JP2008528133A5

JP2008528133A5 -

Info

Publication number: JP2008528133A5
Application number: JP2007552460A
Authority: JP
Filing date: 2006-01-31
Publication date: 2009-02-19
Anticipated expiration: 2026-01-31

Claims

生殖器腫瘍の診断方法であって、体液サンプル又は組織サンプル中のアファミン含量の測定を特徴とし、サンプル中のアファミン含量が、生殖器腫瘍の無い個人から採取したサンプル中のアファミン含量と比較して減少している場合に腫瘍が診断される、前記診断方法。
腫瘍が精巣腫瘍又は卵巣腫瘍であることを特徴とする、請求項１に記載の診断方法。
腫瘍が胚細胞腫瘍であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の診断方法。
腫瘍が、精上皮腫、非精上皮腫、胎生期精巣腫瘍、奇形腫、卵黄嚢腫瘍又は絨毛癌、及び上記腫瘍の混合型から選択されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の診断方法。
腫瘍が、原発性上皮性卵巣腫瘍、特に嚢胞腺腫、嚢胞腺癌、又はブレンナー腫瘍、原発性間葉性卵巣腫瘍及び混合型腫瘍、特に卵巣線維腫又は腺線維腫、性索腫瘍、特に顆粒膜細胞腫瘍、莢膜細胞腫瘍、アンドロブラストーマ、又はギナンドロブラストーマ、胚細胞腫瘍、特に未分化胚細胞腫、奇形腫、類皮腫、卵巣甲状腺腫、胎芽性癌、多胎芽腫、内胚葉洞腫瘍、又は悪性絨毛上皮腫、転移性に生じた二次性卵巣腫瘍、特に乳癌、胃腸癌、又は子宮体癌由来のもの、並びに上記腫瘍の混合型から選択されることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の診断方法。
腫瘍が、胚細胞由来の精巣腫瘍、特に精上皮腫、精巣芽細胞腫（orchioblastoma）、奇形癌、絨毛癌又は部分的な精上皮腫との混合型腫瘍、inative、又は非胚細胞由来の精巣腫瘍、特に精巣間質の腫瘍、ライディッヒ細胞腫、セルトリ細胞腫、又は顆粒膜細胞腫瘍、及び上記腫瘍の混合型から選択されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載の診断方法。
腫瘍が子宮頚癌であることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載の診断方法。
腫瘍、好ましくは生殖系腫瘍の追加のマーカー、特にα−フェトプロテイン、ヒト絨毛性ゴナドトロピンのβ−サブユニット、乳酸脱水素酵素、上皮成長因子、ＮＥＳ−１、ｉ（１２ｐ）、ＰＡＰ病期分類、扁平上皮癌抗原（ＳＣＣ）、又はこれらの組み合わせをサンプル中で測定することを特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載の診断方法。
追加のマーカーが、ＣＡ１２５、リゾホスファチジン酸（ＬＰＡ）、ＣＡ１３０、又はα−葉酸受容体であることを特徴とする、請求項８に記載の診断方法。
生殖器腫瘍の無い個人から採取したサンプル中のアファミン含量よりも少なくとも１０％少ない場合、好ましくは少なくとも３０％少ない場合、特に少なくとも５０％少ない場合、サンプル中のアファミン含量が減少しているとみなすことを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項に記載の診断方法。
生殖器腫瘍の無い個人から採取したサンプル中のアファミン含量よりも少なくとも２０％少ない場合、好ましくは少なくとも４０％少ない場合、特に少なくとも６０％少ない場合、サンプル中のアファミン含量が減少しているとみなすことを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項に記載の診断方法。
生殖器腫瘍の無い個人が、血清１リットルあたりのアファミン含量が５０〜７０ｍｇ、特に６０ｍｇの健常者であることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の診断方法。
体液サンプル又は組織サンプルが、血液、血清、血漿、脳脊髄液、精液、卵胞液、卵巣、精巣、又は精巣上体から選択されることを特徴とする、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の診断方法。
アファミン含量を抗アファミン抗体、特にモノクローナル抗体で測定することを特徴とする、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の診断方法。
抗体が、検出マーカー、好ましくは発色マーカー、蛍光マーカー、又は放射性マーカーを含むことを特徴とする、請求項１４に記載の診断方法。
生殖器腫瘍を診断するためのアファミン検出手段及び基準アファミンを含む、体液サンプル又は組織サンプル中のアファミン量を測定するためのキット。
請求項１〜１５のいずれか１項に記載の方法に使用することを特徴とする、請求項１６に記載のキット。
標準化量のアファミンを含有することを特徴とする、請求項１６又は１７に記載のキット。