JP2008535456A - 共振コンバータの制御 - Google Patents

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Abstract

本発明は、制御パラメータの使用による共振LLCコンバータの制御を扱う。共振タンクを流れる1次電流及び共振タンクの予め決定されたポイントの電圧がモニタされ、制御パラメータが、ハイサイドの導通間隔に対して設定され、制御パラメータがローサイドの導通間隔に対して設定され、これら二つの導通間隔に対する制御パラメータを、間隔のピーク電流及び間隔の予め決定された電圧とする。共振コンバータは、電源に接続される直列配置の制御可能なスイッチを具える。共振コンバータは、四つの制御パラメータを含む基準に従ってスイッチをオフに切り替える基準を設定することによって操作される。

Description

本発明は、共振コンバータの制御に関し、特に、制御パラメータの使用による共振コンバータの制御に関する。
従来の共振LLCコンバータにおいて、共振コンデンサ及び二つのインダクタは、可能な場合には追加の素子に接続して共振回路を形成する。コンバータは、直流出力電圧を生成するのに用いられる変成器及び整流回路を更に有する。整流回路に直列インダクタンスを付加することによって出力電流を連続的に生成することができる。ブリッジ整流器による整流又は照明装置で用いられるように全く整流がないことを含む多くの変動が、このタイプのコンバータに存在する。変成器を、一部の場合では除外することができる。
共振器が満足な動作を行うために、交流電流を発生するスイッチが正確な瞬時にオン及びオフに切り替えられる。スイッチが操作される周波数は、コンバータの動作のモードを規定する。
従来のコンバータは、制御論理回路により50%のデューティサイクルの周波数で通常制御され、この場合、コンバータの出力電力は、動作周波数を変更することによって制御される。50%以外のデューティサイクルを用いることもできる。この場合、デューティサイクルは出力電力を決定する。
周波数によるこの制御原理は、重大な不都合を与える。
周波数によって制御されるとき、各時間間隔(ハイサイド又はローサイド導通間隔)の開始時における共振部の電圧及び電流は、周波数だけでなく以前の導通ストロークの履歴にも依存する。この履歴は、特にコンバータが共振に近く動作する場合には更に大きな遷移応答を生じるとともに制御ループの安定化の問題が更に複雑になる。
近年の設計に対して、低負荷の効率及び(取り出される出力電力のない)スタンバイ中の入力電力は、主要な問題となっている。従来の50%のデューティサイクルの制御では、低負荷で大きなエネルギーを循環させるので、この問題を解決するのが困難である。これに対する解決はバーストモードであるが、出力の大きなリップルのためにバーストモードが常に許容されるわけではない。通常モードからバーストモード又はその逆への突然の引継ぎは、出力において許容できない遷移を与えうる。
低デューティサイクルの動作は、低電力で高効率を保持する解決である。しかしながら、固定周波数でデューティサイクルを変更すると、ループゲインの符号の許容できない変化が生じうる。
米国特許第6,711,034号は、2次ダイオード電流の非対称を電気的な大きさ、例えば、1次電流を測定することによって補償する間にスイッチ導通時間の頻度をタイマによって制御する共振コンバータを開示する。
本発明は、向上した共振コンバータを提供しようとするものである。本発明は、独立請求項によって規定される。従属請求項は、好適な実施の形態を規定する。
本発明の実施の形態は、より簡単、より強固かつより廉価な共振コンバータを提供できるようにコンバータを制御する向上した手段を提供する。好適には、本発明は、上記又は他の不都合の一つ以上を単独又は任意の組合せで軽減し又は除去する。
本発明の実施の形態において、状態変化をモニタするとともに制御パラメータから設定された基準に従って共振コンバータを作動させるよう制御アルゴリズムを実現する共振コンバータを提供する。共振タンクを流れる電流は、1次電流とも称される。
このようにして共振コンバータを操作すると、複数の利点が生じる。1次電流及び予め決定されたポイントの電圧のモニタリングから直接スイッチを操作することによって、システムのより迅速な制御及びより高い安定性を与えることができる。さらに、基準の設定及び/又は制御パラメータの設定から、短絡出力保護のような危険防止形態を直接有することができる。さらに、50%のデューティサイクルの高出力電力の円滑な組合せは、異なる基準が異なる態様を考慮する基準を設定することによって高効率の低出力電力/スタンバイモードに組み合わせることができ、所望の場合には50%とは異なるデューティサイクルの動作を許容する。更なる利点は、必要な場合には対称に制御されるコンバータを得ることができる。本発明の範囲は、図7に関連して後に説明するように電圧が間接的な測定によって置換される実施の形態をカバーする。
請求項2の任意の特徴は有利である。その理由は、制御パラメータに関連して1次電流及び予め決定されたポイントの電圧の特定の基準の設定に加えて、基準が導通期間の開始時に満足されなくても基準を無視することができるからである。最小時間が経過した基準を満足することは、必ずしもタイマ手段によって得られない。これを、例えば、特別な基準に関連した1次電流及び/又は予め決定されたポイントの電圧の知られている進行又は他の同等な基準からも得ることができる。
請求項3の任意の特徴は有利である。その理由は、所望の動作モードで共振コンバータを動作させるために専用のコンバータ回路を必要としないので、多用途の共振コンバータを設けることができる。
請求項4の任意の特徴は有利である。その理由は、遷移応答、リップル、バースト等を示す状態変動に対して直接安定化を行わないので、更に安定な共振コンバータを提供することができる。
請求項5の任意の特徴は有利である。その理由は、種々の出力電力を有するモードで共振コンバータを操作するので、に専用のコンバータ回路を必要としないために多用途の共振コンバータを設けることができる。
請求項6及び7の任意の特徴は有利である。その理由は、制御パラメータ間の関係を単一の動作パラメータによって考慮できるので、共振コンバータを所定の動作モードで動作させるよう複数の制御パラメータを特定することを回避するからである。
請求項8の任意の特徴は有利である。その理由は、コンバータの電源電圧及び動作周波数を共振コンバータの盛業に取り込むことによって、制御パラメータと出力電力との間の直接的な関係を得ることができるからである。
本発明の他の態様によれば、共振コンバータを制御する制御論理、共振コンバータを制御する方法及び方法のステップを実行するコンピュータ読出し可能コードを提供する。一般に、本発明の種々の態様を、本発明の範囲内のあり得る方法で組み合わせることができる。本発明のこれら及び他の態様、特徴及び/又は利点を、後に説明する実施の形態に関連して明らかにする。
本発明の実施の形態を、例示としての添付図面を参照して説明する。
共振コンバータの実施の形態を図1に示す。この回路は、共振LLCコンバータであり、共振コンデンサCrと、インダクタL1と、磁気インダクタL2と、共振回路又は共振タンクの一部を形成する素子とを具える。変成器及び整流回路は、ここでは直流出力電圧Voを生成するのに用いられる。出力電流を、直列インダクタンスL3を追加することによって連続的に生じさせることができる。回路は三つの部分を具える。第1の部分は、ドライバHSD及びLSDによりスイッチ6,7を開閉する制御信号を発生する制御論理CLを具える制御部である。第2の部分は1次回路であり、第3の部分は2次回路である。共振コンバータは、例えば2次側で出力端子4に接続することができる負荷に電器エネルギーを供給する電源Vsに接続される。共振コンバータは、電源に接続される直列に配置された制御可能な第1のスイッチ6及び第2のスイッチ7を具え、第1のスイッチをハイサイドスイッチ(HSS)とし、ハイサイドスイッチは、一端で電源Vsに接続され、第2のスイッチをローサイドスイッチ(LSS)とし、ローサイドスイッチは、一端で接地される。フルブリッジ形態を有する実施の形態も想定することができる。フルブリッジ形態の実施の形態を、図6に示すとともに、対応する箇所で説明する。
コンバータは、通常、ブロックCLにより50%のデューティサイクルの周波数によって制御される。コンバータの出力電力を、動作周波数の変動により制御することができる。50%以外のデューティサイクルを用いることもできる。この場合も、デューティサイクルが出力電力を決定する。本発明は、共振コンバータを操作する新しくて独創性のある方法に関連する。
本発明によるコンバータにおいて、出力電力の円滑な調整を実現することができるようにデューティサイクル及び周波数変動を組み合わせることができる。しかしながら、コンバータは、周波数及びデューティサイクルによって直接制御されず、変成器の1次側の電流及び電圧によって制御される。したがって、図1に示すような変数Iprim及びVcap1が用いられる。これら二つの変数は、各導通期間で二つの制御値と比較され、したがって、コンバータは、サイクリックに制御される。電流Iprimを、スイッチの開閉に従って共振タンクに流れる電流とする。電流の測定は、例えば、Rsの両端間の電圧、スイッチの電流等から他の同等な方法で行われる。電流Iprimは1次電流とも称される。Vcap1を、予め決定されたポイントの電圧とする。本実施の形態では、予め決定されたポイントを、参照番号9を付したポイントとする。
第1の導通期間は、第1のスイッチがオンに切り替えられる間に生じ、第2の導通期間は、第2のスイッチがオンに切り替えられる間に生じる。第1の導通期間及び第2の導通期間の二つの制御パラメータを、導通間隔のピーク電流及びVcap1ポイントに存在する予め決定された電圧とする。
第1及び第2のスイッチは、四つの制御パラメータ:ハイサイドスイッチの導通間隔中の制御パラメータであるIpeakH,VcapH及びローサイドスイッチの導通間隔中の制御パラメータであるIpeakL,VcapLを含む基準に従ってオフに切り替えられる。
ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチは、以下の基準又は制御アルゴリズムに従ってオフに切り替えられる。制御アルゴリズムは、制御論理(CL)によって演算される。
・HSSターンオフ
1)[1次電流>IpeakH]OR
2)[Vcap1の山に到達]AND[Vcap1<VcapH]
・LSSターンオフ
3)[1次電流<IpeakL]OR
4)[Vcap1の谷に到達]AND[Vcap1>VcapL]
1次電流の山又は谷の検出によって、雑音及び妨害を伴う識別のために実施上の問題が生じる。Vcapの山又は谷は、1次電流>0又は1次電流<0にそれぞれ対応する。したがって、等価な制御アルゴリズムは、
・HSSターンオフ
1A)[1次電流>IpeakH]OR
2A)[1次電流>0]AND[Vcap1<VcapH]
・LSSターンオフ
3A)[1次電流<IpeakL]OR
4A)[1次電流<0]AND[Vcap1>VcapL]
となる。本実施の形態において、四つの制御パラメータは、結果的にはIpeakH,IpeakL,VcapH及びVcapLとなる。
制御アルゴリズムによって、各導通間隔の開始時の初期状態は、制御変数に更に密に関連する。したがて、以前のサイクルの履歴の影響が少なくなる。
以下、制御パラメータを更に詳細かつ複雑に特定した種々の実施の形態を説明する。
ハイサイドスイッチ(HSS)及びローサイドスイッチ(LSS)を、種々の操作形態を用いてオンに切り替えることができ、例えば、HSS/LSSのターンオンを、適応できる非オーバーラップ、固定された非オーバーラップ、又は従来技術による他の基準によって決定することができる。これは、導通スイッチがオフに切り替えられてから固定時間の後に逆のスイッチがオンに切り替わることを意味する。ハーフブリッジが整流したことを検出した後に逆のスイッチをオンに切り替えることもできる。これは、適応された非オーバーラップと称され、これを、例えば、ハーフブリッジポイントでdV/dtを検知することによって実現することができる。本発明の範囲は、特定のスイッチをオフに切り替える基準を取り扱うが、既に説明したように、コンバータを駆動するために、スイッチは再びオンに切り替えられる。
共振コンバータを、制御パラメータを特定の値に設定することによって所望の動作モードで動作させることができ、例えば、スタンバイモードを、以下の値を制御変数に与えることによって実現することができる。
IpeakH=固定値。固定値は、所望の出力電力及び整流エネルギーに従って決定される。
IpeakL=負の最大値。これによって、制御アルゴリズムがこのパラメータに決定されないことを保証する。
VcapH=ハイサイドスイッチ導通ストロークの終了時におけるVcap1より低い値。これによって、制御アルゴリズムがこのパラメータによって決定されないことを保証する。
VcapL=0に近い値。これによって、Iprimが負の最大値である瞬時にローサイドスイッチがオフに切り替えられることを保証する。
IpeakHが増大すると、出力電力が増大する。所定の出力電力において、VcapHが制御を引き継ぎ、IpeakHは、もはやハイサイドスイッチの導通間隔を決定しない。このようにして、出力電力の突然の変化又はループゲインの符号の変化なく出力電力の円滑な制御が可能となる。
四つの制御パラメータに適切な境界条件を設定することによって出力電力を制御できることを、更に詳しく説明する。
変換されたエネルギーが導通間隔の開始時のVcap1と導通間隔の終了時のVcap1との間の電圧差にほぼ等しいことを計算することができる。その理由は、コンバータの動作周波数がほぼ一定だからである。したがって、Vcap1は、Vcap1の山又は谷で開始する状態パラメータとして選択される。その理由は、山/谷エネルギーがCrに供給されるとともに山の後に、このエネルギーがCrから共振タンク及び負荷の残りに供給されるからである。したがって、変換を、Vcap1から出力電力へのほぼ線形的な変換が与えられる。変換が線形関数であるのが有利であり、線形関数は、Vcap1が制御アルゴリズムでの使用によいパラメータであることも表す。
コンバータの出力電力を記述する以下の等式を取得することができる。
Pout=[Vsupply-(VcapH-VcapL)]x(CrxFswitchxVsupply)xeff
この場合、effを、コンバータの効率とする。
この式から、以下のようになる。
・Vsupply-(VcapH-VcapL)は、出力電力を表す。
・VcapL=VcapHのときに50%のデューティサイクルが生じる。
・VcapL<>−VcapHのときに<>50%のデューティサイクルが生じる。
・[Vsupply-(VcapH-VcapL)]x(CrxFswitchxVsupply)が減少する間、電力は、変動デューティサイクルで減少する。
他の制御プロトコルを想定することができる。
・高/中負荷に対して、スイッチ導通間隔の終了を決定するためにVcapH=−VcapLを使用し、50%のデューティサイクルを与える。
・低負荷に対して、所望の低デューティサイクルモードを得るためにHSS導電中のIpeak(IpeakH)及び(最大の負電流でdI/dtを与える)VcapL=0を用いる。
・二つのデューティサイクルモード間で領域を引き継ぐために、Vsupply−(VcapH−VcapL)を減少する間にVcapLを0まで増大する。
これによって、以下のようになる。
出力電力を制御するための一つの動作パラメータPoutrel
・Pout=effxVsupply2x(1-[VcapH-VcapL]/Vsupply)xCrxFswitch
・Pout=effxVsupply2xPoutrelxCrxFswitch
Poutrel=1-[VcapH-VcapL]/Vsupply
Poutrelを更に検討することによって、パラメータの三つの領域が存在することを明らかにする。
領域1(R1):Poutrel>Prelborder:
VcapH=Vsupply/2[1-Poutrel]
VcapL=-Vsupply/2[1-Poutrel]
領域2(R2):Poutrel<PrelborderかつVcapL<0
VcapL=-Vsupply/2[1-Poutrel]+VsupplyxK2x(Poutrelborder-Poutrel)
VcapH=Vsupply/2[1-Poutrel]+VsupplyxK2x(Poutrelborder-Poutrel)
領域3(R3):それ以外
VcapL=0
VcapH=Vsupply/[1-Poutrel]
定数K2は、領域2の幅を規定する。K2は、所定の最小値より大きく選択され、その結果、VcapH制御からIpeakH制御への引継ぎは、好適には、K2領域のいずれかで生じ、その間、引継ぎポイントにおいて、IpeakHの振幅は、HSS導通間隔中に極大値を超えない。K2は、所定の最大値より小さくも選択され、その結果、VcapH制御からIpeakH制御への引継ぎは、好適には、引継ぎポイントにおいてIpeakHの振幅が所定の最小値より大きくなる間に生じる。
図2は、0〜2の領域のPoutrelの関数としてのVcap1の挙動を示す。領域3では、VcapLは零に等しく、それに対して、VcapHは、正の大きな値から減少する。領域2では、VcapLとVcapHは両方とも減少し、それに対して、領域1では、VcapL及びVcapHは、Y軸において零の周りで対称である。
領域2において、共通モード項VsupplyxK2x(Poutrelborder−Poutrel)を、Vsupplyに比例するように選択して、領域2から領域1への引継ぎが生じる、Vsupplyに依存しない同一のPoutrelの値を取得する。変更可能なパラメータと共振回路の制御に用いることのできない定数の両方としてVsupplyを取り出せることを理解すべきである。Vsupplyを考慮しない場合、3領域は、
R1)Poutrel>Prelborder:
VcapH=Vsupply/2[1−Poutrel]
VcapL=−Vsupply/2[1−Poutrel]
R2)Poutrel<PrelborderかつVcapL<0
VcapL=-Vsupply/2[1-Poutrel]+K2x(Poutrelborder-Poutrel)
VcapH=Vsupply/2[1-Poutrel]+K2x(Poutrelborder-Poutrel)
R3)それ以外
VcapL=0
VcapH=Vsupply/[1−Poutrel]
と規定される。
VcapH及びVcapLが単一の動作パラメータPoutrelに依存するので、どのようにしてスイッチを閉じるのか知ることができる。20及び21を付した挿入は、時間に依存するPoutrelと、対応するVcap21及びハーフブリッジ電圧Vhb20の時間依存性を示す。先ず、ローサイドスイッチがオフに切り替えられるとともにハイサイドスイッチがオンに切り替えられ、これを、ハイブリッジ電圧がローの値からハイの値にシフトすることから得ることができる。Vcap1は、Vcap1がVcapHより小さい第1の状態において、24で示すように急速に上昇するが、Vcap1のトップに到達しないので、スイッチは、(基準1に従って)オンに維持される。所定の時間後、Vcap1は、25で示すようにVcapHの上まで増大するが、26に示すようにトップに到達する直前に、基準の第1部分を満足し、28に示すようにVcapLがVcapHより下に降下する直前に、基準の第2部分を満足するとともに、スイッチがオフに切り替えられる。これは、ローの値27まで降下するハーフブリッジ電圧27で見られる。この状況において、ターンオフはVcapLの経過によって制御される。
図3は、Poutrelの関数としての1次電流の対応する状況を示す。この場合、IpeakHは、Ipeak_maxの最大値を有する値IpeakH=K3xVsupplyxPoutrelが与えられる。IpeakLは、値IpeakL_maxが与えられる。K3を、所定の動作モードに従って選択することができ、この状況において、K3は、IpeakHが領域2においてVcapHから制御を引き継ぐように選択される。Iprimを振幅として示し、領域1及び領域2の一部において、Iprimは、常に、IpeakHとIpeakLによって設定された境界内に存在するが、領域3において、Iprimは、IpeakH以上になる。領域2の途中及び領域3においてIpeakによる制御を引き継ぐ重要な理由は、50%のデューティサイクルから小さいデューティサイクルのスタンバイ方法(IpeakH及びVcapLによって決定されるようなスタンバイモード)への円滑な遷移を行うためである。領域1において、コンバータは、(例えば、短絡負荷が生じるときに)IpeakH_max及びIpeakLによる非常に大きな電流から保護される。この場合、Iprimは、所定のPoutrelにおいて図3に示すものより著しく大きくなり、その結果、1次電流は、IpeakH及びIpeakLによって制限される。したがって、領域3においてコンバータがパラメータIpeakH及びVcapLによって制御されるとともに領域1及び2においてコンバータがVcapH及びVcapLによってのみ制御されることがわかる。
非常に低い電圧が供給されると、コンバータはモードR3で動作する。実用化において、Poutrelは、この場合に0まで減少せず、所定の最小値に維持される。この最小値は、HSSに対して正確に所定の最小値を与え、したがって、共振インダクタに所定の最小エネルギーを与える。この最小エネルギーは、次のLSS導通期間中に循環し、これによって、Cpは、LSSがオフに切り替えられた後に正の供給レールに対して充電されることができ、次の期間の開始時にHSSを円滑にオンに切り替えることができる。Poutrelが一定に保持されるので、出力電力を制御する他の制御機構が必要である。制御機構において、LSSのターンオフの瞬時は、1次電流が最大の負の値に到達する最初の瞬時ではなく、1以上の完全な共振サイクル後であり、したがって、Iprimのn番目の谷である。この制御方法は、IpeakHを所望の最小値に設定するとともにVcapLを0Vに設定することにより本発明によって実現することができる。共振サイクルのスキップを、以下のようにして実現することができる。
短い時間窓Tw1中に基準4又は4a([Vcap1の谷に到達]AND[Vcap1>VcapL]又は同等の基準[1次電流<0]AND[Vcap1>VcapL])が満足されるとともに第2の基準が満足された場合にLSSがオフに切り替えられる。LSSがオンに切り替えられる瞬時に開始する時間間隔が経過する。
図4及び5は、使用の状況のシミュレーションにおける種々のパラメータの時間変動を示す。一番上のグラフ40,50は、1次電流を示す。次のグラフ41,51は、ハーフブリッジポイント8の電圧を示す。ハイ電圧は、ハイサイドスイッチがオンであるとともにこれによって回路が給電レールに接続されたことを表し、それに対して、ロー電圧は、ローサイドスイッチがオンに切り替わったことを表す。次のグラフは、電圧Vcap1を表し、最後のグラフ43,53は、共振器の2次側のインダクタL3を流れる電流を表す。
図4は、小さいデューティサイクルが用いられる状況、すなわち、ロースイッチがハイスイッチより長く開いている状況を示す。参照番号44によって表される状況において、ハイサイドスイッチは、1次電流がIpeakHより大きくなる(48)(基準1)までオンであり、1次電流がIpeakHより大きくなると、ハイサイドスイッチはオフに切り替えられ、ハーフブリッジ電圧はローレベルまで降下する。IpeakLは、この状況では(例えば、IpeakLを大きな負の値に設定することによって)特定されず、したがって、ロースイッチのオフは、1次電流の経過によって決定されず(45)、基準4によって決定される。その理由は、Vcap1において谷に到達し(402)、Vcap1がVcapLより大きくなる(47)からである。したがって、VcapLを予め規定された値に設定(49)してから、スイッチは、Vcap1の谷に到達するとともにVcap1がVcapLより大きくなると開き、これは、参照番号47を付した時間瞬時に生じる。1次電流がこの時間瞬時に上昇し(45)、ハーフブリッジ電圧は、ハイサイドスイッチがオンに切り替わったことを表すハイの値まで上昇する。
図5に示す制御アルゴリズムは、50%のデューティサイクルの高電力状態を示す。図5において、制御パラメータとしてのVcapH及びVcapLに焦点を当てる。ハイサイドスイッチは、58でオンに切り替えられる。先ず、Vcap1の山に到達した(54)ことが検出され、Vcap1がVcapHより大きいことが検出されている(55)間、ハイサイドスイッチはオンのままである。しかしながら、一度Vcap1<VcapHになると、基準2が満足され、ハイサイドスイッチがオフに切り替えられる。対応するアルゴリズムは、ローサイドスイッチをオフに切り替えるべきであるときを決定する56,57に従う。
制御アルゴリズムは、動作パラメータがVsupply及び/又はFswitchに対して補償される特徴を有することができる。この場合、新たな動作パラメータPoutrelcompが、以下のように規定される。
Poutrel=Poutrelcompx1/[VsupplyxFswitch]
この場合、Vsupplyを、コンバータの実電源電圧とし、Fswitchを、コンバータの実動作電圧とする。このようにして、出力電力の式は、次のようになる。
Pout=effxVsupplyxPoutrelxCrxFswitch
したがって、
Pout=effxVsupplyxPoutrelcompx1/[VsupplyxFswitch]xCrxFswitch
=effxPoutrelcompxCr
となる。
この動作パラメータPoutrelcompによって、制御パラメータと出力電力との間に直接的な関係が生じる。
本発明を、フルブリッジコンバータと組み合わせて用いることもできる。これも本発明の範囲内である。フルブリッジコンバータの回路図の一例を図6に示す。
フルブリッジコンバータの状況において、基準が四つ全てのスイッチに対して設定される。例えば、HSS1及びHSS2が導通し又はLSS1及びLSS2が導通する。しかしながら、ハーフブリッジコンバータに関連した同等なモードを実現することができ、この場合、スイッチの組合せが以下のように制御される。
状態1:HSS1及びLSS2導通
状態2:HSS2及びLSS1導通
ハーフブリッジコンバータとの主な差は、共振タンクの電圧が2倍になることである。このモードにおいて、状態1が終了すると、HSS1及びLSS2がオフに切り替えられる。Cp2とCp1の両方が、ハーフブリッジコンバータと同様に1次電流により互いに逆の給電レールに対して充電される。この場合、HSS2及びLSS1を、ハーフブリッジコンバータと同様にオンに切り替えることができる。
制御パラメータの基準又はスイッチの制御アルゴリズムを、この状況において次のように拡張することができる。
・HSS2及びLSS1ターンオフ:
−[1次電流>IpeakH]OR
−[Vtrafo1の山に到達]AND[Vtrafo1<VcapH]
・HSS1及びLSS2ターンオフ:
−[1次電流<IpeakL]OR
−[Vtrafo1の谷に到達]AND[Vtrafo1>VcapL]
図7は、状態パラメータの回路から制御論理CLへの結合を示す本発明の実施の形態を示し、制御回路CLは、アナログ制御機能ACFに接続され又はアナログ制御機能AFCを有する。さらに、共振コンデンサCrの位置は、図1に比べると変更されている。そのような回路内の変更、例えば、共振コンデンサCrの位置は、本発明の範囲内にある。共振コンデンサの位置を変更することによって、共振タンクの電圧がモニタされる予め決定されたポイントも変更が生じる。図7の実施の形態において、キャパシタンスVcap1は、図1に示すポイント9と異なる参照番号60を付したポイントでモニタされる。これら二つのポイント9,60は、最も測定されうるポイントであり、ポイント9が好適である。その理由は、9の電圧がVhb(8)+Vcr(9−8)の直接表示だからである。共振コンデンサの両端間の電圧(9−8)も、例えばL1とL2との間又はRsの他の側(図1参照)に配置されている間に測定することができる。その後、所望のパラメータ(9の電圧)を、Vhb(8)及びVcrを測定するとともにこれら二つを加算することによって構成することができる。本発明の範囲は、CrがL1とL2との間又はRsとグランドとの間に配置され又は(電流が他の方法で測定される場合には)Rsを除外するとともにVhb+Vcrが9又は60の電圧の代わりとして用いられる実施の形態もカバーする。Vcrが実際には共振タンクの電流の積分(コンデンサCrが積分器として作用する。)ので、電流を積分するとともに、9又は60で測定された電圧の代わりとしての積分電流をVhbに加えたものを用いる。この実施の形態も本発明によってカバーされる。Vcap1の山又は谷検出の除外や導通間隔の開始後の(固定)時間による山若しくは谷の置換のような制御アルゴリズムの変更又は他の適合基準も、本発明の範囲内である。
共振タンクの電流Iprimは、電流検知抵抗Rsを流れる電流としてモニタされる。一般に、全ての電流検知方法をここで用いることができ、例えば、ホール素子、電流測定変成器等を用いることができる。抵抗Rsは、コンデンサCrとグランドとの間の回路のポイントに配置される。モニタされた電圧信号、Vcap1及びモニタされた電流を表すモニタリング信号は、モニタリングライン71及び72を通じてそれぞれ制御論理CLに帰還される。
図8において、制御論理及びアナログ制御機能CL,ACFの実現を更に詳細に説明する。制御論理及びアナログ制御機能ブロックは、提案した制御アルゴリズムの実施の形態を実現する機能を表す。
Vcap1を表すモニタリング電圧信号71は、制御論理CLに入力される。回路から制御論理への状態パラメータの結合を、図1に示す共振回路以外の共振回路の他の実施の形態に対して示すとしても、Iprim及びVcap1を、図1に示す回路又は本発明の範囲内の他の全ての共振回路に対して同様に取得することができる。図7の回路によって、直流電圧成分がVcap1に存在し、Vcap1制御を複雑にする。制御論理は、山及び谷検出器VT又はVcap1の山/谷ポイントに到達するときを決定する同等の手段を具える。山及び谷検出器VTの出力は、出力論理OLに入力される。
Vcap1を表すモニタされた電流信号71は、二つのコンパレータ82,83に更に接続される。コンパレータ82,83において、Vcap1信号は、制御パラメータVcapH及びVcapLの値と比較される。
電圧Iprimを表すモニタされた電流信号は、制御論理CL及び二つのコンパレータ84,85に入力される。コンパレータ84,85において、Iprim信号72は、制御パラメータIpeakL及びIpeakHの値と比較される。
制御パラメータIpeakH,IpeakL,VcapL及びVcapHは、本実施の形態では、制御パラメータ決定ブロックCPD86によって付与され、この場合、所望のPoutrelが制御パラメータ決定ブロックCPD86に入力され、制御パラメータは、これまで説明したようにPoutrelの値に基づいて決定される。しかしながら、ブロック86は、動作モードが単一パラメータすなわちPoutrelで出力電力を制御するモードである実施の形態にのみ存在する。制御パラメータを、他の手段によってコンパレータに供給することもできる。
コンパレータ82〜85の出力は、出力論理OLに供給される。出力論理は、コンパレータ82〜85からの入力及び山/谷検出器VTに従って操作される。これらの入力に基づいて、出力論理は、HS及びLSドライバHSD,LSDに対してHSS及びLSS状態出力80,81を出力する。
Vsupply及び周波数補償を含む実施の形態において、Vsupply−周波数補償ブロックVFC90を、Poutrel86の補償のために追加することができる。
図9は、Poutrelが90において電源電圧及び切替周波数に対して補償される実施の形態を示す。本実施の形態において、スイッチの動作周波数は、91を通じてVsupply−Fswitch補償ブロックVFS90に供給され、Poutrelは、これまで説明したアルゴリズムに従って出力される。
本実施の形態において、制御論理CLを、汎用コンピュータ手段又は専用のプログラマブルコンピュータ手段によって提供することができ、この場合、モニタリング信号を入力することができ、コンピュータ手段を、例えば、本発明の方法を実施するコンピュータコードを実行することによって制御論理を操作するように実現することができる。
本発明を、好適な実施の形態に関連して説明したが、これらの実施の形態は、ここで説明した特別な形態に限定することを意図するものではない。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲によってのみ制限される。ここで、二つのスイッチの参照は、二つを超えるスイッチの実施の形態を除外するものではない。
本明細書中、特定の実現形態、回路図等の開示した実施の形態の特定の詳細は、本発明を明確かつ完全に理解するために、制限の目的でなく説明の目的で説明した。しかしながら、特許請求の範囲によって規定したような本発明の範囲を逸脱することなく、ここで説明した詳細に従わない他の実施の形態において本発明を実施できることは、当業者によって容易に理解することができる。さらに、これに関連して、簡潔かつ明瞭のために、周知の装置、回路及び手順の詳細な説明を、不要な詳細及びあり得る混乱を回避するために省略した。
参照符号を特許請求の範囲に含めたが、参照符号を含めるのは、明瞭のためのみであり、特許請求の範囲を制限するものと解釈すべきでない。用語「具え」は、特許請求の範囲で挙げた素子又はステップ以外の素子又はステップの存在を除外するものではない。素子は、複数の素子の存在を除外するものではない。本発明を、複数の個別の素子を具えるハードウェア及び/又は適切にプログラムされたプロセッサによって実現することができる。複数の手段を列挙する装置の請求項において、これらの手段の幾つかを、ハードウェアの同一アイテムによって実施することができる。互いに相違する従属項で挙げられた所定の手段は、これら手段の組合せを有利に用いることができないことを意味しない。
図1は、共振コンバータの第1の実施の形態を示す。 図2は、0〜2の範囲のPoutrelの関数としてのVcap1を示す。 図3は、0〜2の範囲のPoutrelの関数としてのIprimを示す。 図4は、パラメータの第1セットに対して用いられる状況のシミュレーションにおける種々のパラメータの時間変動を示す。 図5は、パラメータの第2セットに対して用いられる状況のシミュレーションにおける種々のパラメータの時間変動を示す。 図6は、フルブリッジ形態の実施の形態を示す。 図7は、状態パラメータの回路から制御論理及びアナログ制御機能までの結合を示す。 図8は、制御論理及びアナログ制御機能の第1の実現を示す。 図9は、制御論理及びアナログ制御機能の第2の実現を示す。

Claims (11)

  1. 電気エネルギーを電源から負荷に供給する共振コンバータであって、
    電源端子間に接続される直列配置された制御可能な第1及び第2のスイッチと、
    前記第1及び第2のスイッチを開閉する制御信号を発生する制御装置と、
    前記第1及び第2のスイッチに電気的に接続した共振タンクとを具え、
    前記共振タンクが、共振コンデンサを具え、
    前記第1及び第2のスイッチの一方をオンに切り替え、前記共振タンクを流れる電流をモニタし、前記共振タンクの予め決定されたポイントの電圧がモニタされ、前記第1のスイッチがオンに切り替えられている間に第1の導通間隔が生じ、前記第2のスイッチがオンに切り替えられている間に第2の導通間隔が生じ、二つの制御パラメータが前記第1の導通間隔に対して設定され、二つの制御パラメータが前記第2の導通間隔に対して設定され、二つの前記導通間隔に対する制御パラメータを、前記間隔のピーク電流及び前記間隔の予め決定された電圧とし、前記第1及び第2のスイッチを、四つの前記制御パラメータを含む基準に従ってオフに切り替えることを特徴とする共振コンバータ。
  2. 請求項1記載の共振コンバータにおいて、第1の基準又は第2の基準が満足されたときに前記第1のスイッチをオフに切り替え、前記第1の基準を、前記電流が前記ピーク電流を超えることとし、前記第2基準を、前記スイッチがオンに切り替えられた後に最小時間が経過するとともに前記間隔の予め決定された電圧によって設定されたレベルより下に前記電圧があることとし、前記第1の基準又は前記第2の基準が満足されたときに前記第2のスイッチをオフに切り替え、前記第1の基準を、前記電流が前記ピーク電流より小さいこととし、前記第2の基準を、前記スイッチがオンに切り替えられた後に最小時間が経過するとともにに前記間隔の予め決定された電圧によって設定されたレベルより上に前記電圧があることとしたことを特徴とする共振コンバータ。
  3. 請求項1記載の共振コンバータにおいて、四つの前記制御パラメータを、所望の動作モードに従って前記共振回路を作動するために設定したことを特徴とする共振コンバータ。
  4. 請求項1記載の共振コンバータにおいて、四つの前記制御パラメータを、前記共振コンバータの所望の動作モードを安定させるために設定し、安定化ループが、四つの前記制御パラメータを安定化手順に組み込むことを特徴とする共振コンバータ。
  5. 請求項3記載の共振コンバータにおいて、前記所望の動作モードを、出力電力が制御されるモードとしたことを特徴とする共振コンバータ。
  6. 請求項5記載の共振コンバータにおいて、前記出力電力を、単一の動作パラメータの値に従って前記制御パラメータを設定することによって制御することを特徴とする共振コンバータ。
  7. 請求項6記載の共振コンバータにおいて、前記単一の動作パラメータの領域を規定し、前記出力電力を、前記領域の単一の動作パラメータの値に従って前記制御パラメータを設定することによって制御することを特徴とする共振コンバータ。
  8. 請求項6記載の共振コンバータにおいて、前記単一の動作パラメータを、電源電圧及び前記コンバータの動作周波数に従って調整することを特徴とする共振コンバータ。
  9. 共振回路を制御する制御論理であって、
    電源端子間に接続される直列配置された第1及び第2のスイッチを制御する出力論理と、
    前記共振コンバータの共振タンクの電流及び前記共振タンクの予め決定されたポイントの電圧が入力され、前記電流及び前記電圧が制御パラメータと比較し、前記第1のスイッチがオンに切り替えられている間に生じる第1の導通間隔に対して二つの制御パラメータを設定し、前記第2のスイッチがオンに切り替えられている間に生じる第2の導通間隔に対して二つのパラメータを設定し、二つの前記導通間隔に対する制御パラメータを、前記間隔のピーク電流及び前記間隔の予め決定された電圧とし、少なくとも前記第1及び第2のスイッチが、四つの前記制御パラメータを含む基準に従ってオフに切り替えられる少なくとも一つのコンパレータとを具えることを特徴とする制御論理。
  10. 電気エネルギーを電源から負荷に供給する共振コンバータを制御する方法であって、
    前記共振回路が、
    電源端子間に接続された直列配置された第1及び第2のスイッチと、
    前記第1及び第2のスイッチを開閉する制御信号を発生する制御装置と、
    前記第1及び第2のスイッチに電気的に接続した共振タンクとを具え、
    前記共振タンクが、共振コンデンサを具え、
    前記共振タンクを流れる電流及び前記共振タンクの予め決定されたポイントをモニタするステップと、
    前記共振コンバータの共振タンクの電流及び前記共振タンクの予め決定されたポイントの電圧を制御パラメータと比較し、
    前記電流及び前記電圧が制御パラメータと比較し、前記第1のスイッチがオンに切り替えられている間に生じる第1の導通間隔に対して二つの制御パラメータを設定し、前記第2のスイッチがオンに切り替えられている間に生じる第2の導通間隔に対して二つのパラメータを設定し、二つの前記導通間隔に対する制御パラメータを、前記間隔のピーク電流及び前記間隔の予め決定された電圧とするステップと、
    四つの前記制御パラメータを含む基準に従って前記第1および第2のスイッチをオフに切り替えるステップとを具えることを特徴とする方法。
  11. 請求項10記載の方法をプログラマブル装置によって実行させることができるコンピュータ読出し可能コード。
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