JP2008539920A - 義歯の製造方法、義歯、そのための部材及びブランク - Google Patents

義歯の製造方法、義歯、そのための部材及びブランク Download PDF

Info

Publication number
JP2008539920A
JP2008539920A JP2008510597A JP2008510597A JP2008539920A JP 2008539920 A JP2008539920 A JP 2008539920A JP 2008510597 A JP2008510597 A JP 2008510597A JP 2008510597 A JP2008510597 A JP 2008510597A JP 2008539920 A JP2008539920 A JP 2008539920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
denture
frame
data set
blank
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008510597A
Other languages
English (en)
Inventor
ファイファー,ヨアキム
シュナイダー,ヴィルヘルム
ティエル,ノルベルト
Original Assignee
シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2008539920A publication Critical patent/JP2008539920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0006Production methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0004Computer-assisted sizing or machining of dental prostheses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0022Blanks or green, unfinished dental restoration parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/08Artificial teeth; Making same
    • A61C13/083Porcelain or ceramic teeth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/802Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising ceramics
    • A61K6/818Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising ceramics comprising zirconium oxide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/802Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising ceramics
    • A61K6/827Leucite
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/08Artificial teeth; Making same
    • A61C13/09Composite teeth, e.g. front and back section; Multilayer teeth

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plastic & Reconstructive Surgery (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

義歯(1)は少なくとも1つの構成要素からなるフレーム(2)を第1の部材として有し、かつ前記フレームは前装されるべき外側面(6)を有する義歯(1)の製造方法において、前記前装は他の部材としての別々に製造された前装部(3)により行われ、前記前装部は場合により他の部材(3′)の介在でフレーム(2)の外側面(6)に取り付けるための当接面(5)を有しかつフレーム(2)に固定されている。さらに、前記の方法により製造された、義歯(1)、この種の義歯のための部材(3)及びこのような義歯(1)を製造するためのブランク(41)が請求されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の部材と他の部材とから構成されていて、前記の他の部材は場合により他の部材の介在で第1の部材に固定されている義歯の製造方法に関する。第1の部材として、少なくとも1つの構成要素からなるフレームを考慮することができ、この場合、前記のフレームは他の部材として解釈される前装で前装されていることができる。例えばクラウンキャップは1つの構成要素からなるフレームとして見なすことができ、複数の構成要素からなるフレームは少なくとも2つの歯の位置にわたり延在している。
他の方法の場合に、前記フレームは前装されるべき外側面を有し、その際前記前装は他の部材としての別々に製造された前装部により行われ、前記前装部は場合により他の部材の介在で前記フレームに固定され、その際、前記のフレームと前記の前装部との間に分離面が存在し、前記分離面は一方で前装部の内側の表面により形成されていて、他方では前記フレームの外側の表面により形成されている。
本発明は、さらに、少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材として有し、前記フレームは前装されている外側面と、義歯を作成するための部材とを有し、その際、前記義歯は少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材として有する義歯に関する。
本発明は、最後に、材料除去する加工法を用いて少なくとも2つの部材から構成された義歯を製造するためのブランクに関する。
クラウン及びブリッジは、異なる特性を有する2つの材料からなり、前記材料は多様な方法で相互に結合されている。
典型的な歯科技術の場合には、クラウン及びブリッジは、まずフレームが作成され、審美的に高い効果を達成するために、引き続き前記フレームは前装され製造される。前記フレームの製造は、部分的にCAD/CAM法により行われるが、前装はマニュアルで行われている。
フレームは金属から鋳造されること、また、前記フレームをセラミックで前装することは特に公知であり、その際、前記前装はマニュアルで湿ったセラミック粉末を一層ずつ塗布することが行われ、前記粉末は引き続き所望の強度を達成するために焼成される。フレームはマニュアルの工程で前装材料と共にプレス成形されることも公知である。
さらに、所望の色彩効果を達成し、かつCADデータセットから予め決定された形にまでCAM法で除去するために前記フレームに多様な色調のセラミック材料を自動的に過剰に塗布することは公知である。
フレームの鋳造の代わりに、他の製造方法、例えばCAD/CAM法も使用することができる。さらに、前記フレームをセラミックから製造することも公知である。
前記の全ての方法は、第1に破壊強度の特性を最適に満たすコア材料と、第1に審美的特性及び対応する歯に対する摩耗挙動を考慮した外皮材料とが存在することが共通している。典型的な外皮材料は長石類の材料である。典型的なコア材料は金属又は酸化物セラミックである。
さらに、クラウンを均質なセラミックブロックからCAD/CAM法で製造し、その場合、前記ブランクは色彩の変化を有することができ、それにより製造されたクラウンの彩色がいくらか改善されることは公知である。
本発明の基本思想は、一方でフレーム部及び他方で前記フレーム部に適合する前装部を作成し、引き続き相互に結合して義歯にすることにある。
第1の部材と他の部材とから構成されていて、前記の他の部材は場合により他の部材を介在して前記の第1の部材に固定されている義歯の本発明による製造方法の場合に、前記義歯を第1の部材と第2の部材とに分割することは所定の構造アルゴリズムによる自動的な分解として行われる。この場合、補修箇所の3Dデータセット又は前記補修箇所のモデルから出発し完全な義歯を3Dデータセットとして準備し、前記義歯は一方で前記補修箇所に適合する外側輪郭を有し、かつ他方で補修箇所に適合する接合輪郭を有し、その結果、第1の部材の3Dデータセットと他の部材の3Dデータセットとが作成される。
これにより両方の部分は1つの最適化された過程で構築することが可能になる。
有利な実施態様の場合に、第1の部材と他の部材との間に分離面を作成することができ、この分離面は一方で他の部材の内側の表面により形成され、他方では第1の部材の外側の表面により形成され、その際、前記分離面の曲面は自動的に必要な構造パラメーターを考慮しながら決定される。
義歯が少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材として有し、前記フレームは外装されるべき外側面を有する義歯を製造するための本発明による更なる方法は、前装が他の部材としての別々に製造された前装部により行われ、前記の他の部材は場合により他の部材を介在して前記フレームに固定されることにある。前記フレームと前装部との間に分離面が存在し、前記分離面は一方で前記前装部の内側の表面により形成され、他方で前記フレームの外側の表面により形成され、その際、前記分離面の曲面はCADプログラムにより必要な構造パラメーターを考慮しながら自動的に決定される。
この場合でも両方の部分は1つの最適化された過程で構築することが可能になる。
第1の部材と他の部材とから構成され、前記の他の部材は場合により他の部材を介在して前記第1の部材と固定されている義歯の本発明による他の製造方法の場合に、補修箇所の3Dデータセット又は前記補修箇所のモデルから出発して、第1の部材との接続面を決定するために前記第1の部材の3Dデータセットを考慮しかつ第2の外輪郭を決定するために前記補修箇所の3Dデータセットを考慮して前記第2の部材用の3DデータセットをCADプロセスで作成し、その際、前記第1の部材の前記3Dデータセットは、3Dデータセットとして存在する補修箇所に仮想的に置かれ、それにより修正された3Dデータセットが作成される。
この場合、例えば前装部を作成するために、例えばフレームの物理的モデルを製造し、前記モデルを補修箇所中へ導入し、このモデルと一緒に測定することは必要ない。
この方法のそれぞれは、手作業だけによる方法と比較して効率のよいCAD/CAM法を使用して2つの材料タイプからなる義歯の製造を可能にする。前記前装部は、それ自体複数の構成要素からなることができ、つまりフレームに中間部材を介して固定されていてもよい。
有利に、他の部材は第1の部材の外側面に取り付けるための当接面を有する。それにより、他の部材を第1の部材に正確に位置調整することができる。
有利に前記固定は接合により行われる。この場合、少なくとも2つの部材を接着材料によって相互に結合することができるか又は熱処理によって組み合わせることができる。
有利に、この両方の部材はCAD/CAM法で製造されるため、前記の両方の部材の3Dデータセット及びこの両者の相互の関係はさらに測定せずに既知である。
本発明の実施態様の場合に、この2つの部材は異なる材料からなり、それにより前記の個々の部材について異なる要求に適合させることが可能である。
有利に、前装部の材料は審美的であり、フレームの材料は強度に関して最適化されていて、材料の選択においても当てはまる。この観点に基づき、前記材料の構成を最適化することも可能である。
有利に、接着材料は所望の光学的効果を達成するために着色されている。接着材料を配置する幾何学的曲面は、さらに色彩効果を作成するために特別に構成されていてもよい。
有利に、内部の表面と外部の表面との間に間隙が設けられていて、その間隙に接着材料が充填される。この場合、前記間隙は異なる厚さで構成されていてもよい。それにより、着色された接着材料を有する位置に応じて、義歯の異なる彩色が可能となる。前記間隙の寸法形状及び彩色は、他の部材を作成するためのCADプロセスの構成要素であることができる。
有利に、接着材料のための材料としてガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤が使用される。ガラスハンダの場合には、結合すべき部材はその膨張係数に関して有利に相互に適合するように選択される。
接着材料として、固定後に着色を例えば光の作用により行うことができる材料を使用することも可能である。さらに、存在する歯に対して最適な色合わせを達成するために、患者の口腔内へ装着する間又は装着した後に前記義歯の色彩の調節を光の作用により行うことも有利である。
本発明の他の主題は、少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材として有し、その際、前記フレームは前装されている外側面を有する義歯である。さらに、第2の部材としての別々に製造された前装部は、場合により他の別々に製造された部材の介在で、前記フレームに取り付けるための接続面が設られ、かつ前記フレームに固定されている。
有利に、少なくとも2つの部材は接着材料で相互に結合されている。
有利に少なくとも2つの部材はCAD/CAM法で製造されている。
有利に、少なくとも2つの部材は異なる材料からなる。
有利に、前記前装部は審美的に最適化されていて、前記フレームは強度に関して最適化されている。
有利に、接着材料は所望の光学的効果を達成するために着色されている。
有利に、結合層のための材料はガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤であり、接着すべき部材はその膨張係数に関して相互に適合するように選択されている。
有利に少なくとも2つの部材は熱処理により組み合わせられている。
有利に第1の部材と第2の部材との間には第3の部材としての少なくとも1つの中間部材が、一方で接続面で第1の部材に、他方で接続面で第2の部材に配置されている。
前記接着材料は、所望の光学効果を達成するために着色されていてもよく、かつ多様な厚さに構成されている間隙中に配置されていることができる。
本発明の他の主題は、義歯を作成するための部材であり、この場合、前記義歯は少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材として有する。前記フレームの前装のために、別々に製造された前装部が第2の部材として構成されていて、場合により別々に製造された他の部材を介在して、前記フレームとの結合のための接続面を有する。
有利に、前記部材はCAD/CAM法で製造されている。
有利に前記部材は、審美的に最適化されている。
有利に、前記材料は、ガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤との結合のために適している。
有利に、前記材料は、熱処理を用いた結合のために適している。
本発明の他の主題は、ブランクから材料除去する加工法により製造される、第1の部材と少なくとも1つの他の部材とから構成された義歯を製造するためのブランクである。前記ブランクは、第1の部材用の第1の材料からなる第1の部分と、他の部材用の第2の材料からなる第2の部分とからなる。
これは、操作員による更なる干渉なしで同じ作業機械中で1回の処理で両方の部材を同時に連続して作成することを可能にする。
有利に、第1の材料のための材料としてAl又はZrOが使用され、第2の部材の材料として長石セラミックが使用される。両方の材料は、それぞれの適用目的にとって、つまり一方でフレームにとって、かつ他方で前装にとって特に適している。
特に有利な実施態様の場合に、義歯を製造するための前記ブランクの少なくとも1つの部分は、異なる色彩を有する領域を有する。着色された接着材料と共に、最終的な義歯を更に審美的に最適化することができる。
有利に、前記ブランクは保持部分と、前記保持部分と結合するブランクボディとを有することができ、前記ブランクボディは第1の部分と第2の部分を形成し、その際、前記第1の部分は前記保持部分に配置されていて、かつ前記第2の部分は前記第1の部分に配置されている。
これは、ブランクの唯一の取り付けで義歯の両方の部材を製造できるという利点を有する。
図1には、ブリッジの形の、製造すべき完全な義歯1が示されていて、前記義歯は、フレーム2の形の第1の部材と、前装3の形の本発明による第2の部材とから構成されている。前記前装3と前記フレーム2との間に分離面4が存在し、前記分離面は一方で前記前装3の内側の表面5から形成され、他方で前記フレーム2の外側の表面6から形成されている。前記分離面4の曲面は、有利にCADプログラムにより自動的に必要な構造パラメータを考慮しながら決定される。
前記前装3は、半透明でかつ前記前装3の下にある層が透けて見える材料から製造される。
前記フレーム2は、図示されていない支台又は図示されていない残歯に固定するためのそれ自身の内側の表面7を有することができる。
前記義歯1は、例えば前記前装部3と前記フレームとの間に中間部材3′が装入されている場合に、2つ以上の部分からなることもできる。さらに、複数の構成要素からなる義歯の場合に、前記前装部3は唯一の構成要素又は隣接する構成要素のグループに分けることができる。
前記フレーム及び前装部の構造は、一般に、1つの装着方向だけが存在するために、前装部だけが必要であるように設計される。フレームの部分、例えばブリッジ構成要素の下部が露出したままである場合には、一般に無害である。
図2には、前記分離面の曲面が詳細に示されていて、この場合、前装部3の内側の表面5と、フレーム2の外側の表面6との間で、結合層には空隙8が設けられていて、前記空隙は接着材料9で充填されている。
結合層の定義された層厚を達成するために、前記空隙8中に突出部10が設けられていてもよく、前記突出部の当接面11が前記外側の表面6に当接する。
前記接着材料9は着色されていてもよく、かつ結合層の厚さに依存する色彩強度及び/又は彩色を有していてもよい。層厚が増加する場合に、色彩強度は増大しかつ結合層はより暗色に見える。層厚が減少する場合には、色彩強度も低下し、結合層はより明色に見える。
もちろん、前記接着材料9自体は多様な基本色で存在してもよく、前記空隙へ埋め込むことにより所望の色彩効果を達成するために適当な方法で選択することができる。接着材料9中に存在する色彩は、半透明の前装3を通して透けて見える。
図3では、内側部分32上に外側部分33が設置されている歯の修復部を示す。この場合、間隙8は接着材料9で充填されていて、前記接着材料の下側領域における厚さtは、上側領域における厚さtよりも厚い。
内側部分32の対応する切欠部12中に嵌り込む外側部分33のスペーサーエレメント10を介して、前記外側部分は内側部分に位置決めされ、所定の間隔が保たれる。
前記間隙8の厚さ及びそれによる結合層の厚さは、コンストラクションソフトウェアにより、所望の色の推移に応じて合わせることができるため、義歯に接着材料を適用する場合にまず最初にできる限り充分な量で塗布される。外側部分33を内側部分32に押し付ける場合に、過剰量の接着材料は分離継ぎ目から押し出され、除去することができる。押し付けの際に、当接位置が実際に達成されて、結合層の所定の厚も達成されかつその厚さを越えないように考慮しなければならない。
前記接着材料9は原則として有機又は無機であることができる。無機接着材料の場合には、材料として例えば着色されたガラスハンダが挙げられる。
図4には、複数の部材からなる義歯を製造するためのブランクが図示されていて、その際、前記ブランク40は図示されていない加工装置中に固定するための保持部分41と前記保持部分41と結合したブランクボディ42とを有する。
前記ブランクボディ42は、2つの相互に隣り合う、異なる材料組成を有する部分領域43,44を有し、その際、前記部分領域43は保持部分41と部分領域44との間に配置されている。材料組成は、光学的特性、例えば色彩又は半透明性、特に強度値でも相違するため、ワークピースを取り換えずに唯一の取り付けで、複数の部材からなる義歯の一方の部材は部分領域43の一方の材料から製造し、他方の部材は部分領域44の他方の部材から製造することができる。このために、工具45の相対運動は矢印46,47の方向でブランクボディ42に沿って行うことができる。
この方法の図示された経過を次に詳説する。出発点は、作成すべき義歯をコア部と外皮部としての形で描いたCADデータセットである。
第1の部材としてのワークフレームについてのデータセットは、存在するワークフレームの計測によって作成することができる。しかしながらこのデータセットは、データセットとして存在する補修箇所又は前記補修箇所のモデルに基づきワークフレームを構築することにより、CADプロセスにより作成することもできる。
第2の部材としての前装部のためのデータセットは、CADプロセスで、前記ワークフレームへの接続面の決定のために前記ワークフレームについてのデータセットから出発し、かつ外輪郭の決定のために補修箇所のデータセットから出発して作成される。この場合、補修箇所に配置されたワークフレーム(コア部材)に基づき、計測によりデータセットを作成するか又は前記ワークフレームを仮想上でのみデータセットとして存在する補修箇所に定めかつそれからデータセットを作成することが可能である。
それとは別に、このために補修箇所又は前記補修箇所のモデルのデータセットから出発し、完全な義歯を構築することもでき、つまり、一方で外輪郭を用いて、他方で補修箇所での接続輪郭を用いて構築することができ、かつそれに引き続き初めて義歯はコア若しくはワークフレーム及び外皮若しくは前装部用の第1の部材及び第2の部材に分割される。この分割は自動的に行われる。
引き続きCAMプロセスにおいて、両方の形状をこのために適当な材料から製造し、その際、前記形状のコアの上側は皮膜の下側のネガティブに対応し、両方の形状の間には公差の補償のため及び接着材料の導入のために数10μmの間隙がある。
それにより、両方の部分の持続的な結合が行われる。異なる結合技術も考えられる。
表面処理されたコア部材上に外皮を被せ、前記外皮部材の融点のわずかに下まで加熱することで前記コア部材上に融着させる。
これとは別に、コア部材に低融点のセラミックを吹き付け均一な薄い層を形成させ、引き続き外皮部材を被せる。吹き付けられたセラミックの融点を超えるまで加熱することにより、外皮部材とコア部材との結合が生じる。前記吹き付けは、この場合にセラミック粉末を用いたスプレーにより行うことができる。
低融点のセラミックを吹き付ける代わりに、ガラスハンダ又は金属ハンダ又は他の無機材料を前記の接合間隙中に導入することもできる。
この種の全ての結合は、典型的に熱処理が行われ、その熱処理の際に生成物は耐熱性であり、つまり他の熱処理プロセス、例えば釉掛けを行うことができる。
さらに、有機接着材料を用いて接合することもできる。この有機接着材料は化学的に又は光によって硬化される。
接合材料の色調及び半透明性は、修復の全体の印象を最適化するために意識的に選択することができる。接合間隙の形状は審美的な結果を最適化するために利用することもできる。後からの光の作用によって着色される接合材料を利用することも考えられる。
この方法は、コア部材と外皮部材とのための両方の材料が一つのホルダーに取り付けられる特別なブランクにより支持することができ、両方の部材は、前記装置によって更なる利用者の相互作用なしで十分に削り出しすることができる。
この種のブランクは、しかしながら、複数のブランクを用いて、もちろん僅かなオートメーション化度の場合で機能する方法を実施するための必然的な前提条件はない。
全体像をフレームと前装とに分ける規則は、前記フレームが同じ層厚でかつ比較的薄い、例えば0.5mmで構成されことであり、このことは、義歯のできる限り大部分が審美的に適した材料からなるという利点を有する。
全体像をフレームと前装とに分ける他の規則は、前装がほぼ均一な層厚でかつ比較的薄く、例えば1mmで構成されることであり、このことは、前装部の僅かな固体材料中であまり応力が生じないという利点を有する。
さらに、CADソフトウェアにおいて例えばマニュアルで変更される中間領域を前記規則に適用することができる。
ブランクの第1の部分43のための材料としてAl又はZrOを挙げることができ、第2の部分44のための材料として長石セラミック又は同等のガラスセラミック、特にリューサイトを含有するガラスセラミックを挙げることができる。
図面で本発明の実施例を説明する。図1は、フレームと前装とを備えた義歯を示す図である。
図2は図1の内部の分離面の領域の詳細を示す図である。
図3は、他の義歯を示す図である。
図4は、義歯の部材を製造するための多様な材料特性を有するブランクを示す図である。

Claims (35)

  1. 第1の部材(2)と他の部材(3)とから構成されていて、前記の他の部材(3)は場合により他の部材(3′)が介在して前記第2の部材(2)側に固定されている完全な義歯(1)の製造方法において、補修箇所の3Dデータセット又は前記補修箇所のモデルから出発し、完全な義歯(1)を3Dデータセットとして準備し、前記完全な義歯は一方で前記補修箇所に適合した外輪郭を有し、かつ他方で前記補修箇所に適合した接続輪郭を有し、その際、前記義歯(1)を第1の部材と他の部材(2,3)とに分割することは所定の構造アルゴリズムに従って自動的分解により行い、それにより第1の部材の3Dデータセットと他の部材の3Dデータセットが作成されることを特徴とする、完全な義歯の製造方法。
  2. 第1の部材(2)と他の部材(3)との間に分離面(4)を作成し、前記分裏面は一方で前記の他の部材(3)の内側の表面(5)により形成され、他方で第1の部材(2)の外側の表面(6)により形成され、その際、前記分裏面(4)の曲面は必要な構造パラメーターを考慮しながら自動的に決定されることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
  3. 義歯(1)は少なくとも1つの構成要素からなるフレーム(2)を第1の部材として有し、かつ前記フレームは前装されるべき外側面(6)を有し、その際、前記の前装は他の部材として別個に製造された前装部(3)により行われ、前記前装部は場合により他の部材(3′)が介在して前記のフレーム(2)に固定され、その際、前記のフレーム(2)と前記の前装部(3)との間には分離面(4)が存在し、前記分離面は一方で前記前装部(3)の内側の表面(5)により形成されていて、かつ他方で前記フレーム(2)の外側の表面(6)により形成されている義歯(1)の製造方法において、前記分離面(4)の曲面をCADプログラムにより必要な構造パラメーターを考慮しながら自動的に決定することを特徴とする、義歯の製造方法。
  4. 第1の部材(2)と他の部材(3)とから構成され、前記の他の部材(3)は場合により他の部材(3′)を介在して前記第1の部材(2)に固定されている完全な義歯(1)の製造方法において、補修箇所の3Dデータセット又は前記補修箇所のモデルから出発して、第1の部材との接続面を決定するために前記第1の部材の3Dデータセットを考慮しかつ第2の外輪郭を決定するために前記補修箇所の3Dデータセットを考慮して前記第2の部材用の3DデータセットをCADプロセスで作成し、その際、前記第1の部材の前記3Dデータセットは、3Dデータセットとして存在する補修箇所に仮想的に置かれ、それにより修正された3Dデータセットが作成されることを特徴とする、完全な義歯の製造方法。
  5. 他の部材(3)は第1の部材(2)の外側面(6)に取り付けるための当接面(11)を有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 少なくとも2つの部材(2,3)は接着材料(9)により相互に結合されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 少なくとも2つの部材(2,3)はCAD/CAMプロセスで製造されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 2つの部材(2,3)は異なる材料からなることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前装部(3)の材料は審美的に最適化されていて、フレーム(2)の材料は強度に関して最適化されていることを特徴とする、請求項3及び8項に記載の方法。
  10. 接着材料(9)は所望の光学的効果を達成するために着色されていることを特徴とする、請求項6から9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 内側の表面(5)と外側の表面(6)との間に間隙(8)を設け、前記間隙が接着材料(9)で充填されることを特徴とする、請求項6から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 間隙(8)は異なる厚さに構成されることを特徴とする、請求項5及び11項に記載の方法。
  13. 接着材料(9)のために、ガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤が使用されることを特徴とする、請求項6から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 接着材料(9)は固定の後に付加的に着色されることを特徴とする、請求項6から13までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 少なくとも2つの部材(2,3)は熱処理により接合されることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項に記載の方法。
  16. 少なくとも1つの構成要素からなるフレームを第1の部材(2)として有し、前記のフレームは前装されている外側面(6)を有する義歯において、第2の部材として別個に製造された前装部(3)は、場合により別個に製造された他の部材(3′)を介在して、前記フレームに取り付けるために当接面(5)を備え、前記フレーム(2)に固定されている、義歯。
  17. 少なくとも2つの部材(2,3)は接着材料(9)により相互に結合されていることを特徴とする、請求項16に記載の義歯。
  18. 少なくとも2つの部材(2,3)はCAD/CAMプロセスで製造されていることを特徴とする、請求項16又は17に記載の義歯。
  19. 少なくとも2つの部材(2,3)は異なる材料からなることを特徴とする、請求項16から18までのいずれか1項に記載の義歯。
  20. 前装部(3)のための材料は審美的に最適化されていて、フレーム(2)のための材料は強度に関して最適化されていることを特徴とする、請求項19に記載の義歯。
  21. 接着材料(9)は所望の光学的効果を達成するために着色されていることを特徴とする、請求項17から20までのいずれか1項に記載の義歯。
  22. 接着材料(9)は、ガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤であることを特徴とする、請求項17から21までのいずれか1項に記載の義歯。
  23. 少なくとも2つの部材(2,3)は熱処理により接合されていることを特徴とする、請求項16から22までのいずれか1項に記載の義歯。
  24. 第1の部材と第2の部材(2,3)の間に、少なくとも1つの中間部材(3′)が、一方で第1の部材(2)との当接面を有しかつ他方で第2の部材(3)との当接面を有する第3の部材として配置されていることを特徴とする、請求項16から23までのいずれか1項に記載の義歯。
  25. 接着材料(9)は所望の光学的効果を達成するために着色されていることを特徴とする、請求項16から24までのいずれか1項に記載の義歯。
  26. 接着材料(9)は、異なる厚さに構成されている間隙(8)中に配置されていることを特徴とする、請求項16から25までのいずれか1項に記載の義歯。
  27. 少なくとも1つの構成要素からなるフレーム(2)を第1の部材として有する義歯(1)を製造するための部材において、前記フレーム(2)の前装のために別個に製造された前装部(3)が第2の部材として構成されていて、かつ場合により別個に製造された他の部材(3′)が介在して、前記フレーム(2)との結合のための当接面(5)を有することを特徴とする、義歯を製造するための部材。
  28. CAD/CAMプロセスにおいて製造されていることを特徴とする、請求項27に記載の部材。
  29. 審美的に最適化されていることを特徴とする、請求項27又は28に記載の部材。
  30. 接着のための材料は、ガラスハンダ、低融点セラミック又は有機接着剤が適していることを特徴とする、請求項27から29までのいずれか1項に記載の部材。
  31. 接着のための材料は、熱処理を用いることが適していることを特徴とする、請求項27から30までのいずれか1項に記載の部材。
  32. 材料除去する加工法を用いた、第1の部材と少なくとも1つの他の部材とから構成された義歯(2,3)の製造のためのブランクにおいて、前記ブランク(42)の第1の部分(43)は第1の部材(2)のための第1の材料からなり、前記ブランクの第2の部分(44)は他の部材(3)のための第2の材料からなることを特徴とする、ブランク。
  33. 第1の部分(43)のための材料としてAl又はZrOが使用され、第2の部分(44)のための材料として長石セラミック又は同等のガラスセラミック、特にリューサイトを含有するガラスセラミックが使用されていることを特徴とする、請求項32に記載のブランク。
  34. 第2の部材(3)を製造するための部分(44)が異なる色調の領域(44.1〜44.3)を有することを特徴とする、請求項32又は33に記載のブランク。
  35. ブランク(40)が保持部分(41)と前記保持部分に結合するブランクボディ(42)とを有し、前記ブランクボディは第1の部分と第2の部分(43,44)とを形成し、その際、第1の部分(43)は前記保持部分(41)に配置され、第2の部分(44)は前記第1の部分(43)に配置されていることを特徴とする、請求項32から34までのいずれか1項に記載のブランク
JP2008510597A 2005-05-13 2006-05-15 義歯の製造方法、義歯、そのための部材及びブランク Pending JP2008539920A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005023106A DE102005023106A1 (de) 2005-05-13 2005-05-13 Verfahren zur Herstellung eines Zahnersatzteils, Zahnersatzteil, Bauteil und Rohling hierzu
US11/206,179 US20060257824A1 (en) 2005-05-13 2005-08-18 Method of producing a dental prosthetic item, and a dental prosthetic item, a component therefor, and a blank therefor
PCT/EP2006/062303 WO2006120255A2 (de) 2005-05-13 2006-05-15 Verfahren zur herstellung eines zahnersatzteils, zahnersatzteil, bauteil und rohling hierzu

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008539920A true JP2008539920A (ja) 2008-11-20

Family

ID=37295481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008510597A Pending JP2008539920A (ja) 2005-05-13 2006-05-15 義歯の製造方法、義歯、そのための部材及びブランク

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20060257824A1 (ja)
EP (1) EP1881802A2 (ja)
JP (1) JP2008539920A (ja)
CN (1) CN101217918A (ja)
DE (1) DE102005023106A1 (ja)
WO (1) WO2006120255A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017128466A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 クラレノリタケデンタル株式会社 ジルコニア焼結体及び歯科用製品、並びにそれらの製造方法
JP2017164201A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 ローランドディー.ジー.株式会社 歯冠補綴物作製装置、歯冠補綴物作製システム、歯冠補綴物作製方法、および歯冠補綴物作製プログラム
KR102144685B1 (ko) * 2019-03-29 2020-08-14 전남대학교산학협력단 디지털 메탈-세라믹 치아보철물 제작방법 및 이를 위한 용융 접착용 글라스
KR20200134391A (ko) * 2019-05-21 2020-12-02 주식회사 바텍에큐세라 심미성 임플란트용 당일보철 완소결 지르코니아 블록
JPWO2020138197A1 (ja) * 2018-12-26 2021-11-04 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科用ミルブランク及び歯科用補綴物

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8444756B2 (en) 2003-08-07 2013-05-21 Ivoclar Vivadent Ag Lithium silicate materials
US9220576B2 (en) 2003-08-07 2015-12-29 Ivoclar Vivadent Ag Machining of ceramic materials
US7955159B2 (en) 2003-08-07 2011-06-07 Ivoclar Vivadent Ag Machining of ceramic materials
PT1688398E (pt) 2005-02-08 2014-07-25 Ivoclar Vivadent Ag Vitrocerâmica de silicato de lítio
WO2007028787A1 (de) * 2005-09-05 2007-03-15 Ivoclar Vivadent Ag Keramischer zahnersatz und verfahren zu dessen herstellung
US10426578B2 (en) * 2006-10-16 2019-10-01 Natural Dental Implants, Ag Customized dental prosthesis for periodontal or osseointegration and related systems
US9539062B2 (en) 2006-10-16 2017-01-10 Natural Dental Implants, Ag Methods of designing and manufacturing customized dental prosthesis for periodontal or osseointegration and related systems
EP1992302A1 (en) * 2007-05-15 2008-11-19 3M Innovative Properties Company Method of making a facing for a dental restoration, facing for a dental restoration, and method of making a dental restoration
EP2050417A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-22 3M Innovative Properties Company Restoration, restoration components, and methos of making a dental restoration
JP2009100869A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Medeia Kk 歯科用補綴物、歯科用補綴物の使用方法、及び歯科用補綴物の製作方法
CN102098979B (zh) * 2008-07-21 2014-09-17 维塔假牙制造厂H·劳特有限责任两合公司 由形态稳定化材料制成的成型体及其制造方法
EP2313024B1 (de) 2008-07-21 2019-09-11 Vita Zahnfabrik H. Rauter GmbH & Co. KG Poröser silikat-keramischer körper, dentalrestauration sowie verfahren zur dessen herstellung
EP2172168A1 (en) * 2008-10-01 2010-04-07 3M Innovative Properties Company Dental appliance, process for producing a dental appliance and use thereof
EP2184030A1 (en) * 2008-11-10 2010-05-12 3M Innovative Properties Company Method of producing a dental restoration, dental restoration and use thereof
GB0822751D0 (en) * 2008-12-15 2009-01-21 3M Innovative Properties Co Method of making a dental restoration, and system for design and manufacturing a dental restoration
EP2236121B1 (en) 2009-03-09 2011-05-11 3M Innovative Properties Company Composition for attaching a dental facing on a dental support structure, process and use thereof
CN102548498B (zh) 2009-09-30 2015-06-17 3M创新有限公司 用于制备层状牙科器械的系统和方法
WO2011041193A1 (en) 2009-09-30 2011-04-07 3M Innovative Properties Company Systems and methods for making layered dental appliances from the outside in
EP2482755B1 (en) 2009-09-30 2019-06-26 3M Innovative Properties Company Methods for making layered dental appliances
US8813364B2 (en) 2009-12-18 2014-08-26 3M Innovative Properties Company Methods for making layered dental appliances
EP2361601A1 (en) 2010-02-25 2011-08-31 3M Innovative Properties Company Glass and/or glass ceramic particles containing composition for application on a dental article, process and use thereof
JP2013521958A (ja) * 2010-03-24 2013-06-13 ノベル バイオケア サーヴィシィズ アーゲー 歯科補綴物の構造安定性の改善法
ES2581452T3 (es) 2010-04-16 2016-09-05 Ivoclar Vivadent Ag Vitrocerámica y vidrio de silicato de litio con óxido de metal de transición
US8865606B2 (en) 2010-04-16 2014-10-21 Ivoclar Vivadent Ag Process for the preparation of dental restorations
AT12407U1 (de) 2010-07-02 2012-05-15 Stephan Lampl Zahnfrontverblendungskörper
US9044292B2 (en) * 2010-08-11 2015-06-02 3M Innovative Properties Company Dental articles including a ceramic and microparticle coating and method of making the same
EP2431006A1 (en) 2010-09-16 2012-03-21 3M Innovative Properties Company A method of making a dental restoration
EP2529694B1 (de) 2011-05-31 2017-11-15 Ivoclar Vivadent AG Verfahren zur generativen Herstellung von Keramikformkörpern durch 3D-Inkjet-Drucken
DE112012004277A5 (de) 2011-10-14 2014-08-28 Ivoclar Vivadent Ag Lithiumsilikat-Glaskeramik und -Glas mit fünfwertigem Metalloxid
EP2765974B1 (de) 2011-10-14 2016-02-24 Ivoclar Vivadent AG Lithiumsilikat-glaskeramik und -glas mit zweiwertigem metalloxid
BR112014008576A2 (pt) 2011-10-14 2017-04-18 Ivoclar Vivadent Ag vitrocerâmica e vidro de silicato de lítio com óxido de metal tetravalente
RU2606999C2 (ru) 2011-10-14 2017-01-10 Ивоклар Вивадент Аг Литиево-силикатные стеклокерамика и стекло с оксидом одновалентного металла
DE112012004279A5 (de) 2011-10-14 2014-08-28 Ivoclar Vivadent Ag Lithiumsilikat-Glaskeramik und -Glas mit dreiwertigem Metalloxid
BR112014008568A2 (pt) 2011-10-14 2017-04-18 Ivoclar Vivadent Ag vitrocerâmica e vidro de silicato de lítio com óxido de metal hexavalente
KR102005004B1 (ko) 2011-12-22 2019-07-29 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 치아 수복물을 제조하기 위한 방법 및 시스템
US20130165545A1 (en) * 2011-12-23 2013-06-27 Vincent J. Morgan Bonding together resin nano ceramic blocks
EP2844213B1 (de) 2012-05-04 2019-12-04 Ivoclar Vivadent AG Lithiumdisilikat-apatit-glaskeramik
IN2014DN09497A (ja) 2012-05-11 2015-07-17 Ivoclar Vivadent Ag
MX2014013672A (es) 2012-05-11 2015-06-05 Ivoclar Vivadent Ag Blanco pre-sinterizado para propositos dentales.
ES2894961T3 (es) 2013-02-12 2022-02-16 Ivoclar Vivadent Ag Pieza en bruto para fines dentales
EP2792649B1 (de) 2013-04-15 2019-11-27 Ivoclar Vivadent AG Lithiumsilikat-Glaskeramik und -Glas mit Gehalt an Rubidiumoxid
CN105705112B (zh) * 2013-10-04 2018-02-27 3M创新有限公司 牙科研磨坯料、牙科修复体以及形成牙科研磨坯料的方法
ES2954898T3 (es) 2014-05-13 2023-11-27 Ivoclar Vivadent Ag Procedimiento para la producción de vidrios de silicato de litio y materiales vitrocerámicos de silicato de litio
WO2016014766A1 (en) * 2014-07-25 2016-01-28 3M Innovative Properties Company A method of making a customized dental blank
DE102015100666A1 (de) * 2015-01-19 2016-07-21 Dentsply International Inc. Halterung für einen Rohling
EP3050856B1 (de) 2015-01-30 2019-05-29 Ivoclar Vivadent AG Lithiumsilikat-Diopsid-Glaskeramik
EP3275396B1 (de) 2016-07-25 2021-06-16 Coltène/Whaledent AG Verfahren für die herstellung einer dentalen restauration
DE102016114825A1 (de) 2016-08-10 2018-02-15 Ivoclar Vivadent Ag Verfahren zur Erzeugung einer Prothese oder Teilprothese
DE102016221541A1 (de) 2016-11-03 2018-05-03 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Konstruktion mindestens eines Zahnersatzteils oder eines Brackets mit mindestens einer Klebefläche
AT519721B1 (de) * 2017-02-24 2019-02-15 Steger Heinrich Verfahren zum Herstellen eines Zahnersatzes
FR3088536B1 (fr) * 2018-11-15 2022-05-27 Lyra France Ebauche pour la fabrication sur mesure d'au moins deux elements prothetiques dentaires

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3900951A (en) * 1974-06-27 1975-08-26 David M Bentman Porcelain covered dental bridge, crown and the like
US4204325A (en) * 1978-05-12 1980-05-27 Arroyo Research and Consulting Company Orthodontic bracket bonding system
US4650418A (en) * 1984-02-01 1987-03-17 Dentsply Research & Development Corp. Dental restoration shading
US5151044A (en) * 1989-05-12 1992-09-29 Rotsaert Henri L Blanks for the manufacture of artificial teeth and crowns
DE59005464D1 (de) * 1990-05-09 1994-05-26 Siemens Ag Rohlingkörper zur Herstellung eines Zahnrestaurations-Passkörpers.
DE4423793C1 (de) * 1994-07-01 1996-02-22 Ivoclar Ag Leucithaltige Phosphosilikat-Glaskeramik, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
CA2193322C (en) * 1995-12-19 2000-03-28 Arnold Wohlwend Method for manufacturing dental crowns and/or dental bridges
AU1198797A (en) * 1996-12-20 1998-07-17 Elypse Method for producing a dental prosthesis
DE19654055C2 (de) * 1996-12-23 1998-11-12 Heraeus Kulzer Gmbh Halbzeug als Formkörper zur Herstellung von Zahnersatzteilen
DE19714759B4 (de) * 1997-04-10 2007-01-04 Nobel Biocare Ab Zahnersatz, insbesondere Zahnkrone oder Brücke sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE19853949C2 (de) * 1998-11-23 2003-01-09 Ivoclar Vivadent Ag Keramische Zahnrestauration
CH694571A5 (de) * 1999-06-21 2005-04-15 Dcs Forschungs & Entwicklungs Verfahren zur Herstellung eines Zahnersatzes und eines Zahnersatzteiles, Material für ein Zahnersatzteil und Zahnersatzteil.
DE19944130A1 (de) * 1999-09-15 2001-04-12 Paul Weigl Verfahren zur automatischen Herstellung von ästhetischem Zahnersatz unter Verwendung von in Farbe, Transluzenz, Helligkeit und/oder Transparenz graduierten Materialblöcken
AU2001258861A1 (en) * 2000-05-29 2001-12-11 Kabushiki Kaisya Advance Measuring/machining system for dentistry
US6672871B2 (en) * 2000-06-19 2004-01-06 Nobel Biocare Ab Coping with standoffs
WO2002009612A1 (en) * 2000-07-31 2002-02-07 O'brien Dental Lab, Inc. Millable blocks for making dental prostheses, associated dental prostheses and methods of making
EP1506745A1 (de) * 2003-08-15 2005-02-16 Jeanette Mörmann Rohling und Verfahren zur Herstellung einer Zahnrestauration
US7536234B2 (en) * 2004-02-09 2009-05-19 Cadent Ltd. Method and system for manufacturing a dental prosthesis

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017128466A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 クラレノリタケデンタル株式会社 ジルコニア焼結体及び歯科用製品、並びにそれらの製造方法
JP2017164201A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 ローランドディー.ジー.株式会社 歯冠補綴物作製装置、歯冠補綴物作製システム、歯冠補綴物作製方法、および歯冠補綴物作製プログラム
JPWO2020138197A1 (ja) * 2018-12-26 2021-11-04 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科用ミルブランク及び歯科用補綴物
JP7489325B2 (ja) 2018-12-26 2024-05-23 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科用ミルブランク及び歯科用補綴物
KR102144685B1 (ko) * 2019-03-29 2020-08-14 전남대학교산학협력단 디지털 메탈-세라믹 치아보철물 제작방법 및 이를 위한 용융 접착용 글라스
KR20200134391A (ko) * 2019-05-21 2020-12-02 주식회사 바텍에큐세라 심미성 임플란트용 당일보철 완소결 지르코니아 블록
KR102251422B1 (ko) * 2019-05-21 2021-05-13 주식회사 바텍에큐세라 심미성 임플란트용 당일보철 완소결 지르코니아 블록

Also Published As

Publication number Publication date
CN101217918A (zh) 2008-07-09
US20060257824A1 (en) 2006-11-16
WO2006120255A2 (de) 2006-11-16
DE102005023106A1 (de) 2006-11-16
EP1881802A2 (de) 2008-01-30
WO2006120255A3 (de) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008539920A (ja) 義歯の製造方法、義歯、そのための部材及びブランク
JP2008539919A (ja) 義歯の製造方法及び前記製造方法により製造された義歯並びに義歯を製造するためのブランク
JP5193052B2 (ja) 義歯の製造方法及びシステム
KR102127542B1 (ko) 치과용 블랭크
EP0807422B1 (de) Verfahren zur Herstellung dentaler Rekonstruktionen und Rohling zur Durchführung des Verfahrens
JP3609110B2 (ja) セラミックスを基材とする歯科補綴物の製造法
US7845924B2 (en) System for preparing dental restorations
US20100015572A1 (en) Set of Elements for Producing a Dental Prosthesis, System for Producing a Dental Prosthesis or a Set of Elements, and Corresponding Production Methods
DK2774578T3 (en) A process for preparing a tandprotesedel
JP2007520299A (ja) 歯科部品の製造方法
KR101496080B1 (ko) 치과기공물 제작방법
KR20210039333A (ko) 치과용 다색 블랭크
DE102012211332B4 (de) Zahnersatz, Verblendung für einen Zahnersatz und Herstellungsverfahren
US20100297585A1 (en) Process for making a dental restoration and resultant apparatus
JP2011528690A (ja) 多孔性ケイ酸セラミック体、歯科修復物、及びその製造法
EP1684657B1 (en) System and arrangement for producing a dental replacement component, and such a component
DE102005042091A1 (de) Keramischer Zahnersatz und Verfahren zu dessen Herstellung
WO2016052321A1 (ja) 歯科補綴物の製造方法
CN109561950A (zh) 用于制作义齿或部分义齿的方法
US8377500B2 (en) Process for making a dental restoration and resultant apparatus
JP2005118575A (ja) 歯科補綴材
KR102020397B1 (ko) 적층제조 기술을 이용한 치과용 임플란트 복합 지대주 및 그 제조방법
JPS63147453A (ja) 歯冠修復用複合冠
US6250926B1 (en) Method for producing dental replacement
US20080070191A1 (en) Method for Forming Polychromatic Pressable Porcelain Dental Restoration

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081031