JP2009001592A - 弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】弱アルカリで安定化される薬剤を含む弱アルカリ水溶液からなる医薬用製剤において、服用できる味に整えた医薬用液剤を提供する。
【解決手段】弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤であって、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する、弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤。
【選択図】なし
【解決手段】弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤であって、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する、弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤。
【選択図】なし
Description
本発明は、弱アルカリで安定化される薬剤を含む弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤に関する。
従来、プラバスタチンナトリウムは低pH環境下において変質しやすい薬物として知られており、プラバスタチンナトリウムを含む医薬用組成物、特に錠剤について、安定性にすぐれた錠剤とする技術が特開平2−6406号や特開2000−229855号公報に記載されている。
ところで、プラバスタチンナトリウムは、高脂血症治療薬として、場合によっては数ヶ月〜数年、或いはそれ以上の長きにわたって服用される薬剤である。それ故、プラバスタチンナトリウムのように長期間服用される薬剤においては、患者が苦痛を伴わないで服用できる剤型であることが望まれる。
現在、市販されているプラバスタチンナトリウムを含む医薬用製剤は、錠剤と細粒剤がある。錠剤である固形剤は、服用にそれなりの慣れが必要であり、常用剤の剤型としては患者に好まれにくい。また、加齢を重ねるに従い、患者本人の身体的機能の変化等に応じ、患者の望む常用剤の剤型は変化する。例えば、高齢者用製剤としては、嚥下の問題から細粒が好まれ易いと考えられる。しかし、細粒剤は、高齢者の場合、入れ歯を用いている人にとっては、口の中に細粒が広がり入れ歯に細粒が挟まって、もの食べるときに痛みの原因となったりすることもあり、敬遠され易く、多用され難い。
そこで、長期間の服用でも苦痛を伴わず、何れの患者にとっても好まれる剤型として、液剤(水剤)が挙げられる。特に入れ歯を用いている患者にとって、経口用水剤は求められる傾向にあり、経口用水剤の需要は、ここ数年増加している。経口用水剤の使用年齢は、統計(IMS統計'98)によると、65歳以上が約60%となっている。
また、液剤は、高齢者に対してメリットがあるだけではなく、急を要する場合の早急な対応や寝たきりの患者、経管投与などの場合にも有効である。経管投与の場合、患者が横になったままや眠っている状態でも、液剤なら投与することができる。そこで、プラバスタチンナトリウムを含む医薬用製剤において、液剤での提供が望まれる。
しかし、プラバスタチンナトリウムのようなそれ自体苦みを有する薬剤を含む液剤は、苦い味がする。また、プラバスタチンナトリウムのような弱アルカリで安定化される薬剤を含む液剤において、安定化のために含有させる弱アルカリ性の溶液は、塩辛い味がする。そこで、プラバスタチンナトリウムを含む弱アルカリ溶液からなる液剤は、アルカリ特有の塩辛さと主薬の苦みが共存して、塩辛く苦い味となり、患者にとって非常に服用し難いものとなる。
プラバスタチンナトリウムのような弱アルカリで安定化される薬剤を含む弱アルカリ溶液からなる医薬用製剤において、服用できる味に整えられた医薬用液剤は、今まで提供されていない。
また、服用できる味に整えた医薬用液剤であって、長期保存安定性にも優れた医薬用液剤は、全く知られていない。
そこで、本発明は、弱アルカリで安定化される薬剤を含む弱アルカリ溶液からなる医薬用製剤において、服用できる味に整えた医薬用液剤を提供することを課題とする。
また、本発明は、上記医薬用液剤であって、安定して長期保存可能な医薬用液剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、弱アルカリで安定化される薬剤を主薬として含む医薬用液剤の風味改善について鋭意研究を重ねた結果、特定の甘味剤を含有させると、液剤が変色・着色せず、主薬の安定性を損なうことなく良好な保存安定性を示し、且つ塩辛い苦い味が改善されることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
(1)弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤であって、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する、弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤。
(2)前記弱アルカリで安定化される薬剤が、それ自体苦みを有する薬剤である、(1)に記載の医薬用液剤。
(3)前記甘味剤がサッカリン又はサッカリンナトリウムである、(1)又は(2)に記載の医薬用液剤。
(4)前記甘味剤がグリチルリチン酸又はグリチルリチン酸二カリウムである、(1)又は(2)に記載の医薬用液剤。
(1)弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤であって、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する、弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤。
(2)前記弱アルカリで安定化される薬剤が、それ自体苦みを有する薬剤である、(1)に記載の医薬用液剤。
(3)前記甘味剤がサッカリン又はサッカリンナトリウムである、(1)又は(2)に記載の医薬用液剤。
(4)前記甘味剤がグリチルリチン酸又はグリチルリチン酸二カリウムである、(1)又は(2)に記載の医薬用液剤。
本発明により、弱アルカリで安定化される薬剤を含む弱アルカリ水溶液からなる医薬用製剤において、服用できる味に整えた医薬用液剤であって、かつ保存安定性の良い長期保存可能な医薬用液剤を提供することができた。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の医薬用液剤に含有させる主薬は、弱アルカリで安定化される薬剤である。そして、本発明は、このような弱アルカリで安定化される薬剤であって、それ自体苦みを有するものに特に好適に適用することができる。本発明で好ましく使用できる主薬としては、具体的には、プラバスタチンナトリウム等が挙げられる。
本発明の医薬用液剤は、上記の主薬の他に、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する。
上記サッカリンの薬理学上許容される塩とは、医薬品として許容されるものであれば特に限定されるものではないが、例えば、ナトリウム塩が好適に例示できる。
本発明の甘味剤として、好ましくはサッカリン又はサッカリンナトリウム、特に好ましくはサッカリンナトリウムが挙げられる。
上記グリチルリチンの薬理学上許容される塩とは、医薬品として許容されるものであれば特に限定されるものではないが、例えば、ナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ金属
塩、アンモニウム塩等が好適に例示できる。
塩、アンモニウム塩等が好適に例示できる。
本発明の甘味剤として、好ましくはグリチルリチン酸、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム又はグリチルリチン酸モノアンモニウム、特に好ましくはグリチルリチン酸又はグリチルリチン酸二カリウムが挙げられる。
本発明では、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩の中から選ばれる1種を含有させてもよいし、これらの中から選ばれる2種以上の化合物を組み合わせて含有させてもよい。
また、グリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩の中から選ばれる1種を含有させてもよいし、これらの中から選ばれる2種以上の化合物を組み合わせて含有させてもよい。
さらにまた、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩の中から選ばれる1種又は2種以上の化合物と、グリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩の中から選ばれる1種又は2種以上の化合物とを組み合わせて含有させてもよい。
上記サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩は、本発明の効果を発揮するに有効な量を含有させて、甘味剤として使用する。
本発明の医薬用液剤は、上記のような主薬と甘味剤とを含有する弱アルカリ溶液からなる。
ここで、弱アルカリとは、中性〜pH9、より好ましくはpH8〜pH9であることをいう。
本発明では、上記のような主薬と甘味剤とを溶媒に溶かして用いることができる。
溶媒は、本発明の医薬用液剤に含有させる全ての含有成分を配合した結果、該医薬用液剤が弱アルカリ性を示すようにできるものであれば、何れの種類のものも選択することができる。好ましくは、溶媒自身が中性〜pH9、より好ましくはpH8〜pH9の範囲に調整されているものを用いることができる。本発明の効果を損なわない限り、緩衝剤を使用することが好ましい。例えば、水と緩衝剤とを混合して本発明に使用する溶媒を調製することができる。
上記緩衝剤として、リン酸水素二ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等を好ましく用いることができる。
本発明では、特にリン酸水素二ナトリウム・クエン酸の混合水溶液を溶媒として使用すると好ましい。
本発明の医薬用液剤において、主薬として含有させる上記弱アルカリで安定化される薬剤の投与量は、薬効を期待できる量であれば特に制限はないが、例えば、弱アルカリで安定化される薬剤がプラバスタチンナトリウムであれば、該プラバスタチンナトリウムを1回量5〜10mg含む医薬用液剤を、1日1〜4回程度投与するのが好ましい。
次に本発明の医薬用液剤において、上記甘味剤の投与量は、食品添加物としての常用濃
度、或いは、医薬品添加物としての添加量範囲であれば、充分効果が期待される。例えば1回当たりの服用単位毎の添加量として示すならば、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩であれば、1回量0.001g〜1gの範囲の重量物を添加すれば、充分効果は得られる。また、グリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩であれば、1回量0.001g〜0.5gの範囲の重量物を添加すれば、充分効果は得られる。
度、或いは、医薬品添加物としての添加量範囲であれば、充分効果が期待される。例えば1回当たりの服用単位毎の添加量として示すならば、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩であれば、1回量0.001g〜1gの範囲の重量物を添加すれば、充分効果は得られる。また、グリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩であれば、1回量0.001g〜0.5gの範囲の重量物を添加すれば、充分効果は得られる。
尚、上記甘味剤の投与量を、本発明の効果である味の改善の面に特に着目して考慮すると、医薬用液剤に対し、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩の配合濃度は、好ましくは、0.01重量%以上、より好ましくは0.05重量%以上であるとよい。また、グリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩の配合濃度は、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.025重量%以上であるとよい。
本発明の医薬用液剤に含有させる、主薬である弱アルカリで安定化される薬剤と、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤との至適配合比は、主薬の投与量によって多少変動し、また、甘味剤がサッカリンあるいはグリチルリチンの何れの種類であるか、又はその何れの種類も含むのかによっても変動するので、その都度最適な配合比を検討し、甘味剤の含有量を決定すると、より本発明の効果が発揮される医薬用液剤が得られる。
尚、本発明の医薬用液剤において、溶媒に上述の主薬及び甘味剤を配合させる他、適宜必要に応じて、香料や着色剤等の各種添加剤を配合させることができる。これらの種類や濃度は特に制限はなく、医薬用添加物辞典に記載された種類や量に従って含有させることができる。
本発明の医薬用液剤は、一回飲みきりタイプの容器に一回量を充填し、服用の簡便性を考慮した製品として提供することもできる。また、100mLや500mLの瓶に充填し、医療用機関や患者の必要性に応じ、その都度必要量を小分けするタイプの製品として提供することもできる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。尚、以下「%」とは、重量%を表している。
<医薬用液剤の味及び安定性の評価>
プラバスタチンナトリウム1g、リン酸水素二ナトリウム10gを精製水800mLに溶解し、クエン酸をもちいてpHを8.5に調整した後、最終量を精製水で調整し、1000mLとした。
プラバスタチンナトリウム1g、リン酸水素二ナトリウム10gを精製水800mLに溶解し、クエン酸をもちいてpHを8.5に調整した後、最終量を精製水で調整し、1000mLとした。
上記溶液(以下、コントロール又はコントロール溶液ともいう)を、5mLづつ試験者3名に口に含んでもらい、その溶液の味を評価したとろ、塩辛く苦いとの評価であった。
また、上記溶液を5mLのガラスアンプルに充填し、温浴にて煮沸した。
そして、煮沸12時間後の溶液の色を観察し、プラバスタチンナトリウムの含量を測定した。ここで、プラバスタチンナトリウムの含量はHPLCにて分離定量し、算出した。
その結果、溶液の色は無色で、プラバスタチンナトリウムの含量は97.4%であった。
次に、表1に示す各甘味剤を加えた試料溶液を調製した。具体的には、プラバスタチン
ナトリウム1g、リン酸水素二ナトリウム10gを精製水800mLに溶解し、その液に表1に示す甘味剤の示す濃度%の量を個々に溶解し、クエン酸をもちいてpHを8.5に調整し、それぞれの液を1000mLに調製して試験液を得た。
ナトリウム1g、リン酸水素二ナトリウム10gを精製水800mLに溶解し、その液に表1に示す甘味剤の示す濃度%の量を個々に溶解し、クエン酸をもちいてpHを8.5に調整し、それぞれの液を1000mLに調製して試験液を得た。
各試料溶液について味、及び、煮沸12時間後の色とプラバスタチンナトリウムの含量とで表される安定性を、上記コントロール溶液に対して行った評価方法と同様の方法を用いて評価した。
表1に、甘味剤の種類と、その含有量((濃度%)で表示する)、及び各試料溶液の味、色、プラバスタチンナトリウムの含量の結果を示す。
また、煮沸12時間後の結果では、ステビアは微黄色を呈したことから、安定性に問題があった。
また、煮沸12時間後のプラバスタチンナトリウムの含量は、ステビアと糖類含有の試料溶液において、有意な含量低下が観られた。プラバスタチンナトリウムの含量は、95%以上であれば、実用上安定性に問題がないといえる。
そこで、実験の結果、サッカリンナトリウムとグリチルリチン酸二カリウムをそれぞれ甘味剤として含有させたプラバスタチンナトリウム含有弱アルカリ溶液は、味が改善され、しかも変色・着色や、主薬の含量低下がなく保存安定性が良いことが確認できた。
<サッカリンナトリウムの至適含有量の検討>
プラバスタチンナトリウム100mg(濃度0.1%)、リン酸水素二ナトリウム1000mg、クエン酸4.28mg、表2に示す含有量のサッカリンナトリウム、香料(微量)を精製水に添加して攪拌溶解し、最終量を精製水で調整し、100mLとした。該プラバスタチンナトリウムとサッカリンナトリウム含有リン酸水素二ナトリウム・クエン酸溶液のpHは、8.5であった。
プラバスタチンナトリウム100mg(濃度0.1%)、リン酸水素二ナトリウム1000mg、クエン酸4.28mg、表2に示す含有量のサッカリンナトリウム、香料(微量)を精製水に添加して攪拌溶解し、最終量を精製水で調整し、100mLとした。該プラバスタチンナトリウムとサッカリンナトリウム含有リン酸水素二ナトリウム・クエン酸溶液のpHは、8.5であった。
上記試料溶液の各処方は、表2に示す。
<グリチルリチン酸二カリウムの至適含有量の検討>
プラバスタチンナトリウム100mg(濃度0.1%)、リン酸水素二ナトリウム1000mg、クエン酸4.28mg、表4に示す含有量のグリチルリチン酸二カリウム、香料(微量)を精製水に添加して攪拌溶解し、最終量を精製水で調整し、100mLとした。該プラバスタチンナトリウムとグリチルリチン酸二カリウム含有リン酸水素二ナトリウム・クエン酸溶液のpHは、8.5であった。
プラバスタチンナトリウム100mg(濃度0.1%)、リン酸水素二ナトリウム1000mg、クエン酸4.28mg、表4に示す含有量のグリチルリチン酸二カリウム、香料(微量)を精製水に添加して攪拌溶解し、最終量を精製水で調整し、100mLとした。該プラバスタチンナトリウムとグリチルリチン酸二カリウム含有リン酸水素二ナトリウム・クエン酸溶液のpHは、8.5であった。
上記試料溶液の各処方は、表4に示す。
上記実施例2中の処方3の試料溶液を用いて、20代〜30代のボランティア36名による官能試験を実施した。味はどうかの問に対する評価結果を表6に、口当たりはどうかの問に対する評価結果を表7に示した。
この結果、本発明のプラバスタチンナトリウムとサッカリンナトリウム含有医薬用組成物は、経口用液剤として好適に使用できることが確認できた。
Claims (4)
- 弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤であって、サッカリン又は薬理学上許容されるその塩、及びグリチルリチン又は薬理学上許容されるその塩から選ばれる1種又は2種以上の甘味剤を含有する、弱アルカリ溶液からなる医薬用液剤。
- 前記弱アルカリで安定化される薬剤が、それ自体苦みを有する薬剤である、請求項1に記載の医薬用液剤。
- 前記甘味剤がサッカリン又はサッカリンナトリウムである、請求項1又は2に記載の医薬用液剤。
- 前記甘味剤がグリチルリチン酸又はグリチルリチン酸二カリウムである、請求項1又は2に記載の医薬用液剤。
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JP2008208457A JP2009001592A (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | 弱アルカリで安定化される薬剤を含む医薬用液剤 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
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