JP2009007921A - 床支持脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定具を最小限回転させるだけでパネル受けに接触させ、回転固定することができる床支持脚を提供する。
【解決手段】床支持脚10は、支持板3と、パネル受け4と、固定具5と、パネル受けカバー6と、パネル受け4と固定具5のいずれか一方を回転することで他方を共に回転可能とすべく両者間に渡るように配設される共回り腕7とを備え、共回り腕7は、共回り状態を解除して固定具5のみをパネル受け4に向けて螺進させ、パネル受け4に締結することによりパネル受け4の回転を固定すべく、除去又は変形可能に形成されてなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、二重床の基礎床と上床との間に介在して、前記上床を前記基礎床に対して高さ調節可能に支持する床支持脚に関する。
図14は、本発明の背景技術となる床支持脚の一例を示す斜視図であり、この床支持脚は、特許文献1に記載されたものである。
この床支持脚30は、基礎床に設置されるベース板21と、このベース板21の中央部より突設された支持ボルト22とからなる支持板23と、支持ボルト22に螺合して回転することによりベース板21に対して上下し、前記二重床の上床を受けるパネル受け24と、支持ボルト22のパネル受け24の下方に螺合し、回転操作が可能な固定具25とを備えている。
このような構成で、この床支持脚30によれば、固定具25をパネル受け24が螺合している部分より下方の位置で支持ボルト22に螺合させた状態で、パネル受け24の高さを希望の高さに調節した後、パネル受け24の上方から固定具25を回転させて上昇させ、パネル受け24に接触した状態から更に固定具25だけを回転締めつけると、パネル受け24の回転が固定されて、その高さが維持される。
この際、固定具25は張り出した形状なっているので、スパナ等の工具を用いることなくパネル受け24の上方から簡単に操作することができ、手作業で簡易にパネル受けを任意の高さで固定することができる(特許文献1の段落0015)。
しかしながら、本出願人によれば、この床支持脚30では、パネル受け24を締付固定するまでに、固定具25を何回も回転させなければならないことがあり、その点の改善が必要だと思われた。
特開平7−048920号公報(図1)
本発明は、上記問題を解決しようとするものであり、固定具を最小限回転させるだけでパネル受けに接触させ、回転固定することができる床支持脚を提供することを目的とする。
請求項1記載の床支持脚は、二重床の基礎床と上床との間に介在して、前記上床を前記基礎床に対して高さ調節可能に支持する床支持脚であって、
前記基礎床に設置されるベース板と、このベース板の中央部より突設された支持ボルトとからなる支持板と、前記支持ボルトに螺合して回転することにより前記ベース板に対して上下し、前記上床を受けるパネル受けと、前記支持ボルトの前記パネル受けの下方に螺合し、回転操作が可能な固定具と、前記パネル受けと前記固定具のいずれか一方を回転することで他方を共に回転可能とすべく、両者間に渡るように配設される共回り腕とを備え、
前記共回り腕は、共回り状態を解除して前記固定具のみを前記パネル受けに向けて螺進させ、該パネル受けに締結することによりパネル受けの回転を固定すべく、除去又は変形可能に形成されてなることを特徴とする。
請求項2記載の床支持脚は、請求項1に従属し、共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、撓んだ状態となって変形し、その後復元するような可撓性を有したものであることを特徴とする。
請求項3記載の床支持脚は、請求項1に従属し、共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、折損して除去されることを特徴とする。
請求項4記載の床支持脚は、請求項1から3のいずれかに従属し、共回り腕は、パネル受けに一体的に設けられたものであることを特徴とする。
請求項5記載の床支持脚は、請求項1から3のいずれかに従属し、共回り腕は、パネル受けと上床との間に介在し、前記パネル受けに共回りするように被せられるパネル受けカバーに一体的に設けられたものであることを特徴とする。
請求項6記載の床支持脚は、請求項1に従属し、共回り腕は、パネル受けから水平方向に張り出した水平腕と、この水平腕に設けられたピン孔に上下可能に挿嵌される共回りピンとを備え、前記共回りピンは、自由状態ではそのピン先部で、固定具を共回りさせ、この共回りピンを前記水平腕に対して上方に持ち上げた際には、固定具を自由回転させるものであることを特徴とする。
請求項7記載の床支持脚は、請求項1から6のいずれかに従属し、固定具の幅中央に、共回り腕または共回りピンが入り込む共回り孔を設けたことを特徴とする。
請求項8記載の床支持脚は、請求項1から7のいずれかに従属し、固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として、市販のナットを用いたものであること特徴とする。
請求項9記載の床支持脚は、請求項1から8のいずれかに従属し、パネル受けは、パネル受けの下面から固定具側へ突出し、支持ボルトに螺号する雌ネジ部を内部に設けた筒状突起を備えた金属製の補助板を備え、固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として市販のナットが内装され、該ナットの上面側を覗かせる露出窓を備え、固定時にはパネル受けの筒状突起と前記ナットとが相互に接触して固定されることを特徴とする。
請求項10記載の床支持脚は、請求項1から9のいずれかに従属し、パネル受けは、支持ボルトを貫通させる逃がし内周部に、パネル受けの基準高さを表示する基準位置表示段部を備えていることを特徴とする。
請求項1記載の床支持脚によれば、パネル受けと固定具のいずれか一方を回転することで他方を共に回転可能とすべく、両者間に渡るように配設される共回り腕を備え、この共回り腕は、共回り状態を解除して前記固定具のみを前記パネル受けに向けて螺進させ、該パネル受けに締結することによりパネル受けの回転を固定すべく、除去又は変形可能に形成されてなるので、共回り腕でパネル受けと固定具とを最小限の隙間で共回りさせた後に、この共回り腕に遮られることなく、固定具だけを回転させて、パネル受けの回転固定をさせることができ、固定具を最小限回転させるだけでパネル受けに接触させ、回転固定することができる。
請求項2記載の床支持脚によれば、請求項1の効果に加え、共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、撓んだ状態となって変形し、その後復元するような可撓性を有したものであるので、共回り腕の再使用ができ経済的である。
請求項3記載の床支持脚によれば、請求項1の効果に加え、共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、折損して除去されるので、共回り腕の素材を、可撓性を考慮することなく選択でき、材料選択の範囲が広くなる。
請求項4記載の床支持脚によれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、共回り腕は、パネル受けに一体的に設けられたものであるので、以下で必要なパネル受けカバーが不要となり、その分コストダウンを図ることができる。
請求項5記載の床支持脚によれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、共回り腕は、パネル受けと上床との間に介在し、前記パネル受けに共回りするように被せられるパネル受けカバーに一体的に設けられたものであるので、従来のパネル受けに単に被せるだけで、請求項1から3の効果を発揮させることができるようになる。
請求項6記載の床支持脚によれば、請求項1の効果に加え、共回り腕は、パネル受けから水平方向に張り出した水平腕と、この水平腕に設けられたピン孔に上下可能に挿嵌される共回りピンとを備え、前記共回りピンは、自由状態ではそのピン先部で、固定具を共回りさせ、この共回りピンを前記水平腕に対して上方に持ち上げた際には、固定具を自由回転させるものであるので、請求項1の効果を確実に発揮させることができる。
請求項7記載の床支持脚によれば、請求項1から6のいずれかの効果に加え、固定具の幅中央に、共回り腕または共回りピンが入り込む共回り孔を設けたので、固定具が元回り孔の範囲で共回り腕と共回りするので、パネル受けの高さ調節の支障とならず、かつ、パネル受けの方向に対して、固定具の方向の見当をつけることができ、固定具の操作が為やすくなる。
請求項8記載の床支持脚によれば、請求項1から7のいずれかの効果に加え、固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として、市販のナットを用いたので、固定具を安価に製造することができる。
請求項9記載の床支持脚によれば、請求項1から8のいずれかの効果に加え、パネル受けは、パネル受けの下面から固定具側へ突出し、支持ボルトに螺号する雌ネジ部を内部に設けた筒状突起を備えた金属製の補助板を備え、固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として市販のナットが内装され、該ナットの上面側を覗かせる露出窓を備え、固定時にはパネル受けの筒状突起と前記ナットとが相互に接触して固定されるので、パネル受けはダブルナット状態で強固に固定される。
請求項10記載の床支持脚によれば、請求項1から9のいずれかの効果に加え、パネル受けは、支持ボルトを貫通させる逃がし内周部に、パネル受けの基準高さを表示する基準位置表示段部を備えているので、販売のための組み立ての目安となり、組み立て作業の間違いが少なくなる。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
これより、本発明の床支持脚の一例について、図1で、その構成部品の支持板を、図2でパネル受けを、図3で固定具を、図4でパネル受けカバーを、図5でその全体を、図6でその使用方法を順に説明する。
図1は、本発明の床支持脚を構成する支持板の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
この支持板3は、二重床の基礎床に設置されるベース板1と、このベース板1の中央部より突設された支持ボルト2とを備えている。
ベース板1は、平板状のもので、その平板周縁近傍に、基礎床上に設置された際に、このベース板1を基礎床へ設置固定するための固定用孔1aが設けられている。ベース板1の素材は、鋼鉄が好適であるが、支持ボルト2と一体化して、支持ボルト2に作用する種々の外力に耐えるものであれば、その素材は限定されない。
支持ボルト2は、その名称から察せられる通り、その外周に雄ねじが形成された棒状のものであり、ベース板1の平面方向の中心に立てられ、ベース板1と強固に一体化されている。支持ボルト2の素材は、鋼鉄が好適である。
図2は、本発明の床支持脚を構成するパネル受けの一例を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)はその下面図、(d)は(a)のAA断面図である。
このパネル受け4は、上述した支持板1の支持ボルト2に螺合して回転することによりベース板1に対して上下し、二重床の上床を受けるものであり、全体として、矩形平板状の下板4aから、この下板4aの中央を交差点とした十字形で4隅に平板部分を残すような内部中空の十字突起部4bが突出した形状をしている。
十字突起部4bの上方中心から下方に、下板4aを通り越して中心筒部4eが設けられ、この中心筒部4eの内径側に、その下端から軸長さの半分程度のあたりまで、支持板1の支持ボルト2に螺合する雌ネジ部4cが、この雌ネジ部4cに続いて上方に雌ネジ部4cの谷底径より大きい内径の逃がし内周部4dが設けられている。
この逃がし内周部4dは、工具の逃がしとして機能して雌ネジ部4cのネジ加工を末端まで可能とすると同時に、雌ネジ部4cに螺合する支持ボルト2の先端部が雌ネジ部4cを超えて突出することを許容するものである。
なお、逃がし内周部4dには、パネル受け4の基準高さを表示する基準位置表示段部4kが設けられてるが、この基準位置表示段部4kについては、図11〜13の実施例6で説明する。
下板4aの平板部分の4隅には、上床を構成する上床パネルを固定するための固定雌ネジ孔4fが設けられ、その裏面側には、この固定雌ネジ孔4fが下板4aの厚さを越えて形成されるようにボス4gが設けられている。
下板4aから下方へ突き出した中心筒部4eと、固定雌ネジ孔4fのためのボス4gとを連結するように補強リブ4hが設けられている。この補強リブ4hは、下板4aの平面状態を維持し、下板4aと中心筒部4eとの連結状態を強固に保持するものである。
十字突起部4bの十字形上辺の各端部部分には、取り付け孔4iが形成されている。この取り付け孔4iは必要に応じ用いられるものである。
パネル受け4は、アルミダイキャストで製造したものでもよく、合成樹脂を素材として成形したものでもよい。
図3は、本発明の床支持脚を構成する固定具の一例を示すもので、(a)はその上面図、(b)は(a)のBB断面図、(c)はその下面図である。
この固定具5は、支持板3の支持ボルト2の上記パネル受け4の下方、つまり、パネル受け4と支持板3のベース板1との間に螺合し、回転操作が可能なものである。
固定具5は、全体として長方形板状の平面部5aの外縁四辺から平面部5aに直交する方向にリブ5bが伸び出した形状をしている。
この平面部5aの中央部分のリブ5b伸び出し側に、市販のナット5g(図5参照)を着脱可能に収容するナット収容部5cが設けられている。この市販のナット5gは、支持板3の支持ボルト2に螺合するものである。
ナット収容部5cの深さは、ここに収容するナットの厚さに対応させて、収容状態でナットが突出しない程度であればよく、リブ5bの伸び出し長さは、このナット収容部5cの伸び出し長さに合わせる程度か、より短いもので良い。
ナット収容部5cの平面部5a側には、収容したナット5gに螺合する支持板3の支持ボルト2の通過を許容するボルト孔5dが設けられている。
平面部5aの長辺の短辺近傍には、固定具5を支持ボルト2への螺合状態で回転操作するための操作用凹部5eが設けられている。
平面部5aの短辺方向(幅方向)の中央部分には、ナット収容部5cを中心として対向するように一対の共回り孔5fが設けられている。共回り孔5fは、平面部5aの長辺方向に長孔とされ、共回り腕の支持ボルト2からの距離が異なる場合にも対応できるものである。
この共回り孔5fは、後述するように、共回り腕7(図5参照)または共回りピン7c(図9参照)、7e(図10参照)が入り込むためのものである。
平面部5aの長辺側の長さは、後述するように、この固定具5の上方にパネル受け4がある状態で、別の工具を使うことなく人手で、固定具5の回転操作を可能とする操作用凹部5eを設けるという観点から決められる。
固定具5は、合成樹脂(例えば、高密度ポリエチレン(HDPE))で一体成形をしたものが好適であるがこれに限定されない。固定具5は、特許文献1の背景技術のように鋼板から板金加工で製造されたものであってもよい。
図4は、本発明の床支持脚を構成するパネル受けカバーの一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその下面図、(c)は(b)のCC断面図、(d)は(b)のDD断面図である。
このパネル受けカバー6は、パネル受け4と上床(実際には、この上床を構成する上床パネル)との間に介在し、パネル受け4に共回りするように被せられるもので、上記形状のパネル受け4の下板4aと十字突起部4bとの外側をその形状に沿って、すっぽり覆う形状の本体部6aと、この本体部6aの下板4aの四辺に対応する部分に設けられた張り出し部6bとを備えている。
本体部6aの十字部分の内側は、十字内側部6cとなり、ちょうどパネル受け4の十字突起部4bが填まり込む形状とされ、これにより、パネル受けカバー6はパネル受け4と共回りする。
本体部6aの平面部分の4隅には、下板4aの四隅に設けられた固定雌ネジ孔4fに対応した貫通孔6dが設けられている。この貫通孔6dは、上述した上床パネルを固定するための固定ネジの挿通ができるようにするためのものである。
4箇所の張り出し部6bの下面には、下方に伸び出した共回り腕7が設けられている。この共回り腕7は、パネル受け4と固定具5のいずれか一方を回転することで他方を共に回転可能とすべく、両者間に渡るように配設されているものであるが、その機能等については、図5、6を用いて説明する。
このパネル受けカバー6は、合成樹脂(例えば、高密度ポリエチレン(HDPE))で一体成形をしたものが好適であるがこれに限定されない。
図5は、図1から図4の部品で構成される床支持脚を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図である。これより既に説明した部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。
この床支持脚10は、図1の支持板3、この支持板3の支持ボルト2に螺合しているパネル受け4(図2)、このパネル受け4の下方で支持ボルト2に螺合している固定具5(図3)、パネル受け4に共回りするように被されたパネル受けカバー6(図4)、及び、パネル受けカバー6の四辺の張り出し部6bから下方に伸び出した共回り腕7(図4)を備えている。
固定具5は、支持ボルト2に螺合するナット部分として、市販のナット5gを用いたものであるので、別途、ナット部分を切削加工等する必要がなく、固定具5全体を安価なものとすることができる。
パネル受け4と固定具5とは、共に、支持板3の支持ボルト2に螺合した状態で、パネル受け4が上側、固定具5が下側(支持板3のベース板1に近い側)となり、両者間の隙間Hは、支持ボルト2の雄ネジのネジ山一ピッチ以下の最小限近接した状態となっている。
ここで、パネル受けカバー6から下方に伸び出した共回り腕7が、固定具5の共回り孔5fの中に入り込んだ状態で、パネル受けカバー6を回転させると、それに伴いパネル受け4、固定具5も共回りし、固定具5はパネル受け4との間の隙間を保ったままで、支持板3の支持ボルト2に螺合した状態で、上下する。
この際、共回り腕7が固定具5の共回り孔5fに入り込んだ状態であるので、固定具5の向きが、共回り腕7のある方向、つまり、パネル受け4の十字のいずれかの方向になっていることが推定でき、固定具5の向きの見当がつけやすい。
以下のこのような床支持脚10の使用方法について、図6を用いて説明する。
図6(a)〜(d)は、図5の床支持脚の使い方を順に示す図であり、これらの図は、支持板3が二重床Wの基礎床Zの上に設置され、図5の状態の床支持脚10を、固定具5と共回り腕7との関係がよく解るように側面から見た所を示している。
図6(a)は、図5の状態から、パネル受けカバー6を反時計回りに回転させた状態を示してる。この際、固定具5の共回り孔5fの反時計回り側に共回り腕7が接触し、この状態で、パネル受けカバー6、パネル受け4、固定具5は、支持板3の支持ボルト2に螺合したまま、反時計回り(左回り)に共回りして、基礎床Zに対して上昇する。
反対に、パネル受けカバー6を時計回りに回転させると、固定具5の共回り孔5fの時計回り側に共回り腕7が接触し、パネル受けカバー6、パネル受け4、固定具5は、支持板3の支持ボルト2に螺合したまま、時計回り(右回り)に共回りして、基礎床Zに対して下降する。
こうして高さの調節が終了したら、今度は、パネル受けカバー6(つまり、パネル受け4)を回転しないように固定して、固定具5だけを、その操作用凹部5eを用いて、反時計回りに回転させると、共回り腕7は適度な可撓性を有しているので、図6(b)に示すように、固定具5だけが回転するのを阻止しないように、撓んだ状態となる。
こうして、更に、固定具5だけを反時計回りに回転させると、図6(c)に示すように固定具5はパネル受け4に接触し、このパネル受け4の回転を固定する状態となる。また、共回り腕7は、固定具5という障害がなくなり、元の撓まない状態に復元する。
この際、常に共回り状態で固定具5とパネル受け4との隙間は最小限のものとなっているので、パネル受け4の回転を固定するために、固定具5を回転させる量を最小限とすることができる。
また、共回り腕7が固定具5の共回り孔5fに入り込んだ状態であるので、パネル受けカバー6の回転方向を逆転させる場合でも、パネル受けカバー6つまりパネル受け4と固定具5との回転位相のずれは、たかだか共回り孔5fの回転方向の孔幅だけであるので、正逆させながら高さ調節をする途中で、パネル受け4が固定具5に接触することがなく、固定具が高さ調節の支障となることがない。
なお、共回り腕7が固定具5の外側に接触することでも、共回りは可能であるが、その場合には、逆転させた場合、隣の共回り腕7が固定具5の外側に接触するまで、パネル受け4だけが回転することとなるが、この回転角度はたかだか90度程度であるので、両者間の隙間Hがネジ山1ピッチ程度であれば、パネル受け4が固定具5に接触して、パネル受け4の回転に支障となることはない。
つまり、この床支持脚10によれば、固定具5を最小限回転させるだけでパネル受け4に接触させ、回転固定することができる。加えて、共回り腕7が共回り孔5fに入り込んだ状態では、固定具5がパネル受け4の高さ調節の支障とならない。
また、この際、共回り腕7が固定具5の共回り孔5fに入り込んだ状態では、固定具5の向きがパネル受け4の十字の向きと一致していることが見当つけられるので、固定具5の操作用凹部5eの位置を見つけやすく、操作がしやすい。
また、固定具5の操作用凹部5eは、ナット5gを中心として対向する2方向にあるので、二箇所の操作用凹部5eから選択して一方を用いることができ、固定具5の回転操作が便利になる。
こうして、パネル受け4の高さ調整と回転固定が済むと、パネル受けカバー6に上床パネルUPが設置され、更にその上に、上床表面材UFが設置されて、二重床Wが完成する。図6(d)はこの状態の二重床Wを示すものである。
なお、ここでは、上床パネルUPと上床表面材UFとを併せて上床Uとしている。
ここで、共回り腕7は、撓むことによって固定具5だけの回転を阻止せず、固定具5が障害とならなくなった後には復元するので、再利用が可能である。
しかしながら、共回り腕を、固定具の共回りはさせるが、固定具だけを回転させる場合には、折損して除去されるようにしてもよく、その場合にも、本発明の共回り腕の役割を果たすことができる。この場合、共回り腕の素材として、可撓性を考慮して採用し得なかった材料であっても、採用することができ、材料選択の範囲が広くなる。
また、上記例では、共回り腕7は、パネル受け4に共回りするように被せられるパネル受けカバー6に設けられているので、パネル受けが従来のタイプのものであって共回り腕がない場合であっても、パネル受けカバーを、パネル受けと上床との間に介在させるだけで、本発明の床支持脚の効果を発揮させることができる。
あるいは、このパネル受けカバー6は、パネル受けの高さ調節と固定が必要な際にだけ使用し、その後は別のパネル受けの高さ調節に用いるような使い方も可能である。
図7は、本発明の床支持脚の他例を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図である。
この床支持脚10Aは、図5の床支持脚10に比べ、構成部品の内の固定具5Aだけが、図3の固定具5と異なったものとなっている点が相違している。
つまり、固定具5Aは、固定具5に比べ、この図7に示すように、中央のナット5gに対して、回転操作のための張り出しが一方だけとなり、操作用凹部5eがその一方の張り出し部分にだけ設けられている点が異なっている。
このような構成としても、この床支持脚10Aによれば、図5の床支持脚10と同様の効果、つまり、固定具5を最小限回転させるだけでパネル受け4に接触させ、回転固定することができる、という効果を発揮することができる。
加えて、片方の操作用凹部5eを設ける部分を省略することができ、材料を節約することができる。
図8は、本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のEE断面図である。
この床支持脚10Bは、図5の床支持脚10に比べ、パネル受けカバーがなく、共回り腕7Aがパネル受け4Aに直接一体化されている点が異なっている。
つまり、パネル受け4Aは、その下板4aの4辺中央部に外側への張り出し部4jが設けられ、この張り出し部4jの下から、共回り腕7Aが下方に伸び出している点が異なっている。
この共回り腕7Aは、パネル受け4Aの素材が可撓性のあるものの場合は、その可撓性を利用したものとし、パネル受け4Aの素材が可撓性の少ないものの場合(脆性が大きいもの場合)、折損して除去されるタイプのものとすればよい。
こうして、このような構成であっても、この床支持脚10Bによれば、図5の床支持脚10と同様の効果を発揮することができるのに加え、パネル受けカバーが不要となるので、その分コストダウンを図ることができる。
なお、このパネル受け4Aで例示したように、共回り腕7Aを設置する個数は、図4のパネル受けカバー4のように4箇所でなくとも、2箇所でもよく、1箇所でもよい。
この共回り腕を設ける箇所数は、多くすればするほど、共回り腕と固定具との共回り関係をより細かく決めることができ、それだけ、固定具をパネル受けに近接させた状態で共回り状態とすることができる。また、折損して除去されるタイプのものでは、折損した後の残る共回り腕の箇所を多くすることができるので、高さ調整をやり直しする場合にも、共回り腕を利用できる回数が増える。
一方、共回り腕を設ける箇所数は、多くすればするほど、材料費等が高くなる。
図9は、本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のFF断面図である。
この床支持脚10Cは、図5の床支持脚10に比べ、パネル受けカバーがなく、共回り腕7Bがパネル受け4Bに直接一体化されている点が異なっている。また、この共回り腕7Bが以下に説明するように上下ピン式となっている点が異なっている。
つまり、パネル受け4Bは、その下板4aの4辺中央部に水平方向に張り出した水平腕7aと、この水平腕7aに設けられたピン孔7bに上下可能に挿嵌される共回りピン7cとを備えている点が異なっている。
この共回りピン7cは、自由状態(図9(b)の状態)ではそのピン先部で、固定具5、5Aを共回りさせ、この共回りピン7cを水平腕7aに対して上方に持ち上げた際には、固定具5、5Aを自由回転させるものである。
このような構成であっても、この床支持脚10Cによれば、図5の床支持脚10と同様の効果を発揮し、パネル受けへの共回り腕の一体化という点では、図8の床支持脚10Bと同様の効果を発揮し、共回り機能が確実に発揮され、再利用が何回でも可能となる。
図10は、本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のGG断面図である。
この床支持脚10Dは、図5の床支持脚10に比べ、パネル受けカバーがなく、共回り腕7Cがパネル受け4Cに直接一体化されている点に加え、この可撓性ピン式の共回り腕7Cが、パネル受け4Cから外へ張り出さないように設けられている点が異なっている。
つまり、パネル受け4Cは、その十字突起部4b′の上方部分がより肉厚となっており、この十字形上辺の各端部部分に設けられる4つの取り付け孔4iの内対向する2箇所が、より内径が大きい段付き孔のピン固定孔7dとなっており、このピン固定孔7dに可撓性のある共回りピン7eがはめ込まれて固定されている点が異なっている。
可撓性ピン式の共回り腕7Cは、これらのピン固定孔7dと共回りピン7eとで構成されている。
この共回りピン7eは、その先端部分が、固定具5、5Aの共回り孔5fに入り込む長さと位置とになっており、可撓性を有し、共回り機能を発揮すると共に、固定具5だけをパネル受け4Cに対して回転させたい場合には、容易に撓んで、この固定具5だけの回転を許容し、固定具5が障害とならなくなった場合には、元のように復元するものである。
このような構成であっても、この床支持脚10Dによれば、図5の床支持脚10と同様の効果を発揮し、パネル受けへの共回り腕の一体化という点では、図8の床支持脚10Bと同様の効果を発揮する。
加えて、この床支持脚10Dによれば、パネル受け4Cから外へのはみ出しがないので、床支持脚10D全体をコンパクトなものとすることができる。
図11は、本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のJJ断面図、(d)は(a)のKK断面図である。
このパネル受け4Dは、外形的には図4のパネル受けカバー6と共通し、その共通する部分には、同じ符号を付して、その部分は、共通の形状を有し、作用効果を発揮するものとする。
また、パネル受け4Dは、逃がし内周部4dと、基準位置表示段部4kとについては、図2のパネル受け4と共通する。
一方、このパネル受け4Dは、これらパネル受け4とパネル受けカバー6とを合体させた構成でありながら、支持ボルト2と螺合する雌ネジ部4uを備えた補助板4s(図12参照)を別体として後付け可能とすべく、補助板止め6fと、補助板収容部4nと、逃がし内周小径部4mとを備えている点で、既述の実施例と異なっている。
逃がし内周小径部4mは、補助板4sの雌ネジ部4uに螺合する支持ボルト2を逃がすものであるが、既にある逃がし内周部4dに比べより小径であり、この逃がし内周部4dとの間に基準位置表示段部4kを形成するものである。
補助板収容部4nは、ここに後述の補助板4sを収容するもので、補助板止め6fは補助板収容部4nに収容された補助板4sが脱落しないように固定し止めるものである。
また、このパネル受け4Dは、十字形状の本体部6aの上面の幅中心に十字状のパネル基準溝6eを備えている。このパネル基準溝6eは、このパネル受け4Dに、上床となる上床パネルUPの四角を載せた際、隣り合う上床パネルの境界線を示すものである。
図12(a)は図11のパネル受けに用いられる補助板を示す平面図、(b)は、その側面図、(c)は、図11のパネル受けと組み合わせて用いられる固定具の裏面図、(d)はその縦断面図である。
図12(a)、(b)に示す補助板4sは、金属製の板(一般的には鋼板)であって、パネル受け4Dの補助板収容部4nに嵌め込められ、補助板止め6fでパネル受け4Dと一体化され、脱落しないようになっているものである。
その中央部分には、板厚と同程度の筒状突起4tが設けられ、この内側に、支持ボルト2の雄ネジに対応した雌ネジ部4uが設けられている。補助板4sの適所には複数の雌ネジ孔4vが設けられている。この雌ネジ孔4vは、上床パネルUPを固定する際に用いられるものである。
図12(c)、(d)に示す固定具5Aは、図3に示す固定具5に比べ、ナット収容部5c′がより深さの深いもので、このナット収容部5c′に収容固定される市販のナット5gを上面側を覗かせる、より内径の大きい露出窓5d′を備えている点が異なっている。
この結果、この固定具5Aに収容されたナット5gは、支持ボルト2に螺合した状態で、図12(d)に示すように、補助板4sの筒状突起4tの端面と接触可能となるものである。
図14は、図11のパネル受け、図12の補助板、及び、固定具を組み合わせた床支持脚を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその使用状態の縦断面図である。
この図14(a)から解るように、図5と同様に、この床支持脚10Eの場合も、支持体3のベース板1の取付固定孔1aは、パネル受け4を組み込んだ状態でも上方に作業スペースがあり、この床支持脚10は、このセットの状態のままで、基礎床Zへの固定作業が可能である。
また、この床支持脚10Eは、通常、この図13に示されたセット状態で販売され、その際、パネル受け4Dの基準位置表示段部4kは、パネル受け4が基礎床Zからの基準高さ位置となるように設定されており、販売のための組み立ての目安ともなるもので、組み立て作業の間違いが少なくなる。
また、図13(b)の状態から、パネル受け4Dと固定具5Aとを共回りさせながら、現場で正確な高さになるようにパネル受け4Dの高さを設定したら、パネル受け4Dは回転しないように固定しておいて、固定具5Aだけを手作業でパネル受け4Dに近づくように回転させると、固定具5Aのナット5gとパネル受け4Dの筒状突起4tとが接触して、ダブルナット状態となり、パネル受け4の回転が強固に固定締め付けられる。この状態は、図12(d)に想像線で示したものである。
なお、本発明の床支持脚は、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施例の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、本発明の技術的範囲には、これらの変形例、組み合わせも含まれるものである。
本発明の床支持脚は、二重床に用いるものであって、固定具を最小限回転させるだけでパネル受けに接触させ、回転固定することができることが要請される産業上の分野に用いることができる。
本発明の床支持脚を構成する支持板の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図 本発明の床支持脚を構成するパネル受けの一例を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)はその下面図、(d)は(a)のAA断面図 本発明の床支持脚を構成する固定具の一例を示すもので、(a)はその上面図、(b)は(a)のBB断面図、(c)はその下面図 本発明の床支持脚を構成するパネル受けカバーの一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその下面図、(c)は(b)のCC断面図、(d)は(b)のDD断面図 図1から図4の部品で構成される床支持脚を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図 (a)〜(d)は、図5の床支持脚の使い方を順に示す図 本発明の床支持脚の他例を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図 本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のEE断面図 本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のFF断面図 本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のGG断面図 本発明の床支持脚の他例を構成するパネル受けを示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(a)のJJ断面図、(d)は(a)のKK断面図 (a)は図11のパネル受けに用いられる補助板を示す平面図、(b)はその側面図、(c)は図11のパネル受けと組み合わせて用いられる固定具の裏面図、(d)はその縦断面図 図11のパネル受け、図12の補助板、及び、固定具を組み合わせた床支持脚を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその使用状態の縦断面図 本発明の背景技術となる床支持脚の一例を示す斜視図
符号の説明
1 ベース板
2 支持ボルト
3 支持板
4〜4D パネル受け
4s 補助板
5〜5B 固定具
5d′ 露出窓
5f 共回り孔
5g ナット
6 パネル受けカバー
7〜7C 共回り腕
7a 水平腕
7b ピン孔
7c 共回りピン
10〜10E 床支持脚
Z 基礎床
U 上床
W 二重床

Claims (10)

  1. 二重床の基礎床と上床との間に介在して、前記上床を前記基礎床に対して高さ調節可能に支持する床支持脚であって、
    前記基礎床に設置されるベース板と、このベース板の中央部より突設された支持ボルトとからなる支持板と、
    前記支持ボルトに螺合して回転することにより前記ベース板に対して上下し、前記上床を受けるパネル受けと、
    前記支持ボルトの前記パネル受けの下方に螺合し、回転操作が可能な固定具と、
    前記パネル受けと前記固定具のいずれか一方を回転することで他方を共に回転可能とすべく、両者間に渡るように配設される共回り腕とを備え、
    前記共回り腕は、共回り状態を解除して前記固定具のみを前記パネル受けに向けて螺進させ、該パネル受けに締結することによりパネル受けの回転を固定すべく、除去又は変形可能に形成されてなることを特徴とする床支持脚。
  2. 共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、撓んだ状態となって変形し、その後復元するような可撓性を有したものであることを特徴とする請求項1記載の床支持脚。
  3. 共回り腕は、固定具だけを回転操作して、前記パネル受けを所望の高さで回転固定させようとする場合には、折損して除去されることを特徴とする請求項1記載の床支持脚。
  4. 共回り腕は、パネル受けに一体的に設けられたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の床支持脚。
  5. 共回り腕は、パネル受けと上床との間に介在し、前記パネル受けに共回りするように被せられるパネル受けカバーに一体的に設けられたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の床支持脚。
  6. 共回り腕は、パネル受けから水平方向に張り出した水平腕と、この水平腕に設けられたピン孔に上下可能に挿嵌される共回りピンとを備え、
    前記共回りピンは、自由状態ではそのピン先部で、固定具を共回りさせ、この共回りピンを前記水平腕に対して上方に持ち上げた際には、固定具を自由回転させるものであることを特徴とする請求項1記載の床支持脚。
  7. 固定具の幅中央に、共回り腕または共回りピンが入り込む共回り孔を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の床支持脚。
  8. 固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として、市販のナットを用いたものであること特徴とする請求項1から7のいずれか記載の床支持脚。
  9. パネル受けは、パネル受けの下面から固定具側へ突出し、支持ボルトに螺号する雌ネジ部を内部に設けた筒状突起を備えた金属製の補助板を備え、
    固定具は、支持ボルトに螺合するナット部分として市販のナットが内装され、該ナットの上面側を覗かせる露出窓を備え、固定時にはパネル受けの筒状突起と前記ナットとが相互に接触して固定されることを特徴とする請求項1から8のいずれか記載の床支持脚。
  10. パネル受けは、支持ボルトを貫通させる逃がし内周部に、パネル受けの基準高さを表示する基準位置表示段部を備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれか記載の床支持脚。
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