JP2009004498A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤー接続やシリコン貫通を行うことなく、能動素子の受光及び/又は発光が可能なチップサイズの半導体装置を提供する。
【解決手段】能動素子2を有する基体1の第1の面1Aに溝5を形成する工程と、溝5内に導電層9を形成して、能動素子2の電極3に接続する工程と、基体1上に光透過性基体20を搭載する工程と、基体1を第1の面1Aとは反対側の裏面側から溝5の底部5bまで薄化して、基体1の第2の面1Bに導電層9の表面9Sを露出する工程と、基体1を反転させ第2の面1B上に再配線を行って第1及び第2の面1A、1Bに貫通する配線部1を形成する工程と、第2の面1B側の配線部21上に電極16を形成する工程とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体チップ等の能動素子を有する半導体装置であり、特に、チップサイズパッケージとする半導体装置とその製造方法に関する。
CCDやCMOS等の受光素子や発光素子を含む半導体チップ等の能動素子を備える半導体装置において、これを組み込むデジタルカメラやビデオカメラ、携帯電話等の電子機器の小型化の要求に伴って、更なる小型化が求められている。このため、能動素子上に再配線を行い、外部電極を形成してベアチップと同程度のパッケージングを行うチップサイズパッケージ(CSP)とすることが提案されている。
このように半導体チップ等の能動素子上に再配線を行うにあたり、能動素子に受発光素子が含まれる場合は回路面を絶縁層で遮蔽できない。したがって、外部電極は回路面とは反対側に形成することが求められる。この場合は、例えば能動素子の電極を回路から取り出して能動素子の下部に配線を行う必要がある。
能動素子の回路面と異なる面に電極を設ける方法としては、従来は、両面電極付の基板にワイヤーボンドで接続するか、能動素子そのものの側面をシリコン貫通して、貫通口いわゆるVIAを形成する必要がある(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2006−303482号公報 特開2006−73852号公報
しかしながら、ワイヤーボンドによる場合はワイヤーパスが必要であり、能動素子から200μm程度離さなければならないため、チップサイズが大きくなってしまう。例えば上記特許文献1においては、スルーホール電極を有する有機基板を用いる構成が提案されているが、チップからワイヤーの接続を必要とし、チップサイズとすることは難しい。
また、下記の特許文献2においては、シリコン貫通孔を設ける構成が提案されているが、シリコン貫通を行う場合は、貫通用の特殊なレイアウトとする必要があり、チップサイズとすることができない。また特殊なプロセスを要し、工程数が増加するので、コストが高くなるという不都合を有する。
以上の問題に鑑みて、本発明は、ワイヤー接続やシリコン貫通を行うことなく、能動素子の受光及び/又は発光が可能なチップサイズの半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、能動素子を有する基体の第1の面に溝を形成する工程と、溝内に導電層を形成して、能動素子の電極に接続する工程と、基体上に、光透過性基体を搭載する工程と、基体を、第1の面とは反対側の裏面側から溝の底部まで薄化して、基体の第1の面とは反対側の第2の面に溝の底部側の導電層の表面を露出する工程と、基体を反転させて、第2の面上に再配線を行って、第1及び第2の面に貫通する導電層より成る配線部を形成する工程と、第2の面側の配線部上に電極を形成する工程と、を有する。
また、本発明による半導体装置は、基体の第1の面上に能動素子を備え、能動素子を覆って光透過性基体が搭載されて封止され、能動素子の外縁部に、基体の第1の面からこれとは反対側の第2の面に貫通する導電層より成る配線部が設けられ、第2の面側の配線部上に電極が設けられて成る構成とする。
上述したように、本発明による半導体装置の製造方法においては、能動素子を有する基体の第1の面に溝を形成して、その側面に導電層を形成して能動素子の電極と接続し、基体上に光透過性基体を搭載し、一方基体の裏面側を薄化して、この溝内に形成した導電層を露出させ、薄化した裏面側に再配線を行って、第1及び第2の面に導通する導電層より成る配線部を形成して、この配線部に電極を形成するものである。これにより、上述の本発明構成の半導体装置を容易に製造することができる。
そして本発明の半導体装置においては、基体の第1の面上に能動素子を備え、能動素子を覆って光透過性基体が搭載されて封止され、能動素子の外縁部に、基体の第1の面からこれとは反対側の第2の面に貫通する導電層より成る配線部が設けられ、第2の面側の配線部上に電極が設けられる構成とするものであり、ワイヤーボンディングを行うことなく、またシリコン貫通を行うことなく、石英基板等の光透過性基体より成る封止材によって封止され、したがって光の受発光が可能なチップサイズパッケージ構成の半導体装置を提供することができる。
本発明の半導体装置とその製造方法によれば、ワイヤー接続やシリコン貫通を行うことなく、能動素子の受光及び/又は発光が可能なチップサイズの半導体装置を提供することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1〜図5の製造工程図を参照して、本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
先ず、図1Aに示すように、能動素子ウエーハサイズと同じ封止用の石英ガラス基板より成る光透過性基体20を用意する。
一方、図1Bに示すように、例えば能動素子ウエーハ型の基体1の第1の面1A上に能動素子2が配置される。その他シリコンウエーハ基体上に能動素子が搭載された構成としてもよく、また基体1はシリコン等の半導体基板に限定されるものではない。図1Bにおいては能動素子2の電極3のみを示し、回路部や下地絶縁層等は図示を省略する。能動素子2の電極3と回路部(図示せず)は保護層4いわゆるパッシベーションで覆われる。能動素子2はチップサイズに応じて溝2Sいわゆるスクライブラインが形成され、溝2S内は保護膜4が除去される。本実施の形態に適用される能動素子2は、受光及び/又は発光素子や、受光及び/又は発光用のセンサー面等が回路上に形成してある。
この溝2Sの幅いわゆるスクライブ幅は、能動素子2を形成する際のプロセスルールで規定されており、パッケージに内蔵するため薄化個片化を行うためのブレード幅で決定される。一般的には50μm以上のダイシング幅が選択される。これは、ブレードダイシングによるチッピングいわゆる割れ、欠けが回路面に到達しないような幅で設計されるためである。つまりスクライブラインはダイシングのためのもので能動素子2の機能とは無関係である。この部分を上下の接続用に応用した構造が本発明の半導体装置となる。
次に、図1Cに示すように、溝2aをダイシングブレード等により掘り下げていわばハーフカットを行い、溝5を形成する。この溝5の底部5bまでの深さdとしては、最終的に得る1層目の能動素子の厚さをtとすると、t+10μm程度の深さとする。
溝2aすなわちスクライブラインの幅が200μm程度の場合は、ダイシングストリート部に150μm幅のブレードで、高さ60±5μm(最終厚さが50μmの場合)として、ダイシングを行なう。コンタミ等に注意が必要な半導体装置ではベベルカットいわゆる縁取りを行ってカットしてもよい。このとき溝加工の条件としては、例えば以下の条件とすることができる。
スピンドル回転数:約30,000rpm
送り速度:5mm/s以下
この溝加工を行なった能動素子ウエーハ等より成る基体1上に、図1Dに示すように、感光性ポリイミド等の絶縁層6をスピンコート等により塗布形成する。
この絶縁層6の厚さが50μmの場合は、粘度を6Pa・s、厚さ100μmの場合は、粘度を10Pa・s程度とし得る。コーティング条件は、厚さ50μmの場合は例えば、
回転数及び時間:800rpm・30s+1100rpm・30s
プリベーク:90℃・240s+110℃・240s
キュア:200℃・0.5h+320℃・1h
とすることができる。
また、絶縁層6の厚さが100μmの場合は、例えば
回転数:800rpm・30s+1500rpm・30s
プリベーク:90℃・300s+110℃・300s
キュア:200℃・0.5h+320℃・1h
とすることができる。絶縁層6の材料としては、エポキシ系、シリコン系、ポリオレフィン系等の樹脂を用いてもよい。
なお、絶縁層6の材料としてはこのような硬化性樹脂等のワニスではなく、真空ラミネートによる感光性フィルムを用いてもよい。
次に、図2Aに示すように、能動素子2上の電極3及び溝5上、また図示しないが受光部及び/又は発光部上の絶縁層6を除去するため、露光現像により開口6a、6bを形成し、すなわちVIA窓明けを行う。なお溝5内においては、溝5内中央部の絶縁層6を残して底部5bまで露出する開口6bとする。これは、溝内が全て導電層すなわちメタルであると、後の個片化の工程において、通常のスクライブ方法では剥離等を生じ、良好にダイシングを行えないためである。すなわち中央部に絶縁層を残すパターンとすることによって、剥離等を生じることなく通常のスクライブ方法で良好に個片化することが容易となる。
なお、図2Aにおいては、溝5の能動素子2側の側面上及びこれとは反対側の側面上に比較的厚さの薄い絶縁層6を残しているが、設けなくてもよい。
その後、配線とVIA電極をCu等のめっきで形成するための電解めっき用のシードとして、また能動素子電極のUBM(Under Bump Metal)として、TiCu等よりなる下地層7を図2Bに示すようにスパッタ等により成膜する。この下地層7の膜厚は、TiCuを用いる場合は例えばTiを160nm、Cuを600nmとする。
次に、配線部のみに選択的にCu等のめっきを行うためのレジストパターンを形成する。レジストを全面的に塗布し、図2Cに示すように、露光、現像により、電極3上と、溝5内の開口6a、6b上を露出するパターンのレジスト8を形成する。
そして、図2Dに示すように、Cu等の電解めっきを行い、厚さ例えば7μmの導電層9を形成して、いわゆるVIAフィルを行う。この導電層9によって後の工程で基体1の表裏に通じる配線部が構成され、すなわち能動素子2の外縁部に配線部が形成される。
ここで、図1Cにおいて形成する溝5の幅すなわちスクライブ幅を100μmとした場合は、後の個片化の工程において用いるスクライブでのダイシングブレード幅を40μm、チッピングを15μm程度とすると、図2Aの工程において溝5内の中央部に残す絶縁層6の幅は55μm程度あれば十分となる。このとき溝5内に形成する導電層9の幅は片側22μm程度確保できる。
次に、図3Aに示すように、レジストを剥離して能動素子2上と、溝5内中央部の絶縁層6上の下地層7を例えばCu、Tiの順番でエッチングにより除去を行う。
図3Bに示すように、石英ガラス基板等の光透過性基体を貼り合わせるため、接着層10を形成する。この幅wは、切り残しが50μm以上必要であるためガラス等の光透過性基体が個片の場合は50μm以上、ウエーハ状態では50μm+ダイシングカーフ幅以上が必要となる。またこの接着層10は、外側に幅を広げて形成するとチップサイズが大きくなるため、内側に広げて形成する。このため、能動素子2の受光、発光エリアに掛からないサイズが最大となる。したがって、接着層10の幅wは50μm以上150μm以下程度として形成することが望ましい。接着層10は、感光性接着シートもしくは印刷法によるBステージ(半硬化状態)エポキシ樹脂を使用することができる。
そして、図3Cに示すように、石英ガラス等より成る光透過性基体20の圧着を行う。光透過性基体20の材料は、その他例えば可視光や紫外光を比較的高い透過率をもって、光損失を抑えて透過する材料、構成であればよい。またこの光透過性基体20の圧着は、例えばウエーハ外形基準で油圧プレス又は真空ラミネーターで行う。
光透過性基体20をウエーハ状態で圧着する場合は、シートラミネータで7μm程度の厚さの配線層を埋め込むための荷重が必要であり、ローラー送り速度0.6m/分、温度100℃、圧力50Psig程度である。一方、光透過性基体20を個片として圧着する場合は、荷重2.0N、温度100℃、時間0.5s程度で圧着する。したがって、荷重は0.5〜2.0MPa程度、時間は0.5〜5s程度とする。なお、個片での圧着では下地とのアライメント時間が必要であるため、ウエーハ状態の方が圧着時間は少なくなるという利点を有する。
石英ガラス等の光透過性基体20と能動素子ウエーハ等より成る基体1とを貼り合わせた後、石英ガラス面に裏面研削用の保護テープをラミネートして、裏面研削を行う。研削は例えば#600、#2000の粒径の砥石で行い、図3Dに示すように、基体1を薄化して溝5内に形成した導電層9の溝底部側の表面9S、いわゆるVIA部を露出させる。
このようにVIA部すなわち導電層9の表面9Sを露出した基体1の第2の面1B上に、図4Aに示すように、樹脂等の絶縁層11を、スピンコート、印刷、ディスペンス、フィルムラミネート等により成膜する。そしてこの絶縁層11を、VIA部すなわち導電層9の表面9Sを除去するパターンとして露光、現像により形成する。絶縁層11の材料は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、PBO(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール)樹脂、アクリル樹脂等を用い得る。感光材を用いる場合はそのまま、露光、現像により表面9Sを除去するパターニングを行うことができる。
次に、図4Bに示すように、Cuめっき等の配線形成のためのシードとなる下地層12をスパッタ法等により形成する。例えば下地層12として、Tiを厚さ160nm、Cuを厚さ600nmとする。
図4Cに示すように、配線形成のためレジスト13のパターニングを行い、電解めっき等によりCu等の成膜を行って、図4Dに示すように、所定の配線パターンの導電層14を形成する。この導電層14と導電層9とにより、能動素子2の外縁部において基体1の第1の面1Aから第2の面1Bに貫通する配線部21が形成される。
導電層14を形成した後、レジスト13を剥離し、更にレジスト13の下部の下地層12を例えばCu、Tiの順番でエッチングして、図5Aに示すように除去する。
次に、外部電極用の例えばバンプを形成するため、絶縁層15を塗布し、露光現像により電極を形成する領域を図5Bに示すように露出させる。
その後、この場合下ウエーハのCuポストである導電層14上に、図5Cに示すように、バンプ等の電極16を形成する。この外部電極となる電極16は、印刷、めっき又はボール搭載等によって形成する。
そしてダイシング等により石英ガラス基板等より成る光透過性基体20と、能動素子ウエーハ等より成る基体1の個片化を行う。このダイシング等の個片化に際して能動素子2のサイズの周囲に要する大きさとしては、溝5内の絶縁層6、導電層9及び14よりなる配線部21の幅があればよい。上述したように、溝5すなわちスクライブ幅を100μmとして、中央部に残す絶縁層を40+15μm、導電層を22μm程度として形成できるので、この場合、能動素子2の外縁部から+50μm程度の余裕があれば配線部21を形成できる。したがって、片側+0.05mmであるので両側に+0.1mmとなり、能動素子2の大きさに対して外側に+0.1mmの大きさがあればよい。
これにより、図6に示すように、本発明構成の半導体装置100を容易に形成することができる。この半導体装置100は、基体の第1の面1A上に能動素子2を備え、能動素子2を覆って光透過性基体20が搭載されて封止される。そして、能動素子2の外縁部に、基体1の第1の面1Aからこれとは反対側の第2の面1Bに貫通する導電層9及び14より成る配線部21が設けられる。第2の面1B側の配線部21上には、バンプ等の電極16、すなわち外部電極が設けられて成る。能動素子2のサイズに対して+0.1mmの大きさのチップサイズ構造を実現できる。
なお、光透過性基体20として、予め個片化された石英ガラス基板等の光透過性部材を用いることもできる。前述の図3Bから図3Dの工程において、接着層10によって、精度良く基体1上に搭載することが可能となる。
一方、チップサイズではなくウエーハサイズに近い石英ガラス基板を用いる場合は、搭載時の位置合わせが不要となり、搭載作業の簡易化を図ることができる。上述したように圧着時間も短縮でき、また基体1の個片化と同時工程で個片化が可能である。
以上説明したように、本発明の半導体装置の製造方法によれば、ワイヤーボンドやシリコン貫通プロセスによらず、したがって貫通用の特殊な能動素子レイアウトを使用することなく、能動素子を設ける面と反対側の面に外部電極を容易に形成することができる。これにより、能動素子の大きさから+0.1mmの大きさのチップサイズ構造とすることができる。
また、薄化個片化した能動素子の搭載工程を必要とせず、ウエーハ状態で貫通VIAを形成することが可能になることで、能動素子の受光及び/又は発光が可能なチップサイズパッケージ構成の半導体装置を、低コストで容易に製造することができる。
なお、本発明の半導体装置とその製造方法は、上述の実施形態例において説明した構成や製造方法に限定されるものではなく、その他基体や光透過性基体など各部の材料構成、電極形状等、本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
A〜Dは本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程図(その1)である。 A〜Dは本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程図(その2)である。 A〜Dは本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程図(その3)である。 A〜Dは本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程図(その4)である。 A〜Cは本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程図(その5)である。 本発明の一実施の形態に係る半導体装置の断面構成図である。
符号の説明
1.基体、2.能動素子、3.電極、4.保護層、5.溝、6.絶縁層、6a、6b.開口、7.下地層、8.レジスト、9.導電層、9S.表面、10.接着層、11.絶縁層、12.下地層、13.レジスト、14.導電層、15.絶縁層、16.電極、20.光透過性基体、21.配線部、100.半導体装置

Claims (3)

  1. 能動素子を有する基体の第1の面に溝を形成する工程と
    前記溝内に導電層を形成して、前記能動素子の電極に接続する工程と、
    前記基体上に、光透過性基体を搭載する工程と、
    前記基体を、前記第1の面とは反対側の裏面側から前記溝の底部まで薄化して、前記基体の前記第1の面とは反対側の第2の面に前記溝の底部側の前記導電層の表面を露出する工程と、
    前記基体を反転させて、前記第2の面上に再配線を行って、前記第1及び第2の面に貫通する導電層より成る配線部を形成する工程と、
    前記第2の面側の配線部上に電極を形成する工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記溝内に導電層を形成する工程において、前記溝内の中央部に絶縁層を形成し、前記溝の側面と中央部の絶縁層との間に前記導電層を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 基体の第1の面上に能動素子を備え、
    前記能動素子を覆って光透過性基体が搭載されて封止され、
    前記能動素子の外縁部に、前記基体の第1の面からこれとは反対側の第2の面に貫通する導電層より成る配線部が設けられ、
    前記第2の面側の前記配線部上に電極が設けられて成る
    ことを特徴とする半導体装置。
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