JP2008534879A - 可動ツールのためのショックアブソーバ - Google Patents
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Abstract
本発明は、油圧液で満たされるチャンバ(4)に打撃の運動エネルギを伝達するピストン(7)によって可動ツール(2)からの打撃が受容されるショックアブソーバに関する。ショックアブソーバはまた、打撃が吸収された後、その開始位置にピストンを戻す手段を備える。ピストン(7)を戻すためのショックアブソーバの手段は、ピストン(7)に作用している油圧手段であってもよい。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は可動ツールのためのショックアブソーバ、主に油圧ショックアブソーバに関連し、特にサイクルにおいて作動し、可動ツールを有するマシンのショックアブソーバとして使われる意図を有する。発明のショックアブソーバは、主に導線、棒、外形、ストリップなどの形で金属およびその他の材料を切断し、パンチするためのマシンにおいて使われる意図を有する。
切断およびパンチのような様々な労働作業のための運動エネルギを利用するマシンは、長い間、多くの異なる形状において存在してきた。それらの多くは、切断作業のような実際の労働作業を実行するため、例えば固定ツールと協同するパンチまたは切断ツールのような可動ツールを打つように、ラムのような可動質量が直線的に加速されるという共通点を有する。可動ツールは、特定の残留速度を有し、このことにより労働作業後に特定の残留運動エネルギ、すなわち残りのエネルギを有する。この残りのエネルギは、ショックアブソーバによって吸収されなければならない。このようなショックアブソーバは多くの場合、ラムから見えるように、可動ツールの反対側に側面に配置される。様々な形のショックアブソーバは、例えば米国特許No.4,339,975、米国特許No.4,311,086および米国特許No.5,673,601から公知である。
労働作業が終わり、可動ツールが、工程のために適切で、機械類にできるだけ優しい方法で制動された場合、可動ツールは、新たな打撃の実行を可能にするため、その初期の位置に戻されなければならない。これが生じた場合、次の労働作業のために新しい材料は前方へ供給されることができる。
したがって、可動ツールを有するマシンと関連して、2つの機能が処理されなければならない。第1に、労働作業(例えば切断作業)の後、可動ツールの運動を制動することができなければならない。第2に、次の労働作業の前に可動ツールを戻すことができなければならない。これらの2つの機能の間での切替えは、マシンの制御システムから能動的に、または、外側のユニットからの干渉なしで受動的に操作されることができる。能動的な場合の変形例は、すべての運動エネルギが機能の切替えの前に本当に吸収されるかを保証するため、正確な同期化および残りのエネルギの大きさについての知識を必要とする。受動ショックアブソーバは、それ自体でこれを処理し、衝撃吸収が完了し、ツールを戻す時に、機能を切替える。
動的マシンのためのショックアブソーバにとって、供給された残りのエネルギを可能な限り吸収し、できるだけ戻さないことが望ましい。エラストマまたは空気を使用する設計のすべては、残りのエネルギの大部分が可動ツールに戻され、それによって、ツールが減速され停止される代わりに、ショックアブソーバに対してはねるという特性を有する。公知のいくつかの油圧ショックアブソーバも、その効果が容易に過小評価される油圧液の圧縮性に部分的に起因してこの欠点を有する。
動的な切断マシンのためのショックアブソーバの望ましい特性は、実際の切断作業が生じる場合に初期のツール運動の間、ショックアブソーバがツールの運動を可能な限り小さく減速することである。例えば、その運動を減速するため必要にツールに対して適用されるショックアブソーバの一部が、ラムがツールを打つ場合、全くツールと接触していないが、近距離の運動後のみ適用されることによって、ツールが全く減速されない場合、それは最適である。このような装置は、ショックアブソーバを作動中にせずに実現するのはきわめて難しい。これは、ツールを戻すことが、可動ツールをその戻り位置に実際に導くいくつかの装置を必要とするという理由による。強制的な戻り動力のないショックアブソーバは、強制的な戻り動力を利用するショックアブソーバのように、速くおよび確実に作動させるのが困難である。したがって、可動ツールは、停止部に対して可動ツールを押圧し、このことにより、固定された可動ツールを整列配置する装置によって多くの場合戻される。起こりうる最適ケースにおいて、材料がツールに導かれた後、機械のサイズに応じて約10から100ミリ秒の期間で、ラムがツールを打つ前に、この装置は引っ込められなければならない。これは、決して不可能でないが、このような装置の誤動作は、破損、作業妨害または不完全な構成部品の製造に結びつく。
本発明の目的は、可動ツールを有し、運動エネルギを吸収し、可動ツールをその起点に戻すため、速く運動を減速することが可能である機械のための改善されたショックアブソーバを提供することである。さらに、労働作業を開始する際、ショックアブソーバが可動ツールの運動を可能な限り小さいように減速することは、発明の目的である。これらのおよび他の目的は、以下の説明から明白である本発明によって実現することができる。
本発明は、サイクルにおいて作動し、可動ツールを有する機械のための油圧ショックアブソーバに関連する。ショックアブソーバは、油圧液で満たされる第1のチャンバを有するハウジング、および、可動にハウジングに配置される少なくとも第1のピストンからなる。ピストンは、その第1の端で可動ツールから打撃を受け、その運動によって、第1のチャンバの油圧液へ打撃からの運動エネルギを伝達するために配置される。ショックアブソーバはまた、打撃の後、ピストンが新しい打撃を受けることができるように、第1のピストンをその開始位置に戻す手段を備える。第1のピストンを戻すための前記手段は、ピストンがその開始位置の方向において押圧されるような方向で、第1のピストンの表面領域に作用する加圧された油圧液を有するチャンバから構成される可能性がある。
本発明の一実施例において、ピストンは、その端が異なるチャンバに置かれ、ピストンの端の領域および2つのチャンバの圧力が油圧液からの圧縮力がピストンをその開始位置に戻すように作用するために選択されるように配置される。両方のチャンバは、その供給源が2つのチャンバで共通する加圧された油圧液の供給源に接続されることができる。打撃の方向に示されるように、ピストンの末梢部の端は、そしてより大きい表面領域を有し、一方でピストンの近位の端は、打撃の方向に示されるように、油圧液からの結果として起こる圧縮力は、その開始位置にピストンを戻そうとするようにより小さい表面領域を有する。
他の実施例によると、前記第1のチャンバは、ピストンの第1の端に関して遠位のサブチャンバ、および、ピストンの第1の端に関して近位であるサブチャンバに分割されることができる。打撃の後、その開始位置に第1のピストンを戻す前記手段はそれから、遠位の表面領域および近位の表面領域を有し、近位の表面領域が遠位表面領域より小さい第1のピストン上の襟部から構成される可能性がある。
好ましい実施例において、発明のショックアブソーバは、加圧された油圧液で満たされる第1のチャンバ、および加圧された油圧液で満たされる第2のハウジングから構成される。第2のチャンバは、第2のチャンバの圧力が第1のチャンバの圧力より大きい場合に開けるために配置される第1の逆止め弁を経て第1のチャンバに接続される。ショックアブソーバはさらに、ハウジングにおいて可動であるように配置され、その第1の端で可動ツールからの打撃を受けることができるように配置される少なくとも第1のピストンを備える。前記第1のピストンの第2の端は、第2のチャンバに置かれ、それによって、可動ツールからの打撃は、前記第1のピストンを第2のチャンバの内部に移動するようにでき、このことにより、第1の逆止め弁が開くレベルまで第2のチャンバの圧力を増加させる。第1の逆止め弁が開く場合、加圧された油圧液は第2のチャンバから第1のチャンバまで流れ始める。第1のチャンバはさらに(好適な実施例において)、第1のチャンバへの油圧液の流入およびそこからの流出のそれぞれを可能にするために適応された放出口を有する。好適な実施例において、第1の逆止め弁は、第1の逆止め弁を閉止位置の方へ押圧する1つまたはそれ以上の弾性要素を備える可能性がある。
都合が良い実施例において、第2の逆止め弁を経て、第2のチャンバは、第2のチャンバの圧力が所定のレベルから減少した場合、第2の逆止め弁が開くように、加圧された油圧液の供給源に接続される。しかしながら、第2の逆止め弁、および、加圧された油圧液の供給源へのその接続を使用しない実施例は考えられる。
好ましい実施例において、ハウジングは第3のチャンバを備え、その場合、第1のピストンは、第3のチャンバの制限表面領域と接触するために配置される少なくとも1つの止め具を備える。このことにより、ピストンの運動は、可動ツールに関して示されるように、第1のピストンの止め具が前記制限表面領域と接触する場合、第1のピストンが近位の端位置に達するように、打撃の方向の反対側に方向において制限される。
好適な実施例において、第3のチャンバは、圧力が好ましくは大気圧と同様であるガスに満たされたチャンバである。
本発明は、主に受動ショックアブソーバを意図するものである。本発明の好ましい実施例において、ショックアブソーバは、好ましくは、可動ツールに対して連続的に支持する第2のピストン‐衝撃吸収ピストン‐からなる。第2のピストンは、ハウジング内部で可動であるように配置され、可動ツールの打撃が第2のピストンを経て第1のピストンに伝達されるように、その第1の端で可動ツールと直接接触し、その第2の端で第1のピストンの第1の端に面するように配置される。好ましくは、第2のピストンまたは衝撃吸収ピストンは、最小の重量および直径を有する(しかしながら、重量および直径は、必要な強度のようないくつかの因子によって影響されると認識されるべきである)。最適に、それは、ツールが短い十分な時間内で戻るのに固定するのに十分なだけのかなり適度な力によって可動ツールを支持する可能性がある。この時間がどれくらいであるか、ツールが新しい材料の前方への供給を遮断する時間がどれくらいであるかは、所望の最大製造率のようないくつかの因子次第である可能性がある。
ハウジングは、第1のピストンが可動ツールに関して近位であるその端位置に達する場合、第1のピストンの第1の端がそこに延長する第4のチャンバを最適に備える。好ましい実施例において、第4のチャンバは、加圧された油圧液で満たされる。ショックアブソーバが開始位置にある場合、第1のピストンの第1の端および第2のピストンの第2の端の間に隙間が存在する可能性がある。その場合第2のピストンは、可動ツールから第1のピストンまで打撃を伝達することができる前に、特定の距離を移動しなければならない。
第2のピストンの第2の端および第1のピストンの第1の端は、好ましくは互いに並列である平らな表面領域を有する。この場合、端の表面領域は、大きさにおいて好ましくは同等である。
第4のチャンバは、第4のチャンバの圧力が所定のレベルから減少した場合、第3の逆止め弁が開くように、加圧された油圧液の供給源に第3の逆止め弁を経て接続されることができる。この場合、第2のチャンバおよび第4のチャンバは、加圧された油圧液と同じ供給源に最適に接続される。
本発明の特に都合が良い実施例において、第1のチャンバの放出口は、油圧液のためのアキュムレータに接続される。アキュムレータは、可動ツールの駆動を与えるためにとりわけ使用される。
最適に第4のチャンバは、第4のチャンバへの油圧液の流入およびそこからの流出のそれぞれを可能にするために適応された放出口を有する。発明の都合が良い実施例において、第4のチャンバの放出口はまた、油圧液のためのアキュムレータに接続される。
その第2の端において、第1のピストンは、都合が良い実施において第1の端の表面領域より大きい端の表面領域を有する。
以下では、発明が導線および棒のための動的切断機と関連して使用されるケースを参照しながら、発明が説明される。しかしながら、発明のショックアブソーバが、サイクルにおいて作動し、可動ツールを有する他の機械のためにもまた使われることができると理解されなければならない。図1は、固定ツールFおよび可動ツール2を有する機械に前方へ供給される導線または棒Wの形での加工物Wを示す。可動ツール2は導線または棒Wのための貫通孔31を有し、固定ツールFにおいて対応している貫通孔もまた存在する。それから、加工物Wは、固定ツールFを通過し、可動ツール2に導かれることができる。可動ツール2と関連して、可動ツール2に対して作動ストロークを作成することができるピストンPが存在する。図2は、可動ツール2がその本来の位置にもはや存在しないように、ピストンPがどのように可動ツール2に対して打撃を作成するかを示す。固定ツールFはしかしながら、なおその本来の位置にある。固定ツールFおよび可動ツール2の貫通孔はそれから、もはや整列配置されない。可動ツール2にある加工物Wの部分はそれから、残りの加工物Wから吹き飛ばされる。図2において示されるように、可動ツール2はショックアブソーバ1を打つ。ショックアブソーバ1はそれから、可動ツール2の運動を制動することができ、最も好ましくはまた、その開始位置に可動ツール2を戻すことが可能である。ツールの貫通孔が整列配置されるように、可動ツール2がその開始位置に戻されるとすぐに、加工物Wは、前方へ供給されることができる。すでに除去されていない限り、可動ツールに残留している加工物の以前に切断された部分は、加工物Wが前方へ供給される際に押し出される。
本発明の都合が良い実施例は、図3および4に関して以下により詳細に記載される。図3は、サイクルにおいて作動している機械のための油圧ショックアブソーバ1を示す。図3は、本発明のショックアブソーバがその運動の制動を意図する可動ツール2をその下端部で示す。ショックアブソーバ1は、第1のチャンバ4を有するハウジング3から構成される。第1のチャンバ4は、加圧された油圧液で満たされる。ハウジング3もまた、加圧された油圧液で満たされる第2のチャンバ5を有する。第2のチャンバ5は、第2のチャンバ5の圧力が第1のチャンバ4の圧力より大きい場合に開くように配置される第1の逆止め弁6を経て第1のチャンバ4に接続される。図面は、1つまたはそれ以上の導管/チャネル35がどのように第2のチャンバ5を有する第1のチャンバ4を接続するか、および、第1の逆止め弁6が、第1の逆止め弁6が開く場合その放出口は第1のチャンバ4に導かれる、一つまたは複数のチャネル35の放出口と関連して配置されるかを示す。ショックアブソーバは、ハウジング3において可動であるように配置される少なくとも第1のピストン7からさらに構成される。第1のピストン7は、その第1の端8で可動ツール2から打撃を受けることが可能であるように配置される。第1のピストン7の第2の端9は、第2のチャンバ5に置かれる。可動ツール2からの打撃はそれから、第2のチャンバ5において前記第1のピストン7を内側に移動させる。このことにより、第2のチャンバ5の圧力は第1の逆止め弁6が開くレベルまで上がり、加圧された油圧液は、第2のチャンバ5から第1のチャンバ4へ流れ始まる。第1のチャンバ4はさらに、第1のチャンバ4へ/からそれぞれ油圧液の流入および流出を可能にするために配置される放出口10を有する。本発明の都合が良い実施例において、第2のチャンバ5は、第2のチャンバ5の圧力が所定のレベルまで減少する場合、第2の逆止め弁11が開くように、第2の逆止め弁11を経て加圧された油圧液の供給源12に接続される。
好ましい実施例において、ハウジング3は、第3のチャンバ13を備える。それから、第1のピストン7は、第3のチャンバ13の制限表面領域15と接触するために配置された少なくとも1つの止め具14を備える可能性がある。そして、ピストンの運動7は、打撃の方向の反対側の方向において制限されることができる。第1のピストン7はしたがって、第1のピストン7の止め具14が前記制限表面領域15と接触する場合、可動ツール2に関して近位の端位置に達する。好ましい実施例において、前記止め具14は、そのピストンの上部がより大きい直径を有する第1のピストン7の上部のより低い表面領域14であってもよい。実際には、他の形状がそのように考えられる場合であっても、円形の円柱状の形状を有するピストン使用することは適切である。それから止め具14は、小さい直径からより大きい直径への直径の転移を有するピストン7によって達成されることができる。止め具が別途形成できることも、しかしながら認識されなければならない。第3のチャンバ13の制限表面領域15はここで、第3のチャンバ13の底部に配置されるリング30の上部の表面領域として示される。リング30は、ゴムのようなエラストマで作成することができる。これは結果として、戻りの間の第1のピストン7のよりゆるやかな制動になる。
本発明の好ましい実施例において、第3のチャンバ13は、圧力が好ましくは大気圧と同様であるガスで満たされたチャンバ13である。
ショックアブソーバ1は、好都合にもハウジング3に配置される第2のピストン17から構成されることができる。第2のピストン17はそれから、その第1の端18で可動ツール2と直接接触し、および、その第2の端19で第1のピストン7の第1の端8に面するように配置される。このことにより、可動ツール2の打撃は、第2のピストン17を経て第1のピストン7に伝達されることができる。好都合にも、第2のピストン17は、ツール2に対してピストン17が支持することなく、ショックアブソーバが誤って加圧された場合、ショックアブソーバ1からピストン17が押し出されることを妨げるフランジを有することができる。
ハウジング3は、さらに第1のピストン7が可動ツール2に関して近位であるその端位置に達する場合、第1のピストン7の第1の端8が20を拡張する第4のチャンバを有する可能性がある。それから、第4のチャンバ20は、加圧された油圧液で満たされる。最もよく図4に示されるように、ショックアブソーバ1の開始位置において、隙間Dは、第1のピストン7の第1の端8、および、第2のピストン17の第2の端19の間で配置される。そして第2のピストン17は、それが可動ツール2から第1のピストン7まで打撃を伝達する前に特定の距離Dを移動しなければならない。第2のピストン17の第2の端19および第1のピストンの第1の端8は、互いに並列である平らな表面領域22、23を好ましくは有する。端の表面領域22、23は、大きさにおいて好ましくは同じである。図3は、例えば第4のチャンバ20がどのように加圧された油圧液の供給源12に接続されるかを示す。接続は、第3の逆止め弁25から構成され、第4のチャンバ20の圧力が所定のレベルから減少する場合、第3の逆止め弁25を開くように設計される可能性がある。好ましい実施例において、第2のチャンバ5および第4のチャンバ20は、加圧された油圧液の同じ供給源12に最適に接続される。図において、第2のピストン17の上部の表面領域23は、第1のピストン7の低い表面領域22と同等のサイズで示される。しかしながら、第1のピストン7の低い表面領域22は、第2のピストン17のピストンロッドの断面領域と同等のサイズであると考えられる。そのケースにおいて、2つのピストン7、17が並行して移動する場合、第4のチャンバ20へ/またはそこから油が運ばれないという利点が達成される。
特に都合が良い実施例において、第1のチャンバ4の放出口10は、油圧液のためのアキュムレータ26に接続される。この目的のために適切であるアキュムレータは、特にHYDAC INTERNATIONAL社(住所:Postfach 1251 Sulzbach/Saar,Germany)により販売される。HYDAC社は、ブラダ・アキュムレータ(ドイツ語:「Blasenspeicher」)と呼ばれる一種のアキュムレータを販売する。アキュムレータの特に適切なタイプは、HYDAC社によって「高流動ブラダ・アキュムレータ」(ドイツ語:「High‐Flow Blasenspeicher」)と呼ばれるタイプのものである。スウェーデンにおいて、このようなアキュムレータは、HYDAC Fluidteknik社(住所:Karlsbodavagen 39,Mariehall,Box 20112, S‐16102 BROMMA)から購入されることができる。しかしながら、HYDACは多くの供給業者の1つであり、その適切なブラダ・アキュムレータは他の供給業者からも得ることができると理解されるべきである。第1のチャンバ4から油圧液を受けるために配置されるアキュムレータ26は、可動ツール2に打撃を与えるために提供されるピストンPを駆動するために使用することができる。
第4のチャンバを有する実施例において、第4のチャンバ20も、第4のチャンバ20へあるいはそれからの油圧液の流入および流出をそれぞれ可能にするために配置される放出口27を有することができる。第4のチャンバ20の放出口27は、それから油圧液のためのアキュムレータ28に接続される可能性がある。このアキュムレータも、例えばHYDAC社の高流動ブラダ・アキュムレータであってもよい。
本発明の好ましい実施例において、第1の逆止め弁6は、閉位置の方へ第1の逆止め弁6を押圧する少なくとも1つの弾性要素29を装着している可能性がある。前記少なくとも1つの弾性要素29は、例えば多くのカップばね29であってもよい。
本発明の好ましい実施例において、第1のピストン7は、その第2の端9において端表面領域24を有し、端表面領域24は第1の端8の端表面領域22より大きい。
発明のショックアブソーバの機能は、次に図3および4および図5から12に関して説明される。図3は、作動ストローク前の開始位置の時点t0におけるショックアブソーバ1および可動ツール2を示す。第2のピストン17は可動ツール2に直接載置され、可動ツール2はハウジング3の下部から距離L0に存在する。図4から明らかなように、第1のピストン7の下端は、第2のピストン17の上端から距離Dに存在する。第1のチャンバ4の圧力は、好ましくは高く、最適に10から30MPaの大きさの圧力(100から300 bar)である。発明者によって考えられた一実施例において、第1のチャンバの圧力は、20MPaまたは約20MPaである可能性がある。第2のチャンバ5において、第1のチャンバ4よりも好ましくは低い圧力が存在する。第2のチャンバ5の圧力は、最適に0.1から10MPaであり、好ましくは1から5MPaである。したがって、逆止め弁6は閉じたままで保たれ、油圧液は第2のチャンバ5から第1のチャンバ4まで移動することができない。さらに、多くの強いカップばね29は、さらに逆止め弁6が開くのを妨げるため、第1の逆止め弁6に作用する。逆止め弁6もまた、油圧液(最適には油圧油)が第1のチャンバ4から第2のチャンバ5まで移動するのを妨げることが認識される。また、第4のチャンバ20は、実際には通常の油圧油である加圧された油圧液で満たされる。第4のチャンバ20は、第2のチャンバ5と同じ圧力源に最適に接続され、したがって、それは1から5MPaの大きさの圧力を有する。第4のチャンバを加圧された油圧液の第2のチャンバと同じ供給源に接続することによって、圧力源の数が最小化されるという利点が得られる。タンクへの絞り33を通じた一定の油漏れにより、第4のチャンバ20において液体が熱くならない、または、空気または粒子が第4のチャンバ20に蓄積することが確かになる。図5は、可動ツール2が下から打撃を受けた直後で、ショックアブソーバ1の方へ上方に移動し始めた時点t1での状況を示す。打撃の結果として、第2のピストン17は上方へ移動し、第1のピストン7の低い端の表面領域22と接触する。それから、第4のチャンバ20が加圧されるので、第2のピストンは、特定の抵抗に対して動かなければならない。ある程度の油圧液/油は、その放出口27を経てそれから第4のチャンバ20から外へ押圧される。外へ押圧される油は、アキュムレータ28に、または、絞りを経て油タンク32に導かれることができる。第2のピストン17によって接触される抵抗は、しかしながらきわめて小さく、ピストンは、妨害されずにかなり動くことができる。したがって、可動ツール2は、その運動においてほとんど影響を受けない。図5は、L1として、可動ツール2およびハウジング3の下部間の距離を示す。図5の距離L1は、図3の距離L0より多少少ないと認識される。実際には、第2のピストン17は、最大約15メートル/秒まできわめて急速に移動することができると理解されるべきである。この速い圧入は、第4のチャンバ20から外へ押圧される、言い換えると圧力が上昇する前における油の圧縮につながる。したがって、放出口27は、第2のピストンが第4のチャンバに内側に押圧される場合に結果として起こる油流動を受けることが可能である十分大きい断面領域を有しなければならない。そうでない場合、圧力は速く上昇し、あまりに高くなり、結果として、ツール2の運動の大きすぎる時期尚早の制動になる可能性がある。
図6は、ショックアブソーバ工程の多少後の時点t2における状況を示す。第2のピストン17は、第2のチャンバ5を通じて上方へ移動するように第1のピストン7を付勢し始める。結果として、圧力は第2のチャンバ5において上昇する。第2のチャンバ5の圧力は、しかしながら、第1の逆止め弁6を開けるためには十分に高くない。また、可動ツール2はその運動を継続し、可動ツール2およびハウジング3の下部間の距離はL2である。距離L2は、図5の距離L1より少ない。第1のピストン7が上方へ移動し始めるので、ピストン7の上部は、第3のチャンバのための低い制限表面領域15をもはや支えない。油圧液で満たされる代わりに、大気圧においてガス(最適には空気)で満たされている第3のチャンバによって、空洞現象のリスクは回避される。
図7は、図6の状況の後時点t3の状況を示す。すなわち、t3はt2より後の時である。図7において示される時点で、第2のピストン7は、さらに深く第2のチャンバ5に移動される。可動ツール2間のハウジング3の下部間の距離はより小さくなり、L3として示される。ここで、L3は図6の距離L2より小さい。実際には、これは第2のチャンバ5の油圧作動油が1から3%の大きさの圧縮にさらされることを意味する。これは結果として、第2のチャンバ5の圧力を相当増加させ、それによって、圧力は、1から5MPaの始動レベルから第1のチャンバ4の圧力を上回るレベルまで増加する。実際には、これは第2のチャンバ5の圧力が50MPaまでずっと上昇することを意味する。それから、カップばね29、および、第1のチャンバ4の圧力は、第1の逆止め弁6をもはや閉位置に保っておくことができないが、第1の逆止め弁6が開き、油圧液が第2のチャンバ5から第1のチャンバ4まで流動し始める。図13から最も明らかであるように、第1の逆止め弁6は、大きい中心の開口部および複数のチャネル34を有し、そのチャネル34を通じて油圧液が流れ出ることができるディスク型の円形体から構成される可能性がある。油圧液はまた、図7の矢印によって示されるディスク型の本体の下で第1のチャンバ4に流れ出ることができる。高圧の油圧液が第1のチャンバ4に付勢される場合、第1のチャンバ4の圧力は増加する。それから、油圧液は、放出口10を経て、第1のチャンバ4から出るように付勢される。原則として、放出口10は、圧力が特定の所定のレベルを上回る場合に油圧液を出すために非常に単純に配置されるバルブによって閉じることができる。このようなバルブは、逆止め弁である可能性がある。本発明の好ましい実施例によれば、放出口10は、アキュムレータ26に接続される。アキュムレータ26は、好ましくは例えばHYDAC社から入手できるブラダ・アキュムレータである。アキュムレータ26は、第1のチャンバ4から高圧で油圧液を受け、このことにより例えば可動ツール2を駆動するために使用するエネルギを蓄える。実際には、この「回復」は、圧力源の容量が別途必要なほど大きくないことを意味する。
図8は、t3より後の時点t4の後の時点での状況を示す。可動ツール2の運動はもう止められ、第2のチャンバ5の油圧液は、さらに圧縮されない。圧力は、それから減少し始める。第1の逆止め弁6は、カップばね29からの影響で閉じ始める。図9は、第1の逆止め弁6が閉じた直後の時点t5での状況を示す(t5はt4より後である)。次に、第1のチャンバ4の圧力は、第1の逆止め弁6が開く前と同じレベルに減少した。第2のチャンバ5において、しかしながら、第2のチャンバ5の初期の圧力レベルより上の高い圧力が存在する。第2のチャンバ5の圧力は、第1のピストンの上部の端の表面領域24に作用する。第1のピストン7は第2のピストン17を支持し、それは可動ツール2を支持する。したがって、第2のチャンバ5の圧力は、その開始位置へ可動ツール2を戻すために作用する。
図10はさらに後の時点、時点t5より後の時点t6での状況を示す。図10から明らかなように、2つのピストン7、17は、押し戻され、このことによりまた可動ツール2も押される。可動ツール2およびハウジング3の下部間の距離は、L2に増加した。第1のピストン7が第2のチャンバ5から部分的に押し出された結果として、圧力は第2のチャンバ5において減少する。最後に、圧力は第2のチャンバ5の本来の圧力レベルに減少する。第2のチャンバ5の圧力が本来の圧力レベル以下に低下する場合、本来の圧力レベルは、しかしながら第2の逆止め弁11が開くことによって維持される。第2のチャンバ5は、第2の逆止め弁11を経て、加圧された油圧液、最適には油圧油の供給源に接続される。したがって、第2のチャンバ5の圧力は、ピストン7、17および可動ツール2が戻るような付勢を継続する。
図11はさらに後の時点、時点t6より後の時点t7での状況を示す。第1のピストン7の運動はここで、制限表面領域30と接触することにより止められた。第2のピストン17および可動ツール2はしかしながら、部分的に慣性により移動を継続する。したがって、第2のピストン17で、第1のピストン7との接触を失う。第4のチャンバ20の加圧された油圧液は、それから第2のピストンの上部の制限表面領域23に作用する可能性があり、それによって、それはピストン17およびツール2を下に押圧する。ピストン7の下部の表面領域22よりピストン7の上部の表面領域24は大きく、一方で圧力は、チャンバ5、20において同じであるので、ピストン7は上方に押圧されない。表面領域22、24間の関係は、上に作用する力および下に作用する力の間の関係のように決定的でないことはもちろん認識される。決定的であることは、生産物および表面領域の圧力である。圧力が例えば第2のチャンバ5において第4のチャンバ20よりも高い場合、表面領域22、24は同じであり、機能もまだ同じである。これと連動して、第4のチャンバ20の容積は多少増加し、したがって、新しい加圧された油圧液が供給されない場合、圧力は減少する。油は、アキュムレータ26から最初に加えられ、絞り33を経て流れ出る油のみが逆止め弁25を経て置き換えられる必要がある。第3の逆止め弁25によって、第4のチャンバ20は、加圧された油圧液の供給源12、最適には第2のチャンバ5に接続される加圧された油圧液の同じ供給源と接続される。図11は、第3の逆止め弁25がt7より後の時点t8でどのように開くかを示す。第2の逆止め弁11は、しかしながら閉じられる。最後に図12は、ショックアブソーバが、どのように時点t8より遅いその開始位置t9に完全に戻るかを示す。また、ここで第3の逆止め弁25は閉じている(しかしながら、絞り33からの一定の流動は入ることができなければならないので、このケースでは第3の逆止め弁25で閉鎖は通常完結していないと理解されなければならない)。ツール2は、ここで次のストロークを作動することができる。上述した事象の進行はきわめて速く、それによって実際には、ストローク作動、ショックアブソーブ、および、ツールの戻りは、わずか2から10ミリ秒である可能性があると理解されなければならない。
しかしながら、機械のサイズ次第で、とりわけストロークの作動、時間は、より大きい可能性がある。現実的ないくつかのケースにおいて、ストロークの作動、ショックアブソーブ、および、戻りの合計時は、100および500ミリ秒の間である可能性がある。
第1のピストン7が第2のチャンバ5の内部に付勢される全体の時間の間に、その上部の端の表面領域24に作用する力は、可動ツールの運動を減速する。力は、圧力かける第1のピストンの7上端部の表面領域24の領域である。
(1)F=A*P
(1)F=A*P
消費されるエネルギは、力かけるツールが移動する距離である(Fはニュートン、Sはメートル):
(2)W = F*S
または:
(3)W= A*P*S
(2)W = F*S
または:
(3)W= A*P*S
さらに、W = P*Vであり、そこでPは圧力、Vは移動した容積である。
異なるPのため:
W=0VT*∫P(t)dt
異なるPのため:
W=0VT*∫P(t)dt
逆止め弁6が上昇する前に、第2のチャンバ5の圧力Pは、第1のチャンバ4の圧力HPより相当に高い可能性があるが、逆止め弁6が上昇した場合、それはHPまで減少する。平衡状態で、内側超過圧および第2のチャンバ5から外に出る流動は、逆止め弁6の上昇する高さと調和し、システムは第2のチャンバ5において比較的一定の圧力でそれ自体の釣合いをとる。
第2のチャンバ5が加圧された油圧液の供給源12に接続されない実施例もまた、考えられる。本発明の好ましい実施例において、第2のチャンバ5は、しかしながら加圧された油圧液の供給源に接続される。このことにより、ストロークの作動の後、その本来の位置にシステムを戻すことがより容易である利点は、達成される。
図14および15を参照すると、発明の他の実施例は、次に記載される。図14および図15は、第1のピストン7は針103が配置される軸方向のチャネル107を有することを示す。針103は、固定されて配置される、好ましくはハウジング3に関して固定されて配置される。針103は、その端の1つの円錐面領域104を有する。少なくとも1つのチャネル102はハウジング3に配置され、第1のピストン7の内部で環状チャンバ105が第1のピストン7を囲むようなハウジング3内部の環状のチャンバ105の口へ拡張する。第1のピストン7内部の1つまたはそれ以上の半径方向のチャネル106は、第1のピストン7において軸方向のチャネル107で環状のチャンバ105と接続する。図14および15の図示された実施例は、距離Dを変化させるという可能性を提供する意図を有する。すなわち、それが第1のピストン7と接触し、確かな制動が開始する前に、第2のピストン17の距離は移動しなければならない。図14および図15は固定された状態または図3の位置に対応する開始位置を示す。外側の圧力P2は、圧力調整バルブ101によって制御される。外側の圧力P2は、結果として、ハウジング3においてチャネル102を経て環状のチャンバ105に達する例えば油のような油圧液の流動になる。チャンバ105から、油圧液は、その円錐面領域104で軸方向のチャネル107および針103から形成される絞り110に半径方向のチャネル(複数) 106を経て流れる。油圧液がチャネル107を経て絞り110を通過し、第4のチャンバ20へ出る場合、圧力はより高水準P2からより低いレベルP3まで低下する。そこから、油圧液は、絞り33を通ったタンクTへの流れを継続することができる。固定されている第1のピストン7のために、圧力P3は、ピストンより上で、以下のように圧力P1によって釣合いをとられなければならない:
A1P1=A2P3
A1P1=A2P3
ここでP1は第2のチャンバ5の圧力であり、A1はピストン上の上部の表面領域24の領域であり、P3は第4のチャンバ20の圧力であり、A2はピストン7上の下部の表面領域22の領域22である。
それから、第1のピストン7のための力の平衡が存在する。ピストン7が次に外側の影響から「上方へ」(図面に示されるように上方に)移動する場合、可変の絞り110の開いた領域は減少し、絞り110を通じた流動は減少する。このことにより、一定の絞り33を通じた流動は減少し、それによって、圧力P3は減少する。言い換えると、結果としてこれはピストン上の下に導かれた正味の力になる。したがって、ピストン7は、適所において維持される傾向がある。「上方」に適用される力は結果として、「下方」への増加する力になる。
距離Dの変化は、以下のようにして生じる。圧力P2を増加させることによって、より多くの油圧液は可変の絞り110を通過して流れ、それは絞り33を通じた流動の増加を導く。それから、圧力P3は増加し、距離Dが増加するように第1のピストン7を図15において上方へ移動するようにさせる。ピストン7が上方へ移動すると、可変の絞り110の開いた領域は減少し、絞り110を通じた流動は減少する。圧力P3およびP1がもう一度互いに釣合いをとるまで、絞り110を通じた流動は減少する。その後で、前と同じ流動は、可変絞り110を通過するとみなされるが、P3は絞り33を通じた流動から形成され、前のようにA1P1=A2P3である理由から、その開いた領域が減少するので、より大きい圧力が絞り110上で降下する。
上記したすべての実施例において、第1の逆止め弁6が開けられるなら、制動力は本質的に一定であるとみなされる。
さらにもう1つの実施例は、次に図16および17に関して記載される。図16および17による実施例において、同等の圧力、およびまたは、本質的に同等の圧力が2つのチャンバ4および20の中に存在するような変種は考えられる。より高い圧力が第1のチャンバ4にあり、より低い圧力が下のチャンバ20にある実施例もまた、考えられる。図16は、第1のまたは上部のチャンバ4が加圧された油圧液の分離した供給源52を有することを概略的に示し;一方で、下のチャンバ20(図3の第4のチャンバ20に対応する)は油圧液の分離した供給源12を有する。油圧液の供給源52は、例えば10から30MPaのような高圧で油圧液を供給するために配置されることができ、一方で、加圧された油圧液の供給源12は、例えば1から5MPaのようにより低圧で油圧液を供給するために配置されることができる。図16の実施例において、油圧液の供給源12および52は、同等の圧力で油圧液を供給するために配置されることができることもしかしながら認識されなければならない。油圧液の供給源52が取り除かれ、油圧液の供給源12がチャンバ4、20の両方に接続されることもまた、考えられる。図16および17の図示された実施例において、第1のチャンバ4は、上の部分4bおよび下の部分4aに分割される(この関係で、「上部」および「下部」のそれぞれ、および「上方」および「下方」のそれぞれは、「上部」および「下部」の部分に図面においてそれぞれ示されることを意味すると理解されなければならない。例えばラム・ツール2に関して、またはピストン7の端部に関して、または1つのまたはいくつかの他のチャンバに関して「上部の」部分4bはまた、「遠位」部分と呼ばれ、「下部の」部分は「近位の」部分と呼ぶことができる)。図16および17において、上部のチャンバ部分4bは、例えば円錐形の壁38のように上方へ狭くなる壁38によって制限されることによって上方の方向において狭くなっている。この実施例の機能は、図1から15による実施例において示される関連するばね要素29を有するこのような逆止め弁6に基づかない。その代わりに、第1のピストン7は、第1のチャンバ4に拡張するために配置される。本実施例において、第1のピストン7は、襟39を備える。襟39は、上部のチャンバ部分またはサブチャンバ4bに面する上部の表面領域41、および、より低いチャンバ部分4aに面する下部の表面領域42を有する。下部の表面領域42は、上部の表面領域41より小さい。前述の実施例のように、第1のピストン7は好ましくは円柱状であり、さらにその襟39も、好ましくは円柱状である。図16および図17は、襟39の円柱状の壁45が下部のチャンバ部分4aから上部のチャンバ部分4bに拡張するのを示す。それから、狭い隙間は、襟39の壁45および円錐形の壁38の間で形成される。好ましくは、1つまたはそれ以上のチャネル46は、襟39を通過する。好ましい実施例において、チャネル(複数)46の一方向弁40が存在し、その一方向弁40は、下部のチャンバ部分4aから上部のチャンバ部分4bへのチャネル(複数)46を通じた流動を可能にするために配置されるが、上部のチャンバ部分4bから下部のチャンバ部分4aまでの方向のチャネル(複数)46の流動の反作用またはそれを妨げる。図16および17のピストン7の部分7aは、特定の長さを有し、このことにより、第1のピストン7のためのガイドとして作用することが可能であるハウジング3の開口部47において摺動するため、襟39が置かれる下に配置される。図16および17の襟39より上に配置されるピストン7の部分7bは、襟7の下に配置されるピストン7の部分よりも狭い。例えば、それは襟39の下に配置されるピストン7の部分の直径D2より少ない直径D4を有する可能性がある。ピストン7の上部のおよびより狭い部分7bは、ハウジング3の開口部48において摺動するために配置され、開口部48は、特定の長さの中であり、ピストン7のための上部のガイドとして作用する。図17は、以下のように図16および17の作業による実施例を示す。ツール2からの打撃は、任意に第2のピストン17を経て第1のピストン7に達する。第1のピストン17は、それからチャンバ4の内部に移動する。より大きい直径D2を有するピストン部分7aがチャンバ4に貫通し始めるのと同時に、ピストン7の上部のおよびより狭い部分7bは第1のチャンバ4を出始める。これは、油圧液が押しのけられることを必要とし、したがって、ピストンの7運動は、結果としてショックアブソーブになる抵抗と接触する。同時に、襟39は上部のチャンバに部分4bを貫通し、襟39および円錐形の壁38間の隙間を経た上部のチャンバ部分4bから下部のチャンバ部分4aまでの油圧液の押圧に導く。壁38が狭くなっているので、襟39が上部のチャンバにさらに部分4bを貫通すると、襟39および壁38間の隙間は、しかしながら減少し始める。このことにより、抵抗およびショックアブソーブは次第に増加する。打撃からのすべてのエネルギが吸収された場合、第1のピストン7は、上部の(または遠位)位置にある。下部のピストン部分の直径D2は、上部のピストン部分の直径D4より大きいので、襟39の両側の圧力は同等であるが、襟39上の上部の表面領域41は下部の表面領域42より大きい。したがって、上部の表面領域41上の力は、下部の表面領域42上の反対方向において作用する力を上回る。したがって、ピストン7は、その開始位置の方へ押し戻される。戻りの動きの間、一方向弁(または複数の一方向弁)40がそれを可能にするので、油圧液はまた、襟39のチャネルまたは複数のチャネル46を通過して流動することができる。図17において襟39が上方へ移動する(上部のチャンバ部分4bにおいて)場合、油圧液はしかしながら、チャネルまたは複数のチャネル46を通過して流動することができない。油圧液(好ましくは油)が襟39および円錐形の壁38間の隙間のみを流動することができるだけでなく、チャネルまたは複数のチャネル46を通じて流動することができることにより、戻り運動は、より速くなるように容易にされる。
本実施例において(チャンバ4および20において圧力が等しい場合)、図16に示すように、本実施例において、図3から13による実施例の第4のチャンバ20に対応するチャンバ20への第1のチャンバ4からの導管が存在してもよい。図16は、逆止め弁または一方向弁44が導管43に位置していることを示す。その場合、きわめて高い圧力である「圧力ピーク」は、一時的に第1のチャンバ4において生じ、いくつかのケースのこのような圧力ピークがシステムの様々な部分においてマイナスの効果を有するというリスクが存在する。このようなケースにおいて、導管43は、チャンバ4がチャンバ20によってある程度軽減されるのを可能にする。逆止め弁44は、しかしながら、チャンバ20から第1のチャンバ4まで油圧液(例えば油)が流れるのを妨げる。導管43がチャンバ4および20を相互接続する場合、第1のチャンバ4からの油圧液もまた、チャンバ20の放出口に接続されるアキュムレータ28によって受容されることができる。第1のチャンバ4が図5において示されるのと同じ方法で、それ自体のアキュムレータ26に放出口10を経て接続することができることは、しかしながら認識されなければならない。このようなアキュムレータ26はそれから、図3から13による実施例のアキュムレータ26とまさに同じ方法で作動し、使われることができる。図16は、しかしながら、絞り49を経た第1のチャンバ4の放出口10は油圧液の蓄積のためのタンク32に導く変形例を示す。逆止め弁43が失われた場合、チャンバ20の第2のピストン17の圧入は、第1のチャンバ4の圧力の増加を提供することができ、回避されなければならない下方の方向の第1のピストン7に影響を与える。
図16および17による実施例において、ピストン7による下方への運動は、例えばスペーシング・リング30によって制限されることができる。図16の図示された実施例において、チャンバ13は、最適にガス(例えば空気)で満たされたチャンバであり、そのガスは、好ましくは大気圧であるまたは少なくとも第1のチャンバ4の圧力より低い圧力を有すると認識されなければならない。
本特許出願に記載される発明は、受動的なショックアブソーバである。それは、油圧式であり、自動調整型のものである。それは、機械の他の部分において使用される位置エネルギとしてそれを格納するため、主としてラムの加速のため、打撃から本質的にすべてのエネルギを吸収することが可能である。
発明によって、打撃から本質的にすべてのエネルギを吸収するような方法で可動ツールの運動が遅くなるという利点は達成される。さらに、発明は効率的なツールの戻りの可能性を提供する。最初は互いに切り離される2つのピストンを用いることにより、ツールの運動が最初はほとんど減速されないという利点は達成される。アキュムレータを用いることにより、とりわけ、打撃から回収されるエネルギが新しい打撃のために使われることができるという利点は達成される。
発明はまた、可動ツール上への打撃の打撃吸収方法に関して定義されることができ、それによって、このようなステップが明白に言及されたかどうかとは別に、方法は、発明のショックアブソーバの用途から自然に続くステップから構成されると認識されなければならない。
発明は、可動ツールおよびショックアブソーバからなる構造に関して定義されることができることもまた理解されなければならない。
実施例において示された衝撃吸収のための様々な原理吸収は、ショックアブソーバがピストン(複数)を返すために配置されるかどうかとは独立して使われることができると認識されなければならない。したがって、襟39の2つの表面領域41、42が等しい場合でも、図16および17で示された段階的衝撃吸収の原理が使われることができる。それから、分離した装置は、それから戻り運動のために配置されることができる。このような配置によって、戻り運動に関する問題が解決されない場合であっても、打撃のエネルギを効率的に吸収することは可能である。
最初は互いに切り離される2つのピストン7、17の使用の観念は、ショックアブソーバが別な方法で設計されるかに関わらず使用することができると認識されなければならない。
可動ツール‐または他のいくつかのツールに使用することが可能であるように打撃からのエネルギを処理するため、重油圧力保持装置を使用する概念は、上記の記載された実施例において示されるものとは他のタイプのショックアブソーバにもまた、使われることができることもまた認識されなければならない。
Claims (19)
- 可動ツール(2)を有する機械のためのショックアブソーバ(1)であって、
a)加圧された油圧液で満たされる第1のチャンバ(4)を有するハウジング(3)、
b)前記ハウジング(3)に可動に配置され、その第1の端(8)で可動ツール(2)から打撃を受容してその運動によって前記打撃から前記第1のチャンバ(4)の前記油圧液までの運動エネルギを伝達することができるように配置される、少なくとも1つの第1のピストン(7)、
および、c)前記ピストン(7)が新しい打撃を受けることが可能であるように、前記打撃の後、その開始位置に前記第1のピストン(7)を返すための手段(4b、22、24、38、39、41)から構成されるショックアブソーバ(1)。 - 請求項1に記載のショックアブソーバであって、前記第1のピストン(7)を戻すための手段は、前記ピストン(7)がその開始位置に向かう方向において押圧されるような方向で前記第1のピストン(7)の表面領域(24、41)に作用する加圧された油圧液を有するチャンバ(4、5)から構成されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項2に記載のショックアブソーバであって、前記ピストン(7)は、その端が異なるチャンバ(5、20)に置かれるように配置され、前記ピストンの(7)端の前記表面領域(24、22)、および前記2つのチャンバ(5、20)の前記圧力は、結果として生じる力がその開始位置に前記ピストン(7)を返すために作用するように選択されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項3に記載のショックアブソーバであって、前記2つのチャンバ(5、20)が、前記2つのチャンバ(5、20))に共通の加圧された油圧液の供給源(12)に接続され、前記油圧液から結果として生じる圧縮力が前記ピストン(7)を戻そうとするように、前記打撃の方向に示されるように、前記ピストン(7)の遠位端がより大きい表面領域(24)を有し、一方で、前記打撃の方向に示されるように、前記ピストン(7)の近位端がより小さい表面領域(22)を有することにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項2に記載のショックアブソーバであって、前記第1のチャンバ(4)が、前記ピストンの前記第1の端に関して遠位であるサブチャンバ(4b)、および、前記ピストン(7)の前記第1の端に関して近位であるサブチャンバ(4a)に分割され、前記打撃後にその開始位置に前記第1のピストン(7)を返すための前記手段は、前記第1のピストン(7)上の襟(39)から構成され、その襟は、遠位表面領域(41)および近位の表面領域(42)を有し、その近位の表面領域(42)は前記遠位表面領域(41)より小さいことにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項1に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記ショックアブソーバの前記ハウジング(3)は、第2の加圧された油圧液で満たされるチャンバ(5)を備え、その第2チャンバ(5)は、前記第2のチャンバ(5)の圧力が、前記第1のチャンバ(4)の圧力より大きい場合に開くように配置される第1の逆止め弁(6)を経て前記第1のチャンバ(4)に接続され、前記第1のピストンの前記第2の端(9)が、可動ツール(2)からの打撃が、前記第1のピストン(7)を前記第2のチャンバ(5)の内部へ移動させ、このことにより、加圧された油圧液が前記第2のチャンバ(5)から前記第1のチャンバ(4)までの流動を開始するために前記第1の逆止め弁(6)が開くレベルまで前記第2のチャンバ(5)の圧力を増加させるように前記第2のチャンバ(5)に置かれ、前記第1のチャンバ(4)が、前記第1のチャンバ(4)へ/から、それぞれ油圧液の流入および流出を可能にするように配置された放出口(10)を有することにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項6に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第2のチャンバ(5)が、前記第2のチャンバ(5)の圧力が所定のレベル下にある場合第2の逆止め弁(11)が開くように、第2の逆止め弁(11)を経て加圧された油圧液の供給源(12)に接続されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項7に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記ハウジング(3)が第3のチャンバ(13)を備え、前記第1のピストン(7)が、前記第1のピストン(7)の止め具(14)が制限する表面領域(15)と接触する場合、前記第1のピストン(7)が前記可動ツール(2)への関係に示されるように近位の端位置に達するため、前記ピストン(7)の運動が前記打撃の方向の反対側の方向において制限されるように前記第3のチャンバ(13)の制限表面領域(15)と接触するために配置される少なくとも1つの止め具(14)を備えることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項8に記載のショックアブソーバであって、前記第3のチャンバ(13)は、前記圧力が大気圧と好ましくは同じであるガスで満たされたチャンバ(13)であることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項9に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記ショックアブソーバ(1)が、前記ハウジング(3)内部で可動であるように配置され、前記可動ツール(2)からの打撃が前記第2のピストン(17)を経て前記第1のピストン(7)に伝達されることができるように、その第1の端(18)で前記可動ツール(2)と直接接触するために、および、その第2の端(19)で前記第1のピストン(7)の前記第1の端(8)に面するように配置される第2のピストン(17)から構成されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項8に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記ハウジング(3)は、前記第1のピストン(7)が前記可動ツール(2)に関して近位であるその端位置に達する場合、前記第1のピストン(7)の前記第1の端(8)がその中に拡張する第4のチャンバ(20)を備えることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項11に記載のショックアブソーバであって、前記第4のチャンバ(20)が加圧された油圧液で満たされ、前記ショックアブソーバ(1)の開始位置において、隙間(D)が、前記可動ツール(2)から前記第1のピストン(7)まで打撃を伝達することができる前に、前記第2のピストン(17)が特定の距離(D)を移動しなければならないように前記第1のピストン(7)の前記第1の端(8)および前記第2のピストン(17)の前記第2の端(19)の間で配置されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項12に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第2のピストン(17)の前記第2の端(19)および前記第1のピストンの前記第1の端(8)が互いに並列である平らな表面領域(22、23)を有し、その端表面領域(22、23)は好ましくは等しいサイズであることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項13に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第4のチャンバ(20)は、第3の逆止め弁(25)を経て、前記第4のチャンバ(20)の圧力が所定のレベル下にある場合前記第3の逆止め弁(25)が開くように、加圧された油圧液の供給源(12)に接続されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項14に記載のショックアブソーバであって、前記第2のチャンバ(5)および前記第4のチャンバ(20)は、前記加圧された油圧液の同じ供給源(12)に接続されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
- 請求項7に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第1のチャンバ(4)の前記放出口(10)は、油圧液のアキュムレータ(26)に接続されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項12に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第4のチャンバ(20)は、前記第4のチャンバ(20)の圧力が所定のレベルを上回る場合、油圧液を放出するように配置される放出口(27)を有することにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項17に記載のショックアブソーバ(1)であって、前記第4のチャンバ(20)の前記放出口(27)は、油圧液のアキュムレータ(28)に接続されることにおいて特徴付けられるショックアブソーバ(1)。
- 請求項7に記載のショックアブソーバであって、前記第1の逆止め弁(6)は、閉位置の方へ前記第1の逆止め弁(6)を押圧する少なくとも1つの弾性要素(29)を装着することにおいて特徴付けられるショックアブソーバ。
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