JP2008532548A - 細胞培養フラスコ - Google Patents

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Abstract

細胞を培養するための積重可能なフラスコが開示されている。細胞培養チャンバは、側壁および端壁により連結された実質的に矩形の硬質底部トレイおよび上板により画成され、フラスコの本体には斜めのネックに連結された開口部が設けられ、ネックは流体を中に入れないように疎水性である。このネックはまた、改良された段付き裾を備えたスナップ式のキャップが嵌められるように改良されている。この段付き裾はさらに、内側の係合表面が表面と接触するのを防ぐことによって、汚染を防いでいる。フラスコのサイズと、随意的な別個のネックおよびキャップ部分の位置により、標準的な自動化アッセイ設備によりフラスコを操作することができ、フラスコが高速大量処理用途に理想的になる。

Description

関連出願の説明
本出願は、ここに引用する、2005年3月14日に出願された、「細胞培養フラスコ」と題する米国仮特許出願第60/662,039号の恩恵を主張する。
本発明は、広く細胞生物学分野に関し、詳しくは細胞培養フラスコに関する。
細胞のイン・ビトロ培養により、薬理学、生理学、および毒物学における研究に必要な素材が提供される。培養された細胞のために作り出された環境条件は、細胞がイン・ビボで経験する条件にできるだけ近く似ているべきである。細胞を培養するための適切な培地の一例は、ライマン(Lyman)への特許文献1に明示されたようなよく用いられている実験用フラスコである。細胞は、適切な維持培地中に浸された状態で、フラスコの底壁に付着し、そこで増殖する。そのフラスコは、適切な温度と雰囲気に維持されるように、培養器内に保持される。
ほとんどの細胞は、6.8から7.8の水素イオン濃度(pH)範囲に耐えるが、哺乳類細胞の増殖に最適なpHは7.2から7.4である。細胞培養中に最適なpHを維持するために、細胞培養培地は緩衝系を含まなければならない。
pHは、約5から7体積パーセントの二酸化炭素の培養器の雰囲気と共に、培地中に重炭酸イオン緩衝系を使用することによって維持されることが多い。二酸化炭素は水と反応して炭酸を形成し、この炭酸は転じて、培地中の重炭酸イオンと反応して、pHを生理レベル近くに維持する緩衝系を形成する。培養器から細胞培養フラスコ中への二酸化炭素の進入は一般に、フラスコと培養器との間のガス交換のための小さな開口部が残るように、緩く嵌められたもしくは通気されるキャップまたはカバーを使用することによって行われる。さらに、水蒸気、酸素および二酸化炭素に対して透過性である耐衝撃性ポリスチレンプラスチックから製造されたフラスコが販売されている。しかしながら、ポリスチレンを通じてのガス交換のみに依存することは、透過速度がとても遅いので、一般に役に立たない。さらにまた、それ自体非常に薄く(約0.004インチ(約0.102mm)厚)、柔軟なガス透過性膜である細胞増殖表面を持つフラスコが製造されてきた。このタイプの構成によりガス交換が可能であるが、増殖表面の柔軟性および薄さのために、均一な表面の増殖が難しくなり、フラスコの耐久性に関連する問題が生じる。
多くのフラスコを培養器内で一緒に積重し、多数の培養物を同時に増殖させることが望ましい。増殖培地、温度および細胞の変異性の小さな変動には、培養の経過に著しい影響がある。その結果、細胞の増殖をモニタするために、顕微鏡により繰り返し目視検査を行う必要がある。よって、細胞培養フラスコは一般に、そのような目視検査を行える光学的に透明な材料から構成される。
細胞に基づく高速大量処理用途の出現により、完全に自動化された細胞培養システムが重大な開発研究の主題となってきた(例えば、非特許文献1参照のこと)。これらの自動化システムでは、従来の細胞培養容器(すなわち、通常のフラスコ、ローラーボトル、および細胞培養皿)を採用している。これらのシステムには、フラスコの蓋を開け、オペレータが手作業で行うようにそれらを操作するための関節型アームが必ず必要である。
標準フラスコの現行の成形により、平らでない抜き勾配(drafts)が外面にあるフラスコが製造され、表面に置かれたときにフラスコは傾いてしまう。改良されたフラスコは、水平面に置かれるようにフラスコを改良することによって、多数の側面にこれらの抜き勾配を収めるであろう。
米国特許第4770854号明細書 A Review of Cell Culture Automation, M.E.Kempner, R.A.Felder, JALA Volume 7, No.2, April/May 2002, pp.56-62
フラスコの中身に効率的にアクセスできるスナップ式キャップを収容しながら、必要なガス交換を提供できる剛性構造を持つ細胞培養フラスコが必要とされている。さらに、フラスコのネックが、使用中の汚染を最小にするように設計される必要がある。改良フラスコは、一般にロボット式操作を採用する高速大量処理アッセイ用途の実施に使用するのに適しているであろう。
本発明の例示の実施の形態によれば、細胞を効率的に培養するためのフラスコが開示される。この例示のフラスコは、側壁と端壁により連結された、細胞増殖区域を画成する底部トレイおよび上板を備えた単一本体を含む。フラスコの本体はそれ自体で、その上に配置された少なくとも1つの通気性膜またはフイルムを有していて差し支えない。この膜またはフイルムは、フラスコの内部と外部環境との間に圧力差が生じるのを防ぐのに十分に透過性である。培地の追加と除去のために、フラスコは、フラスコの本体自体に一体化されたか、またはキャップの一部分として、隔膜シールアクセス可能開口部または孔を備えることもできる。フラスコの本体は、約1インチ(約2.54cm)より小さい低プロファイルを有しているが、どのような寸法のものであっても差し支えない。低プロファイルにより、特にプレートが積重されたときに、空間をより効率的に使用できる。いくつの特徴構造(例えば、自立用リブ)を、フラスコの外部に成形し、フラスコの内面にアクセスしながら、フラスコを垂直または水平に配置できるようにしても差し支えない。本発明の好ましい実施の形態は、垂直の側面に二組の自立用リブを備えている。
従来の細胞培養フラスコより優れた別の改良点は、その中に配置された少なくとも1つの切形の角部のネックである。それぞれ、底部と頂部の成形部分から上昇および降下する抜き勾配は、流体が角部に捕捉されるのを防ぐ。さらに、上昇する抜き勾配は、上と下に積重されたフラスコと干渉せずにキャップを配置するために、上面に隙間を提供する。
さらに、ネックは、ある角度で傾斜しており、流体が進入したり、ネック区域を汚染したりするのを防ぐように疎水性であって差し支えない。傾斜したネックは、フラスコの内部の中身にピペット、スクレーパ、またはカニューレによりアクセスするのを容易にしている。さらに、フラスコのネックは、スナップ式キャップを固定するのに役立つ隆起部を有することが好ましく、その隆起部はキャップ上の対応する特徴構造と係合する。汚染を最小にするために、スナップ式キャップは、そのキャップが内側の係合表面が平面と接触せずに、その平面に置けるように、高い裾を持つように設計されることが好ましい。さらに、本発明のフラスコは、扱いにくいロボット式アームの操作を必要とせずに、フラスコの内部にロボット式にアクセス可能にするように形成され構成されている。
本発明は、添付の図面と共に読んだときに、以下の詳細な説明から最もよく理解される。様々な特徴構造は必ずしも縮尺どおりに描かれていないことを強調しておく。実際に、寸法は、議論を明白にするために、無作為に増加していても減少していてもよい。
以下の詳細な説明において、限定のためではなく説明の目的のために、本発明を完全にりかいできるように、特定の詳細を開示した例示の実施の形態が挙げられている。しかしながら、本発明は、ここに開示した特定の詳細から逸脱する他の実施の形態において実施してもよいことが当業者には明白であろう。他の例において、よく知られた装置および方法の詳細な説明は、本発明の説明を分かりにくくしないように省略されているかもしれない。
図1A,1B,1Cおよび1Dを見ると、本発明のフラスコ100が示されている。フラスコ本体120は、側壁126,127および端壁128,129により連結された、細胞増殖表面を画成する底部トレイ124および上板122を含む。本発明のある実施の形態は、フラスコの上板に配置された通気口125(図1E)を備えても差し支えない。通気口125は、上板122の表面からわずかに隆起し、外部の環境とガス連絡したガス透過性膜材料を受容するように形成されていてよい。スナップ式キャップ132により覆われたネック開口部131は、フラスコ100の切り欠き/切形の角部140内に位置している。以下に詳しく論じられるように、キャップ構造は、キャップ132がフラスコの矩形の設置面積(footprint)からわずかしか突出しないように構成されていることが好ましい。矩形の設置面積は、フラスコが、底部トレイが表面に接触し、上板が図1Aおよび1Bに示されるように上向きになるようにその表面に配置されたときに、フラスコが占める概略の長さ×幅の寸法である。フラスコ100の上に積重される同一のフラスコの底部トレイと接触するように意図された隔離リム150として働く隆起リム150が、上板の表面に配置されてもよい。一旦積重されたら、隔離リム150により、積重されたフラスコの間の空隙ができる。これは、通気口を通ってガス交換を可能にするのに重要である。隔離体の他の代替例としては、隆起角部、支柱、出っ張り、または連続して積重されたフラスコの間の間隔を空けられる任意の他の特徴構造が挙げられる。さらに、底板には、積重されたフラスコの側方の安定性を確保するために、直接隣接したフラスコの隔離リムと係合するリムが周囲に成形されていることが好ましい。
ポリスチレンに関して、底部トレイの厚さは0.5mmよりも厚いことが好ましく、1mmよりも厚いことがより好ましい。この厚さにより、フラスコの底が平らであることが確実になり、この底は、使用中に、均一な細胞層と容易に付着する耐久性表面を提供する。必要ではないが、光学的透明さのために、厚さを2mm以下に維持することが都合よい。フラスコ100は、当業者によく知られたいくつの許容される製造方法によって作製されてもよい。好ましい方法において、フラスコは、別々に射出成形された部品の集合体から組み立てられる。実験器具の製造に一般に用いられる、成形に適した任意のポリマーを用いてもよいが、ポリスチレンが好ましい。図1Bに示されているように、別々に成形された部品は、異なるポリマーから形成されてもよいが、同じ材料であることが好ましい。底部トレイ124は、安定性および剛性を提供するのに十分な厚さを持つ実質的に剛性の成形片である。このトレイは、側壁126および端壁128が底部トレイと一体に一緒に成形されるように成形される。これにより、底部トレイの切形の角部の特徴構造140およびネック部分131の半分を形成できる。
同様に、上板は、側壁127および端壁129がフラスコの切形の角部140を含むように一体に一緒に成形されるように成形されることが好ましい。このようにして、切形の角部140は、傾斜したネックの部分と共に成形してよい。それゆえ、底部トレイ124が上板122と整合されそれに接合されたときに(図1A)、切形の角部140は傾斜したネックと一緒に、完全に明白になる。上板122および底部トレイ124は、継ぎ目133に沿って接着剤により接合される、超音波溶着される、または走査溶着されることが好ましい。部分的または完全に自動化されたアセンブリシステムに走査溶着設備が用いられることが好ましい。接合部の外周に沿って走査溶着が行われている間、上板およびトレイが適切に整合されている。
フラスコの切形の角部は、フラスコのネックを成形片に一体に組み込んでもよいが、本発明の好ましい実施の形態は、スナップ式キャップ132を受け入れるための別個のネック130を組み込んでいる。上板122の内面から延在し、通気口構造体の内側部分に膜を適切に収める、任意の形状と向きの位置決め構造体により通気口125を成形しても差し支えない。この膜と通気口の組合せにより、フラスコの内部と外部環境との間で自由かつ瞬時のガス交換が可能となり、その組合せは任意のサイズまたは形状をとってもよい。
底面と上面にある抜き勾配特徴構造が、ネック付き開口部がネック自体と組み合わさって傾斜している限り、フラスコのどの縁に沿って位置していてもよい。傾斜したネック特徴構造140は、それぞれ、底および上の成形部品にある上昇した144および降下した146抜き勾配の特徴構造と共に、流体が角部に捕捉されないようにする。実際に、傾斜したネックのために、ピペット、スクレーパまたはカニューレによるアクセスが容易になる。さらに、上昇した144および降下した146抜き勾配は、フラスコが積重されたときに、別のフラスコと干渉せずに配置されるように、キャップのための隙間を提供する。本発明の好ましい実施の形態は、ネックを角部140に組み込んで、細胞培養表面積をより大きくする。何故ならば、ネックと肩部は、それほど設置面積を占めないからである。その結果、ピペットまたは細胞スクレーパによる細胞培養表面へのアクセスは犠牲にされない。ネックおよびキャップの好ましい角の位置のために、例えば、本発明のフラスコの100cm2バージョンは、標準的な75cm2のフラスコと同様の全体の設置面積を有する。
フラスコの片側の中央にネックおよびキャップが位置した切形の角部が、フラスコのネック全体をその成形片に一体に組み込んでもよいが、本発明の好ましい実施の形態(図1B)はスナップ式キャップ132を受け入れるための別個のネック部分130を含む。本発明のある実施の形態は、円筒形状で平行かつ対称な側部を有するネック130を含んでもよい。代わりの実施の形態は、口部からネック開口部まで、ネックの側面が広がっており、よって、増加する直径が、外部の抜き勾配表面144および146を収める(図1D)。転じて、表面の抜き勾配角は、流体が角部で捕捉されにくくしている。図1Aに示されたフラスコの部分断面図が図1Cに示されている。
別個のネックは、以下に制限されないが、溶剤接着、超音波溶着、または熱溶着を含むいくつの方法によって、切形の角部140のネック開口部131に接合される。熱溶着が気密シールを確立するのに好ましい。
図3Bを参照すると、ネック130は、どのようなサイズまたは形状をとってもよく、フラスコの内部と外部環境との間の流体の望ましくない出入口を遮断できることが好ましい。ネック130の内面311は、キャップ区域(一般に汚染の懸念がある区域)から流体が逃げないようにするために、疎水性(非湿潤性)ネックであることが好ましい。それゆえ、フラスコのネック130が、疎水性である、または適切な処理方法により疎水性にできる材料から製造されることが好ましい。他の疎水性処理またはコーティングも許容されるが、別個のネックのための適切な材料の例としては(以下に限られないが)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)または適合するフルオロポリマー、またはポリプロピレンが挙げられる。
図1Dに示されているように、ネック130はさらに、流体が開口部に接近するのを防ぐために、ある角度で傾斜し、底面から隆起しているものとして記載されている。ネジ付きキャップを用いてもよいが、キャップ132のスナップ嵌めにより、キャップの配置/取外しが確実に容易になり、従来のネジ付きキャップにより要求される必要なネック長さが実際に短くなる。ネック130上の小さな隆起308(図3B)が、アンダーカットおよびネックの前縁に加えられ、さらにキャップがそのスナップ嵌め位置に固定されたときに、実際のスナップの感触または音を生じる障害部314を提供することが好ましい。スナップ嵌めの設計により、キャップがフラスコアセンブリに適切に連結されることが確実になる。
本発明の設計は、細胞培養フラスコの好ましいスナップ式キャップ(図2Aおよび2B)が楕円の設置面積を有するものとして示している。楕円の設計は、フラスコの高さ以下の短軸を有することが好ましい。このようにして、フラスコは積重される。しかしながら、スナップ式キャップの形状とサイズは、好ましい実施の形態に限られず、任意の形状とサイズも機能するであろう。フラスコへと広がる壁を持つネックの口部は、スナップ式キャップによって収容できる。さらに、好ましいスナップ式キャップは、その楕円の下側に内接する円筒壁210を有する。これは、ネックに関する係合特徴構造である。この内接する円筒壁210は、外部の楕円の壁厚と等しいことが好ましい壁厚を有する。同じ連続体において、このスナップ式設計には、任意のキャップの設置面積または壁寸法、形状またはサイズが適しているであろう。円筒壁210の高さはH未満の値(hと指定)であり、段付き裾210が形成される。この段付き裾210は、高さHのより長い部分212が、閉塞中にフラスコの縁と干渉しないように設計されている。さらに、より長い部分212はラボベンチ(lab bench)と接触し、裾210の汚染を防ぐ。好ましいスナップ式キャップは、通気口またはセプタムのための開口部を提供する円形の貫通孔214も有するが、任意の形状の貫通孔が可能である。
所望のスナップ式キャップ132では、最大1/4回転(ネジ山無し)のスナップ嵌めを利用する。図3A,3B,3Cおよび3Dは、各々が周囲にわずかに90°未満である、それぞれ、2つのアンダーカット特徴構造302/304および306/308を有するキャップとネックの両方を示している。アンダーカットの数は様々であって差し支えないが、均等に間隔がおかれるべきである。アンダーカットが追加される毎に、回転の量が減少する。キャップ内の障害部は、取り外すためには、ネックの開口部と並んでいるが、その障害部は、整合されたときに、キャップを保持するのに十分である。アンダーカット308は、好ましいネック上で、左の縁(時計方向の回転に関して)が等しい深さの垂直壁312と接している。この壁はキャップの停止部として働く。第2の垂直な特徴構造である障害部314を、ネックのアンダーカットの前縁(時計方向に回転させるキャップの右側)近くに加えても差し支えない。この特徴構造は、キャップのアンダーカットをわずかな量だけ妨げるのに十分な厚さであるべきであり、ネックの停止部に触れたときに、キャップの対応するアーク長を超えて位置しているべきであり、キャップが閉じられたときにスナップ音または感触を生じることが好ましい。
ネックが別個に製造され、次いで、フラスコの本体へと組み立てられる場合、他の特化した特徴構造をネックに組み込んでも差し支えない。例えば、ネックは、アクセスの範囲をさらにより大きくできる(すなわち、細胞をピペットやスクレーパで採取するとき)フレキシブルジョイントを含んでもよい。ネックがオーバーモールド・プロセスで製造される場合、可撓性材料のバンドをその直径に亘り一体化して、そのような有用性を可能にしても差し支えない。
最後に、スナップ式キャップ132を提供する場合、その迅速かつ便利な取付けと取外しによって、ユーザは、汚染を最小にしながら、カニューレ、チップまたは針により、フラスコの内容物への開口部にアクセスできる。セプタムがアクセス孔を封止することが好ましい。このセプタムは、漏れ防止性であり、突き刺すことができ、針、チップまたはカニューレがフラスコから一旦取り外されたら、何回も突き刺した後でさえも、再封止可能であることが好ましい。そのセプタム自体は、鈍端の針に有用なスリット構成を含み、その内容をここに引用する国際公開第02/066595号パンフレットに広く記載されているような、当業者によく知られた任意の形態をとってよい。
別の実施の形態において、スナップ式キャップは、ネックを持たないフラスコの本体に直接嵌められてもよい。この場合、フラスコの本体への改変は、フラスコの内容物を閉じ込めるための係合/連結特徴構造を持つキャップを受け入れるためのリップ型特徴構造または隆起部を含むであろう。
好ましい実施の形態において、本発明は、マイクロプレートの工業規格に準拠する設置面積を有する(5.030±0.010インチ×3.365±0.010インチ(約12.78±0.0254cm×8.547±0.0254cm))。この理由のために、ネック部分は、全体的に矩形の設置面積内に凹所に設けられることが好ましい。フラスコをそのような設置面積にすることの利点は、非常にわずかしかカスタム変更されていないこのフラスコに、マイクロプレートの操作のために特別に設計された自動化設備を利用できることである。同様に、高さ、または底部トレイの最も外側の部分と上板の外側部分との間の距離は、マイクロプレートの規格にしたがってよく、その高さは約0.685±0.010インチ(約1.740±0.0254cm)である。約1.5インチ(約3.81cm)未満の高さを持つフラスコを提供することも都合よいが、約1インチ(約2.54cm)の高さを持つフラスコを提供することが好ましい。いずれにせよ、本発明は、いかようにも上述した好ましい寸法に制限されることも意図されておらず、実際に、どのような寸法で構成されてよい。
使用時に、本発明のフラスコは、一般に認められた細胞増殖法にしたがって用いられる。細胞は、ネックを通してまたはセプタムを通してフラスコに導入される。細胞と共に、細胞が培地に浸されるように、培地も導入される。フラスコは、細胞含有培地が底部トレイの細胞増殖表面を覆うように配置される。膜/通気口の組合せを覆わないようにフラスコを完全には充填しないことが重要である。これにより、フラスコ内部と外部環境との間の自由かつ迅速なガス交換が確保される。次いで、フラスコは、培養器内に配置され、多数の細胞培養物が同時に増殖するように同様のフラスコと共に積重されてもよい。フラスコは、底部トレイが、培地で完全に覆われるように水平位置をとるように置かれる。細胞培養フラスコの代わりの実施の形態は、フラスコの内面にアクセスする間、フラスコを垂直または水平に配置できるようにフラスコの外部に形成された多数の特徴構造を含む。本発明の好ましい実施の形態は、金型からの抜き勾配を考慮に入れて垂直側に2組の自立用リブ151/153および152/154(図1F)を含む。自立用リブ151/153および152/154により、フラスコを、傾かせずに表面に水平に配置することができる。
また細胞の付着と増殖を向上させるために、底部トレイの表面は、親水性となるように処理されることが有利である。この処理は、プラズマ放電、コロナ放電、ガスプラズマ放電、イオン衝撃、電離放射線、および高強度紫外線を含む、当該技術分野に公知のいくつの方法により行ってもよい。細胞の付着は一般に、1つの表面(底部トレイ)のみを対象としたものであるが、フラスコ内部の全表面で細胞を増殖させられるように、フラスコの他の部分を処理してもよい。
細胞増殖は、底部トレイを通して顕微鏡検査によって、その時々でモニタされる。細胞増殖プロセス中、使い尽くされた培地を取り出し、新たな培地を挿入することが必要になるかもしれない。前述したように、培地の交換は、例えば、セプタムを通して、カニューレの挿入により行ってよい。あるいは、培地は、このオプションを提供する実施の形態において、キャップを取り外すことによって交換してもよい。一旦、細胞が採取の準備ができたら、トリプシンなどの化学添加剤を、セプタムを通してフラスコに加える。トリプシンには、細胞をフラスコの壁から解放する効果がある。次いで、細胞をフラスコから採取する。
このように本発明を説明してきたが、この開示の恩恵を受けた当業者によって、これらを多くの様式で変更してもよいことが明白であろう。そのような変更は、本発明の精神および範囲から逸脱としては見なされず、当業者に明白であろうそのような変更は、添付の特許請求の範囲およびその法律的同等物の範囲に含まれることが意図されている。
本発明のフラスコの例示の実施の形態の斜視図 本発明のフラスコの例示の実施の形態の分解図 図1Aに示されたフラスコの部分断面図 本発明のフラスコの例示の実施の形態の内部断面図 切形の角、ネックおよびスナップ式キャップの近くに位置する通気口を有するフラスコの例示の実施の形態の部分斜視図 2つの隣接する側面の外部側壁に自立用リブを有する本発明のフラスコの例示の実施の形態の別の斜視図 好ましいスナップ式キャップの例示の実施の形態の斜視図 好ましいスナップ式キャップの例示の実施の形態の端部図 連結部がアンダーカットを有している、閉じた位置にある好ましいスナップ式キャップおよびネックの部分断面側面図 スナップ式特徴構造を持つ好ましい別個のネックの例示の実施の形態の斜視図 スナップ式特徴構造を持つ好ましい別個のネックの側面図 好ましいスナップ式キャップおよびネックの部分断面分解図
符号の説明
100 フラスコ
120 フラスコ本体
122 上板
124 底部トレイ
125 通気口
130 ネック
132 スナップ式キャップ
151,152,153,154 自立用リブ
210 円筒凹部
214 貫通孔

Claims (10)

  1. 側壁および端壁により連結された、剛性表面を持つ底部トレイおよび上板により画成された、細胞培養チャンバとして働くフラスコ本体、
    ある角度で傾いたネックを有する少なくとも1つの開口部、および
    前記ネックの開口部と整合された少なくとも1つのスナップ式キャップ、
    を有してなる、細胞を増殖させるためのフラスコ。
  2. 前記ネックが疎水性であることを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
  3. 前記ネックが前記フラスコの切形の角部に位置していることを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
  4. 前記スナップ式キャップがその表面にセプタムをさらに備え、該スナップ式キャップが、前記ネックに嵌められたときに、前記開口部を封止できることを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
  5. 前記フラスコが、前記底部トレイの最も外側の平面および前記上板の最も外側の平面の間の距離により測定される高さを有し、前記キャップが、前記フラスコの高さを超えない直径を有することを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
  6. 細胞を増殖させるためのフラスコにおいて、
    側壁および端壁により連結された、剛性表面を持つ底部トレイおよび上板により画成された、細胞培養チャンバとして働くフラスコ本体であって、実質的に矩形の設置面積を有するフラスコ本体、
    前記フラスコ本体に連結され、そこから延在する、ある角度で傾いたネックであって、前記細胞培養チャンバへのアクセスを提供する開口部を有するネック、
    前記ネックの開口部を覆うためのスナップ式キャップ、および
    前記実質的に矩形の設置面積から切形の角部、
    を有し、
    それによって、前記ネックおよびキャップが前記実質的に矩形の設置面積内にあるように、該ネックおよびキャップが前記切形の角部から延在することを特徴とするフラスコ。
  7. 前記矩形の設置面積が、マイクロプレートの工業規格の設置面積の寸法と実質的に等しい寸法を有することを特徴とする請求項6記載のフラスコ。
  8. 前記上板の外面から上昇しているか、または前記底部トレイの外面から降下している隔離部をさらに含むことを特徴とする請求項6記載のフラスコ。
  9. 前記フラスコが、前記底部トレイの最も外側の平面および前記上板の最も外側の平面の間の距離により測定される高さを有し、前記キャップが、前記フラスコの高さを超えない直径を有することを特徴とする請求項6記載のフラスコ。
  10. 水平な垂直および/または水平表面を形成するための1つ以上の外部特徴構造をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
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