JP2009003958A - 金融デリバティブの価格決定のための方法とシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原資産に関してオプションのビッド価格および/またはオファー価格を提供する方法であって、オプションを定義する複数のパラメータに対応する第1の入力データを受信し、原資産に関係する複数の現在の市況に対応する第2の入力データを受信し、第1および第2の入力データに基づきオプションの補正された理論価値(CTV)を計算し、第1および第2の入力データに基づきオプションのビッド/オファースプレッドを計算し、補正されたTVおよびビッド/オファースプレッドに基づきオプションのビッド価格および/またはオファー価格を計算し、前記オプションのビッド価格および/またはオファー価格に対応する出力を供給する。
【選択図】図1
Description
コンベクシティは、ボラティリティに関する価格の二階偏導関数である、つまり、ボラティリティに関するベガの導関数であり、dVega/dVolで表される。
25デルタリスクリバーサルは、スポット価格に関するベガの勾配により特徴付けられるが、実際には、現行スポットにはコンベクシティはない。したがって、勾配dVega/dspotの価格決定に使用される。
25デルタストラングル=0.5(インプライドVol(25デルタコール)+インプライドVol(25デルタプット))
25デルタストラングルは、現行スポットでスポットに関するベガの勾配が実際にないことにより特徴付けられるが、実際には、大きなコンベクシティで特徴付けられる。したがって、これは、コンベクシティの価格決定に使用される。アットザマネーVolは常に知られているため、1単位のストラングルを買い、2単位のATMオプションを売るバタフライの値を付けるのがより一般的である。ストラングルのように、バタフライもボラティリティで値を付ける。例えば、
25デルタバタフライ=0.5(インプライドVol(25デルタコール)+インプライドVol(25デルタプット))−ATM Vol
バタフライに値を付けるのがより一般的であるという理由は、バタフライの戦略では、ほとんどベガがないが、コンベクシティは著しいことである。バタフライおよびストラングルは、常に知られている、ATMボラティリティを通じて関係しているため、入れ替えて使用することができる。25デルタプットおよび25デルタコールは、25デルタRRおよび25デルタストラングルに基づいて決定することができる。
を履行することができる。
ているリスクを反映すると思われる複数のビルディングブロックの他の適当な関数を使用して計算することができる。
オファースプレッドをビルディングブロックの少なくとも一部の第2の関数として計算し、そこでプロセッサは補正されたTVおよびビッド/オファースプレッドに基づきオプションのビッド価格および/またはオファー価格を計算する。これら複数のビルディングブロックには、コンベクシティ、リスクリバーサル(RR)、シフト、ギアリング、ベガプロファイル、および本質的価値を含むグループから選択した少なくとも1つのビルディングブロックを含めることができる。
本発明の好ましい一実施形態を、外国為替(FX)エキゾチックオプションの市場価額(市場価格)を計算するためのモデルとの関連で説明する。しかし、本発明によるモデルは他の金融市場にも適用することができ、また本発明は外国為替オプションまたはエキゾチックオプションに限定されないことも理解されるであろう。当業者であれば、本発明を他のオプション、例えば、ストックオプション、またはその他のオプションに似た金融商品、例えば、フォワードオプション、または商品、または天候オプションなどの非資産型商品に適用することができ、その際に与えられた金融商品に、一意なファクタに合わせて必要に応じて変更を加えることができる。
ある。パラメータには、例えば、行使、トリガ価値、および満期日がある。また、パラメータは、オプションのタイプの識別、原資産の識別、例えば、為替対象の通貨、およびオプションを定義する情報も含む。例えば、ウィンドウノックアウトオプションの価格を計算するには、さらにオプション詳細に、トリガがかかる日付とトリガが解除される日付も含めることができる。市況に対する価値、例えば、現行利子率、フォワードレート、およびATMボラティリティは、当業で知られているように、市場に出回っている情報から得ることができる。市場情報は、市場で絶えず売買される資産に基づいており、その価格はさまざまな形式のものが利用できる。例えば、入力は、REUTERS、Bloomberg、Telerateなどの会社から、かつ/またはブローカから直接、例えば電話で、得られる市場データの画面から取り出された情報に基づくことができる。
(b)リスクリバーサル補正=(dVega/dSpot)*価格(RR)
(c)本質的価値補正=本質的価値
(d)ギアリング補正=(TV(バニラ)−TV(エキゾチック))*比率
ただし、比率は、例えば、次のように、TV(バニラ)とTV(エキゾチック)との比率に依存する関数である。
シフト=abs(TV(バリアBおよび満期tとしてエキゾチック)−TV(バリアB’および満期t’としてエキゾチック))
ただし、|B’−K|/B’=1.05*|B−K|/Bおよびt’=t+1日。
プロファイル1=スマイル(K)+スマイル(B)*(ベガ(エキゾチック)−ベガ(行使価格をKとするバニラ))/ベガ(行使価格をBとするバニラ)
2.プロファイル2は、エキゾチックオプション、例えば、それぞれ行使価格K、Kmin、およびB、スポット点で、S、Smin、およびBとする3つのバニラオプションのベガを複製することにより求められる。この複製は、数値p、q、およびrを探すことで実行され、これらに対し、以下の式が満たされる(スポット点で、S、Smin、およびバリアB)。
ただし、順番に、X=S、Smin、およびBである。
上の式で、ベガ(スポットXで、行使価格Kのバニラ)は、ボラティリティスマイルを通じて行使価格に対応するボラティリティを使用してスポットXでバニラオプションのベガの計算を意味する、つまり、スマイル(K)を求め、次に、TV(行使価格K、ボラティリティVolKのバニラ)=TV(行使価格KおよびATMボラティリティのバニラ)+スマイル(K) となるようなボラティリティVolKを求め、さらに、VolKを使用して、ベガ(行使価格KおよびボラティリティVolKのバニラ)を求める。
プロファイル2=p*スマイル(K)+q*スマイル(Kmin)+r*スマイル(B)
3.プロファイル3=スマイル(Kmin)*比率(ベガ(Smin)/ベガ(Kmin))
プロファイル、プロファイル2、およびプロファイル3を計算した後、以下の公式を適用することができる。
さらに、次のようにしてベガプロファイル補正を求めることができる。
プロファイル3<0ならばベガプロファイル補正=最大(プロファイル合計、プロファイル3)+(1−exp(3II/2*t)*最小(プロファイル合計、プロファイル3)、そうでなければベガプロファイル補正=0。
ゾチック)は、ブラック−ショールズモデルにより計算される、オリジナルのエキゾチックオプションの理論価値である。TV(バニラ)は、対応するバニラオプション、つまり、トリガを除き同じパラメータを持つオプションの理論価値である。比率(TV(エキゾチック)/TV(バニラ))は、比率が所定の値、例えば、6〜12の値を超えたときにカットオフが適用されるTV(エキゾチック)とTV(バニラ)との比である。
Vの変化という2つの値の関数である。シフト補正関数は、例えば、これら2つの値の最大値をとる関数とすることができる。それとは別に、この関数は、これら2つの値の足す関数とすることができる。第1の値は、本質的価値がある割合だけ例えば5%だけ上昇するようにトリガをシフトし、その結果のTVの変化を判別することにより計算することができる。第2の値は、満期を、例えば1日だけシフトし、TVの変化を調べることにより計算することができる。このシフト補正は、理論価値トリガ値および満期の変化に対するオプションの理論価値(TV)の感度を示す尺度である。
したがって、Kminは、現在の金利によるSminのフフォワードレートを生む行使価格である。
ただし、t>1ならばL=2、t<1/12ならばL=1、それ以外ならばL=1+(t−1/12)*12/11
25デルタバタフライ>=0.5ならばW=(0.5+0.5*(25デルタバタフライ−0.5)/25デルタバタフライ、そうでなければW=1
t<0.25ならばLT=2*sqrt(t)、そうでなければLT=1
Cb=0.6*II*sqrt(t)*exp(−t*II/2)*(1−Ptouch(t/L))
ただし、Lは上で定義したとおりである。
Cd=0.045*最小(1,4.5*exp(−12t)+exp(−1))
t<1ならばCe=0.135*t+0.1125、そうでなければ0.2475
Cf=(0.5+exp(−2*II*t))*(1−exp(−2*II*t))
ただし、Ptouch(t)は、時刻tより前にトリガにタッチする確率であり、年で表される(例えば、1年に対してはt=1)。
b−リスクリバーサル補正
c−本質的価値補正
d−ギアリング補正
e−シフト補正
f−ベガプロファイル補正
1.リスクリバーサル補正をベガプロファイル補正と組み合わせる:
リスクリバーサル補正>=0かつベガプロファイル補正<=0ならば、補正1=Cb*b+Cf*f
そうでなければ
補正1=exp(−3/2*II*t)*LLT*最大(Cb*b,Cf*f)+最小(Cb*b,Cf*f)
ただし、t<0.25ならば、LLT=4*t、そうでなければLLT=1。
コンベクシティ補正<0かつ補正1<0ならば:
t<=1/12ならば、LowCutOff(t)=8%と設定し、t>1ならばLowCutOff=15%と設定し、そうでなければLowCutOff=8%+7%*(t−1/12)*12/11と設定する。
ConvexityRatio>LowCutOff(t)ならばProfileFactor=最大(0.5,1−0.5*(ConvexityRatio−LowCutOff(t))/(HighCutOff(t)−LowCutOff(t)))。
コンベクシティ補正>0かつ補正1<0ならばProfileFactor=1。
最後に、補正2=ProfileFactor*補正1+a*Ca
4.補正2をシフト補正およびギアリング補正と組み合わせる:
Ce*e=<0.07%ならばFshift=0と設定し、Ce*e>=0.09%ならばFshift=1と設定し、そうでなければFshift=(Ce*e−0.07%)/0.02%と設定する。
最後に、補正合計=補正3で、かつ:
CTV=TV+補正合計
ただし、TVは理論価値である。
Sb=0.2
Sc=最小(1,(1−TV(エキゾチック)/TV(バニラ))/0.15)
Sd=0.018*exp(−t)
Se=0.45*exp(−1.6t)
Sf=0.2
本発明の一実施形態では、ビッド/オファースプレッドを計算するために、ビルディングブロックを次のように3つのステップで組み合わせることができる。
すると、スプレッド1=Sf*abs(補正1)+Sa*abs(a)+最小(Sc*c,0.1%)となる。
e=<0.15%ならばShifTrim=e、そうでなければShiftTrim=0.15%+0.5*(e−01.5%)
Sd*d=<0.08%ならばGearingTrim=Sd*d、そうでなければGearingTrim=0.08%+0.5*(Sd*d−0.08%)。
3.標準バニラビッド/オファースプレッドを追加する。
ビッド/オファースプレッド=(0.7+0.42*exp(−1.1t))*スプレッド2+VanillaSpread(K)+最大(VegaATM*ATMボラティリティビッド/オファースプレッド−VanillaSpread(K),0)*最小(1,エキゾチックオプションのベガ/VegaATM)
ただし、VanillaSpread(K)は行使価格がエキゾチックオプションと同じであるバニラオプションのビッド/オファースプレッドであり、VegaATMはATMバニラオプションのベガである。
25デルタバタフライ=0.5(インプライドVol(25デルタコール)+インプライドVol(25デルタプット))−ATM Vol
25デルタリスクリバーサル=インプライドVol(25デルタコール)−インプライドVol(25デルタプット)
25デルタオプションのボラティリティは、これら2つのファクタから計算することができる。反復を複数回実行することで、ボラティリティスマイル全体を計算することができ、例えば、行使価格を対応するデルタおよびボラティリティ価額にリンクするルックアップテーブルを構築することができる。したがって、知られている、アットザマネーオプションのボラティリティから始めて、デルタバタフライおよび25デルタリスクリバーサルを使用し、さまざまな異なるデルタ(つまり、ATMだけでなく)のオプションに対するボラティリティを計算することができる。行使価格−ボラティリティ−デルタの各組は一意であり、ルックアップテーブルに入れることができるため、アルゴリズムで後から簡単に参照できる。
6.ステップ3〜5を順次繰り返して、収束させる。
リティを設定する。
8.他のデルタについてステップ1〜7を繰り返し、行使価格とそのインプライドボラティリティのルックアップテーブルを作成する。
7.行使価格Kに対するインプライドボラティリティとして得られる最後のボラティリティを設定する。
2.与えられた行使価格Kに対するスマイル調整済みボラティリティを計算する。行使価格がATM行使価格(ほぼフォワードレートに等しい)よりも高ければコールをとり、行使価格がATM行使価格よりも低ければプットをとることで、デルタ(K)で表される、行使価格Kに対応するデルタを計算する。ちなみに、ATM行使価格は、コールオプションのデルタとプットオプションのデルタの総和が0となる行使価格である。
スプレッド(K)=VegaATM*ATMボラティリティのビッド/オファースプレッド*G(デルタ,TV)
ただし、デルタ(K)>=7%ならばG(デルタ,TV)=1、デルタ(K)=<7%かつ(VanillaTV(K)+最大(スマイル(K),0))>=0.001%ならばG(デルタ,TV)=1−0.645*exp(−15*(VanillaTV(K)+最大(スマイル(K),0)))、デルタ(K)=<7%かつ(VanillaTV(K)+最大(スマイル(K),0))=<0.001%ならばG(デルタ,TV)=0.5*(1−exp(−1300*(VanillaTV(K)+最大(スマイル(K),0)))。
4.次のようにビッド価格およびオファー価格を計算する。
ビッド価格(K)=max(価格(K)−0.5*スプレッド(K),min(価格(K),1bp))
オファー価格(K)=ビッド価格(K)+スプレッド(K)
ただし、価格(K)は価格決定されるオプションの基準点(bp)における中間価格を表す。
ただし、Xは両サイドがあらかじめ合意し、市場の急激な動きから買い手を守るように設計されている正の金額とすることができる。またXは、時刻Tで、オプションのビッド/オファー価格に比例するものとすることができる。ある時点において、証拠金勘定が0になると、デリバティブの買い手は、売り手との自分のポジションをクローズし、第三者からオプションを買う権利を持つことができる。
Claims (27)
- オプションを定義している複数のパラメータに対応している第1の入力データ及び原資産に関連している複数の現在の市況の状態に対応している第2の入力データを入力するインターフェース手段と、前記オプションのビット価格および/またはオファー価格を計算する計算手段と、前記インターフェース手段と前記計算手段の間のデータの転送を制御する制御手段と、を備える値付けシステムにおける、原資産のビット価格および/またはオファー価格を決定する方法であって、
前記第1の入力データおよび第2の入力データが、前記インターフェース手段に入力されるステップと、
前記制御手段が、前記インターフェース手段から、前記第1の入力データと前記第2の入力データを、入力するステップと、
前記制御手段が、前記第1の入力データと前記第2の入力データを、前記計算手段に出力するステップと、
前記計算手段が、前記第1の入力データおよび第2の入力データを使用して、予め与えられた計算ステップに基き、複数のビルディングブロックを計算するステップであって、前記ビルディングブロックの少なくとも1つは前記オプションに関連付けられているリスクに関係するファクタの関数であるステップと、
前記計算手段が、オプションのビット価格および/またはオファー価格を、前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの関数として計算するステップと、
前記計算手段が、前記オプションのビット価格および/またはオファー価格の指示データを出力するステップと、
前記制御手段が、前記インターフェースに前記指示データを出力するステップと、
を含む方法。 - 請求項1記載の方法において、前記オプションのビット価格および/またはオファー価格を計算するステップが、
前記オプションの補正された理論価格(CTV)を前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの第1の関数として計算するステップと、
前記オプションのビッド/オファー スプレッドを前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの第2の関数として計算するステップと、
前記補正された理論価格(CTV)と前記ビッド/オファー スプレッドに基づき前記オプションの前記ビッド価格および/または前記オファー価格を計算するステップと、
を含む方法。 - 請求項1記載の方法であって、
前記計算手段が、ビルディングブロックの少なくとも1つまたは前記複数のビルディングブロックに基づき複数の補正を計算するステップと、
前記計算手段が、前記複数の補正のそれぞれに対応する複数の重みを計算するステップと、
前記計算手段が、前記複数の補正と前記複数の重みを組み合わせて複数の重み付き補正を生成するステップと、
前記計算手段が、前記ビッド価格および/またはオファー価格を前記複数の重み付き補正の関数として計算するステップと
を含む方法。 - 請求項3記載の方法において、前記複数の重みの少なくとも1つが時間依存である、方法。
- 請求項1記載の方法であって、前記オプションのビッド/オファー スプレッドを前記ビルディングブロックの少なくとも1つの関数として計算するステップを含む方法において、前記オプションの前記ビッド価格および/またはオファー価格を計算するステップは、前記ビッド/オファー スプレッドに基いて前記ビッド価格および/またはオファー価格を計算するステップを含む、方法。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法において、前記複数のビルディングブロックは、コンベクシティ、リスクリバーサル、シフト、ギアリング、ベガプロファイル、および本質的価値を含むグループから選択された少なくとも1つのビルディングブロックを含む、方法。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法において、前記原資産は金融資産を含む、方法。
- 請求項7記載の方法において、前記オプションは、外国為替(FX)オプション、バニラ オプション、オプション風の金融デリバティブおよびエキゾチック オプションから成るグループから選択されたオプションである、方法。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法において、前記第1の入力データは前記オプションの種類、前記オプションの満期日、および前記オプションのトリガを含むグループから選択された少なくとも1つのパラメータの指示データを含む、方法。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法において、前記第2の入力データは、スポット価格、金利、ボラティリティ、アットザマネーボラティリティ、25デルタリスクリバーサル、25デルタバタフライ、および25デルタストラングルを含むグループから選択された少なくとも1つの市況の指示データを含む、方法。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法において、前記原資産は、商品取引の取引対象商品、株、債権、金利およびウエザーの少なくとも1つと関連する、方法。
- 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法であって、前記インターフェース手段が情報交換ネットワークを介して前記第2の入力データを入力するステップを含む、方法。
- 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法において、前記インターフェース手段は、ウェブ サーバーおよびデータベースの少なくとも1つを含む、方法。
- コンピュータに請求項1乃至13のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行させるためのプログラム命令を格納したコンピュータ可読媒体。
- 原資産に対するオプションのビッド価格および/またはオファー価格を提供するシステムであって、
前記オプションを定義する複数のパラメータに対応する第1の入力データを入力し、前記オプションのビッド価格および/またはオファー価格に対応する出力を供給し、さらに、前記原資産に関係する複数の現在の市況に対応する第2の入力データを入力するインターフェース手段と、
前記オプションのビット価格および/またはオファー価格を算出する計算手段と、
前記インターフェース手段と前記計算手段との間のデータの転送を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記インターフェース手段から前記第1の入力データおよび前記第2の入力データを入力し、前記第1の入力データおよび前記第2の入力データを前記計算手段に出力し、
前記計算手段は、前記第1の入力データおよび第2の入力データを使用して、予め与えられた計算ステップに基き、複数のビルディングブロックを計算し、前記ビルディングブロックの少なくとも1つは前記オプションに関連付けられているリスクに関係するファクタの関数であり、前記計算手段は、オプションのビット価格および/またはオファー価格を、前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの関数として計算して、前記オプションのビット価格および/またはオファー価格の指示データを出力し、
前記制御手段は、前記インターフェース手段に前記指示データを出力する、
システム。 - 請求項15記載のシステムにおいて、前記計算手段が、前記オプションのビット価格および/またはオファー価格の計算ステップにおいて、前記オプションの補正された理論価格(CTV)を前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの第1の関数として、また、前記オプションのビッド/オファー スプレッドを前記ビルディングブロックの少なくともいくつかの第2の関数として計算し、前記補正された理論価格(CTV)と前記ビッド/オファー スプレッドを使用して前記オプションの前記ビッド価格および/または前記オファー価格を計算する、システム
- 請求項16記載のシステムにおいて、前記計算手段が、ビルディングブロックの少なくとも1つまたは前記複数のビルディングブロックに基づき複数の補正を計算し、前記複数の補正のそれぞれに対応する複数の重みを計算し、前記複数の補正と前記複数の重みに基いて複数の重み付き補正を計算し、前記ビッド価格および/またはオファー価格を前記複数の重み付き補正の関数として計算する、システム。
- 請求項17記載のシステムにおいて、前記複数の重みの少なくとも1つが時間依存である、システム。
- 請求項15記載のシステムにおいて、前記計算手段は、前記オプションのビッド/オファー スプレッドを前記ビルディングブロックの少なくとも1つの関数として計算し、前記ビッド/オファー スプレッドに基いて前記ビッド価格および/またはオファー価格を計算する、システム。
- 請求項15乃至19のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記複数のビルディングブロックは、コンベクシティ、リスクリバーサル、シフト、ギアリング、ベガプロファイル、および本質的価値を含むグループから選択された少なくとも1つのビルディングブロックを含む、システム。
- 請求項15乃至20のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記原資産は金融資産を含む、システム。
- 請求項21記載のシステムにおいて、前記オプションは、外国為替(FX)オプション、バニラ オプション、オプション風の金融デリバティブおよびエキゾチック オプションから成るグループから選択されたオプションである、システム。
- 請求項15乃至22のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記第1の入力データは前記オプションの種類、前記オプションの満期日、および前記オプションのトリガを含むグループから選択された少なくとも1つのパラメータの指示データを含む、システム。
- 請求項15乃至23のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記第2の入力データは、スポット価格、金利、ボラティリティ、アットザマネーボラティリティ、25デルタリスクリバーサル、25デルタバタフライ、および25デルタストラングルを含むグループから選択された少なくとも1つの市況の指示データを含む、システム。
- 請求項15乃至24のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記原資産は、商品取引の取引対象商品、株、債権、金利およびウエザーの少なくとも1つと関連する、システム。
- 請求項15乃至25のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記インターフェース手段が情報交換ネットワークを介して前記第2の入力データを入力する、システム。
- 請求項15乃至26のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記インターフェース手段は、ウェブ サーバーおよびデータベースの少なくとも1つを含む、システム。
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