JP2008529032A - エネルギー生成方法ならびにそれを実施するための装置 - Google Patents

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Abstract

エネルギーの生成のための方法であって、空間のただ一つのポイントに集中する磁気インパルスによって陽極集中脈動磁界を発生させ、水素同位体の原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離を生じさせる方法、この方法を実施するための反応炉、およびこの反応炉を含む装置。

Description

本発明は、エネルギー生成方法およびそれを実現するための装置に関する。特に本発明は、水素同位体の脈動集中磁気閉じ込めによって作動する反応炉に関する。
多くの核融合反応炉は、二つの水素同位体(すなわちジュウテリウムおよびトリチウム)の融合時(すなわち磁気閉じ込めの間)に、いずれも高い運動エネルギーを有するヘリウム原子核と中性子とが生成されるという原理に基づくものである。
水素同位体完全融合に基づく既存の技術は、多大な稼働および制御の困難性を示している。実現された装置は著しく大きなものであり、核融合を引き起こすために極めて大きなエネルギーを要し、しかも全て実験段階のものである。それゆえ、さまざまな磁気閉じ込めアプローチは全て、密閉形態(たとえばロシア独特のTokamak、アメリカのStellarator、ドイツのASDEX Tokamak、フランスのTFR Tokamak、アメリカのPLT Tokamakなど)および開放形態(たとえば「磁気ミラー」構造、「凸状フィールド」構造、「タンデム形態」など)の両方において、非常に複雑であり、かつ著しく不安定な現象を伴うことが明らかとなっている。
たとえばヨーロッパのJET、アメリカ・プリンストンのTFTR、日本のJT60、カリフォルニアのDIII‐D、およびフランスのTora Supraなどの大きな寸法を有する、ほとんどの最近の磁気閉じ込め実験装置は、磁気閉じ込めに関して顕著な成果を得ているが、これは依然として極めて限定された時間だけであり、しかもその開発ならびに同調のために非常に多額の資本を投資する必要性と共に、克服しなければならない大きな障害(コイル内での電力消散、プラズマ中の不純物の存在など)を抱えている(ITER合同プロジェクト参照)。慣性閉じ込めのような他の技術もまた(直接あるいは間接的爆縮のいずれにおいても)極めて多額の資本投下の必要性と共に、克服しなければならない大きな障害を抱えている。
本発明者は、続いて遊離が生じる部分的核融合プロセスを、すなわち一時的核融合を、同一のあるいは互いに異なる二つの水素同位体(すなわちジュウテリウムおよびトリチウム)間で引き起こしたが、これは(好都合なことに集中磁気インパルスによって空間の一つのポイントにおいて、より密に引き起こされた場合)不安定なヘリウム原子核を生じ、これは(磁気インパルスの減少に続いて)同位体自身の本来の原子核に分裂する。
このプロセスは、脈動磁界を発生させるのに要するエネルギーよりも格段に大きな大量のエネルギーを放出する。部分的核融合プロセスに伴う原子核の僅かな質量の変換に由来する放出エネルギーは、運動エネルギーから熱エネルギーへと変換され、続いて都合よく使用される。
本発明者は、上記プロセスを実現するための装置を設計した。この装置は、本質的に、高度の真空が形成される外部容器を含む。反応炉はこの容器内に設置され、この中には、陽極脈動磁界が別個の磁気インパルス(全て空間の一つのポイントに集中する)によって形成される。この反応炉は、熱エネルギーを取り出すための適当なシステムを備える。
本発明のプロセスおよび方法は、エネルギーの管理された生産が要求されるときには、いつでも、その利用が可能である。
したがって、本発明の対象はエネルギー生成方法であって、これは、水素同位体を含む電離した水蒸気が存在する状況で、空間のただ一つのポイントに集中する磁気インパルスによって陽極集中脈動磁界を発生させ、磁気インパルスを、水素同位体の原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離が生じるような周波数および強度にて発生させることを特徴とする。水素同位体は、好ましくはジュウテリウムおよび/またはトリチウムである。
本発明に係る方法のある実施形態では、エネルギーは熱エネルギーへと変換され、そして都合よく取り出されて輸送される。
本発明のさらなる対象は、本質的に、壁および内側チャンバー(これは、内部に高度の真空を形成するための吸引システムに対する接続部と、任意選択で水素同位体の濃度が高められた純水を供給する手段とを備える)と、反応炉壁に対して垂直にかつ気密状態で嵌め込まれた電磁石に対して接続された電気コネクターとからなる気密反応炉であり、電磁石の陽極尖端は全て内側チャンバーの中心ポイントから同じ距離だけ離れて配置され、理想的な球を形成するよう、電磁石は内側チャンバーの中心に向けられている。反応炉は好ましくは球形状のものであり、しかも電磁石が、陽極尖端が完全に理想的な球を形成するよう反応炉自体の壁に放射状に嵌め込まれるが、この球体の中心は反応炉自体の中心と一致する。
本発明のさらなる対象は、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離のための装置であって、このものは、
a)内部に、本発明による少なくとも一つの反応炉を含む気密密閉手段を備えた容器と、
b)熱エネルギー取り出し手段と、
c)電気システムからの電流の整流器であって、全ての電磁石に同時に給電できる能力を有する整流器と、
d)電気インパルスを変調させ、それを電磁石に分配できる手段であって、電磁石自身の精密な同調を、したがって炉の内側チャンバー内の強い陽極脈動磁界を実現でき、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離を引き起こしかつそれを維持することを可能とする手段と、を具備してなる。
好ましくは、本装置の反応炉は二重壁を備え、これは内側チャンバーを取り囲む第2のチャンバーを形成し、かつそれは熱エネルギーを取り出すための循環する冷却流体を含む。そうした第2のチャンバーは、反応炉内側チャンバーとも、容器の内側空間ともつながっていない。
代替実施形態では、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離のための装置において、少なくとも一つの反応炉が気密槽内に収まっており、この中で熱エネルギーを取り出すための媒体が循環する。当業者には、装置の反応炉の数は変更でき、しかもこうした実施形態の全てが本発明の範疇に含まれることは明白であろう。
以下、図面を参照して、特定の実施形態(これは本発明の保護範囲を制限するものではない)に基づき、上記の炉および装置について説明する。
図1を参照すると、本装置は原子炉の球形容器1からなるが、これは、水平方向周縁部に沿って周囲ボルト1aによって一つに連結された二つの半球形カップと、容器自身の内部に高度の真空が確実に形成されるようにするOリング11とからなる。
容器1は、下側カップに対して固定された脚部によって支持されている。上側カップは、上端部にフック25を備え、これによって、そのアンローディングが、したがって球形容器1の開閉が可能となっている。容器1の内部には球体が設置されているが、これは、内側チャンバー3の中心に向けられた貫通チューブ4aによって一つに連結された外側球形チャンバー2と内側チャンバー3とから構成されている。二つの球形チャンバー2および3の間の空間は、中心球体3の内側空間および球形容器1から完全に分離させられかつ絶縁されている。
容器1内の球体全ては、球形チャンバー2の壁に対して固定されたサポートスペーサ5によって適所で保持されている。内側球体に対して放射状に、かつ全てが球3の中心に向けられた状態で、球体の周囲に沿って等間隔で、多くの電磁石4が取り付けられている。それらは、筒状ハウジング4aを貫通するが、この筒状ハウジング4aは、球状チャンバー2と内側チャンバー3とを接続している。それゆえ、電磁石4の陽極尖端は全て、チャンバー3の中心から同じ距離を置いて配置されており、理想的な球体を形成している。各電磁石4は、陽極尖端のマイクロメーター調整デバイスを備えており、これによって全ての尖端が確実にチャンバー3の中心から同じ距離に存在するようになる。各電磁石4の各巻き線は、容器1の上側キャップを開けることができるように引き伸ばすことが可能な電気ケーブルによって、容器1の球面壁の気密スロットに固定された、そのコネクター10に対して電気的に接続されている。球形容器1の空間は球形チャンバー3の空間とつながっているので、接続部8によって両方の環境には高度の真空が形成される。
導入パイプ7および排出パイプ8を経て、チャンバー2とチャンバー3との間の空間内で、したがって球形チャンバー3の周りで冷却流体が循環し、核反応によって球形チャンバー3自身の内部で生じた熱エネルギーを運び出す。気密シールを伴って容器1の球状壁を貫通し、かつ筒状ハウジング9aによって球形チャンバー2を貫通するパイプ9は、反応チャンバー3に、原子核の部分的融合に必要な(結局のところ水素同位体の濃度が高められた)純水を供給する。そうしたパイプ9は、容器1の上側キャップを開けることができるように伸長可能である。
図2は電力プラントの概略図である。断面で示す単一の球体12は、図1による原子核部分融合反応炉全体を示す。冷却流体排出配管13は、循環ポンプ16を伴って(図1に示すパイプ6との接続部を介して)反応炉から蒸気生成熱交換器17まで導かれている。熱交換器17から、冷却流体は、図1のパイプ7に接続された配管14を経て反応炉に戻る。生成された蒸気は、発電機19に接続されたタービン18に案内される。タービンからの排出蒸気は復水器20内で液化され、そしてこの凝結水は、ポンプ24によって蒸気生成器17へと再循環させられる。真空ポンプ15は、図1の接続部8を介して、球形容器1内に高度の真空を形成する。
計量ポンプ26は、図1のパイプ9を介して、原子核部分融合のために必要な(結局のところ水素同位体の濃度が高められた)純水を反応炉に供給する。
図1の電磁石4は、図1のコネクター10を介して、電気ケーブル23に対して電気的に接続されており、この電気ケーブル23は今度は直流で電気インパルスの変調器および分配器22に接続されている。ケーブル23は、磁界が反応球形チャンバー3の中心方向に陽となるように電磁石4に対して接続されている。インパルス変調器/分配器22は電流整流器21から電力供給を受け、この整流器21には今度は電気システムからの電流が供給される。変調器/分配器22は、適当な測定機器および制御デバイスによって、常時、各電磁石4によって生成される脈動磁界強度の一様性を確保し、したがって電磁石4自身の不可避的な製造公差を補償する。言い換えれば変調器/分配器22は、反応球形チャンバー3の中心において脈動磁界を最大化するために、そして電離した蒸気中に存在する水素同位体原子核の部分的融合を助けるために、電磁石4の全ての同調をもたらす。図面を分かりやすくするために省いた、適当な測定器機および制御デバイス(反応チャンバー27内部の温度、冷却流体の温度、原子核の部分的融合のために供給される水の流量、球体の温度、磁界強度その他)は、核反応炉(原子炉)が生成するエネルギーを調整するために、変調器/分配器22を介して、磁気インパルス周波数および強度の制御を可能とする。
図3に示すさらなる実施形態は、球形反応チャンバー27を用いて実現されている。球形反応チャンバー27に対して放射状に、そして全てがチャンバー自身の中心に向けられた状態で、電磁石28は、球形反応チャンバー27の周囲に沿って等間隔で取り付けられている。全ての電磁石28の陽極尖端は、球形反応チャンバー27の中心から等しい距離を置いて配置されており、理想的な球を形成している。各電磁石28は陽極尖端のマイクロメーター調整デバイスを備え、これによって全ての尖端が確実に球形チャンバー27の中心から同じ距離に存在するようになる。電磁石28は、反応チャンバー27に溶接された筒状ハウジング28a内を通って突出しており、そして筒状ハウジング28a自身の上端にねじ込まれたそのキャップ29およびOリング30によって、球形反応チャンバー27の完全な気密性を確保するようになっている。それゆえ、抽出パイプ35を介して球形反応チャンバー27内に高度の真空を形成することができる。電磁石28の巻き線は、電気ケーブル36によってコネクター37に対して電気的に接続されているが、このコネクター37が外部との電気的接続を確実なものとする。図3および図4を参照すると、各反応チャンバー27は導入パイプ31を備えるが、これが反応チャンバー自身に、原子核の部分的融合のために必要な(結局のところ水素同位体の濃度が高められた)純水を供給する。各球形反応チャンバー27は底面に外部ブロック32を備えるが、これはそれ自体がバイオネット接続によって図3および図4に示されたサポートプレート33に対してつながる。各球形反応チャンバー27は、この球形チャンバー27と一体の上部ハンドル44を用いて、サポートプレート33から取り外すことが、そしてそれに対して再び組み付けることができる。(結局のところ水素同位体の濃度が高められた)純水の導入パイプ31と、高度の真空のための抽出パイプ35と、電磁石28に対して接続された電気ケーブルを支持するチューブ45とは全て、取り外し可能なプレート34に集まっている。
さらに詳しく言うと、図4は本発明の一実施形態に係る装置を極めて簡略化して示しているが、このものは、球形反応チャンバー27の全てを支持する水平固定プレート33を内部に備える耐圧円筒形槽38を具備してなる。固定プレート33は、冷却流体の上向きの流れを可能とするために、その全表面に円形開口部を有するが、冷却流体は、球形反応チャンバー27の全てを包み込み、これによって原子核の部分的融合によって反応チャンバー自身が生み出した熱エネルギーを取り出すようになっている。球形反応チャンバー27上に配置されたプレート34はまた、冷却流体の上向きの流れを可能とする開口部を備え、かつ、メンテナンスまたは交換を可能とするべく球形反応チャンバー27の取り外しおよび設置を可能とするためにフック43を用いて取り出すことが可能となっている。このプレート34はそれ自身の上で、全ての球形反応チャンバー27の(図3に示す)パイプ31,35および45の全てをまとめ、そして流体を通さないフランジを経て円筒形槽38の外部に、それらを案内している。加圧冷却流体は導入口40を経て円筒形槽38内に流入し、そして排出口41を経て流出する。円筒形槽38は上端に取り外し可能なキャップ39を備え、これによってその内部にアクセスすることが可能となっている。
図5は、図3および図4の実施形態による反応炉の電力プラントの概略図である。断面で示す単一のシリンダー38が反応炉全体を示している。冷却流体排出配管46は、循環ポンプ47を用いて(図4に示す排出口41との接続部を経由して)反応炉から蒸気生成熱交換器48へと導かれている。熱交換器から冷却流体は、図4の導入口40につながった配管45を経て反応炉に戻る。生成された蒸気は、発電機50に接続されたタービン49へと案内される。タービンからの排出蒸気は復水器51において凝結させられ、そして凝結水はポンプ52によって蒸気生成器48へと再循環させられる。真空ポンプ53は、図3のチューブ31との接続部を経て、全ての球形反応チャンバー27内に高度の真空を形成する。
図3のパイプ35の全てに対して接続された計量ポンプ54は、全ての球形反応チャンバー27に、原子核の部分的融合のために必要な(結局のところ水素同位体の濃度が高められた)純水を供給する。
図3の電磁石28は、図3のコネクター37を経由し、輸送チューブ45を経由し、図4のフランジ42を経由し、そして図5の輸送チューブ44を経由して、電気インパルスの変調器および分配器55に対して直流で電気的に接続されている。電磁石28は、磁界が反応チャンバー27のそれぞれの中心の方向に陽となるよう給電される。インパルス変調器/分配器55は電流整流器56から電力供給を受けるが、この整流器56には今度は電気システムから電流が供給される。変調器/分配器55は、適当な測定器機および制御デバイスによって、常時、各電磁石28によって生成される脈動磁界強度の一様性を確保し、これによって電磁石28自身の不可避的な製造公差を補償する。すなわち変調器/分配器55は、球形反応チャンバー27のそれぞれの中心において脈動磁界を最大化し、そして電離した蒸気内に存在する水素同位体原子核の部分的融合を促進するために、各球形反応チャンバー27の全ての電磁石28の同調をもたらす。
図面を分かりやすくするために省いた、適当な測定器機および制御デバイス(反応チャンバー27内部の温度、冷却流体の温度、原子核の部分的融合のために供給される水の流量、反応チャンバー27の球体の温度、磁界強度その他)は、核反応炉(原子炉)が生成するエネルギーを調整するために、変調器/分配器55を介して、磁気インパルス周波数および強度の制御を可能とする。
本発明による反応炉の一実施形態の縦断面図である。 図1の反応炉によって生成されたエネルギーを使用する電気エネルギー生成システムの概略図である。 本発明による反応炉のさらなる実施形態の縦断面図である。 図3の実施形態に係る一つ以上の反応炉を含む円筒形槽の縦断面図である。 図3ならびに図4の反応炉によって生成されたエネルギーを使用する電気エネルギー生成システムの概略図である。
符号の説明
1 球形容器
2 外側球形チャンバー
3 内側チャンバー
4 電磁石
4a 貫通チューブ
5 サポートスペーサ
6 パイプ
7 導入パイプ
8 接続部
9 パイプ
9a 筒状ハウジング
10 コネクター
11 Oリング
12 球体
13 冷却流体排出配管
14 配管
15 真空ポンプ
16 循環ポンプ
17 熱交換器
18 タービン
19 発電機
20 復水器
21 電流整流器
22 変調器/分配器
23 電気ケーブル
24 ポンプ
25 フック
26 計量ポンプ
27 反応チャンバー
28 電磁石
28a 筒状ハウジング
29 キャップ
30 Oリング
31 導入パイプ
32 外部ブロック
33 サポートプレート
34 プレート
35 抽出パイプ
36 電気ケーブル
37 コネクター
38 耐圧円筒形槽
39 キャップ
40 導入口
41 排出口
42 フランジ
43 フック
44 上部ハンドル
45 チューブ
46 冷却流体排出配管
47 循環ポンプ
48 蒸気生成熱交換器
49 タービン
50 発電機
51 復水器
52 ポンプ
53 真空ポンプ
54 計量ポンプ
55 変調器/分配器
56 電流整流器

Claims (8)

  1. エネルギー生成方法であって、
    水素同位体を含む電離した水蒸気が存在する状況で、空間のただ一つのポイントに集中する磁気インパルスによって、陽極集中脈動磁界を発生させ、
    前記磁気インパルスを、前記水素同位体の原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離が生じるような周波数および強度にて発生させることを特徴とするエネルギー生成方法。
  2. 前記水素同位体はジュウテリウムおよび/またはトリチウムであることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー生成方法。
  3. 前記エネルギーは熱エネルギーに変換され、かつ都合よく取り出されて輸送されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエネルギー生成方法。
  4. 本質的に壁と内側チャンバーとからなる気密反応炉であって、前記内側チャンバーは、内部に高度の真空を形成するための吸引システムに対する接続部と、任意選択で水素同位体の濃度が高められた純水を供給する手段と、を備え、電気コネクターが前記反応炉の壁に対して垂直にかつ気密状態で嵌め込まれた電磁石に対して接続されており、前記電磁石の陽極尖端は全て前記内側チャンバーの中心ポイントから同じ距離だけ離れて配置されて理想的な球を形成するよう、前記電磁石は前記内側チャンバーの中心に向けられていることを特徴とする反応炉。
  5. 反応炉は本質的に球形状を有し、かつ電磁石は前記反応炉の壁に放射状に嵌め込まれており、陽極尖端は完全に理想的な球体を形成し、この球体の中心は前記反応炉自体の中心と一致するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の炉。
  6. 水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離のための装置であって、
    a)請求項4または請求項5に記載の少なくとも一つの反応炉を内部に含む、気密密閉手段を備えた容器と、
    b)熱エネルギーを取り出すための手段と、
    c)電気システムからの電流の整流器であって、全ての電磁石に同時に給電する能力を有する整流器と、
    d)電気インパルスを変調させ、それを前記電磁石間で分配できる手段であって、前記電磁石自身の精密な同調を、したがって前記炉の内側チャンバー内の強い陽極脈動磁界を実現でき、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離を引き起こしかつそれを維持することを可能とする手段と、
    を具備してなることを特徴とする装置。
  7. 請求項6に記載の、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離のための装置であって、前記反応炉は二重壁を備え、これは前記内側チャンバーを取り囲む第2のチャンバーを形成し、その内部で熱エネルギーを取り出すための冷却流体が循環し、前記第2のチャンバーは、前記反応炉内側チャンバーとも、前記容器の内部空間とも連通していないことを特徴とする装置。
  8. 請求項6に記載の、水素同位体原子核の一時的融合およびこれに続くその遊離のための装置であって、前記少なくとも一つの反応炉は気密槽内に収容されており、この層の内部を前記熱エネルギー取り出し媒体が循環するようになっていることを特徴とする装置。
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