JP2008534216A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 皮下の脂肪層を取り除く装置であって、
   第１のレーザと；
   前記第１のレーザにより出射されたレーザ光線を伝達する光ファイバと；
   前記光ファイバを導く中空状カニューレと；
   第１のレーザから出射されるレーザ光線が患者の真皮深部への損傷を起こすことを防ぐ防除手段であって、前記カニューレの先端の上方にあたる皮膚表面からの放射を検知するよう配置された放射検知器、または患者の皮膚表面に塗布される感温物質を備える防除手段と；
   を備えた装置。
2. 請求項１において、レーザ光線が損傷を起こすのを防ぐ前記防除手段として、カニューレの先端の上方にあたる皮膚表面からの放射を検知するように配置された放射検知器を備える装置。
3. 請求項２において、前記放射検知器が患者の真皮における温度上昇を検知する温度センサを備える装置。
4. 請求項３において、前記放射検知器が、患者の真皮深部における危険な温度上昇の可能性を操作者に対して警告する装置。
5. 請求項２において、さらに可視域のレーザ光線を出射する第２のレーザを備え、前記光ファイバは、この第２のレーザからのレーザ光線を伝達し、前記放射検知器は、患者の皮膚を介して伝達された第２のレーザからのレーザ光線の強度を検知する光センサを備える装置。
6. 請求項５において、前記カニューレの先端が患者の真皮深部に近接した際に、前記放射検知器が操作者に警告する装置。
7. 請求項１において、レーザ光線が損傷を起こすのを防ぐ前記防除手段として、出射領域の上方の患者の皮膚表面に塗布される感温物質を備える装置。
8. 請求項７において、前記感温物質は、患者の皮膚の温度変化に反応して色を変化させる装置。
9. 請求項８において、前記感温物質は、患者の真皮深部における危険な温度上昇の可能性を操作者に対して警告する装置。