JP2008544616A - 好ましいパス・ソース・ルーティングと、マルチギャランティQoSと、リソースの予約・管理・解放とを備える高性能な通信バスを提供する、装置、方法およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

好ましいパス・ソース・ルーティングと、マルチギャランティQoSと、リソースの予約・管理・解放とを備える高性能な通信バスを提供する、装置、方法およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

高度なデータ・パケット・ソース・ルーティング・プロシージャを有する通信ネットワークを提供し;第1のネットワーク・プロトコル層が相対的保証によるQoSおよびベスト・エフォートによるQoSをインプリメントし、下位層が絶対的保証によるデータ・パイプ間の物理的リソース配分を行なう、通信ネットワークの高度なQoS機能を提供し;厳密/厳格なQoS保証によるフロー毎のリソース管理のためにリソースの予約・管理・解放を行なう、本発明の例示実施形態による、方法、装置およびコンピュータ・プログラムが開示されている。この通信ネットワークは光学的および/または電気的データ・パスを使用できる。
【選択図】図1

Description

本発明の例示的実施形態に係る教示事項は、全般的には通信バスに関し、限定するものではないが、特にシリアル・バス・システムおよびシリアル・バス・アーキテクチャに関する。
多くの電子システムで重要な要素は、このシステム内の種々の機能モジュールを相互接続する通信バスである。機能モジュールは個別のモジュールとされる場合もあるし、システム・オン・ア・チップ(SoC)タイプのアーキテクチャのように共通の集積回路(IC)に組み込まれる場合もある。後者の場合、通信バスは、外部の機能モジュールおよび/またはアクセサリ・デバイスもしくは周辺機器などの別の電子システムに接続するためにオフチップにルーティングされる場合もある。
通信バス・アーキテクチャの非常に有利なタイプの1つは高速シリアル・バスとして構築されたものであり、例えば、同一出願人による以下の米国特許出願明細書に記載されている:米国特許出願第10/684169号明細書、2003年10月10日出願、「データ・ストリームに埋め込まれ且つデータビットが無変化のままであるときに遷移するクロックとともに、Pam−5コーディングを用いる方法と装置(Method and Apparatus Employing Pam-5 Coding with Clock Embedded in Data Stream and Having a Transition When Data Bits Remain Unchanged)」、マルティ・ヴォウティライネ(米国特許出願公開第2005/0078712号); 米国特許出願第10/961366明細書、2004年10月7日出願、「低遅延の割込みおよび制御信号機能と、ホットプラグ可能性に関するエラー検出および回復機能と、帯域幅割当て機能と、ネットワーク・インテグリティ確認機能、プロトコル・トンネリング機能と、探索容易化機能とを有する通信バス(Communications Bus Having Low Latency Interrupts and Control Signals, Hotpluggability Error Detection and Recovery, Bandwidth Allocation, Network Integrity Verification, Protocol Tunneling and Discoverability Features)」、 ミシェル・ジレット(国際公開第2005/036795(A2)号パンフレット);米国特許出願第10/961661号明細書、2004年10月8日出願、「システム・オン・ア・チップ(SoC)用のマイクロコントロール・アーキテクチャ(Microcontrol Architecture for a System on a Chip (SoC))」、キム・サンドストロム(国際公開第2005/036300(A2)号パンフレット);および米国特許出願第11/140424号明細書、2005年5月27日出願、「ネットワーク層サービス品質(QoS)管理を用いた高速シリアス・バス・アーキテクチャ(High Speed Serial Bus Architecture Employing Network layer Quality of Service (QoS) Management)」、ミシェル・ジレットおよびセルゲイ・バランディン(国際出願PCT/IB2006/001223号)に記載されている。これらの、同一出願人による米国特許出願明細書、米国特許出願公開明細書および対応国際特許出願明細書の開示内容は、その内容全体を文献参照によって本願明細書に組み込んだものとする。
前述の同一出願人による米国特許出願明細書の要素である低電力で高速のシリアル・リンク・バスは、通信端末をはじめとする携帯型端末に使用するのに非常に適しているが、もっと広範に応用することもできる。この高速シリアル・リンク・バスを使用することによって実現される利点として、限定的ではないが、次のようなものがある。必要とされる信号線がごくわずかであることにより、ICパッケージ上のピンまたはボールの個数が減少し、コストが削減されること;EMC耐雑音障害性が向上すること;固有のモジュール性および普遍性によって既存のバスを交換できること;および、バスを接続するホットプラグ可能なユニットを提供できること。
米国特許出願第10/684169号明細書(米国特許出願公開第2005/0078712号) 米国特許出願第10/961366明細書(国際公開第2005/036795(A2)号パンフレット) 米国特許出願第10/961661号明細書(国際公開第2005/036300(A2)号パンフレット) 米国特許出願第11/140424号明細書(国際出願PCT/IB2006/001223号)
発明の例示的実施形態の概要
その例示態様において、本発明は、ルーティング・ホップ数を指定する値を有する第1のフィールド、ただし、第1のフィールドの一つの値がスイッチのデフォルト・ルーティングの使用またはソース・ルーティングの使用を指定する、第1のフィールドと、第2のフィールド、ただし、第1のフィールドが一つの値を有する場合には第2のフィールドの内容が送信先ホストのアドレスとして解釈され、そうでない場合には第2のフィールドの内容はスイッチ内でのデータ・パケットを転送するためのポートIDを指定するように、第1のフィールドの値に応じた解釈が行なわれる、第2のフィールドと、を含むデータ・パケットを作成し;作成されたデータ・パケットを、通信リンクを介して送出するように作用する方法、コンピュータ・プログラムおよびデバイスを提供する。
その別例示態様において、本発明は、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを有するサービス品質(QoS)を第1のプロトコル層にインプリメントし、絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプ間の物理的リソース分配を下位の第2のプロトコル層で行なうように作用する方法、コンピュータ・プログラムおよびデバイスを提供し、ここで、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるこれらのデータ・フローが絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプに割り当てられ;第2のプロトコル層が、絶対的保証(Absolute QoS Guaranty)を備えるデータ・パイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信し、物理的リソースへの接続分割に基づいて絶対的QoS保証がプロビジョニングされる。
その別の例示態様において、本発明は、チャネル・リクエスト・パケットを通信リンクのベスト・エフォート・チャネルを介して送信元から送信先へ送ることによって、厳密/厳格なサービス品質(QoS)保証によるデータ・フロー毎のリソース管理のためのリソース予約・管理・解放を提供するように作用する方法、コンピュータ・プログラムおよびデバイスを提供し、ここで、リクエスト・パケットは、ソース・ルーティングが進み方向に使用されている場合に戻り方向ソース・ルーティングを定義する情報と、リクエストされたリソース割当量を送信元から送信先へのチャネルの進み方向および戻り方向に指定するフィールドとを備える。第1のステップにおいて、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファとの間のチャネル接続を定義するべくリソース予約事前登録が送信元から送信先へのパスに沿って実施され、第2のステップにおいて、リクエスト承認パケットが送信先から送信元へと同一パス上で逆向きに送られ、これに応答してスイッチがリソース予約事前登録を有効予約に変換する。リクエストされたリソース割当が実行不可能であることをリクエスト承認パケットが示すとき、スイッチは直前に行なわれたチャネル予約を削除する。
本発明のこれら種々の例示実施形態において、通信リンクはシリアル・リンクであってもよいし、電子的および/または光学的信号パス上に構築されてもよい。デバイスの例示実施形態において、第1の機能ユニットはデバイスの第1の部分に配置される場合があり、第2の機能ユニットはデバイスの第2の部分に配置される場合があり、光ファイバが、第1の部分を第2の部分に対して移動させるメカニズムを通る場合がある。この機構は回転可能なヒンジを含む場合がある。
詳細な説明
上記の同一出願人による米国特許出願明細書に記載されている通信バスは、下記において、便宜上、シリアル・バスまたはリンク・アーキテクチャと呼ばれる場合がある。しかし、本発明の例示実施形態は、この特定のシリアル・バスまたはリンク・アーキテクチャと一緒に使用することに限定されるものではなく、また、シリアル・バスまたはリンク自体に使用することに限定されるものでもない。
図1は、本発明の非限定的な実施形態にしたがって構成されて作動される例示的な2つの機能ユニット12A、12Bを備える端末10のブロック図である。本発明の非限定的な実施形態では、端末10は無線通信端末とすることができ、機能ユニット12Aはアプリケーション・エンジン,制御プロセッサユニットを含む場合があり、他方、機能ユニット12Bはベースバンド・ユニットを含む場合がある。別の実施形態において、端末10は、PDA、またはコンピュータ、またはデジタル・カメラ、または音楽プレーヤ、または2つ以上の構成機能ユニット間でデータ通信を行なうためにバスを使用するタイプの電子デバイスであればどのようなタイプの電子デバイスであってもよい。端末10には2つの機能ユニットしか示されていないが、無線周波(RF)ユニット、メモリ・サブシステム・ユニット、タッチ・スクリーン・ディスプレイ・ユニット、カメラ・ユニット、および1つまたはそれより多いアクセサリ・ユニットもしくは周辺ユニット(例えば、受信されたデジタル・データに基づいて音楽を再生するアクセサリ・ユニット)を非限定的な例として含む機能ユニットが数個あってもよい。機能ユニット12と総称される機能ユニット12A、12Bは、前述の米国特許出願第10/684169号明細書、同第10/961366号明細書および同第10/961661号明細書に記載されているもののようなシリアル・リンク20を介して接続されている。シリアル・リンク20は、多値論理を用いてデータを暗号化できる。シリアル・リンク20は2つの機能ユニット12間を直接接続しなくてもよく、代わりに、シリアル・リンク20が少なくとも1つのルータ(スイッチ)ユニットおよび/または集線/分配/交換ユニットすなわちハブ・ユニットを通ってもよいことに注意されたい。図1は、一例として、2つのルータすなわちスイッチ(SW)21が存在していることを示すものであり、ここで、両者それぞれが対応ルーティング・テーブル(RT)21Aおよび対応ポート(P)を備えていてもよい。本発明の第2および第3の例示態様の記載のように、そのようなスイッチ21が1つまたはそれより多く存在することについて以下に説明する。実際には、スイッチ21はさらに他の機能を備えていてもよい。各機能ユニット12A、12Bは、少なくとも、ネットワーク層14A、14B(ネットワーク層14と総称される)と、データリンク層16A、16B(データリンク層16と総称される)と、物理層18A、18B(物理層18と総称される)とから構成されているプロトコル・スタックをそれぞれ備えていてもよい。一般にネットワーク層14はより高いレベルにそれぞれ接続する。より高いレベルとは、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層およびアプリケーション層のうちの1つまたはそれより多くの層とすることもできる。
便宜上、オープン・システム・インテグレーション(OSI)の層の定義を使ってもよい。この非限定的な事例では、物理層18はシリアル・リンク20の伝送媒体上で論理信号を電気信号または他の信号に変換し、また、受信信号を論理信号に変換する。データリンク層16はポイント・ツウ・ポイント通信を可能にするために使用され、ネットワーク層14はネットワークの一方のノードから他方のノードへ情報を送出する機能を提供する。本発明の第2および第3の態様に関連して、図1に示されている種々のキューおよびキュー・アクセス・メカニズム22、23、24、25および26を以下に詳述する。
本発明の種々の態様の機能は、ハードウェアで、またはソフトウェアで、またはハードウェアおよびソフトウェアの組合せでインプリメントできることに注意されたい。したがって、本発明の非限定的な実施形態は、端末10の1つまたはそれより多いデータ・プロセッサ(DP)11が実行できるコンピュータソフトウェアによって、または専用のハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアの組合せによってインプリメントされる。
その非限定的な一態様において、本発明は、高性能なシリアル・バス・アーキテクチャのリソース管理のフレキシビリティを高めるソース・ルーティング・ソリューションを提供する。ソース・ルーティングは、ホットプラグ可能なモジュール(電源が入った状態で挿抜可能なモジュール)の探索メカニズムをインプリメントするために重要な要素であり、同時に、負荷分散および負荷バランシングを達成するための技術を構成する。新たなホットプラグ可能なモジュールを探索するには、プロトコル・スタックによって維持されるいくつかのステップを要する。固定の静的ネットワーク・アドレスを有しないデバイスおよび/またはホットプラグ可能なデバイスについては、これらのデバイス(ノード)にアクセスして、それらにネットワーク・アドレスを付与するためのメカニズムが提供される。この問題に対処するために、従来、ブロードキャストバンド・メカニズム等が使われている。しかし、この状況にブロードキャスト(および/または、マルチキャスト)を導入する複雑さは高くつく。
また、本発明の非限定的な実施形態によれば、高性能なシリアル・バス・アーキテクチャの範囲は、例えば、3種類の保証(Guaranty)に対応する先進のサービス品質(QoS)機能を備えている。モバイル・デバイス・ユーザ・アプリケーションの要求は、基本的に、そのデータ・フローおよびコントロール・フローに提供されるQoSによって異なる。ベスト・エフォート型(BE)サービスモデルおよび相対的保証(Relative Guaranty)を備えるQoSモデルの上に、数多くのアプリケーションを構築できる。しかし、アプリケーションによっては、QoSに関する厳格な保証がデータ・トラフィックに提供され必要がある。3種類すべてのQoS保証にデバイスが対応できるようにするために、高性能なシリアル・バス・アーキテクチャには、拡張され強化されたQoSメカニズムが設けられる。本発明の別の非限定的な例示態様は、厳密/厳格なQoS保証によりフロー毎のリソース管理を可能にする、リソースの予約、管理および解放に関する。本発明のこの態様を使用することにより、新しいリソース予約リクエストの受入率が著しく上昇することになり、種々のQoS保証のプロビジョニングが充実する。サードパーティ・ソフトウェアによるものなど、高性能なシリアル・バス・アーキテクチャの負荷が増加すると、効率的なパワー管理に関する要件およびチャネル毎に(すなわち、フロー毎に)提供される厳密/厳格なQoS保証に関する要件が本発明の態様によって対処される。
その非限定的な態様において、本発明は通信バスのための高度なQoS機能を提供し、上述のシリアル・バス・アーキテクチャで活用される。しかし、当然のことながら、本発明の非限定的な実施形態による高度なQoS機能は、他タイプの、シリアル式および非シリアル式のネットワーク、システムおよびアーキテクチャに適用することができ、これらと併用することができる。
また、以下に詳述されるように、シリアル・バス・アーキテクチャは、ユニット間の電気接続性を採用してもよいし、光接続性を採用してもよいし、光接続性と電気接続性の組合せを採用してもよい。
本発明の第1の非限定的な態様の前置きとして、上に略述したように、新たに取り付けられたホットプラグ可能なモジュールまたはデバイスを探索するには、図1に示されるプロトコル・スタック12によって維持される複数のステップを要する。固定の静的ネットワーク・アドレスを有しないデバイスおよび/またはホットプラグ可能なデバイスの場合、ネットワーク・アドレスを与えるためにこれらのノードにアクセスできるメカニズムが必要である。この問題に対処するために、従来、ブロードキャストバンド・メカニズムまたは同様のメカニズムが使われているが、高度なシリアル・バス・アーキテクチャという環境にブロードキャスト(および/または、マルチキャスト)を導入する複雑さは非常に高くつく可能性がある。別の問題は、マルチパスを用いないデフォルト・ネットワーク・ルーティングが一般に使用されていることによる、特定ネットワーク・エリアの過負荷である。負荷分散メカニズムおよび負荷バランシング・メカニズムの欠如により、ネットワークの適用性および拡張性が制限される可能性がある。また、多くの場合、トラフィック・ルートを明確に設定することが特定QoS保証を提供する際の重要要件となる。本発明の第1の例示実施形態にしたがうソース・パス・ルーティング・メカニズムをインプリメントすることにより、ホットプラグ可能なモジュールの探索および列挙(enumeration)が大幅に簡素化され、また、ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル(DHCP)のようなプロトコルをインプリメントするための簡素なメカニズムが、通信ネットワークにブロードキャスト機能を提供する必要なく、提供される。ソース・パス・ルーティング・メカニズムにより、ホットプラグ可能なモジュールを取り付けることができるポートの相対的な位置を知るだけで、モジュールのアドレッシングが可能となる。したがって、世界で一意の論理アドレスがデバイスにとって不要となり、それにより設計および管理オーバヘッドが大幅に減少し、また、比較的短くされているべきアドレス・フィールドの長さが短くなる。
ソース・ルーティング・メカニズムの他の重要利点は、ソース・ルーティング・メカニズムによって通信ネットワークの拡張性を高める技術が提供され、また、ネットワーク・トポロジおよび/またはトラフィック・パターンの動的変化に対するロバスト性が高くなることである。高度な相互接続性を備えるネットワーク用に設計される将来のアーキテクチャへのスムーズな移行を保証するためにも、ソース・ルーティング・メカニズムの使用が望ましい。また、このソース・ルーティング・メカニズムは、ネットワークの輻輳を防止し、ネットワークにおけるQoSプロビジョニングを規定するために使用される、負荷分散および負荷バランシングを達成するための技術を提供する。例えば、場合によっては、ルーティングが特定のパスに沿って行なわれるときに、同パスをたどる他のトラフィックが存在しない場合に限って、エンド・ツゥ・エンド遅延に関してリクエストされたQoS保証が達成されてもよい。輻輳に耐え、QoS保証を高く満足させることによって例外的な事象を処理するネットワーク機能により、ネットワーク・デザイン・プロセスを大幅に簡素化し向上させることができる。
ソース・ルーティング・メカニズムを使用することによってもたらされる別の利点はセキュリティに関するものである。すなわち、ソース・パス・ルーティング機能を使えるようにするということは、アプリケーションがメッセージの正確なルートを引き出して、信頼できるルートに沿って1つまたはそれより多くのセキュアなサブ・ドメインを実質的に作ることを意味する。
ソース・ルーティング・メカニズムを使用することによってもたらされる別の利点は、全体的なインプリメンテーションおよび操作複雑性を低く維持しながら、同一ネットワーク・プロトコルでソース・パス・ルーティングとロジカル・ルーティングを併用できることである。この機能により、ネットワーク・プロトコルによって提供されるサービスを使用するあらゆるプロトコルについて、パス・ルーティングを使うか、ロジカル・ルーティング使うか、選択できるようになる。アドレッシング・モードの選択をケース・バイ・ケースで動的に行うことができて好都合である。
本発明の第1の態様にしたがうソース(好適パス)ルーティングは、ネットワークを通るデータ・パケットのパスを明確に規定することに基づく。パスは一組のフィールドとして暗号化され、各フィールドは次の(中間)スイッチ21で選択されるべきポートを定義する。パスの定義はパケット・ペイロードの先頭に置かれることが好ましいが、これに限定されるものではない。パケットが信頼できるトラフィックに対応付けられる(例えば、トランスポート層ヘッダでは、ウィンドウ・フィールドがゼロより大きく、パケットがACKパケットではない)と、パケット・ペイロードの直前に、同一の符号化ルールに続いてバックワード・ソース・パスも提供される。
ソース・ルーティング・メカニズムのインプリメンテーションは、ネットワーク層14のパケット・ヘッダの小さな変更を用いてパケット転送プロシージャで行なわれる。変更されたネットワーク層14ヘッダを備える例示的パケットは、図2に示される下記フォーマットを有する。
図2に示される種々のパケット・フィールドは次のように定義される。
タイプ・フィールドは、ネットワーク層14のパケット処理タイプを定義するために使用され、選択されるルーティング・スキームに対する厳密な拘束性を有しない(例えば、デフォルト・ルーティングとソース・ルーティングで同一タイプを使うことができる)。SRフィールドは、ソース(好適パス)ルーティングにおけるルーティング・ホップ数を指定する。SR=0であればデフォルト・スイッチ21のルーティングが使用され、そうでなければソース・ルーティングが使用される。SRCフィールドは、パケット・ソース・ノードのアドレスを指定する(ルーティング・スキームに依存しない)。DSTフィールドのインプリメンテーションはSRフラグの値によって決まる。SR=0であればDSTは送信先ホストのアドレスであり、そうでなければDSTはスイッチ(ルータ)21内のパケット転送用のポートのIDを指定する。パケット・ヘッダのソース・パス部分はオプショナルで(サイズが0〜15バイトの間で変化する)、ソース・ルーティングが使用される(SR>0)ときに定義される。パケットは2つのCRCフィールドを含む。第1のものは記述された直後のヘッダ情報を保護し、第2のものはパケット・ペイロードを保護する。ソース・ルーティングの場合、第1のCRC値は各中間ルータで再計算される。
パケット転送プロシージャは次の通りである。ソース・ルート暗号化を用いるパケットの転送方向が、DSTフィールドの値によって定義される。パケットを次の出力ポートに転送する前に、DSTフィールドがアップデートされる。SRフィ―ルドが1より大きければSRが1だけデクリメントされ、したがってペイロードの最初のバイトがDSTとなり、そうでなければSRおよびDSTフィールドがゼロに設定される。SRおよびDSTフィールドがゼロに設定されたときにノードがパケットを受信するときは、現ノードがパケットの送信先であることを意味する。
このように、パケット・ルーティングは(ネットワーク内の送信元の位置によって決まるので)、最終送信先の論理的アドレスを使用することなく、相対的に暗号化されることになる。すなわち、送信先ノードは、中間スイッチ21ルーティング・テーブル21Aに論理的アドレスと一緒に登録されていない送信先ノードとすることができる。
本発明の非限定的な実施形態にしたがうソース・パケット・ルーティング・スキームによれば、最初のN個のホップ(ここで、非限定的な例として、Nは0〜15の範囲内)について、ソース・パス・ルーティングを用いてパケットが経路指定され、その後、他タイプのルーティング(例えば、デフォルト・ルーティング)が続く、混合ルーティングの使用もできる。この動作モードは、この非限定例では、SRフィールドの最大値が15(4ビット)であり、ソース・ルートが最大16のエントリを(DST+15の追加エントリ)含むことができるものとして実行可能である。したがって、最後のレコードが、ソース・ルーティングを使って送信される位置から始まるデフォルト論理ルーティングを表すようにパスの暗号化が行なわれる場合がある。この特徴は、潜在的に有用なシステム間ルーティング・オプションを提供し得るものである。
電源投入時の列挙/探索の場合、あらゆるノードがネットワーク・アドレスを有しているかどうかを判断するためにソース・パス・ルーティングを使うことができ、そうでないことが分かった場合に、任意のプロトコルを使ってネットワーク・アドレスを与えることができる。ネットワーク内のノードの機能を特定して探索するためのプロトコルでソース・パス・ルーティングを採用することも可能である。デバイスをネットワークにホットプラグするときに、同じソース・パス・ルーティング・メカニズムを使うことができる。
さらに一般的に述べると、ソース・パス・ルーティングと論理アドレッシングを組み合わせることにより、ネットワーク層14によって定義され且つネットワーク層14によって提供されるあらゆるサービスを使うことができ、このプロトコルは論理アドレッシングに基づくルーティング・テーブルで定義されるルートとは異なるルートをネットワーク内で取ることができる。
この重要特性により、ルーティング・アルゴリズムの複雑さを比較的低く維持するために、環状トポロジのためのルーティング・アルゴリズムを使いながら、ネットワークで環状トポロジの利点を用いることが可能となる。すなわち、ソース・パス・ルーティングは、物理的に環状のネットワークに論理的に非環状のスパン・ツリーを構築するための極めて簡素な手段を提供する。
本発明のこの非限定的な実施形態にしたがう上述の技術は、数多くの種々のネットワーク・アーキテクチャと併用できる。非限定的な一例として、上述のソース・ルーティング・スキームは、SpaceWireを用いたシステム(SpW, http://www.estec.esa.nl/tech/spacewire/参照)で使用できる。また、ソース・パス・ルーティング・スキームは光学的な通信ネットワークに応用することもできる。
ここで本発明の第2の非限定的な実施形態を詳述するが、モバイル・デバイス用のユーザ・アプリケーションの、データ・フローおよびコントロール・フローに提供されるサービス品質に対する要件は基本的にさまざまである点に注意されたい。そのようなアプリケーションの多くは、ベスト・エフォート型(BE)サービスモデルおよび対応保証を備えるQoSモデル上に構築可能である。しかし、アプリケーションによっては、QoSに関する厳格な保証をデータ・トラフィックに提供することを要求する。デバイスが3種類すべてのQoS保証に対応できるようにするために、下記のQoSメカニズムによってネットワーク・アーキテクチャをさらに向上させる。
場合によっては下位の論理およびインプリメンテーションが複雑化するかもしれない方法であるが、帯域幅割当を行なうことによって、ネットワーク・アーキテクチャに関係する1つのQoSサブシステムが、データリンク層16に関するQoS管理機能のほとんどをインプリメントする。
例えば、米国特許出願第10/961366号明細書に記載されているように、通信バス・プロトコルが割当を許可し、ここで、データリンク層によって送受信されるデータがフレームに分割され、フレームが所定時間における可用総帯域量を表し、各フレームがチャネルに分割され、チャネルに割り当てられたバイト数は所定チャネルで使用可能なフレームの百分率を表す。帯域割当プロシージャは、所定フレームの中のチャネルにおける送出バイト数をカウントすることに基づくものであることが好ましく、このバイト数が、チャネルのフレーム百分率によって許可されているバイト数以上であった場合、当該フレーム中のこの特定チャネルについて、それ以上のデータ送出を行なわない。チャネルは固定サイズのセルに分割されてもよく、フレーム内では、どのチャネルからのものであるかに拘わらず、すべてのセルを混合できる。
本発明の特徴であるQoSの向上は、少なくとも一部分は、シリアル・バス・アーキテクチャのデータリンク層16拡張に基づくものである。
上掲の米国特許出願第11/140424号明細書、2005年5月27日出願、「ネットワーク層サービス品質(QoS)管理を用いた高速シリアス・バス・アーキテクチャ(High Speed Serial Bus Architecture Employing Network layer Quality of Service (QoS) Management)」、ミシェル・ジレットおよびセルゲイ・バランディンに記載されている優れたネットワーク・アーキテクチャは、ネットワーク層14に対する拡張を少なくとも部分的に用いたトラフィック・スケジューリングを実施することによってQoS保証を提供する。
モバイル・デバイス・アプリケーション用に指定されているユーザ・トラフィック要件一式の解析により、次の3通り(非限定的)のタイプのQoSが特定されている:絶対的保証;相対的保証;ベスト・エフォート(BE)。以前のソリューションは、両方同時にではなく、絶対的QoS保証または相対的QoS保証の一方をその時々で提供するものであった。本発明のこの態様は、より早期のQoS拡張という最良のエレメントを選択し、また、システムの複雑化を最小限に抑えながら絶対的QoS保証および相対的QoS保証を提供するためにこれらを拡張する、高度なQoSメカニズムを提供するものである。ユーザ・アプリケーションは用の3タイプすべてのQoS保証が維持できれば、本発明のこの態様を(論理的な複雑さが増した)先進のモバイル・デバイスで活用できる。
本発明のこの態様は、通信ネットワークおよびデータリンク層16にQoSの機能をインプリメントする。例として、ネットワーク層14は相対的保証およびベスト・エフォートを備えるQoSをインプレメントするために使用でき、他方、データリンク層16は絶対的保証によりパイプ間の物理的リソース配分を担当し、ここで、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるフローは絶対的QoS保証を備えるパイプのうちの1つに割り当てられる。
データリンク層16は、絶対的QoS保証を備えるパイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信する。リソース共有メカニズムのインプリメンテーションに応じて、フローに対するパラレルアクセスが必要なとき(例えばFDMAの場合)、または、単一のバッファおよび特別スケジューリング・スキームを使用することによって(例えばTDBAの場合)、論理的に分離されたバッファを介して上位層からトラフィックが伝送されてもよい。
絶対的QoS保証のプロビジョニングは、物理的リソースへの接続を分割することに基づくものである。絶対的QoS保証のプロビジョニングに用いられる時分割多元接続(TDMA)リソース分割スキームの例(タイムホイールと呼ばれることもある)が、図3に示されている。
入力バス・タイム・スロットおよび出力バス・タイム・スロット間の明確な時間的優先順位ルールを定義するために、出力タイムホイールを入力タイムホイールに同期させてもよい。タイム・スロット間の時間的優先順位ルールを守ることは、スイッチ内のバッファ・サイズを小さくするために重要である。
しかし、出力タイムホイールと入力タイムホイールの位相差を維持する同期性を達成するに際し、所定の制約以外の制約も可能である。実際には、位相差を一定に維持するには所定の制約で十分であろう。いずれの場合も、所定の制約を、スイッチ21に必要なバッファ量の間接的指標として見ることができる。
一般に、そのようなスキームでは、すべてのタイム・スロットは同一サイズであるが、この制限はスキーム自体とは無関係で、その複雑さを減らすための簡素化に過ぎない。
より一般的な、サイズが異なるタイム・スロットの場合を定義するには、所定の論理的パイプのあらゆる出力タイム・スロットが、対応する入力タイム・スロットの後に経時的にスケジューリングされるようにすることが望ましい。タイム・スロットのサイズは可変性であるので、QoS予約メカニズム中に各タイム・スロットの開始時間位置を確認して定義するプロシージャが必要となる。入力および出力タイムホイールの位相が同期されていれば、タイムホイールのタイム・スロット時間的な位置がグローバルな意味を持っているので、この位置を使うだけでタイム・スロットの優先順位ルールが徹底させることが単刀直入なやり方となる。タイムホイールの位相差を一定に維持することによってタイムホイールが同期化される場合、タイムホイールのタイム・スロットの時間的な位置には、もはやグローバルな意味がなく、相対的な意味しかない。したがって、入力タイムホイールと出力タイムホイールの間の位相差を考慮する必要がある。
したがって、タイムホイールが位相同期か位相一定であるかの判断は重要考慮事項である。位相同期型のタイムホイールはハンドシェーク・プロトコルを使う必要がある。これにより、システムに過渡状態が導入され、タイムホイールが停止後に再スタートされるときに同期が達成される。位相一定を維持するにはハンドシェーク・プロトコルは必要ないが、タイム・スロットの時間的位置がもはやグローバルな意味を有しないので、タイム・スロットの優先順位ルールを保証するためのアルゴリズムはやや複雑である。
タイム・スロットの優先順位ルールを保証するためのアルゴリズムを簡素化するために、本発明のこの態様は、可変サイズを有し且つQoS構成を定義するために用いられる論理タイム・スロットと同様に、論理タイム・スロットの最初と最後を測定するための測定基準法を提供することによって優先順位ルールを保証するために使われる、いずれも等しいアトミック・サイズを有する時間的タイム・スロットの概念を採用する。スイッチ21のすべての出力タイムホイールはスイッチの内部クロックに基づくものであるので、いずれも位相同期であると仮定する。それにより、すべての出力タイムホイールを得るために使われるマスター・タイムホイールがスイッチ21ごとに1つずつ存在すると考えることができる。スイッチ21は入力タイムホイールを有する必要はなく、また、力タイムホイールは直前の出力タイムホイールを照会してもよい。
ネットワーク・ルーティング・スイッチ21は、入力タイムホイールの開始を監視し、そのマスターホイールを使って開始を測定してもよい。この測定とは位相差の評価のことであり、位相差を一定に保ち、予約メカニズムによって優先順位ルールを遵守するために使用される。
相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるパケット・トラフィックは、絶対的QoS保証を備えるフローの割当て後に残る、物理的パイプ上に構築される論理的パイプに適している。したがって、論理的パイプのサイズにより、QoS構成で定義される最小サイズから、絶対的QoS保証を備えたフローが存在しないときにリンクが使用できる最大サイズまで、時間を切り換えることができる。
相対的QoSおよびベスト・エフォート保証は、プロビジョニング・メカニズムを保証する

相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えたフロー間のリソース共有は、好ましくはネットワーク層14内にインプリメントされたバッファ・アクセス・スケジューリング・メカニズムによって実施される。このために、通信ネットワークの次のホップ(例えば、次のルータすなわちスイッチ)へ伝送される前にQoSトラフィック用の一時メモリとして使用されるQoSトラフィック用の追加キュー(図1ではプライオリティ・キュー24と示されている)により、ネットワーク層14が拡張される。プライオリティ・キュー24は、プライオリティ・キュー・アクセス・マネージャまたはメカニズム(PQAM)26に対応付けられている。
PQAM26はQoSフローのスケジューリングに使われる。このスケジューリング・メカニズムは、フロー毎の予約およびパケット毎の予約という2タイプのQoS予約をサポートする。フロー毎の予約は、アプリケーションが特定時間のあいだ連続的な品質保証を必要とするときに実行され、データ・フローの作成前にQoS予約を行なう。パケット毎の予約は、所定のデータ・パケットだけが保証を必要とするときに使用される。パケット毎の予約を備えたトラフィックは、BEキューまたはバッファ25に入れられていてもよいBEトラフィックよりも高い優先度を有する。伝送されるパケットは、QoS要件を満足するように保証されるが、伝送自体は保証されない。リンクは、パケットを入れるのに十分な未予約のリソースがある場合に限って送信用のパケットを受け入れる。相対的QoS保証およびベスト・エフォート保証をサポートするTDMAリソース・アクセス分割スキームの例が図3に示されている。
相対的QoS保証・プロビジョニング・スキームは、同一ネットワーク層14PQAM26を用いてインプリメントされる。BEトラフィックの場合、ネットワーク層14は、論理的に分離された別のBEキュー25を有する。また、データリンク層キュー22アクセス論理(QAL)23は次のように定式化され:送信データリンク・バッファ22が空きスペースを有していれば、最初にネットワーク層14QoSキュー24からデータを取得し、空の場合に限り、ネットワーク層14BEキュー25からデータを取得する。
フローに与えられるQoSは、常に、リクエストされたQoS以上である。それより大きいフローの要求が予約されると、未予約のリソースがある場合に限り、加算値が与えられる。
共通データリンク層キュー22、ネットワーク層プライオリティ・キュー24およびBEキュー25を介したネットワーク層12におけるQoSおよびBEトラフィックの論理的独立処理により、潜在的に論理リンク・ブロック状態となり得る点に注意されたい。例えば、ネットワーク層BEキュー24に空きがなく、(物理層16からの)受信データリンク層キュー22がBEパケットを含んでいる場合に、リンク20は論理的ブロック状態となることができる。(例えば、別のリンクからやってくる)QoSトラフィックの存在によりBEトラフィックが使えないと、リンクは少しのあいだ潜在的にブロック状態のままとなる可能性がある。リクエストされたQoS保証を下げる可能性があるので、このような成り行きは望ましくない。
リンクのブロックが発生しないようにするために、フロー制御プロシージャは、リンク20の一方の端部にあるデータリンク送信キュー22から、リンク20の他方の端部にあるデータリンク受信キュー22へ、特定量のデータを送信できるようにするフロー制御トークン(FTC)を使用する。あるプロシージャは、受信データリンク・バッファの全長をアドバタイズする。本発明の教示の態様によれば、変更されたプロシージャは、送信側にアドバタイズされたFCT数を指定する閾値を採用する。送信側が閾値より多いアドバタイズメントを受信する場合は、QoSパケットおよびBEパケットの両方がリンク20に入ることが可能となる。そうでない場合には、QoSトラフィックを送信データリンク層キュー22に置くことが可能となる。対応する受信ネットワーク層BEキュー25に空きスペ―スがある場合に限り、受信側はアドバタイズメントの閾値より多く送信する。例えば、受信ネットワーク層BEキュー25の全長が10ワードであり、受信側が閾値を7ワードに設定したと仮定する。この例では、BEキュー25に空きがないとき、受信側が最大7つのFTCを送信できる、対応するBEキュー25に1〜3個の対応パケットのための場所がある場合には7つより多いFTCを送信できる。非限定的な一実施形態において、FTCは図1のQAL23によって送信され、したがってデータリンク層16が発信元である。
前述のフロー制御プロシージャの変更を考慮すると、データリンク層キュー22アクセス論理23は次のように動作する。送信データリンク・キュー22に空きスペ―スがある場合、まず、ネットワーク層QoSプライオリティ・キュー24からデータを受け入れ、ネットワーク層QoSプライオリティ・キュー24が空の場合に限って、受信されたFCTアドバタイズ数が、定義された閾値を超える場合に限り、ネットワーク層BEキュー25からのデータを受け入れる。
本発明の非限定的な実施形態にしたがう上記技術は、前出のSpaceWireを使用するシステムをはじめとする数多くのさまざまなバスおよびネットワーク・アーキテクチャと一緒に用いることもできるし、光学的な通信システムと一緒に用いることもできる。
また、当然のことながら、より効果的なインプリメンテーションが提供されるのであれば、シリアル・リンク管理論理のいくつかの要素を、ネットワーク層12からデータリンク層14へ移動してもよい。
ここで、本発明の第3の態様、すなわち、厳密/厳格なQpS保証によりフロー毎のリソース管理を実行可能にするリソース予約・管理・解放に関する態様、を参照すると、新しいリソース予約リクエストの受入率の著しい上昇がもたらされる。本発明の態様は、トラフィック・クラス毎の相対的優先順位付けメカニズムを使用する特定アプリケーション・ドメインなど、試行中の他タイプのソリューションを改善するものである。
本発明のこの態様は、フロー毎のリソース予約を実行するのに効果的なメカニズムを定義する。これは、特定クラスに属する各フローが他クラスのフロートに対していくつかの相対的保証しか有さず、同一クラスの他フローに対して保証を有しない場合、トラフィック・クラス毎の保証の代わりに使用できる。本発明のこの態様は、特定のアプリケーション・ドメインの場合に最も単純明快なものに見える簡素なバジェッティング予約原理と比較して、新たなチャネル予約の受入率を大幅に上昇させ、また、実現されるべきネットワーク内の電力管理効率化を可能とする。
例示的実施形態では、トラフィック・オリジネータ(送信元)が送信先へ等時性(ISOC)のチャネル・リクエスト・パケットを送信する。チャネル・パケットのリクエストは、ベスト・エフォート・チャネルを介して送信される。パケットは、図5に示される例示的フォーマットを有する。パケットは標準的なトランスポート層ヘッダおよびネットワーク層14ヘッダを有することができ、このヘッダの後に、ソース・ルーティングが進み方向に使用された場合に戻り方向のソース・ルーティングを定義する追加セクションが続く。次のフィールドはフローのソース固有IDであり、このソース固有IDは、SRCアドレスとともにネットワーク的に固有のチャネルIDを構成する。引き続く2つのフィールドは、送信元から送信先へチャネル進み方向および戻り方向のリクエストされたリソ―ス割当量である。次の2つの32ビットフィールドはオプショナル・フィールドがゼロより大きくであり、進みチャネル方向および戻りチャネル方向で受入可能なリソースの量を表す。このフィールドは、値が直前の2つのフィールドのリクエスト割当量以下のときに許容リソースの下限と見ることもできる。
リソースの予約は2ステップで行なわれる。リクエスト・パケットが進み方向に進んでいる場合は、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファの間のチャネル接続を定義するリソース事前予約が行なわれる。この第1のステップ(予約事前登録)は、ダウンストリーム・リソースの不足またはリクエスト・パケットの損失によって引き起こされることがある不完了リクエストのリソース予約発生を防止する。リクエストされた割当量を割り当てることができない場合は許可割当量が定義され、可用リソースが許可割当量を超える場合には、リクエスト割当量が可用ソース量と等しく設定される。送信先ホストは同一フォーマットのパケットを用いてリクエスト・パケットを承認し、タイプ・フィールドがACK(承認)に設定される。この時点で、第2のリソース割当てステップが始まる。ACKパケットは、同一パスを用いて逆向きに送信元に送られる。中間スイッチ21は、承認パケットを受信すると、リクエスト・パケットの進みパス上に作られたリソース事前予約を、特定チャネルIDの有効予約に変換する。
リクエストされた割当量を割り当てることができない、または許可割当量が不確定である、または許可割当量が可用リソースを超えている場合、リクエストは未履行と定義され、スイッチは、両リクエスト割当量フィールドがゼロに設定された状態でリクエスト承認を発生させる。スイッチ21は、両リクエスト割当量がゼロに設定された状態でリクエスト承認パケットを受信すると、対応するチャネル予約を削除する。
有効予約に基づいてリクエスト割当量(または許容割当量)は割り当てることができるが、事前予約を考慮すると割り当てることができない場合、スイッチはNACK(非承認パケット)によってリクエスト・パケットを承認する。スイッチは、NACKパケットを受信すると、特定チャネルの事前予約を削除するが、このチャネルが既に有効予約を持っている場合には、この予約を変更しない。送信元は、NACKパケットの受信を、現時点において特定チャネルの予約リクエストが履行不可である旨の信号として使用する。
QoSリクエスト・パケットは、既に存在している予約の設定を変更するために使うこともできる。予約プロシージャは、新チャネル予約の場合と同様であるが、未履行のリクエストの場合は、スイッチ21がACKパケットではなくNACKパケットを発生させる点のみ大きく異なる。
リクエスト・パケットまたは承認パケットが失われた(すなわち、壊れた)場合、送信元ホストはタイムアウト(例えば、最大ネットワーク・ラウンド・トリップ時間)を待ち、リクエスト・パケットを再送する。新しいリクエスト・パケットは、送信先に到着するか、または予約割当量が所定チャネルIDのリクエストされた割当量と等しい場合にはスイッチ21に到着するまで、同じパスを取る。
BEデフォルト・パスが両方向で同じであることが保証されるのであれば、リクエスト・パケットおよび承認パケットは、ベスト・エフォート・デフォルト・パスに沿って転送されることが好ましい。そうでなければ、前述のソース・ルーティング(所定のパス)が使用されることが好ましい。
両方向のリクエストされた割当量がゼロに設定されるリソース解放プロシージャは、同一リクエスト・パケットを使ってインプリメントされる。
本発明のこの非限定的な別実施形態にしたがう上記技術は、前出のSpaceWireを使用するシステムをはじめとする数多くのさまざまなバスおよびネットワーク・アーキテクチャと一緒に用いることもできるし、インターネットおよび他のネットワーク・プロトコル・タイプと一緒に用いることできる。
また、この関連で、図6、7および8を参照すると、図1のシリアル・リンク20の全部または一部が構築される光ファイバ104を含む、モバイル通信デバイスなどのデバイス120A、120Bおよび120Cの種々の傑出した非限定的な実施形態が示されている。図6、7および8の記載実施形態において、デバイス120は、ベース・セクション100A、100C、100Eと第2の可動セクション100B、100D、100Eとをそれぞれ含む、少なくとも2つのセクションに分けられている。光ファイバ104上に構築されるシリアル・バス20を介して通信する、少なくとも1つの機能ユニット102A,102B(図6の実施形態の場合)、102C,102D(図7の実施形態の場合)、および機能ユニット102E,102F(図8の実施形態の場合)を備えるものと仮定される。機能ユニット対(例えば、102A,102B)は、図1に示される機能ユニット12A,12Bに対応していてもよい。上述のように、機能ユニットの一方は、アプリケーション・エンジン,制御プロセッサユニットを含むことができ、他方の機能ユニットはベースバンド・ユニットを含むことができる。機能ユニットの一方が、ディスプレイなどのユーザ・インタフェース関連の機能ユニットまたはキーパッドもしくはキーボードなどのユーザ入力デバイスを含むことも、本発明の例示実施形態の範囲内である。2つの非限定例として、機能ユニットの一方が、デジタル・カメラ・モジュール、または大容量記憶デバイス、または高品質オーディオ再生モジュールを含むことも、本発明の例示実施形態の範囲内である。
図6、7および8に示されている非限定的な実施形態では、第1のベース・ユニットと第2の可動ユニットの間の動きが矢印A、BおよびCでそれぞれ示されている。例えば、デバイス120Aでは、矢印Aに沿った回転を提供するために一対のヒンジ106(一方のみ図示)を使用してもよく、デバイス120Bでは、矢印Bに沿った側方への動きを提供するためにスライド・メカニズムを使用してもよく、デバイス120Cでは、矢印Cに沿った回転を提供するために1つのヒンジ(ベース・ユニット100Eと可動ユニット100Fの主面に対して直角に配置されている)を使用してもよい。
本発明の他の実施形態では、3自由度の回転が提供されてもよい。また、本発明の他の実施形態では、デバイス120は、回転および/または側方への動きができない単一ユニットとして構成されてもよい。
記載された実施形態では、光ファイバ104が2つの機能ユニットの間を連続的に通っているように示されている。しかし、別の実施形態では、第2のユニットに対して第1のユニットを動かすことができる回転可能なヒンジまたは他のメカニズムなどを介して、ベース・ユニット100A、100C、100Eと可動ユニット100B、100D、100Fの間にそれぞれ光信号を伝送するために、一対または複数対の光送信器(例えば、LED)と光受信器(例えば、フォトダイオード)が使用されてもよい。したがって、それ自体は光学コンジットを通るものではない光学パスの少なくとも一部分を自由空間パスとすることができることが分かるであろう。
上記の説明に照らし、本願明細書には、データ・パケット・ソース・ルーティング・プロシージャを提供する、本発明の例示実施形態にしたがう方法、装置およびコンピュータ・プログラムも開示されることが分かるであろう。ここで、パケットは、SR=0であればデフォルト・スイッチ・ルーティングが使用され、そうでなければソース・ルーティングが使用される、ルーティング・ホップ数を指定するSRフィールドと、SR=0であればDSTは送信先ホストのアドレスであり、そうでなければスイッチ内のパケットを転送するためのポートIDをDSTが指定するように、SRフィールドの状態によって解釈が決まるDSTフィールドと、オプショナル・ソース・パスフィールドと、少なくとも直前に記述されたフィールドを保護する第1のデータ・フィールドおよび各中間スイッチにおいて第1の一貫性の値が再計算されるパケット・ペイロードを保護する第2のデータ・フィールドとを含む。パケット・ルーティング中、ソース・ルーティングによるパケットの進み方向はDSTフィールドの値によって定義され、次の出力ポートにパケットを転送する前にDSTフィールドがアップデートされ、SRフィールドが1より大きければSRが1だけデクリメントされ、そうでなければSRおよびDSTフィールドがゼロに設定される。SRおよびDSTフィールドがゼロに設定されたときにノードがパケットを受信するときは、現ノードがパケットの宛先であることを意味する。その後、論理ルーティングを使用することもできる。
本願明細書には、通信ネットワークにQoS機能を提供する、本発明の別の例示実施形態にしたがう方法、装置およびコンピュータ・プログラムも開示されており、ここで、ネットワーク層が、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるQoSをインプリメントし、下位のデータリンク層が、絶対的QoS保証を備えるパイプ間の物理的リソース分配を提供し、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるQoSフローが絶対的QoS保証を備えるパイプのうちの1つに割り当てられ、データリンク層が、絶対的QoS保証を備えるパイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信し、物理的リソースへの接続分割に基づいて絶対的QoS保証がプロビジョニングされる。
本願明細書には、本発明の別の例示実施形態にしたがう、厳密/厳格なQoS保証によるフロー毎のリソース管理のためのリソース予約・管理・解放を行なう方法、装置およびコンピュータ・プログラムも開示されており、ここで、送信元はチャネル・リクエスト・パケットをベスト・エフォート・チャネルを介して送信先へ送り、リクエスト・パケットは、ソース・ルーティングが進み方向に使用されるときに戻り方向ソース・ルーティングを定義するための情報と、リクエストされたリソース割当量を送信元から送信先へチャネルの進み方向および戻り方向に指定するフィールドと、リクエストされたリソース割当量以下の値を有する、進みチャネル方向および戻りチャネル方向で許容されるリソース量を指定するオプショナル・フィールドとを備え、ここで、第1のステップにおいて、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファの間のチャネル接続を定義するために、送信元から送信先へのパスに沿ってリソース予約事前登録が実施され、第2のステップにおいて、リクエスト承認パケットが送信先から送信元へ同一パスで逆向きに送られ、これを受けてネットワーク・スイッチ21がリソース予約事前登録を有効予約に変換するが、リクエスト承認パケットがリクエストされたリソース割当を実行できないことを示す場合にはスイッチ21は直前に行なわれたチャネル予約を削除する。
これらの種々の例示実施形態のいずれにおいても、機能ユニット内および機能ユニット間では、1つまたはそれより多くのワイヤ、ケーブルおよび/または光ファイバを通して通信を伝送できる。また、ローパワーRFまたは光信号を(例えば、ブルートゥース接続を介して)使用するなどして、無線で通信を伝送することも例示実施形態の範囲内である。
当然のことながら、本発明の例示実施形態を実現するように機能するいずれかの回路を含む機能ユニット12は、1つまたはそれより多くの集積回路、モジュールおよび/または他タイプのデバイスに組み込むことができる。
上記の説明は、本発明の例示実施形態を、非限定的な例示例として、十分かつ教育的に説明するために記載されたものである。しかし、上記説明を添付図面とともに読むと、上記説明に照らして種々の変更例および適用例が当業者に明らかになるであろう。例として、当業者は、他の同様または同等のメッセージ・タイプ、メッセージ・フィールドおよびフィールド順序をパケットに使おうとするであろう。また、ユニット12A、12Bなどの機能ユニットを同一パッケージに複数含む必要はない。例えば、一方の機能ユニットは、端末10に機械的および/または電気的および/または光学的に接続されるアドオン・アクセサリであってもよい。また、通信リンク20は、多値論理レベル、または二値論理レベル、またはデータを暗号化し、表現し且つ送出するのに適したフォーマットであればどのようなフォーマットでも使用できる。また、通信リンク20を通して送出されるデータはセルフ・クロッキングにすることができ、すなわち、別個の同期クロックを用いることができる。しかしながら、本発明の教示事項のこのような同様変更例はいずれも、依然として、本発明の非限定的な実施形態の範囲内である。また、本発明の種々の非限定的な実施形態の特徴のいくつかを、他の特徴を相応に使用せずに活用することもできる。このように、上記説明は、本発明の原理、教示事項および例示実施形態を説明するものに過ぎず、それらを限定するものではないと考えられるべきである。
本発明の非限定的な実施形態にしたがって構成されて作動される例示的な2つの機能ユニットを備える端末のブロック図である。 本発明の態様にしたがうソース・ルーティング・プロトコルをインプリメントするための例示的パケット・フィールドを示す図である。 絶対的QoS保証のプロビジョニングに使用されるTDMAリソース分割スキームの例示的タイムホイール図である。 絶対的および相対的QoS保証のプロビジョニングならびに本発明の別の態様にしたがうベスト・エフォート・トラフィックに使用されるTDMAリソース分割スキームの例示的タイムホイール図である。 本発明の別の態様にしたがうベスト・エフォート・チャネルを介して送出されるフロー毎のリソース予約をインプリメントするための例示的パケット・フィールドの図である。 光ファイバ上に構築されるシリアル・バスによって接続される機能ユニットを含む例示的端末デバイスの側面図である。 光ファイバ上に構築されるシリアル・バスによって接続される機能ユニットを含む例示的端末デバイスの上面図である。 光ファイバ上に構築されるシリアル・バスによって接続される機能ユニットを含む例示的端末デバイスの上面図である。

Claims (48)

  1. ルーティング・ホップ数を指定する値を有する第1のフィールド、ただし、前記第1のフィールドの一つの値が、スイッチのデフォルト・ルーティングの使用またはソース・ルーティングの使用を指定する、前記第1のフィールドと、第2のフィールド、ただし、前記第1のフィールドが前記一つの値を有する場合には前記第2のフィールドの内容が送信先ホストのアドレスとして解釈され、そうでない場合には前記第2のフィールドの前記内容は前記スイッチ内でのデータ・パケットを転送するためのポートIDを指定するように、前記第1のフィールドの前記値に応じた解釈が行なわれる、前記第2のフィールドと、を含む前記データ・パケットを作成することと;
    前記作成されたデータ・パケットを、通信リンクを介して送出することと
    を含む方法。
  2. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記作成することは、第1および第2のデータ一貫性を提供すること含み、ここで、前記第1のデータ一貫性は少なくとも前記第1および第2のフィールドを保護し、前記第2のデータ一貫性は前記データ・パケットのペイロードを保護し、前記第1の一貫性の値が中間スイッチにおいて再計算される、請求項1に記載の方法。
  5. データ・パケットのルーティング中に、ソース・ルーティングによる前記データ・パケットの送信方向が前記第2のフィールドの前記値によって定められ;前記データ・パケットが次の出力ポートに転送される前に前記第2のフィールドがアップデートされる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のフィールドの前記値が1より大きい場合には、前記第1のフィールドが1だけデクリメントされて前記第2のフィールドが除去され、したがって前記データ・パケットのペイロードの最初のバイトが前記第2のフィールドと解釈され、そうでない場合には、前記データ・パケットを受信するノードが前記データ・パケットの前記送信先ノードであることを示すために前記第1および第2のフィールドの前記値がゼロに設定される、請求項5に記載の方法。
  7. 実行することによって動作がもたらされるプログラム命令を含む、コンピュータ読取り可能な媒体に組み込まれるコンピュータ・プログラムであって、前記動作が、
    ルーティング・ホップ数を指定する値を有する第1のフィールド、ただし、前記第1のフィールドの一つの値がスイッチのデフォルト・ルーティングの使用またはソース・ルーティングの使用を指定する、前記第1のフィールドと、第2のフィールド、ただし、前記第1のフィールドが前記一つの値を有する場合には前記第2のフィールドの内容が送信先ホストのアドレスとして解釈され、そうでない場合には前記第2のフィールドの前記内容は前記スイッチ内でのデータ・パケットを転送するためのポートIDを指定するように、前記第1のフィールドの前記値に応じた解釈が行なわれる、前記第2のフィールドと、を含む前記データ・パケットを作成することと;
    前記作成されたデータ・パケットを、通信リンクを介して送出することと
    を含む、コンピュータ・プログラム。
  8. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項7に記載のコンピュータ・プログラム。
  9. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項7に記載のコンピュータ・プログラム。
  10. 前記作成する動作は、第1および第2のデータ一貫性を提供すること含み、ここで、前記第1のデータ一貫性は少なくとも前記第1および第2のフィールドを保護し、前記第2のデータ一貫性は前記データ・パケットのペイロードを保護し、前記第1の一貫性の値が中間スイッチにおいて再計算される、請求項7に記載のコンピュータ・プログラム。
  11. データ・パケットのルーティング中に、ソース・ルーティングによる前記データ・パケットの送信方向が前記第2のフィールドの前記値によって定められ;前記データ・パケットが次の出力ポートに転送される前に前記第2のフィールドがアップデートされる、請求項7に記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 前記第1のフィールドの前記値が1より大きい場合には、前記第1のフィールドが1だけデクリメントされて前記第2のフィールドが除去され、したがって前記デ―タ・パケットのペイロードの最初のバイトが前記第2のフィールドと解釈され、そうでない場合には、前記データ・パケットを受信するノードが前記データ・パケットの前記送信先ノードであることを示すために前記第1および第2のフィールドの前記値がゼロに設定される、請求項11に記載のコンピュータ・プログラム。
  13. ルーティング・ホップ数を指定する値を有する第1のフィールド、ただし、前記第1のフィールドの一つの値がスイッチのデフォルト・ルーティングの使用またはソース・ルーティングの使用を指定する、前記第1のフィールドと、第2のフィールド、ただし、前記第1のフィールドが前記一つの値を有する場合には前記第2のフィールドの内容が送信先ホストのアドレスとして解釈され、そうでない場合には前記第2のフィールドの前記内容は前記スイッチ内でのデータ・パケットを転送するためのポートIDを指定するように、前記第1のフィールドの前記値に応じた解釈が行なわれる、前記第2のフィールドと、を含む前記データ・パケットを作成するための第1の機能ユニットと;
    前記第1の機能ユニットの出力に接続され、前記作成されたデータ・パケットを第2の機能ユニットへ伝送するための通信リンクと、
    を備えるデバイス。
  14. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項13に記載のデバイス。
  16. 前記第1の機能ユニットが前記デバイスの第1の部分に配置され;前記第2の機能ユニットが前記デバイスの第2の部分に配置され;前記光リンクが、前記第1の部分を前記第2の部分に対して移動させるメカニズムを通る、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記メカニズムが回転可能なヒンジを含む、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記第1の機能ユニットが第1および第2のデータ一貫性を提供し、ここで、前記第1のデータ一貫性は少なくとも前記第1および第2のフィールドを保護し、前記第2のデータ一貫性は前記データ・パケットのペイロードを保護し、前記第1の一貫性の値が中間スイッチにおいて再計算される、請求項13に記載のデバイス。
  19. データ・パケットのルーティング中に、ソース・ルーティングによる前記データ・パケットの送信方向が前記第2のフィールドの前記値によって定められ;前記データ・パケットが次の出力ポートに転送される前に前記第2のフィールドがアップデートされる、請求項13に記載のデバイス。
  20. 前記第1のフィールドの前記値が1より大きい場合には、前記第1のフィールドが1だけデクリメントされて前記第2のフィールドが除去され、したがって前記データ・パケットのペイロードの最初のバイトが前記第2のフィールドと解釈され、そうでない場合には、前記データ・パケットを受信するノードが前記データ・パケットの前記送信先ノードであることを示すために前記第1および第2のフィールドの前記値がゼロに設定される、請求項13に記載のデバイス。
  21. 相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるサービス品質(QoS:quality of service)を第1のプロトコル層にインプリメントすることと;
    下位の第2のプロトコル層において、絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプ間の物理的リソース分配を行なうこととを含み、ここで、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるこれらのデータ・フローが絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプに割り当てられ、前記第2のプロトコル層が、絶対的保証を備えるデータ・パイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信し、物理的リソースへの接続分割に基づいて絶対的QoS保証がプロビジョニングされる、
    方法。
  22. 機能ユニット間において前記データ・パイプが通される通信リンクはシリアル・リンクからなる、請求項21に記載の方法。
  23. 機能ユニット間において前記データ・パイプが通される通信リンクは光リンクである、請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1のプロトコル層がネットワーク層を含み、前記第2のプロトコル層がデータリンク層を含む、請求項21に記載の方法。
  25. 実行することによって動作がもたらされるプログラム命令を含む、コンピュータ読取り可能な媒体に組み込まれるコンピュータ・プログラムであって、前記動作が、
    相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるサービス品質(QoS)を第1のプロトコル層にインプリメントすることと;
    下位の第2のプロトコル層において、絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプ間の物理的リソース分配を行なうこととを含み、ここで、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるこれらのデータ・フローが絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプに割り当てられ、前記第2のプロトコル層が、絶対的保証を備えるデータ・パイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信し、物理的リソースへの接続分割に基づいて絶対的QoS保証がプロビジョニングされる、
    コンピュータ・プログラム。
  26. 機能ユニット間において前記データ・パイプが通される通信リンクはシリアル・リンクからなる、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム。
  27. 機能ユニット間において前記データ・パイプが通される通信リンクは光リンクからなる、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム。
  28. 前記第1のプロトコル層がネットワーク層を含み、前記第2のプロトコル層がデータリンク層を含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム。
  29. 相対的QoS保証およびベスト・エフォートを有するサービス品質(QoS)をインプリメントする第1のプロトコル層と;絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプ間の物理的リソース分配行なう下位の第2のプロトコル層、ただし、相対的QoS保証およびベスト・エフォートを備えるこれらのデータ・フローが絶対的QoS保証を備えるデータ・パイプに割り当てられ、前記第2のプロトコル層が、絶対的保証を備えるデータ・パイプ毎に統一フローとしてトラフィックを受信し、物理的リソースへの接続分割に基づいて絶対的QoS保証がプロビジョニングされる、下位の第2のプロトコル層とを備える第1の機能ユニット;および
    前記第2の機能ユニットの出力に接続され、データ・トラフィックを第2の機能ユニットへ伝送するための通信リンクと
    を備えるデバイス。
  30. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項29に記載のデバイス。
  31. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項29に記載のデバイス。
  32. 前記第1の機能ユニットが前記デバイスの第1の部分に配置され;前記第2の機能ユニットが前記デバイスの第2の部分に配置され;前記光リンクが、前記第1の部分を前記第2の部分に対して移動させるメカニズムを通る、請求項31に記載のデバイス。
  33. 前記メカニズムが回転可能なヒンジを含む、請求項32に記載のデバイス。
  34. 前記第1のプロトコル層がネットワーク層を含み、前記第2のプロトコル層がデータリンク層を含む、請求項29に記載のデバイス。
  35. 厳密/厳格なサービス品質(QoS)保証によるデータ・フロー毎のリソース管理のためのリソース予約・管理・解放を行なうことを含み;これは、
    チャネル・リクエスト・パケットを通信リンクのベスト・エフォート・チャネルを介して送信元から送信先へ送ることによって行い、ここで、前記リクエスト・パケットは、ソース・ルーティングが前記進み方向に使用されている場合に戻り方向ソース・ルーティングを定義する情報と、リクエストされたリソース割当量を送信元から送信先へのチャネルの進み方向および戻り方向に指定するフィールドとを備え、
    第1のステップにおいて、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファとの間のチャネル接続を定義するべくリソース予約事前登録が前記送信元から前記送信先へのパスに沿って実施され、
    第2のステップにおいて、リクエスト承認パケットが前記送信先から前記送信元へと同一パス上で逆向きに送られ、これに応答してスイッチが前記リソース予約事前登録を有効予約に変換するが、前記リクエスト承認パケットが前記リクエストされたリソース割当が実行不可能であることを示す場合には前記スイッチが直前に行なわれたチャネル予約を削除する、
    方法。
  36. 前記リクエストされたリソース割当量以下の値を有する、進みチャネル方向および戻りチャネル方向で許容され得るリソース量を指定することを更に含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項35に記載の方法。
  38. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項35に記載の方法。
  39. 実行することによって動作がもたらされるプログラム命令を含む、コンピュータ読取り可能な媒体に組み込まれるコンピュータ・プログラムであって、前記動作が、
    厳密/厳格なサービス品質(QoS)保証によるデータ・フロー毎のリソース管理のためのリソース予約・管理・解放を行なうことを含み;これは
    チャネル・リクエスト・パケットを通信リンクのベスト・エフォート・チャネルを介して送信元から送信先へ送ることによって行い、ここで、前記リクエスト・パケットは、ソース・ルーティングが前記進み方向に使用されている場合に戻り方向ソース・ルーティングを定義する情報と、リクエストされたリソース割当量を送信元から送信先へチャネルの進み方向および戻り方向に指定するフィールドとを備え、
    第1のステップにおいて、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファとの間のチャネル接続を定義するべくリソース予約事前登録が前記送信元から前記送信先へのパスに沿って実施され、
    第2のステップにおいて、リクエスト承認パケットが前記送信先から前記送信元へと同一パス上で逆向きに送られ、これに応答してスイッチが前記リソース予約事前登録を有効予約に変換するが、前記リクエスト承認パケットが前記リクエストされたリソース割当が実行不可能であることを示す場合には前記スイッチが直前に行なわれたチャネル予約を削除する、
    コンピュータ・プログラム。
  40. 前記リクエストされたリソース割当量以下の値を有する、進みチャネル方向および戻りチャネル方向で許容され得るリソース量を指定することを更に含む、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム。
  41. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム。
  42. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム。
  43. 通信リンクを介して第2の機能ユニットに接続される第1の機能ユニットと;
    チャネル・リクエスト・パケットを前記通信リンクのベスト・エフォート・チャネルを介して送信元機能ユニットから送信先機能ユニットへ送ることによって、厳密/厳格なサービス品質(QoS)保証によるフロー毎のリソース管理のためのリソース予約・管理・解放を提供する手段、ただし、前記リクエスト・パケットは、ソース・ルーティングが前記進み方向に使用されるときに戻り方向ソース・ルーティングを定義するための情報と、リクエストされたリソース割当量を送信元から送信先へチャネルの進み方向および戻り方向に指定するフィールドとを備え、ここで、第1のステップにおいて、非アクティブ・チャネルを登録して入力バッファと出力バッファとの間のチャネル接続を定義するべく、前記送信元機能ユニットから前記送信先機能ユニットへのパスに沿ってリソース予約事前登録が実施され、第2のステップにおいて、リクエスト承認パケットが前記送信先機能ユニットから前記送信元機能ユニットへと同一パス上で逆向きに送られ、これに応答してスイッチが前記リソース予約事前登録を有効予約に変換するが、前記リクエストされたリソース割当が不可能であることを前記リクエスト承認パケットが示す場合には前記スイッチは直前に行なわれたチャネル予約を削除する、前記提供手段と
    を備えるデバイス。
  44. 前記提供手段は、前記リクエストされたリソース割当量以下の値を有する、進みチャネル方向および戻りチャネル方向で許容され得るリソース量を指定するようにさらに動作可能である、請求項43に記載のデバイス。
  45. 前記通信リンクがシリアル・リンクからなる、請求項43に記載のデバイス。
  46. 前記通信リンクが光リンクからなる、請求項43に記載のデバイス。
  47. 前記第1の機能ユニットが前記デバイスの第1の部分に配置され;前記第2の機能ユニットが前記デバイスの第2の部分に配置され;前記光リンクが、前記第1の部分を前記第2の部分に対して移動させるメカニズムを通る、請求項46に記載のデバイス。
  48. 前記メカニズムが回転可能なヒンジを含む、請求項47に記載のデバイス。
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