JP2008540211A - カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動させる方法と装置 - Google Patents

カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動させる方法と装置 Download PDF

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Abstract

カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動させる方法および装置に関する。トロリ線を横切って延びるローラによって機構がトロリ線上で支えられ、該ローラにトロリ線の下方から案内ローラが対抗して働くように構成する。少なくとも4つのローラが設けられ、これらローラの各々が、トロリ線クランプの脇を機構が通過する時間の間、個々にトロリ線から回動離反する。この結果、クランプの領域で機構をトロリ線から取外して再び組付ける必要がなく、作業能率の向上を図れる。

Description

本発明は、カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動させる方法に関する。本発明はカテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動可能とする装置にも関し、この装置は特に本方法を実施するのに役立つ。
欧州特許出願公開第1026026号明細書により公知の装置は、カテナリ架線方式のトロリ線に沿って案内可能である。この装置はトロリ線を矯正するための機構を有する。公知の装置では2つのローラが保持体として役立ち、本体と結合されており、トロリ線の上方に配置されているのに対して、第3ローラは両方の第1ローラと同じ本体で保持され、トロリ線の下方に配置され、トロリ線に押付けることができる。下側ローラ又は車輪状ディスクはトロリ線を受容するために側面に溝を有する。このため、装置がトロリ線から滑り落ちるのを防止できる。所要の押付力は、下側ローラをトロリ線に向かって移動させるスピンドルによって保証される。
公知の装置はトロリ線の矯正に役立つ。装置をトロリ線に取付けた後、装置をトロリ線に沿って移動させ、下側ローラ又は車輪状ディスクの加圧力によって凸凹を平滑にする。
公知の装置では、既に組付けられたトロリ線は2つの側部ホルダ又はトロリ線クランプの間の距離にわたってのみ平滑になし得る。次に、公知のトロリ線矯正装置を分解し、側部ホルダの反対側で再び組付けられねばならず、これは極めて時間を要する。
本発明の課題は、手間のかかる手作業なしに、既に組付けられたトロリ線に沿って機構を案内できる方法と装置を提供することである。側部ホルダ又はトロリ線クランプの領域で機構をトロリ線から取外して再び組付ける作業を不要とすべきである。トロリ線の加工又は検査は2つの張力調整個所間の距離全体にわたり持続的に可能でなければならない。
好適な方法を提供する課題は、本発明によれば、トロリ線を横切って延びるローラによって機構をトロリ線上で支え、これらのローラにトロリ線の下方から案内ローラが対抗して働き、少なくとも4つのローラを備えており、これら各ローラを、トロリ線クランプの脇を機構が通過する時間の間、個々にトロリ線から回動離反させることで解決される。
トロリ線クランプは、トロリ線が側部ホルダにより保持される個所に配置する。
少なくとも4つのローラを設け、トロリ線の方向に見て各2つのローラからなる2つの対の間に機構を配置することで、ローラの1つがトロリ線から回動離反した場合にも機構を確実にトロリ線で保持できる。
第1ローラがトロリ線クランプに達するやいなや、このローラはトロリ線から回動離反され、こうしてトロリ線クランプの脇を案内される。この時間の間、残りのローラは機構を引き続きトロリ線で保持する。第2ローラがトロリ線クランプに達する迄に、第1ローラは、規定どおりの位置に再び回動復帰できるように、既にトロリ線クランプの脇を案内されている。つまり、回動反転された位置でローラを順々にトロリ線クランプの脇に案内することができ、それにも係らず、機構をトロリ線で安定的に保持するために常に十分に多くのローラが保持位置にあるようになし得る。
つまり達成される利点として、検査のために不可欠な機構を各トロリ線クランプ又は各側部ホルダでトロリ線から取り外し、再び新たに載置する必要なしに、既に組付けたトロリ線を大きな距離にわたって持続的に加工又は検査することができる。
カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動可能とする好適な装置を提示し、この装置が特に前記方法を実施するのに適するとの課題は、本発明によれば、トロリ線の所定位置に対して垂直に延びて上からトロリ線に載置可能な少なくとも4つのローラが本体の各々第1軸受内で回転可能に支承されており、本体で案内ローラが回転可能に支承されており、これらの案内ローラが下からトロリ線に当接可能であり、少なくとも4つのローラの各々が、個々に、第1軸受に対してほぼ垂直に配置される第2軸受を介して、トロリ線に対してほぼ平行な位置に回動反転可能であることによって解決される。
このような装置は、有利には数kmにわたってトロリ線に沿って案内することができ、トロリ線クランプ又は側部ホルダの脇を案内するためにローラの常に1つのみが回動離反され、その間に残りのローラが装置の安定した位置決めを保証する。
4つを超える数のローラを設けておくこともできる。
例えばローラは、トロリ線の所定位置に対し垂直に左および右から交互に延びる。この結果、装置を特に安定的にトロリ線に垂下げ得る。ローラが全てその自由末端をトロリ線の同じ側に有する場合、装置は作用する力、例えば横風により落下することがあり得る。
例えば第2軸受は、垂線から小さな角度だけずらして向けられる。こうして1つのローラをトロリ線から回動反転する際、ローラは直接にトロリ線を越えて移動するのでなく、多少斜め上に回動離反されることができる。達成される利点は、ローラの回動反転によるトロリ線の破損がない点である。このために必要な小さな角度は約0.5°に過ぎない。
例えば、案内ローラはその走行面に各1つの溝を有する。こうして達成される利点は、これら案内ローラがトロリ線から滑り落ちることがない点である。
ローラを回動反転すべく、各ローラは例えば液圧ユニットと結合される。こうして、ローラは迅速かつ確実にトロリ線から回動離反し、また再び元の位置に移すことができる。
液圧ユニットを駆動すべく、内燃エンジンを設けることもできる。
装置を容易に手動でトロリ線に載置し又はトロリ線から持ち上げ得るようにすべく、例えば全てのローラを同時に回動反転するためのレバーを設けてもよい。
機構をトロリ線に沿って移動させるべく、例えば本体に結合された摩擦車がトロリ線へと誘導可能である。
例えば摩擦車は、例えば本体に配置される駆動ユニットと結合されている。この駆動ユニットは内燃エンジンであっても、電動機であってもよい。
機構をトロリ線に沿って移動させるために、本体は軌条車両と結合しておくこともできる。このため本体は軌条車両と剛性に結合しておくことができ、又はハト目内に係合するロープを介して引っ張ることができる。
本体に直接配置される駆動ユニットに車両から線路を経て給電してもよい。
カテナリ架線方式のトロリ線に沿って移動させる機構は、例えばトロリ線の検査又は加工に役立つ。
この機構は、例えば欧州特許出願公開第1026026号明細書により公知の高さ調整可能な矯正ローラである。
この矯正ローラは例えば液圧でトロリ線に押付可能であり、これによりトロリ線の凸凹の確実な矯正が保証される。
別の例では、機構が研磨ディスクである。このような研磨ディスクでもって凸凹は除去することができるが、しかしトロリ線の直径が研磨によって僅かに変化する。
例えば研磨ディスクがトロリ線から揺動離反可能なら、装置を一層容易に組付け得る。
別の例によれば、機構はトロリ線の凸凹を検知するための測定装置である。措置を講じるべきであるか否かは測定後に決定することができる。
例えばトロリ線の所定の推移方向において少なくとも2つのローラの群が別の群のローラに対し相対的に摺動可能に配置されている。こうして達成される利点は、トロリ線の加工又は検査に必要な機構の寸法に依存して装置全体を延長又は短縮することができる。
例えば障害物を検知するためのセンサが設けられており、該センサがトロリ線から遠くへローラを回動反転するために制御機構を介して駆動装置と接続されている。
別の例によれば、各ローラに車輪が固定式に付設されており、この車輪は回転軸線を垂直にして移動方向に見てローラの前に配置される。ローラと車輪は垂直な第2軸受の周りで一緒にトロリ線から遠くへと回動反転可能である。
回動反転は、車輪がトロリ線クランプ又は側部ホルダに衝突しかつ障害物に沿って転動することによって行われ、車輪はローラを障害物から遠く離して保持する。つまりローラは、トロリ線クランプに衝突することで破損することがないと言う利点を有する。
車輪は例えばゴムからなり、比較的軟らかい材料に起因してトロリ線クランプもローラも破損から保護されている。
本発明による方法および装置でもって達成される利点は、特に加工又は測定のための機構を組付けたトロリ線に沿って比較的大きな距離にわたって案内でき、機構をトロリ線クランプの前でトロリ線から取外しかつトロリ線クランプの背後で再び組付ける必要がない点である。

Claims (20)

  1. カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動させる方法において、トロリ線を横切って延びるローラによって機構がトロリ線上で支えられ、これらのローラにトロリ線の下方から案内ローラが対抗して働き、少なくとも4つのローラが設けられており、これらのローラの各々が、トロリ線クランプの脇を機構が通過する時間の間、個々にトロリ線から回動離反されることを特徴とする方法。
  2. カテナリ架線方式のトロリ線に沿って機構を移動可能とする請求項1記載の方法を実施するための装置において、
    トロリ線の所定位置に対して垂直に延びて上からトロリ線に載置可能な少なくとも4つのローラが本体の各々第1軸受内で回転可能に支承されており、本体で案内ローラが回転可能に支承されており、これらの案内ローラが下からトロリ線に当接可能であり、少なくとも4つのローラの各々が、個々に、第1軸受に対してほぼ垂直に配置される第2軸受を介して、トロリ線に対してほぼ平行な位置に回動反転可能であることを特徴とする装置。
  3. ローラがトロリ線の所定位置に対して垂直に左および右から交互に延びていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 第2軸受が垂線から小さな角度だけずらして向けられていることを特徴とする請求項2又は3の1つに記載の装置。
  5. 案内ローラがその走行面に各1つの溝を有することを特徴とする請求項2乃至4の1つに記載の装置。
  6. ローラを回動反転するために各ローラが液圧ユニットと結合されていることを特徴とする請求項2乃至5の1つに記載の装置。
  7. 機構をトロリ線から手動で持ち上げるために、全てのローラを同時に回動反転するためのレバーが設けられていることを特徴とする請求項2乃至6の1つに記載の装置。
  8. 機構をトロリ線に沿って移動させるために、本体に結合された摩擦車がトロリ線へと誘導可能なことを特徴とする請求項2乃至7の1つに記載の装置。
  9. 摩擦車が駆動ユニットと結合されていることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 機構をトロリ線に沿って移動させるために、本体が軌条車両と結合されていることを特徴とする請求項2乃至7の1つに記載の装置。
  11. 機構がトロリ線の検査又は加工に役立つことを特徴とする請求項2乃至10の1つに記載の装置。
  12. 機構が高さ調整可能な矯正ローラであることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 矯正ローラが液圧でトロリ線に押付可能なことを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 機構が研磨ディスクであることを特徴とする請求項11記載の装置。
  15. 研磨ディスクがトロリ線から揺動離反可能なことを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 機構がトロリ線の凸凹を検知するための測定装置であることを特徴とする請求項11記載の機構。
  17. トロリ線の所定の推移方向において少なくとも2つのローラの群が別の群のローラに対して相対的に摺動可能に配置されていることを特徴とする請求項2乃至16の1つに記載の装置。
  18. 障害物を検知するためのセンサが設けられており、このセンサが、ローラを回動反転するために制御機構を介して駆動装置と接続されていることを特徴とする請求項2乃至17の1つに記載の装置。
  19. 各ローラに車輪が固定式に付設されており、この車輪が回転軸線を垂直にして移動方向に見てローラの前に配置されており、ローラと車輪が第2軸受の周りで一緒にトロリ線から遠くへと回動反転可能なことを特徴とする請求項2乃至17の1つに記載の装置。
  20. ローラがゴムからなることを特徴とする請求項19記載の装置。
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