JP2008542242A - 新規のテトラヒドロピリドチオフェン - Google Patents
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Abstract
Description
癌化学療法は、アルキル化剤であるシクロホスファミド(エンドキサン(登録商標))、腫瘍に選択的に活性化されたオキサザホスホリンプロドラッグで確立された。シクロホスファミドのようなアルキル化剤の標的はDNAであり、そして増殖の制御が不能でありかつ高い分裂指数を有する癌細胞を選択的に死滅させるという概念は非常に好結果をもたらすことが判明した。標準的な癌化学療法薬は、基本的な細胞プロセスと分子とを標的とすることによってプログラムされた細胞死("アポトーシス")の誘導により癌細胞を死滅させる。これらの基本的な細胞プロセスと分子には、RNA/DNA(アルキル化剤及びカルバミル化剤、プラチン類似体及びトポイソメラーゼインヒビター)、物質代謝(これらの種類の薬剤はアンチメタボライトと呼ばれ、例は葉酸、プリンとピリミジンのアンタゴニストである)並びに必須成分としてαβ−チューブリンヘテロダイマーを有する有糸分裂紡錘体装置(これらの薬剤は、安定化及び脱安定化をするチューブリンインヒビターに分類され、例はタキソール/パクリタキセル(登録商標)、ドセタキセル/タキソテレ(登録商標)及びビンカアルカロイドである)が含まれる。アポトーシス促進性の抗癌剤のサブグループは、選択的に有糸分裂段階の細胞を標的とする。一般に、これらの剤は、非分裂細胞、つまり細胞分裂周期のG0期、G1期又はG2期で停止した細胞においてはアポトーシスを誘導しない。それに対して、有糸分裂段階(細胞分裂周期のM期)にある分裂細胞は、前記のサブグループの剤によるアポトーシスの誘導によって効果的に死滅する。従って、前記の抗癌剤のサブグループ又はクラスは、細胞周期特異的又は細胞周期依存性として説明されている。知名度が高い例としてタキソール(パクリタキセル(登録商標))が挙げられるチューブリンインヒビターは、前記の細胞周期特異的なアポトーシス誘導性の抗癌剤のクラスに属する。
ここで、以下に非常に詳細に記載されるテトラヒドロピリドチオフェン誘導体が、先行技術の化合物とは予期せぬ独創的な構造の変更点で異なり、かつ意想外かつ特に有利な特性を有することが判明した。このように例えば、本発明による化合物は、強力であり、かつ細胞性の(過剰)増殖の非常に効果的なインヒビター及び/又は癌細胞におけるアポトーシスの細胞周期特異的なインデューサーである。従って、予期せぬことに、これらの化合物は、アポトーシス、特に癌におけるアポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖疾病及び/又は疾患を治療するのに有用となりうる。細胞周期特異的な作用様式を有することによって、これらの誘導体は、DNA複製のような基本的な細胞プロセスを標的とするか又はDNAのような基本的な細胞分子と干渉する標準的な化学療法薬と比較してより高い治療指数を有することが望ましい。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、又はR2から無関係に選択される1〜4個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニル又はナフチルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであるか、
Qは、Rda及び/又はRdbによって置換されていてよく、かつHetであるか、
Qは、Rea及び/又はRebによって置換されていてよく、かつC3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつC3〜C7−シクロアルキル、フェニル、Har、Het、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−S(O)2R3、−S(O)2N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−N(R7)C(O)OR4、−N(R7)C(O)N(R5)R6、グアニジノ、−OC(O)R3、完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシ、−O[C(R8)R9]yN(R5)R6、−O[C(R8)R9]yC(O)N(R5)R6、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、−N(R5)R6及び−SR3からなる群から無関係に選択され、その際、
前記のC3〜C7−シクロアルキル、フェニル、Har及びHetのそれぞれは、R10から無関係に選択される1〜4個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素、C1〜C7−アルキル、C3〜C7−シクロアルキル、フェニル及びフェニル−C1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR7は、同一又は異なってよく、かつ水素、C1〜C7−アルキル及びC3〜C7−シクロアルキルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのR8及びR9は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、無関係にC1〜C4−アルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル、ヒドロキシル及びフェノキシからなる群から選択され、その際、
前記のフェニル基及びフェノキシ基のそれぞれは、非置換であるか又は4個までのハロゲン基と2個までのC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル基又はシアノ基とによって場合により置換されていてよく、
それぞれのyは、1、2、3又は4であり、
それぞれのRba、Rbb、Rbc、Rca、Rcb、Rda、Rdb、Rea及びRebは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル、ヒドロキシル及びフェノキシからなる群からそれぞれ無関係に選択され、その際、
前記のフェニル及びフェノキシのそれぞれは、非置換であるか又は4個までのハロゲン基と2個までのC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル基又はシアノ基とによって場合により置換されていてよく、
それぞれのHarは、同一又は異なっており、かつ無関係に、任意の完全に芳香族のもしくは部分的に芳香族の単環式もしくは縮合二環式の環もしくは環系であって、第一の構成成分と、場合により該第一の構成成分に縮合された第二の構成成分とから成る環もしくは環系であり、
第一の構成成分は、5員もしくは6員の単環式の不飽和の、芳香族ヘテロアリール環Aであり、該ヘテロアリール環Aは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有し、
第二の構成成分は、ベンゼン環、C5〜C6−シクロアルカン環、ここで前記に定義した追加のヘテロアリール環A又はここで以下に定義される複素環式の環Bであり、その際、前記のHar環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子又は環窒素原子を介して結合されており、
それぞれのHetは、同一又は異なっており、かつ無関係に、任意の完全飽和のもしくは部分不飽和の単環式もしくは縮合二環式の環もしくは環系であって、第一の構成成分と、場合により該第一の構成成分に縮合された第二の構成成分とから成る環もしくは環系であり、
第一の構成成分は、3員ないし7員の単環式の完全飽和のもしくは部分不飽和の、非芳香族の複素環式の環Bであり、該複素環式の環Bは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有し、かつ該複素環式の環Bは、1もしくは2個のオキソ基によって置換されていてよく、
第二の構成成分は、ベンゼン環、C3〜C7−シクロアルカン環又はここで前記に定義した追加の複素環式の環Bであり、その際、前記のHet環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている]で示される化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩に関する。
第一の構成成分は、5員もしくは6員の単環式の不飽和の芳香族ヘテロアリール環Aであり、該ヘテロアリール環Aは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有し、
第二の構成成分は、ベンゼン環、ここで前記に定義したC5〜C6−シクロアルカン環、ここで前記に定義した追加のヘテロアリール環A又はここでHetの定義に関して以下に定義される複素環式の環Bであり、その際、前記のHar環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている。
第一の構成成分は、3員ないし7員の単環式の完全飽和のもしくは部分不飽和の、非芳香族の複素環式の環Bであり、該複素環式の環Bは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有し、かつ該複素環式の環Bは、1もしくは2個のオキソ基によって置換されていてよく、
第二の構成成分は、ベンゼン環、C3〜C7−シクロアルカン基又はここで前記に定義した追加の複素環式の環Bであり、その際、前記のHet環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル又は、R2から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されたC1〜C−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつベンゾフラニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつHar、Het、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ及びフェニル−C1〜C4−アルコキシから無関係に選択され、その際、
前記のHar及びHetのそれぞれは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR7は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群から選択され、
それぞれのRba、Rbb、Rbc、Rca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのHarは、同一又は異なり、かつ無関係に、
窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されているか、又は
1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子を介して結合されているか、
のいずれかであり、
Hetは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する、3員ないし7員の単環式の完全飽和の複素環式の環、例えばアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、モルホリニル及びチオモルホリニルであり、その際、前記のHet基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル又は、R2から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されたC1〜C−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつHar、Het、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ及びフェニル−C1〜C4−アルコキシから無関係に選択され、その際、
前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR7は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群から選択され、
それぞれのRba、Rbb、Rbc、Rca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのHarは、同一又は異なり、かつ無関係に、
窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されているか、又は
1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子を介して結合されているか、
のいずれかであり、
Hetは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する、3員ないし7員の単環式の完全飽和の複素環式の環、例えばアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、モルホリニル及びチオモルホリニルであり、その際、前記のHet基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、R2から選択される1個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキル又は2個のヒドロキシル基によって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル、ピロリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル又はイミダゾリルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつベンゾフラニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつHar、モルホリノ、4−メチル−ピペラジン−1−イル、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、フェニル−C1〜C4−アルコキシ及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシからなる群から無関係に選択され、その際、前記のHarは、R10から無関係に選択された1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
R7は、水素であり、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつイミダゾリル、ピラゾリル又はトリアゾリルであるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつピリジニル、ピラジニル又はピリミジニルであるか、
のいずれかであり、
R10は、C1〜C4−アルキルであり、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル及びシアノからなる群からそれぞれ無関係に選択される、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、R2から選択される1個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキル又は2個のヒドロキシル基によって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル、ピロリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル又はイミダゾリルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアゾール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モルホリノ、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリル、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシからなる群から無関係に選択され、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
R7は、水素であり、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル及びシアノからなる群からそれぞれ無関係に選択される、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであって、R2から選択される1個の置換基によって置換されているか、
R1は、C1〜C2−アルキル、例えばメチル又はエチルであって、2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルによって置換されているか、
R1は、C3〜C4−アルキル、例えばプロピル又はブチルであって、2個のヒドロキシル基によて異なる炭素原子上で置換されているか、
のいずれかであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル又はピラゾール−1−イルであるか、
Qは、1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、クロメン−6−イル、クロメン−7−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル又は2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イルであるか、
Qは、ベンゾフラン−5−イル又はベンゾフラン−6−イルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C5〜C6−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジル、ピリミジニル、R201及び/又はR202で置換されたピリジル、R201及び/又はR202で置換されたピリミジニル、モルホリノ、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R201)置換されたイミダゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R201)置換されたピラゾール−1−イル、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾール−1−イル、R201で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、R201で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾール−1−イル、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾール−1−イル、R201で置換された1N−(H)−イミダゾリル、R201で置換された1N−(H)−ピラゾール−1−イル、−C(O)OR4、−OC(O)R3、−OR4、フェニル−C1〜C2−アルコキシ、例えばベンジルオキシ、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ、例えば2−メトキシエトキシ及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルコキシ、例えば2−(2−メトキシエトキシ)−エトキシからなる群から無関係に選択され、その際、
R3は、C1〜C4−アルキル、例えばメチルであり、
それぞれのR4は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルからなる群から無関係に選択され、
R201は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルであり、
R202は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルであり、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素、塩素、臭素及びトリフルオロメチルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素、塩素及びトリフルオロメチルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rca)−フラン−3−イル、5−(Rca)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−3−(Rcb)−フラン−2−イル、2−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル、2−(Rca)−5−(Rcb)−フラン−3−イル、2−(Rcb)−5−(Rca)−フラン−3−イル、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであり、
もう一つの下位実施態様においては、
Qは、2−(Rca)−チオフェン−3−イル、5−(Rca)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−3−(Rcb)−チオフェン−2−イル、2−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−3−イル、2−(Rca)−5−(Rcb)−チオフェン−3−イル、2−(Rcb)−5−(Rca)−チオフェン−3−イル、5−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素である、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、又はR2から選択される1個の置換基によって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、又は2個のヒドロキシル基によって異なる炭素原子上で置換された、C3〜C4−アルキル、例えばプロピル又はブチルであり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル又はピラゾール−1−イルであるか、
Qは、1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、クロメン−6−イル、クロメン−7−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル又は2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C5〜C6−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジニル、モルホリノ、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、−C(O)OR4、−OC(O)R3、−OR4、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ、例えば2−メトキシエトキシ及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルコキシ、例えば2−(2−メトキシエトキシ)−エトキシからなる群から無関係に選択され、その際、
R3は、C1〜C4−アルキル、例えばメチルであり、
それぞれのR4は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素、塩素、臭素及びトリフルオロメチルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
Rcaは、メチルであり、
Rcbは、メチルであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rca)−フラン−3−イル、5−(Rca)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−3−(Rcb)−フラン−2−イル、2−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル、2−(Rca)−5−(Rcb)−フラン−3−イル、2−(Rcb)−5−(Rca)−フラン−3−イル、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチルであり、
Rcbは、メチルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rca)−チオフェン−3−イル、5−(Rca)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rac)−3−(Rcb)−チオフェン−2−イル、2−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−3−イル、2−(Rca)−5−(Rcb)−チオフェン−3−イル、2−(Rcb)−5−(Rca)−チオフェン−3−イル、5−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチルであり、
Rcbは、メチルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素である、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるか、
のいずれかであり、かつ
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されており、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されており、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジル、ピリミジニル、メチル置換されたピリジル、イミダゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、カルボキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ及び2−メトキシエトキシからなる群から無関係に選択され、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
更なるより特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルである、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシプロピルであるか、
のいずれかであり、かつ
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されており、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されており、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジル、ピリミジニル、メチル置換されたピリジル、イミダゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、1N−メチル−イミダゾリル、カルボキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ及び2−メトキシエトキシからなる群から無関係に選択され、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−3−イル又は、特に5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−3−イル又は、特に5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであり、
更なるより特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシルである、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシプロピルであるか、
のいずれかであり、かつ
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されており、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されており、かつフェニルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジニル、メトキシカルボニル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ及び2−メトキシエトキシからなる群から無関係に選択され、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、塩素、臭素及びフッ素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
更なるより特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの更なるより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルである、化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、メトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、(R2)−メチルであり、その際、
R2は、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシル又はメトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)メチルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Q、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジ−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(R2)−メチルであり、その際、
R2は、1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イル、2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イル、特にピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニル、例えばフラン−2−イル又はフラン−3−イル、特にフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニル、例えばチオフェン−2−イル又はチオフェン−3−イル、特にチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Q、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であり、
もう一つの特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフェニルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジ−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであり、
もう一つのより特定の下位実施態様においては、
Qは、シクロヘキシルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、シクロヘキシルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、シクロヘキシルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、シクロヘキシルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明による式Iの化合物の第一の実施態様的な詳細(詳細a)は、式Iで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、プロピル又はブチルである、化合物を含む。
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、カルボキシル、モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノカルボニル、カルバモイル、C1〜C4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜C4−アルキルカルボニル又はHarであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、カルボキシル、モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノカルボニル、カルバモイル又はC1〜C4−アルキルカルボニルアミノである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ又はカルボキシルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、C1〜C2−アルコキシ、C1〜C2−アルコキシ−エトキシ、(C1〜C2−アルコキシ−エトキシ)−エトキシ、ヒドロキシル、C1〜C2−アルコキシカルボニル、C1〜C2−アルキルカルボニルオキシ又はカルボキシルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、隣接するC1〜C4−アルキル基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、隣接するC1〜C4−アルキル基に環炭素原子を介して結合されている、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、モルホリノである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつピリジニルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、Harであり、その際、
Harは、R10によって一置換されていてよく、かつピリジニル、イミダゾリル(例えばイミダゾール−1−イル)又はピラゾリル(例えばピラゾール−1−イル)であり、その際、
R10は、C1〜C4−アルキルであり、例えば
Harは、ピリジニル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、1N−(メチル)−イミダゾリル又は1N−(メチル)−ピラゾリルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、Harであり、その際、
Harは、非置換であり、かつピリジニルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシル、メトキシカルボニル、メチルカルボニルオキシ又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ又はヒドロキシルである、化合物を含む。
R1は、R2によって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
R2は、2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであり、その際、
R2は、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、メトキシ、ヒドロキシル又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
R1は、プロピル又はブチルであり、
そのそれぞれは、ヒドロキシルによって異なる炭素原子上で二置換されており、
例えば2,3−ジヒドロキシ−プロピルである、化合物を含む。
R1は、(2−メトキシエトキシ)メチルである、化合物を含む。
R1は、メトキシメチルである、化合物を含む。
R1は、2−メトキシエチルである、化合物を含む。
R1は、ヒドロキシメチルである、化合物を含む。
R1は、2−ヒドロキシエチルである、化合物を含む。
R1は、ピリジルメチル、2−ピリジルエチル又は3−ピリジルプロピル、例えばピリジン−2−イル−メチル、ピリジン−3−イル−メチル、ピリジン−4−イル−メチル、2−(ピリジン−2−イル)−エチル、2−(ピリジン−3−イル)−エチル又は2−(ピリジン−4−イル)−エチルである、化合物を含む。
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジニルであるか、
Raaは、メトキシ、ヒドロキシル又は2−メトキシエトキシ、特にメトキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
のいずれかである、化合物を含む。
R1は、ピリジルメチル、例えばピリジン−2−イル−メチル、ピリジン−3−イル−メチル又はピリジン−4−イル−メチルである、化合物を含む。
R1は、2−ピリジルエチル、例えば2−(ピリジン−2−イル)−エチル、2−(ピリジン−3−イル)−エチル又は2−(ピリジン−4−イル)−エチルである、化合物を含む。
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであり、その際、
R2は、R201及び/又はR202で置換されたピリジルであり、その際、
R201は、メチルであり、
R202は、メチルである、化合物を含む。
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであり、その際、
R2は、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリルである、化合物を含む。
R1は、2−(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、例えば2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
R1は、2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エチル、2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エチル又は2−(2,4−ジメチルイミダゾール−1−イル)−エチルである、化合物を含む。
R1は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−メチル、(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−メチル又は(2,4−ジメチルイミダゾール−1−イル)−メチルである、化合物を含む。
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリル、例えば1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルである、化合物を含む。
R1は、(1−メチル−イミダゾール−2−イル)−メチル又は(1−メチル−イミダゾール−5−イル)−メチルである、化合物を含む。
R1は、イミダゾール−1−イル−メチルである、化合物を含む。
R1は、2−(イミダゾール−1−イル)−エチルである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
基−N(H)−C(O)−及びQは、シクロプロパン環によって定義される平面の反対側に配置されている、化合物を含む。別形bのより厳密な下位別形は、式Ib*で示される化合物を含み、別形bのもう一つのより厳密な下位別形は、式Ib**で示される化合物を含む。
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニルであり、その際、
Rbaは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbbは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbcは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有する、化合物を含む。
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル又はヒドロキシルであり、
Rbbは、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル又はヒドロキシルである、化合物を含む。
Qは、Rbaによって置換されていてよく、かつフェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、フッ素又は塩素、特にメチル、フッ素又は塩素である、化合物を含む。
Qは、フェニル、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3−メチルフェニル、3−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル及び4−フルオロフェニル、特に2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3−メチルフェニル及び3−フルオロフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつフェニルである、化合物を含む。
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、フッ素又は塩素である、化合物を含む。
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、フッ素又は塩素である、化合物を含む。
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、塩素、メチル又はエチルである、化合物を含む。
Qは、(Rbb)で置換された2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、塩素、メチル又はエチルであり、
Rbbは、フッ素、塩素又はメチルである、化合物を含む。
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、フッ素又は塩素、特にメチル、フッ素又は塩素である、化合物を含む。
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、フッ素又は塩素、特にメチル、フッ素又は塩素である、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつフェニルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつフェニルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつフェニルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつフェニルである、化合物を含む。
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであり、その際、
Harは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、
Rcaは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有し、
Rcbは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであり、その際、
Harは、フラニル、チオフェニル、イミダゾール−1−イル又はピラゾール−1−イルであり、
Rcaは、C1〜C4−アルキルであり、
Rcbは、C1〜C4−アルキルである、化合物を含む。
Qは、フラニル、チオフェニル又はジメチルフラニル、例えばフラン−2−イル、チオフェン−2−イル又は3,4−ジメチルフラン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、メチル−ピラゾール−1−イル、例えば5−メチル−ピラゾール−1−イルである、化合物を含む。
Qは、フラニル、例えばフラン−3−イル又は、特にフラン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、チオフェニル、例えばチオフェン−3−イル又は、特にチオフェン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、以下の式
Rcaは、メチル又は塩素である、化合物を含む。
Qは、以下の式
Rcaは、メチル又は塩素であり、かつ
Rcbは、任意の可能な環炭素原子に結合されており、かつメチルである、化合物を含む。
Qは、以下の式
Rcaは、メチル又は塩素である、化合物を含む。
Qは、以下の式
Rcaは、メチル又は塩素であり、かつ
Rcbは、任意の可能な環炭素原子に結合されており、かつメチルである、化合物を含む。
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素である、化合物を含む。
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素である、化合物を含む。
Qは、フラン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、チオフェン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであり、その際、
Harは、1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、
Rcaは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有し、
Rcbは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであり、その際、
Harは、ピリジニルであり、
Rcaは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有し、
Rcbは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジニルである、化合物を含む。
Qは、ピリジン−3−イルである、化合物を含む。
Qは、ピリジン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−3−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−3−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−3−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換のHarであり、その際、
Harは、ピリジン−3−イルである、化合物を含む。
Qは、Rdaによって置換されていてよく、かつHetであり、その際、
Hetは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する、3員ないし7員の単環式の完全飽和の複素環式の環、例えばアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、モルホリニル及びチオモルホリニルから選択されるいずれか1つでありその際、
前記のHet基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、
Rdaは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつHetであり、その際、
Hetは、テトラヒドロフラニル、例えばテトラヒドロフラン−2−イルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつC3〜C7−シクロアルキル、例えばシクロヘキシルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつシクロヘキシル又はシクロペンチルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつシクロヘキシルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつシクロヘキシルである、化合物を含む。
Qは、非置換であり、かつシクロヘキシルである、化合物を含む。
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルである、化合物を含む。
Qは、フェニル、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3−メチルフェニル、3−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、フラニル、チオフェニル又はジメチルフラニル、例えばフラン−2−イル、チオフェン−2−イル又は3,4−ジメチルフラン−2−イル、メチル−ピラゾール−1−イル、例えば5−メチル−ピラゾール−1−イル、ピリジニル、例えばピリジン−3−イル、テトラヒドロフラニル、例えばテトラヒドロフラン−2−イル及びシクロヘキシルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
Qは、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、3−クロロフェニル、3−メチルフェニル、3−フルオロフェニル、フラニル、チオフェニル、例えばフラン−2−イル又はチオフェン−2−イル及びピリジニル、例えばピリジン−2−イル又はピリジン−3−イルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
− フェニルボロン酸をキラル触媒を使用して不斉付加させて、α,β−不飽和エステルを得ること(例えばS.Sakuma,M.Sakai,R.Itooka,N.Miyaura著のJ.Org.Chem.2000,65,5951−5955を参照のこと)、
− キラル助剤を用いて不斉Michael付加させて、α,β−不飽和エステルを得ること(例えばJ.Ezquerra,L.Prieto,C.Avendano,J.L.Martos,E.dela Cuesta著のTetrahedron.Lett.1999,40,1575−1578を参照のこと)、
− α,β−不飽和エステル及び酸の不斉水素化(例えばT.Uemura,X.Zhang,K.Matsumura他著のJ.Org.Chem.1999,61,5510−5516;又はW.Tang,W.Wang,X.Zhang著のAngew.Chem.Int.Ed 2003,42(8)、943−946を参照のこと)又は
− α,β−不飽和エステルの不斉ヒドロシリル化(例えばB.Lipschutz,J.M.Servesko,B.R.Taft著:J.Am.Chem.Soc.2004,126(27),8352−8353を参照のこと)
で知られている。
− 金属(例えばCu、Rh、Ru、Co)のカルベンもしくはカルベノイド錯体のアルケンへの不斉付加(例えばOrganic Letters 2004 Vol.6,No.5,855−857を参照のこと)、
− ジアゾメタンもしくはそれらの誘導体と遷移金属(例えばCu)錯体とを用いた触媒的不斉シクロプロパン化(例えばTetrahedron Asymmetry 2003,14,867−872を参照のこと)、
− 不斉Simmons−Smithシクロプロパン化、又は
− イリデン類を用いた不斉マイケル反応に開始される閉環(MIRC)、例えばキラルのスルホニウムイリデンとアクリル酸誘導体との反応(例えばSynlett 2005,10,1621−1623)
がある。
a)R2がアシルオキシ、例えばアセトキシである化合物から、相応の遊離のヒドロキシル化合物を、アシル基の除去によって、例えば鹸化反応によって得ることができる;
b)Hetが環状アセタール又はケタール、例えば2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソランアセタールである化合物から、相応の遊離のジヒドロキシ化合物を、アセタール又はケタールの開裂によって、例えば脱アセタール化反応によって得ることができる;
c)R2がエステル基、例えばメトキシカルボニル基である化合物から、相応の遊離のカルボキシル化合物を、脱エステル化反応によって、例えば鹸化反応によって得ることができる。
最終化合物:
A. アミド結合形成のための一般的手順
a)それぞれの遊離アミンのトリフルオロ酢酸塩から出発して:
好適な酸(1.5ミリモル)をジクロロメタン(5ml)中に溶かした溶液に、カルボニルジイミダゾール(CDI、1.78ミリモル)を添加する。その反応溶液にバブラーを装着し、その混合物を、ガス発生が終わるまで撹拌する(約30分間)。次いで、遊離アミンの好適な出発トリフルオロ酢酸塩をジクロロメタン(10ml)中に入れた懸濁液とトリエチルアミン(0.2g、2ミリモル)の混合物をその反応混合物に添加する。室温で18〜24時間撹拌を継続して、その反応をTLCによってモニタリングする。
好適な出発塩基(1ミリモル)、好適な酸(1.5ミリモル)、エチルジメチルアミノプロピルカルボジイミド(EDCl、0.29g、1.5ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、0.25g、0.2ミリモル)及び無水ジクロロメタン(10ml)の混合物を、室温で18〜24時間撹拌する。その反応混合物をTLCによってモニタリングする。該反応混合物を、CDIで実施した反応でのように後処理する。
好適な出発トリフルオロ酢酸塩(1ミリモル)をジクロロメタン(10ml)中に入れた懸濁液に、トリエチルアミン(0.4g、4ミリモル)を添加する。形成した溶液を、好適な酸塩化物(1.2ミリモル)をジクロロメタン(10ml)中に溶かした溶液に撹拌しつつ0℃で滴加し、次いで撹拌を室温で24時間継続する。該混合物を蒸発させ、そして残留物をジクロロメタン中に溶解させる。前記の溶液を、水(15ml)によって2回、そして飽和塩化ナトリウム溶液(15ml)によって1回抽出する。精製は、手順a)及びb)に記載されるように実施する。
3.5当量の好適な酸を、ジクロロメタン中に溶解させ、そして2.5当量のCDIを添加する。ガス発生がおさまった後で、好適なアミノ構成単位のジクロロメタン中の溶液であって5当量のトリエチルアミンを含有する溶液を添加する。該反応混合物を、密封された管中で75℃で3時間マイクロ波の補助下で加熱する。精製は、手順a)及びb)に記載されるように実施する。
前記に記載されるのと同様の手順を用いるが、好適な出発材料(該材料は、公知であるか又は当業者に慣用の手順に従って、又は本願に記載されるようにして、又はそれらと同様にもしくは類似にして得ることができる)の選択によって、以下の化合物を製造することができる。
49. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド マロン酸塩(融点:250℃)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド L−酒石酸塩(融点:252℃)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド マレイン酸塩(融点:240℃)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド メシル酸塩(融点:165℃)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド シュウ酸塩(融点:236℃)
出発材料:
A1. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミド
A2. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロフェニル)−プロピオンアミド
A3. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチルフェニル)−プロピオンアミド
A4. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,3−ジメチル−フェニル)−プロピオンアミド
A5. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメチル−フェニル)−プロピオンアミド
A6. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−3−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A7. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A8. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)−プロピオンアミド
A9. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エチルフェニル)−プロピオンアミド
A10. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−クロロフェニル)−プロピオンアミド
A11. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メチルフェニル)−プロピオンアミド
A12. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−フルオロフェニル)−プロピオンアミド
A13. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エチルフェニル)−プロピオンアミド
A14. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−2−イル)−プロピオンアミド
A15. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−3−イル)−プロピオンアミド
A16. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−4−イル)−プロピオンアミド
A17. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(チオフェン−3−イル)−プロピオンアミド
A18. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−プロピオンアミド
A19. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(フラン−3−イル)−プロピオンアミド
A20. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(フラン−2−イル)−プロピオンアミド
200mgの3−シアノ−2−(3−フラン−2−イル−プロパノイルアミノ)−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステルを、7mlのジクロロメタンとTFAとの混合物中に溶解させ、そして室温で3時間撹拌する。溶剤を蒸発させることで、250mgの所望の生成物が、TFA塩として、後続工程のために十分な純度で得られる。
A21. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−ブチルアミド
A22. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロフェニル)−ブチルアミド
A23. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチルフェニル)−ブチルアミド
A24. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,3−ジメチル−フェニル)−ブチルアミド
A25. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメチル−フェニル)−ブチルアミド
A26. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−3−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A27. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−5−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A28. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−フルオロフェニル)−ブチルアミド
A29. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エチルフェニル)−ブチルアミド
A30. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−クロロフェニル)−ブチルアミド
A31. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メチルフェニル)−ブチルアミド
A32. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−フルオロフェニル)−ブチルアミド
A33. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エチルフェニル)−ブチルアミド
A34. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−2−イル)−ブチルアミド
A35. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−3−イル)−ブチルアミド
A36. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(ピリジン−4−イル)−ブチルアミド
A37. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(チオフェン−3−イル)−ブチルアミド
A38. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(チオフェン−2−イル)−ブチルアミド
A39. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(フラン−3−イル)−ブチルアミド
A40. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(フラン−2−イル)−ブチルアミド
A41. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
A42. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−シクロヘキシル−ブチルアミド
A43. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A44. (1RS,2RS)−2−(2−クロロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A45. (1RS,2RS)−2−(2−メチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A46. (1RS,2RS)−2−(2,3−ジメチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A47. (1RS,2RS)−2−(2,5−ジメチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A48. (1RS,2RS)−2−(2−クロロ−3−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A49. (1RS,2RS)−2−(2−クロロ−5−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A50. (1RS,2RS)−2−(2−フルオロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A51. (1RS,2RS)−2−(2−エチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A52. (1RS,2RS)−2−(3−クロロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A53. (1RS,2RS)−2−(3−メチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A54. (1RS,2RS)−2−(3−フルオロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A55. (1RS,2RS)−2−(3−エチルフェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A56. (1RS,2RS)−2−(ピリジン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A57. (1RS,2RS)−2−(ピリジン−3−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A58. (1RS,2RS)−2−(ピリジン−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A59. (1RS,2RS)−2−(チオフェン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A60. (1RS,2RS)−2−(チオフェン−3−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A61. (1RS,2RS)−2−(フラン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A62. (1RS,2RS)−2−(フラン−3−イル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A63. (1RS,2RS)−2−シクロヘキシル−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
B1. 3−シアノ−2−(3−フェニル−プロパノイルアミノ)−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル
B3. 3−シアノ−2−(3−フラン−2−イル−プロパノイルアミノ)−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル
7gの3−(2−フリル)プロピオン酸を、ジクロロメタン中に溶解させ、そして5.8gのカルボニルジイミダゾール(CDI)をゆっくりと添加する。ガス発生が完了した後に、4gの2−アミノ−3−シアノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル及び10mlのトリエチルアミノを添加し、そして該反応混合物をマイクロ波中で75℃で3.5時間にわたり加熱する。フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン)によって、標的化合物が、85%の収率で得られる。
一般的手順
A′. アミド結合形成のための更なる一般的手順
1.5当量の好適なカルボン酸を、少量のDMF中に溶解させ、そして1.3当量のCDIを添加する。ガス発生が無くなった後に(〜1時間)、1当量の好適なアミノ構成単位と5当量のトリエチルアミンとを添加し、そして該反応混合物を、室温で数時間にわたり撹拌する。後処理のために、以下の選択肢を用いる:
生成物が反応混合物から沈殿する場合には、それを濾別し、そしてエタノールから擦り出す。生成物が反応混合物から沈殿しないのであれば、反応混合物を濃縮させ、そしてクロマトグラフィー(分取逆相HPLC又はジクロロメタン/メタノール混合物を溶出剤として用いるフラッシュクロマトグラフィー)に供する。
Boc保護された化合物を、ジクロロメタン/トリフルオロ酢酸(TFA)(2/3)中に溶解させ、そして室温で数時間撹拌する。溶剤を蒸発させ、そして好適な溶剤(例えばエタノール)から再結晶させた後に、所望の生成物が、TFA塩として得られる。TFA塩は、当業者に自体慣用のように遊離塩基に転化させることができる。
500ミリモルの環状ケトン及び500ミリモルのマロンニトリルを、最少量のエタノール中に溶解させ、そして500ミリモルの元素の硫黄を添加する。500ミリモルのジエチルアミンを添加した後に、反応混合物を60〜70℃で数分間加熱し、そして次いで室温で数時間撹拌する。該反応混合物を氷水中に注ぎ、そして沈殿物を濾別する。沈殿物が形成しないか又は沈殿物が若干形成する場合には、水層を、ジクロロメタン又は別の好適な有機溶剤で数回抽出し、その合した有機層を、乾燥(例えばMgSO4)させ、そして真空中で濃縮する。粗生成物の精製は、フラッシュクロマトグラフィー及び/又は好適な溶剤(例えばエタノール)からの再結晶化によって行う。
アルデヒドから出発するプロピオン酸の合成:
10ミリモルの好適なアルデヒドを、1.1当量のトリエチルホスホノアセテートと一緒に、7mlのTHF中に溶解させる。0℃で、1当量のDBUを添加し、そして該反応混合物を室温で一晩撹拌する。次いで、該反応混合物を、水で希釈し、水性HClで酸性化させ、そしてジエチルエーテルで抽出する。有機層をMgSO4上で乾燥させ、そして溶剤を除去する。このアクリル酸エステルは、更なる精製を行わずに使用される。該粗製アクリル酸エステルを、20mlの1NのNaOH中に懸濁させ、そして一晩撹拌する。反応が完了した後に、該反応混合物を、1NのHClで酸性化させ、そしてジエチルエーテルで抽出する。有機層を、MgSO4上で乾燥させ、そして溶剤を蒸発させ、所望のアクリル酸がほぼ純粋な形で得られる。11ミリモルのアクリル酸を、20mlのMeOH中に溶解させ、1当量のNaHCO3及び200mgのPd/C(10%)を添加し、そして該反応混合物を、一晩室温でかつ常圧下で水素化させた。反応混合物をセライトを介して濾過し、そして溶剤を除去することで、所望の生成物が良好な収率で純粋形で得られる。ある生成物が十分に純粋に得られない場合に、それを、フラッシュクロマトグラフィーを介して精製してもよい。
1.9ミリモルの水素化ナトリウムを、5mlのトルエン中に懸濁させ、そして1.6ミリモルのトリエチルホスホノアセテートを0℃で添加する。0℃で30分間撹拌した後に、1.1ミリモルの好適なアセトフェノンを、1mlのトルエン中に溶解させ、該反応混合物に添加し、そして該反応混合物を一晩もしくは数日にわたり室温でか又は60℃に加熱して撹拌する。幾らかの水を添加した後に、反応混合物をトルエンで抽出し、そして合した有機層をMgSO4上で乾燥させる。粗製アクリル酸エステルがシス/トランス混合物として得られ、そしてそれは更なる精製をせずに使用される。該アクリル酸エステルを、EtOHと1NのNaOHとの混合物中に懸濁させ、そして一晩室温で撹拌する。1NのHClで酸性化した後に、アクリル酸が結晶化し、そして濾過によって得ることができる。結晶化が達成できない場合には、アクリル酸をフラッシュクロマトグラフィーを介して精製することができる。該アクリル酸を、MeOH中でPd/C(10%)及び1当量のNaHCO3を用いて常圧下に室温で水素化させる。セライトを介して濾過した後に、溶剤を除去し、そして所望のβ−メチルプロピオン酸を、必要であればフラッシュクロマトグラフィーを介して精製する。
113mgの水素化ナトリウム及び1.1gのトリメチルスルホキソニウムヨージドを、7mlのDMSO中で室温で1時間撹拌する。500mgのトランスケイ皮酸エチルエステルを、6mlのDMSO/THF(1:1)中で溶解させ、そして反応混合物に添加する。反応が完了した後に(3時間、TLC)、1NのHClを添加し、そして該反応混合物をジエチルエーテルで抽出する。合した有機層を、MgSO4上で乾燥させ、溶剤を除去し、そして粗生成物(393mg)は、更なる精製を行わずに使用される。純度が不十分である場合に、生成物を、フラッシュクロマトグラフィーによって精製することができる。該エステルの鹸化によって、相応のカルボン酸を得ることができ、それは前記の手順と同様にして得ることができる。更なる関連の出発化合物は、同様にして得ることができる。こうして、例えば2−(ピリジン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸、2−(ピリジン−3−イル)−シクロプロパンカルボン酸及び2−シクロヘキシル−シクロプロパンカルボン酸は、同様に得ることができる。
表題化合物は、相応のメチルエステル(これは、例えばSainsbury M.、Weerasinghe D.、Dolman D.著のJ.Chem.Soc.Perkin Trans.1,En,1982,587−590に記載されている)から、例えばNaOH又はLiOHを用いた標準的な鹸化によって得ることができる。
表題化合物は、相応のエチルエステル(これは、例えばSainsbury M.、Weerasinghe D.、Dolman D.著のJ.Chem.Soc.Perkin Trans.1,EN,1982,587−590に記載されている)から、例えばNaOH又はLiOHを用いた標準的な鹸化によって得ることができる。
(2−メチル−イミダゾール−1−イル)酢酸 メチルエステル:
この化合物は、US2005/154024号と同様にして製造される:
4mlのブロモ酢酸メチルエステルを、30mlのDMF中に溶解させ、そして5.2gの2−メチルイミダゾール及び11.2gの炭酸カリウムを添加する。該反応混合物を、室温で数時間撹拌し、次いで水性後処理に供する。溶剤を除去した後に、純粋な生成物が、フラッシュクロマトグラフィーによって47〜78%収率で得られる。
これらの化合物は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−酢酸メチルエステルと同様にして製造され、そして混合物して得ることができ、それは成分の分離をせずに使用される。
2−メチル−イミダゾールをDMF中に溶解させ、そして1当量のK2CO3及び1.3当量のアクリル酸エチルエステルを添加する。該反応混合物を室温で一晩撹拌した後に、その反応混合物を水に注ぎ、そしてジクロロメタンで数回抽出する。溶剤を除去し、フラッシュクロマトグラフィーすることで、所望のエチルエステルが80%より高い収率で得られる。
これらの化合物は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロピオン酸メチルエステルと同様にして製造され、そして混合物して得ることができ、それは成分の分離をせずに使用される。
塩基性窒素を有する最終化合物50mgを、1mlのアセトン中に懸濁させ、そして1.1当量の相応の酸を1mlのアセトン中に入れた懸濁液を添加する。該混合物を還流させ、そして0.5mlの水を添加することで、澄明な溶液が得られ、そこから塩は、冷却により通常沈殿する。この塩を回収し、そしてエタノールから再結晶化させる。塩が沈殿しないか又は少しの塩しか沈殿しない場合に、該混合物を蒸発乾涸させ、そして残留する固体をエタノールから再結晶化させる。
本発明による化合物は、産業上利用を可能にする有用な多岐に亘る薬理学的特性を有する。従って本発明による化合物は、ヒト医学及び獣医学における疾病の治療又は予防のための治療剤として使用できる。
5FU、アクチノマイシンD、アバレリックス、アブシキシマブ、アクラルビシン、アダパレン、アレムツズマブ、アルトレタミン、アミノグルテチミド、アミプリローズ、アムルビシン、アナステロゾール、アンシタビン、アルテミシニン、アザチオプリン、バシリキシマブ、ベンダムスチン、ベバシツマブ、ベキサール、ビカルタミド、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブロクスリジン、ブスルファン、キャンパス、カペシタビン、カルボプラチン、カルボクオン、カルムスチン、セトロレリックス、クロラムブシル、クロロメチン、シスプラチン、クラドリビン、クロミフェン、シクロホスファミド、ダカルバジン、ダクリズマブ、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、デシタビン、デスロレリン、デキシラゾキサン、ドセタキセル、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドロロキシフェン、ドロスタノロン、エデルフォシン、エフロルニチン、エミテフール、エピルビシン、エピチオスタノール、エプタプラチン、エルビツックス、エルロチニブ、エストラムスチン、エトポシド、エキセメスタン、ファドロゾール、フィナステリド、フロクスリジン、フルシトシン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルタミド、フォルメスタン、フォスカルネット、フォスフェストロール、フォテムスチン、フルベストラント、ゲフィチニブ、ジェナセンス、ゲムシタビン、グリベック、ゴセレリン、グスペリムス、ヘルセプチン、イダルビシン、イドクスリジン、イフォスファミド、イマチニブ、イムプロスルファン、インフリキシマブ、イリノテカン、イキサベピロン、ランレオチド、レトロゾール、ロイプロレリン、ロバプラチン、ロムスチン、ルプロリド、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキセート、メツレデパ、ミボプラチン、ミフェプリストン、ミルテフォシン、ミリモスチム、ミトグアゾン、ミトラクトール、ミトマイシン、ミトキサントロン、ミゾリビン、モテキサフィン、マイロターグ、ナルトグラスチム、ネバズマブ、ネダプラチン、ニルタミド、ニムスチン、オクトレオチド、オルメロキシフェン、オキサリプラチン、パクリタキセル、パリビズマブ、パツピロン、ペガスパルガーゼ、ペグフィルグラスチム、ペメトレキセド、ペンテトレオチド、ペントスタチン、ペルフォスファミド、ピポスルファン、ピラルビシン、プリカマイシン、プレドニムスチン、プロカルバジン、プロパゲルマニウム、塩化プロスピジウム、ラロキシフェン、ラルチトレキセド、ラニムスチン、ランピルナーゼ、ラスブリカーゼ、ラゾキサン、リツキシマブ、リファンピシン、リトロスルファン、ロムルチド、ルボキシスタウリン、サルグラモスチム、サトラプラチン、シロリムス、ソブゾキサン、ソラフェニブ、スピロムスチン、ストレプトゾシン、スニチニブ、タモキシフェン、タソネルミン、テガフール、テモポルフィン、テモゾロミド、テニポシド、テストラクトン、チオテパ、チマルファシン、チアミプリン、トポテカン、トレミフェン、トレイル、トラスツズマブ、トレオスルファン、トリアジクオン、トリメトレキセート、トリプトレリン、トロフォスファミド、ウレデパ、バルルビシン、バタラニブ、ベルテポルフィン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボロゾール及びゼバリンが挙げられる。
本願に記載の化合物の抗増殖活性/細胞毒性活性は、RKO(RKOp27)型ヒト結腸腺癌のサブクローン(Schmidt et al.,Oncogene 19,2423−2429;2000)において、Alamar社製のBlue cell viabilityアッセイ(O’Brien et al.Eur J Biochem 267,5421−5426,2000に記載される)を用いて試験できる。化合物を、ジメチルスルホキシド(DMSO)中に20mMの溶液として溶解させ、引き続き片対数段階で希釈する。DMSO希釈物を更に1:100で、10%の仔ウシ血清を含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中に希釈して、試験における最終濃度の2倍だけの最終濃度にする。RKOサブクローンを、96ウェル平底プレート中に、1ウェルあたり5000細胞の密度で、ウェルあたり50μlの容量で播種した。播種24時間後に、DMEM培地中の化合物希釈物それぞれ50μlを96ウェルプレートの各ウェルに添加する。各化合物希釈物を四重反復試験として試験する。未処理の対照細胞を含有するウェルを1%のDMSOを含有する50μlのDMEM培地で満たす。次いでこれらの細胞を物質と一緒に37℃で72時間、5%の二酸化炭素を含有する湿潤雰囲気中でインキュベートする。細胞の生存度を測定するために、10μlのアラマーブルー(バイオソース社)を添加し、そして544nmの吸光及び590nmの発光で蛍光を測定する。細胞生存度の計算のために、未処理の細胞からの蛍光値を100%の生存度に設定し、未処理の細胞の蛍光率を未処理の細胞の値について設定する。生存度は%値として表現する。
Claims (21)
- 式I
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、又はR2から無関係に選択される1〜4個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニル又はナフチルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであるか、
Qは、Rda及び/又はRdbによって置換されていてよく、かつHetであるか、
Qは、Rea及び/又はRebによって置換されていてよく、かつC3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつC3〜C7−シクロアルキル、フェニル、Har、Het、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−S(O)2R3、−S(O)2N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−N(R7)C(O)OR4、−N(R7)C(O)N(R5)R6、グアニジノ、−OC(O)R3、完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシ、−O[C(R8)R9]yN(R5)R6、−O[C(R8)R9]yC(O)N(R5)R6、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、−N(R5)R6及び−SR3からなる群から無関係に選択され、その際、
前記のC3〜C7−シクロアルキル、フェニル、Har及びHetのそれぞれは、R10から無関係に選択される1〜4個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素、C1〜C7−アルキル、C3〜C7−シクロアルキル、フェニル及びフェニル−C1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR7は、同一又は異なってよく、かつ水素、C1〜C7−アルキル及びC3〜C7−シクロアルキルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのR8及びR9は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、無関係にC1〜C4−アルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル、ヒドロキシル及びフェノキシからなる群から選択され、その際、
前記のフェニル基及びフェノキシ基のそれぞれは、非置換であるか又は4個までのハロゲン基と2個までのC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル基又はシアノ基とによって場合により置換されていてよく、
それぞれのyは、1、2、3又は4であり、
それぞれのRba、Rbb、Rbc、Rca、Rcb、Rda、Rdb、Rea及びRebは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル、ヒドロキシル及びフェノキシからなる群からそれぞれ無関係に選択され、その際、
前記のフェニル及びフェノキシのそれぞれは、非置換であるか又は4個までのハロゲン基と2個までのC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル基又はシアノ基とによって場合により置換されていてよく、
それぞれのHarは、同一又は異なっており、かつ無関係に、任意の完全に芳香族のもしくは部分的に芳香族の単環式もしくは縮合二環式の環もしくは環系であって、第一の構成成分と、場合により該第一の構成成分に縮合された第二の構成成分とから成る環もしくは環系であり、
第一の構成成分は、5員もしくは6員の単環式の不飽和の、芳香族ヘテロアリール環Aであり、該ヘテロアリール環Aは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有し、
第二の構成成分は、ベンゼン環、C5〜C6−シクロアルカン環、ここで前記に定義した追加のヘテロアリール環A又はここで以下に定義される複素環式の環Bであり、その際、前記のHar環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、
それぞれのHetは、同一又は異なっており、かつ無関係に、任意の完全飽和のもしくは部分不飽和の単環式もしくは縮合二環式の環もしくは環系であって、第一の構成成分と、場合により該第一の構成成分に縮合された第二の構成成分とから成る環もしくは環系であり、
第一の構成成分は、3員ないし7員の単環式の完全飽和のもしくは部分不飽和の、非芳香族の複素環式の環Bであり、該複素環式の環Bは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有し、かつ該複素環式の環Bは、1もしくは2個のオキソ基によって置換されていてよく、
第二の構成成分は、ベンゼン環、C3〜C7−シクロアルカン環又はここで前記に定義した追加の複素環式の環Bであり、その際、前記のHet環もしくは環系は、親分子基に置換可能な環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている]で示される化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩。 - 式Ia、Ib、Ic、Id及びId′
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル又は、R2から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されたC1〜C−アルキルであり、
Qは、Rba及び/又はRbb及び/又はRbcによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつHarであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつベンゾフラニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつHar、Het、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ及びフェニル−C1〜C4−アルコキシからなる群から無関係に選択され、その際、
前記のHar及びHetのそれぞれは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのR7は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群から選択され、
それぞれのRba、Rbb、Rbc、Rca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、C1〜C4−アルコキシカルボニル、カルボキシル及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのHarは、同一又は異なり、かつ無関係に、
窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基であり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されているか、
1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基であり、その際、前記のHar基は、親分子基に環炭素原子を介して結合されているか、
のいずれかであり、
Hetは、窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する、3員ないし7員の単環式の完全飽和の複素環式の環であり、その際、前記のHet基は、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている]のいずれか1つで示される、請求項1記載の化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩。 - 請求項2で示される式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれか1つで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、R2から選択される1個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキル又は2個のヒドロキシル基によって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル、ピロリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル又はイミダゾリルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつ1,3−ベンゾジオキソリル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、クロメニル又はクロマニルであるか、
Qは、ベンゼン環の炭素原子を介して親分子基に結合されており、かつベンゾフラニルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C3〜C7−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつHar、モルホリノ、4−メチル−ピペラジン−1−イル、−C(O)R3、−C(O)OR4、−C(O)N(R5)R6、−N(R7)C(O)R3、−OC(O)R3、−OR4、ヒドロキシ−C2〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、ピリジル−C1〜C4−アルコキシ、フェニル−C1〜C4−アルコキシ及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシからなる群から無関係に選択され、その際、
前記のHarは、R10から無関係に選択された1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
それぞれのR3、R4、R5及びR6は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
R7は、水素であり、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつイミダゾリル、ピラゾリル又はトリアゾリルであるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつピリジニル、ピラジニル又はピリミジニルであるか、
のいずれかであり、
R10は、C1〜C4−アルキルであり、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、シアノ及びヒドロキシルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつC1〜C4−アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル及びシアノからなる群からそれぞれ無関係に選択される、請求項1記載の化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、又はR2から選択される1個の置換基によって置換されたC1〜C4−アルキル、又は2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルによって置換されたC1〜C2−アルキル、又は2個のヒドロキシル基によって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されていてよく、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されていてよく、かつピリジニル、フラニル、チオフェニル又はピラゾール−1−イルであるか、
Qは、1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル、クロメン−6−イル、クロメン−7−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル又は2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イルであるか、
Qは、ベンゾフラン−5−イル又はベンゾフラン−6−イルであるか、
Qは、テトラヒドロフラニルであるか、
Qは、C5〜C6−シクロアルキルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれのR2は、同一又は異なってよく、かつピリジル、ピリミジニル、R201及び/又はR202で置換されたピリジル、R201及び/又はR202で置換されたピリミジニル、モルホリノ、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R201)置換されたイミダゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R201)置換されたピラゾール−1−イル、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾール−1−イル、R201で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、R201で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾール−1−イル、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾール−1−イル、R201で置換された1N−(H)−イミダゾリル、R201で置換された1N−(H)−ピラゾール−1−イル、−C(O)OR4、−OC(O)R3、−OR4、フェニル−C1〜C2−アルコキシ、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルコキシからなる群から無関係に選択され、その際、
R3は、C1〜C4−アルキルであり、
それぞれのR4は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R201は、C1〜C4−アルキルであり、
R202は、C1〜C4−アルキルであり、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素、塩素、臭素及びトリフルオロメチルからなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素、塩素及びトリフルオロメチルからなる群からそれぞれ無関係に選択される、請求項1記載の化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(R2)−メチル、2−(R2)−エチル又は3−(R2)−プロピルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシプロピルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、Rba及び/又はRbbによって置換されており、かつフェニルであるか、
Qは、Rca及び/又はRcbによって置換されており、かつピリジニル、フラニル又はチオフェニルであるか、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルであるか、
のいずれかであり、その際、
それぞれR2は、同一又は異なってよく、かつピリジル、ピリミジニル、メチル置換されたピリジル、イミダゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、1N−メチル−イミダゾリル、カルボキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ及び2−メトキシエトキシからなる群から無関係に選択され、
それぞれのRba及びRbbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル、フッ素及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択され、
それぞれのRca及びRcbは、同一又は異なってよく、かつメチル、エチル及び塩素からなる群からそれぞれ無関係に選択される、請求項1記載の化合物(但し、(6−アセチル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミドを除く)並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、(R2)−メチルであり、その際、
R2は、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシル又はメトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつピリジニルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、シクロヘキシル又はシクロペンチルである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(R2)−メチルであり、その際、
R2は、1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イル、2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチルイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、シクロヘキシルである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ヒドロキシルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつフェニルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、シクロヘキシルであるか、
のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、メトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつピリジニルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラニルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、エチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、5−(Rca)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
Qは、5−(Rca)−4−(Rcb)−フラン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であり、
Rcbは、メチルであるか、
Qは、5−(Rca)−チオフェン−2−イルであり、その際、
Rcaは、メチル又は塩素であるか、
のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。 - 請求項2に示される式Ia及びIcのいずれか1つで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(R2)−メチル又は2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、ピリジルであるか、
R1は、2−(R2)−エチルであり、その際、
R2は、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、非置換であり、かつピリジン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつピリジン−3−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつフラン−2−イルであるか、
Qは、非置換であり、かつチオフェン−2−イルであるか、
Qは、2−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であるか、
Qは、3−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メチル、塩素又はフッ素であるか、
のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。 - 式Iで示され、以下の
1. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
2. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
3. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
4. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
5. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
6. 4−[3−シアノ−2−(3−フェニル−プロパノイルアミノ)−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−4−オキソ−酪酸 メチルエステル
7. 酢酸 2−[3−シアノ−2−(3−フェニル−プロパノイルアミノ)−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−2−オキソ−エチルエステル
8. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
9. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
10. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
11. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
12. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
13. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
14. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
15. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
16. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
17. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
18. N−[3−シアノ−6−(3−モルホリン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
19. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
20. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
21. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−ベンゾイミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
22. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
23. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
24. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
25. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
26. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
27. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−ブチルアミド
28. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミド
29. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
30. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
31. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
32. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
33. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
34. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
35. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
36. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
37. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
38. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
39. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
40. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
41. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
42. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
43. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
44. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
45. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
46. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−ブチルアミド
47. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フェニル−プロピオンアミド
48. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−プロピオンアミド
49. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
50. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フェニル−ブチルアミド
51. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
52. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
53. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
54. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
55. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
56. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
57. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
58. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
59. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
60. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
61. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド
62. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
63. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
64. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
65. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
66. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
67. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
68. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド
69. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−ピリジン−3−イル−プロピオンアミド
70. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−ピリジン−3−イル−プロピオンアミド
71. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−ピリジン−2−イル−プロピオンアミド
72. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−ピリジン−2−イル−プロピオンアミド
73. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
74. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
75. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
76. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
77. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
78. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
79. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
80. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
81. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 {3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−アミド
82. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド、及び
83. (1RS,2RS)−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
から選択される、請求項1記載の化合物又はそれらの塩。 - 請求項1から11までのいずれか1項記載の化合物のエナンチオマー並びにこれらのエナンチオマーの塩。
- 疾病の治療で使用するための、請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物。
- 請求項1から12までのいずれか1項記載の1種以上の化合物と一緒に慣用の医薬品賦形剤、希釈剤及び/又は担体を含有する医薬組成物。
- 請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物を、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌の治療用の医薬組成物を製造するにあたり用いる使用。
- 哺乳動物における、(過剰)増殖性の疾病及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌を治療、予防又は改善するための方法において、請求項1から12までのいずれか1項記載の1種以上の化合物の治療学的に有効な量を、それを必要とする前記の哺乳動物に投与することを含む方法。
- 請求項1から12までのいずれか1項記載の少なくとも1種の化合物である第一の有効成分と、化学療法剤的抗癌剤及び標的特異的抗癌剤からなる群から選択される少なくとも1種の抗癌剤である第二の有効成分とを有する組合せ物であって、療法、例えば良性新形成又は悪性新形成の療法、例えば癌の療法において、別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして使用するための組合せ物。
- 患者において、過剰増殖性の疾病及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌を治療、予防又は改善するための方法において、それを必要とする前記患者に、請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物である第一の有効化合物の量と、少なくとも1種の第二の有効化合物の量とを、別々に、同時に、併用して、連続的又は時間的にずらして投与することを含み、その際、前記第二の有効化合物が、化学療法的抗癌剤及び標的特異的抗癌剤からなる群から選択される抗癌剤であり、第一の有効化合物の量と第二の有効化合物の量が、治療効果をもたらす方法。
- 請求項17又は18記載の組合せ物又は方法であって、前記化学療法的抗癌剤が、(i)シクロホスファミド、イフォスファミド、チオテパ、メルファラン及びクロロエチルニトロソウレアを含むアルキル化剤/カルバミル化剤;(ii)シスプラチン、オキサリプラチン及びカルボプラチンを含む白金誘導体;(iii)ビンカアルカロイド類を含む有糸分裂阻害剤/チューブリン阻害剤、例えばビンクリスチン、ビンブラスチン又はビノレルビン、タキサン類、例えばパクリタキセル、ドセタキセル及び類似体並びにその製剤及びコンジュゲート、及びエポチロン類、例えばエポチロンB、アザエポチロン又はZK−EPO;(iv)アントラサイクリン類を含むトポイソメラーゼインヒビター、例えばドキソルビシン、エピポドフィロトキシン類、例えばエトポシド及びカンプトテシン及びカンプトテシン類似体、例えばイリノテカン又はテポテカン;(v)5−フルオロウラシル、カペシタビン、アラビノシルシトシン/シタラビン及びゲムシタビンを含むピリミジンアンタゴニスト;(vi)6−メルカプトプリン、6−チオグアニン及びフルダラビンを含むプリンアンタゴニスト;及び(vii)メトトレキセート及びペメトレキセドを含む葉酸アンタゴニストから選択される組合せ物又は方法。
- 請求項17、18又は19に記載の組合せ物又は方法であって、前記の標的特異的抗癌剤が、(i)イマチニブ、ZD−1839/ゲフィチニブ、BAY43−9006/ソラフェニブ、SU11248/スニチニブ及びOSI−774/エルロチニブを含むキナーゼインヒビター;(ii)PS−341/ボルテゾニブを含むプロテアソームインヒビター;(iii)SAHA、PXD101、MS275、MGCD0103、デプシペプチド/FK228、NVP−LBH589、NVP−LAQ−824、バルプロン酸(VPA)及び酪酸塩を含むヒストンデアセチラーゼインヒビター;(iv)17−アリルアミノゲルダナマイシン(17−AAG)を含むヒートショックタンパク質90インヒビター;(v)コンブレタスタチンA4リン酸又はAVE8062/AC7700を含む血管標的剤(VAT)及びVEGF抗体を含む抗脈管形成剤、例えばベバシズマブ及びKDRチロシンキナーゼインヒビター、例えばPTK787/ZK222584(バタラニブ);(vi)トラスツズマブ、リツキシマブ、アレムツツマブ、トシツマブ、セツキシマブ及びベバシツマブ並びに突然変異体及びモノクローナル抗体のコンジュゲート、例えばゲムツツマブ オゾガマイシン又はイブリツモマブ チウキセタン及び抗体フラグメントを含むモノクローナル抗体;(vii)G−3139/オブリメルセンを含むオリゴヌクレオチド系治療薬;(viii)プロムン(登録商標)を含むToll様レセプター/TLR9アゴニスト、イミキモッド(アルダラ(登録商標))又はイサトリビン及びその類似体のようなTLR7アゴニスト、又はレシキモッドのようなTLR7/8アゴニスト並びにTLR7/8アゴニストとしての免疫刺激性RNA;(ix)プロテアーゼインヒビター;(x)抗エストロゲン類を含むホルモン療法剤、例えばタモキシフェン又はラロキシフェン、抗アンドロゲン類、例えばフルタミド又はカソデックス、LHRH類似体、例えばロイプロリド、ゴセレリン又はトリプトレリン及びアロマターゼインヒビター;ブレオマイシン、オールトランスレチノイン酸(ATRA)を含むレチノイド類;2−デオキシシチジン誘導体デシタビン及び5−アザシチジンを含むDNAメチルトランスフェラーゼインヒビター;アラノシン;インターロイキン−2を含むサイトカイン;インターフェロンα2及びインターフェロン−γを含むインターフェロン;及びTRAILを含むデス受容体アゴニスト、DR4/5アゴニスト抗体、FasLアゴニスト及びTNF−Rアゴニストから選択される組合せ物又は方法。
- 請求項15から18までのいずれか1項に記載の使用、方法又は組合せ物であって、前記の癌が、胸部、膀胱、骨、脳、中枢神経系及び末梢神経系、結腸、内分泌腺、食道、子宮内膜、生殖細胞、頭部及び頚部、腎臓、肝臓、肺、喉頭及び下咽頭の癌、中皮腫、肉腫、卵巣、膵臓、前立腺、直腸、腎臓、小腸、軟部組織、精巣、胃、皮膚、尿管、膣及び肛門の癌;遺伝性癌、網膜芽腫及びウィルムス腫瘍;白血病、リンパ腫、非ホジキン病、慢性及び急性の骨髄性白血病、急性のリンパ芽球性白血病、ホジキン病、多発性骨髄腫及びT細胞リンパ腫;骨髄異形成症候群、形質細胞新形成、経産婦腫瘍性症状、未知の原発部位の癌並びにAIDS関連悪性疾患からなる群から選択される使用、方法又は組合せ物。
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