JP2008541488A - 二酸化炭素供給システム - Google Patents

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Abstract

高純度の二酸化炭素流体を送達するためのシステムおよび装置が提供される。システムは少なくとも2つの別個の半導体アプリケーション6、14を含み、前記アプリケーションの1つは冷却を必要とする。二酸化炭素の流れの第1の部分が供給ライン1から引き出されて第1の半導体アプリケーション6へ方向付けられる。第2の部分は供給ライン1から引き出されて減圧装置12を横断し、第2の半導体アプリケーション14へ経路付けられ、それによって第2の半導体アプリケーションに入る第2の気体の温度および圧力が低減される。

Description

本発明は、冷却を必要とする半導体アプリケーションにおいて二酸化炭素流体を使用するシステムおよび装置に関するものである。
半導体デバイスの製造は多くの別個のステップを必要とし、これらステップでは、複数のアプリケーション(または装置)が、集積回路を構築するためのプロセス(工程)を実施する。これらのプロセスのいくつかは、薄膜蒸着、リソグラフィ・パターンの現像、プラズマ・エッチング、金属蒸着、イオン注入、熱酸化/熱アニーリング、化学的機械研磨/平坦化などを含む。
これらの別個の処理ステップのいくつかの合間に、半導体デバイスは、汚染物質および残留物を除去するように清浄化されることができる。最も通常の半導体清浄化アプリケーションは、有機、無機および水性の液体の化学溶液を用いたプロセスを実施する。残念ながらこれらの化学物質は、一部の汚染物質および残留物を半導体デバイスから適切に除去しない。さらに、いくつかの液体化学溶液は、半導体デバイスに有害な物理特性を有していることがある。表面張力などの液体化学溶液の特性がナノ・フィーチャのデバイスに毛管作用を生じさせる可能性があり、これは画像劣化を招き得る。さらに、通常の清浄化アプリケーションは多くの場合、ウェハを乾燥させて残留水分を除去するために追加の処理ステップを必要とする。
通常の清浄化アプリケーション・プロセスの有害な影響を克服するために、化学添加剤と共に、または化学添加剤なしに超臨界二酸化炭素を用いる半導体清浄化アプリケーションが開発されている。本明細書で使用する「超臨界」という用語は、臨界温度および臨界圧力(例えば二酸化炭素の場合、それぞれ31℃および7.36MPa(1067psia))を超える流体を指すものとして当業者には理解されよう。これらの新しい半導体清浄化アプリケーションを支援するものとして、高圧の二酸化炭素を半導体製造設備全体を通して分配する超臨界二酸化炭素供給および再循環システムも開発されている。
プラズマ・エッチング、熱酸化/熱アニーリング、液体/蒸気廃棄物の排出分離などといった他の半導体アプリケーションは多くの場合、低いプロセス温度を維持するために冷却ユーティリティを必要とする。現在、これらの半導体アプリケーションには、局所的に利用可能な冷却ユーティリティを用いて冷却が提供されている。一般的な冷却ユーティリティは水ベースの冷却システムを含み、これは、以下の表に示した温度で、半導体アプリケーションに冷却液を供給し、戻る冷却液を受け取る。
Figure 2008541488
水ベースの冷却システムの使用に関する重大な不都合は、大気圧における純水の凝固点である0℃(32°F)未満のプロセス温度に達することが難しいことである。水ベースの冷却システムに関連する他の不都合には、汚染の問題および水処理設備に伴う高コストが含まれる。0℃(32°F)未満の冷却液温度は、プロセス温度の冷却速度を高めることにより、いくつかの半導体アプリケーションに関連するサイクル時間を短縮することができる。蒸気/液体廃棄物の排出分離システムなどの他の半導体アプリケーションは、0℃(32°F)未満の温度でより効率的に動作する。
半導体アプリケーションに冷却ユーティリティを提供する他の手段は、機械的な蒸気圧縮システムの使用を含む。これらのシステムは、圧縮機、蒸発器、凝縮器および冷媒貯蔵容器を含む。Sonnekalbらに対する米国特許第6085544号明細書は二酸化炭素ベースの機械的な冷却システムについて説明しており、このシステムにおいて、二酸化炭素は臨界密度の50パーセント〜100パーセントの密度に維持される。そのような蒸気圧縮冷却システムは、設置や、半導体アプリケーションに対して適合させるのに費用がかかる傾向がある。さらに、これらのシステムはプロセス条件の変更に応答するのにかなりの時間を要するため、制限を受ける。
Paganessiに対する米国特許第5660047号明細書は、一次液体冷媒を用いて二次液体冷媒を冷却し、次いで二次液体冷媒を用いて半導体アプリケーション内の設備の一部を冷却することを開示している。一次冷媒の液体は、熱交換器を含む圧力容器へ送られる。冷媒は第1の熱交換器へ噴霧され、そこで蒸発して二次液体冷媒を冷却する。一次冷媒の蒸発によって生じた一次冷媒の蒸気は第2の熱交換器へ送られて二次液体冷媒を予冷するために使用され、その後、二次液体冷媒は第1の熱交換器へ供給される。次いで二次液体冷媒は半導体アプリケーションへ送られて、設備を冷却するために設備の一部を通して循環される。記載したシステムに関連する不都合は、一次液体冷媒を低温で熱交換器へ送出しなければならないことである。それゆえ一次冷媒の供給源は、流体への熱の侵入を最小限にするために、半導体製造設備内の半導体アプリケーションの近くに配置されなければならない。しかし、半導体アプリケーションの近くに流体貯蔵システムを設置するためには、半導体製造設備内の空間利用に関連するコストがきわめて高くなる可能性がある。あるいは一次冷媒の液体を半導体製造設備の外部の供給源から送ることもできる。しかし、冷媒の供給源と熱交換器との間の距離との関係で、一次冷媒の供給源から熱交換器までの移送配管を効果的に絶縁することに伴うコストが著しく増加する。
カツミらに対する特開2002−204942号公報は、冷却システムの圧縮機に注入される液体の流れから汚染物質を取り出すプロセスについて説明している。圧縮機の吐出圧力は、二酸化炭素の臨界圧力に一致するか、超えている。次いで、混合物は低圧になるように流量調節され、冷却を生じさせて2相混合物を生成する。この2相混合物は相分離装置で分離され、その結果生じた二酸化炭素蒸気/汚染物質の流れが圧縮機へ再循環され、一方、汚染物質を含まない液体の流れが収集される。記載されたシステムに伴う不都合は、相分離装置を出た二酸化炭素が汚染物質を含み、したがって他のアプリケーションに使用することができないことである。
関連技術は、清浄化媒体として低温の二酸化炭素を使用する半導体清浄化プロセスについても説明している。例えばAhmadiらに対する米国特許出願公開第2003/0119424号明細書はスノー清浄化プロセス(snow cleaning process)について説明しており、このプロセスでは、高圧の二酸化炭素が注入ノズルを通して低圧になるように流量調節され、低圧の固体/蒸気混合物を発生させている。2相混合物は、固体の二酸化炭素粒子が半導体デバイスの表面に当たるように半導体または他のデバイスへ向けられる。固体の二酸化炭素粒子からの運動量移動は、表面の汚染物質が半導体または他のデバイスから分離されるのを促す。さらに、半導体または他のデバイスを加熱して、デバイスの表面に接触している固体の二酸化炭素粒子の蒸発を促す。半導体または他のデバイスの表面が暖かいこと、および蒸発した気体が冷たいことによる熱泳動が、デバイス表面からの残りの汚染物質の分離を促す。
Costantiniらに対する米国特許第6612317号明細書、およびDeSimoneらに対する米国特許出願公開第2003/0051741号明細書は、二酸化炭素ベースの半導体ウェハ清浄化アプリケーションについて説明している。半導体ウェハ清浄化アプリケーションを出た液体の二酸化炭素は、より低圧の廃棄物収集容器へ方向付けられる。その結果生じる圧力低下によってより低温の流れが生成され、その流れがより低圧の廃棄物収集容器内に集められる。
二酸化炭素ベースの半導体清浄化アプリケーションに伴う不都合は、それらが一定且つ制御された態様で冷却を生じさせないことである。これらの清浄化アプリケーションは、個々のデバイスが別々に処理されるバッチ方式で動作する。
そのプロセスは、半導体デバイスを圧力チャンバに挿入することによって始まる。チャンバはまず二酸化炭素により加圧される。高圧の二酸化炭素に追加の溶媒および化学物質を注入して、二酸化炭素ベースの清浄化溶液を生成する。その二酸化炭素ベースの清浄化溶液は圧力チャンバを通して循環され、半導体デバイスからの汚染の除去を促す。再循環後、二酸化炭素が圧力チャンバを通して供給されてもよく、また清浄化溶液をパージするために直接排出されてもよい。所望のレベルの汚染除去を実施するために、必要に応じて追加の化学物質の注入、再循環およびパージが繰り返される。清浄化プロセスが終了すると、清浄化アプリケーションからすべての二酸化炭素を排出することによって圧力チャンバが大気圧まで減圧され、半導体デバイスが取り出される。
清浄化プロセスのパージ・ステップ中、清浄化溶液が清浄化アプリケーションから排出されるので清浄化溶液の圧力は著しく低減される。高い圧力差に伴うジュール・トムソン効果によって、より低圧低温の排出流が生じる。通常、パージ・ステップが終了するまでの間、清浄化アプリケーションの排出弁の両端での圧力差が維持される。減圧ステップでもより低圧低温の排出流が生じるが、清浄化アプリケーションの内圧が減少すると圧力差が低減され、排出流の温度が上昇する。清浄化アプリケーションが大気圧に達すると、排出流が止まり、清浄化された半導体デバイスが清浄化アプリケーションから取り出される。
記載された清浄化アプリケーションによって生成される低温の排出流は極めて断続的であり、清浄化アプリケーション・プロセスのパラメータに応じて変動する。それゆえ半導体清浄化アプリケーションからの排出は、連続的な定常状態の冷却源を提供することができない。さらに、この関連技術は、清浄化アプリケーションによって生成された低温の排出流を、別の半導体アプリケーションへ送出するための冷媒として使用することを認識していない。
関連技術の不都合を克服するために、本発明の目的は、二酸化炭素の流れの第1の部分が半導体アプリケーションへ送られ、前記二酸化炭素の流れの第2の部分が、冷却を必要とする半導体アプリケーションへ送られるシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、前記第2の部分を、制御された連続的な態様で、冷却を必要とする半導体アプリケーションに送ることである。
本発明の他の目的は、清浄化アプリケーションおよび冷却アプリケーションの両方に単一の二酸化炭素処理システムを用いることによって、半導体アプリケーション用の冷却生成システムに関する設備投資を軽減することである。
本発明の他の目的および利点は、本明細書、本明細書に添付の図面、および特許請求の範囲を検討することによって、当業者には明らかになるであろう。
前述の目的は、本発明のシステムおよび装置によって満たされる。
本発明の第1の観点によれば、二酸化炭素流体を少なくとも2つの別個の半導体アプリケーションに供給するためのシステムであって、前記アプリケーションの1つが冷却を必要とするシステムが提供される。このシステムは、(a)二酸化炭素成分を含む流体を前処理して、前処理された二酸化炭素の流れを形成する前処理手段を利用するステップ、(b)前処理された二酸化炭素の流れの第1の部分を、第1の管路を介して第1の半導体アプリケーションへ方向付けるステップであって、第1の部分は、この第1の半導体アプリケーションで第1の流出液の流れに変えられるステップ、(c)前処理された二酸化炭素の流れの第2の部分を、第2の管路を介して減圧装置を横断するように方向付け、より低圧低温の第2の流れを形成するステップ、および(d)減圧装置を出たより低圧低温の第2の流れを第2の半導体アプリケーションへ経路付けするステップであって、低圧低温の流れは、第2の半導体アプリケーション内の冷却ユーティリティとして用いられ、次いで第2の流出液の流れに変えられるステップを含む。
本発明の他の観点によれば、二酸化炭素流体を少なくとも2つの別個の半導体アプリケーションに供給するための装置であって、前記アプリケーションの1つが冷却を必要とする装置が提供される。このシステムは、(a)二酸化炭素成分を含む流体を前処理して、前処理された二酸化炭素の流れを形成する前処理手段を利用するステップ、(b)前処理された二酸化炭素の流れの第1の部分を、第1の管路を介して第1の半導体アプリケーションへ方向付けるステップであって、第1の部分は、この第1の半導体アプリケーションで第1の流出液の流れに変えられるステップ、(c)前処理された二酸化炭素の流れの第2の部分を、第2の管路を介して減圧装置を横断するように方向付け、より低圧低温の第2の流れを形成するステップ、および(d)減圧装置を出たより低圧低温の第2の流れを第2の半導体アプリケーションへ経路付けするステップであって、低圧低温の流れは、第2の半導体アプリケーション内の冷却ユーティリティとして用いられ、次いで第2の流出液の流れに変えられるステップを含む。
本発明は、図面を参照することによって、より適切に理解されるであろう。図面では全体を通して、類似の番号は同じ構成を示している。
集積回路の製造は、半導体アプリケーションの冷却または冷凍が必要な多くの別個の処理ステップを必要とする。本発明は、ある処理ステップにおいて二酸化炭素の流れを利用するとともに、同じ初期の流れの一部を、異なる処理ステップが実施される第2の半導体アプリケーションへ分流させる効率的且つ効果的な方法を提供する。冷媒は分流させた流れから生成されて、冷却ユーティリティの流れを第2の半導体アプリケーションへ提供するために使用される。
図1を参照して、本発明の実施例の1つについて述べる。二酸化炭素成分を含む商業グレードの流体が、流体を前処理して超高純度の形にすることが可能な前処理手段2に供給される。本明細書で使用するとき、「超高純度」という用語は、半導体の製造に適した少なくとも99.99995パーセント以上の純度を指す。前処理された二酸化炭素流体は、管路1を介して高圧で半導体アプリケーション6、10、14および19へ運ばれる。前処理手段2から取り出された蒸気に伴う圧力は通常、約4.14〜27.58MPa(600〜4000psig)、好ましくは約5.52MPa〜24.13MPa(800psig〜3500psig)、最も好ましくは約6.89MPa〜22.06MPa(1000psig〜3200psig)の範囲である。流れの温度は、約10℃〜32℃(50°F〜90°F)の範囲である。
管路1の中の前処理された二酸化炭素の流れは、いくつかの流れ部分に分けることが可能であり、その場合、第1の部分は、管路3上に配設された第1の予熱器4を通るように方向付けられる。予熱器は、約16℃〜149℃(60°F〜300°F)、好ましくは約21℃〜93℃(70°F〜200°F)、最も好ましくは約27℃〜66℃(80°F〜150°F)の範囲まで温度を高める。前処理された高温の二酸化炭素の流れは、管路5を介して第1の半導体アプリケーション6へさらに運ばれ、そこで特定のプロセスが行われ、第1の流出液が生成される。第1の半導体アプリケーション6は、好ましくは、バッチ方式の清浄化アプリケーションである。
第1の流出液の流れは通常、二酸化炭素成分および汚染成分を含む。汚染成分は、半導体デバイスの清浄化を助ける目的で注入された添加剤であって、第1の前処理された二酸化炭素の流れに注入された添加剤からなる場合がある。第1の流出液の流れにおける他の汚染成分は、半導体デバイスの清浄化時に含まれる汚染物質の分離および同伴から生じたものである場合がある。
1つまたは複数の排出弁23が開くと、第1の流出液が半導体アプリケーションを出て、管路25を介して廃棄物分離アプリケーション27へ運ばれ、そこで二酸化炭素を多く含む蒸気(二酸化炭素エンリッチ蒸気)の流れ、および汚染物質を多く含む液体/固体(汚染物質エンリッチ液体および/または固体)の流れが生成される。廃棄物分離アプリケーションの使用は、清浄化アプリケーションの流出液中に同伴された汚染物質の大部分を除去および収集して廃棄するのに望ましい。また、廃棄物分離アプリケーションを出た二酸化炭素を多く含む流れにおいて、これら汚染物質の濃度は低減される。流出液の流れが廃棄物分離アプリケーションに入ると、その圧力が低減され、気相、および液相/固相からなる多相の混合体を形成する。廃棄物分離アプリケーション27の動作圧力が、特定の相(すなわち固体、液体および気体)への分離の程度を決定する。通常、廃棄物分離アプリケーション27は、約0MPa〜6.89MPa(0psig〜1000psig)、好ましくは約0.69MPa〜5.52MPa(約100psig〜800psig)、最も好ましくは約1.72MPa〜4.83MPa(250psig〜700psig)の範囲の圧力で動作する。通常の廃棄物分離システムの動作温度は、約−137℃〜38℃(−215°F〜100°F)、好ましくは約−48〜21℃(−55°F〜70°F)、最も好ましくは−23℃〜13℃(−10°F〜55°F)の範囲である。二酸化炭素を多く含む蒸気の流れは、管路31を介して廃棄物分離アプリケーション27から除去され、管路40を介して再循環されて前処理手段2へ戻る。汚染物質を多く含む液体/固体の流れもまた管路29を介して廃棄物分離アプリケーション27から除去されて、廃棄するように方向付けられる。
前処理された二酸化炭素の流れの第2の部分を管路1から分離し、分配マニホールド・システムを介して、管路11上に配設された減圧装置12へ方向付けることができる。前処理された二酸化炭素の第2の部分が減圧装置12を横断して流量調節されると、ジュール・トンプソン効果によって、より低圧低温の流れが得られる。より低圧低温の第2の流れは、管路13を介して半導体アプリケーション14へ運ばれる。半導体アプリケーション14は、プラズマ・エッチング、熱アニーリング/熱酸化などの冷却を必要とする半導体アプリケーションまたは廃棄物分離アプリケーションの群から選択されることが好ましい。その結果生じる流れに伴う特定の圧力および温度は、特定の半導体アプリケーションに所望される冷却温度によって決まる。通常、第2の半導体アプリケーション14へ供給される流れに伴う圧力は、約0MPa〜6.89MPa(0psig〜1000psig)、好ましくは約0MPa〜5.52MPa(0psig〜800psig)、最も好ましくは約0MPa〜4.48MPa(0psig〜650psigの範囲である。結果として生じる流れの温度は通常、約−79℃〜21℃(−110°F〜70°F)、好ましくは−79℃〜16℃(−110°F〜60°F)、最も好ましくは−79℃〜10℃(−110°F〜50°F)の範囲である。第2のアプリケーションにおいてプロセスが実施されて、より低圧低温の流れから冷却の一部が取り出され、第2の流出液が生成される。流れの流量および圧力は、アプリケーション14に対して必要な冷却量を送るように操作される。第2の半導体アプリケーション14を出た流出液は、管路33を介して減圧装置35へ運ばれ、そこでより低圧の流れを発生させるように流量調節される。その結果生じるより低圧の流れは、管路37を介して管路40へ運ばれて、他の半導体アプリケーションからの流出液と混合され、前処理手段2へ再循環される。
他の実施例によれば、図1にさらに示すように、1つまたは複数の追加のバッチ式清浄化アプリケーションを並列に配設することができる。前処理された二酸化炭素の流れの一部を、同時にバッチ式清浄化アプリケーション6および第2のバッチ式清浄化アプリケーション10へ方向付けることが可能である。二酸化炭素の流れは、管路7上に配設された予熱器8を通り、その後、管路9を介して第2のバッチ式清浄化アプリケーションへ運ばれる。第2のバッチ式清浄化アプリケーション10へ送られた二酸化炭素の流れは、通常、第1のバッチ式清浄化アプリケーション6へ送られた流れと同じまたは類似の状態になるであろう。その後、流出液の流れが排出弁24を通り、管路26を介して、廃棄物分離アプリケーション27と同じまたは類似の形であり且つ同じまたは類似の条件下で動作される廃棄物分離アプリケーション28へ経路指定される。管路32を介して廃棄物分離アプリケーション28から除去された二酸化炭素を多く含む蒸気の流れは、管路31を介して廃棄物分離アプリケーション27から除去された二酸化炭素を多く含む蒸気の流れと混合され、管路40を介して再循環され、前処理手段2へ戻されることができる。
同様に、図1に示すように、1つまたは複数の追加の冷却消費半導体アプリケーションを半導体アプリケーション14と並列に配設することができる。例えば、冷却消費半導体アプリケーション19が半導体アプリケーション14と並列に配設される。この実施例では、管路1内の前処理された二酸化炭素流体の一部が、管路16上に配設された減圧装置17を通って半導体アプリケーション19へ経路指定される。前処理された二酸化炭素は減圧装置17を横断して流量調節され、より低圧低温の流れが生成される。その流れは、管路18を介して冷却消費半導体アプリケーション19へ運ばれ、冷却消費半導体アプリケーション14に関して既に論じたように、さらに流出液の流れを生成するように処理される。半導体アプリケーション19から除去された流出液の流れは、管路34を介して減圧装置36へ運ばれ、そこでより低圧の流れを発生させるように流量調節される。その結果生じるより低圧の流れは、管路38を介して管路40へ運ばれ、そこで他の半導体アプリケーションからの流出液の流れと混合され、前処理手段2へ再循環される。管路1を利用して、前処理された二酸化炭素流体を、二酸化炭素を完全に放出するスノー清浄化アプリケーションなどの多くの他のアプリケーション22へ送出できることも、当業者には認識されるであろう。
図2は、様々な半導体アプリケーションを出た流出液の流れを、放出するように経路指定し、廃棄することが可能な別の実施例を示している。前処理された二酸化炭素の流れの第1の部分は清浄化アプリケーション6へ運ばれ、前述のように第1の流出液に変えられる。前記第1の流出液の流れは清浄化アプリケーション6を出て、排出弁23を通り、管路25を介して放出するように経路指定される。前処理された二酸化炭素の流れの第2の部分は、半導体アプリケーション14へ運ばれ、前述のように第2の流出液に変えられる。前記第2の流出液の流れは半導体アプリケーション14を出て、管路33を介し、減圧装置35を通って運ばれる。その結果生じるより低圧の流れは、管路37を介して放出するように経路指定される。
図2にさらに示すように、任意選択で、清浄化アプリケーションの流出液の流れを廃棄物分離アプリケーションへ運び、次いで放出するように経路指定してもよい。前処理された二酸化炭素の流れの第3の部分は清浄化アプリケーション10へ運ばれ、前述のように第3の流出液の流れに変えられる。前記第3の流出液の流れは清浄化アプリケーション10を出て、排出弁24を通り、管路26を介して廃棄物分離アプリケーションへ運ばれる。第2の流出液中に含まれる汚染物質の大部分が廃棄物分離アプリケーション28で除去されて、放出するように経路指定される二酸化炭素を多く含む蒸気の流れ32と、廃棄するように方向付けられる汚染物質を多く含む液体/固体の流れ30とが生成される。このように、半導体アプリケーションから放出された流出液から汚染物質を除去するために、廃棄物分離システムを選択的に実装することが可能であることが、当業者には認識されるであろう。
図3は、冷却消費半導体アプリケーション14、19を出た汚染されていない流出液を再循環させて前処理手段へ戻すことができる他の実施例を示している。しかし、バッチ式清浄化アプリケーション6、10で処理された流出液は前述のように二酸化炭素の一部および汚染物質の一部を含む。したがってバッチ式清浄化アプリケーションからの汚染された流れは、放出するように経路指定することができる。
図4は、必要な場合には前処理手段2の一部を迂回することができる実施例を示している。通常、前処理手段2は、浄化ユニット43および加圧ユニット45に分離されていてもよい。半導体アプリケーション14、19を出た汚染されていない流出液は、加圧ユニット45へ直接経路指定されることができる。本質的に純粋な二酸化炭素である流出液は、浄化ユニット43から出た浄化された二酸化炭素の流れ44と混合される。混合された流れは加圧ユニット45へ運ばれ、そこで加圧されて、管路1を介して半導体アプリケーションへ再分配される。バッチ式清浄化アプリケーション6、10を出た、バッチ式清浄化の純度の要求を満たしていない汚染された流出液は、管路31、32を介して放出するように、また管路29、30を介して廃棄するように経路指定されることができる。
図5は、任意選択で、バッチ式清浄化アプリケーション6、10を出た汚染された流出液を、前処理手段2内の浄化ユニット43へ方向付けることが望ましい場合に使用することができる装置構成を示している。浄化ユニットは、流出液に含まれる汚染物質を除去し、浄化された二酸化炭素の流れ44を生成する。浄化された二酸化炭素の流れは、本質的に純粋な二酸化炭素の流出液の流れ40と混合され、加圧手段45へ運ばれる。混合された二酸化炭素の流れは加圧され、管路1を介して半導体アプリケーションへ再分配される。
図6を参照すると、本発明の他の実施例が示してあり、並列に配設された2つのバッチ式清浄化アプリケーション6、10について説明している。バッチ式清浄化アプリケーションは前述したものと同じ態様で動作させ、また互いに独立に動作させることが可能である。この点において、この説明が単一または複数のバッチ式清浄化アプリケーションおよび二酸化炭素供給システムにも同様にあてはまることが、当業者には認識されよう。
前処理された二酸化炭素流体の第1の部分は、前処理手段2から管路1を介してバッチ式清浄化アプリケーション6へ運ばれる。バッチ式清浄化アプリケーションは、既に論じたように第1の前処理された二酸化炭素の流れを第1の流出液の流れに変える。流出液は、排出弁23を通してバッチ式清浄化アプリケーションから除去され、管路25を介して廃棄物分離アプリケーション27へ運ばれる。
前処理された二酸化炭素流体の第2の部分は、管路11を通り、減圧装置12を横断するように経路指定される。前処理された二酸化炭素の流れの圧力が低減されると、気相および液相または固相からからなる、より低圧低温の多相の混合体が形成される。通常、より低圧低温の二酸化炭素の流れに伴う圧力は、約0MPa〜6.89MPa(0psig〜1000psig)、好ましくは約0MPa〜5.52MPa(0psig〜800psig)、最も好ましくは約0MPa〜4.48MPa(0psig〜650psig)の範囲である。前記流れの温度は通常、約−79℃〜21℃(−110°F〜70°F)、好ましくは−79℃〜16℃(−110°F〜60°F)、最も好ましくは−79℃〜10℃(−110°F〜50°F)の範囲である。より低圧低温の二酸化炭素の流れは、管路13を介して廃棄物分離アプリケーション27へ運ばれる。あるいは、既に図1に示したように、減圧装置12を出た流れを、冷却を必要とする任意の半導体アプリケーション(すなわち、プラズマ・エッチング、熱酸化/熱アニーリング)へ経路指定することができる。
廃棄物分離アプリケーションに入ると、清浄化アプリケーション6からの第1の流出液の流れ25は相分離装置208へ運ばれ、そこで二酸化炭素を多く含む蒸気の流れ202が、汚染物質を多く含む液体の流れ29から分離される。汚染物質を多く含む液体の流れ29は、廃棄するように、または任意選択で追加の廃棄物処理手段へと経路指定される。二酸化炭素を多く含む蒸気の流れ202は通常、約0.69MPa〜6.89MPa(100psig〜1000psig)、好ましくは1.38MPa〜5.52MPa(200psig〜800psigの圧力で存在している。二酸化炭素を多く含む蒸気の流れ202の第1の部分は、管路204を介して熱交換装置200へ経路指定され、その中でより低圧低温の多相の二酸化炭素の流れ13に対して凝結される。より低圧低温の二酸化炭素の流れ13は通常、−73℃〜0℃(−100°F〜32°F)の温度で存在している。凝結した液体の二酸化炭素を多く含む流れは相分離装置208へ戻され、還流を形成してその内部での分離を助ける。二酸化炭素を多く含む蒸気の流れの第2の部分は、管路31を介して除去され、減圧装置47を横断するように方向付けられ、より低圧の流れ49を形成する。
より低圧の流れ49は、他の半導体アプリケーションからの流出液と混合され、管路40を介して前処理手段2へ再循環される。より低圧低温の二酸化炭素の流れ13は、熱交換器200において、凝結する二酸化炭素を多く含む蒸気の流れ204に対して蒸発または昇華する。蒸発した二酸化炭素の流れは、管路33を介して熱交換装置200を出て、減圧装置35へ運ばれ、より低圧の流れ37を形成する。より低圧の流れ37は、他の半導体アプリケーションからの流出液と混合され、管路40を介して再循環され、前処理手段2へ戻る。
図7を参照すると、本発明の他の実施例が示してあり、並列に配設された、冷却を必要とする2つの半導体アプリケーション14、19について説明している。冷却を必要とする半導体アプリケーション14、19を、バッチ式清浄化アプリケーションなどの二酸化炭素流体を必要とする他の半導体アプリケーションに対して並列に配設できることが、当業者には明らかであろう。冷却回路の一実施例が示されており、ここで二酸化炭素の流れは、二次冷媒流体を冷却するための一次冷媒流体として使用される。二酸化炭素流体は、前処理手段2から半導体アプリケーションへ供給され、そしてその二酸化炭素の流れを、管路116を介し熱交換装置102を通って循環されるより低圧の二酸化炭素の流れに対して初期冷却するために、管路100を介して熱交換装置102を通るように経路指定される。
半導体ツールによって必要とされるときには、蒸気/液体または蒸気/固体の混合体とすることができるより低圧低温の流れを生成するために、初期冷却された二酸化炭素の流れは、管路104を介して減圧装置106を通るように経路指定される。流れはさらに管路108を介して第2の熱交換装置110へ運ばれ、そこで噴霧されることなどによって、二酸化炭素であり、且つ管路314を介して第2の熱交換装置110を通過することが好ましい二次冷媒の流れに対して接触する。管路108を介して送出されたより低圧低温の二酸化炭素の流れは、熱交換器110で蒸発または昇華して二酸化炭素蒸気の流れを形成し、その冷却を二次冷媒の流れに移動させる。二酸化炭素蒸気の流れは、管路112を介して熱交換器110を出て、前述のように、流入する二酸化炭素の流れを冷却するための熱交換装置102を通過する。熱交換装置102を出た二酸化炭素蒸気の流れは、管路118を介して減圧装置35へ運ばれる。より低圧の流れは、他の半導体アプリケーションからの流出液と混合され、管路40を介して前処理手段へ再循環される。
既に論じたように、二次冷媒の流れは熱交換器110で冷却される。次いで、冷却された二次冷媒の流れは、管路316を介して冷却を必要とする第2の半導体アプリケーション内部の追加のアプリケーション設備300へ運ばれる。二次冷媒は、追加のアプリケーション設備300によって例示された半導体アプリケーション内部のプロセス温度を下げ、内部の設備を冷却するために用いられる。使用された二次冷媒は、管路302を介して追加のアプリケーション設備300から排除され、熱交換器110へ再循環され、そこで再度冷却されて追加のアプリケーション設備へ戻される。
一例として、第2の熱交換器110に入る低圧低温の流れの冷却能力を計算した。減圧装置106を横断する45.4kg(100ポンド)/時の二酸化炭素を、約24.13MPa(3500psia)の初期圧力から約0.55MPa(80psia)の圧力まで膨張させることによって、約2.4kWの冷却を生み出すことができることが算出された。熱交換器110において、−55℃(すなわち218°K)の温度でより低圧の流れを蒸発させることによって、冷却を冷却媒体へ移動させる。二酸化炭素の流れを熱交換器110へ方向付ける前に、それを初期冷却するための熱交換器102を導入することによって、生み出される冷却量を40%増大させ、45.4kg(100ポンド)/時の二酸化炭素について3.3kWに高めることができる。
本発明をその特定の実施例について詳しく記述してきたが、添付した特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を行うこと、および同等物を使用することが可能であることが、当業者には明らかになるであろう。
並列に配設された少なくとも2つの半導体アプリケーションに対する、二酸化炭素成分を含む流体の送達システムの概略図である。 内部で生成された流出液を処分して廃棄物にする半導体アプリケーションの断面図である。 冷却消費半導体アプリケーションを出た流出液に対する別の再循環システムの概略図である。 流出液を前処理手段内の加圧手段へ直接再循環させる、冷却消費半導体アプリケーションを出た流出液に対する別の再循環システムの実施例の概略図である。 半導体清浄化アプリケーションを出た流出液に対する別の再循環システムであって、この流出液を前処理手段内の浄化手段へ直接再循環させ、冷却消費半導体アプリケーションを出た流出液を前処理手段内の加圧手段に直接再循環させる再循環システムの実施例の概略図である。 第1の半導体アプリケーションを出た流出液を、分離器および熱交換装置へ経路指定するさらに別の実施例の概略図である。 二酸化炭素の流れを用いて半導体アプリケーションに供給される流体の二次冷媒を冷却する、例示的な冷却回路の概略図である。

Claims (12)

  1. 二酸化炭素流体を少なくとも2つの別個の半導体アプリケーションに供給するためのシステムであって、前記アプリケーションの1つが冷却を必要としているシステムにおいて、
    (a)二酸化炭素成分を含む流体を前処理して、前処理済み二酸化炭素の流れを形成する前処理手段を利用する段階と、
    (b)前記前処理済み二酸化炭素の流れの第1の部分を、第1の管路を介して第1の半導体アプリケーションへ方向付ける段階であって、前記第1の部分は前記第1の半導体アプリケーションにおいて流出液の流れに変換される段階と、
    (c)前記前処理済み二酸化炭素の流れの第2の部分を、第2の管路を介して減圧装置を横断するように方向付ける段階であって、それによってより低圧低温の第2の流れを形成する段階と、
    (d)前記減圧装置を出た前記第2の流れを、第2の半導体アプリケーションへ経路付けする段階であって、前記第2の流れは冷却ユーティリティとして前記第2の半導体アプリケーションに提供されて、第2の流出液の流れに変換される段階と
    を含むシステム。
  2. 前記前処理済み二酸化炭素の流れの前記第1の部分を、前記第1の管路上の、前記第1の半導体アプリケーションの上流にある熱交換装置へ経路付ける段階をさらに含む請求項1に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  3. 前記第1の流出液の流れを廃棄物分離装置へ運ぶ段階であって、それによって二酸化炭素を多く含む流れが、汚染物質を多く含む流れから分離される段階をさらに含む請求項1に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  4. 生成された前記第2の流出液の流れが、廃棄物分離装置を出た二酸化炭素を多く含む流れと混合され、その結果生じた流れを前記前処理手段へ経路付けることを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  5. 前記前処理済み二酸化炭素の流れの第2の部分を、第2の管路を介して減圧装置を横断し、前記第2の半導体アプリケーション内に配設された相分離器の上流に配設された熱交換装置へ方向付ける段階をさらに含む請求項1に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  6. 前記前処理済み二酸化炭素の流れを前記熱交換装置において少なくとも部分的に気化させて、少なくとも部分的に気化した前処理済み二酸化炭素の流れを形成する段階と、廃棄物分離装置を出た二酸化炭素を多く含む流れの一部を前記熱交換装置へ経路付けする段階であって、前記二酸化炭素を多く含む流れが前記熱交換装置において少なくとも部分的に凝縮されて、部分的に凝縮した二酸化炭素を多く含む流れを形成する段階とをさらに含む請求項5に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  7. 前記部分的に凝縮した二酸化炭素を多く含む流れを、前記廃棄物分離装置へ戻し、それによって還流が前記相分離器に供給されて、その内部における分離をさらに助ける段階をさらに含む請求項6に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  8. 前記部分的に気化した前処理済み二酸化炭素の流れを、前記熱交換装置から除去し、前記部分的に気化した前処理済み二酸化炭素の流れを、減圧装置を横断するように経路付ける段階と、その結果生じる低圧で少なくとも部分的に気化した前処理済み二酸化炭素の流れを、前記前処理手段へ運ぶ段階とをさらに含む請求項6に記載の二酸化炭素流体を供給するためのシステム。
  9. 冷媒二酸化炭素流体の流れを半導体アプリケーションに供給するためのシステムであって、
    (a)前記二酸化炭素の流れを冷却するために、前処理済み二酸化炭素の流れを第1の熱交換装置を通るように供給および経路付ける段階と、
    (b)より低温低圧の流れを生成するために、前記冷却された二酸化炭素の流れを、減圧装置を横断するように経路付ける段階と、
    (c)前記より低温低圧の流れを第2の熱交換器内に噴霧する段階であって、第2の冷媒の流れが該熱交換器を通して運ばれる段階と、
    (d)前記第2の冷媒の流れを冷却し、冷却した該第2の冷媒の流れを、冷却を必要とする半導体アプリケーションへ運ぶ段階と
    を含むシステム。
  10. ステップ(c)において第2の熱交換器を出た前記より低温低圧の流れが前記第1の熱交換器へ経路付けられており、それによって前記第1の熱交換機へ供給される前記前処理済み二酸化炭素の流れを連続的に冷却することをさらに含む請求項5に記載の二酸化炭素流体の流れを供給するためのシステム。
  11. ステップ(c)の前記より低温低圧の流れが、気体/液体または気体/固体の混合体である請求項5に記載の二酸化炭素流体の流れを供給するためのシステム。
  12. 二酸化炭素流体を2つの別個の半導体アプリケーションに供給するための装置であって、前記アプリケーションの1つが冷却を必要とする装置において、
    (a)二酸化炭素成分を含む流体を前処理して、処理済みの二酸化炭素の流れを形成するための前処理手段と、
    (b)前記処理済みの二酸化炭素の流れの第1の部分が、第1の管路を介して経路付けられ、そして第1の流出液の流れに変換される第1の半導体アプリケーションと、
    (c)前記処理済みの二酸化炭素の流れの第2の部分を受け取って流量調節し、それによってより低圧低温の第2の流れを形成することが可能な減圧装置と、
    (d)第2の半導体アプリケーションであって、前記より低圧低温の第2の流れが前記第2の半導体アプリケーションに冷却ユーティリティを提供するように第2の管路を介して経路付けられ、前記より低圧低温の第2の流れが第2の流出液の流れに変換される第2の半導体アプリケーションと
    を含む装置。
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