JP2009009191A - 情報処理装置、ホスト装置およびデバイス - Google Patents

情報処理装置、ホスト装置およびデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】ホスト装置内の処理装置が割り込み処理を行う際に参照する割り込み要求元のデバイス内データを取得するのに要する時間を短縮し、性能向上を図ることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】参照データ格納部33をCPU31から見てデバイス50、60、70、80よりもアクセスレイテンシが短い位置に備える。デバイス50、60、70、80は、CPU31がデバイス50、60、70、80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス50、60、70、80内のデータを予め参照データ格納部33に転送して更新し、CPU31は、デバイス50、60、70、80から割り込み要求があったときは、参照データ格納部33に格納されているデバイス50、60、70、80内のデータを参照して割り込み処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホスト装置とデバイスとを備える情報処理装置に係り、より具体的には、ホスト装置とデバイスとを備える情報処理装置において、ホスト装置がデバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータの取得方法の改良に関する。
図14は従来の情報処理装置の一例の概略的構成図である。図14中、1はホスト装置であり、ホスト装置1は、CPU(central processing unit)2および割り込みコントローラ3等を備えている。また、4、5はホスト装置1とデバイスとの間の橋渡しを行うスイッチ(バスブリッジ)、6〜9はホスト装置1の周辺装置であるデバイスである。本例では、デバイス6〜9からのCPU2に対する割り込みは多重化されている。
図15および図16は図14に示す従来の情報処理装置における割り込み動作例を示すフローチャートであり、デバイス9で割り込み要因が発生した場合を示している。即ち、デバイス9で割り込み要因が発生すると、デバイス9は、割り込み要求通知をCPU2に対して発行するが、この割り込み要求通知は、スイッチ5、4および割り込みコントローラ3を介してCPU2に転送される。
CPU2は、割り込みコントローラ3から割り込み要求通知を受け取ると、この割り込み要求通知が、デバイス6〜9のうち、どのデバイスからの割り込み要求通知であるかを調べるために、予め決められている順序に従ってデバイス6〜9の割り込み要因保持レジスタを参照するためのアクセスを行う。
ここで、例えば、CPU2による割り込み要因保持レジスタを参照するためのアクセスをデバイス6、デバイス7、デバイス8、デバイス9の順に行うとされている場合には、CPU2は、まず、スイッチ4を介してデバイス6の割り込み要因保持レジスタを参照するためのアクセスを行う。
すると、これに応答して、デバイス6の割り込み要因保持レジスタのデータがスイッチ4を介してCPU2に転送される。同様の動作が、デバイス7、デバイス8およびデバイス9についても順に行われ、この例の場合には、割り込み要求通知を発行したデバイスは、デバイス9であると判明することになる。次に、CPU2は、スイッチ4、5を介してデバイス9の割り込み要因保持レジスタのクリアを行う。
次に、CPU2は、デバイス9からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う場合に参照するデバイス9のメモリ内容やステータス等のデバイス9内のデータを取得するためのアクセスをデバイス9に対して行う。これに応答して、デバイス9内の参照対象データがスイッチ5、4を介してCPU2に転送され、CPU2は、このデバイス9内の参照対象データを参照して割り込み要因に対応した割り込み処理を行うことになる。
ここで、図14に示す従来の情報処理装置では、CPU2は、デバイス6〜9のいずれかのデバイスから割り込み要求通知を受けると、最悪の場合、デバイス6〜9の全ての割り込み要因保持レジスタを参照する必要があり、その分だけ、割り込み処理の開始が遅れてしまう。そこで、CPU2によるデバイス6〜9の割り込み要因保持レジスタの参照に要する時間の短縮化を図ることが要請される。この要請に応えるものが、PCI-Expressである。
図17は図14に示す従来の情報処理装置がPCI-Expressを使用するものである場合における割り込み動作例を示すフローチャートであり、デバイス9で割り込み要因が発生した場合を示している。
即ち、図14に示す従来の情報処理装置がPCI-Expressを使用するものである場合には、デバイス9で割り込み要因が発生すると、デバイス9は、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU2に対して発行する(メッセージ・シグナル割り込み)。この割り込み要求通知および割り込み要因通知は、スイッチ5、4および割り込みコントローラ3を介してCPU2に転送され、この結果、CPU2は、割り込み要求通知を発行したデバイスがデバイス9であることを知ることになる。
そこで、次に、CPU2は、スイッチ4、5を介してデバイス9の割り込み要因保持レジスタのクリアを行い、更に、デバイス9からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う場合に参照するデバイス9内のデータを取得するためのアクセスをデバイス9に対して行う。これに応答して、デバイス9内の参照対象データがスイッチ5、4を介してCPU2に転送され、CPU2は、このデバイス9内の参照対象データを参照して割り込み要因に対応した処理を行うことになる。
このように、PCI-Expressを使用する場合には、割り込み要因が発生したデバイスは、割り込み要求通知と割り込み要因通知とをCPU2に対して発行するので、CPU2は、割り込み要求通知の発行元を調べるためにデバイス6〜9の割り込み要因保持レジスタを参照する必要がなく、この結果、CPU2によるデバイス6〜9の割り込み要因保持レジスタの参照に要する時間を削減することができる。
特開2004−30171号公報 特開2004−30161号公報 特開平11−143789号公報 特開平09−204311号公報
しかしながら、PCI-Express等のように、アクセスレイテンシが非常に長いバスでは、CPU2によるデバイス内のデータの参照に数100〜1000サイクル近くもかかり、このことがシステム性能を大きく落とす要因となる。このため、CPU2が割り込み処理の際に行うデバイス内のデータの参照に要する時間を短縮化することが要請される。
本発明は、かかる点に鑑み、ホスト装置内の処理装置が割り込み処理を行う際に参照する割り込み要求元のデバイス内のデータを取得するのに要する時間を短縮し、性能向上を図ることができる情報処理装置、並びに、このような情報処理装置を構成するホスト装置およびデバイスを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ホスト装置と、前記ホスト装置に接続されるデバイスと、前記ホスト装置内の処理装置から見て前記デバイスよりもアクセスレイテンシが短い位置に備えられたメモリ部とを有し、前記デバイスは、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを予め前記メモリ部に転送し、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うものである。
本発明のホスト装置は、処理装置と、前記処理装置がデバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを予め格納するメモリ部とを備え、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うものである。
本発明のデバイスは、割り込み発生器と、前記割り込み発生器がホスト装置に割り込み要求を行う前に、前記割り込み発生器の指示により、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを前記ホスト装置側のメモリ部に転送する転送部とを備えるものである。
本発明の情報処理装置によれば、ホスト装置内の処理装置から見てデバイスよりもアクセスレイテンシが短い位置にメモリ部を備え、前記デバイスは、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを予め前記メモリ部に転送し、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うので、前記処理装置が割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを取得するのに要する時間を低減し、性能向上を図ることができる。
本発明のホスト装置によれば、処理装置がデバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを予め格納するメモリ部を備え、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うので、前記メモリ部に予め前記デバイス内のデータを格納しておくことで、前記処理装置が割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを取得するのに要する時間を低減し、性能向上を図ることができる。
本発明のデバイスによれば、割り込み発生器がホスト装置に割り込み要求を行う前に、前記割り込み発生器の指示により、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを前記ホスト装置側のメモリ部に転送する転送部を備えるので、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを予め前記メモリ部に転送しておき、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照することで、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを取得するのに要する時間を低減し、性能向上を図ることができる。
(第1実施形態)
図1は本発明の情報処理装置の第1実施形態の概略的構成図である。本発明の情報処理装置の第1実施形態は、本発明のホスト装置の第1実施形態であるホスト装置30と、ホスト装置30とデバイスとの間の橋渡しを行うスイッチ(バスブリッジ)41、42と、本発明のデバイスの第1実施形態であるデバイス50、60、70、80を備えている。
ホスト装置30は、CPU31、割り込みコントローラ32および参照データ格納部33等を備えており、また、デバイス50、60、70、80からCPU31への割り込みは多重化されている。参照データ格納部33は、CPU31がデバイス50、60、70、80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス50、60、70、80内のデータを予め格納しておくためのものである。
即ち、本発明の情報処理装置の第1実施形態は、CPU31がデバイス50、60、70、80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う場合、CPU31は、デバイス50、60、70、80内の参照対象データをデバイス50、60、70、80にアクセスして取得するのではなく、参照データ格納部33にアクセスして取得するというものである。
参照データ格納部33は、CPU31から見てデバイス50、60、70、80よりもアクセスレイテンシが短い位置に備えることを要し、その限りでは、ホスト装置30の外部に配置しても良い。また、参照データ格納部33は、CPU31が汎用的に使用するメモリの一部を使用することにより構成しても良いし、専用のメモリを設けることにより構成しても良い。
なお、本発明の情報処理装置の第1実施形態においては、CPU31がデバイス50、60、70、80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス50、60、70、80内のデータとして、メモリ内容やステータス等、デバイス50、60、70、80が自動的に更新してしまうデータを想定している。
図2はデバイス50、60、70、80の概略的構成図である。デバイス50は、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51、タイマ52、マスタ装置53、割り込み発生器54および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55等を備えている。
デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51は、CPU31がデバイス50からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に、参照データ格納部33に予め格納されているデバイス50内のデータを参照してデバイス内データ参照動作の高速化を図るというデバイス内データ参照高速化機能を有効とするフラグを設定するためのレジスタである。
タイマ52は、一定周期でリセットを繰り返すように、CPU31によりリセット周期が設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に、即ち、一定周期毎にマスタ装置53にデバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を持つものである。
マスタ装置53は、CPU31がデバイス50からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス50内のデータを参照データ格納部33に転送する転送手段をなすものであり、デバイス50内の参照対象データをリードするためのリードアドレスおよびリードしたデバイス50内の参照対象データを参照データ格納部33にライトするためのライトアドレスを設定できるように構成されている。
割り込み発生器54は、デバイス50に割り込み要因が発生した場合に、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する機能と、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する前に、マスタ装置53にデバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を有するものである。
必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55は、デバイス50内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するために必要とする参照データ格納部33内のメモリ領域サイズを表示するためのものである。
また、デバイス60は、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ61、タイマ62、マスタ装置63、割り込み発生器64および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ65等を備えている。
デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ61は、CPU31がデバイス60からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に、参照データ格納部33に予め格納されているデバイス60内のデータを参照してデバイス内データ参照動作の高速化を図るというデバイス内データ参照高速化機能を有効とするフラグを設定するためのレジスタである。
タイマ62は、一定周期でリセットを繰り返すように、CPU31によりリセット周期が設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に、即ち、一定時間毎にマスタ装置63にデバイス60内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を持つものである。
マスタ装置63は、CPU31がデバイス60からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス60内のデータを参照データ格納部33に転送する転送手段をなすものであり、デバイス60内の参照対象データをリードするためのリードアドレスおよびリードしたデバイス60内の参照対象データを参照データ格納部33にライトするためのライトアドレスを設定できるように構成されている。
割り込み発生器64は、デバイス60に割り込み要因が発生した場合に、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する機能と、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する前に、マスタ装置63にデバイス60内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を有するものである。
必要メモリ領域サイズ表示レジスタ65は、デバイス60内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するために必要とする参照データ格納部33内のメモリ領域サイズを表示するためのものである。
また、デバイス70は、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ71、タイマ72、マスタ装置73、割り込み発生器74および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ75等を備えている。
デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ71は、CPU31がデバイス70からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に、参照データ格納部33に予め格納されているデバイス70内のデータを参照してデバイス内データ参照動作の高速化を図るというデバイス内データ参照高速化機能を有効とするフラグを設定するためのレジスタである。
タイマ72は、一定周期でリセットを繰り返すように、CPU31によりリセット周期が設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に、即ち、一定時間毎にマスタ装置73にデバイス70内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を持つものである。
マスタ装置73は、CPU31がデバイス70からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス70内のデータを参照データ格納部33に転送する転送手段をなすものであり、デバイス70内の参照対象データをリードするためのリードアドレスおよびリードしたデバイス70内の参照対象データを参照データ格納部33にライトするためのライトアドレスを設定できるように構成されている。
割り込み発生器74は、デバイス70に割り込み要因が発生した場合に、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する機能と、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する前に、マスタ装置73にデバイス70内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を有するものである。
必要メモリ領域サイズ表示レジスタ75は、デバイス70内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するために必要とする参照データ格納部33内のメモリ領域サイズを表示するためのものである。
また、デバイス80は、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ81、タイマ82、マスタ装置83、割り込み発生器84および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ85等を備えている。
デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ81は、CPU31がデバイス80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に、参照データ格納部33に予め格納されているデバイス80内のデータを参照してデバイス内データ参照動作の高速化を図るというデバイス内データ参照高速化機能を有効とするフラグを設定するためのレジスタである。
タイマ82は、一定周期でリセットを繰り返すように、CPU31によりリセット周期が設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に、即ち、一定時間毎にマスタ装置83にデバイス80内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を持つものである。
マスタ装置83は、CPU31がデバイス80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス80内のデータを参照データ格納部33に転送する転送手段をなすものであり、デバイス80内の参照対象データをリードするためのリードアドレスおよびリードしたデバイス80内の参照対象データを参照データ格納部33にライトするためのライトアドレスを設定できるように構成されている。
割り込み発生器84は、デバイス80に割り込み要因が発生した場合に、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する機能と、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する前に、マスタ装置83にデバイス80内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を通知する機能を有するものである。
必要メモリ領域サイズ表示レジスタ85は、デバイス80内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するために必要とする参照データ格納部33内のメモリ領域サイズを表示するためのものである。
このように構成された本発明の情報処理装置の第1実施形態は、起動又はリセットされると、まず、初期化フェーズの処理を実行し、その後、通常動作フェーズに移行する。以下、初期化フェーズ時のCPU31の動作、通常動作フェーズ時のデバイス50、60、70、80の動作、および、通常動作フェーズ時のCPU31の動作について順に説明する。
図3は初期化フェーズ時のCPU31の動作を示すフローチャートである。即ち、初期化フェーズ時には、CPU31は、デバイス50、60、70、80の一つ、たとえば、デバイス50に着目し(ステップS3−1)、デバイス50がデバイス内データ参照高速化機能に対応しているか否かを判定する(ステップS3−2)。
本例では、デバイス50はデバイス内データ参照高速化機能に対応しているので、次に、CPU31は、デバイス50の必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55を参照し、デバイス50内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するために必要とするメモリ領域サイズ情報を取得する(ステップS3−3)。
次に、CPU31は、デバイス50、60、70、80の全てについてステップS3−3を実行したか否かを判定し(ステップS3−4)、デバイス50、60、70、80の全てについてステップS3−3を実行していない場合(ステップS3−4でNOの場合)には、ステップS3−1に戻る。本例では、デバイス50に続いてデバイス60、70、80についてもステップS3−3を実行する。
そして、CPU31は、デバイス50、60、70、80の全てについてステップS3−3を実行した場合には、ステップS3−3で取得したメモリ領域サイズ情報に基づいて参照データ格納部33をマッピングし(ステップS3−5)、デバイス50、60、70、80内の参照対象データを参照データ格納部33に格納することができるようにする。
次に、CPU31は、改めて、デバイス内データ参照高速化機能に対応しているデバイスの一つ、本例では、デバイス50、60、70、80の一つ、たとえば、デバイス50に着目する(ステップS3−6)。
そして、CPU31は、デバイス50内の参照対象データをリードするためのリードアドレスおよびリードしたデバイス50内の参照対象データを参照データ格納部33に格納するためのライトアドレスをマスタ装置53に設定し(ステップS3−7)、タイマ52にリセット周期を設定し(ステップS3−8)、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51にデバイス内データ参照高速化機能を有効にするフラグを設定する(ステップS3−9)。
次に、CPU31は、デバイス50、60、70、80の全てについてステップS3−7〜S3−9を実行したか否かを判定し(ステップS3−10)、デバイス50、60、70、80の全てについてステップS3−7〜S3−9を実行していない場合(ステップS3−10でNOの場合)にはステップS3−6に戻る。本例では、デバイス50に続いてデバイス60、70、80についてもステップS3−7〜S3−9を実行する。
次に、CPU31は、デバイス50、60、70、80に既存の初期化処理を実施する(ステップS3−11)。なお、デバイスがデバイス内データ参照高速化機能に対応していない場合(ステップS3−2でNOの場合)には、ステップS3−3には移行せず、デバイスに既存の初期化処理を実施する(ステップS3−11)。
図4は通常フェーズ時のデバイス50の動作を示すフローチャートである。即ち、デバイス50は、通常動作フェーズになると、まず、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51にデバイス内データ参照高速化機能を有効にするフラグが設定されているか否かを判定する(ステップS4−1)。
本例では、既に初期化フェーズ時に、CPU31により、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51にはデバイス内データ参照高速化機能を有効にするフラグが設定されているので、デバイス50は、タイマ52の値を1だけインクリメントして更新する(ステップS4−2)。
次に、マスタ装置53により、タイマ52のリセット周期の終了時刻が到達したか又は割り込み要因が発生したかが判定される(ステップS4−3)。具体的には、マスタ装置53は、タイマ52又は割り込み発生器54からデバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を受けたか否かを判定する。
そして、マスタ装置53がタイマ52からも割り込み発生器54からもデバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を受けていない場合(ステップS4−3でNOの場合)には、ステップS4−1に戻る。これに対して、マスタ装置53がタイマ52又は割り込み発生器54からデバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を受けた場合(ステップS4−3でYESの場合)には、マスタ装置53は、デバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送を開始する(ステップS4−4)。
次に、デバイス50は、割り込み要因発生中、かつ、デバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送が終了したか否かを判定し(ステップS4−5)、割り込み要因発生中、かつ、デバイス50内の参照対象データの参照データ格納部33への転送が終了した場合(ステップS4−5でYESの場合)には、割り込み発生器54は、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する(ステップS4−6)。
ここで、仮に、デバイス50がデバイス内データ参照高速化機能に対応していない場合には、ステップS4−1の実行後、割り込み要因が発生したか否かを判定し(ステップS4−7)、割り込み要因が発生した場合には、割り込み要求通知および割り込み要因通知をCPU31に発行する(ステップS4−8)。デバイス60、70、80も、デバイス50と同様に動作する。
図5は通常動作フェーズ時のCPU31の動作を示すフローチャートである。即ち、CPU31は、通常動作フェーズになると、割り込み要求通知および割り込み要因通知を受信したか否かを判定し続け(ステップS5−1)、割り込み要求通知および割り込み要因通知を受信した場合(ステップS5−1でYESの場合)には、割り込み要求通知および割り込み要因通知の発行元のデバイスの割り込み要因保持レジスタをクリアする(ステップS5−2)。なお、このクリア動作を必要としない場合には、ステップS5−2は実行しない。
次に、CPU31は、割り込み要求通知および割り込み要因通知の発行元のデバイスのデバイス内データ参照高速化機能が有効であるか否かを判定し(ステップS5−3)、有効である場合(ステップS5−3でYESの場合)には、割り込み要求通知および割り込み要因通知の発行元のデバイス内の参照対象データを参照データ格納部33から取得し(ステップS5−4)、割り込み処理を行う(ステップS5−5)。
本例では、デバイス50、60、70、80のデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51、61、71、82にはデバイス内データ参照高速化機能を有効にするフラグが設定されているが、このフラグが設定されていない場合には、割り込み要求通知および割り込み要因通知の発行元のデバイス内の参照対象データを割り込み要求通知および割り込み要因通知の発行元から取得し(ステップS5−6)、割り込み処理を行う(ステップS5−5)。
図6は本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行される割り込み動作例を示すフローチャートであり、デバイス80で割り込み要因が発生した場合を示している。即ち、デバイス80で割り込み要因が発生した場合には、デバイス80は、マスタ装置83からデバイス80内の参照対象データをスイッチ42、41を介して参照データ格納部33に転送して参照データ格納部33内の参照対象データを更新する。
次に、デバイス80は、割り込み発生器84から割り込み要求通知および割り込み要因通知をスイッチ42、41および割り込みコントローラ32を介してCPU31に転送する。これに応答して、かつ、必要に応じて、CPU31は、スイッチ41、42を介してデバイス80の割り込み要因保持レジスタのクリアを行う。次に、CPU31は、参照データ格納部33にアクセスしてデバイス80内の参照対象データを取得して割り込み処理を行う。
図7は本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行されるタイマに起因する参照データ格納部33内のデバイス内データの定期的更新動作例を示すフローチャートであり、デバイス80がタイマ82に起因して、参照データ格納部33に格納されているデバイス80内の参照対象データを定期的に更新する場合を例にしている。
即ち、デバイス80においては、タイマ82の値がリセット周期の終了時刻に到達すると、タイマ82は、マスタ装置83にデバイス80内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示を与える。これに応答して、マスタ装置83は、デバイス80内の参照対象データをスイッチ42、41を介して参照データ格納部33に転送して、参照データ格納部33に格納されているデバイス80内の参照対象データを更新する。
なお、CPU31が、デバイス50、60、70、80からの割り込み要求通知および割り込み要因通知とは関係なく、参照データ格納部33内の参照対象データを参照するように設定することはプログラムにより可能であり、図7に示すCPU31から参照データ格納部33へのデバイス内データ参照動作は、そのようにした場合を示している。
図8は本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行される割り込み動作例を示すフローチャートであり、参照データ格納部33内のデバイス内データのタイマに起因する定期的更新と割り込み要因発生による更新との関係を示しており、デバイス80で割り込み要因が発生した場合を示している。
即ち、本発明の情報処理装置の第1実施形態においては、デバイス80で割り込み要因が発生した場合、デバイス80からの参照データ格納部33内の参照対象データの更新と、割り込み要求通知および割り込み要因通知のCPU31への転送は、タイマ82に起因する参照データ格納部33内の参照対象データの定期的な更新動作に影響を与えないように行う。デバイス50、60、70で割り込み要因が発生した場合も同様である。
図9および図10はそれぞれ本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行可能な他の動作例を示すフローチャートであり、これらの動作例は、CPU31が、デバイス80からの割り込み要求通知および割り込み要因通知とは関係なく、参照データ格納部33内の参照対象データを一定周期で参照するように設定した場合の割り込み動作例を示している。但し、図9はタイマ82のリセット周期を相対的に長くした場合、図10はタイマ82のリセット周期を相対的に短くした場合を示している。
図9および図10に示す動作例は、CPU31が、参照データ格納部33に格納されているデバイス80内の参照対象データを一定周期で参照するように設定した場合において、デバイス80で割り込み要因が発生した場合、デバイス80は、割り込み要求通知および割り込み要因通知を発行しないというものである。
この場合、デバイス80で割り込み要因が発生した後の最初のタイマ82からのマスタ装置83に対するデバイス80内の参照対象データの参照データ格納部33への転送開始指示により、マスタ装置83がデバイス80内の参照対象データを参照データ格納部33に格納した後、CPU31は、参照データ格納部33に格納されている更新されたデバイス80内の参照対象データを取得してデバイス80で発生した割り込み要因に対応した割り込み処理を行うことになる。デバイス50、60、70についても同様の動作を行わせることができる。
図11は本発明の情報処理装置の第1実施形態の具体例の概略的構成図である。図11中、90はホスト装置であり、91はCPU、92は割り込みコントローラ、93はバスホストである。また、100は参照データ格納部等として使用されるメモリ、111はホスト装置90とデバイスとの間の橋渡しを行うスイッチ(バスブリッジ)、112はデバイスであるネットワークコントローラ、120はデバイスであるグラフィックカードであり、121はタイマ、122はマスタ装置、123はグラフィックコントローラ、124は割り込み発生器、125はメモリである。
以上のように、本発明の情報処理装置の第1実施形態においては、デバイス50、60、70、80は、CPU31がデバイス50、60、70、80からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス50、60、70、80内のデータを予め参照データ格納部33に転送して更新し、CPU31は、デバイス50、60、70、80から割り込み要求通知および割り込み要因通知があったときは、参照データ格納部33に格納されている更新されたデバイス50、60、70、80内の参照対象データを参照して割り込み処理を行うとしている。
ここで、本発明の情報処理装置の第1実施形態によれば、参照データ格納部33はCPU31から見てデバイス50、60、70、80よりもアクセスレイテンシが短い位置に備えられているので、CPU31が割り込み処理を行う際に参照するデバイス50、60、70、80内のデータを取得するのに要する時間を低減することができる。
ちなみに、割り込み発生頻度=500回/秒、一割り込み当たりのデバイス内のデータ参照回数=8回、デバイス内のデータの参照時のアクセスレイテンシ=1000サイクル、参照データ格納部33の参照時のアクセスレイテンシ=20サイクル、CPU31の動作周波数=500MHzを仮定すると、割り込み時のデバイス内データ参照処理だけで、CPU31の負荷が0.80%から0.016%に低減する。
また、CPU31が参照データ格納部33内のデバイス内データを一定周期で参照するように設定し、デバイスで割り込み要因が発生した場合、デバイスは、割り込み要求通知および割り込み要因通知を発行しないとした場合においても、CPU31は、参照データ格納部33に格納されている更新されたデバイス内データを参照して割り込み処理を行うので、CPU31が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内データを取得するのに要する時間を低減することができる。
(第2実施形態)
図12は本発明の情報処理装置の第2実施形態の概略的構成図である。本発明の情報処理装置の第2実施形態は、本発明のホスト装置の第2実施形態であるホスト装置130と、ホスト装置130とデバイスとの間の橋渡しを行うスイッチ(バスブリッジ)141、142と、本発明のデバイスの第2実施形態であるデバイス150、160、170、180を備えている。デバイス150、160、170、180は、割り込み要因が発生すると、ホスト装置130に割り込み要求通知および割り込み要因通知を発行するものである。
図13はホスト装置130の概略的構成図である。ホスト装置130は、CPU131、割り込みコントローラ132、参照データ格納部133および補助部190、200、210、220等を備えており、また、デバイス150、160、170、180からCPU131への割り込みは多重化されている。
参照データ格納部133は、CPU131がデバイス150、160、170、180からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス150、160、170、180内のデータを格納するためのものであり、CPU131から見てデバイス150、160、170、180よりもアクセスレイテンシが短い位置に備えることを要し、その限りでは、ホスト装置130の外部に配置しても良い。また、参照データ格納部133は、CPU131が汎用的に使用するメモリの一部を使用することにより構成しても良いし、専用のメモリを設けることにより構成しても良い。
補助部190は、デバイス150に対応するものであり、図2に示すデバイス50が備えるデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51、タイマ52、マスタ装置53および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55を備えている。即ち、デバイス150は、デバイス50が備える割り込み発生器54を備え、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51、タイマ52、マスタ装置53および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55についてはCPU130に設けるようにしたものである。
補助部200は、デバイス160に対応するものであり、図2に示すデバイス60が備えるデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ61、タイマ62、マスタ装置63および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ65を備えている。即ち、デバイス160は、デバイス60が備える割り込み発生器64を備え、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ61、タイマ62、マスタ装置63および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ65についてはCPU130に設けるようにしたものである。
補助部210は、デバイス170に対応するものであり、図2に示すデバイス70が備えるデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ71、タイマ72、マスタ装置73および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ75を備えている。即ち、デバイス170は、デバイス70が備える割り込み発生器74を備え、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ71、タイマ72、マスタ装置73および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ75についてはCPU130に設けるようにしたものである。
補助部220は、デバイス180に対応するものであり、図2に示すデバイス80が備えるデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ81、タイマ82、マスタ装置83および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ85を備えている。即ち、デバイス180は、デバイス80が備える割り込み発生器84を備え、デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ81、タイマ82、マスタ装置83および必要メモリ領域サイズ表示レジスタ85についてはCPU130に設けるようにしたものである。
このように、本発明の情報処理装置の第2実施形態は、本発明の情報処理装置の第1実施形態と同様に動作させるために必要とするデバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ51、61、71、81と、タイマ52、62、72、82と、マスタ装置53、63、73、83と、必要メモリ領域サイズ表示レジスタ55、65、75、85についてはCPU130に設け、これらの回路部については、CPU130側で動作させるようにしたものである。
したがって、本発明の情報処理装置の第2実施形態においては、デバイス150、160、170、180は、CPU131がデバイス150、160、170、180からの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照するデバイス150、160、170、180内のデータをマスタ装置53、63、73、83により参照データ格納部133に転送して更新し、CPU31は、デバイス150、160、170、180から割り込み要求通知および割り込み要因通知があったときは、参照データ格納部133に格納されているデバイス150、160、170、180内の参照対象データを参照して割り込み処理を行う。
ここで、本発明の情報処理装置の第2実施形態によれば、CPU131から見てデバイス150、160、170、180よりもアクセスレイテンシが短い位置に参照データ格納部33を備えているので、CPU131が割り込み処理を行う際に参照するデバイス150、160、170、180内のデータを取得するのに要する時間を低減することができる。
また、本発明の情報処理装置の第1実施形態と同様に、CPU131が参照データ格納部133内のデバイス内データを一定周期で参照するように設定し、デバイスで割り込み要因が発生した場合、デバイスは、割り込み要求通知および割り込み要因通知を発行しないとした場合においても、CPU131は、参照データ格納部133に格納されている更新されたデバイス内データを参照して割り込み処理を行うので、CPU131が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内データを取得するのに要する時間を低減することができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、以下の情報処理装置、ホスト装置およびデバイスが含まれる。
(付記1)ホスト装置と、前記ホスト装置に接続されるデバイスと、前記ホスト装置内の処理装置から見て前記デバイスよりもアクセスレイテンシが短い位置に備えられたメモリ部とを有し、前記デバイスは、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを予め前記メモリ部に転送して更新し、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記メモリ部は、前記ホスト装置内に備えられていることを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記デバイスは、前記デバイス内のデータのアドレスと、前記デバイス内のデータを格納すべき前記メモリ部内のメモリ領域のアドレスとを設定され、前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送を行う転送部を備えることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)前記デバイスは、割り込み要求通知とともに割り込み要因通知を発行する第1の機能と、前記割り込み要求通知とともに前記割り込み要因通知を発行する前に、前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示する第2の機能を備える割り込み発生部を有することを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)前記デバイスは、リセット周期を設定可能とされ、設定された前記リセット周期の終了時刻が到達する毎に、前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示するタイマを有することを特徴とする付記3又は4に記載の情報処理装置。
(付記6)前記デバイスは、前記デバイス内のデータを前記メモリ部に格納するために必要なメモリ領域サイズを表示する必要メモリ領域サイズ表示レジスタを有することを特徴とする付記1〜5のいずれか一の付記に記載の情報処理装置。
(付記7)前記デバイスは、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照する機能を有効にするためのフラグを設定可能とされたフラグレジスタを有することを特徴とする付記1〜6のいずれか一の付記に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記ホスト装置は、前記デバイス内のデータのアドレスと、前記デバイス内のデータを格納すべき前記メモリ部内のメモリ領域のアドレスとを設定され、前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送を行う転送部を備えることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記9)前記ホスト装置は、リセット周期を設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示するタイマを有することを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)前記ホスト装置は、前記デバイス内のデータを前記メモリ部に格納するために必要なメモリ領域サイズを表示する必要メモリサイズ表示レジスタを有することを特徴とする付記1、2又は9に記載の情報処理装置。
(付記11)前記ホスト装置は、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照する機能を有効にするためのフラグを設定可能とされたフラグレジスタを有することを特徴とする付記1、2、8〜10のいずれか一の付記に記載の情報処理装置。
(付記12)処理装置と、前記処理装置がデバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを予め格納するメモリ部とを備え、前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うことを特徴とするホスト装置。
(付記13)リセット周期を設定可能とされ、設定されたリセット周期の終了時刻が到達する毎に前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示するタイマを有することを特徴とする付記12に記載のホスト装置。
(付記14)前記デバイス内のデータを前記メモリ部に格納するために必要なメモリ領域サイズを表示する必要メモリ領域サイズ表示レジスタを有することを特徴とする付記12又は13に記載のホスト装置。
(付記15)前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照する機能を有効にするためのフラグを設定可能とされたフラグレジスタを有することを特徴とする付記12、13又は14に記載のホスト装置。
(付記16)割り込み発生器と、前記割り込み発生器がホスト装置に割り込み要求を行う前に、前記割り込み発生器の指示により、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを前記ホスト装置側のメモリ部に転送する転送部とを備えることを特徴とするデバイス。
(付記17)リセット周期を設定可能とされ、設定された前記リセット周期の終了時刻が到達する毎に、前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示するタイマを有することを特徴とする付記16に記載のデバイス。
(付記18)前記デバイス内のデータを前記メモリ部に格納するために必要なメモリ領域サイズを表示する必要メモリ領域サイズ表示レジスタを有することを特徴とする付記16又は17に記載のデバイス。
(付記19)前記ホスト装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照する機能を有効にするためのフラグを設定可能とされたフラグレジスタを有することを特徴とする付記16、17又は18に記載のデバイス。
本発明の情報処理装置の第1実施形態の概略的構成図である。 本発明の情報処理装置の第1実施形態が備える本発明のデバイスの第1実施形態の概略的構成図である。 本発明の情報処理装置の第1実施形態の初期化フェーズ時の本発明のホスト装置の第1実施形態が備えるCPUの動作を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態の通常動作フェーズ時の本発明のデバイスの第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態の通常動作フェーズ時の本発明のホスト装置の第1実施形態が備えるCPUの動作を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行される割り込み動作例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行されるタイマに起因する参照データ格納部内のデバイス内データの定期的更新動作例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態の割り込み動作例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行可能な他の動作例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態で実行可能な他の動作例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第1実施形態の具体例の概略的構成図である。 本発明の情報処理装置の第2実施形態の概略的構成図である。 本発明の情報処理装置の第2実施形態が備える本発明のホスト装置の第2実施形態の概略的構成図である。 従来の情報処理装置の一例の概略的構成図である。 図14に示す従来の情報処理装置における割り込み動作例を示すフローチャートである。 図14に示す従来の情報処理装置における割り込み動作例を示すフローチャートである。 図14に示す従来の情報処理装置がPCI-Expressを使用するものである場合における割り込み動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ホスト装置
2…CPU
3…割り込みコントローラ
4、5…スイッチ(バスブリッジ)
6〜9…デバイス
30…ホスト装置(本発明のホスト装置の第1実施形態)
31…CPU
32…割り込みコントローラ
33…参照データ格納部
41、42…スイッチ(バスブリッジ)
50、60、70、80…デバイス(本発明のデバイスの第1実施形態)
51、61、71、81…デバイス内データ参照高速化機能有効フラグレジスタ
52、62、72、82…タイマ
53、63、73、83…マスタ装置
54、64、74、84…割り込み発生器
55、65、75、85…必要メモリ領域サイズ表示レジスタ
90…ホスト装置
91…CPU
92…割り込みコントローラ
93…バスホスト
100…メモリ
111…スイッチ(バスブリッジ)
112…ネットワークコントローラ
120…グラフィックカード
121…タイマ
122…マスタ装置
123…グラフィックコントローラ
124…割り込み発生器
125…メモリ
130…ホスト装置(本発明のホスト装置の第2実施形態)
141、142…スイッチ(バスブリッジ)
150、160、170、180…デバイス(本発明のデバイスの第2実施形態)
190、200、210、220…補助部

Claims (7)

  1. ホスト装置と、
    前記ホスト装置に接続されるデバイスと、
    前記ホスト装置内の処理装置から見て前記デバイスよりもアクセスレイテンシが短い位置に備えられたメモリ部とを有し、
    前記デバイスは、前記処理装置が前記デバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを予め前記メモリ部に転送し、
    前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うこと
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デバイスは、前記デバイス内のデータのアドレスと、前記デバイス内のデータを格納すべき前記メモリ部内のメモリ領域のアドレスとを設定され、前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送を行う転送部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記デバイスは、割り込み要求通知とともに割り込み要因通知を発行する第1の機能と、前記割り込み要求通知とともに前記割り込み要因通知を発行する前に、前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示する第2の機能を備える割り込み発生部を有すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記デバイスは、リセット周期を設定可能とされ、設定された前記リセット周期の終了時刻が到達する毎に、前記転送部に前記デバイス内のデータの前記メモリ部への転送開始を指示するタイマを有すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記デバイスは、前記デバイス内のデータを前記メモリ部に格納するために必要なメモリ領域サイズを表示する必要メモリ領域サイズ表示レジスタを有すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 処理装置と、
    前記処理装置がデバイスからの割り込み要求に対して割り込み処理を行う際に参照する前記デバイス内のデータを予め格納するメモリ部とを備え、
    前記処理装置は、前記デバイスから割り込み要求があったときは、前記メモリ部に格納されている前記デバイス内のデータを参照して割り込み処理を行うこと
    を特徴とするホスト装置。
  7. 割り込み発生器と、
    前記割り込み発生器がホスト装置に割り込み要求を行う前に、前記割り込み発生器の指示により、前記ホスト装置が割り込み処理を行う際に参照するデバイス内のデータを前記ホスト装置側のメモリ部に転送する転送部と
    を備えることを特徴とするデバイス。
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