JP2009008945A - 画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラム - Google Patents

画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力された画像信号の拡大処理によって生じる情報の欠落を減少させ、高画質な画像信号を出力することが可能な画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明によれば、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理装置であって、前記入力された画像信号を前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大部10と、前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理部20と、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小部30と、を備える画像信号処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラムに関する。
標準画質(Standard Definition:SD)放送信号をハイビジョンパネル等の高精細(High Definition:HD)放送信号用の出力パネルに表示する際には、SD放送信号を出力パネルにあわせた大きさまで変換することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−137469号公報
従来の一般的な信号処理回路は、例えば図9に示したような構成を有しており、かかる構成によって上記の変換処理を行っている。例えば、SD放送(720ピクセル(pixel)×480ライン(line))を、フルHDパネル(1920ピクセル×1080ライン)に表示する場合には、SD放送信号は、任意倍率に対応した拡大部901によって、水平方向(ピクセル方向)に約2.67倍、垂直方法(ライン方向)に2.25倍に拡大される必要がある。
出力パネルの大きさまで拡大されたSD放送信号は、その後、高画質化処理部903により高画質化処理が施され、フルHDパネルに表示される。ここで、高画質化処理とは、例えば、シャープネス等の機能をいう。
ここで、1ピクセルごとに最大値と最小値とを反転させるような元波形を2.25倍に拡大する場合について、図10を参照しながら説明する。
図10に示した波形911は、入力された画像信号の元波形を表し、波形913は、元波形を2.25倍に拡大する処理により得られる拡大波形を表している。また、点線915は、元波形911を単純に2.25倍に拡大して表示した線である。
実際には、入力された画像信号は、信号処理回路に入力される時点でAD(Analog to Digital)変換により離散的なデジタル信号となっているので、元波形は連続的な信号にはならず、直線911上に存在する各点が、元波形となる。
同様に、拡大処理された元波形も離散的なデジタル信号であるため、直線913上の各点が実際の拡大波形913となる。
拡大波形913と点線915とを比較すると明らかなように、拡大処理が施される信号が離散的なデジタル信号であることに起因して、元波形911に存在していた情報の一部が、図10の符号917に示したように欠落してしまうという問題があった。
図10に示したように情報が欠落した信号に対してシャープネス等の高画質化処理を行ったとしても、そもそも元波形と異なってしまった波形に対して高画質化処理を行うこととなるため、高画質化処理の効果が十分に得られないという問題も存在した。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、入力された画像信号の拡大処理によって生じる情報の欠落を減少させ、高画質な画像信号を出力することが可能な、新規かつ改良された画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理装置であって、前記入力された画像信号を前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大部と、前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理部と、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小部と、を備える画像信号処理装置が提供される。
かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号処理装置に入力された画像信号を、出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大し、高画質化処理部は、所定の大きさまで拡大された画像信号に対して高画質化処理を施し、画像信号縮小部は、高画質化処理が施された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで縮小する。本発明に係る画像信号処理装置は、入力された画像信号を、出力予定サイズ以上の大きさとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の整数倍率を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号のピクセル数の拡大倍率と、画像信号のライン数の拡大倍率を、同一の値として処理することができる。そのため、画像信号拡大部が行う処理を、簡略化することができる。
前記整数倍率は、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以上の最小の整数と、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以上の最小の整数のうち、いずれか大きい方の値であってもよい。かかる構成によれば、入力された画像信号および出力パネルのピクセル数とライン数とに基づいて、整数倍率を容易に算出することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数とライン数とを、それぞれ異なる整数倍率を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号のピクセル数の拡大倍率と、画像信号のライン数の拡大倍率を2種類設定して、画像信号の拡大処理を行うこととなる。そのため、画像信号のピクセル数とライン数それぞれに対して、最適な拡大倍率を選択することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数を、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以上の最小の整数を用いて拡大し、前記画像信号のライン数を、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以上の最小の整数を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、入力された画像信号および出力パネルのピクセル数とライン数とに基づいて、整数倍率を容易に算出することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、線形補間法により前記画像信号を拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、線形補間法という簡略な方法を用いて画像信号を拡大することが可能となるため、処理に要する負荷を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理装置であって、前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大部と、前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理部と、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小部と、を備える画像信号処理装置が提供される。
かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号処理装置に入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大し、高画質化処理部は、所定の大きさまで拡大された画像信号に対して高画質化処理を施し、画像信号縮小部は、高画質化処理が施された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで縮小する。本発明に係る画像信号処理装置は、入力された画像信号を、画像信号の大きさ以上であり、かつ、出力予定サイズ未満の大きさとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の整数倍率を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号のピクセル数の拡大倍率と、画像信号のライン数の拡大倍率を、同一の値として処理することができる。そのため、画像信号拡大部が行う処理を、簡略化することができる。
前記整数倍率は、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以下の最大の整数と、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以下の最大の整数のうち、いずれか小さい方の値であってもよい。かかる構成によれば、入力された画像信号および出力パネルのピクセル数とライン数とに基づいて、整数倍率を容易に算出することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数とライン数とを、それぞれ異なる整数倍率を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、画像信号のピクセル数の拡大倍率と、画像信号のライン数の拡大倍率を2種類設定して、画像信号の拡大処理を行うこととなる。そのため、画像信号のピクセル数とライン数それぞれに対して、最適な拡大倍率を選択することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、前記画像信号のピクセル数を、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以下の最大の整数を用いて拡大し、前記画像信号のライン数を、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以下の最大の整数を用いて拡大してもよい。かかる構成によれば、入力された画像信号および出力パネルのピクセル数とライン数とに基づいて、整数倍率を容易に算出することが可能となる。
前記画像信号拡大部は、線形補間法により前記画像信号を拡大してもよい。かかる構成によれば、画像信号拡大部は、線形補間法という簡略な方法を用いて画像信号を拡大することが可能となるため、処理に要する負荷を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、入力された信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理方法であって、前記入力された画像信号を、前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大するステップと、前記拡大された画像信号に対して、高画質化処理を施すステップと、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小するステップと、を含む画像信号処理方法が提供される。
かかる構成によれば、画像信号を拡大するステップでは、入力された画像信号を、出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで拡大し、高画質化処理を施すステップでは、拡大された画像信号に対して高画質化処理を施し、画像信号を縮小するステップでは、高画質化処理が施された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで縮小する。本発明に係る画像信号処理方法は、入力された画像信号を、出力予定サイズ以上の大きさとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、入力された信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理方法であって、前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大するステップと、前記拡大された画像信号に対して、高画質化処理を施すステップと、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小するステップと、を含む画像信号処理方法が提供される。
かかる構成によれば、画像信号を拡大するステップでは、入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで拡大し、高画質化処理を施すステップでは、拡大された画像信号に対して高画質化処理を施し、画像信号を縮小するステップでは、高画質化処理が施された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで縮小する。本発明に係る画像信号処理方法は、入力された画像信号を、画像信号の大きさ以上であり、かつ、出力予定サイズ未満の大きさとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、コンピュータに、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理機能を実現させるためのプログラムであって、前記入力された画像信号を前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大機能と、前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理機能と、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の画像信号処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、コンピュータに、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理機能を実現させるためのプログラムであって、前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大機能と、前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理機能と、前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の画像信号処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、入力された画像信号を目的とする出力パネルの大きさ以上に拡大して高画質化処理を施した後に出力パネルの大きさまで縮小するため、入力された画像信号の拡大処理によって生じる情報の欠落を減少させ、高画質な画像信号を出力することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
<画像信号処理装置の構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る画像信号処理装置について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る画像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る画像信号処理装置は、入力された画像信号を拡大して、所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する装置である。本実施形態に係る画像信号処理装置は、図1に示したように、例えば、画像信号拡大部10と、高画質化処理部20と、画像信号縮小部30と、を備える。
画像信号拡大部10は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、画像信号処理装置に入力された画像信号を、出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで拡大する。換言すれば、本実施形態に係る画像信号拡大部10は、入力された画像信号の画素数を変換する画素数変換部(スケーラ)である。画像信号の拡大に際しては、画像信号拡大部10は、入力された画像信号を整数倍に拡大する。拡大された画像信号は、後述する高画質化処理部20へと伝送される。また、拡大された画像信号は、未図示の記憶部に記録されてもよい。ここで、画像信号のサイズとは、当該画像信号によって再生される画像の大きさを意味し、画像を構成するピクセル数およびライン数から規定されるものである。
拡大処理の際に用いられる倍率は、例えば、入力された画像信号のピクセル数およびライン数と、画像信号処理装置に接続された出力パネルのピクセル数およびライン数により決定される。入力された画像信号のピクセル数をP、ライン数をLと表し、出力パネルのピクセル数をP、ライン数をLと表すこととすると、拡大処理の際に用いられる倍率Eは、例えば、以下の式で表されるEとEのいずれか大きい方の値としてもよい。拡大倍率Eを、EとEのいずれか大きい方の値とするということは、入力された画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の拡大倍率で整数倍に拡大することを意味する。なお、EとEとが等しい場合には、EとEのどちらか一方の値を拡大倍率とすればよい。
また、入力された画像信号のピクセル数を、以下の式で表されるEで拡大し、入力された画像信号のライン数を、以下の式で表されるEで拡大してもよい。
Figure 2009008945
上記式101から明らかなように、Eは、出力パネルのピクセル数Pを入力された画像信号のピクセル数Pで除した値以上の最小の整数である。また、式102から明らかなように、Eは、出力パネルのライン数Lを入力された画像信号のライン数Lで除した値以上の最小の整数である。
一般に、ある画像信号に対して拡大処理を行う場合には、拡大した画像信号を構成する各画素(格子点)に相当する元波形の画素(格子点)が存在しないために、画像信号を構成する各画素の補間を行う必要があることが知られている。本実施形態に係る画像信号拡大部10は、従来から存在するような非整数倍率に対応した拡大処理ではなく、整数倍率にのみ対応した拡大処理を行うだけでよいため、例えば図2に示したように、単純な線形補間を行うだけで、情報の欠落が生じることなく画像信号の拡大処理を行うことができる。また、従来行われているような、任意倍率に対応した拡大処理用の複雑なアルゴリズムを用いる必要がなく、線形補間法という簡便な方法を用いることが可能であるため、入力された画像信号の拡大処理に要する負荷を削減することが可能である。
図2は、元波形を3倍に拡大した場合の拡大波形を説明するための説明図である。図2から明らかなように、拡大した画像信号を構成する各画素(図2における直線上の点)を、元波形を構成する各画素を用いて容易に補間処理することが可能であるため、拡大波形と元波形とを比較しても情報の欠落は生じない。
高画質化処理部20は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、画像信号拡大部10により整数倍に拡大された画像信号に対して、所定の高画質化処理を施す。高画質化処理が施された画像信号は、後述する画像信号縮小部30へと伝送される。また、高画質化処理が施された画像信号は、未図示の記憶部に記録されてもよい。
高画質化処理部20は、シャープネス(輪郭強調処理)等の一般的な高画質化処理を行うが、高画質化処理部20が行う高画質化処理は、上記のものに限定されるわけではない。以下では、高画質化処理部20が行う高画質化処理の一例として、シャープネスという処理について、詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る高画質化処理部20の動作の一例であるシャープネス処理について説明するための説明図である。シャープネス処理は、輪郭強調処理ともいい、原信号に輪郭補償信号を重ねて、原信号が表す画像の輪郭を強調する処理である。図3に示した回路図からわかるように、シャープネス処理を行う高画質化処理部20は、FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタであって、高画質化処理部20に入力された信号の標本化周波数の半分の周波数がピークとなるハイパスフィルタである。
本実施形態に係る高画質化処理部20は、図3に示したように、例えば、ピクセル方向の補償信号を発生するピクセル方向補償信号発生部201と、ライン方向の補償信号を発生するライン方向補償信号発生部203とを備える。
ピクセル方向補償信号発生部201は、画像信号のピクセル方向の補償信号を発生させる。ピクセル方向補償信号発生部201は、信号を1クロック遅延させる1クロックディレイ205と、乗算器207と、加算器209とからなる。また、ライン方向の補償信号発生部203は、信号を1ライン遅延させる1ラインディレイ211と、乗算器207と、加算器209とからなる。
ピクセル方向補償信号発生部201およびライン方向補償信号発生部203により生成された補償信号は、乗算器207により所定の比率aが掛け合わされ、加算器209により入力信号と加算されて出力される。入力された信号に対してかかる処理が行われることで、画像信号の水平方向と垂直方法に関して輪郭が強調され、画像がシャープに見えるようになる。
図3から明らかなように、本実施形態に係る高画質化処理部20の伝達関数は、z変換を用いて以下の式103のように表される。
Figure 2009008945
本実施形態に係る高画質化処理部20に入力される拡大画像信号は、画像信号拡大部10の処理において情報(特に、高周波成分)の欠落が存在しない。そのため、欠落した情報が存在しない信号に対して高画質化処理を施すこととなるため、高画質化処理の効果を十分に及ぼすことが可能である。
画像信号縮小部30は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、高画質化処理部20から伝送された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで縮小する。換言すれば、本実施形態に係る画像信号縮小部30は、入力された画像信号の画素数を変換する画素数変換部(スケーラ)である。画像信号の縮小に際しては、画像信号縮小部30は、入力された画像信号を任意の倍率に縮小する。縮小の倍率は、整数倍率であってもよく、非整数倍率であってもよい。縮小された画像信号は、画像信号処理装置に接続された出力パネルに出力される。また、縮小された画像信号は、未図示の記憶部に記録されてもよい。
画像信号縮小部30は、画像信号の縮小処理を行う前に、所定の前置フィルタ(プリフィルタ)を通して帯域制限を行い、縮小処理の際に発生しうる折り返し歪み(エイリアス)を防止することが好ましい。
縮小処理の際に用いられる倍率は、例えば、画像信号縮小部30に入力された高画質化処理された画像信号のピクセル数およびライン数と、画像信号処理装置に接続された出力パネルのピクセル数およびライン数により決定される。高画質化処理された画像信号のピクセル数を縮小する際に用いられる倍率は、出力パネルのピクセル数を高画質化処理された画像信号のピクセル数で除した値である。同様に、高画質化処理された画像信号のライン数を縮小する際に用いられる倍率は、出力パネルのライン数を高画質化処理された画像信号のライン数で除した値である。
一般に、拡大処理時に比べて縮小処理時には精細感が失われることはないことが知られている。そのため、本実施形態に係る縮小処理時には、複雑な縮小アルゴリズムを用いる必要はない。また、本実施形態に係る画像信号縮小部30は、画像信号の縮小に際して、例えば、最近傍補間法や4近傍点における線形補間法といった補間方法を用いることが可能である。
以下では、本実施形態に係る画像信号縮小部30が用いる補間方法の一例として、4近傍点における線形補間法について詳細に説明するが、本実施形態に係る補間方法が、上記方法のみに限定されるわけではない。
図4は、本実施形態における補間方法の一例である4近傍点における線形補間法を説明するための説明図である。本実施形態に係る補間方法では、出力画像の各画素の位置d(u,v)に対応する入力画像の位置(x,y)を求める。その際、4近傍点における線形補間法は、逆変換して求めた画素のアドレスの近傍4点を利用する。
すなわち、求めたい画素d(u,v)は、この画素d(u,v)の近傍4点の寄与率を用いて、以下の式104のように表される。
Figure 2009008945
画像信号縮小部30では、非整数倍により縮小処理が施されることもあるため、処理前の情報から欠落する情報が発生する可能性がある。しかしながら、処理前の情報である高画質化処理された画像信号に欠落した情報が存在しないため、従来の画像信号処理方法により画像処理を行った場合より高画質な出力画像を得ることが可能である。
以上、本実施形態に係る画像信号処理装置の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<画像信号処理方法について>
続いて、図5を参照しながら、本実施形態に係る画像信号処理方法について、詳細に説明する。図5は、本実施形態に係る画像信号処理方法を説明するための流れ図である。
本実施形態に係る画像信号処理方法において、画像信号拡大部10は、入力された画像信号の大きさ(画像のピクセル数とライン数とから規定される大きさ)と、出力予定の出力パネルの大きさ(出力パネルのピクセル数とライン数とから規定される大きさ)とに基づいて、拡大率を算出する(ステップS101)。
まず、画像信号のピクセル数と出力パネルのピクセル数とから、式101に基づいて、パネル数の拡大率Eを算出し、画像信号のライン数と出力パネルのライン数とから、式102に基づいて、パネル数の拡大率Eを算出する。画像信号拡大部10が、入力された画像信号のピクセル数およびライン数を同一の倍率を用いて拡大する場合には、算出したEとEの大きさを比較して、より大きな値を拡大率として選択する。また、入力された画像信号のピクセル数とライン数とを異なる拡大率で拡大する場合には、算出したEおよびEのそれぞれを、拡大率として設定する。なお、画像信号拡大部10は、算出したEおよびEや、選択した拡大率を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
次に、画像信号拡大部10は、選択した拡大率を用いて、入力された画像信号を拡大する(ステップS103)。画像信号の拡大に際しては、線形補間法等を用いて、入力された画像信号の補間を併せて行う。画像信号の拡大処理が終了すると、画像信号拡大部10は、得られた拡大画像信号を、高画質化処理部20へと伝送する。また、画像信号拡大部10は、得られた拡大画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
続いて、高画質化処理部20は、伝送された拡大画像信号に対して、シャープネス等の高画質化処理を行う(ステップS105)。伝送された拡大画像信号の高画質化処理が終了すると、高画質化処理部20は、高画質化処理された画像信号は、画像信号縮小部30へと伝送される。なお、高画質化処理部20は、高画質化処理された画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
高画質化処理が終了すると、画像信号縮小部30は、高画質化処理された画像信号の大きさ(画像のピクセル数とライン数とから規定される大きさ)と、出力予定の出力パネルの大きさ(出力パネルのピクセル数とライン数とから規定される大きさ)とに基づいて、縮小率を算出する(ステップS107)。
例えば、高画質化処理された画像信号のピクセル数を縮小するための縮小率は、出力パネルのピクセル数を高画質化処理された画像信号のピクセル数で除した値として算出される。また、高画質化処理された画像信号のライン数を縮小するための縮小率は、出力パネルのライン数を高画質化処理された画像信号のライン数で除した値として算出される。
縮小率の算出が終了すると、画像信号縮小部30は、算出した縮小率に基づいて、高画質化処理された画像信号のピクセル数とライン数とをそれぞれ縮小する(ステップS109)。画像信号の縮小に際しては、線形補間法等を用いて、高画質化処理された画像信号の補間を併せて行う。
画像信号の縮小処理が終了すると、画像信号縮小部30は、得られた画像信号を、出力パネルに出力する(ステップS111)。また、画像信号縮小部30は、得られた画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像信号処理方法によれば、入力された画像信号を、出力予定サイズ以上の大きさとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
<本実施形態に係る画像信号処理方法の実例について>
以下では、SD放送サイズ(720ピクセル×480ライン)の信号を、フルHDパネル(1920ピクセル×1080ライン)に表示する場合の例について、詳細に説明する。
まず、画像信号拡大部10は、入力された画像信号であるSD放送サイズの信号の大きさと、フルHDパネルの大きさとから、拡大率を算出する。この場合、ピクセル数の拡大率Eは、1920/720=2.67であるため、3と算出される。また、ライン数の拡大率Eは、1080/480=2.25であるため、3と算出される。この場合、EとEとは同じ値であるため、拡大率として3が選択される。
次に、画像信号拡大部10は、入力画像信号を縦横3倍に拡大して、2160×1440のサイズの画像に変換する。本実施形態に係る画像信号処理方法では、拡大率が3と整数倍であるため、入力画像信号における高周波成分等の情報が欠落することがなく、完全に元の情報を保持している。
続いて、画像信号縮小部30は、伝送された画像信号のサイズ(2160×1440)と、出力パネルのサイズ(1920×1080)とに基づいて、ピクセル数の縮小率およびライン数の縮小率のそれぞれが算出される。例えば、ピクセル数の縮小率は、1920/2160=0.89より、0.89と算出される。また、ライン数の縮小率は、1080/1440=0.75より、0.75と算出される。
次に、画像信号縮小部30は、入力された画像信号のピクセル数およびライン数のそれぞれについて、算出した縮小率に基づいて縮小処理を行う。この際、線形補間法等を用いて、画像信号は適宜補間される。縮小処理によって生成された画像信号は、出力信号として出力パネルに出力される。
なお、画像信号縮小部30における縮小率は整数倍ではないため、欠落する情報が発生してしまう。しかしながら、情報が欠落した信号を元に高画質化処理を行った場合に比べて、より高画質な画像信号を出力することが可能である。
<画像信号処理装置のハードウェア構成について>
続いて、図6を参照しながら、本実施形態に係る画像信号処理装置のハードウェア構成について、詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る画像信号処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
画像信号処理装置は、主に、CPU(Central Processing Unit)601と、ROM(Read Only Memory)603と、RAM(Random Access Memory)605と、ホストバス607と、ブリッジ609と、外部バス611と、インターフェース613と、入力装置615と、出力装置617と、ストレージ装置619と、ドライブ621と、接続ポート623と、通信装置625とを備える。
CPU601は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM603、RAM605、ストレージ装置619、またはリムーバブル記録媒体627に記録された各種プログラムに従って画像信号処理装置内の動作全般またはその一部を制御する。ROM603は、CPU601が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM605は、CPU601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス607により相互に接続されている。
ホストバス607は、ブリッジ609を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス611に接続されている。
入力装置615は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置615は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、画像信号処理装置の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器629であってもよい。さらに、入力装置615は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU601に出力する入力制御回路などから構成されている。画像信号処理装置のユーザは、この入力装置615を操作することにより、画像信号処理装置に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置617は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)装置、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel:PDP)装置、EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置617は、例えば、本実施形態に係る画像信号処理装置により高画質化処理が施された画像信号を出力する。具体的には、表示装置は、画像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置619は、本実施形態にかかる画像信号処理装置の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置619は、CPU601が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した画像信号データなどを格納する。
ドライブ621は、記憶媒体用リーダライタであり、画像信号処理装置に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ621は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体627に記録されている情報を読み出して、RAM605に出力する。また、ドライブ621は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体627に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体627は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体627は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート623は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポートや、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子等の、機器を画像信号処理装置に直接接続するためのポートである。この接続ポート623に外部接続機器629を接続することで、画像信号処理装置は外部接続機器629から直接画像信号データを取得したり、外部接続機器629に画像信号データを提供したりする。
通信装置625は、例えば、通信網631に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置625は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置625は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で画像信号等を送受信することができる。また、通信装置625に接続される通信網631は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、または衛星通信等であってもよい。
以上説明した構成により、画像信号処理装置は、多様な情報源から画像信号に関する情報を取得し、接続ポート623や通信網631に接続された他の外部接続機器629に画像信号に関する情報を伝送することが可能になると同時に、外部接続機器629から画像信号に関する情報を受信したり、外部接続機器629が保持する画像信号に関する情報を取得したりすることができる。さらに、画像信号処理装置は、リムーバブル記録媒体627を用いて画像信号に関する情報を持ち出すこともできる。
以上、本実施形態に係る画像信号処理装置の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
(第1の実施形態に係る画像信号処理装置の第1変形例)
<画像信号処理装置の構成について>
続いて、図7を参照しながら、本実施形態に係る画像信号処理装置の第1変形例について、詳細に説明する。図7は、本変形例における画像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。
図7に示したように、本変形例における画像信号処理装置は、第1画像信号拡大部40と、高画質化処理部20と、第2画像信号拡大部50と、を備える。
第1画像信号拡大部40は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、画像信号処理装置に入力された画像信号を、画像信号の大きさ以上であり、かつ、出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで拡大する。換言すれば、本実施形態に係る画像信号拡大部40は、入力された画像信号の画素数を変換する画素数変換部(スケーラ)である。画像信号の拡大に際しては、画像信号拡大部40は、入力された画像信号を整数倍に拡大する。拡大された画像信号は、後述する高画質化処理部20へと伝送される。また、拡大された画像信号は、未図示の記憶部に記録されてもよい。
拡大処理の際に用いられる倍率は、例えば、入力された画像信号のピクセル数およびライン数と、画像信号処理装置に接続された出力パネルのピクセル数およびライン数により決定される。入力された画像信号のピクセル数をP、ライン数をLと表し、出力パネルのピクセル数をP、ライン数をLと表すこととすると、拡大処理の際に用いられる倍率Eは、例えば、以下の式で表されるEとEのいずれか小さい方の値としてもよい。拡大倍率Eを、EとEのいずれか小さい方の値とするということは、入力された画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の拡大倍率で整数倍に拡大することを意味する。なお、EとEとが等しい場合には、EとEのどちらか一方の値を拡大倍率とすればよい。
また、入力された画像信号のピクセル数を、以下の式で表されるEで拡大し、入力された画像信号のライン数を、以下の式で表されるEで拡大してもよい。
Figure 2009008945
上記式201から明らかなように、Eは、出力パネルのピクセル数Pを入力された画像信号のピクセル数Pで除した値以下の最大の整数である。また、式202から明らかなように、Eは、出力パネルのライン数Lを入力された画像信号のライン数Lで除した値以下の最大の整数である。
一般に、ある画像信号に対して拡大処理を行う場合には、拡大した画像信号を構成する各画素(格子点)に相当する元波形の画素(格子点)が存在しないために、画像信号を構成する各画素の補間を行う必要があることが知られている。本実施形態に係る画像信号拡大部40は、従来から存在するような非整数倍率に対応した拡大処理ではなく、整数倍率にのみ対応した拡大処理を行うだけでよいため、単純な線形補間を行うだけで、情報の欠落が生じることなく画像信号の拡大処理を行うことができる。また、従来行われているような、任意倍率に対応した拡大処理用の複雑なアルゴリズムを用いる必要がなく、線形補間法という簡便な方法を用いることが可能であるため、入力された画像信号の拡大処理に要する負荷を削減することが可能である。
本変形例に係る高画質化処理部20は、本発明の第1の実施形態に係る高画質化処理部20と同一の構成を有し、同様な効果を奏するため、詳細な説明は省略する。
第2画像信号拡大部50は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、高画質化処理部20から伝送された画像信号を、出力パネルの大きさとなるまで拡大する。換言すれば、本実施形態に係る第2画像信号拡大部50は、入力された画像信号の画素数を変換する画素数変換部(スケーラ)である。画像信号の拡大に際しては、第2画像信号拡大部50は、入力された画像信号を任意の倍率に拡大する。拡大の倍率は、整数倍率であってもよく、非整数倍率であってもよい。拡大された画像信号は、画像信号処理装置に接続された出力パネルに出力される。また、拡大された画像信号は、未図示の記憶部に記録されてもよい。
拡大処理の際に用いられる倍率は、例えば、第2画像信号拡大部50に入力された高画質化処理された画像信号のピクセル数およびライン数と、画像信号処理装置に接続された出力パネルのピクセル数およびライン数により決定される。高画質化処理された画像信号のピクセル数を拡大する際に用いられる倍率は、出力パネルのピクセル数を高画質化処理された画像信号のピクセル数で除した値である。同様に、高画質化処理された画像信号のライン数を縮小する際に用いられる倍率は、出力パネルのライン数を高画質化処理された画像信号のライン数で除した値である。
以下では、本実施形態に係る第2画像信号拡大部50が用いる補間方法の一例として、4近傍点における線形補間法について詳細に説明するが、本実施形態に係る画像縮小方法が、上記方法のみに限定されるわけではない。
本実施形態に係る補間方法では、出力画像の各画素の位置d(u,v)に対応する入力画像の位置(x,y)を求める。その際、4近傍点における線形補間法は、逆変換して求めた画素のアドレスの近傍4点を利用する。
すなわち、求めたい画素d(u,v)は、この画素d(u,v)の近傍4点の寄与率を用いて、以下の式104のように表される。
Figure 2009008945
第2画像信号拡大部50では、非整数倍により拡大処理が施されることもあるため、処理前の情報から欠落する情報が発生する可能性がある。しかしながら、処理前の情報である高画質化処理された画像信号に欠落した情報が存在しないため、従来の画像信号処理方法により画像処理を行った場合より高画質な出力画像を得ることが可能である。
以上、本実施形態に係る画像信号処理装置の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<画像信号処理方法について>
続いて、図8を参照しながら、本変形例に係る画像信号処理方法について、詳細に説明する。図8は、本変形例に係る画像信号処理方法を説明するための流れ図である。
本実施形態に係る画像信号処理方法において、第1画像信号拡大部40は、入力された画像信号の大きさ(画像のピクセル数とライン数とから規定される大きさ)と、出力予定の出力パネルの大きさ(出力パネルのピクセル数とライン数とから規定される大きさ)とに基づいて、拡大率を算出する(ステップS201)。
まず、画像信号のピクセル数と出力パネルのピクセル数とから、式201に基づいて、パネル数の拡大率Eを算出し、画像信号のライン数と出力パネルのライン数とから、式202に基づいて、パネル数の拡大率Eを算出する。第1画像信号拡大部40が、入力された画像信号のピクセル数およびライン数を同一の倍率を用いて拡大する場合には、算出したEとEの大きさを比較して、より大きな値を拡大率として選択する。また、入力された画像信号のピクセル数とライン数とを異なる拡大率で拡大する場合には、算出したEおよびEのそれぞれを、拡大率として設定する。なお、第1画像信号拡大部40は、算出したEおよびEや、選択した拡大率を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
次に、第1画像信号拡大部40は、選択した拡大率を用いて、入力された画像信号を拡大する(ステップS203)。画像信号の拡大に際しては、線形補間法等を用いて、入力された画像信号の補間を併せて行う。画像信号の拡大処理が終了すると、第1画像信号拡大部40は、得られた拡大画像信号を、高画質化処理部20へと伝送する。また、第1画像信号拡大部40は、得られた拡大画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
続いて、高画質化処理部20は、伝送された拡大画像信号に対して、シャープネス等の高画質化処理を行う(ステップS205)。伝送された拡大画像信号の高画質化処理が終了すると、高画質化処理部20は、高画質化処理された画像信号は、第2画像信号拡大部50へと伝送される。なお、高画質化処理部20は、高画質化処理された画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
高画質化処理が終了すると、第2画像信号拡大部50は、高画質化処理された画像信号の大きさ(画像のピクセル数とライン数とから規定される大きさ)と、出力予定の出力パネルの大きさ(出力パネルのピクセル数とライン数とから規定される大きさ)とに基づいて、拡大率を算出する(ステップS207)。
例えば、高画質化処理された画像信号のピクセル数を拡大するための拡大率は、出力パネルのピクセル数を高画質化処理された画像信号のピクセル数で除した値として算出される。また、高画質化処理された画像信号のライン数を拡大するための拡大率は、出力パネルのライン数を高画質化処理された画像信号のライン数で除した値として算出される。
拡大率の算出が終了すると、第2画像信号拡大部50は、算出した縮小率に基づいて、高画質化処理された画像信号のピクセル数とライン数とをそれぞれ縮小する(ステップS109)。画像信号の拡大に際しては、線形補間法等を用いて、高画質化処理された画像信号の補間を併せて行う。
画像信号の拡大処理が終了すると、第2画像信号拡大部50は、得られた画像信号を、出力パネルに出力する(ステップS211)。また、第2画像信号拡大部50は、得られた画像信号を、未図示の記憶部に記憶してもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像信号処理方法によれば、入力された画像信号を、画像信号の大きさ以上であり、かつ、出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍で拡大するため、拡大された画像信号に情報の欠落が生じない。そのため、拡大された画像信号に対して高画質化処理の効果を十分に及ぼすことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態および変形例においては、画像信号処理装置が出力パネルを有する画像表示装置と別体に形成される場合について説明したが、本発明に係る画像信号処理装置は、画像表示装置と一体形成されていてもよく、画像表示装置内に実装されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る画像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態における画像信号拡大部の動作について説明するための説明図である。 同実施形態における高画質化処理部の動作の一例について説明するための説明図である。 同実施形態における画像補間方法の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る画像信号処理方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係る画像信号処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係る画像信号処理装置の第1変形例を説明するためのブロック図である。 同変形例に係る画像信号処理方法を説明するための流れ図である。 従来の画像信号処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 従来の画像信号処理装置の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
10 画像信号拡大部
20 高画質化処理部
30 画像信号縮小部
40 第1画像信号拡大部
50 第2画像信号拡大部
201 ピクセル方向輪郭補償信号発生部
203 ライン方向輪郭補償信号発生部
205 1クロックディレイ
207 乗算器
209 加算器
211 1ラインディレイ

Claims (16)

  1. 入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理装置であって、
    前記入力された画像信号を前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大部と、
    前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理部と、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小部と、
    を備えることを特徴とする、画像信号処理装置。
  2. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の整数倍率を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像信号処理装置。
  3. 前記整数倍率は、
    前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以上の最小の整数と、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以上の最小の整数のうち、いずれか大きい方の値である
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像信号処理装置。
  4. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数とライン数とを、それぞれ異なる整数倍率を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像信号処理装置。
  5. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数を、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以上の最小の整数を用いて拡大し、
    前記画像信号のライン数を、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以上の最小の整数を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項4に記載の画像信号処理装置。
  6. 前記画像信号拡大部は、
    線形補間法により前記画像信号を拡大する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像信号処理装置。
  7. 入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理装置であって、
    前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大部と、
    前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理部と、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小部と、
    を備えることを特徴とする、画像信号処理装置。
  8. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数とライン数とを、同一の整数倍率を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の画像信号処理装置。
  9. 前記整数倍率は、
    前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以下の最大の整数と、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以下の最大の整数のうち、いずれか小さい方の値である
    ことを特徴とする、請求項8に記載の画像信号処理装置。
  10. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数とライン数とを、それぞれ異なる整数倍率を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の画像信号処理装置。
  11. 前記画像信号拡大部は、
    前記画像信号のピクセル数を、前記出力パネルのピクセル数を前記画像信号のピクセル数で除した値以下の最大の整数を用いて拡大し、
    前記画像信号のライン数を、前記出力パネルのライン数を前記画像信号のライン数で除した値以下の最大の整数を用いて拡大する
    ことを特徴とする、請求項10に記載の画像信号処理装置。
  12. 前記画像信号拡大部は、
    線形補間法により前記画像信号を拡大する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の画像信号処理装置。
  13. 入力された信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理方法であって、
    前記入力された画像信号を、前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大するステップと、
    前記拡大された画像信号に対して、高画質化処理を施すステップと、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小するステップと、
    を含むことを特徴とする、画像信号処理方法。
  14. 入力された信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理方法であって、
    前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大するステップと、
    前記拡大された画像信号に対して、高画質化処理を施すステップと、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小するステップと、
    を含むことを特徴とする、画像信号処理方法。
  15. コンピュータに、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記入力された画像信号を前記出力パネルの大きさ以上のサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大機能と、
    前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理機能と、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、入力された画像信号を拡大して、ピクセル数とライン数とで規定される所定の大きさの出力パネルを有する画像表示装置へと出力する画像信号処理機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記入力された画像信号を、当該画像信号の大きさ以上であり、かつ、前記出力パネルの大きさ未満であるサイズとなるまで整数倍に拡大する画像信号拡大機能と、
    前記拡大された画像信号に対して高画質化処理を施す高画質化処理機能と、
    前記高画質化処理を施された画像信号を、前記出力パネルの大きさとなるまで縮小する画像信号縮小機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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