JP2008547332A - マルチキャリアhsdpaのサービス伝送チャネル符号化方法及び符号化装置 - Google Patents

マルチキャリアhsdpaのサービス伝送チャネル符号化方法及び符号化装置 Download PDF

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Abstract

マルチキャリアHSDPAパケットデータ伝送に適用する三種のチャネル符号化方法であって、第一種のチャネル符号化処理方案:まずデータをN個のグループに分けて(S210)、それぞれ各グループ毎のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチングという処理を行い(S220)、N個のグループののマッチング処理を行った後のデータに対して統一的にスクランブル化、インタリーブ処理してから、再び、N個のグループに分けて、QAMコンスタレーション再整列を行ってから、キャリアに対応する物理チャネルにマッピングして伝送する。第二種のチャネル符号化処理方案:今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをいくつのグループに分けて(S510)、各経路毎のデータに対してシングルキャリアHSDPAに従って、符号化してから、キャリアの物理チャネルによって送信する(S520)。第三種のチャネル符号化処理方案:N個のキャリアチャネルを一つの全体として物理層に送って処理を行い、CRC付加からQAMコンスタレーション再整列までの処理を行い(S710)、また、QAMコンスタレーション再整列を行った後のデータをグループ化して、対応するキャリアチャネルにマッピングして伝送する(S720)。

Description

本発明は、通信分野に関し、特にHSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)技術にかかるマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法及び符号化装置に関するものである。
高速移動パケットデータサービスに対するサポート機能は3Gシステムに最も重要な特徴の一つである。WCDMAR99バージョンはピーク速度が2Mbpsに達するデータ速度を提供することができ、この速度は既存のパケットサービスデータ伝送の需要の大部分を満たすことができる。しかしながら、多くのトラフィックと遅延に対する要求が高いデータサービス、例えば、ビデオ、ストリーミングメディア及びダウンロードなどに対して、システムはより高い伝送速度及びより短い遅延を提供することができるように要求されてている。
そのためのHSDPA技術は3GPP組織によりR5バージョンに導入された技術である。HSDPAは高速非対称データのサービスをサポートするだけではなく、ネットワークの容量を大きく増加すると共に、運営業者の投入コストを最小化させることができる。それはUMTS(汎用移動通信システム:Universal Mobile Telecommunications System)のより高いデータ伝送速度及びより高い容量に対して一つのスムーズな進化ルートを提供している。R5バージョンのHSDPA技術はDMA20001XEV−DOの設計思想と経験を十分に参考にし、一つの高速共有チャネル(HS−DSCH)を新たに添加しており、HS−DSCHはリソースを統一的に利用し、ユーザの実際状況に応じて動的に割り当てて、リソースの利用率を向上させることができるようにしている。
既存のシングルキャリアHSDPAはパケットデータの伝送を行う際に、ネットワーク側に予めHS−SCCHチャネル(下りの制御チャネル)によりユーザ端末に制御情報を送信しておき、前記制御情報はユーザ端末がネットワーク側のHS−DSCHチャネルにより送信したデータを受信するために用いられ、HS−DSCHチャネルにおいて前記ユーザ端末に送信するデータブロック情報、採用されているタイムスロット、情報、変調方式、データブロックのサイズ、冗長バージョン番号、再送標識などを含む。そして、ネットワーク側には送信する必要があるデータに対してサービスチャネル(HS−DSCH)の符号化処理を行ってから送信する。ユーザ端末はHS−SCCHチャネルから制御情報を取得してから、前記制御情報により、受信したHS−DSCHチャネルによって送信されたデータに対して復号処理を行う。
図1に参照されるのは、既存のシングルキャリアHSDPAのサービスチャネル符号化処理方法のフローチャートである。それは以下のステップ:
S110(CRC付加):送信する必要があるデータブロックにCRCチェックビットを付加すること、当該チェックビットによりユーザ端末が受信したデータの中にエラーがあるか否かをチェックすることができる、
S120(コードブロックセグメント化):送信データブロックの長さに基づいてセグメント化し、後続のチャネル符号化ための前処理を行うこと、
S130(チャネル符号化):受信側にはチャネル符号化により、伝送中のエラーの大部分を訂正することができるように、セグメント化後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うこと、
S140(レートマッチング):HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うこと、
S150(データスクランブル化):さらに、送信するデータをランダム化して、伝送の性能を向上し、相互の干渉を減少するために、マッチング処理後のデータに対してスクランブル化すること、
S160(データインタリーブ化):スクランブル化を行った後のデータに対してインタリーブ処理を行い、インタリーブ化後のデータを異なるタイムスロットで送信し、タイムダイバーシティゲインを取得して、突発的なエラーに耐える能力を向上させること、
S170(16QAMコンスタレーション再整列):データ伝送の変調方式が16QAM方式を採用する際に、例えば、もし再送が発生する場合には、再送のデータのコンスタレーション点の前後のビットを交換する必要があり、その目的はコンスタレーション点におけるハイビットとロービットデータの性能を均衡することであること、
S180(物理チャネルマッピング):送信データを異なる物理チャネルにマッピングして、データの伝送を行うこと、
を含む。
システムの性能を更に向上するために、出願人により、パケットデータサービスの伝送能力を増強するようにマルチキャリアHSDPA技術を応用したものが提案されている。しかし、現在のR5標準は、HSDPAのシングルキャリアの伝送方式のみを採用し、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルのための符号化処理方法は、マルチキャリアHSDPAのデータ伝送を満たすことができない。
本発明の目的は、既存技術においては、シングルキャリアHSDPAが単一のキャリアのサービス伝送チャネルの符号化処理のみを考慮しているので、マルチキャリアHSDPAの制御需要を満たすことができないという課題を解決するため、ダウンリンクパケットデータ伝送におけるマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルのための符号化方法及び符号化装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明はマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルの符号化処理方法を開示しており、以下のことを含む:
A:ネットワーク側には、HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けておくこと、ここで前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい、
B:各経路毎のデータに対して、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化及びレートマッチング処理を行うこと、
C:ステップBの処理後のN個の経路データを、データをスクランブル化する際に、一つの新たなデータストリームに組み合わせて、インタリーブ処理を行うこと、
D:インタリーブ処理後のデータをまたN個の経路に分け、各経路毎にQAMコンスタレーション再整列してから、それぞれ、一つのキャリアの物理チャネルにマッピングして送信すること、前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい。
ユーザ端末にはネットワーク側に各キャリアのそれぞれのチャネル条件を報告する際に、一つのチャネル品質指示を生成する、当該チャネル品質指示において、ユーザ端末に指示された各キャリアのそれぞれの物理チャネルの伝送ブロックのサイズを含む。ネットワーク側には、各キャリアの物理チャネルの伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行う。
本発明はマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルの符号化装置を更に提供しており、データストリーム分割ユニットと、少なくともN個のCRC付加ユニットと、少なくともN個のコードブロックセグメント化ユニットと、少なくともN個のチャネル符号化ユニットと、少なくともN個のレートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、少なくともN個のQAMコンスタレーション再整列ユニットおよび少なくともN個の物理層マッピングユニットとを含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送のためのキャリア数に等しく、ここで、
データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けて、それぞれ各経路毎のデータを一つのCRC付加ユニットに送信する。
CRC付加ユニット:送信するデータブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:N個の経路のレートマッチングユニットに接続され、データのスクランブル化をする際に、N個の経路データを新たなデータストリームに組み合わせるために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、且つ、インタリーブ処理後のデータをさらにN個の経路に分けて、各経路毎のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データをキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
本発明はマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルの符号化処理方法を提供し、以下のことを含む:
A:ネットワーク側は、HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けること、前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。
B:それぞれ各経路毎のデータをサービスチャネル符号化処理を行ってから、各キャリア毎の物理チャネルによって送信すること。
前記サービスチャネル符号化処理は、前記各経路毎のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、スクランブル化、インタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列を行ってから、一つのキャリアの物理チャネルにマッピングして送信することを含む。
ユーザ端末には、ネットワーク側に各キャリアのそれぞれのチャネル条件を報告する際に、生成したチャネル品質指示をネットワーク側に報告する、当該チャネル品質指示には、ユーザ端末に指示された各キャリアのそれぞれの物理チャネルの伝送ブロックのサイズが含まれる。
ネットワーク側は各キャリアの物理チャネルの伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行う。
本発明はマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルの符号化装置を提供しており、データストリーム分割ユニットとN個のチャネル符号化器を含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しく、ここで、
データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けて、各経路毎のデータを一つのチャネル符号化器に送信する。
チャネル符号化器:サービスチャネル符号化処理を行ってから、各キャリア毎の物理チャネルによって送信するために用いられる。
前記チャネル符号化器は、以下のものを含む:
CRC付加ユニット:送信するデータブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:一つのチャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータにインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データをキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
本発明はマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法を提供しており、以下のことを含む:、
A:ネットワーク側は、今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータに対して、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、データのスクランブル化、データのインタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列の処理操作を行う。
B:ステップAの処理後のデータをN個のグループに分けて、それぞれ各グループ毎のデータを一つのキャリアの物理チャネルにマッピングしてから送信する、前記グループ数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。
ステップBにおいて、各キャリアの物理チャネルリソースに基づいて、自キャリアの物理チャネルの伝送データブロックのサイズを特定する。
本発明は、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネルの符号化装置を提供しており、CRC付加ユニットと、コードブロックセグメント化ユニットと、チャネル符号化ユニットと、レートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、QAMコンスタレーション再整列ユニットおよびN個の物理層マッピングユニットとを含み、ここで、
前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しく、ここで、
CRC付加ユニット:送信データブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化を行った後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチングを行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換し、QAMコンスタレーション再整列のデータをN個の経路に分けて、各経路毎のデータを一つの物理チャネルマッピングユニットに送信するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データを一つのキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
本発明により提供される第一種のチャネル符号化処理方案は、まずN個のグループに分けて、それぞれ、各グループ毎のデータを、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング処理を行い、N個のグループのマッチング処理を行った後のデータを統一的にスクランブル化し、インタリーブ処理を行ってから、再びN個のグループに分けて、QAMコンスタレーション再整列により、対応するキャリアの物理チャネルにマッピングして伝送する。このような符号化処理方案はインタリーブ化の効果が非常に高く、ユーザ端末のデータ伝送過程における突発性エラーへの訂正能力を極力向上させる。
本発明により提供される第二種のチャネル符号化処理方案は、今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをいくつかのグループに分け、各経路毎のデータに対して、シングルキャリアHSDPAに従って、符号化処理を行ってから、一つのキャリアの物理チャネルにより送信することができる。このような符号化処理方案は、各経路のデータを、各キャリア毎に単独に処理を行うことができ、再び組み合わせることなく、即ち、各キャリアのデータが独立のデータとして伝送され、伝送過程において各経路のデータを相互の関連性がないものと見なすことができる。このような方法を採用することは非常に簡単で且つ実用的である。
本発明により提供される第三種のチャネル符号化処理方案は、N個のキャリアチャネルを一つの全体として物理層に送って処理を行い、CRC付加からQAMコンスタレーション再整列までの処理を行い、また、QAMコンスタレーション再整列を行った後のデータをグループに分けて、対応するキャリアチャネルにマッピングして伝送する。ネットワーク側に対して言うと、このような方法は、そのチャネル符号化処理の流れが簡単で、実現が容易である。
以下、図面を参照して、本発明を具体的に説明する。
本発明はマルチキャリアHSDPAに適用するサービス伝送チャネルの符号化処理方法及び対応する符号化装置を提供する。本発明の符号化方案を採用すると、マルチキャリアにおけるHSDPAパケットデータの伝送を実現することができ、これにより、システムのピーク値の伝送速度と頻度利用率が向上する。本発明は、本発明の実施例により提供される3種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法及び対応する符号化装置を開示している。
[方法1]
図2を参照されるのは、本発明により提供される第一種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。
S210:ネットワーク側はHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分ける、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。
通常の場合、ユーザ端末には自端末のチャネル状況に対して相応の測定を行い、測定の結果をネットワーク側に報告する、ネットワーク側は端末からの報告の結果に基づいて、当該ユーザにHS−DSCHチャネルリソースを含むチャネルリソースを割り当てる。一つのユーザ端末に割り当てたHS−DSCHチャネルリソースは複数のキャリアに分布することができる。
仮にネットワーク側からユーザAに割り当てたHS−DSCHチャネルリソースがキャリア1リソース、キャリア2リソースとキャリア3リソースを含むこととすると、ネットワーク側は、送信する必要があるデータをデータ量に従って、3部分に平均に分けることができ、各部分毎のデータは一つのキャリアに対応しており、送信する必要があるデータを、対応するキャリアでユーザAに送信する。ネットワーク側は、ユーザAから報告されたチャネル条件に基づいて、各キャリア毎の送信する必要があるデータ量を特定してもよい。仮にユーザAから報告されたチャネル条件は、キャリア1のチャネル条件が最もよく、キャリア2のはその次で、キャリア3は最も悪いとすると、ネットワーク側は、送信する必要があるデータを予めキャリア1に割当てることができ、キャリア1におけるHS−DSCHチャネルためのリソースを割り当て終わると、引き続き残ったデータをキャリア2に割り当て、キャリア2におけるHS−DSCHチャネルためのリソースを割り当て終わると、送信する必要がある最後に残ったデータをキャリア3のHS−DSCHチャネルためのリソースに割り当てる、これにより、各キャリア毎の送信のデータ量を特定する。前記チャネル条件は、キャリアにおけるHS−DSCHチャネルのリソースの数を考慮することができるが、通常はキャリアにおけるHS−DSCHチャネルの干渉の大きさを考慮したものである。干渉が小さければ小さいほど、そのキャリアのチャネル条件が良くなる。
当然、ユーザ端末(UE)には、ネットワーク側に各キャリア毎の物理チャネル条件を報告する際に、通常一つのチャネル品質指示が生成されることになっているため、当該チャネル品質指示には、UEにより指示された各キャリア毎の物理チャネル伝送ブロックのサイズが含まれる。ネットワーク側は、指示された各キャリア毎の物理チャネル伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行うことができる。
送信しようとするデータをN個の経路に分け、各経路毎のデータを一つのキャリアの物理チャネルに対応させることができる。後続の処理のために、さらに各経路毎のデータに自チャネルの標識を加えることができる。
S220:各経路毎のデータに対してCRC付加(CRC attachment)、コードブロックセグメント化(code block segmentation)、チャネル符号化(channel coding)、レートマッチング処理(physical layer hybrid−ARQ)を行う。
物理層において、各経路毎のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチングが行われる。物理層に対して言うと、ネットワーク側の具体的なハードウエアの状況に基づいて、各経路毎のデータに対して同時にCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチングという処理を行うことができ、各経路のデータの前後の順序により、それぞれCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチングを行うこともできる。
CRC付加においては、送信する必要があるデータブロックにCRCチェックビットが付加され、当該チェックビットにより、受信側は、受信したデータの中にエラーがあるか否かをチェックすることができる。コードブロックセグメント化においては、送信データブロックの長さに従ってセグメント化され、後続のチャネル符号化ための前処理が行われる。チャネル符号化においては、受信側がチャネル符号化により伝送中の大部分のエラーを訂正できるように、セグメント化が行われた後のデータブロックに対してチャネル符号化が行われる。レートマッチングにおいては、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理が行われる。簡単に言うと、HSDPAにおけるハイブリッド自動再送要求の主な機能は、HARQの物理層における関連操作を完成することである。HARQタイプの増加冗長などの要因により、この過程は二つのステップのレートマッチングによって達成される。
S230:ステップS220の処理後のN個の経路データを、データスクランブル化する(bit scrambling)際に、新たなデータストリームに組み合わせてインタリーブ処理を行うこと。
ステップS220の処理後のN個の経路データに対してデータスクランブル化する際に、新たなデータストリームに組み合わせてインタリーブ処理を行う。前記スクランブル化とは、送信されるデータをさらにランダム化させて、伝送の性能を向上し、相互の干渉を減少するために、マッチング処理を行ったデータをスクランブル化するものである。インタリーブの役割は突発性のエラーを克服することにある。本実施例において、N個の経路のデータを、新たなデータストリームに組み合わせてから、再度スクランブル化とインタリーブ処理を行うことは、主にインタリーブ処理の効果を向上させるためである。言うまでもなく、各経路毎のデータにそれぞれスクランブル化とインタリーブ処理を行うよりも、N個の経路のデータを一つの経路のデータに組み合わせてからスクランブル化とインタリーブを行うほうが、そのインタリーブの効果がさらに良くなる。これに基づき、本実施例は全てのキャリアにおけるデータを一つのデータストリームに組み合わせてからインタリーブ処理を行う。
S240:インタリーブ処理後のデータをさらにN個の経路に分け、各経路毎にQAMコンスタレーション再整列を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信すること、前記経路数Nは、ユーザ端末がパケットデータ伝送ためのキャリア数に等しい。
QAM変調を採用するため、コンスタレーションにおける異なる位置の信頼度が異なり、コンスタレーションに対して再整列することで、よりよい性能を達成することができる。前記再整列とは、異なるビット位置にある情報を交換することにより実現されることである。再整列方案はHS−SCCH(下りの制御チャネル)により指示されるものである。QPSK変調に対して、このステップは透過的にされている。
ネットワーク側はステップS210に採用される経路分けの方式により、インタリーブ処理後のデータを再びN個の経路に分ける。
簡単な説明のために、仮に採用されるキャリア数を3とし、各キャリア毎にそれぞれキャリアA、B、Cと称すると、相応するマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理は以下のようになる(図3を参照)。まず、MAC層において各キャリアチャネル条件に基づいて、送信しようとするデータをキャリアの数に従って三つの経路に分ける。それぞれ三つの経路のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング処理を行ってから、Bit Scrambling(データスクランブル)モジュールにおいて組み合わせ処理を行い、かつ処理後のデータを統一的にHS−DSCH Interleaving(データインタリーブ)モジュールに入力してインタリーブ化する。データに対してインタリーブ化してから、再びそれをキャリア数に従って三つの経路に分け、それぞれConstellation re−arrangement for QAM(QAMコンスタレーション再整列)とPhysical channel mapping(物理チャネルマッピング)モジュール処理を行う。処理後のデータをそれぞれ三つのキャリアで伝送する。
本発明により提供される第一種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置は、データストリーム分割ユニットと、少なくともN個のCRC付加ユニットと、少なくともN個のコードブロックセグメント化ユニットと、少なくともN個のチャネル符号化ユニットと、少なくともN個のレートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、少なくともN個のQAMコンスタレーション再整列ユニットおよび少なくともN個の物理層マッピングユニットとを含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しく、ここで、
データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分け、それぞれ各経路毎のデータを一つのCRC付加ユニットに送信する。
CRC付加ユニット:送信データブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化を行うために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化を行った後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:N個の経路のレートマッチングユニットに接続され、N個の経路のデータを、データをスクランブル化する際に、一つの新たなデータストリームに組み合わせるために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理を行った後のデータを、再度N個の経路に分け、各経路毎のデータを1つのQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
図4に参照されるのは、本発明による第一種のマルチキャリアHSDPAのパケットデータ伝送方法のフローチャートである。それは以下のステップを含む:
S310:ネットワーク側は各ユーザ端末から上りの制御チャネルによって送信されるフィードバック情報を受信すること、前記フィードバック情報にはチャネル品質指示が含まれる。
ユーザ端末がネットワーク側とパケットデータ伝送を確立する始めに、ネットワーク側が初めてユーザ端末にデータを送信する際に、予め下りの制御チャネルにより制御情報を送信する、ユーザ端末は前記制御情報を受信して、HS−DSCHチャネルのデータの受信を行う。後続のパケットデータ伝送を行う際に、上りの制御チャネルを介してユーザ端末から情報をフィードバックすることにより、ネットワーク側は、次回のデータ送信を行うことができるようになる。通常、ユーザ端末はチャネル測定を行い、チャネル測定の結果などのフィードバック情報を上りの制御チャネルによってネットワーク側に送信することになっている。チャネル品質指示には、ユーザ端末に指示された伝送データブロックのサイズと変調フォーマットなどが含まれる。
S320:ネットワーク側は、前記チャネル品質指示に従って、次回のサービスのユーザ端末及び採用するチャネルリソースと伝送フォーマットを選択する。
毎回のデータ伝送を行う時に、ネットワーク側は各ユーザ端末から上りの制御チャネルによってフィードバックされた送信データに基づいて、メッセージ及びユーザ端末チャネル品質指示を応答し、スケジューリングアルゴリズムによりサービスする必要があるユーザ端末を選択し、且つ、採用するチャネルリソースと送信フォーマットを決定する。
S330:ネットワーク側は、ユーザ端末が制御情報によりHS−DSCHチャネルの伝送データを受信するように、下りの制御チャネルにより前記ユーザ端末に前記制御情報を送信する。制御情報には少なくともネットワーク側のHS−DSCHチャネルのデータに対する符号化処理方案が含まれる。
S340:ネットワーク側は送信する必要があるデータに対してチャネル符号化処理を行ってから、HS−DSCHチャネルによって送信する、具体的に以下のことを含む:
S410:ネットワーク側はHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分け、前記経路数Nは、パケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい。
S420:各経路毎のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチングという処理を行う。
S430:ステップS420の処理後のN個の経路データを、データのスクランブル化をする際に、新たなデータストリームに組み合わせて、インタリーブ処理を行う。
S440:インタリーブ処理後のデータを、再度N個の経路に分け、各経路毎にQAMコンスタレーション再整列を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する、前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい。
前記開示された方法は、図2に示すサービス伝送チャネル符号化処理方案を採用して、マルチキャリアHSDPAのパケットデータの伝送を実現することである。ユーザ端末に対して言うと、下りの制御情報によりHS−DSCHチャネルで送信するデータに採用される符号化方式が取得される。
図5に参照されるのは、本発明の他の実施例により提供される第二種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。以下のことを含む:
S510:ネットワーク側は今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分け、前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。
S520:各経路毎のデータにそれぞれサービスチャネル符号化処理を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルで送信する。
本方法により行われるサービス伝送チャネル符号化処理は、HS−DSCHチャネルをN個のサブチャネルに分け、各サブチャネル毎のデータの符号化とシングルキャリアHSDPAの符号化に類似する。このような処理方法の実現は非常に簡単である。
仮にネットワーク側からユーザAに割り当てたHS−DSCHチャネルリソースが、キャリア1リソース、キャリア2リソースとキャリア3リソースを含むこととすると、ネットワーク側は、データ量に従って、送信する必要があるデータを3部分に平均して分けることができ、各部分毎のデータは、それに割り当てた一つのキャリアに対応しており、送信する必要があるデータを、対応するキャリアによってユーザAに送信する。ネットワーク側は、ユーザAにより報告されたチャネル条件に基づいて、当該ユーザ端末に割り当てた各キャリアのそれぞれで送信するデータ量を特定すしてもよい。仮にユーザAにより報告されたチャネル条件が、キャリア1のチャネル条件が最もよく、キャリア2はその次で、キャリア3は最も悪いとすると、ネットワーク側には、送信する必要があるデータを予めキャリア1に割り当てておき、キャリア1におけるHS−DSCHチャネルためのリソースを割り当て終わると、引き続き残ったデータをキャリア2に割り当て、キャリア2におけるHS−DSCHチャネルためのリソースを割り当て終わると、送信する必要がある最後に残ったデータをキャリア3におけるHS−DSCHチャネルためのリソースに割り当てる、これにより、各キャリア毎に送信するデータ量を特定する。前記チャネル条件は、キャリアにおけるHS−DSCHチャネルのリソース数を考慮することができるが、通常はキャリアにおけるHS−DSCHチャネルの干渉の大きさを考慮したものである。干渉が小さければ小さいほど、そのキャリアのチャネル条件が良くなる。
当然、ユーザ端末は、ネットワーク側に各キャリア毎の物理チャネル条件を報告する際に、通常、一つのチャネル品質指示が生成されることになっているため、当該チャネル品質指示には、UEにより指示された各キャリア毎の物理チャネル伝送ブロックのサイズが含まれる。ネットワーク側は、各キャリア毎の物理チャネル伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行うことができる。
サービスチャネル符号化処理は、各経路毎のデータに対してCRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、スクランブル化、インタリーブ処理及びQAMコンスタレーション再整列を行ってから、一つのキャリアの物理チャネルにマッピングして送信することを含む。各処理ステップは方法1においてすでに詳細に説明されたので、ここで贅言しない。
簡単な説明のために、仮に採用されるキャリャア数を3とし、各キャリア毎にそれぞれキャリアA、B、Cと称すると、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理は以下のようになる。MAC層においてマルチキャリアHSDPAで送信する必要があるデータを、キャリアの数に従って三つのプロックに分ける、即ちHS−DSCHチャネルは、三つのサブチャネルに分けられている。
ネットワーク側はUEから報告された能力に基づいて、UEのサポート可能な最大キャリア数を知ることになる。そしてネットワークの負荷、干渉などの情報およびUEのチャネル条件により、ある時刻でのUEためにサービスするキャリアの数とタイムスロット、符号チャネルの数を決める。ネットワーク側からHS−SCCHを介し、UEに次時刻の送信データの制御情報を通知し、このようにして、UEは如何に受信するかを正確に知ることができる。
データはそれぞれ三つのキャリアで伝送される。各キャリアのデータブロックのサイズはUEから上り伝送された各キャリアのチャネル条件に基づいて特定されることになる。物理層において、データに対して、各キャリア毎に単独に処理が行われ、再び組み合わせることがなく、即ち、各キャリア毎のデータが独立のデータとして伝送され、伝送過程において三つの経路のデータを相互の関連性がないものと見なすことができる(図6を参照)。このような方法を採用する利点は、処理が簡単で、実用的なことである。
本発明の一つの実施例により提供されるマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置は、データストリーム分割ユニットとN個のチャネル符号化器を含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しく、ここで、
データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けて、各経路毎のデータを一つのチャネル符号化器に送信する。
チャネル符号化器:サービスチャネル符号化処理を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルにより送信を行うために用いられる。
ここで、各チャネル符号化器のそれぞれは、以下のものを含む:
CRC付加ユニット:送信データブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化を行うために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化を行った後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
前記物理チャネル符号化処理方案と符号化装置に基づいて、提供する対応するマルチキャリアHSDPAのパケットデータ伝送方法は、以下を含む:
(1)ネットワーク側は各ユーザ端末から上りの制御チャネルによって送信されるフィードバック情報を受信し、前記フィードバック情報にはチャネル品質指示が含まれる。ユーザ端末がネットワーク側とのパケットデータ伝送を確立する始めに、ネットワーク側は初めてユーザ端末にデータを送信する際に、予め下りの制御チャネルにより制御情報を送信し、ユーザ端末は前記制御情報を受信して、HS−DSCHチャネルのデータの受信を制御する。後続のパケットデータ伝送を行う際には、ユーザ端末から上りの制御チャネルを介して情報をフィードバックすることにより、ネットワーク側は、次回のデータ送信を行うことができるようになる。通常、ユーザ端末がチャネル測定を行い、チャネル測定の結果などのフィードバック情報を上りの制御チャネルによってネットワーク側に送信することになっている。チャネル品質指示にはユーザ端末に指示された伝送データブロックのサイズと変調フォーマットなどが含まれる。
(2)ネットワーク側は、前記チャネル品質指示に従って、次回のサービスのユーザ端末及び採用するチャネルリソースと伝送フォーマットを選択する。
毎回のデータ伝送を行う時に、ネットワーク側には各ユーザ端末から上りの制御チャネルによってフィードバックされた送信データに基づいて、メッセージ及びユーザ端末チャネル品質指示を応答し、スケジューリングアルゴリズムによりサービスする必要があるユーザ端末を選択し、且つ、採用するチャネルリソースと送信フォーマットを決定する。
(3)ネットワーク側は、ユーザ端末が制御情報によりHS−DSCHチャネルの伝送データを受信するように、下りの制御チャネルによって前記ユーザ端末に前記制御情報を送信する。制御情報には少なくともネットワーク側のHS−DSCHチャネルのデータに対する符号化処理方案が含まれる。
(4)ネットワーク側は、送信する必要があるデータに対してチャネル符号化処理を行ってから、HS−DSCHチャネルによって送信する。
A1:ネットワーク側は今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分ける、前記経路数Nは、ユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい。
A2:各経路毎のデータに対してそれぞれサービスチャネル符号化処理を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルによって送信する。ステップ(1)において、ネットワーク側は、ユーザ端末から報告された自端末の各キャリアのチャネル条件に基づいて、各経路毎のデータのサイズを特定する。
前記開示されている方法は、図5に示すサービス伝送チャネル符号化処理方案を採用して、マルチキャリアHSDPAパケットデータの伝送を実現することである。
[方法3]
図7に参照されるのは、本発明により提供される第三種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。それは以下のことを含む:
S710:ネットワーク側は、今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータに対して、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、データスクランブル化、データインタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列という処理を行う。
S720:ステップS710において処理後のデータをNグループに分けて、それぞれ各グループ毎のデータをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングしてから送信する、前記グループ数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。ステップS720においては、各キャリアの物理チャネルリソースにより、自キャリア物理チャネルのデータブロックのサイズを特定することにより、ステップS710の処理後のデータをグループに分ける。前記伝送チャネル符号化処理方式は、下りの制御チャネルによってユーザ端末に送信される。
方法3は、三つのキャリアチャネルを一つの全体と見なす。MAC層は送信データブロックをキャリアチャネル条件に基づいてブロックに分けることなく、それを一つの全体として物理層に送って処理を行う。CRC attachment(CRC付加)からConstellation re−arrangement for 16QAMモジュール( QAMコンスタレーションモジュール)による再整列までを行い、物理層においてデータに対する統一的な処理を行う。かつConstellation re−arrangement for 16QAMモジュール( QAMコンスタレーションモジュール)により出力されたデータに対して、各キャリアの物理チャネルリソースの状況に基づいて、相応のサイズのデータブロックをそれぞれ各キャリアのPhysical channel mappingモジュール(物理チャネルマッピング)に送ってチャネルマッピングを行ってから、データの送信を行う(図8を参照)。下りの物理チャネルリソースはNodeBがデータをUEに送信するために割り当てたチャネルリソースである。所謂チャネルマッピングとは、送信データに対して、符号化、変調など過程を行ってから、具体的な送信物理リソースにマッピングして伝送することである。
マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置であって、その特徴は以下であり、CRC付加ユニットと、コードブロックセグメント化ユニットと、チャネル符号化ユニットと、レートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、QAMコンスタレーション再整列ユニットと、N個の物理層マッピングユニットとを含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しく、ここで、
CRC付加ユニット:送信データブロックにCRCチェックビットを付加する。
コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化を行うために用いられる。
チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化を行った後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる。
レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる。
データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる。
データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する。
QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換し、QAMコンスタレーション再整列を行ったデータをN個の経路に分けて、各経路毎のデータを相応の物理チャネルマッピングユニットに送信するために用いられる。
物理チャネルマッピングユニット:送信データをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する。
本発明によれば、対応するマルチキャリアHSDPAのパケットデータ伝送方法が更に提供され、以下のことを含む:
(1)ネットワーク側は、各ユーザ端末から上りの制御チャネルによって送信されるフィードバック情報を受信する、前記フィードバック情報にはチャネル品質指示が含まれる。
(2)ネットワーク側は、前記チャネル品質指示に従って、次回のサービスのユーザ端末及び採用するチャネルリソースと伝送フォーマットを選択する。
(3)ネットワーク側は、ユーザー端末が前記制御情報によりHS−DSCHチャネルの伝送データを受信するように、下りの制御チャネルにより前記ユーザ端末に制御情報を送信する。
(4)ネットワーク側は、送信する必要があるデータに対してチャネル符号化処理を行ってから、HS−DSCHチャネルによって送信する。
B1:ネットワーク側は、今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータに対してサービスチャネル符号化処理を行い、即ち:CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、データインタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列という処理である。
B2:ステップB1の処理後のデータをN個のグループに分けて、それぞれ各グループ毎のデータをそれに割り当てた対応の物理チャネルにマッピングしてから送信する、前記グループの数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい。
以上、開示したものは本発明の幾つかの具体的な実施例だけであり、本発明はこれに限定されることがなく、本技術分野の当業者が考えられる如何なる変更も、全て本発明の保護する範囲に属すべきである。
既存のシングルキャリアHSDPAのサービスチャネル符号化処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例により提供される第一種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例により提供される図2の一つの実例の図である。 本発明の実施例により提供される第一種のマルチキャリアHSDPAのパケットデータの伝送方法のフローチャートである。 本発明の他の実施例により提供される第二種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。 本発明のもう一つの実施例により提供される図5の一つの実例図である。 本発明の三つ目の実施例により提供される第三種のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化処理方法のフローチャートである。 本発明の三つ目の実施例により提供される図7の一つの実例図である。

Claims (11)

  1. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    A:ネットワーク側は、HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けること(前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい)、
    B:各経路毎のデータに対して、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化及びレートマッチング処理を行うこと、
    C:ステップBの処理後のN個の経路データを、データをスクランブル化する際に一つの新たなデータストリームに組み合わせて、インタリーブ処理を行うこと、
    D:インタリーブ処理後のデータを再度N個の経路に分けて、各経路毎にQAMコンスタレーション再整列してから、それぞれ、一つのキャリアの物理チャネルにマッピングして送信すること(前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい)、
    を含むことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  2. 請求項1に記載のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    ユーザ端末は各キャリアのそれぞれのチャネル条件とともに、生成されたチャネル品質指示をネットワーク側に報告すること(当該チャネル品質指示は、ユーザ端末により指示された各キャリアのそれぞれの物理チャネル伝送ブロックのサイズを含む)、
    ネットワーク側は各キャリアの物理チャネルの伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行うこと、
    を更に含むことを特徴とする、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  3. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置において、
    データストリーム分割ユニットと、少なくともN個のCRC付加ユニットと、少なくともN個のコードブロックセグメント化ユニットと、少なくともN個のチャネル符号化ユニットと、少なくともN個のレートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、少なくともN個のQAMコンスタレーション再整列ユニットおよび少なくともN個の物理層マッピングユニットとを含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送のためのキャリア数に等しい(ここで、
    データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分け、それぞれ各経路毎のデータを一つのCRC付加ユニットに送信する、
    CRC付加ユニット:送信するデータブロックにCRCチェックビットを付加する、
    コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる、
    チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる、
    レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる、
    データスクランブル化ユニット:N個の経路のレートマッチングユニットに接続され、N個の経路データをデータのスクランブル化する際に、新たなデータストリームに組み合わせるために用いられる、
    データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、且つ、インタリーブ処理後のデータをさらにN個の経路に分けて、各経路毎のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する、
    QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる、
    物理チャネルマッピングユニット:送信データをキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する)
    ことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置。
  4. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    A:ネットワーク側は、HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けること(前記経路数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい)、
    B:それぞれ各経路毎のデータをサービスチャネル符号化処理を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルによって送信すること、
    を含むことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  5. 請求項4に記載のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    前記サービスチャネル符号化処理は、前記各経路毎のデータに対してCRC付加と、コードブロックセグメント化と、チャネル符号化と、レートマッチングと、データスクランブル化と、インタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信することを含むことを特徴とする、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  6. 請求項4に記載のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    ユーザ端末は、各キャリアのそれぞれのチャネル条件とともに、生成されたチャネル品質指示をネットワーク側に報告すること(当該チャネル品質指示は、ユーザ端末により指示された各キャリアのそれぞれの物理チャネル伝送ブロックのサイズを含む)、
    ネットワーク側は、各キャリアの物理チャネルの伝送ブロックのサイズに基づいて、送信する必要があるデータに対する経路分けを行うこと、
    を更に含むことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  7. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置において、
    データストリーム分割ユニットとN個のチャネル符号化器を含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい(ここで、
    データストリーム分割ユニット:HS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータをN個の経路に分けて、各経路毎のデータを一つのチャネル符号化器に送信する、
    チャネル符号化器:サービスチャネル符号化処理を行ってから、それに割り当てたキャリアの物理チャネルによって送信するために用いられる、)
    ことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置。
  8. 請求項7に記載のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置において、前記チャネル符号化器は、以下のもの:
    CRC付加ユニット:送信するデータブロックにCRCチェックビットを付加する、
    コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる、
    チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる、
    レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチング処理を行うために用いられる、
    データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる、
    データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータをインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する、
    QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換するために用いられる、
    物理チャネルマッピングユニット:送信データをキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する、
    を含むことを特徴とする、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置。
  9. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    A:ネットワーク側は、今回のHS−DSCHチャネルで送信する必要があるデータに対して、CRC付加、コードブロックセグメント化、チャネル符号化、レートマッチング、データのスクランブル化、データのインタリーブ化及びQAMコンスタレーション再整列の処理操作を行うこと、
    B:ステップAの処理後のデータをN個のグループに分け、それぞれ各グループ毎のデータをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングしてから送信すること(前記グループ数Nはユーザ端末がパケットデータ伝送を行うためのキャリアの数に等しい)、
    を含むことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  10. 請求項9に記載のマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法において、
    ステップBにおいて、各キャリアの物理チャネルリソースに基づいて、自キャリアの物理チャネルの伝送データブロックのサイズを特定することを特徴とする、マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化方法。
  11. マルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置において、
    CRC付加ユニットと、コードブロックセグメント化ユニットと、チャネル符号化ユニットと、レートマッチングユニットと、スクランブル化ユニットと、インタリーブ化ユニットと、QAMコンスタレーション再整列ユニットおよびN個の物理層マッピングユニットとを含み、前記経路数Nはパケットデータ伝送を行うためのキャリア数に等しい(ここで、
    CRC付加ユニット:送信データブロックにCRCチェックビットを付加する、
    コードブロックセグメント化ユニット:CRC付加ユニットに接続され、送信データブロックの長さに基づいてセグメント化するために用いられる、
    チャネル符号化ユニット:コードブロックセグメント化ユニットに接続され、セグメント化を行った後のデータブロックに対してチャネル符号化を行うために用いられる、
    レートマッチングユニット:チャネル符号化ユニットに接続され、HARQ伝送を行うように、符号化後のデータに対して二回のレートマッチングを行うために用いられる、
    データスクランブル化ユニット:レートマッチングユニットに接続され、データをスクランブル化するために用いられる、
    データインタリーブ化ユニット:スクランブル化後のデータに対してインタリーブ処理を行い、かつインタリーブ処理後のデータをQAMコンスタレーション再整列に送信する、
    QAMコンスタレーション再整列ユニット:再送データのコンスタレーション点の前後のビットを交換し、QAMコンスタレーション再整列のデータをN個の経路に分け、各経路毎のデータを一つの物理チャネルマッピングユニットに送信するために用いられる、
    物理チャネルマッピングユニット:送信データをそれに割り当てたキャリアの物理チャネルにマッピングして送信する、)
    ことを特徴とするマルチキャリアHSDPAのサービス伝送チャネル符号化装置。
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