JP2009005166A - 色補間装置及び画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の急峻なエッジ部分で発生する不均一を解消するとともに、解像感の保たれた画像を得ること。
【解決手段】
欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理部と、第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出部と、評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定部と、第1補間画像信号から特定領域の画像信号を抽出するとともに、第2補間画像信号から特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定部とを具備する色補間装置を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、デジタルカメラ、動画カメラなど、デジタル変換された画像を表示、入出力する装置に適応可能な画像処理システムに関し、特に、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間装置に関するものである。
デジタルカメラ等に使用される単板式の撮像素子から出力される画像信号は、各画素について1つの色成分の情報しか持っていない。従って、カラーデジタル画像を生成するためには、各画素において欠落している色成分を補う補間処理を行うことが必要となる。このような欠落している色成分を補う補間処理が必要となるのは、二板撮像素子や三板画素ずらし撮像素子を用いた装置の場合にも同様である。
ところで、画像全体に画一的な補間処理を行うと、画像のエッジ部分等に偽色が生じる等の問題が生ずる。こうした問題に対して、周辺画素の輝度情報に基づいて適応的に補間用フィルタのフィルタ係数を変更して画像のエッジ付近に発生する偽色を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、図3に示されるようにナイキスト周波数付近でレスポンスが急峻に減衰されるような周波数特性をもつフィルタ係数を用いて補間処理を行うことにより、モアレを防ぎ画像の直線部分における解像度を保つ技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)
特開2000−23174号公報 特開2006−13558号公報
しかしながら、上述したようなナイキスト周波数付近でレスポンスが急峻に減衰するような周波数特性を持つフィルタ係数を用いて画像全体に画一的に補間処理を行うと、急峻なエッジ部分で部分的にエッジが強調され過ぎて不均一に見えてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、画像の急峻なエッジ部分で発生する不均一を解消するとともに、解像感の保たれた画像を得ることのできる色補間装置及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間装置であって、前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理手段と、前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出手段と、前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定手段と、前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定手段とを具備する色補間装置を提供する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間装置であって、前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出手段と、前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定手段と、前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定手段と、前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理手段とを具備する色補間装置を提供する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間方法であって、前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理工程と、前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出工程と、前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定工程と、前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定工程とを含む色補間方法を提供する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間方法であって、前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出工程と、前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定工程と、前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定工程と、前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理工程とを含む色補間方法を提供する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成するための色補間プログラムであって、前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理ステップと、前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出ステップと、前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定ステップと、前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定ステップとをコンピュータに実行させる色補間プログラムを提供する。
本発明は、欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成するための色補間プログラムであって、前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出ステップと、前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定ステップと、前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定ステップと、前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理ステップとをコンピュータに実行させる色補間プログラムを提供する。
例えば、急峻なエッジ部分で発生する不均一さを解消するために、画像全体に従来よりも緩やかな周波数特性を有するフィルタ係数で補間処理を実施することが考えられる。しかしながら、この場合には、上記不均一さは解消されるものの直線部分における解像度(解像感)が低下するという違う問題が発生してしまう。
本発明では、上記不均一さが発生すると推定される領域とそれ以外の領域とで異なる補間処理を行うので、不均一さを解消しながらもその他の領域においては解像感を保つことが可能となる。
本発明によれば、急峻なエッジ部分に生ずる不均一さを解消するとともに、解像感の保たれた画像を得ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る色補間装置および画像処理システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
以下の各実施形態においては、画像処理システムとしてデジタルカメラを一例に挙げて説明する。また、本発明の色補間装置については、デジタルカメラに内蔵されて補間処理を実行する色補間部として機能する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示したブロック図である。
図1に示されるように、本実施形態に係るデジタルカメラ1は、撮像装置2と画像処理装置3とを備えている。撮像装置2は、レンズ11、固体撮像素子12、及び撮像信号処理部13等を備えて構成されている。また、画像処理装置3は、A/D変換部21、第1信号処理部22、色補間部(色補間装置)23、第2信号処理部24、圧縮部25、表示部26、及び記録メディア27等を備えて構成されている。記録メディア27は、デジタルカメラ1本体に対して着脱可能とされている。
固体撮像素子12は、例えば、CCD、SMOS等の撮像素子であり、単板式のRGBベイヤ配列の色フィルタ(図示略)が装着されている。RGBベイヤ配列は、G(緑色)のフィルタが市松状に配置されており、R(赤色)フィルタとB(青色)フィルタがラインごとに交互に配置される構成である。したがって、固体撮像素子12から出力される画像信号は、1画素につきR(赤色)成分、G(緑色)成分、B(青色)成分のいずれか1色の画素値を持った信号となる。
そして、このような画像信号が、例えば、G,R,G,R…或いはB,G,B,Gといった色の順で撮像信号処理部13に入力される。なお、以下の説明において、このような画像信号をベイヤ配列の画像信号という。
撮像信号処理部13は、ベイヤ配列の画像信号に対してCDS(Correlated Double Sampling)/差動サンプリング、並びにアナログゲインの調整等の処理を行い、処理後のベイヤ配列の画像信号を画像処理装置3に出力する。
画像処理装置3において、A/D変換部21は、ベイヤ配列の画像信号をデジタル信号に変換して出力する。第1信号処理部22は、ベイヤ配列の画像信号に対してホワイトバランス等の処理を行って出力する。色補間部23は、本発明の特徴部分であり、ベイヤ配列の画像信号に対して後述する補間処理を行うことにより、各画素にR,G,Bの色情報を持たせたカラー画像信号を生成し、このカラー画像信号を出力する。第2信号処理部24は、色補間部23からのカラー画像信号に対して色補正処理やγ補正処理等を行い、処理後のカラー画像信号を表示部26及び圧縮部25を介して記録メディア27に出力する。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ1の作用について簡単に説明する。なお、以下に記載する各部の処理は、図示しないシステムコントローラの制御に従って、各処理部が作動することにより実行される。
まず、デジタルカメラ本体に設けられたシャッタボタン(図示略)がユーザにより押下されると、レンズ11を介して結像された光学像が固体撮像素子12おいて光電変換され、ベイヤ配列の画像信号が生成される。このベイヤ配列の画像信号は、撮像信号処理部13においてCDS(Correlated Double Sampling)/差動サンプリング、並びにアナログゲインの調整等の処理が行われた後、画像処理装置3内のA/D変換部21でデジタル信号に変換され、第1信号処理部32によってホワイトバランス等の所定の画像処理が行われる。第1信号処理部22から出力されたベイヤ配列の画像信号は、色補間部23において各画素がRGBの3つの色情報を有するカラー画像信号とされる。カラー画像信号は、第2信号処理部24において色補正処理やγ補正処理等が施され、処理後のカラー画像信号が表示部26に表示されるとともに圧縮部25を介して記録メディア27に保存される。
次に、上記色補間部23の詳細について図を参照して説明する。
図2は本実施形態に係る色補正部23の機能ブロック図である。図2に示されるように、色補間部23は、補間処理部(補間処理手段)41、評価値算出部(評価値算出手段)42、領域決定部(領域決定手段)43、補間処理決定部(補間処理決定手段)44、及び閾値入力部45を備えて構成されている。また、補間処理部41は、第1信号補間部(第1信号補間手段)41aと第2信号補間部(第2信号補間手段)41bとを備えて構成されている。なお、色補正部23を構成する各部は、CPU及びCPUの動作を規定するプログラムが格納されたメモリによって等価的に構成されていてもよい。
上記第1信号補間部41aは、図3に実線で示されるように、低い周波数から画像のナイキスト周波数NFの直前まで略一定のレスポンスを保つとともに、ナイキスト周波数NFの直前からナイキスト周波数NFにかけて減衰する周波数特性を持つフィルタ係数で構成される第1補間フィルタを保有している。第1信号補間部41aは、第1補間フィルタを用いてベイヤ配列の画像信号に対して補間処理を行い、処理後の信号を第1補間画像信号S1として出力する。なお、図3において、横軸は空間周波数、縦軸はレスポンスを示している。
上記第2信号補間部41bは、図3に一点鎖線で示されるように、低い周波数からナイキスト周波数NFにかけて上記第1補間フィルタのフィルタ係数よりも緩やかに減衰する周波数特性を持つフィルタ係数で構成される第2補間フィルタを保有している。第2信号補間部41bは、第2補間フィルタを用いてベイヤ配列の画像信号に対して補間処理を行い、処理後の信号を第2補間画像信号S2として出力する。
第1補間画像信号S1および第2補間画像信号S2は、評価値算出部42及び補間処理決定部44に入力される。評価値算出部42は、第1補間画像信号S1および第2補間画像信号S2信号を画素毎に比較し、画素値の差分の絶対値|S1−S2|を算出し、この値を評価値として領域決定部43に出力する。なお、評価値はこの例に限らず、第1補間画像信号S1および第2補間画像信号S2信号の彩度の違いなど、画像のエッジ部分で発生する不均一さを判別するのに適する値であれば、他の評価値を適用してもよい。
領域決定部43は、評価値算出部42からの評価値に基づいて特定領域を決定する。ここで、特定領域とは、第1信号補間部41aによって補間処理を行うと急峻なエッジ部分で部分的にエッジが強調されすぎて不均一に見えてしまう可能性がある領域である。具体的には、閾値入力部45から入力される閾値THと評価値算出部42からの評価値とを比較し、評価値が閾値TH以上であればその画素(i,j)は特定領域であると判断して、当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に1を設定し、評価値が閾値TH未満の場合には、特定領域以外であると判断して当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に0を設定する。領域決定部43は、各画素のフラグFLG(i,j)の情報を補間処理決定部44に出力する。
なお、上述した領域決定部43において、閾値入力部45から与えられる閾値THは、0から最大閾値THmaxの範囲の任意の値に設定されている。ここで、最大閾値THmaxは、領域決定部43に入力される信号が取り得る最大値である。また、閾値THの値をユーザが設定変更可能な構成としてもよい。
補間処理決定部44は、フラグFLG(i,j)が1である画素に対しては第2補間画像信号S2を選択し、フラグFLG(i,j)が0である画素に対しては第1補間画像信号S1を選択し、選択したこれらの信号を合成することで、最終的なカラー画像信号を作成する。このカラー画像信号は後段の第2信号処理部24(図1参照)に出力される。
以上説明してきたように、本実施形態に係るデジタルカメラ1及び色補間部23によれば、画素の特徴に応じて適切な補間処理を選択することが可能となる。これにより、例えば、第1補間フィルタを用いると急峻なエッジとして表現されてしまう画素については、第1補間フィルタよりも緩やかな第2補間フィルタを用いて生成された第2補間画像信号に置換されるので、急峻なエッジ部分に生ずる不均一さを解消するとともに、解像感の保たれた画像を得ることが可能となる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、本実施形態に係るデジタルカメラは、色補間部23aの構成が第1の実施形態に係るデジタルカメラ1の色補間部23と異なる。以下、本実施形態の色補間部23aについて第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る色補間部23aは、補間処理部51が補間処理決定部54の後段に配置される。
以下、このような構成を有する色補間部23aの作用について説明する。
図1に示される第1信号処理部22から出力されたベイヤ配列の画像信号は、図4の評価値算出部52、補間処理部51の第1信号補間部41a、第2信号補間部41bにそれぞれ入力される。
評価値算出部52は、第1信号補間部41aがベイヤ配列の画像信号に対して第1補間フィルタを用いて補間処理を行った結果得られる第1補間画像信号S1と、第2信号補間部41bがベイヤ配列の画像信号に対して第2補間フィルタを用いて補間処理を行った結果得られる第2補間画像信号S2との差分と等価の値を算出可能なフィルタを保有している。評価値算出部52は、このフィルタを用いて第1信号処理部22(図1参照)から入力されるベイヤ配列の画像信号をフィルタリングすることにより、第1の実施形態と略同程度の評価値を得て、この評価値を領域決定部43に出力する。
領域決定部43は、上記第1の実施形態と同様の方法により、各画素(i,j)のFLG(i,j)を設定し、この情報を補正処理決定部54に出力する。
補間処理決定部54は、フラグFLG(i,j)の情報に基づいて各画素に採用する補間処理を選択する。具体的には、フラグFLG(i,j)が1である画素に対しては第2信号補間部41bを選択し、フラグFLG(i,j)が0である画素に対しては第1信号補間部41aを選択し、選択情報を補間処理部51に出力する。
これにより、補間処理部51においては、フラグFLG(i,j)が1である画素、換言すると、特定領域については第2信号補間部41bによる滑らかな補間処理が行われ、特定領域以外については第1信号補間部41aによるエッジ部が強調される補間処理が行われる。そして、これら補間処理後の信号が合成されることにより、カラー画像信号が生成され、後段の第2信号処理部24(図1参照)に出力される。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について、図5を用いて説明する。
図5に示すように、本実施形態のデジタルカメラは、色補間部23bの構成が上述した第2の実施形態に係るデジタルカメラと異なる。以下、本実施形態の色補間部23bについて第2の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る色補間部23bは、補正処理決定部64に対して加重加算係数を入力する係数決定部66を備えている。また、補間処理部61が合成部61aを備えている。
以下、このような構成を有する色補間部23bの作用について説明する。
まず、評価値算出部52は、上述した第2の実施形態と同様にフィルタを用いて評価値を算出し、この評価値を領域決定部43及び係数決定部66に出力する。
領域決定部43は、上述した第1の実施形態と同様の方法により、各画素(i,j)のFLG(i,j)を設定し、この情報を補正処理決定部64に出力する。
係数決定部66は、評価値算出部52から入力される評価値の大きさに応じて、後段の補間処理部61の合成部61aにおける合成比を算出するための加重加算係数Kを以下の(1)を用いて決定し、これを補間処理決定部64に出力する。
K=評価値/THmax (1)
補間処理決定部64は、フラグFLG(i,j)の情報に基づいて各画素に採用する補間処理を選択する。具体的には、フラグFLG(i,j)が1である画素に対しては第1信号補間部41aと第2信号補間部41bとを選択し、フラグFLG(i,j)が0である画素に対しては第1信号補間部41aを選択し、選択情報を補間処理部61に出力する。また、フラグFLG(i,j)が1である画素に対しては、係数決定部66から入力される当該画素の加重加算係数Kを上記選択情報とともに出力する。
これにより、補間処理部61においては、フラグFLG(i,j)が1である画素、換言すると、特定領域については第2信号補間部41bにより生成される第2補間画像信号S2と第1信号補間部41aにより生成される第1補間画像信号S1とが合成部61aに出力され、合成部61aにおいて、上記加重加算係数Kに基づく信号の合成が行われる。合成部61aは、以下の(2)式に基づいて第1補間画像信号S1と第2補間画像信号S2とを合成し、合成補間画像信号S3を生成する。
S3=(1−K)*S1+K*S2 (2)
ここで、加重加算係数Kは、上記(1)に示されるように評価値を最大閾値THmaxで除算した値であるので、図6に示すように、評価値が大きいほど第1補間画像信号S1の合成割合が小さく、第2補間画像信号S2の合成割合が大きくなる。
また、フラグFLG(i,j)が0である画素、換言すると、特定領域以外の領域については第1信号補間部41aによって補間処理が行われ第1補間画像信号S1が生成される。そして、処理後の信号が合成されることにより、カラー画像信号が生成され、後段の第2信号処理部24(図1参照)に出力される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る色補間部23b及びデジタルカメラによれば、特定領域が第1補間画像信号S1と第2補間画像信号S2とが評価値に応じた合成比で合成された合成補間画像信号S3とされるので、解像感の保持効果が高く、滑らかなエッジの画像を得ることができる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、本実施形態のデジタルカメラは、色補間部23cの構成が上述した第2の実施形態に係る色補間部23aと異なる。以下、本実施形態に係る色補間部23cについて第2の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る色補間部23cは、領域決定部73に対して選択範囲を入力する選択範囲入力部76を備えている。選択範囲入力部76は、領域決定部73が特定領域を設定する際に参照する周辺領域の設定条件を保有している。図8および図9には、周辺領域の設定条件の一例が示されている。図8及び図9において、斜線部の画素は特定領域か否かを判定する対象とされる画素(注目画素)である。図8では、注目画素を中心とし、かつ、これを取り囲むように周辺領域が設定されており、図9では注目画素を中心として垂直方向および水平方向に数画素ずつ周辺領域が設定されている。選択範囲入力部76は、保有している周辺領域の設定条件を領域決定部73に入力する。
以下、このような構成を有する色補間部23cの作用について説明する。
まず、評価値算出部52は、上述した第2の実施形態と同様にフィルタを用いて評価値を算出し、この評価値を領域決定部73に出力する。
領域決定部73は、閾値入力部45から入力される閾値THと評価値算出部52からの評価値とを比較し、評価値が閾値TH以上であればその画素(i,j)は特定領域であると評価し、当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に1を設定し、評価値が閾値TH未満の場合には、特定領域以外であると評価して当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に0を設定する。更に、領域決定部73は、特定領域であると判断した画素(i,j)があった場合には、選択範囲入力部76から入力される周辺領域の設定条件に基づいて周辺領域を特定し、これら画素を強制的に特定領域であるとみなしてフラグFLGに1を設定する。領域決定部73は、全ての画素についてのフラグFLGを設定すると、各画素のフラグFLG(i,j)の情報を補間処理決定部54に出力する。
補間処理決定部54は、上述した第2の実施形態と同様に、フラグFLG(i,j)の情報に基づいて各画素に採用する補間処理を選択し、選択情報を補間処理部51に出力する。これにより、補間処理部51においては、フラグFLG(i,j)が1である画素については第2信号補間部41bによる滑らかな補間処理が行われ、特定領域以外については第1信号補間部41aによるエッジ部が強調される補間処理が行われる。そして、これら補間処理後の信号が合成されることにより、カラー画像信号が生成され、後段の第2信号処理部24(図1参照)に出力される。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態について、図10を用いて説明する。
図10に示すように、本実施形態に係るデジタルカメラは、色補間部23dの構成が上述した第4の実施形態に係る色補間部23cと異なる。以下、本実施形態に係る色補間部23dについて第4の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図10に示すように、本実施形態に係る色補間部23dは、補正処理決定部84に対して加重加算係数を入力する第2係数決定部86を備えている。
以下、このような構成を有する色補間部23dの作用について説明する。
まず、評価値算出部52は、上述した第2の実施形態と同様にフィルタを用いて評価値を算出し、この評価値を領域決定部83及び第2係数決定部87に出力する。
領域決定部83は、閾値入力部45から入力される閾値THと評価値算出部52からの評価値とを比較し、評価値が閾値TH以上であればその画素(i,j)は特定領域であると評価し、当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に1を設定し、評価値が閾値TH未満の場合には、特定領域以外であると評価して当該画素(i,j)のフラグFLG(i,j)に0を設定する。更に、領域決定部83は、特定領域であると判断した画素(i,j)があった場合には、選択範囲入力部76から入力される周辺領域の設定条件に基づいて周辺領域を特定し、これら画素のフラグFLGに3を設定する。領域決定部83は、全ての画素についてのフラグFLGを設定すると、各画素のフラグFLG(i,j)の情報を補間処理決定部84に出力する。
第2係数決定部87は、評価値算出部52から入力される評価値の大きさに応じて後段の補間処理部61において行われる合成処理の合成比を示す加重加算係数K1,K2を決定し、これを補間処理決定部84に出力する。具体的には、第2係数決定部87は、領域決定部83から入力されたフラグFLG(i,j)が1に設定されている画素については、以下の(3)に基づいて加重加算係数K1を決定し、領域決定部83から入力されたフラグFLG(i,j)が3に設定されている画素については、以下の(4)に基づいて加重加算係数K2を決定する。
K1=評価値/THmax (3)
K2=評価値/(THmax*Grad) (4)
(4)式において、Grad=|注目画素の評価値−当該画素の評価値|である。
ここで、Gradは勾配を示し、注目画素と周辺領域に属する当該画素(以下「周辺画素」という。)との相関を示す値である。なお、Gradについては、注目画素から周辺画素までの距離を値にする等、上記算出方法とは異なる算出方法を用いることとしてもよい。
これにより、特定領域については上記(3)式を用いて加重加算係数K1が算出され、周辺領域については上記(4)式を用いて加重加算係数K2が算出されることとなる。
補間処理決定部84は、フラグFLG(i,j)が1及び3である画素に対しては第1信号補間部41aと第2信号補間部41bとを選択し、フラグFLG(i,j)が0である画素に対しては第1信号補間部41aを選択し、この選択情報を補間処理部61に出力する。また、フラグFLG(i,j)が1である画素に対しては、第2係数決定部87から入力される当該画素の加重加算係数K1を、フラグFLG(i,j)が3である画素に対しては、第2係数決定部87から入力される当該画素の加重加算係数K2を上記選択情報とともに出力する。
これにより、補間処理部61においては、フラグFLG(i,j)が1である画素、換言すると、特定領域については第2信号補間部41bにより生成される第2補間画像信号S2と第1信号補間部41aにより生成される第1補間画像信号S1とが合成部61aに出力され、合成部61aにおいて加重加算係数K1に基づく合成が行われる。合成部61aは合成後の信号を合成補間画像信号S3として出力する。
また、フラグFLG(i,j)が0である画素、換言すると、特定領域以外の領域については第1信号補間部41aによって補間処理が行われ第1補間画像信号S1が生成される。
また、フラグFLG(i,j)が3である画素、換言すると、周辺領域については、第2信号補間部41bにより生成される第2補間画像信号S2と第1信号補間部41aにより生成される第1補間画像信号S1とが合成部61aに出力され、合成部61aにおいて、上記加重加算係数K2に基づく合成が行われ、合成補間画像信号S4として出力される。
ここで、加重加算係数K2は、上記(4)に示されるように、最大閾値THmaxに勾配Gradを乗じた値で評価値を除算した値となるので、注目画素と周辺画素との相関が弱い、つまり、勾配Gradが大きいほど第1補間画像信号S1の合成割合が小さく、第2補間画像信号S2の合成割合が大きくなる。
そして、処理後の信号S1、S3、S4が合成されることにより、カラー画像信号が生成され、後段の第2信号処理部24(図1参照)に出力される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る色補間部23d及びデジタルカメラによれば、周辺領域が、第1補間画像信号S1と第2補間画像信号S2とが評価値及び注目画素と周辺画素との相関に応じた合成比で合成された合成補間画像信号S4とされるので、解像感の保持効果が高く、滑らかなエッジの画像を得ることができる。
本発明に係る色補間装置および画像処理システムは、例えば、放送用据え置き型カメラ、ENGカメラ、民生用ハンディカメラ、デジタルカメラ等の製品に搭載可能である。また、動画を扱う画像信号補正プログラム(CGプログラム)、画像編集装置などにも用いられる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの全体概略構成を示した図である。 図1に示した色補間部の機能ブロック図である。 第1補間フィルタ及び第2補間フィルタの一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る色補間部の機能ブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る色補間部の機能ブロック図である。 合成比の一例を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る色補間部の機能ブロック図である。 周辺領域の一例を示した図である。 周辺領域の一例を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る色補間部の機能ブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮像装置
3 画像処理装置
11 レンズ
12 固体撮像素子
13 撮像信号処理部
23,23a,23b,23c,23d 色補間部
41,51,61 補間処理部
41a 第1信号補間部
41b 第2信号補間部
42,52 評価値算出部
43,73,83 領域決定部
44,54,64 補間処理決定部
45 閾値入力部
61a 合成部
66 係数決定部
76 選択範囲入力部
87 第2係数決定部

Claims (17)

  1. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間装置であって、
    前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理手段と、
    前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出手段と、
    前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定手段と、
    前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定手段と
    を具備する色補間装置。
  2. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間装置であって、
    前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出手段と、
    前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定手段と、
    前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定手段と、
    前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理手段と
    を具備する色補間装置。
  3. 前記評価値算出手段は、第1補間画像信号と第2補間画像信号との差分を算出することにより前記評価値を得る請求項1に記載の色補間装置。
  4. 前記評価算出手段は、第1補間画像信号と第2補間画像信号との差分と等価の値を算出可能なフィルタを保有し、該フィルタを用いて前記カラー画像信号をフィルタリングすることにより前記評価値を得る請求項2に記載の色補間装置。
  5. 前記補間処理手段は、異なる特性のフィルタ係数を用いて前記カラー画像信号をフィルタリングする請求項1から請求項4のいずれかに記載の色補間装置。
  6. 前記補間処理手段は、
    低い周波数から画像のナイキスト周波数直前まで略一定のレスポンスを保つとともに、ナイキスト周波数直前からナイキスト周波数にかけて減衰する周波数特性を持つフィルタ係数で構成される第1補間フィルタを用いて補間処理を行う第1信号補間手段と、
    低い周波数からナイキスト周波数にかけて前記第1フィルタの周波数特性よりも緩やかに減衰する周波数特性を持つフィルタ係数で構成される第2補間フィルタを用いて補間処理を行う第2信号補間手段と
    を具備する請求項1から請求項5のいずれかに記載の色補間装置。
  7. 前記領域決定手段は、前記評価値と予め登録されている所定の閾値とを比較し、その比較結果に応じて前記特定領域及びそれ以外の領域を決定する請求項1から請求項6のいずれかに記載の色補間装置。
  8. 前記領域決定手段は、前記評価値が前記閾値以上の場合に特定領域と特定し、前記評価値が前記閾値よりも小さい場合にそれ以外の領域と決定する請求項7に記載の色補間装置。
  9. 前記領域決定手段は、前記評価値が前記閾値以上である画素を特定した場合に、その画素を中心とした周辺領域を特定し、該周辺領域の画素についても前記評価値にかかわらず特定領域とする請求項8に記載の色補間装置。
  10. 前記特定領域について第2信号補間手段による補間処理が行われ、それ以外の領域に対して前記第1信号補間手段による補間処理が行われ、これらの補間画像信号が合成されることにより前記補間後のカラー画像信号が作成される請求項6から請求項9のいずれかに記載の色補間装置。
  11. 前記補間処理決定手段は、前記第1の補間処理を前記第1信号補間手段及び前記第2信号補間手段に行わせ、これらによって生成された各補間画像信号を前記評価値に応じた合成比で合成することで前記特定領域における前記補間後のカラー画像信号を前記補間処理手段に作成させる請求項6から請求項10のいずれかに記載の色補間装置。
  12. 前記補間処理決定手段は、前記第2の補間処理を前記第1信号補間手段及び前記第2信号補間手段に行わせ、これらによって生成された各補間画像信号を前記評価値及び中心画素と周辺領域の当該画素との相関値に応じた合成比で合成させることで前記周辺領域における前記補間後のカラー画像信号を前記補間処理手段に作成させる請求項9から請求項11のいずれかに記載の色補間装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載の色補間装置を有する画像処理システム。
  14. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間方法であって、
    前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理工程と、
    前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出工程と、
    前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定工程と、
    前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定工程と
    を含む色補間方法。
  15. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成する色補間方法であって、
    前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出工程と、
    前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定工程と、
    前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定工程と、
    前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理工程と
    を含む色補間方法。
  16. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成するための色補間プログラムであって、
    前記カラー画像信号に対して、第1の補間処理と第2の補間処理をそれぞれ行うことで第1補間画像信号と第2補間画像信号とを生成する補間処理ステップと、
    前記第1の補間処理の対象となる特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出ステップと、
    前記評価値に基づいて前記特定領域を決定する領域決定ステップと、
    前記第1補間画像信号から前記特定領域の画像信号を抽出するとともに、前記第2補間画像信号から前記特定領域以外の領域の画像信号を抽出し、抽出した画像信号を合成することで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理決定ステップと
    をコンピュータに実行させる色補間プログラム。
  17. 欠落する色成分を有する画素を含んで構成されたカラー画像信号に対して前記欠落する色成分を補間することで補間後のカラー画像信号を生成するための色補間プログラムであって、
    前記カラー画像信号から特定領域を特定するための評価値を画素毎に算出する評価値算出ステップと、
    前記評価値に基づいて特定領域を決定する領域決定ステップと、
    前記特定領域に採用する第1の補間処理を選択するとともに、前記特定領域以外の領域に採用する第2の補間処理を選択する補間処理決定ステップと、
    前記カラー画像信号の前記特定領域に対して前記第1の補間処理を行うとともに、前記特定領域以外の領域に対して前記第2の補間処理を行うことで前記補間後のカラー画像信号を作成する補間処理ステップと
    をコンピュータに実行させる色補間プログラム。
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