JP2008533504A - 生理学的効果に関する歌曲の分類 - Google Patents

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Abstract

ユーザに対する歌曲の生理学的効果に関して歌曲を分類するシステム(100)は、歌曲を保存する記憶媒体(120)、ユーザの所定の生理学的状態について、関連する所定の第1の選択基準を保存するメモリ(140)、歌曲を演奏する演奏システム(150)及び、ユーザの生理学的状態を表すユーザの生体パラメータを決定するセンサ(130)を有する。処理装置(110)は、生理学的効果について、選択された歌曲を試験する。選択された歌曲は、複数回演奏される。毎回、センサは少なくとも1つの測定を取得し、第1の基準は、歌曲の演奏がプラスの効果を有するかどうかを示す夫々のインジケータを決定するために使用される。次に、第2の所定の基準は、複数の決定されたインジケータに基づいて、ユーザを所定の生理学的状態のより近くに至らせるための歌曲の適合性を決定するために使用される。

Description

本発明は、ユーザに対する歌曲の生理学的効果に関して歌曲を分類にするためのシステム及び方法に関する。
本発明は、更に、このような方法を実施するコンピュータプログラムプロダクトに関する。
US2003/0060728は、音楽が、如何に人が行動し、あるいは感じるかを制御することができることを記載する。人の気分又は心理状態は、しばしば、例えば、心拍、血圧、体温及び脳波活動のような、容易に測定可能な生理学的状態から測定され得る。センサは、そのような生理学的状態を検出するために使用される。システムは、2つのモード、即ち、学習モード及び再生モードで動作する。学習モードで、ユーザは一曲の音楽を聴く。ユーザの生理学的状態が測定される。その曲の再生終了時に、ユーザは、自身が置かれている生理学的状態を特定するよう要求される。測定された状態及びユーザによって特定された状態は、両方とも記憶される。これは、原理上、夫々の楽曲に関して繰り返される。再生モードで、音楽は、ユーザによって入力された情報又は測定された生理学的状態に従って選択される。ユーザが特定することができる分類の例は、眠気をもよおす状態、活発な状態又は穏やかな状態である。
US2003/0060728
既知のシステムの欠点は、夫々の歌曲が学習される必要がある点である。これは、理論上、特に、例えば目覚めから睡眠までの移り変わりなど、分類が曖昧な生理学的状態に関して正確なシステムを提供しうるが、歌曲の効果に関するユーザの認識は正確ではないことがある。更に、学習には時間がかかる。
本発明は、自動運転に適した、公にされた形式の、改善されたシステム及び方法を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、ユーザに対する歌曲の生理学的効果に関して歌曲を分類するシステムであって:
− 複数の歌曲を保存する記憶媒体;
− ユーザの少なくとも1つの所定の生理学的状態について、関連する所定の第1の選択基準を保存するメモリ;
− 前記記憶媒体から取り出された歌曲を演奏する演奏システム;
− 前記ユーザの生理学的状態を表す前記ユーザの生体パラメータを決定するセンサ;及び
− 選択された歌曲を複数回演奏し、前記歌曲の夫々の演奏のたびに、前記歌曲の当該演奏の間に少なくとも1つの測定を得るために前記センサを用い、且つ、前記歌曲の演奏が前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有するかどうかを示す夫々のインジケータを前記測定に依存して決定するために前記第1の所定の基準を用いることと、
− 前記歌曲に関する複数の前記決定されたインジケータに基づいて、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるための前記歌曲の適合性を決定するために第2の所定の基準を用いることとによって、
− プログラムの制御下で、前記ユーザに対する生理学的効果について前記選択された歌曲を試験する処理装置;
を有する。
本発明に従うシステムでは、2つの基準が使用される。前記第1の基準は、歌曲の演奏がプラスの効果を有するかどうかを決定するために使用される。その基準は、前記生理学的状態に対して特有である。当該システムは、夫々が夫々の第1の基準を有する1よりも多い生理学的状態を支持することができる。基準を適用することにより、歌曲の再生が生理学的状態に対してプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータがもたらされる。生理学的状態特有の基準を用いることにより、当該システムは自動検出に適するようになる。本発明者は、歌曲の一度の再生がその効果に関して信頼できる結果を与えないことを認識していた。例えば、原理上ユーザを睡眠に至らせるのに役立つ歌曲が演奏されている場合に、しかし実際には、演奏中に誰かが近くで扉を閉め、その場合にユーザは睡眠に至らないかもしれない。これは、歌曲の複数回の演奏の間に決定される効果に基づいて、その歌曲の効果に対する最終決定に至る第2の基準を用いることにより解決される。このようにして、見せかけの効果は自動的に削除され得る。当然のことながら、歌曲により、音声システムによって再生可能な数曲の音楽/音声となる。これは、通常、歌詞及び音楽を伴う歌曲を含む。それは、また、人工音声を含む。
従属請求項2で定義される方策に従って、一度の歌曲の演奏の効果は、少なくとも二度の連続した測定に基づく。この測定で、生理学的状態における測定された変化は決定的な基準である。例えば、人が歌曲の開始時に目覚めるが、終了時には半分眠っている場合に、これは、歌曲が生理学的状態「睡眠状態」に適しているインジケータとして使用される一方、実際には、開始及び終了の両状態は「睡眠状態」とは異なる。実施例で、状態は、歌曲の開始時及び終了時に測定される。これら2つの測定を比較することは、歌曲の効果の信頼できる指標をほとんどの状況で提供しうる。望ましくは、状態は、演奏の間に頻繁に測定される。このようにして、また、その状態における望ましくないピークも検出可能である。例えば、歌曲は、全体としてプラスの効果を有するが、例えば全体としてリラックスした歌曲の中で短期間だけ騒がしい音楽があることにより、マイナスの効果も有することがある。このようなピークは、歌曲がより適切でないところのインジケータとなりうる。
従属請求項3で定義される方策に従って、前記センサは、前記ユーザの脳波の周波数を決定する脳波センサである。このようなセンサは、人が眠っているか否か、あるいは覚醒しているか否かを決定するのに極めて適する。従って、それは、(例えば、ユーザをリラックスさせる、又は眠りに誘う)リラックスした音楽又は、(車の運転中に)ユーザを覚醒したままとすることを目的とした音楽又は、(例えば、アラームがオフになった後に)ユーザを目覚めさせる音楽を選択するために有用でありうる。
従属請求項4で定義される方策に従って、前記センサは、非接触型のセンサである。このようなセンサを用いることは目立たない。前記センサは、例えば車の座席などのシートのヘッドレスト又は枕に組み込まれても良い。
従属請求項5で定義される方策に従って、前記所定の生理学的状態は、眠っている状態であり、前記第1の基準は、脳波周波数が前記歌曲の演奏の間に低下したかどうかを有する。周波数の低下は、ユーザのリラックス状態の良好なインジケータである。
従属請求項6で定義される方策に従って、前記所定の生理学的状態は、覚醒した状態であり、前記第1の基準は、脳波周波数が前記歌曲の演奏の間に増大したかどうかを有する。周波数の増大は、ユーザがより覚醒した状態となったことの良好なインジケータである。
従属請求項7で定義される方策に従って、前記第1の基準は、場合により前記演奏の間に測定された前記状態の変化に加えて、その時点における実際の生理学的状態に依存する。これの例は、従属請求項8で与えられる。請求項8で、望ましい生理学的状態が(前記実際の生理学的状態によって示されるように)既に達成されている場合に、実質的な変化が前記歌曲の演奏の間の測定で検出された事実は、肯定的インジケータと見なされる。
従属請求項9で定義される方策に従って、前記第2の基準は、同じ歌曲を演奏する間の所定の連続した回数だけ前記第1のインジケータが、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を前記歌曲の演奏が有することを示したことを含む。
従属請求項10で定義される方策に従って、前記メモリは、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるための歌曲の関連するプレイリストを前記所定の生理学的状態に関して保存するよう配置される。
従属請求項11で定義される方策に従って、前記処理装置は、前記決定された適合性に基づいて、前記歌曲が前記プレイリストに加えられるべきか、且つ/あるいは、前記プレイリストに保持されるべきかどうかを決定するようプログラムされる。このようにして自動で、プレイリストは生成可能である。プレイリストにおける歌曲の次の演奏は、望ましい生理学的状態に達するのに役立つ。
従属請求項12で定義される方策に従って、前記メモリは、前記プレイリストの歌曲に関して、関連する適合性インジケータを有し、前記処理装置は、前記関連する適合性要素に依存して前記プレイリストにおいて歌曲の演奏の相対比率を決定するようプログラムされる。このようにして、前記プレイリストは、より多様となり、前記プレイリストをユーザにとってより魅力のあるものにするよう、より多くの歌曲を含む。
従属請求項13で定義される方策に従って、前記メモリは、前記プレイリストにおける受け入れのために試験される歌曲の候補プレイリストを有し、前記候補プレイリストは、当該候補プレイリストにおける歌曲に関して、前記歌曲の演奏が前記ユーザをリラックスさせるプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータを少なくとも含む関連情報を有する。新しい歌曲は、最初に候補プレイリストに入力され得る。当然のことながら、候補歌曲のリストは、プレイリスト自体に組み込まれても良い。この場合に、候補歌曲は、まだ(完全には)受け入れられていないものとして印を付される。このようにして、歌曲は、如何なる更なる作動セクション又はユーザの関与も伴わずに自動で再生可能である。
従属請求項14で定義される方策に従って、前記処理装置は、前記脳波センサを使用して、以下の生理学的状態:
− 前記ユーザが眠りに落ちつつある状態、
− 前記ユーザが眠っている状態、
− 前記ユーザが目覚めつつある状態、及び
− 前記ユーザが覚醒している状態、
のうちの少なくとも1つの生理学的状態を決定し、その決定に応答して、歌曲の演奏を停止し、あるいは歌曲の演奏を開始するようプログラムされる。
従属請求項15で定義される方策に従って、当該システムは、ユーザが試験のために前記歌曲を選択することを可能にするユーザインターフェースを有する。前記ユーザは、個々の歌曲を直接に選択しても良く、既存のプレイリストを特定することによって、又は、選択基準(例えば、ジャンル、アーティスト、など)を与えることによって歌曲を選択しても良い。
従属請求項16で定義される方策に従って、前記演奏システムは、イヤホン、ヘッドホン又はサウンド・ビーマーのような空間的にローカライズされた音を発生させるスピーカを有する。このようにして、当該システムの効果は、単独のユーザに限定され得る。これは、歌曲が夫々のユーザに対して同じ効果を有し得ない場合に特に有利である。
本発明の上記及び他の態様は、後述される実施例から明らかであり、それらを参照して説明される。
図1は、本発明に従うシステム100の実施例のブロック図を示す。システム100は、ユーザに対する生理学的効果に関して歌曲を分類するために使用される。その目的は、ユーザの生理学的状態に影響を及ぼすために後に使用さえ得る歌曲をこのようにして選択することである。システム100は自動的に動作する。システム100は、ユーザの生理学的状態を表すユーザの生体パラメータを決定する少なくとも1つのセンサ130を有する。原理上、音楽によって影響を及ぼされ得る(更に、その効果を測定され得る)ユーザの如何なる生理学的状態も、システム100で影響を及ぼされ得る。このような状態の例は、睡眠、眠気、リラックス状態、覚醒/集中、などのような心理状態、並びに、幸福/悲しみなどのような状態(気分)である。如何なる適切なセンサが使用されても良い。例えば、センサ130は、心拍、血圧、皮膚の発汗量などを測定しても良い。望ましくは、また、脳波周波数が測定されても良い。具体的に、脳波周波数は、ユーザが眠っているか、リラックスしているか、あるいは覚醒しているかどうかを決定するための良好な指標である。1よりも多い生体パラメータが測定される場合に、それら生体パラメータの夫々は、物理的に別個のセンサにより測定されても良い。代替的に、それらのセンサの複数個を一体化する測定装置が使用されても良い。望ましくは、センサは可能な限り目立たない。例えば、人体に取り付けられる必要のない非接触型のセンサであって、人体から離れたところで動作可能なセンサが使用されても良い。著しい進展は、既に、このような形式のセンサを開発することに伴って確認されてきた。例えば、軍事応用に関して、非接触脳波センサは、既に開発されている。また、ユーザが眠りに落ちつつあることを検出することが可能なセンサが車に存在する。如何なるこのようなセンサが使用されても良い。
明らかに、システム100は歌曲を再生(演奏(render))することができる。本実施例で、歌曲は記憶媒体120に記憶されている。これは、光学式記憶(例えば、CD、DVD、ブルーレイディスク。)、磁気記憶(例えば、ハードディスク。)、ソリッドステート(例えば、フラッシュメモリ。)のような如何なる適切な記憶媒体であっても良い。この記憶媒体120は、着脱式又は固定内蔵式であっても良い。後者の場合に、新しい歌曲が、例えばI/Oインターフェース(例えば、USB、又はメモリカードインターフェース、有線若しくは無線ネットワーク接続など。)を介して、システムに読込可能であることが好ましい。図1で、このようなインターフェースは示されない。システム100は、また、記憶媒体120から取り出された歌曲を演奏する演奏システム150を有する。演奏システム150は、また、音楽を発生させる手段を有する。ラウドスピーカ155が示される。如何なる適切な形式のラウドスピーカが使用されても良い。これらは、ステレオシステム若しくはサラウンドサウンドシステムの従来のラウドスピーカ、ヘッドホン、イヤホン、ベッドで休んでいる間にクッションの下に置かれうるラウドスピーカ、ビーム形成スピーカシステムなどを有する。当然のことながら、これらのスピーカの幾つかは、単独ユーザへ音を供給するのに極めて適し、従って、そのユーザは、個人的に望ましい生理学的状態を対象とする歌曲を聴くことが可能であり、一方、他の人々は、何も聴かないか、あるいは、場合により他の生理学的状態を対象とする歌曲に関する彼ら自身の選択を提供される。
システム100は、関連する所定の第1の選択基準を、ユーザの少なくとも1つの生理学的状態に関して記憶するメモリ140を有する。システム100が1よりも多い生理学的状態を支持する場合に、メモリ140は、それらの状態の夫々に関して、夫々の第1の選択基準を記憶する。メモリ140は、望ましくは、電源のない期間にもパラメータを記憶する少なくとも部分的に不揮発性のメモリを含め、如何なる適切な形式のメモリであっても良い。適切なメモリは、書換可能な光ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリなどを含む。処理装置110は、ユーザに対する生理学的効果に関して、選択された歌曲を試験するために使用される。例えば、PCSで使用される従来のマイクロプロセッサ又は、家庭用電化製品である音声/映像機器でしばしば使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)など、如何なる適切な形式の処理装置が使用されても良い。処理装置110は、プログラムの制御下で動作する。プログラムは、通常、記憶装置(例えば、記憶媒体120又はメモリ140。)から読み込まれる。
プログラムは、2つの主なステップを実行する:
1. それは、選択された歌曲を演奏システム150によって演奏し、センサ130から少なくとも1つの測定を回収する。次に、それは、歌曲の演奏がユーザを所定の生理学的状態の近くに至らせるプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータを決定するよう、メモリ140に記憶された第1の所定の基準を使用する。次に、それは、選択された歌曲に関連して(例えば、メモリ140に又は記憶媒体120に)そのインジケータを格納する。インジケータは、この特定の演奏セッションの効果を表す。処理装置110は、少なくとも二度、この演奏及び第1の基準の使用を実行し、夫々の実行の度に、夫々の第1のインジケータを与える。当然のことながら、メモリ140における第1の基準の記憶は、また、基準がプログラムに固定コード化される(例えば、プログラムはメモリ140から読み込まれる)ところの状況に及ぶ。
2. それは、歌曲のための複数の決定されたインジケータに基づいて、ユーザを所定の生理学的状態のより近くに至らせるための歌曲の適合性を決定するよう、第2の所定の基準を使用する。第2の基準は、また、メモリ140に記憶されても良いが、同じくプログラムに固定コード化されても良い。
図2は、本発明に従う方法の実施例を示す。ステップ200で、歌曲が試験のために選択される。この選択は、如何なる適切な方法で行われても良い。例えば、システム100のユーザインターフェース160が、ユーザが試験のための歌曲を選択することを可能にするために使用されても良い。例えば、ユーザへ選択肢を提示するためのディスプレイ及び、ユーザがその選択を特定することを可能にするリモートコントロール、マウス、キーボード又は装置上のボタンを用いる、如何なる適切なユーザインターフェースが使用されても良い。また、音声制御が使用されても良い。選択は、また、ユーザの他の動作に潜んでも良く、例えば、ユーザがCDを挿入し、次に、全ての歌曲がそれらを自動的に選択することによって試験される。図3のより詳細な実施例は、ステップ300で、試験されるべき歌曲のプレイリストが生成されることを示す。このようなプレイリストは、例えば、ユーザが歌曲のライブラリから歌曲を選択することによって、又は、ユーザが、例えば音楽ジャンルやアーティストなどの選択基準を特定することによって、如何なる適切な方法でも生成され得る。ユーザが試験のために1よりも多い歌曲を選択している状況で、システム100は、望ましくは、1度に試験されるべき単一の歌曲を自動的に選択する。この選択は、例えば、逐次選択やシャッフルなど、如何なる適切な形態を取っても良い。望ましくは、ユーザは、このような選択モードを選択することができる。図2のステップ210及び図3のステップ324で、選択された歌曲は、演奏のために演奏システム150へ送られる。ステップ210及び324で、また、センサ130は、演奏の間に少なくとも1つの測定を回収するために使用される。ステップ220及び330で、夫々、メモリ140に記憶された第1の所定の基準は、歌曲の演奏が、ユーザを所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータを決定するために使用される。それは、次に、選択された歌曲に関連して(例えば、メモリ140に又は記憶媒体120に)インジケータを記憶する。箱220及び332は、夫々、否定的なインジケータが記憶されることを示す。箱224及び334は、夫々、肯定的なインジケータが記憶されることを示す。
以下のステップは、第2の基準を表す。ステップ230で、歌曲が十分に試験されたかどうかが確認される。本発明に従って、夫々の歌曲は少なくとも二度試験される。当然のことながら、歌曲が常に厳密に二度試験される場合に、ステップ230は、系統だった試験を伴わずに簡単な方法で実施され得る。図3は、二度以上の試験に適した実施例を示す。この実施例ではカウンタが使用される。カウンタは、箱342で1増える。箱340で、カウンタが所定の最大値(例えば、四度の試験。)に達したかどうかが確認される。当然のことながら、最初に、試験されるべき歌曲のためのカウンタは、初期値、例えばゼロに設定される必要がある。図2のステップ240及び図3のステップ350で、歌曲が適切であるか否かが決定される。箱242及び352は、夫々、否定的な結果(不適切)が記憶されることを示す。箱244及び354は、夫々、肯定的な結果(適切)が記憶されることを示す。
好ましい実施例で、処理装置110は、生体パラメータの少なくとも二回の連続した測定を得るよう、歌曲の演奏の間に少なくとも二度センサを使用するようプログラムされる。当然のことながら、また、更に多くの測定が、例えば、数秒の一定間隔で、又は、実質的に連続して、行われても良い。その場合に、第2の基準は、測定の変化に依存して、歌曲の演奏がユーザを所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有するか否かに基づく。例えば、二回(例えば、歌曲の開始時に一度、歌曲の終了時に一度)の測定が行われる場合に、基準は、改善が生じたことであっても良い。
生体パラメータとしてユーザの脳波周波数を例とすると、その場合、脳波周波数とユーザの心理状態との間には以下の関係:
Figure 2008533504
が存在することが知られる。
ユーザが目下、眠りに落ちようとしているその人にとって適切であるところの選択された歌曲を望んでいる場合に(望ましい生理学的状態は「睡眠状態」。)、適切な第1のインジケータは、脳波周波数が歌曲の再生中に下がっていくことである。望ましい生理学的状態が「完全覚醒状態」である(例えば、ユーザが車を運転中に再生されるべき曲を選択したい)場合に、適切な第1のインジケータは、脳波周波数が歌曲の再生中に高まることである。後者の生理学的状態は、また、代替の又は更なる第1の基準が、望ましい生理学的状態が既に到達され、マイナスの変化が歌曲の演奏セッションの間に測定されなかった(実質的な変化が全く測定されないか、あるいは、ほんの小さな改善が測定された)ことであることを表す。所謂当業者は、どの生理学的状態に関して安定した状態が良好なインジケータであるかを容易に定めることができる。当然のことながら、ほとんどの人にとって、熟睡状態では、安定した測定は如何なる有用な情報も提供しない。
上記の例に関して、適切な第2の基準は、第1の基準が同じ歌曲の三度の連続した演奏に関して満足されたことである。当然のことながら、プラスの効果は、また、マイナスの効果が検出されなかった(例えば、周波数が実質的に変化しなかった)ことでありうる。
当該システムの信頼性は、演奏の間にその効果を頻繁に監視することによって改善可能である。このようにして、また、僅かなマイナスの効果が検出され得る。例えば、歌曲の途中のどこかで比較的大きな音が生じ、この音がユーザを僅かに目覚めさせ、従って、たとえ歌曲全体がプラスの効果を依然として有していたとしても、その歌曲を眠りに落ちるのにより適さなくすることがある。従って、第1の基準の結果は、適切又は不適切の順位付けであって良いが、また、(例えば、マイナスの中間にある効果を有するが全体としてプラスである、といった)適度に適切であるといった、より多様な評価を提供することができる。全てのそれら態様は、第2の基準を考慮に入れられても良い。従って、第2の基準の結果は、また、「白又は黒」(即ち、適切又は不適切)であっても良く、また、より多様であっても良い。
望ましくは、当該システムは、歌曲の演奏と生理学的状態に対する効果との間の実際の相互関係を決定し、それに影響を与えうる外乱を除去しようと試みる。例えば、歌曲が眠りに落ちるために選択される(即ち、人が既にベッドに横たわり、歌曲を聴いている)場合に、マイナスの効果は、ユーザが音楽以外の何かによって目覚めさせられる場合に初めて測定され得る。これは、例えば、通りで発せられた大きな音又は配偶者から押されたことなど、如何なる外部トリガであっても良い。このようなトリガの幾つか(例えば、大きな音)を、当該システムは(例えば、マイクロホンを用い、受信した音を演奏されている音と比較することによって)検出することができる。当該システムがこのようなトリガを検出する場合に、システムは、望ましくは、この演奏セッションを無視するよう決定する。幾つかのトリガは、自動で検出することが困難でありうる。従って、望ましくは、当該システムは、同じ歌曲の幾つかの演奏セッションにのみ基づいて最終決定(第2の基準)を行う。その場合に、否定的な第1のインジケータは、単なる否定的インジケータであり、それ自体で最終拒絶をもたらさない。三度の連続した否定的インジケータは、例えば、最終的な否定的インジケータとして受け取られうる。当該システムは、例えば、カウンタを1に再設定する、以前の否定的インジケータの後に続く肯定的インジケータ(即ち、1つの肯定的インジケータ)を検出することによって、このような偶発的な否定的インジケータにうまく対処することができる。第2の否定的インジケータが後に続く否定的な第1のインジケータは、カウンタのリセットをもたらさない。これは、システムが3つの連続した否定的な第1のインジケータを検出することを可能にし、単一の否定的な第1のインジケータを除去する。当業者は、第2の基準として、より高度なフィルタリング方式を設計することができる。
好ましい実施例で、メモリ140は、ユーザを所定の生理学的状態のより近くに至らせるための歌曲の関連するプレイリストを、所定の生理学的状態に関して記憶するよう配置される。プレイリストは、例えば、完全に別個のプレイリスト又は、既存のプレイリストにおける付加的な属性若しくは属性値として、如何なる適切な形態を取っても良い。その場合に、ユーザは、単にプレイリストを選択することによって(あるいは同様に、望ましい状態を選択して、その属性に関してより大きなプレイリストをフィルタにかけることによって)、自身を望ましい状態へ至らせるための歌曲を選択することができる。その場合に、第2の基準は、歌曲がプレイリストへ加えられるべきか、且つ/あるいはプレイリストに保持されるべきかどうかを決定するために使用され得る。当然のことながら、歌曲が最終的にプレイリストに受け入れられた場合に、システムは、実際に監視を続け、このようにして、選択過程を改善することができる。これを行う好ましい方法は、第1の肯定的インジケータが与えられた回数Npos及び否定的な第1のインジケータが与えられた回数Nnegだけ別個のカウンタを使用することである。その場合に、総体的な比率はNpos/(Npos+Nneg)である。
第2の基準が単なる適切/不適切よりも多様であるところの実施例で、望ましくは、処理装置は、関連する適合性要素に依存してプレイリストにおける歌曲の演奏の相対比率を決定するようプログラムされる。より適切な歌曲は、より適切でない歌曲よりも頻繁に演奏される。好ましい閾値は、閾値を下回る適合性要素がこの生理学的状態に関して演奏されないことを確実にするために使用される。試験された歌曲の数が多くなればなるほど、選択基準はますます厳しくなりうる。例えば、閾値は高くなる。図3の実施例は、ステップ310で、歌曲が望ましい生理学的状態のために演奏されるべきか否か(例えば、適合性要素が閾値を上回る/下回るかどうか)が確認される。歌曲が演奏されるべきでないならば、次の歌曲がステップ305で選択される。適合性要素の表示は、歌曲に関連してメモリに格納される。当然のことながら、適合性要素は、完全なる不適切、極めて適切及び少なくとも1つの中間レベルを少なくとも示すことができる。望ましくは、これら3よりも多い段階、例えば10段階が支持される。上述される例で、適合性要素はNpos/(Npos+Nneg)である。
当該システムの実施例で、メモリは、生理学的状態に関連付けられたプレイリストの受け入れのために試験される候補プレイリストを有する。候補プレイリストは、例えば、歌曲の演奏がユーザをリラックスさせるプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータなどの関連情報をこの候補プレイリストの歌曲に関して有する。歌曲が四度試験される場合に、リストは、全部で4つのインジケータをその歌曲に関して記憶することができる。代替的に、記憶されるべき新しい値を新しいインジケータが決定したかどうかが、記憶されているインジケータ及び新たに決定されたインジケータに基づいて決定される。例えば、1つの肯定的インジケータは、記憶されている値に25%を加えることができ、四度の肯定的な試験の後、その結果は100%適切となる。このようにして、四値の順位付けは、簡単な方法で達成され得る。
図4は、如何に情報がプレイリストに対して格納され得るかの例を示す。この例で、特定の生理学的状態に関して、プレイリストは、既に受け入れられた歌曲と、試験されている歌曲とを結合する。夫々の行410、420、430及び440は、プレイリストの夫々の歌曲を表す。夫々の列400、402、404、406及び408は、その歌曲に関するデータを格納するための領域を表す。領域400には、その歌曲の識別子(例えば、連番、タイトル、など。)が格納され得る。領域402では、実際の歌曲のコンテンツが参照される(例えば、ファイル名及びディレクトリなどのファイルインジケータ。)。この例で、リストは、受け入れられた歌曲及び試験される歌曲の両方を含むので、領域404は、それら両方の種類の歌曲の間を区別するために使用される。この領域にある情報を基に、他の領域は、夫々の種類の歌曲に固有の情報を有しても良い。例えば、既に受け入れられた歌曲に関して、領域406は最終的な比率(適合性要素)を格納する。試験されている歌曲に関して、領域406は、蓄積された(又は最後に取得された)第1のインジケータを格納しても良く、領域408は、歌曲が既に試験された回数を格納しても良い。図3の実施例は、歌曲が既に受け入れられているかどうかをステップ320で識別するよう領域404にある情報を使用することができ、その後、ステップ322で歌曲を単に演奏するか、あるいは、上述されたようにステップ324から始まる試験を行うことができる。
実施例で、処理装置は、脳波センサを使用して、以下の生理学的状態:
− ユーザが眠りに落ちつつある状態、
− ユーザが眠っている状態、
− ユーザが目覚めつつある状態、及び
− ユーザが覚醒している状態、
のうちの少なくとも1つの生理学的状態を決定し、その決定に応答して、歌曲の演奏を停止し、あるいは歌曲の演奏を開始するようプログラムされる。例えば、望ましい生理学的状態が「睡眠状態」であって、歌曲の演奏の間に行われた測定に基づいて、ユーザが現時点で眠りに落ちていることが決定される場合に、歌曲の演奏が停止され得る。他方で、同じ望ましい状態に関して、ユーザが目覚めていることが検出される場合には、演奏は再開され得る。
ユーザインターフェース160は、(特定のシステムが1よりも多い状態を支持する場合に)ユーザが望ましい生理学的状態を選択することを可能にするために使用されても良い。望ましくは、当該システムは、また、自動で望ましい生理学的状態を決定するようプログラムされる。例えば、ユーザによって設定されたアラームからトリガを受け取ることによって、システムは、自動で望ましい生理学的状態を覚醒に設定することができる。それは、また、(例えば動作感知器又はGPSを用いて)ユーザが移動中であることを検出する場合に、これを行うことができる。それは、また、時間(例えば、夜遅く:睡眠)及び/又は日付(例えば、曜日)に依存して望ましい生理学的状態を選択しても良い。望ましくは、システムは、ユーザから望ましい生理学的状態を学習する。例えば、ユーザが、18時頃まで規則的に日中働いている間、システムを作動させ、望ましい状態をリラックス状態に設定する場合に、システムは、時計からのシグナルに基づいて自動でこの動作を実行することができる。
当然のことながら、本発明は、また、本発明を実現するために適合された、コンピュータプログラム、特に、搬送媒体上又は内のコンピュータプログラムにまで及ぶ。プログラムは、ソースコード、オブジェクトコード、コード媒介ソース及び、例えば部分的にコンパイルされた形式などのオブジェクトコードの形態に、あるいは、本発明に従う方法の実施における使用に適した如何なる他の形態にあっても良い。搬送媒体は、プログラムを持ち運び可能な如何なる構成要素又は装置であっても良い。例えば、搬送媒体は、例えばCD−ROM若しくは半導体ROMなどのROM又は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク若しくはハードディスクなどの磁気記録媒体のような記憶媒体を有しても良い。更に、搬送媒体は、電気信号又は光信号のような伝送可能な搬送波であっても良い。このような信号は、電気ケーブル若しくは光ケーブルを介して、又は、無線若しくは他の手段によって伝達され得る。プログラムがこのような信号で具体化される場合に、搬送媒体は、このようなケーブル又は他の装置若しくは手段によって構成され得る。代替的に、搬送媒体は、プログラムが組み込まれた集積回路であっても良く、集積回路は、関連する方法を実行するために、あるいは、その方法の実行における使用のために適合され得る。
留意すべきは、上述された実施例が本発明を限定するよりむしろ説明しており、当業者は添付の特許請求の範囲の適用範囲を逸脱することなく多数の代替実施例を設計可能である点である。特許請求の範囲で、括弧内の如何なる参照符号も請求を限定するよう解釈されるべきではない。語「有する」及びその活用形の使用は、請求項に挙げられている以外の要素又はステップの存在を除外するわけではない。要素の前に置かれた語「1つの」は、このような要素の複数個の存在を除外するわけではない。本発明は、幾つかの個別部品を有するハードウェアを用いて、あるいは、適切にプログラムされたコンピュータを用いて実施され得る。幾つかの手段を列挙する装置クレームで、これらの手段の幾つかは、ハードウェアの同一部品によって具体化されても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項で挙げられているという単なる事実は、これらの手段の組合せが有利に使用され得ないことを示すわけではない。
本発明に従う実施例のブロック図を示す。 本発明に従う方法のフローチャートを示す。 本発明に従う更なる実施例のフローチャートを示す。 プレイリストに保存された例となる領域を示す。

Claims (18)

  1. ユーザに対する歌曲の生理学的効果に関して歌曲を分類するシステムであって:
    複数の歌曲を保存する記憶媒体;
    ユーザの少なくとも1つの所定の生理学的状態について、関連する所定の第1の選択基準を保存するメモリ;
    前記記憶媒体から取り出された歌曲を演奏する演奏システム;
    前記ユーザの生理学的状態を表す前記ユーザの生体パラメータを決定するセンサ;及び
    選択された歌曲を複数回演奏し、前記歌曲の夫々の演奏のたびに、前記歌曲の当該演奏の間に少なくとも1つの測定を得るために前記センサを用い、前記歌曲の演奏が前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有するかどうかを示す夫々のインジケータを前記測定に依存して決定するために前記第1の所定の基準を用いることと、
    前記歌曲に関する複数の前記決定されたインジケータに基づいて、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるための前記歌曲の適合性を決定するために第2の所定の基準を用いることとによって、
    プログラムの制御下で、前記ユーザに対する生理学的効果について前記選択された歌曲を試験する処理装置;
    を有するシステム。
  2. 前記処理装置は、前記生体パラメータの少なくとも2つの時系列測定を得るために前記歌曲の前記演奏の間に少なくとも二度前記センサを用いるようプログラムされる、請求項1記載のシステム。
  3. 前記センサは、前記ユーザの脳波の周波数を決定する脳波センサである、請求項1記載のシステム。
  4. 前記センサは、非接触型のセンサである、請求項1記載のシステム。
  5. 前記所定の生理学的状態は、眠っている状態であり、
    前記第1の基準は、脳波周波数が前記歌曲の演奏の間に低下したかどうかを有する、請求項2又は3記載のシステム。
  6. 前記所定の生理学的状態は、覚醒した状態であり、
    前記第1の基準は、脳波周波数が前記歌曲の演奏の間に増大したかどうかを有する、請求項2又は3記載のシステム。
  7. 前記第1の基準は、前記演奏の間に測定された実際の生理学的状態に依存する、請求項1記載のシステム。
  8. 前記第1の基準は、前記測定された生理学的状態が前記所定の生理学的状態であるかどうか及び、大きな変化が前記演奏の間の前記少なくとも2つの測定の間で検出されなかったどうかを有する、請求項2又は7記載のシステム。
  9. 前記第2の基準は、同じ歌曲を演奏する間の所定の連続した回数、全ての夫々のインジケータが、前記歌曲の演奏が、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有することを示したことを有する、請求項1記載のシステム。
  10. 前記メモリは、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるための歌曲の関連するプレイリストを前記所定の生理学的状態に関して保存するよう配置される、請求項1記載のシステム。
  11. 前記処理装置は、前記決定された適合性に基づいて、前記歌曲が前記プレイリストに加えられるべきか、且つ/あるいは、前記プレイリストに保持されるべきかどうかを決定するようプログラムされる、請求項10記載のシステム。
  12. 前記メモリは、前記プレイリストの歌曲に関して、関連する適合性インジケータを有し、
    前記処理装置は、前記関連する適合性要素に依存して前記プレイリストにおいて歌曲の演奏の相対比率を決定するようプログラムされる、請求項10記載のシステム。
  13. 前記メモリは、前記プレイリストにおける受け入れのために試験される歌曲の候補プレイリストを有し、
    前記候補プレイリストは、当該候補プレイリストにおける歌曲に関して、前記歌曲の演奏が前記ユーザをリラックスさせるプラスの効果を有するかどうかを示すインジケータを少なくとも含む関連情報を有する、請求項10記載のシステム。
  14. 前記処理装置は、前記脳波センサを使用して、
    前記ユーザが眠りに落ちつつある状態、
    前記ユーザが眠っている状態、
    前記ユーザが目覚めつつある状態、及び
    前記ユーザが覚醒している状態のうちの少なくとも1つの生理学的状態を決定し、その決定に応答して、歌曲の演奏を停止し、あるいは歌曲の演奏を開始するようプログラムされる、請求項3又は5記載のシステム。
  15. ユーザが試験のために前記歌曲を選択することを可能にするユーザインターフェースを有する、請求項1記載のシステム。
  16. 前記演奏システムは、イヤホン、ヘッドホン又はサウンド・ビーマーのような空間的にローカライズされた音を発生させるスピーカを有する、請求項1記載のシステム。
  17. ユーザに対する歌曲の生理学的効果に関して歌曲を分類する方法であって:
    選択された歌曲を演奏システムによって複数回演奏し、前記歌曲の夫々の演奏のたびに、前記ユーザの生理学的状態を表す前記ユーザの生体パラメータを前記歌曲の当該演奏の間に少なくとも一度測するためにセンサを用い、ユーザの所定の生理学的状態に関連付けられた前記第1の所定の基準を、前記歌曲の演奏が前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるプラスの効果を有するかどうかを示す夫々のインジケータを前記測定に依存して決定するために用いることと、
    前記歌曲に関する複数の前記決定されたインジケータに基づいて、前記ユーザを前記所定の生理学的状態のより近くに至らせるために前記歌曲の適合性を決定するために第2の所定の基準を用いることとによって、
    前記ユーザに対する生理学的効果について前記選択された歌曲を試験するステップ;
    を有する方法。
  18. 処理装置に請求項17記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
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