号公報
上記特許文献1では、温度に応じて記録ストラテジを制御するため、温度が変化しても記録品質を確保することが可能であるが、例えば、温度に応じて毎回パルスタイミングの調整を行った場合には、処理時間が増大してしまうと考えられる。
上記特許文献2では、初回に最適化した記録ストラテジをメモリに格納する構成であるため、二度目以降に同一の光ディスク固有のコード(以下ディスクIDとする)を持った光ディスクを使用する場合には記録ストラテジの最適化処理を行う必要が無く、迅速に記録動作を行うことが可能であるが、初回の記録ストラテジ最適化時の温度と二度目以降の記録時の温度が大きく異なった場合、記録ストラテジが最適でなくなり記録品質が低下する可能性があると考えられる。
本発明は、上記従来技術の状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度変化に対して記録パワー及び記録パルスタイミングの最適化処理を過去の最適化履歴を参照して必要がある場合にのみ行い、効率的に処理を行いながら記録品質を高めることができる光ディスク装置及び情報記録方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明では、例えば、ディスクIDと、記録ストラテジ最適化処理時のレーザの周囲温度と、最適化した記録ストラテジとを記憶手段に格納し、レーザの周囲温度と記録ストラテジの最適化処理の履歴に応じて、記録ストラテジの最適化処理を行うか履歴の記録ストラテジを採用するかを判断するような構成とする。
本発明によれば、光ディスク装置において、温度変化があった場合に、過去の履歴を基に記録ストラテジの最適化処理を必要に応じて行い、不必要な処理の実行を防ぐことができる。
本発明では、例えば、光ディスク装置として、記録動作に先立って記録ストラテジの記録パワーと記録パルスタイミングの双方を最適化した際に、記録ストラテジの情報とディスクIDと最適化時のレーザ周囲温度とをメモリに格納し、再度、同一のディスクIDを持った光ディスクの記録ストラテジの最適化を行う必要が生じた場合には、周囲温度をメモリに格納してある温度と比較し、その差が一定以上離れていた場合にのみ、パルスタイミングの最適化を行う構成とするものである。
以下、本発明に従う光ディスク装置及び情報記録方法の実施形態につき、図面を用いて説明する。
図1〜3は本発明の実施形態の説明図である。
図1は光ディスクにおける記録ストラテジの波形説明図である。ここでは例としてDVDにおけるキャッスル型の記録ストラテジを示す。記録ストラテジは記録パワーと記録パルスタイミングで規定される。
図2は本発明の実施形態としての光ディスク装置の構成図である。光ディスク装置1は、光ディスク2を回転駆動するディスクモータ3と、光ピックアップ4と、アナログフロントエンド(以下、AFEとする)10と、モータ駆動回路12と、移動案内機構部11と、DSP(Digital Signal Processor)20と、マイコン30とを有する。光ディスク装置1により記録再生される光ディスク2としては、CD、DVD、青色レーザ用ディスクなどの光ディスクなどを用いることができる。しかし、本発明では、これらに限定されるものではない。
光ピックアップ4は、対物レンズ5と、レーザダイオード6と、レーザ駆動回路7と、受光部8と、温度検出部9とを有する。レーザダイオード6は、記録又は再生のために所定の強度のレーザ光を発生することができ、レーザ駆動回路7は、レーザダイオード6を駆動することができる。受光部8は、対物レンズ5を介して光ディスク2の記録面からの反射レーザ光を受光して電気信号に変換し、出力する。
AFE10は、受光部8からの信号を増幅するなどアナログ処理する。
移動案内機構部11は、光ピックアップ4を光ディスク2の略半径方向に移動させることができる。移動案内機構部11は、例えば、直線状のガイド部材(図示しない)、リードスクリュー部材(図示しない)、リードスクリュー部材を回転駆動するスライドモータ(図示しない)などを用いて構成することができる。
モータ駆動回路12は、ディスクモータ3と移動案内機構部11を駆動する。
DSP20は、モータ制御部21、再生信号処理部22、振幅測定手段としてのβ測定手段23、最適記録パワー演算手段24、エッジシフト量測定手段25、最適パルスタイミング演算手段26、ジッタ量測定手段27、及び、メモリ28を有する。
モータ制御部21は、モータ駆動回路12を制御する。再生信号処理部22は、受光部8からの再生信号をアナログフロントエンド10を介して、RF信号や、トラッキングエラー信号や、フォーカスエラー信号として処理する。
β測定手段23は、再生信号から、光ディスク2に記録されている記録マークのβ値を測定する。また、最適記録パワー演算手段24は、β測定手段23で測定したβ値に基づき、目標のβ値を満たす最適な記録パワーを演算する。なお、ここでは振幅測定手段としてβ測定手段を用いて説明しているが、振幅値としてはβの他にアシンメトリ等があり、β測定手段の代わりにアシンメトリ測定手段として、アシンメトリ測定手段により測定したアシンメトリを用いても良い。
エッジシフト量測定手段25は、光ディスクに記録された情報の再生信号から、記録マークのエッジシフト量を測定する。最適パルスタイミング演算手段26は、記録ストラテジのパルスタイミングと、エッジシフト量測定手段25によって測定されたエッジシフト量とに基づき、記録パルスの最適なパルスタイミングを演算する。
ジッタ量測定手段27は、光ディスクに記録された情報の再生信号から、記録マークのジッタ量を測定する。
記憶手段としてのメモリ28には、ディスクIDと温度検出手段9により検出されたレーザ周囲温度と記録ストラテジの記録パワーと記録ストラテジの記録パルスタイミングなどが記憶される。
マイコン30は、DSP20を制御する制御手段として機能する。
光ディスク装置1が記録動作を行うとき、該記録動作に先立ってマイコン30は、ディスクIDの取得を行う。
次に、マイコン30は、温度検出手段9を制御し、レーザの周囲温度の取得を行う。
次に、マイコン30はメモリ28に記録を行おうとしている光ディスクのディスクIDが存在するかデータの検索を行う。すなわち、過去に該光ディスク装置によって該光ディスクの記録ストラテジを調整した履歴があるか調べる。
次に、マイコン30は記録を行おうとしている光ディスクのディスクIDがメモリ28にある場合で、該ディスクIDに対応して格納されている温度情報と現在のレーザ周囲温度との差が、例えば10度未満の場合には、該ディスクIDに対応する記録ストラテジをメモリ28から読み込み、OPC処理を行い、記録を開始する。OPC処理においては、読み込んだ記録ストラテジをレーザ駆動回路7から出力させてレーザダイオード6を駆動させ光ディスク2上に情報記録を行わせる。その後、マイコン30は、記録された情報の再生信号から、光ディスク2に記録されている記録マークのβ値をβ測定手段23に測定させ、測定したβ値に基づき、最適記録パワー演算手段24に記録パルスの最適記録パワーを演算させる。その後、マイコン30は、ディスクIDと、温度検出手段9により取得したレーザの周囲温度と、演算した最適記録パワーと、記録に用いた記録パルスタイミングとをメモリ28に格納する。
それ以外の場合、すなわち、メモリ28に該ディスクIDが存在しない場合、及び、メモリ28に該ディスクIDが存在するものの温度差が10度以上の場合には、予め該ディスクIDに応じて用意してある記録ストラテジを読み込む。マイコン30は読み込んだ記録ストラテジをレーザ駆動回路7から出力させて、レーザダイオード6を駆動させ、光ディスク2上に情報記録を行わせる。その後、記録された情報の再生信号から、光ディスク2に記録されている記録マークのエッジシフト量をエッジシフト量測定手段25に測定させ、測定したエッジシフト量に基づき最適パルスタイミング演算手段26に最適パルスタイミングを演算させる。このパルスタイミング最適化にジッタ量測定手段27を用いても良い。また、このパルスタイミング最適化の前後に、OPCを行っても良い。その後、マイコン30は、ディスクIDと、温度検出手段9により取得したレーザの周囲温度と、演算した最適記録パワーと、演算した最適記録パルスタイミングとをメモリ28に格納する。メモリには上記の情報の他に、測定したエッジシフト量、ジッタ量を付加して格納しても良い。
なお、最適な記録パワーとは、最適な範囲の記録パワーであって本発明を有効に構成するに足る範囲の記録パワーを意味し、同様に、記録パルスの最適なパルスタイミングは、記録パルスの最適な範囲のパルスタイミングであって本発明を有効に構成するに足る範囲の記録パルスのパルスタイミングを意味するものとする。
また、以下の説明中で用いる図2の光ディスク装置1の構成要素には、図2の場合と同じ符号を付して用いるとする。
図3は、図2の光ディスク装置1において、記録ストラテジの最適化(調整)を実施する場合の動作説明図である。
以下、記録ストラテジ調整時の光ディスク装置1の動作について説明する。
(1)光ディスク装置1が記録を行うとき、該記録動作に先立って、マイコン30は、記録ストラテジ最適化処理の指示を出す(ステップS301)。
(2)マイコン30は、光ディスク2のディスクIDを読み込む(ステップS302)。
(3)マイコン30は、温度検出手段9によりレーザの周囲温度を取得する(ステップS303)。
(4)マイコン30は、ステップS302において取得したディスクIDをメモリ28の中から検索する。このメモリ28には初期状態では何も情報が無いが、記録ストラテジ最適化処理が行なわれる度に、ディスクID、周囲温度、記録ストラテジの情報が追加されていくものとする。(ステップS304)
(5)マイコン30は、ステップS304において、ディスクIDが存在した場合、すなわち、該光ディスク装置1において、同一ディスクIDの光ディスクの記録ストラテジを最適化した履歴がある場合には、ディスクIDと共にメモリ28に格納されている温度情報をステップS303において取得した周囲温度と比較する。メモリ28に複数の履歴がある場合には最も温度が近いものと比較する。(ステップS305)
(6)マイコン30は、ステップS305において温度の差分が一定の値未満、例えば10度未満であった場合には、メモリ28の中から該当する記録ストラテジを読み込み、OPC処理を行う。すなわち、マイコン30はレーザ駆動回路7から該記録ストラテジを出力させてレーザダイオード6を駆動させ、光ディスク2上に情報記録し、その再生信号から、該光ディスク2に記録された記録マークのβ値をβ測定手段23に測定させ、該測定したβ値に基づき、最適記録パワー演算手段24に最適な記録パワーを演算させる。(ステップS306)
(7)マイコン30は、ステップS306において求めた最適記録パワーをステップS302において取得したディスクID、ステップS303において取得した周囲温度、記録パルスタイミングとともにメモリ28に格納する(ステップS307)。
(8)マイコン30は、ステップS304においてディスクIDが存在しない場合、すなわち、該光ディスク装置1において、同一ディスクIDの光ディスクの記録ストラテジを最適化した履歴が無い場合、もしくは、ステップS305において温度の差分が一定の値、例えば10度以上の場合には、予め該ディスクIDに応じて用意してある記録ストラテジを読み込み、記録ストラテジの最適化を行う。ここで、記録ストラテジの最適化とは記録パワーと記録パルスタイミングの最適化のことを意味する。記録パワーの最適化には、例えば、記録パワーを変化させながら同一の記録パルスタイミングで記録を行い、これを再生し、β測定手段23によりβを測定し、最適記録パワー演算手段24により、最適パワーを演算させる。また、記録パルスタイミングの最適化には、例えば、同一の記録パワーで記録パルスタイミングを変化させながら記録を行い、これを再生し、エッジシフト量測定手段25によりエッジシフト量を測定し、最適パルスタイミング演算手段26により、最適パルスタイミングを演算させる。(ステップS308)
(9)マイコン30は、ステップS308において求めた最適記録パワーおよび最適記録パルスタイミングをステップS302において取得したディスクID、ステップS303において取得した周囲温度とともに、メモリ28に格納する(ステップS309)。
(10)以上説明したステップS301からステップS309の処理により、記録ストラテジの最適化が終了し、マイコン30は、光ディスク装置1に、光ディスク2への情報記録を開始させる(ステップS311)(図示なし)。
上記ステップS301からS311の一連の手順は、メモリ28など光ディスク装置1内の記憶手段に記憶されたプログラムに従ってマイコン30が自動的に実行する。
なお、ステップS308においては、同一ディスクIDの光ディスクの記録ストラテジを最適化した履歴があっても、ステップS305において温度の差が一定の値以上の場合には、ディスクIDに応じて予め用意してある記録ストラテジを基に記録ストラテジの最適化を行っているが、この替わりに、例えば履歴の中で温度差が最も小さい記録ストラテジを読み込んで、記録ストラテジの最適化を行っても良い。
なお、ステップS305においては、温度差の判定値を10度としているが、これを別の値に設定しても良く、また、温度に応じて判定値を変更しても良い。
なお、ステップS301からS311までの一連の手順は記録動作に先立って行うものとしているが、例えば、記録開始時の温度情報を保存しておき、記録動作の途中で温度が記録開始時の温度よりも一定値以上離れた場合に実施しても良い。
上記実施形態の光ディスク装置1によれば、レーザの周囲温度が変化した場合でも過去の記録ストラテジ最適化の情報を有効に利用することができ、効率的に記録ストラテジの最適化をすることができる。このため、不必要な記録ストラテジの最適化処理を防ぎ、装置の使い勝手を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、制御手段としてのマイコン30やアナログ処理を行うアナログフロントエンド10をDSP20とは別個に設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、マイコンやアナログフロントエンドはDSP内に一体的に含まれる構成であってもよい。
以上、本発明に従う光ディスク装置及び情報記録方法の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良を行っても良い。
記録ストラテジの波形説明図である。 本発明の実施形態としての光ディスク装置の構成例図である。 図2の光ディスク装置における記録ストラテジ最適化処理の説明図である。
符号の説明
1…光ディスク装置
2…光ディスク
3…ディスクモータ
4…光ピックアップ
5…対物レンズ
6…レーザダイオード
7…レーザ駆動回路
8…受光部
9…温度検出手段
10…アナログフロントエンド
11…移動・案内機構部
12…モータ駆動回路
20…DSP
21…モータ制御部
22…再生信号処理部
23…β測定手段
24…最適記録パワー演算手段
25…エッジシフト量測定手段
26…最適パルスタイミング演算手段
27…ジッタ量測定手段
28…メモリ
30…マイコン

Claims (11)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射して情報の記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    上記レーザ光を発光するレーザダイオードと、
    前記レーザダイオードの周囲温度を検出する温度検出手段と、
    所望の記録ストラテジの記録パルスを出力して、前記レーザダイオードを駆動するレーザ駆動回路と、
    前記光ディスクからの反射レーザ光に基づく再生信号から前記光ディスクに記録されている記録マークの振幅値を測定する振幅測定手段と、
    前記振幅値に基づき、目標の振幅値を満たす最適な記録パワーを演算により求める最適記録パワー演算手段と、
    前記最適な記録パワーで前記光ディスクに記録された情報の再生信号から、前記記録マークのエッジシフト量を測定するエッジシフト量測定手段と、
    前記エッジシフト量に基づき、目標のシフト量を満たす最適な記録パルスタイミングを演算により求める最適記録パルスタイミング演算手段と、
    前記最適化されたパルスタイミングの記録ストラテジを前記光ディスクの固有のコードとレーザ周囲温度とともに記憶する記憶手段と、
    前記レーザ駆動回路、前記温度検出手段、前記振幅測定手段、前記エッジシフト量測定手段、前記記憶手段及び前記最適パルスタイミング演算手段の制御を行う制御手段と、を備え、
    前記求めた最適な記録パワー及び前記求めた最適なパルスタイミングの記録ストラテジにより上記レーザダイオードを駆動して前記光ディスクに情報を記録する構成としたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御手段は、同一の光ディスクの固有のコードをもつ光ディスクを二度目以降記録する場合には、記録動作を行う時点でのレーザ周囲温度と前記記憶手段に記憶されている同一の光ディスクの固有のコードの温度情報とを比較し、その温度差がある一定の判定値以上離れている場合にのみ、記録パルスタイミングの最適化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 記録動作を行う時点での温度に応じて、前記判定値を変更することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記温度検出手段による取得する温度が記録動作の前に取得した温度と一定の判定値以上離れた場合には、記録動作の途中であっても、記録動作を中断し、記録ストラテジの最適化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 前記最適な記録パワーで前記光ディスクに記録された情報の再生信号から、前記記録マークのジッタ量を測定するジッタ量測定手段を備え、前記ジッタ量測定手段により測定したジッタ量に基づきパルスタイミングの最適化を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  6. レーザ光を光ディスクに照射して情報を記録する情報記録方法であって、
    前記光ディスクの固有のコードを読み取る第1のステップと、
    レーザ周囲温度を取得する第2のステップと、
    記憶手段に前記光ディスクの固有のコードが存在するか判断する第3のステップと、
    前記記憶手段の該光ディスクの固有のコードとともに記憶されている温度情報と前記レーザ周囲温度とを比較する第4のステップと、
    所定のパルスタイミングの記録ストラテジで前記光ディスクに記録された情報を再生し、再生信号から、前記光ディスクに記録されている記録マークの振幅値を測定し、該測定した振幅値に基づき、記録ストラテジの最適な記録パワーを演算して求める第5のステップと、
    前記最適な記録パワーの記録ストラテジであって所定のパルス幅を有する記録パルスによるレーザ光で光ディスクに記録を行い、再生して得られる再生信号から、エッジシフト量を測定し、該測定したエッジシフト量に基づき、記録ストラテジの最適な記録パルスタイミングを演算して求める第6のステップと、
    前記光ディスクの固有のコードと、前記レーザ周囲温度と、前記最適な記録パワーと、前記最適な記録パルスタイミングとを前記記憶手段に追加して記憶させる第7のステップと、
    前記最適な記録パワーと、前記最適な記録パルスタイミングを用いてレーザ光を発光させ、前記光ディスクに情報を記録する第8のステップとを含む情報記録方法。
  7. 前記第4のステップにおいて、前記温度差が一定の判定値以上離れている場合にのみ、前記第5のステップと前記第6のステップとを実行し、前記温度差が一定の判定値以上離れていない場合には前記第5のステップのみを実行することを特徴とする請求項6に記載の情報記録方法。
  8. 記録動作を行う時点での温度に応じて、前記判定値を変更することを特徴とする請求項7に記載の情報記録方法。
  9. 前記温度検出手段により取得する温度が記録動作の前に取得した温度と一定の判定値以上離れた場合には、記録動作の途中であっても、記録動作を中断し、記録ストラテジの最適化処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報記録方法。
  10. 前記最適な記録パワーの記録ストラテジであって所定のパルス幅を有する記録パルスによるレーザ光で光ディスクに記録を行い、再生して得られる再生信号から、ジッタ量を測定し、該測定したジッタ量に基づき、記録ストラテジの最適な記録パルスタイミングを演算して求めることを特徴とする請求項6に記載の情報記録方法。
  11. レーザ光を照射して光ディスクに情報を記録する情報記録方法であって、
    情報を記録すべき光ディスクの固有のコードであるディスクIDと、該光ディスクの記録ストラテジの最適化処理時のレーザの周囲温度と、最適化処理により決定した記録ストラテジとを記憶手段に格納し、
    光ディスクへの情報記録に先立って行われる記録ストラテジの最適化処理において、前記記憶手段に格納されている、該光ディスクのディスクIDに対応した記録ストラテジの最適化処理時のレーザの周囲温度と、現在のレーザの周囲温度との差に応じて、新たな記録ストラテジの最適化処理を行うか、記憶手段に格納されている記録ストラテジを採用するかを判断することを特徴とする情報記録方法。
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