JP2008524994A - リールユニット用の釣糸ガイドおよびこの種の釣糸ガイドを備えるリールユニット - Google Patents
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Abstract
【選択図】図3
Description
通常は、リールユニットは、直立して、すなわち竿の上に取り付けられる。スプールの手動作動用のクランクが、筐体の右側にある。この設計は、元々米国から取り入れられたものであり、そこでは多数の左ききが、左手で竿を保持して、右手でクランクを回すからである。右手で竿を保持して左手でクランクを回したい右ききにとってこの設計は、不適当である。直立して取り付けられるリールについては、クランクは筐体の左側になければならないだろう。したがって、異なる種類のリールユニットが、左ききと右ききに対して必要である。もしリールユニットが、懸架されて、すなわち竿の下に取り付けられることになっているならば、同じことがあてはまる。この場合、異なる種類が、同様に左ききおよび右きき用に必要である。釣糸ガイドの設計に起因して、リールの直立した取付けを目的とする種類の釣糸ガイドを、懸架した取付けに使用することは、可能でない。むしろ、釣糸ガイドの変更あるいは釣糸ガイドの改作が、この場合必要である。
釣糸ガイドを備えた公知のリールユニットの1つの欠点は、例えば切れた釣り糸を修復した後に、釣糸ガイドが、概して釣り糸を巻上げるための最適あるいは正しい位置にないことであり、すなわち、例えば、それはスプール上に巻付けられる釣糸の最後の巻線に関して軸方向にオフセットされ、そのため、ぴったりと隣接する巻取りを有するいくつかの層の、スプールからの釣糸の適切な繰出しは、もはや可能でなく、あるいは、釣糸を修理した後に釣り糸を完全に繰出し、かつ完全に巻き直すことによってだけ可能である。スプールに斜めに巻付けられるこの種の釣糸は釣糸ガイドに莫大な横荷重をかけ、それは釣糸に早まった摩耗を引き起こす。
本発明の釣糸ガイドにおいて、キャリッジガイドが、軸状案内シャフトとして構成され、および、対応するキャリッジ要素が、軸状案内シャフト上で案内するための雌ねじを有する内部に歯車を付けたガイド溝を備えている。有利には、リールに機能的に連結されることができる歯車機構が軸状案内シャフトを振動回転運動にかけ、この振動回転運動は、リールユニットのクランクを作動させると、スプール上に釣糸を巻付け、および繰出すためのスプール軸と平行して、釣糸小穴を備えるキャリッジ要素を周期的に前後に移動させる。本発明に従う釣糸ガイドの構成は、したがって、対応するリールユニットのスプールあるいはリール上への/からの釣糸の極めて均一な巻取り/繰出しを可能にする。本発明に従う釣糸ガイドは水密に設計されることができ、かつエラーを起こしやすいウォームシャフトを置換する。
本発明に従う釣糸ガイドは、また、リールユニット、特に、全ての種類のマルチプライングリール、特にまた、左ききあるいは右きき用のこの種のリールユニットにも適している。
本発明の別の実施例は、従属する請求項の主題である。
リールユニット2は、公知の方法で実質的にスプール4から成り、それは釣り糸3を巻付けて、繰出すためのスプール筐体5の2つの要素5.1、5.2間のスプール軸上の軸受に回転可能に取り付けられる。リール4は、リール筐体5の筐体セクション5.1の外側のクランク6によって、および、この筐体セクション5.1内に位置する描写されていない歯車装置あるいは逆転装置ユニットによって作動することができる。
2つの筐体セクション5.1、5.2の間に、スプール軸SAに平行して、および後者から並置して、釣糸ガイド7が設けられ、それはキャリッジガイド8上に釣糸小穴10を有するキャリッジ要素9を備え、それはキャリッジ9と共に、釣り糸3の最適巻取りのためにキャリッジガイド8に沿ってリール4の回転運動によって前後に移動する。さらに、キャリッジ要素9はガイドレール11に連結され、それによって、釣糸小穴10とスプール軸SAとの間の距離が一定に保たれ、したがって、キャリッジガイド8上のキャリッジ要素9のねじれを防ぐ。
キャリッジガイド8は、例えば大きいピッチを有するねじ切りされたスピンドルとして設計されて、キャリッジ要素9の雌ねじ12によって、ガイド溝13内に導かれる。さらに、キャリッジ要素9はガイドレール11を導くためのボア穴14を備える。ガイド溝13のおよびボア穴14の長手方向の軸が、釣糸小穴10の長手方向の軸に対して垂直に延伸し、および、好ましい実施態様において、ガイド溝13のおよびボア穴14の長手方向の軸は、1つの面内にある。
好ましい実施態様において、ねじ棒として構成されるキャリッジガイドあるいは案内シャフト8は2つの筐体セクション5.1、5.2の間に締着され、そして、案内シャフト8の一端に設けられる案内歯車15によって平歯車16と機能的に連結される。平歯車16は、例えば2つの筐体セクション5.1の1つに設けられ、および、案内歯車15を作動させるための円形ディスク状の平歯車16の縁に設けられたいくつかのギヤ歯16.1を備える。
加えて、平歯車16は1つの第1および第2のほぼ矩形の凹部17.1、17.2を備え、振り子板19の1つの第1および第2の軸受要素18.1、18.2が、取り付けられるとそれに係合する。また、軸受ボア20が回転軸あるいはスプール軸SA上の回転可能な取付けのために平歯車16の中心に設けられ、したがって、例えば平歯車16の駆動歯16.1に連結される案内歯車15を通して軸状案内シャフト8を駆動する。このために、平歯車16は、スプール軸上で振り子のような、例えば四半分円形の回転を、時計回りに、および反時計回りに交互に実行する。
これらの振り子のような交互の回転運動は振り子板19を通して生成されて、振り子板19から平歯車16に、平歯車の第1および第2の凹部17.1、17.2に係合する、第1および第2の軸受要素18.1、18.2を通して伝達される。第1および第2の軸受要素18.1、18.2は、従来の玉軸受要素として設計されることができる。特に軸状案内シャフト8の振り子のような交互の回転運動は、キャリッジ要素9がスプール4の一方の筐体セクション5.1と他方の筐体セクション5.2との間を均一な速度で振動するように計算される。さらに、時計回りから反時計回りへの、およびその逆の、回転運動の交替、すなわちキャリッジ要素9が、2つの筐体セクション5.1、5.2間の軸状キャリッジガイド8の左または右の端部に到達すると、キャリッジ要素9の短い停止に結びつき、それは、特にスプール4の縁領域における釣り糸3の最適化された巻取りおよび繰出しを可能にする。
この種の揺動運動を生成するために、振り子板19は深さt、幅bおよび長さlを有する、ベースプレート19の中に円弧状の凹部21を備える。
キャリッジガイドの凹部21の中に、円弧状の線に沿って等距離の案内ピン22が、配置される。案内ピンは、例えば凹部21の深さtを超える長さを有する、鋼鉄ピンとすることができ、および異なる直径を有し、互いに異なる距離とすることができる。
凹部21は1つの上下のガイド21.1、21.2を備え、それは左右の端部あるいは逆転点21.3、21.4で半円に互いに結合する。左右の逆転点21.3、21.4は、したがって、1つの第1および第2の外側案内ピン22.1、22.2のまわりの半円に配置され、そして、第1および第2の案内ピン22.1、22.2および追加の案内ピン22は、各々凹部21の上下のガイド21.1、22.2から同じ距離で、それぞれ、例えば半分の幅b/2に対応する距離である。加えて、振り子板19はスプール軸SAを封入する開口23を備え、その開口の中点は、スプール軸SAに対して垂直に延びる振り子板19の対称軸MA上に位置するようになり、および、MAに沿って第1および第2の軸受要素18.1、18.2が配置される。第1および第2の軸受要素18.1、18.2は、凹部21の反対側に振り子板19の底面から垂直に突出し、図5および7に示すように、平歯車16の2つの矩形凹部17.1、17.2内に導かれ、矩形凹部の端部は、同様に半円形である。
特にピニオンギア5.4によって、スプール4の駆動機構5.3に連結される歯車要素24は、振り子板19の凹部21の軸受要素24.1によって係合して、案内ピン22と凹部21の上または下の案内21.1、21.2との間に導かれる。さらに、歯車要素24は1つの第1歯車24.2および1つの第2歯車24.3を備え、それは、接続棒25によって互いに結合される。第1歯車24.2は、振り子板19の案内棒22に係合し、かつ、前記案内ピンによって規定される四半分円形経路上の案内ピン22に沿って回転し、その間に歯車要素24が、例えば上または下のガイド22.1、22.2の上に載っている軸受要素24.1によって案内される。左または右の外側案内ピン22.1、22.2上で歯車要素24は、半円形の逆転点21.3、21.4をたどり、したがって、円形経路の以前に進行されたセグメントを反対方向に横切るために逆転運動を描く。図9は、一例として左の逆転点21.3内に配置される第1歯車24.2を示し、逆転運動中に左の外側案内ピン22.1によって案内される。
案内ピン22、22.1、22.2を回転する歯車要素24の第1歯車24.2のこの運動は、スプール軸SA上の振り子板19の前後振動運動を引き起し、それは、第1および第2の軸受要素18.1、18.2を通して平歯車16に伝達され、それは、ギヤ歯16.1を通して釣糸ガイド7の案内シャフト8を駆動する。案内シャフト8の回転方向は、したがって、振り子板19の凹部21の上部ガイドから下部ガイド21.1、21.2への第1歯車24.2の交替で交互になり、そして、その逆も同じである。この点について、案内シャフト8のピッチ、案内ピンの数および平歯車16と歯車15の間の変速比は、釣り糸3の巻取りあるいは繰出し中に、釣糸ガイド7が、スプール軸SAと平行に、2つの筐体セクション5.1、5.2の間で均一に前後に動かされるように、適合される。
2つの端部上のキャリッジガイド21の半円形の設計は、案内シャフトの短い停止に結びつき、したがって釣糸の巻取り中にスプールの完全な案内を達成し、そのため釣り糸3の均一な巻取りが特に縁領域において可能である。
歯車要素24の第2歯車24.3は、スプール5の駆動機構5.3とピニオンギア5.4によって結合され、それによって、クランク6によって生成される回転運動が、釣糸ガイド7のあるいはそのキャリッジ要素9の前後振動運動に変換される。
さらに、スプールの駆動機構5.3はスイッチ素子、例えば筐体セクション5.1の側面に設けられる第1の押しボタンあるいはスイッチレバー26.1、によって切り離されることができ、そのため釣り糸3の断線の場合には、釣糸ガイド7あるいはキャリッジ要素9とスプール上の釣り糸3の巻取りが同期することができる。このために、釣糸ガイド7の駆動機構は第1の押しボタンを押してあるいは筐体5上の第1のスイッチレバー26.1を操作することによってスプール4から外される、すなわち、釣糸ガイド7はしたがって、その現在の位置のままである。次に、切れた糸3は、釣師によって釣糸小穴10に糸を通されることができ、そして、釣糸を手動で引っ張ることによって、釣り糸3は、釣糸ガイド7の位置と、スプール4に巻付けられる釣糸3の現在の巻線位置が適合し、したがって、巻付け方向および巻付け位置に関して同期するまで、スプール4から繰出されることができる。釣糸ガイド7の現在の位置に対して釣糸巻付けの整列を完了した後、第1の押しボタン26.1が解除されあるいは、第1のスイッチレバー26.1が再び操作され、そして、釣糸ガイド7の駆動機構は遅くとも次回にクランク6が回されるまでには係合する。これは、「停められた」釣糸ガイド7と切れた糸3を容易に同期させることを可能にし、巻付けが続けられる場合、釣糸3が、スプール4上の最後の巻付けに隣接して、堅固に巻付けられることを確実にする。
本発明の本実施例において、逆転歯車機構を備えたリールユニット2が、加えて設けられ、したがって、スプール4の駆動方向を逆転させることを可能にする。スプールの回転方向を切り換えるために、すなわち逆転歯車機構を切り換えるために、第2の押しボタンあるいはスイッチレバー26.2が筐体5上に設けられる。特に、左利きから右利きの操作に切り換えるために、および、竿1上に直立して、あるいは竿1から懸架してリールユニット2を取り付けるために、リールユニット2を変更する場合、逆転歯車機構の使用は、スプール4上に釣糸3を巻き直す必要性を除去する。
加えて、リールユニット2を竿1に取り付けるために、可動取り付け装置27が設けられ、それは、2つの筐体セクション5.1、5.2、上であるいは間で180°だけオフセットした、1つの第1および第2のプリズムガイド27.1、27.2から成り、それは、スプール軸SAに対して平行線上に互いに向かい合わせて、筐体5上に設けられてあるいは、筐体5内に集積化される。さらに、可動取り付け装置27はプリズムキャリッジ要素28を備え、取り付けられる時に、竿1の長手方向の軸に対して垂直に延びる保持要素30と、底部要素29によって接続される。保持要素30および、底部要素29およびプリズムキャリッジ要素28は、互いに対して垂直である。リールユニット2を取り付けるために、取り付け装置27のプリズムキャリッジ要素28は、第1のあるいは第2のプリズムガイド27.1、27.2の中に挿入され、そして、底部要素29上に設けられる締付けねじ31によって固定される。
上記した可動取り付け装置27および逆転装置、および、上記した釣糸ガイドはリールユニット2の「4イン1」操作を可能にする、すなわち、リールユニット2は左利きから右利きの操作に、あるいは懸架あるいは直立の搭載の操作に、容易にかつ迅速に切り換えられることができる。逆転歯車機構は、リールユニット2がどのように竿1に取り付けられるかにかかわらずスプール4の回転方向が同じままである、ことを確実にする。第1のあるいは第2のプリズムガイド27.1、27.2内で取り付け装置27のプリズムキャリッジ要素28を動かすことによって、竿1に取り付けられるリールユニット2をつりあわせることもまた、可能であり、それはリールユニット2を竿1に対して横に動かす。
本発明は、例示的な実施態様に基づいて上記に記載された。言うまでもなく、数多くの修正および変更が、本発明が基づく基本的な発明の考えを放棄せずに可能である。
2 リールユニット
3 釣り糸
4 リールユニットのスプール
5 スプール筐体
5.1 筐体要素
5.2 筐体要素
5.3 駆動機構
5.4 ピニオンギア
6 クランク
7 釣糸ガイド
8 キャリッジガイドあるいは案内シャフト
9 キャリッジ要素
10 釣糸小穴
11 ガイドレール
12 雌ねじ
13 ガイド溝
14 ボア穴
15 案内歯車
16 平歯車
16.1 駆動歯
17.1 第1の凹部
17.2 第2の凹部
18.1 第1の軸受要素
18.2 第2の軸受要素
19 振り子板
20 軸受ボア
21 凹部
21.1 上部ガイド
21.2 下部ガイド
21.3 凹部の左の逆転点
21.4 凹部の右の逆転点
22.1 左の外側案内ピン
22.2 右の外側案内ピン
23 開口
24 歯車要素
24.1 軸受要素
24.2 第1歯車
24.3 第2歯車
25 接続棒
26.1 第1のスイッチレバーあるいは押しボタン
26.2 第2のスイッチレバーあるいは押しボタン
27 移動可能な固定装置
27.1 第1のプリズムガイド
27.2 第2のプリズムガイド
28 プリズムキャリッジ要素
29 底部要素
30 保持要素
31 締付けねじ
SA スプール軸
MA 振り子板の対称軸
Claims (24)
- リールユニット(2)の筐体(5)上に設けられるスプール(4)上へ/から釣り糸(3)を巻付けて/繰出すための前記リールユニット(2)用の釣糸ガイドであって、そこにおいて、前記釣糸ガイド(7)がキャリッジガイド(8)および少なくとも一つの釣糸小穴(10)を有するキャリッジ要素(9)を備え、かつ前記キャリッジガイド(8)が前記スプール(4)の歯車装置に機能的に結合される、釣糸ガイドにおいて、前記キャリッジガイド(8)が、軸状案内シャフト(8)として設計され、かつ、前記キャリッジ要素(9)は、前記軸状案内シャフト(8)上で案内するための雌ねじ(12)を有するガイド溝(13)を備える、ことを特徴とする釣糸ガイド。
- 前記釣糸ガイド(7)の駆動機構が、スイッチ素子(26)によって前記スプール(4)の駆動機構(5.3)から外されることができる、ことを特徴とする請求項1に記載の釣り糸ガイド。
- リールユニット(2)の筐体(5)上に設けられるスプール(4)上へ/から釣り糸(3)を巻付けて/繰出すための前記リールユニット(2)用の釣糸ガイドであって、そこにおいて、前記釣糸ガイド(7)がキャリッジガイド(8)および少なくとも一つの釣糸小穴(10)を有するキャリッジ要素(9)を備え、かつ前記キャリッジガイド(8)が前記スプール(4)の歯車装置に機能的に結合される、釣糸ガイドにおいて、前記釣糸ガイド(7)の駆動機構が、スイッチ素子(26)によって前記スプール(4)の駆動機構(5.3)から外されることができる、ことを特徴とする釣糸ガイド。
- 前記キャリッジガイド(8)が、軸状案内シャフト(8)として設計され、かつ、前記キャリッジ要素(9)は、前記軸状案内シャフト(8)上で案内するための雌ねじ(12)を有するガイド溝(13)を備える、ことを特徴とする請求項3に記載の釣り糸ガイド。
- 前記キャリッジ要素(9)が、前記ガイド溝(13)、ボア穴(14)に加えて、そこにおいて前記軸状案内シャフト(8)と平行して配置されるガイドレールが案内されることを含む、ことを特徴とする請求項1ないし4のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記軸状案内シャフト(8)が、前記スプール軸(SA)と平行して、かつ前記リールユニット(2)の前記筐体(5)の前記2つの筐体セクション(5.1、5.2)の間に配置される、ことを特徴とする請求項1ないし5のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記ガイド溝(13)のおよび/または前記ボア穴(14)の前記長手方向の軸が、前記釣糸小穴(10)の前記長手方向の軸に対して垂直である、ことを特徴とする請求項1ないし6のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記軸状案内シャフト(8)が、平歯車(16)と係合する案内歯車(15)を備えており、かつ、前記平歯車(16)が、歯車要素(24)によって機能的に駆動機構(5.3)に結合される、振り子板(19)によって駆動される、ことを特徴とする請求項1ないし7のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記平歯車(16)が円形円板形状を有し、かつ、前記案内歯車(15)と係合する、いくつかのギヤ歯(16.1)を備える、ことを特徴とする請求項8に記載の釣り糸ガイド。
- 前記平歯車(16)が、少なくとも一つの凹部(17.1、17.2)を備え、その中に、前記振り子板(19)の前記底面から突出する少なくとも一つの軸受要素(18.1、18.2)が係合する、ことを特徴とする請求項8あるいは9に記載の釣り糸ガイド。
- 前記振り子板(19)が円弧状の凹部(21)を備え、そこにおいて、前記歯車要素(24)が案内される、ことを特徴とする請求項8ないし10のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- いくつかの案内ピンが、前記円弧状の凹部(21)内に配置され、それ(案内ピン)が、前記振り子板(19)の前記上面から垂直に突出し、かつ、円弧セグメントを形成する、ことを特徴とする請求項11に記載の釣り糸ガイド。
- 前記円弧状の凹部(21)が、1つの上下のガイド(21.1、21.2)を備え、それは、1つの左右の外側逆転点(21.3、21.4)で円弧の形状に互いに結合する、ことを特徴とする請求項11あるいは12に記載の釣り糸ガイド。
- 前記振り子板(19)の前記対称軸(MA)に沿って前記円弧状の凹部(21)の上下に、1つの第1および第2の軸受要素(18.1、18.2)が、配置され、それは、前記振り子板(19)の前記底面から垂直に突出する、ことを特徴とする請求項11ないし13のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記案内ピン(22)が、前記凹部(21)の中で前記振り子板(19)の対称軸(MA)に対称的に配置される、ことを特徴とする請求項11ないし14のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記歯車要素(24)が、軸受要素(24.1)を備え、それは、前記上または下のガイド(21.1、21.2)によって案内される、ことを特徴とする請求項13ないし15のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記歯車要素(24)の前記第1歯車(24.2)が、前記振り子板(19)の前記案内ピン(22)と係合し、かつ、前記第2歯車(24.3)が、前記スプール(4)の前記駆動装置(5.3)のピニオンギア(5.4)に機能的に結合されることができる、ことを特徴とする請求項13ないし15のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 前記振り子板(19)が、前記軸状案内シャフト(8)を駆動するための振動振り子回転運動を実行し、それ(運動)が、前記平歯車(16)上に設けられる前記ギヤ歯(16.1)と前記ギヤ歯に係合する前記軸状案内シャフト(8)上の前記案内歯車(15)とによって、前記軸状案内シャフト(8)の振動回転運動に変換される、ことを特徴とする請求項13ないし17のうち1つに記載の釣り糸ガイド。
- 筐体(5)と、スプール(4)上に前記釣り糸(3)を巻付けて/繰出すために人手クランク(6)によって歯車装置を通して回転させられることができる、前記筐体に回転可能に取り付けられるスプール(4)と、を備える、釣り竿(1)上の使用のための釣り糸用のリールユニットであって、前記釣糸ガイド(7)が、先行の請求項の1つに従って設計される、ことを特徴とするリールユニット。
- 前記スプールの前記歯車装置が、逆転歯車装置として設計される、ことを特徴とする請求項19に記載のリールユニット。
- 前記逆転歯車装置は、前記スプール(4)の前記筐体(5)上に設けられるスイッチ素子(26.2)によって切り換えられることができる、ことを特徴とする請求項20に記載のリールユニット。
- 前記釣糸ガイド(7)の前記駆動機構は、前記スプール(4)の前記筐体(5)上に設けられるスイッチ素子(26.1)によってオンオフされることができる、ことを特徴とする請求項19ないし21のうち1つに記載のリールユニット。
- 前記スプール軸(27.1、27.2)と平行して配置される少なくとも2つの対向するプリズムガイドが、前記筐体(5)上に設けられ、かつ、前記リールユニット(2)を前記釣り竿(1)に取り付けるために、底部要素(29)および保持要素(30)によって前記竿(1)に結合されるプリズムキャリッジ要素(28)が、前記プリズムガイド(27.1、27.2)の1つに係合する、ことを特徴とする請求項19ないし22のうち1つに記載のリールユニット。
- 前記リールユニット(2)が前記スプール軸(SA)に沿って異なる接続点で前記釣り竿(1)に取り付けられることができるように、前記それぞれのプリズムガイド(27.1、27.2)に係合する前記プリズムキャリッジ要素(28)の位置が、可変に調整されることができる、ことを特徴とする請求項23に記載のリールユニット。
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