JP2009003815A - 複合操作信号出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータリーエンコーダを用い、ユーザーの感覚にあった操作によって、多数の項目の中から容易に所望の項目を選択することができる「複合操作信号出力装置」とする。
【解決手段】回転操作つまみを押下しないときの回転操作を検出する第1ロータリーエンコーダ回転検出部と、押下したときの回転操作を検出する第2回ロータリーエンコーダ回転検出部とを備えた2階層式ロータリーエンコーダを用い、第1回転検出部の出力に応じて複数項目のリストにおける任意の項目の選択指示を含む第1の操作信号を出力し、第2回転検出部の出力に応じて第2の操作信号を出力する2階層操作信号出力部とを備える。このときの第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の、下位階層の複数項目の一つを選択指示する操作とし、或いは、前記特定の項目の内容を確認する操作とする。
【選択図】図1
【解決手段】回転操作つまみを押下しないときの回転操作を検出する第1ロータリーエンコーダ回転検出部と、押下したときの回転操作を検出する第2回ロータリーエンコーダ回転検出部とを備えた2階層式ロータリーエンコーダを用い、第1回転検出部の出力に応じて複数項目のリストにおける任意の項目の選択指示を含む第1の操作信号を出力し、第2回転検出部の出力に応じて第2の操作信号を出力する2階層操作信号出力部とを備える。このときの第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の、下位階層の複数項目の一つを選択指示する操作とし、或いは、前記特定の項目の内容を確認する操作とする。
【選択図】図1
Description
本発明は1つの回転操作つまみによって複数の回転角検出出力を行い、その信号を用いて互いに関連する複数の信号を出力することができるようにした複合操作信号出力装置に関する。
回転操作つまみの回転によって所定の信号を出力することは、ロータリーエンコーダを用いた操作装置として広い分野で用いられている。その際用いられるロータリーエンコーダとしは、例えば回転操作つまみによって装置内部で円板を回転し、その円板の円周に磁性体を等間隔に配置し、この磁性体と僅かな間隔をもって磁石を固定配置するとともにその磁気の状態を磁気センサで検出することによって、回転操作つまみの回転を磁気センサにより検出可能としたもの等、種々の形式のものが用いられている。このようなロータリーエンコーダを用いて、画面に表示された多数のリストの中から所望の項目を指示し、別途設けたスイッチの操作等により確定入力を行い、特定項目の選択指示信号を出力することも行われている。
また、一般家庭用機器において、メニュー選択用モードスイッチや、時間設定用スイッチとして、各々回転操作つまみを設け、前記のようなロータリーエンコーダを用いて所望のメニュー或いは時間設定等を行っている。しかしながら多数の回転操作つまみを配置することはスペースに限界があるため、回転操作つまみを同心円状に配置し、内側の回転操作つまみによって一つのメニュー設定を、外側の回転操作つまみによって他のメニュー設定を行うようにすることも提案されている。
しかしながらそのような操作装置は、例えば外側の回転操作つまみを回転しているとき内側の回転操作つまみに触れて、別の操作も行ってしまうことがある。その対策として特開平8−190835号公報には、1つの回転操作つまみを引いた状態と押し込んだ状態とで、各々別のロータリースイッチを操作可能とし、1つの操作つまみによって複数の回転操作信号を出力できるようにした技術が開示されている。
特開平8−190835号公報
一方、例えばオーディオ装置において、ハードディスクや大容量メモリに記録している多数の曲の中から、ユーザーが所望する曲を任意に選択して再生することが行われている。その際には例えば図14に示すように、最初同図(a)のようなアーティストのリストを表示させて絞り込み、例えば特定のアーティスト2を選択指示したとき、同図(b)のようにそのアーティストについて収録しているアルバムのリストを表示する。このアルバムのリストの中から同図(b)のように特定のアルバム3を選択指示したとき、更に同図(c)のようにそのアルバムについて収録している曲のリストを表示する。このリストの中からユーザーが所望する例えば特定の曲1を選択指示したとき、その曲の再生が始まり、同図(d)のような表示が行われることとなる。
上記のような曲の選択操作を行うときにおいて、前記のような回転操作つまみを備えたロータリーエンコーダの信号により、多数リストアップされた項目の中から任意の項目を選択し、別途設けた決定楊スイッチの操作によって決定することが行われる。そのときの回転操作つまみの回転によるロータリーエンコーダの信号によって、図14(a)のアーティストのリストの中から所望のアーティストを選択し、そのときの選択指示信号によってその下の階層であるアルバムのリストを同図(b)のように表示することができる。以降は同様の作動によって前記のような表示リストの中から所望の項目の選択指示と、更にその下の階層のリストを表示し、その中から任意のものを選択指示することとなる。
このようにして多数の曲の中から所望の曲を選択し、再生することができるものであるが、必ずしも前記のように円滑な選択を行うことはできず、例えば図14(d)の曲再生時に、聴きたい曲はこれではなかったことに気がつくと、例えば「戻り」のキー操作等によって再び同図(c)の曲名リストを表示させ、回転操作つまみの回転によってその中から再び曲の選択指示を行うこととなる。また、特定のアルバムの曲名リストに戻り回転操作つまみの回転によって曲名の選択を行い、そのアルバムの中に所望の曲がなかったことに気がつくと、再び同図(b)のようなアルバムリストの表示に戻り、ここでも回転操作つまみの回転操作を行い、このアルバムでも所望の曲が無さそうなときには同図(a)のようなアーティストのリスト表示に戻ることとなり、極めて多くの手数がかかり面倒である。
図14に示すように、項目のリストが複数の階層になっているとき、上の階層の項目の選択指示によってその項目についての下の階層の項目リストが表示され、その中から所望の項目を選択指示して決定することは、前記のような曲の選択時に限らず、例えばナビゲーション装置においては、基本メニューの多数のメニュー項目の中から目的地検索を選択し、その項目の展開項目として、登録した地点からの選択の項目を選び、更にその項目の展開項目として、地域選択の項目を選択する等の、階層別項目のリストを順に表示させて選択を行うことがある。その際も従来の回転操作つまみによる選択では、前記と同様に多くの手数を要することとなる。
したがって本発明は、回転操作つまみを用いて、複数階層になっている項目の中から、順に項目を選択する際に、ユーザーの感覚にあった操作を行うことによって容易に所望の項目を選択することができるようにし、また特定の項目について関連した操作処理を行うこともできる複合操作信号出力装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係る複合操作信号出力装置は、前記課題を解決するため、回転操作つまみを押下しないときの回転操作を検出する第1回転検出部と、回転操作つまみを押下したときの回転操作を検出する第2回転検出部と、前記第1回転検出部の出力に応じて複数項目のリストにおける任意の項目の選択指示を含む第1の操作信号を出力し、前記第2回転検出部の出力に応じて第2の操作信号を出力する2階層操作信号出力部とを備え、前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の選択指示に関連した操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記第2の操作が、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の、下位の階層の複数の項目のうちの一つを選択する選択指示に関連した操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の内容を確認する操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記第1の操作信号により選択する項目はアーティスト名、またはアルバム名であり、前記第2の操作は前記アーティストに含まれるアルバム、または前記アルバムに含まれる曲の選択指示に関連した操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記第1の操作信号により選択する項目はビデオ名または曲名であり、前記第2の操作は前記ビデオまたは曲の内容を確認する再生操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記第1の操作信号により選択する項目はナビゲーション装置の項目選択用リストの項目であり、前記第2の操作は前記リストの任意の選択項目を確認する操作、または前記任意の選択項目の下位の階層における複数の項目の内の一つを選択する選択指示に関連した操作であることを特徴とする。
また本発明に係る他の複合操作信号出力装置は、前記複合操作信号出力装置において、前記アーティストに含まれるアルバムの選択指示に関連した操作は、アルバムのジャケット写真の表示であり、ジャケット写真の表示により任意のアルバムを選択することを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、回転操作つまみを用いて、複数階層になっている項目の中から、ユーザーの感覚にあった方法によって容易に所望の項目を選択することができ、また特定の項目について関連した操作処理も容易に行うことができ、適切な項目を選択することができるようにした複合操作信号出力装置とすることができる。
本発明は複数階層になっている項目の中から、容易に所望の項目を選択し、また特定の項目について関連した作動処理を行うという目的を、回転操作つまみを押下しないときの回転操作を検出する第1回転検出部と、回転操作つまみを押下したときの回転操作を検出する第2回転検出部と、前記第1回転検出部の出力に応じて複数項目のリストにおける任意の項目の選択指示を含む第1の操作信号を出力し、前記第2回転検出部の出力に応じて第2の操作信号を出力する2階層操作信号出力部とを備え、前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の選択指示に関連した操作とすることにより実現した。
図1は本発明による複合操作信号出力装置としての2階層式ロータリーエンコーダ1と、そこから出力される信号を処理することによって2階層の操作信号を出力することができるようにした信号処理回路の実施例を示しており、これらの装置及び回路によって本発明の装置が構成される。ここで用いられる2階層式ロータリーエンコーダ1としては、前記従来例として示した装置のほか、更に種々の装置を用いることができ、また既に市販されている装置も用いることができるが、例えば図6に示すような2階層式ロータリーエンコーダを用いることができる。
図6に示す2階層式ロータリーエンコーダ21においてはその主要構成要素として、中心部に設けた支持フレーム22と、その支持フレーム22に支持されて回転自在に設けたキャップ状の回転操作つまみ23と、支持フレーム22の上面24と回転操作つまみ23の下面25との間に介在した、図中皿バネとして示しているスプリング26を備えている。図示実施例では回転操作つまみ23の下面中心部から下方に延びる支持ロッド27を備え、支持ロッド27の下端拡径部28を支持フレームの中心部に設けたガイド孔29に摺動自在に嵌合させ、それにより支持フレーム22は回転操作つまみ23を上下動に摺動自在に、且つ回転操作可能に支持している。
図6に示す例においては、回転操作つまみ23の下方内周面30の下端に、内側に向けて等間隔に突起を備えた磁性体31を設け、支持フレーム22の外周面32には、上下に各々等間隔に永久磁石とともに用いられる磁気センサを設けており、図6(b)のように回転操作つまみ23がスプリング26により図中上方に持ち上げられているときには、磁性体31が上側磁気センサ33に対向する。また、ユーザーの操作力で回転操作つまみ23をスプリング26に抗して押し込み、回転操作つまみ23の下面25が支持フレーム22の上端に設けた受け部35に当設しているときには、磁性体31が下側磁気センサ34に対向するように配置している。
また図6に示す例においては、支持フレーム22のガイド孔29下端にスイッチ36を設け、同図(c)のように回転操作つまみ23が押し下げられているとき、同図(d)のように更に回転操作つまみ23の中心部37を指で押圧すると、回転操作つまみ23の円板状の上壁38を十分薄く形成していることによりスプリング26に抗して下方に撓み、支持ロッド27の下端面39がスイッチ36を作動してクリック信号を出力可能としている。なお、このような信号の出力機構は、従来よりロータリーエンコーダにプッシュスイッチを一体的に備えた複合ロータリーエンコーダが市販されており、そのようなプッシュスイッチを回転操作つまみ23の中心部に組み込んでも良い。
上記のような上側磁気センサ33、下側磁気センサ34、スイッチ36の信号は図示されていない配線により外部に出力可能となっており、それにより図1に示すような信号出力、及びそれに基づく各種の処理がなされる。即ち図1には本発明を種々の態様で実施できる構成を備えた例を示しており、同図の例においては、回転操作つまみ1個により2階層信号を出力する2階層式ロータリーエンコーダ1に、第1ロータリーエンコーダ回転検出部2と第2ロータリーエンコーダ回転検出部4を備えており、この第1ロータリーエンコーダ回転検出部2が図6の上側磁気センサ33に対応し、第2ロータリーエンコーダ回転検出部4が下側磁気センサ34に対応する。
また、図1の第1ロータリーエンコーダ回転検出部2の回転検出出力信号は、第1操作信号演算部3で第1操作信号を演算して出力する。また、第2ロータリーエンコーダ回転検出部4の出力信号は、第1操作信号関連第2操作信号演算部5で、前記第1操作信号に関連する第2操作信号を演算して出力する。図示の例においてはこれらの信号は指示信号記憶部13における、それぞれ対応している第1操作信号記憶部14と第2操作信号記憶部15に一時的に記憶し、2階層操作信号出力部16で適宜読み出して、外部の各種機器に出力可能としている。
図1に示す例においては出力切換部6を備え、各種実施例における出力切換の態様をここに示している。出力切換の態様として、前記図6に示す装置のように、ユーザーが回転操作つまみを押し下げるとき、その押し下げに連動して磁性体31が、上側磁気センサ32に対向する位置から下側磁気センサ34に対向する位置に切り換わる等の、操作つまみを押し下げることに機械的に連動して切り替わる方式を、回転操作つまみ押下連動式出力切換部8として示している。
それに対して例えば図7に示すように、前記図6の2階層式ロータリーエンコーダ21とほぼ同様の構成を採用しながら、図6の受け部33の部分に押下検出スイッチ42を設け、また磁性体31を検出する磁気センサ43は1つのみとするとともに、操作つまみの通常の回転時も、また押下して回転するときも、常時1つの磁気センサ43で回転操作つまみ23の回転の検出を可能とする。それにより、図7(a)のようにスプリング26で操作つまみ23が持ち上げられて回転する状態では、前記第1ロータリーエンコーダ回転検出部2としての信号を出力し、同図(b)のように操作つまみ23を押し下げ、操作つまみ23の下面25が押下検出スイッチ42を押下したとき、押下検出スイッチ42はこれを検出し、それ以降において押下状態を維持した操作つまみ23の回転の信号は、前記実施例における第2ロータリーエンコーダ回転検出部4の信号出力とみなす。なお、図7に示す装置においても、前記実施例と同様にスイッチ36を備え、決定信号を出力できるようにしている。
このように、1つのロータリーエンコーダで2つの態様の回転信号を得るときには、図1において回転操作つまみ押下検出式8の出力切換部6であることが検出され、或いは設定され、図1における第2ロータリーエンコーダ回転検出部4の回転検出信号は、前記実施例と異なり、入力する同一ロータリーエンコーダの信号を切り換えて用いることとなる。このようなロータリーエンコーダを用いることにより、操作部を薄く、且つ安価なものとすることができる。
また、図7に示すように回転操作つまみ23を実際に押し下げる操作を行う以外に、例えば図8に示すように、回転操作つまみを押し下げる操作を感圧センサ45で検出可能とし、ユーザーが回転操作つまみ23を所定圧力以上で押したとき、この圧力を検出して前記図7の実施例と同様に、それ以降の操作つまみ23の回転は、前記第2ロータリーエンコーダ回転検出部4と同様の信号として取り扱う。図8に示す装置においては、操作つまみ23の上面38の中央部に感圧式のタッチセンサ46を設け、ユーザーが所定圧力以上の力で回転操作つまみを押下している状態で、この部分に指でタッチしたとき、或いは必要に応じて前記のように所定圧力以上の力で回転操作つまみを押下していないときでもこの接触を検出し、決定信号とする。
このようなロータリーエンコーダを用いるときには、図1において回転操作つまみ押圧検出式出力切換部10となり、この方式を採用することによりスプリングを不要とし、可動部を少なくして故障部分を減少することができる。なお、図8に示す実施例においては前記実施例とは異なり、回転操作つまみ23の外周面に磁性体31を設け、更にその外周に間隔をもって支持フレーム22の環状部47を配置し、この環状部47の内周面に磁気センサ43を配置した例を示している。
更に図8に示すような感圧式のタッチセンサ46を用い、且つ回転操作つまみ23の外周面に磁性体31を配置する方式で、前記図6に示すような回転操作つまみを押下することにより上側磁気センサ33から下側磁気センサ34に出力を切り換えるようにした例を図9に示す。図9に示す例においてはコイルスプリング48を用いた例を示している。このようなロータリーエンコーダを用いることにより、ユーザが回転操作つまみ23を押し下げたときの感覚が明瞭になり、装置の構成も簡素化することができる。この方式は図1においては、回転操作つまみ押下連動式出力切換部7となる。
前記のような種々の形式のロータリーエンコーダのいずれかを用いて、ユーザーが回転操作つまみを通常の態様で回転操作するときには、図1に示す第1ロータリーエンコーダ回転検出部2の信号として出力され、回転操作つまみを押下しながら回転したときには、第2ロータリーエンコーダ回転検出部4の信号として出力することができる。決定信号出力部10は前記図6及び図7に示す2階層式ロータリーエンコーダにおいては、支持ロッド27の下端面39がスイッチ36を作動して得られる信号が、また図8及び図9に示す2階層式ロータリーエンコーダにおいては、操作つまみ23の上面38の中央部に設けた感圧式のタッチセンサ46を指でタッチしたときこれを検出し、検定信号としている。それにより、ユーザーの指示を決定する。
図1の例においては指示信号記憶部11を備え、第1操作信号演算部3で演算した値を一時的に第1操作指示信号記憶部12に記憶し、第2ロータリーエンコーダ回転検出部4による回転に切り替わったとき、その値が記憶されていることにより以降の第2ロータリエンコーダの信号と組み合わせた出力を行うことができる。なお第2操作指示信号記憶部13は必ずしも設ける必要ない場合がある。2階層操作信号出力部14は、指示信号記憶部11に記憶している操作指示信号を出力するものであり、決定信号出力部10の信号によって最終的な操作信号が出力する。
上記のような機能ブロックからなる2階層式ロータリーエンコーダ1を用いて指示信号を出力し、各種の作動を行うには、例えば図2〜4に示す作動フローにより順に作動させることができる。図2には本発明による2階層式ロータリーエンコーダの基本的な作動処理を示し、図3及び図4にはより具体的な個別の態様の作動フローを示している。図2に示す2階層式ロータリーエンコーダ作動処理においては、最初第1階層選択項目等の表示が行われる(ステップS1)。それにより例えば図10(a)のように、2画面表示の図中左側にこのオーディオ装置が記録している多数の曲の中から、特定のアーティストについてのアルバムのリストが表示される。
次いで操作つまみの回転の検出を行う(ステップS2)。この作動は図1の第1ロータリーエンコーダ回転検出部2において行う。その後第1階層における操作つまみの回転に応じた指示項目を順送りに指示し表示を行い、また関連した機能の作動処理を行う(ステップS3)。それにより例えば図10(d)に示すように、回転操作つまみの押下を解除した状態での回転操作つまみの回転として、最初アルバム1を指示していた状態から同図に示すようにアルバム2を指示した状態の表示を行う。以降は同様に、次のアルバム3・・・が順送りに指示される。
図2に示す例ではその後回転操作つまみを押下したか否かの判別を行い(ステップS4)、押下したことを検出しないときには再びステップS2に戻って回転操作つまみの回転の検出作動とその後の処理を継続する。また、回転操作つまみを押下したときには、押下時での第1階層指示項目における第2階層項目の指示表示を行い、または所定機能の作動を開始する(ステップS5)。即ち図10に示す例においては同図(b)に示すように、同図(a)に示すアルバム1の指示状態で回転操作つまみを押下したとき、そのアルバム1の収録曲リストを表示している右側の分割画面において、曲1の指示表示を行う。
その後回転操作つまみの回転検出を行い(ステップS6)、その回転操作つまみの回転に応じた所定機能及び所定の作動を行う(ステップS7)。このとき図10に示す例では、同図(c)に示すように回転操作つまみの押下を開始した時点のアルバム1について、同図(b)の曲1から曲2を指示する表示に変更する。このときの所定機能、所定の作動についての詳細は後述する。次いで回転操作つまみの押下を解除したか否かを判別し(ステップS8)、解除したと判別したときには再びステップS2に戻って回転操作つまみの回転の検出を行い、第1階層の操作つまみの回転に応じた指示項目の順送り指示表示及び関連機能の作動処理を行う(ステップS3)。その結果図10の例では、同図(c)の状態から同図(d)に示すように第1階層の操作つまみの回転としてアルバムの選択指示が行われ、同図(a)〜(c)のアルバム1の指示の状態からアルバム2の指示表示に変更する。
次いで前記と同様に、この状態で回転操作つまみを押下したか否かを判別し(ステップS4)、押下したと判別したときには図10(e)のように第1階層の操作つまみの回転に応じた項目の順送り指示表示、及び関連機能の作動処理として、同図(f)のようにアルバム2を指示した状態で回転操作つまみを押下しながら回転操作したことにより、アルバム2についての曲の指示を曲2に変更する。
前記ステップS8で回転操作つまみの押下を解除していないと判別したときには、決定信号を検出したか否かを判別する(ステップS9)。このときの決定信号の検出は、図1の決定信号出力部10から信号が出力されたか否かで検出を行い、実際には例えば図6及び図7に示す例においてはスイッチ36作動信号の検出、また図8及び図9に示す例においては感圧式のタッチセンサ46を指でタッチした信号の検出により判別する。ここで決定信号を検出しないと判別したときにはステップS6に戻り、回転操作つまみの回転の検出とそ励行の作動を継続する。
またステップS9において決定信号を検出したと判別したときには、検定時の指示項目の作動指示を行う(ステップS10)。この作動は図1の例においては、2階層操作信号出力部14が決定信号出力部10の出力により、出力切換部6の各種態様に応じて、指示信号記憶部11に記憶している回転操作つまみの前記操作による第1操作指示信号12及び第2操作指示信号13を読み出し、外部に出力することにより行う。その結果例えば図10の例においては同図(f)の状態で決定信号が出力されたとき、アルバム2の曲2の再生指示信号を出力し、その後曲2の再生出力を行うことができる。なお、このときプレイリストの作成中の操作であるときには、このアルバム2の曲2をプレイリストに登録することとなる。
前記図2に示した作動フローは各種態様を実施することができるように一般的な概要を記載したものであるが、実際のロータリーエンコーダの作動処理に際しては例えば図3に示すような作動フローに従って処理を行うことができる。図3に示す2階層式ロータリーエンコーダ階層項目選択出力処理の例においては、最初回転操作つまみの操作の前に第1階層のリスト表示とリスト中の第1番目の項目の指示、及びそれらに関連する表示を行う(ステップS21)。この処理は前記図10の例においては(a)の初期画面のアルバム選択を行うためのアルバムリストの表示と、第1アルバムの指示を行う表示、及びそれに関連する表示として、第1アルバムの選択指示に伴うそのアルバムに収録されている曲のリスト表示を分割画面の右側に表示する。
図11の他の例では第1階層における処理としての、アーティスト名リストでのアーティスト選択機能と、第2階層における処理としての、指示されたアーティストについてデータ記録媒体に収録されているアルバムのジャケット写真表示処理を行う例を示しており、この例において前記ステップS21の処理では同図(a)に示すような初期画面の表示処理を行う。この初期画面の例においてはアーティスト名のリスト表示を行うと共に、第1番目のアーティストであるアーティスト1を選択する指示表示を行い、その指示に関連した表示としてこのリストに重ねて、指示したアーティスト1について収録されているアルバムのうち第1番目のアルバムのジャケット写真である第1ジャケット写真を表示している。
図3の例においては次いで回転操作つまみを回転操作したか否かの判別を行い(ステップS22)、回転操作したと判別したときにはその回転角度の読み込みを行う(ステップS23)。次いで回転操作つまみが予め設定した例えば15度等の所定角度回転したか否かを判別し(ステップS24)、未だ所定角度回転していないと判別したときには再びステップS22に戻って回転操作つまみを回転操作したか否かの判別を行い、以降同様の作動を繰り返す。
ステップS24で所定角度回転したと判別したときには、第1階層リストの次の項目指示を行うとともに、その項目指示と関連する表示を行う(ステップS25)。この処理は図10(a)のアルバム選択指示画面におけるアルバム1の選択指示を行っている状態からそのまま回転操作を行い、所定角度回転することにより同図(d)のように操作つまみを押下していない状態における回転操作つまみの回転による表示としての、アルバム1の次の項目であるアルバム2の項目を指示した表示とする。また図11に示す例においては、同図(a)のアーティスト1を指示している状態から、図示されていないアーティスト2の指示表示とすることとなる。
次いで前記ステップS22において回転操作つまみを回転操作していないときを含めてステップS26に進み、回転操作つまみを押下したか否かの判別を行う。ここで回転操作つまみを押下したと判別したときには、回転操作つまみ押下時での第1階層指示項目における第2階層項目の表示を行い、または所定機能の作動を開始する(ステップS27)。このとき図10に示す例においては、同図(a)に示すアルバム1の指示状態で回転操作つまみを押下したとき、同図(b)に示すように、そのアルバム1の収録曲リストを表示している図中右側の分割画面において、曲1の指示表示を行う。また、同図(d)に示すアルバム2の指示状態で回転操作つまみを押下したときには、同図(e)のようにそのアルバム2についての曲1の指示表示を行う。更に図11の例においては、同図(a)ではその表示に変化は見られないが、アーティスト名リストに重ねて表示するジャケット写真表示において、回転操作つまみを押下した後は関連機能作動処理として、このジャケット写真を変更するモードとする。
その後図3の例では回転操作つまみの押下を解除したか否かの判別を行い(ステップS28)、未だ押下を解除していないと判別したときには決定操作を行ったか否かの判別を行う(ステップS29)。この決定操作の判別は前記図2のステップS9と同様の処理であり、図1の決定信号出力部10で出力がなされたか否かによって判別する。ここで決定操作を行ったと判別したときには、その時の第1階層の項目指示、及び第2階層の項目の指示を決定した項目とする。なお、このときは第1階層の項目指示に従った第2階層の指示項目であることにより、実質的に第2階層の項目指示が決定した項目となる。
即ち、図10の例においては同図(b)に示す状態で決定操作を行ったときにはアルバム1の曲2が決定指示項目となり、同図(e)に示す状態で決定操作を行ったときにはアルバム2の曲1が決定指示項目となる。また、図11に示す例においては、同図(a)のようにアーティスト1を選択した状態で、そのアーティストの第1番目のアルバムのジャケット写真を表示しているとき回転操作つまみを押下し、第2階層としてのジャケット写真表示によるアルバム選択処理状態で決定信号出力がなされると、アーティスト1の第1アルバムを決定指示項目とする。
一方前記ステップS29で未だ決定操作を行っていないと判別したときには、以降前記ステップS22〜ステップS24と同様の回転操作つまみの回転による項目指示処理を行う。即ち、ステップS30で回転操作つまみを回転操作したか否かの判別を行い、回転操作していないときには前記ステップS28に戻って前記作動を繰り返し、回転操作していると判別したときには回転角度を読み込む(ステップS31)。その後所定角度回転したか否かを判別し(ステップS32)、所定角度回転していないと判別したときにはステップS28に戻って前記作動を繰り返し、所定角度回転したと判別したときには第2階層の次の項目指示画面表示を行い、必要に応じて関連した表示を行う(ステップS33)。
その結果、図10に示す例においては前記のように同図(c)のような第1階層の処理であるアルバム選択においてアルバム1を選択した状態で、回転操作つまみの押下回転によって第2階層の処理である曲2の指示に変更する処理を行うこととなる。同様に同図(f)に示すように、アルバム2を選択した状態での曲2に指示変更処理を行う。更に図11の例においては図(b)に示すように、最初同図(a)に示したアーティスト1の第1アルバムのジャケット写真表示状態から、操作つまみを所定角度押下回転することにより、アーティスト1についての第2アルバムのジャケット写真表示を行う。このようにして各アーティストのアルバムの選択をジャケット写真による選択で行うことができ、単なるアルバム名による選択よりもわかりやすい選択を行うことができる。
次いで第2階層の全ての項目の指示表示をしたか否かの判別を行い(ステップS34)、未だ全ての項目の指示表示を行っていないと判別したときにはステップS28に戻り、前記の作動を繰り返す。その過程で第2階層項目におけるいずれかの項目がステップS29で決定され、ステップS36で出力されることとなる。それに対してその過程で回転操作つまみの押下を解除すると、前記ステップS26で回転操作つまみを押下しないと判別したとき、及び前記ステップS34で第2階層の全ての項目の指示表示を行ったときを含めステップS35に進み、この一連の処理を終了するか否かを判別する。ここで例えば回転操作つまみの操作から他の機器操作に変更されたことを検出したとき、或いは所定時間以上操作が行われないとき等にはこの処理を終了する(ステップS37)。また、未だ終了しないと判別したときにはステップS21に戻って前記作動を繰り返す。
前記実施例においては2階層式ロータリーエンコーダの使用に際して、第1階層での処理として項目リストを表示し、回転操作つまみの回転によって順次項目の指示を変更し、特定の項目の指示の状態で回転操作つまみを押下すると、その項目についての展開階層である第2階層の指示項目の選択状態とし、そこでの回転操作つまみの回転によって第2階層の項目の指示を順次変更し、所望の項目のときに決定出力を行うことによって第1階層の項目と第2階層の項目を決定することができる例を示したが、その外例えば図12及び図13のように、回転操作つまみの押下によって展開階層である第2階層の指示ではなく、第1階層の項目に関連した処理示を行うようにすることもできる。その際には例えば図4に示す作動フローにより順に処理を行う。
即ち図12(a)の例においては、回転操作つまみを押下していないときの回転による第1階層での選択指示として、ビデオ名のリスト表示と任意のビデオの選択指示を行い、特定のビデオの指示中に回転操作つまみを押下したときには、そのビデオの早送り等を含む再生処理を行う例を示している。また同図(b)の例においては、回転操作つまみを押下していないときの回転による第1階層での選択指示として、曲のリスト表示とその選択指示を行い、特定の曲について回転操作つまみを押下したときにはその曲の早送り等を含む再生処理を行う例を示している。なお図12(b)には曲名リストとともにそれらの曲が収録されているアルバムのジャケット写真を固定表示する例を示している。
更に図13の例においては、ナビゲーション装置の目的地選択画面において、登録した多数の目的地リストを表示した状態で、回転操作つまみを回転することにより任意の目的地を選択することができるようにし、その際選択指示した目的地についてはその目的地周辺の地図表示を行い、その状態で回転操作つまみを押下した後回転すると、その回転に応じて地図の縮尺を変更して、目的地をわかり易く表示することができるようにした例を示している。なお、ナビゲーション装置におけるこのような作動は上記目的地の選択に際しての各目的地の地図表示に限らず、施設検索時の各施設の地図表示、施設検索時の各カテゴリーの施設名表示と施設選択等々、種々の態様で実施することができる。
図4に示す2階層式ロータリーエンコーダの階層別出力処理の例においては、最初は図3の例と同様に第1階層のリスト表示とリスト中の第1番目の項目の指示、及びそれらに関連する処理を行う(ステップS41)。このときのそれらに関連する処理としては、図12(a)の例では選択指示したビデオの画像表示であり、同図(b)の例では選択指示した曲の再生音声出力であり、図13の例では選択指示した目的地周辺の地図表示等である。
その後図3の例と同様に、回転操作つまみを回転操作したか否かの判別を行い(ステップS42)、回転操作したと判別したときにはその回転角度の読込を行う(ステップS43)。次いで回転操作つまみが予め設定した例えば15度等の所定角度回転したか否かを判別し(ステップS44)、未だ所定角度回転していないと判別したときには再びステップS42に戻って回転操作つまみを回転操作したかの判別を行い、以降同様の作動を繰り返す。ステップS44で所定角度回転したと判別したときには、第1階層リストの次の項目指示、及びその指示に関連する表示を行う。
その後前記ステップS42において回転操作つまみを回転操作しなかったときと共に、回転操作つまみを押下したか否かを判別し(ステップS46)、押下したと判別したときには直ちに回転操作つまみを回転操作したか否かを判別する(ステップS47)。ここで回転操作したと判別したときには回転角度を読み込み(ステップS48)、その回転角度に応じた指示出力を行う(ステップS49)。この処理により図12(a)の例においては指示したビデオについて、リスト表示に重ねて表示しているビデオ1の再生画面について、早送りや逆再生等を含む各種再生処理を行う。また図12(b)の例においては、指示した曲について、早送り等の各種再生処理を行う。更に図13の例においては指示した目的地の目的地周辺地図について、より広域の地図等の縮尺の異なった地図の表示処理を行う。
次いで決定操作を行ったか否かの判別を行い(ステップS50)、決定操作を行ったときには第1階層リストの指示項目について、決定した項目の作動指示出力を行う。その結果図12(a)の例においては、指示したビデオの再生処理によって確認した例えばビデオ1が決定され、同図(b)の例においては、指示した曲の再生処理によって確認した例えば曲1が決定され、実際の再生出力がなされる。更に図13の例においては、指示した目的地の周辺地図表示処理によって確認した例えば目的地1が決定され、誘導経路演算における目的地の決定出力がなされる。
ステップS50において決定操作が行われないと判別したときには、回転操作つまみの押下を解除したか否かを判別し(ステップS51)、解除していないときにはステップS47に戻って前記作動を繰り返し、押下を解除したと判別したときには前記ステップS46において回転操作つまみを押下しなかったと判別したとき、及びステップS47で回転操作つまみを回転操作しないと判別したときとともにステップS52に進み、この処理を終了するか否かを判別し、終了しないときにはその状態でステップS42に戻って前記作動を繰り返す。またステップS52で終了すると判別したときには前記作動フロート同様にこの処理を終了する(ステップS54)。
本発明においては前記のように種々の態様で実施することができるものであるが、これらの態様についてまとめて示したものが図5である。図5に示す2階層式ロータリーエンコーダ適用例は、図10に示す例を例1として、図11に示す例を例2として、図12(a)に示す例を例3として、図12(b)に示す例を例4として、図13に示す例を例5として説明している。図5においては各例について、第1階層機能と第2階層機能を示し、各機能についてリスト表示の機能と処理表示等の機能とに分け、特に第1階層機能については初期画面表示と回転操作つまみ回転時の処理とに分けて示している。
図5の例1は図10に示すように、操作つまみを押下しないときの第1階層機能における初期画面表示としては、リスト表示として、アルバム名リストとアルバム1の指示表示を行う。またその時の関連する処理表示として、アルバム1の曲名リスト表示を行う。またこの状態から回転操作つまみの回転操作を行うときには、リスト表示として、回転操作つまみ回転に応じたアルバム名の順送り指示表示を行い、その時のアルバム選択用の処理表示として、選択指示アルバムの曲名リスト表示を行う。回転操作つまみ押下時の機能である第2階層機能においては、リスト表示としてアルバム名リストと、選択指示アルバムの指示表示、及び指示アルバムの曲名リスト表示と、選択指示曲の指示表示とを行う。また回転操作つまみの実際の回転時には、曲選択用として、曲名リストでのつまみ回転に応じた曲名の順送り指示表示を行う。
図5の例2は図11に示すように、操作つまみを押下しないときの第1階層機能における初期画面表示としては、アーティスト名リストとアーティスト1の指示表示を行う。またその時の関連する処理表示として、アーティスト1のアルバム1のジャケット写真の表示を行う。またこの状態から回転操作つまみの回転操作を行うときには、回転操作つまみの回転に応じたアーティスト名の順送り指示表示を行い、その時のアーティスト選択用の指示表示として、選択指示アーティストのアルバム1のジャケット写真表示を行う。回転操作つまみ押下時の機能である第2階層機能においては、リスト表示としてアーティスト名リストと、選択指示アーティストの指示表示とを行う。また回転操作つまみの実際の回転時には、アルバム選択用として、指示アーティストの回転操作つまみの回転に応じたアルバムのジャケット写真の順送り表示を行う。
図5の例3は図12(a)に示すように、操作つまみを押下しないときの第1階層機能における初期画面表示としては、リスト表示として、ビデオ名リストとビデオ1の指示表示を行う。またその時の関連する処理表示として、ビデオ1の再生画面表示を行う。またこの状態から回転の操作つまみの回転操作を行うときには、回転操作つまみの回転に応じたビデオ名の順送り指示表示を行い、その時のビデオ選択用として選択指示ビデオの再生画面表示を行う。回転操作つまみ押下時の機能である第2階層機能においては、ビデオ名リストと選択指示ビデオの指示表示を行う。また回転操作つまみの実際の回転時には、指示ビデオの内容確認用として、選択指示ビデオの回転操作つまみの回転に応じた早送り等の再生画面表示を行う。
図5の例4は図12(b)に示すように、操作つまみを押下しないときの第1階層機能における初期画面表示としては、曲名リストと曲1の指示表示を行う。またこの状態から回転操作つまみの回転操作を行うときには、曲選択用として、回転操作つまみ回転に応じた選択指示曲名の順送り指示表示を行う。回転操作つまみ押下時の機能である第2階層機能においては、指示曲の内容確認用として、選択指示曲のつまみ回転に応じた早送り等の再生出力を行う。
図5の例5は図13に示すように、操作つまみを押下しないときの第1階層機能における初期画面表示としては、ナビゲーション装置における目的地名リストと目的地1の指示表示を行う。またその時の関連する処理表示として、目的地1の地図画面表示を行う。またこの状態から回転操作つまみの回転操作を行うときには、回転操作つまみの回転に応じた目的地名の順送り指示表示を行う。また回転操作つまみの実際の回転時には、指示目的地選択確認補助用として、選択指示目的地の地図の、回転操作つまみの回転に応じた縮尺変更地図表示を行う。なお、ナビゲーション装置に本発明を適用する際には更に種々の態様が存在することは前記のとおりである。
本発明は前記のような種々の態様で実施することができるものであるが、いずれも第1階層機能における回転操作つまみを回転していないときの機能として第1の機能を行うとき、回転操作つまみを押し下げるという、ユーザーにとっては第1の機能に関連した別の機能を行うという感覚の操作を行うことによって、実際に第1の機能に関連した別の機能を行わせることができ、ユーザーの感覚にあった適切な機能を行わせることができる。
1 2階層式ロータリーエンコーダ
2 第1ロータリーエンコーダ回転検出部
3 第1操作信号演算部
4 第2ロータリーエンコーダ回転検出部
5 第1操作信号関連第2操作信号演算部
6 出力切換部
7 回転操作つまみ押下連動式
8 回転操作つまみ押下検出式
9 回転操作つまみ押圧検出式
10 決定信号出力部
11 指示信号記憶部
12 第1操作指示信号
13 第2操作指示信号
14 2階層操作信号出力部
2 第1ロータリーエンコーダ回転検出部
3 第1操作信号演算部
4 第2ロータリーエンコーダ回転検出部
5 第1操作信号関連第2操作信号演算部
6 出力切換部
7 回転操作つまみ押下連動式
8 回転操作つまみ押下検出式
9 回転操作つまみ押圧検出式
10 決定信号出力部
11 指示信号記憶部
12 第1操作指示信号
13 第2操作指示信号
14 2階層操作信号出力部
Claims (7)
- 回転操作つまみを押下しないときの回転操作を検出する第1回転検出部と、
回転操作つまみを押下したときの回転操作を検出する第2回転検出部と、
前記第1回転検出部の出力に応じて複数項目のリストにおける任意の項目の選択指示を含む第1の操作信号を出力し、前記第2回転検出部の出力に応じて第2の操作信号を出力する2階層操作信号出力部とを備え、
前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の選択指示に関連した操作であることを特徴とする複合操作信号出力装置。 - 前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の、下位の階層の複数の項目のうちの一つを選択する選択指示に関連した操作であることを特徴とする請求項1記載の複合操作信号出力装置。
- 前記第2の操作は、回転操作つまみを押下したときの第1の操作信号による特定の項目の内容を確認する操作であることを特徴とする請求項1記載の複合操作信号出力装置。
- 前記第1の操作信号により選択する項目はアーティスト名、またはアルバム名であり、前記第2の操作は前記アーティストに含まれるアルバム、または前記アルバムに含まれる曲の選択指示に関連した操作であることを特徴とする請求項2記載の複合操作信号出力装置。
- 前記第1の操作信号により選択する項目はビデオ名または曲名であり、前記第2の操作は前記ビデオまたは曲の内容を確認する再生操作であることを特徴とする請求項3記載の複合操作信号出力装置。
- 前記第1の操作信号により選択する項目はナビゲーション装置の項目選択用リストの項目であり、前記第2の操作は前記リストの任意の選択項目を確認する操作、または前記任意の選択項目の下位の階層における複数の項目の内の一つを選択する選択指示に関連した操作であることを特徴とする請求項1記載の複合操作信号出力装置。
- 前記アーティストに含まれるアルバムの選択指示に関連した操作は、アルバムのジャケット写真の表示であり、ジャケット写真の表示により任意のアルバムを選択することを特徴とする請求項4記載の複合操作信号出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165699A JP2009003815A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 複合操作信号出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165699A JP2009003815A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 複合操作信号出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009003815A true JP2009003815A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40320114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007165699A Withdrawn JP2009003815A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 複合操作信号出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009003815A (ja) |
-
2007
- 2007-06-22 JP JP2007165699A patent/JP2009003815A/ja not_active Withdrawn
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