JP2009000733A - プレス加工方法、パンチングプレート、および、液体噴射ヘッド - Google Patents

プレス加工方法、パンチングプレート、および、液体噴射ヘッド Download PDF

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JP2009000733A JP2007165924A JP2007165924A JP2009000733A JP 2009000733 A JP2009000733 A JP 2009000733A JP 2007165924 A JP2007165924 A JP 2007165924A JP 2007165924 A JP2007165924 A JP 2007165924A JP 2009000733 A JP2009000733 A JP 2009000733A
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功一 斉藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D31/00Other methods for working sheet metal, metal tubes, metal profiles
    • B21D31/02Stabbing or piercing, e.g. for making sieves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/24Perforating by needles or pins

Abstract

【課題】パンチの耐久性を確保しつつ微細な貫通穴を形成することができ、また、バリに
よる不具合が生じ難いプレス加工方法、パンチングプレート、および、液体噴射ヘッドを
提供する。
【解決手段】基材プレート3′の第1の面(裏面)を弾性材からなる弾性マット46に当
接させた状態で第1の面とは反対側の第2の面(表面)からパンチ49で打ち抜いて第1
の貫通穴52aを開設し、表面を弾性マット46に当接させた状態で裏面から第1の貫通
穴とは異なる領域に第2の貫通穴52bを開設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プレス加工方法、パンチングプレート、および、液体噴射ヘッドに関し、特
に、微細な貫通穴を開設するのに適したプレス加工方法、プレス加工したパンチングプレ
ート、および、これを用いた液体噴射ヘッドに関する。
例えば、圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴として吐出
させる液体噴射ヘッドの流路内の液体を濾過するためのフィルタは、薄手の金属板(例え
ば、ステンレス板)に微細径の貫通穴を複数開設して構成されている。金属板に貫通穴を
開設する方法としては、エッチングによる方法と、金型を用いたプレス加工(塑性加工)
方法などがある。
上記プレス加工の場合、一般的には、開設予定の貫通穴に対応する位置にパンチ穴が設
けられたダイ(雌型)上に被加工板材として金属板を載置し、その載置状態で金属板の表
面からパンチ(雄型)をダイのパンチ穴に向けて押し込むことで貫通穴を開設していた(
例えば、特許文献1参照)。
特開平05−169148号公報
このような従来のプレス加工方法でμmオーダーの微細な貫通穴を形成する場合におい
ては径が細いパンチの剛性の確保が難しく、また、パンチとダイとの間のクリアランスが
小さいので、相対的な位置精度が悪いとパンチがダイに接触してパンチの破損等が生じる
虞があった。
また、薄手の金属板に従来の方法でプレス加工を施すと、残留応力の偏りによって金属
板に反りが発生するという問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パンチの耐久性
を確保しつつ微細な貫通穴を形成することができ、また、別途工程を設けることなく反り
を抑制することが可能なプレス加工方法、パンチングプレート、および、液体噴射ヘッド
を提供することにある。
本発明のプレス加工方法は、上記目的を達成するために提案されたものであり、被加工
板材に対しパンチを用いて貫通穴を形成するプレス加工方法であって、
被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に当接させた状態で第1の面とは反対側の
第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を開設する工程と、
前記第2の面を基台に当接させた状態で前記第1の面から前記第1の貫通穴とは異なる
領域に第2の貫通穴を開設する工程と、
を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に当接させた状態で第
1の面とは反対側の第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を開設し、第2の面を
基台に当接させた状態で第1の面から第1の貫通穴とは異なる領域に第2の貫通穴を開設
するので、雌型(ダイ)を用いる必要がない。このため、パンチの耐久性を確保しつつ微
細な貫通穴を容易に形成することができる。
また、被加工板材の両面からパンチで打ち抜いて貫通穴を開設するので、反りを修正す
るため工程を別途設けることなく、被加工板材に作用する応力(残留応力)を相殺して被
加工板材の反りを抑制することが可能となる。
この構成において、前記第1の貫通穴の開設数と前記第2の貫通穴の開設数とを異なら
せる構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、貫通穴の開設数を異ならせるだけで、被加工板材の反りを容易に調
整することができる。
また、上記構成において、前記被加工板材を前記パンチによって打ち抜く際、前記被加
工板材における貫通穴の周縁部を前記基台の弾性力に抗しつつ当該基台の厚さ方向の奥側
へ押し込んで変形させることによって、前記被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部
に、開口縁に向かうほど打ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成すること
が望ましい。
この構成によれば、被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部に、開口縁に向かうほ
ど打ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成したので、この陥没部の第1面
側が、なだらかな丘陵状に隆起した形状となり、従来のバリのような離脱が生じ難い。そ
の結果、バリによる不具合を低減することが可能となる。
この構成において、前記第1の貫通穴の陥没部の陥没方向と前記第2の貫通穴の陥没部
の陥没方向とが互いに反対向きとなるように構成したことを特徴とする。
また、上記構成において、前記被加工板材を打ち抜いた後、前記基台の弾性力に抗しな
がら前記パンチを基台の厚さ方向の奥側へさらに押し込むことが望ましい。
さらに、パンチで打ち抜いた抜きカスを、基台の表面に押圧形成される凹部内に残留保
持することが望ましい。
この構成によれば、被加工板材を打ち抜いた後、基台の弾性力に抗しながらパンチを基
台の厚さ方向の奥側へさらに押し込むことで、パンチで打ち抜いた抜きカスを、基台の表
面に押圧形成される凹部内に残留保持することができるので、抜きカスを収集する工程を
別途設ける必要が無くなり簡便である。
上記構成において、前記被加工板材表面から前記基台内への前記パンチの押し込み量が
、被加工板材の厚さの2倍以上であることが望ましい。
この構成によれば、パンチで打ち抜く際の抜きカスを加工板材から完全に離脱させて基
台内に押し込むことができる。
また、本発明のプレス加工方法は、前記被加工板材がステンレス板である場合に好適で
ある。
また、本発明のパンチングプレートは、被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に
当接させた状態で第1の面とは反対側の第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を
開設し、前記第2の面を基台に当接させた状態で前記第1の面から前記第1の貫通穴とは
異なる領域に第2の貫通穴を開設し、
前記被加工板材を前記パンチによって打ち抜く際、前記被加工板材における貫通穴の周
縁部を前記基台の弾性力に抗しつつ当該基台の厚さ方向の奥側へ押し込んで変形させるこ
とによって、前記被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部に、開口縁に向かうほど打
ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に当接させた状態で第
1の面とは反対側の第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を開設し、第2の面を
基台に当接させた状態で第1の面から第1の貫通穴とは異なる領域に第2の貫通穴を開設
するので、雌型を用いる必要がない。このため、パンチの耐久性を確保しつつ微細な貫通
穴を形成することができる。
また、被加工板材の両面からパンチで打ち抜いて貫通穴を開設するので、被加工板材に
作用する応力を相殺して被加工板材の反りを抑制することが可能となる。
さらに、被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部に、開口縁に向かうほど打ち抜き
方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成したので、その裏側では貫通穴の開口周縁
部がなだらかな丘陵状に隆起した形状となり、従来のバリのような離脱が生じ難い。その
結果、バリによる不具合を低減することが可能となる。
この構成において、前記第1の貫通穴の開設数と前記第2の貫通穴の開設数とを異なら
せる構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、第1の貫通穴の開設数と第2の貫通穴の開設数とを異ならせるだけ
で、反りを容易に調整することができる。
また、上記構成において、前記第1の貫通穴の陥没部の陥没方向と前記第2の貫通穴の
陥没部の陥没方向とが互いに反対向きとなるように構成したことを特徴とする。
また、本発明の液体噴射ヘッドは、液体供給源からノズル開口に至るまでの一連の液体
流路が形成され、圧力発生源を駆動することによりノズル開口から液体を噴射する液体噴
射ヘッドであって、
上記構成のプレス加工方法によって複数の貫通穴が開設されたフィルタを前記液体流路
の途中に配置し、
当該フィルタによって液体流路を流れる液体を濾過するように構成したことを特徴とす
る。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以
下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの
態様に限られるものではない。また、以下の説明では、本発明における被加工板材あるい
はパンチングプレートとして、インクジェット式記録装置(以下、単にプリンタという)
に搭載されるインクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一種。以下、単に記録ヘッ
ドという)に用いられるフィルタ3を例示する。
まず、記録ヘッドの構成について説明する。
図1は、本実施形態における記録ヘッド1の構成を説明する要部断面図である。例示し
た記録ヘッド1は、インク導入針2、フィルタ3、及び、導入針ユニット4等からなるフ
ィルタアセンブリ5と、振動子ユニット7、ヘッドケース8、及び、流路ユニット9等か
らなるヘッドユニット10とを備えて概略構成されている。この記録ヘッド1の内部には
、液体供給源からノズル開口に至るまでの一連のインク流路(液体流路の一種)が形成さ
れている。
インク導入針2(液体導入針)は、例えばエポキシ樹脂等の合成樹脂で成型された中空
針状の部材であり、その内部空間は、インクカートリッジやサブタンク(自己封止弁)等
の液体貯留部材(液体貯留源)内のインク(液体または流体の一種)が導入される針流路
12となっている。このインク導入針2の尖端部分には、上記針流路12と連通する導入
孔13が開設されており、インク導入針2が液体貯留部材の内部に挿入されると、この導
入孔13を通じて液体貯留部材内のインクが針流路12内に導入されるようになっている
。また、このインク導入針2の根本部分は、上流側(先端側)から下流側(導入針ユニッ
ト4側)に向けて拡径した拡径部14となっている。この拡径部14は、インク流路内で
発生した気泡(流体の一種)を一時的に捕捉する機能を有している。そして、この拡径部
14の下流側開口の近傍、即ち、インク導入針2の下流側開口の近傍には、針流路12に
導入されたインクを濾過するためのフィルタ3を配設している。このフィルタ3の詳細に
ついては後述する。
導入針ユニット4は、インク導入針2と同様にエポキシ系樹脂等の合成樹脂によって成
型されており、その内部には、インク導入針2毎に対応したインク供給路17が形成され
ている。そして、フィルタ3をインク供給路17の入口開口17′の周縁部に固定した状
態でインク導入針2を導入針ユニット4に取り付けている。即ち、このインク供給路17
は、針流路12と液密状態で連通している。また、インク供給路17の下流端は、流路ジ
ョイント部材18(パッキン)を介してヘッドケース8の内部に形成されたケース流路1
9と液密状態で連通している。これにより、インク導入針2の導入孔13から導入された
インクは、フィルタ3で濾過された後、インク供給路17を通じてヘッドユニット10側
に供給される。
ヘッドケース8は、振動子ユニット7を収容するためのケーシングである。このため、
このヘッドケース8には、振動子ユニット7を収容可能な収容空部22が形成されている
。そして、振動子ユニット7は、この収容空部22内に挿入され、接着等によって収容空
部22の内壁に固定されている。このヘッドケース8の一方の面は、導入針ユニット4に
接合され、ケース流路19が導入針ユニット4のインク供給路17と液密状態で連通する
。また、ヘッドケース8の他方の面には、流路ユニット9が接着剤等により固定される。
この流路ユニット9は、振動板23、流路形成基板24、及びノズルプレート25を積層
した状態で接着剤等で接合して一体化することにより作製されている。
上記の振動子ユニット7は、圧力発生源としての圧電振動子30と、この圧電振動子3
0が接合される固定板31と、圧電振動子30に駆動信号を供給するための回路基板32
と、この回路基板32と圧電振動子30を電気的に接続するフレキシブルケーブル33等
から構成される。本実施形態の圧電振動子30は、櫛歯状に列設された複数の圧電振動子
30を備える。各圧電振動子30は、固定端部が固定板31上に接合され、自由端部が固
定板31の先端面よりも外側に突出している。即ち、各圧電振動子30は、所謂片持ち梁
の状態で固定板31上に取り付けられている。また、各圧電振動子30を支持する固定板
31は、例えば厚さ1mm程度のステンレス鋼によって構成されている。なお、圧力発生
源としては、上記圧電振動子以外にも、静電アクチュエータ、磁歪素子、発熱素子等を用
いることができる。
流路ユニット9の底部に配置されるノズルプレート25は、ドット形成密度に対応した
ピッチ(例えば180dpi)で複数のノズル開口35を列状に開設した金属製の薄い板
材である。本実施形態のノズルプレート25は、ステンレス鋼製の板材によって作製され
、ノズル開口35の列(ノズル列)が、記録ヘッド1の走査方向に複数並べて設けられて
いる。そして、1つのノズル列は、例えば、180個のノズル開口35によって構成され
る。
ノズルプレート25と振動板23との間に配置される流路形成基板24は、インク流路
となる流路基部、具体的には、共通液体室の一種である共通インク室37、インク供給口
38、及び、圧力室39となる空部が区画形成された板状の部材である。本実施形態にお
いて、流路形成基板24は、結晶性を有する基材であるシリコンウェハーを異方性エッチ
ング処理することによって作製されている。
流路形成基板24とヘッドケース8との間に配置される振動板23は、ステンレス鋼等
の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工した二重構造の複合板材である。こ
の振動板23の圧力室39に対応する部分には、エッチングなどによって支持板を環状に
除去することで、圧電振動子30の自由端部の先端面を接合するための島部41が形成さ
れており、この部分はダイヤフラム部として機能する。即ち、この振動板23は、圧電振
動子30の作動に応じて島部41の周囲の弾性フィルムが弾性変形するように構成されて
いる。また、振動板23は、流路形成基板24の共通インク室37の開口面を封止してコ
ンプライアンス部42としても機能する。このコンプライアンス部42に相当する部分に
ついてはダイヤフラム部と同様にエッチングなどにより支持板を除去して弾性フィルムだ
けにしている。
そして、この記録ヘッド1において、上記回路基板32からフレキシブルケーブル33
を通じて圧電振動子30に駆動信号が供給されると、この圧電振動子30が素子長手方向
に伸縮し、これに伴い島部41が圧力室39に近接する方向或いは離隔する方向に移動す
る。これにより、圧力室39の容積が変化し、圧力室39内のインクに圧力変動が生じる
。この圧力変動によってノズル開口35からインク滴が吐出(噴射)される。
ここで、上記フィルタ3について説明する。
フィルタ3は、金属からなる円形の板材(例えばステンレス板)に、インクや気泡が通
過可能な十数μm〜数十μm程度の微細な貫通穴を多数開設して構成されている。本実施
形態のフィルタ3(フィルタ3となる基板プレート3′)の板厚および貫通穴の内径は、
共に15μmとなっている。なお、基板プレート3′の板厚は、貫通穴の内径の寸法範囲
と同範囲内の値であることが望ましい。このような微細な貫通穴を従来のプレス加工方法
で金属板に開設する場合、雄型と雌型との間のクリアランスが小さく、相対的な位置精度
が悪いと金型の破損(座屈等)が生じる虞があった。また、開設した貫通穴の周辺にバリ
が生じ、このバリ(バリの破片)が剥離して流路内のインクに混入し流路を塞ぐ等の不具
合が生じる虞があった。
このため、本実施形態では、本発明に係るプレス加工方法によって上記フィルタ3を作
製することにより、上述の不具合を解消している。
図2は、フィルタ3となる基材プレート3′に貫通穴を開設するためのプレス機構44
の構成を説明する要部断面図である。例示したプレス機構44は、台座(定盤)45、弾
性マット46(本発明における基台に相当)、ストリッパプレート47、パンチホルダ4
8、及び、パンチ49等を備えて構成されている。ストリッパプレート47は、コイルス
プリングなどの付勢部材を巻装したストリッパボルト(図示せず)によって下方、即ち、
台座45側に付勢された状態でパンチホルダ48に対して相対的に近接・離隔可能に取付
けられている。このストリッパプレート47には、パンチ49の胴部49bの外径よりも
若干大きい内径に設定された断面円形のガイド孔50が開設されている。このストリッパ
プレート37のガイド孔50に胴部49bを挿通し、パンチ先端部49aを下方に向けた
状態で、複数のパンチ49がパンチホルダ48に取付けられている。このパンチホルダ4
8は、台座45に対して上下動可能に構成されている。
台座45の上面には、フィルタ3となる基材プレート3′(本発明における被加工板材
に相当)を当接支持するための弾性マット46が配置される。この弾性マット46は、ポ
リエチレンテレフタラート(PET)やエラストマーなどの弾性を有する素材により作製
された板材であり、基材プレート3′の厚さの20倍前後の厚さに設定されている。そし
て、基材プレート3′に貫通穴を形成する際には、弾性マット46上に基材プレート3′
を載置した状態で加工を行う。即ち、本発明のプレス加工方法は、所謂ダイレス加工を採
用している。
貫通穴形成工程は、第1の貫通穴52a形成する第1工程と、第2の貫通穴52bを形
成する第2工程からなる。本実施形態においては、まず第1工程を行い、その後、第2工
程を行う。
第1工程において、基材プレート3′を弾性マット46に載置して基材プレート3´の
裏面(第1の面)を弾性マット46に当接させ、これらを台座45上にセットする。なお
、図示しないが、基材プレート3′の外周縁には矯正枠が取り付けられ、加工中の基材プ
レート3′が反ることなくその全面が弾性マット46に当接するように、この矯正枠によ
って基材プレート3′の面方向にテンションが与えられる。そして、この状態でパンチホ
ルダ48を弾性マット46側に向けて下降させる。すると、先ずストリッパプレート47
の下面が、基材プレート3´の表面(第2の面)に当接する。その後、コイルスプリング
の付勢力に抗しながらパンチホルダ48をさらに下方に押し下げると、ストリッパプレー
ト47のガイド孔50に案内されつつ、図3(a)に示すように、パンチ49(パンチ先
端部49a)が基材プレート3´の表面側から裏面側に向けて押し込まれる。この際、パ
ンチ49は、基材プレート3´の素材の一部を流動させながら内部に進入し、このパンチ
49からの押圧力を受けた基材プレート3´の一部が、弾性マット46の弾性力に抗しつ
つ基材プレート3´の裏面側に押し出されて膨隆部51となる。
そして、パンチ49をさらに弾性マット46側に押し込んで基材プレート3′を打ち抜
く。この際、基材プレート3′における貫通穴52となる部分とその周縁部とが、弾性マ
ット46の厚さ方向の奥側へ押し込まれて変形することによって、貫通穴52の開口周縁
部53が、開口縁に向かうほど基材プレート3′の表面から裏面側(打ち抜き方向)に彎
曲して漏斗状に落ち込む状態に形成される。この開口周縁部53がなだらかに落ち込んだ
部分は陥没部56となる。この陥没部56の裏面側は、なだらかな丘陵状(クレーター状
)に隆起した状態に形成される。即ち、弾性マット46とパンチ48との間には、従来の
パンチとダイの間のクリアランスが無く、且つ、弾性マット46の弾性に抗しながらパン
チ48によって弾性マット46に押し込まれることにより開口周縁部53が変形するため
、従来のバリのように基材プレートに対して急峻に折れ曲がった部分が生じない。
続いて、図3(b)に示すように、パンチ49によって基材プレート3′を打ち抜いた
後、弾性マット46の弾性力に抗しながらパンチ49を弾性マット46の厚さ方向の奥側
へさらに押し込む。このときの基材プレート表面から下死点までの距離、即ち、弾性マッ
ト内へのパンチ49の押し込み量Xは、基材プレート3′の厚さの2倍以上であることが
望ましい。これにより、パンチ49で打ち抜く際の抜きカス54が基材プレート3′から
完全に離脱して弾性マット46内に押し込まれる。
その後、パンチホルダ48を上昇させる。すると、下方に付勢されたストリッパプレー
ト47が基材プレート3´に圧接したまま、パンチ49が基材プレート3´から引き抜か
れる。その後、パンチホルダ48が上死点に戻るにつれて、ストリッパプレート47が基
材プレート3´から離れる。そして、図3(c)に示すように、弾性マット46の表面に
押圧形成される凹部55内には抜きカス54が残留保持される。これにより、抜きカス5
4を収集する工程を別途設ける必要が無くなり簡便である。
このようにして、図4(a)に示すように、基材プレート3´には、予定している貫通
穴52の最終的な配置ピッチの2倍のピッチで第1の貫通穴52aが開設される。なお、
第1の貫通穴52aのみを形成した時点では、残留応力の偏りによって基材プレート3′
に反りが発生しやすい状態となっている。
第1工程を終えたならば、続いて第2工程に移る。図4(b)に示すように、この第2
工程では、弾性マット46上で基材プレート3′をそのまま裏返し、表面(第2の面)を
弾性マット46に当接させる状態とする。そして、この状態で裏面(第1の面)からパン
チ49で打ち抜いて第1の貫通穴52aとは異なる領域に、第2の貫通穴52bを開設す
る。これにより、基材プレート3′には、第1の貫通穴52aと第2の貫通穴52bとが
交互に所定のピッチで開設される。なお、本実施形態においては、第1の貫通穴52aの
開設数と第2の貫通穴52bの開設数とを同数に設定しているが、これには限られず、基
材プレート3′の反りの状態に応じて、第1の貫通穴52aの開設数と第2の貫通穴52
bの開設数とを異ならせるようにすることもできる。これにより、貫通穴の開設数を異な
らせるだけで、基材プレート3′の反りを容易に調整することができる。
この第2の貫通穴52bも第1の貫通穴52aと同様、開口周縁部53に、開口縁に向
かうほど打ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部56が形成される。換言すると
、基材プレート3′の表面側においては陥没部56に対応する部分がクレーター状に隆起
した状態に形成される。したがって、第1の貫通穴52aの陥没部56の陥没方向と第2
の貫通穴52bの陥没部56の陥没方向とは、互いに反対向きとなる。そして、最終的に
は所定の形状(例えば円形)及び大きさに打ち抜かれた完成品が上記記録ヘッド1に用い
られるフィルタ3となる。
本実施形態においては、フィルタ3における隣り合う貫通穴52a,52b同士の距離
(穴間ピッチ)を貫通穴52の内径の2倍以上に設定している。これにより、隣り合う貫
通穴52同士の間には、窪みのないフラットな領域が十分に確保される。このため、隣り
合う貫通穴52同士において、後に形成する第2の貫通穴52bの加工時の基材プレート
3´の素材の流動が、先に形成された第1の貫通穴52aに対して影響を及ぼすこと(例
えば、貫通穴52の変形等)を最小限に抑えることができる。
以上のプレス加工方法によれば、基材プレート3′の裏面(第1の面)を弾性マット4
6に当接させた状態で表面(第2の面)からパンチ49で打ち抜いて第1の貫通穴52a
を開設し、基材プレート3′の表面を弾性マット46に当接させた状態で裏面(第1の面
)からパンチ49で打ち抜いて第1の貫通穴52aとは異なる領域に第2の貫通穴52b
を開設するので、従来のプレス加工における雌型(ダイ)を用いる必要がない。このため
、パンチ49の耐久性を確保しつつ微細な貫通穴52を形成することができる。また、従
来の雌型に替えて弾性マット46を用いるので、金型等の加工装置を簡素化することがで
き、これにより金型コストを削減することが可能となる。
また、基材プレート3′の両面からパンチ49で打ち抜いて貫通穴52a,52bを開
設するので、基材プレート3′の反りを修正するため工程を別途設けることなく、基材プ
レート3′に作用する応力(残留応力)を相殺して基材プレート3′(フィルタ3)の反
りを抑制することが可能となる。これにより、反りの少ないフィルタ3を提供することが
でき、記録ヘッド1への取り付けも容易となる。
また、基材プレート3′に開設された貫通穴52の開口周縁部53を変形させて、開口
縁に向かうほど打ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部56を形成したので、陥
没部56の裏面側がなだらかなクレーター状(丘陵状)に隆起した形状となり、従来のバ
リ(基材プレートに対して急に折れ曲がった状態で突出した部分)のような離脱が生じ難
い。その結果、バリによる不具合を低減することが可能となる。例えば、フィルタ3を備
える記録ヘッド1の場合、バリがインク流路内のインクに混入して流路を塞いだり、ノズ
ル開口35からインクと一緒にバリが吐出されて記録紙等に付着したりする等の不具合を
防止することができる。
そして、記録ヘッド1におけるフィルタ3では、第1の貫通穴52aの陥没部56の陥
没方向と第2の貫通穴52bの陥没部56の陥没方向とが互いに反対向きとなっているの
で、図5に示すように、貫通穴52aの開口周縁部53の隆起端と、貫通穴52bの開口
周縁部53の隆起端との間で高低差が生じ、この高低差を利用してインクを円滑に流すこ
とができる(図5における矢印)。また、貫通穴52の開口周縁部53の隆起によりフィ
ルタ3の表面には凹凸が生じるため、通常の記録動作(噴射動作)におけるインクの流速
では気泡がフィルタ3の表面に密着し難くなり、気泡がフィルタ3を閉塞してインクの供
給量が不足する等の不具合を防止することができる。さらに、記録ヘッド1の流路内の増
粘したインクや気泡等をノズル開口35から強制的に排出するクリーニング動作時におい
ては、フィルタ3の上流の拡径部14内に捕捉されていた気泡もインクと同様にフィルタ
3の貫通穴52を通じて下流側に円滑に流して排出することが可能となる。特に、フィル
タ3の上流側に向けて隆起した貫通穴52の開口周縁部53に気泡が接触し易いので、こ
の貫通穴52から積極的に気泡を排出することができる。これにより、気泡排出効率の向
上が期待できる。
なお、上記実施形態においては、第1の貫通穴52a形成する工程と、第2の貫通穴5
2bを形成する工程とを別々に行う例を示したが、これには限定されない。例えば、基材
プレート3′の両面を弾性マット46に当接した状態で両面(上下)から同時にパンチで
打ち抜くことにより、第1の貫通穴52aと第2の貫通穴52bとを同時に形成する構成
を採用しても良い。
なお、以上では、本発明に係るプレス加工方法で形成されたパンチングプレートとして
、液体噴射ヘッドの一種である記録ヘッド1に用いられるフィルタ3を例に挙げて説明し
たが、他の用途に用いられるパンチングプレートにも適用することができる。
また、本発明のプレス加工方法は、パンチングプレートには限らず、薄手の金属板材な
どにμmオーダーの微細な貫通穴を形成する場合に好適である。そして、貫通穴の形状は
円形に限定されない。例えば、四角形などでも良い。
記録ヘッドの構成を説明する要部断面図である。 プレス機構の構成を説明する要部断面図である。 (a)〜(c)は、基材プレートに貫通穴を形成する工程を説明する断面図である。 (a)は第1の貫通穴を形成する工程を説明する断面図、(b)は第2の貫通穴を形成する工程を説明する断面図である。 フィルタの要部断面図である。
符号の説明
1…記録ヘッド,2…インク導入針,3…フィルタ,3′…基材プレート,44…プレ
ス機構,45…台座,46…弾性マット,47…ストリッパプレート,48…パンチホル
ダ,49…パンチ,50…ガイド孔,51…膨隆部,52a,52b…貫通穴,53…開
口周縁部,54…抜きカス,55…凹部,56…陥没部

Claims (12)

  1. 被加工板材に対しパンチを用いて貫通穴を形成するプレス加工方法であって、
    被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に当接させた状態で第1の面とは反対側の
    第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を開設する工程と、
    前記第2の面を基台に当接させた状態で前記第1の面から前記第1の貫通穴とは異なる
    領域に第2の貫通穴を開設する工程と、
    を含むことを特徴とするプレス加工方法。
  2. 前記第1の貫通穴の開設数と前記第2の貫通穴の開設数とを異ならせたことを特徴とす
    る請求項1に記載のプレス加工方法。
  3. 前記被加工板材を前記パンチによって打ち抜く際、前記被加工板材における貫通穴の周
    縁部を前記基台の弾性力に抗しつつ当該基台の厚さ方向の奥側へ押し込んで変形させるこ
    とによって、前記被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部に、開口縁に向かうほど打
    ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のプレス加工方法。
  4. 前記第1の貫通穴の陥没部の陥没方向と前記第2の貫通穴の陥没部の陥没方向とが互い
    に反対向きとなるように構成したことを特徴とする請求項3に記載のプレス加工方法。
  5. 前記被加工板材を打ち抜いた後、前記基台の弾性力に抗しながら前記パンチを基台の厚
    さ方向の奥側へさらに押し込むことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記
    載のプレス加工方法。
  6. パンチで打ち抜いた抜きカスを、基台の表面に押圧形成される凹部内に残留保持するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のプレス加工方法。
  7. 前記被加工板材表面から前記基台内への前記パンチの押し込み量が、被加工板材の厚さ
    の2倍以上であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のプレス加工方法。
  8. 前記被加工板材がステンレス板であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか
    一項に記載のプレス加工方法。
  9. 被加工板材の第1の面を弾性材からなる基台に当接させた状態で第1の面とは反対側の
    第2の面からパンチで打ち抜いて第1の貫通穴を開設し、前記第2の面を基台に当接させ
    た状態で前記第1の面から前記第1の貫通穴とは異なる領域に第2の貫通穴を開設し、
    前記被加工板材を前記パンチによって打ち抜く際、前記被加工板材における貫通穴の周
    縁部を前記基台の弾性力に抗しつつ当該基台の厚さ方向の奥側へ押し込んで変形させるこ
    とによって、前記被加工板材に開設された貫通穴の開口周縁部に、開口縁に向かうほど打
    ち抜き方向に彎曲して漏斗状に落ち込む陥没部を形成したことを特徴とするパンチングプ
    レート。
  10. 前記第1の貫通穴の開設数と前記第2の貫通穴の開設数とが異なっていることを特徴と
    する請求項9に記載のパンチングプレート。
  11. 前記第1の貫通穴の陥没部の陥没方向と前記第2の貫通穴の陥没部の陥没方向とが互い
    に反対向きとなるように構成したことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のパン
    チングプレート。
  12. 液体供給源からノズル開口に至るまでの一連の液体流路が形成され、圧力発生源を駆動
    することによりノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、
    請求項1から請求項8の何れか一項に記載のプレス加工方法によって複数の貫通穴が開
    設されたフィルタを前記液体流路の途中に配置し、
    当該フィルタによって液体流路を流れる液体を濾過するように構成したことを特徴とす
    る液体噴射ヘッド。
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