JP2008547013A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 各々が開口部を有すると共に互いに嵌合する少なくとも二つの部分から形成され、サンプルチャンバーを画定する空洞の容器を備え、
   前記部分の少なくとも一つは、前記容器内を空気が流れる流路が設けられるように前記開口部が開放される前記部分の第一相対配置と、空気が通過する流路が存在せず空気の一定量が前記チャンバーに閉じ込められるように前記開口部が閉鎖される前記部分の第二相対配置との間で、他の部分に対して相対的に動かすことができる呼気サンプル採取装置であって、
   前記容器は、各々が側壁及び個別の端部閉鎖部を有する第１の管状部分及び第２の管状部分を備え、前記第１の管状部分の前記側壁は開口部を有すると共に前記第２の管状部分の中に緊密に滑合し、前記側壁の開口部は前記部分が前記第一相対配置と前記第二相対配置との間で動くことにより前記第２の管状部分の前記側壁によって覆われない状態又は覆われる状態となり、
   前記第１の管状部分及び前記第２の管状部分の前記端部閉鎖部の各々は、前記サンプルチャンバーの共通する端部に位置し、前記端部閉鎖部の各々は、前記部分が前記第一相対配置と前記第二相対配置との間で動くことにより開放又は閉鎖される少なくとも一つの開口部を有することを特徴とする呼気サンプル採取装置。
2. 前記第２の筒状部分の前記側壁も開口部を有しており、前記第１の管状部分及び前記第２の管状部分の前記側壁の開口部の各々は、前記部分が前記第一相対配置と前記第二相対配置との間で動くことにより合致し又はずらされることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 前記第１の管状部分及び前記第２の管状部分は円筒形であって、前記第一相対配置と前記第二相対配置との間で相対的に回転可能であり、前記第１の管状部分及び前記第２の管状部分の前記端部閉鎖部の前記開口部は、前記部分が相対的に回転することにより合致し又はずらされることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の装置。
4. 前記第１の管状部分及び前記第２の管状部分は互いに相対的に軸方向において可動であることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。
5. 前記第１の管状部分は、回転により前記第２の管状部分から離れて、前記開口部が閉鎖される前記部分の前記第二相対配置から、前記開口部が開放される前記部分の第一相対配置まで動くように、前記第２の管状部分に対して相対的に回転可能であることを特徴とする請求項１に記載の装置。
6. 色又は色の濃度の変化により、前記チャンバーに含まれる気体のサンプル内に、特定の物質が存在することを検出できる表示で示すことができる指標であって、一部のみが前記サンプルチャンバー内の気体に露出され、その他の部分が露出されないような態様で前記サンプルチャンバー内に取り付けられることにより、気体に露出される部分が前記チャンバー内に閉じ込められた気体に接触した後に、気体に露出された部分と露出されない部分との間に境界が存在する前記指標を、前記サンプルチャンバー内に更に備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
7. 前記指標は、その中央部分のみが前記サンプルチャンバー内の気体に露出され、それを囲む周辺領域は露出されないような態様で前記サンプルチャンバー内に取り付けられることを特徴とする請求項６に記載の装置。
8. 前記管状部分の一つに端部蓋が設けられ、前記指標は前記端部閉鎖部及び前記容器の前記端部蓋の少なくとも一方の内側に備えられていることを特徴とする請求項６に記載の装置。