JP2008542243A - 新規のテトラヒドロピリドチオフェン - Google Patents

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Abstract

一定の式(I)で示され、その式中、Ra及びRbが明細書中に示される意味を有する化合物は、抗増殖活性及びアポトーシス誘導活性を有する新規の効果的な化合物である。

Description

本発明は、医薬組成物の製造のための医薬品工業で使用できるテトラヒドロピリドチオフェン誘導体に関する。
更に本発明は、前記のテトラヒドロピリドチオフェン誘導体が細胞周期依存性の抗増殖活性及びアポトーシス誘導活性を示すという知見による当該技術分野になした寄与に関連するものである。
また本発明は、これらの化合物を、過剰増殖性疾患、特にヒトの癌の治療のために用いる使用に関する。
公知の背景技術
癌化学療法は、アルキル化剤であるシクロホスファミド(エンドキサン(登録商標))、腫瘍に選択的に活性化されたオキサザホスホリンプロドラッグで確立された。シクロホスファミドのようなアルキル化剤の標的はDNAであり、そして増殖の制御が不能でありかつ高い分裂指数を有する癌細胞を選択的に死滅させるという概念は非常に好結果をもたらすことが判明した。標準的な癌化学療法薬は、基本的な細胞プロセスと分子とを標的とすることによってプログラムされた細胞死("アポトーシス")の誘導により癌細胞を死滅させる。これらの基本的な細胞プロセスと分子には、RNA/DNA(アルキル化剤及びカルバミル化剤、プラチン類似体及びトポイソメラーゼインヒビター)、物質代謝(これらの種類の薬剤はアンチメタボライトと呼ばれ、例は葉酸、プリンとピリミジンのアンタゴニストである)並びに必須成分としてαβ−チューブリンヘテロダイマーを有する有糸分裂紡錘体装置(これらの薬剤は、安定化及び脱安定化をするチューブリンインヒビターに分類され、例はタキソール/パクリタキセル(登録商標)、ドセタキセル/タキソテレ(登録商標)及びビンカアルカロイドである)が含まれる。アポトーシス促進性の抗癌剤のサブグループは、選択的に有糸分裂段階の細胞を標的とする。一般に、これらの剤は、非分裂細胞、つまり細胞分裂周期のG0期、G1期又はG2期で停止した細胞においてはアポトーシスを誘導しない。それに対して、有糸分裂段階(細胞分裂周期のM期)にある分裂細胞は、前記のサブグループの剤によるアポトーシスの誘導によって効果的に死滅する。従って、前記の抗癌剤のサブグループ又はクラスは、細胞周期特異的又は細胞周期依存性として説明されている。知名度が高い例としてタキソール(パクリタキセル(登録商標))が挙げられるチューブリンインヒビターは、前記の細胞周期特異的なアポトーシス誘導性の抗癌剤のクラスに属する。
国際出願WO2004/024065号は、とりわけ糖尿病の治療用のグルカゴンアンタゴニストとして、テトラヒドロピリドチオフェン誘導体を記載している。
ドイツ国文献DE4039734号は、とりわけ殺草剤の成分として、N−アルキル化されたテトラヒドロピリドチオフェン誘導体を記載している。
ドイツ国文献DD272078号は、とりわけ抗アナフィラキシー特性と抗ヒスタミン特性を有するN−アルキル化されたテトラヒドロピリドチオフェン誘導体を記載している。
国際出願WO2005/033102号は、ATP利用酵素阻害活性を示すチオフェンを基礎とする化合物を記載している。
国際出願WO2004/092156号は、グルカゴン受容体アンタゴニストとしての置換された3−シアノチオフェンアセトアミドを記載している。
国際出願WO9946267号は、タンパク質チロシンホスファターゼのモジュレーターとしての2−アミノチオフェン誘導体を記載している。
国際出願WO2005/060711号は、サーチュインによって媒介される疾病、例えばSirT1に媒介される脱アセチル化を、置換チオフェン化合物を用いて治療する方法を記載している。
国際出願WO2005/033102号は、植物における植物病原性の疾病に、2−アミノチオフェン誘導体を用いて打ち勝つ方法を記載している。
国際出願WO2004/069149号は、エフェクター細胞接着分子とグリコサミノグリカンとの間の相互作用を阻害できるとされ、従って細胞接着及び細胞遊走に関連する疾病の治療に有用であるアミノスルホニル置換されたチエノピリジン誘導体を記載している。
国際出願WO2005/118071号、WO2005/118592号及びWO2005/120642号は、癌の治療に使用するための、抗増殖活性及び/又はアポトーシス誘導活性を有するテトラヒドロピリドチオフェンを記載している。
発明の開示
ここで、以下に非常に詳細に記載されるテトラヒドロピリドチオフェン誘導体が、先行技術の化合物とは予期せぬ独創的な構造の変更点で異なり、かつ意想外かつ特に有利な特性を有することが判明した。このように例えば、本発明による化合物は、強力であり、かつ細胞性の(過剰)増殖の非常に効果的なインヒビター及び/又は癌細胞におけるアポトーシスの細胞周期特異的なインデューサーである。従って、予期せぬことに、これらの化合物は、アポトーシス、特に癌におけるアポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖疾病及び/又は疾患を治療するのに有用となりうる。細胞周期特異的な作用様式を有することによって、これらの誘導体は、DNA複製のような基本的な細胞プロセスを標的とするか又はDNAのような基本的な細胞分子と干渉する標準的な化学療法薬と比較してより高い治療指数を有することが望ましい。
こうして例えば、本発明による化合物は、標的癌療法において有用であることが期待される。
従って、本発明は、第一の態様(態様a)においては、式I
Figure 2008542243
[式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル又はRabとRacとによって異なる炭素原子上で置換されたC2〜C4−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、RbaとRbbとRbcとによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、C3〜C7−シクロアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8、完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシ及び−OR9からなる群から選択され、その際、
前記のHarは、場合により、R10から無関係に選択された1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R9は、C1〜C4−アルキル、C3〜C7−シクロアルキル、C3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
Harは、親分子基に環炭素原子又は環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する、9員もしくは10員の縮合二環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
のいずれかであり、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシから選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋を形成するか、又は
Rab及びRacは、互いに二結合離れた炭素原子に結合されて、一緒になって、フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、C3〜C7−シクロアルコキシ、C3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C1〜C4−アルコキシ、C3〜C6−アルキニルオキシ、ニトロ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択されるか、又は
Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、C1〜C2−アルキレンジオキシ架橋又は完全にもしくは部分的にフッ素で置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋を形成する]で示される化合物並びにそれらの塩に関する。
1〜C4−アルキルは、直鎖状又は分枝鎖状の1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である。例は、ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、イソプロピル基、特にエチル基及びメチル基である。
2〜C4−アルキルは、直鎖状又は分枝鎖状の2〜4個の炭素原子を有するアルキル基である。挙げられる例は、ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イソプロピル基及び、有利にはプロピル基及びエチル基である。
1〜C6−アルキレンは、直鎖状又は分枝鎖状の1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基である。これに関して挙げられる例は、メチレン基(−CH2−)、エチレン基(−CH2−CH2−)、トリメチレン基(−CH2−CH2−CH2−)、テトラメチレン基(−CH2−CH2−CH2−CH2−)、1,2−ジメチルエチレン基[−CH(CH3)−CH(CH3)−]、1,1−ジメチルエチレン基[−C(CH3)−CH2−]、2,2−ジメチルエチレン基[−CH2−C(CH32−]、イソプロピリデン基[−C(CH32−]、1−メチルエチレン基[−CH(CH3)−CH2−]、2−メチルエチレン基[−CH2−CH(CH3)−]、ペンタメチレン基(−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2−)及びヘキサメチレン基(−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2−)であり、それらのうち、C1〜C4−アルキレン基、特にエチレン基、2,2−ジメチルエチレン基、1−メチルエチレン基及び2−メチルエチレン基がより挙げるに値する。より特に挙げるに値するのは、エチレン基及び2−メチルエチレン基[−CH2−CH(CH3)−]である。Tが、前記のC1〜C6−アルキレン基の1つである場合に、前記基は、部分Qにその右末端で結合されると解されるべきである。
3〜C7−シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルを表し、そのうちシクロプロピル及びシクロペンチルが強調されるべきである。
3〜C7−シクロアルキレンは、3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキレン基、例えばシクロプロピレン、シクロブチレン、シクロペンチレン、シクロヘキシレン及びシクロヘプチレンを表し、それらのうちで、シクロプロピレンがより挙げるに値し、その際、1,2−シクロプロピレン基が強調されるべきである。
フェニル−C1〜C4−アルキルは、フェニル基により置換されている前記のC1〜C4−アルキル基の1つを表す。挙げられる例は、フェネチル基及びベンジル基である。
ピリジル−C1〜C4−アルキルは、ピリジル基により置換されている前記のC1〜C4−アルキル基の1つを表す。挙げられる例は、2−ピリジルエチル基及びピリジルメチル基である。
ピリジルは、例えばピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル及びピリジン−4−イルである。
本発明の意味上の範囲内ではハロゲンは、ヨウ素又は、特に臭素、塩素及びフッ素である。
1〜C4−アルコキシは、酸素原子の他に直鎖状又は分枝鎖状の1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を有する基を表す。挙げられる例は、ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基及び、有利にはエトキシ基及びメトキシ基である。
2〜C4−アルコキシは、酸素原子の他に、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基を有する基を表す。挙げられる例は、ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソプロポキシ基及び、有利にはプロポキシ基及びエトキシ基である。
1〜C2−アルキレンジオキシは、例えばメチレンジオキシ[−O−CH2−O−]基及びエチレンジオキシ[−O−CH2−CH2−O−]基を表す。
完全にもしくは部分的にフッ素で置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋としては、例えばジフルオロメチレンジオキシ[−O−CF2−O−]基又はテトラフルオロエチレンジオキシ[−O−CF2−CF2−O−]基が挙げられる。
フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋は、例えばメチレンジオキシ[−O−CH2−O−]基、エチレンジオキシ[−O−CH2−CH2−O−]基、ジメチルメチレンジオキシ[−O−C(CH32−O−]基又はジフルオロメチレンジオキシ[−O−CF2−O−]基を指す。
フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいメチレンジオキシ架橋は、例えばメチレンジオキシ[−O−CH2−O−]基、ジメチルメチレンジオキシ[−O−C(CH32−O−]基又はジフルオロメチレンジオキシ[−O−CF2−O−]基を指す。
3〜C6−アルキニルオキシは、酸素原子の他に、3〜6個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキニル基を有する基を表す。例は、2−ペンチニルオキシ基、2−ブチニルオキシ基、3−ブチニルオキシ基及び、特に2−プロピニルオキシ(プロパルギルオキシ)基である。
3〜C7−シクロアルコキシは、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ及びシクロヘプチルオキシを表し、そのうちシクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ及びシクロペンチルオキシが強調されるべきである。
シアノ−C1〜C4−アルコキシは、1個のシアノ基によって置換されたC1〜C4−アルコキシ基を表す。挙げられる例は、シアノメトキシ基及び2−シアノエトキシ基である。
完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC1〜C4−アルコキシとしては、例えば2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ基、ペルフルオロエトキシ基、1,2,2−トリフルオロエトキシ基、特に1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、トリフルオロメトキシ基及び、有利にはジフルオロメトキシ基が挙げられる。この関連での"大部分が"とは、C1〜C4−アルコキシ基中の水素原子の半分より多くがフッ素原子により置換されていることを意味する。
1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシは、前記のC1〜C4−アルコキシ基の1つによって置換されているC2〜C4−アルコキシ基を表す。挙げられる例は、メトキシエトキシ基、エトキシエトキシ基及びイソプロポキシエトキシ基、特に2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基及び2−イソプロポキシエトキシ基である。
3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシは、前記のC3〜C7−シクロアルキル基の1つによって置換されている前記のC1〜C4−アルコキシ基の1つを表す。挙げられる例は、C3〜C7−シクロアルキルメトキシ基、例えばシクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ又はシクロヘプチルメトキシであり、そのうちシクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ又はシクロペンチルメトキシが特に挙げられる。
フェニル−C1〜C4−アルコキシは、フェニル基により置換されている前記のC1〜C4−アルコキシ基の1つを表す。挙げられる例は、フェネトキシ基及びベンジルオキシ基である。
1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキルは、前記のC1〜C4−アルコキシ基の1つによって置換されているC2〜C4−アルキル基を表す。挙げられる例は、メトキシエチル、エトキシエチル及びイソプロポキシエチル基、特に2−メトキシエチル、2−エトキシエチル及び2−イソプロポキシエチル基である。
(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルは、前記のC1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ基の1つによって置換されたC2〜C4−アルキル基を表す。挙げられる例は、2−(2−メトキシエトキシ)−エチル基及び2−(2−エトキシエトキシ)−エチル基である。
ヒドロキシ−C2〜C4−アルキルは、C2〜C4−アルキル基であって、それがヒドロキシル基によって置換されている基を表す。挙げられる例は、2−ヒドロキシエチル基及び3−ヒドロキシプロピル基である。
3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルキルは、前記のC3〜C7−シクロアルキル基の1つによって置換されている前記のC1〜C4−アルキル基の1つを表す。挙げることができる例は、シクロヘキシルエチル基及び、特にC3〜C7−シクロアルキルメチル基、例えばシクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基又はシクロヘプチルメチル基、特にシクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基及びシクロペンチルメチル基である。
1〜C4−アルコキシカルボニルは、カルボニル基の他に前記のC1〜C4−アルコキシ基の1つを有する基を表す。挙げられる例は、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基及びt−ブトキシカルボニル基である。
窒素原子の他に、モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノ基は前記のC1〜C4−アルキル基の1つ又は2つを含有する。ジ−C1〜C4−アルキルアミノが有利であり、かつ本願では特にジメチルアミノ、ジエチルアミノ又はジイソプロピルアミノである。
モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノカルボニル基はカルボニル基の他に、前記のモノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノ基の1つを含有する。挙げられる例は、N−メチルアミノカルボニル基、N,N−ジメチルアミノカルボニル基、N−エチルアミノカルボニル基、N−プロピルアミノカルボニル基、N,N−ジエチルアミノカルボニル基及びN−イソプロピルアミノカルボニル基である。
1〜C4−アルキルカルボニルアミノは、例えばプロピオニルアミノ(C37C(O)NH−)及びアセチルアミノ基(CH3C(O)NH−)である。
1〜C4−アルキルカルボニルオキシは、カルボニルオキシ基であって、前記C1〜C4−アルキル基の1つが結合されている基である。一例は、アセトキシ基(CH3C(O)−O−)である。
(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシは、前記のC1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ基の1つによって置換されたC2〜C4−アルコキシ基を表す。挙げられる例は、2−(2−メトキシエトキシ)−エトキシ基及び2−(2−エトキシエトキシ)−エトキシ基である。
1〜C4−アルキルカルボニルは、カルボニル基であって、そこに前記のC1〜C4−アルキル基の1つが結合されている基である。一例は、アセチル基(CH3C(O)−)である。
第一の一実施態様においては、Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環である。この第一の実施態様によるHarの例は、これらに制限されないが、フラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル又はオキサジアゾリルを含んでよい。
この第一の実施態様によるHarについてのより詳細な例は、イミダゾリルを含む。この第一の実施態様によるHarについての更により詳細な例は、イミダゾール−1−イルを含む。この実施態様によるHarについての更なるより詳細な例は、イミダゾール−4−イル及び、特にイミダゾール−5−イル及びイミダゾール−2−イルを含む。
第二の一実施態様においては、Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環である。この第二の実施態様によるHarについての例は、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル又はピリダジニルを含んでよい。
この第二の実施態様によるHarについてのより詳細な例は、ピリジニルを含む。
この第二の実施態様によるHarについての更により詳細な例は、ピリジン−2−イルを含む。
この第二の実施態様によるHarについてのもう一つの更により詳細な例は、ピリジン−3−イルを含む。
この第二の実施態様によるHarについてのもう一つの更により詳細な例は、ピリジン−4−イルを含む。
第三の一実施態様においては、Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する、9員もしくは10員の縮合二環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環である。この第三の実施態様によるHarについての例は、これらに制限されないが、前記の第一及び第二の実施態様によるHar基のベンゾ縮合された誘導体、例えばキナゾリニル、キノキサリニル、シンノリニル、キノリニル、イソキノリニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、フタラジニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾキサゾリル、ベンゾチアゾリル又はベンゾイミダゾリル並びにナフチリジニル又はインドリジニルを含んでよい。
モノ−もしくはジ−(R101)で置換されたイミダゾール−1−イル又はピラゾール−1−イルは、イミダゾール−1−イル基又はピラゾール−1−イル基のそれぞれであって、R101から無関係に選択された1もしくは2個の基によって置換されている基、例えばモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イル又はピラゾールのそれぞれ、例えば2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は5−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル、特に2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルを表す。
R101及び/又はR102で置換されたピリジル又はピリミジニルのそれぞれは、例えばメトキシで置換されたピリジル又はピリミジニルのそれぞれ、例えば4−メトキシ−ピリジン−2−イル又は4−メトキシ−ピリジン−3−イル又は3−メトキシ−ピリジン−2−イル;又はメチルで置換されたピリジル又はピリミジニルのそれぞれ、例えば4−メチル−ピリジン−2−イル又は4−メチル−ピリジン−3−イル;又はメトキシ及びメチルで置換されたピリジル又はピリミジニルのそれぞれを含んでよい。
1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル又は1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリルのそれぞれは、イミダゾリル又はピラゾリルのそれぞれであって、C1〜C4−アルキルによって窒素原子上で1位において置換されているもの、例えば1N−メチル−イミダゾリル又は1N−エチル−イミダゾリル、例えば1−メチル−イミダゾール−2−イル、1−メチル−イミダゾール−5−イル又は1−エチル−イミダゾール−2−イル、特に1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルを指す。R101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリルのそれぞれは、例えばメチル又はエチルで置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル又は1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリルのそれぞれ、例えばメチルで置換された1N−メチル−イミダゾリル、例えば1,4−ジメチル−イミダゾール−2−イル又は1,5−ジメチルイミダゾール−2−イルを含んでよい。
1N−(H)−イミダゾリル又は1N−(H)−ピラゾリルのそれぞれは、イミダゾリル又はピラゾリルのそれぞれであって、水素によって窒素原子上で1位において置換されているもの、例えば1H−イミダゾール−2−イル又は1H−イミダゾール−5−イルを指す。R101で置換された1N−(H)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(H)−ピラゾリルのそれぞれは、例えばメチル又はエチルで置換された1N−(H)−イミダゾリル又は1N−(H)−ピラゾリルのそれぞれ、例えばメチルで置換された1N−(H)−イミダゾリル、例えば4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル又は5−メチル−1H−イミダゾール−2−イルを含んでよい。
基Harが、第四級化可能なイミノ型の環窒素原子(−N=)を有する場合に、前記のHar基は、前記の第四級化可能なイミノ型の環窒素原子を介して親分子基に結合されていないと解されるべきである。
表現(Rba)−フェニルは、フェニル基がRbaによって置換されており、それがフェニル環の任意の位置に結合されていることを意味する;表現2−(Rba)−フェニルは、フェニル基がRbaによって置換されており、それがフェニル基の2位(すなわち、フェニル環が親分子基に結合される結合位置に対してオルト位)で結合されていることを意味する;表現Rbbで置換された2−(Rba)−フェニルは、フェニル基がRbbとRbaの両者によって置換されており、その際、置換基Rbaがフェニル基に2位で結合され、かつ置換基Rbbがフェニル環に任意の他の位置で結合されていることを意味する;かつ表現2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルは、フェニル基がRbaとRbbの両者によって置換されており、その際、置換基Rbaがフェニル基に2位で結合されており、かつ置換基Rbbがフェニル環に5位で結合されていることを意味する;かつ表現Rbb及びRbcで置換された2−(Rba)−フェニルは、フェニル基がRbaとRbbとRbaによって置換されており、その際、置換基Rbaがフェニル基に2位で結合され、かつ置換基RbbとRbcがフェニル環に任意の他の位置で結合されていることを意味する;この関連において、置換基が環基(例えばフェニル基)に結合される位置を省略形で示している本願に挙げられる他の類似の表現は、前記の表現について例としてかつ代表として特記したのと同様にして必要な変更を加えて理解されるべきである。
用語(Raa)−メチルは、Raaによって置換されたメチルを表す。用語2−(Raa)−エチルは、Raaによって2位で置換されたエチルを表す。用語3−(Raa)−プロピルは、Raaによって3位で置換されたプロピルを表す。
一般に、特に記載がない限り、Har基は、それらの全ての可能な異性形、特にそれらの位置異性体を含む。このように、例えば用語ピリジニル又はピリジルは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル及びピリジン−4−イルを含むし、又は用語チオフェニルは、チオフェン−2−イル及びチオフェン−3−イルを含む。
本願に記載のように置換されていてよい成分は、特に記載がない限り任意の可能な位置で置換されていてよい。
特に述べられない限りは、フェニル基は、その置換基又は親分子基によって任意の可能な位置で置換されてよい。
本願に挙げられる複素環基は、単独で又は他の基の部分として、所定の置換基又は親分子基によって、特に示されない限りは、任意の可能な位置で、例えば任意の置換可能な環炭素原子又は環窒素原子で置換されていてよい。
特に挙げられない限りは、第4級化可能なイミノ型の環窒素原子(−N=)を有する環は、有利には、これらのイミノ型の環窒素原子上で前記の置換基又は親分子基によって第4級化されていなくてよい。
特に示されない限りは、本願に挙げられる原子価が満たされていない複素環の任意のヘテロ原子は、水素原子を有することで原子価が満たされると見なす。
任意の置換基が任意の成分中に1回以上存在する場合には、各定義は無関係である。
本発明による式Iの化合物についての適当な塩(置換基に依存して)は全ての酸付加塩又は塩基との全ての塩である。薬学で慣用に使用される薬理学的に認容性の無機及び有機の酸及び塩基のそれが特に挙げられる。これらの好適なものは、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、酢酸、クエン酸、D−グルコン酸、安息香酸、2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、酪酸、スルホサリチル酸、マレイン酸、ラウリン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、酒石酸、エンボン酸、ステアリン酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸又は3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸のような酸との、一方では、水不溶性の酸付加塩、特に水溶性の酸付加塩であり、その際、前記の酸は塩調製において(一塩基酸又は多塩基酸のどちらが考慮されるかに依存して、そしてどの塩が望ましいかに依存して)等モル量比又はそれとは異なる比で使用される。
他方で、置換によっては塩基との塩も適当である。塩基との塩の例としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、チタン、アンモニウム、メグルミン又はグアニジニウムの塩であり、その際、この場合にも塩基は塩調製において等モル量比又はそれとは異なる比で使用される。
本発明による化合物の工業的規模での製造の間に、例えばプロセス生成物として得ることができる薬理学的に非認容性の塩は当業者に公知の方法によって薬理学的に認容性の塩に変換される。
専門知識によれば、本発明による式Iの化合物並びにそれらの塩は、例えば結晶形で単離された場合に、種々の量の溶剤を含有してよい。従って本発明の範囲内では、本発明による式Iの化合物の全ての溶媒和物及び、特に全ての水和物、及びまた本発明による式Iの化合物の塩の全ての溶媒和物及び、特に全ての水和物が包含される。
本発明の一実施態様においては、式Iの化合物の塩は、塩酸塩、マロン酸塩、酒石酸塩(例えばD−(−)−酒石酸塩もしくはL−(+)−酒石酸塩)、マレイン酸塩及びメタンスルホン酸塩からなる群から選択される式Iの化合物の塩を含む。
本発明の文脈では、過剰増殖及び類似の用語は、異常型/調節不全型の細胞増殖、つまり癌のような疾病の顕著な特徴を説明するために使用される。この過剰増殖は、各々の細胞における単細胞性又は多細胞性の/分子性の変化によってもたらされ、かつ生物全体に関しては、良性又は悪性の性質であってよい。細胞増殖の阻害及び類似の用語は、化合物の能力であってその化合物と接触した細胞の増殖を、その化合物と接触していない細胞と比較して遅延及び/又は死滅させる能力を示すために本願において使用される。この細胞増殖の最も好ましい阻害は100%であり、これはつまり全ての細胞の増殖が停止し、かつ/又は細胞がプログラムされた細胞死を受けることを意味する。幾つかの有利な実施態様では、接触される細胞は、新生細胞である。新生細胞は、異常型の細胞増殖及び/又は様々な組織もしくは器官に転移する能力を有する細胞として定義される。良性の新形成は、細胞の増殖であって、それが進行性で転移性の腫瘍をインビボで形成できないこととして説明される。それに対して、悪性の新形成は、細胞が種々異なる細胞性及び生化学的な異常性を有し、例えば腫瘍転移を形成しうることとして説明される。悪性の新生細胞の後天的な機能的な異常性("癌の顕著な特徴"としても定義される)は、複製能力("過剰増殖")、増殖シグナル、抗増殖シグナルに対する感受性における自足、アポトーシスからの回避、持続的な血管形成及び組織侵襲及び転移である。
アポトーシスの誘導及び類似の用語は、接触した細胞においてプログラムされた細胞死が引き起こされる化合物を特定するのに本願において使用される。アポトーシスは、接触した細胞内での複雑な生化学的事象、例えばシステイン特異的プロテイナーゼ("カスパーゼ")の活性化及びクロマチンの断片化によって定義される。該化合物と接触した細胞におけるアポトーシスの誘導は、必ずしも細胞増殖の阻害と結びつかない。有利には、細胞増殖の阻害及び/又はアポトーシスの誘導は、異常型の細胞増殖(過剰増殖)を伴う細胞に特異的である。このように、異常型の細胞増殖を伴う細胞と比較すると、正常な増殖細胞又は停止細胞は、化合物の増殖阻害活性又はアポトーシス誘導活性に対して感受性が低いか又は更には非感受性である。最後に、細胞毒性とは、種々の機構、例えば細胞周期に依存して又は細胞周期に依存せずに、アポトーシス/プログラムされた細胞死の誘導によって細胞を死滅させる化合物を同定するために、より一般的な範囲で使用される。
細胞周期特異的及び類似の用語は、細胞周期の特定の段階を能動的に通過する連続的に増殖する細胞においてのみアポトーシスを誘導するが、停止した非分裂細胞には誘導しない化合物を同定するために本願において使用される。連続的に増殖する細胞は、癌のような疾病に典型的であり、かつ全ての細胞分裂周期の段階、つまりG("間期")1、S("DNA合成")、G2及びM("有糸分裂")にある細胞によって特徴付けられる。
本発明の態様aによるより挙げるに値する化合物は、冒頭で定義した式I又は、特に以下に示される式Ia、Ib、Ic、Id又はId′で示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル又は、Rab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC2〜C4−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって場合により置換されていてよく、その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであるか、
のいずれかであり、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、C3〜C5−シクロアルコキシ、C3〜C5−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C2〜C4−アルコキシ、C3〜C5−アルキニルオキシ、ニトロ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択されるか、又は
Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する、化合物並びにそれらの塩を含む。
もう一つの実施態様においては、本発明の態様aによるより挙げるに値する化合物は、冒頭で定義した式I又は、特に以下に示される式Ia、Ib、Ic又はIdで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル又は、Rab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC2〜C4−アルキルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって場合により置換されていてよく、その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであるか、
のいずれかであり、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、C3〜C5−シクロアルコキシ、C3〜C5−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C2〜C4−アルコキシ、C3〜C5−アルキニルオキシ、ニトロ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択されるか、又は
Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによる特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Ia、Ib、Ic、Id又はId′で示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、又はRaaによって置換されたC1〜C4−アルキル、又はRab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって場合により置換されていてよく、その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C2〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつイミダゾリル、ピラゾリル又はトリアゾリルであるか、
Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつピリジニル、ピラジニル又はピリミジニルであるか、
のいずれかであり、
それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素及びハロゲンからなる群から選択されるか、又は
Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する、化合物並びにそれらの塩を含む。
もう一つの実施態様においては、本発明の態様aによる特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Ia、Ib、Ic又はIdで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル、又はRab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアゾール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モルホリノ、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリル、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素及びハロゲンからなる群から選択されるか、又は
Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aの一実施態様においては、本発明の態様aによるより特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、ピリジル、ピリミジニル、R101及び/又はR102で置換されたピリジル又はR101及び/又はR102で置換されたピリミジニルであるか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリル、R101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリルであるか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、R101で置換された1N−(H)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(H)−ピラゾリルであるか、
R1は、Rab及びRacによって異なる炭素原子上で置換された、C3〜C4−アルキル、例えばプロピル又はブチルであり、その際、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであり、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成するか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、−C(O)OR3であるか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、モルホリノ、−OC(O)R8又は−OR9であるか、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R101)で置換されたイミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−(R101)で置換されたピラゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
R3は、水素及びC1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルからなる群から選択され、
R8は、C1〜C4−アルキル、例えばメチルであり、
R9は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチル、フェニル−C1〜C2−アルキル、例えばベンジル、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルキル、例えば2−メトキシエチル及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルキル、例えば2−(2−メトキシエトキシ)−エチルからなる群から選択され、
R101は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルであり、
R102は、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ、又はC1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルであり、
Rbaは、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、メチル、エチル、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、特に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル、エチル、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
特定の一下位実施態様においては、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、殊に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
より特定の一下位実施態様においては、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素及びメチルからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、とりわけ
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aのもう一つの実施態様(実施態様a2)においては、本発明の態様aによるより特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Iaで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、又はピリジル−C1〜C4−アルキル、例えばピリジルメチル、2−ピリジルエチル又は3−ピリジルプロピルであるか、又はRaaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであるか、又はRab及びRacによって異なる炭素原子上で置換された、C3〜C4−アルキル、例えばプロピル又はブチルであり、かつ
Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、モルホリノ、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、−C(O)OR3、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
R3は、水素及びC1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルからなる群から選択され、
R8は、C1〜C4−アルキル、例えばメチルであり、
R9は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチル、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルキル、例えば2−メトキシエチル及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルキル、例えば2−(2−メトキシエトキシ)−エチルからなる群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであるか、又は
Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、メチル、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、
特定の一下位実施態様においては、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、特に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
より特定の一下位実施態様においては、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、水素及びメチルからなる群から選択され、
Rbcは、水素であり、殊に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aのもう一つの実施態様(実施態様a3)においては、本発明の態様aによるより特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Iaで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ヒドロキシル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、メトキシ、エトキシ、2−メトキシエトキシ又はメチルカルボニルオキシであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシプロピルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbは、メトキシ又はメチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、塩素又はフッ素であるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、塩素又はフッ素であるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aのより詳細な実施態様(実施態様a1′i)においては、本発明の態様aによる更により特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、ピリジル、ピリミジニル、メチルで置換されたピリジル又はメトキシで置換されたピリジルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、カルボキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、特に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
更に、態様aのより詳細な実施態様(実施態様a1′ii)においては、本発明の態様aによる更により特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、ピリジル、ピリミジニル、メチルで置換されたピリジル又はメトキシで置換されたピリジルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、特に
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aのもう一つのより詳細な実施態様(実施態様a2′)においては、本発明の態様aによる更により特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Iaで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、ピリジニル、メトキシカルボニル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ又は2−メトキシエトキシであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、4−(Rba)−フェニル、Rbbで置換された2−(Rba)−フェニル、Rbbで置換された3−(Rba)−フェニル又はRbbで置換された4−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メトキシであり、特に、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メトキシであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
態様aのもう一つのより詳細な実施態様(実施態様a3′)においては、本発明の態様aによる更により特に挙げるに値する化合物は、以下に示される式Iaで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル、メトキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
R1は、2,3−ジヒドロキシプロピルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルであるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−エトキシフェニルであるか
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによる強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、メトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
一下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであり、
更により特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
更に、本発明の態様aによる強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジルであるか、
R1は、(Raa)−メチルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル又はメトキシであるか、
R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択され、
一下位実施態様においては、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
更なるより特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによるより強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジルであるか、
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
更に、本発明の態様aによるより強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(Raa)−メチルであり、その際、
Raaは、1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イル、2−メチル−イミダゾール−1−イル又は4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
Rbbは、メチルであり、
一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかであり、
より特定の一下位実施態様においては、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによる更により強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによる特に強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
のいずれかであり、かつその際、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明の態様aによるより特に強調されるべき化合物は、以下に示される式Ia、Ib又はIcで示され、それらの式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであり、かつその際、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物並びにそれらの塩を含む。
本発明による式Iの化合物において、以下の詳細/下位詳細及び/又は別形/下位別形に挙げられる重要度は、個々に又はそれらの単独のもしくは任意の組合せで考慮される:
本発明による式Iの化合物の第一の実施態様的な詳細(詳細a)は、式Iで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、プロピル又はブチルである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第一の実施態様的な詳細(詳細b)は、式Iで示され、その式中、
Raは、−C(O)R1であり、その際、
R1は、Raaによって一置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の一下位詳細(詳細b1)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、カルボキシル、モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノカルボニル、カルバモイル、C1〜C4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜C4−アルキルカルボニル又はHarであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義される意味の1つを有する、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる一下位詳細(詳細b2)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ、カルボキシル、モノ−もしくはジ−C1〜C4−アルキルアミノカルボニル、カルバモイル又はC1〜C4−アルキルカルボニルアミノである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる一下位詳細(詳細b3)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルコキシ、ヒドロキシル、C1〜C4−アルコキシカルボニル、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ又はカルボキシルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる一下位詳細(詳細b4)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、C1〜C2−アルコキシ、C1〜C2−アルコキシ−エトキシ、(C1〜C2−アルコキシ−エトキシ)−エトキシ、ヒドロキシル、C1〜C2−アルコキシカルボニル、C1〜C2−アルキルカルボニルオキシ又はカルボキシルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b5)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式のヘテロアリール基、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル及びオキサジアゾリルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、隣接するC1〜C4−アルキル基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されている、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b6)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式のヘテロアリール基、例えばピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニルから選択されるいずれか1つであり、その際、
前記のHar基は、隣接するC1〜C4−アルキル基に環炭素原子を介して結合されている、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b7)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、モルホリノである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b8)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、Harであり、その際、
Harは、前記の化合物中に定義されるR10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、かつピリジニルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b9)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、Harであり、その際、
Harは、R10によって一置換されていてよく、かつピリジニル、イミダゾリル(例えばイミダゾール−1−イル)又はピラゾリル(例えばピラゾール−1−イル)であり、その際、
R10は、C1〜C4−アルキルであり、例えば
Harは、ピリジニル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、1N−(メチル)−イミダゾリル又は1N−(メチル)−ピラゾリルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b10)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、Harであり、その際、
Harは、非置換であり、かつピリジニルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b11)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシル、メトキシカルボニル、メチルカルボニルオキシ又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b12)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ又はヒドロキシルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物のもう一つの下位詳細(詳細b12′)は、式Iで示され、その式中、
R1は、Raaによって置換された、C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル又はプロピルであり、その際、
Raaは、2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b13)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b14)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、メトキシ、ヒドロキシル又は2−メトキシエトキシである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b15)は、式Iで示され、その式中、
R1は、プロピル又はブチルであり、
そのそれぞれは、ヒドロキシルによって異なる炭素原子上で二置換されており、
例えば2,3−ジヒドロキシ−プロピルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b16)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(2−メトキシエトキシ)メチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b17)は、式Iで示され、その式中、
R1は、メトキシメチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b18)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−メトキシエチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b19)は、式Iで示され、その式中、
R1は、ヒドロキシメチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b20)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−ヒドロキシエチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b21)は、式Iで示され、その式中、
R1は、ピリジルメチル、2−ピリジルエチル又は3−ピリジルプロピル、例えばピリジン−2−イル−メチル、ピリジン−3−イル−メチル、ピリジン−4−イル−メチル、2−(ピリジン−2−イル)−エチル、2−(ピリジン−3−イル)−エチル又は2−(ピリジン−4−イル)−エチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b22)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ピリジニルであるか、
Raaは、メトキシ、ヒドロキシル又は2−メトキシエトキシ、特にメトキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
のいずれかである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b23)は、式Iで示され、その式中、
R1は、ピリジルメチル、例えばピリジン−2−イル−メチル、ピリジン−3−イル−メチル又はピリジン−4−イル−メチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b24)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−ピリジルエチル、例えば2−(ピリジン−2−イル)−エチル、2−(ピリジン−3−イル)−エチル又は2−(ピリジン−4−イル)−エチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b25)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、R101及び/又はR102で置換されたピリジルであり、その際、
R101は、メチルであり、
R102は、メトキシ又はメチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b26)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、イミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b27)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b28)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b29)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、モノ−もしくはジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、例えば2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b30)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エチル、2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エチル又は2−(2,4−ジメチルイミダゾール−1−イル)−エチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b31)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−メチル、(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−メチル又は(2,4−ジメチルイミダゾール−1−イル)−メチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b32)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、1N−メチル−イミダゾリル、例えば1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b33)は、式Iで示され、その式中、
R1は、(1−メチル−イミダゾール−2−イル)−メチル又は(1−メチル−イミダゾール−5−イル)−メチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b34)は、式Iで示され、その式中、
R1は、イミダゾール−1−イル−メチルである、化合物を含む。
本発明の詳細bによる化合物の更なる下位詳細(詳細b35)は、式Iで示され、その式中、
R1は、2−(イミダゾール−1−イル)−エチルである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第三の実施態様的な詳細(詳細c)は、式Iaで示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第四の実施態様的な詳細(詳細d)は、式Ic*で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第五の実施態様的な詳細(詳細e)は、式Ic**で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第六の実施態様的な詳細(詳細f)は、式Ib*で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第七の実施態様的な詳細(詳細g)は、式Ib**で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第一の実施態様的な別形(別形a)は、式Iで示され、式Ia
Figure 2008542243
からなる化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第二の実施態様的な別形(別形b)は、式Iで示され、式Ib
Figure 2008542243
からなる化合物を含む。
別形bの関連で、別形bの1つの下位別形は、式Ibで示され、その式中、
基−N(H)−C(O)−及びQは、シクロプロパン環によって定義される平面の反対側に配置されている、化合物を含む。別形bのより厳密な下位別形は、式Ib*で示される化合物を含み、別形bのもう一つのより厳密な下位別形は、式Ib**で示される化合物を含む。
Figure 2008542243
例えば式Ib*の化合物において、Qが、前記の意味の1つを有する場合に、カーン・インゴールド・プレログ則による立体配置は、前記の式Ib*中に示される2′位においてRであり、かつ3′位においてRである。
例えば式Ib**の化合物において、Qが、前記の意味の1つを有する場合に、カーン・インゴールド・プレログ則による立体配置は、前記の式Ib**中に示される2′位においてSであり、かつ3′位においてSである。
本発明による式Iの化合物の第三の実施態様的な別形(別形c)は、式Iで示され、式Ic
Figure 2008542243
からなる化合物を含む。
別形cの関連で、別形cの1つの下位別形は、式Ic*の化合物を含み、別形cのもう一つの下位別形は、式Ic**の化合物を含む。
Figure 2008542243
例えば式Ic*の化合物において、Qが、前記の意味の1つを有する場合に、カーン・インゴールド・プレログ則による立体配置は、前記の式Ic*中に配置される3′位においてRである。
例えば式Ic**の化合物において、Qが、前記の意味の1つを有する場合に、カーン・インゴールド・プレログ則による立体配置は、前記の式Ic**中に配置される3′位においてSである。
本発明による式Iの化合物の第四の実施態様的な別形(別形d)は、式Iで示され、式Id又はId′
からなる化合物を含む。
Figure 2008542243
一実施態様においては、本発明の意味では、別形aないしdのなかで、別形a及びcが強調されるべきである。
もう一つの実施態様においては、本発明の意味では、別形aないしdのなかで、別形bが強調されるべきである。
本発明による式Iの化合物の第五の実施態様的な別形(別形e)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれか1つで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbbは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の下位別形(別形e1)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシであり、
Rbbは、水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4−アルコキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e2)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、水素であり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e3)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、水素であり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e4)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、水素であり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e5)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばC1〜C2−アルコキシであり、
Rbbは、C1〜C4−アルコキシ、例えばC1〜C2−アルコキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e6)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メトキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e7)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メトキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e8)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、エトキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e9)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、エトキシであり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e10)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシ、例えばジフルオロメトキシ又はトリフルオロメトキシであり、
Rbbは、水素であり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e11)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−エトキシフェニル、4−エトキシフェニル、2−ジフルオロメトキシ−フェニル、3−ジフルオロメトキシ−フェニル、4−ジフルオロメトキシ−フェニル、ジメトキシフェニル、例えば3,5−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジメトキシフェニル又は2,3−ジメトキシフェニル及びジエトキシフェニル、例えば2,3−ジエトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e12)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−エトキシフェニル、4−エトキシフェニル及びジメトキシフェニル、例えば2,5−ジメトキシフェニル及び2,3−ジメトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e13)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−エトキシフェニル及び4−エトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e14)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル及び3−エトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e15)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2,6−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル及び2,3−ジメトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形eによる化合物の更なる下位別形(別形e16)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2,5−ジメトキシフェニル及び2,3−ジメトキシフェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第六の実施態様的な別形(別形f)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbbは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有し、
Rbcは、前記の化合物中に定義された意味の1つを有する、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の下位別形(別形f1)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbbは、水素であり、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f2)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbbは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f3)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbcは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の下位別形(別形f4)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシであり、
Rbbは、水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4−アルコキシであり、
Rbcは、水素又はハロゲンである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f5)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシであり、
Rccは、ハロゲンである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f6)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、水素であり、
Rccは、ハロゲンである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f7)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、C1〜C4−アルキル、例えばメチル又はエチルであり、
Rccは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f8)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルであり、
Rccは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f9)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rba及びRbb及びRbcで置換されたフェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、メチルであり、
Rccは、水素である、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f10)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f11)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチル又はメトキシである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f12)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f13)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rbbで置換された2−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f14)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rbbで置換された3−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f15)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、Rbbで置換された4−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f16)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f17)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、3−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f18)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、4−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f19)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f20)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f21)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f22)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f23)は、式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f24)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f25)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、エトキシであり、
Rbbは、メトキシ又はメチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f26)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f27)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f28)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f29)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−3−メチル−フェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル、2−メトキシ−6−メチル−フェニル、2−エトキシ−3−メチル−フェニル、2−エトキシ−5−メチル−フェニル、2−エトキシ−6−メチル−フェニル、2−メチル−3−メトキシ−フェニル、2−メチル−5−メトキシ−フェニル、2−メチル−3−エトキシ−フェニル及び2−メチル−5−エトキシ−フェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f30)は、式Ia、Ib及びIcのいずかで示され、その式中、
Qは、2−エトキシ−3−メチル−フェニル、2−エトキシ−5−メチル−フェニル及び2−エトキシ−6−メチル−フェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f31)は、式Ia、Ib及びIcのいずかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−3−メチル−フェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル及び2−メトキシ−6−メチル−フェニルからなる群から選択されるいずれか1つである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f32)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f33)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−エトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f34)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f35)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f36)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、3−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f37)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、3−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f38)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f39)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、2−エトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f40)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、2−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f41)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f42)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、3−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f43)は、式Iaで示され、その式中、
Qは、3−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f44)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f45)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、2−エトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f46)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、2−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f47)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f48)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、3−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f49)は、式Ibで示され、その式中、
Qは、3−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f50)は、式Icで示され、その式中、
Qは、2−メトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f51)は、式Icで示され、その式中、
Qは、2−エトキシ−5−メチル−フェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f52)は、式Icで示され、その式中、
Qは、2−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f53)は、式Icで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f54)は、式Icで示され、その式中、
Qは、3−メトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f55)は、式Icで示され、その式中、
Qは、3−エトキシフェニルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f56)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであるか、
のいずれかであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
Rbbは、メチルであるか、
のいずれかである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f57)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、3−エトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであるか、
のいずれかであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明の別形fによる化合物の更なる下位別形(別形f58)は、式Ia、Ib及びIcのいずれかで示され、その式中、
Qは、2−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−エトキシフェニルであるか、
Qは、3−メトキシフェニルであるか、
Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであるか、
のいずれかであり、その際、
Rbaは、メトキシであり、
Rbbは、メチルである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第七の実施態様的な詳細(詳細g)は、式Iaで示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第八の実施態様的な詳細(詳細h)は、式Ic*で示され、その式中、
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第九の実施態様的な詳細(詳細i)は、式Ic**で示され、その式中、
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十の実施態様的な詳細(詳細j)は、式Ib*で示され、その式中、
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十一の実施態様的な詳細(詳細k)は、式Ib**で示され、その式中、
Qは、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十二の実施態様的な詳細(詳細l)は、式Iaで示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十三の実施態様的な詳細(詳細m)は、式Ic**で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十四の実施態様的な詳細(詳細n)は、式Ic**で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十五の実施態様的な詳細(詳細o)は、式Ib*で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明による式Iの化合物の第十六の実施態様的な詳細(詳細p)は、式Ib**で示され、その式中、
R1は、以下に示される第1表に示される意味のいずれか1つである、化合物を含む。
本発明は、前に定義した詳細、別形、下位詳細及び下位別形の任意の又は全ての可能な組み合わせ及び部分集合をも含むと解されるべきである。
式Iの化合物がキラル化合物(例えば1つ以上のキラル中心を有することによって)である場合に、本発明は、全ての考えられる立体異性体、例えばジアステレオマー及びエナンチオマー、実質的に純粋な形並びに任意の混合比で、例えばラセミ体並びにそれらの塩を指す。
従って、式Ic*の立体異性体及び式Ic**の立体異性体及びそれらの塩は、本発明の一部である。同様に、式Ib*の立体異性体及び式Ib**の立体異性体及びそれらの塩は、本発明の一部である。
一般に、本発明のエナンチオマー的に純粋な化合物は、当該技術分野で公知の方法に従って、例えば不斉合成を介して、例えば公知法(例えばクロマトグラフィー分割もしくは好適な溶剤からの(分別)結晶化)によって、もしくはキラルシントン又はキラル試薬を使用することによって分割できる好適なジアステレオ異性体化合物/中間体の製造と分割とによる不斉合成を介して;キラル分割カラム上でのクロマトグラフィー分割によって;ラセミ化合物と光学活性の酸もしくは塩基との塩形成、引き続いての塩の分割、そしてその塩からの所望の化合物の遊離によって;キラル補助試薬による誘導体化、引き続いてのジアステレオマー分割、そしてキラル補助基の除去によって;ジアステレオマー包接化合物(例えば複合体又は包接体)を介した分割によって;ラセミ体の速度論的光学分割(例えば酵素分割)によって;好適な条件下での左右晶の凝集塊からのエナンチオ選択的(優勢的)結晶化(もしくは異相混入による結晶化)によって;又は好適な溶剤からの、例えばキラル助剤の存在下での(分別)結晶化によって製造することができる。
本発明による化合物の例としては、これらに制限されないが、以下の実施例に挙げられる式Iの化合物、エナンチオマー(例えば該化合物が式Icで示される場合に、特定の一実施態様においては、式Ic*を有するエナンチオマーと、もう一つの特定の実施態様においては、式Ic**を有するエナンチオマーであり、又は該化合物が式Ibで示される場合に、特定の一実施態様においては、式Ib*を有するエナンチオマーと、もう一つの特定の実施態様においては、式Ib**を有するエナンチオマーである)並びにこれらの化合物及びエナンチオマーの塩から選択されるいずれかの化合物が含まれうる。
本発明による関心が持たれる化合物の例としては、式Iaで示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにそれらの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Icで示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにエナンチオマー及びこれらの化合物及びエナンチオマーの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Ic*で示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにそれらの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Ic**で示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにそれらの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Ibで示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにエナンチオマー及びこれらの化合物及びエナンチオマーの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Ib*で示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにそれらの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
本発明による関心が持たれる化合物の他の例としては、式Ib**で示され、その式中、Raが−C(O)R1である以下の化合物のいずれか又は全て並びにそれらの塩は、以下に示されるR1及びQについての置換基の意味によってより挙げるに値する。
第1表:
Figure 2008542243
Figure 2008542243
前記の第1表の内容において、一実施態様は、前記の第1表中に示される置換基の意味1.)〜35.)のいずれかを指す;もう一つの実施態様は、前記の第1表中に示される置換基の意味36.)〜50.)のいずれかを指す。
前記の第1表中に示される置換基の意味1.)〜50.)のうちで、置換基の意味1.)〜21.)、29.)〜44.)及び48.)〜50.)が強調されるべきである。前記の第1表中に示される置換基の意味1.)〜50.)のうちで、置換基の意味2.)〜7.)、9.)〜14.)、16.)〜21.)及び30.)〜35.)が特に強調されるべきである。
本発明による式Iの化合物は、以下に記載されるようにして、又は以下の反応式に示されるようにして、又はWO2004/024066号又は特にWO2004/024065号(その開示は本願に開示されたものとする)に開示されるようにして、又はそれらと同様にもしくは類似に、当業者に公知の製造法もしくは合成戦略に従って製造することができる。従って、本発明による式Iの化合物は、以下の実施例に例として特記されたように、又はそれと同様にもしくは類似に得ることができる。このように、以下の反応式に示されるように、式IIIで示され、その式中、Raは、前記の意味を有する化合物を、硫黄及び好適な塩基、例えばアミン(例えばジエチルアミン又はモルホリン)の存在下にマロンニトリルと縮合させて、当業者に公知のようにして(例えばGewald反応に従って)又は以下の実施例に記載されるようにして、式IIの相応の化合物を得ることができる。
式IIIの化合物は、公知であるか、又は当該技術分野で知られるようにして、又はそれと同様にもしくは類似にして得ることができる。
式IIの化合物を、式Rb−C(O)−Xで示され、その式中、Rbは、前記の意味を有し、かつXは、好適な離脱基、有利には、塩素原子である化合物と、アシル化反応において、自体慣習の条件下で反応させて、式Iで示され、その式中、Ra及びRbは、前記の意味を有する所望の化合物を得ることができる。
選択的に、式Iの化合物は、式IIで示される及び式Rb−C(O)−Xで示される、それらの式中、Xはヒドロキシルである相応の化合物から、当業者に公知のアミド結合カップリング剤との反応によって製造することもできる。当業者に公知のアミド結合架橋試薬の挙げられる例は、カルボジイミド(例えばジシクロヘキシルカルボジイミド又は、有利には1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩)、アゾジカルボン酸誘導体(例えばジエチルアゾジカルボキシレート)、ウロニウム塩[例えばO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート]及びN,N’−カルボニルジイミダゾールである。本発明の範囲において、有利なアミド結合架橋試薬はウロニウム塩及び、有利にはカルボジイミド、有利には1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)である。
Figure 2008542243
式Rb−C(O)−Xの酸誘導体は、公知であるか、市販されているか、又は例えば相応のカルボン酸から当業者に公知のように製造することができる。
式Rb−C(O)−OHのカルボン酸は、公知であるか、市販されているか、又は当業者に慣用のようにして、例えば標準的な手法と同様にもしくは類似に得ることができる。
従って例えば、式Rb−C(O)−OHで示され、その式中のRbが−T−Qであり、その際、Tが前記のC1〜C6−アルキレンであるカルボン酸、特に式中のRbが−CH2−CH2−Q又は−CH2−CH(CH3)−Qであり、その際、Qが前記の意味を有するカルボン酸は、CC−カップリング反応を介して、例えばHeck反応もしくはKnoevenagel反応によって、又は特に式Q−CHOのアルデヒド又は式Q−C(O)CH3のケトン、特にメチルケトンからそれぞれ出発して、Homer−Wadsworth−Emmons反応と、続いての水素化反応と、所望であれば相応の得られたエステルの加水分解によって得ることができる。
β−メチル−プロピオン酸は、また、J.Org.Chem.61,16,1996,5510−5516及びTetrahedron Lett.37,10,1996,1683−1686に示されるようにして、かつ引き続いての水素化によって、例えば以下の実施例に記載されるように、又はそれらと同様にもしくは類似に得ることもできる。
この関連で、エナンチオマー的に純粋なβ−メチル−プロピオン酸の合成についての幾つかの選択肢が存在し、それらは文献中に、例えば以下の
− フェニルボロン酸をキラル触媒を使用して不斉付加させて、α,β−不飽和エステルを得ること(例えばS.Sakuma,M.Sakai,R.Itooka,N.Miyaura著のJ.Org.Chem.2000,65,5951−5955を参照のこと)、
− キラル助剤を用いて不斉Michael付加させて、α,β−不飽和エステルを得ること(例えばJ.Ezquerra,L.Prieto,C.Avendano,J.L.Martos,E.dela Cuesta著のTetrahedron.Lett.1999,40,1575−1578を参照のこと)、
− α,β−不飽和エステル及び酸の不斉水素化(例えばT.Uemura,X.Zhang,K.Matsumura他著のJ.Org.Chem.1999,61,5510−5516;又はW.Tang,W.Wang,X.Zhang著のAngew.Chem.Int.Ed 2003,42(8)、943−946を参照のこと)又は
− α,β−不飽和エステルの不斉ヒドロシリル化(例えばB.Lipschutz,J.M.Servesko,B.R.Taft著:J.Am.Chem.Soc.2004,126(27),8352−8353を参照のこと)
で知られている。
式Rb−C(O)−OHのプロピオン酸又は酪酸の製造のより特定の例については、3−(2−メトキシフェニル)プロパン酸は、例えばUS4567053号又はJ.Org.CHem.69,11,2004,3610−3619に記載されており;3−(3−メトキシフェニル)プロパン酸は、例えばJ.Heterocycl.Chem.26,1989,365−369に記載されており;3−(2−エトキシフェニル)プロパン酸は、例えばJustus Liebigs Ann.Chem.,226,1884,351に記載されており;3−(3−エトキシフェニル)プロパン酸は、例えばJustus Liebigs Ann.Chem.736,1970,110−125に記載されており;3−(2−メトキシ−フェニル)酪酸は、例えばJ.Am.Chem.Soc.,61,1939,3039に記載されており;かつ3−(3−メトキシ−フェニル)酪酸は、例えばJ.Chem.Soc.Perkin Trans.1,1972,1186,1190に記載されている。
更に例えば、式Rb−C(O)−OHで示され、その式中、Rbが−T−Qであり、その際、Tが1,2−シクロプロピレンであり、かつQが前記の意味を有するカルボン酸は、式Q−CHOのアルデヒドから出発して、Knoevenagel反応又はHorner−Wadsworth−Emmons反応を介して、かつ次いで二重結合のシクロプロパン化反応(例えばSimmons−Smith反応か、又は特にCorey−Chaykovskyシクロプロパン化反応によって、ジメチルスルホキソニウムメチリドを用いて)と、必要であれば相応の得られたエステルの加水分解によって得ることができる。
この関連において、エナンチオマー的に純粋なシクロプロパンカルボン酸の合成に使用できる、文献公知の幾つかの不斉シクロプロパン化についての選択肢がある:例えば
− 金属(例えばCu、Rh、Ru、Co)のカルベンもしくはカルベノイド錯体のアルケンへの不斉付加(例えばOrganic Letters 2004 Vol.6,No.5,855−857を参照のこと)、
− ジアゾメタンもしくはそれらの誘導体と遷移金属(例えばCu)錯体とを用いた触媒的不斉シクロプロパン化(例えばTetrahedron Asymmetry 2003,14,867−872を参照のこと)、
− 不斉Simmons−Smithシクロプロパン化、又は
− イリデン類を用いた不斉マイケル反応に開始される閉環(MIRC)、例えばキラルのスルホニウムイリデンとアクリル酸誘導体との反応(例えばSynlett 2005,10,1621−1623)
がある。
式Q−CHOのアルデヒド及び式Q−C(O)CH3で示され、その式中のQが前記の意味を有するメチルケトンは、公知であるか、又は当業者に慣用のようにして、公知の化合物と同様にもしくは類似に得ることができる。
代替的な合成経路において、式VIで示され、その式中、PGは、好適な一時的な保護基、例えばt−ブトキシカルボニル(Boc)又はT.GreeneとP.Wutz著の"Protective Groups in Organic Synthesis"(John Wiley&Sons,Inc.1999,3rd Ed.)又はP.Kocienski著の"Protecting Groups(Thieme Foundations Organic Chemistry Series N Group)"(Thieme Medical Publishers,2000)中に挙げられる保護基の1つである化合物を、マロンニトリルと、硫黄及び前記の好適な塩基の存在下に縮合させて、式Vの相応の化合物を得ることができる。
式VIの化合物は、公知であるか、又は当該技術分野で知られるようにして得ることができる。
式Vの化合物を、式Rb−C(O)−Xの化合物で、前記と類似にしてアシル化することができる。場合により、前記のアミド結合形成は、マイクロ波の補助下に得ることができる。当業者に自体慣用のように保護基PGを引き続き脱保護することで、式IVで示され、その式中、Rbは、前記の意味を有する化合物が得られる。
式IVの化合物は、アミド結合形成反応を介して基Raの導入によって式Iの所望の化合物に転化させることができる。前記のアミド結合形成反応は、前記のようにして、又は当業者に公知の方法と同様にして、又は以下の実施例に例として記載されるようにして実施することができる。式R1−C(O)−Xで示され、その式中、R1及びXが前記の意味を有する好適な出発化合物は、当該技術分野で知られているか、又は当該技術分野で公知の方法に従って、又は公知の化合物について記載されるのと同様にもしくは類似にして得ることができる。
このように例えば、Harで置換されたカルボン酸であってHarが前記の意味(例えば置換又は非置換のピリジル又はイミダゾリル)を有するカルボン酸がアミド形成反応で出発化合物として使用される場合に、これらのカルボン酸は、CC−カップリング反応を介して、又は好適な構成単位の求核置換反応を介して得ることができる。
このように、例えばHarで置換されたプロピオン酸であってHarが前記の意味(例えば置換又は非置換のピリジル又は1−メチル−イミダゾリル)を有するプロピオン酸は、Heck反応もしくはKnoevenagel反応によって、又は特に式Har−CHOのアルデヒドから出発して、Horner−Wadsworth−Emmons反応によって、そして次いで水和反応と、必要であれば得られた相応のエステルの加水分解とによって得ることができる。
式Har−CHOのアルデヒドは、公知であるか、又は当業者に公知のようにして、例えば相応の複素芳香族化合物からホルミル化反応によって得ることができる。幾つかのアルデヒドは、例えば4−メトキシ−ピリジン−2−カルバルデヒドについては、Ashimori他著のChem Pharm Bull 38,2446−2458(1990)に記載されるようにして、又はそれらと同様にもしくは類似に得ることができる。
Harで置換されたカルボン酸(例えばプロピオン酸)であってHarが前記の意味(例えば置換もしくは非置換のピリジル)を有するカルボン酸は、WO03080607号もしくはWO2005/030770号に記載されるようにして、又はそれと同様にもしくは類似にして得ることもでき、例えば3−(4−メトキシピリジン−2−イル)プロピオン酸は、WO03080607号に化合物A1として記載されているか、又はそれと同様又は類似である。
本発明による一定の化合物を、当該技術分野で知られる合成戦略及び当業者に自体慣用の反応によって変換して、本発明の更なる化合物とすることができることは、当業者に理解されているべきである。
従って場合により、式Iの化合物を、当業者に公知の方法によって転化させて、更なる式Iの化合物にすることができる。殊に、例えば、式Iで示され、
a)Raaがアシルオキシ、例えばアセトキシである化合物から、相応の遊離のヒドロキシル化合物を、アシル基の除去によって、例えば鹸化反応によって得ることができる;
b)Rab及びRacが一緒になって、環状アセタール又はケタール、例えば2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソランアセタールを形成する化合物から、相応の遊離のジヒドロキシ化合物を、アセタール又はケタールの開裂によって、例えば脱アセタール化反応によって得ることができる;
c)Raaがエステル基、例えばメトキシカルボニル基である化合物から、相応の遊離のカルボキシル化合物を、脱エステル化反応によって、例えば鹸化反応によって得ることができる。
a)〜c)に挙げられる方法は、当業者に公知の方法と類似にか、又は以下の実施例に例として記載されるように適宜実施することができる。
場合により式Iの化合物をその塩に変換できるか、又は場合により式Iの化合物の塩を遊離の化合物に変換することができる。相応の方法は、当業者に自体慣習的である。
最終工程の1つ又は精製を、無機酸もしくは有機酸(塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸もしくはギ酸又は同等物)の存在下で実施する場合に、式Iの化合物は、それらの個々の化学的性質及び使用される酸の個々の性質に応じて、遊離塩基として又は化学量論的もしくは非化学的量論的な量で前記酸を含有して得ることができる。含まれる酸の量は、当該技術分野で知られる手順に従って、例えば滴定によって測定することができる。
更に当業者には、多数の反応中心が出発化合物又は中間体化合物に存在する場合には、1つ以上の反応中心を反応が所望の反応中心だけで行われるように保護基で封鎖する必要があることもあることは知られている。多数の証明された保護基の使用のための詳細な記載は、例えば"Protective Groups in Organic Synthesis"、T.Greene and P.Wuts著(John Wiley & Sons,Inc.1999,3rd Ed)又は"Protecting Groups(Thieme Foundations Organic Chemistry Series N Group)"、P.Kocienski著(Thieme Medical Publishers,2000)で述べられている。
本発明による物質は、自体公知の方法で、例えば減圧下で溶剤を留去し、そして得られた残留物を適当な溶剤から再結晶させるか、又は慣用の精製法の1つ、例えば適当な担体材料上でのカラムクロマトグラフィーを実施することによって単離及び精製される。
塩は、遊離の化合物を所望の酸又は塩基を含有する適当な溶剤(例えばケトン、例えばアセトン、メチルエチルケトン又はメチルイソブチルケトン、エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサン、塩素化炭化水素、塩化メチレン又はクロロホルム又は低分子量の脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタノール又はイソプロパノール)中に、又は所望の酸又は塩基がその後に添加される溶剤中に溶解させることによって得られる。塩は、付加塩のための非溶剤を用いる濾過、再沈殿、沈殿又は溶剤の蒸発によって得られる。得られた塩を、遊離の化合物に変換してよく、該化合物はまたアルカリ性化又は酸性化によって塩に変換してもよい。前記のように、薬理学的に非認容性の塩を薬理学的に認容性の塩に変換できる。
適宜、本発明に挙げられる転化は、当業者に自体公知の方法と類似して又は同様にして実施することができる。
当業者はその知識に基づいて、本発明の明細書中に示され記載されたこれらの合成経路に基づいて、式Iの化合物に関して他の可能な合成経路をどのように見いだすかを知っている。全てのこれらの他の可能な合成経路もまた本発明を構成する部分である。
また本発明は、本発明による化合物の合成に有用な中間体、例えばそれらの塩、方法、及びプロセスに関する。
本発明を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの記載される特性又は実施態様のみに制限されるものではない。当業者に明らかなように、記載される本発明に対する改変、類推、変更、誘導、対応、代替及び適合はこの分野で知られる知識及び/又は、特に本発明の開示(例えば明示、暗示又は本来の開示)に基づき、付随する特許請求の範囲の範囲によって定義される本発明の主旨及び範囲から逸脱することなくなされてよい。
以下の実施例は本発明を更に説明するものであり、それを制限するものではない。同様に製造方法が明記されていない他の式Iの化合物(それらの塩を含む)は、同様又は類似に又は当業者に公知の方法で慣用の処理技術を用いて製造できる。
以下の実施例に挙げられる任意の又は全ての本発明による式Iの化合物、特に最終化合物として挙げられるもの並びにそれらの塩、立体異性体及び立体異性体の塩は、本発明の有利な対象である。
実施例において、MSは、質量スペクトルを表し、Mは、質量分光分析法における分子イオンを表し、calc.は計算値を表し、fnd.は、実測値を表し、Bocは、t−ブトキシカルボニル基を表し、EDCもしくはEDClは、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を表し、かつ他の略語は、当業者に自体慣用の意味を有する。
更に、立体化学における通常習慣によれば、用語"(RS)"は、立体配置Rを有する一方のエナンチオマーと、立体配置Sを有するもう一方のエナンチオマーとを有するラセミ体を特徴付ける;これらのエナンチオマーそれぞれの純粋形並びにそれらの混合物、例えばラセミ混合物は本発明の一部である。
なお更に、立体化学における通常の習慣によれば、1つより多くのキラル中心が分子中に存在する場合には、記号RS及びSRは、ラセミ体のキラル中心のそれぞれの特定の立体配置を示すために使用される。より詳細には、例えば、用語"(1RS,2RS)"は、立体配置(1R,2R)を有する一方のエナンチオマーと、立体配置(1S,2S)を有するもう一方のエナンチオマーとを有するラセミ体(ラセミ混合物)を表す;これらのエナンチオマーのそれぞれの純粋形並びにラセミ混合物を含むそれらの混合物は、本発明の一部である。
実施例
最終化合物:
A. アミド結合形成のための一般的手順
a)それぞれの遊離アミンのトリフルオロ酢酸塩から出発して:
好適な酸(1.5ミリモル)をジクロロメタン(5ml)中に溶かした溶液に、カルボニルジイミダゾール(CDI、1.78ミリモル)を添加する。その反応溶液にバブラーを装着し、その混合物を、ガス発生が終わるまで撹拌する(約30分間)。次いで、遊離アミンの好適な出発トリフルオロ酢酸塩をジクロロメタン(10ml)中に入れた懸濁液とトリエチルアミン(0.2g、2ミリモル)の混合物をその反応混合物に添加する。室温で18〜24時間撹拌を継続して、その反応をTLCによってモニタリングする。後処理a1:その反応混合物が溶液である場合には、それを5%の炭酸水素ナトリウムによって3回に分けて(それぞれ10ml)、そして水(10ml)によって1回抽出し、有機層を蒸発させ、そして残留物を精製に供する。
後処理a2:該反応混合物が懸濁液である場合には、固体生成物は濾別する。この固体生成物の量が不十分であれば、母液を更に手順a1のように後処理する。精製:大部分の生成物を、アセトニトリル又はエタノールから、幾つかの場合には、有機残留物をアセトニトリル又はエタノールで簡単に擦ることによって再結晶化させることができる。濾過後に、結晶をジエチルエーテルで洗浄する。この手順で澄明な生成物が得られない場合に、フラッシュクロマトグラフィーを、ジクロロメタンとメタノールとの混合物を溶出剤として用いて実施する。
b)それぞれの遊離のアミンからEDClを用いて:
好適な出発塩基(1ミリモル)、好適な酸(1.5ミリモル)、エチルジメチルアミノプロピルカルボジイミド(EDCl、0.29g、1.5ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、0.25g、0.2ミリモル)及び無水ジクロロメタン(10ml)の混合物を、室温で18〜24時間撹拌する。その反応混合物をTLCによってモニタリングする。該反応混合物を、CDIで実施した反応でのように後処理する。
c)酸塩化物を用いて
好適な出発トリフルオロ酢酸塩(1ミリモル)をジクロロメタン(10ml)中に入れた懸濁液に、トリエチルアミン(0.4g、4ミリモル)を添加する。形成した溶液を、好適な酸塩化物(1.2ミリモル)をジクロロメタン(10ml)中に溶かした溶液に撹拌しつつ0℃で滴加し、次いで撹拌を室温で24時間継続する。該混合物を蒸発させ、そして残留物をジクロロメタン中に溶解させる。前記の溶液を、水(15ml)によって2回、そして飽和塩化ナトリウム溶液(15ml)によって1回抽出する。精製は、手順a)及びb)に記載されるように実施する。
d)マイクロ波の補助下でCDIを用いて
3.5当量の好適な酸を、ジクロロメタン中に溶解させ、そして2.5当量のCDIを添加する。ガス発生がおさまった後で、好適なアミノ構成単位のジクロロメタン中の溶液であって5当量のトリエチルアミンを含有する溶液を添加する。該反応混合物を、密封された管中で75℃で3時間マイクロ波の補助下で加熱する。精製は、手順a)及びb)に記載されるように実施する。
以下の化合物は、一般的手順Aに従って、N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド(化合物A1)及び好適な当該技術分野で知られるカルボン酸誘導体から出発して製造することができる。
1. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
2. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
3. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
4. 4−{3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−4−オキソ−酪酸 メチルエステル
Figure 2008542243
5. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
6. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
7. 酢酸 2−{3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−2−オキソ−エチルエステル
Figure 2008542243
8. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
表題化合物は、実施例7から、当該技術分野で公知の鹸化反応(例えば1NのNaOHを用いて)によって製造される。
MS:calc.:C20H21N3O4S(399.47) fnd.:400.0[M+H]
以下の化合物は、一般的手順Aに従って、N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド(化合物A2)及び好適な当該技術分野で知られるカルボン酸誘導体から出発して製造することができる。
9. 4−{3−シアノ−2−[3−(2−エトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−4−オキソ−酪酸 メチルエステル
Figure 2008542243
10. 酢酸 2−{3−シアノ−2−[3−(2−エトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−2−オキソ−エチルエステル
Figure 2008542243
11. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
表題化合物は、実施例10から、当該技術分野で公知の鹸化反応(例えば1NのNaOHを用いて)によって製造される。
MS:calc.:C21H23N3O4S(413.5) fnd.:414.2[M+H]
前記に記載されるのと同様の手順を用いるが、好適な出発材料(該材料は、公知であるか又は当業者に慣用の手順に従って、又は本願に記載されるようにして、又はそれらと同様にもしくは類似にして得ることができる)の選択によって、以下の化合物を製造することができる。
以下の化合物21、28、164、166、168、170、175、187及び200は、本願に記載されるのと同様の手順を用いて得られる相応の酢酸塩から、しかしながら好適な出発材料を選択して(例えば実施例7又は10と同様に)、例えばLiOH又はNaOHを用いたアセチル官能基の当該技術分野で公知の除去によって得ることができる。
以下の化合物48、167、169、171、172〜174、176、186及び199は、相応のアミン及びβ−プロピオラクトンとから実施例165と同様にして得られる。
以下の化合物42〜47、49〜163、177〜185、188〜198、201及び202は、一般的手順A′に従って、好適な出発化合物A1〜A60と、公知であるか又は当業者に慣用の手順に従って、又は本願に記載されるようにして、又はそれと同様にもしくは類似にして得られる好適なカルボン酸とから出発して製造することができる。
12. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
13. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
14. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
15. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
16. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
17. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
18. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
19. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
20. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
21. N−[3−シアノ−6−(4−ヒドロキシ−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
22. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
23. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
24. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
25. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
26. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
27. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
28. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
29. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
30. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
31. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
32. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
33. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
34. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
35. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
36. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
37. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
38. N−[3−シアノ−6−(3−ピリミジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
39. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
40. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
41. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
42. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
43. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
44. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
45. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
46. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
47. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
48. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
49. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
50. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−6−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
51. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
52. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−6−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
53. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
54. N−[6−(4−クロロ−ブタノイル)−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
55. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
56. N−[3−シアノ−6−((RS)−3−イミダゾール−1−イル−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
57. N−[3−シアノ−6−((RS)−3−イミダゾール−1−イル−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
58. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
59. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
60. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
61. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
62. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
63. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
64. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
65. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
66. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
67. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
68. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
69. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
70. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
71. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
72. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
73. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
74. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
75. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
76. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
77. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
78. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
79. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
80. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
81. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
82. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
83. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
84. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
85. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
86. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
87. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
88. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
89. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
90. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
91. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
92. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
93. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
94. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
95. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
96. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
97. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
98. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
99. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
100. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
101. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
102. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
103. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
104. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
105. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
106. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
107. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
108. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
109. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
110. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
111. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
112. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
113. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
114. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
115. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
116. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
117. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
118. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
119. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
120. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
121. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
122. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
123. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
124. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
125. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
126. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
127. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
128. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
129. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
130. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
131. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
132. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
133. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
134. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
135. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
136. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
137. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
138. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
139. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
140. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
141. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
142. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
143. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
144. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
145. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
146. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
147. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
148. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
149. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
150. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
151. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
152. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
153. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
154. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
155. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
156. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
157. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
158. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
159. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
160. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
161. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
162. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
163. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
164. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
165. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
3当量のβ−プロピオラクトンと1当量の相応のアミン(化合物A39)を、ピリジン中に溶解させ、そしてマイクロ波の補助下に150℃で30分間加熱する。溶剤を蒸発させ、そして引き続き分取逆相HPLCをすることで、所望の化合物が得られる。
MS:calc.:C22H25N3O4S(427.53) fnd.:428.0[M+H]
166. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
167. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
168. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
169. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
170. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
171. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
Figure 2008542243
172. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
173. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
174. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
175. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
176. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
177. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
178. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
179. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
180. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
181. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
182. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
183. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
184. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
185. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 {3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−アミド
Figure 2008542243
186. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
187. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
188. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
189. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
190. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
191. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
192. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
193. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
194. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
195. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
196. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
197. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
198. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 {3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−アミド
Figure 2008542243
199. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
200. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
201. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
202. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
Figure 2008542243
以下の塩は、一般的手順Eに従って製造される:
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド L−酒石酸塩、融点171℃(塩は、遊離塩基当たり約0.5当量のL−酒石酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド マレイン酸塩、融点163℃(塩は、遊離塩基当たり約1当量のマレイン酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド メシル酸塩、融点164℃(塩は、遊離塩基当たり約1当量のメタンスルホン酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド 塩酸塩、融点:241℃
N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド マロン酸塩、融点132℃(塩は、遊離塩基当たり約1当量のマロン酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド L−酒石酸塩、融点168℃(塩は、遊離塩基当たり約0.36当量のL−酒石酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド マレイン酸塩、融点177℃(塩は、遊離塩基当たり約1当量のマレイン酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド メシル酸塩、融点226℃(塩は、遊離塩基当たり約1当量のメタンスルホン酸を含む)
N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド 塩酸塩、融点:208℃
出発材料:
A1. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
Figure 2008542243
表題化合物は、一般的手順Bに従って、3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル(化合物B1)から出発して製造される。
MS:calc.:C18H19N3O2S(341.44) fnd.:341.9[M+H]
本願に記載されるのと同様の手順を用いるが、好適な出発材料を選択して、以下の化合物を製造することができる:
A2. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシフェニル)−プロピオンアミド
A3. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−3−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A4. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−3−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A5. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A6. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A7. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A8. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−5−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A9. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,3−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A10. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A11. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチル−3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A12. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチル−5−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A13. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A14. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−5−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A15. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A16. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A17. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A18. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−ジフルオロメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
A19. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−6−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A20. N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−6−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
A21. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−3−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A22. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−3−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A23. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A24. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−5−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A25. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A26. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−5−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A27. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,3−ジメトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A28. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A29. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチル−3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A30. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メチル−5−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A31. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A32. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−クロロ−5−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A33. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A34. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−ジフルオロメトキシ−フェニル)−ブチルアミド
A35. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−6−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A36. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−6−メチル−フェニル)−ブチルアミド
A37. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
化合物C1を、一般的手順AAのa)に記載されるようにして、3−(2−メトキシ−フェニル)酪酸と縮合させる。引き続き、一般的手順Bに従って、Boc保護基を除去することで、表題化合物が得られ、該化合物は、トリフルオロ酢酸塩として得られる。融点:113〜116℃(TFA塩)。
A38. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシフェニル)−ブチルアミド
好適な酪酸を用いて、表題化合物は、化合物A37について記載したのと同様に得られる。融点:111〜115℃(TFA塩)。
A39. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
好適な酪酸を用いて、表題化合物は、化合物A37について記載したのと同様に得られる。融点:197〜200℃(TFA塩)。
A40. (RS)−N−(3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
好適な酪酸を用いて、表題化合物は、化合物A37について記載したのと同様に得られる。融点:178〜180℃(TFA塩)。
更に、本願に記載されるのと同様の手順を用いるが、好適な出発材料を選択して、以下の化合物を製造することができる:
A41. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−3−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A42. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−3−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A43. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A44. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−5−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A45. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A46. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−5−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A47. (1RS,2RS)−2−(2,3−ジメトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A48. (1RS,2RS)−2−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A49. (1RS,2RS)−2−(2−メチル−3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A50. (1RS,2RS)−2−(2−メチル−5−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A51. (1RS,2RS)−2−(2−クロロ−3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A52. (1RS,2RS)−2−(2−クロロ−5−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A53. (1RS,2RS)−2−(2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A54. (1RS,2RS)−2−(2−ジフルオロメトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A55. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−6−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A56. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−6−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A57. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A58. (1RS,2RS)−2−(2−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A59. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
A60. (1RS,2RS)−2−(3−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 (3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−アミド
B1. 3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル
Figure 2008542243
表題化合物は、一般的手順Aのd)に従って、2−アミノ−3−シアノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル(化合物C1)及び3−(2−メトキシフェニル)プロピオン酸から出発して製造される。好適なカルボン酸を用いて、更なる関連の出発化合物を同様に製造することができる。
MS:calc.:C23H27N3O4S(441.55) fnd.:442.1[M+H]
C1. 2−アミノ−3−シアノ−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−カルボン酸 t−ブチルエステル
Figure 2008542243
表題化合物は、一般的手順Cに従って、環状ケトンとしての4−オキソ−ピペリジン−1−カルボン酸 t−ブチルエステル(Boc−4−ピペリドン)から出発して製造することができる。
MS:calc.:C13H17N3O2S(279.36) fnd.:280.0[M+H]
一般的手順
A′. アミド結合形成のための更なる一般的手順
1.5当量の好適なカルボン酸を、少量のDMF中に溶解させ、そして1.3当量のCDIを添加する。ガス発生が無くなった後に(〜1時間)、1当量の好適なアミノ構成単位と5当量のトリエチルアミンとを添加し、そして該反応混合物を、室温で数時間にわたり撹拌する。後処理のために、以下の選択肢を用いる:
生成物が反応混合物から沈殿する場合には、それを濾別し、そしてエタノールから擦り出す。生成物が反応混合物から沈殿しないのであれば、反応混合物を濃縮させ、そしてクロマトグラフィー(分取逆相HPLC又はジクロロメタン/メタノール混合物を溶出剤として用いるフラッシュクロマトグラフィー)に供する。
B. Boc保護基の除去のための一般的手順
Boc保護された化合物を、ジクロロメタン/トリフルオロ酢酸(TFA)(2/3)中に溶解させ、そして室温で数時間撹拌する。溶剤を蒸発させ、そして好適な溶剤(例えばエタノール)から再結晶させた後に、所望の生成物が、TFA塩として得られる。TFA塩は、当業者に自体慣用のように遊離塩基に転化させることができる。
C. 縮合した2−アミノ−チオフェン−3−カルボニトリル誘導体のための一般的手順
500ミリモルの環状ケトン及び500ミリモルのマロンニトリルを、最少量のエタノール中に溶解させ、そして500ミリモルの元素の硫黄を添加する。500ミリモルのジエチルアミンを添加した後に、反応混合物を60〜70℃で数分間加熱し、そして次いで室温で数時間撹拌する。該反応混合物を氷水中に注ぎ、そして沈殿物を濾別する。沈殿物が形成しないか又は沈殿物が若干形成する場合には、水層を、ジクロロメタン又は別の好適な有機溶剤で数回抽出し、その合した有機層を、乾燥(例えばMgSO4)させ、そして真空中で濃縮する。粗生成物の精製は、フラッシュクロマトグラフィー及び/又は好適な溶剤(例えばエタノール)からの再結晶化によって行う。
D. カルボン酸の製造のための一般的手順
アルデヒドから出発するプロピオン酸の合成:
10ミリモルの好適なアルデヒドを、1.1当量のトリエチルホスホノアセテートと一緒に、7mlのTHF中に溶解させる。0℃で、1当量のDBUを添加し、そして該反応混合物を室温で一晩撹拌する。次いで、該反応混合物を、水で希釈し、水性HClで酸性化させ、そしてジエチルエーテルで抽出する。有機層をMgSO4上で乾燥させ、そして溶剤を除去する。このアクリル酸エステルは、更なる精製を行わずに使用される。該粗製アクリル酸エステルを、20mlの1NのNaOH中に懸濁させ、そして一晩撹拌する。反応が完了した後に、該反応混合物を、1NのHClで酸性化させ、そしてジエチルエーテルで抽出する。有機層を、MgSO4上で乾燥させ、そして溶剤を蒸発させ、所望のアクリル酸がほぼ純粋な形で得られる。11ミリモルのアクリル酸を、20mlのMeOH中に溶解させ、1当量のNaHCO3及び200mgのPd/C(10%)を添加し、そして該反応混合物を、一晩室温でかつ常圧下で水素化させた。反応混合物をセライトを介して濾過し、そして溶剤を除去することで、所望の生成物が良好な収率で純粋形で得られる。ある生成物が十分に純粋に得られない場合に、それを、フラッシュクロマトグラフィーを介して精製してもよい。前記の手順に従って、以下の化合物を製造することができる:2gの2−メトキシ−5−メチル−ベンゾアルデヒドを転化させることで、2.2gの(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−アクリル酸が得られる。21gの前記のアクリル酸を水素化することで、20gの所望の3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオン酸が得られる。更なる関連の出発化合物、例えば3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオン酸、3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオン酸又は3−(3−メトキシ)−プロピオン酸又は3−(1−メチル−イミダゾール−2−イル)−プロピオン酸は、同様にして製造することができる。
アセトフェノンから出発するβ−メチルプロピオン酸の合成:
1.9ミリモルの水素化ナトリウムを、5mlのトルエン中に懸濁させ、そして1.6ミリモルのトリエチルホスホノアセテートを0℃で添加する。0℃で30分間撹拌した後に、1.1ミリモルの好適なアセトフェノンを、1mlのトルエン中に溶解させ、該反応混合物に添加し、そして該反応混合物を一晩もしくは数日にわたり室温でか又は60℃に加熱して撹拌する。幾らかの水を添加した後に、反応混合物をトルエンで抽出し、そして合した有機層をMgSO4上で乾燥させる。粗製アクリル酸エステルがシス/トランス混合物として得られ、そしてそれは更なる精製をせずに使用される。該アクリル酸エステルを、EtOHと1NのNaOHとの混合物中に懸濁させ、そして一晩室温で撹拌する。1NのHClで酸性化した後に、アクリル酸が結晶化し、そして濾過によって得ることができる。結晶化が達成できない場合には、アクリル酸をフラッシュクロマトグラフィーを介して精製することができる。該アクリル酸を、MeOH中でPd/C(10%)及び1当量のNaHCO3を用いて常圧下に室温で水素化させる。セライトを介して濾過した後に、溶剤を除去し、そして所望のβ−メチルプロピオン酸を、必要であればフラッシュクロマトグラフィーを介して精製する。前記の手順に従って、以下の化合物を製造することができる:180mgの2−メトキシ−5−メチル−アセトフェノンから出発して、75mgの2−メトキシ−5−メチル−クロトン酸を、シス/トランス混合物として得ることができる。200mgの該クロトン酸を水素化させることで、190mgの3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−酪酸が得られる。更なる関連の出発化合物は、同様にして製造することができる、例えば3−(2−エトキシ−フェニル)−酪酸は、2−エトキシ−アセトフェノンから製造でき、又は3−(3−エトキシ−フェニル)−酪酸は、3−エトキシ−アセトフェノンから製造でき、又は従って3−(2−メトキシ−フェニル)−酪酸もしくは3−(3−メトキシ−フェニル)−酪酸を製造できる。
シクロプロパン化:
113mgの水素化ナトリウム及び1.1gのトリメチルスルホキソニウムヨージドを、7mlのDMSO中で室温で1時間撹拌する。500mgのトランスケイ皮酸エチルエステルを、6mlのDMSO/THF(1:1)中で溶解させ、そして反応混合物に添加する。反応が完了した後に(3時間、TLC)、1NのHClを添加し、そして該反応混合物をジエチルエーテルで抽出する。合した有機層を、MgSO4上で乾燥させ、溶剤を除去し、そして粗生成物(393mg)は、更なる精製を行わずに使用される。純度が不十分である場合に、生成物を、フラッシュクロマトグラフィーによって精製することができる。該エステルの鹸化によって、相応のカルボン酸を得ることができ、それは前記の手順と同様にして得ることができる。更なる関連の出発化合物は、同様にして得ることができる。
2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸:
9.7gの3−メトキシケイ皮酸を、100mlのEtOH及び4mlのH2SO4中に懸濁させる。一晩撹拌した後に、溶剤を蒸発させ、そして100mlの氷水を添加する。中和とジクロロメタンでの抽出に引き続き、溶剤を除去することで、そのエチルエステルがほぼ定量的な収率で得られる。この粗生成物は更なる精製なくして使用される。
2gの水素化ナトリウム及び22gの塩化トリメチルスルホキソニウムを、50mlまでのDMSO中に懸濁させ、そしてガス発生が無くなった後に、11.5gの前記の3−メトキシケイ皮酸エチルエステルを20mlのDMSO/THF中にいれたものを添加する。数日間撹拌した後に、1NのHClを氷冷下に添加し、そして該混合物をジエチルエーテルで抽出する。合した有機相をMgSO4上で乾燥させ、そして溶剤を除去する。この粗生成物は更なる精製なくして使用される。粗製の2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸エチルエステルを、30mlのEtOH及び15mlの1NのNaOH中に溶解させる。一晩撹拌した後に、反応混合物を1NのHClで酸性化させ、そしてジエチルエーテルで抽出する。溶剤を除去した後に、7.1gの2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸が得られる。この2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸は更なる精製なくして使用される。
2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、2−(2−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸及び2−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸を、同様にして得ることができる。
(ジ)メチル置換されたイミダゾール−1−イル−酢酸/−プロピオン酸の合成:
(2−メチル−イミダゾール−1−イル)酢酸 メチルエステル:
この化合物は、US2005/154024号と同様にして製造される:
4mlのブロモ酢酸メチルエステルを、30mlのDMF中に溶解させ、そして5.2gの2−メチルイミダゾール及び11.2gの炭酸カリウムを添加する。該反応混合物を、室温で数時間撹拌し、次いで水性後処理に供する。溶剤を除去した後に、純粋な生成物が、フラッシュクロマトグラフィーによって47〜78%収率で得られる。
(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−酢酸 メチルエステル及び(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−酢酸 メチルエステル:
これらの化合物は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−酢酸メチルエステルと同様にして製造され、そして混合物して得ることができ、それは成分の分離をせずに使用される。
(2−メチル−イミダゾール−1−イル)プロピオン酸 エチルエステル:
2−メチル−イミダゾールをDMF中に溶解させ、そして1当量のK2CO3及び1.3当量のアクリル酸エチルエステルを添加する。該反応混合物を室温で一晩撹拌した後に、その反応混合物を水に注ぎ、そしてジクロロメタンで数回抽出する。溶剤を除去し、フラッシュクロマトグラフィーすることで、所望のエチルエステルが80%より高い収率で得られる。
(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロピオン酸 エチルエステル及び(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロピオン酸 エチルエステル:
これらの化合物は、(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロピオン酸メチルエステルと同様にして製造され、そして混合物して得ることができ、それは成分の分離をせずに使用される。
前記の(ジ)メチル置換されたイミダゾール−1−イル−酢酸/プロピオン酸エステルの全ては、相応のカルボン酸を得るために標準的条件下で鹸化される。
イミダゾール−1−イル−酢酸及び3−イミダゾール−1−イル−プロピオン酸は、公知であるか、又は公知の手順と同様にもしくは類似にして得ることができる。
関連のピリジル−酢酸及び3−ピリジル−プロピオン酸又は他の関連の酢酸誘導体もしくはプロピオン酸誘導体は、公知であるか、又は公知の手順と同様にもしくは類似にして得ることができる。
E. 最終化合物の塩の製造のための一般的手順
塩基性窒素を有する最終化合物50mgを、1mlのアセトン中に懸濁させ、そして1.1当量の相応の酸を1mlのアセトン中に入れた懸濁液を添加する。該混合物を還流させ、そして0.5mlの水を添加することで、澄明な溶液が得られ、そこから塩は、冷却により通常沈殿する。この塩を回収し、そしてエタノールから再結晶化させる。塩が沈殿しないか又は少しの塩しか沈殿しない場合に、該混合物を蒸発乾涸させ、そして残留する固体をエタノールから再結晶化させる。
産業上利用性
本発明による化合物は、産業上利用を可能にする有用な多岐に亘る薬理学的特性を有する。従って本発明による化合物は、ヒト医学及び獣医学における疾病の治療又は予防のための治療剤として使用できる。
このように例えば、より実施態様的な詳細において、本発明による化合物は、強力であり、かつ細胞性の(過剰)増殖の非常に効果的な細胞周期特異的なインヒビター及び/又は癌細胞におけるアポトーシスのインデューサーである。従って、これらの化合物は、アポトーシス、特に癌におけるアポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖疾病及び/又は疾患を治療するのに有用であると考えられる。
更に、これらの化合物は、良性又は悪性の新形成の治療において有用でありうる。"新形成"は、異常細胞増殖及び/又は異常細胞生存及び/又は分化の妨害を示す細胞によって定義される。"良性の新形成"は、細胞の増殖であって、それが進行性で転移性の腫瘍をインビボで形成できないこととして説明される。反対に、"悪性の新形成"は、多細胞性かつ生化学的な異常性を有する細胞が、全身性疾病をもたらしうる、例えば離れた器官に腫瘍転移をもたらすこととして説明される。
種々の疾病は、際限ない複製能力及び異常な細胞増殖("過剰増殖")並びにアポトーシスからの回避によって引き起こされる。これらの疾病は、例えば前立腺("BPH")又は結腸上皮の発育不全のような良性の発育不全、乾癬、腎炎又は変形性関節症を含む。最も重要には、これらの疾病は、通常は癌として説明され、かつ別の器官又は組織に最終的に転移する腫瘍細胞によって特徴付けられる悪性新形成を含む。悪性の新形成は充実性及び血液学的腫瘍を含む。充実性腫瘍は、胸部、膀胱、骨、脳、中枢神経系及び末梢神経系、結腸、内分泌腺(例えば甲状腺及び副腎皮質)、食道、子宮内膜、生殖細胞、頭部及び頚部、腎臓、肝臓、肺、喉頭及び下咽頭の腫瘍、中皮腫、肉腫、卵巣、膵臓、前立腺、直腸、腎臓、小腸、軟部組織、精巣、胃、皮膚、尿管、膣及び肛門の腫瘍によって例示される。悪性新形成は、網膜芽腫及びウィルムス腫瘍によって例示される遺伝性癌を含む。更に、悪性新形成は、前記の器官における一次腫瘍と別の器官における相応の二次腫瘍("腫瘍転移")を含む。血液学的腫瘍は、白血病及びリンパ腫の進行性形及び無痛性形、すなわち非ホジキン病、慢性及び急性の骨髄性白血病(CML/AML)、急性のリンパ芽球性白血病(ALL)、ホジキン病、多発性骨髄腫及びT細胞リンパ腫によって例示される。また骨髄異形成症候群、形質細胞新形成、経産婦腫瘍性症状、未知の原発部位の癌並びにAIDS関連悪性疾患が含まれる。
癌疾患並びに悪性新形成は、離れた器官に転移を形成することを必ずしも必要としないことに留意すべきである。一定の腫瘍は、その一次器官にそれらの攻撃的な増殖特性を通じて破壊的な作用を発揮する。これらは、組織及び器官の構造の破壊をもたらし、最終的に器官に割り当てられた機能の不全を引き起こすことがある。
腫瘍細胞増殖は、通常の細胞挙動と器官機能をもたらすことがある。例えば新生血管の形成は血管新生として記載される過程であり、これは腫瘍又は腫瘍転移によって誘発される。本発明による化合物は、良性の細胞増殖又は腫瘍細胞増殖によって引き起こされる病態生理学的な関連過程、例えば制限されないが、血管内皮細胞の非生理学的増殖による血管新生の治療のために産業上利用可能である。
標準的な癌療法の屡々起こる不具合について、薬剤耐性が特に重要である。この薬剤耐性は、種々の細胞性及び分子性の機構、例えば薬剤流出ポンプの過剰発現又は細胞標的タンパク質内の突然変異によって引き起こされる。本発明による化合物の産業上利用可能性は、患者の第一選択薬試験に制限されるものではない。規定の癌化学療法剤又は標的特異的抗癌剤(第二選択薬試験又は第三選択薬試験)に対する耐性を有する患者は、本発明による化合物での治療のために改めることができる。
本発明による化合物は、細胞周期依存性の細胞毒性活性を示し、より厳密には、有糸分裂に制限された活性を示し、これは、アポトーシスの開始及び/又は細胞死を必然的にもたらす有糸分裂停止をもたらす。
本発明の化合物は、試験細胞とともに8時間より長くかつ48時間未満にわたって、細胞毒性のIC50値付近の濃度又はそれより高い濃度でインキュベートした場合に、ヒストンH3の大きく高められたリン酸化を誘導する。更に、本発明による細胞の処理は、一次作用様式として倍数性又は多核性を誘導しない。
本発明による化合物は、前記のような良性及び悪性の挙動の疾病、例えば良性又は悪性の新形成、特に癌、例えば前記の癌疾病のいずれかの治療、予防又は改善のために産業上利用可能である。
本願に挙げられる特性、機能及び有用性の関連において、本発明による化合物は、それらと関連する有用かつ所望の効果、例えば低い毒性、優れた一般的な生物学的利用能(例えば良好な腸内吸収)、優れた治療ウィンドウ、重篤な副作用の不在及び/又はそれらの治療的かつ製剤的な適性(例えば可溶性挙動)に関連する更なる有用な効果の点で卓越していることが見込まれる。
更に本発明は、アポトーシスの誘発に反応を示す(過剰)増殖性疾病及び/又は疾患に罹患するヒトを含む哺乳動物を治療するための方法において、それを必要とする前記哺乳動物に薬理学的に有効かつ治療学的に有効かつ認容性の量の本発明による化合物1種以上を投与することを含む方法を含む。
更に本発明は、良性又は悪性の腫瘍疾患、例えば癌の治療においてアポトーシス及び/又は異常型の細胞増殖を調節するのに有用な方法において、かかる治療を必要とする被験体に、本発明による化合物の1種以上の薬理学的に有効かつ治療学的に有効かつ許容できる量を投与することを含む方法を含む。
更に本発明は、前記の病気の治療及び/又は予防のために使用される医薬組成物の製造のための、本発明による化合物の使用に関する。
更に本発明は、本発明による化合物を、良性又は悪性挙動の(過剰)増殖疾病及び/又は哺乳動物におけるアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌の治療、予防又は改善において使用できる医薬組成物の製造のために用いる使用に関する。
更に本発明は、異常な細胞増殖の停止及び/又はアポトーシスの誘発に反応を示す疾患の治療、予防又は改善に使用できる医薬組成物の製造のための、本発明による化合物の使用に関する。
更に本発明は、本発明による化合物を、良性又は悪性の新形成、特に癌、例えば前記の癌疾病のいずれかの治療、予防又は改善のための医薬組成物の製造のために用いる使用に関する。
更に本発明は、1種以上の本発明による化合物と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤を含有する医薬組成物に関する。
更に本発明は、1種以上の本発明による化合物と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤を組み合わせることでなる医薬組成物に関する。
更に本発明は、1種以上の本発明による化合物と製剤学的に認容性の助剤及び/又は賦形剤を含有する医薬組成物に関する。
更に、本発明は、本発明による化合物1種以上と、製剤学的に認容性の助剤、賦形剤及び/又はビヒクルとを含有する、例えば良性又は悪性の新形成、特に癌、例えば前記の癌疾病のいずれかの治療、予防又は改善のための組合せ物に関する。
更に本発明は、本発明による化合物と、製剤学的に認容性の賦形剤、担体及び/又は希釈剤とを含有する、良性又は悪性の新形成、特に癌、例えば前記の癌疾病のいずれかの治療、予防又は改善のための組合せ物に関する。
更に本発明は、例えば過剰増殖性疾病、例えば癌及び/又はアポトーシスの誘発に反応を示す疾患の治療、予防又は改善のための、本発明による化合物1種以上の治療学的に有効かつ認容性の量を必須とし、それと一緒に通常の製剤学的に認容性のビヒクル、希釈剤及び/又は賦形剤からなる組成物に関する。
更に本発明は、良性又は悪性の挙動の(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば前記の疾患、特に癌の治療、予防又は改善における使用のための、本発明による化合物に関する。
更に本発明は、抗増殖活性及び/又はアポトーシス誘発活性を有する本発明による化合物に関する。
更に本発明は、抗増殖活性を有する本発明による医薬組成物に関する。
更に本発明は、アポトーシス誘導活性を有する本発明による医薬組成物に関する。
更に本発明は、前記の病気の治療又は予防のための医薬製品の製造における、1種以上の本発明による化合物を単独の有効成分として含有し、かつ製剤学的に認容性の担体又は希釈剤を含有する医薬組成物の使用に関する。
更に、本発明は、包装材料と、前記包装材料内に含まれる医薬品とを含む製品であって、該医薬品が、細胞性(過剰)増殖の阻害及び/又はアポトーシス誘導の阻害、アポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾患及び/又は疾病の改善に治療学的に有効であり、かつ該包装材料が、前記医薬品がアポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾患及び/又は疾病を治療か、予防か又は改善するのに有用であることを指示するラベル又は添付文書を内包し、かつ前記医薬品が、1種以上の本発明による化合物を含有する製品に関する。包装材料、ラベル及び添付文書は、その他の点で、関連の利用性を有する医薬品のための標準的な包装材料、ラベル及び添付文書として一般に考慮されるものに対応又は類似している。
本発明による医薬組成物は、自体公知の方法及び当業者に公知の方法によって製造される。医薬組成物としては、本発明の化合物(=有効化合物)はそれ自体で、又は有利には適当な医薬品助剤及び/又は賦形剤と組み合わせて、例えば錠剤、被覆錠剤、糖剤、丸剤、カシェ剤、顆粒剤、カプセル剤、カプレット剤、坐剤、パッチ剤(例えばTTS)、乳剤(例えばマイクロエマルジョン又は脂質エマルジョン)、懸濁液剤(例えばナノ懸濁液)、ゲル剤、可溶化物剤又は液剤(例えば滅菌溶液)の形で又はリポソーム中に封入してもしくはβ−シクロデキストリン包接複合体などとして使用され、その際、有効化合物の含有率は有利には0.1〜95%であり、かつ助剤及び/又は賦形剤の適当な選択によって、有効化合物に厳密に適合された、及び/又は作用の所望の開始に厳密に適合された医薬品投与形(例えば遅延放出形又は腸溶形)を達成できる。
当業者はその専門知識により所望の医薬品製剤に適した助剤、ビヒクル、賦形剤、希釈剤、担体又はアジュバントに精通している。溶剤の他に、ゲル形成剤、軟膏基剤及び他の有効化合物賦形剤、例えば酸化防止剤、分散剤、乳化剤、保存剤、可溶化剤(例えばポリオキシエチレングリセロールトリリシノレート 35、PEG 400、Tween 80など)、着色剤、錯化剤、浸透促進剤、安定剤、充填剤、結合剤、増粘剤、崩壊剤、緩衝剤、pH調節剤(例えば中性の、アルカリ性のもしくは酸性の製剤を得るために)、ポリマー、滑沢剤、被覆剤、噴射剤、張性調節剤、界面活性剤、フレーバー剤、甘味料もしくは色素を使用することができる。
特に、所望の配合及び所望の投与様式に適した型の助剤及び/又は賦形剤が使用される。
本発明による化合物、医薬組成物又は組合せ物の投与は、この分野で利用できる一般的に許容される任意の様式で実施できる。好適な投与様式の実例は、例えば静脈内、経口、経鼻、非経口、局所、経皮及び直腸内の送達である。経口及び静脈内の送達が好ましい。
皮膚病の治療のためには、本発明による化合物を、特に局所適用のために適当な医薬組成物の形で適用できる。該医薬組成物の製造のために、本発明による化合物(=有効化合物)を有利には適当な製薬学的賦形剤と混合し、更に加工して適当な医薬品製剤を得る。適当な医薬品製剤は、例えば粉剤、乳剤、懸濁剤、スプレー剤、オイル剤、軟膏剤、脂肪軟膏剤、クリーム剤、ローション剤、ペースト剤、ゲル剤又は液剤である。
本発明による医薬組成物は自体公知の方法によって製造される。本発明の化合物(=有効化合物)の投与は、細胞(過剰)増殖のインヒビター又はアポトーシスのインデューサーについて慣用のオーダーで行われる。従って皮膚病の治療のための局所適用形(例えば軟膏)は有効化合物を、例えば0.1〜99%の濃度で含有する。全身療法(経口)の場合の慣用の用量は、0.03〜60mg/kg/日であり、(静脈内で)0.03〜60mg/kg/時間であってよい。もう一つの実施態様においては、全身療法の場合の慣用の用量は、経口で0.3〜30mg/kg/日であり、静脈内で0.3〜30mg/kg/時間である。その都度必要とされる最適な投与計画及び投薬期間、特に有効化合物の用量及び投与様式の選択は、当業者によってその専門知識に基づいて決定することができる。
治療されるべき又は予防されるべき特定の疾病によっては、その疾病を治療又は予防するのに通常投与される付加的な治療的活性剤を場合により同時投与してよい。本願で使用される場合に、特定の疾病を治療又は予防するのに通常投与される付加的な治療的活性剤は、治療される疾病に好適であるとして知られている。
例えば、本発明による化合物を、前記の疾病の治療に使用される1種以上の標準的な療法剤と組み合わせてもよい。特定の一実施態様においては、本発明による化合物を、1種以上の当該技術分野で公知の抗癌剤、例えば以下に記載される1種以上の化学療法薬及び/又は標的特異的な抗癌剤と組み合わせることができる。
組み合わせ療法で頻繁に使用される公知の化学療法抗癌剤の例は、これらに制限されないが、(i)アルキル化剤/カルバミル化剤、例えばシクロホスファミド(エンドキサン(登録商標))、イフォスファミド(ホロキサン(登録商標))、チオテパ(チオテパレダーレ(登録商標))、メルファラン(アルケラン(登録商標))又はクロロエチルニトロソウレア(BCNU);(ii)白金誘導体、例えばシスプラチン(プラチネックス(登録商標)BMS)、オキサリプラチン又はカルボプラチン(カルボプラット(登録商標)BMS);(iii)有糸分裂阻害剤/チューブリン阻害剤、例えばビンカアルカロイド(ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビノレルビン)、タキサン類、例えばパクリタキセル(タキソール(登録商標))、ドセタキセル(タキソテレ(登録商標))及び類似体並びにその新規の製剤及びコンジュゲート、エポチロン、例えばエポチロンB(パツピロン(登録商標))、アザエポチロン(イクサベピロン(登録商標))又はZK−EPO、全合成エポチロンB類似体;(iv)トポイソメラーゼインヒビター、例えばアントラサイクリン類(例えばドキソルビシン/アドリブラスチン(登録商標))、エピポドフィロトキシン類(例えばエトポシド/エトポフォス(登録商標))及びカンプトテシン及びカンプトテシン類似体(例えばイリノテカン/カンプトサール(登録商標)又はテポテカン/ハイカムチン(登録商標));(v)ピリミジンアンタゴニスト、例えば5−フルオロウラシル(5−FU)、カペシタビン(キセロダ(登録商標))、アラビノシルシトシン/シタラビン(アレキサン(登録商標))又はゲムシタビン(ゲムザール(登録商標));(vi)プリンアンタゴニスト、例えば6−メルカプトプリン(プリネトール(登録商標))、6−チオグアニン又はフルダラビン(フルダラ(登録商標))及び最後に(vii)葉酸アンタゴニスト、例えばメトトレキセート(ファルミトレキセート(登録商標))又はペメトレキセド(アリムタ(登録商標))を含む。
実験的及び標準的癌療法で使用される標的特異的抗癌剤クラスの例は、これらに制限されないが、(i)キナーゼインヒビター、例えばイマチニブ(グリベック(登録商標))、ZD−1839/ゲフィチニブ(イレッサ(登録商標))、Bay43−9006(ソラフェニブ)、SU11248/スニチニブ(ステント(登録商標))又はOSI−774/エルロチニブ(タルセバ(登録商標));(ii)プロテアソームインヒビター、例えばPS−341/ボルテゾニブ(ベルカデ(登録商標));(iii)ヒストンデアセチラーゼインヒビター、例えばSAHA、PXD101、MS275、MGCD0103、デプシペプチド/FK228、NVP−LBH589、LAQ−824、バルプロン酸(VPA)及び酪酸塩;(iv)ヒートショックタンパク質90インヒビター、例えば17−アリルアミノゲルダナマイシン(17−AAG);(v)血管標的剤(VAT)、例えばコンブレタスタチンA4リン酸又はAVE8062/AC7700及び抗脈管形成剤、例えばVEGF抗体、例えばベバシズマブ(アバスチン(登録商標))又はKDRチロシンキナーゼインヒビター、例えばPTK787/ZK222584(バタラニブ);(vi)モノクローナル抗体、例えばトラスツズマブ(ヘルセプチン(登録商標))又はリツキシマブ(マブテラ/リツキサン(登録商標))又はアレムツツマブ(Campath(登録商標))又はトシツマブ(ベキサール(登録商標))又はC225/セツキシマブ(エルビタックス(登録商標))又はアバシン(前記参照)並びに突然変異体及びモノクローナル抗体のコンジュゲート、例えばゲムツツマブ オゾガマイシン(ミロタルグ(登録商標))又はイブリツモマブ チウキセタン(ゼバリン(登録商標))及び抗体フラグメント;(vii)オリゴヌクレオチド系治療薬、例えばG−3139/オブリメルセン(ゲナセンス(登録商標));(viii)Toll様レセプター/TLR9アゴニスト、例えばプロムン(登録商標)、TLR7アゴニスト、例えばイミキモッド(アルダラ(登録商標))又はイサトリビン及びその類似体、又はTLR7/8アゴニスト、例えばレシキモッド並びにTLR7/8アゴニストとしての免疫刺激性RNA;(ix)プロテアーゼインヒビター(x)ホルモン療法剤、例えば抗エストロゲン類(例えばタモキシフェン又はラロキシフェン)、抗アンドロゲン類(例えばフルタミド又はカソデックス)、LHRH類似体(例えばロイプロリド、ゴセレリン又はトリプトレリン)及びアロマターゼインヒビターを含む。
組合せ療法のために使用できる他の公知の標的特異的な抗癌剤は、ブレオマイシン、レチノイド類、例えばオールトランスレチノイン酸(ATRA)、DNAメチルトランスフェラーゼインヒビター、例えば2−デオキシシチジン誘導体デシタビン(ドカゲン(登録商標))及び5−アザシチジン、アラノシン、サイトカイン、例えばインターロイキン−2、インターフェロン、例えばインターフェロンα2又はインターフェロン−γ、デス受容体アゴニスト、例えばTRAIL、DR4/5アゴニスト抗体、FasLアゴニスト及びTNF−Rアゴニストを含む。
本発明による組合せ療法で有用といえる抗癌剤の例としては、これらに制限されないが、以下の任意の薬剤
5FU、アクチノマイシンD、アバレリックス、アブシキシマブ、アクラルビシン、アダパレン、アレムツズマブ、アルトレタミン、アミノグルテチミド、アミプリローズ、アムルビシン、アナステロゾール、アンシタビン、アルテミシニン、アザチオプリン、バシリキシマブ、ベンダムスチン、ベバシツマブ、ベキサール、ビカルタミド、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブロクスリジン、ブスルファン、キャンパス、カペシタビン、カルボプラチン、カルボクオン、カルムスチン、セトロレリックス、クロラムブシル、クロロメチン、シスプラチン、クラドリビン、クロミフェン、シクロホスファミド、ダカルバジン、ダクリズマブ、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、デシタビン、デスロレリン、デキシラゾキサン、ドセタキセル、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドロロキシフェン、ドロスタノロン、エデルフォシン、エフロルニチン、エミテフール、エピルビシン、エピチオスタノール、エプタプラチン、エルビツックス、エルロチニブ、エストラムスチン、エトポシド、エキセメスタン、ファドロゾール、フィナステリド、フロクスリジン、フルシトシン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルタミド、フォルメスタン、フォスカルネット、フォスフェストロール、フォテムスチン、フルベストラント、ゲフィチニブ、ジェナセンス、ゲムシタビン、グリベック、ゴセレリン、グスペリムス、ヘルセプチン、イダルビシン、イドクスリジン、イフォスファミド、イマチニブ、イムプロスルファン、インフリキシマブ、イリノテカン、イキサベピロン、ランレオチド、レトロゾール、ロイプロレリン、ロバプラチン、ロムスチン、ルプロリド、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキセート、メツレデパ、ミボプラチン、ミフェプリストン、ミルテフォシン、ミリモスチム、ミトグアゾン、ミトラクトール、ミトマイシン、ミトキサントロン、ミゾリビン、モテキサフィン、マイロターグ、ナルトグラスチム、ネバズマブ、ネダプラチン、ニルタミド、ニムスチン、オクトレオチド、オルメロキシフェン、オキサリプラチン、パクリタキセル、パリビズマブ、パツピロン、ペガスパルガーゼ、ペグフィルグラスチム、ペメトレキセド、ペンテトレオチド、ペントスタチン、ペルフォスファミド、ピポスルファン、ピラルビシン、プリカマイシン、プレドニムスチン、プロカルバジン、プロパゲルマニウム、塩化プロスピジウム、ラロキシフェン、ラルチトレキセド、ラニムスチン、ランピルナーゼ、ラスブリカーゼ、ラゾキサン、リツキシマブ、リファンピシン、リトロスルファン、ロムルチド、ルボキシスタウリン、サルグラモスチム、サトラプラチン、シロリムス、ソブゾキサン、ソラフェニブ、スピロムスチン、ストレプトゾシン、スニチニブ、タモキシフェン、タソネルミン、テガフール、テモポルフィン、テモゾロミド、テニポシド、テストラクトン、チオテパ、チマルファシン、チアミプリン、トポテカン、トレミフェン、トレイル、トラスツズマブ、トレオスルファン、トリアジクオン、トリメトレキセート、トリプトレリン、トロフォスファミド、ウレデパ、バルルビシン、バタラニブ、ベルテポルフィン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボロゾール及びゼバリンが挙げられる。
本発明による化合物の組み合わせ相手として本願に上述した抗癌剤は、その製剤学的に認容性の誘導体、例えばその製剤学的に認容性の塩を含むことを意図する。
当業者は、その専門知識に基づいて、同時投与される付加的な治療剤の種類、全日用量及び投与形を認識している。前記の全日用量は広い範囲で変更できる。
本発明の実施において、本発明による化合物は、組合せ療法において、別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして(例えば組合せ単位投与形として、別々の単位投与形として、隣接した不連続な単位投与形として、固定組合せ物又は非固定組合せ物として、小分けキットとして又は混合物として)、1種以上の標準的な療法剤、特に当該技術分野で知られる抗癌剤(化学療法薬及び/又は標的特異的な抗癌剤)、例えば前記のいずれかと一緒に投与してよい。
この文脈で、更に、本発明は、本発明による化合物少なくとも1種である第一の有効成分と、当該技術分野で公知の少なくとも1種の抗癌剤、例えば本願で前記の抗癌剤1種以上である第二の有効成分とを含有し、療法において、例えば本願で述べた疾病のいずれかの療法において、別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして使用するための組合せ物に関する。
本発明による用語"組合せ物"は、固定組合せ物、非固定組合せ物又は小分けキットとして存在してよい。
"固定組合せ物"は、前記の第一の有効成分と第二の有効成分とが1つの単位用量で又は単一物で一緒に存在する組合せ物として定義される。"固定組合せ物"の一例は、前記の第一の有効成分と前記の第二の有効成分とが、例えば一製剤中に同時の投与のために混合物で存在する医薬組成物である。"固定組合せ物"のもう一つの例は、前記の第一の有効成分と前記の第二の有効成分とが、混合されることなく1つの単位で存在する医薬品組合せ物である。
"小分けキット"は、前記の第一の有効成分と前記の第二の有効成分とが1単位より多くで存在する組合せ物として定義される。"小分けキット"の一例は、前記の第一の有効成分と前記の第二の有効成分とが別々に存在する組合せ物である。小分けキットの成分は、別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして投与してよい。
更に本発明は、少なくとも1種の本発明による化合物である第一の有効成分と、少なくとも1種の当該技術分野で公知の抗癌剤、例えば前記の抗癌剤の1種以上である第二の有効成分、及び場合により製剤学的に認容性の担体又は希釈剤を含有する、療法において別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして使用するための医薬組成物に関する。
更に、本発明は、a)本発明による少なくとも1種の化合物と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤との配合物及びb)少なくとも1種の当該技術分野で知られる抗癌剤、例えば前記の1種以上の抗癌剤と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤との配合物を含有する組合せ製品に関する。
更に本発明は、本発明による化合物である第一の有効成分と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤の調剤;当該技術分野で知られる抗癌剤、例えば前記の抗癌剤の1つある第二の有効成分と製剤学的に認容性の担体又は希釈剤の調剤を含有する、療法において同時に、併用して、連続的に、別々に又は時間的にずらして使用するための小分けキットに関する。場合により、前記キットは、療法において、例えばアポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾病及び/又は疾患、例えば癌、より厳密には前記の癌疾患のいずれかを治療するのに使用するための説明書を含む。
更に本発明は、本発明による少なくとも1種の化合物と少なくとも1種の当該技術分野で知られる抗癌剤とを含有する、同時に、併用して、連続的に又は別々に投与するための組合せ調剤に関する。
この関連で、本発明は更に、抗増殖特性及び/又はアポトーシス誘導特性を有する本発明による組合せ物、組成物、製剤、調剤又はキットに関する。
加えて更に、本発明は、患者において、組合せ療法で、(過剰)増殖疾病及び/又はアポトーシスの誘発に反応を示す疾患を治療する方法において、それを必要とする患者に、本願に記載される組合せ物、組成物、製剤、調剤又はキットを投与することを含む方法に関する。
加えて更に、本発明は、患者において、(過剰)増殖疾病及び/又はアポトーシスの誘発に反応を示す疾患を治療する方法において、組合せ療法において、別々に、同時に、併用して、連続的に又は時間的にずらして、本発明による化合物及び製剤学的に認容性の担体又は希釈剤を含有する製剤学的に有効かつ治療学的に有効かつ認容性の量の医薬組成物及び製剤学的に有効かつ治療学的に有効かつ認容性の量の1種以上の当該技術分野で知られる抗癌剤、例えば前記の抗癌剤の1種以上をそれを必要とする患者に投与することを含む方法に関する。
更に加えて、本発明は、患者において、アポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾病及び/又は疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌、特に本願に挙げられる癌疾病のいずれかを治療、予防又は改善するための方法において、それを必要とする患者に、本発明による化合物である第一の有効化合物の量と、第二の有効化合物の量とを、別々に、同時に、併用して、連続的に又は時間的にずらして投与することを含み、前記の少なくとも1種の第二の有効化合物が、標準的な治療剤、特に少なくとも1種の当該技術分野で公知の抗癌剤、例えば本願に挙げられる1種以上の前記の化学療法剤及び標的特異的抗癌剤であり、その際、第一の有効化合物の量と第二の有効化合物の量が治療効果をもたらす方法に関する。
なおも更に加えて、本発明は、患者において、アポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾病及び/又は疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌、特に本願に挙げられる癌疾病のいずれかを治療、予防又は改善するための方法において、本発明による組合せ物を投与することを含む方法に関する。
加えて更に、本発明は、過剰増殖疾病、例えば癌及び/又はアポトーシスの誘発に反応を示す疾患、特に前記の疾病、例えば良性又は悪性の新形成を治療、予防又は改善するための医薬製品、例えば市販パッケージ又は医薬品の製造における、本発明による組成物、組合せ物、製剤、調剤又はキットの使用に関する。
更に本発明は、1種以上の本発明による化合物を含有し、それと一緒に、1種以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、例えば前記の任意のものと同時に、併用して、連続的に又は別々に使用するための説明書を含有する市販パッケージに関する。
更に本発明は、唯一の有効成分としての1種以上の本発明による化合物を必須とし、それと一緒に、1種以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、例えば前記の任意のものと同時に、併用して、連続的に又は別々に使用するための説明書を含有する市販パッケージに関する。
更に本発明は、1種以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、例えば前記の任意のものを含有し、それと一緒に、1種以上の本発明による化合物と同時に、併用して、連続的に又は別々に使用するための説明書を含有する市販パッケージに関する。
本発明による組合せ療法の文脈で挙げられた組成物、組合せ物、調剤、製剤、キット又はパッケージは、また本発明による化合物1種以上及び/又は当業者に公知の挙げられる抗癌剤1種以上も含む。
本発明による組合せ物又は小分けキットの第一の有効成分と第二の有効成分は、組合せ療法において、同時に、併用して、連続的に、別々に又は時間的にずらして使用するために後に一緒にされる別々の製剤(すなわち互いに独立している)として提供することができ、又は組合せ療法において、同時に、併用して、連続的に、別々に又は時間的にずらして使用するための組合せパッケージの別々のコンポーネントとして一緒に包装され一緒に存在することができる。
本発明による組合せ物又は小分けキットの第一の有効成分と第二の有効成分の医薬製剤の型は同様であってよい、すなわち両方の成分は、別々の錠剤又はカプセル剤で製剤されているか、又は前記の医薬製剤の型は異なってよい、すなわち異なる投与形に適合せることができる、例えば一方の有効成分を錠剤又はカプセル剤として製剤し、もう一方を、例えば静脈内投与用に製剤する。
本発明による組合せ物、組成物又はキットの第一の有効成分と第二の有効成分の量は、一緒になって、アポトーシスの誘導に反応を示す(過剰)増殖性の疾病及び/又は疾患、特に本願に挙げられる疾病の1つ、例えば良性又は悪性の新形成、特に癌、例えば本願に挙げられる癌疾病のいずれかの治療、予防又は改善のために治療学的に有効な量を含む。
更に、本発明による化合物は癌の術前又は術後の治療に使用することができる。
更に加えて、本発明による化合物は放射線療法と組み合わせて使用することができる。
本発明による組合せ物は、本発明による化合物と他の有効な抗癌剤との両者を固定組合せで含有する組成物(固定単位投与形)又は2種以上の有効成分を不連続な別々の投与形として含有する医薬品パッケージ(非固定組合せ物)を指すことができる。2種以上の有効成分を含有する医薬品パックの場合に、有効成分は、有利にはコンプライアンスの改善に適したブリスターカード中に入れられる。
各ブリスターカードは、有利には一日の治療に摂取されるべき医薬品を含有する。それらの薬品が一日の異なる時点で摂取される場合には、これらの薬剤は、一日のなかでそれらが摂取される時間の種々の範囲に応じてブリスターカードの種々の区画に割り付けてよい。一日の特定の時点で一緒に摂取されるべき医薬品のためのブリスター空隙は一日の時間のそれぞれの範囲で調節される。一日の種々の時間は、もちろんまた明瞭に見えるようにブリスターに付けられる。またもちろん、例えば医薬品を摂取すべき期間を指示する、例えばそれらの時間を述べることも可能である。
一日の区画は、ブリスターカードの1本の線に相当することがあり、そしてその際、一日の時間はこの列の時間的順序で確認される。
一日の特定の時間で一緒に摂取せねばならない医薬品は、有利には距離を離さず、それらが容易にブリスターから押し出せ、そしてブリスターからその投与形を取り出すのを忘れないという趣旨で、ブリスターカードに適切な時間で一緒に配置される。
生物学的調査
本願に記載の化合物の抗増殖活性/細胞毒性活性は、RKO(RKOp27)型ヒト結腸腺癌のサブクローン(Schmidt et al.,Oncogene 19,2423−2429;2000)において、Alamar社製のBlue cell viabilityアッセイ(O’Brien et al.Eur J Biochem 267,5421−5426,2000に記載される)を用いて試験できる。化合物を、ジメチルスルホキシド(DMSO)中に20mMの溶液として溶解させ、引き続き片対数段階で希釈する。DMSO希釈物を更に1:100で、10%の仔ウシ血清を含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中に希釈して、試験における最終濃度の2倍だけの最終濃度にする。RKOサブクローンを、96ウェル平底プレート中に、1ウェルあたり5000細胞の密度で、ウェルあたり50μlの容量で播種した。播種24時間後に、DMEM培地中の化合物希釈物それぞれ50μlを96ウェルプレートの各ウェルに添加する。各化合物希釈物を四重反復試験として試験する。未処理の対照細胞を含有するウェルを1%のDMSOを含有する50μlのDMEM培地で満たす。次いでこれらの細胞を物質と一緒に37℃で72時間、5%の二酸化炭素を含有する湿潤雰囲気中でインキュベートする。細胞の生存度を測定するために、10μlのアラマーブルー(バイオソース社)を添加し、そして544nmの吸光及び590nmの発光で蛍光を測定する。細胞生存度の計算のために、未処理の細胞からの蛍光値を100%の生存度に設定し、未処理の細胞の蛍光率を未処理の細胞の値について設定する。生存度は%値として表現する。
高増殖活性/細胞毒性についての化合物の相応のIC50値を濃度−効果曲線から決定する。
前記のアッセイで測定された抗増殖性/細胞毒性についての代表的なIC50値は以下の表Aからわかり、そこでは化合物の番号は実施例の番号に相当する。
表A
高増殖活性/細胞毒性
Figure 2008542243
細胞周期に特異的な作用様式を測定するために、RKO型の結腸腺癌細胞のサブクローン(Schmidt他によってOncogene 19,2423−2429;2000に記載されるRKOp27又はRKOp21)を、96ウェル平底プレート中に、1ウェルあたり15000細胞の密度で、ウェルあたり50μlの容量で、10μMのポナステロンAを含有する10%PCSを有するDMEM成長培地中で播種する。播種24時間後に、DMEM培地中の化合物希釈物それぞれ50μlを96ウェルプレートの各ウェルに添加する。各化合物希釈物を四重反復試験として試験する。未処理の対照細胞を含有するウェルを1%のDMSOを含有する50μlのDMEM培地で満たす。次いでこれらの細胞を物質と一緒に37℃で72時間、5%の二酸化炭素を含有する湿潤雰囲気中でインキュベートする。細胞の生存度を測定するために、10μlのアラマーブルー(バイオソース社)を添加し、そして544nmの吸光及び590nmの発光で蛍光を測定した。細胞生存度の計算のために、未処理の細胞からの蛍光値を100%の生存度に設定し、未処理の細胞の蛍光率を未処理の細胞の値について設定する。生存度は%値として表現する。インデューサーのポナステロンAの不在下で発育した増殖細胞の生存度と、ポナステロンAによって誘導された異所性p27Kip1の発現によって停止した細胞の生存度とを比較する。
別種の化学療法薬に対して高い耐性を有することが知られる細胞において抗増殖活性/細胞毒性活性を試験するために、HCT15細胞(P−糖タンパク質過剰を有する)及びMCF7 ADR細胞(その両者は一定種の多剤耐性トランスポーターを過剰発現することが知られている)を、前記のAlamar社製のBlueアッセイで使用する。簡潔には、化合物を、ジメチルスルホキシド(DMSO)中に20mMの溶液として溶解させ、引き続き片対数段階で希釈する。DMSO希釈物を更に1:100で、10%の仔ウシ血清を含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中に希釈して、試験における最終濃度の2倍だけの最終濃度にした。試験されるべき細胞を、96ウェル平底プレート中に、1ウェルあたり10000細胞の密度で、ウェルあたり50μlの容量で播種する。播種24時間後に、DMEM培地中の化合物希釈物それぞれ50μlを96ウェルプレートの各ウェルに添加する。各化合物希釈物を四重反復試験として試験する。未処理の対照細胞を含有するウェルを1%のDMSOを含有する50μlのDMEM培地で満たす。次いでこれらの細胞を物質と一緒に37℃で72時間、5%の二酸化炭素を含有する湿潤雰囲気中でインキュベートする。細胞の生存度を測定するために、10μlのアラマーブルー(バイオソース社)を添加し、そして544nmの吸光及び590nmの発光で蛍光を測定した。細胞生存度の計算のために、未処理の細胞からの蛍光値を100%の生存度に設定し、未処理の細胞の蛍光率を未処理の細胞の値について設定する。生存度は%値として表現する。
アポトーシスの誘発は、細胞死検出ELISA(ロシュ・バイオケミカルズ社、マンハイム、ドイツ)を用いて測定できる。RKOサブクローンを、96ウェル平底プレート中に、1ウェルあたり10000細胞の密度で、ウェルあたり50μlの容量で播種した。播種24時間後に、DMEM培地中の化合物希釈物それぞれ50μlを96ウェルプレートの各ウェルに添加する。各化合物の希釈物は少なくとも三重反復試験で試験する。未処理の対照細胞を含有するウェルを1%のDMSOを含有する50μlのDMEM培地で満たす。次いでこれらの細胞を物質と一緒に37℃で24時間、5%の二酸化炭素を含有する湿潤雰囲気中でインキュベートする。アポトーシスの誘発についてのポジティブコントロールとして、細胞を50μMのシスプラチン(Gry Pharmaceuticals,Kirchzarten,ドイツ)で処理する。次いで培地を除去し、細胞を200μlの溶解バッファー中で溶解させる。製造元によって記載されるように遠心分離した後に、10μlの細胞溶解物をプロトコールに記載されるように処理する。アポトーシスの程度は以下のように計算する:50μMのシスプラチンで処理された細胞からの溶解物で得られた405nmでの吸光度を100cpu(シスプラチン単位)として設定し、一方で405nmでの吸光度0.0を0.0cpuとして設定した。アポトーシスの程度は、50μMのシスプラチンで処理された細胞から得られた溶解物で達成された100cpuの値に対するcpuとして表現される。

Claims (21)

  1. 式I
    Figure 2008542243
    [式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル又はRabとRacとによって異なる炭素原子上で置換されたC2〜C4−アルキルであり、
    Rbは、−T−Qであり、その際、
    Tは、C1〜C6−アルキレン又はC3〜C7−シクロアルキレンであり、かつ
    Qは、RbaとRbbとRbcとによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
    Raaは、C3〜C7−シクロアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8、完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシ及び−OR9からなる群から選択され、その際、
    前記のHarは、場合により、R10から無関係に選択された1もしくは2個の置換基によって置換されていてよく、その際、
    R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
    R9は、C1〜C4−アルキル、C3〜C7−シクロアルキル、C3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
    Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
    Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
    Harは、親分子基に環炭素原子又は環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する、9員もしくは10員の縮合二環式の不飽和の、芳香族のヘテロアリール環であるか、
    のいずれかであり、
    それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシから選択され、
    Rabは、ヒドロキシルであり、
    Racは、ヒドロキシルであるか、又は
    Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋を形成するか、又は
    Rab及びRacは、互いに二結合離れた炭素原子に結合されて、一緒になって、フッ素及びメチルから無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって置換されていてよいメチレンジオキシ架橋を形成し、
    Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、C3〜C7−シクロアルコキシ、C3〜C7−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ、フェニル−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C1〜C4−アルコキシ、C3〜C6−アルキニルオキシ、ニトロ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbcは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択されるか、又は
    Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、C1〜C2−アルキレンジオキシ架橋又は完全にもしくは部分的にフッ素で置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ架橋を形成する]で示される化合物並びにそれらの塩。
  2. 式Ia、Ib、Ic、Id及びId′
    Figure 2008542243
    [式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、C1〜C4−アルキル、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキル又は、Rab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC2〜C4−アルキルであり、かつ
    Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
    前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって場合により置換されていてよく、その際、
    R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
    R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
    Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつ窒素、酸素及び硫黄から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環であるか、
    Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつ1もしくは2個の窒素原子を有する、6員の単環式の不飽和の芳香族のヘテロアリール環であるか、
    のいずれかであり、
    それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rabは、ヒドロキシルであり、
    Racは、ヒドロキシルであるか、又は
    Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
    Rbaは、C1〜C4−アルコキシ、C3〜C5−シクロアルコキシ、C3〜C5−シクロアルキル−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C2〜C4−アルコキシ、C3〜C5−アルキニルオキシ、ニトロ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbcは、水素、ハロゲン及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択されるか、又は
    Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する]のいずれか1つで示される、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  3. 請求項2に示される式Ia、Ib、Ic、Id及びId′のいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、C1〜C4−アルキル、又はRaaによって置換されたC1〜C4−アルキル、又はRab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、かつ
    Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル、Har、モルホリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8及び−OR9からなる群から選択され、その際、
    前記のHarは、R10から無関係に選択される1もしくは2個の置換基によって場合により置換されていてよく、その際、
    R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なってよく、かつ水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から無関係に選択され、
    R9は、C1〜C4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C4−アルキル、ピリジル−C1〜C4−アルキル及び(C1〜C4−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ)−C2〜C4−アルキルからなる群から選択され、
    Harは、親分子基に環炭素原子もしくは環窒素原子を介して結合されており、かつイミダゾリル、ピラゾリル又はトリアゾリルであるか、
    Harは、親分子基に環炭素原子を介して結合されており、かつピリジニル、ピラジニル又はピリミジニルであるか、
    のいずれかであり、
    それぞれのR10は、同一又は異なってよく、それぞれ無関係に、C1〜C4−アルキル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rabは、ヒドロキシルであり、
    Racは、ヒドロキシルであるか、又は
    Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
    Rbaは、C1〜C4−アルコキシ及び完全にもしくは大部分がフッ素で置換されたC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbbは、水素、C1〜C4−アルキル及びC1〜C4−アルコキシからなる群から選択され、
    Rbcは、水素及びハロゲンからなる群から選択されるか、又は
    Rbb及びRbcは、互いにオルト位で結合されて、一緒になって、メチレンジオキシ架橋、エチレンジオキシ架橋、ジフルオロメチレンジオキシ架橋又はテトラフルオロエチレンジオキシ架橋を形成する、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  4. 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、C1〜C4−アルキルであるか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、ピリジル、ピリミジニル、R101及び/又はR102で置換されたピリジル又はR101及び/又はR102で置換されたピリミジニルであるか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリル、R101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(C1〜C4−アルキル)−ピラゾリルであるか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、R101で置換された1N−(H)−イミダゾリル又はR101で置換された1N−(H)−ピラゾリルであるか、
    R1は、Rab及びRacによって異なる炭素原子上で置換されたC3〜C4−アルキルであり、その際、
    Rabは、ヒドロキシルであり、
    Racは、ヒドロキシルであるか、又は
    Rab及びRacは、隣接する炭素原子に結合されて、一緒になって、ジメチルメチレンジオキシ架橋を形成するか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、−C(O)OR3であるか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル、モルホリノ、−OC(O)R8又は−OR9であるか、
    R1は、Raaによって置換されたC1〜C4−アルキルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、モノ−もしくはジ−(R101)で置換されたイミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−(R101)で置換されたピラゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつ
    Qは、Rba及びRbb及びRbcによって置換されており、かつフェニルであり、その際、
    R3は、水素及びC1〜C4−アルキルからなる群から選択され、
    R8は、C1〜C4−アルキルであり、
    R9は、C1〜C4−アルキル、フェニル−C1〜C2−アルキル、C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルキル及び(C1〜C2−アルコキシ−C2〜C3−アルコキシ)−C2〜C3−アルキルからなる群から選択され、
    R101は、C1〜C4−アルキルであり、
    R102は、C1〜C4−アルコキシ又はC1〜C4−アルキルであり、
    Rbaは、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシからなる群から選択され、
    Rbbは、水素、メチル、エチル、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
    Rbcは、水素である、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  5. 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、メチル、エチル又はプロピルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
    Raaは、ピリジル、ピリミジニル、メチルで置換されたピリジル又はメトキシで置換されたピリジルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
    Raaは、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
    R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
    Raaは、カルボキシル、メトキシカルボニル、ヒドロキシル、メチルカルボニルオキシ、メトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ又は2−メトキシエトキシであるか、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル又は3−(Raa)−プロピルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
    Rbbは、メチル及びメトキシからなる群から選択される、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  6. 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ピリジルであるか、
    R1は、(Raa)−メチルであり、その際、
    Raaは、1N−メチル−イミダゾリルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル又はメトキシであるか、
    R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イル又はモノ−もしくはジ−メチルで置換されたイミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
    Rbbは、メチルである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  7. 請求項2に示される式Ia、Ib及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
    R1は、(Raa)−メチルであり、その際、
    Raaは、1−メチル−イミダゾール−2−イル又は1−メチル−イミダゾール−5−イルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イル、2−メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−メトキシフェニルであるか、
    Qは、2−エトキシフェニルであるか、
    Qは、3−メトキシフェニルであるか、
    Qは、3−エトキシフェニルであるか、
    Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
    Rbbは、メチルであるか、
    Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
    Rbbは、メチルであるか、
    のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  8. 請求項2に示される式Ia、Ib又はIcで示され、それらの式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル又はピリジン−4−イルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−メトキシフェニルであるか、
    Qは、2−エトキシフェニルであるか、
    Qは、3−メトキシフェニルであるか、
    Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシであり、
    Rbbは、メチルであるか、
    のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  9. 請求項2に示される式Ia及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ピリジルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、メトキシであるか、
    R1は、(2−メトキシエトキシ)−メチルであるか、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−(Rba)−フェニル、3−(Rba)−フェニル、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニル、2−(Rba)−6−(Rbb)−フェニル、2−(Rbb)−3−(Rba)−フェニル又は2−(Rbb)−5−(Rba)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ及びエトキシからなる群から選択され、
    Rbbは、メチルである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  10. 請求項2に示される式Ia及びIcのいずれか1つで示され、その式中、
    Raは、−C(O)R1であり、その際、
    R1は、(Raa)−メチル又は2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ピリジルであるか、
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、イミダゾール−1−イルであるか、
    のいずれかであり、かつその際、
    Qは、2−メトキシフェニルであるか、
    Qは、2−エトキシフェニルであるか、
    Qは、3−メトキシフェニルであるか、
    Qは、3−エトキシフェニルであるか、
    Qは、2−(Rba)−3−(Rbb)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
    Rbbは、メチルであるか、
    Qは、2−(Rba)−5−(Rbb)−フェニルであり、その際、
    Rbaは、メトキシ又はエトキシであり、
    Rbbは、メチルであるか、
    のいずれかである、請求項1記載の化合物並びにそれらの塩。
  11. 式Iで示され、以下の
    1. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    2. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    3. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    4. 4−{3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−4−オキソ−酪酸 メチルエステル
    5. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    6. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    7. 酢酸 2−{3−シアノ−2−[3−(2−メトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−2−オキソ−エチルエステル
    8. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    9. 4−{3−シアノ−2−[3−(2−エトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−4−オキソ−酪酸 メチルエステル
    10. 酢酸 2−{3−シアノ−2−[3−(2−エトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,7−ジヒドロ−5H−チエノ[2,3−c]ピリジン−6−イル}−2−オキソ−エチルエステル
    11. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    12. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    13. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    14. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    15. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    16. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    17. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    18. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    19. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    20. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    21. N−[3−シアノ−6−(4−ヒドロキシ−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    22. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    23. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    24. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    25. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    26. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    27. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    28. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    29. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    30. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    31. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    32. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    33. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    34. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    35. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    36. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    37. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    38. N−[3−シアノ−6−(3−ピリミジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    39. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    40. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    41. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    42. N−[3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    43. N−[3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    44. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    45. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    46. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    47. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    48. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    49. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    50. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−6−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    51. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    52. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メトキシ−6−メチル−ピリジン−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    53. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    54. N−[6−(4−クロロ−ブタノイル)−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    55. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    56. N−[3−シアノ−6−((RS)−3−イミダゾール−1−イル−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    57. N−[3−シアノ−6−((RS)−3−イミダゾール−1−イル−ブタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    58. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    59. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    60. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    61. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    62. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    63. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−2−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    64. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    65. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    66. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    67. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    68. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    69. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    70. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    71. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    72. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    73. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    74. N−[3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    75. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    76. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    77. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    78. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    79. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    80. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    81. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    82. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    83. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    84. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    85. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    86. N−[3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    87. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    88. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    89. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    90. (RS)−N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    91. N−(6−ブチリル−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    92. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    93. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    94. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    95. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    96. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    97. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    98. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    99. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    100. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    101. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    102. N−[3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    103. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    104. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    105. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    106. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    107. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    108. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    109. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    110. N−{3−シアノ−6−[3−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    111. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    112. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    113. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    114. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    115. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    116. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    117. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    118. N−{3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    119. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    120. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    121. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    122. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    123. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    124. N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    125. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    126. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    127. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    128. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    129. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    130. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    131. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    132. N−{3−シアノ−6−[2−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    133. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    134. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    135. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    136. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    137. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    138. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    139. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    140. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    141. N−{3−シアノ−6−[2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    142. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    143. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    144. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    145. (RS)−N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    146. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    147. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    148. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    149. N−{3−シアノ−6−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    150. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    151. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    152. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    153. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    154. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    155. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    156. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    157. N−{3−シアノ−6−[3−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    158. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    159. (RS)−N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    160. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    161. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    162. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    163. N−{3−シアノ−6−[3−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    164. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    165. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    166. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    167. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    168. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    169. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    170. (RS)−N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    171. (RS)−N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド
    172. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    173. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    174. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
    175. N−[3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    176. N−[3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド
    177. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    178. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    179. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    180. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    181. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    182. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    183. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    184. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    185. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 {3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−アミド
    186. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    187. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    188. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    189. (1RS,2RS)−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    190. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    191. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−3−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    192. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ピリジン−4−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    193. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−4−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    194. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    195. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ピリジン−2−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    196. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−イミダゾール−1−イル−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    197. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−イミダゾール−1−イル−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    198. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 {3−シアノ−6−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−プロパノイル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル}−アミド
    199. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−ヒドロキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    200. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−ヒドロキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    201. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(3−メトキシ−プロパノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド、及び
    202. (1RS,2RS)−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸 [3−シアノ−6−(2−メトキシ−エタノイル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−チエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル]−アミド
    から選択される、請求項1記載の化合物又はそれらの塩。
  12. 請求項1から11までのいずれか1項記載の化合物のエナンチオマー並びにこれらのエナンチオマーの塩。
  13. 疾病の治療で使用するための、請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物。
  14. 請求項1から12までのいずれか1項記載の1種以上の化合物と一緒に慣用の医薬品賦形剤、希釈剤及び/又は担体を含有する医薬組成物。
  15. 請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物を、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌の治療用の医薬組成物を製造するにあたり用いる使用。
  16. 哺乳動物における、(過剰)増殖性の疾病及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌を治療、予防又は改善するための方法において、請求項1から12までのいずれか1項記載の1種以上の化合物の治療学的に有効な量を、それを必要とする前記の哺乳動物に投与することを含む方法。
  17. 請求項1から12までのいずれか1項記載の少なくとも1種の化合物である第一の有効成分と、化学療法剤的抗癌剤及び標的特異的抗癌剤からなる群から選択される少なくとも1種の抗癌剤である第二の有効成分とを有する組合せ物であって、療法、例えば良性新形成又は悪性新形成の療法、例えば癌の療法において、別々に、連続的に、同時に、併用して又は時間的にずらして使用するための組合せ物。
  18. 患者において、過剰増殖性の疾病及び/又はアポトーシスの誘導に反応を示す疾患、例えば良性又は悪性の新形成、例えば癌を治療、予防又は改善するための方法において、それを必要とする前記患者に、請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物である第一の有効化合物の量と、少なくとも1種の第二の有効化合物の量とを、別々に、同時に、併用して、連続的又は時間的にずらして投与することを含み、その際、前記第二の有効化合物が、化学療法的抗癌剤及び標的特異的抗癌剤からなる群から選択される抗癌剤であり、第一の有効化合物の量と第二の有効化合物の量が、治療効果をもたらす方法。
  19. 請求項17又は18記載の組合せ物又は方法であって、前記化学療法的抗癌剤が、(i)シクロホスファミド、イフォスファミド、チオテパ、メルファラン及びクロロエチルニトロソウレアを含むアルキル化剤/カルバミル化剤;(ii)シスプラチン、オキサリプラチン及びカルボプラチンを含む白金誘導体;(iii)ビンカアルカロイド類を含む有糸分裂阻害剤/チューブリン阻害剤、例えばビンクリスチン、ビンブラスチン又はビノレルビン、タキサン類、例えばパクリタキセル、ドセタキセル及び類似体並びにその製剤及びコンジュゲート、及びエポチロン類、例えばエポチロンB、アザエポチロン又はZK−EPO;(iv)アントラサイクリン類を含むトポイソメラーゼインヒビター、例えばドキソルビシン、エピポドフィロトキシン類、例えばエトポシド及びカンプトテシン及びカンプトテシン類似体、例えばイリノテカン又はテポテカン;(v)5−フルオロウラシル、カペシタビン、アラビノシルシトシン/シタラビン及びゲムシタビンを含むピリミジンアンタゴニスト;(vi)6−メルカプトプリン、6−チオグアニン及びフルダラビンを含むプリンアンタゴニスト;及び(vii)メトトレキセート及びペメトレキセドを含む葉酸アンタゴニストから選択される組合せ物又は方法。
  20. 請求項17、18又は19に記載の組合せ物又は方法であって、前記の標的特異的抗癌剤が、(i)イマチニブ、ZD−1839/ゲフィチニブ、BAY43−9006/ソラフェニブ、SU11248/スニチニブ及びOSI−774/エルロチニブを含むキナーゼインヒビター;(ii)PS−341/ボルテゾニブを含むプロテアソームインヒビター;(iii)SAHA、PXD101、MS275、MGCD0103、デプシペプチド/FK228、NVP−LBH589、NVP−LAQ−824、バルプロン酸(VPA)及び酪酸塩を含むヒストンデアセチラーゼインヒビター;(iv)17−アリルアミノゲルダナマイシン(17−AAG)を含むヒートショックタンパク質90インヒビター;(v)コンブレタスタチンA4リン酸又はAVE8062/AC7700を含む血管標的剤(VAT)及びVEGF抗体を含む抗脈管形成剤、例えばベバシズマブ及びKDRチロシンキナーゼインヒビター、例えばPTK787/ZK222584(バタラニブ);(vi)トラスツズマブ、リツキシマブ、アレムツツマブ、トシツマブ、セツキシマブ及びベバシツマブ並びに突然変異体及びモノクローナル抗体のコンジュゲート、例えばゲムツツマブ オゾガマイシン又はイブリツモマブ チウキセタン及び抗体フラグメントを含むモノクローナル抗体;(vii)G−3139/オブリメルセンを含むオリゴヌクレオチド系治療薬;(viii)プロムン(登録商標)を含むToll様レセプター/TLR9アゴニスト、イミキモッド(アルダラ(登録商標))又はイサトリビン及びその類似体のようなTLR7アゴニスト、又はレシキモッドのようなTLR7/8アゴニスト並びにTLR7/8アゴニストとしての免疫刺激性RNA;(ix)プロテアーゼインヒビター;(x)抗エストロゲン類を含むホルモン療法剤、例えばタモキシフェン又はラロキシフェン、抗アンドロゲン類、例えばフルタミド又はカソデックス、LHRH類似体、例えばロイプロリド、ゴセレリン又はトリプトレリン及びアロマターゼインヒビター;ブレオマイシン、オールトランスレチノイン酸(ATRA)を含むレチノイド類;2−デオキシシチジン誘導体デシタビン及び5−アザシチジンを含むDNAメチルトランスフェラーゼインヒビター;アラノシン;インターロイキン−2を含むサイトカイン;インターフェロンα2及びインターフェロン−γを含むインターフェロン;及びTRAILを含むデス受容体アゴニスト、DR4/5アゴニスト抗体、FasLアゴニスト及びTNF−Rアゴニストから選択される組合せ物又は方法。
  21. 請求項15から18までのいずれか1項に記載の使用、方法又は組合せ物であって、前記の癌が、胸部、膀胱、骨、脳、中枢神経系及び末梢神経系、結腸、内分泌腺、食道、子宮内膜、生殖細胞、頭部及び頚部、腎臓、肝臓、肺、喉頭及び下咽頭の癌、中皮腫、肉腫、卵巣、膵臓、前立腺、直腸、腎臓、小腸、軟部組織、精巣、胃、皮膚、尿管、膣及び肛門の癌;遺伝性癌、網膜芽腫及びウィルムス腫瘍;白血病、リンパ腫、非ホジキン病、慢性及び急性の骨髄性白血病、急性のリンパ芽球性白血病、ホジキン病、多発性骨髄腫及びT細胞リンパ腫;骨髄異形成症候群、形質細胞新形成、経産婦腫瘍性症状、未知の原発部位の癌並びにAIDS関連悪性疾患からなる群から選択される使用、方法又は組合せ物。
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