JPH10154956A - プロトコルアナライザおよび移動局を用いたセルラ無線通信ネットワークの制御システムおよびその制御方法 - Google Patents

プロトコルアナライザおよび移動局を用いたセルラ無線通信ネットワークの制御システムおよびその制御方法

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JPH10154956A
JPH10154956A JP9270421A JP27042197A JPH10154956A JP H10154956 A JPH10154956 A JP H10154956A JP 9270421 A JP9270421 A JP 9270421A JP 27042197 A JP27042197 A JP 27042197A JP H10154956 A JPH10154956 A JP H10154956A
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロトコルアナライザおよび移動局を用いた
セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステム
および方法を提供する。 【解決手段】 監視可能なタイプのインタフェースの中
の一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記
録および時間刻印するための固定的若しくは非移動的手
段(プロトコルアナライザのグループ21,31,4
1,61)と、記録および時間刻印された信号データを
集中化するための固定的手段(信号データベース24,
34,44,64及び送信手段25)と、信号情報がそ
の上で記録された各インタフェースからのダウンライン
に位置する当該セルラ無線通信ネットワークの部分を正
確に局所限定するために、前記信号情報に局所限定情報
を結合させるための手段(局所限定データベース10及
び移動制御ユニット45)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動局との通信を
行うための、特にGMS(Global System for Mobile Co
mmunications) 標準に拠るとは限らない、セルラ無線通
信ネットワーク(cellular radiocommunications nerwor
k)に関する。本発明は、特に、セルラ無線通信ネットワ
ークを制御するためのシステムおよび方法に関する。上
記制御は、セルラ無線通信ネットワークの動作を最適化
し、そして可能な限り迅速に障害を検出するためのもの
である。また、上記制御を介して、提供されれるサービ
スの質を評価することも求められる。セルラ無線通信ネ
ットワークを制御するには、その全体を描写することが
必要である。実際、全体の描写によってのみ、セルラ無
線通信ネットワークの欠点や障害が浮き彫りにされ、そ
の原因が診断される。診断のスピードおよび正確さが増
大するほど、より迅速な修正が可能になり、可能な限り
ユーザ間の不満の原因を減少させることができる。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの動作を別個に監視するこ
とのできる、主に2つの制御技術が知られている。これ
ら2つのネットワーク制御技術についてのそれぞれの欠
点を明らかにする前に、セルラ無線通信ネットワークに
ついての数種の構造特性を図1に示す。
【0003】一般的にセルラ無線通信ネットワークは、
セルラ無線通信ネットワークを固定された電話ネットワ
ーク(例えば、公衆交換回線網(PSTN(Public swit
chedtelephone network)))に相互接続するための少な
くとも一つの移動交換局(mobile switching center)
(あるいはGMS標準におけるMSC)を備える。また
少なくとも一つの基地局制御装置(あるいはGMS標準
におけるBSC)が各移動交換局(MSC)に接続され
ている。少なくとも一つの基地トランシーバ局(base tr
anceiver station) (あるいはGMS標準におけるBT
S)は各基地局制御装置(BSC)に接続されている。
各基地トランシーバ局(BTS)には、移動局(MS)
が動き回ることのできる別々の地理的セルが付随してい
る。加えて、HLR(Home Location Resgister) (家庭
用レジスタ)、VLR(Visitor Location Register)
(訪問者用レジスタ)、AuC(Authentication Regist
er) (認証用レジスタ)、そしてEIR(Equipment Ide
ntity Regizter) (装置同定用レジスタ)等の、さまざ
まな特定データベースが各移動交換局(MSC)に接続
されている。
【0004】従来から、以下の5タイプのインタフェー
スを区別することができる。一つ目は、各々が一つの移
動局(MS)と基地トランシーバ局(BTS)との間に
位置するAir(あるいはUm)インタフェース、二つ
目は、各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそ
れに対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置す
るAbisインタフェース、三つ目は、各々が一つの基
地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換局
(MSC)との間に位置するAインタフェース、四つ目
は、各々が一つの移動交換局(MSC)とそれに対応す
る固定された電話ネットワーク(あるいはPSTN)と
の間、または2つの移動交換局(MSC)との間、ある
いは一つの移動交換局(MSC)と一つの中継局(trans
it center)との間に位置する、「CCITT信号システ
ムNo.7」インタフェース(ISUP、TUP、SS
UTR2)、そして五つ目は、各々が一つの移動交換局
(MSC)と一つの特定データベースとの間に位置する
MAP(Mobile ApplicationPart) インタフェースであ
る。
【0005】既知となっている第1のネットワーク制御
技術は、“見張スタッフ”、すなわち、移動追跡ユニッ
トとして知られる測定装置を持って検査域を内を移動す
るスタッフ、を使用するものである。(一般的にこの追
跡装置は、読み出しデータを蓄積するためのコンピュー
タに接続された特別な移動電話である。)測定(field、
TEB、および他の測定)は、GPS(Global Position
ing System) の局限ビーコンを使って地理的位置に付随
して行われる。こうして、Airインタフェースに関し
て問題となる地域を明らかにする有効範囲マップを作成
することが可能となる。
【0006】既知となっている第2のネットワーク制御
技術は、出張して接続を回復させる見張スタッフを使用
するものであり、これはネットワークの一つ以上のプロ
トコルアナライザと一つ以上のインタフェース(Abi
s、A、「CCITT信号システムNo.7」、または
再びMAP)との間の監視される地理的領域に依存す
る。各プロトコルアナライザは監視すべきインタフェー
ス上を巡る信号フレームの傍受を行うことができる。検
査後、そこからトラヒック、呼び出し失敗あるいは移動
体間転送(あるいはハンドオーバ)、ネットワーク動
作、そしてネットワークの振る舞いに関する重要な情報
が引き出される。
【0007】こうした2つの既知技術の各々において、
監視作業は当該ネットワークのある決まったインタフェ
ースにおいてなされる。すなわち、ある技術ではAir
インタフェース、別の技術ではAbis、A、「CCI
TT信号システムNo.7」、または再びMAPインタ
フェースにおいてなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記両従
来技術とも欠点を有する。第1の技術はAirインタフ
ェースにおいて、ダウンリンクのラジオチャネルに関し
て固定局から移動局に向けてのみ実行されるので、限定
された数の情報要素だけが取得される。特にこの技術
は、(移動追跡ユニットからセルラ無線通信ネットワー
クへの)アップリンクに関する情報を取得するのに使用
することはできない。実際、この“見張スタッフ”で知
られる技術は消費者の観点からのネットワークの質につ
いての部分的な理解を提供し、従ってネットワーク動作
についての部分的なビジョンを与える。
【0009】さらに、第1の技術について、移動追跡ユ
ニットからの情報のフィードバックは長く複雑である。
実際、現時点では、各移動追跡ユニットに蓄積されたデ
ータは、それが集中化され、包括的に処理されるよう
に、ディスケット上に複写される。測定時間に加えて、
こうしたすべてのための実質的な時間が必要とされ、結
果を吟味するのに要する時間は言うに及ばず、ディスケ
ットを介してデータを転送するのに要する時間が存在す
る。加えて、第1の技術において使用される移動追跡ユ
ニットは大変高価なものである。実際、その価格は通常
の移動局の価格の20倍となっている。
【0010】第2の技術には、部分的にはよく洗練され
たスタッフ陣が必要である。実際、限られた検査期間で
適切な情報を引きだすには、各記録サイトにプロトコル
アナライザを正しく接続し、それを十分に制御すること
のできる少なくとも一人の洗練された人間がいなければ
なければならない。
【0011】第2の技術においても、第1の技術と同
様、(当該ケースにおけるプロトコルアナライザから
の)フィードバックは長く複雑である。実際、現時点で
は、各プロトコルアナライザに蓄積されたデータは、そ
れが集中化され、包括的に処理されるように、ディスケ
ット上に複写される。測定時間に加えて、こうしたすべ
てのための実質的な時間が必要とされ、結果を吟味する
にに要する時間は言うに及ばず、ディスケットを介して
データを転送するのに要する時間が存在する。
【0012】最後に第2の技術において、得られた情報
に、セル自身に関する情報より正確な情報地理的情報を
結合させることは不可能である。言い換えると、プロト
コルアナライザによって検査されるセルラ無線通信ネッ
トワークの部分を正確に局所限定することは不可能であ
る。「検査されるセルラ無線通信ネットワークの部分」
という言葉はここでは(プロトコルアナライザによって
監視される)インタフェースと関心のある一つ以上の移
動局(すなわち、それに関するプロトコル情報が監視さ
れるインタフェースを通って伝搬する移動局)との間に
位置するネットワーク部分を意味する。解析部分に関し
て正確に局所限定することができないので、グラウンド
(ネットワークの最低位レベル)における動作の実際状
況を正確に把握することが妨げられる。またこのこと
は、これらの解析された部分の質的な欠陥を補正するの
に必要な測定を行うことが不可能であることを意味す
る。
【0013】こうして本発明の課題は、特に上記従来技
術の欠点を軽減することにある。特に本発明の課題の一
つは、(特に、スタッフメンバの数を減少させることに
よって、そして移動追跡ユニットが必要とされないとい
う事実によって)従来のアプローチよりもより簡易かつ
より安価なものでありながら、ネットワークの動作状況
に関する情報を最大限に収集することのできる、セルラ
無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび
方法を提供することにある。
【0014】本発明の別の課題は、測定の間に得られる
ネットワークの動作状況に関するデータに基づいて、測
定段階と供給段階の間の時間間隔を縮小させることので
きる、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシ
ステムおよび方法を提供することにある。
【0015】本発明のさらに別の課題は、(ネットワー
クを使用する)消費者の観点は言うに及ばず、(ネット
ワークを管理する)オペレータの観点に立って、ネット
ワークの動作を把握することのできるセルラ無線通信ネ
ットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供
することにある。
【0016】本発明のもうさらに別の課題は、解析され
るネットワーク部分を正確に局所限定するとともに、グ
ラウンドにおける動作の実際状況を把握することのでき
るセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステ
ムおよび方法を提供することにある。
【0017】本発明は以上の課題を解決し得るセルラ無
線通信ネットワークを制御するためのシステムを提供す
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るセルラ無線通信ネットワークの制御
システムにおいては、次のような手段を採用する。すな
わち、監視可能なさまざなタイプのインタフェースを備
えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回線網(P
STN)に相互接続することができる少なくとも一つの
移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局(MSC)
に接続された少なくとも一つの基地局制御装置(BS
C)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接続され、
その各々が一つの地理的セルに付随する少なくとも一つ
の基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、移動局
(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信ネット
ワークを制御するためのシステムであって、前記監視可
能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのイ
ンタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時
間刻印するための固定的手段と、前記記録および時間刻
印された信号データを集中化するための固定的手段と、
その上に信号情報が記録された各インタフェースからの
ダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワー
クの部分を正確に局所限定するために局所限定情報を前
記信号データと結合させるための手段と、を備える。す
なわち、本発明が提供する、特にGSM標準に準拠した
セルラ無線通信ネットワークの制御システムは、監視可
能なタイプのインタフェース(特に、Abis、A、
「CCITT信号システムNo.7」、MAPインタフ
ェース)の中の少なくとも一つのインタフェースを経由
して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固
定的(すなわち非移動的)手段と、記録および時間刻印
された信号データを集中化するための固定的手段と、信
号情報がその上で記録された各インタフェースからのダ
ウンラインに位置する当該セルラ無線通信ネットワーク
の部分を正確に局所限定するために、前記信号情報に局
所限定情報を結合させるための手段を備える。
【0019】また、前記さまざまなタイプのインタフェ
ースは、その各々が一つの基地トランシーバ局(BT
S)とそれに対応する基地局制御装置(BSC)との間
に位置するAbisインタフェースと、その各々が一つ
の基地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換
局(MSC)との間に位置するAインタフェースと、そ
の各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの移
動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網
(PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MS
C)と一つの中継局(transit center)との間に位置する
「CCITT信号システムNo.7」インタフェース
(ISUP、TUP、SSUTR2)と、その各々が一
つの移動交換局(MSC)と一つの特定データベース
(HLR、VLR、AuC、EIR)との間に位置する
MAPインタフェースと、を含むことが好ましい。
【0020】このようの本発明の一般原理には、固定さ
れた記録および時間刻印手段(すなわち、その各々に、
監視しなければならないある一つのある与えられたイン
タフェースが奉じられたプロトコルアナライザ)の使用
と、(特に、Abis、A、「CCITT信号システム
No.7」、そしてMAPタイプの中の一つ以上のタイ
プに属する)これらのインタフェースにおいて取得され
るすべての信号情報を自動的に集中化することが含まれ
る。
【0021】言い換えると本発明の一般原理は、ネット
ワークを継続的に監視するめに、(Abis、A、「C
CITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプ
の中のいくつかの、あるいはすべてのタイプのインタフ
ェースにおいて)一つ以上のプロトコルアナライザをネ
ットワークに固定的に接続して、それらのプロトコルア
ナライザにこれらのインタフェースを介して伝達される
信号メッセージを記録させ、そしてまた、それらのプロ
トコルアナライザによって記憶されたデータ要素を周期
的に集中化させることにある。
【0022】これらの集中化されたデータ要素は、ひと
たび妥当に記憶およびフォーマッティングされると、ネ
ットワーク動作の問題点を検出するのに使用されること
ができる。
【0023】時間刻印のされた信号データの解析は、特
にネットワークの負荷および挙動を使った研究と関係し
ている。
【0024】局所限定情報を信号情報に結合させること
は、(オペレータによって認識される)システムレベル
での動作ではなく、グラウンドにおける動作(すなわ
ち、消費者またはユーザによって体験される動作)の制
御を可能にすることが認識される。
【0025】この結合化は特にAbisインタフェース
の場合において利益的となることは認識しなければなら
ない。というのは、この種の結合化はAirインタフェ
ースにおける記録(そして、それゆえ非常にコストのか
かる移動追跡ユニットの使用)を何も必要としないから
である。実際、Abisインタフェースにおいて有効な
信号情報要素は、ひとたび正確な地理的な位置に付随す
ると、Airインタフェースにおけるものより一層完全
なものとなる。
【0026】プロトコルメッセージ(すなわち信号情
報)を生じさせる2つのタイプのイベント、つまり、実
際の(電話)加入者の通信および移動と、プロトコルメ
ッセージ生成器においてプログラムされたシナリオとを
区別することが可能である。
【0027】プロトコルメッセージ生成器(Tekel
ec GSM/TまたはMGTSタイプ)は、何千もの
加入者の振る舞いを代表する、ありもしないトラヒック
に対応する大量のフローを発生させることに気づかれ
る。これらのプロトコルメッセージに基づく監視は少な
くとも以下の理由から重要である。まず、監視が試験プ
ラットフォームでなされたとき、これらの監視は、特定
のネットワーク要素(例えばMSCやBSC)が、それ
が組み込まれた運転中のネットワークに対するサービス
の質を侵害する振る舞いを示す限界を決定するのに使用
することができる。そして、監視がセルラ無線通信ネッ
トワーク自身の中でなされるとき、これらの監視は、ネ
ットワーク要素の結合化の弱点を、それが本当のトラヒ
ックにおいて(消費者に提供されたサービスにとって不
運な結果を伴って)露呈される以前に、決定するのに使
用することができる。
【0028】かくして本発明によるシステムは、プロト
コルアナライザを接続するためであろうが、記録された
信号情報を集中化させるためであろうが、サイトにいる
技術者の移動をなんら必要としない。特にこのシステム
によれば、上記従来技術において存在したディスケット
の厄介な移し替えを回避することができる。
【0029】本発明のもう一つの利点は、それを、(A
bis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そ
してMAPタイプの中の)ただ一つのタイプのインタフ
ェース上で監視が行われるか、あるいは複数のタイプの
インタフェース上で監視が行われるかに応じて、一つま
たはそれ以上のレベルでネットワークを監視することに
使用することができるということである。各インタフェ
ースレベルは異った性質の情報を提供する。
【0030】かくして、Abisインタフェースで取得
された信号情報は、特に、無線アップリンクおよび無線
ダウンリンクの状態、そしてハンドオーバや通信コース
に関する情報を提供する。
【0031】Aインタフェースで取得された信号情報
は、特に全体としての呼び出し処理(トラヒック、失敗
呼び出し等)と移動性(ハンドオーバ)に関係する。
【0032】「CCITT信号システムNo.7」で取
得された信号情報は、主に公衆交換網(PSTN)と通
信フローとのインタフェースに関する情報に関係する。
【0033】最後に、MAPインタフェースで取得され
た信号情報は、特に、移動装置、なされた呼び出しの移
転等の移動に関する情報に関係する。
【0034】前記記録および時間刻印のための固定的手
段は、単一かつ同一のタイプに属する少なくとも一つの
別個のインタフェースのレベルにおいて、該別個のイン
タフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間
刻印するために前記セルラ無線通信ネットワークに接続
された少なくとも一つのプロトコルアナライザから成
る、少なくとも一つのグループを備え、前記信号データ
を集中化するための固定的手段は、それぞれが、少なく
とも一つのプロトコルアナライザから成る別個のグルー
プに付随するとともに監視可能なタイプのインタフェー
スとも結合した、少なくとも一つの信号データベース
と、前記各プロトコルアナライザによって記録および時
間刻印される前記信号情報を、該プロトコルアナライザ
がそれぞれ属するグループに付随する前記信号データベ
ースに向けて送信するための送信手段と、を備えること
が好ましい。
【0035】前記各プロトコルアナライザによって記録
および時間刻印された前記信号情報を送信するための手
段は、一つの独立した送信ネットワークを備えると有利
である。
【0036】独立なデータ送信ネットワークは例えばオ
ペレータに固有のLAN(local area network)またはW
AN(wide area network) タイプの情報ネットワークで
ある。
【0037】前記記録および時間刻印手段はまた各プロ
トコルアナライザを遠隔制御する手段をも備えるのが有
利である。
【0038】かくして、プロトコルアナライザ遠隔制御
手段によって、技術者が地域を移動する必要はなくな
る。
【0039】前記局所限定情報を前記信号情報に結合さ
せるための手段は、局所限定データベースと、それぞれ
が、時間刻印された局所限定情報を配信する一つの局所
限定・時間刻印装置と、移動制御局として知られた、前
記移動局の一つを備えた、少なくとも一つの移動制御ユ
ニットと、前記各信号データベース内に記憶された前記
時間刻印された信号情報の少なくともあるきまった情報
要素が、前記局所限定データベースに記憶された時間刻
印された局所限定情報と結合するように、前記各信号デ
ータベースを前記局所限定データベースに同期させるた
めの同期化手段とを備え、前記移動制御局はデータ送信
モードで機能するとともに、前記セルラ無線通信ネット
ワーク上の前記移動制御局によって構築された通信リン
クを経由して、前記時間刻印された局所限定情報が前記
局所限定データベースに送信されるように前記局所限定
装置と協力し、前記通信リンクに関係する信号情報は、
少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによっ
て記録かつ時間刻印されるとともに、該プロトコルアナ
ライザが属するグループに結合する前記信号データベー
スに向けて送信され、そこに記憶されるように構成され
ることが好ましい。
【0040】かくしてイベント、すなわち特定のルート
を経由して移動するオペレータによって配信される呼び
出し(コール)、を生成する第3のタイプのプロトコル
メッセージが生成される。思い起こすと、イベントを生
成する他の2つのタイプのプロトコルメッセージは、す
でに記述したように、プロトコルメッセージ生成器にプ
ログラムされたシナリオは言うに及ばず、実際の加入者
の呼び出しおよび移動である。
【0041】本発明における移動制御局は、全く従来の
装置であることに気づくことが大切である。そのため、
それにかかるコストは、(「追跡スタッフ」として知ら
れる)上記第1の従来技術で知られるような特定の移動
追跡ユニットよりはずっと低いもの(20倍も低いも
の)となる。
【0042】前記局所限定・時間刻印装置は単純または
差分GPSタイプの衛星測位システムであることが好ま
しい。
【0043】かくして、(単純GPSの場合、)縦横に
関して非常に正確な(約100メートル以内の)局所限
定が実現され、(差分GPSの場合、)高さに関しても
同様に正確である。加えて、非常に正確な時間信号もま
た局所限定情報に時間刻印するのに利用することができ
る。
【0044】前記局所限定・時間刻印装置はまた固定さ
れた局所限定局を含み、前記移動制御局によって送信さ
れた前記局所限定情報が前記局所限定局から配信された
データフローと組み合わされた後、前記局所限定データ
ベースに記憶され、これによって局所限定の精度が増大
するように構成されると有利である。
【0045】かくして、例えば16メートル以内の範囲
に局所限定の精度が改善される。前記各移動制御ユニッ
トはまた、前記局所限定・時間刻印装置から配信された
前記時間刻印のなされた局所限定データをフォーマット
するためのフォーマット手段をも備え、前記移動制御局
から送信されたフレームに該情報を導入させることがで
きるように構成されると有利である。
【0046】かくして、最も単純な場合、局所限定装置
によって生成された局所限定情報は移動制御局によって
送信されたフレームの中に直に導入される。局所限定情
報がこの方法で移動制御局によって送信されたフレーム
の中に直に導入され得ない場合のみ、局所限定情報をフ
ォーマットするための手段が用いられる。
【0047】前記システムは、また、時間刻印された信
号情報およびそれに結合する時間刻印された局所限定デ
ータを処理および提供するための手段を備えることが有
利である。
【0048】処理後の動作によって、エンジニアリン
グ、パラメータ設定、運転、あるいはメンテナンスに携
わるエンジニアに、グラウンドのネットワークの実際状
況を提供することが可能である。こうして彼らは、解析
された無線区域における質の欠陥を修正するのに必要な
何らかのステップを踏むことが可能となる。一般的に、
表示される結果は、明快かつ解釈が容易であることが必
要である。特に、提示はマップ、グラフ、表、リスト等
の形で行われることが可能である。
【0049】本発明の好ましい形態において、前記セル
ラ無線通信ネットワークはGSMタイプであることが好
ましい。
【0050】本発明は、また、対応するセルラ無線通信
ネットワークの制御のための方法にも関係している。こ
の方法は、前記監視可能なタイプのインタフェースの中
の少なくとも一つのインタフェースを介して伝わる信号
情報を記録し、時間刻印し、そして集中化させる第1の
ステップと、その上に信号情報が記録される各インタフ
ェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通
信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、前
記信号情報に局所限定情報を結合させるための第2のス
テップと、を含み、前記第1のステップは、一つ以上の
固定されたプロトコルアナライザを使用して、前記監視
可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つの
インタフェースを介して伝わる信号情報を記録および時
間刻印することと、一つの独立するデータ送信ネットワ
ークを介して、前記記録および時間刻印された信号情報
を、各々が前記監視可能なタイプのインタフェースの一
つに結合した一つ以上の信号データベースに向けて送信
すること、とを含んでいる。
【0051】また、前記第2のステップは、局所限定・
時間刻印装置によって提供された前記時間刻印された局
所限定情報を、特に移動制御局として知られる移動局
(MS)によって構築された通信リンクを経由して、前
記セルラ無線通信ネットワーク上の局所限定データベー
スへ送信させることと、前記各信号データベース内に記
憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともある
きまった情報要素が、前記局所限定データベースに記憶
された時間刻印された局所限定データに結合するように
するために、前記各信号データベースを前記局所限定デ
ータベースと同期化させること、とを含み、前記通信リ
ンクに関係する信号情報は、少なくなくとも一つの前記
プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻印される
とともに、該プロトコルアナライザが属するグループに
結合する前記信号データベースに向けて送信され、その
後、該信号データベースに記憶されるように構成される
ことが好ましい。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0053】本発明はセルラ無線通信ネットワークを制
御するためのシステムおよび方法を提供する。議論の対
象となるセルラ無線通信ネットワークの一般構成はすで
に図1を参照して説明がなされたので、ここでは繰り返
すことは避ける。
【0054】以下の記述では、ただ一つのGSM(Globa
l System for Mobile Communications) タイプのセルラ
無線通信ネットワークだけを議論する。しかしながら、
本発明がこの特定のタイプのネットワークに限定される
ことはなく、より一般的に、図1で示されたようなネッ
トワークと実質的に同一の構成を有するすべてのネット
ワークに適用可能であることは明らかになろう。
【0055】ここでは、以下、本発明によるセルラ無線
通信ネットワーク制御システムの2つの実施形態が説明
される。
【0056】図2は第1の実施形態を示した図である。
この第1の実施形態によるセルラ無線通信ネットワーク
制御システムは、監視可能なタイプのインタフェース、
すなわちAbis、A、「CCITT信号システムN
o.7」、そしてMAPタイプ、の中の少なくとも一つ
のインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録およ
び時間刻印するための固定的手段と、記録および時間刻
印された信号データを集中化するための固定的手段とを
備える。
【0057】この第1の実施形態において、信号情報を
記録、時間刻印するための固定的手段は、プロトコルア
ナライザ221 、222 、223 から成るグループ21
を含む。また集中化手段は、プロトコルアナライザ22
1 、222 、223 から成るグループ21に結合する信
号データベース24と、各プロトコルアナライザ2
1 、222 、223 によって記録、時間刻印された信
号データを信号データベース24に送信するための送信
手段25を含む。
【0058】プロトコルアナライザ221 、222 、2
3 として、例えばシーメンス社(SIEMENS)製
のK1103等が挙げられる。これらのK1103モデ
ルはPCタイプのマイクロコンピュータであり、これに
はフレームを取得したり、さまざまなプロトコルを解析
するためのインストルメンツが付加される。K1103
モデルによって、それらに接続されたAbis、A、
「CCITT信号システムNo.7」、あるいはMAP
タイプのインタフェースを検査して、そこから信号メッ
セージを引きだすことが可能となる。それらはまた、正
確な基準にサーボ接続されたクロックを使って、引きだ
されたメッセージに時間刻印することが可能である。
【0059】このモデルのプロトコルアナライザは、A
インタフェースにおいて使用されるとき、同時に2つま
でのBSCを綿密に検査することができることに気づか
れる。こうして、図2の例では、プロトコルアナライザ
221 ,222 ,223 の各々が、2つの別個のインタ
フェース231 ,232 ,233 ,234 ,235 ,2
6 においてセルラ無線通信ネットワークに接続されて
いる。Aインタフェースの場合、パリおよびその郊外と
同じくらいの広さの領域をカバーさせるには、作動中に
ある10個までのプロトコルアナライザが必要である。
【0060】数十のインタフェースを各々監視するの
に、より高い効率を有するマシーンを使用することがで
きる。この場合、上記PCタイプのマイクロコンピュー
タをよりパワフルなワークステーションに置き換える。
【0061】また、プロトコルアナライザ221 ,22
2 ,223 を全体的に遠隔操作させることができる。こ
の目的のために、本発明では、例えば他のステーション
全体、ここではプロトコルアナライザ、を遠隔操作させ
ることを可能にする通信ソフトウエアプログラムを使用
する。こうしてこの場合、規則的な時間間隔で送信手段
25を介して測定ファイルを信号情報データベース24
に向けて送信させることができるようにプロトコルアナ
ライザ221 ,222 ,223 をプログラムさせること
ができる。
【0062】信号情報を送信させるための送信手段25
は、例えば、制御されたセルラ無線通信ネットワークの
オペレータの内部ネットワークのような、独立なデータ
送信ネットワークを含む。例えば、LANまたはWAN
ネットワークのような内部ネットワーク(送信ネットワ
ーク)25はファイルを迅速かつ信頼できる形で送信で
きなければならない。
【0063】信号データベース24は、例えば内部ネッ
トワーク25を介していずれかの認証局によってアクセ
スされるデータバンクサービス局内に位置する。このデ
ータバンクサービスは、大きな記憶空間を備えるパワフ
ルなマイクロコンピュータかワークステーションであ
る。データバンクサービスは各プロトコルアナライザに
おける処理前動作から引きだされたデータを復元し、そ
れをデータベース14に格納する。
【0064】この第1の実施形態では、内部ネットワー
ク25に接続された2つの付加的なコンピュータ26、
27も存在する。一つのマイクロコンピュータ26は信
号データベース24に格納された時間刻印された信号デ
ータにアクセスする。もう一方のコンピュータ27はこ
の時間刻印された信号データを使用して、解釈、フォー
マッティング、または警報プログラムの実行を可能にす
る。
【0065】しかしながら、処理すべきデータ量が小さ
い場合は、信号データベースを管理し、データ検索プロ
グラムを実行するのにただ一つのコンピュータを使用す
ることが可能であることは明らかである。
【0066】図2に示されたような第1の実施形態で
は、システムはAインタフェースにおけるネットワーク
を制御する。各制御レベルにおいて、別個の信号データ
ベースは言うに及ばず、プロトコルアナライザの別個の
グループに対して考慮することによって、本実施形態を
Abis、「CCITT信号システムNo.7」、ある
いはMAPタイプのインタフェースにおける制御に適用
可能なことは当業者には明らかであろう。この場合、単
一かつ同一の内部ネットワーク25はプロトコルアナラ
イザのさまざまなグループを、それぞれに付随する信号
データベースに接続することは可能である。その替わり
として、インタフェースの各タイプについての別個の内
部ネットワークに対して考慮することも可能である。
【0067】さらに、これら4つの制御レベルのすべ
て、またはこれらのいくつかだけを組み合わせることは
可能である。こうして最も完ぺきな構成を有する例にお
いては、制御システムは、4つのタイプのインタフェー
ス、すなわちAbis、A、「CCITT信号システム
No.7」、そしてMAPタイプの解析によるネットワ
ーク制御を考慮するものである。
【0068】図3および図4は本発明の第2の実施形態
を示した図である。既に記述した第1の実施形態のため
の手段に加えて第2の実施形態では、セルラ無線通信ネ
ットワークの制御システムはさらに局所限定情報を信号
情報に結合させるための手段を含むものである。ここで
は、信号情報が記録される各インタフェースからのダウ
ンラインの位置にあるセルラ無線通信ネットワークの部
分を正確に局所限定することを目標とする。
【0069】図3は第2の実施形態を簡略的に示したも
のである。この図の中で、記録および時間刻印手段と集
中化手段は、Aインタフェースを監視することによって
ネットワークの制御を可能にする図2のある決まった要
素、すなわちプロトコルアナライザ221、222、2
23から成るグループ21とそれに結合する信号データ
ベース24、および内部データ送信ネットワーク25
と、Abis、「CCITT信号システムNo.7」、
およびMAPインタフェースを監視することによってネ
ットワークの制御を可能にする他の要素、すなわち信号
データベース34,44,64にそれぞれ結合するプロ
トコルアナライザの他のグループ31,41,61とを
含む。ここで、グループ31はプロトコルアナライザ3
1 ,322 ,323 から成り、グループ41はプロト
コルアナライザ421 ,422 ,423 から成り、グル
ープ61はプロトコルアナライザ621 ,622 ,62
3 から成る。
【0070】換言すると、ここに与えられた実施形態で
は、システムはA、Abis、「CCITT信号システ
ムNo.7」、およびMAPインタフェースから成る4
タイプのインタフェースを監視することによってネット
ワークの制御を可能にする。
【0071】第2の実施形態において、信号情報に局所
限定情報を結合させるための手段は、局所限定データベ
ース10と、プロトコルアナライザによって記録および
時間刻印された信号データに関連して時間刻印された局
所限定情報を局所限定データベース10へ送信させるこ
とができる少なくとも一つの移動制御ユニット45(こ
れは図4を参照して、以下、詳細に記述される)と、各
信号データベース内に記憶された時間刻印された信号情
報の少なくともあるきまった情報要素が局所限定データ
ベース10に記憶された時間刻印された局所限定データ
に結合するように、各信号データベース24,34,4
4,64を局所限定データベース10に同期させるため
の同期化手段20とを備える。
【0072】局所限定データベース10は、例えば内部
ネットワーク25を介してアクセス可能なデータバンク
サービス局による補助を受ける。
【0073】本実施形態では、2つの付加的なローカル
マイクロコンピュータ30,40も内部ネットワーク2
5に接続されている。一方のマイクロコンピュータ30
は、信号データベース24,34,44,64に記憶さ
れた信号データと局所限定データベース10に記憶され
た局所限定データへのアクセスを可能にするデータベー
スマネジャである。もう一方のマイクロコンピュータ4
0は信号データと局所限定データの組み合わせを用い
て、解釈、フォーマッティング、または警報プログラム
の実行を可能にする。
【0074】信号データと局所限定データを組み合わせ
ることによって、プロトコル系列(すなわち信号情報)
の転送と、それらのプロトコル系列を(すなわちネット
ワークの挙動を使って)地図上の明らかな形に翻訳する
ことが可能となる。かくして、さまざまなマップ、例え
ば、到達範囲(カバレッジ)が期待されるものに対応す
る場合に迅速な表示を可能にする「最良データバンクサ
ービス局」のマップ、到達範囲の間隙を与える到達範囲
マップ、ゾーン内における質全体を眺めることのできる
クォリティマップ、復興の可能なケースの同定を可能に
する復興マップ、さまざまなタイプのハンドオーバ(通
話チャネル切替え)の局所限定を可能にするハンドオー
バマップ、等のさまざまなタイプのマップを獲得するこ
とができる。
【0075】同期化手段20は、例えば、標準パッケー
ジまたはカードの形態をとる。
【0076】局所限定データおよび信号情報に対する時
間刻印は、さまざまなデータベース(局所限定データベ
ース10と信号データベース24,34,44,64)
の同期化(または連結)の基礎になる。さまざまなネッ
トワーク要素による処理のためにとられる時間間隔に関
連する細分が存在する。細分によってインタフェース
(例えばAbis)上のプロトコルメッセージとそれに
対応する、次のインタフェース(例えばA、その後「C
CITT信号システムNo.7」)上のメッセージとの
間のタイムラグ(時間の遅れ)が導入される。タイムラ
グを知っておくことは、セルラ無線通信ネットワークの
作用の設計および制御にとって、それ自身重要なことで
ある。
【0077】図4に示された特定の実施形態において、
本発明による移動制御ユニット45は移動制御局46は
言うに及ばず、局所限定・時間刻印装置47を備える。
【0078】局所限定・時間刻印装置47は、例えば、
単純または差分GPSタイプの衛星測位システムであ
る。また(図示されていない)固定的な局所限定局を使
用することも可能である。この場合、移動制御局46に
よって送信された局所限定情報の要素は局所限定データ
ベース10に格納される前に、固定的な局所限定局から
送られるデータフローと組み合わされる。これによって
局所限定の精度の増大がなされる。
【0079】移動制御局46は、従来の移動局と全く同
様のものである。またそれはデータ送信モードで機能す
る。
【0080】以下、第2の実施形態の動作を説明する。
【0081】移動制御ユニット45が与えられたオペレ
ータは、所定のルートを経由して移動する。GPS装置
47はリアルタイムで、人工衛星群によって送信された
(正確な時間信号を含む)GPSデータを受信すること
によって、時間刻印された局所限定情報を生成するこが
できる。
【0082】この時間刻印された局所限定情報は、通信
リンクを経由して、(移動制御ユニット45に含まれ
る)移動制御局46が、「データ」モード(例えば、9
600bits/s)で送信するデータフローに合流
し、セルラ無線通信ネットワークを経由する通信リンク
を介して局所限定データベース10まで送られる。
【0083】この局所限定データベース10において、
正確な時間刻印のされた局所限定情報を取得するために
GPS時間刻印が引きだされる。より正確な局所限定に
おいては、固定的されたGPS(差分GPS)を使って
比較がなされることは気づかれよう。
【0084】加えて、プロトコルアナライザ221 ,2
2 ,233 、321 ,322 ,333 、421 ,42
2 ,423 、621 ,622 ,623 から成る一つ以上
のグループ21,31,41,61を介して、上記デー
タフローに対応する信号情報、すなわち移動制御局46
からセルラ無線通信ネットワークを経由して局所限定デ
ータベース10に送信されるフロー、が適当に選択され
たインタフェースでピックアップされる。一般的に、イ
ンタフェースは、オペレータが移動する所定経路に応じ
て選択される。各プロトコルアナライザは正確な基準
(GPS基準、フランスInter基準(162kH
z)、ドイツDCF基準(77,5kHz)、英国MS
F基準(60kHz)等)にサーボ接続されたクロック
を有する。こうして、この信号情報は、信号データベー
ス24,34,44,64に記憶される以前に、時間刻
印されることが可能となる。
【0085】信号情報のように、局所限定情報には時間
刻印がなされることから、さまざまなデータベース、す
なわち局所限定データベース10と信号データベース2
4,34,44,64を同期化することが可能となる。
これによって、信号情報を地図の上で測位すること(そ
してそれを電話イベントの形に翻訳すること)が可能と
なる。
【0086】必要ならば、この局所限定情報が移動制御
局46によって送信されるフレームに導入されるよう
に、本発明による移動制御ユニット45に、局所限定装
置47によって配信された時間刻印された局所限定情報
をフォーマットするための手段48も含まれる。ただ時
間刻印された局所限定情報が直接的に移動制御局46に
よって送信されたフレームに導入され得ないときにの
み、これらのフォーマット手段48が必要になることは
明らかである。
【0087】移動制御局46と局所限定装置47の両
方、または移動制御局46、局所限定装置47およびフ
ォーマット手段48の3つを、同一のパッケージまたは
2つの異ったパッケージ(あるいは、場合によっては3
つの異ったパッケージ)の中に一緒に組み込むことがで
きる。
【0088】この第2の実施形態が基礎としている本発
明の原理は、すなわちGSM通信リンクを介したフィー
ドバックの中で受信された時間刻印された局所限定情報
を、同じく時間刻印され、いつかのレベルのインタフェ
ース、例えば当該ケースでは4つのレベル(Abis、
A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMA
P)における制御に適用することのできる信号情報と組
み合わせることにある。もちろん、ただ一つの、または
2、3のレベルのインタフェース制御への適用は言うに
及ばない。
【0089】本発明はまた、セルラ無線通信ネットワー
クを制御するための方法も提供する。上記システムで実
行される際の制御方法は、図5の手順説明のための略図
に示されているように、例えば以下の2つのステップを
含んでいる。つまり、Abis、A、「CCITT信号
システムNo.7」、そしてMAPインタフェース等の
少なくとも一つのタイプのインタフェースを介して伝わ
る信号情報を記録、時間刻印、そして集中化するための
ステップ51と、信号情報に局所限定情報を結合させる
ためのステップ54と、を含んでいる。
【0090】信号情報を記録、時間刻印、そして集中化
するステップ51は、一つ以上の固定的されたプロトコ
ルアナライザ221 ,222 ,233 、321 ,3
2 ,333 、421 ,422 ,423 、621 ,62
2 ,623 を使用して、Abis、A、「CCITT信
号システムNo.7」、そしてMAPタイプの中の少な
くとも一つのタイプのインタフェースを介して伝わる信
号情報を記録および時間刻印すること(ステップ52)
と、一つの独立するデータ送信ネットワーク25を介し
て、前記記録および時間刻印された信号情報を、各々が
Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、
そしてMAPタイプのインタフェースの中の一つに結合
した一つ以上の信号データベース24,34,44,6
4に向けて送信すること(図5中のステップ53)と、
を含んでいる。
【0091】信号情報に局所限定情報を結合させるため
のステップ54は、局所限定・時間刻印装置47によっ
て提供された時間刻印および局所限定情報を、前記セル
ラ無線通信ネットワーク上の局所限定データベース10
へ、特に移動制御局46によって構築された通信リンク
を経由して送信させること(図5中のステップ55)
と、各信号データベース24,34,44,64内に記
憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともある
決まった情報要素が、局所限定データベース10に記憶
された時間刻印された局所限定データに結合するように
するために、各データベース24,34,44,64を
局所限定データベース10と同期化させること(図5中
のステップ57)とを含み、前記通信リンクに関係する
信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナ
ライザによって記録および時間刻印されるとともに、該
プロトコルアナライザが属するグループに結合する前記
信号データベースに向けて送信される(図5中のステッ
プ56)。
【0092】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、(スタッフ
メンバの数を減少させることによって、そして移動追跡
ユニットが必要とされないことによって)従来のアプロ
ーチよりもより簡易かつより安価なものでありながら、
ネットワークの動作状況に関する情報を最大限に収集す
ることのできる、セルラ無線通信ネットワークを制御す
るためのシステムおよび方法を提供することことができ
る。また、本発明に係る、セルラ無線通信ネットワーク
を制御するためのシステムおよび方法よれば、測定の間
に得られるネットワークの動作状況に関するデータに基
づいて、測定段階と供給段階の間の時間間隔を縮小させ
ることができる。また、(ネットワークを使用する)消
費者の観点は言うに及ばず、(ネットワークを管理す
る)オペレータの観点に立って、ネットワークの動作を
把握することができる。さらに、解析されるネットワー
ク部分を正確に局所限定するとともに、グラウンドにお
ける動作の実際状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルラ無線通信ネットワークの一般的構成を示
した略構成図。
【図2】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行
うための本発明の第1の実施形態による制御システムの
略構成図。
【図3】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行
うための本発明の第2の実施形態による制御システムの
略構成図。
【図4】図3に示された本発明の第2の実施形態による
セルラ無線通信ネットワークの制御システムに含まれる
移動制御局の一実施形態を示した略構成図。
【図5】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行
うための本発明による制御方法の手順の流れを説明する
ための略図。
【符号の説明】
10 局所限定データベース 21,41,61 プロトコルアナライザのグループ 20 同期化手段 221 ,222 ,223 プロトコルアナライザ 24 信号データベース 25 送信手段(内部ネットワークまたは送信ネットワ
ーク) 26,27 コンピュータ 30 データベースマネジャ(ローカルマイクロコンピ
ュータ) 321 ,322 ,323 プロトコルアナライザ 34 Abis信号データベース 40 データ検索手段(ローカルマイクロコンピュー
タ) 421 ,422 ,423 プロトコルアナライザ 44 「CCITT信号システムNo.7」信号データ
ベース 45 移動制御ユニット 46 移動制御局 47 局所限定装置 48 フォーマット手段 621 ,622 ,623 プロトコルアナライザ 64 MAP信号データベース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視可能なさまざなタイプのインタフェ
    ースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回
    線網(PSTN)に相互接続することができる少なくと
    も一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局
    (MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装
    置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接
    続され、その各々が一つの地理的セルに付随する少なく
    とも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、
    移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信
    ネットワークを制御するためのシステムであって、 前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくと
    も一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記
    録および時間刻印するための固定的若しくは非移動的手
    段と、 前記記録および時間刻印された信号データを集中化する
    ための固定的手段と、 信号情報が記録された各インタフェースからのダウンラ
    インに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分
    を正確に局所限定するために、局所限定情報を前記信号
    データと結合させるための手段と、を備えたことを特徴
    とするセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  2. 【請求項2】 前記さまざまなタイプのインタフェース
    は、 その各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれ
    に対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置する
    Abisインタフェースと、 その各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対
    応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタ
    フェースと、 その各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの
    移動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網
    (PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MS
    C)と一つの中継局との間に位置する「CCITT信号
    システムNo.7」インタフェース(ISUP、TU
    P、SSUTR2)と、 その各々が、一つの移動交換局(MSC)と一つの特定
    データベース(HLR、VLR、AuC、EIR)との
    間に位置するMAPインタフェースと、を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のセルラ無線通信ネットワーク
    の制御システム。
  3. 【請求項3】 前記記録および時間刻印のための固定的
    若しくは非移動的手段は、 単一かつ同一のタイプに属する少なくとも一つの別個の
    インタフェースのレベルにおいて、該別個のインタフェ
    ースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印す
    るために前記セルラ無線通信ネットワークに接続された
    少なくとも一つのプロトコルアナライザから成る、少な
    くとも一つのグループを備え、 前記信号データを集中化するための固定的手段は、 それぞれが、前記少なくとも一つのプロトコルアナライ
    ザから成る別個のグループに付随するとともに、監視可
    能なタイプのインタフェースとも結合した、少なくとも
    一つの信号データベースと、 前記各プロトコルアナライザによって記録および時間刻
    印された前記信号情報を、該プロトコルアナライザがそ
    れぞれ属するグループに付随する前記信号データベース
    に向けて送信するための送信手段と、を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載のセルラ無線通信ネットワーク
    の制御システム。
  4. 【請求項4】 前記各プロトコルアナライザによって記
    録および時間刻印された前記信号情報を送信するための
    手段は、一つの独立した送信ネットワークを備えること
    を特徴とする請求項3に記載のセルラ無線通信ネットワ
    ークの制御システム。
  5. 【請求項5】 前記記録および時間刻印するための固定
    的手段は、また前記各プロトコルアナライザを遠隔的に
    制御するための手段をも備えることを特徴とする請求項
    1に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記局所限定情報を前記信号情報に結合
    させるための手段は、 局所限定データベースと、 それぞれが、時間刻印された局所限定情報を配信する一
    つの局所限定・時間刻印装置と、移動制御局として知ら
    れた、前記移動局の一つを備えた、少なくとも一つの移
    動制御ユニットと、 前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印さ
    れた信号情報の少なくともある決まった情報要素が前記
    局所限定データベースに記憶された時間刻印された局所
    限定情報と結合するように、前記各信号データベースを
    前記局所限定データベースに同期させるための同期化手
    段と、を備え、 前記移動制御局はデータ送信モードで機能するととも
    に、前記セルラ無線通信ネットワーク上の前記移動制御
    局によって構築された通信リンクを経由して、前記時間
    刻印された局所限定情報が前記局所限定データベースに
    送信されるように前記局所限定装置と協力し、 前記通信リンクに関する信号情報は、少なくなくとも一
    つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻
    印されるとともに、該プロトコルアナライザがそれぞれ
    属するグループに結合する前記信号データベースに向け
    て送信され、そこに記憶されるように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のセルラ無線通信ネットワー
    クの制御システム。
  7. 【請求項7】 前記局所限定・時間刻印装置は、単純ま
    たは差分GPSシステムであることを特徴とする請求項
    6に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記局所限定・時間刻印装置はまた、固
    定された局所限定局をも含み、 前記移動制御局によって送信された前記局所限定情報
    は、前記局所限定局から配信されたデータフローと組み
    合わされた後、前記局所限定データベースに記憶され、
    これによって局所限定の精度が増大するように構成され
    たことを特徴とする請求項7に記載のセルラ無線通信ネ
    ットワークの制御システム。
  9. 【請求項9】 前記各移動制御ユニットはまた、前記局
    所限定・時間刻印装置から配信された前記時間刻印のな
    された局所限定データをフォーマットするためのフォー
    マット手段をも備え、前記移動制御局から送信されたフ
    レームに該情報を導入させることができるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項8に記載のセルラ無線通信
    ネットワークの制御システム。
  10. 【請求項10】 時間刻印された信号情報およびそれに
    結合する時間刻印された局所限定データを処理および提
    供するための手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項6に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記セルラ無線通信ネットワークはG
    SMタイプであることを特徴とする請求項1に記載のセ
    ルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  12. 【請求項12】 監視可能なさまざなタイプのインタフ
    ェースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換
    回線網(PSTN)に相互接続することができる少なく
    とも一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局
    (MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装
    置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接
    続され、その各々が一つの地理的セルに付随する少なく
    とも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、
    移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信
    ネットワークを制御するための方法であって、 前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくと
    も一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録
    し、時間刻印し、そして集中化させる第1のステップ
    と、 信号情報が記録される各インタフェースからのダウンラ
    インに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分
    を正確に局所限定するために、前記信号情報に局所限定
    情報を結合させるための第2のステップと、を含み、 前記第1のステップは、 一つ以上の固定されたプロトコルアナライザを使用し
    て、前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少な
    くとも一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を
    記録および時間刻印することと、 一つの独立するデータ送信ネットワークを介して、前記
    記録および時間刻印された信号情報を、各々が前記監視
    可能なタイプのインタフェースの一つに結合した一つ以
    上の信号データベースに向けて送信すること、とを含む
    ように構成されたことを特徴とするセルラ無線通信ネッ
    トワークの制御方法。
  13. 【請求項13】 前記さまざまなタイプのインタフェー
    スは、 その各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれ
    に対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置する
    Abisインタフェースと、 その各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対
    応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタ
    フェースと、 その各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの
    移動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網
    (PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MS
    C)と一つの中継局(transit center)との間に位置する
    「CCITT信号システムNo.7」インタフェース
    (ISUP、TUP、SSUTR2)と、 その各々が、一つの移動交換局(MSC)と一つの特定
    データベース(HLR、VLR、AuC、EIR)との
    間に位置するMAPインタフェースと、を含むことを特
    徴とする請求項12に記載のセルラ無線通信ネットワー
    クの制御方法。
  14. 【請求項14】 前記第2のステップは、 局所限定・時間刻印装置によって提供された前記時間刻
    印された局所限定情報を、特に移動制御局として知られ
    る移動局(MS)によって構築された通信リンクを経由
    して、前記セルラ無線通信ネットワーク上の局所限定デ
    ータベースへ送信させることと、 前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印さ
    れた信号情報の少なくともある決まった情報要素が、前
    記局所限定データベースに記憶された時間刻印された局
    所限定データに結合するようにするために、前記各信号
    データベースを前記局所限定データベースと同期化させ
    ること、とを含み、 前記通信リンクに関する信号情報は、少なくなくとも一
    つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻
    印されるとともに、該プロトコルアナライザが属するグ
    ループに結合する前記信号データベースに向けて送信さ
    れ、その後、該信号データベースに記憶されるように構
    成されたことを特徴とする請求項12に記載のセルラ無
    線通信ネットワークの制御方法。
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