JP2008541515A - 無線通信ネットワークにアクセスする方法および装置 - Google Patents

無線通信ネットワークにアクセスする方法および装置 Download PDF

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Abstract

移動局によるオーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、または、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを各々の移動局が決定することによって、複数の移動局(102,103)が同一のオーバーヘッド・メッセージによる構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方の更新後、ネットワーク(110)へのアクセスを試みるときのアクセス・メッセージの衝突を最小化する、通信システム(100)を提供する。

Description

本発明は無線通信システムに関する。詳細には、本発明は無線通信ネットワークにおける通話のセットアップに関する。
HRPD(High Rate Packet Data)またはCDMA 2000 3G1X通信システムにおいて移動局(MS)を動作させるために、MSは、典型的には、順方向リンク制御チャネルを通じてブロードキャストされるアクセス・パラメータ・メッセージ(APM)、セクタ・パラメータ・メッセージ(SPM)、またはその両方など、1つ以上のオーバーヘッド・メッセージをキャプチャすることによって、最初に、システムに関連する構成情報およびアクセス・パラメータ情報を取得する必要がある。オーバーヘッド・メッセージには、さらに、このメッセージに含まれる情報のバージョンに対応するシーケンス番号が含まれる。ネットワークは、オーバーヘッド・メッセージにおける構成情報およびアクセス・パラメータ情報のいずれかを変更するときには常に、関連するシーケンス番号を有するすべてのメッセージにおいて関連するシーケンス番号を更新することによって、変更を示す。
MSがHRPDまたはCDMA 2000 3G1Xシステムにおいて作動するか、関連するネットワークへローミングするとき、MSはオーバーヘッド・メッセージをキャプチャし、そのオーバーヘッド・メッセージから、現在の構成情報、アクセス・パラメータ情報、およびシーケンス番号を取得する。その後、MSはMSのメモリに、キャプチャした構成情報、アクセス・パラメータ情報、およびシーケンス番号を記憶する。続いて、MSは、ネットワークへのアクセスを行うこと、すなわち、通話を開始することまたは呼出に応答することを試みることを判定したとき、ネットワークにアクセス・プローブを伝達する。しかしながら、アクセス・プローブを伝達する前に、最初に、MSは、MSの保持している構成情報およびアクセス・パラメータ情報が最新であることを確認する必要があることがある。保持している情報の最新性を確認するため、MSは順方向リンク制御チャネルに同調し、オーバーヘッド・メッセージのシーケンス番号を確認する。シーケンス番号がMSの保持している値と一致しない場合、MSは、MSの記憶している構成情報、アクセス・パラメータ情報のうちの1つ以上を更新する必要があることを理解し、更新されたシーケンス番号を含む1つ以上の新たなオーバーヘッド・メッセージを待機する。新たなオーバーヘッド・メッセージを受信する際、MSは記憶している構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方を更新する。その後、MSはアクセス・チャネルを介してネットワークへアクセス・プローブを伝達することができる。
加えて、CDMA 2000 3G1XにおけるRANDM(ANSI−41 RAND Message)など、メッセージに含まれる情報のバージョンに対応するシーケンス番号を含まないオーバーヘッド・メッセージが存在する場合がある。システムのネットワークへのアクセスをMSに提供する前にMSが認証されることを必要とするシステムでは、RANDMには、MSが自身の認証のために使用するアクセス・パラメータ情報として、グローバル・トークンが含まれる。この場合、構成情報およびアクセス・パラメータ情報のシーケンス番号の値にかかわらず、MSがアクセス・チャネルを介してネットワークにアクセス・プローブを伝達することができるようになるには、常にRANDMを受信する必要がある。
現在の標準では、アクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で実際に送信を行う前に、MSは持続性テストを実行する。持続性テストは、オーバーヘッド・チャネルを介してブロードキャストされ、オーバーヘッド・チャネルに同調する各MSによって記憶される持続性値(PSIST)に基づく。持続性テストを実行する際、MSは、乱数を生成し、その乱数をブロードキャストされた持続性値と比較する。乱数が持続性値より小さいとき、持続性テストは成功であると考えられ、MSは対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。乱数が持続性値以上である場合、持続性テストは失敗であると考えられ、MSは送信を保留し、次のアクセス・チャネル・サイクル中に持続性テストを繰り返す。
特定のオーバーヘッド・メッセージは、ネットワークによって1.28秒毎の頻度でしか送信されず、すべてのシステム・パラメータ・メッセージに対する監視時間間隔は5.12秒にもなる場合がある。ネットワークがそのネットワークの構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方を更新するとき、この更新は更新されたシーケンス番号すべてに反映され、メッセージの開始または呼出への応答を行おうとするすべてのMSは、続く1つ以上のオーバーヘッド・メッセージを介してそのような更新された情報を取得し、その後、アクセス・チャネルを介してネットワークへのアクセスを試みる。オーバーヘッド・メッセージ間の時間が長いほど、最後に要求されたオーバーヘッド・メッセージのほぼ直後の時間に、接続を開始すること、または呼出に応答することを判定するMSの数は多くなる。持続性値および対応する持続性テストは、アクセス・チャネルにアクセスすることを同時に試みるMSの数には影響されない。その結果、同一のオーバーヘッド・メッセージをキャプチャし、その構成情報、アクセス・パラメータ情報のうちの1つ以上を更新した後、ネットワークに同時にアクセスを行おうとするMSの数が多いほど、複数のMSが持続性テストを実行することに成功し、同一のアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネルへのアクセスを試みるので、衝突の可能性は大きくなる。メッセージを開始すること、もしくは、呼出に応答することの判定後の1.28秒のオーバーヘッド・メッセージの待機、または0.6秒の平均の待機に続く、アクセス・プローブの送信、アクセス・プローブと他のアクセス・プローブとの衝突、アクセス・プローブが失敗であったとの判定、ならびにアクセス・プローブの再送信によって、通話のセットアップの遅延は著しくなることがある。
したがって、複数のMSが同一のオーバーヘッド・メッセージを介して構成情報およびアクセス・パラメータ情報のうちの1つ以上を更新した後でネットワークにアクセスすることを試みるときのアクセス・プローブ衝突の可能性を低減する方法および装置の必要性がある。
複数のMSが同一のオーバーヘッド・メッセージを介して構成情報およびアクセス・パラメータ情報のうちの1つ以上を更新した後でネットワークにアクセスすることを試みるときのアクセス・プローブの衝突の可能性を低減する方法および装置の必要性に対処するために、移動局によるオーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、または、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを各々の移動局が決定することによって、複数の移動局が同一のオーバーヘッド・メッセージによる構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方の更新後、ネットワークへのアクセスを試みるときのアクセス・メッセージの衝突を最小化する、通信システムを提供する。
一般に、本発明の様々な実施形態は、無線通信ネットワークへの移動局(MS)のアクセスを制御する方法を含む。この方法は、ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定する工程と、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、または、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定する工程とを含む。
本発明の別の実施形態は、無線通信ネットワークへのMSのアクセスを制御する方法を含む。この方法は、ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定する工程と、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定する工程とを含む。
本発明のさらに別の実施形態は、無線通信ネットワークへのMSのアクセスを制御する方法を含む。この方法は、ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定する工程と、持続性テストを実行する工程と、バックオフ時間を判定する工程と、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの最初の送信を保留する工程とを含む。
本発明のさらに別の実施形態は、通信ネットワークへの無線アクセスを制御する方法を含む。この方法は、アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成する工程と、
アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの同1つ以上をオーバーヘッド・メッセージによりブロードキャストする工程とを含む。ここで、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定するために持続性テストを実行するとき、乱数をスケーリングするためにMSによって使用され、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、アクセス・メッセージを最初に送信する前にバックオフ時間を判定するためにMSによって使用される。
本発明のさらに他の実施形態は、ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定し、かつ、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、または、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定するように構成されているプロセッサを備えた移動局を含む。
本発明のさらに別の実施形態は、ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定し、持続性テストを実行し、バックオフ時間を判定し、かつ、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの最初の送信を保留するように構成されているプロセッサを備えた移動局を含む。
本発明のさらに別の実施形態は、アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成し、かつ、アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの同1つ以上をオーバーヘッド・メッセージによりブロードキャストするように構成されているプロセッサを備えた基地局を含む。ここで、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定するために持続性テストを実行するとき、乱数をスケーリングするためにMSによって使用され、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信する前にバックオフ時間を判定するためにMSによって使用される。
図1〜6を参照して、より充分に本発明を記載することができる。図1は、本発明の実施形態による無線通信システム100のブロック図である。通信システム100は、以下に限定されるものではないが、セルラー電話機、無線電話機、無線通信可能な携帯情報端末、無線通信可能なラップトップ・コンピュータなど無線通信可能なデータ端末装置、または無線通信システムにおいて動作可能な他の種類の可搬型無線通信装置など、複数の移動局(MS)102,103(2つを示す)を含む。さらに、通信システム100はネットワーク110を含む。ネットワーク110は、基地局制御装置(BSC)116に動作可能に結合された無線基地局(BTS)114を含む、基地局(BS)112を備える。BS112は、BSのカバレッジエリアに存在するMS102および103などのMSに、無線インタフェース106を介して通信サービスを提供する。無線インタフェース106は、1つ以上の順方向リンク制御チャネル、1つ以上の順方向リンク・トラフィック・チャネル、および順方向リンク呼出チャネルなど、複数の通信チャネルを有する順方向リンク107と、1つ以上の逆方向リンク制御チャネル、1つ以上の逆方向リンク・トラフィック・チャネル、および逆方向リンク・アクセス・チャネルなど、複数の通信チャネルを有する逆方向リンク108とを備える。
図2および3は、本発明の実施形態によるMS102,103およびBS112のそれぞれのアーキテクチャのブロック図である。MS102,103およびBS112のそれぞれは、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、その組合せ、または、当業者には公知の他のそのような装置など、それぞれのプロセッサ202および302を備える。さらに、MS102,103およびBS112のそれぞれは、MSおよびBSのそれぞれのプロセッサ202,302に関連し、関連するプロセッサによって実行可能なデータおよびプログラムを記憶し、MSまたはBSが通信システム100において動作するのに必要なすべての機能を実行することを可能とする、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、もしくはそれらのうちの1つ以上、またはその均等物など、それぞれの1つ以上のメモリ装置204,304を備える。1つ以上のメモリ装置304は、ネットワーク110に関連する最新の構成情報、最新のアクセス・パラメータ情報、および最新のシーケンス番号、ならびに乱数閾値(好適には、持続性値)をさらに保持し、1つ以上のメモリ装置204は、構成情報、アクセス・パラメータ情報、乱数閾値(好適には、持続性値)、および時間閾値をさらに保持している。MS102,103の各々は、MSのプロセッサ202に関連するタイマ206をさらに備える。
本発明の実施形態は、好適には、MS102,103およびBS112のそれぞれの内部に実装され、より詳細には、1つ以上のメモリ装置204,304に記憶され、MSおよびBSのプロセッサ202,302によって実行されるソフトウェア・プログラムおよび命令によって、または、このソフトウェア・プログラムおよび命令により実装される。BS112に関して、BSによって、詳細には、BSのプロセッサ302によって実行される本明細書に記載の機能は、BTSまたはBSCの1つ以上のメモリ装置に対応して記憶されているデータおよびプログラムに基づき、BTS114のプロセッサまたはBSC116のプロセッサによって実行されてもよく、BTSおよびBSCのプロセッサに分散されてもよい。しかしながら、これに代えて、例えば、MS102,103、BTS114、およびBSC116のうちの1つ以上において実装されるASICなど、集積回路(IC)、特定用途向け集積回路(ASIC)などのハードウェアにおいて、本発明の実施形態が実装されてよいことが当業者には理解される。本開示に基づき、当業者は、やり直しの実験なしに、そうしたソフトウェア、ハードウェア、またはその両方を容易に製造および実装することができる。
通信システム100は、無線パケット・データ通信システムを備える。MSがBSと通信するために、MS102,103およびBS110のそれぞれは、周知の無線通信プロトコルにしたがって動作する。周知のプロトコルにしたがって動作することによって、MS102および103のユーザには、MSがサービングBS110と通信可能であること、また、BSを介して、関連するネットワークの他の要素と通信可能であることが保証される。好適には、通信システム100は、CDMA(符号分割多重アクセス方式)2000 3G1X通信システムおよびCDMA 2000 HRPD(High Rate Packet Data)通信システムのうちの1つ以上を備える。これらはそれぞれ、CDMA 2000 3G1Xシステムとして動作するセルラー移動通信システムに互換性標準を提供する、3G1X A.S0011〜A.S0017 IOS(Inter Operability Specification)標準と、CDMA 2000 HRPDシステムとして動作するセルラー移動通信システムに互換性標準を提供する、3GPP2 A.S0007,A.S0008,A.S0009 HRPD IOS標準とのうちの1つ以上にしたがって動作する。互換性を確実にするために、これらの標準では、無線システム・パラメータおよび呼出処理手順を含む、無線通信システム動作プロトコルが指定されている。しかしながら、任意の他のCDMS 2000通信システム、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM)通信システム、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・サービス(UMTS)通信システム、時分割多元接続方式(TDMA)通信システム、周波数分割多元接続方式(FDMA)通信システム、または直交周波数分割多重接続方式(OFDM)通信システムなど、様々な無線パケット指向音声通信システムのうちの任意のものにしたがって通信システム100が動作してよいことが、当業者には理解される。
ここで図4Aおよび4Bを参照すると、本発明の実施形態による通信システム100によって実行されるアクセス手順に関する論理フローチャート400が提供されている。論理フローチャート400が開始し(402)、この時、MS102などのMSはアクセス・メッセージをBS112へ伝達することを判定(404)する。例えば、MSは通話を開始すること、MSに対する通話を示す呼出に応答すること、ショート・データ・バースト(SDB)を伝達すること、またはショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージを伝達することを判定する。アクセス・メッセージを伝達すると判定することに応じて、MS102は、構成情報およびアクセス・パラメータ情報など、MSの保持しているシステム・アクセス情報が最新のものであるか否かを判定する(406)。
MSの保持しているシステム・アクセス情報の最新性を確認するために、MS102は、オーバーヘッド・メッセージのシーケンス番号を確認する。例えば、CDMA 2000 3G1X通信システムでは、MS102は、順方向リンク107の呼出チャネルに同調し、一般的な呼出メッセージの構成メッセージ・シーケンス番号を確認することができる。別の一例として、CDMA HRPD(High Rate Packet Data)通信システムでは、MS102は、順方向リンク107のタイミングを取得し、順方向リンク制御チャネルを介してSyncメッセージを受信することができる。その後、MS102は、SPMのシーケンス番号を確認することができる。オーバーヘッド・メッセージのシーケンス番号に基づき、MS102は、このMSの保持しているシステム・アクセス情報が最新であるか否かを判定する。例えば、MS102が未だシーケンス番号を記憶していないとき、または、MS102の保持しているシーケンス番号がオーバーヘッド・メッセージに含まれるシーケンス番号と一致しないとき、あるいは、オーバーヘッド・メッセージに基づき、MS102が、このMSの受信した前の呼出メッセージに関連するカバレッジエリアまたはセクタとは異なる新たなセクタまたはカバレッジエリアに移動したことを理解したときに、MSは、MSのシステム・アクセス情報を更新する必要があることをMSが判定する。別の一例として、CDMA 2000 3G1X通信システムでは、MS102は、RANDMなど、関連するシーケンス番号を有さない、システム・アクセス情報を含むオーバーヘッド・メッセージが送信されていることを判定することができる。その後、MSは、シーケンス番号の値にかかわらず、最新のRANDMを受信する必要があることを判定し得る。
MS102は、このMSの保持しているシーケンス番号が最新であり、新たなシーケンス番号と同一のカバレッジエリアまたはセクタに対応すると判定したとき、更新の時間パラメータ値、すなわち、LastOverheadParametersUpdateIntervalの値を「0」に設定することによって、これを記録することができる。MS102は、このMSの保持しているシーケンス番号がもはや最新ではない、もしくは、新たなシーケンス番号とは異なるカバレッジエリアまたはセクタに対応する、またはその両方であると判定したとき、更新されたシーケンス番号を含み、さらに、最新の構成情報、最新のアクセス・パラメータ情報、および最新の乱数閾値(典型的には、持続性値)など、最新のシステム・アクセス情報を含む、新たなオーバーヘッド・メッセージを待機する。例えば、新たなオーバーヘッド・メッセージは、アクセス・パラメータ・メッセージ(APM)またはセクタ・パラメータ・メッセージ(SPM)を含む。
新たなオーバーヘッド・メッセージを受信すると(410)、MSは、このMSの保持している構成情報、アクセス・パラメータ情報、シーケンス番号、および乱数閾値(すなわち、持続性値)など、MSの保持しているシステム・アクセス情報を更新する(412)。さらに、MS102は、好適には、OverheadParametersUpToDateを「1」に設定することによって、システム・アクセス情報の更新を記録する(414)ことができる。さらに、MS102は、このMSがそのシステム・アクセス情報を更新するのを待機する時間、すなわち、そのシステム・アクセス情報を更新するとMSが判定した後の新たなシステム・アクセス情報の待機に相当する時間を測定する(408)。本発明の一実施形態では、MS102は、更新の時間パラメータの値をインクリメントすることによって(例えば、呼出サイクル毎にLastOverheadParametersUpdateIntervalの値を「1」だけ増加させることによって)、この時間を測定できる。本発明の別の実施形態では、MS102は、このMSのタイマ206を参照し、タイマに関連する値をこのMSの1つ以上のメモリ装置204に一時記憶(buffer)することによって、この時間を測定できる。
MSの保持しているシステム・アクセス情報の更新に応じて、MS102は、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する。アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する際、随意で、MS102は、このMSの保持している乱数閾値が非0であるか否かを判定することができる(416)。乱数閾値が0であるとき、論理フロー400は終了する(442)。すなわち、乱数閾値が0であるとき、持続性テストまたは以下に詳細に記載するように修正した持続性テストの実施は失敗し、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にMS102がアクセス・メッセージの送信を行わないことが当業者には理解される。
乱数閾値が非0であるとき、MS102は、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みるか否かを判定するために、修正版の持続性テストを実行する。すなわち、MS102は乱数を生成し(418)、さらに倍率を生成する(420)。その後、MS102は乱数に倍率を乗じて、スケーリングした乱数を生成し(422)、スケーリングした乱数を乱数閾値(すなわち、持続性値)と比較して、第1の比較結果を生成する(424)。第1の比較結果に基づき、MSは、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定する(426)。すなわち、スケーリングした乱数が乱数閾値より小さいとき、テストは成功であると考えられ、MSは対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。スケーリングした乱数が乱数閾値以上であるとき、テストは失敗であると考えられ、MSはアクセス・メッセージの送信を保留し、ステップ418に戻り、次のアクセス・チャネル・サイクル中に、再びスケーリングした乱数を使用してテストを繰り返す。その後、論理フロー400は終了する(442)。
MS102は、アクセス・メッセージ送信パラメータに基づき倍率を生成する。好適には、アクセス・メッセージ送信パラメータは、APMまたはSPMなど、システム・アクセス情報を含むオーバーヘッド・メッセージにより、順方向リンク107のシグナリング・チャネルを介して、サービングBS112によってMSに対しブロードキャストされる。しかしながら、本発明の別の実施形態では、MSの1つ以上のメモリ装置204にアクセス・メッセージ送信パラメータを事前にプログラムすることができる。アクセス・メッセージ送信パラメータがオーバーヘッド・メッセージを介してMS102へ伝達されるとき、オーバーヘッド・メッセージは、MAX_PSIST_INCL値など、このオーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信パラメータ値が含まれているか否かを示す指標をさらに含むことができる。例えば、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信パラメータ値が含まれているとき、指標を「1」に設定し、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信パラメータ値が含まれていないとき、指標を「0」に設定することができる。
MS102は、測定された時間の長さ、または、測定された時間に関連する値に基づいた係数によりアクセス・メッセージ送信パラメータの値を調整することによって、倍率を生成する。例えば、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、例えば、MAX_PSIST値など、乱数に適用できる最大の調整を含むことができる。本発明のそのような実施形態では、測定された時間の減少に応じてアクセス・メッセージ送信パラメータを下方にスケーリングすることによって、倍率を生成することができる。すなわち、ある長さ以上の時間については、最大アクセス・メッセージ送信パラメータと等しく倍率を設定することができる。より短い時間については、時間が短いほど倍率は小さくなる。その後、MS102は、スケーリングしたアクセス・メッセージ送信パラメータ値を乱数に乗じ、スケーリングした乱数を生成することができる。しかしながら、本発明の別の実施形態では、測定された時間の増加と逆の関係にアクセス・メッセージ送信パラメータを下方にスケーリングすることによって、倍率を生成することができる。すなわち、測定された時間が長いほど倍率は小さくなる。アクセス・チャネルへアクセスをMSに提供することに関して、好適にまたは好適でなく、より長い待機時間を課すか否かの判定は、通信システム100の設計者次第である。
例えば、測定された時間が第1の時間値(例えば、0.5秒)より小さいとき、倍率を0に等しく設定することができる(すなわち、アクセス・メッセージ送信パラメータ値には倍率0が乗じられる)。測定された時間が第2の時間値(例えば、1秒)より大きいとき、倍率をアクセス・メッセージ送信パラメータ値(例えば、MAX_PSIST)に等しく設定することができる(すなわち、アクセス・メッセージ送信パラメータ値には倍率1が乗じられる)。測定された時間が第1の時間値より大きく、かつ、第2の時間値より小さいとき、測定された時間の減少に応じてアクセス・メッセージ送信パラメータ値を減少させることによって、例えば、次式を適用することによって、倍率を判定することができる。
倍率=ROUND[アクセス・メッセージ送信パラメータ値 DIV(2)]
しかしながら、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、これに代えて、測定される時間が次第に長くなることに基づき上方にスケーリングされる最小値であってもよいこと、あるいは、測定された時間に基づき調整できる任意の値を含んでよいことが当業者には理解される。
本発明の別の実施形態では、修正版の持続性テストを行うとき、MS102は、乱数をスケーリングする代わりに、乱数閾値(すなわち、持続性値)をスケーリングすることができる。すなわち、ステップ420の実行後、論理フローチャート400は、ステップ428に進むことができる。ここで、MS102は、乱数閾値に倍率を乗じ、スケーリングした乱数閾値を生成する。例えば、より短い時間に基づき倍率を下方にスケーリングするのではなく、MS102は、これに代えて、閾値を上方にスケーリングすることができる。その後、MS102は、乱数と、スケーリングした乱数閾値とを比較し、第2の比較結果を生成する(430)。第2の比較結果に基づき、MSは、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定する(432)。すなわち、乱数がスケーリングした乱数閾値より小さいとき、テストは成功であると考えられ、MSは対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。乱数がスケーリングした乱数閾値以上であるとき、テストは失敗であると考えられ、MSはアクセス・メッセージの送信を保留し、ステップ418に戻り、次のアクセス・チャネル・サイクル中に、再びスケーリングした乱数閾値を用いてテストを繰り返す。その後、論理フロー400は終了する(442)。
本発明のさらに別の実施形態では、衝突が最も発生し易い状況に対する修正した持続性テストの性能をさらに対象とするために、MS102は、測定された時間が閾値時間値より大きいとき、または、閾値時間値以上であるときにのみ、修正した持続性テストを行うことができる。すなわち、MS102がステップ412にてMSの保持しているシステム・アクセス情報を更新した(また、適切な場合には、ステップ416にて乱数閾値は非0であると判定した)後、論理フローチャート400は、ステップ434に進むことができる。ここで、MS102は、測定された時間が時間閾値より小さいか否かをさらに判定する。測定された時間が時間閾値より大きいとき、または、時間閾値以上であるとき、MS102はステップ418に進み、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みるか否かを判定する際に修正版の持続性テストを実行することができる。測定された時間が時間閾値より小さいとき、MS102は、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みるか否かを判定する際、修正版の持続性テストの代わりに従来技術の持続性テストを実行することができる。すなわち、MS102は乱数を生成し(436)、乱数をMSの保持している乱数閾値と比較して、第3の比較結果を生成することができる(438)。第3の比較結果に基づき、MSは、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定する(440)。すなわち、乱数が乱数閾値より小さいとき、テストは成功であると考えられ、MSは、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。乱数が乱数閾値以上であるとき、テストは失敗であると考えられ、MSはアクセス・メッセージの送信を保留し、ステップ436に戻り、次のアクセス・チャネル・サイクル中に持続性テストを繰り返す。その後、論理フロー400は終了する(442)。
MS102または103などのMSが持続性テストを実行するときのオーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、MSが乱数または乱数閾値をスケーリングすることによって、通信システム100には、同一のオーバーヘッド・メッセージによる構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方の更新後、ネットワーク110などのネットワークへのアクセスを試みる各MSまたは複数のMSによって実行される持続性テストに対するカスタマイゼーションの態様が導入される。そのようなカスタマイゼーションを提供することによって、通信システム100では、ネットワークにアクセスを行うか否か、または、いつアクセスを行うかを複数のMSが判定するときのアクセス・メッセージの衝突の可能性が最小化される。加えて、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間が閾値時間より大きいとき、または、閾値時間値以上であるときにのみ、MSが持続性テストを行うことができることによって、通信システム100では、衝突が最も生じ易い状況に対する修正した持続性テストの性能もさらに対象とされる。
本発明のさらに他の実施形態では、衝突の可能性を最小化するために、従来技術の持続性テストを修正することに代えて、またはこれに加えて、通信システム100は、アクセス・メッセージの最初の送信の前のバックオフ時間を実装することができる。このバックオフ時間は、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づく。ここで図5Aおよび5Bを参照すると、本発明の別の実施形態による通信システム100によって実行されるアクセス手順に関する論理フローチャート500が提供されている。論理フローチャート400と同様に、論理フローチャート500が開始し(502)、この時、MS102などのMSはアクセス・メッセージをBS112へ伝達することを判定(504)する。例えば、MSは通話を開始すること、MSに対する通話を示す呼出に応答すること、ショート・データ・バースト(SDB)を伝達すること、またはショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージを伝達することを判定する。アクセス・メッセージを伝達すると判定することに応じて、MS102は、構成情報およびアクセス・パラメータ情報など、MSの保持しているシステム・アクセス情報が最新のものであるか否かを判定する(506)。
MSの保持しているシステム情報の最新性を確認するために、MS102は、オーバーヘッド・メッセージのシーケンス番号、例えば、CDMA 2000 3G1X通信システムにおける一般的な呼出メッセージの構成メッセージ・シーケンス番号またはHRPD通信システムにおけるSPMのシーケンス番号を確認する。オーバーヘッド・メッセージのシーケンス番号に基づき、MS102は、このMSの保持しているシステム・アクセス情報が最新であるか否かを判定する。MS102は、このMSの保持しているシーケンス番号がもはや最新ではない、もしくは、新たなシーケンス番号とは異なるカバレッジエリアまたはセクタに対応する、またはその両方であると判定したとき、更新されたシーケンス番号を含む新たなオーバーヘッド・メッセージ、すなわち、新たなAPMまたはSPMを待機する。別の一例として、CDMA 2000 3G1X通信システムでは、MS102は、RANDMなど、関連するシーケンス番号を有さない、システム・アクセス情報を含むオーバーヘッド・メッセージが送信されていることを判定することができる。その後、MSは、シーケンス番号の値にかかわらず、最新のRANDMを受信する必要があることを判定し得る。新たなオーバーヘッド・メッセージを受信すると(510)、MSは、このMSの保持している構成情報、アクセス・パラメータ情報、シーケンス番号、および乱数閾値(すなわち、持続性値)などのうちの1つ以上を更新する(512)。
さらに、MS102は、好適には、OverheadParametersUpToDateを「1」に設定することによって、システム・アクセス情報の更新を記録する(514)ことができる。さらに、MS102は、このMSがそのシステム・アクセス情報を更新するのを待機する時間、すなわち、そのシステム・アクセス情報を更新するとMSが判定した後の新たなシステム・アクセス情報の待機に相当する時間を測定する(508)。本発明の一実施形態では、MS102は、更新の時間パラメータの値をインクリメントすることによって(例えば、LastOverheadParametersUpdateIntervalの値を「1」だけ増加させることによって)、この時間を測定できる。本発明の別の実施形態では、MS102は、このMSのタイマ206を参照し、タイマに関連する値をこのMSの1つ以上のメモリ装置204に一時記憶することによって、この時間を測定できる。さらに、MS102は、更新されたシーケンス番号を含む、アクセス・パラメータ・メッセージ(APM)またはセクタ・パラメータ・メッセージ(SPM)などの新たなオーバーヘッド・メッセージを待機する。
その後、MSの保持しているシステム・アクセス情報の更新に応じて、MS102は、アクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・プローブを伝達するか否かを判定する。随意で、MS102は、このMSの保持している乱数閾値(好適には、持続性値)が非0であるか否かを判定することができる(516)。乱数閾値が0であるとき、論理フロー500は終了する(536)。すなわち、乱数閾値が0であるとき、持続性テストまたは修正した持続性テストの実施は失敗し、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にMS102がアクセス・メッセージを送信しないことが当業者には理解される。
乱数閾値が非0であるとき、MS102は、従来技術の持続性テストなどの持続性テストの実施にしたがって、またさらに、追加のバックオフ時間の算出に基づき、アクセス・スロットによりアクセス・メッセージを送信できるか否かを判定する。すなわち、乱数閾値が非0であるとき、MS102は乱数を生成し(518)、乱数を乱数閾値と比較して、第4の比較結果を生成する(520)。第4の比較結果に基づき、MSは、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定する(522)。すなわち、乱数が乱数閾値より小さいとき、持続性テストは成功であると考えられ、MSは対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。乱数が乱数閾値以上である場合、持続性テストは失敗であると考えられ、MSはアクセス・メッセージの送信を保留する。
持続性テストが成功し、MS102が、アクセス・メッセージを送信することを判定したとき、MSは、このMSの判定した(524)バックオフ時間の終了まで、アクセス・メッセージの送信を保留する(526)。持続性テストが失敗したとき、MS102はステップ522からステップ518に戻り、持続性テストを再実行する。再実行した持続性テストが成功であると考えられるとき、MS102は、ステップ524,526にて、さらにバックオフ時間の算出および実装に基づき、アクセス・スロットによりアクセス・メッセージを送信することができる。このバックオフ時間は以下に記載のアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値に基づいている。また、このバックオフ時間は、アクセス・メッセージの送信遅延に対し従来技術によって提供される任意の他のバックオフ時間(例えば、シーケンス・バックオフ遅延(RS))に加えられるか、あるいは、それに代えられる。その後、論理フロー500は終了する(536)。判定されたバックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留することによって、複数の移動局により送信されるアクセス・メッセージの衝突の可能性が最小化される。
MS102は(MSの生成した)乱数に倍率を乗じることによって、バックオフ時間を判定する。この倍率は、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づく。好適には、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータは、APMまたはSPMなどのオーバーヘッド・メッセージにより、順方向リンク107のシグナリング・チャネルを介して、サービングBS112によってMSに対しブロードキャストされる。しかしながら、本発明の別の実施形態では、MSの1つ以上のメモリ装置204にアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを事前にプログラムすることができる。アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータがオーバーヘッド・メッセージを介してMS102へ伝達されるとき、オーバーヘッド・メッセージは、MAX_ADD_BKOFF_INCL値など、このオーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値が含まれているか否かを示す指標をさらに含むことができる。例えば、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信パラメータ値が含まれているとき、指標を「1」に設定し、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信パラメータ値が含まれていないとき、指標を「0」に設定することができる。
MS102は、測定された時間の長さ、または、測定された時間に関連する値に基づいた係数によりアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータの値を調整することによって、倍率を生成する。例えば、アクセス・メッセージ送信バックオフ・パラメータ値は、例えば、MAX_ADD_BACKOFF値など、乱数に適用できる最大の調整を含むことができる。本発明のそのような実施形態では、測定された時間の減少に応じてアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを下方にスケーリングすることによって、倍率を生成することができる。すなわち、ある長さ以上の時間については、最大アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータと等しく倍率を設定することができる。より短い時間については、倍率は小さくなる。その後、MS102は、スケーリングしたアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値を乱数に乗じ、スケーリングした乱数を生成することができる。しかしながら、本発明の別の実施形態では、測定された時間の増加と逆の関係にアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを下方にスケーリングすることによって、倍率を生成することができる。すなわち、測定された時間が長いほど倍率は小さくなる。アクセス・チャネルへアクセスをMSに提供することに関して、好適にまたは好適でなく、より長い待機時間を課すか否かの判定は、通信システム100の設計者次第である。
例えば、測定された時間が第1の時間値(例えば、0.5秒)より小さいとき、倍率を0に等しく設定することができ、バックオフ時間は0秒に等しくなる(すなわち、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値には倍率0が乗じられる)。測定された時間が第2の時間値(例えば、1秒)より大きいとき、倍率をアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータの最大値(例えば、MAX_ADD_BACKOFF)に相当する時間に等しく設定することができる(すなわち、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値には倍率1が乗じられる)。測定された時間が第1の時間値より大きく、かつ、第2の時間値より小さいとき、0と1との間の係数によってアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを調整することができる。例えば、測定された時間が第1の時間値より大きく、かつ、第2の時間値より小さいとき、次のように倍率を判定することができる。
倍率=ROUND[アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値 DIV(2)]
しかしながら、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、これに代えて、測定される時間が次第に長くなることに基づき上方に調整される最小値であってもよいこと、あるいは、測定された時間に基づき調整できる任意の値を含んでよいことが当業者には理解される。
本発明の別の実施形態では、衝突が最も発生し易い状況に対するバックオフ時間の適用をさらに対象とするために、MS102は、測定された時間が閾値時間値より大きいとき、または、閾値時間値以上であるときにのみ、バックオフ時間を適用することができる。すなわち、MS102がステップ512にてMSの保持しているシステム・アクセス情報を更新した後、論理フローチャート500は、ステップ528に進むことができる。ここで、MS102は、測定された時間が時間閾値より小さいか否かをさらに判定する。乱数閾値が非0であり、かつ、測定された時間が閾値時間値より大きいとき、または、閾値時間値以上であるとき、MS102はステップ518に進み、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みるか否かを判定する際に、持続性テストを実行し、バックオフ時間を判定することができる。乱数閾値が非0であり、かつ、測定された時間が時間閾値より小さいとき、MS102は、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みるか否かを判定する際、バックオフ時間を判定することを保留することができる。すなわち、乱数閾値が非0であり、かつ、測定された時間が時間閾値より小さいとき、MS102は乱数を生成し(530)、乱数を乱数閾値と比較して、第5の比較結果を生成することができる(532)。第5の比較結果に基づき、MSは、アクセス・プローブを送信するか否かを判定する(534)。すなわち、乱数が乱数閾値より小さいとき、テストは成功であると考えられ、MSは、対応するアクセス・チャネル・サイクル中にアクセス・チャネル上で送信を試みる。乱数が乱数閾値以上である場合、テストは失敗であると考えられ、MSはアクセス・メッセージの送信を保留し、ステップ530に戻り、次のアクセス・チャネル・サイクル中に持続性テストを再実行する。その後、論理フロー500は終了する(536)。
MS102または103などのMSがアクセス・メッセージを最初に送信する前のオーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、MSがバックオフ時間を実装することによって、通信システム100では、同一のオーバーヘッド・メッセージによる構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方の更新後、アクセス・ネットワーク、すなわち、ネットワーク110へのアクセスを複数のMSが試みるときのアクセス・メッセージの衝突の可能性が最小化される。さらに、バックオフ時間がオーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づくことができることによって、通信システム100では、通信システムによってサービス提供される各MSによるバックオフ時間の判定の際、カスタマイゼーションの態様が提供される。加えて、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間が閾値時間より大きいとき、または、閾値時間値以上であるときにのみ、MSがバックオフ時間を実装することができることによって、通信システム100では、衝突が最も生じ易い状況に対する修正したバックオフ時間の実装もさらに対象とされる。
上述のように、持続性テストの実行中に行われるスケーリング、または、アクセス・メッセージの送信の前のバックオフ時間の判定は、基地局によってブロードキャストされるアクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値に基づくことができる。ここで図6を参照すると、本発明の様々な実施形態によりそのようなアクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値を提供することによって、通信ネットワーク110への無線アクセスを制御する方法を示す論理フローチャート600が示されている。論理フローチャート600が開始し(602)、この時、BS112はアクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値(参照を容易にするため、ここでは集合的にアクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値と呼ぶ)を生成する(604)。上述のように、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定するために持続性テストを実行するとき、乱数をスケーリングするためにMS102および103などのMSによって使用され、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、持続性テストの実行成功の際にアクセス・メッセージの送信を行う前、または、持続性テストの実行不成功の際の再実行の前に、バックオフ時間を判定するためにMSによって使用される。
その後、BS112は、APMまたはSPMなどのオーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を含める(606)。BS112は、オーバーヘッド・メッセージがアクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を含むか否かを示す、MAX_PSIST_INCL値またはMAX_ADD_BKOFF_INCL値などの指標を、オーバーヘッド・メッセージに含めることができる(608)。例えば、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値が含まれているとき、指標を「1」に設定し、オーバーヘッド・メッセージにアクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値が含まれていないとき、指標を「0」に設定することができる。その後、BS112は順方向リンク107のシグナリング・チャネルを介してオーバーヘッド・メッセージをブロードキャストし(610)、論理フロー600は終了する(612)。
BS112は、BS112がサービス提供するMSの数、ACH(アクセス・チャネル)またはEACH(改良されたアクセス・チャネル)など、無線インタフェース106におけるアクセス・チャネルの数、またはアクセス・メッセージの送信に用いることのできる無線インタフェース106におけるアクセス・チャネル・スロットの数に基づき、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を判定することができる。例えば、サービス提供されるMSの数、アクセス・チャネルの数、またはアクセス・チャネル・スロットの数が大きいほど、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値は大きくなる。BS112は、BSがサービス提供するMSの位置と、BSがサービス提供する高速MSの数と、カバレッジエリア半径など、BS112がサービス提供するカバレッジエリアの1つ以上の地理的寸法とのうちの1つ以上に基づき、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を判定することができる。この地理的寸法は、MSの位置に基づき判定することができる。MSがソフト・ハンドオフ・モードで動作しているとき、例えば、1つ以上のBSによってMSから受信される信号の到達方向または到達時間に基づきMSの位置を特定する多くの周知技術が存在し、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書において、そうした任意の技術を用いることができる。例えば、MSがより分散されているほど、または、BS112がサービス提供するカバレッジエリアの地理的寸法が大きいほど、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値は小さくなる。
さらに、BS112は、無線インタフェース106の負荷または無線インタフェース106の輻輳に基づき、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を判定することができる。例えば、無線インタフェース106の負荷または輻輳が重度であるほど、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値は大きくなる。例えば、無線インタフェース106の負荷は、BS112のサービス提供するMSにBSが割り当てるチャネルの数に対応してもよく、割当可能なチャネルの数に対応してもよい。別の一例として、無線インタフェース106に関連する品質メトリックに基づき、無線インタフェース106の輻輳を判定することができる。そのような一実施形態では、MS102は、無線インタフェース106のパイロット・チャネルまたは他の共通もしくは専用チャネルを監視し、フレーム誤り率(FER)、ビット誤り率(BER)、信号対雑音比(SNR)、搬送波対干渉(C/I)比、またはそのような信号の信号強度など、そのような監視された信号に関する品質メトリックを判定することができる。その後、MS102は、サービングBS112に品質メトリックを伝達し返すことができる。これに代えて、BS112は、MSから受信した信号に関するFER、BER、SNR、C/Iまたは信号強度のなどの品質メトリックを判定することができる。その後、BS112は、例えば、判定した品質メトリックを1つ以上の品質メトリック閾値と比較することによって、品質メトリックに基づき無線インタフェースの輻輳を判定することができる。ここで、各閾値は、様々な輻輳のレベルに対応している。さらに、BS112は、MS102がアイドル状態のハンドオフによって新たなシステム・パラメータを含むオーバーヘッド・メッセージをキャプチャしているか否かに基づき、アクセス・メッセージ送信/バックオフ・パラメータ値を判定することができる。
MS102などのMSが、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間や、いつ持続性テストを実行するかに基づき、乱数または乱数閾値をスケーリングすること、または、最初のアクセス・メッセージの送信前に、そうした時間に基づきバックオフ時間を実装することによって、通信システム100では、同一のオーバーヘッド・メッセージによる構成情報、アクセス・パラメータ情報、またはその両方の更新後、ネットワーク、すなわち、ネットワーク110へのアクセスを複数のMSが試みるときのアクセス・メッセージの衝突の可能性が最小化される。通信システム100では、BS、すなわち、BS112によって、そうしたMSの各々に対し、アクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値がブロードキャストされる。このアクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値を用いて、MSは、乱数もしくは乱数閾値をスケーリングすること、または、バックオフ時間を判定することができる。あるいは、BSは、無線インタフェース、すなわち、無線インタフェース106の負荷、無線インタフェースの輻輳、無線インタフェースにおけるアクセス・チャネルの数、MS、すなわち、MS102と同一のカバレッジエリアに位置するMSの数、利用可能なアクセス・チャネル・スロットの数、(BSに関連する)カバレッジエリアの地理的寸法、および、カバレッジエリアが複数の高速MSを含むか否かのうちの1つ以上に基づき、アクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値を判定することができる。上述の考慮に基づきアクセス・メッセージ送信パラメータ値またはアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値を判定することによって、BSは、パラメータに割り当てられている値の無線周波数(RF)の影響を考慮することができる。
本発明の実施形態による無線通信システムのブロック図。 本発明の実施形態による図1の移動局のアーキテクチャのブロック図。 本発明の実施形態による図1の基地局のアーキテクチャのブロック図。 本発明の実施形態による図1の通信システムによって実行されるアクセス手順の論理フローチャート。 本発明の実施形態による図1の通信システムによって実行されるアクセス手順の図4Aに示した論理フローチャートの続き。 本発明の別の実施形態による図1の通信システムによって実行されるアクセス手順の論理フローチャート。 本発明の別の実施形態による図1の通信システムによって実行されるアクセス手順の図5Aに示した論理フローチャートの続き。 本発明の様々な実施形態による図1の通信システム・ネットワークへの無線アクセスを制御する方法の論理フローチャート。

Claims (38)

  1. 無線通信ネットワークへの移動局のアクセスを制御する方法であって、
    ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定する工程と、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定する工程と、からなる方法。
  2. アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定する工程は、
    乱数を生成する工程と、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成する工程と、
    スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定する工程と、を含む請求項1に記載の方法。
  3. スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程は、
    スケーリングした乱数を閾値と比較し、比較結果を生成する工程と、
    比較結果に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、を含む請求項2に記載の方法。
  4. スケーリングする工程は、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ送信パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータを生成する工程と、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータに基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成する工程と、を含む請求項2に記載の方法。
  5. スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程は、
    乱数閾値が非0であるか否かを判定する工程と、
    乱数閾値が非0であるとき、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、を含む請求項2に記載の方法。
  6. スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程は、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に関連する値を時間閾値と比較する工程と、
    該時間に関連する値が時間閾値より小さいとき、乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、
    該時間に関連する値が時間閾値より大きいとき、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、を含む請求項2に記載の方法。
  7. スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定する工程は、
    乱数をスケーリングし、バックオフ値を生成する工程と、
    得られたバックオフ値に基づき、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定する工程と、を含む請求項2に記載の方法。
  8. スケーリングする工程は、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを生成する工程と、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成する工程と、を含む請求項7に記載の方法。
  9. オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程は、
    乱数を生成する工程と、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に基づき乱数閾値をスケーリングし、スケーリングした乱数閾値を生成する工程と、
    乱数およびスケーリングした乱数閾値の比較結果に基づきアクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、を含む請求項1に記載の方法。
  10. スケーリングする工程は、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ送信パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータを生成する工程と、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータに基づき乱数閾値をスケーリングし、スケーリングした乱数閾値を生成する工程と、を含む請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信ネットワークへの移動局のアクセスを制御する方法であって、
    ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定する工程と、
    持続性テストを実行する工程と、
    バックオフ時間を判定する工程と、
    持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの最初の送信を保留する工程と、からなる方法。
  12. システム・アクセス情報を含むオーバーヘッド・メッセージを待機する工程と、
    バックオフ時間を判定する工程は、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきバックオフ時間を判定する工程を含むことと、を含む請求項11に記載の方法。
  13. バックオフ時間を判定する工程は、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づきバックオフ時間を判定する工程を含む請求項11に記載の方法。
  14. バックオフ時間を判定する工程は、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを生成する工程と、
    調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づきバックオフ時間を判定する工程と、を含む請求項13に記載の方法。
  15. アクセス・メッセージの送信を保留する工程は、
    乱数閾値が非0であるか否かを判定する工程と、
    乱数閾値が非0であるとき、持続性テストに基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定し、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留する工程と、を含む請求項11に記載の方法。
  16. アクセス・メッセージの送信を保留する工程は、
    オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に関連する値を時間閾値と比較する工程と、
    該時間に関連する値が時間閾値より小さいとき、追加のバックオフ時間を適用することなく、持続性テストに基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定する工程と、
    該時間に関連する値が時間閾値より大きいとき、持続性テストに基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定し、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留する工程と、を含む請求項11に記載の方法。
  17. 持続性テストの実行失敗に応じて、持続性テストを再実行する工程と、
    持続性テストの再実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留する工程と、バックオフ時間はアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づくことと、を含む請求項11に記載の方法。
  18. バックオフ時間は一連のバックオフ遅延に加えられる請求項17に記載の方法。
  19. 通信ネットワークへの無線アクセスを制御する方法であって、
    アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成する工程と、
    アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの同1つ以上をオーバーヘッド・メッセージによりブロードキャストする工程と、
    アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定するために持続性テストを実行するとき、乱数をスケーリングするために移動局によって使用されることと、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、アクセス・メッセージを最初に送信する前にバックオフ時間を判定するために移動局によって使用されることと、からなる方法。
  20. 構成情報およびアクセス・パラメータ情報のうちの1つ以上を含むオーバーヘッド・メッセージを待機する工程と、
    アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成する工程は、移動局がアイドル状態のハンドオフによりオーバーヘッド・メッセージをキャプチャしているか否かに基づき、アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成する工程を含むことと、を含む請求項19に記載の方法。
  21. ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定し、かつ、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定するように構成されているプロセッサを備えた移動局。
  22. プロセッサは、乱数を生成することと、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成することと、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定することとによって、アクセス・メッセージを伝達するか否か、および、アクセス・メッセージをいつ伝達するかのうちの1つ以上を判定するように構成されている請求項21に記載の移動局。
  23. プロセッサは、スケーリングした乱数を閾値と比較し、比較結果を生成することと、比較結果に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することとによって、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定するように構成されている請求項22に記載の移動局。
  24. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ送信パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータを生成することと、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータに基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成することとによって、乱数をスケーリングするように構成されている請求項22に記載の移動局。
  25. プロセッサは、乱数閾値が非0であるか否かを判定することと、乱数閾値が非0であるとき、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することとによって、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定するように構成されている請求項22に記載の移動局。
  26. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に関連する値を時間閾値と比較することと、該時間に関連する値が時間閾値より小さいとき、乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することと、該時間に関連する値が時間閾値より大きいとき、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することとによって、スケーリングした乱数に基づきアクセス・メッセージを伝達するか否かを判定するように構成されている請求項22に記載の移動局。
  27. プロセッサは、乱数をスケーリングし、バックオフ値を生成することと、得られたバックオフ値に基づき、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定することとによって、スケーリングした乱数に基づき、アクセス・メッセージをいつ伝達するかを判定するように構成されている請求項22に記載の移動局。
  28. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを生成することと、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づき乱数をスケーリングし、スケーリングした乱数を生成することとによって、乱数をスケーリングするように構成されている請求項27に記載の移動局。
  29. プロセッサは、乱数を生成することと、オーバーヘッド・メッセージの待機に基づき乱数閾値をスケーリングすることと、乱数およびスケーリングした乱数閾値の比較結果に基づきアクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することとによって、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定するように構成されている請求項21に記載の移動局。
  30. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ送信パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータを生成することと、調整済みアクセス・メッセージ送信パラメータに基づき乱数閾値をスケーリングし、スケーリングした乱数閾値を生成することとによって、乱数閾値をスケーリングするように構成されている請求項29に記載の移動局。
  31. ネットワークへアクセス・メッセージを伝達することを判定し、持続性テストを実行し、バックオフ時間を判定し、かつ、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの最初の送信を保留するように構成されているプロセッサを備えた移動局。
  32. プロセッサは、システム・アクセス情報を含むオーバーヘッド・メッセージを待機するように構成されていることと、プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきバックオフ時間を判定することと、を含む請求項31に記載の移動局。
  33. プロセッサは、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づきバックオフ時間を判定することによって、バックオフ時間を判定する請求項31に記載の移動局。
  34. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に基づきアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを調整し、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータを生成することと、調整済みアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づきバックオフ時間を判定することとによって、バックオフ時間を判定する請求項33に記載の移動局。
  35. プロセッサは、乱数閾値が非0であるか否かを判定することと、乱数閾値が非0であるとき、持続性テストに基づきアクセス・メッセージを伝達するか否かを判定し、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留することとによって、アクセス・メッセージの送信を保留する請求項31に記載の移動局。
  36. プロセッサは、オーバーヘッド・メッセージの待機に相当する時間に関連する値を時間閾値と比較することと、該時間に関連する値が時間閾値より小さいとき、追加のバックオフ時間を適用することなく、持続性テストに基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定することと、該時間に関連する値が時間閾値より大きいとき、持続性テストに基づき、アクセス・メッセージを伝達するか否かを判定し、持続性テストの実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留することとによって、アクセス・メッセージの送信を保留する請求項31に記載の移動局。
  37. プロセッサは、持続性テストの実行失敗に応じて、持続性テストを再実行し、かつ、持続性テストの再実行成功に応じて、バックオフ時間の終了までアクセス・メッセージの送信を保留するように構成されていることと、バックオフ時間はアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータに基づき判定されることと、を含む請求項31に記載の移動局。
  38. アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの1つ以上を生成し、かつ、アクセス・メッセージ送信パラメータおよびアクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータのうちの同1つ以上をオーバーヘッド・メッセージによりブロードキャストするように構成されているプロセッサと、アクセス・メッセージ送信パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信するか否かを判定するために持続性テストを実行するとき、乱数をスケーリングするために移動局によって使用されることと、アクセス・メッセージ・バックオフ・パラメータ値は、アクセス・メッセージを送信する前にバックオフ時間を判定するために移動局によって使用されることと、からなる基地局。
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