JP2008228251A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像を拡大した場合であっても、輪郭線のぼけや輪郭線あるいは輪郭線周辺に発生する画質劣化を生じさせることなく、輪郭線の再現性を向上させることが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】拡大倍率Nを設定する倍率設定部102と、入力画像を、隣接する2画素間の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と隣接する2画素間の濃度値の変化量が小さい平坦領域に分離すると共に、分離した領域毎に拡大倍率Nに基づいて拡大倍率N1を設定する画像分離部103と、拡大倍率N1に基づいて、分離された領域毎に補間画素が等間隔に並ぶように補間画素の出力アドレスを決定するアドレス管理部801と、各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を拡大後の画像として出力する補間演算部802とを備えて画像処理装置1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を拡大処理する画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関し、より詳しくは、入力された画像信号や映像信号に対して画素補間演算を行い、画素数変換を行う画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
CRT(CathodeRay Tube)ディスプレイ表示装置、液晶表示装置、プラズマディスプレイ表示装置などにおいては、走査線数及び走査周波数があらかじめ所定の値に設定されており、1走査線毎の水平方向の画素数も所定の値に設定されており、画面として所定の画素数に設定されている。
1走査線毎の水平画素数、走査線数、及び走査周波数があらかじめ所定の値に設定されているHDTV(High Definition TeleVision)に対応した表示装置に対して、入力信号としてNTSC(National Television System Committee)方式の映像信号を表示するためには走査線毎の水平画素数、走査線数を補間するように信号処理する必要がある。
さらに、画素ずらしを応用した表示装置では表示装置に使用されている表示パネル以上の画素数の表示が可能であるため、入力信号の解像度が低い場合には表示する前に補間して表示画素数にあわせる必要がある。(例えば、特許文献1参照)
補間により画素を生成する方法として、図12に示すように拡大処理を行う場合を例にとって説明する。図12において実線、破線の格子上に画素が存在しているとする。実線の格子上の白抜きの丸が入力画像の画素(入力画素)を表し、破線の格子上の黒丸が入力画像を拡大した後の画像の画素(出力画素)を表している。一般に、入力画像を拡大した後の画像の画素の座標は、入力画像の画素の座標と同じにはならず、そのために拡大後の各画素値はその周囲の格子点における入力画像の各画素を利用して補間する必要がある。
従来から行われている補間方法としては、以下に述べるような3つの方法がある。1番目は最近傍法という補間方法であって、補間しようとする画素の濃度値として、最も距離の近い元の画像の座標系での格子点上の濃度値を用いる方法である。2番目は線形補間法という補間方法であって、補間しようとする画素の濃度値として、最近傍の4つの格子点上の濃度値を距離などに応じて重み付けし補間する方法である。3番目は3次補間法という補間方法であって、sinc関数の近似式を用い、補間しようとする画素の周囲の格子点上の濃度値を用いて3次式による補間を行う方法である。この際用いられる補間式としては主として「キュービック・コンボリューション」などが用いられている。その式を示すと以下の数1のようになる。
なお、C(x)は補間関数、f(u,v)は補間位置の画素、f(u,v)は補間位置周辺の画素とする。また、0≦|x|<1のときC(x)=1−2|x|+|x|、1≦|x|<2のとき、C(x)=4−8|x|+5|x|−|x|、2≦|x|のとき、C(x)=0とする。
上記3つの補間方法はFIR(Finite Impulse Response)フィルタと呼ばれている。(例えば、特許文献2または特許文献3参照)
しかしながら、このような画像処理方法では、拡大処理を行う場合にサンプリング間隔が小さくなり、より高い高周波数成分まで再現できるようになったにも関わらず、元の画像にこの高周波成分が含まれておらず周波数成分が変わらないので、画像サイズが大きくなった分、輪郭線がぼけて見えてしまうという問題点や鮮鋭度を改善するために新たにオーバーシュートやアンダーシュートが発生し、拡大後の輪郭線あるいは輪郭線周辺での画質劣化が発生するといった問題点がある。
そこで、拡大後の輪郭線あるいは輪郭線周辺での画質劣化を抑えるための画像処理方法として、例えば、入力画像を輪郭線周辺の領域とその領域以外の領域に分離し、それら領域毎に補間画素を生成していくという補間方法がある。(例えば、特許文献4参照)
特開平9−152572号公報 特開平8−106280号公報 特開2002−247365号公報 特開2002−10070号公報
しかしながら、上述のように、画像を輪郭線周辺の領域とその領域以外の領域に分離し、それら領域毎に補間画素を生成していくという画像処理方法では、補間画素が領域毎に個別に出力されるため、輪郭線付近の補間画素が不連続になる可能性があり拡大後の輪郭線の再現性が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従来技術に基づく問題点を改善するため、画像を拡大した場合であっても、輪郭線のぼけや輪郭線あるいは輪郭線周辺に発生する画質劣化を生じさせることなく、輪郭線の再現性を向上させることが可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ハード化時の回路規模を比較的小さくすることが可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の画像処理装置は、画像を拡大処理する画像処理装置において、基準の拡大倍率を設定する倍率設定手段と、入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定する画像分離手段と、前記画像分離手段により設定された拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するアドレス管理手段と、前記アドレス管理手段で決定された各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力する補間演算手段とを備える。
また、上記画像処理装置は、前記補間演算手段で生成される補間画素の数が所定値以上にならないように前記補間演算手段で生成される補間画素の数を制限する補間画素数補正手段を備えるように構成してもよい。
また、上記画像処理装置は、前記入力画像を複数の画像に分割する画像分割手段と、前記補間演算手段で生成される補間画素により構成される複数の画像を結合する画像結合手段とを備え、前記画像分離手段は、前記画像分割手段により分割された各画像をそれぞれ輪郭線領域と平坦領域に分離すると共に、前記画像分割手段により分割された画像毎に前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定し、前記アドレス管理手段は、前記画像分割手段により分割された画像毎に補間後の各画素の出力アドレスを決定し、前記補間演算手段は、前記画像分割手段により分割された画像毎に補間画素を生成するように構成してもよい。
また、上記拡大画像出力手段は、前記領域毎に補間方法を選択する補間方法選択手段を備え、前記補間演算手段は、前記補間方法選択手段により選択された補間方法に基づいて前記補間画素を生成するように構成してもよい。
また、本発明の画像処理方法は、画像を拡大処理する画像処理方法において、基準の拡大倍率を設定するステップと、入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定するステップと、前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するステップと、前記各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力するステップとを有する。
また、本発明の画像処理プログラムは、画像を拡大処理するためにコンピュータを、基準の拡大倍率を設定する倍率設定手段、入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定する画像分離手段、前記画像分離手段により設定された拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するアドレス管理手段、前記アドレス管理手段で決定された各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力する補間演算手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像を拡大する際、画像中の輪郭線のぼけや輪郭線あるいは輪郭線周辺に発生する画質劣化を生じさせることなく、輪郭線の再現性を向上させることができ、高品位の拡大画像を生成することができる。また、ハード化時の回路規模の増大を抑制することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態の画像処理装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
図1に示す画像処理装置1は、画像入力部101、倍率設定部102、画像分離部103、画像補間部104、及び画像記録部105により構成されている。
画像入力部101は、入力される画像信号xをA/D(アナログ/デジタル)変換してデジタル化し、そのデジタル化した画像信号xを画像入力部101に備えられる不図示の色空間変換部において色空間の画像信号x1に変換し、その色空間に変換した画像信号x1を画像入力部101に備えられる不図示のメモリに蓄積する。また、画像入力部101に入力される画像信号xはデジタル信号であってもよく、この場合、画像入力部101は、A/D変換を行わず色空間変換部において色空間の画像信号x1に変換してメモリに蓄積する。
画像分離部103は、画像入力部101から出力される色空間変換後の画像信号x1に基づいて輪郭線検出を行う。すなわち、画像分離部103は、画像信号x1に示される画像を構成する各画素(以下、入力画素という)のうち隣接する2画素間の濃度値の差分を演算し、その演算結果と閾値との比較結果により画像信号x1に示される画像を輪郭線領域と平坦領域に分離する。また、画像分離部103は、輪郭線領域と平坦領域のそれぞれの領域に使用される各拡大倍率N1(拡大後の画素数)を、倍率設定部102から出力される拡大倍率Nを基準にして設定し、それら拡大倍率N1及び画像信号x1(輪郭線領域、平坦領域)を画像補間部104へ出力する。
画像補間部104は、画像分離部103で分離された輪郭線領域と平坦領域において、それぞれ、領域に対応する拡大倍率N1に基づいて補間画素を生成し、その補間画素により拡大後の画像を示す画像信号x2を生成し画像記録部105へ出力する。すなわち、画像補間部104は、輪郭線領域と平坦領域において、それぞれ、互いに一定数の補間画素を生成するのではなく、領域毎に異なった数の補間画素を生成し、それら補間画素を用いて拡大後の画像を示す画像信号x2を生成する。ある領域では拡大倍率Nより大きな拡大倍率N1で補間画素が生成されたり、他の領域では拡大倍率Nより小さな拡大倍率N1で補間画素が生成されたりし、画像全体の拡大倍率N1が拡大倍率Nと同じになるように各領域毎で異なる拡大倍率N1が設定される。
画像記録部105は、画像補間部104から出力される画像信号x2を記録する。
図2は、画像分離部103の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示す画像分離部103は、水平方向輪郭線検出部401、水平方向補間画素数決定部402、垂直方向輪郭線検出部403、及び垂直方向補間画素数決定部404により構成されている。
水平方向輪郭線検出部401は、画像信号x1に示される画像の水平方向の各画素のうち隣接する2画素間の濃度値の差分値を演算し、その差分値を閾値処理することにより画像信号x1に示される画像を水平方向成分の輪郭線領域と平坦領域に分離する。例えば、水平方向輪郭線検出部401は、演算した差分値が閾値よりも大きいとき、その差分値を求めるのに使用した画素が輪郭線領域に属していると判断し、演算した差分値が閾値よりも小さいとき、その差分値を求めるのに使用した画素が平坦領域に属していると判断する。
垂直方向輪郭線検出部403は、画像信号x1に示される画像の垂直方向の各画素のうち隣接する2画素間の濃度値の差分値を演算し、その差分値を閾値処理することにより画像信号x1に示される画像を垂直方向成分の輪郭線領域と平坦領域に分離する。例えば、垂直方向輪郭線検出部403は、演算した差分値が閾値よりも大きいとき、その差分値を求めるのに使用した画素が輪郭線領域に属していると判断し、演算した差分値が閾値よりも小さいとき、その差分値を求めるのに使用した画素が平坦領域に属すると判断する。
水平方向補間画素数決定部402は、倍率設定部102から出力される拡大倍率Nと水平方向輪郭線検出部401から出力される水平方向成分の輪郭線領域及び平坦領域とにより各領域の水平方向の拡大倍率N1を演算する。
垂直方向補間画素数決定部404は、倍率設定部102から出力される拡大倍率Nと垂直方向輪郭線検出部403から出力される垂直方向成分の輪郭線領域及び平坦領域とにより各領域の垂直方向の拡大倍率N1を演算する。
図3A〜図3Dは、水平方向補間画素数決定部402または垂直方向補間画素数決定部404における拡大倍率N1の演算方法を説明するための図である。
図3Aは、画像信号x1に示される画像のある1ラインの1次元方向の各画素(横軸)の濃度値(縦軸)を示している。図3Bは、図3Aに示す1ラインの各画素(横軸)において、隣接する2画素間の濃度値の差分d1(縦軸)を示している。図3Cは、図3Aに示す1ラインの各画素(横軸)において、図3Bに示す差分d1の隣接する2値間の差分d2(縦軸)を示している。図3Dは、図3Aに示す1ラインの各画素(横軸)において、拡大倍率N1(縦軸)を示している。拡大倍率N1は、差分d1、差分d2、拡大倍率Nを用いて以下の数2の式で表すことができる。
なお、Cは正規化のための定数である。
図3Dにおいて領域aは平坦領域であり、この領域aでは拡大倍率Nと同じ拡大倍率N1で補間画素が生成される。領域b及び領域cは何れも輪郭線領域であり、領域bでは拡大倍率Nよりも高い拡大倍率N1で補間画素が生成される。すなわち、領域bで生成される補間画素は、領域aで生成される補間画素より多くなる。一方、領域cでは拡大倍率Nよりも低い拡大倍率N1で補間画素が生成される。すなわち、領域cで生成される補間画素は、領域aで生成される補間画素より少なくなる。なお、領域b及び領域cの各領域に属する画像信号x1の画素(入力サンプル)の数が互いに等しくなるように領域b及び領域cのそれぞれの区間が決定されるものとする。
図4は、画像補間部104の構成を示す機能ブロック図である。
図4に示す画像補間部104は、アドレス管理部801、補間演算部802、補間方法選択部803、及び補間データ選択部804により構成されている。
アドレス管理部801は、画像分離部103から出力される拡大倍率N1に基づいて、画像信号x2の各画素の出力アドレスを決定する。
補間方法選択部803は、画像分離部103から出力される画像信号x1(例えば、画像信号の種類(自然画、モノクロ画像など))に基づいて、補間演算部802で使用される補間方法を選択する。この補間方法選択部803を備えていることにより、輪郭線領域と平坦領域とでそれぞれ最適な補間方式を用いることができるので輪郭線付近の画質劣化を抑えることができるうえ、補間画素の生成のための演算を高速に行うことができる。
補間データ選択部804は、補間演算部802で補間画素を生成するときに使用される入力画素を選択する。
補間演算部802は、補間方法選択部803で選択された補間方法を使って補間データ選択部804で選択された入力画素に対応する補間画素をアドレス管理部801で決定された出力アドレスにおいて生成する。
図5A〜図5Cは、画像補間部104の動作を説明するための図である。なお、説明を簡単にするため、画像信号x1に示される画像を2倍にする場合、すなわち、拡大倍率N=2の場合の画像補間部104の動作について説明する。また、図5A〜図5Cにおいて、s1、s2、s3、s4、s5、s6は入力画素を表し、t1、t2、t3、t4、t5、t6、t7、t8、t9は補間画素を表している。また、各入力画素のそれぞれの間の距離をmとする。
図5Aは、平坦領域である領域aにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。図5Bは、輪郭線領域である領域bにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。図5Cは、輪郭線領域である領域cにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。
図5Aにおいて、領域aは平坦領域であり拡大倍率N1が拡大倍率Nと同じ2になるので、各入力画素の間に、それぞれ、2つの画素が入るように補間画素が生成される。すなわち、領域aにおける補間画素の数は、領域aにおける入力画素の数の2倍になる。
図5Bにおいて、領域bは輪郭線領域であり拡大倍率N=2よりも大きな拡大倍率N1が使用される領域である。例えば、拡大倍率N1=3となるとき、各入力画素の間に、それぞれ、3つの画素が入るように補間画素が生成される。すなわち、領域bにおける補間画素の数は、領域bにおける入力画素の数の3倍になる。
図5Cにおいて、領域cは輪郭線領域であり拡大倍率N=2よりも小さい拡大倍率N1が使用される領域である。例えば、拡大倍率N1=1となるとき、各入力画素の間に、それぞれ、1つの画素が入るように補間画素が生成される。すなわち、領域cにおける補間画素の数は、領域cにおける入力画素の数の1倍になる。
次に、図5A、図5B、図5Cを用いて領域a、領域b、領域cそれぞれにおける補間画素の生成位置(出力アドレス)について説明する。
まず、図5Aにおいて入力画素s1、s2、s3、s4から補間画素t1、t2を生成する場合を考える。このとき、補間画素t1の位置は、入力画素s1に対して(1+1/4)mの距離にあり、入力画素s2に対して(1/4)mの距離にあり、入力画素s3に対して(3/4)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+3/4)mの距離にある。また、補間画素t2の位置は、入力画素s1に対して(1+3/4)mの距離にあり、入力画素s2に対して(3/4)mの距離にあり、入力画素s3に対して(1/4)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+1/4)mの距離にある。そして、これらの距離を上記数1の補間関数など所定の補間関数に代入し、その補間関数を求めることによって補間画素t1、t2の各濃度値を算出する。以下、同様にして補間画素t3、t4の各位置や各濃度値の算出に入力画素s2、s3、s4、s5を使用し、補間画素t5、t6の各位置や各濃度値の算出に入力画素s3、s4、s5、s6を使用する。すなわち、アドレス管理部801は、領域aの拡大倍率N1や入力画素s1〜s6の各アドレスなどに基づいて、補間画素t1〜t6が等間隔になるように補間画素t1〜t6の各出力アドレスを決定する。また、補間演算部802は、入力画素s1〜s6の各濃度値や入力画素s1〜s6と補間画素t1〜t6とのそれぞれの相対距離などに基づいて、補間画素t1〜t6の各濃度値を算出する。
次に、図5Bにおいて入力画素s1、s2、s3、s4から補間画素t1、t2、t3を生成する場合を考える。このとき、補間画素t1の位置は、入力画素s1に対して(1+1/6)mの距離にあり、入力画素s2に対して(1/6)mの距離にあり、入力画素s3に対して(5/6)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+5/6)mの距離にある。また、補間画素t2の位置は、入力画素s1に対して(1+1/2)mの距離にあり、入力画素s2に対して(1/2)mの距離にあり、入力画素s3に対して(1/2)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+1/2)mの距離にある。さらに、補間画素t3の位置は、入力画素s1に対して(1+5/6)mの距離にあり、入力画素s2に対して(5/6)mの距離にあり、入力画素s3に対して(1/6)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+1/6)mの距離にある。そして、これらの距離を上記数1の補間関数など所定の補間関数に代入し、その補間関数を求めることによって補間画素t1、t2、t3の各濃度値を算出する。以下、同様にして補間画素t4、t5、t6の各位置や各濃度値の算出に入力画素s2、s3、s4、s5を使用し、補間画素t7、t8、t9の各位置や各濃度値の算出に入力画素s3、s4、s5、s6を使用する。すなわち、アドレス管理部801は、領域bの拡大倍率N1や入力画素s1〜s6の各アドレスなどに基づいて、補間画素t1〜t9が等間隔になるように補間画素t1〜t9の各出力アドレスを決定する。また、補間演算部802は、入力画素s1〜s6の各濃度値や入力画素s1〜s6と補間画素t1〜t9とのそれぞれの相対距離などに基づいて、補間画素t1〜t9の各濃度値を算出する。
次に、図5Cにおいて入力画素s1、s2、s3、s4から補間画素t1を生成する場合を考える。このとき、補間画素t1の位置は、入力画素s1に対して(1+1/2)mの距離にあり、入力画素s2に対して(1/2)mの距離にあり、入力画素s3に対して(1/2)mの距離にあり、入力画素s4に対して(1+1/2)mの距離にある。これらの距離を上記数1の補間関数など所定の補間関数に代入し、その補間関数を求めることによって補間画素t1、t2、t3の各濃度値を算出する。以下、同様にして補間画素t2の位置や濃度値の算出に入力画素s2、s3、s4、s5を使用し、入力画素t3の位置や濃度値の算出に入力画素s3、s4、s5、s6を使用する。すなわち、アドレス管理部801は、領域cの拡大倍率N1や入力画素s1〜s6の各アドレスなどに基づいて、補間画素t1〜t3が等間隔になるように補間画素t1〜t3の各出力アドレスを決定する。また、補間演算部802は、入力画素s1〜s6の各濃度値や入力画素s1〜s6と補間画素t1〜t3とのそれぞれの相対距離などに基づいて、補間画素t1〜t3の各濃度値を算出する。
なお、上記実施形態では、補間画素を生成するために、入力画素を4つずつ使用しているが、補間関数の設定の仕方に応じて補間画素を生成するための入力画素の数を変えるようにしてもよい。
図6は、画像補間部104の他の構成を示す機能ブロック図である。
図6に示す画像補間部104は、図4に示す画像補間部104に比べて、補間画素数補正部1101が追加されている点が異なる。
補間画素数補正部1101は、あらかじめ拡大倍率Nに応じたテーブルを備えており、画像分離部103から出力される拡大倍率N1と周辺の画素に対する拡大倍率N1との差分値を算出し、その差分値がテーブル上の値の範囲内である場合は画像分離部103から出力される拡大倍率N1をそのままアドレス管理部801へ出力し、範囲外である場合は同じテーブル上の所定の拡大倍率N1(画像分離部103から出力される拡大倍率N1よりも小さい拡大倍率N1)をアドレス管理部801へ出力する(クリッピング処理)。なお、補間画素数補正部1101は、上述では画像補間部104に備えられる構成であるが、画像分離部103に備えられてもよい。このように、補間画素数補正部1101を備えていることにより、補間画素数の変化をなめらかに制御することができるようになるので拡大画像の領域境界付近での不連続性を抑えることができるので高画質の拡大画像を得ることができる。
上述した本実施形態の画像処理装置1によれば、画像信号x1に示される画像を輪郭線領域と平坦領域に分離し、それら領域毎に画素の濃度値の変化量に応じて拡大倍率N1を最適に変化させているので、輪郭線のぼけなどの画質劣化を生じさせることなく輪郭線情報を保持しながら拡大画像を得ることができる。
また、上述した本実施形態の画像処理装置1によれば、アドレス管理部801を備えているので、補間画素を拡大画像の所望な位置に出力することができる。これにより、輪郭線付近の補間画素が不連続になることを抑えることができるので、拡大画像中の輪郭線の再現性を向上させることができる。
図7は、本発明の他の実施形態の画像処理装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
図7に示す画像処理装置2は、図1に示す画像処理装置1に比べて、画像分割部201と画像連結部202が追加されている点が異なる。なお、画像処理装置2における画像入力部101の動作は図1に示す画像処理装置1における画像入力部101の動作と同じであるため説明を省略する。
画像分割部201は、画像入力部101から出力される画像信号x1に示される画像をあらかじめ決められた大きさに分割し、それら分割画像を画像分離部103へ出力する。
画像分離部103は、画像分割部201から出力される各分割画像をそれぞれ輪郭線領域と平坦領域に分離し、分離した輪郭線領域と平坦領域それぞれに対して倍率設定部102から出力される拡大倍率Nを基準にして拡大倍率N1を演算し、それら拡大倍率N1及び分割画像を画像補間部104へ出力する。
画像補間部104は、画像分離部103から出力される分割画像毎に、輪郭線領域と平坦領域においてそれぞれ画像分離部103から出力される拡大倍率N1に基づいて補間画素を生成して各分割画像の画像信号x2を生成し画像結合部202へ出力する。
画像結合部202は、画像補間部104から出力される各分割画像のそれぞれの出力アドレスを決定し、それら分割画像を結合して1枚の画像を示す画像信号x2を生成し画像記録部105へ出力する。
画像記録部105は、画像結合部202から出力される画像信号x2を記録する。
図8は、画像分割部201の構成を示す機能ブロック図である。
図8に示す画像分割部201は、分割数算出部901及び分割画像生成部902により構成されている。
分割数算出部901は、入力画素の数を検出し、以降の処理系のメモリなどにあらかじめ記録されている画素単位に適合するように画像信号x1に示される画像を分割するための分割数を算出する。
分割画像生成部902は、分割数算出部901により算出された分割数で画像信号x1を分割して出力する。
図9は、画像結合部202の構成を示す機能ブロック図である。
図9に示す画像結合部202は、結合アドレス算出部1001及び結合画像生成部1002より構成されている。
結合アドレス算出部1001は、画像補間部104から出力される各分割画像に基づいて、それら分割画像を1画面分の画像として出力するためのアドレスを決定する。
結合画像生成部1002は、総合アドレス算出部1001により決定されるアドレスに基づいて、分割画像から1画面分の画像を生成し画像信号x2として画像記録部105へ出力する。
図10は、画像処理装置2における分割処理及び結合処理を示す図である。なお、画像信号x1に示される画像301が9つに分割される場合を説明する。
まず、画像分割部201により、画像301が分割画像302(1)〜分割画像302(9)に分割される。なお、分割画像302(1)〜分割画像302(9)は、それぞれ、重複領域303をもっており、その重複領域303の大きさは少なくともフィルタ演算をするときのフィルタサイズ分とする。
次に、画像結合部202により、拡大後の分割画像302(1)〜分割画像302(9)が順次結合されていき、1枚の出力画像304に結合される。このとき、各分割画像302は、それぞれ、所定の重複処理領域305が削除されて1枚の出力画像304に結合される。結合していく順番としては、分割画像302(1)、分割画像302(2)、分割画像302(3)、・・・、分割画像302(9)を順番に結合していくことが効率的である。
以上の構成により、演算に時間がかかる画像分離部103及び画像補間部104をそれぞれ複数用意することで画像分離部103及び画像補間部104のそれぞれの処理を並列化することができるようになるため、拡大処理を高速に行うことができるようになる。
図11は、画像分離部103及び画像補間部104のそれぞれの処理を並列処理するための画像処理装置の機能ブロック図である。
図11に示す画像処理装置3は、図7に示す画像処理装置2に比べて、同期制御部1201、複数の画像分離部、画像分離部(1)1202、画像分離部(2)1203、画像分離部(3)1204、画像分離部(4)1205、複数の画像補間部、画像補間部(1)1206、画像補間部(2)1207、画像補間部(3)1208、画像補間部(4)1209が存在する点が異なる。
図11は4並列の場合を図示したもので画像分離部と画像補間部はそれぞれ4つ存在する。また、倍率設定部102の図示を省略している。
画像入力部101から出力される画像信号x1に示される画像は画像分割部201であらかじめ決められた大きさに分割される。このとき、同期制御部1201は、画像分割部201を制御して、画像分割部201の出力を画像分離部(1)1202〜画像分離部(4)1205に割り振る。画像分離部(1)1202、画像分離部(2)1203、画像分離部(3)1204、画像分離部(4)1205では、それぞれ拡大倍率N1を設定し、画像補間部(1)1206、画像補間部(2)1207、画像補間部(3)1208、画像補間部(4)1209へ出力する。
各画像補間部は、輪郭線領域と平坦領域とにおいて、それぞれ、拡大倍率N1に基づいて各分割画像にそれぞれ対応する補間画素を生成し、画像結合部202へ出力する。このとき、同期制御部1201は、画像結合部202の処理を監視し、各分割画像が互いに結像され最終的に1枚の画像が生成されるのが確認されると次の画像信号x1を処理するように各画像分離部を制御する。
このように処理時間がかかる画像分離部及び画像補間部のそれぞれの処理を並列化することで高価な高速処理回路を使用せずに、安価な回路を複数用いることができコストの低減を図ることができる。
また、このように構成する場合は、画像信号x1に示される画像を小領域に分けて拡大処理することができるので、使用するメモリ量などを削減することができハード化時の回路規模の増大を抑制することができる。
また、このように構成する場合は、拡大処理を高速に行うことができるため、映像の拡大処理に対して有用である。
また、上述した本実施形態の画像処理方法は、CPUがプログラムやデータを主記憶装置にロードし実行することなどにより、プログラムとしてソフトウエア的に実現する。
また、上述した本実施形態の画像処理装置は、映像投影装置や映像表示装置に備えられてもよい。映像投影装置としては、例えば、透過型液晶プロジェクタ、LCOSなどの反射型液晶プロジェクタ、DMD素子を用いたDLPプロジェクタ、LEDプロジェクタ、レーザスキャンプロジェクタ、CRT投射型ディスプレイなどが考えられる。また、映像表示装置としては、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイ、SEDディスプレイなどが考えられる。
本発明の実施形態の画像処理装置を示す図である。 画像分離部の構成を示す機能ブロック図である。 画像信号x1に示される画像のある1ラインの1次元方向の各画素の色空間の値を示している。 図3Aに示す1ラインの各画素において、隣接する2画素間の色空間の差分d1を示している。 図3Aに示す1ラインの各画素において、図3Bに示す差分d1の隣接する2値間の差分d2を示している。 図3Aに示す1ラインの各画素において、拡大倍率N1を示している。 画像補間部の構成を示す機能ブロック図である。 平坦領域である領域aにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。 輪郭線領域である領域bにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。 輪郭線領域である領域cにおける入力画素と補間画素との関係を示す図である。 画像補間部の他の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の他の実施形態の画像処理装置の全体構成を示す機能ブロック図である。 画像分割部の構成を示す機能ブロック図である。 画像結合部の構成を示す機能ブロック図である。 画像処理装置における分割処理及び結合処理を示す図である。 画像分離部及び画像補間部のそれぞれの処理を並列処理するための画像処理装置の機能ブロック図である。 従来の画像処理方法を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
101 画像入力部
102 倍率設定部
103 画像分離部
104 画像補間部
105 画像記録部
201 画像分割部
202 画像連結部
401 水平方向輪郭線検出部
402 水平方向補間画素数決定部
403 垂直方向輪郭線検出部
404 垂直方向補間画素数決定部
801 アドレス管理部
802 補間演算部
803 補間方法選択部
804 補間データ選択部
1101 補間画素数補正部
1201 同期制御部
1202 画像分離部(1)
1203 画像分離部(2)
1204 画像分離部(3)
1205 画像分離部(4)
1206 画像補間部(1)
1207 画像補間部(2)
1208 画像補間部(3)
1209 画像補間部(4)

Claims (6)

  1. 画像を拡大処理する画像処理装置において、
    基準の拡大倍率を設定する倍率設定手段と、
    入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定する画像分離手段と、
    前記画像分離手段により設定された拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するアドレス管理手段と、
    前記アドレス管理手段で決定された各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力する補間演算手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記補間演算手段で生成される補間画素の数が所定値以上にならないように前記補間演算手段で生成される補間画素の数を制限する補間画素数補正手段を備える、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記入力画像を複数の画像に分割する画像分割手段と、
    前記補間演算手段で生成される補間画素により構成される複数の画像を結合する画像結合手段と、
    を備え、
    前記画像分離手段は、前記画像分割手段により分割された各画像をそれぞれ輪郭線領域と平坦領域に分離すると共に、前記画像分割手段により分割された画像毎に前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定し、
    前記アドレス管理手段は、前記画像分割手段により分割された画像毎に補間後の各画素の出力アドレスを決定し、
    前記補間演算手段は、前記画像分割手段により分割された画像毎に補間画素を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記領域毎に補間方法を選択する補間方法選択手段を備え、
    前記補間演算手段は、前記補間方法選択手段により選択された補間方法に基づいて前記補間画素を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像を拡大処理する画像処理方法において、
    基準の拡大倍率を設定するステップと、
    入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定するステップと、
    前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するステップと、
    前記各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 画像を拡大処理するためにコンピュータを、
    基準の拡大倍率を設定する倍率設定手段、
    入力画像を、その入力画像を構成する画素の濃度値の変化量が大きい輪郭線領域と、濃度値の変化量が小さい平坦領域とに分離すると共に、前記領域毎に前記基準の拡大倍率に基づいて前記入力画像の拡大処理に使用する拡大倍率を設定する画像分離手段、
    前記画像分離手段により設定された拡大倍率に基づいて、前記領域毎に補間後の各画素が等間隔に並ぶように補間後の各画素の出力アドレスを決定するアドレス管理手段、
    前記アドレス管理手段で決定された各出力アドレスにおいてそれぞれ補間画素を生成しそれら補間画素で構成される画像を前記入力画像の拡大画像として出力する補間画演算手段、
    として機能させるための画像処理プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191058A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法及びそれをコンピュータに実行させるためのプログラム
US8149337B2 (en) 2009-09-15 2012-04-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Video processing apparatus and video processing method
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WO2016129851A1 (ko) * 2015-02-13 2016-08-18 엘지전자(주) 비균등 위상 보간을 이용하여 비디오 신호를 인코딩, 디코딩하는 방법 및 장치

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