JP2008528143A - 腰部支持装置および腰部支持装置製造方法 - Google Patents
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Abstract
腰部支持装置は、対応するように曲げられたガイド・ワイヤ(4)を含み、ワイヤ(4)上には、腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる幾つかの指状の支持要素(6)がプラスチック材料で射出成型される。また、シート・カバーまたはシート・パッドを固定するための固定ワイヤ(8、10)、およびヘッドレストを自動駆動するための横ワイヤ(12)も、射出成型要素(9、11、13)を用いて取り付けられることができる。すべてのプラスチック製構成部品は、適切な射出モールドを用いて1回の操作で生産することができる。
Description
本発明は、腰部支持装置に関するものであり、具体的には、シート・フレームまたはシート支持内に掛けるように設計されてワイヤ支持を含む腰部支持装置のみならず、かかる腰部支持装置を製造するための方法にも関するものである。
腰部支持装置は、対応するシートに座っている人の腰椎または腰の部位を支持するための、あらゆるタイプのシート背もたれで用いられる。さらに、腰部支持装置は、特に自動車シートで用いられ、概ねワイヤ支持で構築され、かかるワイヤ支持は、シートの詰め物を適切に固くするが一定の柔軟性によって各人の姿勢および形状に適応することができる。かかるワイヤ支持は、例えば、2本の縦ワイヤを含み、縦ワイヤ間には複数の横ワイヤが横幅方向に延びて、横ワイヤは末端部分を縦ワイヤの周りに巻き付けられ、それによって縦ワイヤに固定されている。縦ワイヤは一般に、横ワイヤよりも大きい直径を有し、このように形成されたワイヤ支持は、スプリングまたは同種のその他の物の助けを借りてシート・フレーム内に掛けられることができる。
さらに、比較的剛性の高い腰部支持装置が知られており、かかる腰部支持装置では、通常プラスチック製の腰部支持装置バスケットが用いられ、かかるバスケットは一定の範囲内でのみ変形されることができ、例えば、腰部支持装置バスケットの曲率は、例えばボーデン・ケーブル配列を用いて、調節されることができる。加えて、自動式またはアクティブ式頭部抑制装置への力の伝達手段が、例えば自動車事故の場合に頭部抑制装置が横ワイヤを介した力の伝達により起動されて非常に短時間内に最適な位置に動かされるように、横ワイヤを介して提供されることができる。この頭部抑制装置が正確に起動されるためには、腰部支持装置の剛性が比較的高くなければならず、これは、ワイヤ補強により達成されることができる。腰部支持装置は、例えばプラスチック製クリップまたは同種のその他の物の助けを借りたリベット接続により、シート・フレームに堅固に取り付けられることができる。
かかる比較的剛性の高い腰部支持装置の生産プロセスは、次のように説明される。まず、腰部支持装置バスケットおよびリベット接続用クリップが、プラスチックで射出成型される。腰部支持装置のワイヤ骨組みを形成するガイド・ワイヤ、およびアクティブ頭部抑制装置を起動させるための横ワイヤが折り曲げられ、任意に、対応するシートの裏面で布製カバーまたは詰め物を固定するために役立つ突っ張りワイヤ、または対応するワイヤ・クリップが設けられて、把持により一緒に固定される。最後に、前述の構成部品は、腰部支持装置の配列にするために組み立てられ、ボーデン・ケーブル配列または制御ケーブル配列が設けられて、かかるケーブルにより腰部支持装置バスケットの曲率が調節できるようになる。
しかしながら、前述の腰部支持装置、および対応する製造プロセスには、関連する2つの基本的な問題がある。第1に、この腰部支持装置は、比較的多数の部品または構成部品を必要とし、第2に、この腰部支持装置の組み立ては、比較的費用がかさむ。
さらなる腰部支持装置が、特許文献1にて公知である。即ち、2本の縦棒は、縦棒上に射出成型されたプラスチック製の横継ぎ手により接続される。縦棒は、金属製で、シート・フレーム内に腰部支持装置を掛けるためのフックが設けられることが好ましい。別個の腰部支持装置バスケットが、個々の横棒と一体で構築され、横棒と腰部支持装置とは、射出モールドの助けを借りて単一ステップでプラスチック材料から作られることができる。
しかしながら、この公知の腰部支持装置は、合計2本の縦棒、プラスチック製の複数の横継ぎ手、および同様にプラスチック製の腰部支持装置バスケットを必要とし、そのため、構成部品の数は依然として比較的多く、製造は比較的費用がかさむ。加えて、この腰部支持装置を製造するためには比較的大量のプラスチック材料が必要とされ、そのことが製造費用を増大させる。
国際公開WO03/092440A1号パンフレット
従って、本発明の目的は、腰部支持装置を、特に、容易かつ安価に製造できる比較的剛性の高い支持表面または支持基部を含む腰部支持装置を、提供することである。さらに、本発明の目的は、かかる腰部支持装置に適した製造方法を提案することである。
この目的は、発明に従って、請求項1の特徴を有する腰部支持装置と、かかる腰部支持装置を製造するための、請求項20の特徴を有する方法とにより、達成される。下位クレームは、各々、本発明の好ましく有利な実施例を定義する。本発明に従った腰部支持装置は、2つのワイヤ部と、2つのワイヤ部上に射出成型されて腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に2つのワイヤ部の間に延び、長さ方向を横切る方向に2つのワイヤ部を越えて横に指状に突き出したプラスチック製の複数の支持要素とを含む。腰部支持装置指の形で構築されたこれらの支持要素は(任意にシートの詰め物と共に)、シート内で使用者の背を支持し、ワイヤ部によりあらかじめ決められた支持要素の位置により、腰部支持装置の、よって脊椎支持の、曲率を定義する。さらに、任意に設けられる自動式またはアクティブ式頭部抑制装置を起動させるための力の一部は、支持要素を介してシステムに加えられる。
2つのワイヤ部は、単一のガイド・ワイヤをそれに応じて曲げることにより構築することができ、腰部支持装置の下方でのガイド・ワイヤの折り曲げは、特に、ワイヤ骨組みまたはワイヤ支持内において一定の弾力部が、従って弾性が、ガイド・ワイヤに組み込まれるようになされる。また、適した固定手段も、例えば同様にプラスチック製であることができる固定クリップの形で、ガイド・ワイヤまたは腰部支持装置をシート・フレームに固定するためにガイド・ワイヤ上に設けることができる。
支持要素と同じように腰部支持装置から横向きまたは横幅方向に延びる1本以上の突っ張りワイヤが、シート製造時に布製カバーまたは詰め物が異形材を用いてシートの裏面でかかる突っ張りワイヤに適切に固定されるように、ワイヤ部上およびガイド・ワイヤ上に射出成型することができる。特に、突っ張りワイヤのサイズは、かかるワイヤが横向きに指状の支持要素を越えて突き出すようにすることができる。突っ張りワイヤをワイヤ部上およびガイド・ワイヤ上に固定するために、ピンの形の重ね成型物(オーバーモールディング)を設けることができ、かかる重ね成型物は、ワイヤ部から後方に突き出して突っ張りワイヤを保持する。例えばクリップの形の、接続手段が、個々の支持要素上に設けてシート加熱プラグ向けに構築することができ、これらのクリップは、特に、対応する支持要素と一体でプラスチックで作られる。その後、シート製造者は、これらのクリップ上にシート加熱プラグを配置することができ、次には、かかるプラグがシート加熱モジュールに接続されることになる。
好ましくは、腰部支持装置の上方において、横ワイヤはガイド・ワイヤと重ね成型することができ、かかるガイド・ワイヤは、アクティブ・ヘッドレスト・システムにつながれることになっていて、自動車事故の場合に力をアクティブ・ヘッドレスト・システムに伝
達してアクティブ・ヘッドレスト機能を起動させ、従って、対応する頭部抑制装置を最短時間内に各使用者に最適な位置へと調節するために役立つ。この接続では横ワイヤは、好ましくは、厚めの重ね成型物の助けを借りてガイド・ワイヤに固定され、この重ね成型物は、腰部支持装置の長さ方向を横切る方向にガイド・ワイヤの2つのワイヤ部の間に延びることができる。
達してアクティブ・ヘッドレスト機能を起動させ、従って、対応する頭部抑制装置を最短時間内に各使用者に最適な位置へと調節するために役立つ。この接続では横ワイヤは、好ましくは、厚めの重ね成型物の助けを借りてガイド・ワイヤに固定され、この重ね成型物は、腰部支持装置の長さ方向を横切る方向にガイド・ワイヤの2つのワイヤ部の間に延びることができる。
指状の支持要素には、ガイド・ワイヤ上で滑らないようにするために打ち出し部分を設けることができる。さらに、一定の範囲まで、支持要素は外側に折り曲げられて、ガイド・ワイヤとワイヤ部とにより形成された平面から湾曲させことができ、特に、前述の平面からの凸部が、個々の支持要素の2つのワイヤ部の間に形成される。
従って原則的には、本発明に従った腰部支持装置は、ただ、ワイヤ構成部品としてガイド・ワイヤを必要とするだけであり、それに加えて、横ワイヤおよび突っ張りワイヤを設けることができる。腰部支持装置の残りの構成部品は、すべてプラスチック製であることが好ましく、これは特に、指状の支持要素、横ワイヤおよび突っ張りワイヤとガイド・ワイヤとの継ぎ手のみならず、シート加熱プラグ用クリップおよび固定クリップにも当てはまる。シート加熱プラグ用クリップ、例えばクリップイン・デバイスの形のケーブル収容、または同種のその他の物もまた、対応する支持要素上に一体として構築されることのできる実施例では、すべてのプラスチック製部品は、単一ステップでガイド・ワイヤ上に射出成型されることができる。
全体的に見て、本発明に従った腰部支持装置は、簡単かつ安価に製造することができる。製造のためには、ガイド・ワイヤをただ、望ましい形に折り曲げればよいだけであり、その後、すべてのプラスチック製構成部品は、対応する射出モールドの助けを借りて単一ステップでガイド・ワイヤ上に射出成型することができる。
本発明は、好ましい実施例を援用しながら、次のような添付の図面を参照して以下に詳しく説明される。
本発明の第1の実施例を、図1‐図3を参照して以下に説明する。
本発明の第1の実施例を、図1‐図3を参照して以下に説明する。
腰部支持装置は、ガイド・ワイヤ4を適切なやり方で折り曲げることより形成されたワイヤ支持またはワイヤ骨組みを含む。このようにして、ガイド・ワイヤ3は、縦方向に互いに概ね平行に、かつ、腰部支持装置に対して垂直に延びる長さ方向に延びる第1のワイヤ部1および第2のワイヤ部2を形成する。腰部支持装置の下端で、ガイド・ワイヤ4は、長さ方向に延びる第1のワイヤ部1から第2のワイヤ部2に延びるように折り曲げられ、それと同時に、ガイド・ワイヤ4内に一体をなす弾力部3が得られ、かかる弾力部が、腰部支持装置に一定量の柔軟性および弾性を与える。詳しくは、腰部支持装置の下端のガイド・ワイヤ4は、まず、ガイド・ワイヤ4が長さ方向に延びる第1のワイヤ部1から外側に延びるように折り曲げられ、次いで折り返された後、ガイド・ワイヤ4の外側に折り曲げられた部分に概ね平行に第2のワイヤ部2へと延び、そこでガイド・ワイヤ4は折り曲げられて、長さ方向に延びる第1のワイヤ部1の下端で折り曲げられた部分と概ね対称に延びる。従って、長さ方向に延びる第1のワイヤ部1から第2のワイヤ部2に通じる継ぎ手は、ワイヤ部1と2により形成された平面に比べてこの継ぎ手がわずかに後方にずれるほど、縦ガイド部分1および2から生じた折り曲げ部分に概ね平行に、それらと同一平面上に延びる。加えて、この継ぎ手は、ガイド・ワイヤ4および腰部支持装置をシート・フレーム(図1および図2には示されていない)に固定するためにガイド・ワイヤ4上に射出成型されたプラスチック製の固定クリップを含む。
図1および図2に示された実施例では、横向き指状の支持要素6が全部で6個設けられ、それらが、各シートに座っている人の背に対する支持表面を形成し、支持要素6は、重ね成型物によりワイヤ部1、2に固定され、プラスチックで作られる。さらに、支持要素6は、各々の支持要素6がワイヤ部1、2上およびガイド・ワイヤ4上で滑ることを防止する打ち出し部分7を含む。
図1および図2で見て取れる通り、支持要素6は、わずかに屈曲または湾曲し、特に、凸部または湾曲部が、ワイヤ部1と2の間の領域に後方に向かって構築されることができる。
図1および図2に示された実施例では、第1の突っ張りワイヤ8が、腰部支持装置の上方に設けられて、これも、腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延び、シート・カバーまたはシートの詰め物を固定するために役立つ。示された実施例では、突っ張りワイヤ8は、指状の支持要素6を越えて横に突き出し、プラスチック製の重ね成型物9の助けを借りて2つのワイヤ部1、2に取り付けられ、かかる重ね成型物は、一番上の支持要素6と一体で構築される。さらに、腰部支持装置の下方には第2の突っ張りワイヤ10が設けられ、これも、突っ張りワイヤ8と同じように構築され、同様に、2つのワイヤ部1、2およびガイド・ワイヤ4に固定される。しかしながら、このために、プラスチック製のピンが、2つのワイヤ部1、2上に設けられて、腰部支持装置の一番下の2つの支持要素6の間に重ね成型物の形で構築され、ガイド・ワイヤ部分1、2上にかかるワイヤ部分と一体で構築され、後方にずれた突っ張りワイヤ10がピン10により保持されるように、かかるワイヤ部分から後方に突き出す。
腰部支持装置の上端では、横ワイヤ12が、重ね成型物13によりガイド・ワイヤ4に取り付けられ、重ね成型物13は、横方向に2つのワイヤ部1と2の間に延びる。横ワイヤ12は(対応する自動車シートに組み込まれていると)、自動車事故の場合にアクティブ式または自動式頭部抑制装置を起動させるために役立つ。腰部支持装置に対して使用者により及ぼされた力は、頭部抑制装置を起動させるために横ワイヤ12を介してアクティブ・ヘッドレスト・システムに伝達され、それによって、頭部抑制装置は、各人の頭部を受け止めるために最適な位置へと自動的に動かされる。
図1および図2に示された腰部支持装置では、腰部支持装置の曲率は、ガイド・ワイヤ4およびそのワイヤ部1、2の輪郭に起因し、適した調節メカニズムが、例えばボーデン・ケーブルまたは制御ケーブルの形で、設けることができて、かかるメカニズムは、腰部支持装置の曲率に適切な調節を加えるために腰部支持装置の少なくとも一方の縦末端部分で作動する。
従って腰部支持装置は、ワイヤ構成部品として、ガイド・ワイヤ4のみならず、突っ張りワイヤ8、10および横ワイヤ12をも含む。さらに腰部支持装置は、プラスチック製部品として、指状の支持要素6と、突っ張りワイヤ8、10をガイド・ワイヤ4に接続するための重ね成型物9、11と、横ワイヤ12をガイド・ワイヤ4に接続するための重ね成型物13と、固定クリップ5とを含み、すべてのプラスチック製部品は、適した射出モールドを用いて単一ステップでガイド・ワイヤ4上に射出成型することができる。
図3は、図1および図2に示された腰部支持装置の、シート・フレーム14内への考えられる組み込みを示すものであり、腰部支持装置は、図2と同様に正面図で示される。腰部支持装置の下端が、固定クリップ5を介してシート・フレーム14に取り付けられる一方で、横ワイヤ12が、自動式またはアクティブ式頭部抑制装置を起動させるためのメカニズム15につながれることが、図3から見て取れる。
図4は、本発明の第2の実施例に従った腰部支持装置の背面図を示すものであり、図1‐3に示された構成部品に対応する構成部品には、同じ参照番号が与えられ、図1‐3に示された実施例との相違点のみが、以下に詳しく説明される。
図4に示された実施例では、突っ張りワイヤは設けられない。さらに、図4に示された実施例は、シート加熱プラグ用のクリップ16を含み、かかるクリップは、プラスチック製で、横向き指状の支持要素6の下部2つと一体で構築される。これらのクリップ16に取り付けられることになるシート加熱プラグは、対応するシート加熱モジュールに接続される。一番下の支持要素6は、対応するケーブルを収容するための手段17を含み、かかるケーブルは、シート加熱プラグをシート加熱モジュールに接続し、このケーブル収容手段17は、特に一番下の支持要素6の凹部の形で、支持要素6によりケーブルが各プラグ・クリップ16に導かれるように構築することができる。また、クリップイン・デバイスまたは同種のその他の物の形の実施例もあり得る。
図5は、シートの、特に自動車シートの、シート・フレーム14内への、図4に示された腰部支持装置の考えられる組み込みを示すものであり、図3の説明を参照することができる。
本発明は、自動車シート用の腰部支持装置で利用することが好ましいが、本発明は、この好ましい適用分野に限定されず、通常、あらゆるタイプのシートで用いることができる。
Claims (24)
- 長さ方向に延びる第1のワイヤ部(1)および長さ方向に延びる第2のワイヤ部(2)と、
プラスチック製の複数の支持要素(6)であって、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)上に射出成型され、該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に該第1及び第2のワイヤ部(1、2)の間を延び、該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に該第1及び第2のワイヤ部(1、2)を越えて指状に突出する支持要素とを含む腰部支持装置。 - 該第1及び第2のワイヤ部(1、2)が、対応するように折り曲げられた単一のワイヤ(4)により形成されることを特徴とする請求項1に記載の腰部支持装置。
- 該折り曲げられたワイヤ(4)に弾力部(3)が組み込まれることを特徴とする請求項2に記載の腰部支持装置。
- 該弾力部(3)が、該ワイヤ(4)の少なくとも一方の折り曲げられた部分により形成されることを特徴とする請求項3に記載の腰部支持装置。
- 該腰部支持装置が、該腰部支持装置をシート・フレーム(14)に固定するための固定手段(5)を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該固定手段が、該折り曲げられたワイヤ(4)の下部上にプラスチックで射出成型されることを特徴とする請求項5及び請求項2‐4のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該腰部支持装置が、シートの詰め物またはシート・カバーを固定するために該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる少なくとも1本のワイヤ(8、10)を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該少なくとも1本のワイヤ(8、10)が、プラスチック製の重ね成型物(9、11)により該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に固定されることを特徴とする請求項7に記載の腰部支持装置。
- 該重ね成型物が、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)からピン状に突出することを特徴とする請求項8に記載の腰部支持装置。
- 該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる少なくとも2本のワイヤ(8、10)が、シートの詰め物またはシート・カバーを固定するために設けられ、該腰部支持装置の上方の第1のワイヤ(8)および該腰部支持装置の下方の第2のワイヤ(10)が、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に取り付けられることを特徴とする請求項7‐9のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる少なくとも1本のワイヤ(12)が、頭部抑制装置の自動起動のために、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に取り付けられることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該腰部支持装置の上方の、頭部抑制装置の自動起動のための該少なくとも1本のワイヤが、プラスチック製の少なくとも1つの重ね成型物により該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に取り付けられることを特徴とする請求項11に記載の腰部支持装置。
- 該少なくとも1つの重ね成型物(13)が、該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に、
該第1のワイヤ部(1)から該第2のワイヤ部(2)に延びることを特徴とする請求項12に記載の腰部支持装置。 - 該少なくとも1本のワイヤ(12)が、頭部抑制装置の自動起動のために、該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に該支持要素(6)を越えて外側に延びることを特徴とする請求項11‐13のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 少なくとも1つの支持要素(6)上で、接続手段(16)にシート加熱プラグが設けられることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- 該接続手段(16)がプラスチック製で、該対応する支持要素(6)と一体で構築されることを特徴とする請求項15に記載の腰部支持装置。
- ケーブル収容手段(17)が、ケーブルを収容するために少なくとも1つの支持要素(6)上に構築されることを特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の腰部支持装置。
- 該第1及び第2のワイヤ部(1、2)上で滑らないようにするために、該支持要素(6)に押し出し部分(7)が設けられることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の腰部支持装置。
- シート・フレーム(14)と、
該シート・フレーム(14)内に組み込まれた、請求項1〜18のいずれか1項に記載の腰部支持装置と、を含むシート。 - 腰部支持装置を製造する方法であって、
概ね該腰部支持装置の縦方向に延びる長さ方向に延びる第1のワイヤ部(1)および第2のワイヤ部(2)を準備するステップと、
プラスチック製の複数の支持要素(6)を該第1及び第2のワイヤ部(1、2)上に射出成型して、該支持要素(6)が該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に該第1及び第2のワイヤ部(1、2)の間を延びて、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)を越えて指状に突出させるステップとを含む方法。 - 該第1及び第2のワイヤ部(1、2)が、該第1及び第2のワイヤ部(1、2)を構築するために単一のワイヤ(4)が折り曲げられることにより設けられることを特徴とする請求項20の方法。
- 該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる少なくとも1本のワイヤ(8、10)が、シート・カバーまたはシートの詰め物を固定するために、プラスチック製の重ね成型物(9、11)により該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に取り付けられることを特徴とする請求項20または21の方法。
- 該腰部支持装置の長さ方向を横切る方向に延びる少なくとも1本のワイヤ(12)が、頭部抑制装置の自動起動のために、プラスチック製の少なくとも1つの重ね成型物(13)により該第1及び第2のワイヤ部(1、2)に取り付けられることを特徴とする請求項20‐22のいずれかの方法。
- 腰部支持装置を製造する方法が請求項1‐18のいずれか1項に従って実行されることを特徴とする請求項20‐23のいずれかの方法。
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