JP2008521177A - 電源接続器具 - Google Patents

Abstract

電源と連通する少なくとも１つの第１の接触部材（１２）を備えているハウジング（１０）と、少なくとも１つの第２の接触部材（１４）を含み、かつ前記ハウジングに関し回転のために装着された少なくとも１つの回転部材（１３）を含んでおり、該回転部材は各々の接触部材を整列させるための第１の状態と、各々の接触部材が整列しない第２の状態との間を操作可能に回転できることを特徴とする電源接触器具。

Description

本発明は電源ソケットに関し、特にユーザー及び第三者に対して高められた安全性を提供する電源ソケットに関する。

電気ソケットは一般に入手することができ、そして幅広い種類の形式がある。おそらく、最も一般に見られる電気ソケットは、キッチン設備、真空掃除機及び白物家電のような電気的にパワーが与えられる機器のための主電源にユーザーがアクセスするのを許容する壁取付けのソケットである。

これらの壁取付けソケットは、通常、主電源へ配線することにより接続され、そして電気的接点を備えた裏板を含んでいる。それらはまた取付け手段をカバーするカバー部材も含んでいる。裏板は、中に電気的接点が配置され、そして器具の電源プラグの歯を受け入れる複数の開口を有する。プラグがソケットの中へ挿入される時、接点は歯とかみ合うが、通常電流はスイッチが活性化されるまで流れない。

壁取付けソケットが抱える１つの問題は、もし小さくて細長い導電部材がソケットの中の開口の中へ挿入されると、電流はスイッチが活性化されているか否かにかかわらず流れ得ることである。これは広く認められた問題であり、そして昔から多数の解決方法が提案されてきた。一般にこれらの解決方法は、大抵、開口又はソケットに対しカバー又は類似のものを提供することにより、導電部材の開口の中への挿入を防止することに関する。

似たような問題は、複数の電源プラグを単一の電力取出し口に使用することを許容するパワーボードを使用する時にも遭遇する。

長年の間、パワーポイントはスイッチの押えによって電流が自由に利用できる壁取付け装置であった。これは、子供たちがその穴へ物を突き刺す目標を招来する。また、経年及び連続使用による他の問題は、電気ショックを引き起すスイッチの中への電流を許容するようにスイッチが壊れる傾向があることである。

さらに、ソケットへの電気の流れを許容および妨げるスイッチの設置は、電気的接点からの電気の流れを必ずしも常に隔離しない。また、スイッチそれ自体が取出し口を美的に見苦しくする。

もし、ここで先行技術発表について言及されていても、この言及は、該発表がオーストラリア又はいかなる他国にいても通常の技術常識の一部を形成していることを自認するものではない。

本発明は、少なくとも上述された欠点の１つを少なくとも部分的に克服するか、又は顧客へ有益な又は商業的な選択を提供することができる電源ソケット器具へ向けられている。

１つの形態において、本発明は、電源と連通する少なくとも１つの第１の接触部材を備えているハウジングと、前記ハウジングに関し、回転のために装着された少なくとも１つの回転部材を含んでおり、該回転部材は各々の接触部材を整列させるための第１の状態と、各々の接触部材が整列しない第２の状態との間を操作可能に回転できることを特徴とする電源接続器具である。

接続器具は、少なくとも１つの第１の接触部材か又は少なくとも１つの第２の接触部材のいずれかと連結されるソケットと、少なくとも１つの第１の接触部材か又は少なくとも１つの第２の接触部材の他方と連結されるプラグを備えた、ソケット（メス）又はプラグ（オス）の形態か又はその両方を有することができる。

本発明の電源ソケット器具は、好ましくは単一ソケット、２連のソケット及び４連のソケットの形態を含む異なる形態において提供できるであろう。事実、単一のハウジングの中にどんな数のソケットも備えることができる。該器具が多数の回転するソケット部材の形態で提供される場合は、２以上の回転ソケット部材を単一の電源と連結させることができる。

本発明の電源ソケット器具は、壁取付け装置、例えば“パワーポイント”のように恒久的器具として、又はその代わりとして例えばパワーボード等のようなポータブル形態で提供することができる。

ポータブル形態で提供される時、電源ソケット器具は、概して１つのプラグ及びソケットにより主電源へ連結することが可能な単一のハウジングの中に多数のソケットを有するであろう。また、本発明の電源ソケット器具は、電気的な延長リード線等のメスまたはソケット端末としての用途を有する。

電源ソケット器具はハウジングを含んでいる。ハウジングは典型的には電気的に非伝導材料から形成され、材料の良い例はプラスチック材料である。プラスチック材料は要求に応じて硬質または可撓性でよいが、一般には実質的に硬質又は少なくとも寸法的に安定しているであろう。ハウジングはその適用に応じて成形され、例えば壁取出し口ハウジングは一般により平坦であるのに対し、電気的な延長リード線のメス端末は一般にユーザーの手により操作できるように成形され、それ故、より膨れているであろう。

典型的には、それらは２以上の第１の接触部材と２以上の第２の接触部材が存在し、最も好ましくは各々は１組の接触部材を含む。

電源ソケット器具は、好ましくは電源と連通する第１の組の接触部材を含んでおり、典型的には接触部材は電気的接触部材である。少なくとも１つの第１の接触部材はハウジングと連結されており、そして一般にはハウジング内へ配置されるであろう。一般に少なくとも１対の接触部材があるであろう。接触部材の数及び形態は、一般に電源ソケット器具が販売され又は使用される国の管理機関により要求される形態に従って決定されるであろう。例えばオーストラリアは、タイプＩの３本ピンの電気ソケットを使用している。タイプＩのプラグは３本のピン、すなわち、下側の実質的に垂直な“アース”ピンと、上側の角度が付けられた１対のピンで一方は“活性”ピンと呼ばれ、他方は“中性”ピンと呼ばれるピンを持っている。オーストラリアでは、“アース”ピンを欠いたプラグが売られている。従って、タイプＩのプラグの中には３つの接触部材があり、そしてタイプＩのソケットの中には３つの対応している接触部材がある。しかしながら、多数の異なるタイプのプラグ及びソケットの形態（少なくとも、タイプＡからＭまで）があり、それ故、接触形態は変化するであろう。

少なくとも１つの第１の接触部材は、典型的に少なくとも１つのヒューズと連結されているであろう。ヒューズは一般にハウジング内に配置され、そして特に電気的融解により器具がダメージを被るリスクを低減するため、パワーサージの場合において電力供給を中断するように設計されている。

少なくとも１つの第１の接触部材は、好ましくは電源ソケット器具のハウジングの中に配置される。典型的には接触部材は、電源、一般的に主電源と連通しているが、代わりとして本発明の具体例はポータブル予備電源に使用することができる。

電源ソケット器具のハウジングは、その中へ回転部材がフィットする開口を有し、そして少なくとも１つの接触部材は該開口と連通するように延びるであろう。好ましくは、少なくとも１つの第１の接点は、ハウジングの中の開口を介して接続できる。

本発明の電源ソケット器具は、前記ハウジングに関する回転のために装着された少なくとも１つの回転部材をさらに含んでいる。典型的には、回転部材はハウジングの中の開口の中への挿入により、ハウジングに関して取り外し可能に取り付けることができるであろう。回転部材は、異なる形態のソケットが該器具と共に使用することができるように可変性であってもよい。

回転部材は、一般にプラグが販売され又は使用されている国のプラグの形態に一致させるためのソケット形態であるか又はそれを含んでいるであろう。従って、回転部材は典型的にその中に電力プラグの単数又は複数のピンを受け入れるように適合しているであろう。回転部材は、好ましくはその中にプラグのピンを受け入れるための開口を含んでいるであろう。

開口の数及び形態は、上で議論されたように異なる国々の取出し口の形態に従って提供されるであろう。

回転部材は、一般にプラスチック材料のような電気的に非伝導性の材料から作られる。

少なくとも１つの第２の接点は、好ましくは回転部材の中の少なくともいくつかの開口と関連している。再び例示すると、オーストラリアタイプＩシステムは、“活性”ピンと“中性”ピンの少なくとも２つのピンを使用する。この場合、第２の組の接点は、典型的には“活性”ピンと“中性”ピンのそれぞれで１つの１対の接点であろう。プラグが回転部材の中の開口へ完全に差し込まれた時、少なくとも１つの第２の接点は典型的にプラグのピンと電気的に連通するであろう。また、少なくとも１つの第２の接点は、典型的に回転部材の回転に基づいて第１の組の接点と整列するように適合している。

一般に回転部材のオーバー回転を防止し、そして回転中各接点の整列を補助するための回転防止手段が存在するであろう。いずれの方向においても回転部材のオーバー回転を防止するため２以上の回転防止手段が存在し得る。

回転部材は、各々の接触部材の組を整列させるための第１の状態と、各々の接点部材の組が整列しない第２の状態との間を操作可能に回転できる。第１の状態は、一般に電気が電源から整列された接触部材を介して器具へ流れ得る“オン”の状態である。第２の状態は、一般に電気が器具へ流れ得ない“オフ”の状態であり、そしてさらに、回転部材の位置および少なくとも１つの第２の接触部材から少なくとも１つの第１の接触部材を隔離する回転部材を構成する材料により少なくとも１つの第２の接触部材でさえ利用することができない。

また、一般に“オン”の状態に回転部材を一時的にロックするためのロッキング構造が存在するであろう。典型的には、ロッキング構造は回転部材上の成形された部分と、ハウジング上の対応する成形部分を含んでいるであろう。ロッキング構造は、パワープラグピンを開口から引き抜き、“オフ”の状態へ自動的に回転させるか、又はユーザーが手動で“オフ”の状態へ回転部材を回転させるかのいずれかまで、回転部材を“オン”の状態に適切に維持するであろう。

本発明の器具は、各々の接触部材が互いに隔離される“オフ”の状態へ回転部材を付勢するための付勢手段をさらに含むことができる。

好ましくは、回転する部材の中の開口からパワープラグピンの除去は、回転部材を“オフ”の状態へ自動的に回転させる。従って、プラグのピンが回転部材の中の開口の中の正しい位置にあることを記録するための手段を設けることができる。プラグのピンの存在を記録するための手段は、開口からのピンの除去が部分的であっても“オフ”の状態へ十分に自動的に回転させることができるように形成できる。記録手段は、好ましくはピンを受け入れる回転部材の中の少なくとも１つの開口のベースへ配置又は隣接される。代わりとして記録手段を回転部材の外部表面上に設けることができ、そのためプラグ本体からの圧力が自動的に回転するのを防止するのに必要とするようにしてもよい。

本発明の器具は、ユーザーが器具のための審美的に快適な色彩又は模様若しくはその組み合せを選ぶことができるようにハウジング及び／又は回転部材に取り外し自在に固定できる１又はそれ以上のカバー部材をさらに含むことができる。

好ましくは、カバー部材は交換可能であってよく、そのためユーザーはカバー部材を迅速かつ容易に交換することができる。従って、カバーは、ハウジング及び／又は回転部材とのクリック嵌合又はスナップ嵌合を備えることができる。典型的には、各回転部材はハウジングと同様にカバー部材を備えることができる。

他の好ましい付加的な特徴は、本発明の電源ソケット器具と組み合せることができる予備電力パックである。この予備電力パックは本発明の器具へ取り外し可能に取り付けることができ、そして好ましくは、電源が中断した場合、器具が装置へ予備電力を供給できるようにする。もし、電源が遮断されると、本発明の器具は、一定期間の作業を許容するために予備電源から電力を引き出すように手動で切り換えることができる。また、電源は自動で切り換えることもできる。

主電源が利用可能である時、器具は（手動又は自動のいずれにおいても）主電源へ切り換えることができる。その時予備電力パックは、次の中断において直ちに利用できるように自動的に再充電できる。典型的には、予備電力パックは少なくとも１つの第１の接触部材へ電力を供給するであろう。予備電力パックは、典型的には１又はそれ以上のバッテリー形態としての電気を蓄えるための貯蔵器または蓄電器を典型的に含むであろう。

本発明は、電気接続ソケット器具の好ましい具体例に従って説明したが、本発明の特定の特徴は、流体が存在し、そして液圧ホースその他のような連結が使用される他のプラグおよびソケットへ容易に適合させ得ることを予見すべきである。

従って、他の形態において本発明は、流体と連通するために適合された入口を有するハウジングと前記ハウジングに関し、回転のために装着された少なくとも１つの回転部材を含んでおり、該回転部材は流体がそれに沿って流れることができる流れ手段の接続部分へ取り付け可能な出口を含んでおり、そして該回転部材は器具を通る流体の流れを許容するための第１の状態と、流れが止められる第２の状態との間を操作可能に回転できることを特徴とする接続器具にも存する。

他の好ましい具体例によれば、ヒートセンサーが器具の中へ組み込まれている。また、器具は警報機構を備えることもできる。好ましくは、ヒートセンサーは警報機構及び回転部材（又はロッキング構造）の両方と連絡し、そのためヒートセンサーが火災又は類似の状況の間に発生するような予め設定されたレベルより上の温度上昇を記録する時、警報機構が活性化され、そして回転部材は器具へ接続することができるいかなる装置への電気の供給を効果的に不能化する“オフ”の状態へ自動的に回転する。

また、器具は、リセットスイッチ又はこのように生じた不能にした後に器具をリセットするための他の手段を備えることもできる。

ヒートセンサー及び警報機構は、電源ソケット器具が接続されている電源から電力を供給されることができる。これは、通常主電源であろう。また、例えば主電源が利用できない場合、例えばバッテリー電源のような予備電源があってもよい。

ヒートセンサー及び警報機構は、同じ建物の中であるが異なる場所に設けられた他の電源ソケット器具の中に設けられた類似の手段と連絡するように適合させることができる。これは、もしヒートセンサー及び警報機構の１つが活性化されると、同じ建物の中の全ての電源ソケット器具を不能化するのを許容する。これは、多数の電源ソケット器具を備えた家で、そしてヒートセンサーにより活性化された１つの電源の警報機構が１つの部屋の中の火災を示す状況において有益である。活性化されたヒートセンサーは、その時、家の中のすべての他の電源ソケット器具を連結し、すべてを不能化する。連絡はケーブル又は類似物のような物理手段に沿って、又は無線で行うことができる。代って、ヒートセンサー及び警報機構は火災抑制システムへ従属させて作動させることができ、その結果、ヒートセンサー及び警報機構の活性化により火災抑制システムも活性化することができる。

本発明の様々な具体例は、添付図面を参照に述べられるであろう。

本発明の好ましい具体例によれば、電源ソケット器具１０が提供される。

図１ないし４に描かれた電源ソケット１０は、たった１つのソケットを有する最も簡単な形態である。器具１０は、電源（図示せず）と連通している一組の第１の接触部材１２を備えたハウジング１１を有する。また、前記ハウジング１１に関する回転のために装着された回転部材１３がある。回転部材１３は一組の第２の接点部材１４を有し、そして回転部材１３の第１の状態への回転は、図３及び４に描かれるように電気が流れるのを許容するように各接触部材を整列させる。

２連ソケットの形態が図５及び６に描かれている。

器具のハウジング１１は、プラスチック材料から成形されている。該プラスチック材料は、一般に硬質である。ハウジング１１はその適用に応じて成形され、例えば図示されるような壁取付けの取出し口ハウジングは一般により平坦であるのに対し、電気的な延長リード線のメス状端末は一般にユーザーの手により操作できるように成形され、それ故、より膨れているであろう。

電源ソケット器具１０は、電源（図示せず）と連通する第１組の電気的接触部材１２を含んでいる。

上述されたように、接触部材の数及び形態は、一般に電源ソケット器具が販売され又は使用されている国の管理機関により要求される形態に従って決定されるであろう。例えば、オーストラリアは、タイプＩの３本ピンの電気ソケットを使用している。タイプＩのプラグは３本のピン、すなわち下側の実質的に垂直な“アース”ピンと、上側の角度が付けられた１対のピンで、一方は“活性”ピンと呼ばれ、他方は“中性”ピンと呼ばれるピンを有する。従って、タイプＩのプラグの中には３つの接触部材があり、そしてタイプＩのソケットの中には３つの対応している接触部材がある。しかしながら、多数の異なるタイプのプラグ及びソケットの形態（少なくともタイプＡからＭまで）があるので、接触部材は変化するであろう。

第１の接触部材１２の組は、ヒューズ１５と連結されている。ヒューズ１５はハウジング１１内に配置され、そして器具がダメージを被るリスクを低減するため、パワーサージの場合において電力供給を中断するように設計されている。

本発明の電源ソケット器具は、ハウジング１１に関する回転のために装着された少なくとも１つの回転部材１３をさらに含んでいる。回転部材１３は、ハウジング１１の中の開口（図示せず）への挿入により、ハウジング１１に関して取り外し可能に取り付けることができる。

回転部材１３は、プラグが販売され又は使用されている国のプラグの形態に適合したソケットの形態を有する。回転部材１３は、その中にプラグのピン（図示せず）を受け入れるための開口１６を含んでいる。

開口１６の数及び形態は、上で議論されたように異なる国の取出し口の形態に従って提供されるであろう。

回転部材１３は、プラスチック材料のような電気的に非伝導性の材料から作られる。

第２の接触部材１４の組は、回転部材１３の中の開口１６と関連している。再び例示すると、オーストラリアのタイプＩのシステムは、“活性”ピンと“中性”ピンの少なくとも２つのピンを使用する。この場合、第２の組の接触は、“活性”ピンと“中性”ピンのそれぞれで１つの１対の接触であろう。プラグが回転部材１３の中の開口の中へ完全に差し込まれた時、第２の接触部材１４の組はプラグのピンと電気的連通にある。また、第２の接触部材１４の組は、回転部材１３の回転によって第１の組の接触部材１２と整列するように適合している。

回転部材１３の中の開口１６からの電力プラグピンの除去は、回転部材１３を“オフ”の状態へ自動的に回転させる。プラグのピンが回転部材１３の中の開口１６の中の正しい位置にあることを記録するための手段が備えられるが、図示されていない。プラグのピンの存在を記録するための手段は、開口１６からのピンの除去が部分的であっても“オフ”の状態へ自動的に回転させるのに十分なように形成される。

本発明の器具１０は、ユーザーが器具１０のために審美的に快適な色彩又は模様若しくはその組み合せを選ぶことができるようにハウジング１１及び回転部材１３に取り外し自在に固定できるカバー部材１７ａ，１７ｂが備えられる。

図７には、器具１０のカバー部材１７ａ，１７ｂを段階的に交換するための方法が描かれている。図７．１には、ハウジング１１及び各回転部材１３の両方のためのカバー部材１７ａ，１７ｂが取り除かれている器具１０が図示されている。図７．２には、ハウジング１１のためのカバー部材１７ａが図示されている。図７．３の中では、ハウジング１１のためのカバー部材１７ａがハウジング１１を覆ってフィットされ、スナップ止めにより取り付けられている。図７．４の中に示される個々の回転部材カバー部材１７ｂが、次に回転部材１３へ適合され図７．５の中の“最終仕上げ”の器具を形成する。

図８には、予備電力パック１８が取り付けられた本発明の器具が描かれている。予備電力パック１８は本発明の器具１０へ取り外し可能に取り付けることができ、そして電源が中断した場合、本発明の器具を通して予備電力を装置へ提供する。もし、電源が遮断されると、本発明の器具１０は、予備電源１８から電力を引き出し、一定期間の運転を許容するように切り換えられる。

主電源が利用可能である時、器具１０は（手動又は自動のいずれにおいて）主電源へ切り換えることができる。その時、予備電力パック１８は、次の中断において直ちに利用できるように自動的に再充電される。

図９ないし１１には、ヒートセンサー２０及び警報機構を組み込んだ本発明の代りの具体例が示されている。ヒートセンサーはハウジングの中に設置され、そして図１０及び１１に見られるようにハウジング表面からわずかに突出している。ヒートセンサー２０は、ねじ２２を使用して所定の位置に維持される接触システム２１を通して電力が供給される。ヒートセンサーは、複数の第２の接触部材１４を備えたソケット１３と連結される。ソケット１３は、ソケット１３が回転できるように装着される装着部分２３を用いてハウジングに関して保持される。装着部分は、装着ポイント２４においてハウジングの裏側へ取り付けられる。

ハウジングには、それぞれの装着部分２４によりハウジングに装着されている複数の第１の接触部材１２が備えられる。本発明のこの形態の器具は、ヒートセンサー２０及び警報機構が活性化された後、器具をリセットするためのリセットスイッチ２５を備える。

ヒートセンサー２０は警報機構及び回転ソケット１３（又はロッキング構造）の両方と連絡し、ヒートセンサー２０が火災又は類似の状況の間に発生するような予め設定されたレベルより上の温度上昇を記録する時、警報機構が活性化され、そして回転部材１３は器具１０へ接続することができるいかなる装置への電気供給を効果的に不能化する“オフ”の状態へ自動的に回転する。

この明細書を通じて「一具体例」又は「ある具体例」への言及は、その具体例に関して述べられた特定の特徴、構造、又は特質が本発明の少なくとも１つの具体例の中に含まれていることを意味する。従って、この明細書を通じて各所に見られる語句「一具体例において」又は「ある具体例において」は必ずしもすべて同じ具体例について言及しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特質は、１又はそれ以上の組み合せにおいて任意の好適な態様において組み合せることができる。

図１は、カバー部材を除去し、そして“オフ”の状態にある本発明の好ましい具体例による電源ソケット器具の平面図である。 図２は、所定の位置にカバー部材を備えた図１に示した電源ソケット器具の平面図である。 図３は、カバー部材を除去し、そして“オン”の状態にある本発明の好ましい具体例による電源ソケット器具の平面図である。 図４は、所定の位置にカバー部材を備えた図３に示した電源ソケット器具の平面図である。 図５は、カバー部材を除去し、そして“オン”の状態にある２連ソケットの形の電源ソケット器具の平面図である。 図６は、カバー部分を除去し、“オフ”の状態にある図５に示した電源ソケット器具の平面図である。 図７は、カバープレート及びソケットを交換することにより本発明の４方向ソケットの形態の視覚的外観を変更するための工程を段階的に示した図である。 図８は、関連する予備電源を有する２連形態における電源ソケット器具の平面図である。 図９は、ヒートセンサーが組み込まれた代替の具体例による電源ソケット器具の裏面立面図である。 図１０は、図９に示した電源ソケット器具の側面図である。 図１１は、図９に示した電源ソケット器具の正面図である。

Claims (13)

1. 電源と連通する少なくとも１つの第１の接触部材を備えているハウジングと、かつ少なくとも１つの第２の接触部材を含み、前記ハウジングに関し回転のために装着された少なくとも１つの回転部材を含んでおり、該回転部材は各々の接触部材を整列させるための第１の状態と、各々の接触部材が整列しない第２の状態との間を操作可能に回転できることを特徴とする電源接続器具。
2. 少なくとも１つの回転部材は、電気接続プラグを少なくとも部分的にその中へ受け入れるための少なくとも１つの電気接続ソケットを備えていることを特徴とする請求項１に記載の電源接続器具。
3. 少なくとも１つの回転部材は、電気接続ソケットと係合するための少なくとも１つの電気接続プラグを備えていることを特徴とする請求項１に記載の電源接続器具。
4. 少なくとも１つの第１の接触部材は、パワーサージの場合に電力供給を中断するための少なくとも１つのヒューズと連結されていることを特徴とする請求項１に記載の電源接続器具。
5. 電源ソケット器具と連結された予備電力パックを含んでいる請求項１に記載の電源接続器具。
6. ハウジングは、ハウジング内の開口の中への挿入によりハウジングに関して取り外し可能に取り付けることができる少なくとも１つの回転部材のそれぞれのための開口を備えていることを特徴とする請求項１に記載の電源接続器具。
7. 少なくとも１つの回転部材のオーバー回転を防止するため、および回転中各接触部材の整列を補助するための少なくとも１つの回転防止手段を含んでいる請求項１に記載の電源接続器具。
8. 一時的に回転部材を第１の状態にロックするためのロッキング機構を含んでいる請求項１に記載の電源接続器具。
9. 回転部材を第２の状態へ付勢するための付勢手段をさらに含んでいる請求項１に記載の電源接続器具。
10. 回転部材を第２の状態へ自動的に回転させる、電気接続プラグの回転部材内の電気接続ソケットからの除去を検出するための記録手段を含んでいる請求項２に記載の電源接続器具。
11. 回転部材を第２の状態へ自動的に回転させる、電気接続プラグの電気接続ソケットからの除去を検出するための記録手段を含んでいる請求項３に記載の電源接続器具。
12. 警報機構と共にヒートセンサーをさらに含み、そのためヒートセンサーが予め設定されたレベルより上の温度上昇を記録する時、警報機構が活性化され、かつ器具へ接続できるいかなる装置への電気供給を効果的に不能にする第２の状態へ回転部材を自動的に回転させる請求項１１に記載の電源接続器具。
13. 流体源と連通するために適合した入口を有するハウジングと、前記ハウジングに関し回転のために装着された少なくとも１つの回転部材を含んでおり、該回転部材は流体がそれに沿って流れることができる流れ手段の接続部分へ取り付け可能な出口を含み、該回転部材は器具を通る流体の流れを許容するための第１の状態と、流れが阻止される第２の状態との間を操作可能に回転できることを特徴とする接続器具。

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