JP2008522743A - カバーブロッキングシステムを備えた直線移動プレート - Google Patents

カバーブロッキングシステムを備えた直線移動プレート Download PDF

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Abstract

装置(10、100)は、骨ファスナ(14)と、骨固定具(12、112)と、骨ファスナ保持具(16、116)とを備えている。ファスナの頭部(30)は第一弧状輪郭をもつ凸状下面と、第二弧状輪郭をもつ凸状上面(36)とを有している。固定具は、ファスナ頭部の凸状下面が、第一弧状輪郭を有する骨固定具の凹状面上に載る装着位置でファスナを受入れるように構成されている。また、保持具は、保持具の凹状面がファスナ頭部の凸状上面上に載る位置で固定具上に取付けられるように構成されている。骨ファスナ保持具は、固定具との機械的インターロックにより固定具上に受入れられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は固定具を骨に取付ける骨スクリュウに関し、より詳しくは、骨スクリュウをこれらの装着位置に保持する器具に関する。
骨には、プレートのような矯正固定具が、プレートに挿通されるファスナによりしばしば連結される。このようなファスナを、例えば、拡大頭部スクリュウを使用して骨プレートに固定すると、手術後の固定組立体の弛緩の発生を低減できることが知られている。また、ファスナを受入れるプレート孔の各々の中にブシュを配置して、多軸線方向の移動を可能にし、ファスナを外科医が選択した角度に傾斜させることができる。しかしながら、セットプレート孔位置を通してファスナを多軸線方向移動させても、ファスナ自体の取付選択性を増大できるに過ぎない。プレート孔は、相互に固定され、かつ、プレートの長手方向軸線に対して固定された状態に維持される。
一般に、脊椎固定プレートは、少なくとも1つの病変椎間円板(すなわち、椎間円板の少なくとも一部が除去され、かつ、椎骨固定スペーサが挿入される部位)のスペースを隔てるべく、または、椎骨のスペースを隔てるべく、病変椎骨の前側に取付けられる。プレートは、骨スクリュウを用いて椎骨に固定され、隣接椎骨へのスペーサの融合固定(fusion)が生じた固定後の初期期間中に椎骨をほぼ整合した状態に維持すべく機能する。プレートはまた、この初期期間中に、スペーサが円板スペースから排除されることを防止すべく機能する。
椎骨固定スペーサが、融合固定すべき1対の椎骨間に移植される場合には、スペーサは椎骨の終板上に載置される。終板の外周部には硬い皮質骨があり、このためスペーサが座合する最良の表面が提供される。終板の中央部には薄い皮質骨外皮があり、この上に、より軟らかい海綿骨のコアが載っている。しかしながら、全部ではないが、殆どのスペーサ接触表面は、この中央部に位置している。
スペーサの配置後に、外科医は、一般に、隣接椎骨を一緒に押圧することにより円板スペースを圧縮する。この圧縮により、スペーサと終板との良好な係合が確保され、融合固定が生じる機会が増大される。手術の直後の期間中、スペーサは、しばしば、終板の下部内に僅かに沈下することがある。すなわち、移植片の吸収作用により、椎骨終板間のスペースが減少することがある(同種移植片スペーサの場合)。
椎骨を連結するのに剛性固定プレートが使用される場合には、この沈下により、望まれるより大きい椎骨荷重をプレートにシフトする傾向が生じる。このような荷重シフトは、椎骨へのプレートの装着が不正確である場合にも生じる。極端な場合には、この荷重シフトにより、スペーサが椎骨に融合固定されなくなることがある。なぜならば、固定スペーサと椎骨とが確実に圧縮されることが、首尾良く融合固定のための1つのファクタだから
従って、融合固定すべき椎骨への望ましい支持が得られ、かつ、プレートの少なくとも一部に対する椎骨の制限された直線移動(並進移動)を可能にし、これにより、脊柱が受ける沈下、または、通常の力により引起こされる移植片の沈下によるプレートの荷重シールディングの好ましくない効果を制限できる固定システムが要望されている。これにより、隣接椎骨の融合固定の促進が達成される。
剛性固定プレートの上記利益(全体的な椎骨整合、および、スペーサ排除の防止)を得ることによりこの沈下を補償できると同時に、手術後の沈下を補償すべくプレートに対する少なくとも1つの椎骨の移動を可能にする直線移動プレートが望まれている。この補償により、脊柱荷重の大部分を、プレートではなくスペーサにより支持することが可能になる。
従って、スクリュウが抜け出ることを防止すべく直線移動プレートに連結できるファスナ保持具が要望されている。また、このような保持具は、ファスナの挿入を妨げないように、または、ファスナの取付けを妨げないように、または、ファスナの挿入と取付けの両方を妨げないように、プレート内に便利に配置でき、または、プレートの周囲に便利に配置できることが要望されている。更に、保持具は、外科医が強い力を用いなくても、曲げることができ、または、変位することができ、または、曲げて変位することができることが要望されている。
固定装置は、骨ファスナと、骨固定具と、骨ファスナ保持具とを有している。ファスナの頭部は、第一弧状輪郭をもつ凸状下面と、第二弧状輪郭をもつ凸状上面とを備えている。固定具は、装着位置で骨ファスナを受入れるように構成され、装着位置では、ファスナ頭部の凸状下面が、第一弧状輪郭を備えている固定具の凹状面上に載る。また、保持具は、骨ファスナ保持具の凹状面がファスナ頭部の凸状上面上に載る位置で固定具上に取付けられるように構成される。保持具の凹状面はまた、第二弧状輪郭を備えている。
異なる固定装置を要約すると、この固定装置は、複数の骨ファスナ開口を備えた骨固定具と、骨固定具との機械的インターロックにより骨固定具上に受入れられるように構成された骨ファスナ保持具とを有している。固定具は、互いに第一距離だけ分離された対向縁面を有するのが好ましい。骨ファスナ保持具は、保持具の対向縁面が第一距離より大きい第二距離だけ互いに分離される無応力状態を有する。保持具は、無応力状態から弓状状態へと弾性的に曲ることができる。保持具が弓状状態にあるとき、保持具の対向縁面は、第一距離より小さい第三距離だけ互いに間隔を隔てられる。これにより、保持具が弓状状態にあるとき、保持具を、固定具の対向縁面間に配置でき、次に、弓状状態からのリバウンドにより、固定具との舌と溝との嵌合をなすように移動できる。
ここに開示する固定組立体は、頭部を備えた骨ファスナを有し、頭部は、第一弧状輪郭をもつ凸状下面および第二弧状輪郭をもつ凸状上面を備え、装着位置で骨ファスナを受入れるように構成された固定具を有し、ファスナ頭部の凸状下面は、第一弧状輪郭を実質的に備えている固定具の凹状面上に載り、装着位置で固定具に取付けられるように構成された骨ファスナ保持具を更に有し、骨ファスナ保持具の凹状面は頭部の凸状上面上に載り、骨ファスナ保持具の凹状面はまた、第二弧状輪郭を実質的に備えている。
第一弧状輪郭および第二弧状輪郭は、実質的に球状であるのがよい。第一弧状輪郭および第二弧状輪郭は、実質的に等しい曲率半径を有するのがよい。
固定具はプレートであり、固定具の凹状面は、プレートを通る開口内の内縁面である。開口は実質的にスロット状でありかつ骨ファスナの少なくとも一部を受入れることができ、開口は更に長手方向軸線を有している。
骨ファスナは、開口内で長手方向軸線に沿って直線移動できる。骨ファスナは、手術現場で直線移動できる。骨ファスナは、骨ファスナの少なくとも一部が骨セグメント内に挿入された後に直線移動できる。
固定具および骨ファスナ保持具は、骨ファスナ保持具が装着位置にあるときに互いに機械的インターロックにより係合できるように構成されている。機械的インターロックは舌と溝との嵌合を含んでいる。
ここに開示する他の固定組立体は、複数の骨ファスナ開口を備えた固定具と、骨固定具との機械的インターロックにより骨固定具上に受入れられるように構成された、弾性的に曲げることができる骨ファスナ保持具とを有している。
固定具は第一距離だけ分離された対向縁面を有し、骨ファスナ保持具は、骨ファスナ保持具の対向縁面が第一距離より大きい第二距離だけ分離される無応力状態を有し、骨ファスナ保持具は、無応力状態から、対向縁面が第一距離より小さい第三距離だけ分離される弓状状態へと弾性的に曲げることができ、これにより、骨ファスナ保持具が弓状状態にあるとき、骨ファスナ保持具の対向する縁面は固定具の対向する縁面の間に配置することができ、次に、骨ファスナ保持具は、弓状状態からのリバウンドにより、固定具との舌と溝との嵌合をなすように曲げることができる。
骨ファスナ保持具は、対向する縁面の間で細長形状を有している。固定具は脊椎固定プレートである。骨ファスナ開口の各々は、骨ファスナの少なくとも一部を受入れるように構成されている。開口の少なくとも1つは円形である。開口の少なくとも1つは実質的にスロット状であり、かつ、長手方向軸線を有している。固定具は1対の円形開口と、実質的にスロット状の1対の開口とを有している。
ここに開示する他の固定組立体は、上面と、下面と、上面から下面まで延びている複数の骨ファスナ開口とを備えた固定具と、上面と、下面と、上面から下面まで延びている複数の骨ファスナ開口とを備えた骨ファスナ保持具とを有し、骨ファスナ保持具は、骨ファスナが抜け出ることを防止すべく、骨固定具上に受入れられるように構成されている。
固定具の上面は第一領域を有し、骨ファスナ保持具の下面は第二領域を有し、第一領域および第二領域は実質的に同じである。固定具および骨ファスナ保持具は、同数の骨ファスナ開口を有している。固定具の開口の位置は、骨ファスナ保持具の開口の位置に、ほぼ一致している。固定具および骨ファスナ保持具は、少なくとも1つの位置で強固に連結される。
本発明の好ましい特徴が、説明を目的とする添付の例示図面に開示されているが、特許請求の範囲の記載により定められる本発明は、いかなる意味においても、図面に例示するこのような好ましい特徴に限定されるものではない。
ここに開示するプレートは、損傷を受けた円板(または円板の一部)、または、病変した円板(または円板の一部)を1対の椎骨間から除去し、かつ、前記椎骨間に椎骨融合固定スペーサ(spinal fusion spacer)を配置する椎骨融合固定手術に使用できる。プレートは、病変円板スペースをスパンすべく病変椎骨の前部に取付けられ、かつ、骨スクリュウを用いて椎骨に固定される。プレートは、隣接椎骨へのスペーサの融合固定が行われる固定後の初期期間中に整合される椎骨を維持すべく機能する。プレートはまた、融合固定スペーサに加えられる軸線方向椎骨荷重の幾分かを共有して、患者の劣った骨質部分のような椎骨体内へのスペーサの極端な沈下を防止すべく機能する。プレートはまた、スペーサが、術後初期期間中に円板スペースから排除されることを防止する。
プレートは、単レベル(すなわち1つの円板)の融合固定術に使用できるし、或いは、多レベル(多数の円板)の融合固定術に使用できる。幾つかの実施形態は、椎骨体の少なくとも一部を除去するコルペクトミー術(corpectomy procedure)に使用できる。単レベルプレートは、一般に、2対の骨ファスナ孔を有し、または、2対のスロットを有し、或いは、2対の骨ファスナ孔およびスロットの両方を有しており、一方、多レベルプレートは、一般に、3対以上の孔を有し、または、3対以上のスロットを有し、或いは、3対以上の孔およびスロットの両方を有している。本発明では、プレートは脊椎に関連し、かつ、脊椎に適用する場合について説明するが、プレートの特徴、および、プレートが他の用途を有しており、かつ、他の骨に適用できること、または、骨格部分に適用できること、或いは、骨および骨格部分の両方に適用できることは理解されよう。
図1から図4には、固定装置の一実施形態が示されている。固定装置10は骨固定装置2を有し、この骨固定具12は、この特定例では脊椎固定プレートである。固定プレート12を脊柱に固定すべく、複数の骨ファスナ14が固定プレート12の開口15を通って受入れられる。固定プレート12および骨ファスナ14が脊柱に固定されると、骨ファスナ保持具(リテーナ)16が、固定プレート12および骨ファスナ14上に置かれる。次に、1対のリテーナファスナ18を用いて保持具16を固定プレート12に固定する。これにより、保持具16は、骨ファスナ14が固定プレート12から抜け出ることを阻止(ブロック)する。
全ての骨ファスナ14は同じであって、骨ファスナ14の各々は図2に示す形状を有するのが好ましい。骨ファスナ14の各々は、長手方向中心軸線33上に中心をもつ頭部30およびねじ山付シャンク32を有している。頭部30は、凸状下面34および凸状上面36を有している。これらの2つの表面34、36は、軸線33が水平平面39と交差する位置37に対して、図2に示されている。下面34は水平平面39から下方に延びており、位置37を中心とする曲率半径R1をもつ弧状プロファイルを有している。凸状面36は水平平面39から上方に延びており、凸状下面34より小さくかつ位置37を中心とする曲率半径R2をもつ弧状プロファイルを有している。両方の曲率半径R1、R2は、それぞれの表面34、36に亘って実質的に均一であり、かつ、互いに等しいことが好ましい。ファスナ頭部30のこの例での両方の凸状面34、36は実質的に同じ輪郭を有している。
再び図1に戻ると、固定プレート12は、脊椎の一セクション上に載るように全体として長方形の周辺形状を有し、このセクションでの2つ以上の椎骨の整合を維持する支持体を形成する。プレート12は、平らな両側面40、42を有するオリジナルの状態にあるところが示されている。しかしながら、プレート12は、プレート12が適当な輪郭をもつ脊椎上に配置されるように、外科医がプレート12を曲げることを可能にする厚さおよび材料で作られている。前記厚さおよび前記材料は、装置10の使用に基いて、所望の量の曲げが得られるように変えることができる。
プレート12の開口15は、プレートの両端部において対をなして配置されている。この構成において、一方の対をなす開口15での1対の骨ファスナ14は、プレート12を第一椎骨に固定し、他方の対をなす開口15での1対の骨ファスナ14は、プレート12を、脊椎の長さに沿って第一椎骨から間隔を隔てた第二椎骨に固定できる。また、少なくとも一方の対の開口15はスロットのような形状にして、脊椎の圧縮により、固定された2つの椎骨がプレート12の長さ方向に互いに近付く方向に移動されるときに、対応する対をなす骨ファスナ14がスロット15内で垂直方向に移動できるようにするのが好ましい。特に、プレート12の各開口15の形状およびサイズは、対応する椎骨の変位に応答してファスナが所望の直線移動をするように変えることも考えられる。
図1に示す2つの開口15は円形であり、他の2つの開口はスロット状であるけれども、4つの全部の開口15は、プレート12の長さ方向に延びる方向で見て、図3の断面形状を共有することができる。プレート12の内縁面50は、開口15の内側の周囲に延びている。図3に示すように、内縁面50は、開口15の両側に、対向部分52を有している。面50のこれらの部分52には、スクリュウ頭部(図2参照)の下面34の輪郭に一致する輪郭が設けられている。従って、この例では、内縁面50のこれらの部分52の各々が、上側面40の平面内の位置53から延びている均一曲率半径R3を有し、この曲率半径R3は、スクリュウ頭部30の下面34の曲率半径R1に等しい。或いは、曲率半径R1、R3の寸法を互いに僅かにオフセットさせるのが好ましい。このような構成は、スクリュウ頭部30の凸状下面34および内縁面50の少なくとも一方を粗面化すること、スクリュウ頭部30と開口15との間の摩擦を与える輪郭をもたせること、スクリュウ頭部30と開口15との間の締めしろを与える輪郭をもたせることのうちの少なくとも1つが得られるようにするのが有益である。
リテーナプレート16は、図1に示すように、固定プレート12と同じ周辺サイズおよび形状を有するのが好ましい。リテーナプレート16は平らな両側面60、62を有し、かつ、固定プレート12に固定されると固定プレート12と一緒に曲ることができる。
図1に更に示すように、リテーナプレート16は、固定プレート12の開口15の配列と整合した円形およびスロット状の骨スクリュウ開口65の配列を有している。図3に示すように、これらの各開口65は、それぞれの内縁面70により境界が定められており、内縁面70は、滑らかに形成するか、ファスナ頭部30の上面36と係合する摩擦を与えるように、または、締めしろを与えるように、或いは、摩擦と締めしろの両方を与えるように、粗面化し、または、輪郭をもたせ、または、粗面化させて輪郭をもつように形成する。これらの内縁面70はまた、ファスナ頭部30の上面36の凸状輪郭に実質的に一致する凹状輪郭を有し、各々の凹状面70の曲率半径R4は、各々の凸状面36の曲率半径R2に実質的に等しくすることもできるし、或いは、僅かにオフセットさせることもできる。従って、各々の対の整合する開口15、65は、対応するファスナ頭部30を、ファスナ頭部30が図4に示す態様で両プレート12、16の間に捕捉される装着位置に受入れるように構成されている。このとき、ファスナ頭部30の凸状下面34は、開口15内で固定プレート12の凹状内面50上に載置される。リテーナプレート16の凹状内面70は、開口65内でファスナ頭部30の凸状上面36上に載り、ファスナ14が開口15から抜け出ることを阻止する。
一般に、表面50、70は、ファスナ頭部30の表面34、36に一致することが好ましい。しかしながら、前述のように、ファスナ頭部30と開口15の部分との間に所望レベルの摩擦を付与し、または、所望レベルの締めしろを付与し、または、所望レベルの摩擦と所望レベルの締めしろの両方を付与するには、表面の形状をオフセットさせるか、または、表面の寸法をオフセットさせるか、または、表面の形状および寸法の両方をオフセットさせるのが好ましく、或いは、表面を粗面化し、または、表面の輪郭を形成し、または、表面の粗面化と表面の輪郭形成の両方を行うのが好ましく、或いは、表面の形状と表面の寸法の少なくともいずれか一方をオフセットし、かつ、表面の粗面化と表面の輪郭形成の少なくともいずれか一方を行うのが好ましい。また、開口15内のファスナ頭部30に比較的緩い嵌合を付与するために、または、比較的きつい嵌合を付与するために、表面50、70の形状を変えることも好ましい。例えば、両方の表面50、70は全体として凹状とするのであるが、ファスナ頭部30のための全体として収斂する開口15を形成し、または、ファスナ頭部30のための全体として拡開する開口15を形成するように、両方の表面50、70を傾斜させるのが好ましい。
ファスナ頭部30の凸状下面34は、実質的に球状(凸状下面34が凹状面70に一致するような球状)であるのが好ましいが、特に、ファスナ頭部30の凸状上面36を種々の形状にすることを考えることもできる。例えば、凸状上面36を、実質的に平らにすることもできるし、実質的に多角形にすることもできるし、実質的に楕円形にすることもできるし、または、実質的に球状にすることもできる。
リテーナファスナ18が、リテーナプレート16のスロット83(図1参照)を通って固定プレート12の対応するねじ孔85内に更にねじ込まれると、ファスナ頭部30が両方のプレート12、16間にクランプされる。この構成では、ファスナ頭部30および両方のプレート12、16が協働してボール・ソケット継手を形成し、両方のプレート12、16に対する骨ファスナ14のピボット傾動を行うことができる。骨ファスナ14のピボット傾動する範囲は、開口15の底部で下側面42に隣接する固定プレート12の付加された内縁面80(図4参照)により定められる。
図5から図7には、固定装置の他の実施形態が示されている。装置100は、上記骨固定具12と同様な骨固定具110を有し、この骨固定具110は、この特定例では脊椎固定プレートである。同様に、装置100も、骨ファスナが固定プレート112に対する装着位置から外方に抜け出ることを阻止すべく固定プレート12上に載ることができるプレートの形態をなす骨ファスナ保持具116を有している。
固定プレート112の下側面120は、固定プレート112が骨ファスナ(図示せず)により固定される脊椎の一セクション上に配置されるように構成されている。下側面120並びに上側面122は、最初、脊椎上に取付けるときに生じる固定プレート112の任意の曲り前は、平らな形状を有している。
固定プレート112の平らな上面122は、リテーナプレート116を受入れるように構成された区画室125を包囲している。区画室125の底は、平らな上面122から窪んだ平らな内面126により形成されている。固定プレート112の内縁面128は、区画室125に、リテーナプレート116の厚さおよび周辺形状に一致する均一深さおよび全体として長方形の周辺形状を与える。これらの面126、128は、区画室126の周辺に骨ファスナ開口131を形成する、付加された内縁面130により遮断されている。
区画室125の両方の端部に示すように、内縁面128の対向する部分140は、区画室126の長さに沿って互いに対向している。これらの面140は区画室125の長手方向に突出するタブ142の内端部に配置されており、かつ、平らな上面122から下方に向かって互いに離れる方向に傾斜している。
前述のように、区画室125のサイズ、形状は、リテーナプレート116のサイズ、形状に一致している。より詳しくは、リテーナプレート116は平らな上側面150および下側面152を有し、かつ固定プレート112の内縁面128に一致する周辺縁面154を有している。リテーナプレート116の周辺の縁面154は、付加された周辺縁面156により遮断されている。これらの各々の面156は、リテーナプレート116が区画室125内に配置されたときに、固定プレート112の対応する骨スクリュウ開口131を横切って対面するように構成されている。リテーナプレート116の周辺縁面156および固定プレート112の内縁面130は、開口131内に配置される骨ファスナ(図示せず)の球状頭部が、図4の球状骨スクリュウ頭部30が両方のプレート12とプレート16との間に捕捉されるのと実質的に同じ態様で、両方のプレート112とプレート116との間に捕捉される。
固定プレート112およびリテーナプレート116の他の特徴は、リテーナプレート116が固定プレート112上に配置されたときに、両方のプレート112、116が機械的インターロックにより一体嵌合されることである。これにより、リテーナファスナ18のようなファスナの使用(その一例が図1に示されている)を回避できる。
図示の例に示すように、機械的インターロックは、舌と溝との嵌合により行うことができる。より詳しくは、周辺の縁面154の一部160(図5参照)は、リテーナプレート116の対向する端部で互いに離れて対面している。これらの面160は、1対のノッチ161の内端部に位置しており、かつ、平らな上面150から下方および長手方向外方に向かって逆方向に傾斜している。リテーナプレート16が図6に示すように固定プレート112上に配置されたとき、両方のプレート112、116の対向する縁面140、160が、これらの間に舌と溝との嵌合を確立するように、固定プレート112のタブ142がリテーナプレート116のノッチ161内に受入れられる。
リテーナプレート116は、最初に、図5に示すそのオリジナルの無応力状態から図7に示す弓状状態へと弾性的に曲げることにより、その装着位置に配置できる。これは、固定プレート112の対向する縁面140間の距離D1の方が、リテーナプレート116の対向する縁面160間のオリジナルの距離D2より小さいために必要なことである。リテーナプレート116が、対向する縁面160間の距離が距離D1より小さい距離D3まで短縮された弓状状態に曲げられると、リテーナプレート116は、対向する縁面140間で下方に移動でき、次に、弓状状態からリバウンドすると、その装着位置に向かって移動する。リテーナプレート116の着脱は、この目的のために設けられた孔171内でリテーナプレート116と係合できる、図7に仮想線で概略的に示す鋏作用の手術器具170を用いて行うことができる。
リテーナプレート116は、一般に、チモリ(timoly)(約15%のモリブデンを含有するチタン合金)のようなフレキシブル材料で形成できる。
上記説明および図面は、本発明の原理を用いて設計されかつ組立てられる直線移動プレートの形状の例として与えられたものであることに留意すべきである。これらの例は、当業者には、本願に開示の1つ以上の特徴を用いた直線移動プレートが、特定の患者の必要性に応えられるものとして作られる点で非制限的なものであると理解されよう。かくして、開示された特徴は、本質において「モジュラ」である。
ここに開示されたファスナおよび固定プレートの各々は、陽極酸化処理可能な、チタン−アルミニウム−ニオブ等のチタン合金で形成できる。ここに開示した各々のプレートおよびスクリュウに使用する1つの材料として、約4.52gm/ccの密度を有し、約105GPaの弾性係数を有し、約900MPaの引っ張り強度を有し、および、約800MPaの降伏強度を有するTi−6Al−7Nbがある。また、ファスナの表面にはバリがなく、全ての鋭い縁部は、最大約0.1mmの半径を有する。
以上、本発明を特定実施形態に関連して図示しかつ説明したが、実際に使用されかつ特定環境および作用条件に特に適した形状、構造、配置、プロポーション、材料およびコンポーネンツの種々の付加および置換等は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本願で説明した実施形態について行うことができることは理解されよう。従って、本願に開示した実施形態は本発明の原理の単なる例示であると理解すべきである。当業者ならば、本発明の原理を使用し、かつ、本発明の精神および範囲内面に包含される種々の他の変更をなし得るであろう。
上記説明は、特許請求の範囲に記載の発明は最良形態について述べたものであり、かつ特許請求の範囲に記載の要素の例を提供することにより、当業者が製造しかつ使用することを可能とする特許請求の範囲に記載の発明を述べたものである。本発明の特許が認められる範囲は特許請求の範囲自体により定められ、かつ当業者が想到し得る他を包含する。このような他の例は、それが出願日より前または後に利用できるようになったものであるか否かを問わず、特許請求の範囲に記載のものとは異ならない構造要素であるか、特許請求の範囲に記載のものとは大きな差異のない均等構造要素である限り、特許請求の範囲に包含されるものである。
骨ファスナ保持具を有する固定装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1の固定装置に使用できるファスナを示す部分断面図である。 図1の固定装置に使用できる固定プレートおよび保持具を示す部分断面図である。 図1の固定装置が組立てられた状態を示す部分断面図である。 骨ファスナ保持具を有する固定装置の他の実施形態を示す分解斜視図である。 図5の固定装置が組立てられた状態を示す部分断面図である。 固定プレートと係合させるべく保持具が曲げられているところを示す図5の固定装置の断面図である。
符号の説明
10 固定装置
12 固定具(脊椎固定プレート)
14 骨ファスナ
16 骨ファスナ保持具(リテーナプレート)
18 リテーナファスナ
30 スクリュウ頭部
100 固定装置
112 固定具(脊椎固定プレート)
116 骨ファスナ保持具(リテーナプレート)
140 傾斜縁面
142 タブ
160 傾斜縁面
161 ノッチ

Claims (33)

  1. 頭部を備えた骨ファスナを有し、前記頭部は、第一弧状輪郭をもつ凸状下面および第二弧状輪郭をもつ凸状上面を備え、
    装着位置で骨ファスナを受入れるように構成された固定具を有し、前記ファスナの頭部の前記凸状下面は、第一弧状輪郭を実質的に備えている前記固定具の凹状面上に載り、
    装着位置で前記固定具に取付けられるように構成された骨ファスナ保持具を更に有し、前記骨ファスナ保持具の凹状面は前記頭部の凸状上面上に載り、前記骨ファスナ保持具の凹状面はまた、第二弧状輪郭を実質的に備えていることを特徴とする固定組立体。
  2. 前記第一弧状輪郭および前記第二弧状輪郭は実質的に球状であることを特徴とする請求項1記載の固定組立体。
  3. 前記第一弧状輪郭および前記第二弧状輪郭は実質的に等しい曲率半径を有していることを特徴とする請求項2記載の固定組立体。
  4. 前記固定具はプレートであり、前記固定具の凹状面は、前記プレートを通る開口内の内縁面であることを特徴とする請求項1記載の固定組立体。
  5. 前記開口は実質的にスロット状であり、かつ、前記骨ファスナの少なくとも一部を受入れることができ、前記開口は更に長手方向軸線を有していることを特徴とする請求項4記載の固定組立体。
  6. 前記骨ファスナは、前記開口内で長手方向軸線に沿って直線移動できることを特徴とする請求項5記載の固定組立体。
  7. 前記骨ファスナは手術現場で直線移動できることを特徴とする請求項6記載の固定組立体。
  8. 前記骨ファスナは、前記骨ファスナの少なくとも一部が骨セグメント内に挿入された後に直線移動できることを特徴とする請求項6記載の固定組立体。
  9. 前記固定具および前記骨ファスナ保持具は、前記骨ファスナ保持具が装着位置にあるときに互いに機械的インターロックにより係合できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の固定組立体。
  10. 前記機械的インターロックは、舌と溝との嵌合であることを特徴とする請求項9記載の固定組立体。
  11. 複数の骨ファスナ開口を備えた固定具と、
    骨固定具との機械的インターロックにより骨固定具上に受入れられるように構成された、弾性的に曲げることができる骨ファスナ保持具とを有することを特徴とする固定組立体。
  12. 前記機械的インターロックは、舌と溝との嵌合であることを特徴とする請求項11記載の固定組立体。
  13. 前記固定具は第一距離だけ分離された対向縁面を有し、前記骨ファスナ保持具は、前記骨ファスナ保持具の対向する縁面が第一距離より大きい第二距離だけ分離される無応力状態を有し、前記骨ファスナ保持具は、無応力状態から、対向する縁面が第一距離より小さい第三距離だけ分離される弓状状態へと弾性的に曲げることができ、これにより、前記骨ファスナ保持具が弓状状態にあるとき、前記骨ファスナ保持具の対向する縁面は、前記固定具の対向する縁面の間に配置でき、次に、前記骨ファスナ保持具は、弓状状態からのリバウンドにより、前記固定具との舌と溝との嵌合をなすように曲ることができることを特徴とする請求項12記載の固定組立体。
  14. 前記骨ファスナ保持具は、対向する縁面の間で細長形状を有していることを特徴とする請求項13記載の固定組立体。
  15. 前記固定具は脊椎固定プレートであることを特徴とする請求項13記載の固定組立体。
  16. 前記骨ファスナ開口の各々は、骨ファスナの少なくとも一部を受入れるように構成されていることを特徴とする請求項11記載の固定組立体。
  17. 前記開口の少なくとも1つは円形であることを特徴とする請求項16記載の固定組立体。
  18. 前記開口の少なくとも1つは実質的にスロット状でありかつ長手方向軸線を有していることを特徴とする請求項16記載の固定組立体。
  19. 前記骨ファスナは、前記開口の長手方向軸線に沿って直線移動できることを特徴とする請求項18記載の固定組立体。
  20. 前記骨ファスナは手術現場で直線移動できることを特徴とする請求項19記載の固定組立体。
  21. 前記骨ファスナは、前記骨ファスナの少なくとも一部が骨セグメント内に挿入された後に直線移動できることを特徴とする請求項19記載の固定組立体。
  22. 前記固定具は、1対の円形開口と、実質的にスロット状の1対の開口とを有していることを特徴とする請求項11記載の固定組立体。
  23. 上面と、下面と、上面から下面まで延びる複数の骨ファスナ開口とを備えた固定具と、
    上面と、下面と、上面から下面まで延びる複数の骨ファスナ開口とを備えた骨ファスナ保持具とを有し、
    前記骨ファスナ保持具は、骨ファスナが抜け出ることを防止すべく、前記骨固定具の上に受入れられるように構成されていることを特徴とする固定組立体。
  24. 前記固定具の上面は第一領域を有し、前記骨ファスナ保持具の下面は第二領域を有し、前記第一領域と前記第二領域は実質的に同じであることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  25. 前記固定具および前記骨ファスナ保持具は、同数の骨ファスナ開口を有していることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  26. 前記固定具の開口の位置は、前記骨ファスナ保持具の開口の位置にほぼ一致していることを特徴とする請求項25記載の固定組立体。
  27. 前記開口の少なくとも1つは円形であることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  28. 前記開口の少なくとも1つは実質的にスロット状であり、かつ、長手方向軸線を有していることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  29. 前記骨ファスナは、前記開口の長手方向軸線に沿って直線移動できることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  30. 前記骨ファスナは手術現場で直線移動できることを特徴とする請求項29記載の固定組立体。
  31. 前記骨ファスナは、前記骨ファスナの少なくとも一部が骨セグメント内に挿入された後に直線移動できることを特徴とする請求項29記載の固定組立体。
  32. 前記固定具は、1対の円形開口と、実質的にスロット状の1対の開口とを有していることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
  33. 前記固定具および前記骨ファスナ保持具は、少なくとも1つの位置で強固に連結されることを特徴とする請求項23記載の固定組立体。
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