JP3957834B2 - プロトコルアナライザおよび移動局を用いたセルラ無線通信ネットワークの制御システムおよびその制御方法 - Google Patents

プロトコルアナライザおよび移動局を用いたセルラ無線通信ネットワークの制御システムおよびその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動局との通信を行うための、特にGMS(Global System for Mobile Communications) 標準に拠るとは限らない、セルラ無線通信ネットワーク(cellular radiocommunications nerwork)に関する。本発明は、特に、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法に関する。
上記制御は、セルラ無線通信ネットワークの動作を最適化し、そして可能な限り迅速に障害を検出するためのものである。また、上記制御を介して、提供されれるサービスの質を評価することも求められる。
セルラ無線通信ネットワークを制御するには、その全体を描写することが必要である。実際、全体の描写によってのみ、セルラ無線通信ネットワークの欠点や障害が浮き彫りにされ、その原因が診断される。診断のスピードおよび正確さが増大するほど、より迅速な修正が可能になり、可能な限りユーザ間の不満の原因を減少させることができる。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークの動作を別個に監視することのできる、主に2つの制御技術が知られている。
これら2つのネットワーク制御技術についてのそれぞれの欠点を明らかにする前に、セルラ無線通信ネットワークについての数種の構造特性を図1に示す。
【0003】
一般的にセルラ無線通信ネットワークは、セルラ無線通信ネットワークを固定された電話ネットワーク(例えば、公衆交換回線網(PSTN(Public switched telephone network)))に相互接続するための少なくとも一つの移動交換局(mobile switching center) (あるいはGMS標準におけるMSC)を備える。また少なくとも一つの基地局制御装置(あるいはGMS標準におけるBSC)が各移動交換局(MSC)に接続されている。少なくとも一つの基地トランシーバ局(base tranceiver station) (あるいはGMS標準におけるBTS)は各基地局制御装置(BSC)に接続されている。各基地トランシーバ局(BTS)には、移動局(MS)が動き回ることのできる別々の地理的セルが付随している。加えて、HLR(Home Location Resgister) (家庭用レジスタ)、VLR(Visitor Location Register) (訪問者用レジスタ)、AuC(Authentication Register) (認証用レジスタ)、そしてEIR(Equipment Identity Regizter) (装置同定用レジスタ)等の、さまざまな特定データベースが各移動交換局(MSC)に接続されている。
【0004】
従来から、以下の5タイプのインタフェースを区別することができる。一つ目は、各々が一つの移動局(MS)と基地トランシーバ局(BTS)との間に位置するAir(あるいはUm)インタフェース、二つ目は、各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれに対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置するAbisインタフェース、三つ目は、各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタフェース、四つ目は、各々が一つの移動交換局(MSC)とそれに対応する固定された電話ネットワーク(あるいはPSTN)との間、または2つの移動交換局(MSC)との間、あるいは一つの移動交換局(MSC)と一つの中継局(transit center)との間に位置する、「CCITT信号システムNo.7」インタフェース(ISUP、TUP、SSUTR2)、そして五つ目は、各々が一つの移動交換局(MSC)と一つの特定データベースとの間に位置するMAP(Mobile Application Part) インタフェースである。
【0005】
既知となっている第1のネットワーク制御技術は、“見張スタッフ”、すなわち、移動追跡ユニットとして知られる測定装置を持って検査域を内を移動するスタッフ、を使用するものである。(一般的にこの追跡装置は、読み出しデータを蓄積するためのコンピュータに接続された特別な移動電話である。)測定(field、TEB、および他の測定)は、GPS(Global Positioning System) の局限ビーコンを使って地理的位置に付随して行われる。こうして、Airインタフェースに関して問題となる地域を明らかにする有効範囲マップを作成することが可能となる。
【0006】
既知となっている第2のネットワーク制御技術は、出張して接続を回復させる見張スタッフを使用するものであり、これはネットワークの一つ以上のプロトコルアナライザと一つ以上のインタフェース(Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、または再びMAP)との間の監視される地理的領域に依存する。各プロトコルアナライザは監視すべきインタフェース上を巡る信号フレームの傍受を行うことができる。検査後、そこからトラヒック、呼び出し失敗あるいは移動体間転送(あるいはハンドオーバ)、ネットワーク動作、そしてネットワークの振る舞いに関する重要な情報が引き出される。
【0007】
こうした2つの既知技術の各々において、監視作業は当該ネットワークのある決まったインタフェースにおいてなされる。すなわち、ある技術ではAirインタフェース、別の技術ではAbis、A、「CCITT信号システムNo.7」、または再びMAPインタフェースにおいてなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記両従来技術とも欠点を有する。
第1の技術はAirインタフェースにおいて、ダウンリンクのラジオチャネルに関して固定局から移動局に向けてのみ実行されるので、限定された数の情報要素だけが取得される。特にこの技術は、(移動追跡ユニットからセルラ無線通信ネットワークへの)アップリンクに関する情報を取得するのに使用することはできない。実際、この“見張スタッフ”で知られる技術は消費者の観点からのネットワークの質についての部分的な理解を提供し、従ってネットワーク動作についての部分的なビジョンを与える。
【0009】
さらに、第1の技術について、移動追跡ユニットからの情報のフィードバックは長く複雑である。実際、現時点では、各移動追跡ユニットに蓄積されたデータは、それが集中化され、包括的に処理されるように、ディスケット上に複写される。測定時間に加えて、こうしたすべてのための実質的な時間が必要とされ、結果を吟味するのに要する時間は言うに及ばず、ディスケットを介してデータを転送するのに要する時間が存在する。加えて、第1の技術において使用される移動追跡ユニットは大変高価なものである。実際、その価格は通常の移動局の価格の20倍となっている。
【0010】
第2の技術には、部分的にはよく洗練されたスタッフ陣が必要である。実際、限られた検査期間で適切な情報を引きだすには、各記録サイトにプロトコルアナライザを正しく接続し、それを十分に制御することのできる少なくとも一人の洗練された人間がいなければなければならない。
【0011】
第2の技術においても、第1の技術と同様、(当該ケースにおけるプロトコルアナライザからの)フィードバックは長く複雑である。実際、現時点では、各プロトコルアナライザに蓄積されたデータは、それが集中化され、包括的に処理されるように、ディスケット上に複写される。測定時間に加えて、こうしたすべてのための実質的な時間が必要とされ、結果を吟味するにに要する時間は言うに及ばず、ディスケットを介してデータを転送するのに要する時間が存在する。
【0012】
最後に第2の技術において、得られた情報に、セル自身に関する情報より正確な情報地理的情報を結合させることは不可能である。言い換えると、プロトコルアナライザによって検査されるセルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定することは不可能である。「検査されるセルラ無線通信ネットワークの部分」という言葉はここでは(プロトコルアナライザによって監視される)インタフェースと関心のある一つ以上の移動局(すなわち、それに関するプロトコル情報が監視されるインタフェースを通って伝搬する移動局)との間に位置するネットワーク部分を意味する。解析部分に関して正確に局所限定することができないので、グラウンド(ネットワークの最低位レベル)における動作の実際状況を正確に把握することが妨げられる。またこのことは、これらの解析された部分の質的な欠陥を補正するのに必要な測定を行うことが不可能であることを意味する。
【0013】
こうして本発明の課題は、特に上記従来技術の欠点を軽減することにある。
特に本発明の課題の一つは、(特に、スタッフメンバの数を減少させることによって、そして移動追跡ユニットが必要とされないという事実によって)従来のアプローチよりもより簡易かつより安価なものでありながら、ネットワークの動作状況に関する情報を最大限に収集することのできる、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供することにある。
【0014】
本発明の別の課題は、測定の間に得られるネットワークの動作状況に関するデータに基づいて、測定段階と供給段階の間の時間間隔を縮小させることのできる、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供することにある。
【0015】
本発明のさらに別の課題は、(ネットワークを使用する)消費者の観点は言うに及ばず、(ネットワークを管理する)オペレータの観点に立って、ネットワークの動作を把握することのできるセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供することにある。
【0016】
本発明のもうさらに別の課題は、解析されるネットワーク部分を正確に局所限定するとともに、グラウンドにおける動作の実際状況を把握することのできるセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供することにある。
【0017】
本発明は以上の課題を解決し得るセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムを提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るセルラ無線通信ネットワークの制御システムにおいては、次のような手段を採用する。すなわち、監視可能なさまざなタイプのインタフェースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回線網(PSTN)に相互接続することができる少なくとも一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局(MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接続され、その各々が一つの地理的セルに付随する少なくとも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムであって、
前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固定的手段と、
前記記録および時間刻印された信号データを集中化するための固定的手段と、その上に信号情報が記録された各インタフェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために局所限定情報を前記信号データと結合させるための手段と、
を備える。
すなわち、本発明が提供する、特にGSM標準に準拠したセルラ無線通信ネットワークの制御システムは、監視可能なタイプのインタフェース(特に、Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、MAPインタフェース)の中の少なくとも一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固定的(すなわち非移動的)手段と、記録および時間刻印された信号データを集中化するための固定的手段と、信号情報がその上で記録された各インタフェースからのダウンラインに位置する当該セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、前記信号情報に局所限定情報を結合させるための手段を備える。
【0019】
また、前記さまざまなタイプのインタフェースは、
その各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれに対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置するAbisインタフェースと、
その各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタフェースと、
その各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの移動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網(PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MSC)と一つの中継局(transit center)との間に位置する「CCITT信号システムNo.7」インタフェース(ISUP、TUP、SSUTR2)と、その各々が一つの移動交換局(MSC)と一つの特定データベース(HLR、VLR、AuC、EIR)との間に位置するMAPインタフェースと、
を含むことが好ましい。
【0020】
このようの本発明の一般原理には、固定された記録および時間刻印手段(すなわち、その各々に、監視しなければならないある一つのある与えられたインタフェースが奉じられたプロトコルアナライザ)の使用と、(特に、Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプの中の一つ以上のタイプに属する)これらのインタフェースにおいて取得されるすべての信号情報を自動的に集中化することが含まれる。
【0021】
言い換えると本発明の一般原理は、ネットワークを継続的に監視するめに、(Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプの中のいくつかの、あるいはすべてのタイプのインタフェースにおいて)一つ以上のプロトコルアナライザをネットワークに固定的に接続して、それらのプロトコルアナライザにこれらのインタフェースを介して伝達される信号メッセージを記録させ、そしてまた、それらのプロトコルアナライザによって記憶されたデータ要素を周期的に集中化させることにある。
【0022】
これらの集中化されたデータ要素は、ひとたび妥当に記憶およびフォーマッティングされると、ネットワーク動作の問題点を検出するのに使用されることができる。
【0023】
時間刻印のされた信号データの解析は、特にネットワークの負荷および挙動を使った研究と関係している。
【0024】
局所限定情報を信号情報に結合させることは、(オペレータによって認識される)システムレベルでの動作ではなく、グラウンドにおける動作(すなわち、消費者またはユーザによって体験される動作)の制御を可能にすることが認識される。
【0025】
この結合化は特にAbisインタフェースの場合において利益的となることは認識しなければならない。というのは、この種の結合化はAirインタフェースにおける記録(そして、それゆえ非常にコストのかかる移動追跡ユニットの使用)を何も必要としないからである。実際、Abisインタフェースにおいて有効な信号情報要素は、ひとたび正確な地理的な位置に付随すると、Airインタフェースにおけるものより一層完全なものとなる。
【0026】
プロトコルメッセージ(すなわち信号情報)を生じさせる2つのタイプのイベント、つまり、
実際の(電話)加入者の通信および移動と、
プロトコルメッセージ生成器においてプログラムされたシナリオと
を区別することが可能である。
【0027】
プロトコルメッセージ生成器(Tekelec GSM/TまたはMGTSタイプ)は、何千もの加入者の振る舞いを代表する、ありもしないトラヒックに対応する大量のフローを発生させることに気づかれる。これらのプロトコルメッセージに基づく監視は少なくとも以下の理由から重要である。まず、監視が試験プラットフォームでなされたとき、これらの監視は、特定のネットワーク要素(例えばMSCやBSC)が、それが組み込まれた運転中のネットワークに対するサービスの質を侵害する振る舞いを示す限界を決定するのに使用することができる。そして、監視がセルラ無線通信ネットワーク自身の中でなされるとき、これらの監視は、ネットワーク要素の結合化の弱点を、それが本当のトラヒックにおいて(消費者に提供されたサービスにとって不運な結果を伴って)露呈される以前に、決定するのに使用することができる。
【0028】
かくして本発明によるシステムは、プロトコルアナライザを接続するためであろうが、記録された信号情報を集中化させるためであろうが、サイトにいる技術者の移動をなんら必要としない。特にこのシステムによれば、上記従来技術において存在したディスケットの厄介な移し替えを回避することができる。
【0029】
本発明のもう一つの利点は、それを、(Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプの中の)ただ一つのタイプのインタフェース上で監視が行われるか、あるいは複数のタイプのインタフェース上で監視が行われるかに応じて、一つまたはそれ以上のレベルでネットワークを監視することに使用することができるということである。各インタフェースレベルは異った性質の情報を提供する。
【0030】
かくして、Abisインタフェースで取得された信号情報は、特に、無線アップリンクおよび無線ダウンリンクの状態、そしてハンドオーバや通信コースに関する情報を提供する。
【0031】
Aインタフェースで取得された信号情報は、特に全体としての呼び出し処理(トラヒック、失敗呼び出し等)と移動性(ハンドオーバ)に関係する。
【0032】
「CCITT信号システムNo.7」で取得された信号情報は、主に公衆交換網(PSTN)と通信フローとのインタフェースに関する情報に関係する。
【0033】
最後に、MAPインタフェースで取得された信号情報は、特に、移動装置、なされた呼び出しの移転等の移動に関する情報に関係する。
【0034】
前記記録および時間刻印のための固定的手段は、
単一かつ同一のタイプに属する少なくとも一つの別個のインタフェースのレベルにおいて、該別個のインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するために前記セルラ無線通信ネットワークに接続された少なくとも一つのプロトコルアナライザから成る、少なくとも一つのグループを備え、
前記信号データを集中化するための固定的手段は、
それぞれが、少なくとも一つのプロトコルアナライザから成る別個のグループに付随するとともに監視可能なタイプのインタフェースとも結合した、少なくとも一つの信号データベースと、
前記各プロトコルアナライザによって記録および時間刻印される前記信号情報を、該プロトコルアナライザがそれぞれ属するグループに付随する前記信号データベースに向けて送信するための送信手段と、
を備えることが好ましい。
【0035】
前記各プロトコルアナライザによって記録および時間刻印された前記信号情報を送信するための手段は、一つの独立した送信ネットワークを備えると有利である。
【0036】
独立なデータ送信ネットワークは例えばオペレータに固有のLAN(local area network)またはWAN(wide area network) タイプの情報ネットワークである。
【0037】
前記記録および時間刻印手段はまた各プロトコルアナライザを遠隔制御する手段をも備えるのが有利である。
【0038】
かくして、プロトコルアナライザ遠隔制御手段によって、技術者が地域を移動する必要はなくなる。
【0039】
前記局所限定情報を前記信号情報に結合させるための手段は、
局所限定データベースと、
それぞれが、時間刻印された局所限定情報を配信する一つの局所限定・時間刻印装置と、移動制御局として知られた、前記移動局の一つを備えた、少なくとも一つの移動制御ユニットと、
前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともあるきまった情報要素が、前記局所限定データベースに記憶された時間刻印された局所限定情報と結合するように、前記各信号データベースを前記局所限定データベースに同期させるための同期化手段とを備え、
前記移動制御局はデータ送信モードで機能するとともに、前記セルラ無線通信ネットワーク上の前記移動制御局によって構築された通信リンクを経由して、前記時間刻印された局所限定情報が前記局所限定データベースに送信されるように前記局所限定装置と協力し、
前記通信リンクに関係する信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻印されるとともに、該プロトコルアナライザが属するグループに結合する前記信号データベースに向けて送信され、そこに記憶されるように構成されることが好ましい。
【0040】
かくしてイベント、すなわち特定のルートを経由して移動するオペレータによって配信される呼び出し(コール)、を生成する第3のタイプのプロトコルメッセージが生成される。思い起こすと、イベントを生成する他の2つのタイプのプロトコルメッセージは、すでに記述したように、プロトコルメッセージ生成器にプログラムされたシナリオは言うに及ばず、実際の加入者の呼び出しおよび移動である。
【0041】
本発明における移動制御局は、全く従来の装置であることに気づくことが大切である。そのため、それにかかるコストは、(「追跡スタッフ」として知られる)上記第1の従来技術で知られるような特定の移動追跡ユニットよりはずっと低いもの(20倍も低いもの)となる。
【0042】
前記局所限定・時間刻印装置は単純または差分GPSタイプの衛星測位システムであることが好ましい。
【0043】
かくして、(単純GPSの場合、)縦横に関して非常に正確な(約100メートル以内の)局所限定が実現され、(差分GPSの場合、)高さに関しても同様に正確である。加えて、非常に正確な時間信号もまた局所限定情報に時間刻印するのに利用することができる。
【0044】
前記局所限定・時間刻印装置はまた固定された局所限定局を含み、前記移動制御局によって送信された前記局所限定情報が前記局所限定局から配信されたデータフローと組み合わされた後、前記局所限定データベースに記憶され、これによって局所限定の精度が増大するように構成されると有利である。
【0045】
かくして、例えば16メートル以内の範囲に局所限定の精度が改善される。
前記各移動制御ユニットはまた、前記局所限定・時間刻印装置から配信された前記時間刻印のなされた局所限定データをフォーマットするためのフォーマット手段をも備え、前記移動制御局から送信されたフレームに該情報を導入させることができるように構成されると有利である。
【0046】
かくして、最も単純な場合、局所限定装置によって生成された局所限定情報は移動制御局によって送信されたフレームの中に直に導入される。局所限定情報がこの方法で移動制御局によって送信されたフレームの中に直に導入され得ない場合のみ、局所限定情報をフォーマットするための手段が用いられる。
【0047】
前記システムは、また、時間刻印された信号情報およびそれに結合する時間刻印された局所限定データを処理および提供するための手段を備えることが有利である。
【0048】
処理後の動作によって、エンジニアリング、パラメータ設定、運転、あるいはメンテナンスに携わるエンジニアに、グラウンドのネットワークの実際状況を提供することが可能である。こうして彼らは、解析された無線区域における質の欠陥を修正するのに必要な何らかのステップを踏むことが可能となる。一般的に、表示される結果は、明快かつ解釈が容易であることが必要である。特に、提示はマップ、グラフ、表、リスト等の形で行われることが可能である。
【0049】
本発明の好ましい形態において、前記セルラ無線通信ネットワークはGSMタイプであることが好ましい。
【0050】
本発明は、また、対応するセルラ無線通信ネットワークの制御のための方法にも関係している。
この方法は、
前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録し、時間刻印し、そして集中化させる第1のステップと、
その上に信号情報が記録される各インタフェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、前記信号情報に局所限定情報を結合させるための第2のステップと、
を含み、
前記第1のステップは、
一つ以上の固定されたプロトコルアナライザを使用して、前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録および時間刻印することと、
一つの独立するデータ送信ネットワークを介して、前記記録および時間刻印された信号情報を、各々が前記監視可能なタイプのインタフェースの一つに結合した一つ以上の信号データベースに向けて送信すること、
とを含んでいる。
【0051】
また、前記第2のステップは、
局所限定・時間刻印装置によって提供された前記時間刻印された局所限定情報を、特に移動制御局として知られる移動局(MS)によって構築された通信リンクを経由して、前記セルラ無線通信ネットワーク上の局所限定データベースへ送信させることと、
前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともあるきまった情報要素が、前記局所限定データベースに記憶された時間刻印された局所限定データに結合するようにするために、前記各信号データベースを前記局所限定データベースと同期化させること、
とを含み、
前記通信リンクに関係する信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻印されるとともに、該プロトコルアナライザが属するグループに結合する前記信号データベースに向けて送信され、その後、該信号データベースに記憶されるように構成されることが好ましい。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0053】
本発明はセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供する。議論の対象となるセルラ無線通信ネットワークの一般構成はすでに図1を参照して説明がなされたので、ここでは繰り返すことは避ける。
【0054】
以下の記述では、ただ一つのGSM(Global System for Mobile Communications) タイプのセルラ無線通信ネットワークだけを議論する。しかしながら、本発明がこの特定のタイプのネットワークに限定されることはなく、より一般的に、図1で示されたようなネットワークと実質的に同一の構成を有するすべてのネットワークに適用可能であることは明らかになろう。
【0055】
ここでは、以下、本発明によるセルラ無線通信ネットワーク制御システムの2つの実施形態が説明される。
【0056】
図2は第1の実施形態を示した図である。この第1の実施形態によるセルラ無線通信ネットワーク制御システムは、監視可能なタイプのインタフェース、すなわちAbis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプ、の中の少なくとも一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固定的手段と、記録および時間刻印された信号データを集中化するための固定的手段とを備える。
【0057】
この第1の実施形態において、信号情報を記録、時間刻印するための固定的手段は、プロトコルアナライザ221 、222 、223 から成るグループ21を含む。また集中化手段は、プロトコルアナライザ221 、222 、223 から成るグループ21に結合する信号データベース24と、各プロトコルアナライザ221 、222 、223 によって記録、時間刻印された信号データを信号データベース24に送信するための送信手段25を含む。
【0058】
プロトコルアナライザ221 、222 、223 として、例えばシーメンス社(SIEMENS)製のK1103等が挙げられる。これらのK1103モデルはPCタイプのマイクロコンピュータであり、これにはフレームを取得したり、さまざまなプロトコルを解析するためのインストルメンツが付加される。K1103モデルによって、それらに接続されたAbis、A、「CCITT信号システムNo.7」、あるいはMAPタイプのインタフェースを検査して、そこから信号メッセージを引きだすことが可能となる。それらはまた、正確な基準にサーボ接続されたクロックを使って、引きだされたメッセージに時間刻印することが可能である。
【0059】
このモデルのプロトコルアナライザは、Aインタフェースにおいて使用されるとき、同時に2つまでのBSCを綿密に検査することができることに気づかれる。こうして、図2の例では、プロトコルアナライザ221 ,222 ,223 の各々が、2つの別個のインタフェース231 ,232 ,233 ,234 ,235 ,236 においてセルラ無線通信ネットワークに接続されている。Aインタフェースの場合、パリおよびその郊外と同じくらいの広さの領域をカバーさせるには、作動中にある10個までのプロトコルアナライザが必要である。
【0060】
数十のインタフェースを各々監視するのに、より高い効率を有するマシーンを使用することができる。この場合、上記PCタイプのマイクロコンピュータをよりパワフルなワークステーションに置き換える。
【0061】
また、プロトコルアナライザ221 ,222 ,223 を全体的に遠隔操作させることができる。この目的のために、本発明では、例えば他のステーション全体、ここではプロトコルアナライザ、を遠隔操作させることを可能にする通信ソフトウエアプログラムを使用する。こうしてこの場合、規則的な時間間隔で送信手段25を介して測定ファイルを信号情報データベース24に向けて送信させることができるようにプロトコルアナライザ221 ,222 ,223 をプログラムさせることができる。
【0062】
信号情報を送信させるための送信手段25は、例えば、制御されたセルラ無線通信ネットワークのオペレータの内部ネットワークのような、独立なデータ送信ネットワークを含む。例えば、LANまたはWANネットワークのような内部ネットワーク(送信ネットワーク)25はファイルを迅速かつ信頼できる形で送信できなければならない。
【0063】
信号データベース24は、例えば内部ネットワーク25を介していずれかの認証局によってアクセスされるデータバンクサービス局内に位置する。このデータバンクサービスは、大きな記憶空間を備えるパワフルなマイクロコンピュータかワークステーションである。データバンクサービスは各プロトコルアナライザにおける処理前動作から引きだされたデータを復元し、それをデータベース14に格納する。
【0064】
この第1の実施形態では、内部ネットワーク25に接続された2つの付加的なコンピュータ26、27も存在する。一つのマイクロコンピュータ26は信号データベース24に格納された時間刻印された信号データにアクセスする。もう一方のコンピュータ27はこの時間刻印された信号データを使用して、解釈、フォーマッティング、または警報プログラムの実行を可能にする。
【0065】
しかしながら、処理すべきデータ量が小さい場合は、信号データベースを管理し、データ検索プログラムを実行するのにただ一つのコンピュータを使用することが可能であることは明らかである。
【0066】
図2に示されたような第1の実施形態では、システムはAインタフェースにおけるネットワークを制御する。各制御レベルにおいて、別個の信号データベースは言うに及ばず、プロトコルアナライザの別個のグループに対して考慮することによって、本実施形態をAbis、「CCITT信号システムNo.7」、あるいはMAPタイプのインタフェースにおける制御に適用可能なことは当業者には明らかであろう。この場合、単一かつ同一の内部ネットワーク25はプロトコルアナライザのさまざまなグループを、それぞれに付随する信号データベースに接続することは可能である。その替わりとして、インタフェースの各タイプについての別個の内部ネットワークに対して考慮することも可能である。
【0067】
さらに、これら4つの制御レベルのすべて、またはこれらのいくつかだけを組み合わせることは可能である。こうして最も完ぺきな構成を有する例においては、制御システムは、4つのタイプのインタフェース、すなわちAbis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプの解析によるネットワーク制御を考慮するものである。
【0068】
図3および図4は本発明の第2の実施形態を示した図である。既に記述した第1の実施形態のための手段に加えて第2の実施形態では、セルラ無線通信ネットワークの制御システムはさらに局所限定情報を信号情報に結合させるための手段を含むものである。ここでは、信号情報が記録される各インタフェースからのダウンラインの位置にあるセルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定することを目標とする。
【0069】
図3は第2の実施形態を簡略的に示したものである。この図の中で、記録および時間刻印手段と集中化手段は、
Aインタフェースを監視することによってネットワークの制御を可能にする図2のある決まった要素、すなわちプロトコルアナライザ221、222、223から成るグループ21とそれに結合する信号データベース24、および内部データ送信ネットワーク25と、
Abis、「CCITT信号システムNo.7」、およびMAPインタフェースを監視することによってネットワークの制御を可能にする他の要素、すなわち信号データベース34,44,64にそれぞれ結合するプロトコルアナライザの他のグループ31,41,61とを含む。ここで、グループ31はプロトコルアナライザ321 ,322 ,323 から成り、グループ41はプロトコルアナライザ421 ,422 ,423 から成り、グループ61はプロトコルアナライザ621 ,622 ,623 から成る。
【0070】
換言すると、ここに与えられた実施形態では、システムはA、Abis、「CCITT信号システムNo.7」、およびMAPインタフェースから成る4タイプのインタフェースを監視することによってネットワークの制御を可能にする。
【0071】
第2の実施形態において、信号情報に局所限定情報を結合させるための手段は、
局所限定データベース10と、
プロトコルアナライザによって記録および時間刻印された信号データに関連して時間刻印された局所限定情報を局所限定データベース10へ送信させることができる少なくとも一つの移動制御ユニット45(これは図4を参照して、以下、詳細に記述される)と、
各信号データベース内に記憶された時間刻印された信号情報の少なくともあるきまった情報要素が局所限定データベース10に記憶された時間刻印された局所限定データに結合するように、各信号データベース24,34,44,64を局所限定データベース10に同期させるための同期化手段20とを備える。
【0072】
局所限定データベース10は、例えば内部ネットワーク25を介してアクセス可能なデータバンクサービス局による補助を受ける。
【0073】
本実施形態では、2つの付加的なローカルマイクロコンピュータ30,40も内部ネットワーク25に接続されている。一方のマイクロコンピュータ30は、信号データベース24,34,44,64に記憶された信号データと局所限定データベース10に記憶された局所限定データへのアクセスを可能にするデータベースマネジャである。もう一方のマイクロコンピュータ40は信号データと局所限定データの組み合わせを用いて、解釈、フォーマッティング、または警報プログラムの実行を可能にする。
【0074】
信号データと局所限定データを組み合わせることによって、プロトコル系列(すなわち信号情報)の転送と、それらのプロトコル系列を(すなわちネットワークの挙動を使って)地図上の明らかな形に翻訳することが可能となる。かくして、さまざまなマップ、例えば、
到達範囲(カバレッジ)が期待されるものに対応する場合に迅速な表示を可能にする「最良データバンクサービス局」のマップ、
到達範囲の間隙を与える到達範囲マップ、
ゾーン内における質全体を眺めることのできるクォリティマップ、
復興の可能なケースの同定を可能にする復興マップ、
さまざまなタイプのハンドオーバ(通話チャネル切替え)の局所限定を可能にするハンドオーバマップ、
等のさまざまなタイプのマップを獲得することができる。
【0075】
同期化手段20は、例えば、標準パッケージまたはカードの形態をとる。
【0076】
局所限定データおよび信号情報に対する時間刻印は、さまざまなデータベース(局所限定データベース10と信号データベース24,34,44,64)の同期化(または連結)の基礎になる。さまざまなネットワーク要素による処理のためにとられる時間間隔に関連する細分が存在する。細分によってインタフェース(例えばAbis)上のプロトコルメッセージとそれに対応する、次のインタフェース(例えばA、その後「CCITT信号システムNo.7」)上のメッセージとの間のタイムラグ(時間の遅れ)が導入される。タイムラグを知っておくことは、セルラ無線通信ネットワークの作用の設計および制御にとって、それ自身重要なことである。
【0077】
図4に示された特定の実施形態において、本発明による移動制御ユニット45は移動制御局46は言うに及ばず、局所限定・時間刻印装置47を備える。
【0078】
局所限定・時間刻印装置47は、例えば、単純または差分GPSタイプの衛星測位システムである。また(図示されていない)固定的な局所限定局を使用することも可能である。この場合、移動制御局46によって送信された局所限定情報の要素は局所限定データベース10に格納される前に、固定的な局所限定局から送られるデータフローと組み合わされる。これによって局所限定の精度の増大がなされる。
【0079】
移動制御局46は、従来の移動局と全く同様のものである。またそれはデータ送信モードで機能する。
【0080】
以下、第2の実施形態の動作を説明する。
【0081】
移動制御ユニット45が与えられたオペレータは、所定のルートを経由して移動する。GPS装置47はリアルタイムで、人工衛星群によって送信された(正確な時間信号を含む)GPSデータを受信することによって、時間刻印された局所限定情報を生成するこができる。
【0082】
この時間刻印された局所限定情報は、通信リンクを経由して、(移動制御ユニット45に含まれる)移動制御局46が、「データ」モード(例えば、9600bits/s)で送信するデータフローに合流し、セルラ無線通信ネットワークを経由する通信リンクを介して局所限定データベース10まで送られる。
【0083】
この局所限定データベース10において、正確な時間刻印のされた局所限定情報を取得するためにGPS時間刻印が引きだされる。より正確な局所限定においては、固定的されたGPS(差分GPS)を使って比較がなされることは気づかれよう。
【0084】
加えて、プロトコルアナライザ221 ,222 ,233 、321 ,322 ,333 、421 ,422 ,423 、621 ,622 ,623 から成る一つ以上のグループ21,31,41,61を介して、上記データフローに対応する信号情報、すなわち移動制御局46からセルラ無線通信ネットワークを経由して局所限定データベース10に送信されるフロー、が適当に選択されたインタフェースでピックアップされる。一般的に、インタフェースは、オペレータが移動する所定経路に応じて選択される。各プロトコルアナライザは正確な基準(GPS基準、フランスInter基準(162kHz)、ドイツDCF基準(77,5kHz)、英国MSF基準(60kHz)等)にサーボ接続されたクロックを有する。こうして、この信号情報は、信号データベース24,34,44,64に記憶される以前に、時間刻印されることが可能となる。
【0085】
信号情報のように、局所限定情報には時間刻印がなされることから、さまざまなデータベース、すなわち局所限定データベース10と信号データベース24,34,44,64を同期化することが可能となる。これによって、信号情報を地図の上で測位すること(そしてそれを電話イベントの形に翻訳すること)が可能となる。
【0086】
必要ならば、この局所限定情報が移動制御局46によって送信されるフレームに導入されるように、本発明による移動制御ユニット45に、局所限定装置47によって配信された時間刻印された局所限定情報をフォーマットするための手段48も含まれる。ただ時間刻印された局所限定情報が直接的に移動制御局46によって送信されたフレームに導入され得ないときにのみ、これらのフォーマット手段48が必要になることは明らかである。
【0087】
移動制御局46と局所限定装置47の両方、または移動制御局46、局所限定装置47およびフォーマット手段48の3つを、同一のパッケージまたは2つの異ったパッケージ(あるいは、場合によっては3つの異ったパッケージ)の中に一緒に組み込むことができる。
【0088】
この第2の実施形態が基礎としている本発明の原理は、すなわちGSM通信リンクを介したフィードバックの中で受信された時間刻印された局所限定情報を、同じく時間刻印され、いつかのレベルのインタフェース、例えば当該ケースでは4つのレベル(Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAP)における制御に適用することのできる信号情報と組み合わせることにある。もちろん、ただ一つの、または2、3のレベルのインタフェース制御への適用は言うに及ばない。
【0089】
本発明はまた、セルラ無線通信ネットワークを制御するための方法も提供する。上記システムで実行される際の制御方法は、図5の手順説明のための略図に示されているように、例えば以下の2つのステップを含んでいる。つまり、
Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPインタフェース等の少なくとも一つのタイプのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録、時間刻印、そして集中化するためのステップ51と、
信号情報に局所限定情報を結合させるためのステップ54と、
を含んでいる。
【0090】
信号情報を記録、時間刻印、そして集中化するステップ51は、
一つ以上の固定的されたプロトコルアナライザ221 ,222 ,233 、321 ,322 ,333 、421 ,422 ,423 、621 ,622 ,623 を使用して、Abis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプの中の少なくとも一つのタイプのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録および時間刻印すること(ステップ52)と、
一つの独立するデータ送信ネットワーク25を介して、前記記録および時間刻印された信号情報を、各々がAbis、A、「CCITT信号システムNo.7」、そしてMAPタイプのインタフェースの中の一つに結合した一つ以上の信号データベース24,34,44,64に向けて送信すること(図5中のステップ53)と、
を含んでいる。
【0091】
信号情報に局所限定情報を結合させるためのステップ54は、
局所限定・時間刻印装置47によって提供された時間刻印および局所限定情報を、前記セルラ無線通信ネットワーク上の局所限定データベース10へ、特に移動制御局46によって構築された通信リンクを経由して送信させること(図5中のステップ55)と、
各信号データベース24,34,44,64内に記憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともある決まった情報要素が、局所限定データベース10に記憶された時間刻印された局所限定データに結合するようにするために、各データベース24,34,44,64を局所限定データベース10と同期化させること(図5中のステップ57)とを含み、
前記通信リンクに関係する信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによって記録および時間刻印されるとともに、該プロトコルアナライザが属するグループに結合する前記信号データベースに向けて送信される(図5中のステップ56)。
【0092】
【発明の効果】
以上の如き本発明によれば、(スタッフメンバの数を減少させることによって、そして移動追跡ユニットが必要とされないことによって)従来のアプローチよりもより簡易かつより安価なものでありながら、ネットワークの動作状況に関する情報を最大限に収集することのできる、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法を提供することことができる。
また、本発明に係る、セルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムおよび方法よれば、測定の間に得られるネットワークの動作状況に関するデータに基づいて、測定段階と供給段階の間の時間間隔を縮小させることができる。また、(ネットワークを使用する)消費者の観点は言うに及ばず、(ネットワークを管理する)オペレータの観点に立って、ネットワークの動作を把握することができる。さらに、解析されるネットワーク部分を正確に局所限定するとともに、グラウンドにおける動作の実際状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルラ無線通信ネットワークの一般的構成を示した略構成図。
【図2】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行うための本発明の第1の実施形態による制御システムの略構成図。
【図3】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行うための本発明の第2の実施形態による制御システムの略構成図。
【図4】図3に示された本発明の第2の実施形態によるセルラ無線通信ネットワークの制御システムに含まれる移動制御局の一実施形態を示した略構成図。
【図5】図1のセルラ無線通信ネットワークの制御を行うための本発明による制御方法の手順の流れを説明するための略図。
【符号の説明】
10 局所限定データベース
21,41,61 プロトコルアナライザのグループ
20 同期化手段
221 ,222 ,223 プロトコルアナライザ
24 信号データベース
25 送信手段(内部ネットワークまたは送信ネットワーク)
26,27 コンピュータ
30 データベースマネジャ(ローカルマイクロコンピュータ)
321 ,322 ,323 プロトコルアナライザ
34 Abis信号データベース
40 データ検索手段(ローカルマイクロコンピュータ)
421 ,422 ,423 プロトコルアナライザ
44 「CCITT信号システムNo.7」信号データベース
45 移動制御ユニット
46 移動制御局
47 局所限定装置
48 フォーマット手段
621 ,622 ,623 プロトコルアナライザ
64 MAP信号データベース

Claims (12)

  1. 監視可能なさまざなタイプのインタフェースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回線網(PSTN)に相互接続することができる少なくとも一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局(MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接続され、その各々が一つの地理的セルに付随する少なくとも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムであって、
    前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固定的若しくは非移動的手段と、
    前記記録および時間刻印された信号データを集中化するための固定的手段と、
    信号情報が記録された各インタフェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、局所限定情報を前記信号データと結合させるための手段と、
    を備え
    前記記録および時間刻印のための固定的若しくは非移動的手段は、
    単一かつ同一のタイプに属する少なくとも一つの別個のインタフェースのレベルにおいて、該別個のインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するために前記セルラ無線通信ネットワークに接続された少なくとも一つのプロトコルアナライザから成る、少なくとも一つのグループを備え、
    前記信号データを集中化するための固定的手段は、
    それぞれが、前記少なくとも一つのプロトコルアナライザから成る別個のグループに付随するとともに、監視可能なタイプのインタフェースとも結合した、少なくとも一つの信号データベースと、
    前記各プロトコルアナライザによって記録および時間刻印された前記信号情報を、該プロトコルアナライザがそれぞれ属するグループに付随する前記信号データベースに向けて送信するための送信手段と、
    を備えたことを特徴とするセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  2. 前記さまざまなタイプのインタフェースは、
    その各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれに対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置するAbisインタフェースと、
    その各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタフェースと、
    その各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの移動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網(PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MSC)と一つの中継局との間に位置する「CCITT信号システムNo.7」インタフェース(ISUP、TUP、SSUTR2)と、
    その各々が、一つの移動交換局(MSC)と一つの特定データベース(HLR、VLR、AuC、EIR)との間に位置するMAPインタフェースと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  3. 前記各プロトコルアナライザによって記録および時間刻印された前記信号情報を送信するための手段は、一つの独立した送信ネットワークを備えることを特徴とする請求項に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  4. 前記記録および時間刻印するための固定的手段は、また前記各プロトコルアナライザを遠隔的に制御するための手段をも備えることを特徴とする請求項1に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  5. 監視可能なさまざまなタイプのインタフェースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回線網(PSTN)に相互接続することができる少なくとも一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局(MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接続され、その各々 が一つの地理的セルに付随する少なくとも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信ネットワークを制御するためのシステムであって、
    前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを経由して伝わる信号情報を記録および時間刻印するための固定的若しくは非移動的手段と、
    前記記録および時間刻印された信号データを集中化するための固定的手段と、
    信号情報が記録された各インタフェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、局所限定情報を前記信号データと結合させるための手段と、
    を備え、
    前記局所限定情報を前記信号情報結合させるための手段は、
    局所限定データベースと、
    それぞれが、時間刻印された局所限定情報を配信する一つの局所限定・時間刻印装置と、移動制御局として知られた、前記移動局の一つを備えた、少なくとも一つの移動制御ユニットと、
    前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともある決まった情報要素が前記局所限定データベースに記憶された時間刻印された局所限定情報と結合するように、前記各信号データベースを前記局所限定データベースに同期させるための同期化手段と、
    を備え、
    前記移動制御局はデータ送信モードで機能するとともに、前記セルラ無線通信ネットワーク上の前記移動制御局によって構築された通信リンクを経由して、前記時間刻印された局所限定情報が前記局所限定データベースに送信されるように前記局所限定装置と協力し、
    前記通信リンクに関する信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻印されるとともに、該プロトコルアナライザがそれぞれ属するグループに結合する前記信号データベースに向けて送信され、そこに記憶されるように構成されたこと
    を特徴とするセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  6. 前記局所限定・時間刻印装置は、単純または差分GPSシステムであることを特徴とする請求項に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  7. 前記局所限定・時間刻印装置はまた、固定された局所限定局をも含み、
    前記移動制御局によって送信された前記局所限定情報は、前記局所限定局から配信されたデータフローと組み合わされた後、前記局所限定データベースに記憶され、これによって局所限定の精度が増大するように構成されたことを特徴とする請求項に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  8. 前記各移動制御ユニットはまた、前記局所限定・時間刻印装置から配信された前記時間刻印のなされた局所限定データをフォーマットするためのフォーマット手段をも備え、前記移動制御局から送信されたフレームに該情報を導入させることができるように構成されたことを特徴とする請求項に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  9. 時間刻印された信号情報およびそれに結合する時間刻印された局所限定データを処理および提供するための手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  10. 前記セルラ無線通信ネットワークはGSMタイプであることを特徴とする請求項1又は5に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御システム。
  11. 監視可能なさまざなタイプのインタフェースを備えたセルラ無線通信ネットワークを公衆交換回線網(PSTN)に相互接続することができる少なくとも一つの移動交換局(MSC)と、前記各移動交換局(MSC)に接続された少なくとも一つの基地局制御装置(BSC)と、前記各基地局制御装置(BSC)に接続され、その各々が一つの地理的セルに付随する少なくとも一つの基地トランシーバ局(BTS)とを備えた、移動局(MS)と無線通信を行うためのセルラ無線通信ネットワークを制御するための方法であって、
    前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録し、時間刻印し、そして集中化させる第1のステップと、
    信号情報が記録される各インタフェースからのダウンラインに位置する前記セルラ無線通信ネットワークの部分を正確に局所限定するために、前記信号情報に局所限定情報を結合させるための第2のステップと、
    を含み、
    前記第1のステップは、
    一つ以上の固定されたプロトコルアナライザを使用して、前記監視可能なタイプのインタフェースの中の少なくとも一つのインタフェースを介して伝わる信号情報を記録および時間刻印することと、
    一つの独立するデータ送信ネットワークを介して、前記記録および時間刻印された信号情報を、各々が前記監視可能なタイプのインタフェースの一つに結合した一つ以上の信号データベースに向けて送信すること、
    とを含むように構成され
    前記第2のステップは、
    局所限定・時間刻印装置によって提供された前記時間刻印された局所限定情報を、特に移動制御局として知られる移動局(MS)によって構築された通信リンクを経由して、前記セルラ無線通信ネットワーク上の局所限定データベースへ送信させることと、
    前記各信号データベース内に記憶された前記時間刻印された信号情報の少なくともある決まった情報要素が、前記局所限定データベースに記憶された時間刻印された局所限定データに結合するようにするために、前記各信号データベースを前記局所限定データベースと同期化させること、
    とを含み、
    前記通信リンクに関する信号情報は、少なくなくとも一つの前記プロトコルアナライザによって記録かつ時間刻印されるとともに、該プロトコルアナライザが属するグループに結合する前記信号データベースに向けて送信され、その後、該信号データベースに記憶されるように構成されたこと、
    を特徴とするセルラ無線通信ネットワークの制御方法。
  12. 前記さまざまなタイプのインタフェースは、
    その各々が一つの基地トランシーバ局(BTS)とそれに対応する基地局制御装置(BSC)との間に位置するAbisインタフェースと、
    その各々が一つの基地局制御装置(BSC)とそれに対応する移動交換局(MSC)との間に位置するAインタフェースと、
    その各々が、2つの移動交換局(MSC)の間、一つの移動交換局(MSC)とそれに対応する公衆交換回線網(PSTN)との間、または、一つの移動交換局(MSC)と一つの中継局との間に位置する「CCITT信号システムNo.7」インタフェース(ISUP、TUP、SSUTR2)と、
    その各々が、一つの移動交換局(MSC)と一つの特定データベース(HLR、VLR、AuC、EIR)との間に位置するMAPインタフェースと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載のセルラ無線通信ネットワークの制御方法。
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