JPS5815271B2 - 他励振式液圧衝撃機 - Google Patents

他励振式液圧衝撃機

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Publication number
JPS5815271B2
JPS5815271B2 JP6795576A JP6795576A JPS5815271B2 JP S5815271 B2 JPS5815271 B2 JP S5815271B2 JP 6795576 A JP6795576 A JP 6795576A JP 6795576 A JP6795576 A JP 6795576A JP S5815271 B2 JPS5815271 B2 JP S5815271B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rear chamber
cylinder rear
drilling tool
piston
cylinder
Prior art date
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JP6795576A
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JPS52150872A (en
Inventor
松田誠
渡辺丈夫
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Priority to GB2397577A priority patent/GB1584792A/en
Priority to FR7717699A priority patent/FR2354460A1/fr
Priority to DE19772726118 priority patent/DE2726118C3/de
Publication of JPS52150872A publication Critical patent/JPS52150872A/ja
Priority to US06/202,139 priority patent/US4342255A/en
Publication of JPS5815271B2 publication Critical patent/JPS5815271B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は他励振方式の液圧衝撃機に係り、特に戻り行程
から打撃行程に移る際の穿孔工具打撃ピストンのストロ
ークエンド制御装置を備えた他励振式液圧衝撃機に関す
るものである。
従来実用化されている液圧衝撃機は、ピストン変位によ
り作動するスプール弁を用いて複動シリンダにがかる液
圧を切換え、穿孔工具打撃ピストンを往復動させる自励
振方式であるが、次のような欠点を有する。
まず、スプール切換え周期がピストン往復動の周期によ
シ決まるため、打撃数と打撃エネルギを独立に変えるこ
とができない。
即ち、打撃エネルギヲ小とするべくピストン供給液圧を
小とすると、ピストン速度が小になるため、打撃数も小
になってしまう。
従って、地質変化に合わせた高効率穿孔が困難である。
特に回転打撃ドリルにおいては、ドリルの回転数、打撃
数、打撃エネルギ及び送り等の組合せを最適に保ち高効
率穿孔を達成しようとすれば、打撃数の変化に合わせて
ドリルの回転数を変えねばならず、複雑かつ高価な制御
方式を採用しなければならない。
また、ピストンが穿孔工具を打撃する際、穿孔工具と接
触し、これを押し付けている時間(以下押し付は時間と
称する)が、ある程度あった方が岩へのエネルギ伝達効
率が良いという報告もあるが、この押し付は時間が殆ん
ど無い。
さらに、自励振方式である故、死点が存在し停止時のピ
ストンとスプールの相対位置によっては起動しない場合
がある。
また、高効率を指向し、ピストン戻り行程のエネルギを
回収して打撃行程に利用するだめの、ブラダ形成いはダ
イヤフラム形アキュムレータが組込まれているものでは
、アキュムレータの応答性、耐久性に問題がある故、打
撃数を大きくできない、等である。
一方、発振機からの信号で作動するスプール弁を用いて
複動シリンダにがかる液圧を切換え、ピストンを往復動
させる他励振方式の液圧衝撃機は、戻シ行程から打撃行
程に移る際のピストンのストロークエンドの衝撃吸収法
に問題があり実用化されていなかった。
本発明の目的は、他励振方式の液圧衝撃機を実用化する
ことにより、地質変化の激しい山への適応性に優れ、エ
ネルギ効率が高く耐久性のある液圧衝撃機を提供するに
ある。
本発明は、他励振方式の液圧衝撃機において、スプール
弁とシリンダの非穿孔工具側圧力室(以下シリンダ後室
と称する)の非穿孔工具側端部ポートを結ぶ主流路の途
中に、該シリンダ後室側から順に、アキュムレータ、前
記シリンダ後室からスプール弁への液体の逆流を防ぐ逆
止め弁を設けると共に、前記主流路のスプール弁側と前
記シリンダ後室の非穿孔工具側端部ポートより中央よシ
にあるシリンダ後室ポートを連通ずることにより、ピス
トンのストロークエンドを制御し、他励振式液圧衝撃機
を実用化したものである。
以下、本発明の液圧衝撃機の実施例を図面によシ説明す
る。
第1ないし2図に示すごとく、本発明の液圧衝撃機は、
複動シリンダ1、アキュムレータ2、逆止め弁3、スプ
ール弁4、発振機5、ポンプ6、タンク7及びこれらを
接続する流路により構成される。
前記複動シリンダ1には、その内部を滑動する穿孔工具
打撃ピストン8が収納され、該ピストンの一端はシャン
クロッド等の穿孔工具9を打撃するようになっている。
該ピストン8は2ケ所の段付部10及び11を有し、そ
れぞれシリンダ壁と共に穿孔工具側圧力室12(以下シ
リンダ前室と称する)及びシリンダ後室13を形成して
いる。
このシリンダの気密性は気密機能を有するピストン軸受
14により保持されている。
また、このシリンダ1には液体流出入用のポート15な
いし19が設けられている。
このうち、ポート15は。シリンダの穿孔工具側端部、
ポート19は非穿孔工具側端部にあり、ポーN6,17
,18はシリンダ後室中央付近の適当な位置にある。
該ポーN16,17,18内には、任意のポートのみを
開は他のポートは閉塞できるような栓20が設けられて
いる。
第1図はポート17のみが開口した状態を示している。
前記スプール弁4は2位置4ポート型で、その内部には
3個のランド部21,22.23を有するスプール24
が滑動できるように収納されている。
前記発振機5は該スプール24を往復動させるだめのも
ので、この発振機とスプール弁のパイロット圧室25及
び26間は、それぞれ流路27゜28により連通されて
いる。
この発振機は前記スプール24を往復動させることがで
きるものであれば、電気式、液圧式、機械式等、形式を
問わない。
前記構成機器間を結ぶ主流路は前記タンク7からポンプ
6により液体を吸み上げ、スプール弁4を介してシリン
ダ前室12及びシリンダ後室13に交互に高圧液体を供
給するように配管されている。
即ち、タンク7とポンプ6間は流路29、ポンプ6とス
プール弁のポート30間は流路31、スプール弁のポー
ト32とシリンダのポート15間は流路33、スプール
弁の他方のポート34とシリンダのポート16.17,
18間は、流路35及びこれから分岐した流路36,3
7,38によって接続されている。
さらに流路35からは分岐流路39が出され、逆止め弁
3、流路40を経てシリンダのポート19に至る流路が
形成されている。
この流路40とアキュムレータ2は流路41により連通
されている。
また前記逆止め弁3は、高圧液体がシリンダ後室からス
プール弁へ逆流しないように取付けられている。
一方、スプール弁のポート42,43は、流路44,4
5によシアンロードされている。
次に動作を説明する。
第1図はピストン8が穿孔工具9を打撃し、これから戻
シ始めようとする状態である。
発振機5からの信号圧が、スプール弁のパイロット圧室
25にかかると、スプール24は図の右方に移動を開始
し、高圧液体がポー)30,32、流路33、ポート1
5を経てシリンダ前室12に供給される。
このとき、シリンダ後室13はポート17、流路37,
35、ポート34.43を経てアンロードされている故
、シリンダ後室13内の液体はタンクに排出され、ピス
トン8は図の右方に戻される。
ピストン8がある程度押し戻され、その段付部11がポ
ート17を閉じるとシリンダ後室13から排出される液
体はポート19、流路40を経由して流出しようとする
が、逆止め弁3でさえぎられアキュムレータ2に流入す
る。
すると、アキュムレータのばね作用によシピストンは制
動され、ストロークエンドの衝撃が吸収される。
本実施例では栓20の位置を変更してポート17を閉じ
ポート16或いはポート18を開けることにより、穿孔
条件に応じてアキュムレータ作用の効果を簡単に変更で
きる。
発振器5からの信号が変化して、流路28よシパイロッ
ト圧室26にパイロット圧がかかると、スプール24は
図の左方向に移動しく第2図の状態)、ポンプ6からの
高圧液体が第1図とは逆にシリンダ後室13に供給され
る。
このときシリンダ前室12はアンロードされているので
ピストン8は打撃行程に入る。
スプール弁4が切替って打撃行程に移った瞬間は、アキ
ュムレータ2内の圧力がポンプ6から供給される圧力よ
り高いため、アキュムレータ2に貯えられた液体がシリ
ンダ後室13に一気に放出され、ピストン8は急加速さ
れる。
この放出はピストンが前進しアキュムレータ内の圧力が
供給圧と等しくなる迄続く。
その後は供給圧のみによる力でピストンが加速され、最
後に穿孔工具9を打撃する。
以上の行程を繰返してピストン8は穿孔工具9を連続し
て打撃する。
前記実施例の衝撃機のアキュムレータは主としてピスト
ン後退時のストロークエンド規制と衝撃吸収のだめのも
のであり、ピストン往復動はあくまでもスプール弁から
送られる交番液圧で行なうので従来のものに比較して高
打撃数化が可能であるが、通常のブラダ形成いはダイヤ
フラム形アキュムレータでは、さらに打撃数が高くなる
と応答性、耐久性の問題が生じる。
そこで第3図に示すように、衝撃機本体に流体室46を
設け、流体の圧縮性を利用してアキュムレータの作用を
させると、供給圧の高圧化によって高打撃数が達成でき
耐久性の問題も生じない。
また、本発明による液圧衝撃機はブレーカとして使用で
きるだけでなく、液圧モータ等の通常の穿孔工具回転装
置を付加して回転打撃ドリルとすることも可能である。
この場合、岩の破砕抵抗の減少に伴ない打撃エネルギを
減少させても、これとは独立に打撃数を一定に保持でき
るので、従来の自励振式液圧衝撃機を用いた時のように
、可変ポンプ等を利用した複雑かつ高価な制御を用いて
ドリルの回転数を減少させてやる必要がなくなシ、装置
全体として単純かつ安価にできる。
以上述べた通り本発明の液圧衝撃機は、少数の構成機器
によシピストンのストロークエンドに制御し他励振方式
を実用化しているので、小型軽量安価でありかつ信頼性
が高い。
また、アキュムレータは専らストロークエンドの衝撃吸
収を目的として使用されているので、高打撃数化可能で
ある等の優れた効果を有する。
さらに、他励振方式であるため、打撃数は発振機の振動
数によって決まり、打撃エネルギーとは独立であるから
、岩の状態変化に対応した高効率の穿孔が可能である。
また、押し付は時間を有するのでピストンの持っている
運動エネルギの岩への伝達効率が良い。
さらにスプールに強制的に発振機からの信号で切換えら
れるので、死点が存在せず起動が確実である等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である液圧衝撃機を示す一部管
路図を含む断面図(ピストン戻り行程開始の状態)、第
2図は、同実施例の作用を示す第1図と同様の断面図(
ピストン打撃行程開始の状態)、第3図は他の実施例を
示す一部管路図を含む断面図である。 1・・・複動シリンダ、2・・・アキュムレータ、3・
・・逆止め弁、4・・スプール弁、5・・・発振機、6
・・・ポンプ、7・・・タンク、9・・・穿孔工具、8
・・・穿孔工具打撃ピストン、12・・・シリンダ前室
、13・・・シリンダ後室、15・・・穿孔工具側端部
ポート、16゜17.18・・・シリンダ後室中央より
ポート、19・・・非穿孔工具側端部ポート、46・・
・流体室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発振機からの交番信号により作動するスプール弁を
    用いて複動シリンダにがかる液圧を切換え、穿孔工具打
    撃ピストンを往復動させる他励振方式の液圧衝撃機にお
    いて、スプール弁とシリンダ後室の非穿孔工具側端部ポ
    ートを結ぶ主流路の途中に、該シリンダ後室側から順に
    、アキュムレータ、前記シリンダ後室からスプール弁へ
    の液体の逆流を阻止する逆止め弁を設けるとともに前記
    主流路のスプール弁側と、前記シリンダ後室の非穿孔工
    具側端部ポートよシ中央よシにあるシリンダ後室ポート
    を連通したことを特徴とする他励振式液圧衝撃機。 2 シリンダ後室の非穿孔工具側端部ポートより中央よ
    りにあるシリンダ後室ポートをピストン進行方向に複数
    個設け、栓等によシ選択できるようにした特許請求の範
    囲第1項記載の他励振式液圧衝撃機。 3 アキュムレータとして流体室を設けた特許請求の範
    囲第1または第2項記載の他励振式液圧衝撃機。
JP6795576A 1976-06-09 1976-06-09 他励振式液圧衝撃機 Expired JPS5815271B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6795576A JPS5815271B2 (ja) 1976-06-09 1976-06-09 他励振式液圧衝撃機
GB2397577A GB1584792A (en) 1976-06-09 1977-06-08 Oscillator actuated hydraulic percussion device
FR7717699A FR2354460A1 (fr) 1976-06-09 1977-06-09 Dispositif hydraulique a impulsions, notamment pour l'actionnement d'outils
DE19772726118 DE2726118C3 (de) 1976-06-09 1977-06-10 Hydraulische Schlagvorrichtung, insbesondere für Gesteinsbohrmaschinen
US06/202,139 US4342255A (en) 1976-06-09 1980-10-30 Oscillator actuated hydraulic impulse device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6795576A JPS5815271B2 (ja) 1976-06-09 1976-06-09 他励振式液圧衝撃機

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JPS52150872A JPS52150872A (en) 1977-12-14
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JP6795576A Expired JPS5815271B2 (ja) 1976-06-09 1976-06-09 他励振式液圧衝撃機

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JP6480201B2 (ja) * 2014-01-30 2019-03-06 古河ロックドリル株式会社 液圧式打撃装置

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JPS52150872A (en) 1977-12-14

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