JP2008516783A

JP2008516783A - 衝撃装置

Info

Publication number: JP2008516783A
Application number: JP2007536648A
Authority: JP
Inventors: アンデルソン，クルト; ロデルト，イェルゲン
Original assignee: アトラスコプコロツクドリルスアクチボラグ
Priority date: 2004-10-14
Filing date: 2005-09-28
Publication date: 2008-05-22
Anticipated expiration: 2025-09-28
Also published as: JP5342778B2; WO2006041376A1; CA2579924A1; NO20072436L; US8739896B2; NO325467B1; US20070277991A1; EP1799405B1; SE527762C2; AU2005294846A1; SE0402482D0; AU2005294846B2; ZA200702263B; ES2414088T3; CN101022924A; SE0402482L; CN100513089C; EP1799405A4; EP1799405A1

Abstract

衝撃装置は、機械ハウジング（１）と、機械ハウジング内の前後に可動の衝撃ピストン（２）と、機械ハウジング内の往復動的に可動の弁体（６）とを有し、上記衝撃ピストン（２）は工具（３）に衝撃を与えるようにされ、また上記衝撃ピストン（２）は、衝撃ピストン（２）を前後に駆動するために圧力を受けるようにされた第１駆動面（４）及び第２駆動面（５）を備え、上記弁体（６）は第１端面（１２）及び第２端面（１３）を備え、第１端面（１２）の加圧により、弁体（６）を第１の方向へ駆動し、また第２端面（１３）の加圧により、弁体（６）を第２の方向へ駆動し、それにより弁体（６）は、機械ハウジング内に設けられた通路（７）を介して少なくとも第２駆動面（５）を圧力源（８）又は低圧側（９）に交互に接続するようにされ、第２端面（１３）は、衝撃ピストン（２）により、圧力源（８）に、或いはカウンタ圧力を発生する弁装置（１１）を介して低圧側（９）に交互に接続できる。
【選択図】図１

Description

本発明は、削岩機に含まれる形式の衝撃装置に関する。

この形式の従来公知の衝撃装置（米国特許第５３７２１９６参照）においては、最新の高性能な掘削において望まれる高い振動数で作動するために十分に速い弁切換を得ることは困難であることが立証されてきた。これに関しての本質的な説明は、弁体の戻り時に弁体の前方に液体の重要な部分が慣性のために位置し続けることにある。このために、弁体が反対方向へ動き始める前に圧力を形成するために補充が行なわれなければならない。

特許請求の範囲に記載する本発明は、高性能掘削に適した弁切換の速い衝撃装置を提供することを目的としている。

本発明の実施形態について以下、本発明による衝撃装置の断面図を概略的に示す添付図面を参照して説明する。

図面に示す衝撃装置は機械ハウジング１を有し、機械ハウジング１において、衝撃ピストン２は、工具３に衝撃を与えるために往復動できる。工具は通常のように、個々では図示していない掘削ビットを備えている。衝撃ピストンは第１駆動面４を備え、この第１駆動面４は図示例では通路１５を介して圧力源８によって連続して加圧されている。衝撃ピストンはさらに第２駆動面５を備え、この第２駆動面５は図示例では衝撃ピストンの後面から成っている。第２駆動面５は、弁体６及び通路７を介して圧力源８又はタンク９の低圧側に交互に接続され、弁体６は機械ハウジング内で前後に可動である。

代わりに、弁体は両駆動面を圧力源又は低圧側に交互に接続することもできる。

図示例では、第１駆動面４の加圧により衝撃ピストンは図面の右方へ駆動される。第２駆動面５の面積は第１駆動面４の面積より本質的に大きいので、第２駆動面５の加圧により、衝撃ピストンは、は、第１駆動面４における圧力の作用に抗して図面の左方へ駆動されることになる。弁体６は第１端面１２を備えた管状摺動体として構成され、第１端面１２は第１チャンバ１６内の圧力を受ける。第１チャンバ１６は通路１７を介して圧力源８に接続されている。弁体６は更に第２端面１３を備え、この第２端面１３は第２チャンバ１８内の圧力を受ける。第２チャンバ１８は通路１９を介して衝撃ピストン２のシリンダ孔に接続されている。通路１９内の圧力は、直径の減少した部分１４を備える衝撃ピストン２によって制御される。衝撃ピストン２が図面の位置より幾分左方に位置する際に、通路１９は通路１５、２０を介して圧力源８に接続する。そして弁体６は図面の左方へ押圧される。衝撃ピストン２が図示位置に来ると、通路１９は圧力源８との接続が遮断され、通路２１と接続され、開放し始める。通路２１には、定圧弁１１が設けられている。この定圧弁１１の働きは、弁を通る流量に関係なく一定のフォールオフ（ｆａｌｌｏｆｆ）圧力を作ることにある。従ってこの定圧弁はカウンタ（逆）圧力を発生する弁装置である。それにより、弁体６が図面の右方位置へ方向を変える際の通路１９を離れる液体の量は本質的に低減され、その結果、切換は本質的に速くなる。

本発明による衝撃装置の概略断面図。

Claims

機械ハウジング（１）と、機械ハウジング内の前後に可動の衝撃ピストン（２）と、機械ハウジング内の往復動的に可動の弁体（６）とを有し、上記衝撃ピストン（２）が工具（３）に衝撃を与えるようにされ、また上記衝撃ピストン（２）が、衝撃ピストン（２）を前後に駆動するために圧力を受けるようにされた第１駆動面（４）及び第２駆動面（５）を備え、上記弁体（６）が第１端面（１２）及び第２端面（１３）を備え、第１端面（１２）の加圧により、弁体（６）を第１の方向へ駆動し、また第２端面（１３）の加圧により、弁体（６）を第２の方向へ駆動し、それにより弁体（６）が、機械ハウジング内に設けられた通路（７）を介して少なくとも第２駆動面（５）を圧力源（８）又は低圧側（９）に交互に接続するようにされている衝撃装置において、
第２端面（１３）が、衝撃ピストン（２）により、圧力源（８）に、或いはカウンタ圧力を発生する弁装置（１１）を介して低圧側（９）に交互に接続できる
ことを特徴とする衝撃装置。
上記第１駆動面（４）が圧力源（８）連続して接続されることを特徴とする請求項１に記載の衝撃装置。
上記第１端面（１２が圧力源（８）連続して接続されることを特徴とする請求項１又は２に記載の衝撃装置。