JPH0515724A - 溶剤濃縮回収装置 - Google Patents

溶剤濃縮回収装置

Info

Publication number
JPH0515724A
JPH0515724A JP3195812A JP19581291A JPH0515724A JP H0515724 A JPH0515724 A JP H0515724A JP 3195812 A JP3195812 A JP 3195812A JP 19581291 A JP19581291 A JP 19581291A JP H0515724 A JPH0515724 A JP H0515724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
solvent
rotor
cooling
zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3195812A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Yokota
久昭 横田
Koki Usui
光基 臼井
Osamu Yoshiguchi
理 吉口
Hiroyuki Takahara
宏之 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP3195812A priority Critical patent/JPH0515724A/ja
Publication of JPH0515724A publication Critical patent/JPH0515724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶剤含有ガスの濃縮倍率が極めて高い濃縮機
と、溶剤を凝縮又は凍結により回収する低温度凝縮回収
装置とを組み合わせることにより、沸点が高く又は分解
し易い溶剤も、また空気中に低濃度で拡散した溶剤も、
高品質で且つ高効率で回収することができる溶剤濃縮回
収装置を提供する。 【構成】 処理ガスを活性炭ハニカム成形体からなるロ
ータ1の処理ゾーン1aに通し、溶剤を吸着させる。そ
して、ロータ1に吸着された溶剤は循環経路12を流れ
る再生ガスにより脱着し、この溶剤濃縮ガスを凝縮塔
2,3に送る。凝縮塔2,3の冷却器においては、溶剤
濃縮ガスの冷却による凍結と、解凍ガスによる凍結物の
解凍とを交互に繰り返す。これにより、溶剤濃縮ガスか
ら溶剤が一旦凍結した後、解凍されて液体として回収さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低濃度溶剤含有ガスを活
性炭による吸脱着作用により高濃度溶剤含有ガスに濃縮
した後溶剤を回収する溶剤濃縮回収装置に関し、特に、
高沸点溶剤の回収にも有効な溶剤濃縮回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造設備及び精密機器製造設備に
おいては、フロン又は塩素系等の有機溶剤が使用されて
いる場合が多く、室内から又は室外排気空気中から前記
有機溶剤を分離除去して公害防止を図ったり、回収した
溶剤を再利用する等のために、溶剤回収装置が使用され
ている。
【0003】これらの従来の溶剤回収装置においては、
活性炭等の溶剤吸着材を収納した複数の、例えば1対の
吸着塔を設け、溶剤含有空気を一方の吸着塔に導入して
その含有溶剤を吸着材に吸着除去させ、浄化空気として
排出させる。そして、他方の吸着塔からは、従前の吸着
工程で既に吸着している溶剤を脱着させる。この脱着時
のエネルギとして水蒸気を使用しているのが、従来一般
的な蒸気再生式の溶剤回収装置である。また、吸着材自
体をシートヒータにより加熱して溶剤を脱着するのが、
乾式溶剤回収装置である。
【0004】いずれの場合も、加熱作用を受けて溶剤を
脱着するため、この加熱工程において溶剤の分解が問題
となることが多い。
【0005】更に、公害防止の徹底と、溶剤のリサイク
ルによる使用を促進するため、溶剤が極めて低濃度で拡
散した空気中からこの溶剤を回収する必要性が高まって
いる。
【0006】しかし、回収装置に溶剤含有ガスをそのま
ま導入したのでは回収効率が低いため、その前段に溶剤
濃縮機を設ける必要がある。この濃縮機は、通常、ハニ
カム成形体からなる活性炭ロータを連続的に回転させ、
この回転移動の過程の一部で溶剤をロータに吸着処理
し、他部で少量の熱風により溶剤をロータから脱着処理
することにより、高濃度ガスとして後段の回収装置に処
理ガスを送給する。
【0007】このように、低濃度拡散された空気中から
有機溶剤を回収する場合等、より低濃度の溶剤含有ガス
を回収せんとする要求の高まりにより、溶剤濃縮機と回
収装置とを組み合わせたものが使用されるようになって
きた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た組み合わせの回収システムでは、溶剤は複数回の加熱
エネルギを受け、更に活性な水蒸気による分解作用も受
けることになる。溶剤の中には熱により分解し易いもの
があり、この種の溶剤は1回の回収処理を受けるだけで
もその熱分解が問題になるので、更にその前段でも濃縮
処理のために加熱作用を受けるのは、更に一層回収溶剤
液の品質の劣化をもたらしてしまうという問題点があ
る。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、前段の濃縮部においては溶剤に対する加熱
作用を最小限に制限し、後段の回収部においては溶剤を
全く加熱せず分解作用を生じることなく溶剤を回収でき
る低温度冷却凝縮回収処理により溶剤を回収することと
して、高品質の溶剤を高効率で回収することができる溶
剤濃縮回収装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶剤濃縮回
収装置は、活性炭のハニカム成形体からなるロータと、
このロータをその軸を中心として一方向に回転させ少な
くとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移動さ
せる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理ガス
を前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロータ
に吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手段
と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷却
する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに再生ガスを
循環供給する循環経路と、この循環経路内に配設され前
記ロータに導入されるガスを加熱する加熱手段と、前記
循環経路からロータ再生後の溶剤濃縮ガスを抽出する抽
出手段と、前記溶剤濃縮ガスを0℃以下の温度に冷却し
て含有溶剤を凍結又は液化する複数個の冷却器を備えた
凝縮手段と、前記溶剤濃縮ガス及び前記冷却器内の凝結
物を解凍する解凍ガスを選択的に且つ交互に前記凝縮手
段の冷却器に導入する選択ガス導入手段と、前記解凍ガ
スにより解凍されて前記凝縮手段から排出された液体か
ら溶剤と水とを分離して前記溶剤を回収する液分離手段
とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、外気から導入され低濃度で
溶剤を含有する処理ガスはその供給手段により前記ロー
タの処理ゾーンに供給され、この処理ゾーンでロータを
通過することにより、活性炭のハニカム成形体にガス中
の溶剤成分が吸着してガス中から除去される。これによ
り、清浄なガスが得られる。
【0012】一方、ロータが再生ゾーンに回転してくる
と、この再生ゾーンにてロータは循環経路を通流する再
生ガスの通過を受ける。この再生ガスは加熱手段により
加熱されており、この高温の再生ガスはロータに吸着さ
れていた溶剤を脱着(離脱)させる。従って、ロ−タを
通過してきた再生ガス中には溶剤が高濃度で含有されて
おり、抽出手段により、この高濃度溶剤含有ガスが濃縮
ガスとして前記循環経路から抽出されて、後述の溶剤凝
縮回収手段に送給される。
【0013】なお、ロータは再生ゾーンから冷却ゾーン
に移動し、この冷却ゾーンで冷却ガスの通流を受けて冷
却される。これにより、ロータはその溶剤脱着作用が十
分に停止した後、処理ゾーンにて低濃度溶剤含有ガスの
通過を受けることになり、高温のロータから脱着された
溶剤が清浄ガス中に混入してしまうことが防止される。
従って、本発明は低濃度溶剤含有ガスから極めて高濃度
な溶剤含有ガスとして溶剤を除去することができる。こ
の冷却ガスとしては、処理ゾーンにて溶剤の吸着により
清浄化された清浄ガス又は前記低濃度溶剤含有ガスの一
部を使用することができる。
【0014】また、本発明においては、循環経路を循環
している再生ガスの流量を低濃度溶剤含有ガスの供給流
量及び活性炭ロータの加熱に必要なエネルギとは独立し
て別個に制御することができるため、任意の高濃度に濃
縮化を図ることができる。
【0015】ハニカム成形体ロータに吸着保持されてい
る溶剤を高温の再生ガス中に高効率で放出させるために
は、再生ガスの熱量が可及的に多いほうが好ましい。こ
の場合に、熱量QはQ=cGTと表すことができる。但
し、cはガス比熱、Gはガス流量、Tはガスの温度であ
る。この熱量Qを高めるためには、上述の式から明らか
なように、温度Tを高くするか、又は流量Gを高くす
る。しかしながら、温度Tを高くし過ぎると吸着された
溶剤が加熱作用により分解することとなるため、温度T
を高くすることには制約がある。
【0016】そこで、本発明においては、流量Gを高め
ることにより熱量Qを増大させ、これにより再生ガス中
への溶剤濃縮度を向上させることにした。この場合に、
溶剤の濃縮度は、ロータに導入される低濃度溶剤含有ガ
スの流量をG1、濃縮回収部に供給される溶剤濃縮ガス
の流量をG2とすると、G1/G2で表される。従って、
例えば、清浄ガスの一部を加熱した後再生ガスとしてロ
ータに通過させ、そのまま回収手段に供給したのでは、
所要の濃縮度を得るための低濃度溶剤含有ガスの流量G
1及び高濃度溶剤含有ガス(即ち、再生ガス)の流量G2
は一義的に決まってしまう。従って、再生ガスの流量は
所要の濃縮度から決まってしまい、流量を高めることに
よって熱量Qを増大させるということはできない。
【0017】しかしながら、本発明においては、循環経
路により、再生ガスを循環させつつロータに通し、定常
状態では前記循環経路内に例えばパージガスを補給しつ
つ、抽出手段により前記循環経路からロータを通過して
きた再生ガスの一部を濃縮ガスとして抽出し、これを凝
縮回収部に供給するようにしたから、ロータを通過する
再生ガスの流量G3と、濃縮ガスとして本発明の凝縮回
収部に供給されるガスの流量G2とは同一ではない。換
言すれば、所要の濃縮度とは別個にロータを通過する再
生ガスの流量G3を設定することができる。従って、本
発明によれば、高温再生ガスの熱量を任意に制御するこ
とができ、ロータに吸着されている溶剤を高濃度な溶剤
含有ガスとして取り出すことができる。
【0018】溶剤濃縮ガスは、凝縮手段の冷却器に供給
される。この凝縮手段の冷却器においては、溶剤濃縮ガ
ス中の溶剤は、例えば、−30℃等の溶剤の凝固温度以下
の温度に冷却される。これにより、ガス中の溶剤は水分
と共に凍結して冷却器内に回収される。
【0019】一方、従前の工程で既に溶剤及び水分が凍
結している冷却器には、この凍結物を解凍することがで
きる温度の解凍ガスが導入される。これにより、この冷
却器内の凍結物は解凍されて溶剤及び水分が液体として
回収される。この液体は液分離手段により溶剤と水とに
分離される。また、解凍後の冷却器においては、凍結物
が除去されるので、その冷却能が回復し、次順の冷却凍
結工程に供することができるようになる。
【0020】凝縮手段においては、この冷却凍結工程
と、解凍工程とが交互に繰り返される。また、複数個の
冷却器の一部で冷却凍結工程を実施している場合には、
他の冷却器にて解凍工程を実施する。このようにして、
溶剤濃縮部から排出されたガスは後段の凝縮手段によ
り、連続的に液体として回収される。
【0021】なお、凝縮手段の冷却器は溶剤の凝固温度
以上の温度でガスを冷却するものであってもよい。この
場合は、溶剤は凍結することなく、液体として回収され
る。しかし、ガス中の水分は凍結して冷却器の冷却能が
低下するため、解凍ガスの通流によりこの凝結物を除去
する。
【0022】特に、溶剤の沸点が高い場合には、冷却す
ることにより、液体又は凝結物になりやすいため、沸点
が高い溶剤では、本発明が有効となる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0024】図1は本発明をフロン含有ガスからフロン
を濃縮した後凍結回収するフロン含有ガス濃縮回収装置
に適用した実施例を示すブロック図、図3はそのロータ
1の正面図である。ロータ1は、円柱状又は円板状をな
し、その中心軸を水平にしてこの中心軸の周りに回転可
能に設置されている。そして、ロータ1は適宜の駆動源
により図3に矢印にて示す方向に定速回転駆動される。
【0025】而して、ロータ1はフロンに対する吸着効
率が優れた活性炭でハニカム状に成形されており、ロー
タ1はこのハニカム成形体からその細孔の延長方向(即
ち、ガス通過方向)がロータ中心軸と平行になるように
切り出されている。
【0026】ロータ1には、その一端面(左端面)に、
冷却ガス排出室D用のシール部材22と、パージガス排
出室F用のシール部材23と、再生ガス排出室H用のシ
ール部材24とが相互に隣接して配設されており、一
方、ロータ1の他端面(右端面)には、パージガス(高
温ガス)導入室E用のシール部材25がシール部材23
と整合する位置に配設されており、再生ガス(高温ガ
ス)導入室G用のシール部材26がシール部材24と整
合する位置に配設されている。各シール部材22乃至2
6は、ロータ1に対し、適宜の力で押付けられており、
回転するロータ1に摺動してロータ1との間で各室を気
密的に仕切るようになっている。これにより、シール部
材22,23,24に囲まれた内側室間が夫々冷却ガス
排出室D、パージガス排出室F及び再生ガス(高濃度フ
ロン含有ガス)排出室Hになり、シール部材22,24
の外側空間が低濃度フロン含有ガス導入室Aとなる。一
方、シール部材25,26に囲まれた内側空間は夫々パ
ージガス導入室E及び再生ガス導入室Gとなり、シール
部材25,26の外側空間はフロン吸着後の清浄ガス排
出室Bとなる。この清浄ガス排出室Bのうち、冷却ガス
排出室D(シール部材22)と整合する領域は冷却ガス
の導入領域Cとなる。
【0027】図1に示すように、工場等から排出された
低濃度フロン含有処理ガスは配管7を介し、配管7に介
装されたブロア8に吸引されてその導入室Aに供給さ
れ、ロータ1内に導入される。清浄ガスは大気中に放散
される部分を除き、その一部が冷却ガス導入領域Cから
ロータ1内に供給される。
【0028】冷却ガス排出室D内のガスは配管9を介し
て配管7におけるブロア8の上流側に返戻される。ま
た、濃縮ガス中からフロンを凍結回収する凝縮塔2,3
から排出された廃ガスは配管18を介して同様に配管7
におけるブロア8の上流側に返戻される。
【0029】外気がヒータ10により加熱されてパージ
ガスとなった後、パージガス導入室Eに供給される。そ
して、このパージガスはパージガス導入室Eからロータ
1を通過してパージガス排出室Fに排出された後、配管
11を介して循環経路12の配管に供給される。
【0030】この循環経路12はロータ1の再生ガス導
入室Gと再生ガス排出室Hとの間を連結しており、再生
ガスをロータ1の再生ガス通過ゾーン1dに対して循環
供給するようになっている。この循環経路12には、再
生ガスブロア13が配設されていると共に、ヒータ14
が介装されている。そして、ブロア13によりロータ1
の再生ガス通過ゾーンに供給する再生ガスを加圧すると
共に、ヒータ14によりこの再生ガスを所定の再生温度
に加熱するようになっている。
【0031】循環経路12における配管11の連結点
(パージガスの供給点)と再生ブロア13との間には濃
縮ガスの抽出用配管15が連結されており、この配管1
5により、ロータ1の再生ガス通過ゾーン1dを通過し
て溶剤を高濃度で含有する再生ガスの一部が抽出されて
凝縮塔2,3に供給される。
【0032】抽出配管15の途中には濃縮ガスブロア1
6が介装されており、濃縮ガスはこのブロア16により
配管15から分岐配管15a,15bを介して夫々凝縮
塔2,3に送り込まれる。凝縮塔2,3から排出された
ガスは夫々配管18a,18b及びその合流配管18を
介して前述の如くロータ1の上流側に返戻される。配管
15a,15b,18a,18bには夫々開閉弁17
a,17b,19a,19bが介装されていてそのガス
の凝縮塔2,3への供給を制御するようになっている。
【0033】第1及び第2の凝縮塔2,3の冷却器にて
凝縮した液体及びこの凝縮塔2,3にて凍結した後、解
凍された液体は、夫々配管20を介して分離器4に集め
られる。この分離器4において、水と溶剤とが比重分離
され、水はドレンから排出されると共に、溶剤は溶剤蓄
積タンク5内に回収される。タンク5内の溶剤液は溶剤
回収用の送液ポンプにより適宜の回収タンク(いずれも
図示せず)に送給される。
【0034】次に、図2を参照して、第1及び第2の凝
縮塔2,3の冷却器に対する冷媒配管のフローについて
説明する。この図2の矢印は第1の凝縮塔2の冷却器が
冷却サイクルを実施し、第2の凝縮塔3の冷却器が除霜
(解凍)サイクルを実施している場合のものである。
【0035】凝縮塔2,3の冷却器内に配置された冷媒
通流管の一方の端部と、冷凍機30との間は、配管31
a,31bと合流配管31とにより連結されている。配
管31a,31bには蒸発ガス用電磁開閉弁32a,3
2bが介装されている。また、配管31には蒸発圧力調
整弁33が介装されている。冷凍機30は導入されたガ
スを圧縮して高温のガスにする。この冷凍機30のガス
出口と、凝縮塔2,3の冷却器の前記一方の端部とは、
配管34及び分岐配管34a,34bにより連結されて
いる。また、配管34a,34bには、ホットガス切り
替え電磁開閉弁35a,35bが介装されている。
【0036】また、冷凍機30の高温ガス出口に連結さ
れた配管34には、凝縮器49に連結された配管36が
連結されており、冷凍機30から排出されたガスの一部
が凝縮器49に供給されるようになっている。凝縮器4
9の内部には冷却水が供給されて通流するようになって
おり、凝縮器49に供給された高温のガスを高温の液体
に凝縮する。凝縮器49にて液化された冷媒は、配管3
7及び分岐配管37a,37bを介して、夫々凝縮塔
2,3の冷却器内に配置された冷媒通流管の他方の端部
に供給される。配管36には吐出ガスバイパス電磁開閉
弁38が介装されている。また、配管37には、流量調
整弁39及び冷媒乾燥器40が介装されており、配管3
7a,37bには、夫々冷却回路切替電磁開閉弁41
a,41bと自動膨張弁42a,42bが介装されてい
る。この膨張弁42a,42bは液体の冷媒を凝縮塔
2,3の冷却器内に噴射して蒸発させ、その蒸発熱によ
り凝縮塔2,3の冷却器内部の溶剤含有ガスを冷却する
ようになっている。
【0037】更に、凝縮塔2,3の冷却器の前記他方の
端部は、配管43a,43b及び合流配管43を介して
配管36に連結されており、凝縮塔2,3の冷却器内の
凝結物の解凍後のガスが、配管43a,43b、配管4
3及び配管36を介して凝縮器49に供給される。配管
43a,43bには、夫々逆止弁44a,44bが介装
されており、配管43には凝縮圧力調整弁45が介装さ
れている。
【0038】配管34と配管43との間には、差圧調整
弁46が配設されており、凝縮器49の冷却水の排水管
には圧力式制水弁47が介装されていて、この圧力式制
水弁47は配管34内の圧力によりその開度が調整され
るようになっている。
【0039】次に、上述の如く構成されたフロン含有ガ
ス濃縮回収装置の動作について説明する。ブロア8によ
りガス導入室Aに供給された低濃度フロン含有処理ガス
は、吸着ゾーン1aに回転してきているロータ1の部分
を通過し、この間にロータ1のハニカム成形体にフロン
が吸着し、フロンがガス中から除去される。得られた清
浄ガスはその排出室Bに排出される。排出室B内の清浄
ガスはその一部が冷却ガスとして冷却領域Cからロータ
1の冷却ゾーン1bを通過し、この間にロータ1を冷却
した後、冷却ガス排出室Dに排出される。この冷却後の
ガスは配管9を介して配管7におけるブロア8の上流側
に供給される。一方、凝縮塔2,3から排出された廃ガ
スも配管7に返戻される。そして、外気がヒータ10に
より加熱され、高温のパージガスとなってパージガス導
入室Eに供給される。このパージガスはパージガス通過
ゾーン1cにおいて、ロータ1を通過し、ロータ1に吸
着しているフロンを加熱してロータ1から離脱させる。
【0040】このようにして、フロンを高濃度に含有す
るパージガス(高濃度フロン含有ガス)が配管11を介
して循環経路12内にその連結点から供給される。これ
により、パージガスは循環経路12内をロータ1から排
出されてきた再生後ガスと合流して再生ガスとなる。こ
の再生ガスはブロア13により吸引され、ヒータ14に
より加熱された後、ロータ1の再生ガス導入室Gに供給
される。この高温の再生ガスは、ロータ1の再生ガス通
過ゾーン1dを通過してロータ1に吸着しているフロン
を加熱し、ロータ1から離脱させる。従って、再生ガス
通過ゾーン1dを通過してきた再生後ガスは極めて高濃
度のフロンを含有している。そこで、この再生後ガスの
一部を前述のパージガスの供給点よりも下流側にて循環
経路12に連結された配管15を介して抽出し、凝縮塔
2,3に送給する。これにより、極めて高濃度のフロン
含有ガスを凝縮塔2,3に送給してフロンの回収に供す
ることができる。
【0041】凝縮塔2,3を含む溶剤回収部において
は、第1及び第2の凝縮塔2,3の冷却器が図2に示す
ようにして冷却されている。
【0042】先ず、図2の矢印にて冷媒の流れを示すよ
うに、凝縮塔2の冷却器が冷却サイクル、凝縮塔3の冷
却器が除霜(解凍)サイクルを実施している場合は、電
磁開閉弁41a,32a,35bが開、電磁開閉弁41
b,32b,35aが閉になっている。そして、凝縮器
49から供給される比較的高温の液体冷媒は乾燥器40
により乾燥された後、自動膨張弁42aから凝縮塔2の
冷却器内の冷却配管内に噴射される。この冷媒はこの冷
却器(凝縮塔2)内にて膨張し、蒸発して冷却器内の溶
剤含有ガスを冷却する。
【0043】この冷媒は、凝縮塔2から排出された後、
蒸発圧力調整弁33を介して冷凍機30に返戻される。
この蒸発圧力調整弁33は凝縮塔2,3の冷却器内の冷
媒の蒸発圧力を調整してその蒸発温度(例えば、−45
℃)を設定するものであり、これにより凝縮塔2,3の
冷却器の冷却温度を一定に保持する。冷凍機30におい
ては、蒸発してガス状となった冷媒が圧縮され、この冷
媒を比較的高温のガスにして凝縮器49に戻す。
【0044】一方、冷凍機30から排出される比較的高
温の冷媒ガスは、凝縮塔3の冷却器内にも供給される。
そして、この冷媒ガスは凝縮塔3の冷却器内の凝結物を
解凍した後、凝縮圧力調整弁45を介して凝縮器49に
返戻される。この凝縮圧力調整弁45は凝縮塔2,3の
冷却器内の凝縮圧力を、冷媒の凝縮温度が例えば20℃に
なるように調整する。
【0045】このようにして、冷却サイクルを実施して
いる凝縮塔2の冷却器には、凝縮器49にて凝縮された
液体冷媒が供給され、常に一定の温度(例えば−45℃)
で蒸発することにより、冷却器内の溶剤含有ガスを冷却
する。これにより、この溶剤は凝縮塔2の冷却器内で凍
結する。一方、解凍サイクルを実施している冷却器3に
おいては、冷凍機30からの比較的高温(例えば20℃)
のガス状の冷媒が供給されて凝縮塔3の冷却器内の凝結
物が解凍される。そして、冷却サイクルと解凍サイクル
とは、電磁開閉弁を切り替えることにより、所定の周期
で切り替えられ、凝縮塔2,3ではこの冷却サイクルと
解凍サイクルとが交互に繰り返される。先ず、開閉弁1
7a,19aを開、開閉弁17b,19bを閉にする
と、溶剤濃縮ガスは凝縮塔2の冷却器に供給されて例え
ば−45℃に冷却される。これにより、ガス中の溶剤は水
分と共に凝結し、凝縮塔2の冷却器内で凍結する。この
ようにして、溶剤が凍結してガス中から除去され、未凝
縮ガスは濃縮部の入り口である配管7に返戻される。
【0046】一方、従前の工程で溶剤及び水分が凝結し
ている凝縮塔3の冷却器においては、冷凍機30から供
給された比較的高温(例えば20℃)のガス状冷媒が通流
しており、これによりこの凝結物は解凍されて液体とし
て配管20を介して分離器4に集められる。凝縮塔3の
冷却器から分離器4に集められた液体冷媒は、この分離
器4にて比重分離され、水はドレン水として排出される
と共に、溶剤はタンク5に集められた後、再使用に供さ
れる。
【0047】その後、所定時間経過後、凝縮塔2の冷却
器が解凍サイクル、凝縮塔3の冷却器が冷却サイクルに
移行し、凝縮塔2の冷却器内の凝結物が解凍され、溶剤
及び水が液体として分離器4に集められる。一方、溶剤
濃縮ガスは凝縮塔3の冷却器にてそのガス中の溶剤及び
水分が凍結され、溶剤がガス中から除去される。このよ
うにして、凝縮塔2,3の冷却器にて、冷却サイクル
と、解凍サイクルとを交互に実施することにより、溶剤
含有ガスはその含有溶剤が連続的に回収処理される。
【0048】なお、解凍サイクルから冷却サイクルに移
行する際の直前に、それまで解凍サイクルを実施してい
た凝縮塔2又は3の冷却器に、凝縮器49からの冷媒を
供給してこの凝縮塔2,3の冷却器を冷却するようにし
てもよい。即ち、この冷却サイクルに切り替わる直前の
短時間に、開閉弁41a,41bを同時に開にする。こ
れにより、冷却サイクルに切り替わろうとする凝縮塔
2,3の冷却器内の温度を低下させることができ、冷却
サイクルを高効率で実施することができる。
【0049】また、本発明においては、凝縮塔2,3に
おいて、溶剤は必ずしも凍結させる必要はない。水より
も沸点が高い溶剤の場合には、冷却により先ず水が凍結
する。しかし、溶剤は凍結しなくても十分高効率で回収
することができる。
【0050】更に、凝結物の解凍は、冷媒ガスによら
ず、ヒータにより加熱することによって行ってもよい。
【0051】一方、溶剤濃縮部においては、前述の如
く、ロータ1が図3中矢印で示す方向に定速回転する間
に、ロータ1は吸着ゾーン1aにおいて、低濃度フロン
含有ガスの通過を受けてフロンを吸着し、その後再生ガ
ス通過ゾーン1d及びパージガス通過ゾーン1cにおい
て夫々高温の再生ガス及びパージガスの通過を受けてフ
ロンを脱着し、次いで、冷却ゾーン1bにおいて冷却ガ
スの通過を受けて冷却される。このような工程を繰返す
ことにより、フロンが極めて高い濃縮率で濃縮されて高
濃度フロン含有ガスが得られる。
【0052】なお、フロン濃縮率を高めるために、パー
ジガス通過ゾーン1c及び再生ゾーン1dにおいて、ロ
ータ1に吸着されていたフロンを全量脱着させることと
せず、若干残存させた状態で吸着ゾーン1aに移るよう
にすることが好ましい。
【0053】これは活性炭のフロン離脱速度が、高温ガ
スにより加熱された後、一定時間経過すると著しく低下
するためであり、このため再生ガス通過ゾーン1d及び
パージガス通過ゾーン1cを長くしてロータの加熱時間
を長くしてもフロン離脱効果上無意味であるからであ
る。
【0054】また、上記実施例においては、パージガス
の通過を受けた後、ロータ1は冷却ゾーン1bを通過し
て冷却される。これは、パージガス及び再生ガスの通過
を受けて加熱されたままの状態で活性炭ロータが吸着ゾ
ーン1aに入ると、ロータに吸着されているフロンと清
浄ガス排出室Bにおけるフロンとの間にフロンの蒸気分
圧差が存在するため、未だ高温の状態のロータからフロ
ンが離脱し、清浄ガス排出室Bにフロンが排出されてし
まうからである。このため、冷却ゾーン1bを通過させ
た後吸着ゾーン1aに入らせるようにして、パージガス
通過ゾーン1c及び再生ガス通過ゾーン1dにて加熱さ
れて高温になっているロータ1の部分を冷却してフロン
が離脱されにくい状態におく。これにより、清浄ガス中
には離脱フロンガスが混入しないので、フロン濃度が極
めて低い清浄ガスを得ることができ、換言すれば極めて
高濃度の濃縮フロンガスが得られる。
【0055】更に、上述の如く、再生ガスは循環経路1
2を介してロータ1の再生ゾーン1dを循環通流してい
る。そして、再生後ガスの一部が凝縮塔2,3で必要と
する量だけ配管15を介して抽出され、凝縮塔2,3に
送給されると共に、抽出された分の流量を補充するだけ
の量のパージガスが配管11を介して循環経路12に供
給される。従って、この場合の濃縮倍率は、清浄ガス中
のフロン量が無視できる位少ないので、低濃度溶剤含有
処理ガスの流量G1と配管15から抽出された再生後ガ
スの流量G2との比G1/G2で与えられる。換言すれ
ば、所要の濃縮度を得るために必要な流量だけ、低濃度
溶剤含有処理ガスを本実施例の濃縮装置に供給すると共
に、高濃度溶剤含有ガスをこの濃縮装置から抽出すれば
良い。
【0056】一方、再生ガスのロータ通過流量G3は循
環経路12内をブロア13により吸引されて通流する流
量であり、この流量G3は前述の流量G1及びG2に拘ら
ず、独立して設定し、制御することができる。従って、
再生ガスが有する熱量QはcG3Tとなり、この流量G3
を調節することにより、前述の濃縮倍率とは別個にこの
再生ガス熱量を制御することができる。これにより、濃
縮倍率が例えば約20倍以上と極めて高い装置において
も、即ち濃縮装置から排出される濃縮ガスの流量G2
少ない装置においても、ロータ1の再生ガス通過ゾーン
1dを通過する再生ガスの流量G3は十分多くすること
ができ、従って、ロータ1からフロンを高効率で離脱さ
せるのに十分な熱量を再生ガスに具有させることができ
る。このため、回収手段32に送給する再生後ガス中の
フロン濃度を著しく高めることができる。また、ロータ
1に残留するフロン量が極めて少なくなり、ロータ1の
耐久性又は交換寿命を高めることができる。
【0057】更に、凝縮塔2,3の廃ガスである未凝縮
溶剤含有ガスはロータ1の上流側に返戻され、再度ロー
タ1を通過する。このように、凝縮塔2,3の廃ガスは
大気中に放散されることなく、繰返し濃縮されて回収に
供される。従って、仮に、凝縮塔2,3の回収効率は例
えば50%と低い場合であっても、回収装置全体として
の回収効率は向上する。
【0058】なお、凝縮塔2,3の廃ガスを低濃度溶剤
含有処理ガスの供給用配管7に戻すのではなく、パージ
ガスとして循環経路12に戻すようにしてもよい。これ
により、凝縮塔2,3の回収効率が低い場合にも濃縮装
置が過負荷になることを防止することができる。即ち、
凝縮塔2、3の回収効率が50%の場合は、その廃ガス
を吸着ゾーン1aの上流側の配管7に戻した場合は、ロ
ータ1の負荷が廃ガスを戻さない場合の約2倍になる
が、この廃ガスをパージガス通過ゾーン1cを通過させ
た後、再生ガスの循環経路12に戻した場合は、ロータ
の負荷は高濃度ガスによるロータ1の加熱効率の劣化分
のみを補償するだけでよく、負荷の増加を約1.3倍に
抑制することができる。従って、ロータ1の活性炭量の
増大を抑制することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生ガスの流量を所望の濃縮率に拘らず独立して制御
し、溶剤の離脱熱量を著しく高めることができる溶剤濃
縮部と、熱分解を伴わない低温度凝縮回収部とで構成さ
れるので、極めて高濃度の濃縮溶剤ガスを、極めて高い
濃縮率で得ることができると共に、高品質の溶剤液を高
効率で回収することができる。また、凝縮回収部の廃ガ
スを循環経路に戻すように構成したから、仮に凝縮回収
部の回収効率が低い場合であっても、濃縮装置の負荷を
実質的に増大させることなく回収装置全体の回収効率を
高めることができる。
【0060】また、本発明によれば、冷却及び解凍のプ
ロセスを交互に繰り返すことにより、溶剤濃縮ガスから
溶剤を液体として回収するから、高沸点で熱分解し易い
完全フッ素化液等の溶剤を含有するガスから、高効率で
溶剤を回収することもできる。従って、本発明は高沸点
で熱分解し易い溶剤の回収に極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る溶剤濃縮回収装置を示す
ブロック図である。
【図2】その冷媒配管を示す模式図である。
【図3】ロータ1の正面図である。
【符号の説明】
1;ロータ 1a;吸着ゾーン 1b;冷却ゾーン 1c;パージガス通過ゾーン 1d;再生ガス通過ゾーン 2,3;凝縮塔 4;分離器 30;冷凍機 49;凝縮器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高原 宏之 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100−1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性炭のハニカム成形体からなるロータ
    と、このロータをその軸を中心として一方向に回転させ
    少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移
    動させる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理
    ガスを前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロ
    ータに吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手
    段と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷
    却する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに再生ガス
    を循環供給する循環経路と、この循環経路内に配設され
    前記ロータに導入されるガスを加熱する加熱手段と、前
    記循環経路からロータ再生後の溶剤濃縮ガスを抽出する
    抽出手段と、前記溶剤濃縮ガスを0℃以下の温度に冷却
    して含有溶剤を凍結又は液化する複数個の冷却器を備え
    た凝縮手段と、前記溶剤濃縮ガス及び前記冷却器内の凝
    結物を解凍する解凍ガスを選択的に且つ交互に前記凝縮
    手段の冷却器に導入する選択ガス導入手段と、前記解凍
    ガスにより解凍されて前記凝縮手段から排出された液体
    から溶剤と水とを分離して前記溶剤を回収する液分離手
    段とを有することを特徴とする溶剤濃縮回収装置。
  2. 【請求項2】 前記凝縮手段の冷却器内に液体冷媒を噴
    射して蒸発させその蒸発熱により前記冷却器の内部を冷
    却する自動膨張弁と、前記冷却器から排出された蒸発冷
    媒を圧縮する冷凍圧縮機と、前記冷却器と前記冷凍圧縮
    機との間に設けられた蒸発圧力調整弁と、前記冷却器内
    に前記冷凍圧縮機から得られた冷媒を解凍ガスとして供
    給する解凍ガス供給手段と、前記冷却器に対する前記冷
    媒の通流と前記解凍ガスの通流とを交互に切り替える切
    替手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の
    溶剤濃縮回収装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータには、再生ゾーンと冷却ゾー
    ンとの間に更にパージゾーンが設けられており、このパ
    ージゾーンには加熱された外気が導入されることを特徴
    とする請求項1に記載の溶剤濃縮回収装置。
JP3195812A 1991-07-09 1991-07-09 溶剤濃縮回収装置 Pending JPH0515724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195812A JPH0515724A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 溶剤濃縮回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195812A JPH0515724A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 溶剤濃縮回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515724A true JPH0515724A (ja) 1993-01-26

Family

ID=16347401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195812A Pending JPH0515724A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 溶剤濃縮回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515724A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058952A (ja) * 2000-06-05 2002-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 乾式除湿機再生気体の循環濃縮処理方法
KR101173011B1 (ko) * 2011-01-27 2012-08-09 한국에너지기술연구원 농축 및 응축에 의한 휘발성 유기화합물 회수장치
CN112672798A (zh) * 2018-09-11 2021-04-16 东洋纺株式会社 有机溶剂回收系统
WO2021132346A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 東洋紡株式会社 有機溶剤回収システム
WO2021132347A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 東洋紡株式会社 有機溶剤回収システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058952A (ja) * 2000-06-05 2002-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 乾式除湿機再生気体の循環濃縮処理方法
JP4703889B2 (ja) * 2000-06-05 2011-06-15 富士フイルム株式会社 乾式除湿機再生気体の循環濃縮処理方法
KR101173011B1 (ko) * 2011-01-27 2012-08-09 한국에너지기술연구원 농축 및 응축에 의한 휘발성 유기화합물 회수장치
CN112672798A (zh) * 2018-09-11 2021-04-16 东洋纺株式会社 有机溶剂回收系统
WO2021132346A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 東洋紡株式会社 有機溶剤回収システム
WO2021132347A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 東洋紡株式会社 有機溶剤回収システム
CN114867542A (zh) * 2019-12-25 2022-08-05 东洋纺株式会社 有机溶剂回收系统
CN114929364A (zh) * 2019-12-25 2022-08-19 东洋纺株式会社 有机溶剂回收系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU552970B2 (en) Vapor recovery method and apparatus
US10393432B2 (en) Configurations and methods of CO2 capture from flue gas by cryogenic desublimation
JP3880653B2 (ja) 低温蒸気回収法および回収装置
EP1215455B1 (en) Refrigerating device
JPH03500857A (ja) 発泡剤及び/又は冷却剤の処理装置
JPS5843130B2 (ja) スイジヨウキ タンカスイソオヨビクウキヨリナル コンゴウガスオ ブンリスル ホウホウ
KR100533650B1 (ko) 착상 방지 기능을 갖는 열교환기 및 그 제상 방법
JPH04326901A (ja) 溶剤回収装置
JPH0515725A (ja) 溶剤濃縮回収装置
EP0020645A1 (en) AN OPEN CYCLE HEAT PUMP SYSTEM USING HEAT AND LIQUID RECOVERY PROCESS.
JPH0515724A (ja) 溶剤濃縮回収装置
US8709135B2 (en) Vapor recovery system utilizing compression-condensation processes and related methods
KR100869518B1 (ko) 헬륨가스의 초저온 정제 방법 및 장치
JP4786591B2 (ja) Voc冷却回収装置
JP4786593B2 (ja) Voc冷却回収装置
CN210613279U (zh) 转轮式自除霜冷凝装置
JP2008279377A (ja) Voc冷却回収装置
TWI471166B (zh) Recovery device and method for gas - like hydrocarbon
CN105688596B (zh) 一种多组分VOCs吸附冷凝回收装置
KR102036331B1 (ko) 에어 드라이어시스템
CA1192145A (en) Vapor recovery method and apparatus
KR20220113523A (ko) 유기 용제 회수 시스템
JPH06198119A (ja) 揮発性物質の回収方法
JP2020524594A (ja) 低温浄化装置及び方法、並びに浄化装置を備える機械
JPH03188916A (ja) 溶剤回収装置