JP2009008691A - 流量計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス種が変化しても流量精度を保った流量計測装置を提供する。
【解決手段】流体中に超音波を送受信する送受信器5、6と、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路8と、超音波伝搬時間により流量を算出する流量演算手段9と、送受信器から流路内の流体の種類を判定する流体判別手段10と、計測回路18の定数を流体判別手段10の値によって変更する回路定数補正手段11とを備えている。これによってガスの成分に応じて最適な計測回路を選定して超音波を適正な信号にし、流量精度を高精度に維持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスなどの流体の流量を計測する流量計測装置に関するものである。
従来のこの種の流量計測装置は、図8に示すように、流速検出手段1で接続した受信手段2より流量計測時の伝搬時間差検出手段3によって信号伝搬時間を計測し、伝搬時間記憶手段4の記憶値と比較判定し、記憶値より受信手段での計測が長い場合には異媒体が混入したことを検知し警告表示をするものであった。
特開平10−318811号公報
しかしながら、上記従来の流量計測装置では、異媒体が混入したことは検出できるものの混入した状態で正確に流量を計測することができず、ガスの成分が変化する状態で流量精度を保つことが課題となっていた。
本発明は上記課題を解決するために、流体中に超音波を送受信する送受信器と、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路と、流路内の流れの状態によって定まる流量係数設定手段と、超音波伝搬時間と前記流量係数設定手段とにより流量を算出する流量演算手段と、送受信器から流路内の流体の種類を判定する流体判別手段と、前記流量係数設定手段を流体判別手段の値によって変更する係数補正手段とを備え、ガス成分の変化に伴って計測装置の状態を適切に保って流量を高精度で計測するものである。
流体中に超音波を送受信する送受信器と、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路と、流路内の流れの状態によって定まる流量係数設定手段と、超音波伝搬時間と流量係数設定手段とにより流量を算出する流量演算手段と、送受信器から流路内の流体の種類を判定する流体判別手段と、流量係数設定手段を流体判別手段の値によって変更する係数補正手段とを備えたので、流体の種類によって変化する流量係数を自動的に補正するので、流量精度が高い。
本発明は、流体中に超音波を送受信する送受信器と、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路と、流路内の流れの状態によって定まる流量係数設定手段と、超音波伝搬時間と前記流量係数設定手段とにより流量を算出する流量演算手段と、前記送受信器から前記流路内の流体の種類を判定する流体判別手段と、前記流量係数設定手段を前記流体判別手段の値によって変更する係数補正手段とを備えたものである。
また、流体判別手段は送受信器の受信電圧の大きさによって判定するものである。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を説明する。図1において、流体中に超音波を送受信する送受信
器5と6が流路7の上流と下流にそれぞれ設けられ、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路8があり、この計測回路8の結果として超音波伝搬時間が得られ、流量演算手段9によって流量が算出される。また、送受信器5と6の信号の大きさや伝搬時間から流路内の流体の種類を判定する流体判別手段10があって、流体判別手段10の値によって計測回路8の定数を変更する回路定数補正手段11とを備えている。
次に動作について述べる。スタート12の信号により計測回路8の送信手段13から超音波駆動信号が送出され切換手段14を介して超音波が送受信器5から6へすなわち流れに沿って送信され、流路7内を伝搬した超音波は流れの速度分だけ速くなって送受信器6に到達する。送受信器6での信号は増幅手段15で増幅され、さらに比較手段16へ送られ超音波の受信を検出する。送受信器5から6までの超音波の送信時間を計時手段17で計測され、順方向伝搬時間として保存される。次に切換手段14を切り換えて送受信器6から5へ流れに逆らって超音波が送信され、前述と同様に送受信器6から5までの送信時間を逆方向伝搬時間として保存され、この逆方向伝搬時間と順方向伝搬時間の時間差と、流路7の断面積と流れの状態によってあらかじめ算出されている流量係数から流量演算手段9で流量を算出する。実際の演算では音速の影響が理論的になくなるように伝搬時間の逆数差を基に流量を算出している。
次に流路7を流れる流体の種類が変化した場合について述べる。家庭に供給されている燃料としての天然ガスやLPガスの成分は常に一定ではなく季節や供給場所によって相当変化している。流体の成分が変化すると、送受信器6の信号も変化する。例えばLPガスの主成分であるプロパンガスの中に水素ガスが混入されると超音波の受信電圧は小さくなり、伝搬時間も小さくなる。流体判別手段10では受信電圧や伝搬時間を検出してその値からガスの種類を判別し計測回路8の回路定数を回路定数補正手段11で例えば増幅度や送信電圧を補正して流量精度を維持するように作用する。
(実施の形態2)
図2は、実施の形態2を示したもので計時手段の17の値すなわち超音波の伝搬時間によって流体を判別する。そして流体判別手段10で判別した流体の種類に応じて流量演算手段9で用いられる流量係数を係数補正手段18で補正して流量を正確に算出するものである。流体の種類が変われば流れの状態が変化し、流路7内の流速分布が変わるため流量係数に影響を与えるので流量誤差を生じる。流量係数の値は流体のレイノルズ数に依存するので、流体判別手段によってレイノルズ数を推定すればよい。前述のプロパンガスと水素ガスのように混入されるガスの種類が明らかな場合には、あらかじめ実験により伝搬時間とレイノルズ数との関係を求めておき、マイコンなどに記憶させておけばよい。伝搬時間は流体の温度が変わる変化するので、流体の温度が変化するときには温度検出手段19によって温度を検出し、例えば20℃に換算した伝搬時間で流体の種類を判別する。なお、レイノルズ数は温度によっても変化するので同時に補正することも可能である。
(実施の形態3)
図3は、実施の形態3を示したもので、流体の種類を受信信号レベルの大きさで判定したもので、実施の形態1で示したプロパンガスに水素ガスが混入した場合にはプロパンガスの受信レベルが流体Aであるのに比べ、水素ガスが混入すると受信レベルが流体Bのように小さくなる。この受信レベルの大きさによって水素ガスがどのくらい混入されているかを推定することができる。
(実施の形態4)
図4は、実施の形態4を示したもので回路定数補正手段11により受信信号の増幅度を前増幅手段19で大きくしたものである。実施の形態4に述べたように水素ガスが混入す
ると受信レベルが小さくなるので、超音波の受信感度不足を補正する。受信レベルが大きければ前増幅手段19は必要ないのでスリープさせておけばよい。また受信感度を調節する別の手段として、回路定数補正手段11により比較手段16のコンパレータ比較信号を切り換えて回路を補正する。図3に示すように受信信号が大きいと予想される流体の時には比較レベルCで動作させ、小さいと予想される流体の時には比較レベルDで動作させるようにする。
(実施の形態5)
図5は実施の形態5を示したもので、回路定数補正手段11により送信手段13を制御する。実施の形態4で述べたように受信感度が小さい流体と予想される場合には、例えばバースト送信の波数を多くするか、あるいは送信電圧を高く設定して適切な超音波信号を得るようにする。
(実施の形態6)
図6は実施の形態6を示したもので、超音波を受信した後再度送信し、この送受信を複数回繰り返したその総和の時間から流量を算出するシングアラウンド法における実施の形態である。実施の形態3において水素ガスが混入した場合には受信電圧が小さくなるので受信信号に対するノイズの割合が大きくなりS/Nが低下するので計測時間のばらつきが大きくなる。従って実施の形態6では受信電圧が小さくなったことにより流体の種類を判別して繰り返し手段20で繰り返し回数を増加させて流量精度を保つ。
(実施の形態7)
図7は実施の形態7を示したもので、前述のシングアラウンド法において受信から送信までの遅延時間を流体の種類に応じて遅延手段21で変化させるものである。シングアラウンド法においては繰り返し超音波を送信するために送受信器5と6間に超音波が反射してノイズとなり正確な超音波の検出を行えなくなる。このため受信して次の超音波を送信するまでに遅延時間を設け反射の影響を低減させる。この遅延時間は流体の性質によって最適値が変わる。したがって流体の種類によって遅延時間をあらかじめ設定しておき、判別した流体の種類に応じた遅延時間を設定する。遅延時間の設定は1マイクロ秒以下の遅延素子を複数回分周させて得るようにすれば、そのカウンタの設定値を変えることで得られる。
なお本実施の形態ではガスの種類をプロパンガスと水素ガスとの混合ガスについて述べたが、天然ガスにおけるメタンガスとプロパンガスあるいは水素ガスなどの可燃性流体、あるいは可燃性流体と空気との混合流体にも適用できる。
また、混合比と流体の性質はマイクロコンピュータで記憶させる以外に、不揮発性メモリなどで外部から通信手段を介して設定することができる。
本発明の実施の形態1の流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態2の流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態3の流量計測装置の受信信号図 本発明の実施の形態4の流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態5の流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態6の流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態7の流量計測装置のブロック図 従来の流量計測装置のブロック図
符号の説明
5、6 送受信器
8 計測回路
9 流量演算手段
10 流体判別手段
11 回路定数補正手段
13 送信手段
16 比較手段
18 係数補正手段
19 前増幅手段
20 繰り返し手段
21 遅延手段

Claims (2)

  1. 流体中に超音波を送受信する送受信器と、流れの上流から下流への送信もしくは下流から上流への送信の伝搬時間を計測する計測回路と、流路内の流れの状態によって定まる流量係数設定手段と、超音波伝搬時間と前記流量係数設定手段とにより流量を算出する流量演算手段と、前記送受信器から前記流路内の流体の種類を判定する流体判別手段と、前記流量係数設定手段を前記流体判別手段の値によって変更する係数補正手段とを備えた流量計測装置。
  2. 流体判別手段は送受信器の受信電圧の大きさによって判定する請求項1記載の流量計側装置。
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