JP2008526917A5

JP2008526917A5 -

Info

Publication number: JP2008526917A5
Application number: JP2007550779A
Authority: JP
Filing date: 2006-01-02
Publication date: 2009-02-26

Claims

唯一の活性物質としての式1の化合物

(式中、X^-は、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、メタンスルホン酸イオン、硝酸イオン、マレイン酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、フマル酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、コハク酸イオン、安息香酸イオン及びp-トルエンスルホン酸イオンの中から選択されるアニオンを意味する)、
溶媒としてのエタノール又はエタノール及び水の混合物、少なくとも1種の薬理学的に許容される酸、及び任意に他の薬理学的に許容される賦形剤及び/又は錯化剤を含有する、吸入用医薬品。
式中、X^-が塩素イオン、臭素イオン、4-トルエンスルホン酸イオン及びメタンスルホン酸イオンの中から選択される、少なくとも1種の式1の化合物を含有する、請求項１記載の医薬品。
エタノール及び水の混合物を溶媒として含有し、これらの混合物におけるエタノールの質量%が5〜99%の範囲である、請求項１又は２記載の医薬品。
エタノール及び水の混合物を溶媒として含有し、これらの混合物におけるエタノールの質量%が10〜96%の範囲である、請求項１〜３のいずれか１項に記載の医薬品。
薬理学的に許容される酸が、無機酸である塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸及びリン酸の中から選択されるか、又は有機酸であるアスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、コハク酸、フマル酸、酢酸、蟻酸及びプロピオン酸の中から選択される、請求項１〜４のいずれか１項に記載の医薬品。
2.5〜6.5のpHを有する、請求項１〜５のいずれか１項に記載の医薬品。
式1'のカチオン

の含有量が、100mLの溶液当たり0.1〜1150mgである、請求項１〜６のいずれか１項に記載の医薬品。
さらなる成分として錯化剤を含有する、請求項１〜７のいずれか１項に記載の医薬品。
錯化剤の含有量が、100mLの溶液当たり0.1〜3mgである、請求項１〜８のいずれか１項に記載の医薬品。
賦形剤として塩化ベンズアルコニウムを含有する、請求項１〜９のいずれか１項に記載の医薬品。
塩化ベンズアルコニウムの含有量が、100mLの溶液当たり1〜50mgである、請求項１０記載の医薬品。
呼吸器疾患の治療のための医薬組成物を調製するための、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の医薬品の使用。
経口又は経鼻ルートの吸入によって投薬される、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の医薬品。
請求項１〜１１及び１３のいずれか１項に記載の医薬品、及びこの医薬品を噴霧するのに適した吸入器からなる、吸入キット。