JP2008527428A - 交互位相シフトマスクを修復する方法 - Google Patents

交互位相シフトマスクを修復する方法 Download PDF

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Abstract

アンダーカットエッチングを有するAPSMマスクを修復する方法が開示される。プレート上の欠陥を覆う吸収層、および、プレート上の欠陥の第1の部分が原子間力顕微鏡を用いて除去される。欠陥の第2の部分は、電子ビーム誘起エッチングを用いて除去される。電子ビーム誘起エッチングは、欠陥をエッチングする第1の化学作用を生ずるべく、欠陥の第2の部分の上に第1のガスを導入することと、電子ビームを配置させることとを含む。張出し構造を有する吸収層は、電子ビーム誘起堆積を用いてプレート上に再構築される。プレート上に不透明材料を形成する第2の化学作用を生ずるべくプレート上に第2のガスが導入される。電子ビームは、不透明材料を形成せしめる予め決められた時間プレート上に配置する。一実施例では、エッチングを制御するべく欠陥のプロフィールが測定される。
【選択図】なし

Description

本発明の実施例は、概ねマスク製造分野に関し、より詳しくは、マスク修復方法に関する。
近年位相シフトマスク(PSM)技術が光リソグラフィの限界の拡大をけん引している。通常、フォトマスクは、水晶およびクロムの特徴から成る。光は、透明な水晶領域を通り抜け、不透明なクロム領域で遮られる。光がウェーハにあたるところでは、フォトレジストが露光され、クロム領域は、ウェーハ上の特徴として未露光領域を残し、その後の現像プロセスで除去される。形状およびピッチが縮小するにつれ、投影光学系の解像度がレジスト画像の品質を抑制し始める。透明な水晶領域が密接しているせいで、光の強度は非常に大きく、不透明なクロム領域の下でさえ、エネルギーの二乗に比例する。不透明なクロム領域の下の光は、理想的には垂直であるレジストプロフィールの品質に影響を及ぼす。したがって、位相シフト技術は、強度プロフィール、しかるに、より小さな特徴が印刷できるレジストプロフィールの先鋭化を目指す。
PSM技術は、クロムの吸収層と180度位相シフト水晶板との交互領域を通常用い、ウェーハ上に特徴を形成する交互位相シフト(APS)マスク技術を含む。APSマスクは、光学解像度および映像のコントラストを強調し、ウェーハ印刷のためのリソグラフィプロセスの焦点深度を向上させる。
図1は、システム100を示す。システム100において、光101はAPSマスク102を通り抜け、フォトレジスト104で覆われたウェーハ103に達する。APSマスク102は、水晶板106上にクロムの吸収層の領域105を有する。図1に示すように、光101は、水晶領域107および108を通り抜け、吸収層の領域105で遮られる。水晶領域107および108を通過した光101は、ウェーハ103を覆うフォトレジストの領域110に達する。図1に示すように、光101で露光されるフォトレジストの領域110は、その後、ウェーハ上の特徴としてのフォトレジストの未露光領域104を残し、フォトレジスト現像プロセスにおいて除去される。図1に示すように、領域107における水晶板106の厚みは、光101の0度位相に対応し、領域108における水晶板106の厚みは、光101の180度位相に対応する。領域107および108を通過する光101の位相がそれぞれ0度から180度に変わるとき、ゼロを通過する。光の振幅の二乗に比例する光の強度も同様にゼロを経てウェーハ上に暗く鮮明な線をなす。しかしながら、APS102マスクの領域107および108を透過する光101の強度は、例えば、図1Aに示すような側壁により光101が散乱するため、アンバランスである。APSマスクにおける強度のアンバランスは結果として解像度エラー、位相エラー、ウェーハ上の位置エラーを生じる。
図1Bは、APSマスク121を示す。APSマスク121において、クロムの吸収層125の上にある水晶板126がエッチングされてアンダーカット124ができ、APSマスク121における光122の強度アンバランスを防ぐ。一般的に、等方性ウェットエッチングを用いてアンダーカット124を形成する。図1Bに示すように、アンダーカット124は、吸収層125内に張出し構造を形成する。張出し構造は、吸収層125を支持するのに十分な水晶がないため、吸収層125が剥がれる原因となりうる。特に、0度から180度の位相トレンチの間でアンダーカット124が水晶板126の幅より大きい場合、吸収層125は剥がれる可能性がある。
図2Aから図2Cは、APSマスク200上の様々なタイプの欠陥を示す。図2Aは、水晶のプレート201上にクロムの吸収層202を有するAPSマスク200を示す。図2Aは、トレンチ204の側壁に隣接する水晶の隆起を含む欠陥203を示す。図2Bは、トレンチ204の底部における水晶の隆起を含む欠陥205をもつAPSマスク200を示す。図2Cは、水晶のプレート201上にクロムの吸収層202の欠損部分206を有するAPSマスク200を示す。
現在、APSマスク内でアンダーカットおよび張出し構造を維持する、図2Aおよび2Bに示されるような欠陥203および205を修復するための技術はない。一般的に、欠陥203および205を除去するためには、ガリウムイオンを有する集束イオンビーム(FIB)が用いられる。しかしながら、FIBは、図3Aに示すような、水晶のプレート201におけるトレンチ204の側壁および底部にガリウムのしみ301を生じる。ガリウムのしみは、透過損失の原因となり、APSマスクの補修後処置を必要とする。また、図3Aに示すように、FIBは、上述のAPSマスクにおける光強度のアンバランスを招く吸収層の隆起を取り除いている。
図2Bの欠陥205を除去する他の方法は、原子間力顕微鏡(AFM)チップ302を用いてトレンチ204の底部の欠陥205を機械的に除去する。図3Bに示すように、AFMチップ302は、プレート201におけるトレンチ204の大きさがAFMチップ302より実質的に大きい場合のみ、欠陥205を切除する。また、AFMチップ302がテーパ状なので、トレンチ204の側壁を損傷するか、または、図3Bに示すように、トレンチ204の中まで達して欠陥205を完全に除去できない可能性がある。さらに、FIB同様に、AFMチップは、図3Bに示すように、アンダーカットを破壊している吸収層の張出しを除去する。上述したことすべてがAPSマスク内で光強度のアンバランスを引き起こす。
以下の説明において、特定の材料、化学作用、要素の面積などの数々の具体的な詳細は、本発明の1つまたはそれ以上の実施例を完全に理解すべく記載される。しかしながら、本発明の1つまたはそれ以上の実施例は、それら具体的な詳細がなくとも実施できることは、当業者にとっては明らかである。また、本説明を不必要に曖昧にしないよう、半導体製造プロセス、技術、材料、装置などは、それほど詳しく説明していない。当業者であれば、本願明細書中の説明以上の説明がなくとも適切な機能を実施できるであろう。
本発明の実施例が添付の図面により示されるが、このような実施例は例示に過ぎず、本発明を限定するものではないこと、また、本発明は、記載される特定の構成および配置に限定されるものでないことが理解されるべきであり、当業者であれば、変更が可能である。
明細書中の「一実施例(one embodiment)」、「他の実施例」または「一実施例(an embodiment)」は、実施例に関連して述べられる特定の特徴、構造、または、特性が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。したがって、明細書中を通じていたるところで見られる「一実施例では(one embodiment または an embodiment)」という句は、必ずしもすべてが同じ実施例を指すものではない。さらに、特定の特徴、構造、または、特性は、1つまたはそれ以上の実施例において、任意の適切なやり方で組み合わされてよい。
さらに、単一の開示の特徴の中に発明の側面すべて含まれているわけではない。したがって、詳細な説明に続く特許請求の範囲は、詳細な説明に明確に組み込まれ、各特許請求の範囲は、本発明の個別の実施例として成り立っている。本発明は、いくつかの実施例の観点から説明されているが、当業者であれば、本発明は記載された実施例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内での修正および変更が可能であると理解できよう。このように、本明細書中の記載は、限定ではなく例示として見なされるべきである。
本願明細書においては、光の位相および強度バランスを維持する交互位相シフト(APS)マスクを修復する方法が記載されている。方法は、光強度のバランスをとるエッチングアンダーカット構造を有するマスク上の欠陥を修復する工程を含む。特に、方法は、吸収層(吸収体)を支持するプレートのアンダーカット領域における欠陥を除去する工程と、マスクのプレート上に張出し構造を有する吸収層を再構築する工程とを含む。一実施例では、まず、欠陥を覆う吸収層が原子間力顕微鏡(AFM)チップ、電子ビーム(e−ビーム)またはその組み合わせを用いて除去される。欠陥は、第1の化学反応による電子ビーム誘起エッチングを用いてプレートから除去される。さらに、第2の化学反応による電子ビーム誘起堆積を用いてプレート上に不透明材料を再堆積することにより、該プレート上に張出し構造を有する吸収層が再構築される。一実施例では、プレート上に欠損した吸収体を有する欠陥を修復すべく、不透明材料の電子ビーム誘起堆積が用いられる。一実施例では、マスクのプレート上の欠陥の三次元(3D)プロフィールが欠陥の除去を制御すべく生成される。本願明細書に記載される方法は、マスクを損傷せず、マスクにおける透過損失を生じさせないので、マスクの修復後処置を必要としない。本願明細書中に記載される方法は、実質的に小さい面積および小さい欠陥を有するマスクを修復できる実質的に高い空間分解能を提供する。
図4Aは、本発明の一実施例に従う、プレート402におけるトレンチ403の側壁に隣接する欠陥407を覆う吸収体401を機械的に除去するためにチップ410を用いるAPSマスク400の側面図440である。図4Aに示すように、APSマスク400は、プレート402にエッチングされる隣接するトレンチ403および404を有する。プレート402内の各トレンチ403および404は、図4Aに示すようなプレート402には支持されないトレンチ上に吸収体401の一部を含むアンダーカット(張出し)構造406を有する。張出し構造406は、例えば、トレンチ403および404の側壁からプレート402を透過する光405の散乱を減少させることにより、光405の強度のバランスをとるよう形成される。一実施例では、APSマスク400のプレート402は、光405を透過するいかなる材料であってよく、プレート402上の吸収体401は、光405を遮るいかなる材料であってよい。さらに詳しくは、APSマスク400のプレート402の材料は、水晶、ガラス、またはその任意の組み合わせであってよい。プレート402上の吸収体401は、クロム、窒化タンタル、ケイ化モリブデン、またはそれらの任意の組み合わせであってよい。一実施例では、プレート402を透過しかつ吸収体401を透過しない光405は、超紫外線、紫外線、X線、または、それらの任意の組み合わせであってよい。一実施例では、プレート402上の吸収体401における開口部それぞれの幅411は、ほぼ100nmから500nmの範囲である。プレート402およびトレンチ403を透過する光405の位相がプレート402およびトレンチ404を透過する光405の位相に関し180度ずれているようにトレンチ403の深さはトレンチ404の深さと関係している。一般的に、プレート402を透過した光405の位相(Δθ)の変化は、以下の式に従う、プレート402の材料の屈折率、プレート402にエッチングされたトレンチの深さ、および、光405の波長に依存する。
Δθ〜2π(n−1)d/λ
ここでは、λは、光の波長であり、nは、プレート402の材料の屈折率であり、dは、プレート402にエッチングされたトレンチの深さである。屈折率nは、プレート402の材料、および、光405の波長に依存する。例えば、ステッパからの波長193nmを有する光405では、水晶の屈折率は約1.55である。一実施例では、トレンチ403および404のそれぞれの深さは、上記の式に従い計算されてよい。各アンダーカット構造406は、トレンチの側壁からそれぞれの吸収体のエッジまで測定された長さ413を有する。一実施例では、アンダーカット構造406のそれぞれの長さ413は、約20nmから150nmの範囲である。より詳しくは、各アンダーカット構造406の長さ413は、30nmから60nmの範囲であってよい。APSマスク400のトレンチ403および404とアンダーカット構造406とは、マスク製造における当業者にとり既知の技術の一つを用い、ウェットエッチング、ドライエッチング、または、その組み合わせにより形成されてよい。一実施例では、水晶のプレート402におけるクロムの吸収体401の厚み414は、ほぼ50nmから150nmの範囲である。一実施例では、クロムの吸収体401の下の水晶のプレート402上の欠陥403は、マスク製造プロセスおよびリソグラフィウェーハ印刷必要条件に依存する、ほぼ20nmから数百ナノメートルの範囲の大きさ、例えば20nmから900nmの大きさを有する水晶隆起であってよい。
さらに、吸収体401は、チップ410を用いて吸収体401を貫通し欠陥407に至るまで機械的に切断される。吸収体401を貫通した切断の後、チップ410の側壁がトレンチ403の側壁と接触するまで、チップ410は欠陥407をさらに切り進めていく。一実施例では、水晶のプレート402上の欠陥407を覆うクロムの吸収体401を切断するチップ410は、原子間力顕微鏡(AFM)のチップである。AFMは、チップによりもたらされる高さ情報に基づき切断する厚みを制御し、また、AFMのエレクトロニクスを制御するためのスキャンツールとして使用できる。チップ410の消耗を最小限にすべく、毎秒約1ミクロンのスキャン速度を用いてよい。AFMチップのパス(送り)ごとに、吸収体401は約1nmずつ切断される。一実施例では、欠陥407を覆う約50nmから100nmの範囲の厚みを有するクロムの吸収体401を除去すべく、原子間力顕微鏡チップは、吸収体401の上を約100から150歩送られてよい。一実施例では。吸収体401の部分412がプレート402の上部432の一部から除去されることにより、その後プロセス中に吸収体を再構築する十分なスペースが提供され得る。より詳しくは、プレートにより支持される部分412は、約10nmから50nmの範囲内であってよい。
吸収体401の除去後、チップ410は、欠陥407を予め決められた深さまで切り進めていくことにより、欠陥407を覆う吸収体401が完全に除去されることを確実にする。一実施例では、チップ410が水晶の欠陥407をほぼ3nmから15nmの範囲である予め決められた深さまで切断してよい。一実施例では、チップ410は、フロリダ州デルレイビーチにあるRAVE社製の機械加工装置であるAFMの650nmおよび1300nmのチップであってよく、吸収体401および欠陥407の一部を機械的に切断することができる。
次に、吸収体401および欠陥407の一部を機械的に切断した結果生じ得る残骸415が除去される。残骸415は、AFMチップのパス間で除去されてよく、その後、吸収体401および欠陥407の一部の切断を終了する。残骸415の除去は、APSマスク400の表面から残骸415をまず離し、その後APSマスク400から残骸をクリーングすることにより為し得る。一実施例では、APSマスク400の表面から残骸415を除去することは、ガスの流れを利用することにより実行されてよい。一実施例では、ドライアイス粒子を含む臨界状態における炭酸ガスが吸収体401および欠陥407の一部を切断した結果生じる残骸を除去するために用いられる。
図4Bは、本発明の他の実施例に従う、プレート402の欠陥407を覆う吸収体401を除去するために電子ビーム420を用いるAPSマスク400の側面図441である。欠陥407を覆う吸収体401を除去する工程は、吸収体401をエッチングすることにより実行される。ここでのエッチングは、図4Bに示すような電子ビーム420により誘発されるエッチングである。電子ビーム420の近くに前駆ガス430が投与される。図4Bに示すように、電子ビーム420は、エッチングされるべき吸収体401の一部431に集中する。電子ビーム420は、吸収体401の部分431をエッチングする化学反応を誘発させる。エッチングは、前駆ガス430と吸収体401の材料との間で結果として揮発性生成物を生じる化学反応によって為し得る。一実施例においては、吸収体401の部分431をエッチングする前駆ガス430は、酸素を含む。他の実施例においては、部分431をエッチングする前駆ガス430は、塩素を含む。一実施例では、部分431をエッチングする前駆ガス430は、酸素、塩素、例えばXeF(2フッ化キセノン)などのフッ素含有ガス、または、それらの組み合わせである。ここでは、吸収体401は、窒化タンタル、クロム、ケイ化モリブデン、または、それらの組み合わせである。
チップ410による吸収体401の機械的切断に対する電子ビーム420による吸収体401のエッチング選択は、プレート402の材料に関する吸収体401の材料の除去選択度に依存する。プレート402の材料に対する吸収体401の材料の除去選択度がより高いということは、除去プロセスのスピードがプレート402と吸収体401との間の界面で実質的に落ちるよう、吸収体401がプレート402の材料より実質的に早く除去されることを意味する。AFMチップに対する電子ビームの使用も、吸収体を除去する間の基板への最少の損傷に基づいて決定される。一実施例では、水晶のプレート402における欠陥407の上の窒化タンタルの吸収体401は、電子ビーム420を用いて除去される。他の実施例では、水晶のプレート402における欠陥407の上のクロムの吸収体401は、チップ410による機械的切断により除去される。
一実施例では、電子ビームの使用に先立ち、APSマスク400の表面から炭化水素が除去される。炭化水素が除去されるのは、その後、欠陥407のエッチングを防ぐ炭素分子を生成するプロセスにおいて電子ビームにより活性化されるからである。APSマスク400の表面から炭化水素を除去するには、炭化水素の量に従い、酸を用いたウェットクリーニング、オゾンを用いたドライクリーニング、または、それらの組み合わせを用いることができる。一実施例では、APSマスク400の表面は、96%の硫酸で約10分間クリーニングした後、オゾンにより約4から5分クリーニングする。炭化水素を表面からクリーニングする技術は、マスク製造の当業者にとり既知である。次に、APSマスク400のプレート402の上の欠陥407が電子ビーム誘起エッチングにより除去される。
図4Cは、発明の一実施例に従う、プレート402におけるトレンチ403の側壁に隣接する欠陥407を除去するために電子ビーム420が用いられる、APSマスク400の側面図442である。欠陥407の上の電子ビーム420近くに前駆ガス421が投与される。図4Cに示すように、電子ビーム420は、エッチングされるべき欠陥407の一部に集中する。電子ビーム420は、欠陥407をエッチングする化学反応を誘発する。エッチングは、結果として揮発性生成物を生じる前駆ガス421と欠陥407の材料との間の化学反応により為し得る。一実施例では、図4Aを参照して上述したように、チップ410を用いて欠陥407の第1の部分を除去した後、欠陥407の第2の部分が電子ビーム420を用いて除去される。他の実施例では、図4Bを参照して上述したように、欠陥407の上の吸収体401がガス430を伴う電子ビーム420より除去された後、欠陥407は、電子ビーム420を用いて除去される。
図5は、本発明の一実施例に従う、欠陥の電子ビーム誘起エッチングの概略図500である。前駆ガス501は、集束電子ビーム503近くのノズル502を介し導入される。一実施例では、ノズル502における前駆ガス421の圧力は、電子ビーム503の機能性を維持すべく制御される。前駆ガス分子504は、欠陥505の表面で吸着され、電子ビーム503により化学反応が誘発される。図5に示すように、欠陥505の表面にあたる電子ビーム503の一次電子は、二次電子放出507を生じる。二次電子放出507は、欠陥505の表面で吸着された分子504からイオンおよびラジカル508を生成する。二次電子放出507により生成されたイオンおよびラジカル508は、欠陥505の材料の原子および分子を含む揮発性生成物506を形成する化学反応により欠陥505の表面をエッチングする第1の化学作用を生じる。
図4Cに戻り、一実施例では、水晶の隆起の欠陥407をエッチングすべく、例えば2フッ化キセノン(XeF)を含むフッ素(F)を含む前駆ガス421が使用される。電子ビーム420の電圧は、エッチング表面の荷電を制限すべく選択される。一実施例では、欠陥407の表面から約1の総電子収率を提供するための、欠陥407をエッチングする電子ビーム420の電圧は約0.8キロボルト(kV)から1.5kVの範囲内にあり、電子ビームの半径は、約2nmから6nmの範囲内にある。より詳しくは、APSマスク400のプレート402における水晶の隆起の欠陥407を除去する電子ビーム430の直径は、約5nmであり、電子ビームの電圧は、約1kVである。欠陥407を除去すべく、電子ビーム420は、エッチングされるべき欠陥407の一部の上に予め決められた時間配置され、その後、ラスタスキャンまたは蛇行スキャンを実行して欠陥407の上を直線に沿って予め決められた歩幅だけ次のポイントへ移動し、結果として欠陥全体を電子ビームスキャンする。電子ビームのラスタスキャンおよび蛇行スキャン技術は、マスク製造の当業者にとって既知である。1フレーム(ループ)は、全欠陥にわたる電子ビーム420のシングルスキャン(パス)に対応する。次に、全欠陥407がAPSマスク400のプレート402からエッチングにより取り除かれるまで、欠陥の一部の上に電子ビーム420を配置することと、電子ビーム420を予め決められた歩幅移動することとが継続的に繰り返される。一実施例では、各ラインスキャン間の時間(ラインリフレッシュ時間)、および、各フレームスキャン間の時間(フレームリフレッシュ時間)は、欠陥407の表面に前駆ガス421の分子を吸着させるのに十分の長さである。より詳しくは、約20nmから100nmの大きさを有する水晶の欠陥407をエッチングするためのラインリフレッシュ時間およびフレームリフレッシュ時間は、それぞれ100マイクロ秒(μ秒)より長い。一般的には、ループが長いほど、フレームリフレッシュ時間は短くなる。一実施例では、電子ビーム420を移動させるための予め決められた歩幅は、予め決められた歩幅を定義する隣接する画素同士が重複しないように欠陥407上で次のポイントに移動する。より詳しくは、欠陥407上において電子ビーム420を次のポイントに移動する予め決められた歩幅は、ほぼ2nmから10nmの範囲内にある。各画素の大きさは、電子ビーム420が配置する時間内にエッチングする欠陥407の部分に対応する。欠陥407上の電子ビーム420のスキャンを制御するパラメータは、欠陥の大きさに依存する。一実施例では、欠陥407の電子ビーム誘起エッチングを実行する前に、欠陥407の三次元プロフィールが生成されてよい。一実施例では、欠陥407のプロフィールは、AFMに基づくシステムを用いて生成されてよい。
図6は、本発明の一実施例に従う、マスクのプレートにおける欠陥の三次元プロフィールを測定するAFMに基づくシステムのブロック図600である。図6に示すように、AFMのチップ601は、欠陥602の表面をマッピングすべく、マスク604のプレート603上の欠陥602の表面上をスキャンする。図6に示すように、一実施例では、スキャナ605は、チップ601を欠陥602の表面上で2つの水平方向X、Y、および、1つの垂直方向Zに移動させる。他の実施例では、チップ601は静止し、マスク604がその下でスキャンされてもよい。図6に示すような運動センサ606がチップ601に結合される。運動センサ606は、通常は固体中の原子間力の範囲内である、チップ601と欠陥602の表面との間の力を検知する。運動センサ606は、力の定数を保持すべく、スキャナ605に訂正信号を供給する。図6に示すように、コントローラエレクトロニクス607は、コンピュータ608、スキャナ605、および、運動センサ606の間の接続を提供する。コントローラエレクトロニクス607は、スキャナ605を制御する電圧を供給し、運動センサ606から信号を受け入れ、欠陥602の表面とチップ601との間の力を一定に保つためのフィードバックコントロールシステムを含む。図6に示すように、コンピュータ608は、コントローラエレクトロニクス607および運動センサ606に結合されることによりシステム600を駆動し、マスク604のプレート603上の欠陥602の三次元プロフィールを生成するデータを処理し、表示し、かつ、分析する。
他の実施例では、欠陥407のX−Y画像は、電子または光学顕微鏡を用いて得られ、欠陥の高さは、原子間力顕微鏡を用いて得られる。
図4Cに戻り、欠陥407をエッチングする電子ビーム420のパラメータは、欠陥のプロフィール、例えば、図6を参照して上述したAFMに基づく技術により生成される三次元プロフィールを用いて定義されてよい。欠陥407の一部のエッチングを誘発する電子ビーム420により提供される電子の線量は、電子ビーム420の累積配置時間と電子ビーム420の電流との積として定義される。電子ビームにおいて同じ線量の電子を生成すべく、配置時間が長いほど、補償される電流は小さくなり得る。一般的には、電子ビームの電流が小さいほど電子ビーム全体をよく制御でき、結果として、電子ビームの直径はより小さくなる。欠陥407の一部の上に電子ビーム420が配置される時間は、欠陥407の一部の高さに依存し、エッチングの深さを制御するのに用いることができる。一実施例では、ほぼ20nmから100nmの範囲内の大きさを有する水晶の欠陥403をエッチングすべく電子ビーム420のソースに供給される電流は、ほぼ15ピコアンペア(pA)から40pAの範囲内であり、配置時間は、ほぼ1ミクロン秒から10ミクロン秒の範囲内である。一実施例では、配置時間と欠陥の大きさとを関連付けるべく修復ボックスが用いられてよい。各修復ボックスは、先に述べたような方法の1つにより生成される欠陥407の三次元プロフィール(マップ)から導出され得る欠陥407の一部の大きさに対応する面積を有する。一実施例では、APSマスク400上の異なるタイプの欠陥に対し、異なる修復ボックスが生成される。対象の大きさを定義する修復ボックスの生成は、顕微鏡画像マッピングの当業者にとっては既知の技術である。一実施例では、APSマスク400のプレート402における欠陥407の電子ビーム誘起エッチングを実行すべく、例えば、ドイツのNaWoTec−Carl Zeiss製のMeRiT MG(登録商標)電子ビームシステムなどの任意の走査電子顕微鏡(SEM)に基づく電子ビーム装置を用いてよい。次に、張出し構造を有する吸収層(吸収体)は、APSマスク400のプレート402上に再構築される。
図4Dは、本発明の一実施例に従う、プレート402の上に張出し構造425を有する吸収体423を再構築するために電子ビーム420が用いられる、APSマスク400の側面図443である。図4Dに示すように、吸収体401に隣接するプレート402の表面424上の電子ビーム420の近くに前駆ガス422が投与される。図4Dに示すように、プレート402の表面424上に電子ビーム420を集束させることにより、プレート402に材料が堆積される。一実施例では、電子ビーム420を用いるプレート402の表面2424に堆積される材料は、APSマスク400をクリーニンする間保護されているいかなる不透明材料であってよい。一実施例では、電子ビーム420を用いるプレート402の表面424に堆積される材料は、X線、超紫外線(EUV)、紫外線(UV)、または、それらの組み合わせである放射線を透過しないいかなる材料であってよい。他の実施例では、張出し構造425を有する吸収体423は、集束イオンビーム(FIB)を用いてプレート402の表面424上に堆積される。
図7は、本発明の一実施例に従う、電子ビーム誘起堆積を用いたAPSマスクのプレート上への張出し構造を有する吸収層の堆積700を示す概略図である。前駆ガス701は、集束電子ビーム703近くのノズル702を介し導入される。図7に示すように、プレート705の表面に導入された前駆ガス701の分子704は、プレート705における吸収体層708の材料の分子および原子を堆積させ、残留ガス706を生ずる電子ビーム703の一次電子により分解される。
図4Dに戻り、一実施例では、吸収体423を堆積すべく、金属を含む前駆ガス422が用いられてよい。他の実施例では、前駆ガス422は、炭素を含む。さらに他の実施例では、前駆ガス422は、金属、例えば炭化水素などの炭素、および、その組み合わせを含んでよい。一実施例では、吸収体423を堆積させる前駆ガス422は、例えば、メチルシクロペンタジエニル白金(CH)Pt(CHなどのPt−CHを含む。電子ビーム420は、Pt−CHの前駆ガスをH、CHxフラグメントおよび白金−炭素化合物に解離せしめる。電子ビーム420により誘発される解離の結果として、水素ガス(H)および他の揮発性副産物が表面424から消滅し、白金−炭素、および、他の炭素化合物である不揮発性副産物がプレート402の表面424に堆積する。他の実施例では、吸収体423を堆積させる前駆ガス422は、例えば、W(CO)、WF、メタン、などのタングステンカルボニル、または、それらの組み合わせを含む。一実施例では、表面424に張出し構造425を有する吸収体423は、光を完全に遮るのに十分な厚みを有する。一実施例では、表面424上に張出し構造425を有する吸収体423の厚みは、ほぼ100nmから500nmの範囲内にある。電子ビーム420の電圧は、マスク402の表面の荷電を制限するのに用いられる。一実施例では、吸収体423を堆積する電子ビーム420の電圧は、ほぼ0.8キロボルト(kV)から1.5kVの範囲内にあり、より詳しくは、約1kVである。一実施例では、マスク402が小さい荷電を有する、例えば、コンタクト層マスクであれば、電子ビーム420の電圧は、少なくとも1kVである。一般的には、電子ビーム420の電圧が高いほど高い分解能が提供される。電子ビーム420は、予め決められた時間プレート402の表面424の上に配置され、それから、プレート402の表面424の上にある次のポイントへと画素間隔により定義される予め決められた歩幅だけ移動する。予め決められた厚みを有する吸収層423が表面424に形成されるまで、電子ビーム420の配置と移動とが継続的に繰り返される。一実施例においては、吸収体423の張出し構造425は、プレート402の表面424により支持されない。電子ビーム420の配置および移動は、欠陥407のエッチングに関し前述したようなラスタスキャン技術、または、蛇行スキャン技術を用いて実行してよい。一実施例では、張出し構造425を有する吸収体423の堆積に対する電子ビーム420のフレームリフレッシュ時間は、エッチングのフレームリフレッシュ時間より短い。一実施例では、電子ビーム420の予め決められた配置時間は、十分長く、表面424に沿い1つのポイントから次のポイントへと電子ビーム420が移動する予め決められた歩幅は、不透明材料を形成すべく表面424に堆積される分子の化学結合をもたらすに十分な小ささである。さらに詳しくは、表面424の1つのポイント上に電子ビーム420が配置される予め決められた時間は、ほぼ1ミクロン秒から10ミクロン秒の範囲内であり、表面424に沿い1つのポイントから次のポイントへと電子ビーム420が移動する予め決められた歩幅は、ほぼ1nmから10nmの範囲内である。一実施例では、APSマスク400は、入射する電子ビームに対し任意の角度で配置されることにより、吸収体423は、APSマスク400の表面424に対しいずれの角度および向きで形成されてもよい。一実施例では、表面424上に堆積される吸収体423の張出し構造425は、1ミクロンメートルまでの長さであってよい。さらに詳しくは、表面424に堆積する吸収体423の張出し構造425の長さは、ほぼ10nmから150nmの範囲内であってよい。
図8は、本発明の他の実施例に従う、プレート402内のトレンチ703および704の両側に張出し構造702を有する、失われた吸収体701を再構築するために電子ビーム420が用いられる、APSマスク400の側面図800である。
張出し構造702を有する失われた吸収体701は、電子ビーム420を用いて再構築される。失われた吸収体701の再構築は、図4Dを参照して前述したプロセスを用い、光を遮断する予め決められた厚みを有する不透明材料の電子ビーム誘起堆積により達成される。
他の実施例では、上述の方法は、マスク内の様々なタイプの欠陥を修復するために用いられ得る。欠陥は、マスクの様々な場所、例えば、張出しの下、プレートのくし状部の底、基板のくし状部の端、あるいは、それらの組み合わせにおけるマスクの失われた吸収体、不要な吸収体、基板(プレート)の欠陥を含む。他の実施例では、上述の方法は、様々な用途のマスク、例えば、超紫外線(EUV)マスク、電子投影リソグラフィ(EPL)マスク、低エネルギーEPL(LEEPL)マスク、インプリントリソグラフィマスク、または、そのいずれかの組み合わせを修復するために用いられる。
本発明が、添付の図面によって例示されるがこれに限定されない。同様の参照符号は同様の構成要素を示す。
光がAPSマスクを通過してウェーハに到達する典型的な従来技術のシステムを示す。 APSマスクにおける様々な従来技術の欠陥のタイプを示す。 APSマスク上の欠陥を除去する従来技術の方法を示す。 本発明の一実施例に従う、欠陥を覆う吸収体を機械的に除去するためにチップを用いるAPSマスクの側面図である。 本発明の一実施例に従う、欠陥を覆う吸収体を機械的に除去するために電子ビームを用いるAPSマスクの側面図である。 本発明の一実施例に従う、欠陥を除去するために電子ビームを用いる図4Aおよび4Bに類似した図である。 本発明の一実施例に従う、張出し構造を有する吸収体を再構築するために電子ビームを用いる、図4Cと類似した図である。 本発明の一実施例に従う、APSマスクのプレートにおける欠陥の電子ビーム誘起エッチングを示す。 本発明の一実施例に従う、APSマスクのプレートにおける欠陥の三次元プロフィールを測定するAFMに基づくシステムのブロック図である。 本発明の一実施例に従う、電子ビーム誘起堆積を用いてAPSマスクのプレート上への張出し構造を有する吸収層の堆積を示す図である。 本発明の他の実施例に従う、張出し構造を有する失われた吸収体を再構築するために電子ビームを用いるAPSマスクの側面図である。

Claims (35)

  1. マスクを補修する方法であって、
    プレートの欠陥上の吸収層を除去する工程と、
    電子ビームを用い、前記プレート上の欠陥を除去する工程と、
    前記プレート上に張出し構造を有する前記吸収層を再構築する工程と、
    を含む方法。
  2. 前記吸収層を除去する工程は、原子間力顕微鏡のチップを用い、前記吸収層を前記プレートに至るまで切断することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記吸収層を除去する工程は、電子ビーム誘起エッチングすることを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記欠陥を除去する工程は、
    前記欠陥の第1の部分を切断する工程と、
    前記欠陥の第2の部分を第1の化学反応によりエッチングする工程であって、該エッチングは、前記電子ビームにより誘起される工程と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記プレート上の欠陥は、水晶を含み、前記第1の化学反応は、フッ素を含むガスを用いて生じる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記プレート上の欠陥を除去する工程を制御すべく、前記プレート上の欠陥のプロフィールを生成する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記吸収層を再構築する工程は、第2の化学反応を用いて前記プレート上に材料を堆積させることを含み、該堆積は、電子ビームにより誘起される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の化学反応は、金属炭水化物を含むガスを用いて生じる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記材料は放射線を通さず、該放射線は、X線、超紫外線、紫外線、および、そのいずれかの組み合わせからなるグループから選択される、請求項7に記載の方法。
  10. 前記張出し構造は、ほぼ20nmから150nmの範囲の長さを有する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記吸収層は、ほぼ50nmから100nmの範囲の厚みを有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記吸収層は、クロムを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記吸収層は、窒化タンタルを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 位相シフトマスクを補修する方法であって、
    プレートにおける欠陥上の吸収層を除去する工程と、
    前記プレートにおける欠陥のプロフィールを測定する工程と、
    前記プレートにおける欠陥を電子ビームを用いてエッチングする工程であって、該エッチングを制御すべく前記プロフィールを利用する工程と、
    を含む方法。
  15. 前記電子ビームを用い、張出し構造を有する前記吸収層を前記プレート上に再構築する工程をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記吸収層を除去する工程は、原子間力顕微鏡のチップを用い、前記吸収層を前記プレートに至るまで切断することを含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記吸収層を除去する工程は、電子ビーム誘起エッチングを含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記欠陥のプロフィールを測定する工程は、
    前記原子間力顕微鏡チップを用い、前記欠陥の高さを測定することと、
    前記プレート上の欠陥の一部の大きさに対応する面積を有する修復ボックスを生成することと、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記プレート上の欠陥をエッチングする工程は、
    前記欠陥のプロフィールにより定義された予め決められた期間、前記プレート上の欠陥の一部の上に電子ビームを配置することと、
    前記欠陥に沿い、前記電子ビームをスキャンすることと、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記電子ビームをスキャンすることは、ラスタスキャンの実行を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記電子ビームをスキャンすることは、蛇行スキャンの実行を含む、請求項19に記載の方法。
  22. 炭素を含む1つまたはそれ以上の材料を除去すべく、前記電子ビームを用いて前記欠陥をエッチングする前に、前記プレートの表面をクリーニングする工程をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  23. 交互位相シフトマスクを修復する方法であって、
    前記プレート上の欠陥を覆う吸収層を機械的に除去する工程と、
    前記プレート上の前記欠陥の第1の部分を機械的に除去する工程と、
    前記プレート上の前記欠陥の第2の部分をエッチングする工程であって、該エッチングは、電子ビームにより誘起される工程と、
    前記プレート上に張出し構造を有する前記吸収層を再堆積させる工程であって、該再堆積は、電子ビームにより誘起される工程と、
    を含む方法。
  24. ガスを用いて前記プレートの表面から残骸を除去する工程をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記欠陥の前記第2の部分をエッチングする前に前記プレートの前記表面をクリーニングして炭化水素を除去する工程をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  26. 前記欠陥の前記第2の部分をエッチングする工程は、
    前記欠陥をエッチングする第1の化学反応を生じさせるべく、前記プレートの前記欠陥の前記第2の部分全体に第1のガスを導入することと、
    前記プレート上の前記欠陥の前記第2の部分の上に前記電子ビームを第1の予め決められた時間配置することと、
    前記欠陥の前記第2の部分の前記表面に沿い、前記電子ビームを第1の予め決められた歩幅だけ前記欠陥の前記第2の部分の前記表面上の次のポイントに移動させることと、
    を含む請求項23に記載の方法。
  27. 前記電子ビームの配置と前記電子ビームの移動とは前記欠陥の前記第2の部分が除去されるまで継続的に繰り返される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記電子ビームを配置する前記第1の予め決められた時間は、前記プレート上の前記欠陥の前記第2の部分をエッチングする前記第1の化学反応に対し十分な時間である、請求項26に記載の方法。
  29. 前記第1の予め決められた時間は、約1マイクロ秒から約10マイクロ秒である、請求項28に記載の方法。
  30. 前記プレート上の前記欠陥の前記第2の部分は、水晶を含み、前記第1のガスは、フッ素を含む、請求項26に記載の方法。
  31. 前記張出し構造を有する吸収層を再堆積する工程は、
    第2の化学反応を生じさせるべく前記プレート全体に第2のガスを導入することと、
    前記第2のガスの第2の化学反応から前記プレート上への不透明材料の形成を誘発すべく、前記プレート全体に前記電子ビームを第2の予め決められた時間配置することと、
    前記電子ビームを第2の予め決められた歩幅だけ移動させることと、
    を含む、請求項23に記載の方法。
  32. 前記電子ビームを配置すること、および、該電子ビームを移動させることは、前記プレート上に前記張出し構造を有する前記不透明材料が形成されるまで継続的に繰り返される、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第2のガスは、有機金属化合物、炭化水素、カルボニル、フッ化物、または、そのいずれかの組み合わせを含む、請求項31に記載の方法。
  34. 前記張出し構造を有する前記吸収層の分子を化学的に結合させるのに、前記電子ビームを配置する前記第2の予め決められた時間は十分な長さであり、前記電子ビームを移動させる前記第2の予め決められた歩幅は十分小さい、請求項31に記載の方法。
  35. 前記電子ビームを配置する前記第2の予め決められた時間は、約1ミクロン秒から約10ミクロン秒であり、前記第2の予め決められた歩幅は、約1ナノメートルから10ナノメートルである、請求項34に記載の方法。
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