JP2008528882A5 - - Google Patents
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ここで、本発明に係る方法及び装置を例として添付図面を参照しながら説明する。
図面を参照すると、LNG貯蔵容器即ちタンク2は海洋タンカー(図示せず)の船内に位置する。貯蔵タンク2は、その内容物であるLNGが周囲の環境から熱を吸収する量を抑えるように熱絶縁される。貯蔵タンクはLNGの体積4で充填されたものとして図1に示す。貯蔵タンク2内の液体レベルの上方には目減り空間6が当然存在する。LNGが大気よりも十分低い温度で気化するので、タンク2の熱絶縁にも拘らず、体積4から目減り空間6へのLNGの連続的な蒸発が存在する。この蒸発した天然ガスはタンカーのエンジン80又は船内で燃料として使用される。この目的のため、蒸発した天然ガスはコンプレッサ12により導管10に沿ってタンク2の目減り空間6から連続的に引き出される。コンプレッサ12は歯車箱(図示せず)を介して例えば電気モータ14により駆動される。電気モータ14は典型的には単一の速度を有し、周波数コンバータを使用しない。コンプレッサ12は直列の2つの圧縮ステージ(段)16、18を有する。下流側の圧縮ステージ18は5ないし6バール程度の出口圧力及び30℃程度の出口温度を有する。LNGが0℃よりも十分低い温度で気化するので、コンプレッサ12への入口は通常、例えば−140℃ないし−80℃の低温で気化した天然ガスを受け取る。この低温にも拘らず、上流側の圧縮ステージ16と下流側の圧縮ステージ18との中間で圧縮された天然ガスを冷却するのが望ましい。この冷却は上流側の圧縮ステージ16からの出口の下流側の入口と、下流側の圧縮ステージ18への入口の上流側の出口とを有する熱交換器(図示せず)において遂行することができる。優勢な副区域温度での冷却媒体は、圧縮された天然ガス流れに対して直接熱伝達関係にある液化した又は蒸発した天然ガスの低温流れである。熱伝達の下流側では、冷却剤はタンク2に戻されるか又は相分離器容器22内へ導入される。代わりに、冷却は、上流側の圧縮ステージ16と下流側の圧縮ステージ18との中間の区域で液化した又は蒸発した天然ガスの低温流れを圧縮された天然ガスに導入することにより、簡単に遂行することができる。適当な冷却量では、下流側の圧縮ステージ18からの出口での圧力は通常所望の値に又はその近傍に維持することができる。
図面を参照すると、LNG貯蔵容器即ちタンク2は海洋タンカー(図示せず)の船内に位置する。貯蔵タンク2は、その内容物であるLNGが周囲の環境から熱を吸収する量を抑えるように熱絶縁される。貯蔵タンクはLNGの体積4で充填されたものとして図1に示す。貯蔵タンク2内の液体レベルの上方には目減り空間6が当然存在する。LNGが大気よりも十分低い温度で気化するので、タンク2の熱絶縁にも拘らず、体積4から目減り空間6へのLNGの連続的な蒸発が存在する。この蒸発した天然ガスはタンカーのエンジン80又は船内で燃料として使用される。この目的のため、蒸発した天然ガスはコンプレッサ12により導管10に沿ってタンク2の目減り空間6から連続的に引き出される。コンプレッサ12は歯車箱(図示せず)を介して例えば電気モータ14により駆動される。電気モータ14は典型的には単一の速度を有し、周波数コンバータを使用しない。コンプレッサ12は直列の2つの圧縮ステージ(段)16、18を有する。下流側の圧縮ステージ18は5ないし6バール程度の出口圧力及び30℃程度の出口温度を有する。LNGが0℃よりも十分低い温度で気化するので、コンプレッサ12への入口は通常、例えば−140℃ないし−80℃の低温で気化した天然ガスを受け取る。この低温にも拘らず、上流側の圧縮ステージ16と下流側の圧縮ステージ18との中間で圧縮された天然ガスを冷却するのが望ましい。この冷却は上流側の圧縮ステージ16からの出口の下流側の入口と、下流側の圧縮ステージ18への入口の上流側の出口とを有する熱交換器(図示せず)において遂行することができる。優勢な副区域温度での冷却媒体は、圧縮された天然ガス流れに対して直接熱伝達関係にある液化した又は蒸発した天然ガスの低温流れである。熱伝達の下流側では、冷却剤はタンク2に戻されるか又は相分離器容器22内へ導入される。代わりに、冷却は、上流側の圧縮ステージ16と下流側の圧縮ステージ18との中間の区域で液化した又は蒸発した天然ガスの低温流れを圧縮された天然ガスに導入することにより、簡単に遂行することができる。適当な冷却量では、下流側の圧縮ステージ18からの出口での圧力は通常所望の値に又はその近傍に維持することができる。
コンプレッサ12への入口での温度をほぼ一定に保つことが望ましい。しかし、気化した天然ガスの温度は、任意の特定の時間におけるタンク内に貯蔵されたLNGの量に応じて及び外部温度に応じて、変動することがあるか又は変動する。このような自然の温度変動を補償するため、導管10を通る天然ガスの流れの一部又は全部は流れ制御弁(図示せず)を介して静的混合室20へ転換され、この混合室では、天然ガスの流れは(後述するように、貯蔵タンク2内のLNGの体積4から取り出される)選択された量のLNGと混合される。典型的には、混合室20の出口での温度は、すべてのLNGが蒸発しないようなものである。液化天然ガスの液滴を含む冷えた天然ガスの出来上がった混合物は相分離器容器22に至り、そこで、液体はガスから分離する。液体は導管24を介して好ましくは液体表面の下方の貯蔵タンク2の区域へ戻される。液体表面の下方へ戻す代わりとして、導管24は適当なサイフォン(図示せず)を具備することができる。天然ガスは容器22の頂部で出口26を通って流れ、導管10において、静的ミキサー20をバイパスする気化した天然ガスのいかなる流れとも再混合され、この混合は、そこから静的混合室20への送りが行われる箇所の下流側の位置で遂行される。所望なら、相分離器22は、その頂部の近傍の区域で、相分離器22内のガスからLNGのいかなる在留液滴をも吸収できる吸収材料又はワイヤメッシュのパッド25を取り付けることができる。
ある遷移的な作動状態中、蒸発した天然ガスの流れ内にサージが生じる傾向がある。このようなサージを提供するため、抗サージ導管17が圧縮ステージ18の出口と静的ミキサー20の入口との間を延びる。弁19は導管17内に位置する。サージの場合には、弁19が開き、ガスはそこを通って流れ、コンプレッサ12をバイパスする。ミキサー20及び相分離器22は遷移的な作動状態中に作動することができ、蒸発した天然ガスの流れ内にサージがある場合に、圧縮の熱を除去し、コンプレッサ12の吸入圧力を一定に維持する。
強制蒸発器36はバイパスライン38を具備し、このラインは蒸発器36の上流から強制蒸発器36の下流側の静的混合室40へ延びる。従って、未蒸発のLNGは混合室40内で蒸発した天然ガスと混合される。それ故、蒸発した天然ガスの温度は蒸発器36をバイパスするLNGの量に従って制御することができる。この温度は、静的混合室40を出る天然ガスの流れが霧の形又は他の微細に分割された形として未蒸発のLNGを運ぶように、選択される。このLNGは下流側の位置でキャリヤガスから分離される。従って、液体と蒸気との混合物は室40から相分離器42内へ流れ、そこで、液体は蒸気から分離される。相分離器42は典型的には、そこから液体のいかなる残留粒子をも吸収するように、吸収剤又は多孔性金属部材等のパッド43を具備する。液体は底部の出口44を通して容器42から連続的に又は規則的な間隔で引き出すことができ、出口44内の弁(図示せず)の適当な作動及び制御によりタンク2へ戻ることができる。液体粒子の存在しないその結果としての天然ガスは相分離器42の頂部から流出し、低い温度即ち低温で、ガスヒータ50の上流側の区域において、コンプレッサ12からの天然ガスと混合される。
エンジン80に供給される燃料の組成がこのようなエンジンのノッキングを常に生じさせないことを保証する必要がある。本質的に、この要求は燃料内での高級炭化水素の量を制限する必要性を与える。天然ガスは窒素とメタンと高級炭化水素との可変の混合物である。通常、メタンは主成分であり、一般に、全体の組成の80以上のモル百分率を提供する。メタンはまた天然ガスの最も揮発性の成分である。従って、LNGが自然に蒸発したとき、その結果の(気化した)蒸気は本質的にメタンと、LNG内の窒素の比率に応じたある量の窒素とから完全に構成される。しかし、LNGの流れの強制蒸発は組成のいかなる変化をも生じさせない。それ故、強制蒸発の産物はLNGと同じ比率でC2及び高級炭化水素を含む。従って、燃料の総合流量をエンジン80により要求されるものにするための強制蒸発の必要性が大きいほど、天然の気化ガスと強制がストの混合物から形成されるべき高級炭化水素の比率を高過ぎるようにする燃料の傾向が大きくなる。本発明によれば、この傾向は、相分離器42により受け取られる流体が部分的にのみ蒸発され、それ故液体の粒子を含むように、強制蒸発を有効に行うことにより、抑制される。メタンが他の炭化水素よりも一層揮発性なので、液体粒子は蒸気相におけるよりも一層大きなモル百分率のC2及び高級炭化水素を含む。相分離器42内の蒸気相及び液体相のそれぞれの組成即ち成分は燃料の温度に依存する。この温度が低いほど、相分離器42から供給されるガス内のC2及び高級炭化水素の比率が低くなる。1つの例においては、LNGの百分率が3.85モル百分率のC3ないしC5の炭化水素を含む場合、−90℃での(即ち、−90℃での相分離器42への入口での温度による)強制蒸発は0.5モル百分率よりも少ないC3ないしC5の炭化水素を含む蒸気百分率を生じさせる。従って、高級炭化水素の大部分は液体相において除去される。
望ましくは、強制蒸発器36はこれに関係するプログラム可能な論理コントローラ52を有する。コントローラ52はプロセス制御分野で一般に使用される形式のものとすることができる。典型的には、コントローラは、相分離器42へ送給すべきガスの流量及び温度を決定するアルゴリズムによりプログラムされる。この構成は好ましくは、オペレータが所望の量の天然ガス燃料をエンジン50に簡単に入れることができ、コントローラが強制蒸発器36を通る流量及び温度を自動的に設定するようなものである。1つの例においては、プログラム可能なコントローラはこれに関係する流れ制御弁54、56、58を有する。弁54はポンプにより強制蒸発器36の内部へ供給するLNGの量を設定する。弁56は蒸発器36のまわりでのLNGのバイパス量を決定し、それ故結果としてのガスの温度を決定する。燃料ポンプが所望の量を越えた過剰な量で作動する場合、コントローラ52は流れ制御弁58の位置を適当に設定することによりパイプ32を介してのタンク2への液体の戻りを制御する。典型的には、自然気化したガスの必要な冷却の実行を可能にするように静的混合室20に動作的に関係する第4の流れ制御弁60を設ける。この弁60は、典型的にはコンプレッサ12への入口又はその近傍に位置する温度センサ(図示せず)から信号を受け取る弁コントローラ62により制御することができる。従って、弁60の位置は、一定の所望の温度がコンプレッサ12への入口において得られるのを保証するように、調整することができる。
船上での通常の配列は、相分離器22、42、コンプレッサ12、強制蒸発器36及びガスヒータ50がすべて船舶の貨物機械室(図示せず)内に位置し、一方、エンジン80及び弁82がエンジン室(図示せず)内に位置するようなものである。モータ14はモータ室(図示せず)の隔壁(図示せず)の背後に配置することができる。ガス燃焼ユニット84は典型的には、貨物機械室82及びエンジン室84の双方から離れて、船舶の煙突(図示せず)内に配置される。
図に示す装置の作動の2つの典型的な例を以下に示し、一方の例は積載時の作動中(すべてのタンク2がほぼ満杯のとき)のものであり、他方の例はバラスト作動中(すべてのタンクがほぼ空のとき)のものである。
例1(積載時の航行)
タンク2は(目減り空間6内に)106kPaの圧力での液化ガスの体積を貯蔵している。自然気化量はエンジン80の燃料供給に必要な量のほぼ70%である。この例においては、LNGは次の組成を有する:
窒素 0.35モル百分率
メタン 88.00モル百分率
C2炭化水素 7.80モル百分率
C3炭化水素 2.80モル百分率
C4炭化水素 1.00モル百分率
C5炭化水素 0.05モル百分率
それ故、LNGの平均分子量は18.41である。3489kg/hの天然ガスの自然気化量が生じる。気化はメタンの体積にして90%及び窒素の体積にして10%の組成を有するものと仮定され、106kPaの圧力の下で−140℃の温度で導管10内へ流れる。この低い温度では、流れは静的混合室20を介して相分離器22を通過する必要はない。流れは導管10からコンプレッサ12へ流れ、535kPaの圧力及び−9℃の温度でコンプレッサ12を去る。圧縮ステージ16、18間でのステージ間冷却は必要でない。その理由は、コンプレッサからの放出温度が十分に低いからである。圧縮されたガスは強制蒸発器からのガスと混合される。1923kg/hのLNGは800kPaの圧力で強制蒸発器36に供給され、一部は弁54、56の設定に従ってこの蒸発器をバイパスする。蒸発器36への入口でのLNGの温度は−163℃である。相分離器42に提供されるガスの温度は−100℃である。その圧力は530kPaである。322kg/hの一層重い炭化水素は相分離器42において分離される。位相分離の下流側の残留する強制的に蒸発されたガスは次の組成を有する:
窒素 0.38モル百分率
メタン 94.74モル百分率
C2炭化水素 4.66モル百分率
C3炭化水素 0.21モル百分率
C4炭化水素 0.01モル百分率
C5炭化水素 0.00モル百分率
平均分子量 16.80
コンプレッサ12から供給されたガスとの混合時に、5090kg/hの流量、530kPaの圧力及び−39℃の温度での天然ガスの流れが形成される。この天然ガス混合物は次の組成を有する:
窒素 7.00モル百分率
メタン 91.43モル百分率
C2炭化水素 1.50モル百分率
C3炭化水素 0.07モル百分率
C4炭化水素 0.00モル百分率
C5炭化水素 0.00モル百分率
平均分子量 17.11
この組成はエンジン80に使用するのに適する。その理由は、この組成が十分に大きなメタン数を有するからである。
例1(積載時の航行)
タンク2は(目減り空間6内に)106kPaの圧力での液化ガスの体積を貯蔵している。自然気化量はエンジン80の燃料供給に必要な量のほぼ70%である。この例においては、LNGは次の組成を有する:
窒素 0.35モル百分率
メタン 88.00モル百分率
C2炭化水素 7.80モル百分率
C3炭化水素 2.80モル百分率
C4炭化水素 1.00モル百分率
C5炭化水素 0.05モル百分率
それ故、LNGの平均分子量は18.41である。3489kg/hの天然ガスの自然気化量が生じる。気化はメタンの体積にして90%及び窒素の体積にして10%の組成を有するものと仮定され、106kPaの圧力の下で−140℃の温度で導管10内へ流れる。この低い温度では、流れは静的混合室20を介して相分離器22を通過する必要はない。流れは導管10からコンプレッサ12へ流れ、535kPaの圧力及び−9℃の温度でコンプレッサ12を去る。圧縮ステージ16、18間でのステージ間冷却は必要でない。その理由は、コンプレッサからの放出温度が十分に低いからである。圧縮されたガスは強制蒸発器からのガスと混合される。1923kg/hのLNGは800kPaの圧力で強制蒸発器36に供給され、一部は弁54、56の設定に従ってこの蒸発器をバイパスする。蒸発器36への入口でのLNGの温度は−163℃である。相分離器42に提供されるガスの温度は−100℃である。その圧力は530kPaである。322kg/hの一層重い炭化水素は相分離器42において分離される。位相分離の下流側の残留する強制的に蒸発されたガスは次の組成を有する:
窒素 0.38モル百分率
メタン 94.74モル百分率
C2炭化水素 4.66モル百分率
C3炭化水素 0.21モル百分率
C4炭化水素 0.01モル百分率
C5炭化水素 0.00モル百分率
平均分子量 16.80
コンプレッサ12から供給されたガスとの混合時に、5090kg/hの流量、530kPaの圧力及び−39℃の温度での天然ガスの流れが形成される。この天然ガス混合物は次の組成を有する:
窒素 7.00モル百分率
メタン 91.43モル百分率
C2炭化水素 1.50モル百分率
C3炭化水素 0.07モル百分率
C4炭化水素 0.00モル百分率
C5炭化水素 0.00モル百分率
平均分子量 17.11
この組成はエンジン80に使用するのに適する。その理由は、この組成が十分に大きなメタン数を有するからである。
Claims (8)
- 天然ガスの燃料をエンジンに供給する方法において、
液化天然ガス貯蔵容器の目減り空間から取り出した気化した天然ガスの主要な流れを圧縮する工程と、
未蒸発の液化天然ガスを含む天然ガスの補助の流れを形成するように貯蔵容器から取り出した液化天然ガスの流れを部分的に強制的に蒸発させる工程と、
前記補助の流れから前記未蒸発の液化天然ガスを分離する工程と、
前記補助の流れを圧縮された前記主要な流れと混合する工程と、
前記混合によって生じたものを前記エンジンに燃料として供給する工程とを有し、
これによって、前記未蒸発の液化天然ガスの前記分離が、前記燃料のノッキングを生じさせない特性を向上させる方法。 - 部分的な蒸発が、前記貯蔵容器から取り出した液化天然ガスの流れの第1の部分を完全に蒸発させ、過熱し、結果としての蒸気を当該貯蔵容器から取り出した液化天然ガスの流れの第2の部分と混合することにより、行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 天然ガスの前記補助の流れの温度、流量及び組成が制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
- 天然ガスの燃料をエンジンに供給するための装置において、
少なくとも1つの液化天然ガス貯蔵容器の目減り空間に連通する、天然ガスの主要な流れのための入口と、出口であって、前記出口が天然ガス供給パイプに連通し前記天然ガス供給パイプが今度は前記エンジンに連通する、前記出口とを備えたコンプレッサと、
前記液化天然ガス貯蔵容器又は異なる液化天然ガス貯蔵容器の液体貯蔵区域に連通する、天然ガスの補助の流れのための入口と、前記天然ガス供給パイプに連通するように配置できる出口とを備えた強制液化天然ガス部分蒸発器手段とを有し、
前記部分蒸発器手段が蒸発した天然ガスから未蒸発の液化天然ガスを分離するための手段に動作的に関係して、前記燃料のノッキングを生じさせない特性を向上させる装置。 - 前記装置が前記強制部分蒸発器手段に動作的に関係するプログラム可能な論理コントローラを有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記プログラム可能な論理コントローラが、前記強制部分蒸発器手段を作動させる温度、それ故、前記未蒸発の液化天然ガス及び前記蒸発した液化ガスの組成を決定するためのアルゴリズムを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記強制部分蒸発器が、熱伝達手段を備えた蒸発室と、前記液化天然ガスのための、前記蒸発室への入口と、当該蒸発室の下流側の混合室と、該蒸発室からの出口に連通する、前記混合室への第1の入口と、液化天然ガスの源に連通する、当該混合室への第2の入口と、該蒸発室及び該混合室への液化天然ガスの相対流れを制御するための手段とを有することを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の装置。
- 前記天然ガスを選択した温度へ上昇させるように作動できるガスヒータを前記天然ガス供給パイプ内に設けたことを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の装置。
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