JP2010500396A - テトラヒドロベンゾチオフェン誘導体 - Google Patents

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Abstract

Ra及びRbが説明で示される意味を有する特定の式Iの化合物は、抗増殖性活性及びアポトーシス誘導活性を持つ新規の有効な化合物である。

Description

本発明は、医薬組成物の製造のために医薬業界で使用することができるテトラヒドロベンゾチオフェン誘導体に関する。
本発明はさらに、前記テトラヒドロベンゾチオフェン誘導体が、細胞周期依存性の、抗増殖性及びアポトーシス誘導性の活性を示すことを見い出すことによって当該技術に対して為される寄与に関する。
本発明はまた、過剰増殖性疾患、特にヒトの癌の治療のためのこれら化合物の使用にも関する。
癌の化学療法は、アルキル化剤、サイクロホスファミド(エンドキサン(登録商標)、腫瘍中で優先的に活性化されるオキサザホスホリンプロドラッグによって確立された。サイクロホスファミドのようなアルキル化剤の標的はDNAであり、制御されない増殖及び高い有糸分裂指数を伴う癌細胞が優先的殺傷されるという概念は非常に効果的であることが判明した。標準的な癌の化学療法剤は、基本的な細胞の過程や分子を標的とすることにより、プログラム細胞死(「アポトーシス」)を誘導して最終的に癌細胞を殺傷する。これらの基本的な細胞の過程や分子としては、RNA/DNA(アルキル化剤及びカルバミル化剤、プラチン類縁体及びトポイソメラーゼ阻害剤)、代謝(このクラスの薬剤は、代謝拮抗剤と呼ばれ、例は、葉酸、プリン及びピリミジンの拮抗剤である)、並びに必須成分としてαβ−チューブリンヘテロ二量体を伴った紡錘体装置(薬剤は、チューブリン阻害剤を安定化すること及び脱安定化することに分類され、例は、タキソール/パクリタキセル(登録商標)、ドセタキセル/タキソテレ(登録商標)及びビンカアルカロイドである)が挙げられる。
アポトーシス促進性の抗癌剤の亜群は、有糸分裂における細胞を優先的に標的とする。一般に、これらの薬剤は、細胞分裂周期のG0期、G1期又はG2期で静止した分裂していない細胞ではアポトーシスを誘導しない。それに対して、有糸分裂を経験中の分裂している細胞(細胞分裂周期のM期)はこの亜群の作用剤によるアポトーシスの誘導によって効果的に殺傷される。従って、この亜群又は部類の抗癌剤は細胞周期特異的又は細胞周期依存性として記載される。顕著な例としてのタキソール(パクリタキセル(登録商標))を持つチューブリン阻害剤は、この部類の細胞周期特異的な、アポトーシス誘導型の抗癌剤に属する。
特許文献1及び特許文献2は、糖尿病の治療のためのグルカゴン拮抗剤としてテトラヒドロベンゾチオフェン誘導体を記載している。
特許文献3は、細胞移動阻害剤としてのテトラヒドロベンゾチオフェン誘導体を記載している。
特許文献4は、ATPを利用する酵素の阻害活性を示すチオフェン系化合物を記載している。
特許文献5は、置換チオフェン化合物を用いた、サーチュイン、たとえば、SirT1が介在する脱アセチル化が介在する疾患を治療する方法を記載している。
特許文献6は、細菌感染の治療用のテトラヒドロベンゾチオフェン誘導体を記載している。
国際公開WO2004024065 国際公開WO2004024066 国際公開WO03102153 国際公開WO2005033102 国際公開WO2005060711 国際公開WO03084947
以下でさらに詳細に説明されるテトラヒドロベンゾチオフェン誘導体は、予期しない且つ独創的な構造的変更によって従来技術の化合物と異なり、驚くべき且つ特に有利な特性を有することが今判明した。
従って、たとえば、本発明に係る化合物は、癌細胞における強力で且つ高度に有効な、細胞の(過剰)増殖の阻害剤及び/又はアポトーシスの細胞周期特異的な誘導剤である。
従って、予期に反して、これらの化合物は、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に反応性の障害、特に癌を治療するのに有用であり得る。細胞周期特異的な作用形態を有することによって、これらの誘導体は、DNAのような基礎的な細胞分子を標的とする標準的な化学療法剤と比べて高い治療指数を有するはずである。
従って、たとえば、本発明に係る化合物は標的癌療法で有用であることが期待される。
従って、本発明は、式Iの化合物及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩に関する、
Figure 2010500396
式中、
Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、その際、
R1は、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル、C3〜6−アルケニル、HetA、フェニル、HarA、Raaによって置換されたC1〜4−アルキル若しくは別の炭素原子上でRab及びRacによって置換されたC2〜4のアルキルであり、
その際、前記C3〜7−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基で任意に置換されていてもよく、
前記フェニル及びHarAは、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく;
R11は、水素、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル若しくはC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルであり、又は
R1とR11は一緒に、それらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際、
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル若しくは1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
HETは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意で置換され、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、エテン−1,2−ジイル、シクロプロパン−1,2−ジイル又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は
Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、C3〜7−シクロアルキルであるのいずれかであり、
ここで、
Raaは、C3〜7−シクロアルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシル、HarB、HetB、HetC、モルフォリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8、完全に若しくは大部分フッ素置換されたC1〜4−アルコキシ及び−OR9から成る群から選択され、ここで、前記C3〜7−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく、前記フェニル及びHarBは、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく、
その際、
R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は同一であっても異なっていてもよく、水素及びC1〜4−アルキルから成る群から独立して選択され、
R9は、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルキル、フェニル−C1〜4−アルキル、ピリジル−C1〜4−アルキル、及び(C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ)−C2〜4−アルキルから成る群から選択され、
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されている、のいずれかであり、
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarBは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているか、又は
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されている、のいずれかであり、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシ、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、及びC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R12はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意で置換され、
R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜4−アルコキシ、アミノ、アミノ−C1〜4−アルキル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノ、ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシ、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、及びC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R13はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意で置換され、
HetAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アジリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼパニルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜4−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetAはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
HetBは、環窒素原子を介して親分子基に結合し、ピペリジン−2−オン−1−イル、ピロリジン−2−オン−1−イル、オキサゾリジン−2−オン−1−イル若しくは3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オン−1−イルであり、その際、前記HetBはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
HetCは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アジリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼパニルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜4−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetCはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
その際、
R14は、水素若しくはC1〜4−アルキルであり、
R15は、水素若しくはC1〜4−アルキルであり、
R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル及びC1〜4−アルコキシから成る群から選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであり、又は
RabとRacは、隣接する炭素原子に結合して一緒に、フッ素及びメチルから独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されているC1〜2のアルキレンジオキシ架橋を形成し、又は
RabとRacは、互いから2結合離れた炭素原子に結合して一緒に、フッ素及びメチルから独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されているメチレンジオキシ架橋を形成し
Rbaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
Rbbは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
Rcaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
Rcbは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
Rdaは、C1〜4−アルキル若しくはハロゲンであり、
Rdbは、C1〜4−アルキル若しくはハロゲンであり、
Reaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルであり、
Rebは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルである。
本明細書で使用されるとき、「アルキル」は単独で又は別の基の一部として、特定の数の炭素原子を有する分枝鎖及び直鎖の双方での飽和脂肪族炭化水素を言い、たとえば、C1〜4のアルキルは、1〜4の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルラジカルである。例は、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、プロピル、イソプロピル、エチル及びメチルのラジカルであり、中でもプロピル、イソプロピル、エチル及びメチルはさらに言及する価値がある。
C2〜4のアルキルは、2〜4の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルラジカルである。例は、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、プロピル、イソプロピル及びエチルのラジカルであり、中でもプロピル、イソプロピル及びエチルはさらに言及する価値がある。
エタン−1,2−ジイルは、エチレン(−CH−CH−)ラジカルを意味する。
エテン−1,2−ジイルは、ビニレンラジカル(−C=C−)、好ましくはそのトランス異性体を意味する。
シクロプロパン−1,2−ジイルは、1,2−シクロプロピレンラジカル、好ましくはそのトランス異性体を意味する。
プロパン−1,2−ジイルは、(R)−1,2−プロピレン及び(S)−1,2−プロピレンを含む1,2−プロピレン(2−メチルエチレン)ラジカル[−CH−CH(CH)−]を意味し、それによってTが式−CH−CH(CH)−である場合、前記ラジカルは、その右端でQ部分に連結されることが理解されるべきである。
C3〜6−アルケニルは、3〜6の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニルラジカルであり、例は、プロペン−3−イル(アリル−)、ブテン−3−イル、ブテン−4−イル、ペンテン−4−イル及びヘキセン−4−イルのラジカルである。
Raaによって置換されたC1〜4のアルキルは、本明細書で定義されるようなRaaラジカルによって置換された前述のC1〜4のアルキルラジカルの1つを意味し、たとえば、(Raa)−メチル[(Raa)−CH−]、2−(Raa)−エチル[(Raa)−CH−CH−]、3−(Raa)−プロピル[(Raa)−CH−CH−CH−]、又は(S)−1−(Raa)−エチル及び(R)−1−(Raa)−エチルを含む1−(Raa)−エチル[(Raa)−C(CH)H−]である。
用語「シクロアルキル」は、単独で又は別の基の一部として、特定の数の環炭素原子を有する単環式の飽和脂肪族炭化水素基を言い、たとえば、C3〜6−シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルを意味する。C3〜7−シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルを意味する。
C3〜6−シクロアルキル−C1〜2−アルキルは、前述のC3〜6−シクロアルキルラジカルの1つによって置換されている前述のC1〜2−アルキルの1つを意味する。言及されてもよい例は、2−(C3〜6−シクロアルキル)エチル及び特にC3〜6−シクロアルキルメチルのラジカルであり、たとえば、2−シクロヘキシルエチル又はシクロプロピルメチル、シクロブチルメチル又はシクロペンチルメチルのラジカル、特にシクロプロピルメチルラジカルである。
C3〜6−シクロアルキル−C1〜4−アルキルは、前述のC3〜6−シクロアルキルラジカルの1つによって置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを意味する。言及されてもよい例は、3−(C3〜6−シクロアルキル)プロピル、2−(C3〜6−シクロアルキル)エチル及び、特に、C3〜6−シクロアルキルメチルのラジカル、たとえば、2−シクロヘキシルエチル又はシクロプロピルメチル、シクロブチルメチル又はシクロペンチルメチルのラジカル、特にシクロプロピルメチルラジカルである。
C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルは、前述のC3〜7−シクロアルキルラジカルの1つによって置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを意味する。言及されてもよい例は、2−(C3〜7−シクロアルキル)エチル、及び、特にC3〜7−シクロアルキルメチルのラジカル、たとえば、2−シクロヘキシルエチル又はシクロプロピルメチル、シクロブチルメチル又はシクロペンチルメチルのラジカル、特に、シクロプロピルメチルラジカルである。
フェニル−C1〜4−アルキルは、フェニルラジカルで置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、フェネチル及びベンジルのラジカルである。
ピリジル−C1〜4−アルキルは、ピリジルラジカルで置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、2−ピリジルエチル及びピリジルメチルラジカルである。
ピリジルには、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル及びピリジン−4−イルが含まれる。
本発明の意味の範囲内でのハロゲンは、ヨウ素、特に、臭素、塩素及びフッ素である。
C1〜4−アルコキシは、酸素原子に加えて、1〜4の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルを含有するラジカルを表す。言及されてもよい例は、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、エトキシ及びメトキシのラジカルであり、中でも、プロポキシ、イソプロポキシ、特にエトキシ及びメトキシはさらに言及する価値がある。
C2〜4−アルコキシは、酸素原子に加えて、2〜4の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルを含有するラジカルを表す。言及されてもよい例は、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ及びエトキシのラジカルであり、中でも、プロポキシ、イソプロポキシ、特にエトキシはさらに言及する価値がある。
C1〜2−アルキレンジオキシは、たとえば、メチレンジオキシ[−O−CH−O−]及びエチレンジオキシ[−O−CH−CH−O−]を表す。
フッ素及びメチルから独立して選択される1又は2の置換基によって任意に置換されているC1〜2−アルキレンジオキシ架橋は、たとえば、メチレンジオキシ[−O−CH−O−]、エチレンジオキシ[−O−CH−CH−O−]、ジメチルメチレンジオキシ[−O−C(CH−O−]又はジフルオロメチレンジオキシ[−O−CF−O−]のラジカルを言う。
フッ素及びメチルから独立して選択される1又は2の置換基によって任意に置換されているメチレンジオキシ架橋は、たとえば、メチレンジオキシ[−O−CH−O−]、ジメチルメチレンジオキシ[−O−C(CH−O−]又はジフルオロメチレンジオキシ[−O−CF−O−]のラジカルを言う。
完全に又は大部分フッ素で置換されたC1〜4のアルコキシとして、たとえば、2,2,2,3,3−ペンタフルオロプロポキシ、パ−フルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシ、特に、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、トリフルオロメトキシ、好ましくはジフルオロメトキシのラジカルが言及されてもよい。この関係で、「大部分」は、C1〜4−アルコキシラジカルの水素原子の半分より多くがフッ素原子で置き換えられることを意味する。
C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキルは、前述のC1〜4−アルコキシラジカルの1つによって置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、メトキシメチル、エトキシメチル、イソプロポキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル及び2−イソプロポキシエチルのラジカルである。
C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルキルは、前述のC1〜4−アルコキシラジカルの1つによって置換されている前述のC2〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル及び2−イソプロポキシエチルのラジカルである。
C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシは、前述のC1〜4−アルコキシの1つによって置換されている前述のC2〜4−アルコキシラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、2−メトキシエトキシ、2−エトキシエトキシ及び2−イソプロポキシエトキシのラジカルである。
(C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ)−C2〜4−アルキルは、前述のC1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシラジカルの1つによって置換されているC2〜4−アルキルラジカルを表す。言及されてもよい例は、2−(2−メトキシエトキシ)エチル及び2−(2−エトキシエトキシ)−エチルのラジカルである。
ヒドロキシ−C1〜4−アルキルは、ヒドロキシル基によって置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル及び3−ヒドロキシプロピルのラジカルであり、中でもヒドロキシメチルラジカルはさらに言及する価値がある。
ヒドロキシ−C2〜4−アルキルは、ヒドロキシル基によって置換されている前述のC2〜4−アルキルラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、2−ヒドロキシエチル及び3−ヒドロキシプロピルのラジカルである。
ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシは、ヒドロキシル基によって置換されている前述のC2〜4−アルコキシラジカルの1つを表す。言及されてもよい例は、2−ヒドロキシエトキシ及び3−ヒドロキシプロポキシのラジカルである。
C1〜2−アルキルカルボニルは、前述のC1〜2−アルキルラジカルの1つが結合するカルボニル基である。例はアセチルラジカル(CHCO−)である。
C1〜4−アルキルカルボニルは、前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つが結合するカルボニル基である。例はアセチルラジカル(CHCO−)又はプロピオニルラジカル(CHCHCO−)である。
C1〜2−アルコキシカルボニルは、前述のC1〜2−アルコキシラジカルの1つが結合するカルボニル基である。例はエトキシカルボニルラジカル(CHCHOCO−)である。
C1〜4−アルコキシカルボニルは、前述のC1〜4−アルコキシラジカルの1つが結合するカルボニル基である。例はエトキシカルボニルラジカル(CHCHOCO−)又はブトキシカルボニルラジカル(CHCHCHCHOCO−)である。
C1〜2−アルキルスルホニルは、前述のC1〜2−アルキルラジカルの1つが結合するスルホニル基である。例はメタンスルホニルラジカル(CHSO−)である。
C1〜4−アルキルスルホニルは、前述のC1〜4−アルキルラジカルの1つが結合するスルホニル基である。例はメタンスルホニルラジカル(CHSO−)又はプロパンスルホニルラジカル(CHCHCHSO−)である。
C3〜7−シクロアルキルスルホニルは、前述のC3〜7−シクロアルキルラジカルの1つが結合するスルホニル基である。例はシクロプロピルスルホニルラジカル((CHCHSO−)である。
C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルは、前述のC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルラジカルの1つが結合するスルホニル基である。例はシクロプロピルメチルスルホニルラジカル((CHCHCHSO−)である。
窒素原子に加えて、モノ−又はジ−C1〜4−アルキルアミノラジカルは、1又は2の前述のC1〜4−アルキルラジカルを含有する。モノ−C1〜4−アルキルアミノが、ここでは特にメチル−アミノ、エチル−アミノ又はイソプロピル−アミノが言及されるべきである。ジ−C1〜4−アルキルアミノも、ここでは特に、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、sec−ブチルメチルアミノ又はジイソプロピルアミノも言及されるべきである。
モノ−又はジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニルは、前述のモノ−又はジ−C1〜2−アルキルアミノラジカルの1つが結合するカルボニル基である。モノ−C1〜2−アルキルアミノカルボニルの例には、メチルアミノカルボニル(CHNHCO−)が挙げられる。ジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニルの例には、ジメチルアミノカルボニル(CHNCO−])、ジエチルアミノカルボニル((CHCHNCO−)及びエチルメチルアミノカルボニル((CHCH)CHNCO−)が挙げられる。
モノ−又はジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルは、前述のモノ−又はジ−C1〜4−アルキルアミノラジカルの1つが結合するカルボニル基である。モノ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルの例には、メチルアミノカルボニル(CHNHCO−)、エチルアミノカルボニル(CHCHNHCO−)又はsec−ブチルアミノカルボニル((CHCHCHNHCO−)が挙げられる。ジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルの例には、ジメチルアミノカルボニル(CHNCO−])、ジエチルアミノカルボニル((CHCHNCO−)、エチルメチルアミノカルボニル((CHCH)CHNCO−)、イソプロピルメチルアミノカルボニル(((CHCH)CHNCO−)、sec−ブチルメチルアミノカルボニル(((CHCHCH)CHNCO−)又はジイソプロピルアミノカルボニル(((CHCH)CHNCO−)が挙げられる。
アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル及びアゼパニルカルボニルはそれぞれ、窒素原子を介してアジリジル、アゼチジル、ピロリジル、ピペリジル及びアゼパニルのラジカルが結合するカルボニル基である。
C1〜4−アルキルカルボニルアミノは、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、アセチルアミノラジカル(CHCONH−)である。
C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノは、前述のC3〜7−シクロアルキルカルボニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、シクロプロピルカルボニルアミノラジカル((CHCHCONH−)である。
C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノは、前述のC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、シクロプロピルメチルカルボニルアミノラジカル((CHCHCHCONH−)である。
C1〜4−アルキルスルホニルアミノは、前述のC1〜4−アルキルスルホニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、メタンスルホニルアミノラジカル(CHSONH−)である。
C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノは、前述のC3〜7−シクロアルキルスルホニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、シクロプロピルスルホニルアミノラジカル((CHCHSONH−)である。
C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノは、前述のC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルラジカルの1つが結合するアミノ基である。例は、シクロプロピルメチルスルホニルアミノラジカル((CHCHCHSONH−)である。
アミノ−C1〜4−アルキルは、アミノラジカルで置換されている前述のC1〜4−アルキルラジカル、特にC1〜2−アルキルの1つを意味する。言及されてもよい例は、2−アミノエチル及びアミノメチルのラジカルである。
4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イルは、4位の窒素にて、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカルの1つによって置換されているピペラジン−1−イル、たとえば、4−アセチル−ピペラジン−1−イルを言う。
1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(アジリジニルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(アゼパニルカルボニル)−ピペリジニル、又は1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)−ピペリジニル、又は1N−(ホルミル)−ピペリジニルは、それぞれ、1位の窒素にて、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカル、C1〜4−アルコキシカルボニルラジカル、又はモノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルラジカル、又はアジリジニルカルボニルラジカル、又はアゼチジルカルボニルラジカル、又はピロリジルカルボニルラジカル、又はピペリジルカルボニルラジカル、又はアゼパニルカルボニルラジカル、又はC1〜4−アルキルスルホニルラジカル、又はホルミルの1つによって置換されているピペリジニルラジカルを言い、たとえば、1N−(アセチル)−ピペリジニル(たとえば、1−アセチル−ピペリジン−2−イル、1−アセチル−ピペリジン−3−イル、1−アセチル−ピペリジン−4−イル)、又は1−ホルミル−ピペリジン−2−イル、1−ホルミル−ピペリジン−3−イル又は1−ホルミル−ピペリジン−4−イルである。
1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(アジリジニルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(アゼパニルカルボニル)−ピロリジニル、又は1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)−ピロリジニル、又は1N−(ホルミル)−ピロリジニルは、それぞれ、1位の窒素にて、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカル、C1〜4−アルコキシカルボニルラジカル、又はモノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルラジカル、又はアジリジニルカルボニルラジカル、又はアゼチジルカルボニルラジカル、又はピロリジルカルボニルラジカル、又はピペリジルカルボニルラジカル、又はアゼパニルカルボニルラジカル、又はC1〜4−アルキルスルホニルラジカル、又はホルミルの1つによって置換されているピロリジニルラジカルを言い、たとえば、1N−(アセチル)−ピロリジニル(たとえば、1−アセチル−ピロリジン−2−イル、1−アセチル−ピロリジン−3−イル)、又は1−ホルミル−ピロリジン−2−イル、又は1−ホルミル−ピロリジン−3−イルである。
1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(アジリジニルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(アゼパニルカルボニル)−アゼチジニル、又は1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)−アゼチジニル、又は1N−(ホルミル)−アゼチジニルは、それぞれ、1位の窒素にて、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカル、C1〜4−アルコキシカルボニルラジカル、又はモノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルラジカル、又はアジリジニルカルボニルラジカル、又はアゼチジルカルボニルラジカル、又はピロリジルカルボニルラジカル、又はピペリジルカルボニルラジカル、又はアゼパニルカルボニルラジカル、又はC1〜4−アルキルスルホニルラジカル、又はホルミルの1つによって置換されているアゼチジニルラジカルを言い、たとえば、1N−(アセチル)−アゼチジニル(たとえば、1−アセチル−アゼチジン−2−イル、1−アセチル−アゼチジン−3−イル)、又は1−ホルミル−アゼチジン−2−イル、又は1−ホルミル−アゼチジン−3−イルである。
4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(アジリジニルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(アゼパニルカルボニル)−モルフォリニル、又は4N−(C1〜4−アルキルスルホニル)−モルフォリニル、又は4N−(ホルミル)−モルフォリニルは、それぞれ、4位の窒素にて、前述のC1〜4−アルキルカルボニルラジカル、C1〜4−アルコキシカルボニルラジカル、又はモノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニルラジカル、又はアジリジニルカルボニルラジカル、又はアゼチジルカルボニルラジカル、又はピロリジルカルボニルラジカル、又はピペリジルカルボニルラジカル、又はアゼパニルカルボニルラジカル、又はC1〜4−アルキルスルホニルラジカル、又はホルミルの1つによって置換されているモルフォリニルラジカルを言い、たとえば、4N−(アセチル)−モルフォリニル(たとえば、4−アセチル−モルフォリン−2−イル、4−アセチル−モルフォリン−3−イル)、又は4−ホルミル−モルフォリン−2−イル、又は4−ホルミル−モルフォリン−3−イルである。
1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
テトラヒドロピラン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
テトラヒドロフラン−2−オンイルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
オキセタニルは、以下のラジカルのいずれかを言う。
Figure 2010500396
第1の実施態様では、HarAは、環の炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択されるヘテロ原子を1、2、3又は4含む、5員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環である。
この第1の実施態様に係るHarAの例には、たとえば、フラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル(1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル及び1,3,4−トリアゾリルを含む)、チアジアゾリル(1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル及び1,3,4−チアジアゾリルを含む)、又はオキサジアゾリル(1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル及び1,3,4−オキサジアゾリルを含む)のようなそのヘテロアリール誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
第1の実施態様に係るHarAのさらなる例には、たとえば、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル(たとえば、4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル若しくは4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)、又は4,5−ジヒドロ−チアゾリル(たとえば、4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル若しくは4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)のようなその部分不飽和の誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
第2の実施態様では、HarAは、環の炭素原子を介して親分子基に結合し、1又は2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環である。
第2の実施態様に係るHarAの例には、たとえば、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル又はピリダジニルのようなそのヘテロアリ−ル誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
第3の実施態様では、HarAは、環の炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択されるヘテロ原子を1、2又は3含む5員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環であり、複素環は1つのオキソ基によって置換されている。
この第3の実施態様に係るHarAの例には、HarAの第1の実施態様の上述の例のオキソ置換された誘導体、たとえば、オキサゾール−2−オンイル、チアゾール−2−オンイル、イミダゾール−2−オンイル、1,3,4−オキサジアゾール−2−オンイル、1,2,4−オキサジアゾール−5−オンイル、1,2,4−オキサジアゾール−3−オンイル、1,3,4−トリアゾール−2−オンイル、1,2,4−トリアゾール−3−オンイル、1,2,4−トリアゾール−5−オンイル、1,3,4−チアジアゾール−2−オンイル、1,2,4−チアジアゾール−5−オンイル又は1,2,4−チアジアゾール−3−オンイル又は4,5−ジヒドロ−オキサゾール−5−オンイル(たとえば、5−オキソ−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−オキサゾール−2−イル)又は4,5−ジヒドロ−チアゾール−5−オンイル(たとえば、5−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)が挙げられるが、これらに限定されない。
第4の実施態様では、HarAは、環の炭素原子を介して親分子基に結合し、1又は2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環であり、複素環は1つのオキソ基によって置換されている。
この第4の実施態様に係るHarAの例には、HarAの第2の実施態様の上述の例のオキソ置換された誘導体、たとえば、ピリジン−2−オンイル(2−ピリドニル)、ピリジン−4−オンイル(4−ピリドニル)、ピリダジン−3−オンイル又はピリミジン−2−オンイルが挙げられるが、これらに限定されない。
第1の実施態様では、HarBは、環の炭素原子又は環の窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環である。
この第1の実施態様に係るHarBの例には、たとえば、フラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル(1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル及び1,3,4−トリアゾリルを含む)、チアジアゾリル(1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル及び1,3,4−チアジアゾリルを含む)又はオキサジアゾリル(1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル及び1,3,4−オキサジアゾリルを含む)のようなそのヘテロアリ−ル誘導体が挙げられるが、これらに限定されず、そこから、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサジアゾリル(たとえば、1,3,4−オキサジアゾリル)、チアジアゾリル又はトリアゾリル(たとえば、1,2,4−トリアゾリル)はさらに言及する価値がある。
この第1の実施態様に係るHarBのさらなる例には、たとえば、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル(たとえば、4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル若しくは4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)又は4,5−ジヒドロ−チアゾリル(たとえば、4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル若しくは4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)のようなその部分不飽和の誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な例には、イミダゾリルが挙げられる。この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、イミダゾール−1−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、1H−イミダゾリル、たとえば、イミダゾール−4−イル、イミダゾール−5−イル及びイミダゾール−2−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、イソオキサゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、イソオキサゾール−3−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、イソオキサゾール−4−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、イソオキサゾール−5−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、イソチアゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、イソチアゾール−3−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、イソチアゾール−4−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、イソチアゾール−5−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、チアゾリルが挙げられる。この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、チアゾール−2−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、チアゾール−4−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、オキサゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、オキサゾール−2−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、オキサゾール−4−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、オキサジアゾリル、たとえば、1,3,4−オキサジアゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、1,3,4−オキサジアゾール−2−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、トリアゾリル、たとえば、1,2,4−トリアゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、トリアゾール−1−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、1H−トリアゾリル、たとえば、1,2,4−トリアゾール−5−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、ピラゾリルが挙げられる。この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、ピラゾール−1−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、1H−ピラゾリル、たとえば、ピラゾール−4−イル及びピラゾール−5−イルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBのさらに詳細な別の例には、4,5−ジヒドロ−オキサゾリルが挙げられる。
この第1の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル又は4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イルが挙げられる。
第2の実施態様では、HarBは、環の炭素原子を介して親分子基に結合し、1又は2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環である。
この第2の実施態様に係るHarBの例には、たとえば、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル又はピリダジニルのようなそのヘテロアリール誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
この第2の実施態様に係るHarBのさらに詳細な例には、ピリジルが挙げられる。
この第2の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な例には、ピリジン−2−イルが挙げられる。
この第2の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、ピリジン−3−イルが挙げられる。
この第2の実施態様に係るHarBの一層さらに詳細な別の例には、ピリジン−4−イルが挙げられる。
第3の実施態様では、HarBは、環の炭素原子又は環の窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択されるヘテロ原子1、2、又は3を含む5員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環であり、複素環は1つのオキソ基で置換されている。
この第3の実施態様に係るHarBの例には、HarBの第1の実施態様の上述の例のオキソ置換された誘導体、たとえば、オキサゾール−2−オンイル、チアゾール−2−オンイル、イミダゾール−2−オンイル、1,3,4−オキサジアゾール−2−オンイル、1,2,4−オキサジアゾール−5−オンイル、1,2,4−オキサジアゾール−3−オンイル、1,3,4−トリアゾール−2−オンイル、1,2,4−トリアゾール−3−オンイル、1,2,4−トリアゾール−5−オンイル、1,3,4−チアジアゾール−2−オンイル、1,2,4−チアジアゾール−5−オンイル又は1,2,4−チアジアゾール−3−オンイル又は4,5−ジヒドロ−オキサゾール−5−オンイル(たとえば、5−オキソ−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−オキサゾール−2−イル)又は4,5−ジヒドロ−チアゾール−5−オンイル(たとえば、5−オキソ−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)が挙げられるが、これらに限定されない。
第4の実施態様では、HarBは、環の炭素原子又は環の窒素原子を介して親分子基に結合し、1又は2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分不飽和の又は芳香族の複素環であり、複素環は1つのオキソ基で置換されている。
この第4の実施態様に係るHarBの例には、HarBの第2の実施態様の上述の例のオキソ置換された誘導体、たとえば、ピリジン−2−オンイル(2−ピリドニル)、ピリジン−4−オンイル(4−ピリドニル)、ピリダジン−3−オンイル又はピリミジン−2−オンイルが挙げられるが、これらに限定されない。
以下の表現は、HarA部分又はHarB部分を説明するものであり、そのそれぞれが、R13から独立して選択される1、2又は3の置換基によって置換されている。
モノ−又はジ−(C1〜4−アルキル)−置換されたイミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル又はトリアゾール−1−イルはそれぞれ、上記で与えられたような1又は2のC1〜4のアルキルラジカルで独立して置換されているイミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル又はトリアゾール−1−イルのラジカルを意味し、たとえば、2メチル−イミダゾール−1−イル、4−メチル−イミダゾール−1−イル、又は5−メチル−イミダゾール−1−イル、又は2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル、特に4−メチル−イミダゾール−1−イルのようなモノ−又はジ−メチル置換されたイミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル又はトリアゾール−1−イルである。
モノ−又はジ−(C1〜4−アルキル)−置換されたイソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル又は4,5−ジヒドロ−チアゾリルはそれぞれ、上記で与えられたような1又は2のC1〜4のアルキルラジカルで独立して置換されているイソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル又は4,5−ジヒドロ−チアゾリルを意味し、たとえば、メチル置換イソオキサゾール3−イル、メチル置換イソオキサゾール4−イル又はメチル置換イソオキサゾール5−イル(たとえば、3−メチル−イソオキサゾール−4−イル、5−メチル−イソオキサゾール−4−イル、3−メチル−イソオキサゾール−5−イル又は5−メチル−イソオキサゾール3−イル)、メチル置換チアゾール−4−イル又はメチル置換チアゾール−2−イル(たとえば、2−メチル−チアゾール−4−イル又は4−メチル−チアゾール−2−イル)、メチル置換オキサゾール−4−イル又はメチル置換オキサゾール−2−イル(たとえば、2−メチル−オキサゾール−4−イル又は4−メチル−オキサゾール−2−イル)、メチル置換チアジアゾリル、たとえば、メチル置換1,3,4−チアジアゾール−2−イル(たとえば、5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)、メチル置換オキサジアゾリル、たとえば、メチル置換1,3,4−オキサジアゾール−2−イル(たとえば、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)、メチル置換イソチアゾール−3−イル、メチル置換イソチアゾール−4−イル又はメチル置換イソチアゾール−5−イル(たとえば、3−メチル−イソチアゾール−4−イル、5−メチル−イソチアゾール−4−イル、3−メチル−イソチアゾール−5−イル又は5−メチル−イソチアゾール−3−イル)、メチル置換4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル又はメチル置換4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル(たとえば、4−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イル又は2−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)、又はメチル置換4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル又はメチル置換4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル(たとえば、4−メチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル又は2−メチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)のような、モノ−又はジ−メチル置換されたイソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル又は4,5−ジヒドロ−チアゾリルである。
1N−(C1〜4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜4−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜4−アルキル)−トリアゾリル又は1N−(C1〜4−アルキル)−ピロリルはそれぞれ、1位での窒素原子にてC1〜4のアルキルによって置換されているイミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル又はピロリルを言い、たとえば、1N−メチル−イミダゾリル、1N−エチル−イミダゾリル、1N−メチル−ピラゾリル、1N−エチル−ピラゾリル、1N−メチル−トリアゾリル、1N−エチル−トリアゾリル、1N−メチル−ピロリル又は1N−エチル−ピロリルであり、たとえば、1−メチル−イミダゾール−2−イル、1−メチル−イミダゾール−5−イル、1−エチル−イミダゾール−2−イル、1−メチル−イミダゾール−4−イル、1−メチル−ピラゾール−4−イル、1−メチル−ピラゾール−5−イル、1−エチル−ピラゾール−5−イル、1−メチル−1,2,4−トリアゾール−5−イル、1−エチル−1,2,4−トリアゾール−5−イル、1−メチル−ピロール−2−イル又は1−エチル−ピロール−2−イルである。
C1〜4−アルキル置換1N−(C1〜4−アルキル)−イミダゾリル、C1〜4−アルキル置換1N−(C1〜4−アルキル)−ピラゾリル、C1〜4−アルキル置換1N−(C1〜4−アルキル)−トリアゾリル又はC1〜4−アルキル置換1N−(C1〜4−アルキル)−ピロリルは、たとえば、メチル置換1N−メチル−イミダゾリル(たとえば、1,4−ジメチル−イミダゾール−2−イル又は1,5−ジメチル−イミダゾール−2−イル)、又はメチル置換1N−メチル−ピラゾリル(たとえば、1,3−ジメチル−ピラゾール−5−イル又は1,3−ジメチル−ピラゾール−4−イル)のような、そのそれぞれが前に定義され、そのそれぞれがメチル又はエチルによって置換されている1N−(C1〜4−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜4−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜4−アルキル)−トリアゾリル又は1N−(C1〜4−アルキル)−ピロリルを含んでいてもよい。
C1〜4−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、C1〜4−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリル、C1〜4−アルキル置換1N−(H)−トリアゾリル又はC1〜4−アルキル置換1N−(H)−ピロリルは、たとえば、メチル置換1N−(H)−イミダゾリル(たとえば、4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル又は5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)又はメチル置換された1N−(H)−ピラゾリル(たとえば、3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)のような、メチル又はエチルによって環炭素原子にて置換されている以下に定義されるような1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、1N−(H)−トリアゾリル又は1N−(H)−ピロリルを含んでいてもよい。
1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、1N−(H)−トリアゾリル又は1N−(H)−ピロリルは、1位での窒素原子にて水素によって置換されているイミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル又はピロリルを言い、たとえば、1H−イミダゾール−2−イル、1H−イミダゾール−5−イル、1H−イミダゾール−4−イル、1H−ピラゾール−4−イル又は1H−ピラゾール−5−イルである。
nが0である場合、そのとき、−O−Ra部分は単結合を介してテトラヒドロベンゾチオフェンの足場に直接結合している。
用語「オキソ」は本明細書で使用されるとき、二重に炭素に結合する酸素原子を言い、結合している炭素原子と一緒にカルボニル基又はケト基(C=O)を形成する。(ヘテロ)芳香族環の置換基であるオキソ基は、結合部位にて−C(=O)による=C(−H)の置き換えを生じる。(ヘテロ)芳香族環へのオキソ置換基の導入が(ヘテロ)芳香族性を破壊することは明らかであろう。
用語(Raa)−メチルは、Raaによって置換されているメチルを意味する。用語2−(Raa)−エチルは、2位にてRaaによって置換されているエチルを意味する。用語3−(Raa)−プロピルは、3位にてRaaによって置換されているプロピルを意味する。用語1−(Raa)−エチルは、1位にてRaaによって置換されているエチルを意味する((S)−1−(Raa)−エチル及び(R)−1−(Raa)−エチルを含む)。
一般に、及び言及されない限り、複素環ラジカルは、その可能な異性体形態、たとえば、その位置的異性体すべてを包含する。従って、説明的な非制約例については、用語、ピリジニル又はピリジルは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル及びピリジン−4−イルを包含し、或いは用語、チオフェニル又はチエニルは、チオフェン−2−イル及びチオフェン−3−イルを包含し、或いは用語、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイルは、1N−(R14)−ピペリジン−2−オン−3−イル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オン−4−イル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オン−5−イル及び1N−(R14)−ピペリジン−2−オン−6−イルを包含し、或いは用語、トリアゾール−1−イルは、[1,2,3]−トリアゾール−1−イル、[1,3,4]−トリアゾール−1−イル及び[1,2,4]−トリアゾール−1−イルを包含する。
本明細書で言及される複素環基は、特に言及されない限り、可能な互変体すべて、たとえば、その任意の混合物と同様にその純粋な形態にてそのケト/エノ−ル互変体を言う。従って、たとえば、ピリジン環の2位又は4位にてヒドロキシル基又はオキソ基によって置換されているピリジン化合物は、異なった互変体形態で、すなわち、その任意の混合物と同様にその純粋な形態にて双方とも本発明によって企図されるエノ−ル形態及びケト形態で存在することができる。
本明細書で述べられるように任意に置換されている構成要素は、特に言及されない限り、任意の可能な位置で置換されていてもよい。
特に言及されない限り、本明細書で言及される炭素環ラジカルは、任意の可能な位置でその置換基又は親分子基によって置換されていてもよい。
本明細書で言及される複素環基は、特に言及されない限り、任意の可能な位置で、たとえば、置換可能な環炭素又は環窒素原子にて所与の置換基又は親分子基によって置換されていてもよい。
特に言及されない限り、四級化可能なアミノ型又はイミノ型の環窒素原子(−N=)を含有する環は、言及される置換基又は親分子基によって、これらのアミノ型又はイミノ型の環窒素原子にて好ましくは四級化されていなくてもよい。
特に言及されない限り、本明細書で言及される満たされない価数を持つ複素環のヘテロ原子は水素原子を有して価数を満たすことが想定される。
任意の構成要素で1回を超えて可変性が生じた場合、各定義は独立している。
当業者は、彼/彼女の専門的知識のゆえに、本発明の記載で言及される可変性特性の特定の組み合わせが化学的にあまり安定でない化合物をもたらすことに気付く。このことは、たとえば、化学的安定性にとって不利な方法で、2つのヘテロ原子(S、N又はO)を直接接触させる又は1つの炭素原子によって離すにすぎない特定の化合物に適用できる。従って、前述の可変性の置換基の組み合わせが化学的にあまり安定でない化合物をもたらさない、本発明に係るそれらの化合物が好ましい。
本発明に係る式Iの化合物に好適な塩は、置換に依存するが、酸付加塩すべて又は塩基との塩すべてである。薬局で通例使用される薬学上認容可能な無機及び有機の酸及び塩基が特に言及される。好適なものは、一方で水不溶性であり、特に水溶性の酸付加塩、たとえば、塩酸(塩酸塩を得るために)、臭化水素酸(臭化水素酸塩)、リン酸(リン酸塩)、硝酸(硝酸塩)、硫酸(硫酸塩)、酢酸(酢酸塩)、クエン酸(クエン酸塩)、D−グルコン酸(D−グルコン酸塩)、安息香酸(安息香酸塩)、2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸[2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸塩]、酪酸(酪酸塩)、スルホサリチル酸(スルホサリチル酸塩)、マレイン酸(マレイン酸塩)、ラウリン酸(ラウリン酸塩)、リンゴ酸(リンゴ酸塩)、フマル酸(フマル酸塩)、コハク酸(コハク酸塩)、シュウ酸(シュウ酸塩)、酒石酸(酒石酸塩)、エンボン酸(エンボン酸塩)、ステアリン酸(ステアリン酸塩)、トルエンスルホン酸(トルエンスルホン酸塩)、メタンスルホン酸(メタンスルホン酸塩)、又は3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸塩)であり、酸は、単塩基酸又は多塩基酸が関係するかどうかに依存して及びどの塩が所望であるのかに依存して、等モルの定量比又はそれとは異なる比での塩の調製に採用される。
他方、塩基との塩も、置換に依存するが、好適である。塩基との塩の例として、ここでは、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、チタン、アンモニウム、メグルミン又はグアニジニウムの塩も言及され、塩基は等モルの定量比又はそれとは異なる比での塩の調製に採用される。
医薬用途には好適ではないが、たとえば、式Iの遊離の化合物又はその薬学上許容可能な塩の単離又は精製に採用することができる塩も包含される。
たとえば、工業的規模での本発明に係る化合物の調製の間での工程産物として得ることができる薬学上許容可能ではない塩は、当業者に既知の工程によって薬学上許容可能な塩に変換される。
専門家の知識に従って、本発明に係る式Iの化合物並びにその塩は、たとえば、結晶形態で単離される場合、種々の量の溶媒を含有していてもよい。従って、本発明に係る式Iの化合物のすべての溶媒和物及び特に水和物並びに本発明に係る式Iの化合物の塩のすべての溶媒和物及び特に水和物が本発明の範囲内に包含される。
本発明の実施態様の1つでは、式Iの化合物の塩は、塩酸による式Iの化合物の塩(塩酸塩)を含む。
さらに、本発明は、その任意の混合物とともに純粋な形態での、本発明の化合物の考えられる互変体形態すべてを包含する。
本発明の文脈において、過剰増殖及び類縁の用語は、癌のような疾患の顕著な特徴である異常な/調節不能である細胞増殖を表すために用いられる。この過剰増殖は、各細胞における単一の又は複数の細胞性/分子性の変質を原因とし、生物全体との関連で、良性の挙動又は悪性の挙動を取りうる。本明細書において、細胞増殖の阻害及び類縁の用語は、その化合物に接触していない細胞に比べて、その化合物に接触された細胞の増殖を遅らせる及び/又はその細胞を殺傷する化合物の能力を示すために用いられる。細胞増殖のこの最も好ましい阻害は100%であり、すべての細胞の増殖を停止させる及び/又はすべての細胞がプログラム細胞死を受けることを意味する。一部の好ましい実施態様では、接触される細胞は腫瘍性細胞である。腫瘍性細胞は、異常な細胞増殖を伴い、及び/又は異なった組織又は臓器に転移する可能性を持つ細胞として定義される。良性の腫瘍形成は、侵攻性の転移する腫瘍を生体内で形成することができない細胞の過剰増殖として説明される。それに対して、悪性の腫瘍形成は、異なった細胞性及び生化学的な異常を持ち、たとえば、腫瘍の転移を形成することができる細胞によって説明される。悪性の腫瘍性細胞の獲得された機能的異常(癌の顕著な特徴としても定義される)は、無限の複製潜在能力、増殖シグナルにおける自己十分性、増殖防止シグナルに対する非感受性、アポトーシスからの回避、持続可能な血管形成並びに組織浸潤及び転移である。アポトーシスの誘導剤及び類縁の用語は、本明細書において、化合物に接触された細胞においてプログラム細胞死を誘導するその化合物を特定するために用いられる。アポトーシスは、接触された細胞内での複雑な生化学的事象、たとえば、システイン特異的なプロテイナーゼ(「カスパーゼ」)の活性化及びクロマチンの断片化によって定義される。その化合物に接触された細胞におけるアポトーシスの誘導は、必ずしも細胞増殖の阻害と結びついていなくてもよい。好ましくは、細胞増殖の阻害及び/又はアポトーシスの誘導は、異常な細胞増殖(過剰増殖)を伴う細胞に特異的である。従って、異常な細胞増殖を伴う細胞に比べて、正常に増殖している細胞又は制止された細胞は、化合物の増殖阻害活性又はアポトーシス誘導活性に対して感受性は低く、非感受性ですらある。最後に、細胞傷害性は、さらに一般的な意味で用いられ、細胞周期依存性又は細胞周期非依存性にアポトーシス/プログラム細胞死を誘導することを含む種々のメカニズムによって細胞を殺傷する化合物を特定する。細胞周期特異的及び類縁の用語は、本明細書において、用いて、休止している非分裂細胞ではなく、細胞周期の特定の時期を活発に通過している増殖している細胞でのみアポトーシス/殺傷を誘導するような化合物を特定するために用いられる。連続して増殖する細胞は、癌のような疾患に典型的であり、細胞分裂周期の全期、すなわち、G(「ギャップ」)1期、S(「DNA合成」)期、G2期及びM(「有糸分裂」)期を通過する細胞によって特徴付けられる。
さらに言及する価値がある本発明に係る化合物は、式Iのそれら化合物及び塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩を含み、
式中、
Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
その際、
R1は、C1〜4−アルキル、C3〜6−シクロアルキル、C3〜6−アルケニル、HetA、フェニル、HarA、Raaによって置換されているメチル、エチル若しくはプロピルのようなC1〜3−アルキル、若しくは別の炭素原子上でRab及びRacによって置換されているプロピル若しくはブチルのようなC3〜4のアルキルであり、その際、C3〜6−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、前記フェニル及びHarAはそれぞれ、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意に置換されていてもよく、
R11は、水素、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル若しくはC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルであり、又は
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際、
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル若しくは1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
HETは、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、トランス−エタン−1,2−ジイル、トランス−シクロプロパン−1,2−ジイル又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は
Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるのいずれかであり、
ここで、
Raaは、C3〜6−シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシル、HarB、HetB、HetC、モルフォリノ、−C(O)OR3、−N(R4)R5、−OC(O)R8及び−OR9から成る群から選択され、ここで、C3〜6−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、前記フェニル及びHarBはそれぞれ、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意に置換されていてもよく;
その際、
R3、R4及びR5は、同一であっても異なっていてもよく、水素及びC1〜4−アルキル、たとえば、メチル若しくはエチルから成る群から独立して選択され、
R8は、C1〜4−アルキル、たとえば、メチルであり、
R9は、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルのようなC1〜4−アルキル、ベンジルのようなフェニル−C1〜2−アルキル、2−メトキシエチルのようなC1〜2−アルコキシ−C2〜3−アルキル、及び2−(2−メトキシエトキシ)−エチルのようなC1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ)−C2〜4−アルキルから成る群から選択され、
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているか、又は
HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているかのいずれかであり、
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarBは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているか、又は
HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環は1つのオキソ基で置換されているかのいずれかであり、
R12はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ及びエトキシ、ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシ、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R12はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意に置換されており、
R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、アミノ、アミノメチル、モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノ、ヒドロキシ−C2〜3−アルコキシ、C1〜3−アルコキシ−C2〜3−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜2−アルキル、C1〜3−アルコキシ−C1〜2−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、及びC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R13はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意に置換されており、
HetAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル、若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetAはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
HetBは、環窒素原子を介して親分子基に結合し、ピペリジン−2−オン−1−イル、ピロリジン−2−オン−1−イル、オキサゾリジン−2−オン−1−イル若しくは3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オン−1−イルであり、ここで、前記HetBはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
HetCは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetCはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、その際、
R14は、水素、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、
R15は、水素、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、
R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ及びエトキシから成る群から独立して選択され、
Rabは、ヒドロキシルであり、
Racは、ヒドロキシルであり、又は、
隣接する炭素原子に結合したRabとRacは、一緒にジメチルメチレンジオキシ架橋を形成し、
Rbaは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ若しくはハロゲンであり、
Rbbは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ若しくはハロゲンであり、
Rcaは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ若しくはハロゲンであり、
Rcbは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ若しくはハロゲンであり、
Rdaは、メチル、エチル若しくはハロゲンであり、
Rdbは、メチル、エチル若しくはハロゲンであり、
Reaは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルであり、
Rebは、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルであり、
特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
さらに特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかである。
言及するのに特に価値のある本発明に係る化合物は、式Iのこれら化合物、及び塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩を含み、
式中、
Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
その際、
R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル若しくはイソブチルであるか、又は
R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルはそれぞれ、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
R1は、アリルであるか、又は
R1は、フェニルであり、その際、前記フェニルはR13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
R1は、HarAであり、その際、
HarAは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は、
HarAは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarAは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくは、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarAは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarAは、ピリジル若しくはピリミジニルであるかのいずれかであり、
その際、前記HarAのそれぞれが、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
R1は、HetAであり、その際、
HetAは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、若しくは1N−(H)−ピロリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetAはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
又は、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
その際、Raaは、フェニルであり、その際、前記フェニルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジル若しくはピリミジニルであるかのいずれかであり、
その際、前記HarBはそれぞれ、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HetCであり、その際、
HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetCはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基で任意に置換されていてもよく、その際、
R14は、水素、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、
R15は、水素、メチル、エチル、プロピル若しくはイソプロピルであり、
R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ及びエトキシから成る群から独立して選択されるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
R9は、メチル、エチル、2−メトキシエチル若しくは2−(2−メトキシエトキシ)−エチルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであり、その際、前記HarBはそれぞれ、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
又は
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
R11は、水素、C1〜4−アルキル、C3〜6−シクロアルキル−C1〜2−アルキルであり、又は、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し;その際
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、若しくは4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
HETは、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、トランス−エタン−1,2−ジイル、トランス−シクロプロパン−1,2−ジイル又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は
Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
ここで、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、アミノ、アミノメチル、モノ−若しくはジ−メチルアミノ、2−ヒドロキシ−エトキシ、2−(C1〜2−アルコキシ)−エトキシ、ヒドロキシ−C1〜2−アルキル及び(C1〜2−アルコキシ)−C1〜2−アルキルから成る群から独立して選択され、
R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル及びメトキシから成る群から独立して選択され、
Rbaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rbbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rcaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rcbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rdaは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rdbは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Reaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルであり、
Rebは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルであり、
特に、
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
さらに特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかである。
言及するのにさらに特別に価値がある本発明に係る化合物は、式Iのそれら化合物及び塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩を含み、
式中、
Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
その際、
R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル若しくはイソブチルであるか、又は
R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルはそれぞれ、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
R1は、アリルであるか、又は
R1は、HarAであり、その際、
HarAは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は、
HarAは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は、
HarAは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarAは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarAは、ピリジルであり、その際、前記ピリジルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいかのいずれかであるか、又は、
R1は、HetAであり、その際、
HetAは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、若しくは1N−(H)−ピロリジン−2−オンイルであるか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
その際、Raaは、フェニルであり、その際、前記フェニルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくは、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかであるか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HetCであり、その際、
HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(メチル)−オキサゾリジン−2−オンイル、若しくは3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
R9は、メチル、エチル、若しくは2−メトキシエチルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであるか、
又は
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
R11は、水素、C1〜4−アルキルであり、又は、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し;その際
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、若しくはチオモルフォリン−4−イルであるか、又は
HETは、イミダゾール−1−イル若しくはピラゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、トランス−エタン−1,2−ジイル、トランス−シクロプロパン−1,2−ジイル若しくはプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は
Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるのいずれかであり、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、フッ素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、フッ素、ヒドロキシル及びメトキシから成る群から独立して選択され、
Rbaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rbbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rcaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rcbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rdaは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Rdbは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
Reaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルであり、
Rebは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルであり、
特に、
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル、若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
さらに特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかである。
強調されるべき本発明に係る化合物は、式Iのそれら化合物及び塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩を含み、
式中、
Raは、−C(O)−N(R11)−R1であり、その際、
R1は、メチル若しくはエチルであるか、又は
R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は
R1は、アリルであるか、又は
R1は、HarAであり、その際、
HarAは、テトラヒドロピラニル若しくはテトラヒドロフリルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
その際、Raaは、フェニルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかであるか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HetCであり、その際、
HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(メチル)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
R9は、メチル、エチル、若しくは2−メトキシエチルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであるか、
又は
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
R11は、水素、C1〜4−アルキルであり、又は、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し;その際
HETは、R12から独立して選択される1、2又は3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、又はチオモルフォリン−4−イルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、トランス−エタン−1,2−ジイル、トランス−シクロプロパン−1,2−ジイル又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル、若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル、若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
その際、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシルであるかのいずれかである。
強調されるべき本発明に係るさらなる化合物は、式Iのそれら化合物及び塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩を含み、
式中、
Raは、C(O)−O−R1であり、
R1は、メチル若しくはエチルであるか、又は
R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は
R1は、アリルであるか、又は
R1は、HarAであり、その際、
HarAは、テトラヒドロピラニル若しくはテトラヒドロフリルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
その際、Raaは、フェニルであるか、又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかであるか、
又は
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HetCであり、その際、
HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(メチル)−オキサゾリジン−2−オンイル、若しくは3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
R9は、メチル、エチル、若しくは2−メトキシエチルであるか、
又は
R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであるか、
又は
R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
R11は、水素、若しくはC1〜2−アルキルであり、又は、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し;その際
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イルであり、
Rbは、−T−Qであり、その際、
Tは、エタン−1,2−ジイル、トランス−エタン−1,2−ジイル、トランス−シクロプロパン−1,2−ジイル又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
nは、0又は1であり、
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル、若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル、若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
その際、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
特に
Qは、フェニルであるか、又は
Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は
Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は
Qは、フラン−2−イルであるか、又は
Qは、シクロヘキシルであるかのいずれかである。
本発明に係る式Iの化合物において(並びにその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩において)、以下の特定の実施態様の意義について個々に、又は考えられる単一の若しくは複数のその組み合わせにおいて関心が持たれる。
本発明に係る式Iの化合物の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−R1であり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−R1であり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(R11)−R1であり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(R11)−R1であり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−R1であり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−R1であり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CHであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CHであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CHであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CHであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CHCHであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CHCHであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CHCHであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CHCHであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−シクロプロピルであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−シクロプロピルであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−シクロプロピルであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−シクロプロピルであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CH−シクロプロピルであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−O−CH−シクロプロピルであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CH−シクロプロピルであり、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが−C(O)−N(H)−CH−シクロプロピルであり、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−O−R1であり、nは0であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかである。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−O−R1であり、nは1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかである。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−N(H)−R1であり、nは0であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであり、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかである。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−N(H)−R1であり、nは1であり、その際、
R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
Raaは、HarBであり、その際、
HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
HarBは、ピリジルであるかのいずれかである。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−N(R11)−R1であり、nは0であり、その際、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際、
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル、若しくは1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
HETは、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択される。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、式Iのそれら化合物を言い、
式中、Raは、−C(O)−N(R11)−R1であり、nは1であり、その際、
R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際、
HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル若しくは1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
HETは、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、若しくはトリアゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、ハロゲン、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択される。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが以下に与えられる表1で示される意味のいずれかを有し、nが0である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Raが以下に与えられる表1で示される意味のいずれかを有し、nが1である式Iのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Iaのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Ibのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Icのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Idのそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Ia**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Ib**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Ic**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが0である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明に係る式Iの化合物の別の特定の実施態様は、Qがフェニルであり、nが1である式Id**のそれら化合物を言う。
本発明は、上記で定義された特定の実施態様の考えられる組み合わせ及びサブセットのいずれか又はすべてを包含することが理解されるべきである。
式Iの化合物は少なくとも6位にてキラル中心を有するキラル化合物である。
Figure 2010500396
本発明は、たとえば、ジアステレオマ−及び鏡像異性体のような本発明の化合物の考えられる立体異性体すべてを、その塩と同様にラセミ体も含めて、任意の混合比におけるのと同様に実質的に純粋な形態で包含する。
このように、本発明に係る化合物の実質的に純粋な立体異性体、特に以下の実施例の実質的に純粋な立体異性体は、すべて本発明の部分であり、当業者にとって習慣的な手順に従って、たとえば、相当する混合物の分離によって、立体化学的に純粋な出発材料を用いることによって、及び/又は立体選択的な合成によって得てもよい。
従って、本発明は、式Iの化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
たとえば、式Iの化合物において、Ra、Rb及びnが上記で付与された意味を有するのであれば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、6位にてSである。
さらにしかるべく、本発明はまた、式I**の化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩も包含する:
Figure 2010500396
たとえば、式I**の化合物において、Ra、Rb及びnが上記で付与された意味を有するのであれば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、6位にてRである。
さらに詳しくは、本発明に係る式Iの化合物の具現的な変異体(変異体a1)は、式Iaの化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
本発明に係る式Iの化合物の別の具現的な変異体(変異体a2)は、式Ia**の化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
本発明に係る式Iの化合物のさらなる具現的な変異体(変異体b1)は、式Ibの化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
変異体b1の関係で、変異体b1の亜変異体の1つは、ラジカル−N(H)−C(O)−とQが、シクロプロパン環によって定義される面の反対側に位置する式Ibの化合物を包含する(トランス立体配置)。変異体b1のさらに正確な亜変異体は式Ib*’の化合物を、変異体bの別のさらに正確な亜変異体は、式Ib*”の化合物を、いずれもその塩と共に包含する。
Figure 2010500396
たとえば、式Ib*’の化合物にて、Qが上記で定義したように、任意で置換されたフェニル、ピリジル、フリル又はチエニルであるならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ib*’で示されるように、6位にてS、2’位にてR、及び3’位にてRである。
たとえば、式Ib*”の化合物にて、Qが上記で定義したように、任意で置換されたフェニル、ピリジル、フリル又はチエニルであるならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ib*”で示されるように、6位にてS、2’位にてS、及び3’位にてSである。
本発明に係る式Iの化合物の別のさらなる具現的な変異体(変異体b2)は、式Ib**の化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
変異体b2の関係で、変異体b2の亜変異体の1つは、ラジカル−N(H)−C(O)−とQが、シクロプロパン環によって定義される面の反対側に位置する式Ib**の化合物を包含する(トランス立体配置)。変異体b2のさらに正確な亜変異体は式Ib**’の化合物を、変異体bの別のさらに正確な亜変異体は、式Ib**”の化合物を、いずれもその塩と共に包含する:
Figure 2010500396
たとえば、式Ib**’の化合物にて、Qが上記で定義したように、任意で置換されたフェニル、ピリジル、フリル又はチエニルであるならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ib**’で示されるように、6位にてR、2’位にてR、及び3’位にてRである。
たとえば、式Ib**”の化合物にて、Qが上記で定義したように、任意で置換されたフェニル、ピリジル、フリル又はチエニルであるならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ib**”で示されるように、6位にてR、2’位にてS、及び3’位にてSである。
本発明に係る式Iの化合物のその上さらなる具現的な変異体(変異体c1)は、式Icの化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
変異体c1の関係で、変異体c1の亜変異体の1つは式Ic*’の化合物を、変異体cの別の亜変異体は式Ic*”の化合物を、いずれもその塩と共に包含する:
Figure 2010500396
たとえば、式Ic*’の化合物にて、Qが上記で付与された意味の1つを有するならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ic*’で示されるように、6位にてS、及び3’位にてRである。
たとえば、式Ic*”の化合物にて、Qが上記で付与された意味の1つを有するならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ic*”で示されるように、6位にてS、及び3’位にてSである。
本発明に係る式Iの化合物の別のその上さらなる具現的な変異体(変異体c2)は、式Ic**の化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
変異体c2の関係で、変異体c2の亜変異体の1つは式Ic**’の化合物を、変異体cの別の亜変異体は式Ic**”の化合物を、いずれもその塩と共に包含する:
Figure 2010500396
たとえば、式Ic**’の化合物にて、Qが上記で付与された意味の1つを有するならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ic**’で示されるように、6位にてR、及び3’位にてRである。
たとえば、式Ic**”の化合物にて、Qが上記で付与された意味の1つを有するならば、そのとき、立体配置は、カーン・インゴールド・プレローグ則に従って、上記式Ic**”で示されるように、6位にてR、及び3’位にてSである。
本発明に係る式Iの化合物のその上さらなる具現的な変異体(変異体d1)は、式Idの化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
本発明に係る式Iの化合物の別のその上さらなる具現的な変異体(変異体d2)は、式Id**の化合物である式Iのこれら化合物、及びその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を包含する:
Figure 2010500396
一般に、本発明の鏡像異性的に純粋な化合物は、技術で既知の工程によって、たとえば、不斉合成を介して調製され、たとえば、既知の方法(たとえば、好適な溶媒からのクロマトグラフィ−による分離又は(分画)結晶化)によって又はキラル出発原料又はキラル試薬を用いることによって分離することができる適当なジアステレオマ−化合物/中間体の調製及び分離によって;キラル分離カラムによる相当するラセミ化合物のクロマトグラフィ−分離によって;光学的に活性のある酸(たとえば、以下に言及されるもの)又は塩基によるラセミ化合物のジアステレオマ−塩の形成、それに続く塩の分解及び塩からの所望の化合物の放出によって;キラル補助試薬によるラセミ化合物の誘導体化、それに続くジアステレオマ−の分離及びキラル補助基の取り外しによって;ジアステレオマ−封入体化合物(たとえば、錯体又は包接体)を介した分解によって;ラセミ体の動態分解によって(たとえば、酵素的分解によって);好適な条件下での鏡像異性形態を持つ結晶の集塊からの鏡像異性選択性の(優先的な)結晶化(又はエントレインメントによる結晶化)によって;或いはキラル助剤の存在下での好適な溶媒からの(分画)結晶化によって調製されてもよい。
従って、たとえば、鏡像異性体分離の考えられる代替法の1つを式Iの化合物の段階で、又はプロトン化可能な基を有する出発化合物の段階で実施してもよい。これによって、たとえば、光学的に活性のある酸、特にカルボン酸によるラセミ化合物の塩の形成、それに続く塩の分解及び塩からの所望の化合物の放出によって鏡像異性体の分離を実施してもよい。この関連で言及されてもよい光学的に活性のある酸の例は、それらに制約されることなく、マンデル酸、酒石酸、O,O’−ジベンゾイル酒石酸、カンファ−酸、キナ酸、グルタミン酸、ピログルタミン酸、リンゴ酸、カンファ−スルホン酸、3−ブロモカンファ−スルホン酸、α−メトキシフェニル酢酸、α−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニル酢酸、又は2−フェニルプロピオン酸などの鏡像異性形態である。
鏡像異性体分離の考えられる別の代替法は、たとえば、以下の実施例で記載されるように、又はそれと同様に若しくは類似して、適当な分離条件を用いたキラル分離カラムにおける式Iの化合物又はその出発化合物のラセミ混合物のクロマトグラフィ−分離によって実施してもよい。
本発明に係る例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが0である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが1である式Iaの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ibの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Icの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Idの以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが0である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−5−メチル−フェニルであり、nが1である式Ia**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ib**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが0である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがシクロヘキシルであり、nが1である式Ic**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−エトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−3−イルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがピリジン−2−イルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが2−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qが3−メトキシ−フェニルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフェニルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが0である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
本発明に係るほかの例証となる化合物として、以下に付与される表1で示されるRaについての置換基の意味1)〜126)によって、Qがフラン−2−イルであり、nが1である式Id**の以下の化合物、及びその塩並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩が言及されてもよい。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
本発明に係る式Iの化合物は、当業者によく知られている調製手順又は合成戦略に従って、以下で記載されるように、又は以下の反応スキ−ムで示されるように、又はそれと同様に若しくは類似して調製することができる。従って、本発明に係る式Iの化合物は、以下の実施例における例証として特定されるように、又はそれと同様に若しくは類似して得ることができる。
従って、以下の反応スキーム1で示されるように、PGが、好適な一時的な保護基である、たとえば、アセチル又はT. Greene and P. Wuts (John Wiley & Sons, Inc. 1999, 3rd Ed.) による「有機合成における保護基」若しくは「保護基」(Thieme Foundations Organic Chemistry Series N Group” by P. Kocienski (Thieme Medical Publishers, 2000)で言及されたものの1つである、式Vの化合物は、イオウと好適な塩基、たとえば、アミン(たとえば、ジエチルアミン又はモルフォリン)の存在下でマロニトリル(CH(CN))と縮合させて、当業者に既知の方法で(たとえば、ゲワルド反応に従って)又は以下の実施例に記載されるように、式IVの相当する化合物を得る。
式Vの化合物は既知であり、又は既知の手順に従って、又は以下の実施例に記載されるような方法で得ることができる。
従って、nが0であり、PGがアセチルである式Vの前駆体の合成は、1,4−シクロヘキサノンモノエチレンアセタールの還元と(Y. Kitano, T. Ito, T. Suzuki, Y. Nogata, K. Shinshima, E. Yoshimura, K. Chiba, M. Tada, I. Sakaguchi, J. Chem. Soc., Perkin Trans. 1 2002, 2251−2255を参照のこと)、酢酸塩としての遊離のヒドロキシ基の保護と(J.R. Dimmock, M. P. Padmanilayam, G. A. Zello, K. H. Nienaber, T. M. Allen, C. L. Santos, E. De Clercq, J. Balzarini, E. K. Manavathu, J. P. Stables, Eur. J. Med. Chem. 2003, 38, 169−177を参照のこと)、アセタール基の脱保護(I. E. Marko, A. Ates, A. Gautier, B. Leroy, J.−M. Plancher, Y. Quesnel, J.−C. Vanherck, Angew. Chem. Int. Ed. 1999, 38, 3207−3209)から成る文献で知られた3段階の順序で達成することができる。
nが1であり、PGがアセチルである式Vの前駆体の合成は、塩基の存在下での1,4−シクロヘキサノンモノエチレンアセタールのトリフェニルホスホニウム臭化メチルとの反応(ウィッティヒ反応)とそれに続くヒドロホウ素化によって達成することができる(K. C. Nicolaou, R. L. Magolda, D. A. Claremon, J. Am. Chem. Soc. 1980, 102, 1404−1409を参照のこと)。当業者に既知の条件下でのアセチル化、その後の酸が触媒するアセタ−ルの脱保護によってnが1であり、PGがアセチルである式Vの前駆体を生じる。
式IVの化合物は、それ自体習慣的な条件下でのアシル化反応にて、Rbが上記で言及された意味を有し、Xが好適な脱離基、好ましくは塩素原子である式Rb−C(O)−Xの化合物と反応させて、式IIIの相当する化合物を得ることができる。
或いは、当業者に既知のアミド結合連結試薬による反応によって、式IVの相当する化合物と、Xがヒドロキシルである式Rb−C(O)−Xの相当する化合物とから式IIIの化合物を調製することもできる。言及されてもよい、当業者に既知の例示となるアミド結合連結試薬は、たとえば、カルボジイミド類(たとえば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジシクロプロピルカルボジイミド、又は好ましくは、1−エチル−3−(3−ジメチル−アミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC))、アゾジカルボン酸誘導体(たとえば、ジエチルアゾジカルボキシレ−ト)、ウロニウム塩(たとえば、O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレ−ト、若しくはO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム−ヘキサフルオロホスフェ−ト)及びN,N’−カルボニルジイミダゾールである。
任意で、マイクロ波の助けを借りてこのアミド結合形成を得てもよい。
Figure 2010500396
それ自体、当業者に習慣的な方法での式IIIの化合物の保護基PGの脱保護は、式IIの相当する化合物を生じる。従って、たとえば、PGがアセチルである場合、鹸化の条件下で式IIIの化合物を反応させることによって式IIの化合物を得ることができる。この場合好ましくは、適当な塩基、特にナトリウムメトキシド又は炭酸カリウムとの組み合わせで溶媒としてアルコ−ル/水の混合物が用いられる。
カルバミン酸塩又は炭酸塩を形成する反応を介してRa基を導入することによって式IIの化合物を式Iの所望の化合物に変換することができる。このカルバミン酸塩又は炭酸塩を形成する反応は、当業者に既知の方法と同様に、又は以下の実施例に例証として記載されているように実施することができる。このカルバミン酸塩又は炭酸塩を形成する反応の適当な出発化合物は、技術で既知であり、技術で既知の手順に従って、又は既知の化合物で記載されているように同様に若しくは類似して得ることができる。
従って、さらに詳しくは、第1の工程において、非プロトン性溶媒中にて塩基性の条件下で、式IIの化合物をホスゲン又はホスゲン同等物、たとえば、カルボニルジイミダゾールと反応させることによって式Iの化合物は式IIの化合物から得られる。第2の工程では、非プロトン性溶媒中にて好適な塩基の存在下、得られた活性化中間体カルボニルアルコキシ誘導体を、YがO又はNR11であり、R1とR11が上記で言及された意味を有する式R1−YHの相当するアミン又はアルコ−ルで処理する。好ましいホスゲン同等物はカルボニルジイミダゾールである。好ましい塩基は、触媒量の4−(ジメチルアミノ)−ピリジンであり、又は第1工程のために類似の供与体で置換されたピリジン、強いが、求核的ではない塩基であり、たとえば、第2工程のための1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデック−7−エン(DBU)又は1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デック−5−エン(TBD)である。好ましい溶媒は、アセトニトリル、ジクロロメタン又は酢酸エチルである。試薬はすべてポリマ−樹脂又は別の固相に結合されていてもよい。
式Rb−C(O)−Xの酸誘導体は既知であり、市販されており、又は当業者に知られているように、たとえば、相当するカルボン酸から調製することができる。
式Rb−C(O)−OHのカルボン酸は既知であり、市販されており、又は当業者にとって習慣的であるように、たとえば、標準の手順と同様に若しくは類似して得ることができる。
従って、たとえば、RbがCH=CH−Q、−CH−CH−Q又は−CH−CH(CH)−Qであり、Qが上記で付与された意味を有する式Rb−C(O)−OHのカルボン酸は、CCカップリング反応を介して、たとえば、ヘック又はクネーフェナ−ゲルの反応によって、又は、特に、式Q−CHOのアルデヒド又はケトンから、特に式Q−C(O)CHのメチルケトンから出発してホ−ナ−・ワズワ−ス・エモンズの反応によって、次いで任意で、水素化反応、及び必要に応じて得られた相当するエステルの加水分解を行うことによって、得ることができる。
β−メチルプロピオン酸は、J. Org. Chem. 61, 16, 1996, 5510−5516及びTetrahedron Lett. 37, 10, 1996, 1683−1686において及びその後の、たとえば、以下の実施例で記載されているように、又はそれと同様に若しくは類似して記載されているような引き続いての水素化において与えられているように得ることができる。
この関係で、文献で知られている鏡像異性体的に純粋なβ−メチルプロピオン酸の合成として幾つかの選択肢がある。たとえば、
−キラル触媒を用いたα−,β−不飽和エステルへのフェニルホウ酸の不斉添加(S. Sakuma, M. Sakai, R. Itooka, N. Miyaura J. Org. Chem. 2000, 65, 5951−5955を参照のこと)、
−キラル補助剤を用いたα−,β−不飽和エステルへの不斉ミカエル添加(J. Ezquerra, L. Prieto, C. Avendano, J.L. Martos, E. dela Cuesta, Tetrahedr. Lett. 1999, 40, 1575−1578を参照のこと)、
−α−,β−不飽和エステル及び酸の不斉水素添加(T. Uemura, X. Zhang, K. Matsumura, et al., J. Org. Chem. 1996, 61, 5510−5516; 又は W. Tang, W. Wang, X. Zhang Angew. Chem. Int. Ed 2003, 42(8), 943−946; 又は F. Menges, A. Pfaltz, Adv. Synth. Catal. 2002, 344, 40−44を参照のこと)、又は
−α−,β−不飽和エステルの不斉ヒドロシリル化(B. Lipshutz, J.M. Servesko, B.R. Taft: J. Am. Chem. Soc. 2004, 126(27), 8352−8353を参照のこと)。
式Rb−C(O)−OHのプロピオン酸又は酪酸の調製のさらに具体的な例については、3−(2−メトキシフェニル)プロパン酸は、たとえば、米国特許第4567053号又は J. Org. Chem. 69, 11, 2004, 3610−3619に記載されており;3−(3−メトキシ−フェニル)プロパン酸は、たとえば、J. Heterocycl. Chem. 26, 1989, 365−369に記載されており;3−(2−エトキシフェニル)プロパン酸は、たとえば、 Justus Liebigs Ann. Chem., 226, 1884, 351に記載されており;3−(3−エトキシ−フェニル)プロパン酸は、たとえば、Justus Liebigs Ann. Chem. 736, 1970, 110−125に記載されており;3−(2−メトキシ−フェニル)−酪酸は、たとえば、J. Am. Chem. Soc., 61, 1939, 3039に記載されており;3−(3−メトキシ−フェニル)−酪酸は、たとえば、J. Chem. Soc. Perkin Trans. 1, 1972, 1186,1190に記載されている。
さらに、たとえば、Rbが−T−Qであり、Tが1,2−シクロプロピレンであり、Qが上記で付与された意味を有する式Rb−C(O)−OHのカルボン酸は、式Q−CHOのアルデヒドから出発して、クネーフェナーゲルの反応又はホーマー・ワズワース・エモンズの反応を介して、次いで二重結合のシクロプロパン化反応(シモンズ・スミス反応又は、特にジメチルスルホキソニウムメチリドを用いたコーリー・チャイコフスキーシクロプロパン化反応によって)、及び必要に応じて、得られた相当するエステルの加水分解によって得ることができる。
この関係で、文献で知られる不斉シクロプロパン化として幾つかの選択肢があり、それらは、鏡像異性体的に純粋なシクロプロパンカルボン酸の合成に使用されてもよく、たとえば、
−アルケンへの金属(たとえば、Cu、Rh、Ru、Co)のカルベン又はカルベノイドの錯体の不斉付加(Organic Letters 2004 Vol. 6 , No. 5, 855−857を参照のこと);
−ジアゾメタン又はその誘導体及びキラル遷移金属(たとえば、Cu)を用いた触媒的不斉シクロプロパン化(Tetrahedron Asymmetry 2003, 14, 867−872)を参照のこと);
−不斉シモンズ−スミスのシクロプロパン化、又は
−イリド、たとえば、アクリル酸誘導体とのキラルスルホニウムイリドの反応を用いた不斉ミカエル開始の閉環(MIRC)(Synlett 2005, 10, 1621−1623を参照のこと)。
Qが上記で付与された意味を有する式Q−CHOのアルデヒド及び式Q−CHOCHのメチルケトンは、既知であり、当業者にとって通例の方法で、既知の化合物と同様に若しくは類似して得ることができる。
代替の合成経路では、上記の反応スキームでも示されるが、上述と同様にPGの取り外しによって式IVの化合物が脱保護され、式VIIの相当する化合物が得られる。
好適な条件下でカルバミン酸塩又は炭酸塩の形成反応を介してRa基を導入することによって、たとえば、第1の工程にて、カルボニルジイミダゾール/cat.DMAPを用いた活性化し、第2の工程にて、上述のように同様に好適な塩基の存在下で式R1−YHの化合物とカップリングさせることによって、式VIIの化合物を式VIの相当する化合物に変換することができる。
上述と同様に、式Rb−C(O)−Xの化合物によって式VIの化合物をアシル化して、式Iの所望の化合物を得る。
さらなる代替の合成経路では、上記の反応スキームでも示されるが、上述と同様にゲワルド反応によって式VIIIの相当する化合物から式VIの化合物も入手可能であってもよい。
式VIIIの化合物は既知であり、既知の手順に従って入手することができ、又は上述と同様に、カルバミン酸塩又は炭酸塩の形成反応を介してRa基を導入することによって、それぞれ、4−ヒドロキシ−シクロヘキサノン又は4−ヒドロキシメチル−シクロヘキサノンから調製されてもよい。
YがO又はNR11であり、R1とR11が上記で付与された意味を有する式R1−YHのアミノ構成要素又はアルコール構成要素は、既知であり、既知の手順に従って、又は本明細書に記載されるように、又はそれと同様に若しくは類似して得ることができる。
従って、たとえば、アルコール構成要素は、標準的な還元反応によって、相当するアルデヒド、カルボン酸又はカルボン酸エステル(既知であり、既知の手順に従って得ることができる)から得ることができる。
HarBが上記で付与された意味を有するHarB置換アルコールが、炭酸塩形成反応において出発化合物として使用される場合、これらのアルコールは、適当な構成要素のCCカップリング反応又は求核置換反応によっても得ることができる。従って、たとえば、HarB−CH−OH又はHarB−CH−CH−OHはそれぞれ、ヒドロキシメチル化(たとえば、ホルムアルデヒドなどによるメタル化/反応)又はヒドロキシエチル化(たとえば、酸化エチレンなどによるメタル化/反応)によって相当するヘテロ芳香族化合物から得ることができる。
それぞれ、HarBが環炭素原子を介してメチレン部分又はエチリデン部分に結合され、上記で付与された意味を有する(たとえば、置換又は無置換ピリジル、1N−メチル−イミダゾリルなど)式HarB−CH−OH又はHarB−C(CH)H−OHの化合物は、それぞれ技術で既知の還元反応によって式HarB−CHO(又はHarB−COR)又はHarB−C(O)CHの相当するアルデヒド(又は酸又は酸エステル)又はケトンから得ることができる。
カルバミン酸塩形成反応で出発化合物としてアミンが使用される場合、好適な脱離基(たとえば、Ms、Ts、Br、Clなど)によるヒドロキシルラジカルの活性化を介して、アミン又はアジドによる求核置換を介して、アジドの場合、1級アミンを得るためのアジド基を還元して、相当するアルコールからこれらのアミンを得ることができる。当業者にとって習慣的なことなので、1級アミンを2級アミンに変換することができる(たとえば、還元的アミン化反応)。或いは、還元的アミン化反応によって相当するアルデヒド又はケトンからアミンを得ることができる。さらに或いは、前述のように相当するアルコールから又はハロゲン化反応(たとえば、塩素化又は臭素化)によって相当するアルキル化合物(たとえば、HarB−アルキル化合物)から調製することができる相当するハロ−アルキル化合物から求核置換反応によって、アミン又はアジドを得ることができる。
式HarB−CHOのアルデヒドは、既知であり、当業者に知られているように得ることができ、たとえば、ホルミル化反応によって相当するヘテロ芳香族化合物から、又は酸化反応によって式HarB−CHの相当するメチル置換誘導体から得ることができる。アルデヒドの一部は、たとえば、Ashimori et al, Chem Pharm Bull 38, 2446−2458 (1990)において4−メトキシ−ピリジン−2−カルバルデヒドについて記載されているように、又はそれと同様に若しくは類似して得ることができる。
HarBが環炭素原子を介してエチレン部分に結合され、上記で付与された意味を有する(たとえば、置換又は無置換ピリジル、1N−メチル−イミダゾリルなど)式HarB−CH−CH−NHの化合物は、CCカップリング反応によって、たとえば、式HarB−CHOのアルデヒドから出発して、ニトロアルドール縮合、次いでの二重結合及びニトロ基の水素化(還元)によって、又はXが好適な脱離基(たとえば、OMs、OTs、Br、Clなど)である式HarB−CH−Xの相当する化合物から出発してシアニドによる求核置換、次いでシアノ基の還元によって、得ることができる。
HetB及びHarBが環窒素原子を介してエチレン部分に結合され、上記で付与された意味を有する(たとえば、アゾ−1−イル、たとえば、イミダゾール−1−イルなど)式HetB−CH−CH−NH又はHarB−CH−CH−NHの化合物は、Xが好適な脱離基、たとえば、塩素又は臭素(必要に応じて一時的な保護基によって遊離のアミノ基を保護することができる)である式X−CH−CH−NHの化合物による、それぞれ式HetB又はHarB(たとえば、アゾール)の相当する化合物の求核置換によって得ることができ、HarBの場合、式X−CH−C(O)NH(XはCl又はBr)のα−ハロ−カルボキサミドなどによる求核置換によってHarB−CH−C(O)NHを得、それを還元して式HarB−CH−CH−NHの化合物を得る。
さらに詳しくは、YがO又はNR11であり、R1とR11が上記で付与された意味を有する式R1−YHのアミノ構成要素又はアルコ−ル構成要素の一部は、以下の会社、シグマ・アルドリッチ、アクロス・オーガニックス、フルオロケム社、ABCR・GmbH・KG、メイブリッジplc、アポロサイエンティフィック社、ASDI社、アニケムLLC、マイクロケミストリ−社、レアケミカルズGmbH,J&WファーマラボLLC,オークウッドプロダクツ社、アンビンターSARL、オーロラ・ファイン・ケミカルズ、マトリクス・サイエンティフィック、AKosコンサルティングアンドソリューションズGmbH、インターキム、ケムパシフィック、ベータ・ファーマ社、和光純薬株式会社、ケムステップアンドランカスターシンセシス社の1以上から購入することができる。
或いは、YがO又はNR11であり、R1とR11が上記で付与された意味を有する式R1−YHのアミノ構成要素又はアルコ−ル構成要素は、文献で知られた方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成することができる。幾つかの方法が、 D. Bellus et al. (Thieme, 2002)編の「合成の科学:分子変換のフーベン・ベイルの方法」で言及されている。例として、以下の構成要素が、示される文献で公表されている方法によって合成されてもよい。5−イソオキサゾリルメチルアミン(D. G.Barrett et al., Bioorg. & Med. Chem. Lett. 2004, 14, 2543−2546)、ムスシモール(P. Pevarello, M. Varasi, Synth. Commun. 1992, 22, 1939−48)、(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−メチルアミン、(3−メチル−4−イソオキサゾリル)−メチルアミン(M. Yamada et al., JP 03246283 A2 19911101 (1991))、2−チアゾリルメチルアミン(A. Dondoni et al., Synthesis 1996, 641−646)、(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−メチルアミン(S. Price et al., Tetrahedron Lett. 2004, 45, 5581−5583)、4−アミノメチルテトラヒドロピラン(S. Nishino et al., WO 2005028410 A1 20050331 (2005))、4−アミノテトラヒドロピラン(M. Alle-gretti et al., J. Med. Chem. 2005, 48, 4312−4331))、4−アミノメチルテトラヒドロピラン(R. Partch, Tetra hedron Lett. 1966, 1361−4)、3−アミノテトラヒドロピラン(F. Alcudia et al., Anales de Quimica, Serie C: Quimica Organica y Bioquimica 1988, 84, 148−55)、2−イミダゾール−1−イル−エチルアミン(W. B. Wright Jr. et al., J. Med. Chem. 1986, 29, 523−30)、3−アミノメチルイソチアゾール又は4−アミノメチル−3−メチルイソチアゾール((US3838161)、2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール(A. Gissibl et al., Org. Lett. 2005, 7, 2325−2328)及び3−オキセタンアミン(K. Baum et al., J. Org. Chem. 1983, 48, 2953−2956)。
さらに或いは、YがO又はNHであり、HarBが環炭素原子を介して親分子基に結合し、上記で付与された意味を有し、mが0又は1である式HarB−(CHm+1−YHの選択されたアミノ構成要素又はアルコ−ル構成要素は、反応スキ−ム2で概説される方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成してもよい。
Figure 2010500396
反応スキ−ム2では、式HarB−(CH−CORのカルボン酸又はカルボン酸エステル(特にメチルエステル又はエチルエステル)(市販されている又は標準の複素環化学によって入手できる又は本明細書で記載されるように)は、標準の還元剤、たとえば、水素化リチウムアルミニウムを用いて、式HarB−(CHm+1−OHの相当するアルコ−ルに還元される。式HarB−(CHm+1−OHのアルコ−ルは、ヒドロキシル基の活性化、次いでアジドの置換によって式HarB−(CHm+1−Nのアジドに変換することができる。活性化は、塩基(たとえば、トリエチルアミン)と組み合わせた塩化スルホニル(たとえば、塩化メシル)を用いて、又は適当なハロゲン化剤(たとえば、塩化スルフリル)を用いたハロゲン化によって達成することができる。アジド塩、たとえば、アジ化ナトリウムを用いてアジドの置換を達成することができる。或いは、強塩基(たとえば、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデック−7−エン)の存在下でアジ化ホスホリル(たとえば、アジ化ジフェニルホスホリル)を用いてアルコールをアジドに変換することができる。後者の方法が好まれる。最終的に、式HarB−(CHm+1−NHのアミンは、たとえば、水素及び木炭上の触媒量のパラジウムを用いた相当するアジドの還元によって入手できる。上述の方法に続いて、以下の構成要素を合成してもよい:(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−メタノール、(3−メチル−4−イソオキサゾリル)−メタノ−ル、(5−メチル−3−イソオキサゾリル)−メタノール、(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−メタノ−ル、(2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル)−メタノール、(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−メチルアミン、(3−メチル−4−イソオキサゾリル)−メチルアミン、(5−メチル−3−イソオキサゾリル)−メチルアミン、(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−メチルアミン、(2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル)−メチルアミン。
次いで上述のようにさらに変換される式HarB−(CHm+1−OHのアルコ−ルは、適当な還元剤、好ましくは、水素化ホウ素ナトリウム又は水素化リチウムアルミニウムを用いて式HarB−(CH−CHOの相当するアルデヒドから得てもよい。式HarB−CHOのアルデヒドは、標準のホルミル化条件下でのホルミル化反応によって、たとえば、強塩基、たとえば、n−ブチルリチウムによる処理、次いでジメチルホルムアミドの添加によって、又はジメチルホルムアミドの存在下での塩化ホスホリルによる処理によって、式HarBの相当する複素環化合物から得ることができる。この方法に続いて以下の構成要素が合成されてもよい:(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−メタノ−ル、(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イル)−メタノール、(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−メタノール、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メタノール、(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イル)−メチルアミン、(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イル)−メチルアミン、(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−メチルアミン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチルアミン。
次いで上述のようにさらに変換される式HarB−CHOのアルデヒドは、リチウム−ハロゲン交換によって、Xが塩素、臭素又はヨウ素である式HarB−Xの相当するハロゲン化合物から得てもよい。この変換の典型的な反応条件は、低温(−70℃〜−80℃)でのt−ブチルリチウムによるこの式HarB−Xのハロゲン化合物の処理、次いで、ジメチルホルムアミドの添加である。この方法に続いて、以下の構成要素が合成されてもよい:2−チアゾリル−メタノール、2−チアゾリル−メチルアミン。
Xが臭素又は塩素であり、次いで上述のようにさらに変換される式HarB−CH−Xのハロ−メチル化合物は、適当なハロゲン化剤、たとえば、N−ブロモスクシンイミド又はN−クロロスクシンイミドを用いたハロゲン化反応によって式HarB−CHの相当するメチル化合物から得てもよい。この方法に続いて、以下の構成要素が合成されてもよい:5−イソオキサジル−メタノール、3−イソオキサジル−メタノール、5−イソオキサジル−メチルアミン、3−イソオキサジル−メチルアミン。
さらに或いは、HarBが環炭素原子を介して親分子基に結合し、上記で付与された意味を有する式HarB−CHCH−NHの選択されたアミノ構成要素は、反応スキ−ム3に概説される方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成されてもよい。
Figure 2010500396
さらに或いは、HarBが環炭素原子を介して親分子基に結合し、上記で付与された意味を有する式HarB−CHCH−NHの選択されたアミノ構成要素は、反応スキ−ム4に概説される方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成されてもよい。
Figure 2010500396
さらに或いは、YがO又はNHであり、HarBが環炭素原子を介して親分子基に結合し、上記で付与された意味を有する式HarB−C(CH)H−YHの選択されたアミノ構成要素又はアルコール構成要素は、反応スキ−ム5に概説される方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成されてもよい。
Figure 2010500396
さらに或いは、HarBが環炭素原子を介して親分子基に結合し、上記で付与された意味を有する式HarB−CHCH−NHの選択されたアミノ構成要素は、反応スキーム6に概説される方法によって、又はそれと同様に若しくは類似して合成されてもよい。
Figure 2010500396
反応スキーム6では、適当な塩基(たとえば、水素化ナトリウム)の存在下で、アルキル化可能な窒素原子(NH)を有する式HarB(たとえば、アゾール)の化合物を、Xが塩素又は臭素(たとえば、2−ブロモアセトアミド)である式X−CHC(O)NHのα−ハロ−カルボキサミドと反応させて、式HarB−CHC(O)NHの相当する化合物を生じさせることができる。適当な還元剤、たとえば、水素化リチウムアルミニウムを用いて、式HarB−CHC(O)NHのアミドを相当する式HarB−CHCH−NHの相当するアミンに還元することができる。或いは、塩基性の条件下で、Xが好適な脱離基(たとえば、Cl又はBr)、たとえば、2−クロロエチルアミンである式X−CHCH−NHの化合物との反応(必要に応じて一時的な保護基によって遊離のアミノ基を保護することができる)によって式HarBの前駆体を直接、式HarB−CHCH−NHのアミンに変換することができる。この方法に続いて、以下の構成要素を合成することができる:2−イミダゾール−1−イル−エチルアミン、2−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−エチルアミン。
さらに或いは、HarAが上記で付与された意味を有する式HarA−NHの選択されたアミノ構成要素は、アジドによる置換及び次いでアジドのアミンへの還元によって、式HarA−OHの相当するアルコールから合成されてもよい。
式HarB、HarB−CH、HarB−(CH−COR、HarB−C(O)CH、HarB−(CH−CHO、HarB−X又はHarA−OHの前述の前駆体及び化合物は、既知であるか、市販されているか、又は既知の手順、たとえば、標準の複素環化学に従って得ることができる。
さらに或いは、HetA及びHetBが1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル又は1N−(ホルミル)−ピロリジニルであり、mが1又は2である式HetA−OH又はHetB−(CH−OHの選択されたアルコール構成要素は、標準のN−アシル化反応によって、HetA及びHetBが1N−(H)−ピペリジニル又は1N−(H)−ピロリジニルである式HetA−OH又はHetB−(CH−OHの相当する環状NH−アミンから得てもよい(環状NH−アミンは既知であるか、又は既知の手順に従って得ることができる)。
さらに或いは、HetA及びHetCが1N−(C1〜4−アルキル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(C1〜4−アルキル)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(C1〜4−アルキル)−オキサゾリジン−2−オンイル、1N−(C1〜4−アルキル)−3N−(C1〜4−アルキル)−イミダゾリジン−2−オンイル又は1N−(H)−3N−(C1〜4−アルキル)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、mが1又は2である式HetA−OH又はHetC−(CH−OHの選択されたアルコ−ル構成要素は、標準のN−アルキル化反応によって、HetA及びHetCが1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイル又は1N−(H)−3N−(H)−イミダゾリジン−2−オンイルである式HetA−OH又はHetB−(CH−OHの相当する環状NH−アミンから得てもよい(環状NH−アミンは既知であるか、又は、既知の手順に従って得ることができる)(このN−アルキル化反応の間、必要に応じて好適な一時的な保護基によって遊離のヒドロキシル基を保護することができる)。
HetA及びHetCが1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイル又は1N−(H)−3N−(H)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、mが0又は1である式HetA−OH又はHetC−(CH−OHの環状NH−アミドは、たとえば、K. J. Lidstrom et al. Synth. Commun. 1990, 20, 2335−2337; S. Klutchko et al. J. Med. Chem. 1981, 24, 104−109; N. I. Carruthers et al. J. Chem. Res., Synopses 1996, 430−431; M. P. Sibi et al. Synlett 2004, 1211−1214; S. Hanessian et al. J. Org. Chem. 1993, 58, 5032−5034; A. Otto et al. Tetrahedron: Asymmetry 1999, 10, 3381−3389; or R. Fischer, EP 537606 (US5286875) A1 19930421 (1993)に記載されているように、又はそれと同様に若しくは類似して調製されてもよい。
さらに或いは、HarBが任意でR13によって置換され、及び4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イルであり、R13が上記で付与された意味を有する(特に、R13がC1〜4−アルキル、さらに特にメチルである)式HarB−CH−OHの選択されたアルコ−ル構成要素は、反応スキ−ム7で概説されるように、相当する2−アシルアミノ−プロパン−1,3−ジオ−ル化合物、特に、2−アセチルアミノ−プロパン−1,3−ジオール(ジオ−ル化合物は、W. Zimmermann, Archiv der Pharmazie (Weinheim, Germany), 1989, 322, 639−640と同様に調製することができる)から出発して、環化反応を介して、たとえば、P. Wipf et al. Org. Lett. 2006, 8, 2381−2384に記載されたようなブルゲス試薬を用いたウィプフのシクロ脱水を介して得られてもよい。
Figure 2010500396
さらに或いは、HarBが任意でR13によって置換され、及び4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルであり、R13が上記で付与された意味を有する(特に、R13がC1〜4−アルキル、さらに特にメチルである)式HarB−CH−OHの選択されたアルコ−ル構成要素は、反応スキーム8で概説されるように、相当するアミノアルコール化合物、特に、2−アミノ−プロパノールから出発して、適当な(ルイス)酸触媒の存在下、グリコ−ル酸誘導体(好適な一時的な保護基によってヒドロキシ官能が保護されている)による環化を介して、たとえば、L. N. Pridgen et al. J. Heterocycl. Chem. 1983, 20, 1223,若しくはJ. V. Allen et al. Tetrahedron Asymmetry 1994, 5, 277−282,若しくはW. E. Fristad et al. EP 394849 A1 19901031 (1990)に記載されたような方法で、又はP. Stepnicka et al. Collect. Czech. Chem. Commun. 2003, 68, 1206−1232に記載されたような水の共沸性除去によって得てもよい。
Figure 2010500396
さらに或いは、HarBが任意でR13によって置換され、及び4,5−ジヒドロ−オキサゾール−2−イルであり、R13が上記で付与された意味を有する(特に、R13がC1〜4−アルキル、さらに特にメチルである)式HarB−CHCH−OHの選択されたアルコール構成要素は、式HarBCHの相当する2−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール(2−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾールは既知であり、既知の手順に従って、又は上述のように同様に得ることができる)から出発して、たとえば、W. Seeliger et al. Angew. Chem. 1966, 78, 913−27に記載されたように、塩基の存在下で、たとえば、ホルムアルデヒドを用いたヒドロキシメチル化反応を介して得てもよい。
前述のアルコ−ル構成要素は、たとえば、上述のように、相当するアミノ構成要素に変換することができる。
R1とR11が一緒に、それが結合している窒素原子と共に、上記で付与された意味を持ち、R12から独立して選択される1、2又は3の置換基によって任意に置換されている複素環ラジカルHETを形成する式HNR1R11の構成要素としての選択された環状アミンは、反応スキーム9に概説されるように得てもよい。この合成経路の例は、Jensen et al., Chem. Eur. J. 2002, 8, 1218−1226に記載されている。合成は、好適にN−保護された(たとえば、t−ブトキシカルボニル−、ベンジルオキシカルボニル)アザ−シクロアルケンで出発し、次いで、たとえば、触媒量のオスミウムテトロキシド及びN−メチルモルフォリンオキシドを用いてそれをジヒドロキシル化する。塩酸又はトリフルオロ酢酸のような強酸(HA)を用いた脱保護によって、アンモニウム塩としての相当するシス置換されたアミンを生じる。相当するトランス系列は、出発材料としての好適にN−保護された(たとえば、t−ブトキシカルボニル−、ベンジルオキシカルボニル)アザ−シクロアルケンのエポキシ化、次いで、加水分解的開環(たとえば、触媒量のルイス酸を用いて)、又は求核的開環(たとえば、酢酸/アセタンヒドリドを用いて)、その後のエステルの加水分解、及び上述の条件を用いて最終的に脱保護を行うことによって得ることができる。
Figure 2010500396
R1とR11が一緒に、それが結合している窒素原子と共に、上記で付与された意味を持ち、1、2又は3のC1〜4−アルキルスルホニルアミノ基によって置換されている複素環ラジカルHETを形成する式HNR1R11の構成要素としての選択された環状アミンは、反応スキ−ム10に概説されるように得てもよい。遊離のアミノ基によって置換されている、好適にN−保護された(たとえば、t−ブトキシカルボニル−、ベンジルオキシカルボニル)アザ−シクロアルカンを、塩基、たとえば、トリエチルアミンの存在下で塩化スルホニルと反応させることができ、それに続いて、強酸(HA)、たとえば、塩酸又はトリフルオロ酢酸を用いて保護基を切断することができる。
Figure 2010500396
さらに、R1とR11が一緒に、それが結合している窒素原子と共に、上記で付与された意味を持ち、1、2又は3のフルオロ基によって置換されている複素環ラジカルHETを形成する式HNR1R11の構成要素としての選択された環状アミンは、反応スキ−ム11に概説されるように得てもよい。モノ−(又は、ジ−)フッ素化保護された環状アザシクロアルカンを得るために、遊離のヒドロキシ(又はカルボニル)基によって置換されている、好適にN−保護された(たとえば、ベンズヒドリル)アザ−シクロアルカンを、フッ素化剤、たとえば、トリフッ化ジエチルアミノイオウと反応させることができる。触媒量の遷移金属含有化合物、たとえば、水酸化パラジウムと組み合わせた水素を用いて保護基を切断することができる。
Figure 2010500396
同様に、R1とR11が一緒に、それが結合している窒素原子と共に、上記で付与された意味を持ち、1、2又は3のアルコキシ基によって置換されている複素環ラジカルHETを形成する式HNR1R11の構成要素としての選択された環状アミンは、反応スキ−ム12に概説されるように得てもよい。アルコキシ置換され、保護された環状アザシクロアルカンを得るために、遊離のヒドロキシ基によって置換されている、好適にN−保護された(たとえば、ベンズヒドリル−、t−ブトキシカルボニル−)アザ−シクロアルカンを、適当な溶媒、たとえば、蟻酸ジメチルの中で、好適な塩基、たとえば、水素化ナトリウムの存在下で、アルキル化剤、たとえば、アルキルハロゲン化合物(たとえば、ヨウ化メチル)と反応させることができる。使用される保護基に応じて、触媒量の遷移金属含有化合物、たとえば、水酸化パラジウム又は強酸、たとえば、塩酸又はトリフルオロ酢酸と組み合わせた水素を用いて保護基を切断することができる。
Figure 2010500396
HarBが、R13によって任意で置換され、チアゾールであり、R13が上記で付与された意味を有する(特にR13は、ジ−C1〜2−アルキルアミノ、RN,特にジメチルアミノである)式HarB−CH−NHの選択されたアミノ構成要素は、反応スキーム13に概説されるように得てもよい。相当するジアルキルアミノ置換アミノチアゾールカルボン酸塩を得るために、相当するアミノチアゾールカルボン酸塩を、適当な溶媒、たとえば、蟻酸ジメチル又はテトラヒドロフランの中で、好適な塩基、たとえば、水素化ナトリウムの存在下で、アルキル化剤、たとえば、アルキルハロゲン化合物(たとえば、ヨウ化メチル)と反応させることができる。加水分解、それに続く上述のようなアミドのカップリングによって、又は適当な溶媒、たとえば、メタノール中での好適な塩基、たとえば、ナトリウムメトキシドの存在下でホルムアミドが関与する一工程の手順によってのいずれかでエステル基COR’を次いでアミド基に変換することができる。最終的に、適当な溶媒、たとえば、テトラヒドロフランの中で好適な還元剤、たとえば、水素化ナトリウムアルミニウムを用いてアミド基をアミンに還元することができる。
Figure 2010500396
熟練した作業者にとって、技術で既知の合成戦略及び当業者自体にとって習慣的な反応によって、本発明の特定の化合物を本発明のさらなる化合物に変換できることは理解されるべきである。
従って、任意で、当業者に既知の方法によって、式Iの化合物を式Iのさらなる化合物に変換することができる。さらに具体的には、たとえば、
a)Raaがアシルオキシ、たとえば、アセトキシである式Iの化合物から、たとえば、鹸化反応によるアシル基の取り外しによって相当する遊離のヒドロキシル化合物を得ることができる;
b)RabとRacが一緒になって環状アセタール又はケタール、たとえば、2,2−ジメチル[1,3]ジオキソランアセタールを形成する式Iの化合物から、たとえば、脱アセタール反応によるアセタ−ル又はケタールの切断によって相当する遊離のジヒドロキシ化合物を得ることができる;
c)Raaがエステル基、たとえば、メトキシカルボニルである式Iの化合物から、たとえば、鹸化反応による脱エステル化によって相当する遊離のカルボキシル化合物を得ることができる。
a)〜c)のもとで言及された方法は便宜上、当業者に既知の方法と同様に又は以下の実施例における例証で記載されるように実施することができる。
任意で、式Iの化合物をその塩に変換することができ、任意で式Iの化合物の塩を遊離の化合物に変換することができる。相当する工程はそれ自体熟練者にとって習慣的である。
最終工程又は精製の1つが無機酸又は有機酸(たとえば、塩酸、フルオロ酢酸、酢酸又は蟻酸など)の存在下で行われる場合、個々の化学的性質及び使用される酸の個々の性質によって、化学量論的な量又は非化学量論的な量にて遊離の塩基又は前記酸を含有する塩基として式Iの化合物を得てもよい。含有される酸の量は、技術で既知の手段、たとえば、滴定又はNMRに従って決定することができる。
出発化合物又は中間体化合物に多数の反応性中心があるとすれば、所望の反応性中心で反応を特異的に進めることができるように、1以上の反応性中心を保護基で一時的にブロックする必要があってもよいことは当業者にさらに知られている。証明された多数の保護基の使用に関する詳細な記載は、たとえば、T. Greene and P. Wuts (John Wiley & Sons, Inc. 1999, 3rdEd.)による「有機合成における保護基」又は「保護基」(Thieme Foundations Organic Chemistry Series N Group” by P. Kocienski (Thieme Medical Publishers, 2000)に見い出される。
本発明に係る物質は、それ自体既知の方法において、たとえば、減圧下で溶媒を留去し、好適な溶媒から得られた残留物を再結晶化し、又は習慣的な精製方法の1つ、たとえば、好適な支持体上のカラムクロマトグラフィに供することによって単離され、精製される。
所望の酸若しくは塩基を含有する又は次いで所望の酸若しくは塩基が添加される好適な溶媒(たとえば、アセトン、メチルエチルケトン若しくはメチルイソブチルケトンのようなケトン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン若しくはジオキサンのようなエーテル、塩化メチレン若しくはクロロホルムのような塩素化炭化水素、メタノール、エタノール若しくはイソプロパノールのような低分子量脂肪族アルコール)に遊離の化合物を溶解することによって塩が得られる。ろ過し、再沈殿させること、付加塩のための非溶媒で沈殿させること、又は溶媒を蒸発させることによって塩が得られる。アルカリ性化又は酸性化によって、得られた塩を、次には塩に変換することができる遊離の化合物に変換することができる。この方法で、薬学上許容できない塩を薬学上許容可能な塩に変換することができる。
好適には、本発明で言及される変換は、それ自体当業者によく知られる方法と同様に又は類似して行うことができる。
当業者は、彼/彼女の知識に基づいて及び本発明の記載の範囲内で示され、記載されるそれらの合成経路に基づいて、他に可能な本発明に係る化合物の合成経路を見つけることに精通しているかもしれない。これらのほかに考えられる合成経路すべてもまた本発明の一部である。
本発明はまた、中間体(それらの塩、立体異性体及び立体異性体の塩を含む)、方法及びプロセスに関するものであり、これらは、本明細書で開示され、本発明に係る化合物を合成するのに有用である。従って、本発明はまた、本発明に係る化合物を調製するための本明細書で開示されるプロセスに関するものであり、そのプロセスは、本明細書で開示されるような条件下で、言及された中間体を変換し、適当な反応相手と反応させる1以上の工程を含む。
本発明を詳細に記載したが、本発明の範囲は記載された特徴又は実施態様のみに限定されるのではない。当業者に明らかになるように、添付のクレームの範囲によって定義されるような本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、技術で既知の知識に基づいて、特に、本発明の開示(たとえば、明白な、暗黙の又は固有の開示)に基づいて、記載された本発明に対する修正、類推、変異、派生、相同化、変更及び適応を行うことができる。
以下の実施例は、それを制約することなく本発明をさらに説明するのに役立つ。同様に、その調製が明白に記載されない本発明のさらなる化合物は、習慣的なプロセス技法を用いて、当業者がよく知る方法と同様の若しくは類似した方法で、又は当業者がよく知る方法自体で調製することができる。
以下の実施例で、最終化合物並びにその塩、その立体異性体及び立体異性体の塩として言及される本発明に係る式Iの化合物のいずれか又はすべては本発明の好ましい主題である。
実施例では、MSは質量スペクトルを意味し、Mは質量分析における分子イオンであり、calcは計算されたことを、fndは見い出されたことを意味し、そのほかの略記は、それ自体当業者に習慣的な意味を有する。
一般的な部分
Bruker DPX200(H200MHz)、Bruker Avance III 300(H300MHz)又はBruker AV400(H400 MHz)の分光計にてH−NMRのスペクトルを記録する。内部標準(Hについて0.00ppm)としてテトラメチルシラン(TMS)でスペクトルを較正した。化学シフトはTMSに対するppm(δ)で得られ、多重性は、s(単一)、d(二重)、t(三重)、q(四重)、m(多重)及びb(広がった)によって示される。カップリング定数JはHzで報告される。
質量スペクトルは、Thermofinnigan LCQclassic機器にて組み合わせた液体クロマトグラフィ−/質量分光分析法を用いて記録される。試料はアセトニトリルに溶解し、溶離剤として水性緩衝液(酢酸アンモニウム/蟻酸、pH4)とメタノ−ルの混合物によってクロマト展開され、エレクトロスプレ−イオン化(ESI)、陽性モ−ドでイオン化される。デ−タは、m/z(イオン化粒子)の形態で報告される。
HPLCスペクトルは、Agilent 1100 Series機器で記録するが、それは以下のモジュールから成る:ガス抜き器、2×1100二成分ポンプG1312A、ダイオ−ドアレイ検出器G1315B、1100穴プレートの自動試料採取器G1367A、1100カラムのサ−モスタットG1316A。試料は水/アセトニトリルに溶解し、40℃にて以下で定義されるような溶媒A及びBを用いて、Agilent ZORBAX SB−Aq 2.1×50mm、3.5μmのカラムでクロマト展開する。
溶媒A(1000mL)は以下から成る。
985mL 脱塩水
10mL アセトニトリル
5mL 水性緩衝液(1Mの蟻酸アンモニウム/蟻酸、pH4)
溶媒B(1000mL)は以下から成る。
975mL アセトニトリル
20mL 脱塩水
5mL 水性緩衝液(1Mの蟻酸アンモニウム/蟻酸、pH4)
使用される方法は以下のとおりである。
Figure 2010500396
保持時間tは、注入後、分で報告され、220nmでのUVスペクトルに基づく。サーモスタットF30−Cで合わせ、CRDセル(2cm、石英ガラス)を用いたパーキン・エルマーの偏光計で光学回転を報告する。589nmの波長、20℃にて、2sの積分時間及び通常の開口度で回転を測定する。
カラムクロマトグラフィは、メルクのシリカゲル60(0.040〜0.063mm)で実施する。フォノメネクスのGemini5uC18、標準カラムとしてAXIAを充填したカラム及び基本化合物用のカラムとしてのYMC CombiPrepProC18、S−5μmを用いて調製用HPLCを行う。
樹脂を結合した試薬及び標準の化学薬品は購入し、さらに精製することなく使用する。
本文書の全体を通しての化合物の名称は、ドイツ、フランクフルトのBeilstein研究所によるAutoNom Engineバージョン4.0によって生成された。
最終化合物
1.ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミン)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(一般的手順A1)
Figure 2010500396
アルコ−ル構成要素[(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−ピリジン−3−イル−アクリルアミド、100mg、0.29ミリモル]を無水アセトニトリル(4mL)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(100mg、0.62ミリモル)を加え、次いで4−(ジメチルアミノ)−ピリジン(18mg、0.15ミリモル)を加える。出発材料が消費されるまで(この場合、3時間)、混合物を80℃で撹拌する。冷却した後、懸濁液をろ過し、洗浄し(アセトニトリル)、高真空で乾燥する。
中間体、カルボニルアルコキシイミダゾールを無水アセトニトリル(3mL)に再懸濁し、1,8−ジアゾビシクロ[5.4.0]ウンデック−7−エン(DBU)(65mg、0.43ミリモル)を加え、次いで相当するアミン(又はアルコール)構成要素(2−ピリジル−メチルアミン、63.3mg、0.58ミリモル)を加え、得られた混合物を80℃にて18時間撹拌する。混合物を減圧下で濃縮する。
最終化合物の溶解性及び不純物によって幾つかの方法によって粗生成物を精製することができる。精製方法(P.M.)は以下の記号を言う。
方法A:調製用HPLC(C18、溶離剤としての水−アセトニトリルの混合物)
方法B:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−メタノ−ルの混合物)
方法C:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−酢酸エチルの混合物、任意で、添加剤としての1〜5%のトリエチルアミン(C))
方法D:ジクロロメタン(D1)、酢酸エチル(D2)又はエタノ−ル(D3)からの再結晶化。
この場合、方法Bを使用し、黄色の非晶性固形物として64mgの標題の化合物を得る。
MS(ESI):m/z 474.1 (M+H),calc.(C25H24N5O3S)474.57
H NMR(200.13MHz,D6−DMSO):11.82(bs,1H,exch.),8.78−8.87(m,1H),8.54−8.65(m,1H),8.49(bd,J=4.1Hz,1H),7.96−8.10(m,1H),7.61−7.83(m,3H),7.50(dd,J=4.8,J=7.9Hz,1H),7.11−7.32(m,3H),4.29(d,J=6.0Hz,1H),3.88−4.07(m,2H),2.67−2.88(m,1H),2.26-2.65(m,3H)1.87−2.23(m,2H),1.33−1.62(m,1H)
HPLC:t=2.86分
一般的手順A1と同様に、以下の化合物を合成する。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
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Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
H NMR [δ (400.38 MHz, D6−DMSO)]:
実施例8:11.85(bs,1H),8.82(s,1H),8.52−8.67(m,1H),8.03(d,J=7.7Hz,1H),7.69(d,J=15.8Hz,1H),7.43-7.55(m,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),4.00−4.22(m,4H),2.27−2.82(m,4H),1.88−2.20(m,2H),1.38-1.55(m,1H),1.23(t,J=7.0Hz,3H)。
実施例9:11.83(bs,1H),8.83(s,1H),8.61(dd,J=1.2,4.7Hz,1H),8.03(d,J=8.0Hz,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.24(d,J=15.9Hz,1H),7.07−7.16(m,1H),3.88−4.04(m,2H),2.94−3.07(m,2H),2.47−2.80(m,3H),2.30−2.42(m,1H),1.89−2.14(m,2H),1.38−1.53(m,1H),1.01(t,J=7.2Hz,3H)。
実施例16:11.82(bs,1H),8.83(s,1H),8.61(dd,J=1.4,4.8Hz,1H),8.04(d,J=8.0Hz,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),6.95−7.03(m,1H),3.90−4.03(m,2H),2.69−2.80(m,1H),2.57(d,J=4.5Hz,3H),2.47−2.67(m,2H),2.31−2.42(m,1H),1.90−2.14(m,2H),1.38−1.54(m,1H)。
実施例22:11.86(bs,1H),8.83(s,1H),8.61(dd,J=1.4,4.7Hz,1H),8.04(d,J=8.1Hz,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.7,7.9Hz,1H),7.23(d,J=16.0Hz,1H),7.15−7.24(m,1H),4.98−5.09(m,1H),3.77−3.85(m,2H),3.23(t,J=11.0Hz,2H),2.92−3.04(m,1H),2.87(t,J=6.1Hz,2H),2.57−2.73(m,3H),1.86−2.00(m,2H),1.46−1.68(m,3H),1.02−1.19(m,2H).
実施例23:11.85(bs,1H),8.83(s,1H),8.61(d,J=3.9Hz,1H),8.03(d,J=8.0Hz,1H),7.71(d,J=15.8Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,8.0Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),7.05(t,J=5.6Hz,1H),4.98−5.08(m,1H),4.53−4.62(m,1H),3.32−3.44(m,2H),2.92−3.08(m,3H),2.57−2.74(m,3H),1.87−2.02(m,2H)。
実施例24:11.73(bs,1H),8.83(s,1H),8.60(d,J=3.7Hz,1H),8.04(d,J=8.0Hz,1H),7.69(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.22(d,J=15.9Hz,1H),7.04(t,J=5.5Hz,1H),4.97−5.10(m,1H),2.90−3.02(m,3H),2.55−2.73(m,3H),2.25−2.38(m,2H),2.17(s,6H),1.86−2.09(m,3H)。
実施例30(200.13MHz):11.86(bs,1H),8.83(s,1H),8.54−8.66(m,1H),8.04(bd,J=7.5Hz,1H),7.71(d,J=15.8Hz,1H),7.58(s,1H),7.45−7.56(m,1H),7.25−7.36(m,1H),7.24(d,J=15.9Hz,1H),7.13(s,1H),6.88(s,1H),3.86−4.09(m,4H),3.23−3.40(m,2H),2.50−2.78(m,3H),2.28−2.42(m,1H),1.83−2.12(m,2H),1.36−1.53(m,1H)。
実施例31(200.13MHz):11.63(bs,1H),7.92(d,J=15.9Hz,1H),7.50−7.67(m,2H),7.26−7.45(m,2H),6.94−7.19(m,4H),6.86(s,1 H),4.92−5.10(m,1H),4.14(q,J=6.9Hz,2H),3.92−4.09(m,2H),3.20−3.33(m,2H),2.87−3.08(m,1H),2.48−2.74(m,3H),1.82−2.01(m,2H),1.41(t,J=6.9Hz,3H)。
実施例32:11.72(bs,1H),7.93(d,J=15.9Hz,1H),7.53−7.62(m,2 H),7.36−7.44(m,1H),7.27−7.34(m,1H),7.07−7.16(m,3H),6.98−7.04(m,1H),6.87(s,1H),4.14(q,J=6.9Hz,2H),3.87−4.07(m,4 H),3.14−3.37(m,2H),2.48−2.76(m,3H),2.27−2.40(m,1H),1.85−2.12(m,2H),1.41(t,J=6.9Hz,3H),1.38−1.51(m,1H)。
実施例47:11.83(bs,1H),8.83(s,1H),8.57−6.62(m,1H),8.04(d,J=8.0Hz,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.7,7.9Hz,1H),7.24(d,J=15.9Hz,1H),6.12(s,1H),4.17(d,J=6.1Hz,1H),3.91−4.05(m,2H),2.44−2.80(m,3H),2.29−2.41(m,1H),1.88−2.13(m,2H),1.36−1.52(m,1H)。
実施例68(300.13MHz):11.81(bs,1H),8.83(d,J=2.0Hz,1H),8.60(dd,J=1.5,4.7Hz,1H),7.99−8.08(m,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),3.90−4.05(m,1H),3.19−3.34(m,4H),2.70−2.83(m,1H),2.33−2.68(m,3H),2.02−2.18(m,1H),1.90−2.00(m,1H),1.72−1.88(m,4H),1.38−1.58(m,1H)
実施例73(300.13MHz):11.86(bs,1H),8.83(s,1H),8.61(d,J=3.6Hz,1H),8.01−8.08(m,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.51(dd,J=4.9,7.9Hz,1H),7.22(d,J=15.9Hz,1H),5.72(d,J=6.4Hz,1H),4.92−5.03(m,1H),4.34−4.47(m,1H),3.98−4.10(m,1H),3.53−3.68(m,4H),2.92−3.07(m,1H)2.56−2.75(m,3H),1.86−2.00(m,2H)
実施例74(300.13MHz):11.81(bs,1H),8.83(d,J=2Hz,1H),8.60(dd,J=1.5,4.8Hz,1H),7.98−8.08(m,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,8.0Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),3.91−4.06(m,2H),2.85(bs,6H),2.72-2.89(m,1H),2.31-2.50(m,3H),2.02−2.19(m,1H),1.88-2.00(m,1H),1.38−1.58(m,1H)
実施例114(300.13MHz):11.81(bs,1H),8.83(d,J=2Hz,1H),8.60(dd,J=1.5,4.7Hz,1H),7.98−8.06(m,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),4.70(d,J=4.2Hz,1H),3.92−4.07(m,2H),3.55−3.77(m,3H),2.94−3.12(m,2H),2.68−2.82(m,1H),2.29−2.66(m,3H),2.03−2.17(m,1H),1.89−2.00(m,1H),1.62−1.78(m,2H),1.48−1.57cm(m,1H),1.20−1.34(m,2H)である。
150.(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル−メチル)カルバミン酸3−シアノ−2−[3−(2−エトキシ−フェニル)−プロパノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(一般の手順A2)。
Figure 2010500396
アルコ−ル構成要素[(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)プロピオンアミド、100mg、0.26ミリモル]を無水アセトニトリル(3mL)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(63mg、0.39ミリモル)を加え、次いでポリスチレン樹脂上の4−(ジメチルアミノ)−ピリジン(3ミリモル/g、43mg、0.13ミリモル)を加える。80℃にて1時間、混合物を振盪し、その後カルボニルジイミダゾール(13mg、0.08ミリモル)をさらに加え、出発材料がすべて消費されるまで(この場合、1時間)、混合物を振盪する。冷却した後、懸濁液をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン)、ろ液を減圧下で濃縮し、高真空で乾燥する。
中間体、カルボニルアルコキシイミダゾールを無水アセトニトリル(3mL)に再懸濁し、及び/又はポリスチレン樹脂上の1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デック−5−エン(TBD)(2.6ミリモル/g、50mg、0.13ミリモル)を加え、次いで、相当するアミン(又はアルコ−ル)構成要素[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−メチルアミン、65mg、0.52ミリモル]を加え、得られた混合物を80℃で18時間振盪する。その後、懸濁液をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン/メタノ−ル)、減圧下でろ液を濃縮する。
最終化合物の溶解性及び不純物によって幾つかの方法によって粗生成物を精製することができる。精製方法(P.M.)は以下の記号を言う。
方法A:調製用HPLC(C18、溶離剤としての水−アセトニトリルの混合物)
方法B:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−メタノ−ルの混合物、任意で、添加剤としての1〜5%のトリエチルアミン(B))
方法C:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−酢酸エチルの混合物、任意で、添加剤としての1〜5%のトリエチルアミン(C))
方法D:ジクロロメタン/ヘキサンの混合物(D1)又は酢酸エチル(D2)又はエタノ−ル(D3)からの再結晶化。
この場合、方法Aを採用し、凍結乾燥の後、無色の非晶性固形物として38mgの標題の化合物を得る。
MS(ESI):m/z536.3(M+H),calc.(C28H34N5O4S)536.68
HNMR(400.38MHz,D6−DMSO):11.49(bs,1H,exch.),7.63−7.71(m,1H,exch.),7.08−7.20(m,2H),6.93(d,J=8.1Hz,1H),6.84(bt,J=7.3Hz,1H),5.86(s,1H),4.16(d,J=5.8Hz,2H),4.03(q,J=6.9 Hz,2H),3.97(bt,J=5.9Hz,2H),3.66(s,3H),2.40−2.90(m,7H),2.24−2.38(m,1H),2.07(s,3H),1.80−2.08(m,2H),1.34(t,J=7.0Hz,3H),1.31−1.50(m,1H)
HPLC:t=3.17分
一般的手順A2と同様に、以下の化合物を合成する。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
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Figure 2010500396
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HNMR[δ(400.38MHz,D6−DMSO)]:
実施例156:11.53(bs,1H),8.42−8.48(m,1H),8.40(dd,J=1.4,4.7Hz,1H),7.65(bd,J=7.8Hz,1H),7.31(dd,J=4.8,7.7 Hz,1H),7.03−7.15(m,1H),3.85−4.01(m,2H),2.95−3.05(m,2H),2.80−2.94(m,4H),2.64−2.75(m,1H),2.41−2.62(m,2H),2.25−2.39(m,1H),1.85−2.10(m,2H),1.35−1.51(m,1H),1.01(t,J=7.1Hz,3H)
実施例157:11.52(bs,1H),8.46(bs,1H),8.40(d,J=3.8Hz,1H),7.67−7.75(m,1H),7.65(d,J=7.8Hz,1H),7.19−7.36(m,6H),4.18(bd,J=6.1Hz,2H),3.8−4.03(m,2H),2.80−2.98(m,4H),2.66−2.77(m,1H),2.40−2.63(m,2H),2.28−2.39(m,1H),1.88−2.12(m,2H),1.37−1.51(m,1H)
実施例158(200.13MHz):11.58(bs,1H),8.42−8.49(m,1H),8.40(dd,J=1.4,4.7Hz,1H),7.58−7.70(m,1H),7.31(dd,J=4.8,7.8Hz,1H),4.94−5.11(m,1H),4.11(q,J=7.1Hz,2H),2.66−3.10(m,6H),2.46−2.63(m,2 H),1.83−2.10(m,2H),1.20(t,J=7.1Hz,3H)
実施例161(200.13MHz):11.54(bs,1H),8.34−8.50(m,2H),7.59−7.70(m,1H),7.19−7.38(m,2H),4.93−5.09(m,1H),2.76−3.02(m,6H),2.33−2.62(m,3H),1.80−2.05(m,2H),0.28−0.61(m,4H)
実施例162(200.13MHz):11.51(bs,1H),8.33−8.52(m,2H),7.58−7.71(m,1H),7.22−7.38(m,1H),6.90−7.05(m,1H),3.82−4.02(m,2H),2.76−3.00(m,4H),2.55(s,3H),2.20−2.72(m,4H),1.80−2.17(m,2H),1.29−1.59(m,1H)
実施例163(200.13MHz):11.52(bs,1H),7.54(s,1H),7.22−7.32(m,1H),7.07−7.19(m,3H),6.93(d,J=8.2Hz,1H),6.80−6.89(m,2H),4.92−5.04(m,1 H),3.95−4.09(m,4 H),3.23−3.34(m,2H),2.70−2.99(m,5H),2.46−2.68(m,3H),1.82−1.98(m,2H),1.34(t,J=6.9Hz,3H)
実施例186:11.60(bs,1H),8.46(bs,1H),8.38−8.43(m,1H),7.61−7.68(m,1H),7.31(dd,J=4.7,7.7Hz,1H),5.00−5.09(m,1H),3.69(s,3H),2.68−3.06(m,6H),2.48−2.63(m,2H),1.89−2.08(m,2H)
267.(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−(3−フェニル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]−チオフェン−6−イルエステル(一般的手順A3)
Figure 2010500396
アルコ−ル構成要素[(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニルブチルアミド、100mg、0.29ミリモル]を無水アセトニトリル(3mL)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(70mg、0.43ミリモル)を加え、次いでポリスチレン樹脂上の4−(ジメチルアミノ)−ピリジン(3.0ミリモル/g、48mg、0.14ミリモル)を加える。80℃にて1.5時間、混合物を振盪する。冷却した後、懸濁液をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン)、ろ液を減圧下で濃縮し、高真空で乾燥する。
中間体、カルボニルアルコキシイミダゾールを無水アセトニトリル(3mL)に再懸濁し、ポリスチレン樹脂上のTBD(2.6ミリモル/g、56mg、0.14ミリモル)を加え、次いで、相当するアミン(又はアルコール)構成要素(4−アミノメチルテトラヒドロピラン、67mg、0.58ミリモル)を加え、得られた混合物を80℃で18時間振盪する。その後、懸濁液をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン/メタノール)、減圧下でろ液を濃縮する。
最終化合物の溶解性及び不純物によって幾つかの方法によって粗生成物を精製することができる。精製方法(P.M.)は以下の記号を言う。
方法A:調製用HPLC(C18、溶離剤としての水−アセトニトリルの混合物)
方法B:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−メタノ−ルの混合物、任意で、添加剤としての1〜5%のトリエチルアミン(B))
方法C:カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、溶離剤としてのジクロロメタン−酢酸エチルの混合物、任意で、添加剤としての1〜5%のトリエチルアミン(C))
方法D:ジクロロメタン/ヘキサンの混合物(D1)又は酢酸エチル(D2)又はエタノ−ル(D3)からの再結晶化。
この場合、方法Aを使用し、凍結乾燥の後、無色の非晶性固形物として40mgの標題の化合物を得る。
MS(ESI):m/z482.0(M+H),calc.(C26H32N3O4S)482.63
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):11.50(bs,1H,exch.),7.08−7.34(m,6H,1Hexch.),4.90−5.07(m,1H),3.72−3.88(m,2H),3.13−3.44(m,3H),2.72−2.94(m,5H),2.44−2.71(m,3H),1.81−2.00(m,2H),1.40−1.70(m,3H),1.22(d,J=6.9Hz,1H),0.93−1.23(m,2H)
HPLC:t=2.96分
一般的手順A3と同様に、以下の化合物を合成する。
Figure 2010500396
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HNMR[δ(400.38MHz,D6−DMSO)]:
実施例270:11.50(bs,1H),7.10−7.23(m,2H),6.78−6.86(m,2H),6.75(d,J=8.2Hz,1H),4.94−5.03(m,1H),3.75−3.85(m,2H),3.73(s,3H),3.15−3.28(m,3H),2.70−2.89(m,5H),2.47−2.67(m,3H),1.80−1.98(m,2H),1.42−1.64(m,3H),1.21(d,J=6.9Hz,3H),1.01−1.17(m,2H)
実施例271:11.50(bs,1H),7.10−7.25(m,2H),6.77−6.85(m,2H),6.75(d,J=8.2Hz,1H),4.94−5.05(m,1H),3.72−3.84(m,2H),3.73(s,3H),3.38−3.54(m,1H),3.14−3.34(m,3H),2.87−2.98(m,1H),.bn70−2.84(m,2H),2.50−2.68(m,3H),1.82−1.99(m,2H),1.60−1.72(m,2H),1.28−1.42(m,2H),1.21(d,J=7.0Hz,3H)
実施例273:11.51(bs,1H),7.59−7.68(m,1H),7.14−7.23(m,1H),6.78−6.86(m,2H),6.75(d,J=8.3Hz,1H),5.84(s,1H),4.96−5.08(m,1H),4.13(bd,J=5.1Hz,2H),3.73(s,3H),3.65(s,3H),3.14−3.27(m,1H),2.87−2.99(m,1H),2.bn70−2.84(m,2H),2.49−2.69(m,3H),2.06(s,3H),1.82−2.00(m,2H),1.21(d,J=7.0Hz,3H)
実施例276:11.50(bs,1H),7.30−7.41(m,2H),7.20(dd,J=7.7,7.8Hz,1H),6.77−6.85(m,2H),6.75(d,J=9.5Hz,1H),4.92−5.05(m,1H),3.92(bd,J=5.1Hz,2H),3.73(s,3H),3.68(s,3H),3.15−3.28(m,1H),2.86−2.99(m,1H),2.bn70−2.83(m,2H),2.48−2.68(m,3H),1.80−1.94(m,2H),1.21(d,J=6.9Hz,3H)
実施例277:11.51(s,1H),7.63−7.71(m,1H),7.27(s,1H),7.20(dd,J=7.8,7.8Hz,1H),6.78−6.86(m,2H),6.75(d,J=8.3Hz,1H),6.07(s,1H),4.97−5.08(m,1H),4.21(bd,J=5.7Hz,2H),3.75(s,3H),3.73(s,3H),3.15−3.26(m,1H),2.88−2.99(m,1H),2.bn70−2.84(m,2H),2.51−2.68(m,3H),1.82−2.00(m,2H),1.21(d,J=7.0Hz,3H)
実施例280:11.50(s,1H),7.54(s,1H),7.23−7.30(m,1H),7.20(dd,J=7.7,7.9 Hz,1H),7.10(s,1H),6.77−6.90(m,3H),6.75(d,J=8.3Hz,1H),4.90−5.03(m,1H),3.94−4.05(m,2H),3.73(s,3H),3.15−3.36(m,3H),2.85−2.98(m,1H),2.68bn68−2.83(m,2H),2.45−2.64(m,3H),1.82−1.98(m,2H),1.21(d,J=6.9Hz,3H)
実施例285:11.46(s,1H),8.48(bs,1H),8.32−8.43(m,1H),7.60−7.73(m,1H),7.40−7.53(m,1H),7.24−7.35(m,1H),6.62(bs,1H),5.76−5.95(m,2H),4.03−4.22(m,2H),3.84−4.00(m,2H),3.53(s,3H),2.82−2.90(m,2H),2.40bn68−2.80(m,4H),2.20−2.38(m,1H),1.80−2.10(m,2H),1.32−1.50(m,2H),1.25(d,J=6.6Hz,3H)
実施例292(200.13MHz):11.49(bs,1H),7.47−7.62(m,1H),7.12−7.34(m,6H),7.02(s,1H),6.74(s,1H),4.93−5.08(m,1H),4.21(bd,J=5.5Hz,2H),3.59(bs,3H),3.14−3.39(m,1H),2.85−3.02(m,1H),2.70−2.82(m,2H),2.43−2.68(m,3H),1.79−2.00(m,2H),1.22(d,J=7.0Hz,3H)
実施例300(200.13MHz):11.51(bs,1H),7.35−7.50(m,1H),7.08−7.33(m,5H),6.60(bs,1H),5.85(bs,2H),4.94−5.10(m,1H),4.12(d,J=5.4Hz,2H),3.51(bs,3H),3.12−3.35(m,1H),2.83−3.00(m,1H),2.72−2.80(m,2H),2.45−2.70(m,3H),1.80−2.00(m,2H),1.22(d,J=7.0Hz,3H)
実施例311(200.13MHz):11.46(bs,1H),7.49−7.63(m,1H),7.12−7.35(m,5H),7.03(d,J=1.0Hz,1H),6.75(d,J=1.1Hz,1H),4.23(d,J=5.8Hz,2H),3.96(bd,J=6.3Hz,2H),3.59(s,3H),3.13−3.42(m,1H),2.69−2.83(m,2H),2.42−2.67(m,3H),2.13−2.40(m,1H),1.80−2.11(m,2H),1.28−1.5(m,1H),1.22(d,J=7.0Hz,3H)
実施例317(200.13MHz):12.27(bs,1H),11.46(bs,1H),7.10−7.40(m,7H),3.84−4.03(m,4H),3.12−3.42(m,1H),2.58−2.85(m,5H),2.18−2.40(m,1H),2.15(bs,3H),1.75−2.10(m,2H),1.28−1.55(m,1H),1.22(d,J=7.0Hz,3H)
実施例319(200.13MHz):11.46(bs,1H),7.38−7.51(m,1H),7.09−7.33(m,5H),6.56−6.66(m,1H),5.80−5.92(m,2H),4.13(d,J=5.7Hz,2H),3.96(bd,J=6.5Hz,2H),3.53(s,3H),3.12−3.35(m,1H),2.57−2.88(m,5H),2.22−2.44(m,1H),1.80−2.20(m,2H),1.29−1.56(m,1H),1.22(d,J=6.9Hz,3H)
実施例344(200.13MHz):11.68(bs,1H),8.50(bd,J=3.9Hz,1H),7.73(dd,J=1.8,7.6Hz,1H),7.69(dd,J=1.8,7.7Hz,1H),7.29(d,J=7.9Hz,1H),7.21(dd,J=4.8,7.4Hz,1H),6.10(s,1H),4.16(d,J=6.1Hz,2H),3.97(bd,J=6.3Hz,2H),3.28−3.46(m,1H),2.69−3.06(m,2H),2.20−2.68(m,4H),1.81−2.18(m,2H),1.28−1.58(m,1H),1.23(d,J=6.9Hz,3H)
実施例347(200.13MHz):12.27(bs,1H),11.70(bs,1H),8.50(bd,J=4.0Hz,1H),7.71(ddd,J=1.8,7.6,7.7Hz,1H),7.14−7.40(m,3H),4.91−5.08(m,1H),3.95(bd,J=5.6Hz,2H),3.26−3.48(m,1H),2.70−3.08(m,4H),2.42−2.69(m,2H),2.13(s,3H),1.80−2.21(m,2H),1.23(d,J=7.0Hz,3H).
鏡像異性体的に濃縮されたカルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルの合成
一般的手順A1、B1及びCで記載されたように、鏡像異性体的に濃縮された酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルをさらに変換させて鏡像異性体的に濃縮された以下の化合物を得ることができる。精製方法(P.M.)は一般的手順A1で定義された記号を言う。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
HNMR[δ(300.13MHz,D6−DMSO)]:
実施例87b:11.81(bs,1H),8.83(d,J=2.1Hz,1H),8.60(dd,J=1.5,4.7Hz,1H),7.98−8.07(m,1H),7.71(d,J=15.8Hz,1H),7.50(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.23(d,J=16.0Hz,1H),4.84(d,J=4.3Hz,1H),3.90−4.08(m,2H),3.37−3.81(m,3H),2.88−3.00(m,1H),2.70−2.83(m,2H),2.32−2.69(m,3H),2.02−2.20(m,1H),1.88−2.00(m,1H),1.74−1.85(m,1H),1.59−1.72(m,1H),1.42−1.57(m,1H),1.26−1.39(m,2H)
鏡像異性体濃縮したカルバミン酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルの合成
156a.(S)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
Figure 2010500396
(S)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(130mg、0.32ミリモル)をメタノ−ル(4mL)に溶解し、パラジウム(木炭上10%)(67mg、64マイクロモル)を加え、水素雰囲気下で、得られた懸濁液を18時間撹拌する。その後、セライトのプラグを介してろ過し、洗浄し(ジクロロメタン)、ろ液を減圧下で濃縮し、高真空で乾燥する。無色の非晶性固形物(107mg)として純粋な(S)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルが得られる。
MS(ESI):m/z413.3(M+H)、計算値(C21H25N4O3S)413.52
[α]20 =−60°(c 5.16g/L、DMSO)
HPLC:t=2.90分
156b.(R)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
上記と同様に、4mLのメタノ−ル及び木炭上の67mgのパラジウムを用いて、(R)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(130mg、0.32ミリモル)から出発して(R)−エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−プロパノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(116mg)が得られる。
MS(ESI):m/z413.3(M+H)、計算値(C21H25N4O3S)413.52
[α]20 =+56°(c 5.22g/L、DMSO)
HPLC:t=2.90分
出発材料:
A1.(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−ピリジン−3−イル−アクリルアミド(一般的手順B1)
Figure 2010500396
酢酸エステル[酢酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(9.8g、前の工程からの粗生成物)]をナトリウムメトキシド溶液(メタノ−ル中0.5M、150mL)に懸濁し、炭酸カリウム(5.38g、39ミリモル)を分けて加える。混合物を50℃にて18時間撹拌する。減圧下で溶媒を除き、水(100mL)を加え、得られた混合物を60℃にて18時間撹拌する。その後、沈殿物をろ過し、洗浄し(水)、高真空で乾燥する。それは、黄色の非晶性固形物(3.26g、2工程にわたって74%)としての純粋な標題の化合物である。
MS(ESI):m/z340.1(M+H)、計算値(C18H18N3O2S)340.43
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):11.78(bs,1H,exch.),8.83(d,J=1.8Hz,1H),8.60(dd,J=1.4,4.7Hz,1H),8.03(bd,J=8.0Hz,1H),7.69(d,J=16.0Hz,1H),7.49(dd,J=4.8,7.9Hz,1H),7.22(d,J=15.9Hz,1H),4.60(bt,J=5.1Hz,1H,exch.),3.40(bt,J=5.5Hz,2H),2.18−2.80(m,4H),1.72−2.03(m,2H),1.14−1.52(m,1H)
HPLC:t=2.48分
一般的手順B1と同様に、精製工程を適用して相当する前駆体から以下の化合物を合成する。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
Figure 2010500396
A14.N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオンアミド(一般的手順B2)
Figure 2010500396
アクリルアミド[(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アクリルアミド(2.78g、7.3ミリモル]をメタノ−ル(80mL)に溶解し、パラジウム(木炭上10%)(1.55g、1.46ミリモル)を加え、得られた懸濁液を水素雰囲気下で18時間撹拌する。その後、セライトのプラグを介して混合物をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン)、ろ液を減圧下で濃縮し、高真空で乾燥する。無色の非晶性固形物(2.71g)として純粋な標題の化合物が得られる。
MS(ESI):m/z384.9(M+H)、計算値(C21H25N2O3S)385.51
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):7.04−7.18(m,2H),6.90(bd,J=7.6Hz,1H),6.81(bt,J=11Hz,1H),4.54(bs,1H,exch.),4.03(q,J=7.0Hz,2H),3.23−3.43(m,2H),2.78−2.93(m,2H),2.36−2.67(m,5H),2.05−2.28(m,1H),1.70−1.99(m,2H),1.35(t,J=7.0Hz,3H),1.24−1.47(m,1H)
HPLC:t=2.97分
一般的手順B2と同様に、相当する前駆体から以下の化合物を合成する。
Figure 2010500396
Figure 2010500396
化合物A1〜A19を入手する手順と同様の手順を用いるが、出発材料を好適に選択して以下の化合物を調製してもよい:
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニル−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニル−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(3−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド、
(E)−N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−ピリジン−2−イル−アクリルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−エトキシ−フェニル)−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−シクロヘキシル−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−シクロヘキシル−ブチルアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−シクロヘキシル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−ピリジン−2−イル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−ピリジン−2−イル−プロピオンアミド、
2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−(2−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−(2−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−ピリジン−2−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−ピリジン−2−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−ピリジン−3−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−ピリジン−3−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−フラン−2−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−フラン−2−イル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−アミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フラン−2−イル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−フェニル−プロピオンアミド、
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド、及び
N−(3−シアノ−6−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオンアミド。
B1.酢酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(一般的手順C)
Figure 2010500396
室温にて、カルボン酸[3−(3−ピリジル)−アクリル酸(3.48g、23.3ミリモル)]を無水ジクロロメタン(80mL)に懸濁し、塩化オキサリル(2.7mL、31.2ミリモル)を加え、次いでジメチルホルムアミド(151μL、1.9ミリモル)を加える。2時間の撹拌後、減圧下で溶媒及び過剰の試薬を除き、残留物を無水トルエン(80mL)に懸濁し、アミノチオフェン[酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(3.06g、13.0ミリモル)]とジイソプロピルエチルアミン(3.3mL、19.5ミリモル)を加え、得られた混合物を130℃にて2時間撹拌する。形成された沈殿物をろ過し、洗浄し(トルエン)、高真空で乾燥して粗生成物(9.8g)を得る。さらに精製することなく、この粗生成物を次の工程に使用することができる。
溶離剤としてジクロロメタンを用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって粗生成物を精製することができる。
MS(ESI):m/z382.2(M+H)、計算値(C20H20N3O3S)382.46
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):11.81(bs,1H,exch.),8.79−8.88(m,1H),8.56−8.65(m,1H),7.95−8.09(m,1H),7.71(d,J=15.9Hz,1H),7.50(dd,J=4.6,7.8Hz,1H),7.23(d,J=15.9Hz,1H),4.02(bd,J=6.5Hz,2H),2.67−2.88(m,1H),2.25−2.62(m,3H),2.04(s,3 H),1.87−2.20(m,2H),1.31−1.60(m,1H)
HPLC:t=3.00分
一般的手順Cと同様に、精製工程を適用して、相当する構成要素から以下の化合物を合成する。
B2.酢酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
B3.酢酸3−シアノ−2−((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
B4.酢酸3−シアノ−2−((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
B5.酢酸3−シアノ−2−(3−フェニル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
B6.酢酸3−シアノ−2−(3−フェニル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
B7.酢酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
B8.酢酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−3−イル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
B9.酢酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−2−イル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
B10.酢酸3−シアノ−2−(3−ピリジン−2−イル−ブタノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
B11.酢酸3−シアノ−2−[3−(3−メトキシ−フェニル)−ブタノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
B12.酢酸3−シアノ−2−[3−(3−メトキシ−フェニル)−ブタノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
C1.酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
Figure 2010500396
酢酸4−オキソ−シクロヘキシルエステルから出発して、化合物C2と同様に、酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルを合成することができる。
MS(EI):m/z236.1(M)、計算値(C11H12N2O2S)236.29
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):7.01(s,2H),4.99−5.14(m,1H),2.72−2.90(m,1H),2.36−2.57(m,3H),2.00(s,3H),1.79−1.96(m,2H)
HPLC:t=2.33分
C2.酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
Figure 2010500396
酢酸4−オキソ−シクロヘキシルメチルエステル(9.44g、55.48ミリモル)をエタノール(40mL)に溶解し、マロン酸ジニトリル(3.70g、56.0ミリモル)とイオウ(1.78g、55.7ミリモル)を加える。懸濁液を冷却し(氷槽)、ジエチルアミンを一滴ずつ加える。反応混合物を1.5時間還流し、冷却した後、氷水(50mL)を加え、混合物を冷蔵庫に0.5時間置く。沈殿物をろ過し、洗浄し(エタノール)、乾燥する。それは、黄色の非晶性固形物(7.89g、57%)としての純粋な標題の化合物から成る。
MS(ESI):m/z251.1(M+H)、計算値(C12H15N2O2S)251.33
HNMR(200.13MHz,D6−DMSO):6.95(s,2H),3.87−4.08(m,2H),2.31−2.60(m,3H),1.77−2.27(m,3H),2.03(s,3H),1.25−1.50(m,1H).
HPLC:t=2.56分
鏡像異性体的に濃縮した酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルの合成
以下の方法:カラム:キラルセル(登録商標)OJ−H5μm−250x21mm;移動相:n−ヘプタン/エタノ−ル60:40(v/v);流量20mL/分;検出UV300nm;温度25℃による調製用クロマトグラフィ−を用いてラセミ体酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(10.5g、化合物C2を参照のこと)をその鏡像異性体に分離することができる。(S)−酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(4.91g、99.0%ee、[α]20 =−102(c5.15g/L、DMSO)は、9.6分の保持時間で溶出し、(R)−酢酸2−アミノ−3−シアノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル(4.98g、98.5%ee、[α]20 =+98(c5.55g/L、DMSO)は、11.9分の保持時間で溶出する。過剰な鏡像異性体は、以下の方法:カラム:キラルセル(登録商標)OJ−H5μm−250x4.6mm;移動相:n−ヘプタン/エタノール60:40(v/v);流量1mL/分;検出UV230nm;温度25℃を用いて決定することができる。
D1.酢酸4−オキソ−シクロヘキシルメチルエステル
Figure 2010500396
室温にて、メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(77.06g、211ミリモル)をDMSO(300mL)に溶解し、カリウムtert−ブトキシド(23.72g、211ミリモル)を分けて加える。得られた懸濁液を30分間撹拌し、冷却し(氷槽)、内部温度が40℃を超えないように、1,4−シクロヘキサノンモノエチレンアセタ−ル(20.04g、124ミリモル)のトルエン(50mL)溶液を一滴ずつ加える。室温で3時間撹拌した後、混合物を氷水(500mL)に注ぎ、得られた懸濁液をエチルエ−テルで抽出し、合わせた有機抽出物を洗浄し(食塩水)、乾燥し(硫酸マグネシウム)、減圧下で溶媒を除く。粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、勾配石油エ−テル/エチルエ−テル、20:1〜9:1)によって精製して15.70gの8−メチレン−1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デカン(80%)を得る。
次いで8−メチレン−1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デカン(13.42g、87ミリモル)を無水THF(180mL)に溶解し、溶液を冷却し(氷槽)、9−BBN(THF中0.5M、700mL、350ミリモル)を一滴ずつ加える。室温にて反応混合物を17時間撹拌し、その後、再び冷却し(氷槽)、その後、エタノール(200mL)と、水酸化ナトリウム(15%水溶液)と過酸化水素(30%水溶液)を慎重に加える。得られた混合物を室温にて2時間撹拌し、その後、減圧下で容積を減らし、酢酸エチル(400mL)と水(300mL)を加える。相を分離し、水性相抽出し(酢酸エチル)、合わせた有機抽出物を洗浄し(食塩水)、乾燥し(硫酸マグネシウム)、減圧下で溶媒を除く。粗生成物を蒸留(6×10−2mbar、分画80℃〜120℃)によって予備精製し、最終的にカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エ−テル/エチルエーテル2:3)によって精製し、10.24gの(1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デック−8−イル)−メタノール(68%)を得る。
(1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デック−8−イル)−メタノール(5.68g、33ミリモル)と4−ジメチルアミノピリジン(0.81g、6.6ミリモル)を無水ジクロロメタン(60mL)に溶解し、混合物を冷却し(氷槽)、トリエチルアミン(9.00mL、65ミリモル)、続いて無水酢酸(5.50mL、57.6ミリモル)を一滴ずつ加える。反応混合物を室温にて18時間撹拌し、次いで水を加え(60mL)、水性相を抽出し(ジクロロメタン)、合わせた有機抽出物を洗浄し(食塩水)、乾燥し(硫酸ナトリウム)、減圧下で溶媒を除く。粗生成物(7.02g、99%)は十分な純度を有しており、さらに精製することなく次の工程で使用する。
酢酸1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デック−8−イルメチルエステル(5.51g、21.04ミリモル、前の工程の粗生成物)を70mLのアセトン/水(1:1)に溶解し、ピリジニウム4−トリルスルホネート(1.59g、6.31ミリモル)を加える。混合物を1時間還流する。冷却後、それを抽出し(酢酸エチル)、合わせた有機抽出物を洗浄し(食塩水)、乾燥し(硫酸マグネシウム)、減圧下で溶媒を除く。橙色の油状物として標題の化合物が得られる(3.10g、87%)。
MS(ESI):m/z188.1(M+NH)、計算値(C9H18NO3)188.25
HNMR(200.13MHz,CDCl):4.01(d,J=6.1Hz,2H),2.25−2.52(m,4H),2.07(s,3H),2.00−2.20(m,3H),1.37−1.63(m,2H)
HPLC:t=2.41分
さらなる一般的手順
D.カルボン酸の調製のための一般的手順
アルデヒドから出発するプロピオン酸/アクリル酸の合成
10ミリモルの適当なアルデヒドを、1.1当量のトリエチルホスホノアセテートと共に7mLのTHFに溶解する。0℃にて、1当量のDBUを加え、室温にて反応混合物を一晩撹拌する。次いで、反応混合物を水で希釈し、HCl水溶液で酸性化し、ジエチルエ−テルで抽出する。有機層をMgSO上で乾燥させ、溶媒を除く。さらに精製することなくこのアクリル酸エステルを使用する。粗精製したアクリル酸エステルを1NのNaOH20mLに懸濁し、一晩撹拌する。反応が完了した後、反応混合物を1NのHClで酸性化し、ジエチルエーテルで抽出する。有機層をMgSO上で乾燥させ、溶媒を蒸発させる。所望のアクリル酸はほぼ純粋な形態で得られる。
11ミリモルのアクリル酸を20mLのMeOHに溶解し、1当量のNaHCOと200mgのPd/C(10%)を加え、室温で常圧にて一晩、反応物を水素化する。セライトでの反応混合物のろ過及び溶媒の除去によって、純粋な形態にて良好な収率で所望の生成物が得られる。生成物の1つが十分に純粋ではない場合、フラッシュクロマトグラフィ−でもそれらを精製することができる。上述の手順によれば、以下の化合物を調製することができる:2gの2−メトキシ−5−メチル−ベンアルデヒドを2.2gの(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−アクリル酸に変換する。21gの前述のアクリル酸を水素化して20gの所望の3−(2−メトキシ−メチル−フェニル)プロピオン酸を得る。さらなる関連する出発化合物、たとえば、3−(2−メトキシ−フェニル)−プロピオン酸、3−(2−エトキシ−フェニル)−プロピオン酸又は3−(3−メトキシ−フェニル)−プロピオン酸も同様に調製することができる。
アセトフェノンから出発するβ−メチルプロピオン酸の合成
0℃にて、1.9ミリモルの水素化ナトリウムを5mLのトルエンに懸濁し、1.6ミリモルのトリエチルホスホノアセテ−トを添加する。0℃にて30分間撹拌した後、1.1ミリモルの適当なアセトフェノンを1mLのトルエンに溶解して反応混合物に添加し、一晩又は数日間、室温にて又は60℃に加熱して反応混合物を撹拌する。幾分の水を添加した後、反応混合物をトルエンで抽出し、合わせた有機層をMgSO上で乾燥させる。シス/トランス混合物として粗精製したアクリル酸エステルが得られ、さらに精製することなく使用する。アクリル酸エステルをEtOHと1NのNaOHの混合物に懸濁し、室温にて一晩撹拌する。1NのHClによる酸性化の後、アクリル酸は結晶化し、ろ過によってそれを得ることができる。結晶化を達成することができない場合、フラッシュクロマトグラフィによってアクリル酸を精製することができる。常圧及び室温にてPd/C(10%)と1当量のNaHCOによってMeOH中でアクリル酸を水素化する。セライト上でのろ過の後、溶媒を除き、必要に応じてフラッシュクロマトグラフィによって所望のβ−メチルプロピオン酸を精製する。上述の手順によれば、以下の化合物を調製することができる。180mgの2−メトキシ−5−メチル−アセトフェノンから出発して、シス/トランスの混合物として、75mgの2−メトキシ−5−メチルクロトン酸を得ることができる。200mgのクロトン酸の水素化によって190mgの3−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)酪酸が得られる。さらに関連する出発化合物、たとえば、2−エトキシ−アセトフェノンからの3−(2−エトキシ−フェニル)酪酸、又は、3−(2−メトキシ−フェニル)酪酸又は3−(3−メトキシ−フェニル)酪酸を同様に調製することができる。
シクロプロパン化
113mgの水素化ナトリウムと1.1gのヨウ化トリメチルスルホキソニウムを7mLのDMSO中で室温にて1時間撹拌する。500mgのトランス桂皮酸エチルエステルを6mLのDMSO/THF(1:1)に溶解し、反応混合物に添加する。反応(3h、TLC)の完了後、1NのHClを添加し、反応混合物をジエチルエーテルで抽出する。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、溶媒を除き、さらに精製することなく粗生成物(393mg)を使用する。精製が不十分な場合は、フラッシュクロマトグラフィによって生成物を精製することができる。相当するカルボン酸を得るためのエステルの鹸化は、前述の手順で記載されたように得ることができる。さらに関連する出発化合物を同様に得ることができる。
従って、2−(ピリジン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸、2−(ピリジン−3−イル)−シクロプロパンカルボン酸、2−(フラン−2−イル)−シクロプロパンカルボン酸及び2−シクロヘキシル−シクロプロパンカルボン酸を同様に得てもよい。
2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸
9.7gの3−メトキシ桂皮酸を100mLのEtOHと4mLのHSOに懸濁する。一晩撹拌した後、溶媒を蒸発させ、100mLの氷水を添加する。中和及びジクロロメタンによる抽出、次いで溶媒の除去によってほぼ定量的収量のエチルエステルを得る。さらに精製することなく、この粗生成物を使用する。
2gの水素化ナトリウムと22gの塩化トリメチルスルホキソニウムを約50mLのDMSOに懸濁し、気体の放出が減った後、20mLのDMSO/THF中の11.5gの上記3−メトキシ桂皮酸エチルエステルを添加する。数日間撹拌した後、氷での冷却下で1NのHClを添加し、ジエチルエーテルで混合物を抽出する。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、溶媒を除く。さらに精製することなく、この粗生成物を使用する。
粗精製した2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸エチルエステルを30mLのEtOHと15mLの1NのNaOHに溶解する。一晩撹拌した後、反応混合物を1NのHClで酸性化し、ジエチルエ−テルで抽出する。溶媒を除いた後、7.1gの2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸が得られる。さらに精製することなく、この2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸を使用する。
2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、2−(2−エトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸及び2−(2−メトキシ−5−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸を同様に得てもよい。
3−ピリジン−2−イル−酪酸
たとえばNaOH又はLiOHを用いた標準の鹸化によって、たとえば、Lindstedt E.−L., Nilsson M., Acta Chem. Scand. Ser. B, EN, 40, 6, 1986, 466−469に記載されている相当するメチルエステルから標題の化合物を得ることができる。
3−ピリジン−3−イル−酪酸
たとえばNaOH又はLiOHを用いた標準の鹸化によって、たとえば、Sainsbury M., Weerasinghe D., Dolman D., J. Chem. Soc. Perkin Trans. 1, EN, 1982, 587−590に記載されている相当するエチルエステルから標題の化合物を得ることができる。
3−フェニル−酪酸、3−シクロヘキシル−酪酸及び3−(フラン−2−イル)−酪酸は、上述と同様に相当するアセトフェノンから得ることができる。
3−シクロヘキシル−プロピオン酸は、既知であり、既知の手順と同様に又は類似して得ることができる。
関連する3−ピリジル−プロピオン酸、3−フリル−プロピオン酸、3−ピリジル−アクリル酸、3−フリル−アクリル酸又はそのほかの関連するプロピオン酸/アクリル酸の誘導体は既知であり、既知の手順と同様に又は類似して得ることができる。
E.塩の調製のための一般的手順
(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル塩酸塩
遊離のピリジン[(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル、100mg、0.21ミリモル]をメタノールとジクロロメタン(1:1)混合物に溶解し、相当する酸(塩酸、ジオキサン中4M、0.23ミリモル)を加える。室温にて混合物を2時間撹拌する。
単離方法A:次いで沈殿物をろ過し、洗浄し(ジクロロメタン)、高真空で乾燥させる。
単離方法B:減圧下で反応混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルで粉砕し、沈殿物をろ過し、洗浄し(酢酸エチル)高真空で乾燥させる。
この場合、単離方法Aを用い、非晶性の無色の固形物として標題の化合物を得る(90mg、84%)。
MS(ESI):m/z477.9(M+)、計算値(C24H24N5O4S+Cl−)478.5 35.5
HNMR(400.83MHz,D6−DMSO):11.90(s,1H),8.97(s,1H),8.74(bd,J=4.7Hz,1H),8.33(bd,J=8.1Hz,1H),7.69−7.80(m,2H),7.76(d,J=15.9Hz,1H),7.31(d,J=15.9Hz,1H),6.11(s,1H),4.17(d,J=6.1Hz,2H),4.00(d,J=6.4Hz,2H),2.71−2.80(m,1H),2.46−2.69(m,2H),2.37(s,3H),2.32−2.44(m,1H),2.01−2.15(m,1H),1.91−2.00(m,1H),1.39−1.54(m,1H)
HPLC:t=2.63分
一般的手順Eと同様に、相当する前駆体から以下の化合物が合成される。
(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルヒドロメタンスルホン酸塩
単離方法B、収量92mg(77%)、無色の非晶性の固形物。
MS(ESI):m/z477.9(M+)、計算値(C24H24N5O4S+CH3O3S−)478.5 95.1
HNMR(400.83MHz,D6−DMSO):11.91(s,1H),9.01(s,1H),8.78(d,J=4.9Hz,1H),8.41(d,J=8.2Hz,1H),7.83(dd,J=5.3,8.0Hz,1H),7.77(d,J=15.9Hz,1H),7.68−7.77(m,1H),7.32(d,J=15.9Hz,1H),6.12(s,1H),4.17(d,J=6.0Hz,2H),4.00(d,J=6.3Hz,2H),2.71−2.80(m,1H),2.47−2.69(m,2H),2.37(s,3H),2.35(s,3H),2.28−2.44(m,1H),2.02−2.16(m,1H),1.89−2.00(m,1H),1.38−1.53(m,1H)
HPLC:t=2.62分
(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルヒドロトルエンスルホン酸塩
単離方法A、収量107mg(79%)、無色の非晶性の固形物。
MS(ESI):m/z477.9(M+)、計算値(C24H24N5O4S+C7H7O3S−)478.5 171.2
HNMR(400.83MHz,D6−DMSO):11.90(s,1H),9.00(s,1H),8.77(bd,J=5.1Hz,1H),8.39(bd,J=7.7Hz,1H),7.79−7.87(m,1H),7.77(d,J=15.9Hz,1H),7.68−7.77(m,1H),7.48(d,J=8.0Hz,2H),7.31(d,J=15.9Hz,1H),7.11(d,J=7.9Hz,2H),6.11(s,1H),4.17(d,J=6.0Hz,2H),4.00(d,J=6.3Hz,2H),2.70−2.80(m,1H),2.47−2.68(m,2H),2.37(s,3H),2.31−2.43(m,1H),2.29(s,3H),2.01−2.15(m,1H),1.89−1.99(m,1H),1.40−1.54(m,1H)
HPLC:t=2.62分
限定として意味するのではなく、上記で付与された合成経路によれば、式Iの以下のさらなる化合物、並びにその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩を合成することができる。
1)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
2)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
3)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
4)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
5)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
6)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
7)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
8)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
9)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
10)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
11)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
12)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
13)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
14)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
15)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
16)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
17)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
18)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
19)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
20)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
21)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
22)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
23)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
24)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
25)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
26)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
27)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
28)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
29)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
30)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
31)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
32)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
33)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
34)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
35)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
36)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
37)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
38)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
39)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
40)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
41)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
42)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
43)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
44)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
45)(5−メチル−[1,3,4]−オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
46)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
47)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
48)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
49)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
50)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
51)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
52)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
53)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
54)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
55)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
56)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
57)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
58)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
59)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
60)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
61)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
62)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
63)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
64)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
65)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
66)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
67)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
68)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
69)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
70)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
71)[1,2]オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
72)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
73)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
74)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
75)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
76)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸[1−3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチル]エステル2−メチルエステル
77)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
78)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
79)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
80)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
81)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
82)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
83)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
84)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
85)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
86)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
87)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
88)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
89)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
90)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
91)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
92)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
93)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
94)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
95)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
96)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
97)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
98)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
99)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
100)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
101)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
102)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル

103)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
104)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
105)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
106)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
107)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
108)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
109)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
110)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
111)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
112)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
113)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
114)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
115)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
116)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
117)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
118)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
119)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
120)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
121)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
122)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
123)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
124)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
125)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
126(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
127)(5−メチル−[1,3,4]−オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
128)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
129)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
130)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
131)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
132)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
133)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
134)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
135)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
136)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
137)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
138)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
139)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
140)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
141)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
142)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
143)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
144)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
145)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
146)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
147)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
148)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
149)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
150)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
151)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
152)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
153)[1,2]−オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
154)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
155)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
156)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
157)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
158)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−[3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチル]エステル2−メチルエステル
159)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
160)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
161)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
162)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
163)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
164)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
165)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
166)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
167)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
168)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
169)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
170)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
171)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
172)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
173)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
174)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
175)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
176)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
177)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
178)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
179)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
180)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
181)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
182)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
183)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
184)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
185)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
186)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
187)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
188)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
189)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
190)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
191)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
192)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
193)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
194)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
195)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
196)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
197)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
198)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
199)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
200)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
201)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
202)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
203)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
204)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
205)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
206)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
207)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
208)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
209)(5−メチル−[1,3,4]−オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
210)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
211)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
212)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
213)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
214)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
215)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
216)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
217)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
218)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
219)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
220)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
221)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
222)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
223)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
224)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
225)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
226)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
227)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
228)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
229)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
230)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
231)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
232)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
233)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
234)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
235)[1,2]−オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
236)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
237)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
238)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
239)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
240)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−メチルエステル
241)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
242)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
243)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
244)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
245)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
246)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
247)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
248)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
249)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
250)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
251)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
252)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
253)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
254)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
255)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
256)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
257)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
258)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
259)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
260)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
261)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
262)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
263)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
264)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
265)炭酸−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
266)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
267)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
268)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
269)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
270)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
271)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
272)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
273)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
274)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
275)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
276)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
277)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
278)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
279)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
280)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
281)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
282)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
283)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
284)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
285)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
286)チアゾ−ル−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
287)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
288)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
289)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
290)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
291)(5−メチル−[1,3,4]−オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
292)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
293)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
294)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
295)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
296)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
297)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
298)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
299)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
300)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
301)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
302)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
303)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
304)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
305)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
306)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
307)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
308)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
309)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
310)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
311)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
312)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
313)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
314)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
315)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
316)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
317)[1,2]−オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
318)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
319)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
320)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
321)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
322)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−メチルエステル
323)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
324)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
325)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
326)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
327)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
328)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−フラン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
329)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
330)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
331)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
332)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
333)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
334)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
335)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
336)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
337)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
338)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
339)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
340)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
341)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
342)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
343)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
344)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
345)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
346)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
347)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
348)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
349)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
350)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
351)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
352)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
353)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
354)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
355)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
356)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
357)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
358)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
359)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
360)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
361)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
362)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
363)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
364)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
365)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
366)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
367)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
368)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
369)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
370)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
371)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
372)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
373)(5−メチル−[1,3,4]−オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
374)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
375)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
376)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
377)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
378)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
379)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
380)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
381)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
382)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
383)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
384)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
385)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
386)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
387)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
388)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
389)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
390)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
391)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
392)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
393)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
394)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
395)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
396)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
397)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
398)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
399)[1,2]−オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
400)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
401)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
402)(2、3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
403)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
404)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−[3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチル]エステル2−メチルエステル
405)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
406)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
407)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
408)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
409)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
410)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
411)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
412)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
413)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
414)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
415)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
416)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
417)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
418)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
419)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
420)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
421)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
422)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
423)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
424)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
425)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
426)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
427)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
428)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
429)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
430)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
431)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
432)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
433)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
434)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
435)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
436)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
437)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
438)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
439)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
440)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
441)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
442)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
443)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
444)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
445)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
446)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
447)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
448)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾエステル
449)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾエステル
450)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
451)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
452)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
453)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
454)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
455)(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
456)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
457)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
458)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
459)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
460)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
461)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
462)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
463)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
464)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
465)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
466)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
467)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
468)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
469)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
470)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
471)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
472)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
473)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
474)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
475)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
476)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
477)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
478)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
479)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
480)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
481)[1,2]オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
482)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
483)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
484)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
485)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
486)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−メチルエステル
487)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
488)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
489)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
490)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
491)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
492)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−2−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
493)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
494)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
495)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
496)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
497)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
498)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
499)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
500)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
501)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
502)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
503)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
504)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
505)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
506)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
507)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
508)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
509)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
510)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
511)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
512)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
513)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
514)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
515)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
516)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
517)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
518)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
519)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
520)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
521)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
522)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
523)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
524)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
525)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
526)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
527)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
528)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
529)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
530)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
531)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
532)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
533)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
534)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
535)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
536)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
537)(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
538)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
539)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
540)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
541)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
542)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
543)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
544)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
545)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
546)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
547)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
548)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
549)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
550)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
551)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
552)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
553)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
554)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
555)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
556)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
557)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
558)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
559)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
560)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
561)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
562)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
563)[1,2]オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
564)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
565)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
566)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
567)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
568)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−[3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチル]エステル2−メチルエステル
569)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
570)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
571)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
572)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
573)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
574)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
575)ベンジル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
576)ピリジン−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
577)ピリジン−4−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
578)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
579)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
580)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
581)ピリジン−3−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
582)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
583)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
584)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
585)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルルエステル−2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
586)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
587)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
588)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
589)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
590)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
591)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
592)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
593)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
594)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
595)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
596)(2−ピリジン−3−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
597)(2−ヒドロキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
598)(2−メトキシ−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
599)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル2−モルフォリン−4−イル−エチルエステル
600)(2−モルフォリン−4−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
601)(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
602)(3−メチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
603)(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
604)(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
605)(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
606)(5−メチル−イソオキサゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
607)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
608)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
609)(1−メチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
610)(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
611)(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
612)(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
613)(3−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
614)チアゾール−2−イルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
615)(2−メチル−チアゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
616)(4−メチル−チアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
617)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
618)(5−メチル−イソオキサゾール−4−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
619)(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
620)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
621)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
622)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
623)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
624)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
625)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
626)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
627)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
628)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
629)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
630)2−メチルピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
631)2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
632)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
633)シクロブチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
634)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
635)4−ヒドロキシシクロヘキシル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
636)イソプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
637)(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
638)プロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
639)(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
640)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
641)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
642)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
643)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
644)イソオキサゾリジン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
645)[1,2]オキサジナン−2−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
646)3−フルオロ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
647)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
648)(2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
649)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
650)ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−[3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチル]エステル2−メチルエステル
651)イソブチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
652)シクロペンチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
653)(2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
654)ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
655)(2,5−ジメチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル、及び
656)オキセタン−3−イル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−チオフェン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル。
本発明はまた、以下の特に好ましい式Iの化合物、並びにその塩、その立体異性体及びその立体異性体の塩にも関するものである。
1)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
2)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
3)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
4)炭酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
5)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
6)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
7)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
8)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
9)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
10)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
11)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
12)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
13)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
14)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
15)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
16)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
17)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
18)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
19)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
20)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
21)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
22)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
23)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
24)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
25)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
26)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
27)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
28)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
29)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
30)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
31)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
32)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
33)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
34)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
35)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
36)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
37)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
38)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
39)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
40)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
41)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
42)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
43)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
44)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
45)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
46)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
47)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
48)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
49)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
50)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
51)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
52)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
53)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
54)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
55)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル、及び
56)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
商業的有用性
本発明に係る化合物は、それらを商業的に応用可能にする種々の有益な医薬特性を有する。
従って、本発明に係る化合物は、ヒト及び獣医における疾患の治療及び予防のための治療剤として採用することができる。
従って、たとえば、さらに具現化的詳細では、本発明に係る化合物は、癌細胞における細胞(過剰)増殖の強力で且つ有効性の高い、細胞周期特異的な阻害剤及び又はアポトーシスの誘導剤である。従って、これらの化合物は、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、特に癌を治療するのに有用であることが期待される。
さらに、これらの化合物は、良性及び悪性の腫瘍形成の治療に有用でありうる。
「腫瘍形成」は、異常な細胞増殖及び/又は生き残り及び/又は分化の阻止を示す細胞によって定義される。「良性の腫瘍形成」は、生体内で悪性の転移する腫瘍を形成することができない細胞の過剰増殖によって説明される。それに対して「悪性の腫瘍形成」は、全身性の疾患、たとえば、離れた臓器において腫瘍転移を形成することができる複数の細胞性及び生化学的な異常を伴う細胞によって説明される。
アポトーシスからの回避と同様に異常な細胞増殖(過剰増殖)によって種々の疾患が引き起こされる。これらの疾患には、たとえば、前立腺(BPH)又は結腸の上皮のそれのような良性の過形成、乾癬、糸球体腎炎又は変形性関節症が挙げられる。最も重要なことには、これらの疾患には、一般的には癌として記載され、最終的に離れた臓器や組織に転移する腫瘍細胞を特徴とする悪性の腫瘍形成が含まれる。悪性の腫瘍形成には、固形腫瘍及び血液系腫瘍が挙げられる。固形腫瘍は、乳腺、膀胱、骨、脳、中枢及び末梢の神経系、結腸、分泌腺(たとえば、甲状腺及び副腎皮質)、食道、子宮内膜、生殖細胞、頭頚部、腎臓、肝臓、肺、咽頭及び下咽頭、中皮腫、肉腫、卵巣、膵臓、前立腺、直腸、腎臓、小腸、軟組織、精巣、胃、皮膚、尿管、膣及び膣前庭の腫瘍によって例示される。悪性の腫瘍形成には、網膜芽細胞腫及びウィルムズ腫瘍によって例示される遺伝性の癌も含まれる。さらに、悪性の腫瘍形成には、前記臓器における一次腫瘍及び離れた臓器における相当する二次腫瘍(「腫瘍転移」)が含まれる。血液系の腫瘍は、白血病及びリンパ腫の悪性の及び緩徐進行型の形態、すなわち、非ホジキン病、慢性及び急性の骨髄性白血病(CML/AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、ホジキン病、多発性骨髄腫及びT細胞リンパ腫によって例示される。骨髄異形成症候群、形質細胞腫瘍、腫瘍随伴症候群、原発部位不明の癌並びにAIDS関連の悪性腫瘍も含まれる。
悪性の腫瘍形成と同様に癌疾患は必ずしも離れた臓器における転移の形成を必要とはしないことが留意されるべきである。特定の腫瘍は、その悪性の増殖特性を介して一次臓器に壊滅的な影響を発揮する。これらは、組織や臓器の構造の破壊を招き、最終的に相当する臓器の機能の不全を生じる。
腫瘍性細胞の増殖は正常細胞の挙動及び臓器の機能に影響を与えうる。たとえば、新しい血管の形成、血管新生として記載される過程は、腫瘍又は腫瘍転移によって誘導される。たとえば、血管内皮細胞の非生理的な増殖による血管新生のような、しかし、これに限定されない良性及び悪性の増殖によって引き起こされる病態生理学的な関連のある過程の治療に、本発明に係る化合物を商業的に適用することができる。
標準的な癌治療法の頻繁な失敗について、薬剤耐性が特に重要である。この薬剤耐性は、薬剤流出ポンプの過剰発現や細胞の標的タンパク質内での突然変異のような種々の細胞性の及び分子性のメカニズムによって引き起こされる。本発明に係る化合物の商業的な適用性は、患者の第1選択の治療に限定されない。限定された癌の化学療法又は標的特異的な抗癌剤(第2又は第3選択の治療)に耐性を持つ患者も、本発明に係る化合物による治療に敏感に反応することができる。
本発明に係る化合物は、細胞周期依存性の細胞傷害性活性を示し、さらに正確には、有糸分裂に限定された活性を示し、有糸分裂停止をもたらし、それは結果としてアポトーシス及び/又は細胞死の開始を生じる。
本発明の化合物は、細胞傷害性のIC50値前後以上の濃度で8時間を超え、48時間未満、試験細胞と共にインキュベートした場合、ヒストンH3の強く増大したリン酸化を誘導する。さらに、本発明の化合物による細胞の処理は、作用の一次形態として倍数性及び多核性を誘導しない。
前述のような良性及び悪性の挙動の疾患、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、特に癌、たとえば、上述の癌疾患のいずれかの治療、予防又は改善に、本発明に係る化合物を商業的に適用することができる。
本明細書で言及されるその特性、機能及び有用性の関係で、本発明に係る化合物は、それに関連する有益で望ましい効果、たとえば、低い毒性、一般に優れた生物利用率(たとえば、良好な腸吸収)、優れた治療濃度域、有意な副作用がないこと、及び/又はその治療上及び医薬上の好適性に関連するさらに有益な効果によって区別されることが期待される。
本発明はさらに、それを必要とする哺乳類に、医薬上活性のある、且つ治療上有効な、且つ認容可能な量の、本発明に係る1以上の化合物を投与することを含む、(過剰)増殖性の疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、特に、これらに罹ったヒトを始めとする哺乳類においてそれらの疾患、障害、症状又は疾病を治療する方法を包含する。
本発明はさらに、そのような治療を必要とする対象に、治療上活性のある、且つ医薬上有効な、且つ認容可能な量の、本発明に係る1以上の化合物を投与することを含む、良性又は悪性の腫瘍性疾患、たとえば、癌の治療法においてアポトーシス及び/又は異常な細胞増殖を調節するのに有用な方法を包含する。
本発明はさらに、増殖性疾患及び/又は過剰増殖性疾患の治療及び/又は予防のための本発明に係る化合物又は薬学上許容可能なその塩に関する。
本発明はさらに、増殖性疾患及び/又は過剰増殖性疾患の治療及び/又は予防のための本発明に係る化合物又は薬学上許容可能なその塩を含む医薬組成物に関する。
本発明はさらに、言及された疾病の治療、予防及び/又は改善に用いられる医薬組成物の製造のための、本発明に係る化合物の使用に関する。
本発明はさらに、哺乳類における良性又は悪性の挙動の(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌の治療、予防及び/又は改善に用いることができる医薬組成物の製造のための、本発明に係る化合物の使用に関する。
本発明はさらに、異常な細胞増殖の停止及び/又はアポトーシスの誘導に応答性である障害の治療、予防及び/又は改善に用いることができる医薬組成物の製造のための、本発明に係る化合物の使用に関する。
本発明はさらに、良性又は悪性の腫瘍、特に癌、たとえば、上述の癌疾患のいずれかを治療する、予防する又は改善するための医薬組成物の製造のための、本発明に係る化合物の使用に関する。
本発明はさらに、1以上の本発明に係る化合物及び薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤を含む医薬組成物に関する。
本発明はさらに、1以上の本発明に係る化合物及び薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤を組み合わせることによって作製される医薬組成物に関する。
本発明はさらに、1以上の本発明に係る化合物及び薬学上許容可能な補助剤及び/又は賦形剤を含む医薬組成物に関する。
本発明はさらに、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、特に癌、たとえば、上述の癌疾患のいずれかを治療する、予防する又は改善するための1以上の本発明に係る化合物及び薬学上許容可能な補助剤、賦形剤及び/又はビヒクルを含む組み合わせに関する。
本発明はさらに、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、特に癌、たとえば、上述の癌疾患のいずれかを治療する、予防する又は改善するための本発明に係る化合物及び薬学上許容可能な賦形剤、キャリア及び/又は稀釈剤を含む組み合わせに関する。
本発明はさらに、治療法で使用するための、たとえば、過剰増殖性疾患、たとえば、癌及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害を治療する、予防する又は改善するための、普通の薬学上許容可能なビヒクル、稀釈剤及び/又は賦形剤と共に治療上有効で且つ認容可能な量の本発明に係る1以上の化合物から本質的に成る組成物に関する。
本発明はさらに、良性又は悪性の挙動の(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、本明細書で言及された疾患、特に癌の治療、予防及び/又は改善のような療法での使用のための本発明に係る化合物に関する。
本発明はさらに、増殖抑制活性及び/又はアポトーシス誘導活性を有する本発明に係る化合物に関する。
本発明はさらに、増殖抑制活性を有する本発明に係る医薬組成物に関する。
本発明はさらに、アポトーシス誘導活性を有する本発明に係る医薬組成物に関する。
本発明はさらに、上記で言及された疾病の治療及び/又は予防のための医薬製品の製造における単独での有効成分としての本発明に係る1以上の化合物と薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤を含む医薬組成物の使用に関する。
さらに、本発明は、包装材料と前記包装材料の中に含有される医薬剤を含む製造物品に関するものであり、その際、該医薬剤は、細胞の(過剰)増殖を阻害し及び/又はアポトーシスを誘導し、(過剰)増殖性疾患の症状及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害の症状を改善して、治療上有効であり、該包装材料は、医薬剤が、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害を治療する、予防する又は改善するのに有用であることを示すラベル又は添付文書を含み、該医薬剤は、1以上の本発明に係る化合物を含む。包装材料、ラベル及び添付文書は、その他の点では、関連する有用性を有する医薬のための標準の包装材料、ラベル及び添付文書と一般的にみなされるものと同様であるか又は類似する。
本発明に係る医薬組成物は、それ自体当業者によく知られているプロセスによって調製される。医薬組成物として、本発明の化合物(=有効化合物)をそのまま用いる又は好ましくは好適な医薬補助剤及び/又は賦形剤と組み合わせて用い、たとえば、錠剤、被覆錠剤、糖衣錠、丸薬、カプセル(cachets)、顆粒、カプセル、キャプレット、座薬、貼付剤(たとえば、TTS)、エマルション(たとえば、マイクロエマルション又は脂質エマルション)、懸濁液(たとえば、ナノ懸濁液)、ジェル、可溶化物又は溶液(たとえば、無菌溶液)又はリポソームへの内包物の形態で又はベータ−シクロデキストリン若しくはベータ−シクロデキストリン誘導体の封入体複合体などとして用い、有効化合物の含量は有利には、0.1〜95%の間であり、補助剤及び/又は賦形剤の適当な選択によって、有効化合物及び/又は作用の所望の開始に正確に適合させた医薬投与形態(たとえば、徐放性剤又は腸溶形態)を達成することができる。
当業者は、彼/彼女の専門的な知識の故に、所望の医薬製剤、医薬調製物又は医薬組成物に好適である補助剤、ビヒクル、賦形剤、稀釈剤、キャリア又はアジュバントに精通している。溶媒、ジェル形成剤、軟膏基剤及びそのほかの有効化合物賦形剤に加えて、たとえば、抗酸化剤、分散剤、乳化剤、保存剤、可溶化剤(たとえば、ポリエチレングリセロールトリリシノリート35、PEG400、ツイーン80、カプチソール、ソルトール、HS15など)、着色剤、錯化剤、浸透促進剤、安定剤、充填剤、結合剤、濃厚剤、崩壊剤、緩衝液、pH調節剤(たとえば、中性、アルカリ性又は酸性の製剤を得るために)、ポリマー、潤滑剤、被覆剤、高圧ガス、等張化剤、界面活性剤、香味剤、甘味剤又は染料を使用することができる。
特に、所望の製剤及び所望の投与様式に適した種類の補助剤及び/又は賦形剤が使用される。
本発明に係る化合物、医薬組成物又は組み合わせの投与は、当該技術で利用可能な一般に許容された投与様式のいずれにおいて行われてもよい。好適な投与様式の説明に役立つ例には、静脈、経口、鼻内、非経口、局所、経皮及び直腸内への送達が挙げられる。経口及び静脈内への送達が好ましい。
皮膚疾患の治療については、本発明の化合物を、局所塗布に好適である医薬組成物の形態で特に投与することができる。医薬組成物の製造については、本発明の化合物(=有効化合物)を好ましくは、好適な医薬補助剤と混合し、さらに加工して好適な医薬製剤を得る。好適な医薬製剤は、たとえば、粉末、エマルション、懸濁液、スプレー、油、軟膏、油性軟膏、クリーム、ローション、ペースト、ジェル又は溶液である。
本発明に係る医薬組成物は、それ自体既知のプロセスで調製される。本発明の化合物(=有効化合物)の投与量は、細胞の(過剰)増殖の阻害剤又はアポトーシスの誘導剤に習慣的な程度の量で実施される。従って、皮膚疾患の治療のための局所塗布形態(たとえば、軟膏)は、たとえば、1〜99%の濃度で活性化合物を含有する。全身療法の症例における習慣的な用量は、0.03〜60mg/kg/日(p.o.)の間であってもよく、0.03〜60mg/kg/時間(i.v.)の間であってもよい。別の実施態様では、全身療法の症例における習慣的な用量は、0.3〜30mg/kg/日(p.o.)であり、0.3〜30mg/kg/時間(i.v.)である。
最適な投与量計画及び薬物療法の持続期間の選択、特に、各症例で必要な有効化合物の最適な用量及び投与方法は、彼/彼女の専門的な知識に基づいて当業者によって決定されてもよい。
治療される又は予防される特定の疾患によって、その疾患を治療する又は予防するのに通常投与される追加の治療活性剤を任意で、本発明に係る化合物と共に同時投与してもよい。本明細書で使用されるとき、特定の疾患を治療する又は予防するのに通常投与される追加の治療活性剤は、治療される疾患に適当であるとして知られている。
たとえば、本発明に係る化合物は前述のような疾患の治療に使用される1以上の標準の治療剤と併用してもよい。
特定の実施態様の1つでは、本発明に係る化合物は、たとえば、以下で記載されるような1以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤のような1以上の技術で既知の抗癌剤と組み合わせてもよい。
併用療法で使用されることが多い既知の化学療法抗癌剤の例としては、(i)アルキル化/カルバミル化剤、たとえば、サイクロホスファミド(エンドキサン(登録商標))、イフォスファミド(ホロキサン(登録商標))、チオテパ(チオテパレデルレ(登録商標))、メルファラン(アルケラン(登録商標))又はクロロエチルニトロソ尿素(BCNU)、(ii)白金誘導体、たとえば、シスプラチン(プラチネックス(登録商標)BMS)、オキサリプラチン、サトラプラチン又はカルボプラチン(カルボプラット(登録商標)BMS)、(iii)有糸分裂阻止剤/チューブリン阻害剤、たとえば、ビンカアルカロイド(ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビノレビン)、タキサン類、たとえば、パクリタキセル(タキソール(登録商標))、ドセタキセル(タキソテレ(登録商標))、及びそれらの類縁体、新しい製剤及び抱合体、エポチロンB(パツピロン(登録商標))、のようなエポチロン類、アザエポチロン(キサベピロン(登録商標))、又はZK−EPO、完全な合成エポチロンB類縁体、(iv)トポイソメラーゼ阻害剤、たとえば、アントラサイクリン(ドキソルビシン/アドリブラスチン(登録商標)によって例示される)、エピポドフィロトキシン(エトポシド/エトポフォス(登録商標))、によって例示される)及びカンプトテシン及びカンプトテシン類縁体(イリノテカン/カンポトサール(登録商標)又はトポテカン/ヒカムチン(登録商標)によって例示される)、(v)ピリミジン拮抗剤、たとえば、5−フルオロウラシル(5−FU)、カペシタビン(キセロダ(登録商標))、アラビノシルシトシン/シタラビン(アレキサン(登録商標))、又はゲムシタビン(ゲムザール(登録商標))、(vi)プリン拮抗剤、たとえば、6−メルカプトプリン(プリ−ネトール(登録商標))、6−チオグアニン又はフルダラビン(フルダラ(登録商標))、並びに(vii)葉酸拮抗剤、たとえば、メソトレキセート(フルミトレキサット(登録商標))又はペメトレキセド(アリムタ(登録商標))が挙げられるが、これらに限定されない。
実験的な又は標準の癌治療法で使用される標的特異的抗癌剤の部類の例としては、(i)キナーゼ阻害剤、たとえば、イマチニブ(グリベック(登録商標))、ZD−1839/ゲフィチニブ(イレッサ(登録商標))、Bay43−9006(ソラフェニブ、ネキサバール(登録商標))、SU11248/スニチニブ(ステント(登録商標))又はOSI−774/エリオチニブ(タルセバ(登録商標))、ダサチニブ(スプリセル(登録商標))、ラパチニブ(チケルブ(登録商標))又は以下を参照、バタラニブ、バンデタニブ(ザクチマ(登録商標))又はパゾパニブ(ii)プロテアソーム阻害剤、たとえば、PS−341/ボルテズニブ(ベルカデ(登録商標))、(iii)ヒストンデアセチラーゼ阻害剤、たとえば、SAHA、PXD101、MS275、MGCD0103、デプシペプチド/FK228、NVP−LBH589、NVP−LAQ824、バルプロン酸(VPA)及びブチレート、(iv)熱ショックタンパク質90阻害剤、たとえば、17−アリルアミノゲルダナマイシン(17−AAG)、(v)血管標的剤(VTA)、たとえば、コンブレタシンA4リン酸塩又はAVE8062/AC770及び抗血管形成薬、たとえば、VEGF抗体、たとえば、ベバシズマブ(アバスチン(登録商標))、又はKDRチロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、PTK787/ZK222584(バタラニブ)又はバンデタニブ(ザクチマ(登録商標))又はパゾパニブ、(vi)モノクローナル抗体、たとえば、トラツズマブ(ヘルセプチン(登録商標))又はリツキシマブ(MabThera/リツキサン(登録商標))又はアレムツズマブ(カムパス(登録商標))又はトシツモマブ(ベキサー(登録商標))又はC225/セツキシマブ(エルビタックス(登録商標))又はアバスチン(上記を参照)又はパニツムマブ、及びモノクローナル抗体の変異体及び抱合体、たとえば、ゲンツズマブオゾガミシン(ミロタルグ(登録商標))又はイブリツモマブチウキセタン(ゼバリン(登録商標))、及び抗体断片、(vii)オリゴヌクレオチドに基づく治療剤、たとえば、G−3139/オブリメルセン(ゲナセンス(登録商標))、(viii)トール様受容体/TLR9作動薬、たとえば、プロムネ(登録商標))、TLR7作動薬、たとえば、リミクイモド(アルダラ(登録商標))又はイサトリビン及びその類縁体、又はTLR7/8作動薬、たとえば、レシクイモド、及び免疫賦活性RNA、たとえば、TLR7/8作動薬、(ix)プロテアーゼ阻害剤、(x)ホルモン治療剤、たとえば、抗エストロゲン(たとえば、タモキシフェン又はラドキシフェン)抗アンドロゲン(たとえば、フルタミド又はカソデックス)、LHRH類縁体(たとえば、リュープロリド、ゴセレリン又はトリプトレリン)及びアロマターゼ阻害剤が挙げられるが、これらに限定されない。
併用療法で使用されてもよいそのほかの既知の標的特異的な抗癌剤としては、ブレオマイシン、レチノイド類、たとえば、全トランスレチノイン酸(ATRA)、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、たとえば、2−デオキシシチジン誘導体、デシタビン(ドカゲン(登録商標))及び5−アザシチジン、アラノシン、サイトカイン類、たとえば、インターロイキン−2、インターフェロンα2又はインターフェロンγのようなインターフェロン、死の受容体作動薬、たとえば、TRAIL、DR4/5作動的抗体、FasL及びTNF−R作動薬(たとえば、TRAIL受容体作動薬、たとえば、マパツムマブ又はレキサツムマブ)が挙げられる。
本発明に係る併用療法で有用であってもよい例示となる抗癌剤として、以下の薬剤のいずれかが言及されてもよいが、これらに制約されない。
5FU、アクチノマイシンD、アバレリックス、アブシキシマブ、アクラルビシン、アダパレン、アレムツズマブ、アルトレタミン、アミノグルテチミド、アミプリローズ、アムルビシン、アナストロゾール、アンシタビン、アルテミシニン、アザチオプリン、バシルキシマブ、ベンダムスチン、ベバシズマブ、ベキサール、ビカルタミド、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブロクスリジン、ブスルファン、カンパト、カペシタビン、カルボプラチン、カルボクオン、カルムスチン、セトロレリックス、クロラムブシル、クロルメチン、シスプラチン、クラドリビン、クロミフェン、サイクロホスファミド、ダカルバジン、ダクリズマブ、ダクチノマイシン、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、デスロレリン、デキサラドキサン、ドセタキセル、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドロロキシフェン、ドロスタノロン、エデルフォシン、エフロルニチン、エミテフール、エピルビシン、エピチオスタノール、エプタプラチン、エルビタックス、エルロチニブ、エストラムスチン、エトポシド、エクセメスタン、ファドロゾール、フィナステリド、フロクスリジン、フルシトシン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルタミド、フォルメスタン、フォスカルネット、フォスフェストロール、フォテムスチン、フルベストラント、ゲフィチニブ、ゲナセンス、ゲムシタビン、グリベック、ゴセレリン、グスペリムス、ヘルセプチン、イダルビシン、イドクスリジン、イフォスファミド、イマチニブ、イムプロスルファン、インフリキシマブ、イリノテカン、イキサベピロン、ランレオチド、ラパチニブ、レトロゾール、リュープロレリン、ロバプラチン、ロムスチン、ルプロリド、メルファラン、メルカプトプリン、メソトレキセート、メツレデパ、ミボプラチン、ミフェプリストン、ミルテフォシン、ミリモスチム、マイトグアゾン、マイトラクトール、マイトマイシン、マイトキサントロン、ミゾリビン、モテキサフィン、ミロタルグ、ナルトグラスチム、ネバズマブ、ネダプラスチン、ニルタミド、ニムスチン、オクトレオチド、オルメロフィフェン、オキサリプラチン、パクリタキセル、パリビズマブ、パニツムマブ、パツピロン、パゾパニブ、ペガスパルガセ、ペグフィルグタスチム、ペメトレキセド、ペンテトレオチド、ペントスタチン、ペルフォスファミド、ピポスルファン、ピラルビシン、プリカマイシン、プレドニムスチン、プロカルバジン、プロパゲルマニウム、塩化プロスピジウム、ラロキシフェン、ラルチトレキセド、ラニムスチン、ランピルナセ、ラスブリカセ、ラゾキサン、リツキシマブ、リファムピシン、リトロスルファン、ロムルチド、ルボキシスタウリン、サルゴラモスチム、サトラプラチン、シロリムス、ソブゾキサン、ソラフェニブ、スピロムスチン、ストレプトゾシン、スニチニブ、トモキシフェン、タソネルミン、テガフール、テモポルフィン、テモゾロミド、テニポシド、テストラクトン、チオテパ、サイマルファシン、チアミプリン、トポテカン、トレミフェン、トライル、トラスツズマブ、トレオスルファン、トリアジクオン、トリメトレキセート、トリプトレリン、トロフォスファミド、ウレデパ、バルルビシン、バタラニブ、バンデタニブ、ベルテポルフィン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ボロゾール及びゼバリン。
本発明に係る化合物の併用相手として本明細書の上記で言及された抗癌剤は、薬学上許容可能なその誘導体、たとえば、薬学上許容可能なその塩を含めることとする。
当業者は、彼/彼女の専門的な知識に基づいて、同時投与される追加の治療剤の種類、1日の総投与量及び投与形態を認識する。前記1日の総投与量は、広い範囲内で変化してもよい。
本発明の実施において、本発明に係る化合物は、1以上の標準的な治療剤、特に技術で既知の抗癌剤(化学療法剤及び/又は標的特異的な抗癌剤)、たとえば、上述のもののいずれかと共に、併用療法にて、別々に、順に、同時に、共に、時間的にずらして(たとえば、併用された単位投与量形態として、分離した単位投与量形態として、隣り合った別個の単位投与量形態として、確定された又は確定されていない併用として、キットオブパーツ(kit-of-parts)として又は混合剤として)投与されてもよい。
この関係で、本発明はさらに、治療法において、たとえば、本明細書で言及された疾患のいずれかの治療法において別々に、順に、同時に、共に、又は時間的にずらして使用するための、少なくとも1つの本発明に係る化合物である第1の有効成分と、少なくとも1つの技術で既知の抗癌剤、たとえば、本明細書の上記で言及されたもの1以上である第2の有効成分を含む組み合わせに関する。
本発明に係る用語「組み合わせ」は、確定された組み合わせ、確定されない組み合わせ又はキットオブパーツとして存在してもよい。
「確定された組み合わせ」は、前記第1の有効成分と前記第2の有効成分が、1つの単位投与量又は単一の実体に一緒に存在する組み合わせとして定義される。「確定された組み合わせ」の例の1つは、前記第1の有効成分と前記第2の有効成分が、同時投与のための混合剤に、たとえば、製剤に存在する医薬組成物である。「確定された組み合わせ」の別の例は、前記第1の有効成分と前記第2の有効成分が、混合剤ではなく1つの単位に存在する医薬組成物である。
「キットオブパーツ」は、前記第1の有効成分と前記第2の有効成分が、1より多くの単位に存在する組み合わせとして定義される。「キットオブパーツ」の例の1つは、前記第1の有効成分と前記第2の有効成分が、別々に存在する組み合わせである。キットオブパーツの成分は、別々に、順に、同時に、共に、又は時間的にずらして投与されてもよい。
本発明はさらに、治療法において別々に、順に、同時に、共に、又は時間的にずらして使用するための、少なくとも1つの本発明に係る化合物である第1の有効成分と、少なくとも1つの、技術で既知の抗癌剤、たとえば、本明細書の上記で言及されたもの1以上である第2の有効成分と、任意で、薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤を含む医薬組成物に関する。
本発明はさらに、
a)薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤と共に製剤化された本発明に係る少なくとも1つの化合物と、
b)薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤と共に製剤化された少なくとも1つの既知の抗癌剤、たとえば、本明細書の上記で言及されたものの1以上を含む組み合わせ製品に関する。
本発明はさらに、本発明に係る化合物である第1の有効成分と薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤との調合;技術で既知の抗癌剤、たとえば、本明細書の上記で言及されたものの1つである第2の有効成分と薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤の調合を含む、治療法で同時に、共に、順次、別々に又は時間的にずらして使用するためのキットオブパーツに関する。任意で、前記キットは、治療法で使用するための、たとえば、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性である障害、たとえば、癌、さらに正確には、上述の癌疾患のいずれかを治療するための指示書を含む。
順次投与は、本発明に係る組み合わせ製品又はキットオブパーツの成分(A)と(B)と任意での(C)の投与間で短い時間を包含する(たとえば、順次、錠剤を飲み込むのに必要とされる時間)。
別々の投与は、本発明に係る組み合わせ製品又はキットオブパーツの成分(A)と(B)と任意での(C)の投与間で短い時間及び長い時間の双方を包含する。しかしながら、本発明の目的では、他方の成分が治療される患者に依然として効果を有している間に、成分の少なくとも一方の成分が投与される。本発明の好ましい実施態様では、治療される患者への効果は相乗効果である。
本発明に係る医薬組成物、組み合わせ製品又はキットオブパーツのいずれかの形態での化合物(A)又は薬学上許容可能なその塩と(過剰)増殖性疾患、特に癌の治療に用いられる1若しくは2のそのほかの有効化合物又は薬学上許容可能なその塩の組み合わせ投与は、(過剰)増殖性疾患、特に癌の有効な治療をもたらし、好ましい実施態様では、いずれかの活性剤単独での使用より優れている。さらに、特に好ましい実施態様では、化合物(A)又は薬学上許容可能なその塩と(過剰)増殖性疾患、特に癌の治療に用いられる1若しくは2のそのほかの有効化合物又は薬学上許容可能なその塩の組み合わせ投与は、(過剰)増殖性疾患を治療するための相乗効果を示す。
本明細書で使用されるとき、用語「相乗的」は、個々の効果の合計から期待されるよりも大きい(過剰)増殖性疾患の治療に対する効果を有する本発明に係る医薬組成物、組み合わせ製品又はキットオブパーツのいずれかの形態での、化合物(A)又は薬学上許容可能なその塩と(過剰)増殖性疾患、特に癌の治療に用いられる1若しくは2のそのほかの有効化合物又は薬学上許容可能なその塩との組み合わせを言う。本発明の実施態様の相乗効果は、(過剰)増殖性疾患、特に癌の治療に対する追加の予期しない利点を包含する。そのような追加の利点には、組み合わせにおける1以上の活性剤の必要とされる用量の減少、組み合わせにおける1以上の活性剤の副作用の低下、又は(過剰)増殖性疾患の治療法を必要とする患者にとって1以上の活性剤をさらに認容性にすることが挙げられるが、これらに限定されない。化合物(A)又は薬学上許容可能なその塩と(過剰)増殖性疾患、特に癌の治療に用いられる1若しくは2のそのほかの有効化合物又は薬学上許容可能なその塩とを組み合わせた投与は、別々の投与量の必要とされる数を減らすのに有用であってもよいので、(過剰)増殖性疾患の治療法を必要とする患者のコンプライアンスを改善する可能性がある。
本発明はさらに、少なくとも1つの本発明に係る化合物と、同時に、共に、順次、又は別々に投与するための少なくとも1つの抗癌剤を含む組み合わせ調合に関する。
この関係で、本発明はさらに、抗増殖性及び/又はアポトーシス誘導の特性を有する本発明に係る組み合わせ、組成物、製剤、調合又はキットに関する。
加えて、本発明はさらに、それを必要とする患者に本明細書で記載されるような組み合わせ、組成物、製剤、調合又はキットを投与することを含む、前記患者において組み合わせ療法で(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、癌を治療する方法に関する。
加えて、本発明はさらに、それを必要とする患者に対して、薬学上活性があり、治療上有効であり、認容できる量の、本発明に係る化合物と薬学上許容可能なキャリア又は稀釈剤を含む医薬組成物と、薬学上活性があり、治療上有効であり、認容できる量の、1以上の技術で既知の抗癌剤、たとえば、本明細書で言及されるものの1以上とを、組み合わせ療法にて別々に、同時に、共に、順次、又は時間をずらして投与することを含む、良性又は悪性の挙動の(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、癌を前記患者において治療する方法に関する。
さらに加えて、本発明はさらに、それを必要とする患者に対して、ある量の本発明に係る化合物である第1の有効化合物と、ある量の少なくとも1つの第2の有効化合物を別々に、同時に、共に、順次、又は時間をずらして投与することを含み、前記少なくとも1つの第2の化合物は標準の治療剤、特に、少なくとも1つの技術で既知の抗癌剤、たとえば、本明細書で言及される1以上の化学療法剤及び標的特異的な抗癌剤であり、前記第1の有効化合物及び前記第2の有効化合物の該量が結果として治療効果を生じる、前記患者において、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌、特に、本明細書で言及される癌疾患のいずれかを治療する、予防する又は改善する方法に関する。
その上さらに加えて、本発明はさらに、本発明に係る組み合わせを投与することを含む、患者において(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌、特に、本明細書で言及される癌疾患のいずれかを治療する、予防する又は改善する方法に関する。
加えて、本発明はさらに、たとえば癌のような(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、特に、本明細書で言及されるそれらの疾患、たとえば、良性又は悪性の腫瘍を治療する、予防する又は改善するための医薬製品、たとえば、商業的な包装又は薬物の製造における本発明に係る組成物、組み合わせ、製剤、調合又はキットの使用に関する。
本発明はさらに、1以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、たとえば、本明細書で言及されるもののいずれかと同時に、共に、順次又は別々に使用するための指示書と一緒に本発明の1以上の化合物を含む商業的な包装に関する。
本発明はさらに、1以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、たとえば、本明細書で言及されるもののいずれかと同時に、共に、順次又は別々に使用するための指示書と一緒の、唯一の有効成分として本発明の1以上の化合物から本質的に成る商業的な包装に関する。
本発明はさらに、本発明に係る1以上の化合物と同時に、共に、順次又は別々に使用するための指示書と一緒に、1以上の化学療法剤及び/又は標的特異的抗癌剤、たとえば、本明細書で言及されるもののいずれかを含む商業的な包装に関する。
本発明に係る組み合わせ療法の関係で言及される組成物、組み合わせ、調合、製剤、キット又は包装も、本発明に係る1より多い化合物及び/又は言及される技術で既知の1より多い抗癌剤を包含してもよい。
本発明に係る組み合わせ又はキットオブパーツの第1の成分及び第2の成分は、別々の製剤(すなわち、互いに独立して)として提供され、その後、組み合わせ療法において同時に、共に、順次、別々に又は時間をずらして使用するために一緒にされてもよく、又は組み合わせ療法において同時に、共に、順次、別々に又は時間をずらして使用するために組み合わせパックの別々の成分として一緒に包装され、提示されてもよい。
本発明に係る組み合わせ又はキットオブパーツの第1及び第2の有効成分の医薬製剤の種類は類似して、すなわち、双方の成分は別々の錠剤又は別々のカプセルで製剤化されてもよく、又は異なって、すなわち、異なった投与形態に適していてもよく、たとえば、一方の有効成分が錠剤又はカプセルとして製剤化され、他方が静脈投与用に製剤化される。
本発明に係る組み合わせ、組成物又はキットの第1及び第2の有効成分の量は、(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、特に、本明細書で言及されるそれらの疾患の1つ、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、特に、本明細書で言及される癌疾患のような癌の治療、予防又は改善に対して治療上有効な量を一緒に含んでいればよい。
加えて、本発明に係る化合物は、癌の外科的治療の前又は後に使用することができる。
さらに加えて、本発明の化合物は、放射線療法との組み合わせで使用することができる
本発明に係る組み合わせは、確定した組み合わせで本発明に係る化合物と他の活性のある抗癌剤の双方を含む組成物(確定した単位投与形態)、又は別個の分離した投与形態として2以上の有効成分を含む薬物包装(確定していない組み合わせ)を言うことができる。2以上の有効成分を含む薬物包装の場合、有効成分は好ましくは、コンプライアンスを改善するのに適しているブリスターカードで包装される。
各ブリスターカードは好ましくは治療の1日で服用されるべき薬物を含有する。薬物が1日の異なる時間で服用されるべきであるならば、薬物が服用されるべき1日の時間の異なる範囲に従って、ブリスターカードの異なった区分に薬物を配置することができる(たとえば、朝と晩、又は朝、昼、晩)。1日の特定の時間に一緒に服用されるべき薬物のためのブリスターキャビティは、1日の各時間範囲に提供される。1日の種々の時間が当然、明らかに眼に見える方法でブリスターに付けられる。たとえば、薬物が服用されるべき期間を示すこと、たとえば、時間を提示することも当然可能である。
日にちの区分がブリスターカードの1行を表してもよく、次いで1日の時間がこの欄で時間順に同定される。
1日の特定の時間に一緒に服用されなければならない薬物は、好ましくは少しだけ離すのみで、ブリスターカードの適当な時間に一緒に入れて、それらをブリスターから容易に押し出せ、且つブリスターからの投与形態の取り出しが忘れられない効果を有するようにする。
生物学的検討
本明細書に記載された化合物の抗増殖性/細胞傷害性の活性をRKOヒト結腸腺癌細胞のサブクローン(RKOp27)(Schmidt et al., Oncogene 19, 2423-2429; 2000)にて、アラマー・ブルー細胞生存率アッセイ(described in O´Brien et al. Eur J Biochem 267, 5421-5426, 2000)を用いて調べることができる。化合物を20mMの溶液としてジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解し、その後、半対数で段階的に希釈する。10%ウシ胎児血清を含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)にてDMSO希釈液を試験における最終濃度の2倍の最終濃度にさらに1:100希釈する。ウエル当たり50μLの容積でウエル当たり5000個の細胞密度にて、96穴平底プレートにRKOサブクローンを播く。播いた24時間後、DMEM培地で希釈した各化合物50μLを96穴プレートの各ウエルに添加する。各化合物希釈物を4穴1組で調べる。未処理の対照細胞を含有するウエルには、1%DMSOを含有する50μLのDMEM培地で満たす。次いで、5%の二酸化炭素を含有する湿った雰囲気にて37℃で72時間、物質と共に細胞をインキュベートする。細胞の生存率を決定するために、10μLのアラマー・ブルー溶液(バイオソース)を加え、544nmでの励起及び590nmの放射にて蛍光を測定する。細胞の生存率の算出については、未処理の放射値を100%生存率と設定し、未処理の値に対して処理された細胞の放射比率を設定する。生存率は%値として表す。
抗増殖性/細胞傷害性の活性についての化合物の相当するIC50値は、濃度−効果の曲線から決定される。
細胞周期特異的な作用形態を割り出すために、10μMのポナステロンAを含有する10%FCSを伴ったDMEM増殖培地にてウエル当たり50μLの容量で、ウエル当たり15000個の細胞密度で、RKO結腸腺癌細胞のサブクローン(Schmidt et al. in Oncogene 19, 2423-2429; 2000によって記載されるようなRKOp27及びRKOp21)を96穴平底プレートに播く。播いた24時間後、DMEM培地で希釈した各化合物50μLを96穴プレートの各ウエルに加える。各化合物希釈物を4穴1組で調べる。未処理の対照細胞を含有するウエルには、1%DMSOを含有する50μLのDMEM培地で満たす。次いで、5%の二酸化炭素を含有する湿った雰囲気にて37℃で72時間、物質と共に細胞をインキュベートする。細胞の生存率を決定するために、10μLのアラマー・ブルー溶液(バイオソース)を加え、544nmでの励起及び590nmの放射にて蛍光を測定する。細胞の生存率の算出については、未処理の放射値を100%生存率と設定し、未処理の値に対して処理された細胞の放射比率を設定する。生存率は%値として表す。誘導剤、ポナステロンAの非存在下で増殖している細胞増殖の生存率を、ポナステロンAによって誘導された異所性p27Kip1の発現によって静止させられた細胞の生存率と比較する。
言及されたアッセイで決定された抗増殖性/細胞傷害性の代表的なIC50は以下の表Aから分かるが、化合物の番号は実施例の番号に相当する。
Figure 2010500396
明確なクラスの化学療法剤に対して耐性が高いことが知られている細胞における抗増殖性活性/細胞傷害性を調べるために、双方共、特定のクラスの多剤耐性トランスポータを過剰発現していることが知られているHCT15細胞(P−糖タンパク質の過剰発現と共に)及びMCF7ADR細胞を上述のようなアラマー・ブルーアッセイに用いる。簡単に言えば、化合物を20mMの溶液としてジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解し、その後、半対数で段階的に希釈する。10%ウシ胎児血清を含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)にてDMSO溶液を試験における最終濃度の2倍の最終濃度にさらに1:100希釈する。ウエル当たり50μLの容積でウエル当たり10000個の細胞密度にて、96穴平底プレートに調べる細胞を播く。播いた24時間後、DMEM培地で希釈した各化合物50μLを96穴プレートの各ウエルに添加する。各化合物希釈物を4穴1組で調べる。未処理の対照細胞を含有するウエルは、1%DMSOを含有する50μLのDMEM培地で満たす。次いで、5%の二酸化炭素を含有する湿った雰囲気にて37℃で72時間、物質と共に細胞をインキュベートする。細胞の生存率を決定するために、10μLのアラマー・ブルー溶液(バイオソース)を加え、544nmでの励起及び590nmの放射にて蛍光を測定する。細胞の生存率の算出については、未処理の放射値を100%生存率と設定し、未処理の値に対して処理された細胞の放射比率を設定する。生存率は%値として表す。
細胞死検出ELISA(Roche Bioche-micals, Mannheim, Germany)を用いてアポトーシスの誘導を測定することができる。50μLの容積でウエル当たり10000個の細胞密度にて、96穴平底プレートにRKOサブクローンを播く。播いた24時間後、DMEM培地で希釈した各化合物50μLを96穴プレートの各ウエルに添加する。各化合物希釈物を少なくとも3穴1組で調べる。未処理の対照細胞を含有するウエルは、化合物で処理されたウエルと同量のDMSOを含有するDMEM培地50μLで満たす。次いで、5%の二酸化炭素を含有する湿った雰囲気にて37℃で24時間、物質と共に細胞をインキュベートする。アポトーシス誘導の陽性対照として、細胞を50μMのシスプラチン(Gry Pharmaceuticals, Kirchzarten, Germany)で処理する。次いで培養液を取り除き、200μLの溶解緩衝液で細胞を溶解する。製造元によって記載されたように遠心分離した後、プロトコールに記載されたように10μLの細胞溶解物を処理する。アポトーシスの程度を以下のように算出する。50μMのシスプラチンで処理した細胞の溶解物で得られた405nmでの吸収を100cpu(シスプラチン単位)と設定する一方で、405nmでの0.0の吸収を0cpuと設定する。アポトーシスの程度は、50μMのシスプラチンで処理した細胞から得られた溶解物で達した100cpuの値に対するcpuとして表される。

Claims (18)

  1. 式Iの化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩:
    Figure 2010500396
    式中、
    Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
    その際、
    R1は、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル、C3〜6−アルケニル、HetA、フェニル、HarA、Raaによって置換されたC1〜4−アルキル若しくは別の炭素原子上でRab及びRacによって置換されたC2〜4のアルキルであり、その際、前記C3〜7−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基で任意に置換されていてもよく、前記フェニル及びHarAは、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく、
    R11は、水素、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル若しくはC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルであり、又は
    R1とR11は一緒に、それらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際、
    HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル、若しくは1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は
    HETは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意で置換され、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
    Rbは、−T−Qであり、その際、
    Tは、エタン−1,2−ジイル、エテン−1,2−ジイル、シクロプロパン−1,2−ジイル、又はプロパン−1,2−ジイルの架橋であり、
    nは、0又は1であり、
    Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
    Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
    Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は
    Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、C3〜7−シクロアルキルであるかのいずれかであり、ここで、
    Raaは、C3〜7−シクロアルキル、フェニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシル、HarB、HetB、HetC、モルフォリノ、−C(O)R2、−C(O)OR3、−C(O)N(R4)R5、−N(R4)R5、−N(R6)C(O)R7、−OC(O)R8、完全に若しくは大部分フッ素置換されたC1〜4−アルコキシ及び−OR9から成る群から選択され、その際、C3〜7−シクロアルキルは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく、また、
    前記フェニル及びHarBは、R13から独立して選択される1、2若しくは3の置換基で任意に置換されていてもよく、」
    その際、
    R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は同一であっても異なっていてもよく、水素及びC1〜4−アルキルから成る群から独立して選択され、
    R9は、C1〜4−アルキル、C3〜7−シクロアルキル、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキル、ヒドロキシ−C2〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルキル、フェニル−C1〜4−アルキル、ピリジル−C1〜4−アルキル、及び(C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ)−C2〜4−アルキルから成る群から選択され、
    HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
    HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
    HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環が1つのオキソ基で置換されているか、又は
    HarAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環が1つのオキソ基で置換されているかのいずれかであり、
    HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
    HarBは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であるか、又は
    HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、窒素、酸素及びイオウから独立して選択される1〜3のヘテロ原子を含む5員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環が1つのオキソ基で置換されているか、又は
    HarBは、環炭素原子又は環窒素原子を介して親分子基に結合し、1若しくは2の窒素原子を含む6員環の単環式の部分的不飽和の若しくは芳香族の複素環であり、該複素環が1つのオキソ基で置換されているかのいずれかであり、
    R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシ、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、及びC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R12はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意で置換され、
    R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜4−アルコキシ、アミノ、アミノ−C1〜4−アルキル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノ、ヒドロキシ−C2〜4−アルコキシ、C1〜4−アルコキシ−C2〜4−アルコキシ、ヒドロキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ−C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシカルボニル、モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル、アジリジルカルボニル、アゼチジルカルボニル、ピロリジルカルボニル、ピペリジルカルボニル、C1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルスルホニルアミノ、C3〜7−シクロアルキルカルボニルアミノ、及びC3〜7−シクロアルキル−C1〜4−アルキルカルボニルアミノから成る群から独立して選択され、その際、R13はそれぞれ、ヒドロキシル、ハロゲン若しくはC1〜4−アルコキシから独立して選択される1若しくは2の基によって任意で置換され、
    HetAは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アジリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼパニルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜4−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetAはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
    HetBは、環窒素原子を介して親分子基に結合し、ピペリジン−2−オン−1−イル、ピロリジン−2−オン−1−イル、オキサゾリジン−2−オン−1−イル若しくは3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オン−1−イルであり、その際、前記HetBはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、
    HetCは、環炭素原子を介して親分子基に結合し、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アジリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼパニルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜4−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アジリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼパニルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜4−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜4−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetCはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよく、その際、
    R14は、水素若しくはC1〜4−アルキルであり、
    R15は、水素若しくはC1〜4−アルキルであり、
    R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、C1〜4−アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル及びC1〜4−アルコキシから成る群から選択され、
    Rabは、ヒドロキシルであり、
    Racは、ヒドロキシルであり、又は
    RabとRacは、隣接する炭素原子に結合して一緒に、フッ素及びメチルから独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されているC1〜2のアルキレンジオキシ架橋を形成し、又は
    RabとRacは、互いから2結合離れた炭素原子に結合して一緒に、フッ素及びメチルから独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されているメチレンジオキシ架橋を形成し
    Rbaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
    Rbbは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
    Rcaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
    Rcbは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ若しくはハロゲンであり、
    Rdaは、C1〜4−アルキル若しくはハロゲンであり、
    Rdbは、C1〜4−アルキル若しくはハロゲンであり、
    Reaは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルであり、
    Rebは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、ハロゲン若しくはヒドロキシルである。
  2. 式Ia、Ib、Ic及びIdのいずれか1つからである請求項1に記載の化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩:
    Figure 2010500396
    式中、
    Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
    その際、
    R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル若しくはイソブチルであるか、又は
    R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルはそれぞれ、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
    R1は、アリルであるか、又は
    R1は、フェニルであり、その際、前記フェニルはR13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は
    R1は、HarAであり、その際、
    HarAは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は、
    HarAは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は、
    HarAは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
    HarAは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
    HarAは、ピリジル若しくはピリミジニルであるかのいずれかであり、
    その際、前記HarAのそれぞれが、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は、
    R1は、HetAであり、その際、
    HetAは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、若しくは1N−(H)−ピロリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetAはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
    その際、Raaは、フェニルであり、その際、前記フェニルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
    HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は
    HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は
    HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
    HarBは、ピリジル若しくはピリミジニルであるかのいずれかであり、
    その際、前記HarBはそれぞれ、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HetCであり、その際、
    HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、11N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、テトラヒドロチアピラニル、テトラヒドロチエニル、1N−(R14)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(R14)−ピロリジン−2−オンイル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、3N−(R14)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは1N−(R14)−3N−(R15)−イミダゾリジン−2−オンイルであり、その際、前記HetCはそれぞれ、R16から独立して選択される1若しくは2の置換基で任意に置換されていてもよいか、
    又は
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
    R9は、メチル、エチル、2−メトキシエチル若しくは2−(2−メトキシエトキシ)−エチルであるか、
    又は
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであり、その際、前記HarBはそれぞれ、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は、
    R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
    R11は、水素、C1〜4−アルキル、C3〜6−シクロアルキル−C1〜2−アルキルであり、又は、
    R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際
    HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、チオモルフォリン−4−イル、若しくは4N−(C1〜4−アルキルカルボニル)−ピペラジン−1−イル、イソオキサロリジン−2−イル、[1,2]−オキサジナン−2−イル、2,5−ジヒドロピロール−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルであるか、又は、
    HETは、ピロール−1−イル、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル若しくはトリアゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
    nは、0又は1であり、
    Qは、Rba及び/又はRbbによって任意で置換され、フェニルであるか、又は、
    Qは、Rca及び/又はRcbによって任意で置換され、ピリジルであるか、又は、
    Qは、Rda及び/又はRdbによって任意で置換され、フリル若しくはチエニルであるか、又は、
    Qは、Rea及び/又はRebによって任意で置換され、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるのいずれかであり、その際、
    R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
    R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル、メトキシ、アミノ、アミノメチル、モノ−若しくはジ−メチルアミノ、2−ヒドロキシ−エトキシ、2−(C1〜2−アルコキシ)−エトキシ、ヒドロキシ−C1〜2−アルキル及び(C1〜2−アルコキシ)−C1〜2−アルキルから成る群から独立して選択され、
    R16はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、フッ素、塩素、ヒドロキシル及びメトキシから成る群から独立して選択され、
    Rbaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Rbbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Rcaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Rcbは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Rdaは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Rdbは、メチル、フッ素、塩素若しくは臭素であり、
    Reaは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルであり、
    Rebは、メチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩素若しくはヒドロキシルである。
  3. 請求項2に示されるような式Ia、Ib、Ic及びIdのいずれか1つからである請求項1に記載の化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩、
    式中、
    Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
    その際、
    R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル若しくはイソブチルであるか、又は
    R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルはそれぞれ、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、又は、
    R1は、アリルであるか、又は、
    R1は、HarAであり、その際、
    HarAは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は、
    HarAは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は、
    HarAは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は、
    HarAは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は
    HarAは、ピリジルであり、その際、前記ピリジルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいかのいずれかであるか、又は、
    R1は、HetAであり、その際、
    HetAは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、若しくは1N−(H)−ピロリジン−2−オンイルであるか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであり、その際、前記シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルは、R12から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
    その際、Raaは、フェニルであり、その際、前記フェニルは、R13から独立して選択される1若しくは2の置換基によって任意に置換されていてもよいか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は
    HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は、
    HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は、
    HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は、
    HarBは、ピリジルであるかのいずれかであるか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HetCであり、その際、
    HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(メチル)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイルであるか、
    又は、
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
    R9は、メチル、エチル、若しくは2−メトキシエチルであるか、
    又は、
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであるか、
    又は、
    R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれかであり、
    R11は、水素、C1〜4−アルキルであり、又は、
    R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際
    HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、アゼパン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イル、アジリジン−1−イル、モルフォリン−4−イル、若しくはチオモルフォリン−4−イルであるか、又は、
    HETは、イミダゾール−1−イル若しくはピラゾール−1−イルであるかのいずれかであり、
    nは、0若しくは1であり、
    Qは、フェニルであるか、又は、
    Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、2−メトキシ−5−メチル−フェニル若しくは2−エトキシ−5−メチル−フェニルであるか、又は、
    Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は、
    Qは、フラン−2−イル、フラン−3−イル、チオフェン−2−イル若しくはチオフェン−3−イルであるか、又は
    Qは、シクロヘキシル若しくはシクロペンチルであるかのいずれかであり、
    ここで、
    R12は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、フッ素、ヒドロキシル、メトキシ、ヒドロキシメチル及びメトキシメチルから成る群から独立して選択され、
    R13はそれぞれ、同一であっても異なっていてもよく、メチル、フッ素、ヒドロキシル及びメトキシから成る群から独立して選択される。
  4. 請求項2に示されるような式Ia、Ib、Ic及びIdのいずれか1つからである請求項1に記載の化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩
    式中、
    Raは、C(O)−O−R1又は−C(O)−N(R11)−R1であり、
    その際、
    R1は、メチル若しくはエチルであるか、又は、
    R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は、
    R1は、アリルであるか、又は、
    R1は、HarAであり、その際、
    HarAは、テトラヒドロピラニル若しくはテトラヒドロフリルであるか、又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル若しくはシクロヘキシルであるか、又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、
    その際、Raaは、フェニルであるか、又は
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル、1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−イミダゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−トリアゾリル若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(C1〜2−アルキル)−ピロリルであるか、又は、
    HarBは、1N−(H)−イミダゾリル、1N−(H)−ピラゾリル、C1〜2−アルキル置換1N−(H)−イミダゾリル、若しくはC1〜2−アルキル置換1N−(H)−ピラゾリルであるか、又は、
    HarBは、4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、4,5−ジヒドロ−チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−オキサゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換4,5−ジヒドロ−チアゾリルであるか、又は、
    HarBは、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、イソチアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソオキサゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換オキサジアゾリル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換チアジアゾリル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イソチアゾリルであるか、又は、
    HarBは、ピリジルであるかのいずれかであるか、
    又は、
    R1は、(Raa)−メチル、2−(Raa)−エチル若しくは1−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HetCであり、その際、
    HetCは、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラン−2−オンイル、テトラヒドロフラン−2−オンイル、1N−(アセチル)−ピペリジニル、1N−(アセチル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピペリジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−ピロリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピロリジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜4−アルキルアミノカルボニル)−ピペリジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピペリジニル、1N−(ホルミル)−ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−アゼチジニル、1N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−アゼチジニル、1N−(アゼチジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピロリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ピペリジルカルボニル)−アゼチジニル、1N−(ホルミル)−アゼチジニル、4N−(C1〜2−アルキルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(C1〜2−アルコキシカルボニル)−モルフォリニル、4N−(モノ−若しくはジ−C1〜2−アルキルアミノカルボニル)−モルフォリニル、4N−(アゼチジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピロリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ピペリジルカルボニル)−モルフォリニル、4N−(ホルミル)−モルフォリニル、オキセタニル、4N−(C1〜2−アルキルスルホニル)モルフォリニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)アゼチジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピロリジニル、1N−(C1〜2−アルキルスルホニル)ピペリジニル、1N−(メチル)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(メチル)−ピロリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピペリジン−2−オンイル、1N−(H)−ピロリジン−2−オンイル、3N−(メチル)−オキサゾリジン−2−オンイル若しくは3N−(H)−オキサゾリジン−2−オンイルであるか、
    又は、
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、ヒドロキシル若しくは−OR9であり、その際、
    R9は、メチル、エチル、若しくは2−メトキシエチルであるか、
    又は、
    R1は、2−(Raa)−エチルであり、その際、
    Raaは、HarBであり、その際、
    HarBは、イミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−イル、トリアゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換イミダゾール−1−イル、モノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換ピラゾール−1−イル、若しくはモノ−若しくはジ−(C1〜2−アルキル)置換トリアゾール−1−イルであるか、
    又は、
    R1は、2,3−ジヒドロキシ−プロピルであるかのいずれであり、
    R11は、水素若しくはC1〜2−アルキルであり、又は、
    R1とR11は一緒にそれらが結合する窒素原子と共に複素環ラジカルHETを形成し、その際
    HETは、R12から独立して選択される1、2若しくは3の置換基によって任意で置換され、ピペリジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、アゼチジン−1−イルであり、
    nは、0若しくは1であり、
    Qは、フェニルであるか、又は、
    Qは、2−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル若しくは3−メトキシフェニルであるか、又は、
    Qは、ピリジン−2−イル若しくはピリジン−3−イルであるか、又は、
    Qは、フラン−2−イルであるか、又は、
    Qは、シクロヘキシルであるかのいずれかである。
  5. Raが以下の意味1)〜126)から選択される先行する請求項のいずれかに記載の化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩。
    Figure 2010500396
    Figure 2010500396
    Figure 2010500396
    Figure 2010500396
  6. 式Iのものである請求項1〜5のいずれかに記載の式Iの化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩。
    Figure 2010500396
  7. 式I**のものである請求項1〜5のいずれかに記載の式Iの化合物、及びその塩、並びにその立体異性体及びその立体異性体の塩。
    Figure 2010500396
  8. 以下から選択される請求項1〜7のいずれかに記載の式Iの化合物:
    1)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    2)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
    3)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    4)炭酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルエチルエステル
    5)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルエチルエステル
    6)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    7)エチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[((E)−3−(2−エトキシ−フェニル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    8)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    9)メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    10)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステルメチルエステル
    11)炭酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステルメチルエステル
    12)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    13)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    14)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    15)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    16)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    17)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    18)3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    19)3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    20)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    21)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    22)アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    23)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    24)ジエチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    25)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    26)モルフォリン−4−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    27)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    28)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    29)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    30)エチル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    31)2,5−ジヒドロ−ピロール−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    32)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    33)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    34)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    35)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    36)イソプロピル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    37)シクロプロピル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    38)シクロプロピルメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    39)ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    40)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    41)アリル−メチル−カルバミン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    42)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    43)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    44)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    45)3−メトキシ−アゼチジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    46)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    47)3,4−ジヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    48)4−メタンスルホニルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−((E)−3−ピリジン−3−イル−アラノイルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    49)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    50)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    51)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    52)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルメチルエステル
    53)ジメチル−カルバミン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    54)ピロリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル
    55)3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル、及び
    56)4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボン酸3−シアノ−2−[(E)−3−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−アラノイルアミノ]−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルエステル。
  9. 疾患の治療に使用するための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
  10. 慣用の医薬補助剤及び/又は医薬賦形剤と一緒に請求項1〜8のいずれかに記載の化合物1以上を含む医薬組成物。
  11. (過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌の治療及び/又は予防のための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物若しくは薬学上許容可能なその塩、又は請求項1〜8のいずれかに記載の化合物若しくは薬学上許容可能なその塩を含む医薬組成物。
  12. それを必要とする哺乳類に、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の1以上の治療上有効な量を投与することを含む、前記哺乳類において(過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌を治療する、予防する又は改善する方法。
  13. 治療において、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌の治療において、別々に、順次、同時に、共に、又は時間をずらして使用するための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の少なくとも1つである第1の有効成分と、化学療法抗癌剤及び標的特異的抗癌剤から成る群から選択される少なくとも1つの抗癌剤である第2の成分を含む組み合わせ。
  14. それを必要とする患者に対して、ある量の請求項1〜8のいずれかに記載の化合物である第1の有効化合物とある量の第2の有効化合物を別々に、同時に、共に、順次、又は時間をずらして投与することを含み、前記第2の有効化合物は化学療法抗癌剤及び標的特異的抗癌剤から成る群から選択され、該量の第1の有効化合物と第2の有効化合物が結果として治療効果を生じる、前記患者において過剰増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌を治療する、予防する又は改善する方法。
  15. 前記化学療法抗癌剤が、(i)サイクロホスファミド、イフォスファミド、チオテパ、メルファラン及びクロロエチルニトロソ尿素を含むアルキル化/カルバミル化剤;(ii)シスプラチン、オキサリプラチン、サトラプラチン及びカルボプラチンを含む白金誘導体;(iii)ビンカアルカロイド類、たとえば、ビンクリスチン、ビンブラスチン又はビノレビン、タキサン類、たとえば、パクリタキセル、ドセタキセル、及び類縁体、それらの製剤及び抱合体、エポチロン類、たとえば、エポチロンB、アザエポチロン又はZK−EPOを含む有糸分裂阻止剤/チューブリン阻害剤;(iv)アントラサイクリン類、たとえば、ドキソルビシン、エピポドフィロトキシン類、たとえば、エトポシド、及びカンプトテシン及びカンプトテシン類縁体、たとえば、イリノテカン又はトポテカンを含むトポイソメラーゼ阻害剤;(v)5−フルオロウラシル、カペシタビン、アラビノシルシトシン、シタラビン及びゲムシタビンを含むピリミジン拮抗剤;(vi)6−メルカプトプリン、6−チオグアニン及びフルダラビンを含むプリン拮抗剤;並びに(vii)メソトレキセート及びペメトレキセドを含む葉酸拮抗剤から選択される請求項13又は14に記載の組み合わせ又は方法。
  16. 前記標的特異的抗癌剤が、(i)イマチニブ、ZD−1839/ゲフィチニブ、BAY43−9006/ソラフェニブ、SU11248/スニチニブ及びOSI−774/エリオチニブ、ダサチニブ、ラパチニブ、バタラニブ、バンデタニブ及びパゾパニブを含むキナーゼ阻害剤;(ii)PS−341/ボルテズニブを含むプロテアソーム阻害剤;(iii)SAHA、PXD101、MS275、MGCD0103、デプシペプチド/FK228、NVP−LBH589、NVP−LAQ824、バルプロン酸(VPA)及びブチレートを含むヒストンデアセチラーゼ阻害剤;(iv)17−アリルアミノゲルダナマイシン(17−AAG)を含む熱ショックタンパク質90阻害剤;(v)コンブレタシンA4リン酸塩又はAVE8062/AC770及び抗血管形成薬、たとえば、VEGF抗体、たとえば、ベバシズマブ、及びKDRチロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、PTK787/ZK222584(バタラニブ)、バンデタニブ又はパゾパニブを含む血管標的剤(VTA);(vi)トラツズマブ、リツキシマブ、アレムツズマブ、トシツモマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ及びパニツムマブを含むモノクローナル抗体、及びモノクローナル抗体の変異体及び抱合体、たとえば、ゲンツズマブオゾガミシン又はイブリツモマブチウキセタン及び抗体断片;(vii)G−3139/オブリメルセンを含むオリゴヌクレオチドに基づく治療剤;(viii)プロミューン(登録商標)を含むトール様受容体/TLR9作動薬、TLR7作動薬、たとえば、リミクイモド及びイサトリビン及びその類縁体、又はTLR7/8作動薬、たとえば、レシクイモド、及び免疫賦活性RNA、たとえば、TLR7/8作動薬;(ix)プロテアーゼ阻害剤;(x)たとえば、抗エストロゲン、たとえば、タモキシフェン又はラドキシフェン、抗アンドロゲン、たとえば、フルタミド又はカソデックス、LHRH類縁体、たとえば、リュープロリド、ゴセレリン又はトリプトレリン、及びアロマターゼ阻害剤を含むホルモン治療剤;ブレオマイシン;全トランスレチノイン酸(ATRA)を含むレチノイド類;2−デオキシシチジン誘導体、デシタビン及び5−アザシチジンを含むDNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤;アラノシン;インターロイキン−2、インターフェロンα2又はインターフェロンγを含むインターフェロンを含むサイトカイン類;並びにTRAIL、DR4/5作動的抗体、FasL及びTNF−R作動薬、たとえば、TRAIL受容体作動薬、たとえば、マパツムマブ又はレキサツムマブを含む死の受容体作動薬から選択される請求項13、14又は15に記載の組み合わせ又は方法。
  17. 前記癌が、乳腺、膀胱、骨、脳、中枢及び末梢の神経系、結腸、内分泌腺、食道、子宮内膜、生殖細胞、頭頚部、腎臓、肝臓、肺、咽頭及び下咽頭、中皮腫、肉腫、卵巣、膵臓、前立腺、直腸、腎臓、小腸、軟組織、精巣、胃、皮膚、尿管、膣及び膣前庭の癌;遺伝性の癌、網膜芽細胞腫及びウィルムズ腫瘍;白血病、リンパ腫、非ホジキン病、慢性及び急性の骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、ホジキン病、多発性骨髄腫及びT細胞リンパ腫;骨髄異形成症候群、形質細胞腫瘍、腫瘍随伴症候群、原発部位不明の癌並びにAIDS関連の悪性腫瘍から成る群から選択される請求項11〜16のいずれかに記載の使用、方法又は組み合わせ。
  18. (過剰)増殖性疾患及び/又はアポトーシスの誘導に応答性の障害、たとえば、良性又は悪性の腫瘍、たとえば、癌を治療するための医薬組成物の製造における請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の使用。
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