JP3753247B2 - Ieee1394シリアルバスへの接続機器とそのスピードマップ生成方法 - Google Patents

Ieee1394シリアルバスへの接続機器とそのスピードマップ生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IEEE1394シリアルバスへの接続機器に係り、特に、IEEE1394シリアルバス上における各ノードのスピードマップを生成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、IEEE1394シリアルバス(以下、バスと略す)上におけるバスマネージャーは、そのレジスタ内にバス上の各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報であるスピードマップを記憶しており、このスピードマップを用いてバス上の各ノード間におけるデータの転送速度を管理している。そして、バスマネージャーは、上記のスピードマップを作成する際に、トポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報に基づいて、前記バス上における各ノードから構成されるツリー構造を解析し、このツリー構造に沿って、バス上における全てのノードについて、基点となるノードから接続先のノードまでの経路を辿り、経路上に存在する各ノードの最高転送速度の中で最も低い速度を、基点となるノードと接続先のノードとの間における最高転送速度とする方法によって、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値を決定していた。
【0003】
また、この種の接続機器の分野において、バスリセットの発生時に、バスマネージャーが、他のノードのコンフィグレーションROMからリンク層レベルにおける最高通信速度を読み出して、このリンク層レベルの最高通信速度が物理層レベルの最高通信速度よりも遅い場合に、スピードマップ内に格納されている最高通信速度をリンク層レベルの最高通信速度の内容に合わせて修正するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、バスアナライザーの分野において、バス上の全ノードについて伝播遅延時間を求め、求めた伝播遅延時間とバスアナライザー内のトポロジーマップ情報から、隣り合う全てのノード間の伝播遅延時間を求めて、この伝播遅延時間とトポロジーマップを構成する各機器とを表示装置に重畳して表示させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。さらにまた、ネットワーク検査装置の分野において、共通バスによるネットワーク接続の管理を行うために有用な情報を提供することを目的として、全てのノード装置間における経由ノード装置、最高転送速度等の相互接続情報を表示装置に表示するようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−290237号公報(第1−5頁、図1−6)
【特許文献2】
特開2002−208989号公報(第1−5頁、図1−3)
【特許文献3】
特開2001−103074号公報(第1−9頁、図1−9)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなツリー構造に沿って基点となるノードから接続先のノードまでの経路を辿って、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値を決定する方法では、ツリー構造を意識する必要があるので、スピードマップを生成するためのアルゴリズムが複雑になってしまう。また、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値を決定する過程において、重複した経路を辿ることが多いため、最高転送速度の値の決定処理上において無駄な処理が多くなるという問題があった。
【0006】
また、上記特許文献1乃至3に示される発明では、上記の問題を全く解決することができない。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、スピードマップを生成するためのアルゴリズムを簡単にして、スピードマップ生成用のプログラムの開発工数の削減とバスマネージャーのメモリ容量の小型化を図ることができ、しかも、スピードマップを生成するためのアルゴリズムを効率のよいものにして、スピードマップ生成の処理時間の短縮化を図ることが可能なIEEE1394シリアルバスへの接続機器とそのスピードマップ生成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、IEEE1394シリアルバス上における他のノード(接続機器)との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、データ送受信手段により他のノードから受信したセルフIDパケットと自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むトポロジーマップを生成するトポロジーマップ生成手段と、各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成するスピードマップ生成手段と、トポロジーマップ生成手段により生成したトポロジーマップ、及びスピードマップ生成手段により生成したスピードマップを格納するレジスタを内包するメモリとを備え、バス上におけるバスマネージャーの機能を有するIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、スピードマップ生成手段は、レジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報に基づいて、バス上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定し、この判定結果と、上記のレジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定して、この決定の結果、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定し、この判定の結果、全て決定されたと判定しなかった場合に、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すものである。
【0009】
上記構成においては、スピードマップ生成手段が、トポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて決定した隣り合うノード間の最高転送速度の値を用いて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を全て決定する。これにより、スピードマップ生成時に、従来と異なり、バス上における各ノードから構成されるツリーの構造を意識する必要がなくなるので、スピードマップを生成するためのアルゴリズム簡単にすることができる。また、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値を決定する過程において、従来のように重複した経路を辿る必要がなくなるので、スピードマップを生成するためのアルゴリズムを効率のよいものにして、スピードマップ生成の処理時間の短縮化を図ることができる。
【0010】
また、請求項2の発明は、IEEE1394シリアルバス上における他のノード(接続機器)との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、データ送受信手段により他のノードから受信したセルフIDパケットと、自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むトポロジーマップを生成するトポロジーマップ生成手段と、各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成するスピードマップ生成手段と、トポロジーマップ生成手段により生成したトポロジーマップ、及びスピードマップ生成手段により生成したスピードマップを格納するレジスタを内包するメモリとを備え、バス上におけるバスマネージャーの機能を有するIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、スピードマップ生成手段は、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定し、バス上における各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、上記の隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定するようにしたものである。
【0011】
この構成においては、スピードマップ生成手段が、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定し、これらの隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する。これにより、上記請求項1と同様な作用を得ることができる。
【0012】
また、請求項3の発明は、IEEE1394シリアルバスへの接続機器が、そのバス上におけるバスマネージャーであるときに、そのバス上の各ノード(接続機器)間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成する方法であって、バスマネージャーが、自装置のレジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報に基づいて、バス上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定するステップと、上記の判定結果と、トポロジーマップ内における各ノードの物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定するステップと、上記の決定の結果、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定するステップと、上記の判定の結果、全て決定されたと判定しなかった場合に、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すステップとからなるものである。この方法により、上記請求項1と同様な作用を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によるバスマネージャー(バス上におけるバスマネージャーの機能を有するIEEE1394シリアルバスへの接続機器)とIEEE1394シリアルバス上における他の接続機器の電気的ブロック構成を示す。バスマネージャー10は、IEEE1394シリアルバス9(以下、バスと略す)上における他の接続機器20,30に、電源管理、データ転送速度管理、構成管理等の各種のバス管理機能を提供する。以下の説明において、「ノード」とは、バス9に接続された各接続機器(図中におけるバスマネージャー10及び接続機器20,30)を指し、「自ノード」と「他ノード」とは、それぞれバスマネージャー10とバスマネージャー10以外の接続機器20,30とを指す。
【0014】
上記のバスマネージャー10は、装置全体の制御を行うCPU11と、各種のデータを記憶するメモリ12とを有している。CPU11は、IEEE1394のプロトコル上におけるアプリケーション層の機能の提供も行い、請求項におけるトポロジーマップ作成手段及びスピードマップ作成手段としても機能する。すなわち、CPU11は、他のノードから受信したセルフIDパケットと、自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むトポロジーマップを生成すると共に、トポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、各ノード間における最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成する。また、メモリ12は、バス9上における他ノードに上記のバス管理機能を提供するためのプログラムであるバス管理プログラム13と、上記のトポロジーマップ及びスピードマップを含む各種の情報を格納したレジスタ空間14とを内包している。また、バスマネージャー10は、IEEE1394のプロトコル上におけるリンク層レベルのサービスを提供するLINK15と、物理層レベルのサービスを提供するPHY16と、バス9のケーブルを接続するためのIEEE1394ポート17とを有している。上記のLINK15、PHY16及びIEEE1394ポート17が、請求項におけるデータ送受信手段に相当する。
【0015】
また、上記の接続機器20,30も、バスマネージャー10と同様に、CPU21、31、メモリ22、32、LINK25、35、PHY26、36及びIEEE1394ポート27、37を有しているが、バスマネージャー10と異なり、メモリ22、32上にバス管理プログラムを有していない。
【0016】
次に、図2を参照して、上記のレジスタ空間14に記憶されているデータの内容について説明する。レジスタ空間14は、自ノード及び他ノードの制御に用いられるCSR(Control and Status Registers)コア41と、バス9の管理用のレジスタであるシリアルバス依存レジスタ42と、自機の性能に関する情報等を記憶したコンフィグレーションROM43と、各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ44とから構成されている。
【0017】
上記のシリアルバス依存レジスタ42には、バスマネジャー10の物理IDを格納したBUS_MANAGER_ID51、同期転送の帯域管理用のレジスタであるBANDWIDTH_AVAILABLE52、及び同期転送のチャンネル管理用のレジスタであるCHANNELS_AVAILABLE HI53とCHANNELS_AVAILABLE LO54とが含まれる。
【0018】
また、上記のユニットレジスタ44には、データ出力側の接続機器の接続管理用のレジスタであるoutput Plug Control Registers(以下、oPCRと略す)56と、データ入力側の接続機器の接続管理用のレジスタであるinput Plug Control Registers(以下、iPCRと略す)57とが含まれる。
【0019】
上記のユニットレジスタ44は、上記のoPCR56、iPCR57に加えて、バス9上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むTOPOLOGY_MAP(トポロジーマップ)58、及び各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報であるSPEED_MAP(スピードマップ)59を格納している。TOPOLOGY_MAP58及びSPEED_MAP59は、バスリセット時にCPU11によって作成される。
【0020】
次に、図3を参照して、図2中におけるTOPOLOGY_MAP58に格納されている情報の内容について説明する。TOPOLOGY_MAP58は、バス9上におけるノード数の情報であるnode_count61、TOPOLOGY_MAP58内に格納されているセルフIDパケット数の情報であるself_id_count62、及び各ノードのセルフIDパケット(self_id_packet[0]〜self_id_packet[self_id_count-1])からなるセルフIDパケットテーブル63等から構成されている。
【0021】
次に、図4乃至図6を参照して、図3中におけるセルフIDパケットテーブル63に含まれる3種類のセルフIDパケットの内容について説明する。第1の種類のセルフIDパケット(以下、第1セルフIDパケットという)65は、図4に示されるように、該当のパケットを送出したノード(以下、送出元ノードという)の物理IDを示すPhy_ID68、送出元ノードの物理層レベルにおける最高転送速度の情報であるsp69、p0〜p2の各ポートの状態を示すポート情報70、同じ物理IDを有するパケットが後に続いているか否かを示す追加パケット有無情報m71等を格納している。p0〜p2の各ポート情報70が“11”のときは、「該当のノードが動作中で子ポートに接続されている」ことを示し、“10”のときは、「該当のノードが動作中で親ポートに接続されている」ことを示す。また、“01”のときは、「該当のノードが動作していない」ことを示し、“00”のときは、「該当のポートが存在しない」ことを示す。
【0022】
図5に示されるように、第2の種類のセルフIDパケット(以下、第2セルフIDパケットという)66は、送出元ノードの物理IDを示すPhy_ID68、p3〜p10の各ポートの状態を示すポート情報70、同じ物理IDを有するパケットが後に続いているか否かを示す追加パケット有無情報m71等を格納している。また、図6に示されるように、第3の種類のセルフIDパケット(以下、第3セルフIDパケットという)67は、送出元ノードの物理IDを示すPhy_ID68、p11〜p15の各ポートの状態を示すポート情報70等を格納している。
【0023】
次に、図7に示されるフローチャートを参照して、上記のバスマネージャー10がバスリセット時に行う処理の概略について説明する。バスリセットが発生すると(S1)、バスマネージャー10は、バス9上における他の全てのノードからセルフIDパケットを受信して(S2)、これらのセルフIDパケットと自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、図3に示されるトポロジーマップ(TOPOLOGY_MAP)58を生成して(S3)、メモリ12のレジスタ空間14内に格納する。次に、バスマネージャー10は、トポロジーマップ58内における各ノードの接続状態に関する情報であるポート情報70(図4乃至図6参照)と、各ノードの物理層レベルにおける最高転送速度の情報であるsp69(図4参照)とに基づいて、各ノード間における最高転送速度の情報からなるスピードマップ59を生成して(S4)、生成したスピードマップ59をメモリ12のレジスタ空間14内に格納する。
【0024】
次に、上記図7中のS4に示されるスピードマップ生成処理の詳細について説明する。まず、バスマネージャー10は、トポロジーマップ58内における各ノードの接続状態に関する情報であるポート情報70(図4乃至図6参照)に基づいて、バス9上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定する。そして、その判定結果と、トポロジーマップ58内における各ノードの物理層レベルにおける最高転送速度の情報であるsp69(図4参照)とに基づいて、バス9上における隣り合うノード間の最高転送速度を決定して、スピードマップ59内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を埋める。
【0025】
上記の処理について、図8及び図9を参照して具体的に説明する。図8は、バス9上における各ノード間の接続の例を示す。図8中に括弧書きで示されるS400,S200,S100は、それぞれ物理層レベルにおける最高転送速度が400Mbps,200Mbps,100Mbpsであることを示す。また、図9中のテーブル80は、スピードマップ59内における各ノード間の最高転送速度の値をテーブル化して表したものである。バス9上における各ノードから構成されるツリー構造が図8に示されるような構造になっている場合には、ルートであるノードEと隣り合う(直接接続される)ノードは、ノードDとノードFである。そして、ノードEとノードFとの間の最高転送速度は、ノードEの最高転送速度S400とノードFの最高転送速度S200のうち、低い方の最高転送速度であるS200となるので、バスマネージャー10は、図9に示されるように、テーブル80中のEF間の最高転送速度の値78を200(Mbps)に設定する。また、ノードEとノードDとの間の最高転送速度は、図8に示されるように、ノードEの最高転送速度とノードDの最高転送速度がいずれもS400であるため、S400となる。従って、バスマネージャー10は、図9に示されるように、テーブル80中のED間の最高転送速度の値79を400(Mbps)に設定する。このようにして、バスマネージャー10は、順次隣り合うノード間の最高転送速度を決定して、テーブル80中における隣り合うノード間の最高転送速度の値を埋めていく。この結果、図9中の下線で示される最高転送速度の値が埋められる。
【0026】
バスマネージャー10は、上記のテーブル80中における隣り合うノード間の最高転送速度の値を埋める処理の結果、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができた場合には、その時点でテーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を埋めていく処理を終了する。
【0027】
しかし、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができなかった場合には、バスマネージャー10は、上記の隣り合うノード同士の接続を組み合わせて、テーブル80中における最高転送速度の値を埋めていく。これにより、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値のうち、1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値のみを埋めていくことができる。具体的には、バスマネージャー10は、テーブル80の左上から順に、テーブル80中における未決定の(埋まっていない)転送速度の値のうち、決定済みの(埋まっている)最高転送速度の値に基づいて埋めることができる転送速度の値のみを埋めていく。
【0028】
ここで、上記の決定済みの最高転送速度の値に基づいて未決定の最高転送速度の値を埋めることができる場合の処理について、図10に示されるAE間の最高転送速度の値81を例にして説明する。ノードBを経由してノードAとノードEとの間を接続した場合におけるAE間の最高転送速度の値81については、図中の左表に示されるように、テーブル80中におけるBE間の最高転送速度の値83が未だ埋まっていない(未決定である)ため、テーブル80中における決定済みの(埋まっている)最高転送速度の値のみに基づいて埋めることができない。また、ノードC又はノードFを経由してノードAとノードEとの間を接続した場合におけるAE間の最高転送速度の値81についても、テーブル80中におけるCE間の最高転送速度の値84又はFA間の最高転送速度の値85が未だ埋まっていない(未決定である)ため、テーブル80中における決定済みの(埋まっている)最高転送速度の値のみに基づいて埋めることができない。
【0029】
これに対して、ノードDを経由してノードAとノードEとの間を接続した場合におけるAE間の最高転送速度の値81については、図中の左表に示されるように、DA間の最高転送速度の値86とDE間の最高転送速度の値87とが決定済みである(埋まっている)ため、決定済みの最高転送速度の値のみに基づいて埋めることができる。従って、バスマネージャー10は、DA間の最高転送速度の値86(200)とDE間の最高転送速度の値87(400)のうち、低い方の転送速度である200(Mbps)をAE間の最高転送速度の値81に決定する。そして、図中の右表に示されるように、テーブル80中におけるAE間の最高転送速度の値81とEA間の最高転送速度の値82とを埋める。このように、隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、テーブル80中における未決定のノード間の最高転送速度の値を埋めることができた場合には、そのノード間の接続は、1個のノードを経由した接続である。
【0030】
次に、図9に示される決定済みの最高転送速度の値に基づいて未決定の最高転送速度の値を埋めることができない場合の処理について、図11に示されるAF間の最高転送速度の値92を例にして説明する。ノードBを経由してノードAとノードFとの間を接続した場合におけるAF間の最高転送速度の値92については、図に示されるように、テーブル80中におけるFB間の最高転送速度の値89が未だ未決定であるため、テーブル80中における決定済みの最高転送速度の値のみに基づいて埋めることができない。また、ノードC、ノードD又はノードEを経由してノードAとノードFとの間を接続した場合におけるAF間の最高転送速度の値92についても、テーブル80中におけるCF間の最高転送速度の値90、DF間の最高転送速度の値91又はEA間の最高転送速度の値82が未決定であるため、テーブル80中における決定済みの最高転送速度の値のみに基づいて埋めることができない。そして、ノードAとノードFとの間を接続する場合に、これ以外に経由することができるノードは存在しないので、バスマネージャー10は、図9に示される隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、図11に示されるAF間の最高転送速度の値92を埋めることができない。このように、隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、テーブル80中における未決定のノード間の最高転送速度の値を埋めることができない場合には、そのノード間の接続は、1個のノードを経由した接続ではない。
【0031】
上記のように、バスマネージャー10が、隣り合うノード間の最高転送速度の値(図12中の左表参照)に基づいて、テーブル80中における未決定の最高転送速度の値を埋めていくことにより、図12中の右表において下線で示される1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値が埋められる。
【0032】
バスマネージャー10は、上記の1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋める処理の結果、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができた場合には、その時点でテーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を埋めていく処理を終了する。
【0033】
しかし、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができなかった場合には、バスマネージャー10は、上記の隣り合うノード間の最高転送速度の値と、1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値とを組み合わせて、テーブル80中における最高転送速度の値を埋めていく。これにより、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値のうち、2〜3個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋めていくことができる。具体的には、バスマネージャー10は、上記の1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋めていく処理の場合と同様に、テーブル80の左上から順に、テーブル80中における未決定の(埋まっていない)転送速度の値のうち、決定済みの(埋まっている)最高転送速度の値に基づいて埋めることができる転送速度の値のみを埋めていく。
【0034】
上記のように、バスマネージャー10が、隣り合うノード間の最高転送速度の値と1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値と(図13中の左表参照)に基づいて、テーブル80中における未決定の最高転送速度の値を埋めていくことにより、図13中の右表において下線で示される最高転送速度の値が埋められる。
【0035】
バスマネージャー10は、上記の2〜3個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋める処理の結果、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができた場合には、その時点でテーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を埋めていく処理を終了する。図9乃至図13に示される例の場合は、上記の2〜3個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋める処理の結果、図14に示されるように、テーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができるので、この時点でテーブル80中における各ノード間の最高転送速度の値を埋める処理を終了する。
【0036】
次に、図15のフローチャートを参照して、上記のスピードマップ生成処理についてまとめる。まず、バスマネージャー10は、トポロジーマップ58内における各ノードの接続状態に関する情報であるポート情報70に基づいて、バス9上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定する(S11)。そして、その判定結果と、トポロジーマップ58内における各ノードの物理層レベルにおける最高転送速度の情報であるsp69とに基づいて、バス9上における隣り合うノード間の最高転送速度を決定して、スピードマップ59(テーブル80)内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を埋める(S12)。次に、バスマネージャー10は、上記の処理の結果、スピードマップ59内における各ノード間の最高転送速度の値を全て埋めることができたか否かを判定する(S13)。そして、この判定の結果、全て埋めることができなかったと判定した場合には、スピードマップ59内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで(S13でNO)、スピードマップ59内における決定済みの最高転送速度の値に基づき、未決定の最高転送速度の値を決定して、スピードマップ59内における未決定の最高転送速度の値を埋める処理を繰り返す(S14)。
【0037】
上述したように、本実施形態によるバスマネージャー10は、トポロジーマップ58内における各ノードのポート情報70と物理層レベルの最高転送速度の情報であるsp69とに基づいて、スピードマップ58内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定して、この決定の結果、スピードマップ58内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定する。そして、全て決定されたと判定しなかった場合に、スピードマップ内58における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、スピードマップ58内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ58内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返す。これにより、スピードマップ58の生成時に、従来と異なり、バス9上における各ノードから構成されるツリーの構造を意識する必要がなくなるので、スピードマップ58を生成するためのアルゴリズム簡単にすることができる。従って、スピードマップ生成用のプログラム(図1中のバス管理プログラム13の一部)のロジックを簡単にすることができるので、従来のようにツリー構造を意識してスピードマップ58の生成を行った場合と比べて、スピードマップ生成用のプログラムの開発工数を削減し、バグの発生率を低下させることができると共に、スピードマップ生成用のプログラムのステップ数を減らして、バスマネージャー10のメモリ容量の小型化を図ることができる。
【0038】
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、本実施形態では、バスマネージャー10が、トポロジーマップ58内における各ノードの接続状態に関する情報であるポート情報70と物理層レベルの最高転送速度の情報であるsp69とに基づいて、スピードマップ58内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定したが、バスマネージャーが、各ノードから受信したセルフIDパケットに含まれる各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、トポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定して、この決定の結果、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定する。そして、全て決定されたと判定しなかった場合に、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すようにした。これにより、スピードマップ生成時に、従来と異なり、バス上における各ノードから構成されるツリーの構造を意識する必要がなくなるので、スピードマップを生成するためのアルゴリズム簡単にすることができる。従って、スピードマップ生成用のプログラムのロジックを簡単にすることができるので、従来のようにツリー構造を意識してスピードマップの生成を行った場合と比べて、スピードマップ生成用のプログラムの開発工数を削減し、バグの発生率を低下させることができると共に、スピードマップ生成用のプログラムのステップ数を減らして、バスマネージャーのメモリ容量の小型化を図ることができる。
【0040】
また、スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値を決定する過程において、従来のように重複した経路を辿る必要がなくなるので、スピードマップを生成するためのアルゴリズムを効率のよいものにして、スピードマップ生成の処理時間の短縮化を図ることができる。
【0041】
また、請求項2の発明によれば、バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定し、これらの隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定するようにしたことにより、上記請求項1に記載の発明と同様な効果を得ることができる。
【0042】
また、請求項3の発明によれば、バスマネージャーが、自装置のレジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定して、この決定処理においてスピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されなかった場合に、各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、前記スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、前記スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すようにした。これにより、上記請求項1に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るバスマネージャー(IEEE1394シリアルバスへの接続機器)と、IEEE1394シリアルバス上における他の接続機器の電気的ブロック構成を示す図。
【図2】 図1中のレジスタ空間の内容を示す図。
【図3】 図2中のTOPOLOGY_MAPの内容を示す図。
【図4】 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第1セルフIDパケットの内容を示す図。
【図5】 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第2セルフIDパケットの内容を示す図。
【図6】 図3中のセルフIDパケットテーブルに含まれる第3セルフIDパケットの内容を示す図。
【図7】 上記バスマネージャーによるバスリセット時の概略処理を示すフローチャート。
【図8】 バス上における各ノード間の接続の例を示す図。
【図9】 スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値をテーブル化して表した図。
【図10】 隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、AE間の最高転送速度の値を求める処理の説明図。
【図11】 隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、AF間の最高転送速度の値を求める処理の説明図。
【図12】 図中の左表は、隣り合うノード間の最高転送速度の値を示す図、図中の右表は、左表に示される最高転送速度の値に基づいて1個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋めた結果を示す図。
【図13】 図中の左表は、図12中の右表と同様な内容を示す図、図中の右表は、左表に示される最高転送速度の値に基づいて2〜3個のノードを経由して接続されたノード間の最高転送速度の値を埋めた結果を示す図。
【図14】 図13中の右表と同様な内容を示す図。
【図15】 上記バスマネージャーによるスピードマップ生成処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
9 IEEE1394シリアルバス
10 バスマネージャー(IEEE1394シリアルバスへの接続機器)
11 CPU(トポロジーマップ作成手段、スピードマップ作成手段)
12 メモリ
14 レジスタ空間(レジスタ)
15 LINK(データ送受信手段)
16 PHY(データ送受信手段)
17 IEEE1394ポート(データ送受信手段)
58 TOPOLOGY_MAP(トポロジーマップ)
59 SPEED_MAP(スピードマップ)

Claims (3)

  1. IEEE1394シリアルバス上における他のノード(接続機器)との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、
    前記データ送受信手段により他のノードから受信したセルフIDパケットと、自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、前記バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むトポロジーマップを生成するトポロジーマップ生成手段と、
    前記各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成するスピードマップ生成手段と、
    前記トポロジーマップ生成手段により生成したトポロジーマップ、及び前記スピードマップ生成手段により生成したスピードマップを格納するレジスタを内包するメモリとを備え、
    前記バス上におけるバスマネージャーの機能を有するIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、
    前記スピードマップ生成手段は、
    前記レジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報に基づいて、前記バス上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定し、
    前記判定結果と、前記レジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、前記スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定して、
    前記決定の結果、前記スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定し、
    前記判定の結果、全て決定されたと判定しなかった場合に、前記スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、前記スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、前記スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すことを特徴とするIEEE1394シリアルバスへの接続機器。
  2. IEEE1394シリアルバス上における他のノード(接続機器)との間でデータを送受信するためのデータ送受信手段と、
    前記データ送受信手段により他のノードから受信したセルフIDパケットと、自ノードのセルフIDパケットとに基づいて、前記バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とを含むトポロジーマップを生成するトポロジーマップ生成手段と、
    前記各ノード間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成するスピードマップ生成手段と、
    前記トポロジーマップ生成手段により生成したトポロジーマップ、及び前記スピードマップ生成手段により生成したスピードマップを格納するレジスタを内包するメモリとを備え、
    前記バス上におけるバスマネージャーの機能を有するIEEE1394シリアルバスへの接続機器において、
    前記スピードマップ生成手段は、
    前記バス上における各ノードの接続状態に関する情報と物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、前記スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定し、
    前記バス上における各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、前記隣り合うノード間の最高転送速度の値に基づいて、前記スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定するようにしたことを特徴とするIEEE1394シリアルバスへの接続機器。
  3. IEEE1394シリアルバスへの接続機器が、そのバス上におけるバスマネージャーであるときに、そのバス上の各ノード(接続機器)間における物理層レベルの最高転送速度の情報からなるスピードマップを生成する方法であって、
    前記バスマネージャーが、
    自装置のレジスタに格納されたトポロジーマップ内における各ノードの接続状態に関する情報に基づいて、前記バス上における隣り合う(直接接続される)ノードの組合せを判定するステップと、
    前記判定結果と、前記トポロジーマップ内における各ノードの物理層レベルの最高転送速度の情報とに基づいて、スピードマップ内における隣り合うノード間の最高転送速度の値を決定するステップと、
    前記決定の結果、前記スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されたか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果、全て決定されたと判定しなかった場合に、前記スピードマップ内における各ノード間の最高転送速度の値が全て決定されるまで、各ノードの親ノードがどのノードであるかという情報を用いず、前記スピードマップ内における決定済みの最高転送速度の値に基づいて、前記スピードマップ内における未決定の最高転送速度の値を決定する処理を繰り返すステップとからなることを特徴とするスピードマップ生成方法。
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