JP2008522485A - 回線交換移動通信網の性能分析 - Google Patents

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Abstract

回線交換移動通信網において、性能分析方法が提供される。本発明によると、オフライン及びオンラインの双方で実行される方法が実現される。この方法において、サービスの回線交換トラフィックを搬送するトランスポートチャネルが見つけられ、回線交換トラフィックのビットストリームは多重分離される。トラフィックデータベースが構築され、サービスを特徴付ける主要性能指標及び使用尺度のセットが規定されて計算される。更に、移動端末、無線アクセスネットワーク、及びコアネットワークを含む回線交換移動通信網の標準化されたインタフェースに接続されるパッシブトラフィックモニタが開示される。パッシブトラフィックモニタは、シグナリングアナライザ、ユーザプレーンプロトコルアナライザ、及びトラフィックデータベースライタに接続されるトレースアナライザを含む。トラフィックデータベースを生成するトラフィックデータベースライタは、シグナリングアナライザ、トレースアナライザ、及びユーザプレーンアナライザにリンクされる。

Description

発明の背景
発明の技術分野
本発明は、一般に、回線交換移動通信網の性能分析に関する。特に、本発明は、3G−324Mに基づくテレビ電話(ビデオテレフォニー,Video Telephony)、及び回線交換ストリーミングの大規模な性能分析に関するが、これに限定されない。
関連技術の説明
会話用マルチメディアのための「次世代」インターネットプロトコル(IP)を採用するのではなく、第3世代(3G)システムにビデオテレフォニーを導入する場合、高いサービス品質(QoS)を持ち成熟した、「旧世代」の時分割多重方式(TDM)のシグナリングが使用され、回線交換方式の通信チャネルが移動ピア間に確立される。第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)の標準化団体は、ユニバーサル移動通信システムの広帯域符号分割多元接続(UMTS/WCDMA)の仕様を管理する。3GPPは、3G−324M標準において回線交換方式のビデオテレフォニーの、構成及び実装に関する要件を特に規定した。
2002年8月、CDMA2000の仕様を管理する3GPP2の標準化団体は、CDMA2000ネットワークにおける3G−324Mの動作要件に対して同様の技術仕様を承認した。これは「3GPP2 C.S0042 for circuit switched Video Conferencing Services」と呼ばれる。
3G−324Mは、例えば、日本の企業であるJ-phone及びNTT DoCoMoにより運営される3Gネットワーク等の、多くの稼動中のUMTS/WCDMAネットワークにおいて現在運用中である。
3G−324Mは、H.324標準から派生したものである。これは、低ビットレートマルチメディア通信のための、端末に関するITU−T勧告であり、アナログ公衆網接続、及びV.34モデムのために開発された。端末仕様のベースラインとして、H.324M標準は、例えば3Gネットワークを介するビデオストリーミング及びテレビ会議等の、遅延の影響を受け易いアプリケーションの配信をサポートするビット誤り処理手順を備える、モバイル用の拡張として採用された。このプロトコルは宛先の指定(addressing)を扱わず、ISDNユーザ部(ISUP)の論理手順、及び基底にある3G無線プロトコル(例えばWCDMA)上のE.164標準に従う宛先指定方法を使用して呼をセットアップした後になって初めて開始する。この時点で、被呼ピアの位置が特定され、且つ呼が2つの呼ピア間でセットアップされて、それらピア間に回線交換方式のチャネルが確立される。この回線交換方式のチャネルが動作している場合、2者間の多重化/多重分離の動作を同期化し、且つH.245標準に従って呼制御動作を開始するために、3G−324Mが開始される。H.245標準は、マルチメディア通信のための制御プロトコルに関するITU−T勧告である。
図1において、3Gネットワークの可能な一実施形態を示す。3Gネットワークの一部は回線交換ドメイン101に属し、他の部分はパケット交換ドメイン102に属する。ネットワークは、リアルタイムマルチメディア配信のために3G−324Mプロトコルを使用する移動端末103、104、105と、ビデオ又は音声送信のような遅延の影響を受け易いアプリケーションのサブネットワーク107に接続されるH.324端末110及びH.320端末111と、電子メール又はウェブのような遅延を許容できるアプリケーションの別のサブネットワーク108に接続される、ビデオストリーミング/コンテンツサーバ112、共通インターネットアプリケーション113、及びH.323/SIP端末114とを含む。ゲートウェイ109は、2つのドメイン101、102を接続するために適用され、基地局システム106は、サブネットワーク107、108、及び移動端末103、104、105の間に無線リンク115を確立するために適用される。
3G−324Mが使用される別の例(scenario)は、図2に示される回線交換方式のストリーミングである。この例において、例えば3Gテレビ電話等の移動端末201は、3G−324Mを使用して、無線リンク115、基地局システム106、及びアクセスネットワーク204を介してビデオゲートウェイ205に接続される。ビデオゲートウェイ205は、パケット交換コアネットワーク206上でパケット交換方式のストリーミングソリューションを使用してコンテンツサーバ207と通信する。このソリューションにおいて、ストリーミングコンテンツは、移動端末201からダイヤルされたE.164番号を介して宛先指定される。ユーザは、サービス番号をダイヤルし、コンテンツを見て、終了したら電話を切る。ビデオ再生の制御は、DTMF(デュアルトーンマルチ周波数)を使用してサポートされる。例えば、キーを押す毎に5秒の巻戻し、一時停止/再生、或いは5秒の早送りが行なわれる。通常、ビデオゲートウェイにおいて、ビデオコーデック/オーディオコーデックのコード変換は実行されない。AMR、H.263、及びMPEG−4の標準によるオーディオコーデック/ビデオコーデックは、エンド・ツー・エンドでサポートされる。
端末が別の端末と相互運用可能であることを確認するために、適合性テストの目的で使用される参照端末が必要とされる。この相互運用性テスト機能は、DNA(Dilithiumネットワークアナライザ)(Dilithium Networks Analyzer、DNW-DNA Version 2.2、LIT # 0703v3.9)が開発された時の最も重要な目標であった。
この端末は、通常の端末として振舞うのみならず、プロトコルスタックの異なるレベルに対して特定の測定も行なうため、相互運用性テストに加え、性能分析にも適している。
このツールの非介入的なネットワークトラフィック監視オプションは、オフライン又はオンラインで3G−324Mネットワークのトラフィックを監視する機能を提供する。例えば、呼を張っている2つのエンドポイントからの3G−324Mデータを監視できる。2つのエンドポイントは、2つの端末でもよいし、あるいは端末とマルチメディアゲートウェイとの組み合わせでもよい。応用例として、相互運用性テスト、トラブルシューティング、及びサービスの最適化が挙げられる。
オフラインモードにおいて、DNAは、データをファイルに受動的に捕捉するために使用され得る。次いでDNAは、これらのデータを再生してコマンド及び制御チャネルを検査し、ビデオチャネルを表示し且つオーディオチャネルを再生するために使用され得る。オンラインモードにおいて、DNA(オプションを含む)は、ベアラチャネル上のH.324M/3G−324Mビットストリームを受動的に監視して傍受し、ビットストリームを復号化し、コマンド及び制御チャネルを検査し、ビデオチャネル及び音声チャネルを視覚化して待ち受ける(リッスンする)ように構成され得る。サービス品質は、マルチプレクサからのビデオビットレート及び音声ビットレート、ビデオフレームレート、並びに誤り率に関して検査され得る。音声データ及びビデオデータはファイルに保管され、更に特化された音声分析ツール及びビデオ分析ツールを使用するデータの更なる分析が必要に応じて実行され得る。
上述のアナライザ(分析)ツールに加え、ネットワークノード中に実装される特定の性能カウンタが存在する。これらは、性能の問題をトレース(追跡)するのに使用され得る。これらのカウンタは、特定のサービス専用ではなく、UMTSシステムのためのものである。
DNA等の既存のソリューションは、ネットワークオペレータにおいて発生する特定の疑問、例えば、ビデオテレフォニーのために自分のネットワークが使用される度合い、呼のトラフィックの特性、セットアップできなかった呼の数とその理由、成功した呼の品質は満足できるものか等の疑問に答えるのに使用することはできない。換言すると、大量のテレビ電話トラフィックを分析するツールが存在しないため、ライブネットワークにおけるサービスの使用法及び品質に対する統計的な尺度を納得できるように判定するのは非常に困難である。
カウンタに関する問題もいくつか存在する。通常、カウンタは、サービス固有のデバイスではなくシステム固有のデバイスである。これは、サービス固有の統計的なデータが取得できないことを意味する。カウンタは、全てのプロトコル要素に対して動作するわけではない。例えば、ビデオテレフォニーの場合、分析は、多くの制御プレーンシグナリングプロトコル、及びH.223多重化内の種々の論理チャネルを含むべきである。ここで、H.223プロトコルは、低ビットレートのマルチメディア通信のための多重化プロトコルに関するITU−T勧告である。特定の尺度を取得するために、それら全てのプロトコルレベルが必要とされる。例えば、呼の開始から最初のビデオフレームの到着までの時間が必要である。更に、種々のベンダが種々のカウンタを実装しているので、マルチベンダネットワークにおいて一貫した性能監視システムを構築するのは不可能になる。最後に、この目的のためのノードリソースは制限されている。一般に、多くのハードウェアリソース/ソフトウェアリソースが主要性能指標(Key Performance Indicators)を測定するのに必要とされ、ネットワーク要素の費用が増加する。カウンタに基づく性能分析のために利用可能なリソースが制限されているという更なる事実の結果、これらのカウンタの時間分解能は低下する。
本発明は、特に3G−324Mビデオテレフォニー及び回線交換ストリーミングの大規模測定のために回線交換移動通信網の性能分析を実施することにより、上述のソリューションを改良することを目的とする。
発明の概要
従って、本発明の目的は、回線交換移動通信網の性能分析の方法を提供することである。ここで、パッシブトラフィックモニタが、ネットワークの標準化されたインタフェースに接続される。この目的は、分析対象のサービスの回線交換トラフィックを搬送するトランスポートチャネルを見つけ、回線交換トラフィックのビットストリームを多重分離し、トラフィックデータベースを構築し、且つサービスを特徴付ける主要性能指標及び使用尺度を規定及び計算することにより達成される。
別の面において、本発明は、回線交換移動通信網の性能分析、特に3G−324Mに基づくビデオテレフォニーの大規模な性能分析を行なうパッシブトラフィックモニタに関する。このパッシブトラフィックモニタは、移動端末、無線アクセスネットワーク、及びコアネットワークを含む回線交換移動通信網の標準化されたインタフェースに接続される。本発明によると、パッシブトラフィックモニタは、シグナリングアナライザ、ユーザプレーンプロトコルアナライザ、及びトラフィックデータベースライタに接続されるトレースアナライザを含む。トラフィックデータベースを生成するトラフィックデータベースライタは、シグナリングアナライザ、トレースアナライザ、及びユーザプレーンアナライザにリンクされる。
本発明の最も重要な利点は、3G−324Mに基づくビデオテレフォニー及び回線交換ストリーミングの大規模な測定が可能になることである。
別の利点は、大量のテレビ電話呼のオンライン測定が可能になることである。
別の利点は、エンドユーザに認識される性能及び特定のネットワークの問題を、主要性能指標から推定することである。
更なる利点は、ビデオテレフォニー及び回線交換ストリーミングサービスの使用法及び使用特性を監視する本発明によるパッシブトラフィックモニタが、3Gネットワークの単一のポイント、好ましくはIuインタフェースに接続されることである。パッシブトラフィックモニタは、サービス固有であり、サービスの作成に関わる全てのプロトコル要素に対して動作する。また、パッシブトラフィックモニタは、UMTSシステムから独立しているため、マルチベンダネットワークにおいて一貫した性能監視システムを構築できる。
本発明をより完全に理解するために、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照する。
発明の詳細な説明
図3において、オンライン及びオフラインの双方の場合に対して回線交換移動網の大規模分析を実行する方法のステップを示す。左側に示され且つ実線の矢印によりリンクされるステップはオフラインの場合に属し、右側に示され且つ破線の矢印により接続されるステップはオンラインの場合を示す。
第1のステップ301のように、トラフィックモニタは、双方の場合においてネットワークの標準化されたインタフェースに接続される。この標準化されたインタフェースは、3GネットワークのIuインタフェースであるのが好ましい。第2のステップ302において、オフラインの場合、生のトラフィックのトレース(軌跡)が上記のインタフェースを介して捕捉される。捕捉された各パケット又は各フレームは、タイムスタンプを提供される(303)。ステップ304において、回線交換方式の呼を見つけるのに必要な全ての情報を抽出して関連付けるために、トレース全体が解析される。オンラインの場合、到着する各パケット(又は各フレーム)はタイムスタンプがつけられ(310)、回線交換方式の呼を見つけるのに必要な全ての情報はオンラインで抽出して関連付けされる(311)。以降、双方の場合に対して、処理のステップは同一である。回線交換トラフィックを搬送するトランスポートチャネルが見つけられる(305)。次に、回線交換トラフィックのビットストリームは多重分離され(306)、トラフィックデータベースが構築される(307)。最後に、サービスを特徴付けるための主要性能指標及び使用尺度(usage measure)が規定され(308)、且つ計算される(309)。
図4において、移動端末401と移動端末409との間で開始される双方向テレビ電話トラフィック410を示す。パッシブ測定を行なう場合、システム性能を調査するために、パッシブトラフィックモニタ411がネットワーク内で配置されるべき場所、及び抽出されるべき情報の種類を考慮する必要がある。移動通信交換局(MSC)/在圏ロケーションレジスタ(VLR)404、406と、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)402、408の無線ネットワーク制御装置(RNC)との間のIuインタフェース403、407のいずれかにパッシブトラフィックモニタ411を接続することは、唯一の実施例ではないが有利である。このように、RNCの全てのビデオテレフォニー呼が追跡されることが保証され、大量のトラフィックを観察することが可能になる。一方、UTRANに関連する問題が観察可能になるように、主要性能指標が明示され得る。なぜなら、コアネットワーク405がIuインタフェース403、407においてUTRANアクセスストラタムのサービスを要求するからである。
図5において、回線交換ドメインに対するIuインタフェースのATMに基づくプロトコル構成を示す。Iuインタフェースが最適な選択であるため、以下において、そのインタフェースに対する方法の動作に焦点を当てて詳細な説明を行なう。モデルは、論理的に独立した2つの層、すなわち無線ネットワーク層(RNL)501及びトランスポートネットワーク層(TNL)502に分割され、更に、直交する制御プレーン503及びユーザプレーン504に分割され得る。制御プレーン503はリンク又は接続を制御するために使用され、ユーザプレーン504は上位層からユーザデータを透過的に送信するために使用される。現在の仕様によると、TNL502、ユーザプレーン504、及びTNL制御プレーン509は、非同期転送モード(ATM)技術512に基づく。
制御プレーン503は、Iuインタフェースを介してUMTS固有のシグナリング及び制御を提供するために使用されるRANAP(Radio Access Network Application Part)プロトコル505を含む。ユーザプレーン504は、ネットワーク要素間で透過的に送信されるユーザデータを含むIuユーザプレーンプロトコル層506を含む。また、TNL502は、制御プレーン及びユーザプレーン、すなわちトランスポートネットワーク制御プレーン509、並びにトランスポートネットワークユーザプレーン(TNUP)507及び508に分割される。TNUPを考慮すると、エンティティ507及び508は、転送される情報の種類(すなわち、制御プレーン503のメッセージ又はユーザプレーン504のパケット)に基づいて区別される。
RANAP505、及び更に上位層のユーザのメッセージは、信号接続制御パート(SCCP)510の接続を介して転送される。ATMアダプテーション層2(AAL2)511は、トランスポートネットワークにおいてユーザプレーン504のデータを送信するために使用される。AAL2の接続は、ALCAP514を使用して確立される。ATM層512及び物理層513は、プレーン507、508、509に対して共通の転送手段を提供する。
Iuインタフェースを介して、呼制御及び移動性管理メッセージ(これはL3モバイル−MSC通信である)がRANAP505により転送され、RANAP505はSCCP510の信号接続を介して転送される。テレビ電話ビットストリームは、AAL2プロトコル511を使用するトランスポートネットワークユーザプレーン508を介して転送される。ビットストリームを捕捉したいため、呼制御、RANAP505、SCCP510、及びAAL2 511の間の関係を見つける必要がある。ATM/AAL2の代わりにIPが使用される場合、この方法は同様に動作するが、トランスポートネットワークの識別子は、AAL2の接続識別子(CID)ではなく、IPに基づくトランスポートネットワークにおける各識別子である。
図6において、Iuトレース601を有する場合の本発明による方法のフローチャートを示す。テレビ電話呼に対応する呼セットアップシグナリングメッセージ602が識別されると、各加入者のテレビ電話トラフィックを搬送する接続に関するトランスポートネットワークレベルの識別子(CID、AAL2パス識別子)が取得される(603)(Get(加入者識別子, CID, パスID))。次に、CID及びパスIDを知ることにより、トランスポートネットワーク接続を多重分離し且つH.223フローを再構成すること(605)が可能になる。H.223フローは、ビデオフレーム及び音声フレーム、並びにH.245制御メッセージを1つのフローに多重化する(606)ビットストリームである。その後、ビデオコンポーネント及び音声コンポーネントを搬送する論理チャネル(LCN)のパラメータが、H.245制御メッセージを解釈すること(607)(Get(LCNパラメータ))により取得される。LCNパラメータを取得すると、ビデオフロー及びオーディオフローを再構成すること(610)が可能になる。
処理中、主要性能指標が計算される。主要性能指標を取得するのに必要な情報に依存して、呼の主要性能指標604、H.223の主要性能指標612、H.245の主要性能指標608、オーディオ及びビデオの主要性能指標611、並びにこれらの組み合わせの主要性能指標609が識別される(distinguished)。ここで、呼セットアップシグナリングに加えて、H.223、H.245、及びオーディオフレーム及びビデオフレームに由来する情報要素は、主要性能指標の値を導出するのに必要とされる可能性がある。導出可能な主要性能指標の例を本明細書において後述する。
図7において、この方法を実現するパッシブトラフィックモニタ411の可能な一実施形態を示す。パッシブトラフィックモニタ411は、トレースアナライザ703を含み、トレースアナライザ703は、シグナリングアナライザ702と、ユーザプレーンプロトコルアナライザに好適なH.223アナライザ704と、トラフィックデータベースライタ705とに接続される。トラフィックデータベース706を生成するトラフィックデータベースライタ705は、シグナリングアナライザ702、トレースアナライザ703、及びH.223アナライザ704にリンクされる。これらのモジュールの機能は以下の通りである。
トレースアナライザ703は、分析中にトレース解析処理を制御する。トレースアナライザ703は、シグナリングメッセージの到着を検出した場合、処理するためにそのメッセージをシグナリングアナライザ702に渡す。トレースアナライザ703は、シグナリングアナライザ702に対し、到着中の呼の識別子を要求し、その情報に基づいて、到着した呼内で搬送されたH.223多重化(多重データ,multiplex)の分析を開始するようにH.223アナライザ704をトリガする(促す)。
シグナリングアナライザ702は、トレース701内のシグナリングメッセージをチェックし、到着中のテレビ電話呼を識別するのに必要な情報を収集する。シグナリングアナライザ702は、新しく検出した[加入者ID, CID, パスID]の3つから成る組(トリプレットtriplet)をトレースアナライザ703に渡す。ログ記録されるべき情報は、トラフィックデータベースライタ705に送信される。この情報は例えば、呼の到着時刻、呼の終了時刻及び終了方法、拒絶された呼が存在するか否か及びその理由等の情報である。
H.223アナライザ704は、シグナリングアナライザ702の助けを借りてトレースアナライザ703が識別したH.223ビットストリームを、処理及び解析する。分析に必要な情報要素が識別され、主要性能指標の計算に必要な尺度は、収集され且つトラフィックデータベースライタ705に送信される。H.223アナライザ704は、終了されようとしているテレビ電話呼を見つけると、トレースアナライザ703に通知する。
トラフィックデータベースライタ705は、アナライザモジュール702、703、704から受信した情報をトラフィックデータベース706内に編成し、それは、所定の形式を使用するログファイルに格納される。
主要性能指標スクリプト707は、トラフィックデータベース706を入力として、主要性能指標708を計算する。
図8において、到着中の呼に対するCID及びパスIDを制御プレーン801及びトランスポートネットワーク制御プレーン802において取得する方法を示す。最初に、ステップ804において、SCCPの接続要求(CR)メッセージ及び接続確認(CC)メッセージが、Iu制御プレーンシグナリングメッセージ803から発見される。ステップ805において、信号接続識別子のDLR(Destination Local Reference)及びSLR(Source Local Reference)が取得される。これら2つの識別子は共に、呼と関連付けて全ての制御プレーンシグナリングメッセージ806(トランスポートネットワーク制御プレーン812は除く)を搬送する信号接続を識別する。
次にステップ807において、レイヤ3(L3)呼SETUPメッセージが発見される。このメッセージは、到着中の呼が「H.223&H.245」であるか否かの情報を含む。ステップ808において呼がテレビ電話呼(3G−324M)であることが分かると、ステップ810において、RANAP RAB割当てメッセージが検索される。このメッセージは、重要な情報の中でも特にバインドID811を含む。呼がテレビ電話呼でない場合、ステップ809において処理は終了する。バインドID811はQ.2630確立要求(ERQ)メッセージにおいても搬送されるため、SUGR(Served User Generated Reference)情報要素813において、呼セットアップに対応するAAL2接続セットアップメッセージ(ERQ、ECF等)が識別され得る。ERQメッセージは、AAL2 CID及びパスIDを更に含むので、ステップ814において、ユーザプレーントラフィック(H.223多重化)を搬送するトランスポート接続が識別される。仮想パス識別子/仮想チャネル識別子(VPI/VCI)とパスIDとの関連付けが、設定されたタイムスケールで発生する。従って、この関連付けが入力として方法に与えられると想定される。
図9において、H.223アナライザ704の内部構成を示す。H.223フレームアナライザ902は、トレースアナライザ701からH.223ストリーム901を取得する。H.223フレームアナライザ902は、ストリーム内のH.223フレームを識別し、多重プロトコルデータユニット(MUX−PDU)903を再構成する。MUX−PDU903は、複数論理チャネル(LCN)からの複数のオクテットを含んでもよい。MUX−PDUヘッダ903は、多重パケットのコンテンツを記述する。デマルチプレクサ904は、多重サービスデータユニット(MUX−SDU)905を再構成する。MUX−SDU905は、単一の論理チャネルに属する整数個のオクテットを常に含む。LCNモジュール906は、結局はMUX−SDU905であるアダプテーション層(AL)PDU909を解釈でき、AL SDU909を再構成する。AL SDU909のコンテンツは、それらが属する論理チャネルの種類に応じて、オーディオ/ビデオモジュール908により更に処理されてもよい。
H.223フレームアナライザ902、デマルチプレクサ904、及びLCNモジュール906は、H245アナライザ907により(部分的に)制御される。このモジュールは、AL1−SDUの形式でLCNからH.245制御メッセージ910を取得する。AL1は、主にデータ又は制御情報の転送のために設計される。H.245は、H.223多重化における第1の論理チャネル(LCN0)で転送される。制御チャネルは、デジタル通信の確立からデジタル通信の終了まで永続的に開かれているものと考えられる。従って、論理チャネルを開き且つ閉じる通常の手順は、制御チャネルには適用されない。デフォルトでは、H.245は、AL1上で機能し、信頼性のある動作を保証するためには、NSRP(番号付けが可能な簡易再伝送プロトコル,Numbered Simple Retransmission Protocol)及びCCSRL(コントロールチャネルセグメンテーションリアセンブリレイヤ,Control Channel Segmentation and Reassembly Layer)のサブレイヤのサポートを必要とする。
H.245制御プロトコルは、以下の機能及びサービスを提供する。
マスタ/スレーブの判定が提供され、セッションの開始時にマスタである端末を判定する。H.245は対称的な制御プロトコルであるため、条件の不一致が発生した際に条件を決定する権利を有するマスタ端末を決定する必要がある。
能力交換が提供され、例えば多重化のオプションモード、オーディオコーデック/ビデオコーデックの種類、データ共有モード及びそれに関連するパラメータ、及び/又は他の追加のオプション機能などの、双方の端末がサポートする能力を交換する。
論理チャネルシグナリングが提供され、メディアの送信のための論理チャネルを開閉する。この手順は、論理チャネルを使用するためのパラメータ交換を更に含む。
多重化テーブルの初期化/変更が提供され、多重化テーブルのエントリを追加/削除する。多重化テーブルのエントリは、MUX−PDUのヘッダから参照され、MUX−PDUの情報フィールド内の各オクテットが属する論理チャネルを記述する。
モード要求が提供され、受信機側から送信機側に動作モードを要求する。H.245において、コーデック及びそのパラメータの選択は、復号器の能力を考慮して送信機側で決定される。従って、受信機側がその能力内で優先する設定(preference)を有する場合、この手順が使用される。
往復遅延測定値が提供され、2つの通信端末間の往復遅延の判定を可能にする。RoundTripDelayRequestメッセージが相手側の端末に送信され、タイマが開始される。RoundTripDelayResponseメッセージがRoundTripDelayRequestメッセージに応答して受信されると、タイマは停止され、ユーザはタイマの値である往復遅延に関して通知される。
ループバックテストが、適切な動作を保証するために、開発中の使用又は実地での使用に対して提供される。
種々の呼制御コマンド及び指示が、通信モード、例えば協議コマンド等のフロー制御、ジッタ(jitter)指示、及びスキュー(skew)を相手側に要求するために、あるいは端末の状態を相手側に指示するために提供される。
図10において、H.223アナライザ704のモジュール間の対話を示す。H.245アナライザ907は、開かれているか(1001)又は閉じられている(1002)論理チャネルに関してデマルチプレクサ904に通知する。H.245アナライザ907は、使用される多重化テーブルエントリ1003及び動作モード1004に関する情報を更に提供する。このように、デマルチプレクサ904はMUX−PDU903を解釈する方法を知っており、LCNモジュール906はMUX−SDU905を解釈する方法を知っている。
H.245アナライザ907はまた、送信中にH.223多重化が再設定される場合に(1005)H.223フレームアナライザ902に通知する。例えば、レベル2のオプションが変更されると、H.223フレームの再構成方法が影響を受ける。
H.245アナライザ907は、エンドセッションメッセージ1007を見つけた場合、他のモジュールにそのことを通知する。トレースの最後に到達していたために呼が終了している場合(1006)、あるいは他の理由で呼がH.245アナライザ907により認識されない場合、トレースアナライザ701は、H.223アナライザのモジュールにそのことを通知する。
以下に説明する性能指標及び使用尺度の例は、3Gネットワークにおいてビデオテレフォニーサービスを特徴付けるために使用できるものである。これらの尺度は全て、パッシブトラフィックモニタを使用して取得可能である。主要性能指標スクリプトは、トラフィックデータベースから主要性能指標を計算するために使用される。
ビデオテレフォニーのサービスセットアップ成功率:3G−324Mビデオテレフォニーの呼セットアップの成功した数を、3G−324Mビデオテレフォニーの呼セットアップの全ての数で除算する。呼セットアップメッセージが有効なレイヤ3 SETUP及びL3 CONNECT及びL3 CONNECT ACKメッセージを含み、且つAAL2接続セットアップが成功し(ERQメッセージ及びECFメッセージから見て)、且つ少なくとも1つの有効なビデオフレームがビデオテレフォニー呼の双方向で(双方の当事者から)見られる場合、3G−324呼セットアップは成功である。
ビデオテレフォニー呼のドロップ率:成功裏にセットアップされたが適切に終了しなかった(1つ以上のプロトコルレベルにおいて正常な終了メッセージが存在しなかった)3G−324Mビデオテレフォニー呼の数を、成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼の数で除算する。ビデオフレーム又はオーディオフレームを搬送する全ての論理チャネルが閉じられ、且つ有効なAAL2接続のリリースメッセージ及びL3呼終了メッセージが見られた場合、呼は適切に終了している。
サービスアクセス時間:成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼に対して計算される、SCCP CRからH.223ビットストリーム内の最初のビデオフレームが現れるまでの平均時間。
修正サービスアクセス時間:SCCR CRからH.223ビットストリーム内の最初のビデオフレームが現れるまでの平均時間から、L3 ALERTINGメッセージとL3 CONNECTメッセージとの間の時間を減算する。これは、成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼に対して計算される。ALERTINGメッセージとCONNECTメッセージとの間の時間は、被呼者が呼び出し音を聞いてから電話を取るまでの時間を概算する。このように、「修正サービスアクセス時間」は、「サービスアクセス時間」よりも適切にシステムを特徴付ける。
チャネルセットアップ時間:成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼に対する最初のH.223フレームの到着から最初のビデオフレームの到着までの平均経過時間。
H.223MUXオーバヘッド:H.223多重化内の冗長オクテット(非ペイロード)のパーセント。H.223多重化は、ヘッダフィールド及び巡回冗長コード(CRC)フィールドを含む。
H.223MUX PDUの誤り率:H.223多重化レイヤにおけるMUX PDUの誤り率。「誤り」とは、ヘッダが破損したために、MUX PDUが属する論理チャネルの判定が不可能となったことを意味する。(オプションを適用しない場合、CRCはフレームのヘッダのみに対して計算される。)
オーディオ又はビデオのALフレーム誤り率:無効な(誤った)アダプテーション層PDU率。無効なAL−PDUとは:(a)許容される最小のオクテット数より少ないオクテットしか有さないAL−PDU、(b)整数個のオクテットを含まないAL−PDU、(c)AL−PDUの最大サイズより長いAL−PDU、(d)CRCエラーを含むAL−PDUである。
概算ビデオBLER:画質が適切であるか否かを判定するために、ブロック誤り率(BLER)は有用な性能指標である。80オクテットの長さのビデオブロックの損失率を概算するために、「H.223MUX−PDUの誤り率」及び「オーディオ又はビデオのALフレーム誤り率」から組み合わせられた尺度が必要とされる。
通常、実際には、H.223MUX−PDUがオーディオチャネルのみ又はビデオチャネルのみに属するビットを含むため、誤ったH.223MUX−PDUがビデオを含んでいたか否かを決定する1つの可能な方法(アプローチ)は以下の通りである。
オーディオフレームは周期的に(僅かなジッタを伴って)到着し、平均スタッフィングレートも概算可能であるため、誤ったH.223MUX−PDUがオーディオフレーム又はスタッフィングビットを含んでいたか否かを高い確度で決定できる。誤ったH.223MUX−PDUがそれらを含んでいなかった場合、ビデオフレームであったと推測される。その「推測された」追加のビデオエラーが「ビデオALフレーム誤り率」に加算されると、ユーザに分かるように、誤ったビデオフレームの率のより適切な概算が得られる。
ビデオビットレート:1秒間のアダプテーション層ビデオSDU(ビデオフレーム)の平均ビット数。全てのオーバヘッド及びエラービットは除外される。
オーディオビットレート:1秒間のアダプテーション層オーディオSDU(オーディオフレーム)の平均ビット数。全てのオーバヘッド及びエラービットは除外される。
オーディオフレーム損失率:失われたオーディオフレームの率。オーディオ情報は、一定のフレームレートで(すなわち、周期的に)送信される。これにより、オーディオフレームの損失を検出できる。
H.245NSRP再伝送率:再伝送されたH.245メッセージの数を全てのH.245メッセージの数で除算する。再伝送は、メッセージが認知されなかった場合、あるいは再伝送タイマの期限後に認知された場合に行なわれる。
H.245平均応答時間:H.245の要求メッセージと応答メッセージとの間の平均経過時間。
以下の尺度は、トラフィックモニタを使用して取得される。
サービスアクセスレート:H.223及びH.245ビデオ送信を指示するL3呼セットアップメッセージの1秒間の平均数。
成功した呼の継続時間:成功裏にセットアップされ且つ正常に終了した(ユーザにより終了された)呼の場合に、L3 CONACK(接続応答)メッセージが現れてからL3 DISC(切断)メッセージが現れるまでの平均経過時間。
H.245の継続時間:LCN0において検出された最初のH.245メッセージからH.245EndSessionコマンドまでの平均経過時間。
上に列挙した主要性能指標及び使用尺度を計算する手順は以下の通りである。
最初に、トラフィックデータベースから次の呼レコードが読み出される。次に、この呼は、主要性能指標に関係する種類のものであるかがチェックされる。その後、特定の呼に対する主要性能指標により規定される量(値)が計算される。次に、統計機能がその値で更新され(例えば、集合(aggregation)カウンタにその値を加算する)、主要性能指標にとって適切な呼の数を計算するカウンタが増加される。先のステップは、全ての呼が処理されるまで繰り返される。最後に、主要性能指標値が、主要性能指標に関連する統計機能を評価することにより計算される。例えば、主要性能指標が平均値である場合、集合カウンタの値は、適切な呼の数で除算される。
本発明の好適な実施形態が添付の図面に示され且つ先に詳細に説明されたが、本発明は開示された実施形態に限定されず、以下の請求の範囲により説明され且つ規定されるような本発明の精神から逸脱せずに、種々の再構成、変更、及び置換が可能であることが理解されよう。
回線交換方式の送信のために3G−324Mプロトコルを使用する3Gネットワークの一実施形態を示す図である。 3G−324Mプロトコルに基づくストリーミングを示すブロック図である。 回線交換移動網の大規模分析を実行する方法を示すフローチャートである。 テレビ電話サービスの例を示すブロック図である。 回線交換ドメインに対するIuインタフェースプロトコル構成の可能な実施形態を示す図である。 Iuトレースを有する場合の本発明による方法を概略的に示すフローチャートである。 パッシブトラフィックモニタの可能な一実施形態を示すブロック図である。 パッシブトラフィックモニタのシグナリングアナライザに関して可能な動作を示すフローチャートである。 H.223アナライザの可能な一実施形態を示す図である。 、H.223アナライザのモジュール間の対話を示すシーケンス図である。

Claims (29)

  1. 回線交換移動通信網の性能分析のための方法であって、パッシブトラフィックモニタが当該ネットワークの標準化されたインタフェースに接続されており、
    分析されるサービスの回線交換トラフィックを搬送するトランスポートチャネルが発見され、
    前記回線交換トラフィックのビットストリームが多重分離され、
    トラフィックデータベースが構築され
    前記サービスの主要性能指標及び使用尺度が規定され、
    前記主要性能指標及び前記使用尺度が計算される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記標準化されたインタフェースを介して生のトラフィックトレースが捕捉され、
    捕捉された各々のパケット又はフレームにタイムスタンプがつけられ、
    前記トレース全体が解析され、回線交換方式の呼を見つけるのに必要な情報が抽出されて関連付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 到着中の各々のパケット又はフレームにタイムスタンプがつけられ、
    回線交換方式の呼を見つけるのに必要な情報が抽出されて関連付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記標準化されたインタフェースは、3GネットワークのIuインタフェースであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記トレース全体を解析し、且つ回線交換方式の呼を見つけるのに必要な情報を抽出して関連付ける前記手順は、
    Iu制御プレーンシグナリングメッセージから、SCCPの接続要求メッセージ及び接続確認メッセージを発見するステップと、
    デスティネーション・ローカル・リファレンス、及びソース・ローカル・リファレンスを取得するステップと、
    レイヤ3の呼セットアップメッセージを発見するステップと、
    前記呼が3G−324Mテレビ電話呼であるか否かを判定するステップと、
    RANAP RAB割当てメッセージを発見するステップと、
    バインドIDを識別するステップと、
    トランスポート接続を識別するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  6. テレビ電話呼に対応する呼セットアップシグナリングメッセージが識別され、
    各加入者のテレビ電話トラフィックを搬送する接続の、トランスポートネットワークレベルの識別子が取得され、
    トランスポートネットワーク接続が多重分離され、
    H.223フローが再構成され、
    ビデオコンポーネント及び音声コンポーネントを搬送する論理チャネルのパラメータが、H.245制御メッセージを解釈することにより取得され、
    ビデオフロー及びオーディオフローが再構成され、
    主要性能指標が計算され、
    必要な情報に応じて、呼の主要性能指標、H.223の主要性能指標、H.245の主要性能指標、オーディオ及びビデオの主要性能指標、並びにこれらの組み合わせの主要性能指標が識別される
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  7. 主要性能指標を規定する前記手順は、ビデオテレフォニーのサービスセットアップ成功率を規定する手順であり、当該ビデオテレフォニーのサービスセットアップ成功率は、3G−324Mビデオテレフォニーの呼セットアップの成功した数を、3G−324Mビデオテレフォニーの呼セットアップの全ての数で除算した値を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. 主要性能指標を規定する前記手順は、ビデオテレフォニー呼のドロップ率を規定する手順であり、当該ビデオテレフォニー呼のドロップ率は、成功裏にセットアップされたが適切に終了しなかった3G−324Mビデオテレフォニー呼の数を、成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼の数で除算した値を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  9. 主要性能指標を規定する前記手順は、サービスアクセス時間を規定する手順であり、当該サービスアクセス時間は、成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼に対して計算される、SCCP CRからH.223ビットストリーム内の最初のビデオフレームが現れるまでの平均時間を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  10. 主要性能指標を規定する前記手順は、修正サービスアクセス時間を規定する手順であり、当該修正サービスアクセス時間は、SCCR CRからH.223ビットストリーム内の最初のビデオフレームが現れるまでの平均時間から、L3 ALERTINGメッセージとL3 CONNECTメッセージとの間の時間を減算した値を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  11. 主要性能指標を規定する前記手順は、チャネルセットアップ時間を規定する手順であり、当該チャネルセットアップ時間は、成功裏にセットアップされた3G−324Mビデオテレフォニー呼に対する最初のH.223フレームの到着から最初のビデオフレームの到着までの平均経過時間を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  12. 主要性能指標を規定する前記手順は、H.223MUXオーバヘッドを規定する手順であり、当該H.223MUXオーバヘッドは、ヘッダフィールド及びCRCフィールドを含むH.223多重データ内の冗長オクテット(非ペイロード)のパーセントを示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  13. 主要性能指標を規定する前記手順は、H.223MUX PDUの誤り率を規定する手順であり、当該H.223MUX PDUの誤り率は、H.223多重化レイヤにおけるMUX PDUの誤り率を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  14. 主要性能指標を規定する前記手順は、オーディオ又はビデオのALフレーム誤り率を規定する手順であり、当該オーディオ又はビデオのALフレーム誤り率は、無効な(誤った)アダプテーション層PDU率を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  15. 主要性能指標を規定する前記手順は、概算ビデオブロック誤り率を規定する手順であり、当該概算ビデオブロック誤り率は、画質が適切であるか否かを示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  16. 主要性能指標を規定する前記手順は、ビデオビットレートを規定する手順であり、当該ビデオビットレートは、全てのオーバヘッド及びエラービットは除外された、1秒間のアダプテーション層ビデオSDU(ビデオフレーム)の平均ビット数を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  17. 主要性能指標を規定する前記手順は、オーディオビットレートを規定する手順であり、当該オーディオビットレートは、全てのオーバヘッド及びエラービットは除外された、1秒間のアダプテーション層オーディオSDU(オーディオフレーム)の平均ビット数を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  18. 主要性能指標を規定する前記手順は、オーディオフレーム損失率を規定する手順であり、当該オーディオフレーム損失率は、失われたオーディオフレームの率を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  19. 主要性能指標を規定する前記手順は、H.245NSRP再伝送率を規定する手順であり、当該H.245NSRP再伝送率は、再伝送されたH.245メッセージの数を全てのH.245メッセージの数で除算した値を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  20. 主要性能指標を規定する前記手順は、H.245平均応答時間を規定する手順であり、当該H.245平均応答時間は、H.245の要求メッセージと応答メッセージとの間の平均経過時間を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  21. 使用尺度を規定する前記手順は、サービスアクセスレートを規定する手順であり、当該サービスアクセスレートは、H.223及びH.245ビデオ送信を引き起こすL3呼セットアップメッセージの1秒間の平均数を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  22. 使用尺度を規定する前記手順は、成功した呼の継続時間を規定する手順であり、当該成功した呼の継続時間は、成功裏にセットアップされ且つ正常に終了した呼の場合に、L3 CONACKメッセージが現れてからL3 DISCメッセージが現れるまでの平均経過時間を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  23. 使用尺度を規定する前記手順は、H.245の継続時間を規定する手順であり、当該H.245の継続時間は、LCN0において検出された最初のH.245メッセージからH.245EndSessionコマンドまでの平均経過時間を示すことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  24. 前記主要性能指標及び前記使用尺度を計算する前記手順は、
    トラフィックデータベースから次の呼レコードを読み出すステップと、
    この呼が、主要性能指標に関係する種類のものであるか否かをチェックするステップと、
    特定の呼に対する前記主要性能指標により規定される値を計算するステップと、
    統計機能を前記値で更新し、前記主要性能指標にとって適切な呼の数を計算するカウンタの値を増加させるステップと、
    前記各ステップを、全ての呼が処理されるまで繰り返すステップと、
    前記主要性能指標の値を、当該主要性能指標に関連する統計機能を評価することにより計算するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  25. 回線交換移動通信網の性能分析、特に、3G−324Mに基づくビデオテレフォニーの大規模な性能分析のための、パッシブトラフィックモニタであって、当該パッシブトラフィックモニタは、移動端末、無線アクセスネットワーク、及びコアネットワークを含む前記回線交換移動通信網の、標準化されたインタフェースに接続されており、
    当該パッシブトラフィックモニタは、シグナリングアナライザ、ユーザプレーンプロトコルアナライザ、及びトラフィックデータベースライタに接続されたトレースアナライザを含み、
    トラフィックデータベースを生成する前記トラフィックデータベースライタは、前記シグナリングアナライザ、前記トレースアナライザ、及び前記ユーザプレーンアナライザに接続されている
    ことを特徴とするパッシブトラフィックモニタ。
  26. 前記ユーザプレーンプロトコルアナライザはH.223アナライザであり、
    前記トレースアナライザは、分析中に、トレース解析処理を制御し、
    シグナリングメッセージの到着を検出すると、前記トレースアナライザは、当該シグナリングメッセージを、処理のために前記シグナリングアナライザに渡し、
    前記トレースアナライザは、前記シグナリングアナライザに対し、到着中の呼の識別子を要求し、この情報に基づいて、到着した呼内で搬送されたH.223多重データの分析を開始するように前記H.223アナライザをトリガし、
    前記シグナリングアナライザは、トレース内の前記シグナリングメッセージをチェックし、到着中のテレビ電話呼を識別するのに必要な情報を収集し、
    前記シグナリングアナライザは、新しく検出したトリプレットを前記トレースアナライザに渡し、
    ログ記録されるべき情報が、前記トラフィックデータベースライタへ送信され、
    前記H.223アナライザは、前記シグナリングアナライザの助けを借りて前記トレースアナライザが識別したH.223ビットストリームを、処理及び解析し、
    分析に必要な情報要素が識別され、主要性能指標の計算に必要な尺度は、収集され且つ前記トラフィックデータベースライタに送信され、
    前記H.223アナライザは、テレビ電話呼が終了されたことを発見すると、前記トレースアナライザ703に通知し、
    前記トラフィックデータベースライタは、アナライザモジュールから受信した情報を前記トラフィックデータベース内に編成し、当該情報は、所定の形式を使用するログファイルに格納される
    ことを特徴とする請求項25に記載のパッシブトラフィックモニタ。
  27. 前記H.223アナライザは、
    前記トレースアナライザからH.223ストリームを受信し、当該ストリーム内のH.223フレームを識別し、MUX−PDUを再構成し、当該MUX−PDUを受信して再構成するデマルチプレクサへ送信するH.223フレームアナライザと、
    アダプテーション層(AL)PDUを解釈してAL SDUを再構成するLCNモジュールと、
    AL SDUのコンテンツが属する論理チャネルの種類に応じて、当該AL SDUのコンテンツを更に処理するオーディオ/ビデオモジュールと、
    前記H.223フレームアナライザ、前記デマルチプレクサ、及び前記LCNモジュールを部分的に制御し、AL1−SDUの形式で前記LCNモジュールからH.245制御メッセージを取得するH.245アナライザと、
    を備えることを特徴とする請求項26に記載のパッシブトラフィックモニタ。
  28. 前記MUX−PDUは、複数の論理チャネルからのオクテットを含むことを特徴とする請求項27に記載のパッシブトラフィックモニタ。
  29. 前記MUX−PDUのヘッダは、多重化パケットのコンテンツを記述することを特徴とする請求項27に記載のパッシブトラフィックモニタ。
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